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技術 フォルダグルア

出願人 株式会社梅谷製作所
発明者 久保忠雄吉田友紀
出願日 2012年9月4日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2012-193736
公開日 2014年3月17日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-046654
状態 特許登録済
技術分野 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 下流側プーリ グルーガン 下流側搬送ベルト 側フレーム部材 上流側プーリ ゲージローラ 折曲げ角 真空吸引ポンプ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年3月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

パネル部分の形状や大きさが異なる段ボールシートをスムースに且つ確実に折畳みできるフォルダグルアを提供する。

解決手段

段ボールシートS1を搬送しつつ折畳み加工するフォルダグルア1は、可撓性を有する折曲げガイドバー80aと、折曲げガイドバー80a,80bを変形自在に支持するガイドバー支持機構81を備えている。折曲げガイドバー80a,80bにおける搬送方向下流側の端部は、自由端とされ、搬送方向上流側の端部は、フォルダグルア1のフレーム部30a,30bに固定される。ガイドバー支持機構81は、搬送方向に離間して配置されて、折曲げガイドバー80a,80bを摺動自在に支持する複数の支持アーム部82a-c,88と、支持アーム部82a-c,88が設けられる可動部とを備えている。可動部は、フォルダグルア1の機械幅方向に移動自在であり、上流側の支持アーム部82aは、上下に移動自在に可動部に設ける。

概要

背景

段ボールシート用製函機に設けられるフォルダグルアは、溝切り及び罫入れ加工などが施された段ボールシートを折り曲げて、折り畳まれた箱状に成形する。図17は、折畳み加工前の段ボールシートSの状態を示す斜視図である。製函機に設けられたスロッタ部にて、溝切り及び罫入れ加工が施されることで、略矩形の段ボールシートSには、複数の罫線a1乃至a6と複数のスロットb1乃至b6とが形成されている。

段ボールシートSの短手方向に平行な罫線a1乃至a3によって、段ボールシートSは、4つのパネル部分P1乃至P4に区分される。スロットb1及びb2、スロットb3及びb4、スロットb5及びb6は、罫線a1乃至a3と夫々同一直線上に配置されている。スロットb1乃至b6によって、パネル部分P1乃至P4の各々には、蓋フラップ底フラップが形成される。第1パネル部分P1と第3パネル部分P3とは、第1パネル部分P1に接合代P5が設けられている点を除いて同じ形状を有している。第1パネル部分P1と接合代P5は、罫線a4で区分されている。第2パネル部分P2と第4パネル部分P4は、同じ形状を有しており、図17に示す例では、第1パネル部分P1及び第3パネル部分P3は、第2パネル部分P2及び第4パネル部分P4よりも横長になっている。

フォルダグルアは、図17に示す段ボールシートSの第1パネル部分P1と第4パネル部分P4を折り曲げて、最終的に図18に示すように折り畳まれた箱状に成形する。フォルダグルアは、段ボールシートSの搬送手段を備えており、段ボールシートSが搬送方向の上流側から下流側へと移動するにつれて、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の折曲げ角度が増すように構成されている。

例えば、特許文献1に開示されているフォルダグルアは、搬送方向に沿って互いに平行に設けられた一対の折畳み定規6を備えている。特許文献1のフォルダグルアにて、図17に示した段ボールシートSが折り畳み加工される場合、一方の折畳み定規6のエッジに、図17に示した段ボールシートSの第1パネル部分P1及び第2パネル部分P2を区分する罫線a1が沿うように、さらに、他方の折畳み定規6のエッジが、段ボールシートSの第3パネル部分P3及び第4パネル部分P4を区分する罫線a3に沿うように、折畳み定規6は位置決めされる(特許文献1の図3及び図4参照)。

特許文献1に開示されているフォルダグルアは、これら折畳み定規6に夫々対応して設けられた一対の折畳みバー7を備えている。段ボールシートSの搬送中、一方の折畳みバー7が第1パネル部分P1を、他方の折畳みバー7が第4パネル部分P4を押圧して、第1パネル部分P1は、罫線a1から折れ曲がり、第4パネル部分P4は、罫線a3から折れ曲がる。特許文献1のフォルダグルアでは、180度近く(160度程度)まで折り曲げられると、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の各々は、折畳みベルト8にてさらに折り曲げられる。第1パネル部分P1の端部にある接合代P5の上面には、が塗布されており、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、最終的に、図18に示すように、接合代P5が第4パネル部分P4で覆われるように略180度折り曲げられる。

概要

パネル部分の形状や大きさが異なる段ボールシートをスムースに且つ確実に折畳みできるフォルダグルアを提供する。段ボールシートS1を搬送しつつ折畳み加工するフォルダグルア1は、可撓性を有する折曲げガイドバー80aと、折曲げガイドバー80a,80bを変形自在に支持するガイドバー支持機構81を備えている。折曲げガイドバー80a,80bにおける搬送方向下流側の端部は、自由端とされ、搬送方向上流側の端部は、フォルダグルア1のフレーム部30a,30bに固定される。ガイドバー支持機構81は、搬送方向に離間して配置されて、折曲げガイドバー80a,80bを摺動自在に支持する複数の支持アーム部82a-c,88と、支持アーム部82a-c,88が設けられる可動部とを備えている。可動部は、フォルダグルア1の機械幅方向に移動自在であり、上流側の支持アーム部82aは、上下に移動自在に可動部に設ける。

目的

本発明は、上記の問題を解決するものであり、折畳み加工する段ボールシートのパネル部分の構成、つまり、各パネル部分の形状や大きさなどに応じて、折曲げガイドバー(折畳みバー)の位置を適切に配置することで、段ボールシート(特に、横長の段ボール箱の元となる段ボールシート)をスムースに且つ確実に折畳み加工できるフォルダグルアを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

平行な一対の罫線を含む複数の罫線が形成された段ボールシートを前記一対の罫線に沿った向きに搬送する搬送手段と、前記段ボールシートの2つのパネル部分を前記一対の罫線に沿って折り曲げ折曲げ手段と、前記段ボールシートの搬送方向と直交する水平な機械幅方向に離間しており、前記搬送手段及び前記折曲げ手段が設けられる一対のフレーム部とを備えており、前記2つのパネル部分の一方から延出する接合代が、前記2つのパネル部分の他方により覆われるように、前記段ボールシートを搬送しながら折り畳むフォルダグルアにおいて、前記折曲げ手段は、可撓性を有する材料で形成される共に、折り曲げられた前記2つのパネル部分の何れかを支持する折曲げガイドバーと、前記折曲げガイドバーを変形自在に支持するガイドバー支持機構とを備えており、前記段ボールシートの搬送方向の下流側にある前記折曲げガイドバーの一端は自由端であり、前記段ボールシートの搬送方向の上流側にある前記折曲げガイドバーの他端は、前記一対のフレーム部のうち、前記折曲げガイドバーが支持するパネル部分の側に配置されたフレーム部に固定され、前記ガイドバー支持機構は、前記搬送方向に離間して配置されて、前記折曲げガイドバーを摺動自在に支持する複数の支持アーム部と、前記複数の支持アーム部が設けられる可動部とを備えており、前記可動部は、前記機械幅方向に移動自在に設けられており、前記複数の支持アーム部における前記搬送方向の上流側に配置された支持アーム部は、上下に移動自在に前記可動部に設けられているフォルダグルア。

請求項2

前記可動部は、前記機械幅方向に移動自在な可動部材と、前記可動部材に固定されており、前記搬送方向の上流側に配置された支持アーム部を上下に移動させるアクチュエータとを備えている、請求項1に記載のフォルダグルア。

