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技術 画像処理装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 小谷津淳久保昌彦川島英俊高平俊史
出願日 2012年8月8日 (8年4ヶ月経過) 出願番号 2012-176059
公開日 2014年2月24日 (6年10ヶ月経過) 公開番号 2014-036313
状態 特許登録済
技術分野 画像処理 FAX画像信号回路 カラー・階調 カラー画像通信方式 カラー電子写真
主要キーワード 遮蔽度合い 金属細片 算出規則 切子面 メモリリーダライタ メタリックカラー プロセスカラートナー 可搬型ディスク
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

印刷結果の画像にメタリック感を付加することができ、且つ、メタリック感を付加した場合でもプロセス色色再現をできるだけ維持できるようにする。

解決手段

色変換部12では、低及び高メタリック用のテーブル18a及び18bに対応して作成した低及び高メタリック用のLUT12b及び12cのうち、指定されたメタリック設定値に応じたものにより、入力画像デバイス依存のYMCK値に変換する。メタリックトナー量算出部18は、そのYMCK値から画素当たりのプロセス色トナーの総量を求め、低及び高メタリック用のテーブル18a及び18bのうちメタリック設定値に応じたものを用いて、その総量に対応するメタリックトナーの量Mtを計算する。画像合成部22は、色変換結果のYMCK値とメタリックトナーの量Mtとを合わせてプリントエンジン22に供給する。

概要

背景

特許文献1には、金属顔料を用いたメタリックトナー組成が例示されている。

特許文献2には、メタリックカラー色再現のために、プロセスカラートナーとともにメタリックトナーを用い、用紙上に転写されたときに、メタリックトナーの層が最下層となるように各色のトナー像を形成することが開示されている。また、特許文献2の装置では、メタリック色の画像を特色版として作成し、プリントエンジンに供給することで、メタリック感を付加している。

特許文献3には、金色にキラキラと輝く華やかな豪華さのある画像を得るために、紙面上で、黄色等の通常のトナーの上に、フレーク状の金属粉を含むトナーを重畳するよう印刷する技術が開示されている。

概要

印刷結果の画像にメタリック感を付加することができ、且つ、メタリック感を付加した場合でもプロセス色の色再現をできるだけ維持できるようにする。色変換部12では、低及び高メタリック用のテーブル18a及び18bに対応して作成した低及び高メタリック用のLUT12b及び12cのうち、指定されたメタリック設定値に応じたものにより、入力画像デバイス依存のYMCK値に変換する。メタリックトナー量算出部18は、そのYMCK値から画素当たりのプロセス色トナーの総量を求め、低及び高メタリック用のテーブル18a及び18bのうちメタリック設定値に応じたものを用いて、その総量に対応するメタリックトナーの量Mtを計算する。画像合成部22は、色変換結果のYMCK値とメタリックトナーの量Mtとを合わせてプリントエンジン22に供給する。

目的

本発明は、メタリック感を付加した場合でもプロセス色の色再現をできるだけ維持できるようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

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請求項1

1以上のプロセス色トナーと、メタリックトナーとを用いて印刷を行う印刷装置と、入力色値を、前記メタリックトナーを用いずに印刷を行う場合の前記印刷装置の色再現特性に応じた各プロセス色トナーの量に変換する通常用色変換手段と、メタリック度毎に、当該メタリック度に対応するメタリックトナーの量を算出するメタリックトナー量算出手段と、メタリック度の指定を受け付けるメタリック度指定受付手段と、前記メタリック度指定受付手段に対して指定されたメタリック度に応じて入力色値を色変換した変換結果の各量の各プロセス色トナーと、当該指定されたメタリック度に応じて前記メタリック量算出手段が求めた量のメタリックトナーと、を用いて前記印刷装置で印刷を行った場合の印刷結果の測色値が、当該入力色値を前記通常用色変換手段が変換した変換結果の各量の各プロセス色トナーを用いて前記印刷装置で印刷を行った場合の印刷結果の測色値と同等となるよう、前記入力色値を色変換するメタリック用色変換手段と、メタリックモードが指定された場合に、入力色値を、前記メタリック度指定受付手段に対して指定されたメタリック度に対応する前記メタリック用色変換手段が変換した変換結果の前記各プロセス色トナーの量と、当該メタリック度に応じて前記メタリック量算出手段が求めたメタリックトナーの量と、を前記印刷装置に入力して前記印刷装置に印刷を実行させる印刷実行手段と、を備える画像処理装置

請求項2

前記メタリック量算出手段は、前記メタリック用色変換手段が求めた入力色値の変換結果に対応するプロセス色トナーの総量に応じて、あらかじめ定めた算出規則に従ってメタリックトナーの量を算出するものであり、前記算出規則は、算出するメタリックトナーの量とその元になった前記プロセス色トナーの総量との合計が前記印刷装置におけるメタリックトナー及びプロセス色トナーの総量の上限値である総量規制値を超えず、且つ、算出するメタリックトナーの量が前記メタリック度に応じて定められた上限値を超えない範囲で、前記プロセス色トナーの総量が増えるほどメタリックトナーの量が多くなるように定められた規則である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。

