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技術 楽器ケース用ベルト及び楽器ケース

出願人 ロッコーマン株式会社
発明者 西峯正喜
出願日 2012年7月23日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2012-162747
公開日 2014年2月3日 (6年11ヶ月経過) 公開番号 2014-018567
状態 特許登録済
技術分野 財布、旅行用鞄またはバスケット、スーツケース
主要キーワード 専用ベルト 連結辺 係合環 取付ベルト 脱落防止機構 調節環 取付フック 中間連結
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年2月3日)のものです。
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図面 (8)

課題

携帯に有利な楽器ケースベルト及びこのベルトを備える楽器ケースを提供する。

解決手段

一端部10aが他端部側10bに向かうように折り返された折返し部10cを有するベルト本体10と、ベルト本体10の一端部10aに設けられ、ベルト本体10の中間部であって折返し部10cよりも他端部10b寄りの部分が挿通されている挿通孔11dを有し、ベルト本体10が延びる方向にスライド可能な調整環11と、ベルト本体10より幅広に形成され、一端部14aにベルト本体10が挿通されているベルト挿通孔15を有し、他端部14bにベルト本体10の他端部10bが取り付けられているクッションパッド14と、クッションパッド14の他端部14bに取り付けられ、楽器ケース100に着脱自在な第1留具12と、折返し部10cに挿通されてベルト本体10が延びる方向にスライド自在な環状部13bを有し、楽器ケース100に着脱自在な第2留具13と、を備え、ベルト挿通孔15は、調整環11を挿通可能に構成する。

概要

背景

従来から、使用者バックを背負い式に使用するための着脱型背負い専用ベルトが用いられている(例えば特許文献1参照)。

この着脱型背負い専用ベルトは、帯状クッション材及びベルト材一体化した背負いベルト部と、背負いベルト部の上端部にバッグの背負い用上部リングに取り付けられるように設けられた第1の取付フックと、ベルト部の下端部から延びる下部取付ベルト部と、下部取付ベルト部の長さを調節するように取り付けられた調節環と、下部取付ベルト部をバッグの背負い用下部リングに取り付ける第2の取付フックとを備えている。そして、使用時においては、バックに着脱型背負い専用ベルトを2つ取り付け、それぞれの背負いベルト部に腕を通して背負い使用する。

概要

携帯に有利な楽器ケース用ベルト及びこのベルトを備える楽器ケースを提供する。 一端部10aが他端部側10bに向かうように折り返された折返し部10cを有するベルト本体10と、ベルト本体10の一端部10aに設けられ、ベルト本体10の中間部であって折返し部10cよりも他端部10b寄りの部分が挿通されている挿通孔11dを有し、ベルト本体10が延びる方向にスライド可能な調整環11と、ベルト本体10より幅広に形成され、一端部14aにベルト本体10が挿通されているベルト挿通孔15を有し、他端部14bにベルト本体10の他端部10bが取り付けられているクッションパッド14と、クッションパッド14の他端部14bに取り付けられ、楽器ケース100に着脱自在な第1留具12と、折返し部10cに挿通されてベルト本体10が延びる方向にスライド自在な環状部13bを有し、楽器ケース100に着脱自在な第2留具13と、を備え、ベルト挿通孔15は、調整環11を挿通可能に構成する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

一端部が他端部側に向かうように折り返された折返し部を有するベルト本体と、前記ベルト本体の一端部に設けられ、前記ベルト本体の中間部であって折返し部よりも他端部寄りの部分が挿通されている挿通孔を有し、前記ベルト本体が延びる方向にスライド可能な調整環と、前記ベルト本体より幅広に形成され、一端部に前記ベルト本体が挿通されているベルト挿通孔を有し、他端部に前記ベルト本体の他端部が取り付けられているクッションパッドと、前記クッションパッドの他端部に取り付けられ、楽器ケース着脱自在な第1留具と、前記折返し部に挿通されて前記ベルト本体が延びる方向にスライド自在な環状部を有し、前記楽器ケースに着脱自在な第2留具と、を備え、前記ベルト挿通孔は、前記調整環を挿通可能である、楽器ケース用ベルト。

