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技術 複数ユーザの仮想製品開発環境

出願人 ザ・ボーイング・カンパニー
発明者 シモンズ,マシューエム.
出願日 2013年8月12日 (6年1ヶ月経過) 出願番号 2013-167309
公開日 2014年3月20日 (5年6ヶ月経過) 公開番号 2014-053003
状態 特許登録済
技術分野 CAD 特定用途計算機
主要キーワード 製品開発過程 無機コンポーネント 仕様形態 構造コンポーネント 仮想バー システムインテグレーター 補助パワーユニット システムインテグレーション
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年3月20日)のものです。
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図面 (13)

課題

複数メーカの関与する製品開発において、情報交換を容易にする仮想開発環境を提供する。

解決手段

製品102開発のための方法及び装置が提供される。製品開発環境100は、システムを備える。システムは、仮想製品オンライン世界112マネージャー及びトランスをさらに備える。仮想製品オンライン世界112マネージャーは、仮想製品オンライン世界112の開発下で製品102のエレメント108を管理するように構成される。トランスは、エレメント108をネットワーク114上でエレメント108を開発する任意の数の製品開発システム116と交換するように構成される。

概要

背景

航空機を開発する際には、航空機を形成するために、多くの異なる種類のコンポーネントが設計及び製造される。航空機の複合システムの形態でのコンポーネントは、より小さな部分に分けられ、設計及び製造のためにベンダーに請け負われる。言い換えれば、コンポーネントは、組立てられた又はそうでなければコンポーネントを形成するために互いに関連付けられたコンポーネントのグループからなる。たとえば、特定のベンダーは、着陸装置アセンブリコックピット制御システム接合部、尾部貨物室換気システム、又は航空機の任意の他のコンポーネントなど、コンポーネントを設計し製造するように契約される。

各コンポーネントは、そのコンポーネントの所望の特性に基づき設計され試験が行われる。たとえば、着陸装置アセンブリの着陸装置支柱は、強度、材料、温度、又は着陸装置支柱の航空機への取り付けを適するものにする別の所望の特性など、ある特性に基づき設計される。

さらに、着陸装置支柱の各コンポーネントは、異なるベンダーにより製造されてもよい。たとえば、あるベンダーが着陸装置支柱に関する機構構造を設計する一方で、別のベンダーが制御システムを設計してもよい。さらに、着陸装置支柱が設計され検査が行われるときには、さらに別の会社が着陸装置支柱を航空機の着陸装置アセンブリに設置するように契約されてもよい。

現在、航空機の異なるコンポーネントを設計又は製造する各ベンダーは、コンポーネントを設計し製造するために、独自の設計システムを使用する。これらの設計システムは、ベンダー間で異なる。ベンダーにより使用される設計システムの統合不足は、航空機の設計及び製造を望まれる以上に時間がかかり退屈なものにすることもある。たとえば、航空機の製造業者が航空機の開発を調整するときには、多くのベンダーが設計モデル及び設備仕様書を提供しなければならい。これらの設計モデル及び設備仕様書は、航空機の製造業者により使用できる形式ではないかもしれない。

要するに、コンポーネントを製造するベンダーは、コンポーネントを設計するベンダーからの特定のコンピュータ支援設計システムにより生成される設計を使用することができないかもしれない。これらのコンポーネントの設計が航空機製造業者又は別のベンダーにより必要とされるときには、航空機製造業者又は他のベンダーが同じ設計ソフトウェアを使用しないなら、ファイルを使用することがより難しくなるだろう。

たとえば、設計及び製造工程中のある段階で、二つのベンダーは、航空機内部の着陸装置支柱のコンポーネント統合について議論するために、互いに連絡を取ることができる。そうするためには、第一のベンダーによりある種類の設計ソフトウェアで使用されるコンピュータ支援設計モデルは、第二のベンダーが検討し処理できるように、第二のベンダーにより使用される第二の種類の設計ソフトウェアで使用される形式に変換される。

このコンポーネント情報交換及び変換は、望まれる以上に単調で時間を浪費する。さらに、第一のベンダー及び第二のベンダーにより設計されたコンポーネントのシミュレーションが第三のベンダーにより実行されるなら、この第三のベンダーは、変換せずに第一のベンダー及び第二のベンダーにより生成されたモデルを使用してシミュレーションを実行することができないかもしれない。第三のベンダーにより使用されるシミュレーションソフトウェアにより使用できる形式のモデルを配置するためには、モデル変換が必要とされる。

さらに、着陸装置アセンブリのようなコンポーネントを形成するためにコンポーネントを統合する観点から修正を行う必要がある場合には、第二のベンダーにより使用されるモデルは、第一のベンダーにより検証及び修正されるように、第一の種類のソフトウェアにより使用される形式にもう一度変換される。各コンポーネントが航空機の所望のパラメータに到達するまで、この工程自体が繰り返される。

具体的には、航空機製造業者は、複合製品制作する。たとえば、航空機は、何百万ものコンポーネントを有するかもしれない。コンポーネントは、何百のベンダーにより、設計され、製造され、組立てられてもよい。ベンダーと航空機製造業者との間のこの種の相互作用は、実行するには極めて複雑かつ困難であることもある。

たとえば、航空機製造業者及びベンダーが航空機開発時に互いに通信するときには、大量のデータが交換される。テラバイト単位のデータなどの情報の正確な伝送が、短時間でやりとりされる。この通信は、インターネットを含むネットワーク上で生じる。情報交換の精度が必要とされる。

異なるソフトウェアプログラムハードウェアネットワークアーキテクチャウェブサイトファイル種類データベース、及び航空機製造業者及びベンダーにより互いに通信するために使用される他の構成概念の使用により、この複雑さは増す。

さらに、航空機部品の設計及び航空機それ自体の進化が、製品開発過程中にしばしば起こる。顧客によりリクエストされるようなこれら変更及び他の変更により、結果としてさらに多くの情報交換が生じる。ゆえに、この工程には、望まれる以上に多くの時間及びコストがかかる。

概要

複数メーカの関与する製品開発において、情報交換を容易にする仮想開発環境を提供する。製品102開発のための方法及び装置が提供される。製品開発環境100は、システムを備える。システムは、仮想製品オンライン世界112マネージャー及びトランスをさらに備える。仮想製品オンライン世界112マネージャーは、仮想製品オンライン世界112の開発下で製品102のエレメント108を管理するように構成される。トランスは、エレメント108をネットワーク114上でエレメント108を開発する任意の数の製品開発システム116と交換するように構成される。

目的

たとえば、一つの組織が製品の主要な又は第一の開発者である一方で、他の組織は製品の異なるコンポーネントのサポートを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

製品開発環境(100)であって、製品開発環境(100)は、システムを備え、仮想製品オンライン世界(112)の開発下で製品(102)のエレメント(108)を管理するように構成された仮想製品オンライン世界(112)マネージャー(202)、及びエレメント(108)をネットワーク上でエレメント(108)を開発する任意の数の製品開発システム(116)と交換するように構成されたトランス(204)をさらに備える、製品開発環境(100)。

請求項2

トランス(204)は、任意の数の製品開発システム(116)の中の製品開発システム(124)から異種形式(128)で受信されたエレメント(108)の中のエレメント(120)を仮想製品オンライン世界(112)で使用されるマスター形式(122)へ変換し、かつマスター形式(122)のエレメント(120)を製品開発システム(124)への伝送のために異種形式(128)に変換するように構成された、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項3

セキュリティポリシー(212)に基づき任意の数の製品開発システム(116)と交換されたエレメント(108)の情報(106)を管理するように構成されたセキュリティマネージャー(206)をさらに備える、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項4

製品開発のために作業の割り当てを管理するように構成された作業構造マネージャー(208)をさらに備える、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項5

製品(102)のエレメント(108)の階層(216)を管理するように構成された製品構造マネージャー(210)をさらに備える、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項6

エレメント(120)は、製品(102)のコンポーネント仮想表現である、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項7

エレメント(120)は、作業構造コンポーネント(304)、要求構造コンポーネント(306)、製品構造コンポーネント(308)、可視化コンポーネント(310)及びセキュリティコンポーネント(312)のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項8

任意の数の製品開発システム(116)の中の製品開発システム(124)は、エレメント(108)の中のエレメント(120)を設計すること、エレメント(120)を製造すること、エレメント(120)を試験すること、エレメント(120)でシミュレーションを実行すること、エレメント(120)を修正すること、及びエレメント(120)を評価することのうちの少なくとも一つを実行するように構成された、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項9

任意の数の製品開発システム(116)の中の製品開発システム(124)は、コンピュータ支援設計システム、技術コンピュータ支援設計システム、製造システム、及び別の仮想製品オンライン世界(112)のうちの一つから選択される、請求項1に記載の製品開発環境(100)。

請求項10

製品開発環境(100)であって、仮想製品オンライン世界(112)の開発下で輸送機のエレメント(108)を管理するように構成された仮想製品オンライン世界(112)マネージャー(202)、エレメント(108)をネットワーク上でエレメント(108)を開発する製品開発システム(116)と交換し、製品開発システム(116)の中の製品開発システム(124)から異種形式(128)で受信されたエレメント(108)の中のエレメント(120)を仮想製品オンライン世界(112)で使用されるマスター形式(122)へ変換し、かつ製品開発システム(124)への伝送のためにマスター形式(122)のエレメント(120)を異種形式(128)に変換するように構成されたトランス(204)、セキュリティポリシー(212)に基づき製品開発システム(116)と交換されたエレメント(108)の情報(106)を管理するように構成されたセキュリティマネージャー(206)、輸送機開発についての作業の割り当てを管理するように構成された作業構造マネージャー(208)、及び輸送機のエレメント(108)の階層(216)を管理するように構成された製品構造マネージャー(210)を備える、製品開発環境(100)。

請求項11

エレメント(120)は、作業構造コンポーネント(304)、要求構造コンポーネント(306)、製品構造コンポーネント(308)、可視化コンポーネント(310)、及びセキュリティコンポーネント(312)のうちの少なくとも一つを含む、請求項10に記載の製品開発環境(100)。

