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技術 移動通信方法、無線基地局及び移動局

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 高橋秀明石井啓之
出願日 2012年8月13日 (8年4ヶ月経過) 出願番号 2012-179566
公開日 2014年2月27日 (6年10ヶ月経過) 公開番号 2014-039118
状態 未登録
技術分野 伝送一般の監視、試験 移動無線通信システム
主要キーワード 所定品質 スモールセル トラフィック分散 低速移動 異周波測定 異周波ハンドオーバ 高速移動 無線基地局配下
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

移動局UEの移動速度を高精度に推測する。

解決手段

本発明に係る移動通信方法は、無線基地局eNB#1が、セル#1において「RRC_Connected状態」にある移動局UEに対して、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するように指示する「Measurement Control」を送信する工程Aと、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、「Mobility State」とセル#2及びセル#10の品質とを含む「Measurement Report」を送信する工程Bとを有する。

概要

背景

LTE(Long Term Evolution)方式では、図11及び図12に示すように、マクロセル(Macro cell)のカバレッジエリア内スモールセル(Small cell)を配置する「Heterogeneous Network」を適用することができるように規定されている。

かかる「Heterogeneous Network」では、CA(Carrier Aggregation)を行わない場合には、各移動局UEについて、マクロセル(Macro cell)とスモールセル(Small cell)との間でハンドオーバを行い、スモールセルへのトラフィック分散を行うことができるように構成されている。

ここで、マクロセルで用いられる周波数とスモールセルで用いられる周波数とが異なる場合、上述のハンドオーバは、異周波ハンドオーバ(Inter-freq Handover)となる。

スモールセルのパスロスが急峻に変動する点、異周波ハンドオーバに先駆けて行う異周波測定処理(Inter-freq Measurement)では、測定キャリア数に比例して測定時間が長くなる点に起因して、かかる異周波ハンドオーバの成功率が低下する懸念がある。

特に、移動局UEの移動速度が速い場合、かかる異周波ハンドオーバの成功率が顕著に劣化する懸念がある。

したがって、図11に示すように、低速移動中の移動局UEについては、スモールセルにハンドオーバさせ、図12に示すように、高速移動中の移動局UEについてはスモールセルにハンドオーバさせずにマクロセルに留まらせるという制御が行われることが考えられる。

かかる制御を行う場合、無線基地局eNBが、移動局UEの移動速度或いは移動局UEの移動速度に関連する情報について、かかるハンドオーバの実行前に取得する必要がある。

概要

移動局UEの移動速度を高精度に推測する。本発明に係る移動通信方法は、無線基地局eNB#1が、セル#1において「RRC_Connected状態」にある移動局UEに対して、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するように指示する「Measurement Control」を送信する工程Aと、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、「Mobility State」とセル#2及びセル#10の品質とを含む「Measurement Report」を送信する工程Bとを有する。

目的

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、移動局UEの移動速度を高精度に推測することができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルが隣接して配置されており、該第1セルのカバレッジエリア内に第3無線基地局配下の第3セルが配置されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記第1無線基地局が、前記第1セルにおいて接続状態にある移動局に対して、測定報告によって該移動局の移動状態通知するように指示する測定設定情報を送信する工程Aと、前記移動局が、前記第1無線基地局に対して、該移動局の移動状態と前記第2セル及び前記第3セルの品質とを含む測定報告を送信する工程Bとを有することを特徴とする移動通信方法。

請求項2

前記工程Bにおいて、前記移動局は、該移動局の移動状態として、高速又は中速又は低速の少なくとも1つを示す指示情報を前記測定報告に含めることを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。

請求項3

前記工程Bにおいて、前記移動局は、該移動局の移動状態として、ドップラー周波数推定結果を前記測定報告に含めることを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。

請求項4

前記第1無線基地局が、受信した前記測定報告に基づいて、前記移動局のハンドオーバ先セルを前記第2セル又は前記第3セルのどちらにするか判定する工程Cを更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の移動通信方法。

請求項5

第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルが隣接して配置されており、該第1セルのカバレッジエリア内に第3無線基地局配下の第3セルが配置されている移動通信システムにおいて該第1無線基地局として利用可能な無線基地局であって、前記第1セルにおいて接続状態にある移動局に対して、測定報告によって該移動局の移動状態を通知するか否かについて指示する測定設定情報を送信するように構成されている送信部と、前記移動局から、該移動局の移動状態と前記第2セル及び前記第3セルの品質とを含む測定報告を受信するように構成されている受信部とを具備することを特徴とする無線基地局。

