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技術 シートベルト及びこれを備えた乳児用椅子

出願人 株式会社ティーレックス
発明者 坂西泰彦
出願日 2012年9月5日 (7年9ヶ月経過) 出願番号 2012-195011
公開日 2014年3月20日 (6年3ヶ月経過) 公開番号 2014-050449
状態 特許登録済
技術分野 構造を特徴とするいす 子供用家具
主要キーワード 湾曲辺 角アール 一体化前 座面部分 平面視略円弧状 発砲樹脂 断面円弧 留め部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年3月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

シートベルトを必要に応じて交換などができるとともに、適用可能範囲を拡大する。

解決手段

着座した乳児椅子51の凹状座部52上に拘束するベルト部材21を備えたシートベルト11において、ベルト部材21における椅子51の表面に対して固定すべき端末部に、偏平形状の固定部材31を保持し、固定部材31の片面に突起部34を立設する。一方、椅子51は発泡樹脂成形により形成し、柔軟性と可撓性を持たせる。前記突起部34を先鋭に形成し、凹状座部52の表面から突き刺して裏面に突き出た突起部34の先端側部分に、留め部材41を係止して、固定部材31の固定状態を保持する構成とする。

概要

背景

乳児用椅子では、乳児椅子から転落したり、危険な方向に勝手に移動したりしないように、シートベルトが備えられている。このシートベルトは、乳児の腰部分拘束する左右2本の平紐状のベルトと、乳児の下腹部を拘束する1本の紐状のベルトと、これらを乳児の腹部上で着脱可能に連結する係合手段とで構成され、3本のベルトの端末部はリベット等の適宜手段によって椅子に直接固定されている。

しかし、ベルトの端末部を椅子に直接固定する構成であるので、強固な固定ができるものの、ベルトが損傷したり汚れたりしたときに交換ができない。

この点、下記特許文献1のように、携帯性を有し、外出先の適宜の椅子に乳児を固定できるようにする固定具がある。この固定具は、複数のベルトからなり、1本のベルトを椅子の背もたれ部に対して環状に掛け回して、このベルトに対して他のベルトを固定する構造であるので、ベルトの掛け回しができるような椅子でないと、固定ができない。例えば、下記特許文献2に開示されているように背もたれ部分に隙間がない椅子には使用できない。

概要

シートベルトを必要に応じて交換などができるとともに、適用可能範囲を拡大する。着座した乳児を椅子51の凹状座部52上に拘束するベルト部材21を備えたシートベルト11において、ベルト部材21における椅子51の表面に対して固定すべき端末部に、偏平形状の固定部材31を保持し、固定部材31の片面に突起部34を立設する。一方、椅子51は発泡樹脂成形により形成し、柔軟性と可撓性を持たせる。前記突起部34を先鋭に形成し、凹状座部52の表面から突き刺して裏面に突き出た突起部34の先端側部分に、留め部材41を係止して、固定部材31の固定状態を保持する構成とする。

目的

この発明は、必要に応じて交換可能にできるとともに、背もたれ部分に隙間がない椅子にも固定が行えるようにすることを主な目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

着座した乳児椅子の座面上に拘束するベルト部材を備えたシートベルトであって、前記ベルト部材における前記椅子の表面に対して固定すべき端末部に、偏平形状の固定部材が保持され、該固定部材の片面には突起部が立設されるとともに、前記椅子を貫通して裏面から突き出た前記突起部を保持する留め部材を備えたシートベルト。

請求項2

前記留め部材が、前記突起部の挿入を許容する挿入部を有する請求項1に記載のシートベルト。

請求項3

前記固定部材の突起部が、外周方向張り出す拡径部を先端部に有し、前記留め部材が、前記拡径部の下側に係止する係止部を有する請求項1または請求項2に記載のシートベルト。

請求項4

前記固定部材の突起部の先端に、前記椅子に対して穿孔する先鋭の穿孔部が形成された請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のシートベルト。

請求項5

前記留め部材が、前記突起部の挿入を許容する挿入部を有する筒状の筒状部と、該筒状部の一端から外周方向に張り出す板状の鍔部を有した請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のシートベルト。

