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技術 制御装置、画像形成装置、および制御プログラム

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 冨田篤
出願日 2012年9月11日 (8年2ヶ月経過) 出願番号 2012-199627
公開日 2014年3月27日 (6年7ヶ月経過) 公開番号 2014-056328
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード マーキング表示 操作物 誤選択 赤色点灯 タッチ状態 固定記憶装置 キースイッチ群 プリンターコントローラー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年3月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

タッチパネルに対する操作を高精度で検知することのできる制御装置を提供する。

解決手段

画像形成装置は、タッチパネルを含む操作パネル130に対する操作を検知するための検知部202と、その操作に応じて、表示される項目に関する表示を制御するための表示処理部205と、検知されたタップ操作誤操作の可能性を判定するための判定部204と、検知されたフリック操作に応じて、表示をスクロールするためのスクロール処理部208とを備える。表示処理部205は、検知されたタップ操作の対象である項目を、選択状態の表示とし、誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目に対して、予め規定したマーキング表示を行なう。

概要

背景

携帯電話機などの携帯端末MFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置を、搭載されたタッチパネルに対して指を払ったり滑らせたりする、フリックパンなどと呼ばれるジェスチャーにて操作することが可能になってきている。このようなジェスチャー操作直感的で、操作性を向上させることができる。

タッチパネルの制御装置は、ジェスチャー操作を検知するために、指等を払ったり滑らせたり回転させたりすることによるタッチ位置の移動を見分ける必要がある。

このような操作に関連して、たとえば特開2011−134212号公報(以下、特許文献1)は、タッチ位置の移動させない操作と移動させる操作とを高精度で判別することによって、ユーザーの意図する入力操作を高精度で判別することのできる入力装置の技術を開示している。

また、特開2011−118629号公報(以下特許文献2)は、接触を検知する領域の端部に対する接触操作を高精度で判定することのできる接触操作判定装置を開示している。

概要

タッチパネルに対する操作を高精度で検知することのできる制御装置を提供する。画像形成装置は、タッチパネルを含む操作パネル130に対する操作を検知するための検知部202と、その操作に応じて、表示される項目に関する表示を制御するための表示処理部205と、検知されたタップ操作誤操作の可能性を判定するための判定部204と、検知されたフリック操作に応じて、表示をスクロールするためのスクロール処理部208とを備える。表示処理部205は、検知されたタップ操作の対象である項目を、選択状態の表示とし、誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目に対して、予め規定したマーキング表示を行なう。

目的

本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、タッチパネルに対する操作を高精度で検知することのできる制御装置、画像形成装置、および制御プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

タッチパネルを有する装置を制御する制御装置であって、前記タッチパネルに対する操作を検知するための検知手段と、前記操作に応じて、前記タッチパネルに表示される項目に関する表示を制御するための表示処理手段と、前記検知手段において検知されたタップ操作誤操作の可能性を判定するための判定手段とを備え、前記表示処理手段は、前記検知手段において検知されたフリック操作に応じて、前記タッチパネルの表示をスクロールし、前記検知手段において検知されたタップ操作の対象である項目を、選択状態の表示とし、前記判定手段において誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目に対して、予め規定したマーキング表示を行なう、制御装置。

請求項2

前記判定手段は、前記検知手段による第1のタップ操作の検知の後、予め規定した所定時間内にフリック操作または第2のタップ操作を検知したときに前記第1のタップ操作が誤操作の可能性があると判定し、前記所定時間内にフリック操作および前記第2のタップ操作を検知しなかったときに前記第1のタップ操作が誤操作の可能性がないと判定し、前記表示処理手段は、誤操作の可能性があると判定された前記第1のタップ操作によって選択された項目に対するマーキング表示を、誤操作の可能性がないと判定された前記第1のタップ操作によって選択された項目に対するマーキング表示とは異なる表示態様で表示する、請求項1に記載の制御装置。

請求項3

前記判定手段は、前記フリック操作または前記第2のタップ操作を検知するよりも以前であって、前記第1のタップ操作の検知の後、前記所定時間内に検知されたすべてのタップ操作を、誤操作の可能性があると判定する、請求項2に記載の制御装置。

請求項4

前記異なる表示態様は、異なる表示色、異なる形状、および異なる大きさの少なくとも1つを含む、請求項2または3に記載の制御装置。

請求項5

前記表示処理手段は、前記タッチパネルに表示される項目一覧を全貌するマップ表示の、前記判定手段において誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目に対応した座標上に、前記マーキング表示を行なう、請求項1〜4のいずれかに記載の制御装置。

請求項6

前記マップ表示はスクロールバーである、請求項5に記載の制御装置。

請求項7

前記表示処理手段は、前記検知手段において前記マーキング表示に対する所定の操作が検知されると、前記誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目の前記選択状態の表示を解除する、請求項1〜6のいずれかに記載の制御装置。

請求項8

前記マーキング表示に対する所定の操作は、前記マーキング表示に対するジェスチャー操作である、請求項7に記載の制御装置。

請求項9

前記表示処理手段は、前記検知手段において、前記判定手段において誤操作の可能性がないと判定されたタップ操作の対象である項目についてのマーキング表示に対する前記所定の操作が検知された場合であっても、前記タップ操作の対象である項目の前記選択状態の表示を解除しない、請求項7または8に記載の制御装置。

請求項10

前記表示処理手段は、前記検知手段において前記マーキング表示に対する所定の操作が検知されると、前記誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象であることを表わす前記マーキング表示を、誤操作の可能性がないと判定されたタップ操作の対象であることを表わすマーキング表示に変更する、請求項1〜6のいずれかに記載の制御装置。

請求項11

前記表示処理手段は、前記検知手段において前記マーキング表示に対する所定の操作が検知されると、前記マーキング表示に対応した前記タップ操作の対象である項目の表示を表示するように前記タッチパネルの表示をスクロールする、請求項1〜6のいずれかに記載の制御装置。