技術分野

0001

本発明は、画像処理装置に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、金属顔料を用いたメタリックトナー組成が例示されている。

0003

特許文献2には、メタリックカラー色再現のために、プロセスカラートナーとともにメタリックトナーを用い、用紙上に転写されたときに、メタリックトナーの層が最下層となるように各色のトナー像を形成することが開示されている。また、特許文献2の装置では、メタリック色の画像を特色版として作成し、プリントエンジンに供給することで、メタリック感を付加している。

0004

特許文献3には、金色にキラキラと輝く華やかな豪華さのある画像を得るために、紙面上で、黄色等の通常のトナーの上に、フレーク状の金属粉を含むトナーを重畳するよう印刷する技術が開示されている。

先行技術

0005

特開昭62−067558号公報
特開2006−050347号公報
特開2006−317633号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、メタリック感を付加した場合でもプロセス色の色再現をできるだけ維持できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に係る発明は、1以上のプロセス色トナーと、メタリックトナーとを用いて印刷を行う印刷装置と、入力色値を、前記メタリックトナーを用いずに印刷を行う場合の前記印刷装置の色再現特性に応じた各プロセス色トナーの量に変換する通常用色変換手段と、メタリック度毎に、当該メタリック度に対応するメタリックトナーの量を算出するメタリックトナー量算出手段と、メタリック度の指定を受け付けるメタリック度指定受付手段と、前記メタリック度指定受付手段に対して指定されたメタリック度に応じて入力色値を色変換した変換結果の各量の各プロセス色トナーと、当該指定されたメタリック度に応じて前記メタリック量算出手段が求めた量のメタリックトナーと、を用いて前記印刷装置で印刷を行った場合の印刷結果の測色値が、当該入力色値を前記通常用色変換手段が変換した変換結果の各量の各プロセス色トナーを用いて前記印刷装置で印刷を行った場合の印刷結果の測色値と同等となるよう、前記入力色値を色変換するメタリック用色変換手段と、メタリックモードが指定された場合に、入力色値を、前記メタリック度指定受付手段に対して指定されたメタリック度に対応する前記メタリック用色変換手段が変換した変換結果の前記各プロセス色トナーの量と、当該メタリック度に応じて前記メタリック量算出手段が求めたメタリックトナーの量と、を前記印刷装置に入力して前記印刷装置に印刷を実行させる印刷実行手段と、を備える画像処理装置である。

0008

請求項2に係る発明は、前記メタリック量算出手段は、前記メタリック用色変換手段が求めた入力色値の変換結果に対応するプロセス色トナーの総量に応じて、あらかじめ定めた算出規則に従ってメタリックトナーの量を算出するものであり、前記算出規則は、算出するメタリックトナーの量とその元になった前記プロセス色トナーの総量との合計が前記印刷装置におけるメタリックトナー及びプロセス色トナーの総量の上限値である総量規制値を超えず、且つ、算出するメタリックトナーの量が前記メタリック度に応じて定められた上限値を超えない範囲で、前記プロセス色トナーの総量が増えるほどメタリックトナーの量が多くなるように定められた規則である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。

発明の効果

0009

請求項1に係る発明によれば、メタリック感を付加した場合でもプロセス色の色再現をできるだけ維持できるようにすることができる。

0010

請求項2に係る発明によれば、総量規制値及びメタリック度に応じたメタリックトナー量の上限値を満たす範囲で、プロセス色トナーの量の増加によるメタリック感の低下を補うことができる。

図面の簡単な説明

0011

実施形態の画像処理装置が備えるプリントエンジンの一例の構成を模式的に示す図である。
実施形態の画像処理装置の主要部の構成の例を示す図である。
プロセス色トナーの総量TAC(C)からメタリックトナー量を求めるための関数の例を示す図である。
プロセス色トナーの総量TAC(C)からメタリックトナー量を求めるための関数の別の例を示す図である。
実施形態において、印刷モード毎に、色変換用UTとメタリックトナー量算出用のテーブルとしてどれを選択するかを示す図である。
実施形態の装置の処理手順の一例の一部を示す図である。
実施形態の装置の処理手順の一例の残りの部分(主としてメタリックトナー量算出部の手順)を示す図である。
各メタリック設定値に対応する色変換用LUTの作成方法の一例を示す図である。
変形例において、印刷モード毎に、色変換用LUTとメタリックトナー上限量としてどれを選択するかを示す図である。
変形例におけるメタリックトナー量算出部の手順の例を示す図である。
プロセス色トナーの総量TAC(C)からメタリックトナー量を求めるための関数の別の例を示す図である。