請求項6

前記留め部材が合成樹脂製であるとともに、前記筒状部に、筒状部の拡径変形を許容するスリットが形成された請求項5に記載のシートベルト。

請求項7

前記請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載のシートベルトを備えた乳児用椅子

請求項8

発泡樹脂からなる成形品であり、柔軟性と可撓性を有し、前記請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載のシートベルトを備えた乳児用椅子。

技術分野

0001

この発明は、乳児用椅子に使用されるシートベルトに関し、より詳しくは、交換が可能にできるとともに、背もたれ部分に隙間がない椅子にも固定可能であるような、シートベルト及びこれを備えた乳児用椅子に関する。

背景技術

0002

乳児用椅子では、乳児が椅子から転落したり、危険な方向に勝手に移動したりしないように、シートベルトが備えられている。このシートベルトは、乳児の腰部分拘束する左右2本の平紐状のベルトと、乳児の下腹部を拘束する1本の紐状のベルトと、これらを乳児の腹部上で着脱可能に連結する係合手段とで構成され、3本のベルトの端末部はリベット等の適宜手段によって椅子に直接固定されている。

0003

しかし、ベルトの端末部を椅子に直接固定する構成であるので、強固な固定ができるものの、ベルトが損傷したり汚れたりしたときに交換ができない。

0004

この点、下記特許文献1のように、携帯性を有し、外出先の適宜の椅子に乳児を固定できるようにする固定具がある。この固定具は、複数のベルトからなり、1本のベルトを椅子の背もたれ部に対して環状に掛け回して、このベルトに対して他のベルトを固定する構造であるので、ベルトの掛け回しができるような椅子でないと、固定ができない。例えば、下記特許文献2に開示されているように背もたれ部分に隙間がない椅子には使用できない。

先行技術

0005

特開2006−187423号公報
特表2002−542856号公報

発明が解決しようとする課題

0006

そこで、この発明は、必要に応じて交換可能にできるとともに、背もたれ部分に隙間がない椅子にも固定が行えるようにすることを主な目的とする。

課題を解決するための手段

0007

そのための第1の手段は、着座した乳児を椅子の座面上に拘束するベルト部材を備えたシートベルトであって、前記ベルト部材における前記椅子の表面に対して固定すべき端末部に、偏平形状の固定部材が保持され、該固定部材の片面には突起部が立設されるとともに、前記椅子を貫通して裏面から突き出た前記突起部を保持する留め部材を備えたシートベルトである。

0008

この構成では、ベルト部材の端末部に保持された固定部材の突起部を、椅子の座面部分の表面から裏面に向けて貫通させて、突起部における椅子の裏面に突出した部分に留め部材を保持すれば、ベルト部材が椅子に対して一体に固定される。突起部が貫通する部分は貫通穴があらかじめ形成されていても、貫通時に貫通穴が形成されるものでも、いずれでもよい。固定部材は偏平形状であるので、座面部分に存在しても、着座する幼児異物感を与えない。また、留め部材を突起部から外せばシートベルトが椅子から分離可能であり、シートベルトの交換や洗浄等に便利である。固定部材は貫通穴を用いて固定するので、構成が簡素で、ベルトを通す隙間のない椅子に対する固定も可能である。貫通穴さえ形成できれば、シートベルトを既存の椅子に固定する、後付けも可能である。

0009

課題を解決するための第2の手段は、前記シートベルトを備えた乳児用椅子である。

発明の効果

0010

この発明によれば、シートベルトは必要に応じて交換が可能にできるので、損傷したり汚れたりしたときに、新品と交換したり洗浄したりして、シートベルトの損傷があっても、椅子としての使用を継続できるようにすることができる。

0011

また、固定部材が偏平形状であり、貫通穴を介して固定できるので、背もたれ部分にベルトを通す隙間がない椅子にも固定が行える。必要であれば、既存の椅子に対して後付することも可能であり、汎用性を高めることもできる。

図面の簡単な説明

0012

シートベルトと椅子の一体化前の状態の平面図。
椅子の正面図。
シートベルトを備えた椅子の平面図。
固定部材と留め部材の構造を示す側面図、平面図、断面図。
シートベルトの固定作業を説明する側面図。
他の例に係るシートベルトの固定部材と留め部材を示す平面図と片側断面図
図6のシートベルトの固定作業を説明する側面図。
他の例に係るシートベルトの固定部材と固定作業を説明する側面図。
他の例に係るシートベルトの固定部材と固定作業を説明する側面図。