請求項12

請求項1〜11のいずれかに記載の制御装置を備える、画像形成装置

請求項13

前記誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目がある場合に、ジョブ開始の指示を受け付けないように制御するための制御手段をさらに備える、請求項12に記載の画像形成装置。

請求項14

タッチパネルを有する装置の制御をコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、前記タッチパネルに対するタップ操作またはフリック操作を検知するステップと、前記タップ操作またはフリック操作が、直前のタップ操作から予め規定された所定時間内になされたものである場合に、前記タップ操作またはフリック操作の対象である項目に対して予め規定したマーキング表示を行なうステップと、前記タップ操作が前記直前のタップ操作から前記所定時間が経過した後になされたものである場合に、前記タップ操作の対象である項目を選択状態とするステップと、前記フリック操作が前記直前のタップ操作から前記所定時間が経過した後になされたものである場合に、前記タッチパネルの表示を前記フリック操作に応じてスクロールするステップとを前記コンピュータに実行させる、制御プログラム。

技術分野

0001

この発明は制御装置画像形成装置、および制御プログラムに関し、特に、タッチパネルを有する装置を制御する制御装置、該制御装置を搭載した画像形成装置、および制御プログラムに関する。

背景技術

0002

携帯電話機などの携帯端末MFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置を、搭載されたタッチパネルに対して指を払ったり滑らせたりする、フリックパンなどと呼ばれるジェスチャーにて操作することが可能になってきている。このようなジェスチャー操作直感的で、操作性を向上させることができる。

0003

タッチパネルの制御装置は、ジェスチャー操作を検知するために、指等を払ったり滑らせたり回転させたりすることによるタッチ位置の移動を見分ける必要がある。

0004

このような操作に関連して、たとえば特開2011−134212号公報(以下、特許文献1)は、タッチ位置の移動させない操作と移動させる操作とを高精度で判別することによって、ユーザーの意図する入力操作を高精度で判別することのできる入力装置の技術を開示している。

0005

また、特開2011−118629号公報(以下特許文献2)は、接触を検知する領域の端部に対する接触操作を高精度で判定することのできる接触操作判定装置を開示している。

先行技術

0006

特開2011−134212号公報
特開2011−118629号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、湿度などの操作環境操作物(ユーザーの指、ポインティングデバイス等)の状態によっては指で払う操作をしたときに指がタッチパネル上を滑らかに動かない場合がある。そういった場合、たとえば、タッチパネルに触れた後に離れる、という動きを繰り返してから払う操作となる場合がある。

0008

このような場合、上記特許文献1、2の技術を利用したとしても、たとえばユーザーがフリック操作をして項目の一覧をスクロールする操作をしたつもりであっても、タップ操作とフリック操作との組み合わせと検知されてしまうと、ユーザーの意図に反してタップ操作の対象と検知された項目が選択されてしまったり、その項目が移動してしまったり、という動作がなされる場合がある。たとえば、文書一覧の表示に対して印刷する文書を選択するために上の操作を行なった場合、ユーザーの意図しない文書が選択され、ユーザーがそのことに気付かずに印刷を実行してしってミスプリントが発生する、ということもある。

0009

つまり、操作環境や操作物の状況によっては、操作内容が適切に検知されず、意図しない動作がなされてしまうことがある、という問題があった。

0010

本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、タッチパネルに対する操作を高精度で検知することのできる制御装置、画像形成装置、および制御プログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、制御装置はタッチパネルを有する装置を制御する制御装置であって、タッチパネルに対する操作を検知するための検知手段と、操作に応じて、タッチパネルに表示される項目に関する表示を制御するための表示処理手段と、検知手段において検知されたタップ操作の誤操作の可能性を判定するための判定手段とを備える。表示処理手段は、検知手段において検知されたフリック操作に応じて、タッチパネルの表示をスクロールし、検知手段において検知されたタップ操作の対象である項目を、選択状態の表示とし、判定手段において誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目に対して、予め規定したマーキング表示を行なう。

0012

好ましくは、判定手段は、検知手段による第1のタップ操作の検知の後、予め規定した所定時間内にフリック操作または第2のタップ操作を検知したときに第1のタップ操作が誤操作の可能性があると判定し、所定時間内にフリック操作および第2のタップ操作を検知しなかったときに第1のタップ操作が誤操作の可能性がないと判定し、表示処理手段は、誤操作の可能性があると判定された第1のタップ操作によって選択された項目に対するマーキング表示を、誤操作の可能性がないと判定された第1のタップ操作によって選択された項目に対するマーキング表示とは異なる表示態様で表示する。

0013

より好ましくは、判定手段は、フリック操作または第2のタップ操作を検知するよりも以前であって、第1のタップ操作の検知の後、所定時間内に検知されたすべてのタップ操作を、誤操作の可能性があると判定する。

0014

好ましくは、上記異なる表示態様は、異なる表示色、異なる形状、および異なる大きさの少なくとも1つを含む。

0015

好ましくは、表示処理手段は、タッチパネルに表示される項目一覧を全貌するマップ表示の、判定手段において誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目に対応した座標上に、マーキング表示を行なう。

0016

より好ましくは、マップ表示はスクロールバーである。
好ましくは、表示処理手段は、検知手段においてマーキング表示に対する所定の操作が検知されると、誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目の選択状態の表示を解除する。

0017

より好ましくは、マーキング表示に対する所定の操作は、マーキング表示に対するジェスチャー操作である。

0018

好ましくは、表示処理手段は、検知手段において、判定手段において誤操作の可能性がないと判定されたタップ操作の対象である項目についてのマーキング表示に対する所定の操作が検知された場合であっても、タップ操作の対象である項目の選択状態の表示を解除しない。

