図面 (/)

技術 ライブラリ装置、ライブラリ制御装置及びその制御方法

出願人 NECプラットフォームズ株式会社
発明者 佐藤晋
出願日 2012年8月3日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2012-172707
公開日 2014年2月20日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2014-032722
状態 特許登録済
技術分野 テープカセットのオートチェンジャー ディスクのオートチェンジャ(ランダムアクセス)
主要キーワード 動作指示装置 駆動ドライブ バックアップ命令 動作停止制御 退避対象 媒体無し 排出制御信号 利用有無
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年2月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

ディープセル方式ライブラリ装置において退避させた記録媒体ドライブ装置に引き込まれない仕組みを提供する。

解決手段

記録媒体2のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体2を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体2を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体2を駆動ドライブ装置へ搬出する。また退避先ドライブ装置へ記録媒体2を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体2の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御する。

概要

背景

現在、ライブラリ装置の一例として、ディープセル方式のライブラリ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このディープセル方式のライブラリ装置は、記録媒体(例えばテープディスクなどのデータカートリッジ)を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、記録媒体に記録されている情報の読み出しや記録媒体への情報の書き込みを行うドライブ装置と、記録媒体格納部からドライブ装置への記録媒体の搬出や、ドライブ装置から記録媒体格納部への記録媒体の搬出、また、ドライブ装置等からの記録媒体の抜き出し、ドライブ装置等への記録媒体の差し込み等を行うアクセッサ機構を備えている。

概要

ディープセル方式のライブラリ装置において退避させた記録媒体がドライブ装置に引き込まれない仕組みを提供する。記録媒体2のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体2を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体2を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体2を駆動ドライブ装置へ搬出する。また退避先ドライブ装置へ記録媒体2を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体2の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御する。

目的

この発明は、上述の課題を解決することのできるライブラリ装置、ライブラリ制御装置及びその制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、前記記録媒体のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体を搬出する制御を行う搬出制御部と、ドライブ装置から記録媒体の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置へ検出された記録媒体に対する引き込み動作を指示する引き込み動作指示部と、前記退避先ドライブ装置へ記録媒体を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御する動作停止制御部と、を備えることを特徴とするライブラリ装置

請求項2

前記動作停止制御部は、前記退避先ドライブ装置に対して記録媒体の検出停止要求を出力し、前記退避先ドライブ装置は前記検出停止要求を入力した場合、前記記録媒体を検出している状態であっても、前記引き込み動作指示部への記録媒体の検出の通知を停止することを特徴とする請求項1に記載のライブラリ装置。

請求項3

前記搬出制御部は、前記搬出対象となる記録媒体の搬出完了を検出した場合に、前記退避先ドライブ装置に搬出した記録媒体を前記記録媒体格納部へ搬出制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のライブラリ装置。

請求項4

前記動作停止制御部は、前記退避先ドライブ装置に搬出した記録媒体の前記記録媒体格納部への搬出の完了を検出した場合に、前記引き込み動作の停止制御を解除することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のライブラリ装置。

請求項5

記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、ドライブ装置から記録媒体の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置に対して当該検出した記録媒体に対する引き込み動作を指示する引き込み動作指示装置と、を備えたライブラリ装置を制御するライブラリ制御装置であって、前記記録媒体のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体を搬出する制御を行う搬出制御部と、前記退避先ドライブ装置へ記録媒体を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御する動作停止制御部と、を備えることを特徴とするライブラリ制御装置。

請求項6

記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、ドライブ装置から記録媒体の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置に対して当該検出した記録媒体に対する引き込み動作を指示する引き込み動作指示装置と、を備えたライブラリ装置を制御するライブラリ制御装置の制御方法であって、前記ライブラリ制御装置の搬出制御部が、前記記録媒体のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出し、その後、搬出対象となる記録媒体を搬出する制御を行う搬出制御部と、前記ライブラリ制御装置の動作停止制御部が、前記退避先ドライブ装置へ記録媒体を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御することを特徴とする制御方法。

技術分野

0001

本発明は、記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部を備えたライブラリ装置ライブラリ制御装置及びその制御方法に関する。

背景技術

0002

現在、ライブラリ装置の一例として、ディープセル方式のライブラリ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このディープセル方式のライブラリ装置は、記録媒体(例えばテープディスクなどのデータカートリッジ)を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、記録媒体に記録されている情報の読み出しや記録媒体への情報の書き込みを行うドライブ装置と、記録媒体格納部からドライブ装置への記録媒体の搬出や、ドライブ装置から記録媒体格納部への記録媒体の搬出、また、ドライブ装置等からの記録媒体の抜き出し、ドライブ装置等への記録媒体の差し込み等を行うアクセッサ機構を備えている。

