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課題

日常的に服用可能で安全性の高い内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤を提供する。

解決手段

食酢寒天オリゴ糖とを含有することを特徴とする内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤。食酢及び寒天オリゴ糖の摂取量は、食酢は成人日当酢酸として10〜4500mgが好ましく、50〜2000mgが特に好ましく、寒天オリゴ糖は0.1〜100mgが好ましく、1〜50mgが特に好ましい。内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤の形態は限定されず、カプセル剤錠剤顆粒剤、飲料等の通常の医薬品及び食品の形態を採用できる。

概要

背景

皮膚は、生体の最も外側にある器官で、病原菌異物等の侵入を防ぐと共に外界物理的刺激等から生体を保護している。

皮膚は、表皮真皮皮下組織の3層から成り立っており、最も表面にある表皮は、真皮側から基底細胞層、有棘細胞層顆粒細胞層、角質細胞層の4層から成る。基底部にある角化細胞細胞分裂を繰り返し、その一部が基底細胞層を去って上層移行し、有棘層顆粒層を経て角質層を構成し、最終的にはとなり脱落する。

角質層は皮膚の最外層に位置しており、絶えずターンオーバーを繰り返して一定の厚さと水分を保持している。角質層細胞基底層で生まれてから垢となって剥がれ落ちるまでを通常4週間の周期で繰り返して表皮の新陳代謝活発に行っている。

しかしながら、老化紫外線空気汚染食べ物ストレス等の様々な影響を受けて、皮膚表皮細胞の新陳代謝機能衰えると、肌荒れハリの低下、小ジワ、くすみ等の肌のトラブルの原因となることが知られている。このため皮膚表皮細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復させることが、肌荒れ、ハリの低下、小ジワ、くすみ等の肌トラブルの予防、改善に繋がると考えられている。

従来、皮膚表皮細胞の増殖を活性化して新陳代謝を促し、皮膚を健康な状態に保つことを目的として、例えば、以下のものが開示されている。ハス胚芽抽出物を含有することを特徴とする表皮角化細胞増殖促進剤(特許文献1)、カカオマス及び/又はその加工物を有効成分として含有することを特徴とする皮膚細胞増殖促進物(特許文献2)、アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤(特許文献3)、グルコシルセラミドを含有する表皮細胞増殖促進剤(特許文献4)等が挙げられる。

しかしながら、特許文献1〜4に記載された細胞増殖促進剤は、安全性や安定性に問題があったり、効果が十分に満足できるものではなかった。従って、日常的に服用可能で効果の高い皮膚表皮細胞増殖促進剤が求められていた。

皮膚状態の改善を目的として、寒天アガロース、及びアガロオリゴ糖から成る群より選択される少なくとも1種の化合物を含む皮膚状態の改善又は維持剤(特許文献5)が開示されている。しかしながら、特許文献5には皮膚バリア機能低下抑制や、シワの改善が期待できるものの、積極的に皮膚表皮細胞の増殖を促進して新陳代謝を促す効果については全く記載されていない。また、食酢寒天オリゴ糖を組み合わせることにより、皮膚表皮細胞の増殖促進効果肌荒れ改善効果が高まるということについては、全く記載がない。

食酢は、古くから調味料として利用されてきたものであるが、近年、健康増進面からも注目を集めている。例えば、食酢の疲労回復効果や、糖尿病高血圧高脂血症等の生活習慣病に対する効果が報告されている(非特許文献1、2)。また、酢酸血管内皮機能に対する効果として、血管内皮機能改善組成物(特許文献6)が開示されている。しかしながら、特許文献6には血管内皮機能改善効果や、冷え性改善効果については具体的に記載されているものの、肌荒れに関しては明細書中に具体的なデータは記載されていない。また、皮膚表皮細胞の増殖促進効果は記載されておらず、更に食酢を寒天オリゴ糖と組み合わせることにより、皮膚表皮細胞増殖促進効果や肌荒れ改善効果を有することは、全く記載がなされていない。
特開2002−68993号公報
特開2006−69923号公報
特開2011−173831号公報
特開2011−195550号公報
特開2010−95511号公報
特開2007−137803号公報
醸造協会誌、第85号第3号、134−141頁、1990年
醸造協会誌、第97号第10号、693−699頁、2002年