請求項12

作業構造コンポーネント(304)は、輸送機開発のためのプログラムのエレメント(120)の場所を特定し、かつ製品構造コンポーネント(308)は、輸送機内部のエレメント(120)の場所を特定する、請求項11に記載の製品開発環境(100)。

請求項13

製品開発システム(116)の中の製品開発システム(124)は、コンピュータ支援設計システム、技術コンピュータ支援設計システム、製造システム、及び別の仮想製品オンライン世界(112)のうちの一つから選択される、請求項10に記載の製品開発環境(100)。

請求項14

製品開発環境(100)であって、仮想製品オンライン世界を備え、仮想製品オンライン世界の中の各仮想製品オンライン世界(112)は、製品開発環境(100)の開発下で製品のエレメント(108)を管理するように構成された仮想製品オンライン世界(112)マネージャー(202)、及びエレメント(108)をネットワーク(114)上でエレメント(108)を開発する仮想製品オンライン世界で選択された仮想製品オンライン世界(112)と交換し、選択された仮想製品オンライン世界(112)から異種形式(128)で受信されたエレメント(108)の中のエレメント(120)を各仮想製品オンライン世界(112)で使用されるマスター形式(122)に変換し、かつ選択された仮想製品オンライン世界(112)への伝送のためにマスター形式(122)のエレメント(120)を異種形式(128)に変換するように構成されたトランス(204)を備える、製品開発環境(100)。

請求項15

エレメント(120)は、作業構造コンポーネント(304)、要求構造コンポーネント(306)、製品構造コンポーネント(308)、可視化コンポーネント(310)及びセキュリティコンポーネント(312)のうちの少なくとも一つを含む、請求項14に記載の製品開発環境(100)。

技術分野

0001

本開示は概して製品開発に関し、具体的には仮想環境での製品開発に関する。さらに具体的には、本開示は、仮想製品オンライン世界を有する製品開発環境で製品を開発するための方法及び装置に関する。

背景技術

0002

航空機を開発する際には、航空機を形成するために、多くの異なる種類のコンポーネントが設計及び製造される。航空機の複合システムの形態でのコンポーネントは、より小さな部分に分けられ、設計及び製造のためにベンダーに請け負われる。言い換えれば、コンポーネントは、組立てられた又はそうでなければコンポーネントを形成するために互いに関連付けられたコンポーネントのグループからなる。たとえば、特定のベンダーは、着陸装置アセンブリコックピット制御システム接合部、尾部貨物室換気システム、又は航空機の任意の他のコンポーネントなど、コンポーネントを設計し製造するように契約される。

0003

各コンポーネントは、そのコンポーネントの所望の特性に基づき設計され試験が行われる。たとえば、着陸装置アセンブリの着陸装置支柱は、強度、材料、温度、又は着陸装置支柱の航空機への取り付けを適するものにする別の所望の特性など、ある特性に基づき設計される。

0004

さらに、着陸装置支柱の各コンポーネントは、異なるベンダーにより製造されてもよい。たとえば、あるベンダーが着陸装置支柱に関する機構構造を設計する一方で、別のベンダーが制御システムを設計してもよい。さらに、着陸装置支柱が設計され検査が行われるときには、さらに別の会社が着陸装置支柱を航空機の着陸装置アセンブリに設置するように契約されてもよい。

0005

現在、航空機の異なるコンポーネントを設計又は製造する各ベンダーは、コンポーネントを設計し製造するために、独自の設計システムを使用する。これらの設計システムは、ベンダー間で異なる。ベンダーにより使用される設計システムの統合不足は、航空機の設計及び製造を望まれる以上に時間がかかり退屈なものにすることもある。たとえば、航空機の製造業者が航空機の開発を調整するときには、多くのベンダーが設計モデル及び設備仕様書を提供しなければならい。これらの設計モデル及び設備仕様書は、航空機の製造業者により使用できる形式ではないかもしれない。

0006

要するに、コンポーネントを製造するベンダーは、コンポーネントを設計するベンダーからの特定のコンピュータ支援設計システムにより生成される設計を使用することができないかもしれない。これらのコンポーネントの設計が航空機製造業者又は別のベンダーにより必要とされるときには、航空機製造業者又は他のベンダーが同じ設計ソフトウェアを使用しないなら、ファイルを使用することがより難しくなるだろう。

0007

たとえば、設計及び製造工程中のある段階で、二つのベンダーは、航空機内部の着陸装置支柱のコンポーネント統合について議論するために、互いに連絡を取ることができる。そうするためには、第一のベンダーによりある種類の設計ソフトウェアで使用されるコンピュータ支援設計モデルは、第二のベンダーが検討し処理できるように、第二のベンダーにより使用される第二の種類の設計ソフトウェアで使用される形式に変換される。

0008

このコンポーネント情報交換及び変換は、望まれる以上に単調で時間を浪費する。さらに、第一のベンダー及び第二のベンダーにより設計されたコンポーネントのシミュレーションが第三のベンダーにより実行されるなら、この第三のベンダーは、変換せずに第一のベンダー及び第二のベンダーにより生成されたモデルを使用してシミュレーションを実行することができないかもしれない。第三のベンダーにより使用されるシミュレーションソフトウェアにより使用できる形式のモデルを配置するためには、モデル変換が必要とされる。

0009

さらに、着陸装置アセンブリのようなコンポーネントを形成するためにコンポーネントを統合する観点から修正を行う必要がある場合には、第二のベンダーにより使用されるモデルは、第一のベンダーにより検証及び修正されるように、第一の種類のソフトウェアにより使用される形式にもう一度変換される。各コンポーネントが航空機の所望のパラメータに到達するまで、この工程自体が繰り返される。

0010

具体的には、航空機製造業者は、複合製品制作する。たとえば、航空機は、何百万ものコンポーネントを有するかもしれない。コンポーネントは、何百のベンダーにより、設計され、製造され、組立てられてもよい。ベンダーと航空機製造業者との間のこの種の相互作用は、実行するには極めて複雑かつ困難であることもある。

0011

たとえば、航空機製造業者及びベンダーが航空機開発時に互いに通信するときには、大量のデータが交換される。テラバイト単位のデータなどの情報の正確な伝送が、短時間でやりとりされる。この通信は、インターネットを含むネットワーク上で生じる。情報交換の精度が必要とされる。

0012

異なるソフトウェアプログラムハードウェアネットワークアーキテクチャウェブサイトファイル種類データベース、及び航空機製造業者及びベンダーにより互いに通信するために使用される他の構成概念の使用により、この複雑さは増す。

0013

さらに、航空機部品の設計及び航空機それ自体の進化が、製品開発過程中にしばしば起こる。顧客によりリクエストされるようなこれら変更及び他の変更により、結果としてさらに多くの情報交換が生じる。ゆえに、この工程には、望まれる以上に多くの時間及びコストがかかる。

発明が解決しようとする課題

0014

したがって、少なくとも上記の問題点のいくつかと、起こりうる他の問題点を考慮する方法及び装置を有することが望ましい。

課題を解決するための手段

0015

一つの実施形態では、製品開発環境は、システムを備える。システムは、仮想製品オンライン世界マネージャー及びトランスをさらに備える。仮想製品オンライン世界マネージャーは、仮想製品オンライン世界の開発下で製品のエレメントを管理するように構成される。トランスは、エレメントをネットワーク上でエレメントを開発する任意の数の製品開発システムと交換するように構成される。

0016

別の実施形態では、製品開発環境は、仮想製品オンライン世界マネージャー、トランス、セキュリティマネージャー、作業構造マネージャー、及び製品構造マネージャーを備える。仮想製品オンライン世界マネージャーは、仮想輸送機オンライン世界の開発下で輸送機のエレメントを管理するように構成される。トランスは、エレメントをネットワーク上でエレメントを開発する製品開発システムと交換するように構成される。トランスは、複数の製品開発システムの一つから異種形式で受信された複数のエレメントの一つを仮想製品オンライン世界で使用されるマスター形式に変換するようにさらに構成される。トランスは、マスター形式のエレメントを製品開発システムへの伝送用の異種形式に変換するようにさらに構成される。セキュリティマネージャーは、セキュリティポリシーに基づき製品開発システムと交換されたエレメントの情報を管理するように構成される。作業構造マネージャーは、輸送機開発のために作業の割り当てを管理するように構成される。製品構造マネージャーは、輸送機のエレメントの階層を管理するように構成される。

0017

さらに別の実施形態では、製品開発環境は、仮想製品オンライン世界を備える。複数の仮想製品オンライン世界の各々は、製品開発環境の開発下で製品のエレメントを管理するように構成された仮想製品オンライン世界マネージャー、及びエレメントをネットワーク上でエレメントを開発する複数の仮想製品オンライン世界の選択された一つと交換するように構成されたトランスを備える。トランスは、選択された仮想製品オンライン世界から異種形式で受信された複数のエレメントの一つを各仮想製品オンライン世界で使用されるマスター形式に変換するようにさらに構成される。トランスは、マスター形式のエレメントを選択された仮想製品オンライン世界への伝送のために異種形式に変換するようにさらに構成される。

0018

有利には、選択された仮想製品オンライン世界の製品開発システムの製品開発環境は、コンピュータ支援設計システム、技術コンピュータ支援設計システム、製造システム、及び別の仮想製品オンライン世界のうちの一つから選択することができる。

0019

さらに別の実施形態では、製品の開発方法が提供される。エレメントは、仮想製品オンライン世界に記憶される。エレメントは、ネットワークに接続された統合ハブを介して任意の数の製品開発システムで交換される。任意の数の製品開発システムは、製品のエレメントを開発するように構成される。

0020

上述のフィーチャ及び機能は、本発明の種々の実施形態において単独で達成することができるか、又は他の実施形態において組み合わせることができ、これらの実施形態のさらなる詳細は、後述の説明及び図面を参照して理解できるだろう。

0021

実施形態の特徴と考えられる新規のフィーチャは、添付の特許請求の範囲に明記される。しかしながら、実施形態、好適な使用モード、さらにはその目的及び特徴は、添付図面とともに本発明の好適な実施形態の以下の詳細な説明を参照することにより最もよく理解されるだろう。