先行技術

0003

特開2011−146087号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、上述のようなディープセル方式の技術を採用したライブラリ装置では、情報の読み書きを行う等のために、記録媒体格納部の後方に格納されている記録媒体の搬出要求サーバ等から受け付けた場合、当該搬出要求の対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先のドライブ装置の間口へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体を、当該記録媒体を引き込んで駆動するドライブ装置へ搬出する制御を行っている。ライブラリ装置は、そのような一時的に退避先のドライブ装置の間口へ退避させた記録媒体を元の記録媒体格納部に搬送して戻すことにより、搬出対象となる記録媒体の搬出処理の完了をサーバ等のライブラリ管理装置通知している。

0005

ここで、後方の記録媒体を搬出するためにその前方に格納されていた記録媒体を一時的に退避先のドライブ装置へ搬出した場合、当該退避先のドライブ装置によっては、搬入されて自装置の間口に一時退避された記録媒体を検知する装置がある。このようなドライブ装置では、記録媒体が間口に搬入されたことをサーバ等のライブラリ管理装置へ通知する。そしてライブラリ管理装置においてそのような通知を受信した場合、ドライブ装置に対して間口に一時的に退避させられた記録媒体との情報の読み書きを行わせるため、引き込み動作の開始命令をドライブ装置に送信する。この場合、退避先のドライブ装置では間口に一時的に退避させられた記録媒体を引き込んでしまい、情報の読み込み動作等を開始してしまう仕様とっている。

0006

しかしながらこのような場合には、退避対象の記録媒体がドライブ装置内に引き込まれて情報の読み書き作業等が開始されてしまうため、直ちにその作業を停止するためにはライブラリ管理装置からドライブ装置に対して強制終了の命令を送信する必要がある。したがって、搬出対象の記録媒体を搬出先のドライブ装置へ搬出した後に、管理者の労力なく直ちに、退避先のドライブ装置の間口に一時的に退避させた記録媒体を元の記録媒体格納部に搬出して戻すことができなくなる。これにより、ライブラリ装置の制御元は、搬出対象となる記録媒体の搬出処理の完了をサーバへ通知できない。これにより、サーバにおいて搬出対象となる記録媒体の搬出処理の完了を受信できないこととなり、当該搬出対象となる記録媒体に対する情報の読み書きの処理(バックアップ処理等)の命令の出力が滞ることとなる。

0007

また、ディープセル方式の技術を採用したライブラリ装置ではなく、奥行方向に1つの記録媒体しか格納できないようなライブラリ装置であれば、そのように搬出対象の記録媒体の前方に格納されている記録媒体を退避させる制御を行う必要がなくなるが、そのようなライブラリ装置では記録媒体の格納場所が削減されることにより、記録媒体の最大搭載巻数が少なくなるなどのデメリットがある。

0008

そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできるライブラリ装置、ライブラリ制御装置及びその制御方法を提供する。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、前記記録媒体のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体を搬出する制御を行う搬出制御部と、ドライブ装置から記録媒体の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置へ検出された記録媒体に対する引き込み動作を指示する引き込み動作指示部と、前記退避先ドライブ装置へ記録媒体を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御する動作停止制御部と、を備えることを特徴とするライブラリ装置である。

0010

また本発明は、記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、ドライブ装置から記録媒体の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置に対して当該検出した記録媒体に対する引き込み動作を指示する引き込み動作指示装置と、を備えたライブラリ装置を制御するライブラリ制御装置であって、前記記録媒体のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出する制御を行い、その後、搬出対象となる記録媒体を搬出する制御を行う搬出制御部と、前記退避先ドライブ装置へ記録媒体を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御する動作停止制御部と、を備えることを特徴とするライブラリ制御装置である。

0011

また本発明は、記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部と、ドライブ装置から記録媒体の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置に対して当該検出した記録媒体に対する引き込み動作を指示する引き込み動作指示装置と、を備えたライブラリ装置を制御するライブラリ制御装置の制御方法であって、前記ライブラリ制御装置の搬出制御部が、前記記録媒体のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体よりも前方に格納されている記録媒体を先に搬出して退避先ドライブ装置へ搬出し、その後、搬出対象となる記録媒体を搬出する制御を行う搬出制御部と、前記ライブラリ制御装置の動作停止制御部が、前記退避先ドライブ装置へ記録媒体を搬出した場合に、当該退避先ドライブ装置へ搬出した記録媒体の当該退避先ドライブ装置による引き込み動作を停止制御することを特徴とする制御方法である。

発明の効果

0012

本発明によれば、搬出要求対象となる記録媒体2の搬出処理が正常に完了し、その記録媒体2に対する情報の読み書きを管理者の労力なく正常に行うことが可能となる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の一実施形態によるライブラリ装置の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態によるライブラリ装置の外観図である。
本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置の機能ブロック図である。
本発明の一実施形態によるライブラリ管理装置の機能ブロック図である。
本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置の記憶する記録媒体管理テーブルを示す図である。
本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置の記憶するドライブ装置管理テーブルを示す図である。
本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置およびライブラリ管理装置の処理フローを示す図である。