請求項6

前記受信部によって受信された前記測定報告に基づいて、前記移動局のハンドオーバ先セルを前記第2セル又は前記第3セルのどちらにするか判定するように構成されている制御部を更に具備することを特徴とする請求項5に記載の無線基地局。

請求項7

第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルが隣接して配置されており、該第1セルのカバレッジエリア内に第3無線基地局配下の第3セルが配置されている移動通信システムで利用可能な移動局であって、前記第1セルにおいて接続状態にある場合に、前記第1無線基地局から、測定報告によって該移動局の移動状態を通知するように指示する測定設定情報を受信するように構成されている受信部と、前記第1無線基地局に対して、該移動局の移動状態と前記第2セル及び前記第3セルの品質とを含む測定報告を送信するように構成されている送信部とを具備することを特徴とする移動局。

請求項8

前記送信部は、前記移動局の移動状態として、高速又は中速又は低速の少なくとも1つを示す指示情報を前記測定報告に含めるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の移動局。

請求項9

前記送信部は、前記移動局の移動状態として、ドップラー周波数の推定結果を前記測定報告に含めるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の移動局。

技術分野

0001

本発明は、移動通信方法無線基地局及び移動局に関する。

背景技術

0002

LTE(Long Term Evolution)方式では、図11及び図12に示すように、マクロセル(Macro cell)のカバレッジエリア内スモールセル(Small cell)を配置する「Heterogeneous Network」を適用することができるように規定されている。

0003

かかる「Heterogeneous Network」では、CA(Carrier Aggregation)を行わない場合には、各移動局UEについて、マクロセル(Macro cell)とスモールセル(Small cell)との間でハンドオーバを行い、スモールセルへのトラフィック分散を行うことができるように構成されている。

0004

ここで、マクロセルで用いられる周波数とスモールセルで用いられる周波数とが異なる場合、上述のハンドオーバは、異周波ハンドオーバ(Inter-freq Handover)となる。

0005

スモールセルのパスロスが急峻に変動する点、異周波ハンドオーバに先駆けて行う異周波測定処理(Inter-freq Measurement)では、測定キャリア数に比例して測定時間が長くなる点に起因して、かかる異周波ハンドオーバの成功率が低下する懸念がある。

0006

特に、移動局UEの移動速度が速い場合、かかる異周波ハンドオーバの成功率が顕著に劣化する懸念がある。

0007

したがって、図11に示すように、低速移動中の移動局UEについては、スモールセルにハンドオーバさせ、図12に示すように、高速移動中の移動局UEについてはスモールセルにハンドオーバさせずにマクロセルに留まらせるという制御が行われることが考えられる。

0008

かかる制御を行う場合、無線基地局eNBが、移動局UEの移動速度或いは移動局UEの移動速度に関連する情報について、かかるハンドオーバの実行前に取得する必要がある。

先行技術

0009

3GPP TS36.300
3GPP TS36.331

発明が解決しようとする課題

0010

既存のLTE方式仕組みにおいて、無線基地局eNBが移動局UEの移動速度或いは移動局UEの移動速度に関連する情報について取得する方法としては、以下の2つの方法が想定される。

0011

第1に、無線基地局eNBが、周辺の無線基地局eNBから取得した「UE history information」に含まれる移動局UEが過去に在圏した複数のセル滞在時間に基づいて、移動局UEの移動速度を推定する方法が想定される。

0012

しかしながら、かかる方法では、移動局UEの在圏セルの滞在時間から移動局UEの移動速度を推定しているため、移動局UEの移動速度の推定精度が低くなってしまうという問題点があった。

0013

第2に、無線基地局eNBが、移動局UEからの上りリンク信号、例えば、SRS(Sounding Reference Signal)等によるドップラー周波数に基づいて、移動局UEの移動速度を推定する方法が想定される。

0014

しかしながら、LTE方式では、上りリンクにおいて常に送信され続ける信号が存在しないため、かかる方法では、測定精度の高い移動局UEの移動速度の推定を行うことが難しいという問題点があった。

0015

そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、移動局UEの移動速度を高精度に推測することができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0016