概要

日常的に服用可能で安全性の高い内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤を提供する。食酢と寒天オリゴ糖とを含有することを特徴とする内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤。食酢及び寒天オリゴ糖の摂取量は、食酢は成人日当り酢酸として10〜4500mgが好ましく、50〜2000mgが特に好ましく、寒天オリゴ糖は0.1〜100mgが好ましく、1〜50mgが特に好ましい。内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤の形態は限定されず、カプセル剤錠剤顆粒剤、飲料等の通常の医薬品及び食品の形態を採用できる。なし

目的

本願発明の目的は、皮膚の表皮層の新陳代謝を促す、日常的に服用可能で安全性の高い内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤を提供することである。

効果

実績

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請求項1

食酢寒天オリゴ糖とを含有することを特徴とする内服用肌荒れ改善剤

請求項2

食酢と寒天オリゴ糖とを含有することを特徴とする内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤

請求項3

食酢が果実酢である請求項1記載の内服用肌荒れ改善剤。

請求項4

食酢が果実酢である請求項2記載の内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤。

技術分野

0001

本願発明は、食酢寒天オリゴ糖とを含有することを特徴とする、内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤に関する。

背景技術

0002

皮膚は、生体の最も外側にある器官で、病原菌異物等の侵入を防ぐと共に外界物理的刺激等から生体を保護している。

0003

皮膚は、表皮真皮皮下組織の3層から成り立っており、最も表面にある表皮は、真皮側から基底細胞層、有棘細胞層顆粒細胞層、角質細胞層の4層から成る。基底部にある角化細胞細胞分裂を繰り返し、その一部が基底細胞層を去って上層移行し、有棘層顆粒層を経て角質層を構成し、最終的にはとなり脱落する。

0004

角質層は皮膚の最外層に位置しており、絶えずターンオーバーを繰り返して一定の厚さと水分を保持している。角質層細胞基底層で生まれてから垢となって剥がれ落ちるまでを通常4週間の周期で繰り返して表皮の新陳代謝活発に行っている。

0005

しかしながら、老化紫外線空気汚染食べ物ストレス等の様々な影響を受けて、皮膚表皮細胞の新陳代謝機能衰えると、肌荒れハリの低下、小ジワ、くすみ等の肌のトラブルの原因となることが知られている。このため皮膚表皮細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復させることが、肌荒れ、ハリの低下、小ジワ、くすみ等の肌トラブルの予防、改善に繋がると考えられている。

0006

従来、皮膚表皮細胞の増殖を活性化して新陳代謝を促し、皮膚を健康な状態に保つことを目的として、例えば、以下のものが開示されている。ハス胚芽抽出物を含有することを特徴とする表皮角化細胞増殖促進剤(特許文献1)、カカオマス及び/又はその加工物を有効成分として含有することを特徴とする皮膚細胞増殖促進物(特許文献2)、アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤(特許文献3)、グルコシルセラミドを含有する表皮細胞増殖促進剤(特許文献4)等が挙げられる。

0007

しかしながら、特許文献1〜4に記載された細胞増殖促進剤は、安全性や安定性に問題があったり、効果が十分に満足できるものではなかった。従って、日常的に服用可能で効果の高い皮膚表皮細胞増殖促進剤が求められていた。

0008

皮膚状態の改善を目的として、寒天アガロース、及びアガロオリゴ糖から成る群より選択される少なくとも1種の化合物を含む皮膚状態の改善又は維持剤(特許文献5)が開示されている。しかしながら、特許文献5には皮膚バリア機能低下抑制や、シワの改善が期待できるものの、積極的に皮膚表皮細胞の増殖を促進して新陳代謝を促す効果については全く記載されていない。また、食酢と寒天オリゴ糖を組み合わせることにより、皮膚表皮細胞の増殖促進効果肌荒れ改善効果が高まるということについては、全く記載がない。