請求項3

前記アクチュエータは、前記搬送方向の上流側に配置された支持アーム部を、前記搬送方向に略垂直な方向に上下に移動させる、請求項2に記載のフォルダグルア。

請求項4

前記ガイドバー支持機構は、前記折曲げガイドバーが支持するパネル部分の側に配置されたフレーム部に固定されると共に、前記折曲げガイドバーを摺動自在に支持する1又複数の第2支持アーム部を備えており、前記1又複数の第2支持アーム部は、前記複数の支持アーム部よりも、前記搬送方向の上流側に配置される、請求項1乃至3の何れかに記載のフォルダグルア。

請求項5

前記一対のフレーム部の各々は、前記機械幅方向に沿って移動自在に設けられている、請求項1乃至4の何れかに記載のフォルダグルア。

技術分野

0001

本発明は、段ボールシート折畳み加工するフォルダグルアに関しており、より詳細には、段ボールシートのパネル部分の構成に応じて折曲げガイドバーの配置を適切に調整できるフォルダグルアに関する。

背景技術

0002

段ボールシート用製函機に設けられるフォルダグルアは、溝切り及び罫入れ加工などが施された段ボールシートを折り曲げて、折り畳まれた箱状に成形する。図17は、折畳み加工前の段ボールシートSの状態を示す斜視図である。製函機に設けられたスロッタ部にて、溝切り及び罫入れ加工が施されることで、略矩形の段ボールシートSには、複数の罫線a1乃至a6と複数のスロットb1乃至b6とが形成されている。

0003

段ボールシートSの短手方向に平行な罫線a1乃至a3によって、段ボールシートSは、4つのパネル部分P1乃至P4に区分される。スロットb1及びb2、スロットb3及びb4、スロットb5及びb6は、罫線a1乃至a3と夫々同一直線上に配置されている。スロットb1乃至b6によって、パネル部分P1乃至P4の各々には、蓋フラップ底フラップが形成される。第1パネル部分P1と第3パネル部分P3とは、第1パネル部分P1に接合代P5が設けられている点を除いて同じ形状を有している。第1パネル部分P1と接合代P5は、罫線a4で区分されている。第2パネル部分P2と第4パネル部分P4は、同じ形状を有しており、図17に示す例では、第1パネル部分P1及び第3パネル部分P3は、第2パネル部分P2及び第4パネル部分P4よりも横長になっている。

0004

フォルダグルアは、図17に示す段ボールシートSの第1パネル部分P1と第4パネル部分P4を折り曲げて、最終的に図18に示すように折り畳まれた箱状に成形する。フォルダグルアは、段ボールシートSの搬送手段を備えており、段ボールシートSが搬送方向の上流側から下流側へと移動するにつれて、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の折曲げ角度が増すように構成されている。

0005

例えば、特許文献1に開示されているフォルダグルアは、搬送方向に沿って互いに平行に設けられた一対の折畳み定規6を備えている。特許文献1のフォルダグルアにて、図17に示した段ボールシートSが折り畳み加工される場合、一方の折畳み定規6のエッジに、図17に示した段ボールシートSの第1パネル部分P1及び第2パネル部分P2を区分する罫線a1が沿うように、さらに、他方の折畳み定規6のエッジが、段ボールシートSの第3パネル部分P3及び第4パネル部分P4を区分する罫線a3に沿うように、折畳み定規6は位置決めされる(特許文献1の図3及び図4参照)。

0006

特許文献1に開示されているフォルダグルアは、これら折畳み定規6に夫々対応して設けられた一対の折畳みバー7を備えている。段ボールシートSの搬送中、一方の折畳みバー7が第1パネル部分P1を、他方の折畳みバー7が第4パネル部分P4を押圧して、第1パネル部分P1は、罫線a1から折れ曲がり、第4パネル部分P4は、罫線a3から折れ曲がる。特許文献1のフォルダグルアでは、180度近く(160度程度)まで折り曲げられると、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の各々は、折畳みベルト8にてさらに折り曲げられる。第1パネル部分P1の端部にある接合代P5の上面には、が塗布されており、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、最終的に、図18に示すように、接合代P5が第4パネル部分P4で覆われるように略180度折り曲げられる。

先行技術

0007

特開2005−14411号公報

発明が解決しようとする課題

0008

図19に示す段ボールシートS’は、例えばネギなどの縦長の物を横にして収納する横長の段ボール箱の元となる。図17に示す段ボールシートSと比較すると、段ボールシートS’では、第1パネル部分P1と第3パネル部分P3の(段ボールシートS’の長手方向に沿った)長さは、第2パネル部分P2と第4パネル部分P4に対してより長くなっている。折畳み定規6の間隔を調整できることから、特許文献1のフォルダグルアは、これら折畳み定規6のエッジを、段ボールシートS’の第1パネル部分P1及び第2パネル部分P2を区分する罫線a1と、第3パネル部分P3及び第4パネル部分P4を区分する罫線a3とに合うように位置決めすることが可能である。

0009

しかしながら、特許文献1のフォルダグルアを用いて図19に示す段ボールシートS’を折畳み加工しようとすると、一方の折畳み定規6側に設けられた折畳みバー7が第1パネル部分P1に当接する場所と第1パネル部分P1の(接合代P5側の)端部との距離が、段ボールシートSを折畳み加工する場合と比較して長くなってしまう。折畳みバー7が段ボールシートS’の第1パネル部分P1に当接する場所と第1パネル部分P1の端部との距離が長いと、折り曲げられた第1パネル部分P1の撓みが増加する(本明細書に添付の図16参照)。段ボールシートS’の第1パネル部分P1の端部の撓みが顕著になると、第4パネル部分P4の端部と接合代P5が干渉して、折畳み加工がスムースにできなくなる。或いは、接合代P5が露出するように段ボールシートS’が折り畳まれてしまい、第4パネル部分P4と接合代P5を接合することができなくなる。

0010

本発明は、上記の問題を解決するものであり、折畳み加工する段ボールシートのパネル部分の構成、つまり、各パネル部分の形状や大きさなどに応じて、折曲げガイドバー(折畳みバー)の位置を適切に配置することで、段ボールシート(特に、横長の段ボール箱の元となる段ボールシート)をスムースに且つ確実に折畳み加工できるフォルダグルアを提供する。

課題を解決するための手段

0011

本発明のフォルダグルアは、平行な一対の罫線を含む複数の罫線が形成された段ボールシートを前記一対の罫線に沿った向きに搬送する搬送手段と、前記段ボールシートの2つのパネル部分を前記一対の罫線に沿って折り曲げる折曲げ手段と、前記段ボールシートの搬送方向と直交する水平な機械幅方向に離間しており、前記搬送手段及び前記折曲げ手段が設けられる一対のフレーム部とを備えており、前記2つのパネル部分の一方から延出する接合代が、前記2つのパネル部分の他方により覆われるように、前記段ボールシートを搬送しながら折り畳むフォルダグルアにおいて、前記折曲げ手段は、可撓性を有する材料で形成される共に、折り曲げられた前記2つのパネル部分の何れかを支持する折曲げガイドバーと、前記折曲げガイドバーを変形自在に支持するガイドバー支持機構とを備えており、前記段ボールシートの搬送方向の下流側にある前記折曲げガイドバーの一端は自由端であり、前記段ボールシートの搬送方向の上流側にある前記折曲げガイドバーの他端は、前記一対のフレーム部のうち、前記折曲げガイドバーが支持するパネル部分の側に配置されたフレーム部に固定され、前記ガイドバー支持機構は、前記搬送方向に離間して配置されて、前記折曲げガイドバーを摺動自在に支持する複数の支持アーム部と、前記複数の支持アーム部が設けられる可動部とを備えており、前記可動部は、前記機械幅方向に移動自在に設けられており、前記複数の支持アーム部における前記搬送方向の上流側に配置された支持アーム部は、上下に移動自在に前記可動部に設けられている。