実施例

0014

以下、本発明の一実施形態によるライブラリ装置及びライブラリ制御装置を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態によるライブラリ装置の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1はライブラリ装置であり、当該ライブラリ装置1を上から見た場合の例を示している。ライブラリ装置1は、複数の記録媒体2を格納するライブラリ3、記録媒体2に記録されている情報の読み込みや記録媒体2への情報の書き込みを行うドライブ装置4,5を備えている。またライブラリ装置1は、ライブラリ3に格納されている記録媒体をドライブ装置4またはドライブ装置5へ搬出するアクセッサ6を備えている。またアクセッサ6にはライブラリ制御装置7が搭載されている。ライブラリ装置1はそれ以外の構成を備えていてもよい。

0015

ここで、ライブラリ3は記録媒体を前方から後方へと奥行方向に並べて複数格納する記録媒体格納部を複数有している。なお1つの記録媒体格納部をセルと呼ぶ。ライブラリ3において当該セルは上下左右に設けられていてよく、図1には各セルに奥行方向に2つの記録媒体が格納されている状態を示しているが、それ以上の複数個の記録媒体が格納できるように構成されていてもよい。記録媒体2は、例えばテープやディスクなどのデータカートリッジであってよい。またはそれ以外の記録媒体であってよい。

0016

またドライブ装置4,5は記録媒体2に記録されている情報の読み込みや記録媒体2への情報の書き込みを行う装置である。アクセッサ6の動作によって記録媒体2が引き込み口の間口に配置されると、その記録媒体2を検出し、外部の装置へ通知し、当該外部の装置からの命令に基づいて内部に引き込む動作を行う。なお本実施形態においてはライブラリ装置1がドライブ装置を2つ備える場合を例にして説明しているが、ライブラリ装置1はドライブ装置を2つ以上備えていてもよい。

0017

またアクセッサ6は、外部からの制御に基づいて、ライブラリ3の各セルに格納されている記録媒体2を取り出してドライブ装置4またはドライブ装置5へ搬出し、またドライブ装置4またはドライブ装置5から記録媒体2を取り出してライブラリ3へ搬出する駆動部である。本実施形態においては当該アクセッサ6にライブラリ制御装置7が搭載されている場合の例について説明するが、ライブラリ制御装置7はライブラリ装置1内の他の場所に設置されてアクセッサ6等を、通信回線等を介して制御するようにしてもよい。

0018

また図1に示すライブラリ管理装置8は、ライブラリ装置1と通信ネットワークを介して接続されている。当該ライブラリ管理装置8はコンピュータサーバ等で構成されており、予め記憶するライブラリ管理アプリケーションプログラムをCPU(Central Processing Unit)等で実行している。当該アプリケーションプログラムの機能によって、ライブラリ管理装置8は、ライブラリ制御装置7やドライブ装置4,5へ各種命令の信号を出力するとともに、それらの装置から情報を受信する。

0019

図2は本発明の一実施形態によるライブラリ装置の外観図である。
当該図2においてはライブラリ装置の前面から見た場合の例を示している。この図で示すように、ライブラリ3は上下左右に複数のセルを有している。上述したように各セルには複数の記録媒体2が奥行方向に並べて格納されている。また本実施形態においてドライブ装置4,5は、ライブラリ3と平行に並んでおり、アクセッサ6はドライブ装置4,5にもライブラリ3にも記録媒体2を搬出および搬入できる位置に平行移動可能に設置されている。なおライブラリ3とドライブ装置4,5は平行に配置されている必要な無く、それらの位置に応じてアクセッサ6が記録媒体の搬出可能に移動できるように構成されていればよい。

0020

図3は本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置の機能ブロック図である。
この図で示すようにライブラリ制御装置7は、通信部71、搬出制御部72、動作停止制御部73の各機能部を備えている。
通信部71は、ライブラリ管理装置8やドライブ装置4,5と通信を行う機能部である。
また搬出制御部72は、ライブラリ管理装置8からの制御等に基づいて、ライブラリ3からドライブ装置4,5へのアクセッサ6による記録媒体2の搬出、またはドライブ装置4,5からライブラリ3へのアクセッサ6による記録媒体2の搬出を制御する。
また動作停止制御部73は、ドライブ装置4,5による記録媒体2の引き込み動作を停止制御する。
また記憶部74は、ライブラリ制御装置7が各制御に利用する情報を記憶する。