0019

好ましくは、表示処理手段は、検知手段においてマーキング表示に対する所定の操作が検知されると、誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象であることを表わすマーキング表示を、誤操作の可能性がないと判定されたタップ操作の対象であることを表わすマーキング表示に変更する。

0020

好ましくは、表示処理手段は、検知手段においてマーキング表示に対する所定の操作が検知されると、マーキング表示に対応したタップ操作の対象である項目の表示を表示するようにタッチパネルの表示をスクロールする。

0021

本発明の他の局面に従うと、画像形成装置は上記の制御装置を備える。
好ましくは、画像形成装置は、誤操作の可能性があると判定されたタップ操作の対象である項目がある場合に、ジョブ開始の指示を受け付けないように制御するための制御手段をさらに備える。

0022

本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムはタッチパネルを有する装置の制御をコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、タッチパネルに対するタップ操作またはフリック操作を検知するステップと、タップ操作またはフリック操作が、直前のタップ操作から予め規定された所定時間内になされたものである場合に、タップ操作またはフリック操作の対象である項目に対して予め規定したマーキング表示を行なうステップと、タップ操作が直前のタップ操作から所定時間が経過した後になされたものである場合に、タップ操作の対象である項目を選択状態とするステップと、フリック操作が直前のタップ操作から所定時間が経過した後になされたものである場合に、タッチパネルの表示をフリック操作に応じてスクロールするステップとをコンピュータに実行させる。

発明の効果

0023

この発明によると、湿度などの操作環境や指などの操作物の状態によって、タッチパネルに対する操作が当該ユーザーの意図しないタップ操作に該当する場合であっても、ユーザーの意図しない誤動作を防止することができる。

図面の簡単な説明

0024

実施の形態にかかる画像形成システムの構成の具体例を示す図である。
画像形成システムに含まれる画像形成装置の概略のハードウェア構成を示す模式図である。
画像形成装置での全体処理の流れを表わすフローチャートである。
図3のステップS7での操作パネルの処理の詳しい内容を表わしたフローチャートである。
電子情報を表示した画面の具体例を表わした図である。
電子情報を表示した画面の具体例を表わした図である。
指がタッチパネル上を滑らかに動いた場合のジェスチャー操作でのタッチパネルへの接触状態を表わした図である。
指がタッチパネル上を滑らかに動かなかった場合のジェスチャー操作でのタッチパネルへの接触状態を表わした図である。
ジェスチャー操作がなされた際の表示の具体例を表わした図である。
ジェスチャー操作がなされた際の表示の具体例を表わした図である。
フリック操作としてのジェスチャー操作を表わした図である。
ジェスチャー操作速度に対する最大スクロール速度の関係の具体例を表わした図である。
1回のスクロール動作でのスクロール速度の推移の具体例を表わした図である。
画像形成装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。
画像形成装置1での、図4のステップS27のジェスチャー検知処理の流れを表わすフローチャートである。
画像形成装置1での、図4のステップS27のジェスチャー検知処理の流れを表わすフローチャートである。

実施例

0025

以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。

0026

なお、以下の例では、制御装置が画像形成装置に含まれるものとしているが、制御装置は画像形成装置に接続された別体の装置であり、該画像形成装置のタッチパネルである操作パネルを制御するものであってもよい。

0027

また、制御装置の制御対象は画像形成装置に限定されず、タッチパネルを有するいかなる装置であってもよい。すなわち、制御装置は、タッチパネルを有するいかなる装置に含まれてもよい。

0028

システム構成
図1は、本実施の形態にかかる画像形成システムの構成の具体例を示す図である。図1を参照して、画像形成システムは、それぞれ制御装置を搭載した、複数の画像形成装置1−1A,…1−1Nと複数の情報処理装置3−1A,…3−1Mとがネットワーク4−1で接続された第1のシステムと、複数の画像形成装置1−2A,…1−2Nと複数の情報処理装置3−2A,…3−2Mとがネットワーク4−2で接続された第2のシステムとが、外部ネットワーク5を介して接続してなる。

0029

画像形成装置1−1A,…1−1N、1−2A,…1−2Nを代表させて画像形成装置1、情報処理装置3−1A,…3−1M、3−2A,…3−2Mを代表させて情報処理装置3と称する。

0030

ネットワーク4−1,4−2は、LAN(Local Area Network)などの専用回線を用いたネットワーク、インターネット等の一般回線を用いたネットワーク、無線通信によるネットワーク等のいずれであっても構わない。また、外部ネットワーク5も、LANなどの専用回線を用いたネットワーク、インターネット等の一般回線を用いたネットワーク、無線通信によるネットワーク等のいずれであっても構わない。さらに、本画像システムは、外部ネットワーク5を介して他のシステムと接続されていてもよい。

0031

本実施の形態において、画像形成装置1は、スキャナーコピー、およびプリンター機能を備えるデジタル複合槻としての機能を有するいわゆるMFP(Multi Function Peripherals)であるものとする。しかしながら、画像形成装置1は、操作部および表示部としてのタッチパネルを有する装置であればMFPに限定されず、スキャナー、コピーなどの他の装置であってもよい。

0032

画像形成装置1は、スキャンして得られた原稿画像および情報処理装置3から送信されたプリントデータから生成した画像の複写画像を用紙上に形成する装置である。ここで、プリントデータとは、情報処理装置3のオペレーティングシステムアプリケーションプログラム発行する描画命令を、プリンタードライバーによって画像形成装置1が処理可能なページ記述言語に変換したページ記述言語による描画命令、またはPDF(Portable Document Format)、TIFF(Tagged Image File Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、XPS(XML Paper Specification)等のファイルフォーマット記述された文書データである。

0033

また、スキャンして得られた原稿画像は、画像形成装置において各種設定(ファイル形式レイアウト設定解像度設定等)がなされ、ネットワーク4を介して、情報処理装置3等に送信されてもよい。

