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技術 フランジ形管継手及びフランジ形管継手の塗装方法

出願人 JFE継手株式会社
発明者 福味純一藤藁貴夫岸本裕司岡崎義郎山野敦士大谷真一
出願日 2012年9月13日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2012-201761
公開日 2014年3月27日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-055652
状態 未査定
技術分野 フランジ継手・絶縁継手・その他の継手 損傷、摩耗、腐食からの管の保護
主要キーワード 外筒部内 立体形 防食コア 防食塗料 防食性能 腐食防止 シール性能 面形成
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年3月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

シール性能防食性能とをバランス良く確保する。

解決手段

フランジ形管継手10は、フランジ本体20と、防食コア22とを備える。フランジ本体20は、外筒部30、フランジ鍔部32、並びに、シール部34を有する。外筒部30の一端部36及び他端部37に開口45,47が形成されている。フランジ鍔部32は外筒部30の一端部36に設けられる。シール部34はフランジ鍔部32の表面に設けられる。シール部34は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。防食コア22は外筒部30内に挿入される。フランジ本体20が塗膜50をさらに有している。塗膜50は外筒部30の内周面60からシール部34へ及ぶ。塗膜50が遮水部とシール被覆部とを有している。遮水部は外筒部30の内周面60を覆う。シール被覆部はシール部34と遮水部の少なくとも一部とを覆う。シール被覆部は遮水部より薄い。

概要

背景

特許文献1は流体通路管を開示する。この流体通路管において、管体外周面及び内周面の各々に樹脂ライニングされている。管体の内周面にライニングされている樹脂の膜厚が、管体の外周面にライニングされている樹脂の膜厚よりも厚い。特許文献1に開示された流体通路管によれば、管体が直管でない場合でも、管体の内周面及び外周面の双方を、充分に腐食防止をすることができる。

概要

シール性能防食性能とをバランス良く確保する。フランジ形管継手10は、フランジ本体20と、防食コア22とを備える。フランジ本体20は、外筒部30、フランジ鍔部32、並びに、シール部34を有する。外筒部30の一端部36及び他端部37に開口45,47が形成されている。フランジ鍔部32は外筒部30の一端部36に設けられる。シール部34はフランジ鍔部32の表面に設けられる。シール部34は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。防食コア22は外筒部30内に挿入される。フランジ本体20が塗膜50をさらに有している。塗膜50は外筒部30の内周面60からシール部34へ及ぶ。塗膜50が遮水部とシール被覆部とを有している。遮水部は外筒部30の内周面60を覆う。シール被覆部はシール部34と遮水部の少なくとも一部とを覆う。シール被覆部は遮水部より薄い。

目的

その目的は、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できるフランジ形管継手及びフランジ形管継手の塗装方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一端部及び他端部に開口が形成されている外筒部、前記外筒部の前記一端部に設けられているフランジ鍔部、並びに、前記フランジ鍔部の表面に設けられ前記外筒部の前記一端部の前記開口を取囲むシール部を有するフランジ本体と、前記外筒部内に挿入される防食コアとを備えるフランジ形管継手であって、前記フランジ本体が前記外筒部の内周面から前記シール部へ及ぶ塗膜をさらに有しており、前記塗膜が、前記外筒部の前記内周面を覆う遮水部と、前記シール部と前記遮水部の少なくとも一部とを覆う、前記遮水部より薄いシール被覆部とを有していることを特徴とするフランジ形管継手。

請求項2

前記シール部が、ガスケット密着する密着部と、前記密着部に取囲まれ、前記外筒部の前記一端部の前記開口を取囲み、かつ、前記密着部よりも凹んでいる凹部とを有しており、前記塗膜が、前記凹部を覆い、かつ、前記密着部の表面に連続する表面を形成する、連続面形成部をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載のフランジ形管継手。