実施例

0013

この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、シートベルト11と乳児用椅子51(以下、「椅子」という)の分離状態(固定前)の平面図であり、図2は椅子51の正面図、図3はシートベルト11を備えた椅子51の平面図である。

0014

まず、椅子51の構成について簡単に説明したのち、シートベルト11の構成について説明する。

0015

椅子51は、樹脂一体成形で形成され、全体が柔軟であるとともに、一部に力を加えると撓んで他の部分まで変位する可撓性を有している。

0016

その形状は、全体が臼のような脚のない形であり、乳児の臀部を中心とする部位をのせる凹状の凹状座部52と、この凹状座部52の外周位置で凹状座部を支持する支持部53とを有する。

0017

凹状座部52は、底が凹球面状で、全周に内壁面54を有する形状である。凹状座部52の底の湾曲は、乳児の臀部の湾曲よりも大きく設定するのが好ましい。

0018

凹状座部52のうちの前方側部分には、凹状座部52に着座した乳児の脚を凹状座部52から出すための2つの切欠部55が形成されている。これら2つの切欠部55の間には、底から立ち上がって、乳児の腹部に対向する腹部対向部56が立設されている。

0019

凹状座部52の後方側部分の上端部には、乳児の背中を支持する高さの背もたれ部57が立設されている。

0020

前記支持部53は、凹状座部52の上端縁から下方に折り返して形成され、下端の全周に、円形接地面58を有している。凹状座部53の全体は、略一定の厚さである。

0021

このような形状の椅子51は、樹脂のなかでも、例えばポリウレタン等の発砲樹脂を用いて形成すると、乳児に対する当たりの柔らかさと、所望の可撓性の両方の性質を持たせることができる。

0022

成形は、周知の発泡射出成形で行う。所望の可撓性をも持たせるには、表面の質を内部のそれと異ならせる低発泡成形法SF成形法)で行うとよい。例えばガスカウンタープレッシャ法、SSM法、コ・インジェクション法等を採用できるが、コ・インジェクション法を用いて、内面層発泡樹脂表面層に発泡樹脂でない非発泡性樹脂が位置するように構成すると、より良い可撓性と表面特製が付与できる。

0023

前記シートベルト11は、前記椅子51に着座した乳児を前記凹状座部52の上に拘束するためのもので、図1に示したように、ベルト部材21と、このベルト部材21の端末部に固定された3個の固定部材31と、これら固定部材31の椅子51に対する固定状態を保持する留め部材41を備えている。ベルト部材21の3個の端末部は、前記椅子51の凹状座部52の表面に対して固定される部分である。

0024

前記ベルト部材21は、平紐状をなす3本のベルト22,23と、これらを着脱可能に連結する結合部材24を有する。3本のベルト22,23のうちの1本のベルト22は、乳児の左右の大腿部間に挟まれる位置に上下方向に延びるもので、上端に、前記結合部材24の一部である被係合部材24aを有している。被係合部材24aは、前記結合部材24の一部である係合部材24bを差し込む差し込み部を左右両側に備えている。

0025

3本のベルト22,23のうちの他の2本のベルト23,23は、乳児の腰部分の左右をそれぞれ拘束するもので、先端には前記係合部材24bを有する。また、長手方向の中間部には、ベルトの実質的長さを調節する長さ調節用スライド調節具25が備えられている。

0026

前記固定部材31は、前記3本のベルト22,23の端末部に保持されるもので、硬質合成樹脂で形成されている。固定部材31は、図1に示したように前記ベルト22,23よりも幅広で、図4(a)に示したように薄い、偏平な形状に形成されている。固定部材31の一端にはベルトを通す挿通穴32が形成され、固定部材31の他端は、平面視略円弧状に湾曲する湾曲辺33が形成されている。

0027

固定部材31の片面(椅子51に接する面)における前記挿通穴32と湾曲辺33との間には、突起部34が立設されている。突起部34の長さは、椅子51の凹状座部52に対して突き刺したときに先端側の部分が裏面から所定量突出する長さである。

0028

この突起部34の先端部には、外周方向張り出す拡径部35を有し、この拡径部35より先端には、前記椅子51に対して穿孔する先鋭の穿孔部36が形成されている。穿孔部36は円錐状である。円錐状のほか、角錐状などであってもよい。