図面の簡単な説明

0022

実施形態による製品開発環境のブロック図を示す。
実施形態による統合ハブのブロック図を示す。
実施形態によるエレメントのブロック図を示す。
実施形態による製品開発システムのブロック図を示す。
実施形態による製品開発環境のブロック図を示す。
実施形態による製品開発環境の製品のエレメント階層のブロック図を示す。
実施形態による製品開発環境のブロック図を示す。
実施形態による製品の開発プロセスフローチャートを示す。
実施形態によるエレメント交換の管理プロセスのフローチャートを示す。
実施形態によるデータ処理システムのブロック図を示す。
実施形態による航空機の製造及び保守方法を示す。
実施形態による航空機を示す。

実施例

0023

実施形態は、一又は複数の異なる検討事項を認識し且つ考慮する。たとえば、製品開発時に、複数の組織が製品開発に含まれることを実施形態は認識しかつ考慮する。たとえば、一つの組織が製品の主要な又は第一の開発者である一方で、他の組織は製品の異なるコンポーネントのサポートを提供するベンダーとされる。

0024

また、異なる組織間で情報を共有することは、望まれる以上に難しいことを実施形態は認識しかつ考慮する。たとえば、異なる組織が異なる種類の開発ツールを用いることを実施形態は認識しかつ考慮する。

0025

一つの実施例では、これらの開発ツールは、コンピュータ支援設計CAD)ツールの形態を取ることができる。これらのコンピュータ支援設計ツールは、異なる組織間で独自のものである。この結果、異なる組織間での情報交換は、望まれる以上に難しい。

0026

たとえば、二つの第二の組織は、相互作用する又は互いに接続されたコンポーネント開発の情報を交換することができる。さらに、開発の異なる段階で、これらのコンポーネントの情報は、第一の組織に送り戻すことができる。

0027

一つの形式から別の形式への情報変換は望まれる以上に難しく、かつ複数の変換は、製品を手がける別の組織により何の開発システムが使用されるかに基づき実行されることを、実施形態は認識しかつ考慮する。一つの解決は、ベンダーに、主要な組織により選択された形式をサポートする開発ツールを使用するよう要求することである。しかしながら、この種の要求は、望まれる以上に面倒である。このような要求により、結果として、所望レベルの性能でコンポーネントを設計、製造、又は設計及び製造することができるベンダーを失う若しくは使用できなくなることがある。さらに、そのような要求により、望まれる以上にコストがかかるベンダーを使用する結果になるかもしれない。

0028

また、これらの組織は、大規模複数参加型オンラインゲーム環境のユーザに類似することを実施形態は認識しかつ考慮する。大規模複数参加型オンラインゲーム環境では、異なるユーザが、特定の世界で情報を共有し使用する。仮想製品オンライン世界のユーザとして異なる組織間で情報共有を可能にするために、仮想製品オンライン世界がつくられることを実施形態は認識しかつ考慮する。

0029

ゆえに、実施形態により、製品開発のために使用される環境が提供される。一つの実施形態では、製品開発環境は、仮想製品オンライン世界を提供することができる。この製品開発環境は、仮想製品オンライン世界マネージャー及びトランスを含むことができる。仮想製品オンライン世界マネージャーは、仮想製品オンライン世界の開発下で製品のエレメントを管理するように構成される。

0030

トランスは、エレメントをネットワーク上でエレメントを開発する製品開発システムと交換するように構成される。トランスは、複数の製品開発システムの一つから異種形式で受信された複数のエレメントの一つを仮想製品オンライン世界で使用されるマスター形式に変換するようにさらに構成される。さらに、トランスは、マスター形式のエレメントを製品開発システムへの伝送用の異種形式に変換するようにさらに構成されてもよい。

0031

ここで図、具体的には図1を参照すると、製品開発環境のブロック図が実施形態にしたがって示される。製品開発環境100は、製品102を開発するために使用される環境の例である。製品開発環境100は、製品102などの製品の開発時に使用されるシステム及び/又は他のコンポーネントを含むシステムである。

0032

本実施例では、組織104は、製品102を開発するために製品開発環境100内部で互いに共同して働くことができる。組織104の一つは、製品開発に参加する任意のエンティティである。たとえば、ベンダーは、航空機製造業者、造船会社、製品のコンポーネントの供給者、設計及びコンポーネントの試験を行う企業、及び製品102の開発に貢献する他の種類のエンティティとすることができる。

0033

図示されたように、製品102は、任意の数のコンポーネント103からなる。コンポーネント103は、これらの実施例において製品102を形成するために組立てられる。たとえば、組織104内の種々の組織は、製品102のコンポーネント103の種々のコンポーネントに責任を負う。たとえば、複数の組織104の一つが、複数のコンポーネント103のうちの一つの機械構造を設計する一方で、複数の組織104の別のものは、複数のコンポーネント103の同じコンポーネントの制御システムを設計することができる。

0034

これらの実施例では、製品102のコンポーネント103についての情報106は、製品102を開発する際に組織104間で交換される。製品102の開発時に、開発活動は、任意の数の異なる形態を取ることができる。

0035

たとえば、製品102の開発は、製品102の作成、製品102のアップグレード、製品102の修正、製品102の他の製品との統合、及び他の種類の開発活動のうちの少なくとも一つとされる。要するに、製品102の開発は、製品102のライフサイクルの初めから終わりまでで起こりうる。たとえば、製品102の作成、製品102の運行中の製品102の販売に先立つ製品102の試験、及び製品102のライフサイクルの他の部分の間に開発活動が行われる。

0036

ここで使用されるように、列挙された要素と共に使用されるときの「〜のうちの少なくとも一つ」という表現は、列挙された要素の一又は複数の様々な組み合わせが使用され、かつ列挙された要素のいずれかが一つだけあればよいということを意味する。例えば、「要素A、要素B、及び要素Cのうちの少なくとも一つ」は、例えば、限定されないが、「要素A」、若しくは「要素A及び要素B」を含む。この例は、「要素A、要素B、及び要素C」、若しくは「要素B及び要素C」も含む。他の例として、「〜のうちの少なくとも一つ」は、例えば、限定しないが、「二つの要素A、一つの要素B及び十の要素C」、「四つの要素B及びと七つの要素C」、並びに他の適する組み合わせを含む。

0037

具体的には、組織104は、製品102の開発において情報106を交換することができる。たとえば、情報106は、製品102のエレメント108を含むことができる。複数のエレメント108のうちの一つは、複数のコンポーネント103のうちの一つの仮想表現である。要するに、コンポーネント103が物理的物体であるのに対し、エレメント108はこれら物理的物体の仮想表現である。さらに、エレメント108は、コンポーネント103を製造し、エレメント108をシミュレーションし、検討し、試験を行い、又はそうでなければ操作するために使用される他の情報を含むことができる。

0038

たとえば、限定されないが、製品102が飛行機の形態を取るのであれば、エレメント108は、胴体翼ボックスエンジン機内エンターテイメントシステム着陸装置システム、タイヤ、支柱、バルクヘッド自動操縦装置システム、航空機ネットワークデータ処理システム、ナビゲーションシステム、任意の数のモニュメント、及びコンポーネント103の他の適するコンポーネントのうちの少なくとも一つの仮想表現とすることができる。

0039

これらの実施例では、エレメント108は、仮想物体である。要するに、エレメント108は、製品102で触れられ又は実際に使用される物理的物体ではない。その代わりに、エレメント108は、エレメント108の物理的形態を表す情報とされる。

0040

また、情報106は、エレメント108に追加して又はその代わりに別の種類の情報を含んでもよい。たとえば、情報106は、製品102についての財政情報販売促進材料マーケティング材料、及び製品102を形成するエレメント108から構成されない製品102の他の情報を含むことができる。

0041

これらの実施例では、組織104は、製品102の開発時に、エレメント108などの情報106を交換するために、仮想製品世界110にアクセスすることができる。仮想製品世界110は、仮想製品オンライン世界112の形態を取ることができる。具体的には、仮想製品オンライン世界112は、ネットワーク114を介して、組織104などの、ユーザによりアクセス可能である。

0042

図示されたように、仮想製品世界110は、コンピュータシステム115で実施される。コンピュータシステム115は、一又は複数のコンピュータである。複数のコンピュータが存在するときに、これらのコンピュータは、ネットワークなどの通信媒体を使用して相互に通信することができる。コンピュータシステム115のこのコンピュータネットワークは、これらの実施例でネットワーク114に接続される。

0043

ネットワーク114は、任意の数の異なる形態を取ることができる。たとえば、ネットワーク114は、一又は複数の異なる種類のネットワークから構成される。要するに、ネットワーク114は、互いに通信することができる複数のネットワークから形成される。たとえば、限定されないが、ネットワーク114は、広域ネットワークローカルエリアネットワークイントラネット、インターネット、及び他の適する種類の通信媒体のうちの少なくともひとつを含むことができる。

0044

これらの実施例では、組織104は、製品102を開発するために製品開発システム116を用いる。具体的には、組織104は、製品102のエレメント108を開発するために製品開発システム116を使用することができる。

0045

エレメント108の開発は、種々の活動を含むことができる。たとえば、エレメント108の開発は、エレメント108の設計、エレメント108の試験、エレメント108が所望の性能パラメータを満たすかどうかを調べるためのエレメント108の評価、コスト及び他の情報を特定するためのエレメント108の評価、及び他の開発活動のうちの少なくとも一つを含むことができる。一又は複数のこれらの異なる開発活動は、開発エレメント108のプロセスを含むことができる。

0046

これらの実施例では、製品開発システム116は、異なる形式を使用することができ、かつ望まれるほど容易には互いの間で情報106を交換することができない。たとえば、複数の製品開発システム116の一つは、複数の製品開発システム116の他の一つとは設計について異なる形式を使用することができる。製品開発システム116間の情報106の交換は、統合ハブ118の使用を介して容易に行われる。

0047

これらの実施例では、統合ハブ118は、仮想製品世界110に存在する。統合ハブ118は、組織104間の情報106の交換を促進するように構成される。具体的には、統合ハブ118は、異なる製品開発システム116間でのエレメント108の交換を促進することができる。