本発明の第1の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルが隣接して配置されており、該第1セルのカバレッジエリア内に第3無線基地局配下の第3セルが配置されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記第1無線基地局が、前記第1セルにおいて接続状態にある移動局に対して、測定報告によって該移動局の移動状態通知するように指示する測定設定情報を送信する工程Aと、前記移動局が、前記第1無線基地局に対して、該移動局の移動状態と前記第2セル及び前記第3セルの品質とを含む測定報告を送信する工程Bとを有することを要旨とする。

0017

本発明の第2の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルが隣接して配置されており、該第1セルのカバレッジエリア内に第3無線基地局配下の第3セルが配置されている移動通信システムにおいて該第1無線基地局として利用可能な無線基地局であって、前記第1セルにおいて接続状態にある移動局に対して、測定報告によって該移動局の移動状態を通知するか否かについて指示する測定設定情報を送信するように構成されている送信部と、前記移動局から、該移動局の移動状態と前記第2セル及び前記第3セルの品質とを含む測定報告を受信するように構成されている受信部とを具備することを要旨とする。

0018

本発明の第3の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルが隣接して配置されており、該第1セルのカバレッジエリア内に第3無線基地局配下の第3セルが配置されている移動通信システムで利用可能な移動局であって、前記第1セルにおいて接続状態にある場合に、前記第1無線基地局から、測定報告によって該移動局の移動状態を通知するように指示する測定設定情報を受信するように構成されている受信部と、前記第1無線基地局に対して、該移動局の移動状態と前記第2セル及び前記第3セルの品質とを含む測定報告を送信するように構成されている送信部とを具備することを要旨とする。

発明の効果

0019

以上説明したように、本発明によれば、移動局UEの移動速度を高精度に推測することができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供することができる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。
本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係る無線基地局によって送信される情報要素「ReportConfigEUTRA」の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る無線基地局によって送信される情報要素「ReportConfigInterRAT」の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動局によって送信される情報要素「MeasResult」の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動局によって送信される情報要素「MeasResult」の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動局によって送信される情報要素「MeasResult」内の情報要素「DopplerFrequency-Range」の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
従来技術について説明するための図である。
従来技術について説明するための図である。

実施例

0021

(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図10を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。

0022

図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、移動管理ノードMME(Mobility Management Entity)と、ゲートウェイ装置S-GWと、セル#1を管理する無線基地局eNB#1と、セル#2を管理する無線基地局eNB#2と、セル#10を管理する無線基地局eNB#10とを具備している。

0023

ここで、図1の例では、セル#1及びセル#2が、マクロセルであり、セル#10が、スモールセルであり、セル#1及びセル#2が隣接して配置されており、セル#1のカバレッジエリア内に、セル#10が配置されているものとする。

0024

図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局eNB#1は、制御部11と、送信部12と、受信部13とを具備している。

0025

制御部11は、無線基地局eNB#1における各種制御を行うように構成されており、送信部12は、移動局UEや無線基地局eNB#2/eNB#10や移動管理ノードMMEやゲートウェイ装置S-GWに対して各種信号を送信するように構成されており、受信部13は、移動局UEや無線基地局eNB#2/eNB#10や移動管理ノードMMEやゲートウェイ装置S-GWから各種信号を受信するように構成されている。

0026

例えば、送信部12は、セル#1において「RRC_Connected状態」にある移動局UEに対して、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するように指示する「Measurement Control」を送信するように構成されている。

0027

具体的には、図3に示すように、送信部12は、かかる移動局UEに対して、「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「ReportConfigEUTRA」内の情報要素「reportMobilityState-r12」によって、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するか否かについて指示するように構成されていてもよい。

0028

或いは、図4に示すように、送信部12は、かかる移動局UEに対して、「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「ReportConfigInterRAT」内の情報要素「reportMobilityState-r12」によって、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するか否かについて指示するように構成されていてもよい。

0029

例えば、受信部13は、移動局UEから、「Mobility State」を含む「Measurement Report」を受信するように構成されている。

0030

例えば、制御部11は、移動局UEのハンドオーバ処理を行うように構成されている。

0031

ここで、制御部11は、受信部13によって受信された「Measurement Report」に含まれる「Mobility State」とセル#2及びセル#10の品質とに基づいて、移動局UEのハンドオーバ先セルをセル#2又はセル#10のどちらにするか判定するように構成されていてもよい。

0032

例えば、制御部11は、セル#2及びセル#10の品質が所定品質を満たしていると判定した場合で、かつ、「Mobility State」に基づいて移動局UEが低速移動中であると判定した場合には、移動局UEのハンドオーバ先セルをセル#10とすると判定してもよい。