0009

食酢は、古くから調味料として利用されてきたものであるが、近年、健康増進面からも注目を集めている。例えば、食酢の疲労回復効果や、糖尿病高血圧高脂血症等の生活習慣病に対する効果が報告されている(非特許文献1、2)。また、酢酸血管内皮機能に対する効果として、血管内皮機能改善組成物(特許文献6)が開示されている。しかしながら、特許文献6には血管内皮機能改善効果や、冷え性改善効果については具体的に記載されているものの、肌荒れに関しては明細書中に具体的なデータは記載されていない。また、皮膚表皮細胞の増殖促進効果は記載されておらず、更に食酢を寒天オリゴ糖と組み合わせることにより、皮膚表皮細胞増殖促進効果や肌荒れ改善効果を有することは、全く記載がなされていない。
特開2002−68993号公報
特開2006−69923号公報
特開2011−173831号公報
特開2011−195550号公報
特開2010−95511号公報
特開2007−137803号公報
醸造協会誌、第85号第3号、134−141頁、1990年
醸造協会誌、第97号第10号、693−699頁、2002年

発明が解決しようとする課題

0010

本願発明の目的は、皮膚の表皮層の新陳代謝を促す、日常的に服用可能で安全性の高い内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤を提供することである。

課題を解決するための手段

0011

本願発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、食酢とオリゴ糖とを組み合わせることにより、それぞれが有する皮膚表皮細胞増殖促進効果が相乗的に高まり、肌荒れが改善することを見出し、本願発明を完成するに至った。

0012

本願発明に係る食酢は、例えば、米酢玄米酢、麦芽酢、大豆酢酒粕酢等の穀物酢果実酢、合成酢、粉末酢調味酢等を用いることができる。飲料にする場合は、風味の点から、果実原料として醸造されたリンゴ酢、ぶどう酢、ざくろ酢、ブルーベリー酢、マンゴー酢、パイナップル酢、ライチ酢、イチゴ酢、レモン酢のような果実酢が特に好ましい。

0013

本願発明に係る寒天オリゴ糖は、寒天を化学的物理的及び/又は酵素的方法で分解することにより、低分子化して得られたものであり、3,6−アンハイドロガラクトピラノース還元末端に有する、構成単位であるD−ガラクトシルβ1>4)−3,6アンヒドロ−α−ガラクトース(−アガロビオース)がα−1,3結合で結合したオリゴ糖である。寒天オリゴ糖(アガロオリゴ糖)としては、アガロビオース、アガロテトラオースアガロヘキサオースアガロオクタオース、及びアガロデカオースが例示される。本願発明に用いる寒天オリゴ糖としては、市販のものを用いることもできる。

0014

本願発明に係る食酢及び寒天オリゴ糖の摂取量は、形態、症状、年齢、体重等によって異なるが、成人日当り食酢は酢酸として10〜4500mgが好ましく、50〜2000mgが特に好ましい。寒天オリゴ糖は0.1〜100mgが好ましく、1〜50mgが特に好ましい。

0015

本願発明の内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤の形態は限定されない。例えば、カプセル剤錠剤顆粒剤粉末剤、飲料、ガムチョコレート、飴、麺、パン、ケーキ、ビスケット羊羹ゼリー缶詰レトルト食品畜肉食品水産食品マーガリンバターマヨネーズ等の通常の医薬品、食品の形態を採用することができる。中でも、摂取量を調節しやすいカプセル剤、錠剤、顆粒剤、飲料等が好ましい。