請求項2

前記パッドの他端部は、前記第1留具よりも前記パッドの一端部から他端部に向かう方向に突出している、請求項1に記載の楽器ケース用ベルト。

請求項3

互いに外向きの一対の面と、前記一対の面を接続する周囲面とを有し、内部に楽器収納が可能な楽器ケース本体と、一対の請求項1又は2に記載の楽器ケース用ベルトとを備える楽器ケースであって、前記楽器ケース本体は、前記周囲面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの何れか一方の前記第1留具及び前記第2留具がそれぞれ取り付けられる一対の肩掛け用係合環と、前記対向する一対の面の何れか一方の面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第1留具が取り付けられる背負い用上部係合環と、前記上部係合環が設けられている面の前記上部係合環の下方に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第2留具がそれぞれ取り付けられる一対の背負い用下部係合環と、を有する楽器ケース。

請求項4

一端部が他端部側に向かうように折り返された折返し部を有するベルト本体と、前記ベルト本体の一端部に設けられ、前記ベルト本体の中間部であって折返し部よりも他端部寄りの部分が挿通されている挿通孔を有し、前記ベルト本体が延びる方向にスライド可能な調整環と、前記ベルト本体より幅広に形成され、一端部に前記ベルト本体が挿通されているベルト挿通孔を有するクッションパッドと、前記ベルト本体の他端部に取り付けられ、楽器ケースに着脱自在な第1留具と、前記ベルト本体をその長さ方向にスライド自在に支持し、且つ前記クッションパッドに係止する係止部材と、前記クッションパッドの他端部に取り付けられ、前記楽器ケースに着脱自在な第2留具と、を備え、前記ベルト挿通孔は、前記調整環を挿通可能である、楽器ケース用ベルト。

請求項5

前記パッドの他端部は、前記第2留具よりも前記パッドの一端部から他端部に向かう方向に突出している、請求項4に記載の楽器ケース用ベルト。

請求項6

互いに外向きの一対の面と、前記一対の面を接続する周囲面とを有し、内部に楽器の収納が可能な楽器ケース本体と、一対の請求項4又は5に記載の楽器ケース用ベルトとを備える楽器ケースであって、前記楽器ケース本体は、前記周囲面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの何れか一方の前記第1留具及び前記第2留具がそれぞれ取り付けられる一対の肩掛け用係合環と、前記対向する一対の面の何れか一方の面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第2留具が取り付けられる背負い用上部係合環と、前記上部係合環が設けられている面の前記上部係合環の下方に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第1留具がそれぞれ取り付けられる一対の背負い用下部係合環と、を有する楽器ケース。

請求項7

前記楽器ケース本体はギター収納ケースである、請求項3又は6に記載の楽器ケース。

技術分野

0001

本発明は、楽器携帯する際に楽器を収納する楽器ケースを支持するために用いるベルト及びこのベルトを備える楽器ケースに関する。

背景技術

0002

従来から、使用者バックを背負い式に使用するための着脱型背負い専用ベルトが用いられている(例えば特許文献1参照)。

0003

この着脱型背負い専用ベルトは、帯状クッション材及びベルト材一体化した背負いベルト部と、背負いベルト部の上端部にバッグの背負い用上部リングに取り付けられるように設けられた第1の取付フックと、ベルト部の下端部から延びる下部取付ベルト部と、下部取付ベルト部の長さを調節するように取り付けられた調節環と、下部取付ベルト部をバッグの背負い用下部リングに取り付ける第2の取付フックとを備えている。そして、使用時においては、バックに着脱型背負い専用ベルトを2つ取り付け、それぞれの背負いベルト部に腕を通して背負い使用する。