0012

本発明のフォルダグルアでは、前記可動部は、前記機械幅方向に移動自在な可動部材と、前記可動部材に固定されており、前記搬送方向の上流側に配置された支持アーム部を上下に移動させるアクチュエータとを備えてよい。

0013

本発明のフォルダグルアでは、前記アクチュエータは、前記搬送方向の上流側に配置された支持アーム部を、前記搬送方向に略垂直な方向に上下に移動させてよい。

0014

本発明のフォルダグルアでは、前記ガイドバー支持機構は、前記折曲げガイドバーが支持するパネル部分の側に配置されたフレーム部に固定されると共に、前記折曲げガイドバーを摺動自在に支持する1又複数の第2支持アーム部を備えており、前記1又複数の第2支持アーム部は、前記複数の支持アーム部よりも、前記搬送方向の上流側に配置されてよい。

0015

本発明のフォルダグルアでは、前記前記一対のフレーム部の各々は、前記機械幅方向に沿って移動自在に設けられてよい。

発明の効果

0016

本発明のフォルダグルアは、可撓性を有する折曲げガイドバーを変形自在に支持するガイドバー支持機構を備えている。段ボールシートのパネル部分の構成に応じて、ガイドバー支持機構の可動部の機械幅方向の位置を調整することで、さらには、可動部において搬送方向の上流側に配置された支持アーム部の位置を上下に調整することで、折り曲げられるパネル部分を、90度を超えて折れ曲がった状態、又は180度近くまで折れ曲がった状態にてその端部に近い場所で支持するように折曲げガイドバーを変形させることができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施例であるフォルダグルアの上面図である。
実施例のフォルダグルアに係る一対の下側フレーム部材と、それらに関連する構成要素とを示す上面図である。
図1に示すA−A線を通る垂直面破断して矢視した実施例のフォルダグルアの断面図である。
図3に示すB−B線を通る垂直面で破断して矢視した断面図である。
図3にて、実施例のフォルダグルアに係る折畳み手段に関連する幾つかの構成要素を省略した実施例のフォルダグルアの断面図である。
図3に示すC−C線を通る平面で破断して矢視した部分断面図である。
図3に示すD−D線を通る平面で破断して矢視した部分断面図である。
実施例のフォルダグルアに係る第1及び第2折曲げガイドバーとガイドガイドバー支持機構を示す上面図である。
図8に示すE−E線を通る垂直面で破断して矢視した断面図である。
実施例のフォルダグルアに係る支持アーム部を示す図9一部拡大図である。
図3に示すフォルタグルア搬送方向下流側の部分を拡大した断面図である。
実施例のフォルダグルアに係る第1折曲げガイドバーが、図11に示す状態から変形した模様を示す断面図である。
図13(a)乃至(d)は、図1に示す状態にて、実施例のフォルダグルアにて段ボールシートが折り畳まれる模様を模式的に示す説明図である。
実施例のフォルダグルアの上面図であり、図1に示す状態から第1及び第2フレーム部が移動すると共に、第1折畳みガイドバーが変形した状態を示す。
図15(a)乃至(d)は、図14に示す状態にて、実施例のフォルダグルアにて段ボールシートが折り畳まれる模様を模式的に示す説明図である。
図16は、本発明の効果を模式的に説明する説明図である。
段ボールシートの斜視図である。
図17に示す段ボールシートが折り畳まれた状態を示す斜視図である。
段ボールシートの斜視図である。

実施例

0018

以下、本発明の実施例であるフォルダグルアについて、図を用いて説明する。なお、実施例に係る添付の図面は、実施例であるフォルダグルアの概要を、本発明の理解を目的として模式的に示すものであって、構成要素の形状、構成要素間の位置関係や大きさの比などを厳密に表してはいない。図1は、製函機の一部として使用される本発明の実施例のフォルダグルア(1)の上面図である。フォルダグルア(1)は、段ボールシートの搬送手段と折曲げ手段を有しており、図1の上面図において右側に示す段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4とを搬送しつつ折り曲げて、同図において左側に示すように折り畳まれた箱状に成形する。

0019

図1において、段ボールシートS1は、左(上流側)から右(下流側)へと搬送される。以下の説明においては、「上流」及び「下流」なる用語を、フォルダグルア(1)における段ボールシートの搬送方向(図1及び図3に矢印Rで示す)に基づいて、フォルダグルア(1)の構成要素やその部分などの位置に言及するのに使用する。さらに、以下の説明においては、「機械幅方向」なる用語を、搬送方向に直交する水平な方向に(或いは、後述する第1フレーム部(30a)と第2フレーム部(30b)の離間方向に)言及するのに使用する。さらに、以下の説明においては、機械幅方向に離間した一対の同様な構成要素の各々を、第1パネル部分P1側(図1において下側)又は第4パネル部分P4側(図1において上側)として区別する。

0020

図1に示す段ボールシートS1には、図17に示す段ボールシートSと同様に、罫線a1乃至a4とスロットb1乃至b6が形成されている。第1パネル部分P1と第2パネル部分P2を区分する罫線a1と、第3パネル部分P3と第4パネル部分P4を区分する罫線a3とは平行であり、段ボールシートS1は、これら罫線a1及びa3に沿った向きに搬送される。また、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、罫線a1及びb3に沿って、折り曲げられる。最終的に、段ボールシートS1は、第1パネル部分P1の一方から延出する接合代P5が、第4パネル部分P4により覆われるように折り畳まれる。

0021

フォルダグルア(1)の上流側には、給紙部、印刷部、スロッタ部など(図示省略)が設けられている。給紙部は、段ボールシートS1を印刷部に逐次送り出し、印刷部で印刷処理がなされ、更には、スロッタ部で溝切り及び罫入れ加工がなされた段ボールシートS1が、フォルダグルア(1)に逐次送られる。フォルダグルア(1)の下流側には、折り畳まれた箱状に成形された段ボールシートS1を計数して、所定の枚数毎に積み上げカウンタエゼクタ部(図示省略)と、積み上げられた段ボールシートS1を結束する結束部(図示省略)が設けられている。印刷部、スロッタ部やカウンタエゼクタ部などの詳細については、本発明と関係ないので説明を省略する。

0022

図1に示すように、フォルダグルア(1)は、平行に配置された第1パネル部分P1側の第1フレーム部(30a)と第4パネル部分P4側の第2フレーム部(30b)とを有しており、これらフレーム部(30a)(30b)には、段ボールシートを搬送する搬送手段と段ボールシートを折り曲げる折曲げ手段とが設けられる。第1フレーム部(30a)と第2フレーム部(30b)の間隔は、後述するように変更自在にされている。フレーム部(30a)(30b)の各々は、帯状長尺の上側フレーム部材(31)と、同じく帯状で長尺の下側フレーム部材(32)とを含んでいる(図1では、下側フレーム部材(32)(32)は波線で示されている)。本実施例では、下側フレーム部材(32)(32)の長さは、上側フレーム部材(31)(31)の長さの半分強とされている。

0023

図2は、上側フレーム部材(31)(31)に加えて幾つかの構成要素の図示を図1から省略した上面図であり、下側フレーム部材(32)(32)と、それらに関連する構成要素を示している。図3は、図1に示すA−A線を通る垂直面で破断して矢視したフォルダグルア(1)の断面図である。