0021

図4は本発明の一実施形態によるライブラリ管理装置の機能ブロック図である。
この図で示すようにライブラリ管理装置8、通信部81、制御部82、管理部83の各機能部とを備えている。これらの機能部はライブラリ管理装置8のコンピュータがライブラリ管理アプリケーションプログラムを実行することにより当該コンピュータに実現される各機能である。またライブラリ管理装置8は記憶部84を備えている。
ここで通信部81は、ライブラリ制御装置7やドライブ装置4,5等と通信を行う機能部である。
また制御部82は、ライブラリ管理装置8の各機能部を制御する。
また管理部83(引き込み動作指示部)は、ライブラリ制御装置7やドライブ装置4,5等の管理処理を行う機能部である。
また記憶部84は、ライブラリ管理装置8が各処理に利用する情報等を記憶する。

0022

そして、本実施形態のライブラリ装置によれば、ライブラリ制御装置7の搬出制御部72が、ライブラリ3に格納された記録媒体2のうち搬出要求対象となる後方に格納されている記録媒体2を搬出するにあたり当該搬出要求対象となる記録媒体2よりも前方に格納されている記録媒体2を先に搬出して退避先のドライブ装置へ搬出する制御を行う。ライブラリ制御装置7の搬出制御部72はその後、搬出要求対象となる記録媒体2を情報の読み書き用に駆動させるドライブ装置へ搬出する制御を行う。ここで、ライブラリ管理装置8は、ドライブ装置から記録媒体2の検出の通知を受けた場合に、当該ドライブ装置に対して、検出した記録媒体2に対する情報読み書きのための引き込み動作を指示する処理を行う。そこで、ライブラリ制御装置7の動作停止制御部73は、退避先のドライブ装置へ記録媒体2を搬出した場合に、当該記録媒体2の当該退避先のドライブ装置による引き込み動作を停止制御する処理を行う。

0023

本実施形態においてこの引き込み動作の停止制御を行う際、ライブラリ制御装置7の動作停止制御部73が、記録媒体2の退避先として特定したドライブ装置に対して記録媒体2の検出停止要求を出力する。退避先のドライブ装置は検出停止要求を入力した場合、記録媒体2を検出している状態であっても、ライブラリ管理装置8への記録媒体2の検出の通知を停止する。これにより、ライブラリ管理装置8は退避先のドライブ装置への記録媒体2の引き込み動作の停止を指示する。この時、退避先のドライブ装置においは記録媒体2が引き込み口の間口に配置され、その記録媒体2を検出した場合であっても引き込み動作を行わない。したがって、アクセッサ6は、搬出要求対象となる記録媒体2を搬出先のドライブ装置(駆動ドライブ装置)へ搬出した後に、退避させた記録媒体2を間口から取り出して、ライブラリ3の元のセルへと搬出することができる。これにより、搬出要求対象となる記録媒体2の搬出処理が正常に完了する。この場合、管理者は、退避させた記録媒体がドライブ装置に引き込まれることがないので、その引き込まれた後の強制終了させるための操作をする必要がなくなる。よって、搬出要求対象となった記録媒体2に対する情報の読み書きを管理者の労力なく、また遅滞なく、正常に行うことが可能となる。

0024

図5は本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置の記憶する記録媒体管理テーブルを示す図である。
ライブラリ制御装置7は記憶部74に記録媒体管理テーブルを記憶している。当該記録媒体管理テーブルは、図5で示すように、各セルの識別番号と、そのセルについての前方または後方を示す格納位置情報とに関連付けて、記録媒体2の識別情報を記憶している。記録媒体管理テーブルの情報を読み込むことにより、ライブラリ制御装置7は、たとえばセル2の前方に記録媒体2(B)が、またセル2の後方に記録媒体2(A)が格納されていることを検出することができる。
記録媒体管理テーブルは、ライブラリ管理装置8の記憶部84が記憶していてもよい。

0025

図6は本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置の記憶するドライブ装置管理テーブルを示す図である。
ライブラリ制御装置7は記憶部74にドライブ装置管理テーブルを記憶している。当該ドライブ装置管理テーブルは、図6で示すように、ドライブ装置の識別情報に関連付けて利用有無の情報を記憶している。ライブラリ制御装置7は、利用無しの情報に記録さているドライブ装置については当該ドライブ装置への記録媒体2の搬出が可能と判定する。またライブラリ制御装置7は、ドライブ装置管理テーブルにおいて利用有りの情報に記録されているドライブ装置については当該ドライブ装置への記録媒体2の搬出は不可能と判定する。なお、ドライブ装置管理テーブルにおいて利用有りの情報が記録されている場合には、そのドライブ装置に対して搬出された記録媒体2の識別情報が、ドライブ装置の識別情報に関連付けられて記録されてよい。
ドライブ装置管理テーブルは、ライブラリ管理装置8の記憶部84が記憶していてもよい。