先行技術

0004

登録実用新案第3066930号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、特許文献1に記載の着脱型背負い専用ベルトは、使用者の体格にあった長さとなるようにその長さを若干変更することができるに過ぎず、バックを肩から提げて使用するために適した長さとなるようにその長さを大きく変更することは困難であった。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するため、本発明に係る楽器ケース用ベルトは、一端部が他端部側に向かうように折り返された折返し部を有するベルト本体と、前記ベルト本体の一端部に設けられ、前記ベルト本体の中間部であって折返し部よりも他端部寄りの部分が挿通されている挿通孔を有し、前記ベルト本体が延びる方向にスライド可能な調整環と、前記ベルト本体より幅広に形成され、一端部に前記ベルト本体が挿通されているベルト挿通孔を有し、他端部に前記ベルト本体の他端部が取り付けられているクッションパッドと、前記クッションパッドの他端部に取り付けられ、楽器ケースに着脱自在な第1留具と、前記折返し部に挿通されて前記ベルト本体が延びる方向にスライド自在な環状部を有し、前記楽器ケースに着脱自在な第2留具と、を備え、前記ベルト挿通孔は、前記調整環を挿通可能である。

0007

この構成によれば、楽器ケース用ベルトの長さを楽器ケースの複数の支持方法に応じた長さとなるように調整することができる。これによって、楽器ケースの複数の支持方法に応じた数の楽器ケース用ベルトを用意する必要がなくなり、楽器ケースの構成が簡素になり、また楽器ケースが軽量となる。よって、携帯に有利となる。

0008

前記パッドの他端部は、前記第1留具よりも前記パッドの一端部から他端部に向かう方向に突出していてもよい。

0009

この構成によれば、使用者が楽器ケースを背負った際、使用者の肩に第1留具が当接し、食い込むことを防ぐことができる。

0010

上記課題を解決するため、本発明に係る楽器ケースは、互いに外向きの一対の面と、前記一対の面を接続する周囲面とを有し、内部に楽器の収納が可能な楽器ケース本体と、一対の請求項1又は2に記載の楽器ケース用ベルトとを備える楽器ケースであって、前記楽器ケース本体は、前記周囲面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの何れか一方の前記第1留具及び前記第2留具がそれぞれ取り付けられる一対の肩掛け用係合環と、前記対向する一対の面の何れか一方の面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第1留具が取り付けられる背負い用上部係合環と、前記上部係合環が設けられている面の前記上部係合環の下方に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第2留具がそれぞれ取り付けられる一対の背負い用下部係合環と、を有する。

0011

この構成によれば、使用者は、臨機応変に楽器ケースを肩にから提げて支持したり、背負って支持したりすることができる。

0012

上記課題を解決するため、本発明に係る楽器ケース用ベルトは、一端部が他端部側に向かうように折り返された折返し部を有するベルト本体と、前記ベルト本体の一端部に設けられ、前記ベルト本体の中間部であって折返し部よりも他端部寄りの部分が挿通されている挿通孔を有し、前記ベルト本体が延びる方向にスライド可能な調整環と、前記ベルト本体より幅広に形成され、一端部に前記ベルト本体が挿通されているベルト挿通孔を有するクッションパッドと、前記ベルト本体の他端部に取り付けられ、楽器ケースに着脱自在な第1留具と、前記ベルト本体をその長さ方向にスライド自在に支持し、且つ前記クッションパッドに係止する係止部材と、前記クッションパッドの他端部に取り付けられ、前記楽器ケースに着脱自在な第2留具と、を備え、前記ベルト挿通孔は、前記調整環を挿通可能である。

0013

この構成によれば、楽器ケース用ベルトの長さを楽器ケースの複数の支持方法に応じた長さとなるように調整することができる。これによって、楽器ケースの複数の支持方法に応じた数の楽器ケース用ベルトを用意する必要がなくなり、楽器ケースの構成が簡素になり、また楽器ケースが軽量となる。よって、携帯に有利となる。