0034

情報処理装置3は、一般的なパーソナルコンピューター等であってよい。情報処理装置3は、ユーザーの指示によりプリントデータを生成し、生成したプリントデータを画像形成装置1に送信する。

0035

装置構成
図2は、画像形成装置1の概略のハードウェア構成を示す模式図である。

0036

図2を参照して、画像形成装置1は制御部100を含み、制御部100には、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)101、制御プログラムを格納するためのROM(Read Only Memory)102、作業用の記憶領域となるS−RAM(Static Random Access Memory)103、画像形成に関わる各種の設定を記憶するためのバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)104、および時計IC(IntegratedCircuit:集積回路)105が含まれる。

0037

制御部100には、バスを介して、画像読取装置120、各種の入力を行なうためのキーや表示部を備えた、タッチパネルである操作パネル130、ネットワーク4−1,4−2,5を介して接続された情報処理装置3等の外部の装置との間で各種の情報を送受信するためのネットワークI/F(インターフェース)160、該ネットワークI/F160により受信したプリントデータから複写画像を生成するためのプリンターコントローラー150、および、複写画像を用紙上に形成するための画像出力装置140が接続されている。

0038

また、制御部100には、固定記憶装置110がバスを介して接続されている。固定記憶装置110にはたとえばハードディスク装置などが該当する。

0039

<動作概要
図3は、画像形成装置1での全体処理の流れを表わすフローチャートである。図3のフローチャートに表わされた処理は、制御部100に含まれるCPU101がROM102に記憶されているプログラム読み出してS−RAM103上に展開して実行することによって実現される。図3に示される処理は、電源投入等により開始される。

0040

図3を参照して、処理が開始すると、CPU101において、まず、メモリクリア標準モードの設定等の初期化処理が行なわれる(ステップS1)。

0041

初期化処理が終了すると、CPU101は、画像形成装置1の操作パネル130上のキースイッチ群、および表示部上での操作により、ユーザーから何らかの処理要求コピー処理、各種の設定処理表示操作など)がなされたかどうかを確認する(ステップS3)。要求されていなければ(ステップS3でNO)、CPU101はステップS5に進む。

0042

ユーザーから何らかの処理要求がなされた場合(ステップS3でYES)、CPU101は、操作パネル130の処理を行なう(ステップS7)。操作パネル130の処理については、後に詳しく説明する。

0043

ユーザーから処理が要求されていなければ(ステップS3でNO)、CPU101は、ネットワーク4−1,4−2を介して情報処理装置3などの外部の装置から何らかの処理要求(文書のプリント処理、各種の設定処理、など)がされたかどうか確認する(ステップS5)。要求されていなければ(ステップS5でNO)、CPU101はステップS11に進む。

0044

外部の装置から何らかの処理要求がなされた場合(ステップS5でYES)、CPU101はその要求された処理を実行する(ステップS9)。ここで、その他の処理とは、情報処理装置3から送信されたプリントジョブの処理や、NV−RAM104に記憶されている各種設定の変更処理、などが該当する。外部の装置から要求された処理がすべて終了したら、PU101はステップS3に戻って前述の処理を繰り返し実行する。

0045

外部の装置から処理要求がされていなければ(ステップS5でNO)、CPU101は、後述するジェスチャー検知処理で起動されたタイマーが規定された所定時間を経過しているか否かを確認する(ステップS11)。タイマーが所定時間を経過していなければ(ステップS11でNO)、CPU101はステップS3に戻って前述の処理を繰り返し実行する。

0046

タイマーが所定時間を経過していた場合(ステップS11でYES)、CPU101はタイマーを停止する(ステップS13)。そして、CPU101は、ステップS3に戻って前述の処理を繰り返し実行する。

0047

図4は、上記ステップS7での操作パネルの処理の詳しい内容を表わしたフローチャートである。

0048

図4を参照して、CPU101は、ユーザーから要求された処理が、電子情報の表示であるかどうか確認する(ステップS21)。そうである場合(ステップS21でYES)、CPU101は、指定された電子情報を予め規定された量(一部)、操作パネル130の表示部に表示する(ステップS23)。電子情報の一部を表示したら、CPU101は操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0049

図5および図6は、電子情報を表示した画面の具体例を表わした図である。ここでの、電子情報は、項目の一覧を表示させるための情報を指す。項目の一覧は、図5に表わされたようなリスト形状のものであってもよいし、図6に表わされたような項目に対応したキーが配置されたものであってもよい。

0050

ユーザーから要求された処理が電子情報の表示要求でなければ(ステップS21でNO)、CPU101は、表示した電子情報に対するジェスチャー操作が行なわれたかどうかを確認する(ステップS25)。

0051

ジェスチャー操作が行なわれた場合(ステップS25でYES)、CPU101は、ジェスチャー検知処理を行なう(ステップS27)。ジェスチャー検知処理については後述する。CPU101は、ジェスチャー検知処理を完了すると操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0052

ジェスチャー操作が行なわれていなければ(ステップS25でNO)、CPU101は、ユーザーから要求された処理が選択済みの項目の選択解除要求かどうかを確認する(ステップS29)。ここでは、一例として、CPU101は、上記ステップS27でのジェスチャー検知処理で検知されたジェスチャー操作がスクロールバー上に表示された選択状態を表わすマークに対して該マークを払う操作であった場合に、選択解除要求がなされたと判断することができる。

0053

ユーザーから要求された処理が選択解除要求である場合(ステップS29でYES)、CPU101は、選択解除の要求された項目が解除可能かどうかを確認する(ステップS31)。ここでは、CPU101は、後述するように、払う操作の対象となったマークが第2の表示方法で表示されたマークであれば選択解除は可能と判断し、第1の表示方法で表示されたマークであれば選択解除は不可と判断する。