0026

図7は本発明の一実施形態によるライブラリ制御装置およびライブラリ管理装置の処理フローを示す図である。
次に、図4を用いてライブラリ制御装置およびライブラリ管理装置の本発明の一実施形態による処理フローの詳細について順を追って説明する。
まずライブラリ管理装置8の管理部83は、例えばバックアップ命令等に基づいて、記録媒体2に格納された情報のバックアップ処理を行うことを検知し、またバックアップ処理のためにドライブ装置へ搬出要求を行う対象となる記録媒体2の識別情報を検知する。ここで搬出要求対象となる記録媒体2が記録媒体2(A)であるとする。すると管理部83は、記録媒体2(A)の識別情報を含む搬出命令を、通信部81を介してライブラリ制御装置7へ送信する(ステップS101)。なお当該搬出命令に、管理部83が決定した搬出先のドライブ装置の識別情報が格納されていてもよい。またはライブラリ制御装置7の搬出制御部72が、ドライブ装置管理テーブルから利用無しの情報に関連付けられているドライブ装置の中から搬出先のドライブ装置を特定するようにしてもよい。

0027

ライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、通信部71を介して搬出命令を受信すると、搬出命令から記録媒体2(A)の識別情報を読み取って、当該記録媒体2(A)が搬出要求対象であることを検知する。すると搬出制御部72は、記憶部74に格納されている記録媒体管理テーブルにおいて搬出要求対象となる記録媒体2の識別情報に関連付けられて記録されている格納位置情報を読み取る。そして搬出制御部72は読み取った格納位置情報に基づいて搬出要求対象の記録媒体2の搬出処理を行うに当たり、退避処理を行うか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、搬出制御部72は、読み取った格納位置情報が前方を示す場合には退避処理を行わないと判定し、また読み取った格納位置情報が後方を示す場合には退避処理を行うと判定する。

0028

搬出要求対象となる記録媒体2が記録媒体2(A)であるので、搬出制御部72は、記録媒体管理テーブルより記録媒体2(A)に関連付けられて記録されている格納位置情報である「後方」の情報を読み取る。すると搬出制御部72は、退避処理を行うと判定する。搬出制御部72は、退避処理を行う場合、まず記録媒体2(A)の前方に格納されている他の記録媒体2の退避先となるドライブ装置を特定する。退避先のドライブ装置の検出処理を行う場合、搬出制御部72は、搬出命令から搬出先のドライブ装置の識別情報を読み取り、このドライブ装置以外の他のドライブ装置のうち、利用されていないドライブ装置が存在するかを、ドライブ装置管理テーブルから特定する。たとえば搬出制御部72は、搬出命令に搬出先のドライブ装置の識別情報として「ドライブ装置4」が含まれる場合、ドライブ装置4以外の他のドライブ装置の識別情報に関連付けられて「利用無し」の情報が記録されているドライブ装置の識別情報(例えば、ドライブ装置5)を読み取る。そして搬出制御部72はそのうちの1つのドライブ装置5の識別情報を、退避先のドライブ装置の識別情報と特定し、動作停止制御部73へ通知する。そして、動作停止制御部73は、退避先のドライブ装置の識別情報に基づいて、当該退避先のドライブ装置の通信アドレスを記憶部74等から読み取り、その通信アドレス宛に“媒体無しステータス要求(検出停止要求)”を送信する(ステップS103)。

0029

なお、本実施形態においてはライブラリ制御装置7の記憶部74においてドライブ装置管理テーブルを記憶している場合の例について説明したが、当該ドライブ装置管理テーブルはライブラリ管理装置8の記憶部84が記憶していてもよい。その場合、ライブラリ管理装置8の管理部83が退避先のドライブ装置5を上述の処理と同様に特定し、ライブラリ制御装置7に通知するようにしてもよい。

0030

ここで、ドライブ装置4またはドライブ装置5は、引き込み部の間口に記録媒体2が配置されて記録媒体2をセンサによって検出した場合、通常はライブラリ管理装置8からのポーリング応答して“媒体有り”を示す信号を出力する。この結果、ライブラリ管理装置8の管理部83は“媒体有り”を示す信号を出力したドライブ装置4またはドライブ装置5に対して、記録媒体2に対する情報読み書きのための引き込み動作を指示する信号を出力する。そしてその信号を入力したドライブ装置4またはドライブ装置5は間口に配置された記録媒体2を引き込む動作を行う。しかしながら、今、ドライブ装置5は“媒体無しステータス要求”を受信したため、引き込み部の間口に記録媒体2が配置されて記録媒体2を検出したとしても、ライブラリ管理装置8からのポーリングに応答して“媒体有り”を示す信号を出力せず、“媒体無し”を示す信号を出力するようステータスを設定する(ステップS104)。従ってドライブ装置5は、ライブラリ管理装置8からのポーリングに応答して“媒体無し”を示す信号を出力する。これにより、ライブラリ管理装置8の管理部83はドライブ装置5に対して引き込み動作を指示する信号を出力せず、ドライブ装置5は記録媒体2を引き込む動作を行わないようになる。なおドライブ装置5はステータスを設定すると、ステータス設定完了をライブラリ制御装置7へ送信する(ステップS105)。