0014

前記パッドの他端部は、前記第2留具よりも前記パッドの一端部から他端部に向かう方向に突出していてもよい。

0015

この構成によれば、使用者が楽器ケースを背負った際、使用者の肩に第2留具が当接し、食い込むことを防ぐことができる。

0016

上記課題を解決するため、本発明に係る楽器ケースは、互いに外向きの一対の面と、前記一対の面を接続する周囲面とを有し、内部に楽器の収納が可能な楽器ケース本体と、一対の請求項4又は5に記載の楽器ケース用ベルトとを備える楽器ケースであって、前記楽器ケース本体は、前記周囲面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの何れか一方の前記第1留具及び前記第2留具がそれぞれ取り付けられる一対の肩掛け用係合環と、
前記対向する一対の面の何れか一方の面に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第2留具が取り付けられる背負い用上部係合環と、前記上部係合環が設けられている面の前記上部係合環の下方に設けられ、前記一対の楽器ケース用ベルトの前記第1留具がそれぞれ取り付けられる一対の背負い用下部係合環と、を有する。

0017

この構成によれば、使用者は、臨機応変に楽器ケースを肩にから提げて支持したり、背負って支持したりすることができる。

0018

前記楽器ケース本体はギター収納ケースであれば、ギターを好適に携帯することができる。

発明の効果

0019

本発明は、以上に説明したように構成され、楽器ケースの複数の支持方法に応じた数の楽器ケース用ベルトを用意する必要がなくなり、楽器ケースの構成を簡素になり、また楽器ケースが軽量となる。よって、携帯に有利となるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0020

本発明の実施の形態1に係る楽器ケースの構成例を示す図であり、使用者が楽器ケースを背負うことができるように楽器ケース用ベルトを取り付けた状態を示す図である。
図1の楽器ケースの構成例を示す図であり、使用者が楽器ケースを肩から提げることができるように楽器ケース用ベルトを取り付けた状態を示す図である。
図1の楽器ケースの楽器ケース用ベルトの構成例を示す正面図である。
図1の楽器ケースの楽器ケース用ベルトの構成例を示す背面図である。
図1の楽器ケースの楽器ケース用ベルトの構成例を示す正面図であり、楽器ケース用ベルトを伸ばした状態を示す正面図である。
本発明の実施の形態2に係る楽器ケースの楽器ケース用ベルトの構成例を示す正面図である。
図6の楽器ケースの楽器ケース用ベルトの構成例を示す正面図であり、楽器ケース用ベルトを伸ばした状態を示す正面図である。

実施例

0021

以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。

0022

なお、以下では全ての図面を通じて、同一又は相当する要素には同じ参照番号を付して、その重複する説明を省略する。

0023

(実施の形態1)
[構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る楽器ケース100の構成例を示す図であり、使用者が楽器ケース100を背負うことができるように楽器ケース用ベルト1を取り付けた状態を示す図である。図2は、本発明の実施の形態に係る楽器ケース100の構成例を示す図であり、使用者が楽器ケース100を肩から提げることができるように楽器ケース用ベルト1を取り付けた状態を示す図である。

0024

図1及び図2に示すように、楽器ケース100は、楽器ケース本体2と、一対の楽器ケース用ベルト1とを有する。この楽器ケース100は、後述するように、楽器ケース用ベルト1を用いて、臨機応変に、これを肩から提げて支持したり、背負って支持したりすることができるようになっている。例えば、楽器ケース100を比較的短い距離携帯する場合は、容易に楽器ケース100を支持して携帯することができるように、楽器ケース100を肩から提げて支持することが好ましい。一方、楽器ケース100を比較的長い距離携帯する場合は、使用者の身体への負担が少なくなるように、楽器ケース100を背負って支持することが好ましい。