0024

図3に示すように、フレーム部(30a)(30b)は下流側が高くなるように傾斜して配置される。フレーム部(30a)(30b)の各々を構成する上側フレーム部材(31)と下側フレーム部材(32)は、それらの隙間を段ボールシートS1が通るように上下に離間して配置されている。上側フレーム部材(31)(31)の下流側端部は下方に延びており、折り畳まれた段ボールシートS1は、当該端部の間を通ってフォルダグルア(1)から排出される。下側フレーム部材(32)(32)の各々の上流側の端部は、それに対応する上側フレーム部材(31)の上流側の端部に近接して配置されている。下側フレーム部材(32)(32)の下流側の端部には、細長い支持板(33)(33)が接合されている。図2に示すように、支持板(33)(33)は、その一方の主面を上方に向けた姿勢で搬送方向Rに沿って配置されている。

0025

図1及び図3に示すように、上側フレーム部材(31)(31)の各々の両端付近中央付近とには、板状の第1乃至第3部材(34)(35)(36)が上方に延出するように接合されている。上流側に配置された第1部材(34)(34)の各々の外側には、第1壁部(11)が立設されており、対向配置されたこれら第1壁部(11)(11)には、機械幅方向に沿って配置され、第1部材(34)(34)を貫通する第1支持軸(14)の両端が固定される。第1パネル部分P1側の第1壁部(11)の内側には、段ボールシートS1の接合代P5の上面に糊を塗布する糊付手段(15)(図1及び図14にて、1点鎖線で示す)が設けられている。糊付手段(15)には、糊付用ローラグルーガンなどが使用される。詳細は省略するが、糊付手段(15)は、機械幅方向に移動自在に構成されている。

0026

略中央に配置された第2部材(35)(35)の各々の外側には、第2壁部(12)が立設されており、対向配置された一対の第2壁部(12)(12)には、機械幅方向に沿って配置され、第2部材(35)(35)を貫通する第2支持軸(16)の両端が固定される。また、下流側に配置された第3部材(36)(36)の各々の外側には、第3壁部(13)(13)が立設されており、対向配置された一対の第3壁部(13)(13)には、機械幅方向に沿って配置され、第3部材(36)(36)を貫通する第3支持軸(17)の両端が固定される。

0027

第1パネル部分P1側の第2壁部(12)には、機械幅方向に沿って水平に配置されるねじ軸(18a)を軸支する軸受け(図示せず)と、ねじ軸(18a)を正逆回転させるモータ(19a)とが設けられており、ねじ軸(18a)は、第1パネル部分P1側の第2部材(35)に形成されたねじ孔に螺挿される。また、第4パネル部分P4側の第2壁部(12)には、機械幅方向に沿って水平に配置されるねじ軸(18b)を軸支する軸受け(図示せず)と、ねじ軸(18b)を正逆回転させるモータ(19b)とが設けられており、ねじ軸(18b)は、第4パネル部分P4側の第2部材(35)に形成されたねじ孔に螺挿される。モータ(19a)が駆動することで、ねじ軸(18a)が回転し、第1パネル部分P1側の第1フレーム部(30a)の上側フレーム部材(31)が、第1乃至第3支持軸(14)(16)(17)に案内されて機械幅方向に移動する。モータ(19b)が駆動することで、ねじ軸(18b)が回転し、第4パネル部分P4側の第2フレーム部(30b)の上側フレーム部材(31)が、第1乃至第3支持軸(14)(16)(17)に案内されて機械幅方向に移動する。

0028

図4は、図3に示すB−B線を通る垂直面で破断して矢視した断面図である(第2壁部(12)(12)よりも上流側におけるフォルダグルア(1)の態様や上側搬送ベルト(50)(50)の上側部分などについては、図示を省略している)。図1乃至図4に示すように、第2壁部(12)(12)の間には、下側フレーム部材(32)(32)の各々について、それを支持する支持部材(37)が設けられている。これら支持部材(37)(37)は、機械幅方向と直交する水平な方向にずれて配置されており(図2参照)、支持部材(37)(37)の各々の上端部は、それに対応する下側フレーム部材(32)と接合されている(図4参照)。第2壁部(12)(12)の間の床面には、支持部材(37)(37)の各々に対応して、レール(24)が機械幅方向に沿って設けられている。支持部材(37)(37)の各々の下端部には、それに対応するレール(24)にスライド自在に嵌められた一対のLMガイド(38)(38)が固定されている。

0029

第4パネル部分P4側の第2壁部(12)の内面には、2つのギヤボックス(21)(21)が設けられており、機械幅方向に沿って配置されており、下流側のギヤボックス(21)と連結した第1ねじ軸(22)は、下流側の支持部材(37)からそれに直交するように下流側に延出した延出部分(39)のねじ孔に螺挿される。機械幅方向に沿って配置されており、上流側のギヤボックス(21)と連結した第2ねじ軸(23)は、上流側の支持部材(37)からそれに直交するように上流側に延出した延出部分(39)のねじ孔に螺挿される。

0030

第1壁部(11)(11)の間には、下側フレーム部材(32)(32)の各々について、支持部材(37)と類似した支持部材(37')が設けられている。これら支持部材(37')(37')は、機械幅方向に垂直で水平な方向に離間して配置されている。第1壁部(11)(11)の間の床面には、支持部材(37')(37')の各々に対応して、レール(24')が、機械幅方向に沿って設けられている。支持部材(37')(37')の各々には、レール(24')上をスライドする2つのLMガイド(38')(38')が設けられている。第4パネル部分P4側の第1壁部(11)の内面には、2つのギヤボックス(21')(21')が設けられており、下流側のギヤボックス(21')に連結した第1ねじ軸(22')は、機械幅方向に沿って配置されており、下流側の支持部材(37')からそれに直交するように下流側に延出した延出部分(39')のねじ孔に螺挿される。他方のギヤボックス(21')と連結した第2ねじ軸(23')は、機械幅方向に沿って配置されており、他方の支持部材(37')からそれに直交するように上流側に延出した延出部分(39')のねじ孔に螺挿される。

0031

下流側の支持部材(37)と下流側の支持部材(37')は、第4パネル部分P4側の下側フレーム部材(32)を支持し、上流側の支持部材(37)と上流側の支持部材(37')は、第1パネル部分P1側の下側フレーム部材(32)を支持する。下流側のギヤボックス(21)と下流側のギヤボックス(21')とは、図示を省略した回転軸で連結されており、上流側のギヤボックス(21)と上流側のギヤボックス(21')とは、図示を省略した回転軸で連結されている。第2壁部(13)に設けられた2つのギヤボックス(21)(21)の各々には、図示を省略したモータが連結されている。上流側のギヤボックス(21)に連結されたモータが駆動すると、そのギヤボックス(21)と連結した第2ねじ軸(23)と、上流側のギヤボックス(21')と連結した第2ねじ軸(23')とが正逆回転して、第1パネル部分P1側の第1フレーム部(30a)の下側フレーム部材(32)が機械幅方向に移動する。下流側のギヤボックス(21)に連結されたモータが駆動すると、そのギヤボックス(21)と連結した第2ねじ軸(23)と、下流側のギヤボックス(21')と連結した第2ねじ軸(23')とが正逆回転して、第4パネル部分P4側の第1フレーム部(30b)の下側フレーム部材(32)が機械幅方向に移動する。下側フレーム部材(32)(32)の各々と、それに対応する上側フレーム部材(31)との位置関係が維持されるように、図示を省略した制御機構によって、第1パネル部分P1側の第1フレーム部(30a)の上側フレーム部材(31)の移動と、第1フレーム部(30a)の下側フレーム部材(32)の移動とは同期して行われる。また、当該制御機構によって、第4パネル部分P4側の第1フレーム部(30b)の上側フレーム部材(31)の移動と、第1フレーム部(30b)の下側フレーム部材(32)の移動とは同期して行われる。