実施例

0012

以下、図面を参照して、本発明に係る画像処理装置の実施形態を説明する。

0013

図1に、本実施形態の画像処理装置が備えるプリントエンジン22の一例の構成を模式的に示す。この例のプリントエンジン22は、中間転写体方式の電子写真フルカラープリントエンジンであり、色材として各色のトナーを用いる。また、このプリントエンジン22は、タンデム型感光体配置構成を有する。この感光体配置構成は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)といったプロセス色トナー用の感光体2群の下流に、メタリック感を付加するためのメタリックトナーMt用の感光体2を有する。

0014

ここでいうメタリック感とは、金属的な光り方のことであり、滑らかな金属表面が呈する光の正反射による金属光沢感と、様々な方向に向いた金属等の微細切子面金属細片集まりが呈する入射光の向きの変化に応じてキラキラと輝く感じを示すスパークル感とを総称したものである。

0015

印刷媒体5に接する最下層のトナー層をメタリックトナーMtとした場合には金属光沢感が得られやすいのに対し、プロセス色トナーの層より上の最上層をメタリックトナーMtとした場合スパークル感が得られやすいことが知られている。これは、以下のようなメカニズムからと考えられる。すなわち、最上層のメタリックトナー層内に含まれるトナー粒子(例えば金属の微細片を樹脂でコートしたもの)は、その下のプロセス色トナー層に対して部分的に食い込むが、その食い込む向きは様々なので、それらトナー粒子の配向はばらばらになりやすく、このような多様な向きのトナー粒子による反射光が高いスパークル感を呈する(特許文献3の図2の例と同様)。これに対し、最下層のメタリックトナー層の下の印刷媒体の表面は、トナー層よりもメタリックトナー粒子が食い込みにくいので、多数のメタリックトナー粒子の配向が揃いやすく、このため入射光の反射方向が揃いやすい。これが金属光沢感を高めるのである。

0016

図1の例では、各感光体2に形成されたトナー像は、中間転写体ベルト4の進行方向に沿って上流側から下流側へ、Y,M,C,K,Mtの順に、中間転写体ベルト4上に見当合わせされた上で転写(一次転写)される。これにより中間転写体ベルト4上には、メタリックトナーMtの層の下にYMCKの各トナーの層を含んだフルカラートナー像が形成される。このフルカラートナー像が、二次転写部8にて、媒体搬送系6により搬送されてくる印刷媒体5(例えばシート状の用紙)に対して転写(二次転写)される。これにより、印刷媒体5の表面上には、YMCKの各トナーの層の下にメタリックトナーMtの層が形成されたフルカラートナー像が形成され、このフルカラートナー像が定着部9により印刷媒体5に対して定着される。すなわち、このエンジン構成は、金属光沢感に主眼をおいた構成である。

0017

なお、図1の例において、プロセス色用の感光体2の配列順が上流側からY,M,C,Kの順であるのはあくまで一例に過ぎない。また、Y,M,C,Kに加え、オレンジグリーン又はヴァイオレット等の別の1色以上のプロセス色トナーを追加色として用いる構成も可能である。この場合それら追加色用の感光体が、メタリックトナーMt用の感光体2の上流に設けられる。

0018

また、スパークル感を重視するエンジン構成として、YMCKの感光体2群の上流にメタリックトナーMt用の感光体2を配置した構成を用いてもよい。

0019

以下では、本実施形態の装置構成の一例として、図1に例示したプリントエンジンを備える構成を説明する。ただし、以下の説明から理解されるように、ベルトでない中間転写体を用いるプリントエンジンにも適用可能であり、また、各感光体上のトナー像を印刷媒体上に(中間転写体を経由せずに)直接転写するプリントエンジンにも適用可能である。またタンデム方式以外の例えばロータリー方式(1つの感光体に対して異なるトナーを時間的に順番に適用し、その結果順番に形成される各トナーの像を中間転写体上で重ねる方式)のプリントエンジンにも、本実施形態の方式は適用可能である。ロータリー方式では感光体は1つしか用いないので、タンデム方式のように空間的な意味での上流から下流への感光体の並びがあるわけではない。しかし、ロータリー方式でも、1つの感光体が時間的に順番に異なるトナーのための感光体として機能することになるので、時間軸上で見れば各トナーの適用順に上流から下流へ、各トナー用の感光体が(各トナーが適用される期間ごとに)存在していると捉えてよい。

0020

次に、図2を参照して、本実施形態の画像処理装置の構成の一例を説明する。

0021

図2の例では、画像データ入力部10には、ページ記述言語等で表された印刷データを解釈することにより生成された、或いはスキャナ等で読み込まれたRGB等の画像を印刷4原色の(例えばデバイス非依存の)YMCK色空間に変換することによって生成された、YMCK4色のビットマップ画像データが入力される。色変換部12は、この画像データの各画素の色値すなわち画素値(Y,M,C,K)を、それぞれ、プリントエンジン22(図1に例示したもの)の色再現特性に応じたデバイス依存の色値(Y’,M’,C’,K’)に変換する。色変換部12による変換後の各プロセス色の色値(Y’,M’,C’,K’)の各成分は、Y,M,C,Kの各色トナーの濃度(画素当たりのトナー量)に対応している。求められた各画素の色値(Y’,M’,C’,K’)は、メタリックトナー量算出部18及び画像合成部20に入力される。