0029

前記留め部材41は、前記椅子51の裏面において、表面から貫通して裏面に突き出た前記突起部34を保持するもので、合成樹脂で構成されている。留め部材は、図1図4(b)、図4(c)に示したような偏平な円板状の本体部42と、この本体部42の片面(椅子51に接する面と反対側の面)に一体に形成された円筒状の筒状部43を有し、筒状部43内の穴に前記本体部42から貫通する挿入部44を有している。換言すれば、筒状部43の一端に外周方向に張り出す板状の本体部42を有した形状である。前記挿入部44は、前記固定部材31における突起部34の挿入を許容する部分である。

0030

前記突起部34は、拡径部35を有するので、留め部材41の筒状部43の内周面には、前記拡径部35の下側に係止する係止部45を有している。係止部45は、突起部34を抜け止め可能に保持するためのもので、図4(c)に示したように、外周方向に広がる段部で構成される。この係止部45よりも先端側は、前記突起部34の穿孔部36を収容できる長さに設定されている。

0031

また、この筒状部43の先端面から前記本体部42にわたって、前記突起部34の挿入に伴う筒状部43の拡径変形を許容するために、筒状部43の中心、つまり前記挿入部44の中心点を中心にして十字状のスリット46が形成されている。このスリット46は、本体部42の径方向の中間位置までのびる長さに設定されている。

0032

このようなスリット46の存在によって、突起部34を挿入部44に挿入したときに、図4(d)に仮想線で示したように筒状部43は拡径方向に変形し、突起部34の拡径部35が係止部45を越えた時点で、筒状部43が弾性復帰によって元の形状に戻って、突起部34の抜け止めがなされる。

0033

なお、図4(d)は図4(c)のA−A断面図である。

0034

また、留め部材41の本体部42における筒状部43を有しない側の角部分には、断面円弧状の角アール部47が形成されて、角のない状態にされている。一方、本体部42における挿入部44の口縁には、椅子51に接する面側ほど大径となるテーパ面48が形成されている。

0035

このように構成されたシートベルト11は、ベルト部材21に保持された3か所の固定部材31を、図1に示したように、椅子51の所定の位置に固定する。被係合部材24aを備えたベルト22の固定部材31は、椅子51の凹状座部52のうちの腹部対向部56側に固定し、係合部材24bを備えた2本のベルト23の固定部材は、凹状座部52のうちの後部側の左右の離れた位置に固定する。固定は図5に示したように行う。3個の固定部材31の固定は、いずれも同じである。

0036

つまり、椅子51における凹状座部52の所定位置に対して、凹状座部52の表面から裏面に向けて固定部材31の突起部34を突き刺し(図5(a)参照)、凹状座部52の裏面から突き出た突起部34の先端側部分に留め部材41を挿嵌して保持する。

0037

椅子51の素材が柔軟なものであり、突起部34は穿孔部36を有する構造であるので、突起部34が入る穴を椅子51にあらかじめ形成しておく必要はなく、固定作業は容易である。また、留め部材41は挿入部44を有する構造であって、挿嵌すれば保持が完了するので、この点からも、固定のための作業はきわめて容易となる。

0038

固定部材31の固定状態では、固定部材31の一端の挿入穴32はベルト22,23よりも幅広であるのでベルト22,23を幅方向縮めるようなことなく広げた状態できれいに保持でき、固定部材31の他端の湾曲辺33は、椅子51の凹状座部52の表面に優しく当たって、椅子51の損傷を回避する。留め部材41の挿入部44の口縁には、テーパ面48が形成されているので、固定部材31の突起部34が刺さりやすく、そのうえ突起部34で穴あけをした場合でも、椅子51の穴周辺の素材の逃げ場となって、挿入状態を安定させる。また留め部材41の外周縁の角アール部47が、椅子51に対する当たりを和らげて、椅子51の損傷を回避する。

0039

このようなシートベルト11を備えた椅子51では、乳児を座らせてシートベルト11を留めると、乳児は勝手に椅子51から出たり、移動したりすることができず、安全を確保できる。