0054

選択解除が可能であれば(ステップS31でYES)、CPU101は、払う操作の対象となった項目の選択を解除する(ステップS33)。このとき、CPU101は、スクロールバー上の後述するマークを消す。その結果、第2の表示方法によるマークが存在しなければ、CPU101はスタートキーを緑色点灯させて受付可能とし、逆に、第2の表示方法によるマークが1つでも存在すれば、CPU101は、ジョブが開始できないようにするためにスタートキーを赤色点灯させて、スタートキーの押下を不可とする。その後、CPU101は、操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0055

選択解除が不可であれば(ステップS31でNO)、CPU101は、選択解除ができない旨のエラー表示を操作パネル130の表示部に行なう(ステップS35)。この表示は、一般的なポップアップメッセージボックスを用いることができる。その後、CPU101は、操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0056

ユーザーから要求された処理が選択解除でなければ(ステップS29でNO)、CPU101は、マーキング表示の変更要求かどうかを確認する(ステップS37)。ここでは、一例として、CPU101は、上記ステップS27でのジェスチャー検知処理で検知されたジェスチャー操作がスクロールバー上に第2の表示方法で表示されたマーキング表示に対するロングタップ長押しのタップ操作)するものであった場合に、マーキング表示の変更要求と判断することができる。ユーザーは、第2の表示方法で表示されたマーキングに該当する項目を確認して誤選択ではないことが確認されたときに、マーキングを第1の表示方法に変更することができる。

0057

ユーザーから要求された処理がマーキング変更であった場合(ステップS37でYES)、CPU101は、ロングタップされたマーキング表示を第2の表示方法による表示から第1の表示方法による表示に変更する(ステップS39)。その結果、第2の表示方法によるマーキングが存在しなくなると、CPU101は、スタートキーを緑色点灯させて受付可能とし、逆に第2の表示方法によるマーキングが1つでも存在することになれば、ジョブが開始できないようにするためにスタートキーを赤色点灯させて、スタートキーの押下を不可とする。その後、CPU101は、操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0058

ユーザーから要求された処理がマーキング変更でなければ(ステップS37でNO)、CPU101は、選択済みの項目へのジャンプ要求かどうかを確認する(ステップS41)。ここでは、一例として、CPU101は、上記ステップS27でのジェスチャー検知処理で検知されたジェスチャー操作がスクロールバー上に表示された選択状態を表わすマーク表示ダブルタップするものであった場合に、該マークに該当する項目へのジャンプ要求と判断することができる。

0059

ユーザーから要求された処理が選択済みの項目へのジャンプであった場合(ステップS41でYES)、CPU101は、ダブルタップされたマークに該当する項目を表示する位置まで電子情報の表示をスクロールする(ステップS43)。その後、CPU101は、操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0060

ユーザーから要求された処理が選択済みの項目へのジャンプでなかった場合(ステップS41でNO)、CPU101は、その他の要求された処理を実行する(ステップS45)。その他の要求された処理としては、たとえば、コピー処理、スキャンした画像の送信処理、画像形成装置の各種の設定変更、などが挙げられる。その後、CPU101は、操作パネルの処理を終了して、図3の処理に戻る。

0061

ここで、上記ステップS27でのジェスチャー検知処理について詳しく説明する。
図7および図8は、指で払う操作などのタッチ状態を維持したまま位置を移動させるジェスチャー操作を行なった場合の、タッチパネルへの接触状態を表わした図であって、それぞれ、指がタッチパネル上を滑らかに動いた場合と、そうでない場合との、時間経過とタッチ状態との関係が表わされている。後者の場合、タップ操作がなされたと検知される可能性がある。

0062

詳しくは、図7を参照して、指が滑らかに動いた場合、タッチの始まり(down)からタッチの終わり(up)まで、タッチ状態が継続している。これに対して、図8を参照して、湿度などの操作環境や操作する人の指の状態によって指が滑らかに動かなかった場合、ジェスチャー操作開始時にタッチ状態が不連続となった後にタッチが継続して払う操作となる。この場合、タッチ状態が不連続であるジェスチャー操作は、ユーザーの意図に反してタップ操作が行なわれたと検知されてしまう。

0063

一方、ユーザーが意図的にタップ操作する場合には、たとえ続けて異なる位置をタップしたり、フリッグしたりする場合であっても、先のタップが検知されてから次のタップ、またはフリッグが検知されるまで所定時間以上の時間がかかる。

0064

そこで、CPU101は、タップを検知してから上記所定時間以上の時間経過の後に次の操作を検知した場合には、上記タップをユーザーの意図したタップ操作と判定し、上記所定時間が経過するよりも以前に次の操作を検知した場合には、上記タップは誤操作(あるいは、ユーザーの意図した操作からの誤検知)であると判定する。上記所定時間内に複数回のタップが検知された場合、CPU101は、これらすべてのタップを誤操作であると判定することができる。なお、上記所定時間としては、たとえば200ms程度が挙げられる。CPU101は、予めしきい値としてその時間を記憶しておき、タップ操作か否かの判定に用いる。

0065

そして、CPU101は、その判定結果を表示に反映する。
図9は、ジェスチャー操作がなされた際の表示の具体例を表わした図である。図9の例は、電子情報の一覧表示がなされているときにジェスチャー操作がなされた場合の、選択状態を表示する例を示している。

0066

図9を参照して、電子情報の一覧は、該一覧の左端にスクロールバーが設けられる。CPU101は、電子情報の一覧において、タップされた項目を他の項目とは異なる表示態様とすることで、選択状態であることを示す。図9の例ではタップされた項目全体の背景が他の項目の背景とは異なる色に着色(たとえば黄色等)されて、選択状態であることが示されている。

0067

さらに、CPU101は、タップ操作によって選択された項目に対応した位置に、判定結果に応じた表示方法にてマークを表示する(マーキング表示)。選択された項目に対応した位置の一例として、CPU101は、スクロールバー上の選択された項目の近傍位置にマークを表示するようにしてもよい。