0022

この例では、色変換部12は、色変換のためのLUT(ルックアップテーブル)として通常用LUT12a、低メタリック用LUT12b及び高メタリック用LUT12cを有する。各LUT12a〜12cは、入力色値(Y,M,C,K)に対応するデバイス依存の色値(Y’,M’,C’,K’)を保持するテーブルである。各LUT12a〜12cは、入力色値を入力するとそれに対応するデバイス依存の色値を出力するDLUT(ダイナミックLUT)として構成してもよい。

0023

通常用LUT12aは、メタリックトナーMtを使用せず、プロセス色トナーのみで印刷を行う場合に用いるLUTであり、プロセス色トナーのみを用いる従来の一般的な印刷装置で用いるLUTと同様のものである。

0024

低メタリック用LUT12b及び高メタリック用LUT12cは、それぞれ、「低」レベル及び「高」レベルのメタリック感を付加する場合に用いるLUTである。これら各LUT12a及び12bについては、後で詳しく説明する。

0025

モード指定受付部14は、ユーザから印刷モードの指定を受け付ける手段である。本実施形態の装置は、印刷モードとして、通常モードとメタリックモードを有する。通常モードは、メタリックトナーMtを使用せず、プロセス色トナーのみで印刷を行うモードである。一方、メタリックモードは、プロセス色トナーに加え、メタリックトナーMtを使用して印刷を行うモードである。メタリックモードでは、メタリック感の程度を示すメタリック設定値の指定を受け付ける。図2の例は、メタリック設定値を「低」及び「高」の2段階とした場合のものである。ただし、これは一例に過ぎず、3段階以上の多段階としてもよい。この場合、色変換部12が有するメタリック用のLUT(12a及び12b)及び後述するメタリックトナー量算出部18が有するメタリックトナー量算出用のテーブル(18a及び18b)は、メタリック設定値の段階数に応じた数だけ用意することとなる。

0026

LUT選択部16は、モード指定受付部14が受け付けたモード指定に応じて、3つのLUT12a〜12cのうちの1つを選択する。例えば、通常モードが指定された場合は通常用LUT12aを選択する。メタリックモードが指定された場合は、併せて指定されたメタリック設定値に対応するメタリック用のLUT12b又は12cを選択する(例えばメタリック設定値が「高」の場合は、高メタリック用LUT12cを選択)。

0027

メタリックトナー量算出部18は、メタリックモードでの印刷を行う際、各画素に付与するメタリックトナーの量を算出する。本実施形態では、算出されるメタリックトナー量が、モード指定受付部14に対して指定されたメタリック設定値に応じたものとなるようにする。すなわち、他の条件が同じであれば、メタリック設定値が高い(すなわちメタリック感が強い)ほど、画素に付与するメタリックトナーの量が多くなるようにする(より厳密に言えば、メタリック設定値が高い場合のメタリックトナー量は、メタリック設定値が低い場合のメタリックトナー量「以上」とする)。

0028

このために、図2の例では、メタリックトナー量算出部18は、低メタリック用テーブル18aと高メタリック用テーブル18bを有する。これら各テーブル18a、18bは、メタリックトナー量Mtを、色変換後のプロセス色の色値(Y’,M’,C’,K’)の各成分の合計であるTAC(トータルエリアカバレッジ:エリア・カバレッジは網点面積率のこと)の関数として規定したテーブルである。なお、以下では、プロセス色トナーとメタリックトナーの両方を含んだトナー全体のトータル・エリア・カバレッジを「TAC」と表現し、プロセス色トナーのみのトータル・エリア・カバレッジを「TAC(C)」と表現する。すなわち、メタリックトナーの量(エリア・カバレッジ)をMtと表現すると、TAC=TAC(C)+Mtである。

0029

図3に、低メタリック用テーブル18aと高メタリック用テーブル18bが表す関数の一例を示す。図3において、破線グラフが低メタリック用テーブル18aの関数の例であり、実線のグラフが高メタリック用テーブル18bの関数の例である。例示する低メタリック用テーブル18aの関数では、プロセス色トナー(図中では「着色トナー」と表記)のTAC(C)が0〜60%の範囲ではメタリックトナー量Mt(単位はエリア・カバレッジの%とする)が20%から50%まで直線的に上昇し、TAC(C)が60〜160%の範囲ではメタリックトナー量Mt=50%の一定値であり、TAC(C)が160〜260%の範囲ではメタリックトナー量Mtが50%から0%まで直線的に下降する。また、高メタリック用テーブル18bの関数では、プロセス色トナーのTAC(C)が0〜80%の範囲ではメタリックトナー量Mtが60%から100%まで直線的に上昇し、TAC(C)が80〜160%の範囲ではメタリックトナー量Mt=100%の一定値であり、TAC(C)が160〜260%の範囲ではメタリックトナー量Mtが100%から0%まで直線的に下降する。この例は、260%という濃度(エリア・カバレッジ)を、メタリックトナーを含むトナー全体の総量規制値TAC(lim)とした場合の一例である。なお、総量規制値TAC(lim)とは、画素に適用するトナーの総量の上限値のことである。電子写真方式のプリントエンジンでは、定着不良の回避やトナー節約等のために、画素当たりのトナーの合計量が総量規制値を超えないように制御している。

