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技術 インクジェットプリントヘッド

出願人 サムソンエレクトロ-メカニックスカンパニーリミテッド.
発明者 キム、ビュンフンリー、ファスン
出願日 2012年12月3日 (8年0ヶ月経過) 出願番号 2012-264662
公開日 2014年3月27日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-054828
状態 特許登録済
技術分野 インクジェット(粒子形成、飛翔制御) インクジェット(インク供給、その他)
主要キーワード 圧力ダンパー 脈動現象 装着空間 空間効率 導電性金属物質 循環構造 インク回収タンク 圧電物質
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年3月27日)のものです。
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図面 (9)

課題

インクの円滑な循環を通じてインクの吐出効率を向上させることができるインクジェットプリントヘッドを提供する。

解決手段

インクジェットプリントヘッド100は、インクが供給される第1流路102と、第1流路102と平行に配置され、インクが回収される第2流路104と、第1流路102と第2流路104の間に配置される圧力室110と、第1流路102と圧力室110を連結するインク供給路130と、圧力室110と第2流路104を連結するインク排出路140と、を含む。

概要

背景

インクジェットプリントヘッドは、ノズルを通じて微細なサイズのインク滴(またはその他産業用液状物質)を吐出し所望する形状を印刷することができる。

しかし、該インクジェットプリントヘッドは、長期間使用すると、吐出性能が低下するという短所がある。例えば、インク内に含まれた異物または気泡は、ノズルを通じたインクの吐出を妨げるため、インクジェットプリントヘッドの吐出効率を低下させることができる。

従って、インクに含まれた異物または気泡によるインクジェットプリントヘッドの吐出効率の低下を減少させることができるインクジェットプリントヘッドの開発が必要である。

一方、インクジェットプリントヘッドに係わる先行技術には、特許文献1及び2がある。これらの特許文献にはインクの循環構造一種が記載されている。しかし、これらの特許文献はインクの循環構造の概念的な構造のみを説明しているため、実質的にインクジェットプリントヘッドに適用することは困難である。

概要

インクの円滑な循環を通じてインクの吐出効率を向上させることができるインクジェットプリントヘッドを提供する。インクジェットプリントヘッド100は、インクが供給される第1流路102と、第1流路102と平行に配置され、インクが回収される第2流路104と、第1流路102と第2流路104の間に配置される圧力室110と、第1流路102と圧力室110を連結するインク供給路130と、圧力室110と第2流路104を連結するインク排出路140と、を含む。

目的

本発明は、上記のような問題点を解決するためのもので、インクの円滑な循環を通じてインクの吐出効率を向上させることができ、実質的に適用できるインクジェットプリントヘッドを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

インクが供給される第1流路と、前記第1流路と平行に配置され、インクが回収される第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に配置される圧力室と、前記第1流路と前記圧力室を連結するインク供給路と、前記圧力室と前記第2流路を連結するインク排出路と、を含むインクジェットプリントヘッド

請求項2

前記インク供給路は、前記第1流路から前記圧力室に向かうほど縮小される形状である請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項3

前記インク排出路は、前記圧力室から前記第2流路に向かうほど縮小される形状である請求項1または2に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項4

前記インク供給路は、前記第1流路及び前記第2流路に平行な方向、並びに前記第1流路から前記第2流路に向かう方向に直交する方向において、前記インク排出路よりノズルが設けられる側に位置する請求項1から3の何れか1項に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項5

前記インク供給路には、前記圧力室から前記第1流路への流動を妨害する第1構造物が形成される請求項1から4の何れか1項に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項6

前記第1構造物は、前記第1流路から前記圧力室に向かうほど拡張される形状である請求項5に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項7

前記インク排出路には、前記第2流路から前記圧力室への流動を妨害する第2構造物が形成される請求項1から6の何れか1項に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項8

前記第2構造物は、前記圧力室から前記第2流路に向かうほど拡張される形状である請求項7に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項9

インクが供給される一対の第1流路と、前記一対の第1流路の間に配置され、インクが回収される第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に配置され、前記第1流路及び前記第2流路とそれぞれ連結される複数の圧力室と、を含むインクジェットプリントヘッド。

請求項10

前記第1流路と前記圧力室を連結するインク供給路は、前記第1流路から前記圧力室に向かうほど縮小される形状である請求項9に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項11