0032

図5は、図3にて段ボールシートの折畳み手段に関連した幾つかの構成要素を省略したフォルダグルア(1)の断面図である。図1図2及び図5に示されるように、フォルダグルア(1)における段ボールシートの搬送手段は、フォルダグルア(1)の機械幅方向に離間して平行に配置された一対の上側搬送ベルト(50)(50)と一対の下側搬送ベルト(60)(60)とを含んでいる(図5では、上側搬送ベルト(50)(50)及び下側搬送ベルト(60)(60)は、一点鎖線で示されている。なお、図5等において、上側搬送ベルト(50)(50)及び下側搬送ベルト(60)(60)は、簡略化されて示されている点に留意のこと)。下側搬送ベルト(60)(60)の各々は、それに対応する上側搬送ベルト(50)の下方に配置され、スロッタ部から送られた段ボールシートS1は、上側搬送ベルト(50)(50)と下側搬送ベルト(60)(60)で挟持されて、下流側へと搬送される。

0033

図5に示すように、上側フレーム部材(31)(31)の各々の両端部の内側には、無端の上側搬送ベルト(50)が巻回されるプーリ(51)(52)(図5にて波線で示す)が設けられている。上流側のプーリ(51)は、図示を省略したベルト駆動用モータと連結されている。また、上側フレーム部材(31)(31)の各々には、図示を省略した支持部材を介して、上側搬送ベルト(50)を案内するベントプーリ(53)(53)と押さえローラ(54)が配置されている。

0034

上側フレーム部材(31)(31)の各々の内側には、底面に多数の吸引孔が形成された2つのサクションボックス(55)(55)が搬送方向に並べて設けられている。これらサクションボックス(55)(55)は、下流側プーリ(52)と押さえローラ(54)の間に配置されており、上側搬送ベルト(50)(50)の各々は、上流側プーリ(51)から下流側プーリ(52)に至り、ベントプーリ(53)(53)と押さえローラ(54)によって、下流側プーリ(52)からサクションボックス(55)(55)の上を通って、上流側プーリ(51)に戻るように案内されている。上側搬送ベルト(50)(50)には、図示を省略した孔が多数形成されており、サクションボックス(55)(55)の各々には図示を省略した真空吸引ポンプが接続されている。

0035

上側搬送ベルト(50)(50)と下側搬送ベルト(60)(60)で挟持されて搬送された段ボールシートS1は、上流側のサクションボックス(55)に至ると、上側搬送ベルト(50)(50)に真空吸着されて搬送される。上側搬送ベルト(50)(50)の各々について、上流側プーリ(51)と上流側のサクションボックス(55)の間には、複数のキャリアローラ(56)(図5にて波線で示す)が配置されている。なお、更に、図示を省略したテンションプーリなどが上側搬送ベルト(50)(50)に使用されているが、これらの詳細については説明を省略する。

0036

下側フレーム部材(32)(32)の各々の両端部の外側には、無端の下側搬送ベルト(60)が巻回されるプーリ(61)(62)が設けられている。上流側プーリ(61)は、図示を省略したベルト駆動用モータと連結されている。下流側プーリ(62)は、上流側のサクションボックス(55)の上流側端付近に配置されている。下流側搬送ベルト(60)(60)の各々について、上流側プーリ(61)と下流側プーリ(62)の間には、キャリアローラ(63)が配置されている。下流側搬送ベルト(60)(60)の各々について、図示を省略したスナッププーリやテンションプーリなどが更に使用されているが、これらの詳細については説明を省略する。

0037

上側搬送ベルト(50)(50)と下側搬送ベルト(60)(60)で挟持されて搬送された段ボールシートS1は、下側搬送ベルト(60)(60)を過ぎると、支持板(33)(33)によって第2パネル部分P3と第3パネル部分P3の下側から支持される。第1パネル部分P1と第4パネル部分P4が180度近くまで折り曲げられると、支持板(33)(33)による支持は解除される。

0038

主として図1乃至図4に示すように、フォルダグルア(1)に係る段ボールシートの折畳み手段は、下側フレーム部材(32)(32)の各々に設けられた帯状の折曲げガイド定規(71)と、上側フレーム部材(31)(31)の各々に設けられた第1折曲げベルト(72)、第2折曲げベルト(73)及び複数のゲージローラ(74)と、第1パネル部分P1の折曲げをガイドする第1折曲げガイドバー(80a)と、第4パネル部分P4の折曲げをガイドする第2折曲げガイドバー(80b)とを備えている。図1及び図3(及び、図14)では、第1折曲げベルト(72)及び第2折曲げベルト(73)は一点鎖線で示されている。また、図1(及び、図14)では、ゲージローラ(74)の幾つかについては、図示が省略されている。

0039

図6は、図3に示すC−C線を含む平面で破断して矢視した第1パネル部分P1側の第1フレーム部(30a)を示す部分断面図である。図2図4及び図6に示すように、折曲げガイド定規(71)(71)の各々は、それに対応する下側フレーム部材(32)にて下側搬送ベルト(60)の外側に配置される。図6に示すように、折曲げガイド定規(71)(71)各々の上端部は、外方に向かって鋭利になっている。段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第2パネル部分P2の間の罫線a1(及びスロットb1及びb2)は、第1パネル部分P1側の折曲げガイド定規(71)の鋭利なエッジに沿って配置される。段ボールシートS1の第3パネル部分P3と第4パネル部分P4の間の罫線a3(及びスロットb5及びb6)は、第4パネル部分P4側の折曲げガイド定規(71)のエッジに沿って配置される。

0040

折曲げガイド定規(71)(71)の各々の外側には、段ボールシートS1を折り曲げる無端の第1折曲げベルト(72)が配置される。第1折曲げベルト(72)(72)の各々は、回転軸が機械幅方向に沿って水平になるように、上側フレーム部材(31)の外面に配置された上流側プーリ(75)と、回転軸が搬送方向及び機械幅方向に略直交するように配置された下流側プーリ(76)とに巻回されている。

0041

図1及び図3に示すように、第1折曲げベルト(72)(72)の各々が巻回する下流側プーリ(76)は、その第1折曲げベルト(72)に対応する上側フレーム部材(31)に設けられたブラケット(41)の内側に配置される。図7は、図3に示すD−D線を通る平面で破断して矢視した、第1パネル部分P1側の第1フレーム部(30a)を示す部分断面図である。図7に示すように、ブラケット(41)(41)は、断面コ字状に形成されている。

0042

第1折曲げベルト(72)(72)の各々は、上流側プーリ(75)の下側から下流側プーリ(76)の内側に至る領域が略水平から略鉛直へと略90度ねじれるように構成されている。第1折曲げベルト(72)(72)の各々が巻回される上流側プーリ(75)と下流側プーリ(76)の間には、第1折曲げベルト(72)を案内する図示を省略したガイドローラが設けられている。段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、上流側プーリ(75)の下側にて第1折曲げベルト(72)(72)に当たると、第1折曲げベルト(72)(72)で押圧されて下方に折り曲げられる。段ボールシートS1が下流側に進むにつれて、第1折曲げベルト(72)(72)による第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の曲げ角は大きくなり、最終的に略90度に至る。