0068

図9の例は、誤操作と判定した選択項目二重線、そうでない選択項目は太線横線でマーキング表示する例を示しているが、他の例として、誤操作と判定した選択項目は赤色の横線、そうでない選択項目は青色の横線で表示する。他の表示態様の例として、CPU101は、図10(A)のような、形状の異なるマークを表示してもよいし、同じ形状で大きさの異なるマークを表示してもよい。

0069

なお、この例ではスクロールバー上にマークを表示するものとしているが、スクロールバーは項目一覧を全貌するマップの一例である。CPU101は、項目一覧を全貌するマップを表示し、当該マップ上の、選択された項目の位置に相当する座標上にマークを表示するようにすればよい。

0070

以降の説明において、誤操作ではない(あるいはユーザーの意図した操作を適切に検知している)場合の選択項目についてのマークの表示方法を「第1の表示方法」と称し、誤操作(あるいはユーザーの意図した操作からの誤検知)と判定した選択項目についてのマークの表示方法を「第2の表示方法」とも称する。

0071

なお、タップ操作が検知されることなくフリック操作が検知された場合、または、先に検知されたタップ操作から上記所定時間以上が経過した後にフリック操作が検知された場合、CPU101は、操作パネル130の表示部に表示している電子情報をスクロールする。

0072

このとき、好ましくは、CPU101は、ジェスチャー速度の操作に基づいて最大スクロール速度を設定し、スクロールを開始してから最大スクロール速度となるまでスクロール速度を加速して最大スクロール速度に到達した後は、スクロール速度が0となる(停止する)まで徐々に減速する。

0073

図11は、フリック操作としてのジェスチャー操作を表わした図である。
図11を参照して、フリック操作は、タッチパネルである操作パネル130上の1点(始点)を指等でタッチし、タッチ状態を維持したまま距離L、スライドさせて、異なる1点(終点)で指等を操作パネル130から離してタッチ状態を解除するジェスチャー操作である。

0074

CPU101は、移動距離Lをタッチされてから指等が離れるまでの時間である操作時間Tで除することで、ジェスチャー操作速度v(v=L/T)を得る。そして、CPU101は、ジェスチャー操作速度vを用いて最大スクロール速度Vを算出し、設定する。

0075

図12は、ジェスチャー操作速度に対する最大スクロール速度の関係の具体例を表わした図である。たとえば、図12に示されたように、最大スクロール速度Vはジェスチャー操作速度vに比例するもの(V=k×v)として規定されていてもよい。CPU101は、図12関係式を予め記憶しておき、フリック操作から得られたジェスチャー操作速度vより最大スクロール速度Vを算出し、設定する。

0076

図13は、1回のスクロール動作でのスクロール速度の推移の具体例を表わした図である。図13に示されるように、画像形成装置1は、たとえば図12の関係を用いてジェスチャー操作速度vから算出したスクロール速度を最大スクロール速度として、スクロール動作の開始から最大スクロール速度まで加速して、その後、0となるまでスクロール速度を減速する。

0077

<機能構成>
図14は、上記動作を行なうための画像形成装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。図14に表わされた各機能は、CPU101がROM102に記憶されている表示制御プログラムを読み出してS−RAM103上に展開して実行することによって主にCPU101上に形成される機能である。しかしながら、少なくとも一部が、電気回路等のハードウェア構成によって実現されてもよい。

0078

図14を参照して、CPU101は、タッチパネルである操作パネル130がタッチされることによる指示入力を受け付けるための入力部201と、操作パネル130に対するジェスチャー操作がフリック操作であるかタップ操作であるかを検知し、操作対象を特定するための検知部202と、タイマーを有して、検知部202からの指示に従って計時するための計時部203と、ジェスチャー操作の内容および計時された時間経過に基づいて誤操作(あるいは、ユーザーの意図した操作からの誤検知)であるか否かを判定するための判定部204と、判定結果に応じて、操作に応じたオブジェクトを上記第1の表示方法または上記第2の表示方法で表示するよう処理するための表示処理部205と、スクロールを指示するジェスチャー操作に従ってジェスチャー操作速度v(v=L/T)を算出するための操作速度算出部206と、ジェスチャー操作速度vから最大スクロール速度Vを算出するための最大スクロール速度算出部207と、操作パネル130の処理としてスクロール処理を実行するためのスクロール処理部208とを含む。

0079

検知部202は、タップ操作がなされたことを検知し、かつ、計時部203での計時が行なわれていなかった場合には、計時部203に計時を開始させる。

0080

また、検知部202は、タップ操作がなされたこと、またはフリック操作がなされたことを検知し、かつ、計時部203で計時中であった場合、計時部203での計時を終了させる。このとき計時されている時間は、直前のタップ操作からの経過時間となる。そこで、判定部204は、計時部203で計時された時間と、予めしきい値として記憶している上述の所定時間とを比較して、経過時間が該所定時間以内である場合には、直前のタップ操作が誤操作(あるいは、ユーザーの意図した操作からの誤検知)と判定する。そうでない場合には、判定部204は、直前のタップ操作がユーザーの意図しているタップ操作を適切に検知したものであると判定する。なお、上記所定時間以内に複数回のタップ操作が検知された場合、判定部204は、これらすべてのタップ操作を誤操作と判定してもよい。

0081

なお、検知部202がフリック操作がなされたことを検知した場合には、判定部204はスクロールの指示がなされたものと判定し、操作速度算出部206、最大スクロール速度算出部207、およびスクロール処理部208に対してスクロール処理を指示する。

0082

動作フロー
図15および図16は、画像形成装置1での、上記ステップS27のジェスチャー検知処理の流れを表わすフローチャートである。図15および図16のフローチャートに表わされた処理は、CPU101がROM102に記憶されている表示制御プログラムを読み出してS−RAM103上に展開して実行し、図14の各機能を発揮させることによって実現される。