0025

楽器ケース本体2は、周壁部42と周壁部42の下側縁部に連設された底部41(互いに外向きの一対の面の何れか一方の面)と周壁部42の上側縁部によって形成される上側開口部(図示せず)を有する収納部40と、収納部40の上側開口部の開放及び閉鎖を行う蓋部(図示せず)とを有し、内部に楽器を収納することができるようになっている。本実施の形態において、楽器ケース本体2は、ギターの収納ケースである。

0026

そして、楽器ケース本体2の例えば周壁部42には、一対の肩掛け用係合環43が設けられている。肩掛け用係合環43は、楽器ケース100を肩から提げて支持する際、楽器ケース用ベルト1を取り付けるものである。

0027

そして、楽器ケース本体2の例えば底部41には、背負い用上部係合環44と、一対の背負い用下部係合環45とが設けられている。一対の背負い用下部係合環45は、それぞれ背負い用上部係合環44の下方の背負い用上部係合環44からの距離が同じとなる位置に設けられている。背負い用上部係合環44及び背負い用下部係合環45は、楽器ケース100を背負って支持する際、楽器ケース用ベルト1を取り付けるものである。

0028

図3は、楽器ケース用ベルト1の構成例を示す正面図である。図4は、楽器ケース用ベルト1の構成例を示す背面図である。図5は、楽器ケース用ベルト1を伸ばした状態を示す正面図である。

0029

図3に示すように、楽器ケース用ベルト1は、ベルト本体10と、調整環11と、第1留具12と、第2留具13と、クッションパッド14とを備えている。

0030

ベルト本体10は、帯状に形成され、その長さ方向における折り曲げが容易な柔軟な材料によって構成されている。そして、ベルト本体10の一方の端部である第1端部10aがベルト本体10の他方の端部である第2端部10bに向かうように折り返されている。これによって、ベルト本体10は、ベルト本体10が折り重なった折返し部10c(正面視における調整環11から折返し端10eまでの部分)と、その残余部10d(正面視における第2端部10bから調整環11までの部分)とが形成されている。また、第1端部10aが第2端部10bに向かうように折り返されることによって折り曲げられた部分は、ベルト本体10の折返し端10eを構成している。

0031

調整環11は、折返し部10cと残余部10dとの境界にあたる位置にあり、一対の側辺部11aと、この一対の側辺部11aの両端を連結する端部連結辺部11bと、この一対の側辺部11aの中間部を連結する中間連結辺部11cとを有する。これによって、二つの挿通孔11dが中間連結辺部11cの各端部連結辺部11b側に形成されている。

0032

そして、ベルト本体10の第1端部10aは中間連結辺部11cに取り付けられている。即ち、第1端部10aは、部分的に折り返され、この折り返された部分に調整環11の中間連結辺部11cが位置するように二つの挿通孔11dに挿通されている。そして、折り返されている部分の先端は、ベルト本体10と重ね合わされた上で互いに縫合されている。また、折返し部10cの第2端部10bと反対側の端部(ベルト本体10の中間部であって折返し部よりも他端寄りの部分)は、二つの挿通孔11dに挿通され、残余部10dに連なっている。

0033

そして、調整環11をベルト本体10が延びる方向に沿ってスライドさせることによって、ベルト本体10の折返し部10c及び残余部10dの寸法が変わり、折り返されたベルト本体10の全長、即ち、第2端部10bから折返し端10eまでの長さ寸法を変えられるようになっている。つまり、調整環11を折返し端10e側にスライドさせると、折り返されたベルト本体10の全長は、図5に示すように長くなる。一方、調整環11を第2端部10b側にスライドさせると、折り返されたベルト本体10の全長は、図3に示すように短くなる。