0030

図4に、低メタリック用テーブル18aと高メタリック用テーブル18bが表す関数の別の例を示す。図4に例示する低メタリック用テーブル18aの関数では、TAC(C)が0〜100%の範囲ではメタリックトナー量Mtが0%から50%まで直線的に上昇し、TAC(C)が100〜210%の範囲ではメタリックトナー量Mt=50%の一定値であり、TAC(C)が210〜240%の範囲ではメタリックトナー量Mtが50%から20%まで直線的に下降する。また、高メタリック用テーブル18bの関数では、TAC(C)が0〜100%の範囲ではメタリックトナー量Mtが0%から100%まで直線的に上昇し、TAC(C)が100〜160%の範囲ではメタリックトナー量Mt=100%の一定値であり、TAC(C)が160〜240%の範囲ではメタリックトナー量Mtが100%から20%まで直線的に下降する。この例は、メタリックトナーを含むトナー全体での総量規制値TAC(lim)は図3の例と同様260%であるが、プロセス色トナーの総量を240%以下に規制することで、高彩度の色に対しても最低20%のメタリックトナーが付与されるようにしている。

0031

図3及び図4の例において、TAC(C)が低い範囲でTAC(C)の増加に応じてメタリックトナー量Mtを増加させているのは、次のような理由からである。すなわち、図1のようにメタリックトナーを印刷媒体に最も近い層(最下層)に配する構成では、メタリックトナー層の上のプロセス色トナーの層が厚くなるに連れて、メタリックトナー層の金属光沢感がその上のプロセス色トナー層によってより多く遮蔽される。このようなプロセス色トナー層の厚みの増加による金属光沢感の遮蔽度合いの増加を補い、均一な金属光沢感を得るために、メタリックトナー量Mtを増やしていくのである。

0032

また、図3及び図4の例において、TAC(C)が160%を超える範囲で、TAC(C)の増加に応じてメタリックトナー量Mtを徐々に減らしているのは、総量規制値TAC(lim)を守るためである。すなわち、高メタリック感(金属光沢:高)ではメタリックトナー量Mtを最大100%としているが、TAC(C)が160%を超えると、Mtが100%のままでは、トナー総量TAC(C)が総量規制値TAC(lim)の260%を超えてしまうので、TAC(C)の増加した分だけメタリックトナー量Mtを減らすのである。またこれに合わせて、低メタリック感のMtも、TAC(C)が高い範囲では、TAC(C)の増加に合わせて低下させている。
また、プロセス色トナーの総量が0%の画素、すなわち紙白部分にメタリックトナーを付加するか否かは、ユーザの意図によるものであり、図3図4のようなテーブルを使い分けられるようにすることも考えられる。

0033

メタリックトナー量Mtを求めるための低メタリック用テーブル18a及び高メタリック用テーブル18bは、できるだけ広いTAC(C)の範囲で一定したメタリック感(例えば金属光沢感)が達成できるよう、実験等により作成すればよい。

0034

詳細は後述するが、前述した低メタリック用LUT12b及び高メタリック用LUT12cは、このようにして作成された低メタリック用テーブル18a及び高メタリック用テーブル18bに対応した形で作成される。

0035

ここで、モード指定受付部14に対し指定されるモードと、色変換部12及びメタリックトナー量算出部18で使用されるLUT等との対応関係図4にまとめる。図4に示すように、通常モードの場合は、色変換部12では通常用LUT12aが使用され、メタリックトナー量算出部18はメタリックトナー不使用なのでMt算出は行わない。メタリックモードでメタリック設定値「低」が指定された場合は、色変換部12では低メタリック用LUT12bが使用され、メタリックトナー量算出部18では低メタリック用テーブル18aが使用される。メタリックモードでメタリック設定値「高」が指定された場合は、色変換部12では高メタリック用LUT12cが使用され、メタリックトナー量算出部18では高メタリック用テーブル18bが使用される。

0036

図1の説明に戻ると、メタリックトナー量算出部18は、モード指定受付部14を介してユーザからメタリック設定値「低」が指定されている場合は低メタリック用テーブル18aを選択し、メタリック設定値「高」が指定されている場合は高メタリック用テーブル18bを選択する。そして、画素毎に、その画素の色変換後の色値(Y’,M’,C’,K’)の各成分の合計であるTAC(C)に応じたメタリックトナー量Mtを、選択したテーブル18a又は18bから読み出す。このようにして求めた各画素のMtの値は、画像合成部20に入力される。