0083

図15を参照して、CPU101はユーザーからのジェスチャー操作を検知すると、当該ジェスチャー操作が表示された電子情報に対するタップ操作かどうかを確認する(ステップS101)。ジェスチャー操作がタップ操作の場合(ステップS101でYES)、CPU101は、次に、タイマーにより計時中かどうかを確認する(ステップS103)。CPU101は、タイマーにより、タップ操作を検知してから次のジェスチャー操作を検知するまでの時間を測定し、その時間により当該タップ操作が誤操作(あるいは、ユーザーの意図した操作からの誤検知)かどうかを判定する。タップ操作を検知してから次のジェスチャー操作を検知するまでの間、または所定時間を経過するまでの間は計時中となる。

0084

タイマーにて計時中の場合(ステップS103でYES)、CPU101は、まず、タイマーをストップし(ステップS105)、その後、計時した時間が所定時間以内かどうかを確認する(ステップS107)。この所定時間は、先述のように、たとえば200ms程度が挙げられ、CPU101は予め記憶している。

0085

計時した時間が上記所定時間以内であれば(ステップS107でYES)、CPU101は、前回の(直前に検知された)タップ操作は誤操作と判定し、前回のタップ操作による操作対象として検知した項目の、スクロールバー上の選択状態を表わすマーキング表示を、上述の第2の表示方法で表示するよう、当該マーキング表示の表示態様を変更する(ステップS109)。このとき、CPU101は、操作パネル130に設けられた図示しないスタートキーを赤色点灯させて、押下不可とする。その後、CPU101は、ステップS111の処理に移行する。

0086

湿度などの操作環境や操作する人の指の状態によっては、指で払う操作(フリック操作等)をしたときに、図8に示すように、指がタッチパネル上を滑らかに動かず、タッチパネルに触れて離れる、という動作を何度か繰り返してから払う操作になる場合がある。この場合、CPU101は、タップ操作の検知の後、短い時間間隔で次のタップ操作やフリック操作を検知することになるため、先のタップ操作から上記所定時間内に次のジェスチャー操作を検知した場合、CPU101は、その先のタップ操作が、指がタッチパネル上を滑らかに動かずにいったん離れたことによるものであるとして、誤検知(誤操作)と判定することができる。

0087

一方、計時した時間が上記所定時間を経過している場合(ステップS107でNO)、CPU101は、ステップS111の処理に移行する。この場合、前回の(直前に検知された)タップ操作は誤操作によるものではなく、ユーザーが意図してタップしたものであると判定し、前回のタップ操作による操作対象として検知した項目の、スクロールバー上の選択状態を表わすマーキング表示の表示態様を変化させない。

0088

ユーザーが意図的にタップした場合は、続けて別の場所をタップしたり、フリッグしたりしたとしても、タップの後、次のタップ、もしくはフリッグを行なうまでには所定時間以上の時間がかかる。そのため、CPU101は、タップ操作の検知の後、所定時間以上経過して次のタップ操作やフリック操作を検知した場合には、その先のタップ操作はユーザーが意図して行なったものとして、有効な検出と判定することができる。

0089

なお、タップ操作を検知したときにタイマー計時中でない場合には(ステップS103でNO)、CPU101は、タイマーによる計時をスタートさせた後(ステップS111)、当該タップ操作による操作対象として検知した項目に相当するスクロールバー上の位置に、当該項目が選択状態であることを表わすマーキング表示を第1の表示方法で行なう(ステップS113)。

0090

以上、説明したように、CPU101は、タップ操作による操作対象として検知した項目は、まず第1の表示方法で表示し、所定時間以内に次のタップ操作、またはフリッグ操作を検知すると、前回のタップは誤操作と判定して第2の表示方法による表示に切り替える。そうでない場合、誤操作ではないと判定し、第1の表示方法で表示したままとする。

0091

次に、図16を参照して、CPU101は、ジェスチャー操作がタップ操作でなかった場合、フリック操作かどうかを確認する(ステップS201)。ジェスチャー操作がフリック操作の場合(ステップS201でYES)、CPU101は、次に、タイマーにより計時中かどうかを確認する(ステップS203)。

0092

タイマーにて計時中の場合(ステップS203でYES)、CPU101は、上記ステップS107,S109と同様の処理を行なう。すなわち、CPU101は、まず、タイマーをストップし(ステップS205)、その後、計時した時間が所定時間以内かどうかを確認する(ステップS207)。計時した時間が上記所定時間以内であれば(ステップS207でYES)、CPU101は、前回の(直前に検知された)タップ操作は誤操作と判定し、前回のタップ操作による操作対象として検知した項目の、スクロールバー上の選択状態を表わすマーキング表示を、上述の第2の表示方法で表示するよう、当該マーキング表示の表示態様を変更する(ステップS209)。このとき、CPU101は、操作パネル130に設けられた図示しないスタートキーを赤色点灯させて、押下不可とする。その後、CPU101は、ステップS211の処理に移行する。

0093

一方、計時した時間が上記所定時間を経過している場合(ステップS207でNO)、CPU101は、ステップS211の処理に移行する。この場合、前回の(直前に検知された)タップ操作は誤操作によるものではなく、ユーザーが意図してタップしたものであると判定し、前回のタップ操作による操作対象として検知した項目の、スクロールバー上の選択状態を表わすマーキング表示の表示態様を変化させない。

0094

フリック操作を検知したときにタイマーにて計時中でない場合(ステップS203でNO)、その前にはタップ操作を検知していない、または、その前にタップ操作が検知されてから上記所定時間がすでに経過している、ことを意味する。この場合は、CPU101は、ステップS211以降の処理を行なって当該電子情報に基づく表示をスクロールする。