0043

第1折曲げベルト(72)(72)の各々の下流側には、段ボールシートS1の第1パネル部分P1又は第4パネル部分P4を、略90度から略180度まで折り曲げる無端の第2折曲げベルト(73)が設けられている。第2折曲げベルト(73)(73)の各々は、回転軸が搬送方向及び機械幅方向に略直交するように配置された上流側プーリ(77)と、回転軸が機械幅方向に沿って水平になるように配置された下流側プーリ(78)とに巻回されている。各第2折曲げベルト(73)(73)の各々について、上流側プーリ(77)と下流側プーリ(78)の間には、第2折曲げベルト(73)をガイドする図示を省略したガイドローラが設けられている。第2折曲げベルト(73)(73)の各々が巻回される上流側プーリ(77)は、その第2折曲げベルト(73)に対応する上側フレーム部材(31)に設けられたブラケット(41)に取り付けられており、図7に示すように、その内側にて、第1折曲げベルト(72)用の下流側プーリ(52)の下流側に配置されている。第2折曲げベルト(73)(73)の各々が巻回する下流側プーリ(78)は、その第2折曲げベルト(73)に対応する上側フレーム部材(31)の下流側端部の内側に配置されている。下流側プーリ(78)(78)には、第2折曲げベルト(73)(73)を駆動するモータが個々に設けられている(図示省略)。第2折曲げベルト(73)(73)の各々の上流側プーリ(77)と、その上流側にある第1折曲げベルト(72)の下流側プーリ(76)とは、図示を省略した無端ベルトで連結されており、上記モータが駆動して、第2折曲げベルト(73)(73)が駆動すると、それに伴って第1折曲げベルト(72)(72)も駆動する。第1折曲げベルト(72)(72)及び第2折曲げベルト(73)(73)は、搬送方向Rに沿って上流から下流へと段ボールシートS1を搬送するように駆動する。

0044

第2折曲げベルト(73)(73)の各々は、上流側プーリ(77)の内側から下流側プーリ(78)の上側に至る領域が略鉛直から略水平へと略90度ねじれるように構成されている。段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、上流側プーリ(77)(77)の内側にて第2折曲げベルト(73)(73)に当たると、段ボールシートS1が下流に進むにつれて、第2折曲げベルト(73)によって内向きに押圧されて、略90度上方に折り曲げられる。

0045

第2壁部(12)(12)と第3壁部(13)(13)の間にて、上側搬送ベルト(50)(50)の各々の搬送部分又領域の側方には、複数のゲージローラ(74)が搬送方向に並べて配置されている。各ゲージローラ(74)は、図6及び図7に示すように、鍔部(79)を介して軸体(42)の下端部に固定されており、軸体(42)の上端側は、上側フレーム部材(31)に固定された軸受け(43)に回転自在に固定されている。上流側にあるゲージローラ(74)の幾つかは、図6に示すように、折曲げガイド定規(71)(71)の側方に配置される。図示を省略した連動手段(例えば、各軸体(42)に設けられた歯車機構)により、第1パネル部分P1側の一連のゲージローラ(74)は、図示を省略したモータが駆動すると、連動して回転するように構成されている。第4パネル部分P4側の一連のゲージローラ(74)についても同様である。なお、ゲージローラ(74)は、搬送方向Rに沿って上流から下流へと段ボールシートS1を搬送するように回転する。

0046

ゲージローラ(74)は、第2折曲げベルト(73)(73)による段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の折曲げ状態を矯正するために配置されている。図6及び図7に示すように、鍔部(79)の下面には、段ボールシートS1の第2パネル部分P2又は第3パネル部分P3の端部が当接し、鍔部(79)の下にあるゲージローラ(74)の周面には、段ボールシートS1の第1パネル部分P1又は第4パネル部分P4が当接する。最も上流側にあるゲージローラ(74)の周面は、第1折曲げベルト(72)によって90度近く(90度未満)折り曲げられた段ボールシートS1の第1パネル部分P1又は第4パネル部分P4と当接する。ゲージローラ(74)の周面の形状は、段ボールシートS1の第1パネル部分P1又は第4パネル部分P4の折曲げ角度が略90度から略180度まで変化するのに応じて、上流側から下流側へと段階的に変化している(図6及び図7、さらには図13及び図15参照)。

0047

図8は、第1折曲げガイドバー(80a)、第2折曲げガイドバー(80b)及びそれらの支持機構を示す上面図である。図8では、上側フレーム部材(31)(31)とブラケット(41)(41)とが、一点鎖線で示されている。図9は、図8に示すE−E線を通る垂直面で破断して矢視した断面図である。図10は、図9の一部を拡大した図である。図11は、図3においてフォルタグルア(1)の下流側部分を拡大した図である。

0048

第1折曲げガイドバー(80a)及び第2折曲げガイドバー(80b)は、ゲージローラ(74)と第2折曲げベルト(73)(73)による段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の折曲げ工程を補助するために設けられている。第1折曲げガイドバー(80a)は、第1パネル部材P1側の第2折曲げベルト(73)よりも内側にて、段ボールシートS1の第1パネル部分P1を下側から支持する。第2折曲げガイドバー(80b)は、第4パネル部材P4側の第2折曲げベルト(73)よりも内側にて、段ボールシートS1の第4パネル部分P4を下側から支持する。なお、第1折曲げガイドバー(80a)及び第2折曲げガイドバー(80b)は、それらの端部を含む上流側の部分では、段ボールシートS1と当接しない。

0049

第1パネル部分P1の端部には接合代P5が設けられていることから、第4パネル部分P4は、折り曲げられた第1パネル部分P1の下方から第1パネル部分P1に重ねられる必要がある。故に、第1折曲げガイドバー(80a)の下流側の部分は、第1パネル部分P1が90度を超えて180度近くまで折り曲げられた状態(例えば160度程度折り曲げられた状態)から第1パネル部分P1の折曲げが完了するまで第1パネル部分P1の撓みを抑制するように配置されるのが好ましい。そのためには、第1折曲げガイドバー(80a)の下流側の部分が、折り曲げられた第1パネル部分P1の自由端付近と当接するように配置されるのが好ましい。

0050

第1折曲げガイドバー(80a)は、可撓性を有する材料(例えばプラスチック)で形成されており、本実施例では、第1折曲げガイドバー(80a)はプラスチック製の丸棒が使用されている。図1図3図7及び図8に示すように、第1折曲げガイドバー(80a)の上流側の端部は固定端とされ、第1パネル部分P1側の上側フレーム部材(31)に設けられたブラケット(41)に固定されている。第1折曲げガイドバー(80a)の下流側の端部は、自由端とされる。

0051

図1図8及び図11に示すように、第1パネル部分P1側の上側フレーム部材(31)に設けられたブラケット(41)の下流側には、第1折曲げガイドバー(80a)の支持機構(81)を構成する複数の支持アーム部(82a-c)(83)が設けられている。支持アーム部(82a-c)(83)は、搬送方向に離間して配置される。図8等に示すように、支持アーム部(82a-c)(83)は、第2フレーム部(30b)に向かって延出している。

0052

図8図9及び図11に示すように、第1折曲げガイドバー(80a)の支持機構(81)は、機械幅方向に移動自在に設けられた可動部(90)を備えている。本実施例では、支持アーム部(83)以外の3つの支持アーム部(82a-c)が、可動部(90)に設けられる。可動部(90)は、可動部材(91)と、可動部材(91)の上流側の先端に設けられたアクチュエータ(92)とを備えている。支持アーム部(82a-c)の中で上流側にある支持アーム部(82a)は、アクチュエータ(92)の出力部材又は出力軸(93)に固定され、残りの2つの支持アーム部(82b-c)は、可動部材(91)に固定される。

0053

図10に示すように、支持アーム部(82c)は、アーム部材(84)と、その姿勢や長さを調節する調節機構とを備えている。アーム部材(84)の先端部は、第1折曲げガイドバー(80a)を摺動自在に挟むようにC字状に形成されており、第1折曲げガイドバー(80a)は、支持アーム部(82c)に摺動自在に支持される。調節機構は、搬送方向に平行な軸回り回動自在に設けられたガイド軸(85)と、ガイド軸(85)にスライド自在に設けられると共に、ガイド軸(85)回りに回動自在に設けられたブロック(86)とを備えており、アーム部材(84)は、ブロック(86)に対してスライド可能に保持されている。図示を省略した位置決め手段により、ガイド軸(85)の角度、ガイド軸(85)に対するブロック(86)の位置と角度、さらには、ブロック(86)に対するアーム部材(84)の位置は固定可能とされている。可動部(90)に設けられた残りの支持アーム部(82a-b)も、支持アーム部(82c)と同じ又は似たように構成されている。