0037

画像合成部20は、画素毎に、色変換部12から入力されるプロセス色の各色成分Y’,M’,C’,K’と、メタリックトナー量算出部18から入力されるメタリックトナー量Mtとを合わせて、プリントエンジン22に供給する。プリントエンジン22は、これら各成分Y’,M’,C’,K’,Mtに応じてそれぞれ対応する感光体2に対する露光を制御することで、画像を形成する。

0038

次に、図6及び図7を参照して、図2の画像処理装置の処理手順の一例を説明する。この手順の開始の前に、モード指定受付部14に対し、ユーザから、印刷モード(通常モード又はメタリックモード)を指定し、メタリックモードの場合はメタリック度合いを示すメタリック設定値(例えば「高」又は「低」)が入力されているものとする。

0039

図6の手順では、画像データ入力部10に対し印刷対象の画像データが入力されると(S10)、メタリックモードでなければ(S12の判定結果がNo。すなわち通常モードが指定された場合)、LUT選択部16により通常用LUT12aが選択される(S14)。色変換部12は、印刷対象の画像データに対して通常用LUT12aを用いて色変換を実行する(S16)。変換結果の画像データは画像合成部20経由でプリントエンジン22に送信され、用紙に対して印刷される(S18)。

0040

S12にてメタリックモードが指定されていると判定された場合、LUT選択部16は、モード指定受付部14からメタリック設定値を受け取り(S20)、その設定値に応じたLUT12b又は12cを選択する(S22)。色変換部12は、印刷対象の画像データに対して、選択されたLUT12b又は12bを用いて印刷対象の画像データに対する色変換を実行する(S24)。

0041

次に、図7の手順に進み、メタリックトナー量算出部18が、低メタリック用テーブル18a及び高メタリック用テーブル18bの中からメタリック設定値に応じたテーブルを選択する(S30)。更にメタリックトナー量算出部18は、色変換部12が出力した色変換結果(Y’,M’,C’,K’)から、プロセス色トナーの総量TAC(C)を算出し(S32)、選択したテーブル18a又は18bから、そのTAC(C)の値に対応するメタリックトナー量Mtの値を取得し(S34)、画像合成部20に送る。画像合成部20は、色変換部12が出力した色変換結果(Y’,M’,C’,K’)とメタリックトナー量算出部18が出力したメタリックトナー量Mtとを合わせて、プリントエンジン22に送信し、印刷を実行させる(S36)。

0042

次に、各メタリック設定値に応じた色変換用のLUTの作成処理の例を、図8を参照して説明する。この作成処理は、典型的にはプリントエンジン22を備えた画像処理装置の設計又は製造の際に実行され、作成された各LUT(12a及び12b)が画像処理装置の製品に搭載される。

0043

この処理の前提として、プリントエンジン22及びメタリックトナーを使用しない通常の印刷のための色変化LUT(通常用LUT12a)は設計済みであり、プロセス色トナー総量TAC(C)に応じたメタリックトナー量Mtを求めるテーブル(18a又は18b)もメタリック設定値毎に設計済みであるとする。例えば、このような設計済みのプリントエンジン22を試作し、これを用いて図8の作業を実施することで、各メタリック設定値に対応する色変換用LUTを作成する。

0044

図8の手順は、メタリック設定値毎に実行する。例えば図2の例では、メタリック設定値「低」及び「高」のそれぞれについて図8の作業を実行する。

0045

図8の手順では、メタリックトナー量算出部18が使用するテーブルとして、注目するメタリック設定値に対応するテーブル(例えば18a又は18bのいずれか)を選択する(S40)。

0046

次に、画像合成部20が、通常用LUT12aを作成するために用いられるカラーパッチのデータ(Y,M,C,K)に対して、選択したテーブルに応じたメタリックトナー量Mtをメタリック成分として追加したパッチデータを作成する(S42)。

0047

カラーパッチは、Y,M,C,Kの各成分の濃度(エリア・カバレッジ)を、それぞれ0〜100%まで、例えば10%や5%等のあらかじめ定めた刻み幅で変えることにより生成した様々な色値(Y,M,C,K)を持つ小領域(パッチ)である。なお、ここでいうカラーパッチの色値(Y,M,C,K)は、プリントエンジン22に供給される値なので、図2の例でいえばデバイス依存の色値(Y’,M’,C’,K’)である。このため、以下ではパッチのプロセス色の色値を(Y’,M’,C’,K’)と表記する。S42では、パッチデータに含まれる各パッチの色値(Y’,M’,C’,K’)に対し、その色値の各成分の合計であるTAC(C)に対応するメタリックトナー量MtをS40で選んだテーブルから求める。そして、パッチデータ中の各パッチの色値に対し、それぞれ対応するメタリックトナー量Mtの成分を追加することで、メタリック付きパッチデータ(Y’,M’,C’,K’,Mt)を生成する。