0031

そして搬出制御部72は動作停止制御部73によって“媒体無しステータス要求”が送信された後、退避処理として、搬出要求対象となる記録媒体2(A)の前方に格納されている記録媒体2の識別情報を記録媒体管理テーブルから読み取る。ここで、記録媒体2(A)の前方に格納されている記録媒体2の識別情報は記録媒体2(B)である。そして搬出制御部72は搬出要求対象となる記録媒体2(A)の前方に格納されている記録媒体2(B)を退避対象の記録媒体2と特定する。搬出制御部72は当該退避対象の記録媒体2(B)の識別情報に関連付けられて記録媒体管理テーブルに記録されているセルの識別情報「セル2」を読み取り、そのセルを、記録媒体2(B)が格納されているセルの識別情報と特定する。

0032

そして搬出制御部72は退避対象の記録媒体2(B)が格納されているセルの識別情報「セル2」と、格納位置の情報「前方」と、退避先のドライブ装置5の識別情報とを含む排出制御信号をアクセッサ6へ出力する(ステップS106)。すると、アクセッサ6は、セルの識別情報「セル2」と格納位置の情報「前方」とを用いて記録媒体2(B)を、退避先のドライブ装置5へ搬出する動作を行う。この時、アクセッサ6においては記録媒体2を搬出する駆動部が、セル2の前方の格納位置から記録媒体2(B)を搬出し、ライブラリ3の前面のレール上を駆動して平行移動してドライブ装置5の前で停止し、記録媒体2(B)をドライブ装置5の間口の高さまで上下移動させて、当該間口に配置する。これにより、搬出要求対象である記録媒体2(A)の前方に格納されていた記録媒体2(B)が、退避先のドライブ装置5の間口に配置される。そしてアクセッサ6は退避完了を示す信号をライブラリ制御装置7へ送信する。

0033

ライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、退避完了を受信する(ステップS107)。すると、記録媒体管理テーブルの記録媒体2(B)の情報を削除すると共に、ドライブ装置管理テーブルのドライブ装置5の識別情報に関連付けて記録媒体2(B)の識別情報を記録する。なお搬出制御部72は、記録媒体2(B)が格納されていた元のセルの識別情報と格納位置の情報とをメモリ等に記録しておいてもよい。または搬出制御部72は、記録媒体管理テーブルに記録されていた記録媒体2(B)の識別情報の代わりに、当該記録媒体管理テーブルの記録位置に記録媒体2(B)の元の格納位置であることを示す情報を記録しておいてもよい。

0034

なお記録媒体管理テーブルは、ライブラリ管理装置8の記憶部84に記録されていてもよい。この場合、ライブラリ管理装置8の管理部83が、退避対象の記録媒体2(B)の特定や、その記録媒体2が格納されているセルや格納位置を検出して、ライブラリ制御装置7へ通知するようにしてもよい。

0035

次に、退避完了を入力したライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、ライブラリ管理装置8から入力した搬出命令に基づいて、搬出要求対象の記録媒体2(A)の識別情報と、搬出先のドライブ装置4の識別情報とを読み取る(または搬出先のドライブ装置4を所定の処理に基づいて搬出制御部72が特定してもよい)。そして搬出制御部72は、当該搬出要求対象の記録媒体2(A)の識別情報に関連付けられて記録媒体管理テーブルに記録されているセルの識別情報「セル2」を読み取り、そのセルを、記録媒体2(A)が格納されているセルの識別情報と特定する。

0036

そして搬出制御部72は搬出要求対象の記録媒体2(A)が格納されているセルの識別情報「セル2」と、格納位置の情報「後方」と、搬出先のドライブ装置4の識別情報とを含む排出制御信号をアクセッサ6へ出力する(ステップS108)。すると、アクセッサ6は、セルの識別情報「セル2」と格納位置の情報「後方」とを用いて記録媒体2(A)を、搬出先のドライブ装置4へ搬出する動作を行う。この時、アクセッサ6においては記録媒体2を搬出する駆動部が、セル2の後方の格納位置から記録媒体2(A)を搬出し、ライブラリ3の前面のレール上を駆動して平行移動してドライブ装置4の前で停止し、記録媒体2(A)をドライブ装置4の間口の高さまで上下移動させて、当該間口に配置する。これにより、搬出要求対象である記録媒体2(A)が、搬出先のドライブ装置4の間口に配置される。