請求項3

一端部及び他端部に開口が形成されている外筒部、前記外筒部の前記一端部に設けられているフランジ鍔部、並びに、前記フランジ鍔部の表面に設けられ前記外筒部の前記一端部の前記開口を取囲むシール部を備えるフランジ形管継手のうち前記外筒部の内周面から少なくとも前記シール部までの範囲に防食塗料を塗る防食塗料塗布工程と、前記防食塗料を固化させる防食塗料固化工程とを備えるフランジ形管継手の塗装方法であって、前記防食塗料固化工程において固化した前記防食塗料のうち前記シール部を覆う部分を除去するシール部除去工程と、前記シール部除去工程後に残った前記防食塗料の表面と前記シール部とに前記防食塗料よりも薄く塗料を塗る再塗布工程とをさらに備えることを特徴とするフランジ形管継手の塗装方法。

請求項4

前記シール部が、ガスケットと密着する密着部と、前記密着部に取囲まれ、前記外筒部の前記一端部の前記開口を取囲み、かつ、前記密着部よりも凹んでいる凹部とを有しており、前記防食塗料塗布工程が、前記凹部に前記密着部との段差がなくなる厚さの前記防食塗料が塗られる工程を有し、前記シール部除去工程が、前記防食塗料のうち前記凹部を覆う部分の表面が前記密着部の表面に連続するように前記防食塗料を削り取る工程を有する、請求項3に記載のフランジ形管継手の塗装方法。

技術分野

0001

本発明はフランジ形管継手及びフランジ形管継手の塗装方法に関する。

背景技術

0002

特許文献1は流体通路管を開示する。この流体通路管において、管体外周面及び内周面の各々に樹脂ライニングされている。管体の内周面にライニングされている樹脂の膜厚が、管体の外周面にライニングされている樹脂の膜厚よりも厚い。特許文献1に開示された流体通路管によれば、管体が直管でない場合でも、管体の内周面及び外周面の双方を、充分に腐食防止をすることができる。

先行技術

0003

特開2004−278714号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に開示された流体通路管には、フランジシール性能を高くすることが難しいという問題点がある。フランジ部分の樹脂の平滑性を確保し難いためである。

0005

本発明は、この問題点を解消するためになされたものである。その目的は、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できるフランジ形管継手及びフランジ形管継手の塗装方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

図面を参照し本発明のフランジ形管継手を説明する。なおこの欄で図中の符号を使用したのは発明の内容の理解を助けるためである。この欄で図中の符号を使用することには発明の内容を図示した範囲に限定する意図がない。

0007

上述した目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、フランジ形管継手10は、フランジ本体20と、防食コア22とを備える。フランジ本体20は、外筒部30、フランジ鍔部32、並びに、シール部34を有する。外筒部30の一端部36及び他端部37に開口45,47が形成されている。フランジ鍔部32は外筒部30の一端部36に設けられる。シール部34はフランジ鍔部32の表面に設けられる。シール部34は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。防食コア22は外筒部30内に挿入される。フランジ本体20が塗膜50をさらに有している。塗膜50は外筒部30の内周面60からシール部34へ及ぶ。塗膜50が遮水部70とシール被覆部72とを有している。遮水部70は外筒部30の内周面60を覆う。シール被覆部72はシール部34と遮水部70の少なくとも一部とを覆う。シール被覆部72は遮水部70より薄い。

0008

塗膜50が外筒部30の内周面60からシール部34までを覆う。塗膜50によって漏水が防止される。シール被覆部72は遮水部70より薄いので、シール被覆部72の厚さが遮水部70の厚さと同等以上の場合に比べ、シール被覆部72そのものに起因する平滑性の低下は回避される。シール被覆部72そのものに起因する平滑性の低下が回避されると、シール被覆部72そのものの平滑性が良くないことに起因するシール性能の低下を抑えることができる。遮水部70はシール被覆部72より厚いので、シール被覆部72の厚さが遮水部70の厚さと同等以上の場合に比べ、外筒部30の内周面60における遮水性が良好になる。外筒部30の内周面60における遮水性が良好になると、防食性能の低下を抑えることができる。シール性能の低下と防食性能の低下とを抑えることができるので、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できる。