0048

そして、このようなメタリック付きパッチデータを、プリントエンジン22に印刷させる(S44)。これにより、様々なプロセス色値(Y’,M’,C’,K’)に対して、LUT作成対象のメタリック設定値に応じた量のメタリックトナーMtがそれぞれ付加された多数のカラーパッチが、パッチ作成対象の媒体(用紙又は中間転写体ベルト等)上に形成される。

0049

次に、形成された各パッチを測色計で測色する(S46)。この測色では、各パッチの色がCIE国際照明委員会)のL*a*b*等の、デバイス非依存の表色系の値として求められる。

0050

以上の一連の作業により、1つのパッチに着目すると、そのパッチの元のプロセス色値(Y’,M’,C’,K’)に対して、メタリック設定値に応じて選んだテーブル18a又は18bからMtが一意に定まる。そして、その一意に決まるMt成分を追加したメタリック付きパッチデータ(Y’,M’,C’,K’,Mt)の印刷結果を測色することで、測色値(L*,a*,b*)が求められる。このようにして、そのメタリック設定値に従ったメタリックトナーを付与した場合の、元のプロセス色値(Y’,M’,C’,K’)と測色値(L*,a*,b*)との対応関係が求められる。

0051

この元のプロセス色値(Y’,M’,C’,K’)と測色値(L*,a*,b*)との対応関係から、一般的な色変換用LUTの作成方法により、当該メタリック設定値に対応するLUT(12b又は12c)を作成する(S48)。

0052

例えば、ICC(International Color Consortium)に準拠したカラーマネジメントシステムでは、画像データ入力部10に入力された画像の色値(Y,M,C,K)は、その入力画像を生成した装置の特性に応じた入力プロファイルにより、L*a*b*等の、デバイス非依存の表色系の色値に変換され、更にそのデバイス非依存の色値が、プリントエンジン22の色再現特性に応じた出力プロファイルにより、プリントエンジン22用の色値(Y’,M’,C’,K’)に変換される。この出力プロファイルとしてS46で求めた(Y’,M’,C’,K’)と(L*,a*,b*)との対応関係を用い、入力プロファイルと結合することで、メタリック設定値に対応した色変換用LUT(12b又は12c)が得られる。

0053

ここで、通常用LUT12aも同様に、メタリックトナーを付与しないカラーパッチを印刷し測色することで、出力プロファイルを表す(Y’,M’,C’,K’)と(L*,a*,b*)との対応関係を求め、これを入力プロファイルと結合することで作成されている。したがって、同じ入力色値(Y,M,C,K)に対する印刷結果のメタリック感を除いた色合い(測色値)は、通常用LUT12aを用いても、各メタリック設定値に対応するLUT(12b又は12c)を用いても、同じものとなる。

0054

なお、以上のように、通常用LUT12aとは別にメタリック用の色変換用LUTを用意するのは、メタリックトナーにも一般に色味がある(例えば、完全に無色で金属光沢のみを持つシルバーのトナーを実現することは難しい)ため、メタリック感を出すためにメタリックトナーを付加すると、印刷結果の色味(測色値)がメタリックトナーを付加しない場合と変わってくるためである。そして、プロセス色の色値が同じでも、付加するメタリックトナーの量が変われば、色味も異なってくるため、メタリック設定値毎に色変換用LUTを用意するのである。

0055

ここで、メタリックトナーを付加すると、付加しない場合よりも色再現域ガモット)が縮小することも考えられる。すなわち、図8の手順で作成したカラーパッチ群の測色値の範囲が、当該メタリック設定値に対応するガモットであるが、このガモットが、メタリックトナーを付与しない場合のガモットよりも狭くなる場合がある。このような場合、公知のガモット圧縮技術を用いて、入力色のデバイス非依存の各色値(L*a*b*等)を、S46で求めたガモット(パッチ群の測色値の範囲)内の色値にマッピングすればよい。これにより、入力色の色味にできるだけ近い(すなわちガモット圧縮を考慮した上でほぼ同等の色味を持つ)メタリックトナー付の印刷結果を実現できるLUTが実現される。

0056

次に、メタリックトナー量算出部18の変形例を説明する。これまで説明した実施形態では、メタリックトナー量算出部18は、各メタリック設定値に対応するテーブル18a及び18bを用いてメタリックトナー量を算出していた。これに対し、この変形例では、各メタリック設定値に対応してメタリックトナー量の上限のみを定め、この上限を用いて計算によりメタリックトナー量を算出する。

0057

例えば、図9の例では、メタリック設定値「低」及び「高」に対して、メタリックトナーの上限量Mtmaxとして50%及び100%という値を用いている。ただし、50及び100という数値はあくまで一例に過ぎない。

0058

この変形例の装置構成は、基本的には図18に示すものと同様でよい。ただし、メタリックトナー量算出部18は、テーブル18a及び18bの代わりに、「低」及び「高」メタリック感用のメタリックトナー上限量を持ち、図7の手順の代わりに図10の手順を実行する。メタリックトナー量算出部18以外の各部の処理手順は、図6の手順でよい。