0037

ここで、ライブラリ制御装置7の動作停止制御部73は、ドライブ装置4に対して“媒体無しステータス要求”を送信していない。したがって、ドライブ装置4は間口に配置された記録媒体2(A)をセンサにて検出した場合、ライブラリ管理装置8からのポーリングに応答して“媒体有り”を示す信号を送信する(ステップS109)。ライブラリ管理装置8の管理部83は、“媒体有り”を示す信号を受信すると、ライブラリ制御装置7に対してドライブ装置4に排出した記録媒体2(A)に対する情報読み書きのための引き込み動作を指示する信号を送信する(ステップS110)。するとライブラリ制御装置7の搬出制御部72は引き込み動作を指示する信号をドライブ装置4へ送信する(ステップS111)。するとその信号を受信したドライブ装置4は間口に配置された記録媒体2(A)を引き込む動作を行う。そしてドライブ装置4は、記録媒体2(A)の引き込み完了をライブラリ制御装置7へ送信する(ステップS112)。そして、ライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、引き込み完了を受信する(ステップS113)。

0038

またライブラリ制御装置7は記録媒体2(A)の引き込み完了をライブラリ管理装置8へ通知する。これによりライブラリ管理装置8の管理部83は、ドライブ装置4による記録媒体2(A)の引き込み完了を検知する。記録媒体2(A)の引き込み完了を検知したライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、記録媒体管理テーブルから記録媒体2(A)の識別情報を削除すると共に、ドライブ装置管理テーブルのドライブ装置4の識別情報に関連付けて記録媒体2(A)の識別情報を記録する。

0039

また記録媒体2(A)の引き込み完了を検知したライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、次に、一時的に退避させた記録媒体2(B)を元の格納位置に戻す制御を行う。この時、搬出制御部72は、退避させた記録媒体2(B)が配置されているドライブ装置5の識別情報を、記録媒体2(B)の識別情報に基づいてドライブ装置管理テーブルから読み取る。そして搬出制御部72は、メモリまたは記録媒体管理テーブルに記録していた記録媒体2(B)の元の格納場所であるセルの識別情報「セル2」と格納位置の情報「前方」を読み取り、記録媒体2(B)の識別情報と、記録媒体2(B)の元の格納場所であるセルの識別情報「セル2」と、格納位置の情報「前方」とを含む排出制御信号をアクセッサ6へ出力する(ステップS114)。

0040

すると、アクセッサ6は、セルの識別情報「セル2」と格納位置の情報「前方」とを用いて記録媒体2(B)を、搬出元のライブラリ3の格納場所へ搬出する動作を行う。この時、アクセッサ6においては記録媒体2を搬出する駆動部が、ドライブ装置5の間口から記録媒体2(B)を搬出し、ライブラリ3の前面のレールの上を平行移動してライブラリ3におけるセル2の前で停止し、記録媒体2(B)をセル2の前方の格納位置に格納する。これにより、退避対象であった記録媒体2(B)が、搬出元のセル2の前方の格納場所に移される。

0041

そして搬出制御部72は、退避対象の記録媒体2(B)を元の格納場所に移動させると、“ステータス解除要求”を、退避先として特定したドライブ装置5へ送信する(ステップS115)。これにより、ドライブ装置5は、“媒体無しステータス要求”基づいて変更したステータスを解除する。そしてドライブ装置5はステータス解除完了をライブラリ制御装置7へ送信する(ステップS116)。これにより、ドライブ装置5は、ライブラリ管理装置8からのポーリングに応じて、間口に記録媒体2が存在する場合には、“媒体有り”の情報を送信するようになる。

0042

なお、搬出制御部72は、ステップS102において退避処理を行わないと判定した場合には、通常の搬出処理を以下ように行う(ステップS117)。つまり、搬出制御部72は、搬出要求対象の記録媒体2の格納位置が「前方」である場合、ライブラリ管理装置8から入力した搬出命令に基づいて、搬出要求対象の記録媒体2の識別情報と、搬出先のドライブ装置の識別情報とを読み取る(または搬出先のドライブ装置4を所定の処理に基づいて搬出制御部72が特定してもよい)。そして搬出制御部72は、当該搬出要求対象の記録媒体2の識別情報に関連付けられて記録媒体管理テーブルに記録されているセルの識別情報を読み取り、そのセルを、搬出要求対象の記録媒体2が格納されているセルの識別情報と特定する。

0043

そして搬出制御部72は搬出要求対象の記録媒体2が格納されているセルの識別情報と、格納位置の情報「前方」と、搬出先のドライブ装置の識別情報とを含む排出制御信号をアクセッサ6へ出力する。すると、アクセッサ6は、セルの識別情報と格納位置の情報「前方」とを用いて搬出要求対象の記録媒体2を、搬出先のドライブ装置へ搬出する動作を行う。この時、アクセッサ6においては記録媒体2を搬出する駆動部が、セルの前方の格納位置から搬出要求対象の記録媒体2を搬出し、搬出先のドライブ装置の間口に配置する。