0016

本願発明の内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤には、発明の効果を損なわない範囲において、生薬ビタミンミネラルアミノ酸等の他に、乳糖デンプンセルロースマルチトールデキストリン等の賦形剤グリセリン脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステル等の界面活性剤ゼラチンプルランシェラックツェイン等の被膜剤小麦胚芽油米胚芽油サフラワー油等の油脂類ミツロウ米糠ロウカルナウバロウ等のワックス類ショ糖ブドウ糖果糖ステビアサッカリンスクラロース等の甘味料、並びにクエン酸リンゴ酸グルコン酸等の酸味料等を適宜配合することができる。生薬としては、高麗人参、アメリカ人参田七人参霊芝プロポリスアガリクス、ブルーベリー、イチョウ葉及びその抽出物等が挙げられる。ビタミンとしては、ビタミンD、K等の油溶性ビタミンビタミンB1、B2、B6、B12、C、ナイアシンパントテン酸葉酸ビオチン等の水溶性ビタミンが挙げられる。

発明の効果

0017

本願発明によれば、皮膚の表皮層の新陳代謝を促す、日常的に服用可能で安全性の高い内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

本願発明を詳細に説明するため実施例を挙げるが、本願発明はこれに限定されない。実施例に示す%は重量%を示す。

0019

カプセル剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.粉末酢(酢酸20%含有) 40.0
2.寒天オリゴ糖5.0
3.コーンスターチ52.0
4.ショ糖脂肪酸エステル3.0
<製造方法>
成分1〜4を混合し、2号硬カプセルに250mg充填してカプセル剤を得る。
<用法>
1日当り3〜6粒摂取する。

0020

錠剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.粉末酢(酢酸20%含有) 20.0
2.寒天オリゴ糖1.0
3.乳糖50.0
4.還元麦芽糖水飴25.0
5.ショ糖脂肪酸エステル4.0
<製造方法>
成分1〜5を混合して打錠成型し、0.5gの錠剤を得る。
<用法>
1日当り3〜9粒摂取する。

0021

顆粒剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.粉末米酢(酢酸10%含有) 30.0
2.寒天オリゴ糖1.0
3.乳糖64.0
4.セルロース5.0
<製造方法>
成分1〜4を乾式法により造粒し、顆粒剤を得る。
<用法>
1日当り3g摂取する。

0022

飲料(ストレートタイプ
<処方>
成分 配合量(%)
1.ブドウ酢(酢酸10%含有) 7.5
2.ブドウ果汁30.0
3.寒天オリゴ糖0.03
4.精製水で全量を100とする。
<製造方法>
成分1〜4を混合し、撹拌溶解して濾過し、加熱殺菌して125mL紙容器に充填する。
<用法>
本飲料を1日1本摂取する。

0023

飲料(5倍濃縮タイプ
<処方>
成分 配合量(%)
1.リンゴ酢(酢酸10%含有) 25.0
2.リンゴ果汁70.0
3.寒天オリゴ糖0.01
4.精製水で全量を100とする
<製造方法>
成分4に成分1〜3を加え、撹拌溶解して濾過し、加熱殺菌して720mLガラス瓶に充填する。
<用法>
1日当り30mlを水で5倍に希釈して摂取する。

0024

羊羹
<処方>
成分 配合量(%)
1.粉寒天5.0
2.砂糖20.0
3.寒天オリゴ糖0.05
4.精製水69.95
5.ざくろ酢(酢酸10%含有) 5.0
<製造方法>
成分1〜4を混合し、加熱しながら煮詰める。冷却しながら、成分5を加え、羊羹の型10個に流し込んで冷却し、1個50gの羊羹を得る。
<用法>
1日1個を摂取する。

0025

ゼリー
<処方>
成分 配合量(%)
1.カラギーナン1.0
2.ゼラチン0.5
3.砂糖20.0
4.寒天オリゴ糖0.01
5.精製水70.99
6.ブルーベリー酢(酢酸10%含有) 7.5
<製造方法>
成分1〜5を混合し、加熱しながら煮詰める。冷却しながら、成分6を加え、ゼリーの型10個に流し込んで冷却し、1個100gのゼリーを得る。
<用法>
1日1個を摂取する。