0040

また、固定部材31は偏平形状であるので、凹状座面52に存在しても、着座する幼児に異物感を与えず、快適な着座状態を得られる。

0041

さらに、固定部材31は貫通穴を用いて固定するので、構成が簡素で、前記の椅子51のようにベルトを通す隙間のない形態の椅子に対しても固定可能である。

0042

そして、シートベルト11が破損したり汚れたりしたときには、シートベルト11を外すことができる。外すには、留め部材41のスリット46を広げて、拡径部35の係止を解除して、留め部材41を固定部材31の突起部34から分離する。このため、シートベルト11を新しいものに交換したり、シートベルト11をきれいに洗浄したりすることが可能である。この結果、シートベルト11が損傷したりしても、椅子51の長期間の使用を可能にできる。

0043

また、シートベルト11を備えない椅子51がすでにある場合であって、シートベルト11が必要な場合には、その椅子51の凹状座部52に対して、前述のようにして固定部材31と留め部材41を固定して、後付けによりシートベルト11を有する椅子51とすることができる。適用可能な椅子51の形態がさまざまであるので、汎用性が高い。

0044

椅子51における固定部材31の固定位置には、固定部材31の突起部34を差し込む穴をあらかじめ形成しておいてもよい。

0045

以下、その他の構成例について説明する。この説明において、先の構成と同一又は同等の部位については、同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。

0046

図6はシートベルト11の固定部材31と留め部材41を示し、固定部材31は前記の構成と同一であるが(図6(a)参照)、留め部材41は全体が板状に形成されている。すなわち、略円板状に形成され、中心に挿入部44を有し、外周縁から挿入部44にかけて切り込み49が形成されている。切り込み49は、外周側ほど幅広に形成されている。

0047

このように構成された留め部材41を備えたシートベルトでは、図7(a)に示したように、固定部材31の突起部34を凹状座部52に突き刺してから、留め部材41を突起部34の拡径部35の下に挟み込むようにして切り込み49部分から差し込んで、図7(b)に示したように係止を行う。

0048

固定状態において固定部材31の穿孔部36は突き出した状態であるが、突き出ている箇所は椅子51の裏面側であるので、使用にあたって支障はない。

0049

図8に示した固定部材31は、突起部34の先端部に拡径部35を備えるものの、穿孔部36を有しない構造である。突起部34の先端37は丸く形成されている。留め部材41は図6図7に示したのと同一構造である。

0050

このため、椅子51における固定部材31の突起部34を挿入する部位には、あらかじめ貫通穴59が形成されている。

0051

留め部材41は、図4に示した留め部材41と同一構造であってもよい。

0052

図9に示した固定部材31は、突起部34の外周面雄ねじ38を有するもので、先端には穿孔部36を備えている。椅子51における固定部材31の突起部34を挿入する部位には、仮想線で示したように貫通穴59を形成しておいても、穿孔部36で貫通穴59を形成するようにしても、いずれでもよい。貫通穴59を形成しておく場合には、穿孔部36を省略してもよい。

0053

留め部材41は、図4に示した留め部材41と同様に本体部42と筒状部43を有し、筒状部43内の挿入部44の内周面には、挿入部44の長手方向全体にわたって、固定部材31の突起部34の雄ねじ38に螺合可能な雌ねじ44aが形成されている。

0054

このような固定部材31と留め部材41を有する構成では、シートベルト11を椅子51に固定するときには、固定部材31の突起部34を椅子51に挿した後で、留め部材41を突起部34に螺合する。シートベルト11を椅子51から外すときには、留め部材41を回転して螺合状態を解除する。

0055

螺合操作によってシートベルト11の着脱が行えるので、特に外す作業が容易である。

0056

これらのような構成のシートベルト11と、このシートベルト11を備えた椅子51でも、前記と同様に作用効果を達成する。

0057

この発明の構成と、前記一形態の構成との対応において、
この発明の座面は、前記凹状座部52に対応し、
同様に、
この発明の鍔部は、前記本体部42に対応するも、
この発明は前記の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することができる。

0058

例えば、椅子は、丸く湾曲した凹状座部を有しない、一般的な平らな座面を有する椅子であってもよい。

0059

また、留め部材は、固定部材の突起部の挿入を許容する挿入部を有するものではなく、例えば突起部の先端部に差し込んで突起部の先端部を拡大させて抜け止めするような構成など、適宜の形状に形成することができる。

0060

11…シートベルト
21…ベルト部材
31…固定部材
34…突起部
35…拡径部
36…穿孔部
41…留め部材
42…本体部
43…筒状部
44…挿入部
45…係止部
46…スリット
51…乳児用椅子
52…凹状座部

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