0095

すなわち、まず、CPU101は、ジェスチャー操作速度に応じて最大スクロール速度を設定する(ステップS211)。次に、現在の表示範囲が電子情報の先端または終端に到達しているかどうかを確認する(ステップS213)。すなわち、検出したジェスチャー操作が電子情報を下方向にスクロールする操作(指等で上方向に払って、表示中の情報より下にある情報を表示する操作)であった場合は、CPU101は、現在の表示範囲が電子情報の終端に到達しているかどうか、上方向にスクロールする操作(下方向に払って、表示中の情報より上にある情報を表示する操作)であった場合は現在の表示範囲が電子情報の先端に到達しているかどうかを確認する。

0096

電子情報の先端または終端に到達していなければ(ステップS213でNO)、CPU101は、当該電子情報の表示範囲をスクロール方向に移動させて新たな表示範囲とし、その範囲を操作パネル130に表示する(ステップS215)。ここでは、たとえば、電子情報が文書の場合は1行、情報項目一覧の場合は1項目、画像の場合は10pixelを予め規定した移動量としてCPU101は記憶しておき、電子情報の種類に応じた移動量、表示範囲を移動させる。

0097

次に、CPU101は、スクロール速度を更新する(ステップS217)。CPU101は、図13に表わされたように、スクロールを開始してから上記ステップS211で設定した最大スクロール速度に到達するまでスクロール速度を徐々に加速し、最大スクロール速度に到達後は、徐々に減速して停止する(スクロール速度=0)。そこで、CPU101は、図13のように規定されたスクロール速度の推移に基づいて、時間経過に応じてスクロール速度を更新する。一例として、CPU101は、所定時間間隔で表示が移動するように、スクロール速度を更新する。この所定時間間隔は、たとえば50ms程度が該当する。

0098

CPU101は、スクロール速度が0になったかどうか、すなわちスクロールが停止したかどうかを確認する(ステップS219)。スクロールが停止していない場合(ステップS219でNO)、CPU101は、上記ステップS213にステップS213の処理に戻して、前述の処理を繰り返す。スクロールが停止した場合(ステップS219でYES)、CPU101は、スクロール処理を終了し、本ジェスチャー検知処理を終了する。

0099

また、上記スクロール処理を実行した結果、電子情報の表示の先端、または終端に到達した場合には(ステップS213でYES)、CPU101はスクロール処理を終了し、本ジェスチャー検知処理を終了する。

0100

なお、上の例では、電子情報の表示を上下方向にスクロールする場合について説明したが、その他、左右にスクロールする場合、および上下左右の2次元でスクロールする場合であっても、同様のスクロール処理を適用することが可能である。

0101

なお、CPU101は、検知されたジェスチャー操作がスクロールバー上に表示された選択状態を表わすマークに対して該マークを払う操作であった場合、上述のように、選択解除要求がなされたと判断する。この場合、CPU101は、上記ステップS31〜S35の処理を行なう。すなわち、CPU101は、ジェスチャー操作の対象が第2の表示方法で表示されたマーク表示であった場合には、当該マークにて表わされた項目の選択状態を解除する(ステップS33)。この場合、CPU101は、当該第2の表示方法で表示されたマーク表示を削除するようにしてもよい。ジェスチャー操作の対象が第1の表示方法で表示されたマーク表示であった場合には、CPU101は、その選択状態を解除することは行なわず、エラー表示する(ステップS35)。

0102

また、CPU101は、検知されたジェスチャー操作がスクロールバー上に第2の表示方法で表示されたマーキングに対するロングタップ(長押しのタップ操作)であった場合、上述のように、マーキング表示の変更要求と判断する。この場合、CPU101は、上記ステップS39の処理を行なう。すなわち、CPU101は、当該マークの表示方法を第2の表示方法から第1の表示方法に変更する。このとき、CPU101は、当該マークに対応した項目の選択状態を確定するようにしてもよい。

0103

また、CPU101は、検知されたジェスチャー操作がスクロールバー上に表示された選択状態を表わすマーク表示をダブルタップするものであった場合に、上述のように、該マークに該当する項目へのジャンプ要求と判断する。この場合、CPU101は、上記ステップS43の処理を行なう。すなわち、CPU101は、ダブルタップされたマークに該当する項目を表示する位置まで電子情報の表示を自動的にスクロールし、操作対象とされたマーク表示に対応した、選択状態にある項目を表示するように表示をジャンプする。

0104

<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかる画像形成装置1において上記処理が行なわれることによって、電子情報に基づく表示がなされているタッチパネルに対してジェスチャー操作を行なうことで項目を選択する場合に、ユーザーは、誤操作によって選択されている可能性のある項目が存在することに容易に気付くことができる。そのため、誤動作を防止することができる。

0105

また、誤操作の可能性のある項目がある場合に、ユーザーは、電子情報の表示をスクロールさせて概項目を表示させなくても、その項目を表わすマークに対して操作を行なうことによって、容易に該項目を選択解除することができる。

0106

また、画像形成装置1では、ユーザーが誤操作の可能性のない項目を誤って選択解除してしまうことを防ぐことができる。

0107

また、誤操作の可能性のある項目がある場合に、ユーザーは、電子情報の表示をスクロールさせるための操作を行なわなくても、該項目を容易に表示させることができる。

0108

<その他>
さらに、上述の処理を画像形成装置1のCPU101に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスクCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。

0109

なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。

0110

また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。

0111

提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。

0112

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0113

1,1−1A,…1−1N,1−2A,…1−2N画像形成装置、3,3−1A,…3−1M,3−2A,…3−2M情報処理装置、4−1,4−2ネットワーク、5外部ネットワーク、100 制御部、101 CPU、102 ROM、103 S−RAM、104 NV−RAM、105時計IC、110固定記憶装置、120画像読取装置、130操作パネル、140画像出力装置、150プリンターコントローラー、160 ネットワークI/F、201 入力部、202 検知部、203 計時部、204 判定部、205表示処理部、206操作速度算出部、207 最大スクロール速度算出部、208スクロール処理部。

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