前記圧力室と前記第2流路を連結するインク排出路は、前記圧力室から前記第2流路に向かうほど縮小される形状である請求項9または10に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項12

前記第1流路と前記圧力室を連結するインク供給路には、前記圧力室から前記第1流路への流動を妨害する第1構造物が形成される請求項9から11の何れか1項に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項13

前記第1構造物は、前記第1流路から前記圧力室に向かうほど拡張される形状である請求項12に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項14

前記圧力室と前記第2流路を連結するインク排出路には、前記第2流路から前記圧力室への流動を妨害する第2構造物が形成される請求項9から13の何れか1項に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項15

前記第2構造物は、前記圧力室から前記第2流路に向かうほど拡張される形状である請求項14に記載のインクジェットプリントヘッド。

請求項16

前記第2流路の上部にはアクチュエーターを駆動する駆動素子が装着される請求項9から15の何れか1項に記載のインクジェットプリントヘッド。

技術分野

0001

本発明はインクジェットプリントヘッドに関し、より詳細にはインク循環を通じてインクの吐出効率を向上させることができるインクジェットプリントヘッドに関する。

背景技術

0002

インクジェットプリントヘッドは、ノズルを通じて微細なサイズのインク滴(またはその他産業用液状物質)を吐出し所望する形状を印刷することができる。

0003

しかし、該インクジェットプリントヘッドは、長期間使用すると、吐出性能が低下するという短所がある。例えば、インク内に含まれた異物または気泡は、ノズルを通じたインクの吐出を妨げるため、インクジェットプリントヘッドの吐出効率を低下させることができる。

0004

従って、インクに含まれた異物または気泡によるインクジェットプリントヘッドの吐出効率の低下を減少させることができるインクジェットプリントヘッドの開発が必要である。

0005

一方、インクジェットプリントヘッドに係わる先行技術には、特許文献1及び2がある。これらの特許文献にはインクの循環構造一種が記載されている。しかし、これらの特許文献はインクの循環構造の概念的な構造のみを説明しているため、実質的にインクジェットプリントヘッドに適用することは困難である。

先行技術

0006

特開2012−011629号公報
特開2012−011653号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、上記のような問題点を解決するためのもので、インクの円滑な循環を通じてインクの吐出効率を向上させることができ、実質的に適用できるインクジェットプリントヘッドを提供することをその目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するための本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドは、インクが供給される第1流路と、上記第1流路と平行に配置され、インクが回収される第2流路と、上記第1流路と上記第2流路との間に配置される圧力室と、上記第1流路と上記圧力室を連結するインク供給路と、上記圧力室と上記第2流路を連結するインク排出路とを含んでよい。

0009

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記インク供給路は、上記第1流路から上記圧力室に向かうほど縮小される形状であってよい。

0010

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記インク排出路は、上記圧力室から上記第2流路に向かうほど縮小される形状であってよい。

0011

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記インク供給路は、インクジェットプリントヘッドの高さ方向を基準に、上記インク排出路より低く位置してよい。

0012

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドには、上記インク供給路に上記圧力室から上記第1流路への流動を妨害する第1構造物が形成されてよい。

0013

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記第1構造物は、上記第1流路から上記圧力室に向かうほど拡張される形状であってよい。

0014

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドには、上記インク排出路に上記第2流路から上記圧力室への流動を妨害する第2構造物が形成されてよい。

0015

本発明の一実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記第2構造物は、上記圧力室から上記第2流路に向かうほど拡張される形状であってよい。

0016

上記目的を達成するための本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドは、インクが供給される一対の第1流路と、上記一対の第1流路の間に配置され、インクが回収される第2流路と、上記第1流路と上記第2流路との間に配置され、上記第1流路及び上記第2流路とそれぞれ連結される複数の圧力室とを含んでよい。

0017

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドにおいて、上記第1流路と上記圧力室を連結するインク供給路は、上記第1流路から上記圧力室に向かうほど縮小される形状であってよい。

0018

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドにおいて、上記圧力室と上記第2流路を連結するインク排出路は、上記圧力室から上記第2流路に向かうほど縮小される形状であってよい。

0019

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドには、上記第1流路と上記圧力室を連結するインク供給路に上記圧力室から上記第1流路への流動を妨害する第1構造物が形成されてよい。