0009

また、上述したシール部34が、ガスケット16と密着する密着部40と、凹部42とを有していることが望ましい。凹部42は密着部40に取囲まれる。凹部42は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。凹部42は密着部40よりも凹んでいる。この場合、塗膜50が、連続面形成部74をさらに有している。連続面形成部74は凹部42を覆う。連続面形成部74は密着部40の表面に連続する表面を形成する。

0010

連続面形成部74が密着部40の表面に連続する表面を形成すると、連続面形成部74の表面と密着部40の表面とを覆うシール被覆部72の平滑性が良くなる。平滑性が良くなると、シール性能が良くなる。

0011

本発明の他の局面に従うと、フランジ形管継手10の塗装方法は、防食塗料塗布工程S150と、防食塗料固化工程S152とを備える。防食塗料塗布工程S150は防食塗料を塗る工程である。防食塗料はフランジ形管継手に塗られる。フランジ形管継手は、外筒部30、フランジ鍔部32、並びに、シール部34を備える。外筒部30の一端部36及び他端部37に開口45,47が形成されている。フランジ鍔部32は外筒部30の一端部36に設けられる。シール部34はフランジ鍔部32の表面に設けられる。シール部34は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。防食塗料はフランジ形管継手のうち外筒部30の内周面60から少なくともシール部34までの範囲に塗られる。防食塗料固化工程S152は防食塗料を固化させる工程である。フランジ形管継手10の塗装方法は、シール部除去工程S154と、再塗布工程S156とをさらに備える。シール部除去工程S154は、防食塗料固化工程S152において固化した防食塗料のうちシール部34を覆う部分を除去する工程である。再塗布工程S156は、シール部除去工程S154後に残った防食塗料の表面とシール部34とに防食塗料よりも薄く塗料を塗る工程である。これにより、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できるフランジ形管継手10を提供することができる。

0012

また、上述したシール部34が、ガスケット16と密着する密着部40と、凹部42とを有していることが望ましい。凹部42は密着部40に取囲まれる。凹部42は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。凹部42は密着部40よりも凹んでいる。この場合、防食塗料塗布工程S150が、凹部42に密着部40との段差がなくなる厚さの防食塗料が塗られる工程を有する。シール部除去工程S154は、防食塗料のうち凹部42を覆う部分の表面が密着部40の表面に連続するように防食塗料を削り取る工程を有する。これにより、シール部34のシール性能が良くなる。

発明の効果

0013

本発明によれば、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できるフランジ形管継手及びフランジ形管継手の塗装方法を提供できる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施形態にかかるフランジ形管継手の断面図である。
本発明の実施形態にかかるフランジ本体の断面図である。
本発明の実施形態にかかるフランジ形管継手の塗装方法の工程を示す図である。

実施例

0015

以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。

0016

[構造の説明]
図1は、本実施形態にかかるフランジ形管継手10の断面図である。図1に基づいて、本実施形態にかかるフランジ形管継手10の構成が説明される。本実施形態にかかる一対のフランジ形管継手10,10は、ボルト12とナット14とによって一体化される。それらのフランジ形管継手10の間には、ガスケット16が挟まれている。

0017

本実施形態にかかるフランジ形管継手10は、フランジ本体20と、防食コア22とを備える。フランジ本体20は、外筒部30、フランジ鍔部32、並びに、シール部34を有する。外筒部30は一端部36と他端部37とを有する。外筒部30の一端部36には開口45が形成されている。外筒部30の他端部37には開口47が形成されている。防食コア22は外筒部30の中に収容されている。外筒部30の他端部37の開口47から外筒部30の中に鋼管が挿入される。その鋼管は図示されていない。その鋼管の先端は外筒部30と防食コア22との間に進入する。フランジ鍔部32は外筒部30の一端部36に設けられている。フランジ鍔部32はボルト12とナット14とによって締め付けられる。シール部34はフランジ鍔部32の表面に設けられる。シール部34は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。一対のフランジ形管継手10,10が一体化される際、ガスケット16がシール部34に密着することによって一対のフランジ形管継手10,10の間がシールされる。