0054

図1図3及び図8に示すように、支持アーム部(82a-c)の上流側にある支持アーム部(83)は、第1パネル部分P1側の上側フレーム部材(31)に固定される。支持アーム部(83)も、アーム部材(84)と同様に先端がC字状に形成されたアーム部材と、その姿勢や長さを調節する調節機構とを備えており、上側フレーム部材(31)から垂下してから内向きに延出するようにL字状に構成されている。本実施例では、一つの支持アーム部(83)が第1パネル部分P1側の上側フレーム部材(31)に設けられているが、支持アーム部(82a)の上流側にて、支持アーム部(83)と同様な1又は複数の支持アーム部が追加されてもよい。

0055

図11に示すように、アクチュエータ(92)は、その出力部材(93)が上下動するように、より具体的には、出力部材(93)が搬送方向に対して垂直又略垂直に上下動するように可動部材(91)の先端に固定されている。なお、出力部材(93)の動作方向は、機械幅方向に垂直又略垂直とされる。アクチュエータ(92)は、ストロークの上限と下限の間の任意の位置にて、出力部材(93)を位置決めできる。アクチュエータ(92)としては、例えば、電動シリンダが使用され、出力部材(93)であるピストンロッドに、支持アーム部(82a-c)の中で最も上流側にある支持アーム部(82a)が取り付けられる。図11に示すように、支持アーム部(82b-c)の間では、搬送方向に略平行に第1折曲げガイドバー(80a)は支持される。なお、可動部材(91)には、下流側の支持アーム部(82c)の下流側にて、段ボールシートS1を支持する補助ガイドバー(87)が設けられている。

0056

図11に示す状態では、アクチュエータ(92)の出力部材(93)は、ストロークの上限付近に位置しており、支持アーム部(82a)と支持アーム部(82b)の間でも、搬送方向に略平行に第1折曲げガイドバー(80a)は支持されている。図12は、図11に示す状態からアクチュエータ(92)が作動して、その出力部材(93)がストロークの下限近くまで移動した状態を示す。支持アーム部(82b-c)の間では、先と同様に、搬送方向に略平行に第1折曲げガイドバー(80a)は支持されているが、支持アーム部(82a)の位置が下がることで、支持アーム部(82a)と支持アーム部(82b)の間では、第1折曲げガイドバー(80a)は湾曲する。

0057

図11図12に示すように、アクチュエータ(92)により、支持アーム部(82a)の位置を変更可能とすることで、支持アーム部(82a)とその上流側にある支持アーム部(83)との間の領域にて、第1折曲げガイドバー(80a)の形状を変化させることができる。つまり、支持アーム部(82a)と支持アーム部(83)との間にて、第1折曲げガイドバー(80a)が段ボールシートS1の第1パネル部分P1を支持する高さ又は位置を調整することができる。

0058

本実施例では、第2折曲げガイドバー(80b)にも、可撓性を有する材料(例えばプラスチック)で形成された丸棒が使用されている。図1及び図8に示すように、第2折曲げガイドバー(80b)の上流側の端部は、第4パネル部分P4側の上側フレーム部材(31)に設けられたブラケット(41)に固定される。第2折曲げガイドバー(80b)は、そのブラケット(41)の下流側に設けられた、複数の支持アーム部(88)により支持される。これら支持アーム部(88)の各々は、支持アーム部(83)と同様な構成を有しており、第4パネル部分P4側の上側フレーム部材(31)に固定されている。

0059

図8図9及び図11などに示すように、可動部材(91)の下流側の端部には、上下一対のLMガイド(94)(94)が固定されている。第3壁部(13)(13)の間には、H型鋼を用いた水平な梁部材(25)が機械軸方向に沿って設けられており、第3壁部(13)(13)は、その両端に固定されている。梁部材(25)の上流側の面部には、2つのLMガイド(94)(94)を案内する2本のガイドレール(26)(26)が機械幅方向に沿って上下に固定されている。

0060

梁部材(25)には更に、機械軸方向に沿って配置され、可動部材(91)に設けられたねじ孔に螺挿されるねじ軸(27)と、これを駆動するモータ(28)とが設けられている。モータ(28)が駆動することで、ねじ軸(27)が正逆回転し、可動部材(91)は、第1フレーム部(30a)又は第2フレーム部(30b)に向かって機械幅方向に移動する。ねじ軸(27)には、図示を省略したエンコーダが設けられており、当該エンコーダの信号により可動部材(91)の位置が把握される。図示を省略した制御機構は、可動部材(91)及びそれに設けられた支持アーム部(82a-c)と、第2フレーム部(30b)及びそれに関連した構成要素とが干渉しないように、第2フレーム部(30b)の位置に応じて、第2フレーム部(30b)側への可動部材(91)の移動限界を設定する。

0061

第1フレーム部(30a)の上側フレーム部材(31)には、可動部材(91)の移動限界を定めるリミットスイッチが設けられており(図示省略)、当該リミットスイッチと可動部材(91)が当接した状態では、上側フレーム部材(31)に対して外向きに可動部材(91)を移動させる向きにはモータ(28)が駆動しないように制御されている。また、リミットスイッチと可動部材(91)が当接した状態で、第1フレーム部(30a)の上側フレーム部材(31)が内向きに移動する場合には、上側フレーム部材(31)の移動に併せて可動部材(91)も移動するように、モータ(28)は制御される。

0062

ねじ軸(27)の一端は、第1パネル部分P1側の第3壁部(13)の近くにて、梁部材(25)に固定されたブラケットに設けられた軸受けに軸支されている。ねじ軸(27)の他端は、第3壁部(13)(13)の間の中間から他方の第3壁部(13)に寄った位置にて、梁部材(25)に固定されたブラケットに設けられた軸受けに軸支されており、当該ブラケットにねじ軸(27)を正逆回転させるモータ(28)が固定されている。このブラケットには、可動部材(91)の移動限界を定めるリミットスイッチが設けられており(図示省略)、当該リミットスイッチと可動部材(91)が当接した状態では、第4パネル部分P4側の第3壁部(13)に向かって可動部材(91)が移動する向きにはモータ(28)が駆動しないように制御されている。

0063

第1折曲げガイドバー(80a)の長さは、例えば、フォルダグルア(1)にて折畳み加工されるどの種類の段ボールシートの中で、第1パネル部分P1(及び第3パネル部分P3)が最も長い段ボールシートに合わせて、第1フレーム部(30a)、可動部材(91)、及びアクチュエータ(92)の出力部材(93)が配置される場合においても、最も下流側にある支持アーム部(82c)から第1折曲げガイドバー(80a)の自由端が抜き出ないように決められる。つまり、支持アーム部(82c)のアーム部材(84)から下流側に延出する第1折曲げガイドバー(80a)の(部分の)長さは、可動部材(91)と第1フレーム部(30a)の上側フレーム部材(31)との位置関係や、アクチュエータ(92)の出力部材(93)の位置、つまり支持アーム部(82a)の位置に応じて変化する。

0064

図13(a)乃至(d)は、図1に示す状態にて、本実施例のフォルダグルア(1)において段ボールシートS1が折り畳まれる模様を模式的に説明する説明図である。まず、溝切り及び罫入れ加工が施された段ボールシートS1が、フォルダグルア(1)の上流側にて、上側搬送ベルト(50)(50)と下側搬送ベルト(60)(60)の間に挿入され、第1パネル部分P1側の第1壁部(11)の糊付手段(15)により、段ボールシートS1の接合代P5の上面に糊が塗布される。