0020

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記第1構造物は、上記第1流路から上記圧力室に向かうほど拡張される形状であってよい。

0021

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドには、上記圧力室と上記第2流路を連結するインク排出路に上記第2流路から上記圧力室への流動を妨害する第2構造物が形成されてよい。

0022

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドにおける上記第2構造物は、上記圧力室から上記第2流路に向かうほど拡張される形状であってよい。

0023

本発明の他の実施例によるインクジェットプリントヘッドには、上記第2流路の上部にアクチュエーターを駆動する駆動素子が装着されてよい。

発明の効果

0024

本発明のインクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリントヘッド組立体は、インクを持続的に循環させてインクの吐出特性及び効率を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0025

本発明の第1実施例によるインクジェットプリントヘッドの断面図である。
図1に示されたインク供給路の一形態による横断面の形状を示した図面である。
図1に示されたインク供給路の他の形態による横断面の形状を示した図面である。
図1に示されたインク供給路のさらに他の形態による横断面の形状を示した図面である。
本発明の第2実施例によるインクジェットプリントヘッドの断面図である。
本発明の第3実施例によるインクジェットプリントヘッドの主な構成を説明するための図面である。
本発明の第4実施例によるインクジェットプリントヘッドの断面図である。
図7に示されたインクジェットプリントヘッドの平面図である。

実施例

0026

従来のインクジェットプリントヘッドは、インクが一方向(流路からノズル)だけに流れるため、ノズルが異物または気泡によって詰まりやすい。

0027

本発明はこのような問題点を解決するためのもので、2つの流路の間に圧力室を配置してインクジェットプリントヘッドの内部でインクが循環されるようにした。

0028

このように、インクの循環構造を有する本発明は、インクが持続的に循環されるため、異物または気泡がノズルに集中する現象を軽減させることができ、これにより、ノズルが詰まる現象を減少させることができる。

0029

以下では、添付の図面を参照し、本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。

0030

図1は本発明の第1実施例によるインクジェットプリントヘッドの断面図であり、図2図1に示されたインク供給路の一形態による横断面の形状を示した図面であり、図3図1に示されたインク供給路の他の形態による横断面の形状を示した図面であり、図4図1に示されたインク供給路のさらに他の形態による横断面の形状を示した図面であり、図5は本発明の第2実施例によるインクジェットプリントヘッドの断面図であり、図6は本発明の第3実施例によるインクジェットプリントヘッドの主要構成を説明するための図面であり、図7は本発明の第4実施例によるインクジェットプリントヘッドの断面図であり、図8図7に示されたインクジェットプリントヘッドの平面図である。

0031

図1図4を参照し、本発明の第1実施例によるインクジェットプリントヘッドについて説明する。

0032

第1実施例によるインクジェットプリントヘッド100は第1流路102、第2流路104、圧力室110、インク供給路130、インク排出路140、ノズル150を含んでよい。また、インクジェットプリントヘッド100はアクチュエーター160を含むその他部材をさらに含んでもよい。

0033

第1流路102は、インクジェットプリントヘッド100の第1方向(図1を基準に、Y軸方向)に長く形成されてよく、このように形成された第1流路102はインクが貯蔵されているインクタンク10(図6参照)と連結されることができる。従って、第1流路102を通じてインクが持続的に供給されることができる。

0034

第1流路102には所定の第1圧力P1が形成されることができる。第1圧力P1は大気圧より大きい圧力であることができる。また、第1圧力P1は圧力室110の圧力より大きくてよい。従って、圧力室110のインクは、第1流路102に逆流せずに第2流路104に移動することができる。

0035

第2流路104は、インクジェットプリントヘッド100の第1方向(図1を基準に、Y軸方向)に長く形成されてよい。即ち、第2流路104は第1流路102と平行に形成されることができる。このように形成された第2流路104は、インクが回収されるインク回収タンクまたはインクタンク10(図6参照)と連結されることができる。従って、第2流路104を通じてインクが回収されてインクタンク10に再流入されることができる。

0036

第2流路104には所定の第2圧力P2が形成されることができる。第2圧力P2は大気圧より小さい圧力であることができる。また、第2圧力P2は圧力室110の圧力より小さくてよい。従って、圧力室110のインクは、第1流路102に逆流せずに第2流路104に移動することができる。