0048

この実施例では、統合ハブ118は、ソフトウェア、ハードウェア、又はその二つの組み合わせで実施される。ソフトウェアが使用されると、コンポーネントにより実行される動作は、プロセッサユニットで動作するように構成されたプログラムコードで実施される。ハードウェアが用いられると、ハードウェアは、コンポーネントの動作を実行するために動作する回路を含むことができる。

0049

これらの実施例では、ハードウェアは回路システム集積回路特定用途向け集積回路ASIC)、プログラマブル論理装置、または任意の数の動作を実行するように構成された別の適する種類のハードウェアの形態を取ることができる。プログラマブル論理装置により、装置は、任意の数の動作を実行するように構成される。装置は、後で再構成することができる、又は任意の数の動作を実行するように恒久的に構成することができる。プログラマブル論理装置の例は、例えば、プログラマブル論理アレイプログラマブルアレイ論理フィールドプログラマブル論理アレイフィールドプログラマブルゲートアレイ、及び他の適するハードウェア装置を含む。また、プロセスは、無機コンポーネントと統合された有機コンポーネントで実施されてもよく、及び/又は人間を除く有機コンポーネント全体から構成されてもよい。たとえば、プロセスは、有機半導体の回路として実施される。

0050

これらの実施例では、エレメント108は、マスター形式122で記憶される。マスター形式122は、情報106のエレメント108及び他の情報のために選択された形式である。マスター形式122は、仮想製品オンライン世界112のエレメント108を記憶するために統合ハブ118による使用のために選択された形式である。要するに、マスター形式122は、仮想製品オンライン世界112で使用される変換可能なファイル形式である。マスター形式122は、実施次第ではソフトウェアアプリケーションにより直接使用可能とも直接使用不可能ともすることもできる。

0051

組織104により使用される製品開発システム116間でエレメント108を交換する際には、統合ハブ118は、エレメント108をマスター形式122から製品開発システム116の各々により使用される適切な形式に変換するだろう。

0052

たとえば、エレメント108中のエレメント120は、組織104中の組織126内部で製品開発システム116の中の製品開発システム124により開発される。組織126の製品開発システム124から統合ハブ118へ送信されるときには、エレメント120は異種形式128を有する。

0053

これらの実施例では、異種形式128は、エレメント120を管理するために組織126により使用される組織126の中の情報の形式である。異種形式128は、製品開発システム116でソフトウェアアプリケーションによりサポートされるが、異種形式128は、製品開発システム116においてソフトウェアアプリケーションにより使用されるネイティブ形式ではない。たとえば、製品開発システム116のソフトウェアアプリケーションは、ネイティブファイル形式を使用してファイルを作成、編集公開、又はそうでなければ処理することができる。エレメント120のファイルは、製品開発システム116において他のソフトウェアアプリケーションによる使用のために異種形式128に変換される。実施例によっては、異種形式128は、ネイティブ形式としてもよい。

0054

統合ハブ118は、仮想製品世界110へ含まれるようにエレメント120を異種形式128からマスター形式122へ変更するよう構成される。類似の態様では、組織126がエレメント130へのアクセスをリクエストすれば、統合ハブ118は、組織126の製品開発システム124による使用のために、エレメント130をマスター形式122から異種形式128へ変換する。

0055

このように、統合ハブ118は、設計、試験、評価、可視化ナビゲーション、アクセス、証明、変換、検証、操作、管理、制御、統合、及び解析機能のうちの少なくとも一つを実行するために、仮想製品オンライン世界112へのアクセスを提供する。もちろん、統合ハブ118は、特定の実施次第で他の機能を実行するために仮想製品オンライン世界112へのアクセスを提供することができる。

0056

また、製品開発環境100は、任意の数の仮想製品世界132を含むこともできる。要素を参照する際にここで使用されるように、「任意の数の」は、一又は複数の要素を意味する。たとえば、任意の数の仮想製品世界132は、一又は複数の仮想製品世界132である。図示されたように、任意の数の仮想製品世界132は、ネットワーク114と通信する。要するに、仮想製品世界132は、これらの実施例においてネットワーク114を介してアクセス可能とされる。

0057

図示されたように、仮想製品世界132は、ネットワーク114を介してユーザによりアクセス可能な仮想製品オンライン世界134である。これらの実施例では、仮想製品世界132は、製品開発システム116のうちの一つなどの一種の製品開発システムである。仮想製品世界132の各々は、組織104内の一つにより使用される。

0058

これらの実施例では、仮想製品世界132は、エレメント138などの情報136を含むことができる。エレメント138は、これらの実施例では、製品102の部分でもあるエレメントとされる。

0059

ゆえに、製品102は、組織104によりアクセスされた仮想製品世界110の使用を通して開発される。他の実施例では、製品102は、任意の数の仮想製品世界132の形態で他の製品開発システムを有する仮想製品世界110の相互作用を通して開発される。

0060

以下の実施例は製品102を航空機及び潜水艦として解説するが、製品102は、ここで述べられる特定の物以外の多くの異なる形態を取ることができる。たとえば、他の実施形態は、製品102が移動プラットフォーム静止したプラットフォームベースの構造、水ベースの構造、及び宇宙ベースの構造である他の種類の製品に適用することができる。より具体的には、製品102は、たとえば、水上艦、タンク兵員輸送車電車宇宙船宇宙ステーション、輸送機、自動車、衛星、潜水艦、オートバイ機器発電所、橋、ダム製造施設建物、エンジン、補助パワーユニット燃料タンク携帯電話、コンピュータ、プリント回路板表計算プログラムワープロプログラム、胴体、翼、ネットワーク、及び他の適する種類の製品とすることができる。

0061

ここで図2を参照すると、統合ハブのブロック図が実施形態にしたがって示される。図示されるように、統合ハブ118は、図1の組織104の中の異なる組織間での情報106の交換を促進する任意の数のコンポーネント200を含む。さらに、一又は複数のコンポーネント200は、情報106を管理するようにも構成することができる。

0062

図示されるように、統合ハブ118は、仮想製品オンライン世界マネージャー202、トランス204、セキュリティマネージャー206、作業構造マネージャー208、製品構造マネージャー210、及び他の適するコンポーネントのうちの少なくとも一つを含む。

0063

仮想製品オンライン世界マネージャー202は、図1において仮想製品世界110の開発中に製品102のエレメント108を管理するように構成される。図1では、トランス204は、エレメント108をネットワーク114上でエレメント108を開発する製品開発システム116と交換するように構成される。別の例として、図1において、トランス204は、エレメント108を一又は複数の仮想製品世界132などの他の仮想製品世界と交換することもできる。

0064

また、トランス204は、異種形式128で受信されたエレメント120を仮想製品世界110で使用されるマスター形式122に変換するようにも構成される。さらに、トランス204は、図1において製品開発システム124への送信のために、エレメント130をマスター形式122から異種形式128へ変換するようにも構成される。もちろん、トランス204は、図1において他のエレメント108をマスター形式122、異種形式128、又は図1のエレメント108で情報106に適する別の形式に変換するように構成されてもよい。

0065

本実施例では、セキュリティマネージャー206は、セキュリティポリシー212に基づき製品開発システム116と交換されたエレメント108で情報106を管理するように構成される。セキュリティマネージャー206は、情報106が組織104の中の異なる組織により扱われる方法に関して、セキュリティポリシー212からの種々の規則を実施するために使用することができる。たとえば、エレメント108を通して組織104の中の異なる組織に共有される情報106は、種々の規則に基づくとされる。

0066

これらの規則は、組織104内の組織間にある契約又は他の合意に基づくとされる。さらに、組織104の場所は、どの情報106が組織104の中の異なる組織のエレメント108に含まれるかを限定することもできる。この限定は、セキュリティポリシー212で実施される政府の規則及び規制又は他のポリシーに基づくとされる。たとえば、セキュリティポリシー212は、国際武器取引規則、輸出規則、知的財産規則、アクセス制御リスト、及び他の適する種類のセキュリティポリシーのうちの少なくとも一つから選択された規則を実施することができる。

0067

さらに、セキュリティマネージャー206は、エレメント108を暗号化するように構成することもできる。たとえば、セキュリティマネージャー206は、暗号化が使用されるかどうか及び使用される暗号化の種類を特定するためにセキュリティポリシー212を使用することができる。使用される暗号化の種類は、組織の場所、規制、契約条項、及び他の要因次第とすることができる。暗号化の種類は、組織104の中の異なる組織で変更可能である。

0068

作業構造マネージャー208は、製品102の作業割り当てを管理するように構成される。具体的には、作業構造マネージャー208は、どの作業が製品102のエレメント108の開発時に組織104の中の異なる組織により実行されるのかを特定及び管理することができる。作業割り当て214は、責任だけではなくタイムラインも含むことができる。さらに、作業割り当て214は、これらに実施例において製品102についての財政情報を含むこともできる。

0069

製品構造マネージャー210は、製品102のエレメント108の階層216を管理するように構成される。製品構造マネージャー210は、エレメント108の中の異なるエレメントが、製品102のエレメント108の中の他のエレメントに対してどこに配置されるかを確認するために使用される。たとえば、製品構造マネージャー210は、航空機の胴体に対する着陸装置構造の場所を管理することができる。

0070

階層216は、互いに対するエレメント108の組織である。階層216は、エレメント108の中の特定のエレメントが他のエレメントに対してどこに配置されるかを特定する。

0071

エレメント108の中の異なるエレメントは、階層216の異なるレベルに配置される。エレメント108の中のエレメントは、他のエレメントのアセンブリとされる。そのアセンブリを形成するエレメントは、これらの実施例では階層216の下位レベルである。

0072

たとえば、エレメント108の中のいくつかのエレメントは、エレメント108の他のエレメントを作り上げる又は形成することができる。さらに別の実施例では、エレメント108の中のいくつかのエレメントは、エレメント108の他のエレメントに接続される又はそれと連携することができる。ゆえに、階層216の最下位レベルのエレメントは、階層216の次のレベルでもっと複雑なエレメントを形成するために、階層216の最下位レベルで他のエレメントと結合される又は関連付けられる。要するに、製品構造マネージャー210は、航空機などの完全に組立てられた構造である最上位レベルまで階層216のすべてのレベルを管理する。