0059

図10の手順では、メタリックトナー量算出部18は、メタリック設定値に応じたメタリックトナー上限量Mtmaxを取得する(S50)と共に、色変換部12が出力した色変換結果(Y’,M’,C’,K’)から、プロセス色トナーの総量TAC(C)を算出する(S52)。次に、メタリックトナーも含むトナー全体の総量規制値TAC(lim)からそのTAC(C)を減算し、その減算結果がS50で取得したメタリックトナー上限量Mtmaxよりも大きいか否かを判定する(S54)。この判定結果がYesの場合、メタリックトナーの量をその上限量Mtmaxとしても、トナー全体の量が総量規制値TAC(lim)以下に収まる。この場合、メタリックトナー量算出部18は、付加するメタリックトナーの量Mtとして、その上限量Mtmaxを採用し(S56)、この値Mtを画像合成部20に送る。画像合成部20は、色変換部12が出力した色変換結果(Y’,M’,C’,K’)とメタリックトナー量算出部18が出力したメタリックトナー量Mtとを合わせて、プリントエンジン22に送信し、印刷を実行させる(S58)。

0060

S54の判定結果がNoの場合は、メタリックトナーの量を上限量Mtmaxとすると、トナーの総量が総量規制値TAC(lim)を超えてしまう。そこで、この場合、メタリックトナー量Mtとして、総量規制値TAC(lim)を超えない範囲での最高値、すなわち{TAC(lim)−TAC(C)}を採用する(S60)。そして、画像合成部20が、色変換部12が出力した色変換結果(Y’,M’,C’,K’)とメタリックトナー量算出部18が出力したメタリックトナー量Mtとを合わせて、プリントエンジン22に送信し、印刷を実行させる(S58)。

0061

この手順は、総量規制値TAC(lim)を超えず、かつメタリック設定値に応じた上限値以下という条件を満たす範囲で最大限の量のメタリックトナーを付加するものである。この手順で付与されるメタリックトナーの量とプロセス色トナーの総量との関係を、図11に示す。

0062

以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、これら実施形態及び変形例はあくまで例示的なものに過ぎず、本発明の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では補正その他の演算画素単位で行ったが、演算の単位は画素に限らない。例えば、あらかじめ定められた数の画素からなるブロック等、あらかじめ定めた単位領域ごとに、上述と同様の演算を行ってもよい。また、本発明の実施形態及び変形例によれば、メタリックトナーのための特別の版を用意しなくても、印刷結果の画像にメタリック感を付加することができる。

0063

また例えば、メタリックトナーの層が最下層(印刷媒体に接する層)に位置する場合(例えば図1の感光体配列を採用した場合)と、最上層に位置する場合とでは、メタリックトナーを同じ量だけ付加した場合でも、色味(測色値)が異なってくる。そこで、メタリック設定値毎の色変換用のLUTを、メタリックトナー層が最下層になる場合と最上層になる場合のそれぞれについて作成し、搭載するプリントエンジン22がそれらのいずれの場合に該当するかに応じて、対応するLUTを選択するようにしてもよい。これにより、画像処理装置に搭載するプリントエンジン22を、メタリックトナーの適用順序の異なるものに換装した場合にも対応可能となる。

0064

また、メタリックトナーの層が最下層に位置する場合と最上層に位置する場合とで、TAC(C)からメタリックトナー量Mtを求めるためのテーブル(18a又は18b)やメタリックトナー量Mtの上限値(変形例の場合)として別々のものを用いてもよい。

0065

また、以上の例では入力される画像データの色空間がYMCKであったが、RGB等の他の色空間で表現された画像データに対しても上記実施形態及び変形例の仕組みが適用可能であることは明らかであろう。

0066

以上に例示した画像処理装置の情報処理機能部分(プリントエンジン22以外の機能モジュール群)は、例えば、汎用コンピュータに当該装置の各機能モジュールの処理を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ一次記憶)、HDDハードディスクドライブ)を制御するHDDコントローラ、各種I/O(入出力インタフェースローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバスを介して接続された回路構成を有する。また、そのバスに対し、例えばI/Oインタフェース経由で、CDやDVDなどの可搬型ディスク記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのディスクドライブフラッシュメモリなどの各種規格可搬型不揮発性記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのメモリリーダライタ、などが接続されてもよい。上に例示した各機能モジュールの処理内容記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク等の通信手段経由で、ハードディスクドライブ等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。

0067

2感光体、4中間転写体ベルト、5印刷媒体、6媒体搬送系、8二次転写部、9定着部、10画像データ入力部、12色変換部、12a通常用LUT、12b 低メタリック用LUT、12c 高メタリック用LUT、14 モード指定受付部、16 LUT選択部、18メタリックトナー量算出部、18a 低メタリック用テーブル、18b 高メタリック用テーブル、20画像合成部、22プリントエンジン。

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