0033

一方、制御部11は、セル#2及びセル#10の品質が所定品質を満たしていると判定した場合で、かつ、「Mobility State」に基づいて移動局UEが高速移動中であると判定した場合には、移動局UEのハンドオーバ先セルをセル#2とするように判定してもよい。

0034

図5に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、受信部21と、測定部22と、送信部23とを具備している。

0035

受信部21は、無線基地局eNB#1/eNB#2/eNB#10から各種信号を受信するように構成されており、測定部22は、所定の測定処理(Measurement)を行うように構成されており、送信部23は、無線基地局eNB#1/eNB#2/eNB#10に対して各種信号を送信するように構成されている。

0036

例えば、移動局UEが、セル#1において「RRC_Connected状態」にある場合に、受信部21は、無線基地局eNB#1から、「Measurement Control」を受信するように構成されている。

0037

なお、測定部22は、かかる「Measurement Control」に基づく測定処理を行うように構成されている。

0038

例えば、測定部22は、かかる「Measurement Control」において、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するように指示されている場合には、かかる「Mobility State」を測定するように構成されている。

0039

送信部23は、無線基地局eNB#1に対して、「Measurement Report」を送信するように構成されている。

0040

例えば、送信部23は、かかる「Measurement Control」において、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するように指示されている場合には、指定されているセル(例えば、セル#2及びセル#10)の品質の測定結果に加えて、「Mobility State」の測定結果を含む「Measurement Report」を送信するように構成されている。

0041

ここで、送信部23は、「Mobility State」として、「high」又は「medium」又は「low」の少なくとも1つを示す「mobilityState-r12」を「Measurement Report」に含めるように構成されていてもよい。

0042

例えば、図6に示すように、送信部23は、「Measurement Report」に含まれる情報要素「MeasResult」内の情報要素「mobilityState-r12」によって、「Mobility State」として、「high」又は「medium」のいずれかを通知するように構成されていてもよい。

0043

或いは、図7及び図8に示すように、送信部23は、「Measurement Report」に含まれる情報要素「MeasResult」内の情報要素「dopplerFrequencyResult」内の情報要素「DopplerFrequency-Range」内の情報要素「RSRP-Range」によって、「Mobility State」として、ドップラー周波数の推定結果を通知するように構成されていてもよい。

0044

以下、図9及び図10を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。

0045

図9及び図10に、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UEのハンドオーバ処理に係るシーケンスを示す。

0046

図9及び図10に示すように、ステップ1において、無線基地局eNB#1は、セル#1において「RRC_Connected状態」である移動局UEに対して、ハンドオーバ処理に係る測定処理(例えば、「Event A3」)を設定する際に、「Mobility State」についても報告するように設定する。

0047

ステップ2において、移動局UEは、「Event A3」の「entering condition」が満たされたと判定する場合に、無線基地局eNB#1に対して、「Mobility State」を含む「Measurement Report」を送信する。

0048

ステップ3において、無線基地局eNB#1は、かかる「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのハンドオーバ先セルをセル#2又はセル#10のどちらにするか判定する。

0049

以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。

0050

本実施形態の第1の特徴は、無線基地局eNB#1(第1無線基地局)配下のセル#1(第1セル)及び無線基地局eNB#2(第2無線基地局)配下のセル#2(第2セル)が隣接して配置されており、セル#1のカバレッジエリア内に無線基地局eNB#10(第3無線基地局)配下のセル#10(第3セル)が配置されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、無線基地局eNB#1が、セル#1において「RRC_Connected状態(接続状態)」にある移動局UEに対して、「Measurement Report(測定報告)」によって「Mobility State(移動局の移動状態)」を通知するように指示する「Measurement Control(測定設定情報)」を送信する工程Aと、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、「Mobility State」とセル#2及びセル#10の品質とを含む「Measurement Report」を送信する工程Bとを有することを要旨とする。

0051

かかる構成によれば、無線基地局eNB#1が、移動局UEのハンドオーバ処理の実行前に、移動局UEからの「Measurement Report」を介して、移動局UEの移動状態を取得することができる。

0052

本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、移動局UEは、「Mobility State」として、「high(高速)」又は「medium(中速)」又は「low(低速)」の少なくとも1つを示す「mobilityState-r12(指示情報)」を「Measurement Report」に含めてもよい。

0053

かかる構成によれば、移動局UEが、移動局UEの移動速度を高精度に算出することができる場合に、無線基地局eNB#1は、かかる移動局UEの移動速度を、最小限のデータ量で取得することができる。