0037

圧力室110は第1流路102と第2流路104との間に配置されてよく、第1流路102及び第2流路104と連結されることができる。

0038

圧力室110は、第1流路102から供給されるインクを貯蔵することができる。このために、圧力室110は所定の体積を有することができる。例えば、圧力室110は、ノズル150を通じて1回に吐出されるインク滴の体積と同一または大きい体積を有することができる。

0039

圧力室110は直方体であることができる。例えば、圧力室110はインクジェットプリントヘッド100の第2方向(図1を基準に、X軸方向)に長く延長された長方形の断面を有することができる。ここで、圧力室110の高さH(図1を基準に、Z軸方向の長さ)と圧力室110の長さL(図1を基準に、X軸方向の長さ)は、所定の比率を有することができる。具体的には、H/L比率は1より小さい。このように、H/Lの比率が1より小さいと、圧力室110に小さい圧力が作用しても圧力室110のインクがノズル150を介して効果的に吐出されることができる。

0040

インク供給路130は、第1流路102と圧力室110を連結することができる。従って、第1流路102のインクは、インク供給路130を介して圧力室110に供給されることができる。

0041

インク供給路130は、第1流路102から圧力室110へのインクの流動はできるが、圧力室110から第1流路102へのインクの流動は遮断または妨害する形状であることができる。このために、インク供給路130は、図2図4に示された横断面の形状を有することができる。

0042

一形態によるインク供給路130は、図2に示されたように第1流路102から圧力室110に向かうほど断面積が減少する形状であってよい。即ち、インク供給路130の入口(図2を基準に、左側)の幅A1は、インク供給路130の出口図2を基準に、右側)の幅A2より大きくてよい。

0043

また、インク供給路130は、圧力室110に向かうほど断面積が減少する第1区間132と、圧力室110に向かうほど断面積が増加する第2区間134とを有することができる。ここで、第1区間132の長さは、第2区間134の長さより長くてよい。さらに、必要に応じて、第2区間134は省略されてもよい。

0044

他の形態のインク供給路130は、図3に示されたように圧力室110から第1流路102へのインクの流動を妨害する第1構造物180を含んでよい。第1構造物180は、インク供給路130の入口から出口に向かうほど拡張される形状を有することができる。例えば、第1構造物180の横断面は三角形であることができる。

0045

また、他の形態のインク供給路130は、次第に縮小する断面を有すると共に、インクの流動を妨害する第1構造物180を含んでよい。付け加えて説明すると、インク供給路130は、図4に示されたように第1流路102から圧力室110に向かうほど狭くなる形状であることができ、該インク供給路130には、インク供給路130の入口から出口に向かうほど拡張される第1構造物180が形成されてよい。該第1構造物180は、インク供給路130の出口から入口へのインクの流動を妨害することができる。

0046

このような形状のインク供給路130は、一方向への流動(即ち、第1流路102から圧力室110への流動)しかできないため、圧力室110のインクが第1流路102に逆流する現象を効果的に抑制することができる。

0047

インク排出路140は、圧力室110から第2流路104へのインクの流動はできるが、第2流路104から圧力室110へのインクの流動は遮断または妨害する形状であることができる。このために、インク排出路140は、図2図4に示されたインク排出路140の横断面の形状と同一または類似する形状を有することができる。例えば、インク排出路140には第2構造物が形成されてよい。

0048

このような形状のインク供給路130とインク排出路140は、インクが一方向にだけ流れるようにするため、第1流路102から圧力室110を経て第2流路104に移動するインクの循環構造を可能とする。

0049

ノズル150は圧力室110に形成されることができる。このように形成されたノズル150は圧力室110に貯蔵されているインクを外部に吐出させることができる。

0050

ノズル150と圧力室110との間にはダンパー152が形成されることができる。ダンパー152は、圧力室110のインクがノズル150に急激に集中する現象を軽減させることができる。このために、ダンパー152は、インクジェットプリントヘッド100の下方(図1を基準に、Z軸の−方向)に向かうほど断面の大きさが縮小される形状であることができる(図5参照)。このような形状のダンパー152は、インクに含まれた気泡がノズル150に吐出されないようにするのに有利である。即ち、断面の大きさが縮小されるダンパー152は、インクから気泡を分離させるのに有利である。しかし、ダンパー152はインクジェットプリントヘッド100の種類によって省略されてもよい。