0073

次に図3を参照すると、エレメントのブロック図が実施形態にしたがって示される。エレメント300は、図1のエレメント108の一つのエレメントの例である。図示されたように、エレメント300は、エレメント識別子302、作業構造コンポーネント304、要求構造コンポーネント306、製品構造コンポーネント308、可視化コンポーネント310、及びセキュリティコンポーネント312のうちの少なくとも一つを含む。

0074

エレメント識別子302は、エレメントを特定する。エレメント識別子302は、エレメントの名前とされる。場合によっては、エレメント識別子302は、固有の識別子とされる。さらに別の実施例では、エレメント識別子302は、特定の実施次第では名前及び固有の識別子を含むことができる。

0075

作業構造コンポーネント304は、エレメント300の作業割り当てを特定する。要するに、作業構造コンポーネント304は、どの組織がエレメント300を開発しているかを特定することができる。また、作業構造コンポーネント304は、製品開発のプログラムのエレメント300の場所を特定することもできる。要するに、作業コンポーネント304は、エレメント300が製品開発の計画全体のどこに適合するかを特定する。

0076

要求構造コンポーネント306は、エレメント300の要求を特定する。これらの要求は、エレメント300の仕様形態にある。この仕様は、たとえば、技術仕様とされる。要求構造コンポーネント306は、エレメント300の所望の性能パラメータを含むことができる。これらのパラメータは、エレメント300の性能、エレメント300に使用される材料、及び他の適する情報についてのパラメータを含むことができる。たとえば、限定されないが、要求構造コンポーネント306は、負荷動作温度、寸法、材料、機能、及びエレメント300についての他の情報などの所望のパラメータを識別することができる。

0077

製品構造コンポーネント308は、製品内部のエレメント300の位置を特定する。製品構造コンポーネント308は、たとえば、エレメント300が他のエレメントに対してどこに配置されるかを特定することができる。たとえば、エレメント300が窓であれば、製品構造コンポーネント308は、窓がどこに配置されるかを特定することができる。たとえば、窓は、ドア又は胴体など別のエレメントに配置することができる。この場所は、階層構造又は座標を使用して、若しくは別の適する方法で述べることができる。

0078

可視化コンポーネント310は、エレメント300を表示するために使用される情報を含む。たとえば、可視化コンポーネント310は、任意のコンピュータシステムでエレメント300を見るために使用される情報を含む。要するに、情報は、ディスプレー装置にエレメント300を表示するために使用される。これらの実施例では、情報は、三次元ディスプレーを生成するために使用される。ゆえに、オペレーターがエレメント300を見られるように、可視化コンポーネント310は、エレメント300を表示するために使用される。エレメント300の二次元又は三次元表現を表示するために使用されるディスプレー装置は、たとえば、限定されないが、コンピュータシステム、タブレットモバイル装置、又は別の適する種類のディスプレー装置のうちの一つとされる。

0079

これらの実施例では、可視化コンポーネント310は、エレメント300をオペレーターに表示するために、たとえばコンピュータ支援設計ツールなどの製品開発システムにより使用される情報を含むことができる。ゆえに、可視化コンポーネント310は、コンピュータ支援設計システムによる使用のために構成されたコンピュータ支援設計モデルを含むことができる。

0080

セキュリティコンポーネント312は、エレメント300のセキュリティ要求を特定する。たとえば、セキュリティコンポーネント312は、エレメント300の分布又は使用の制限を特定する。さらに、セキュリティコンポーネント312は、エレメント300の他のコンポーネントの暗号化を含むこともできる。このように、エレメント300は、確実な方法で分布する。

0081

セキュリティコンポーネント312は、エレメント300の他のコンポーネントに適合される暗号化の形態を取ることもできる。セキュリティコンポーネント312は、エレメント300の他のコンポーネントの暗号化の形態を取るときには、他のコンポーネント周囲を覆うもの又はその周囲の層と見なされる。

0082

さらに、エレメント300の種々のコンポーネントは、任意の数の形式314を有してもよい。各個別のコンポーネントは、エレメント300を使用する個別の製品開発システム次第では、任意の数の形式314の異なる形式を有してもよい。任意の数の形式314は、特定の製品開発システム又は任意の数の製品開発システムに調整される。たとえば、一つの製品開発システムが任意の数の形式314のうちの一つを有し、その一方で、別の製品開発システムが任意の数の形式314の異なる形式を有してもよい。エレメント300のコンポーネントの任意の数の形式314の中の異なる形式の使用により、異なる製品開発システムは、図1の製品102などの製品開発について互いに通信可能となる。

0083

ここで図4を参照すると、製品開発システムのブロック図が実施形態にしたがって示される。製品開発システム400は、図1の製品開発システム116のうちの一つの例である。

0084

図示されるように、製品開発システム400は、エレメントデザイナー402、製造システム404、試験システム406、エバリュエータ408、仮想製品オンライン世界410、及び他の適する種類の製品開発システムのうちの少なくとも一つとすることができる。要するに、製品開発システム400は、これらの種類のシステムの任意の一つとすることができるが、特定の実施次第では、同じ種類又は異なる種類の複数のシステムを含んでもよい。

0085

製品開発システム400がエレメントデザイナー402を含むときには、製品開発システム400は、エレメントの種々の態様を設計するために使用できる。エレメントデザイナー402は、エレメント411のモデル413を生成するために使用される。

0086

エレメントデザイナー402は、コンピュータ支援設計システム、技術コンピュータ支援設計システム、及び他の適する種類のデザイナーとすることができる。コンピュータ支援設計システムは、エレメント411の設計の作成、修正及び解析、若しくはその最適化を促進するために使用されるシステムに基づくコンピュータとされる。

0087

エレメントデザイナー402が技術コンピュータ支援システムであるときには、エレメントデザイナー402は、回路、半導体、又は別の装置の形態でエレメントを設計するために使用される。さらに、技術コンピュータ支援設計システムは、回路又は半導体を作成するプロセスを設計するために使用されてもよい。

0088

製造システム404は、エレメント411の物理的又は現実世界の形態を作り出すために使用される。要するに、製造システム404は、コンポーネント414を製造するために構成される。コンポーネント414を製造する際に、製造システム404は、コンポーネント414を製造するために使用される情報を含むエレメントを受信する。

0089

たとえば、製造システム404は、ソフトウェアコンポーネントのコードを生成するために使用される。ソフトウェアコンポーネントは、たとえば、制御法則ナビゲーションソフトウェア、及び他の種類のソフトウェアコンポーネントとされる。

0090

別の例では、エレメント411のモデル413は、製品のエレメントの物理的形態を製造するために使用される。たとえば、製造システム404は、たとえば、限定されないが、着陸装置アセンブリ、機内エンターテイメントシステム、照明システム、チューブ、換気システム、翼、翼ボックス、バルクヘッド、及び物理的形態の他の適するコンポーネントなどの物理的コンポーネントを製造するためにモデル413を使用することができる。

0091

製造システム404は、様々な形態を取ることができる。たとえば、製造システム404は、金属加工システム複合構造製造システム、半導体製造システムプログラムコード生成システム、及び製品で使用するエレメントの物理的形態を生成するために使用される他の種類のシステムのうちの少なくとも一つとされる。

0092

検査システム406は、エレメント411を使用して製造されるエレメント411及びコンポーネント414の両方で試験を実行するように構成される。たとえば、試験システム406は、エレメント411でシミュレーション416を行うためにモデル413を使用することができる。シミュレーション416は、異なる条件下でエレメント411をシミュレーションすることができる。たとえば、シミュレーション416は、負荷、温度、圧力、湿度、及びこれらの条件下でのエレメント411の性能の試験を行うための他の条件をシミュレーションすることができる。

0093

さらに、試験システム406は、エレメントが望まれるように業務を遂行するかどうかを判定するために、エレメント411の物理的形態の試験を実際に行うために使用される。たとえば、試験システム406は、エレメント411を評価するためにコンポーネント414で試験を実行することができる。

0094

エバリュエータ408は、エレメント411の評価を実行するために使用される。エバリュエータ408は、エレメント411の性能レベル、エレメント411のコスト、及びエレメントが希望通りに製品内で使用されるために経済的に実行可能であるかどうかを判定する際に望まれる他の適する経済的要因を評価することができる。

0095

製品開発システム400が仮想製品オンライン世界410の形態をとるときには、製品開発システム400は、製品のエレメント管理のレポジトリとして作用することができる。これらの例では、仮想製品オンライン世界410は、エレメントを他の仮想製品オンライン世界と交換することができる。

0096

ここで図5を参照すると、製品開発環境のブロック図が実施形態にしたがって示される。製品開発環境500は、図1の製品開発環境100を実施する例である。図示されたように、仮想製品オンライン世界502は、航空機製造業者504により管理される。これらの実施例では、航空機製造業者504は、航空機506を開発する。航空機506は、本実施例では、新たな航空機である。他の実施例では、航空機506の開発は、アップデート改装、修正、又はそうでなければ航空機506を形成するための航空機の現在の設計変更のうちの少なくとも一つを含むことができる。

0097

これらの実施例では、航空機製造業者504は、航空機506の開発におけるベンダー508、ベンダー510、ベンダー512、及びベンダー514とともに作業を行うことができる。ここでは四つのベンダーが示されるが、他の数のベンダーが航空機506の開発に存在していてもよい。たとえば、航空機504は、航空機506を開発するために10のベンダー、45のベンダー、200のベンダー、又は別の数のベンダーと作業を行うことができる。

0098

図示されたように、ベンダー508は製品開発システム516を有し、ベンダー510は製品開発システム518を有し、ベンダー512は製品開発システム520を有し、かつベンダー514は製品開発システム522を有する。もちろん、ベンダーが、実施次第では単独の製品開発システムだけを有する場合もある。