0054

本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、移動局UEは、「Mobility State」として、「dopplerFrequencyResult(ドップラー周波数の推定結果)」を「Measurement Report」に含めてもよい。

0055

かかる構成によれば、無線基地局eNB#1は、移動局UEにおけるドップラー周波数の推定結果を取得することで、より精度良く移動局UEの移動速度を推定することができる。

0056

本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNB#1が、受信した「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのハンドオーバ先セルをセル#2又はセル#10のどちらにするか判定する工程Cを更に有してもよい。

0057

かかる構成によれば、無線基地局eNB#1が、低速移動中の移動局UEについては、スモールセル(セル#10)にハンドオーバさせ、高速移動中の移動局UEについてはスモールセル(セル#10)にハンドオーバさせずにマクロセル(セル#1)に留まらせるという制御を容易に行うことができる。

0058

本実施形態の第2の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#2配下のセル#2が隣接して配置されており、セル#1のカバレッジエリア内に無線基地局eNB#10配下のセル#10が配置されている移動通信システムにおいて無線基地局eNB#1として利用可能な無線基地局eNBであって、セル#1において「RRC_Connected状態」にある移動局UEに対して、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するか否かについて指示する「Measurement Control」を送信するように構成されている送信部12と、移動局UEから、「Mobility State」とセル#2及びセル#10の品質とを含む「Measurement Report」を受信するように構成されている受信部13とを具備することを要旨とする。

0059

かかる構成によれば、無線基地局eNB#1が、移動局UEのハンドオーバ処理の実行前に、移動局UEからの「Measurement Report」を介して、移動局UEの移動状態を取得することができる。

0060

本実施形態の第2の特徴において、受信部13によって受信された「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのハンドオーバ先セルをセル#2又はセル#10のどちらにするか判定するように構成されている制御部11を更に具備してもよい。

0061

かかる構成によれば、無線基地局eNB#1が、低速移動中の移動局UEについては、スモールセル(セル#10)にハンドオーバさせ、高速移動中の移動局UEについてはスモールセル(セル#10)にハンドオーバさせずにマクロセル(セル#1)に留まらせるという制御を容易に行うことができる。

0062

本実施形態の第3の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#2配下のセル#2が隣接して配置されており、セル#1のカバレッジエリア内に無線基地局eNB#10配下のセル#10が配置されている移動通信システムで利用可能な移動局UEであって、セル#1において「RRC_Connected状態」にある場合に、無線基地局eNB#1から、「Measurement Report」によって「Mobility State」を通知するように指示する「Measurement Control」を受信するように構成されている受信部21と、無線基地局eNB#1に対して、「Mobility State」とセル#2及びセル#10の品質とを含む「Measurement Report」を送信するように構成されている送信部23とを具備することを要旨とする。

0063

かかる構成によれば、移動局UEが、無線基地局eNB#1に対して、移動局UEのハンドオーバ処理の実行前に、移「Measurement Report」を用いて、移動局UEの移動状態を通知することができる。

0064

本実施形態の第3の特徴において、送信部23は、「Mobility State」として、「high」又は「medium」又は「low」の少なくとも1つを示す「mobilityState-r12」を「Measurement Report」に含めるように構成されていてもよい。

0065

かかる構成によれば、移動局UEが、移動局UEの移動速度を高精度に算出することができる場合に、無線基地局eNB#1に対して、かかる移動局UEの移動速度を、最小限のデータ量で通知することができる。

0066

本実施形態の第3の特徴において、送信部23は、「Mobility State」として、「dopplerFrequencyResult(ドップラー周波数の推定結果)」を「Measurement Report」に含めるように構成されていてもよい。

0067

かかる構成によれば、移動局UEが、移動局UEの移動速度を高精度に算出することができないが、ドップラー周波数については高精度に推定することができる場合に、無線基地局eNB#1に対して、かかる移動局UEにおけるドップラー周波数の推定結果を通知することができる。

0068

なお、上述の移動局UEや無線基地局eNB#1/eNB#2/eNB#10の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。

0069

ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式記憶媒体内に設けられていてもよい。

0070

かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB#1/eNB#2/eNB#10内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB#1/eNB#2/eNB#10内に設けられていてもよい。

0071

以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

0072

UE…移動局
eNB#1、eNB#2、eNB#10…無線基地局
11…制御部
12、23…送信部
13、21…受信部
22…測定部

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