0051

アクチュエーター160は圧電素子上下電極部材を含むことができる。付け加えて説明すると、アクチュエーター160は上部電極部材と下部電極部材を介して圧電素子が配置された積層構造物であってよい。

0052

下部電極部材は振動板の上部表面に形成されることができ、一つ以上の導電性金属物質からなってよい。例えば、下部電極部材はチタニウム(Ti)と白金(Pt)からなる二つの金属部材からなることができる。

0053

圧電素子は下部電極部材に形成されることができる。付け加えて説明すると、圧電素子はスクリーンプリンティングスパッタリングなどにより下部電極部材の表面に薄く形成されることができる。圧電素子は圧電物質からなってよく、例えば、セラミック(例えば、PZT材質からなることができる。

0054

上部電極部材は圧電素子の上部表面に形成されることができる。上部電極部材はPt、Au、Ag、Ni、Ti及びCuなどの物質のうち何れか一つの物質からなってよい。

0055

このように構成されたアクチュエーター160は、電気信号により引張及び収縮して圧力室110に圧力を発生させることができる。

0056

このように構成されたインクジェットプリントヘッド100は、インク供給路130とインク排出路140により第1流路102から第2流路104へのインクの流動を可能とするため、異物または気泡によるノズル150詰まり現象を軽減させることができる。即ち、従来のインクジェットプリントヘッド100はインクが循環しないため、インクに含まれた異物と気泡はノズル150を通じてしか排出されない。この場合、異物と気泡がノズル150に集中してインクの定量吐出、またはインクの吐出自体を妨害する恐れがある。しかし、本実施例のようにインクが循環する構造では、異物と気泡がノズル150を通じて排出されず他の経路(即ち、第2流路104)を通じて排出されることができるため、従来のようなノズル詰まり現象が生じない。

0057

次に、本発明の他の実施例について説明する。参照までに、以下で説明する実施例において、第1実施例と同じ構成要素は同じ図面符号を用い、これら構成要素に対する詳細な説明は省略する。

0058

図5を参照し、本発明の第2実施例によるインクジェットプリントヘッドについて説明する。

0059

第2実施例によるインクジェットプリントヘッド100は、インク供給路130とインク排出路140の形成位置が第1実施例と区別される。

0060

インクジェットプリントヘッド100におけるインク供給路130は、インクジェットプリントヘッド100の高さ方向(図5を基準に、Z軸方向)を基準にインク排出路140より低く形成されてよい。例えば、インクジェットプリントヘッド100の下部からインク供給路130までの高さh1は、インクジェットプリントヘッド100の下部からインク排出路140までの高さh2より小さくてよい。付け加えて説明すると、インク供給路130は圧力室110の下側に形成され、インク排出路140は圧力室110の上側に形成されることができる。

0061

このように構成されたインクジェットプリントヘッド100は、圧力室110に形成される気泡を第2流路104に排出させるのに効果的である。即ち、インクに含まれた気泡は上方へ浮かぶ傾向があるため、インク排出路140を圧力室110の上側に形成すると、圧力室110の気泡を容易に排出させることができる。

0062

図6を参照し、本発明の第3実施例によるインクジェットプリントヘッドについて説明する。

0063

第3実施例によるインクジェットプリントヘッド100は、異物及び気泡を除去する構成要素をさらに含んている点で上述の実施例と区別される。付け加えて説明すると、インクジェットプリントヘッド100はインクタンク10、第1フィルター20、第1ポンプ30、脱気装置40、圧力ダンパー50、吐出ユニット60、第2フィルター70、第2ポンプ80を含んでよい。

0064

インクタンク10はインクを貯蔵することができる。このために、インクタンク10は所定の体積を有することができる。ここで、インクタンク10の体積は、インクジェットプリントヘッド100に形成された全ての圧力室110の体積の和より大きくてよい。

0065

第1フィルター20はインクに含まれた異物をろ過することができる。付け加えて説明すると、第1フィルター20はインクタンク10から供給されるインクに含まれた異物をろ過することができる。第1フィルター20は多孔性物質や網などからなってよい。

0066

第1ポンプ30は、インクタンク10及び吐出ユニット60と連結されることができる。付け加えて説明すると、第1ポンプ30はインクタンク10のインクを第1流路102に供給することができる。