0018

シール部34は密着部40と凹部42とを有している。密着部40はガスケット16と密着する。本実施形態の場合、密着部40の形状は環状である。凹部42はその環状の密着部40に取囲まれている。凹部42は外筒部30の一端部36の開口45を取囲む。凹部42は密着部40よりも凹んでいる。

0019

図2は、本実施形態にかかるフランジ本体20の断面図である。図1図2とに基づいて、本実施形態にかかる塗膜50の構成が説明される。フランジ本体20は、塗膜50をさらに有する。塗膜50は外筒部30の内周面60からシール部34へ及ぶ。塗膜50は、外筒部30内を通過した液体によるフランジ本体20の腐食を防止する。

0020

塗膜50は、遮水部70とシール被覆部72と連続面形成部74とを有している。本実施形態の場合、連続面形成部74は遮水部70と一体である。遮水部70は、外筒部30の内周面60を覆う。遮水部70の素材エポキシ樹脂である。本実施形態の場合、シール被覆部72は、密着部40の外周から遮水部70の一部までの領域を覆う。連続面形成部74は凹部42を覆う。連続面形成部74の表面は密着部40の表面に連なる。すなわち、図2に示されているように、連続面形成部74が形成する表面と密着部40の表面との間には段差がない。連続面形成部74が凹部42を覆うことにより、凹部42は、連続面形成部74とシール被覆部72とによって二重に覆われていることとなる。本実施形態の場合、シール被覆部72の素材は遮水部70と同一である。

0021

[製造方法の説明]
図3は、本実施形態にかかるフランジ形管継手10の塗装方法の工程を示す図である。図3に基づいて、本実施形態にかかるフランジ形管継手10の塗装方法が説明される。本実施形態にかかる塗膜50の形成方法は以下の通りである。

0022

まず、予熱後、防食塗料塗布工程S150が実施される。防食塗料塗布工程S150において、作業者は、フランジ本体20のうち外筒部30の内周面60からフランジ鍔部32の密着部40の外周までの範囲に防食塗料を塗る。上述の説明から明らかな通り、本実施形態にかかる防食塗料はエポキシ樹脂を主成分とする。本実施形態の場合、この塗料は厚さが300マイクロメートル以上となるように塗られる。凹部42は密着部40との段差がなくなるような厚さに塗られる。

0023

防食塗料塗布工程S150が完了したら、防食塗料固化工程S152が実施される。防食塗料固化工程S152において、作業者は防食塗料を固化させる。固化のための具体的な方法は特に限定されない。その方法として焼付けその他の周知の方法を用いることは可能である。

0024

防食塗料固化工程S152が完了したら、シール部除去工程S154が実施される。シール部除去工程S154において、作業者は、防食塗料固化工程S152において固化した防食塗料のうちシール部34を覆う部分を除去する。本実施形態の場合、作業者は、密着部40から凹部42までの領域が平滑になるよう防食塗料を削り取る。これにより、防食塗料のうち削り取られた部分が連続面形成部74になる。防食塗料のうち連続面形成部74に取囲まれかつ削り取られなかった部分が遮水部70になる。その結果、防食塗料のうち連続面形成部74となった部分の表面が密着部40の表面に連続する。すなわち、連続面形成部74が形成する面と密着部40の表面との間には段差がなくなる。除去のための装置と除去のための具体的な方法とは特に限定されない。例えば、除去のための装置としてベルダーを用いることは可能である。ここで言う「ベルダー」とは、砥粒が塗られたベルトを回転させる装置である。作業者はそのベルトに任意の物を押付けることでその物の表面部分を削り取ることができる。防食塗料のうち密着部40を覆う部分を削り取るためには、作業者は、その部分をベルダーのベルトに押付けると良い。