0099

これらの実施例では、これらの製品開発システム及びこれらのベンダーは、ネットワーク524を介して仮想製品オンライン世界502にアクセスできる。図示されたように、仮想製品オンライン世界502へのアクセスは、ネットワーク524経由で統合ハブ526を介して起こる。この実施例では、統合ハブ526は、仮想製品オンライン世界502のエレメント528へのアクセスを提供する。このように、ベンダー508などのベンダーは、エレメント、すなわちエレメント530を開発し、航空機506のエレメント528に含まれるように仮想製品オンライン世界502にそのエレメントを送ることができる。ベンダー508で製品開発システム516により生成されたエレメント530は、仮想製品オンライン世界502のエレメント528と同じ形式を有していなくてもよい。統合ハブ526は、ベンダー508により送られたエレメント530の形式を、仮想製品オンライン世界502のエレメント528により使用される形式に変更する。

0100

さらに、ベンダー508は、ベンダー510で製品開発システム518による使用のためにエレメント530を提供する。エレメント530は、統合ハブ526に送信され、仮想製品オンライン世界502に配置される。ベンダー510は、次いで、仮想製品オンライン世界502からエレメント530を獲得する。統合ハブ526は、ベンダー510で製品開発システム518により使用可能な形式にエレメント530をフォーマットする。

0101

ベンダー510は、エレメント530に修正又は変更を加えるために製品開発システム518を使用する。別の実施例では、ベンダー510は、試験、シミュレーション、コンポーネントの製造、又は他の適する動作など、エレメント530で他の動作を実行する。さらに、ベンダー510は、エレメント531を開発するためにエレメント530を使用することができる。

0102

他の実施例では、航空機製造業者504は、航空機506の開発時に、パートナー航空機製造業者532と作業を行うこともできる。パートナー航空機製造業者532は、統合ハブ536によりアクセスが提供される仮想製品オンライン世界534を有する。もちろん、航空機506を開発するためにともに作業を行う追加の航空機製造業者が存在してもよい。

0103

この実施例では、仮想製品オンライン世界534のエレメント538は、航空機506の仮想製品オンライン世界502のエレメント528に追加するエレメントとされる。たとえば、パートナー航空機製造業者532が航空機506のエレメント538を提供する一方で、航空機製造業者504は航空機506のエレメント528を提供する。たとえば、パートナー航空機製造業者532からのエレメント538は、航空機506の推進システム電気システム環境システム、及び尾部とされる。航空機製造業者504からのエレメント528は、胴体、翼、燃料タンク、燃料システム油圧システム、及び他のコンポーネントの他の部分などの航空機506の他のコンポーネントのエレメントとされる。もちろん、エレメント528は、特定の実施次第では、エレメント538のいくつかを含む場合もある。

0104

これらの実施例では、ベンダー540は、製品開発システム542を有する。ベンダー540は、仮想製品オンライン世界534のエレメント538内に含まれる又はその内部で使用されるためのエレメント544を生成することができる。これらの実施例では、ベンダー510は、特定の実施次第では、パートナー航空機製造業者532で統合ハブ536を介して仮想製品オンライン世界534にアクセスすることもできる。

0105

ゆえに、製品開発環境500により、任意の数のベンダー及び任意の数の製造業者からのエレメントの統合が可能になる。このように、航空機506のコンポーネントの開発は、より効率的に完了する。

0106

次に図6を参照すると、製品開発環境における製品のエレメント階層のブロック図が、実施形態にしたがって図示される。この実施例では、製品開発環境600は、図1の製品開発環境を実施する例である。

0107

製品開発環境600は、階層603に配置された仮想製品オンライン世界602を含む。具体的には、仮想製品オンライン世界602は、仮想製品オンライン世界604、仮想製品オンライン世界606、仮想製品オンライン世界608、仮想製品オンライン世界610、仮想製品オンライン世界612、仮想製品オンライン世界614、仮想製品オンライン世界616、仮想製品オンライン世界618、及び仮想製品オンライン世界620を含む。実施例において、これらの仮想製品オンライン世界の各々は、組織の部分とされる。

0108

本実施例では、エレメント622は、仮想製品オンライン世界602に位置付けられ、かつ仮想製品オンライン世界602の階層603に配置される。

0109

たとえば、エレメント624は、仮想製品オンライン世界604に位置付けられる。エレメント626及びエレメント628は、仮想製品オンライン世界606及び仮想製品オンライン世界608にそれぞれ位置付けられる。エレメント630、エレメント632、及びエレメント634は、仮想製品オンライン世界610、仮想製品オンライン世界612、及び仮想製品オンライン世界614にそれぞれ位置付けられる。エレメント636、エレメント638、及びエレメント640は、仮想製品オンライン世界616、仮想製品オンライン世界618、及び仮想製品オンライン世界620にそれぞれ位置付けられる。

0110

図示されたように、製品の情報は、仮想製品オンライン世界602を介して分布する。要するに、仮想製品オンライン世界602の中のいくつかの仮想製品オンライン世界のエレメントは、仮想製品オンライン世界602の中の他の仮想製品オンライン世界には見られない。

0111

たとえば、仮想製品オンライン世界604のエレメント624は、統合された製品642のエレメントである。統合された製品642は、階層603の最上位にある。この階層603の最上位は、階層603の第一レベル又はルートとも言える。

0112

仮想製品オンライン世界606のエレメント626は、統合された製品642のアセンブリ(A)646のエレメントである。仮想製品オンライン世界608のエレメント628は、統合された製品642のアセンブリ(B)648のエレメントである。アセンブリ(A)646及びアセンブリ(B)648は、階層の第二レベルとされる。アセンブリ(A)646及びアセンブリ(B)648は、統合された製品642を形成する。

0113

仮想製品オンライン世界610のエレメント630は、アセンブリ(A)646のコンポーネント(1)650のエレメントである。仮想製品オンライン世界612のエレメント632は、アセンブリ(A)646のコンポーネント(2)652のエレメントである。仮想製品オンライン世界614のエレメント634は、アセンブリ(A)646のコンポーネント(3)654のエレメントである。

0114

同様に、エレメント636は、アセンブリ(B)648のコンポーネント(A)656のエレメントである。エレメント638は、アセンブリ(B)648のコンポーネント(B)658のエレメントである。エレメント640は、アセンブリ(B)648のコンポーネント(C)660のエレメントである。コンポーネント(1)650、コンポーネント(2)652、コンポーネント(3)654、コンポーネント(A)656、コンポーネント(B)658、及びコンポーネント(C)660は、階層630の第三レベルを備える。

0115

階層603において、異なる仮想製品オンライン世界に示された種々のエレメントは、仮想製品オンライン世界のすべてに存在するとは限らない。階層603の高いレベルに必要とされるエレメントだけが、その特定の仮想製品オンライン世界に含まれる。

0116

たとえば、コンポーネント(1)650は、機内エンターテイメントディスプレーシステムとされるアセンブリ(A)646での使用のためのプリント回路板とされる。エレメント630は、コンポーネント(1)650により表されるプリント回路板のエレメントのアセンブリであり、たとえば、限定されないが、回路基板レジスタコンデンサ、スイッチ、及びプリント回路板に見られる他のコンポーネントを含む。エレメント630の中のエレメント651は、コンポーネント(1)650、すなわちプリント回路板を形成するエレメント630の種々のエレメントのアセンブリを表す。

0117

機内エンターテイメント表示システムを表すエレメント626は、プリント回路板を表すエレメント630の中のエレメント651を含むのみで、エレメント651、すなわちプリント回路板を形成するすべてのコンポーネントを表すエレメント630の中の他のエレメントを含まないとすることができる。エレメント651は、アセンブリ(A)646で必要とされる情報を含むが、機内エンターテイメントディスプレーシステムの製造に不要である他の情報は含まないとすることができる。

0118

要するに、仮想製品オンライン世界606は、コンポーネント(1)650、すなわちプリント回路板を表すエレメント651だけを必要とする。コンポーネント(1)650を形成するエレメント630の中の他のエレメントは、仮想製品オンライン世界606には含まれない。

0119

つまり、仮想製品オンライン世界606は、仮想製品オンライン世界610の詳細を含まない特定のレベル又は粒度を有する。仮想製品オンライン世界610、仮想製品オンライン世界612、及び仮想製品オンライン世界614のエレメントすべてが、本実施例において必要とされるわけではない、というのは、仮想製品オンライン世界606は、他の組織から提供されるアセンブリ(A)646のコンポーネント(1)650、コンポーネント(2)652、及びコンポーネント(3)654に依存するからである。このように、統合された製品642を作り上げるエレメント624は、仮想製品オンライン世界602を介して分布し、階層603で体系化される。

0120

他の実施例では、仮想製品世界は、複数の製品を設計、製造、又は組み立てることができる。たとえば、仮想製品オンライン世界610は、コンポーネント(1)650及びコンポーネント(1A)のエレメント630を有することができる。他の実施例では、仮想製品オンライン世界610は、コンポーネント(1)650、コンポーネント(1A)、コンポーネント(1B)、及び/又は他のコンポーネントのエレメント630を有することができる。もちろん、他の任意の数のコンポーネントは、これらの実施例における一つの仮想製品オンライン世界のエレメント又は任意の数の仮想製品オンライン世界からのエレメントの組み合わせを使用して設計することもできる。

0121

さらに別の実施例では、オペレーターは、階層603の一つのレベルからさらなる詳細をリクエストすることができる。たとえば、エレメント651だけがコンポーネント(1)650の所望の粒度を提供するためにアセンブリ(A)646により必要とされる一方で、特定の実施次第では、オペレーターは、コンポーネント(1)650のエレメント630についての付加的な詳細をリクエストすることができる。要するに、オペレーターは、階層603のコンポーネントの特定レベルの粒度を調べるために階層のレベル間を移動することができる。

0122

いくつかの実施例では、階層603の異なるレベルを介して移動するオペレーターの能力は、図3のセキュリティコンポーネント312などのセキュリティコンポーネント次第とすることができる。ユーザが仮想ゲーム環境の「レベル」を介して移動するように、オペレーターは、製品開発環境600の階層603のレベルを介して移動することができる。特定のオペレーターが階層603のあるレベルにアクセスする許可を有していなければ、そのオペレーターは、階層603の別のレベルのコンポーネントについての付加的な詳細を調べることができない。

0123

階層603での製品開発環境が階層603の三つのレベルで示されているが、実施形態において、もっと多くのレベルが存在してもよい。たとえば、特定の実施次第では、5つのレベル、29のレベル、又は100のレベルが、階層603に存在してもよい。