0067

脱気装置40は第1ポンプ30と連結され、インクの圧送過程で発生した気泡を除去することができる。また、脱気装置40はインクから分離した気泡を外部に排出するための排出弁を備えることができる。

0068

圧力ダンパー50は第1ポンプ30の出口側に設けられてよい。圧力ダンパー50は、第1ポンプ30により発生した脈動現象を減少させ、吐出ユニット60に供給されるインクを安定的に流動させることができる。

0069

吐出ユニット60は、第1流路102、第2流路104、圧力室110、ノズル150、アクチュエーター160を含んでよい。このように構成された吐出ユニット60は、ノズル150を介してインクを吐出することができる。

0070

第2フィルター70は、吐出ユニット60から排出されたインクの異物をろ過することができる。吐出ユニット60に供給されるインク内には異物が含まれないこともある。しかし、インクが吐出ユニット60を経由した後には吐出ユニット60に残存する異物がインクに含まれることがある。従って、このような異物は、第2フィルター70を通じて除去することができる。参考までに、第2フィルター70は、必要に応じて、省略されてよい。

0071

第2ポンプ80は、回収したインクをインクタンク10に供給することができる。付け加えて説明すると、第2ポンプ80は、第2流路104を通じて回収したインクをインクタンク10に送り出し、インクの循環構造を完成することができる。

0072

このように構成されたインクジェットプリントヘッド100は、複数のフィルター20、70と脱気装置40を通じてインクに含まれた異物と気泡を効果的に除去することができるため、ノズル150の詰まり現象を効果的に減少させることができる。

0073

また、本インクジェットプリントヘッド100は、複数のポンプ30、80を含むため、インクを持続的に循環させることができ、これにより、ノズル150の吐出特性を向上させることができる。

0074

図7及び図8を参照し、本発明の第4実施例によるインクジェットプリントヘッドについて説明する。

0075

第4実施例によるインクジェットプリントヘッド100は、複数の第1流路102、106を含んでいる点で上述の実施例と区別される。

0076

インクジェットプリントヘッド100は、一対の第1流路102、106を含んでよい。一対の第1流路102、106は、インクジェットプリントヘッド100の長さ方向(図8を基準に、Y軸方向)に長く形成されることができる。このように形成された一対の第1流路102、106は、第1圧力室110と第2圧力室120にそれぞれインクを供給することができる。

0077

一対の第1流路102、106の間には第2流路104が形成されてよい。第2流路104には、圧力室110、120から排出されたインクが回収されることができる。

0078

一方、第2流路104の上部には駆動素子200が装着されてよい。駆動素子200は、図8に示されたように第2流路104を基準に左右側に配置された複数のアクチュエーター160、170と連結されてよい。

0079

第1流路102、106と第2流路104との間には、第1圧力室110と第2圧力室120が形成されてよい。ここで、第1圧力室110は第1流路102からインクが供給され、第2圧力室120は第1流路106からインクが供給されることができる。また、それぞれの圧力室110、120に流入されたインクのうちノズル150を介して吐出されない少量のインクは、第2流路104を介して回収されることができる。

0080

このように構成されたインクジェットプリントヘッド100は、一つの第2流路104を2つの第1流路102、106が共通に使用するため、インクジェットプリントヘッド100の空間効率を向上させることができる。また、インクジェットプリントヘッド100における駆動素子200は、第2流路104の上部に装着されることができるため、駆動素子200のための別途装着空間を必要としない。

0081

また、駆動素子200を第2流路104上に配置すると、回収されるインクを通じて駆動素子200を冷却させることができる。この場合、駆動素子200によるインクジェットプリントヘッドの過熱現象が軽減できる上、インクジェットプリントヘッドの過熱によるインクの吐出特性低下とインクの粘度変化を最小化させることができる。

0082

従って、本実施例は、インクジェットプリントヘッド100の小型化だけでなく、インクジェットプリントヘッド100の吐出特性を向上させることができる。

0083

以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。

0084

100インクジェットプリントヘッド
102 第1流路
104 第2流路
110 第1圧力室
120 第2圧力室
130インク供給路
140インク排出路
150ノズル
160、170アクチュエーター
180 第1構造物
200 駆動素子

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