0025

シール部除去工程S154が完了したら、再塗布工程S156が実施される。再塗布工程S156において、作業者は、防食塗料塗布工程S150において防食塗料を塗った際よりも薄く塗料を塗る。その塗料が塗られるのは、シール部除去工程S154後に残った防食塗料から密着部40までの領域である。これにより、シール部除去工程S154後に残った防食塗料の表面とシール部34とに塗料が塗られることになる。本実施形態の場合、この塗料の厚さは100マイクロメートル程度となるように塗られる。本実施形態の場合、最初に塗られたものと同一の防食塗料が塗られる。

0026

再塗布工程S156が完了したら、塗膜固化工程S158が実施される。塗膜固化工程S158において、作業者は、再塗布工程S156において塗布された塗料を固化させる。固化のための具体的な方法は特に限定されない。その方法として焼付けその他の周知の方法を用いることは可能である。この乾燥により、塗膜50が完成する。

0027

塗膜50が完成した後、作業者は、外筒部30の内周面60の雌ネジのうち遮水部70のそばの箇所に接着剤を塗る。接着剤が塗られると、作業者は、外筒部30の他端部37から防食コア22をねじ込む。これにより、防食コア22外周の雄ネジは、外筒部30の内周面60の雌ネジのうち接着剤が塗られている箇所に到達する。雄ネジが到達することで、雌ネジに塗られていた接着剤は遮水部70の方へ押し出される。接着剤が押し出され、かつ、そのまま固化することで、防食コア22と遮水部70とが接着される。

0028

使用方法の説明]
本実施形態にかかるフランジ形管継手10の使用方法は従来から周知のフランジ形管継手の使用方法と同様である。したがって、ここではその詳細な説明は繰返されない。

0029

[本実施形態にかかるフランジ形管継手の効果]
本実施形態にかかるフランジ形管継手10によれば、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できる。また、本実施形態にかかるフランジ形管継手10は、シール性能が良い。シール被覆部72の平滑性が良いためである。

0030

本実施形態にかかるフランジ形管継手10の塗装方法によれば、シール性能と防食性能とをバランス良く確保できるフランジ形管継手10を提供することができる。また、本実施形態にかかるフランジ形管継手10の塗装方法によれば、シール性能が良いフランジ形管継手10を提供することができる。

0031

<変形例の説明>
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。

0032

例えば、凹部42の立体形状は特に限定されない。凹部42の外縁部から中央部分までの部分は中央に近づくにつれて凹む傾斜面となっていてもよい。凹部42の外縁部が傾斜面となっており、かつ、凹部42の中央部分が平面であってもよい。

0033

また、シール被覆部72の素材は遮水部70と異なる素材であってもよい。すなわち、再塗布工程S156において塗布される塗料は防食塗料塗布工程S150において塗られる防食塗料と種類が異なる塗料であってもよい。また、シール被覆部72が遮水部70を覆う範囲は上述した範囲に限定されない。たとえば、シール被覆部72は遮水部70の全部を覆ってもよい。

0034

また、防食塗料塗布工程S150において、外筒部30の内周面60に防食塗料を塗る工程と、その工程の後に、凹部42に密着部40との段差がなくなるような厚さの塗料が塗られる工程とが実施されてもよい。この場合、凹部42に塗られる塗料は内周面60に塗られる防食塗料とは別の種類の塗料であってもよい。すなわち、連続面形成部74の素材は遮水部70と異なる素材であってもよい。

0035

また、シール部除去工程S154において、防食塗料が除去される範囲は、上述した範囲に限定されない。たとえば、密着部40から凹部42の一部までの領域の防食塗料が除去されてもよい。密着部40を覆う防食塗料のみが除去されてもよい。シール部除去工程S154において防食塗料が除去される場合、シール部34におけるシール性能が損なわれないように防食塗料が除去されることが好ましい。

0036

10 :フランジ形管継手
12 :ボルト
14 :ナット
16 :ガスケット
20 :フランジ本体
22 :防食コア
30 :外筒部
32 :フランジ鍔部
34 :シール部
36 :一端部
37 :他端部
40 :密着部
42 :凹部
45,47:開口
50 :塗膜
60 :内周面
70 :遮水部
72 :シール被覆部
74 :連続面形成部

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