0026

比較例1 従来の飲料
実施例5の飲料において、リンゴ酢と寒天オリゴ糖を水に置き換えたものを従来の飲料とした。

0027

実験例1皮膚表皮細胞を用いた細胞増殖促進効果
ヒトケラチノサイト由来細胞HaCaTを、10%FBSを含むDMEM培地にて37℃、5%CO2条件下で培養し、実験に用いた。細胞を96ウェルプレートに1ウェルあたり5,000個播種し、各試料を添加した0.1%FBSを含むDMEM培地を用いて、4日間培養した。コントロールには試料無添加の0.1%FBSを含むDMEM培地を用い、リンゴ酢は、酢酸10%含有のものを用いた。細胞増殖効果は、Cell Counting Kit−8(以下CCK、同人化学社製)を用いて、細胞内脱水素酵素活性を指標として評価した。すなわち、培養液を除去し、5%CCKを含むDMEM溶液100μLを各ウェルに添加して1時間培養し、マイクロプレートリーダーを用いて450nmの吸光度を測定した。試料無添加培地にて同様に培養した場合の吸光度を100%として評価を行った。1検体のn数は8とした。

0028

表1に各試料添加時の細胞増殖率を示す。表1より、試料無添加のコントロールと比較して、寒天オリゴ糖やリンゴ酢を単独で添加することにより、細胞増殖率の増加が認められたが、その効果は僅かであった。しかし、寒天オリゴ糖とリンゴ酢を組み合わせて添加することにより、コントロールと比較して著しく細胞増殖率が高まり、それぞれを単独で添加した場合よりも高い効果、すなわち相乗的な効果が認められた。また、それぞれを単独で2倍濃度添加した場合における増殖活性と比較しても、寒天オリゴ糖とリンゴ酢を組み合わせて添加した場合の方が高い細胞増殖率を示したことからも、明らかな相乗効果が認められた。

0029

尚、実験例1において、リンゴ酢をぶどう酢、ライチ酢、米酢に置き換えて試験を行った場合でも、同様の効果が認められた。

0030

0031

以上の実験方法を用いて皮膚表皮細胞における細胞増殖促進効果を評価した結果、表1に示すように、本願発明に関わる食酢と寒天オリゴ糖を組み合わせることにより、皮膚表皮細胞における細胞増殖促進効果が著しく高まることが明らかとなった。

0032

実験例2肌荒れ改善効果の評価
から肌荒れを自覚している女性20人(28〜45)を10名ずつ試験群対照群に分け、試験群には実施例5の飲料を、対照群には比較例1の従来の飲料を用いて、1日30mlを水で5倍に希釈して1日1回3ヵ月間摂取させ、試験開始時及び終了時における経皮水分蒸散量(TEWL)を水分蒸散量測定装置(Tewameter;Courage+Khazaka)を用いて測定した。TEWLの測定は、室温24℃、湿度50%に保った室内で行い、試験開始時と終了時における10名の平均値を比較した。尚、経皮水分蒸散量は、肌のバリア機能を反映する指標であり、肌荒れ時には上昇する。

0033

これらの試験結果を表2に示した。その結果、リンゴ酢及び寒天オリゴ糖を含む実施例5の飲料は、従来の飲料に比べてTEWLを改善した。このことは、食酢と寒天オリゴ糖の摂取により、肌荒れが改善したことを示している。なお、試験期間中、体調を崩した被験者は一人もなく、安全性においても問題なかった。また、処方成分劣化についても問題なかった。

0034

0035

また、実験例2における実施例5の飲料の代わりに、実施例1のカプセル剤を1日3粒、実施例2の錠剤を1日3粒、実施例3の顆粒剤を1日3g摂取、又は実施例4の飲料を1日125mL飲用した場合にも同様に、肌荒れ改善効果が認められた。

0036

本願発明に関わる食酢及び寒天オリゴ糖を含有することを特徴とする内服用肌荒れ改善剤及び内服用皮膚表皮細胞増殖促進剤は、各剤の目的に対して優れた改善効果を発揮する。よって、肌荒れに関連した疾患の予防・改善を目的とする医薬品、医薬部外品、食品等に有用である。

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