0065

図13(a)に示すように、段ボールシートS1の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、上述したように、第1折曲げベルト(72)(72)によって上から押圧される。折曲げガイド定規(71)(71)のエッジが、第1パネル部分P1と第2パネル部分P2を区分する罫線a1と、第3パネル部分P3と第4パネル部分P4を区分する罫線a3に当たって、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、これら罫線a1及びa3に沿って折り曲げられる。

0066

第1折曲げベルト(72)(72)の下流側プーリ(52)(52)の付近まで段ボールシートS1が搬送されると、図13(b)に示すように、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、ほぼ90度折り曲げられる。第1パネル部分P1と第4パネル部分P4の曲がり具合は、ゲージローラ(74)で矯正される。第1折曲げベルト(72)(72)の下流側プーリ(76)(76)の付近に配置されるゲージローラ(74)の周面は、ほぼ円筒面状になっている。

0067

段ボールシートS1が更に進むと、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、第2折曲げベルト(73)で更に折り曲げられる。折り曲げられた第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、第2折曲げベルト(73)(73)よりも内側にて、第1折曲げガイドバー(80a)と第2折曲げガイドバー(80b)により夫々支持される。図13(c)は、支持アーム部(82a)と支持アーム部(83)の間に段ボールシートS1がある状態を示す。段ボールシートS1が、支持アーム部(82c)付近に至ると、図13(d)に示すように、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、略180度折り曲げられ、また、第1パネル部分P1の端にある接合代P5の糊付面は、第4パネル部分P4の端部の裏側と接合する。

0068

図17に示す段ボールシートS’のような、横長の段ボールの元となる段ボールシートS2が折り畳まれる場合、図14に示すように、フォルダグルア(1)の第1及び第2フレーム部(30a)(30b)は、段ボールシートS2の罫線位置に合わせて位置決めされる。さらに、可動部材(91)は、第1折曲げガイドバー(80a)の下流側端部が、第2フレーム部(30b)又は第2折曲げガイドバー(80b)の下流側端部に近接するように配置される、また、図12に示すように、支持アーム部(82a)は、図1及び図11に示す状態よりも低く配置される。

0069

本実施例のフォルダグルア(1)では、折曲げ加工される段ボールシートの種類(又は、パネル部分の形状や大きさ)に拘わらず、第2パネル部分P2と第3パネル部分P3を区分する罫線a2は、搬送方向Rに沿った所定の直線F上を移動する(つまり、段ボールシートS1やS2は、その罫線a2が直線F(図1及び図14参照)に合致するようにスロッタ部からフォルダグルア(1)に送られる)。第1フレーム部(30a)の位置は、折畳み加工される段ボールシートの第2パネル部分P2の長さを踏まえて、直線Fに対して適切に決定され、第2フレーム部(30b)の位置は、折畳み加工される段ボールシートの第3パネル部分P3の長さを踏まえて、直線Fに対して適切に決定される。

0070

図15(a)乃至(d)は、図14に示す状態にて、フォルダグルア(1)において段ボールシートS1やS2が折り畳まれる模様を模式的に説明する説明図である。まず、溝切り及び罫入れ加工が施された段ボールシートS2が、フォルダグルア(1)の上流側の端部にて、上側搬送ベルト(50)(50)と下側搬送ベルト(60)(60)の間に挿入される。第1壁部(11)の糊付手段(15)は、図1に示す状態よりも外側に移動しており、段ボールシートS2の接合代P5の上面に糊が塗布される。

0071

図15(a)に示すように、段ボールシートS2の第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、上述したように、第1折曲げベルト(72)(72)によって押圧される。第1折曲げベルト(72)(72)の下流側プーリ(52)の付近まで段ボールシートS2が搬送されると、図15(b)に示すように、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、ほぼ90度折り曲げられる。

0072

段ボールシートS2が更に進むと、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、第2折曲げベルト(73)で更に折り曲げられる。折り曲げられた第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、第2折曲げベルト(73)(73)よりも内側にて、第1折曲げガイドバー(80a)と第2折曲げガイドバー(80b)により夫々支持される。図15(c)は、支持アーム部(82a)と支持アーム部(83)の間に段ボールシートS2がある状態を示す。図12(c)に例示したケースと比較すると、第1折曲げガイドバー(80a)は、第2折曲げベルト(73)からより離れた場所にて、第1パネル部分P1を支持する。ゲージローラ(74)で矯正される第1パネル部分P1の折曲げ角度は、図12(c)に例示したケースと同じであるので、当該ケースと比較して、第2折曲げガイドバー(80b)の位置は低くされる。

0073

段ボールシートS2が、最も下流側にある支持アーム部(82c)付近に至ると、図15(d)に示すように、第1パネル部分P1と第4パネル部分P4は、略180度折り曲げられ、また、第1パネル部分P1の端部にある接合代P5の糊付面は、第4パネル部分P4の端部の裏側と接合する。第1折曲げガイドバー(80a)は、第1パネル部分P1の端部により近い場所にて、第1パネル部分P1を支持する。

0074

例えば、第1折曲げガイドバー(80a)が可変的に設けられていない従来のフォルタグルアを用いて、段ボールシートS2を折り畳む場合、図16に示すように、第1折曲げガイドバー(80a)は、第1パネル部分P1の端部からかなり離れた場所で、これを支持することになる。180度近くまで(例えば、略160度程度)折り曲げられた状態で、第1パネル部分P1がこのように支持されると、第1パネル部分P1の端部が撓んでしまい、接合代P5が第4パネル部分P4によって下方から覆われるように段ボールシートS2を折り畳むことが困難になる。上述の説明から理解できるように、本発明によれば、このような事態が抑制される。

0075

図示を省略した制御手段は、段ボールシートS1、段ボールシートS2及びその他の種類の段ボールシートの各々について、第1フレーム部(30a)と第2フレーム部(30b)の位置に加えて、第1折曲げガイドバー(80a)の支持機構(81)の可動部材(91)の位置やアクチュエータ(92)の出力部材(93)の位置とを記憶している。折畳み加工される段ボールシートの種類が特定されると、制御手段は、その段ボールシートに対応するように、これら構成要素を自動的に配置する。

0076

上記実施例では、段ボールシートS1又はS2の第1パネル部分P1の端部に接合代P5が設けられていたが、第4パネル部分P4の端部に接合代P5が設けられてもよい。この場合、糊付手段(15)は、第4パネル部分P4側の第1壁部(11)の内側に配置され、段ボールシートS1又はS2は、接合代P5が第1パネル部分P1に覆われるように折り曲げられる。また、図1及び図14にて、段ボールシートS1及びS2が、接合代P5を上方にしてフォルダグルア(1)に供給される場合には、実施例のフォルダグルア(1)は、例えば、直線Fを含む鉛直面について対称な構成を有するように変更されてよい。

0077

上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。

0078

S1段ボールシート
S2 段ボールシート
P1 第1パネル部分
P4 第4パネル部分
R 搬送方向
(1)フォルダグルア
(30a) 第1フレーム部
(30b) 第2フレーム部
(31) 上側フレーム部材
(32) 下側フレーム部材
(50) 上側搬送ベルト
(60) 下側搬送ベルト
(71)折曲げガイド定規
(72) 第1折曲げベルト
(73) 第2折曲げベルト
(74)ゲージローラ
(80a) 第1折曲げガイドバー
(80b) 第2折曲げガイドバー
(81)支持機構
(82a-c)支持アーム部
(83) 支持アーム部
(91) アクチュエータ

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