0124

ここで図7を参照すると、製品開発環境のブロック図が実施形態にしたがって示される。この示された例では、製品開発環境700は、図1に示された製品開発環境100を実施する例である。

0125

この示された例では、製品開発環境700は、潜水艦702の形態の製品を開発するために使用される。図示されたように、潜水艦製造業者704は、仮想製品オンライン世界706を有する。仮想製品オンライン世界706のエレメント708は、潜水艦702のエレメントである。統合ハブ710は、仮想製品オンライン世界706へのアクセスを提供するために使用される。具体的には、統合ハブ710は、仮想製品オンライン世界706のエレメント708にアクセスを提供する。

0126

示されたように、ベンダー714はエレメント設計システム716を有し、ベンダー718はエレメント設計システム720を有する。この例では、ベンダー714及びベンダー718は、エレメント708を設計する。エレメント708は、ネットワーク722を使用して仮想製品オンライン世界706の統合ハブ710に送られる。

0127

また、潜水艦702の開発は、エレメント708の試験を行うことを含むことができる。たとえば、ベンダー724は、試験システム726を有する。試験システム726は、製品開発システムの例である。試験システム726は、異なる条件下でエレメント708のシミュレーションを介してエレメント708の試験を行うために使用される。

0128

さらに別の例では、ベンダー728は、製造システム730を有することができる。ベンダー728は、潜水艦702のエレメント708を使用してコンポーネント732を製造する。また、ベンダー724の試験システム726は、これらに実施例の試験コンポーネント732の試験を行うこともできる。

0129

製造システム730は、エレメント708を使用してコンポーネント732を製造する。 製造システム730による仮想製品オンライン世界706から受信された要素708は、コンポーネント732を製造するための情報を提供するために使用される。

0130

図1〜7の環境内部の製品開発環境及びコンポーネントの図は、実施形態が実施される方法に対して、物理的又は技術的限定を意味するものではない。図示したコンポーネントに加えて又はその代わりに、他のコンポーネントを使用することができる。幾つかのコンポーネントは、不要とされてもよい。また、幾つかの機能コンポーネントを示すためにブロックが提示される実施形態で実施されるときには、一又は複数のこれらのブロックは、結合されてもよく、分割されてもよく、又は種々のブロックに結合及び分割されてもよい。

0131

たとえば、実施例は航空機又は潜水艦の形態での製品に向けられたが、他の製品に適合することもできる。たとえば、製品は、移動プラットフォーム、静止したプラットフォーム、陸ベースの構造、水ベースの構造、及び宇宙ベースの構造、水上艦、タンク、兵員輸送車、電車、宇宙船、宇宙ステーション、輸送機、自動車、衛星、潜水艦、オートバイ、機器、発電所、橋、ダム、製造施設、建物、エンジン、補助パワーユニット、燃料タンク、携帯電話、コンピュータ、プリント回路板、表計算プログラム、ワープロプログラム、胴体、翼、及びネットワークとすることができる。

0132

また、特定の数のベンダー、開発システム及び他のコンポーネントの図は、限定を意味するものではない。種々の例の特定の数のコンポーネントの図は、実施形態のいくつかを実施する例の提供を意図しているにすぎない。

0133

さらに別の実施例では、図2の統合ハブ118のコンポーネント200の種々のコンポーネントは、組み合わされてもよく、又はさらに細かく分割されてもよい。たとえば、セキュリティマネージャー206は、異なる組織に分布可能である情報を特定するセキュリティマネージャーを含むことができる。別のセキュリティマネージャーが、エレメントの所望の暗号化を提供するために実施されてもよい。

0134

別の例では、図3のエレメント300は、示されるエレメントの幾つか又はすべてを含むことができる。実施例によっては、作業構造コンポーネント304及び要求構造コンポーネント306が省略されてもよい。さらに別の例では、他の種類の情報が、エレメント300に含まれてもよい。たとえば、エレメント300は、種々のコンポーネントがいつ修正又は変更されたのかを特定するタイムスタンプを含むこともできる。さらに別の実施例では、エレメント300を製造するために実行されるステップ又は動作を特定するプロセスコンポーネントが存在してもよい。

0135

ゆえに、図1〜7の製品開発環境及びこれらの環境の中の種々のコンポーネントの図は、航空機などの製品を製造する際に複数のベンダーにより使用される設計システム及び他の開発システムを統合するための構造、プロセス又はその両方を提供する。このように、ベンダー間での情報の流れが統合され、さらに効率のよい製品開発環境を提供することができる。

0136

次に図8を参照すると、製品開発プロセスのフローチャートが、実施形態にしたがって示される。図8に示されるプロセスは、図1の製品開発環境100で実施することができる。この実施例では、図1の統合ハブ118を使用して、種々の工程が実施される。

0137

プロセスは、マスター形式の仮想製品オンライン世界のエレメントを記憶することにより開始する(工程800)。エレメントは、ネットワークに接続された統合ハブを介して任意の数の製品開発システムと交換され(工程802)、その後、工程は終了する。これらの実施例では、任意の数の製品開発システムは、製品のエレメントを開発するように構成される。先に述べられたように、この開発は、設計、試験、評価、及び他の種類の開発活動を含む様々な形態をとることができる。

0138

工程802では、これらの製品開発システムは、エレメントを設計し、仮想製品オンライン世界内部に含まれるように統合ハブにこれらのエレメントを送信する。さらに、いくつかの製品開発システムは、試験を行うために仮想製品オンライン世界からエレメントを獲得する。また、エレメントは、仮想製品オンライン世界から獲得されたエレメントと何らかの形で関連し又は関連付けられた付加的なエレメントを設計する際に使用するために獲得される。

0139

ここで図9を参照すると、エレメント交換の管理プロセスのフローチャートが、実施形態にしたがって示される。本実施例のプロセスは、図8で述べられた工程802の任意の数の開発システムとエレメントを交換する部分として実施される。

0140

プロセスは、製品開発システムからリクエストを待つことにより開始する(工程900)。リクエストが受信されると、リクエストがエレメントを仮想製品オンライン世界に配置することかどうかについて判定が行われる(工程902)。リクエストがエレメントを仮想製品オンライン世界に配置することであるなら、エレメントがマスター形式であるかどうかについて判定が行われる(工程904)。

0141

エレメントがマスター形式でないなら、プロセスは、エレメントを異種形式からマスター形式に変換する(工程906)。次に、プロセスは、エレメントを仮想製品オンライン世界に配置し(工程908)、その後、プロセスは上述の工程900に戻る。

0142

工程904を再び参照すると、エレメントがマスター形式であれば、プロセスは、工程908に直接進む。工程902を再び参照すると、リクエストがエレメントを仮想製品オンライン世界に配置することでなければ、プロセスは、リクエストが仮想製品オンライン世界でエレメントにアクセスすることかどうかを判定する(工程910)。

0143

リクエストが仮想製品オンライン世界のエレメントにアクセスすることであれば、プロセスは、エレメントへのアクセスをリクエストする製品開発システムがマスター形式を使用するかどうかを判定する(工程912)。工程開発システムがマスター形式を使用しないなら、プロセスは、製品開発システムにより使用される形式を特定する(工程914)。次いで、プロセスは、エレメントを製品開発システムにより使用される形式に変換する(工程916)。次に、プロセスは、エレメントを製品開発システムに送り(工程918)、その後プロセスは工程900に戻る。

0144

工程912を再び参照すると、エレメントへのアクセスをリクエストする製品開発システムがマスター形式を使用するなら、プロセスは、上述の工程916に進む。工程910を再び参照すると、リクエストが仮想製品オンライン世界でエレメントにアクセスすることでなければ、リクエストは進み(工程920)、次いで、プロセスは工程900に戻る。この処理は、様々な形式を取りうる。たとえば、リクエストは、製品開発システムを登録し、組織により影響を受けるエレメントについての統計的な情報を獲得するための登録リクエスト、及び他の適する種類のリクエストとされる。

0145

図示した異なる実施形態でのフローチャート及びブロック図は、実施形態の装置及び方法のいくつかの実施可能な構造、機能性、及び工程を示す。その際、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、工程又はステップのモジュールセグメント、機能及び/又は部分を表す。例えば、一又は複数のブロックは、ハードウェア内のプログラムコードとして、又はプログラムコードとハードウェアの組合せとして実施することができる。ハードウェアで実施されるとき、ハードウェアは、例えば、フローチャート又はブロック図の一又は複数の動作を実行するように製造又は構成された集積回路の形態をとることができる。

0146

実施形態のいくつかの代替的な実施において、ブロックに記載された機能又は機能群は、図の中に記載の順序を逸脱して現れることがある。例えば、場合によっては、連続して示されている二つのブロックがほぼ同時に実行されてもよく、又は含まれる機能によっては、時にはブロックが逆の順番で実行されてもよい。また、フローチャート又はブロック図に描かれているブロックに加えて他のブロックが追加されでもよい。

0147

図10を参照すると、データ処理システムのブロック図が実施例にしたがって示される。データ処理システム1000は、たとえば、製品開発システム116及び情報処理を必要とする他の適するコンポーネントなどの他のコンポーネントを実施するために使用されるコンピュータ又は他のコンピュータ装置のみならず、製品開発環境100のコンピュータシステム115の一又は複数のコンピュータを実施するために使用される。この実施例では、データ処理システム1000は、通信フレームワーク1002を含み、これによりプロセッサユニット1004、メモリ1006、固定記憶域1008、通信ユニット1010、入出力(I/O)ユニット1012、及びディスプレー1014の間での通信が提供される。この実施例では、通信フレームワークは、バスシステムの形態をとることができる。

0148

プロセッサユニット1004は、メモリ1006に読み込み可能なソフトウェアに対する命令を実行する。プロセッサユニット1004は、特定の実施次第で、任意の数のプロセッサマルチプロセッサコア、又は別の種類のプロセッサとすることができる。

0149

メモリ1006及び固定記憶域1008は、記憶装置1016の例である。記憶装置は、たとえば、限定されないが、データ、関数形式のプログラムコード、及び/又は他の適する情報などの情報を一時的及び/又は永続的に記憶することができる任意のハードウェアである。記憶装置1016は、これらの実施例ではコンピュータ可読記憶装置と呼ばれることもある。このような実施例では、メモリ1006は、例えば、ランダムアクセスメモリ、又は別の適する揮発性又は非揮発性の記憶装置することができる。固定記憶域1008は、特定の実施次第で様々な形態をとることができる。