0034

第1留具12は、後述するクッションパッド14の第2端部14bに取り付けられ、楽器ケース100に着脱自在である。本実施の形態において、第1留具12は、例えば、フック及び脱落防止機構を備えるフック部12aと、フック部12aの基端部に連結された環状部12bとを備え、ベルト本体10の第2端部10bに取り付けられている。これによって、後述するようにベルト本体10の第2端部10bがクッションパッド14の他方の端部である第2端部14bに取り付けられているため、第1留具12は、クッションパッド14の第2端部14bに取り付けられている。なお、本実施の形態においては、第1留具12はベルト本体10の第2端部10bに取り付けられているがこれに限られるものではなく、これに代えて、第1留具12はクッションパッド14に直接取り付けられていてもよい。

0035

フック部12aの脱落防止機構は、フックの基端部とフックの基端部に向かって湾曲するフックの先端部との間に形成される間隙の開放及び閉鎖を行う周知の機構であり、この間隙の開放を行うことによって、第1留具12を肩掛け用係合環43、背負い用上部係合環44及び背負い用下部係合環45に引っ掛けたり、これらから取り外したりすることができる。また、フックの基端部と先端部との間隙を閉鎖すると、肩掛け用係合環43、背負い用上部係合環44及び背負い用下部係合環45に引っ掛けられた第1留具12が脱落しないようになっている。

0036

環状部12bは、ベルト本体10の第2端部10bに取り付けられている。即ち、第2端部10bは、挿通孔11dに挿通された上で部分的に折り返され、折り返されている部分は、ベルト本体10と重ね合わされた上で互いに縫合されている。

0037

第2留具13は、本実施の形態において、第1留具12と略同一の形状に形成されている。そして、第2留具13の環状部13bは、ベルト本体10が挿通され折返し端10eに位置している。これによって、第2留具13は、ベルト本体10が延びる方向に沿ってスライド自在となっている。調整環11をベルト本体10が延びる方向に沿ってスライドさせると、ベルト本体10における折返し端10eの位置も変わることになるが、第2留具13は、ベルト本体10が延びる方向に沿ってスライド自在となっているため、ベルト本体10における折返し端10eの位置が変わっても、第2留具13をベルト本体10が延びる方向にスライドさせて折返し端10eに位置させることができる。

0038

クッションパッド14は、本実施の形態において、弾性を有する材料によって構成された帯状の布状体であり、クッションパッド14の幅は、ベルト本体10よりも幅広に形成されている。楽器ケース用ベルト1を用いて楽器ケース100を背負ったり、肩から提げた際に、ベルト本体10と使用者との間にクッションパッド14が位置するように楽器ケース用ベルト1を用いると、使用者の身体に与える楽器ケース100の荷重を分散させることができ、使用者が楽に楽器ケース100を持ち運びすることができる。

0039

そして、クッションパッド14は、一方の端部である第1端部14aにクッションパッド14の一方の面から他方の面まで貫通するベルト本体10と略同一の幅寸法切り込みを入れることによって形成された、ベルト挿通孔15を有する。ベルト挿通孔15には、ベルト本体10が挿通されている。

0040

そして、ベルト本体10の第2端部10bから折返し端10eに向かう方向をクッションパッド14の第2端部14bから第1端部14aに向かう方向と一致させてベルト本体10の第2端部10bがクッションパッド14の他方の端部である第2端部14bに取り付けられている。よって、ベルト本体10の折返し端10eは、正面視において第1端部14aの外側に位置している。本実施の形態においては、ベルト本体10とクッションパッド14とは縫合されることによって取り付けられているがこれに限られるものではなく、例えばこれに代えて、貼着されることによって取り付けられていてもよい。そして、ベルト本体10はクッションパッド14に第2端部10bから折返し端10eに向かってクッションパッド14の長さの1/5以上1/2以下の長さに亘って縫合又は貼着されることが好ましい。クッションパッド14の長さの1/5以上の長さに亘って縫合又は貼着されると、クッションパッド14の表面からベルト本体10が浮き上がって、クッションパッド14とベルト本体10との間に隙間が生じることによる使い勝手の悪化を低減することができる。また、クッションパッド14の長さの1/2以下の長さに亘って縫合又は貼着されると、楽器ケース用ベルト1の長さを楽器ケース100を肩から提げる場合及び背負う場合に応じた適切な長さとなるように好適に調整することができる。