0044

ここで、ライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、搬出先のドライブ装置に対して“媒体無しステータス要求”を送信していない。したがって、搬出先のドライブ装置は間口に配置された搬出要求対象の記録媒体2をセンサにて検出した場合、ライブラリ管理装置8からのポーリングに応答して“媒体有り”を示す信号を送信する。ライブラリ管理装置8の管理部83は、“媒体有り”を示す信号を受信すると、搬出先のドライブ装置に対して搬出要求対象の記録媒体2に対する情報読み書きのための引き込み動作を指示する信号を送信する。そしてその信号を受信した搬出先のドライブ装置は間口に配置された記録媒体2を引き込む動作を行う。

0045

そして搬出先のドライブ装置は、搬出要求対象の記録媒体2の引き込み完了をライブラリ制御装置7へ送信する。またライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、搬出要求対象の記録媒体2の引き込み完了をライブラリ管理装置8へ通知する。これによりライブラリ管理装置8の管理部83は、搬出先のドライブ装置による搬出要求対象の記録媒体2の引き込み完了を検知する。搬出要求対象の記録媒体2の引き込み完了を検知したライブラリ制御装置7の搬出制御部72は、記録媒体管理テーブルから搬出要求対象の記録媒体2の識別情報を削除すると共に、ドライブ装置管理テーブルにおける搬出先のドライブ装置の識別情報に関連付けて搬出要求対象の記録媒体2の識別情報を記録する。

0046

以上、本発明の実施形態によるライブラリ装置とライブラリ制御装置について説明したが、このようなライブラリ装置およびライブラリ制御装置によれば、引き込み動作の停止制御を行う際、ライブラリ制御装置7の動作停止制御部73が、記録媒体2の退避先として利用したドライブ装置に対して記録媒体2の検出停止要求を出力する。これにより、退避先のドライブ装置は検出停止要求を入力した場合、記録媒体2を検出している状態であっても、ライブラリ管理装置8への記録媒体2の検出の通知を停止する。そして、ライブラリ管理装置8は退避先のドライブ装置への記録媒体2の引き込み動作の指示を行わない。したがって、退避先のドライブ装置は記録媒体2が引き込み口の間口に配置され、その記録媒体2を検出した場合であっても引き込み動作を行うことがない。よって、アクセッサ6は、搬出要求対象となる記録媒体2を搬出先のドライブ装置へ搬出した後に、退避させた記録媒体2を間口から取り出して、ライブラリ3の元のセルへと搬出することができる。これにより、搬出要求対象となる記録媒体2の搬出処理が正常に完了し、その記録媒体2に対する情報の読み書きを管理者の労力なく正常に行うことが可能となる。
またライブラリを奥行方向に1つだけ記録媒体を格納できるようなライブラリに変更しなくとも、退避させたドライブ装置が引き込まれないような仕組みによるライブラリ装置1を提供できるようになり、これにより、ユーザは労力をかけずにライブラリ装置1の運用が可能となる。

0047

ここで、上述の処理においては、引き込み動作を停止制御するにあたり、ライブラリ制御装置7が“媒体無しステータス要求(検出停止要求)”をドライブ装置へ送信し、当該ドライブ装置がステータスとして記録する情報を“媒体無し”に変更する場合の例について説明した。しかしながら、“媒体無しステータス要求(検出停止要求)”の受信に基づいてドライバ装置は記録媒体を検出するセンサの感度を弱める制御を行うようにしてもよい。たとえば記録媒体が間口に置かれたことを検出するセンサへの電力供給スイッチ回路等により遮断してもよいし、センサが記録媒体へ光を発光してその反射によって記録媒体を検出するような場合には、光の発光を停止したり光の強度を弱めたりするよう制御するようにしてもよい。これにより、ドライブ装置は記録媒体を検出できなくなり、ライブラリ管理装置8からのポーリングに対して“媒体有り”を送信しなくなるようにしてもよい。その他、“媒体無しステータス要求”などの検出停止要求に基づいて、ライブラリ管理装置8からのポーリングに対して“媒体有り”を送信しなくなるような制御であれば、ドライブ装置はどのような制御を行うようにしてもよい。たとえばドライブ装置が、構造的に間口に置かれた記録媒体がセンサによって検出できない位置に移動させる、またはセンサからの信号を遮断するなどが考えられる。

0048

なお、上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラム形式コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク光磁気ディスクCD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。

0049

また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル差分プログラム)であっても良い。

0050

1・・・ライブラリ装置
2・・・記録媒体
3・・・ライブラリ
4,5・・・ドライブ装置
6・・・アクセッサ
7・・・ライブラリ制御装置
8・・・ライブラリ管理装置
71,81・・・通信部
72・・・搬出制御部
73・・・動作停止制御部
74,84・・・記憶部
82・・・制御部
83・・・管理部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