0150

例えば、固定記憶域1008は、一又は複数のコンポーネント又は装置を含む。例えば、固定記憶域1008は、ハードドライブフラッシュメモリ書換え型光ディスク書換え型磁気テープ、又はそれらの何らかの組み合わせとすることができる。固定記憶域1008により使用される媒体は、取り外し可能なものでもよい。例えば、取り外し可能なハードドライブが、固定記憶域1008に使用されてもよい。

0151

これらの例では、通信ユニット1010は、他のデータ処理システム又は装置との通信を提供する。このような実施例では、通信ユニット1010は、ネットワークインターフェースカードである。

0152

入出力ユニット1012は、データ処理システム1000に接続される他の装置とのデータの入出力を可能にする。例えば、入出力ユニット1012は、キーボードマウス、及び/又は他の適する入力装置によりユーザ入力のための接続を提供する。さらに、入出力ユニット1012は、プリンタに出力を送ることができる。ディスプレー1014は、ユーザに対して情報を表示する機構を提供する。

0153

オペレーティングシステムアプリケーション、及び/又はプログラムに対する命令は、通信フレームワーク1002を介してプロセッサユニット1004と通信する記憶装置1016内に配置される。種々の実施形態のプロセスは、メモリ1006などのメモリに配置されるコンピュータで実施可能な命令を使用して、プロセッサユニット1004により実行される。

0154

これらの命令は、プログラムコード、コンピュータ可用プログラムコード、又はコンピュータ可読プログラムコードと呼ばれ、プロセッサユニット1004内のプロセッサによって読み込まれ実行される。種々の実施形態におけるプログラムコードは、例えば、メモリ1006又は固定記憶域1008などの種々の物理媒体又はコンピュータ可読記憶媒体上で実施される。

0155

プログラムコード1018は、選択的に着脱可能であり、プロセッサユニット1004により実行するためのデータ処理システム1000に読み込まれる又は転送されるコンピュータ可読媒体1020で、関数形式で配置される。プログラムコード1018及びコンピュータで可読媒体1020は、これらの実施例ではコンピュータプログラム製品1022を形成する。一つの実施例では、コンピュータ可読媒体1020は、コンピュータ可読記憶媒体1024又はコンピュータ可読信号媒体1026とすることができる。

0156

これらの実施例では、コンピュータ可読記憶媒体1024は、プログラムコード1018を伝搬又は送信する媒体よりはむしろプログラムコード1018を記憶するために使用される物理的な又は有形の記憶装置である。

0157

代替的には、プログラムコード1018は、コンピュータ可読信号媒体1026を使用してデータ処理システム1000に転送されてもよい。コンピュータ可読信号媒体1026は、たとえば、プログラムコード1018を含む伝搬されたデータ信号とされる。例えば、コンピュータ可読信号媒体1026は、電磁信号光信号、及び/又は別の適する種類の信号とされる。これらの信号は、無線通信リンク光ファイバケーブル同軸ケーブル有線、及び/又は別の適する種類の通信リンクなどの通信リンクで伝送される。

0158

データ処理システム1000について示された種々のコンポーネントは、種々の実施形態が実施される方法を構造的に限定するものではない。異なる実施形態は、データ処理システム1000に対して図示されたコンポーネントに追加される又はそれらに代わるコンポーネントを含むデータ処理システム内で実施することができる。図10に示された他のコンポーネントは、示された実施例から変形することができる。異なる実施形態は、プログラムコード1018を実行できる任意のハードウェア装置又はシステムを使用して実施される。

0159

本発明の実施形態は、図11に示す航空機の製造及び保守方法1100及び図12に示す航空機1200の観点から説明することができる。具体的には、仮想製品オンライン世界のエレメントを使用して製造されたコンポーネントは、図11に示す航空機の製造及び保守方法1100及び図12に示す航空機1200に照らし説明される。

0160

まず図11に注目すると、航空機の製造及び保守の方法が実施形態にしたがって示される。製造前の段階では、航空機の製造及び保守方法1100は、図12の航空機1200の仕様及び設計1102並びに材料調達1104を含む。

0161

製造段階では、図12の航空機1200のコンポーネント及びサブアセンブリの製造1106及びシステムインテグレーション1108が行われる。その後、図12の航空機1200は、運航1112に供するために認可及び納品1110が行われる。顧客により運航1112される間に、図12の航空機1200は、定期的な整備及び保守1114(改造、再構成、改修、及びその他の整備又は保守を含みうる)を受ける。

0162

航空機の製造及び保守方法1100の各プロセスは、システムインテグレーター第三者、及び/又はオペレーターによって実施又は実行される。これらの実施例では、オペレーターは顧客とされる。本明細書の目的では、システムインテグレーターは、限定されないが、任意の数の航空機製造業者、および主要システムの下請業者を含み;第三者は、限定されないが、任意の数のベンダー、下請業者、および供給業者を含み;オペレーターは、航空会社リース会社事団体、サービス機関などを含む。

0163

ここで図12を参照すると、実施形態が実施される航空機が示される。この実施例では、航空機1200は、図11の航空機の製造及び保守方法1100によって製造され、複数のシステム1204及び内装1206を有する機体1202を含む。システム1204の例は、推進システム1208、電気システム1210、油圧システム1212、及び環境システム1214のうちの一又は複数を含む。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例が示されたが、自動車産業などの他の産業にも種々の実施形態を適用することができる。

0164

有利には、方法は、仮想製品オンライン世界(112)にエレメント(108)を記憶することを含み、エレメント(108)をネットワーク(114)に接続された統合ハブ(118)を介して任意の数の製品開発システム(116)と交換し、任意の数の製品開発システム(116)は、製品(102)のエレメント(108)を開発するように構成される。

0165

さらに、方法は、好ましくは、マスター形式(122)で仮想製品オンライン世界(112)にエレメント(108)を記憶して、統合ハブにより、任意の数の製品開発システム(116)の中の製品開発システム(124)から異種形式(128)で受信された要素(108)のうちの一つを仮想製品オンライン世界(112)で使用されるマスター形式(122)に変換すること;及び統合ハブ(118)により、マスター形式(122)のエレメント(120)を製品開発システム(124)への伝送のために異種形式(128)に変換することを含む。

0166

さらに有利には、統合ハブ(118)は、設計、試験、評価、可視化、ナビゲーション、アクセス、証明、変換、検証、操作、管理、制御、統合、及び解析機能のうちの少なくとも一つを実行するために、仮想製品オンライン世界(112)へのアクセスを提供する。

0167

ここで実施される装置及び方法は、図11の航空機の製造及び保守方法1100のうちの少なくとも一つの段階で採用される。たとえば、仕様および設計1102中に航空機1200を開発するために、一又は複数の実施形態が実施される。さらにまた、整備及び保守1114中に航空機1200のコンポーネントを開発するために、実施形態が実施されてもよい。たとえば、航空機1200のコンポーネント形成における製品は、改修、整備、アップグレード、及び整備及び保守1114中の他の工程を実行する際に使用するために開発される。さらに別の例では、航空機1200のコンポーネントの形態での製品開発は、システムインテグレーション1108中に生じることもある。この段階での活動には、システムインテグレーション1108中に特定される進歩又は問題次第では、コンポーネントの改修又は新たなコンポーネントの設計が含まれる。

0168

ゆえに、一又は複数の実施形態は、製品開発の製品開発環境を提供する。製品のコンポーネントを設計する異なる組織による使用のために、仮想製品オンライン世界が提供される。組織により設計されるこれらのコンポーネントの仮想バージョンは、エレメントの形態を取る。これらのエレメントは、仮想製品オンライン世界へのアクセスを提供する統合ハブにより管理される。一又は複数の仮想製品オンライン世界の使用により、種々の組織は、製品開発に共同で取り組むことができる。具体的には、コンポーネントは、製品を開発するために、設計され、試験され、評価され、そうでなければ処理又は解析される。

0169

一又は複数の仮想製品オンライン世界を使用することにより、種々の組織は、現在利用できる方法ほど異なる組織間での情報交換時の複雑さを伴わずに、仮想製品オンライン世界にアクセスすることができる。一又は複数の実施形態により、仮想製品オンライン世界及び統合ハブは、組織が他の組織から受信された情報の形式をそれらの形式に変換可能とし、かつその逆も可能とする必要性を減らす又は除去する。さらに、実施例の仮想製品オンライン世界の使用により、種々の工程が、少ない経費で実行される。種々の組織は、情報変換を実行するためのソフトウェアを有する必要がない。さらにまた、種々の組織は、開発工程を実行する際に異なる種類の形式に適応するための異なる種類のシステムを有する必要がない。

0170

仮想製品オンライン世界では、共通の製品開発空間が、製品を開発する際に含まれる種々の組織に提供される。さらに、仮想製品オンライン世界の階層が、情報分布及び製品開発時に情報の異なるレベルの粒度を必要とするユーザへのアクセスをさらに提供するために用いられる。

0171

ゆえに、実施形態により、製造業者及びベンダーは、途切れなくできる限りリアルタイムに近い時間で情報交換ができるようになる。一又は複数の実施形態により、製品開発中に所望の精度で情報交換を提供可能なシステムが提供される。情報交換は、複数のユーザによりアクセスされる製品開発環境を通して、一又は複数の実施形態で提供される。製品開発環境は、製造業者、ベンダー及び他の組織による収集、改修、蓄積、管理、可視化、及び他の活動などの活動を可能にする一又は複数の仮想製品世界を有することができる。

0172

種々の実施形態の記述は、例示及び説明を目的として提供されており、包括的であること又は開示された形態での実施形態に限定されることを意図するものではない。当業者には、多数の修正例及び変形例が明らかだろう。

0173

さらに、異なる実施形態は、他の実施形態に照らして別の特徴を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最も好ましく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施形態の開示と、考慮される特定の用途に適した様々な修正例との理解を促すために選択及び記述されている。

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