0041

そして、ベルト挿通孔15は、調整環11が挿通可能に構成されている。本実施の形態において、ベルト挿通孔15は、ベルト本体10と略同一の幅寸法であるが、上述の通りクッションパッド14は弾性を有する素材によって構成されているので、調整環11を挿通させることができる寸法に拡張することができるようになっている。これによって、図3及び図5に示すように、調整環11をベルト本体10が延びる方向におけるベルト挿通孔15の何れの側にも位置させることができる。したがって、調整環11をベルト挿通孔15に挿通することができない場合と比較して、調整環11をベルト本体10が延びる方向に沿って大きくスライドさせることができ、折り返されたベルト本体10の全長、即ち、第2端部10bから折返し端10eまでの長さ寸法を大きく変更することができる。

0042

また、本実施の形態において、クッションパッド14の第2端部14bは、第1留具12よりもクッションパッド14の第1端部14aから第2端部14bに向かう方向に突出するように形成されている。これによって、図1に示すように、楽器ケース100を背負った際に使用者の肩に第1留具12が食い込まないようになっており、使用者の身体にかかる負担を軽減することができる。

0043

[使用例]
次に、本実施の形態の楽器ケース100の使用例を説明する。

0044

まず、楽器ケース100を背負って使用するときは、図3に示すように、ベルト挿通孔15よりも第2端部10b側において調整環11を動かし、楽器ケース100を背負うために適した長さに楽器ケース用ベルト1の全長を調整する。

0045

次に、図1に示すように、一対の楽器ケース用ベルト1の両方の第1留具12を背負い用上部係合環44に引っ掛ける。また、一対の楽器ケース用ベルト1のうち一方の第2留具13を、一方の背負い用下部係合環45に引っ掛ける。さらに、他方の第2留具13を、他方の背負い用下部係合環45に引っ掛ける。

0046

そして、左右の楽器ケース用ベルト1と楽器ケース100との間に使用者の左右の腕をそれぞれ通すことによって、楽器ケース100を支持することができる。

0047

一方、楽器ケース100を肩から提げて使用するときは、まず、一対の楽器ケース用ベルト1を楽器ケース100から取り外す。

0048

次に、図5に示すように、調整環11を折返し端10eに向かって動かしてベルト挿通孔15に挿通し、ベルト挿通孔15よりも折返し端10e側に位置させる。その上で、調整環11を動かし、楽器ケース100を肩から提げるために適した長さに楽器ケース用ベルト1の全長を調整する。

0049

次に、図2に示すように、一方の楽器ケース用ベルト1の第1留具12及び第2留具13を一対の肩掛け用係合環43にそれぞれ引っ掛ける。そして、楽器ケース用ベルト1と楽器ケース100との間に使用者の一方の腕を通して、肩から提げることによって楽器ケース100を支持することができる。

0050

以上のように、本実施の形態の楽器ケース100の楽器ケース用ベルト1は、調整環11をベルト挿通孔15に挿通することができるので、楽器ケース用ベルト1の長さ寸法を大きく変更することができる。これによって、楽器ケース用ベルト1の長さを楽器ケース100を肩から提げる場合及び背負う場合に応じた適切な長さとなるように調整することができる。これによって、楽器ケース100を肩から提げるためのベルト及び楽器ケース100を背負うためのベルトという二つの楽器ケース用ベルトを用意する必要がなくなり、楽器ケースの構成が簡素になり、また楽器ケースが軽量となる。よって、携帯に有利となる。

0051

(実施の形態2)
[構成]
図6は、本発明の実施の形態2に係る楽器ケースの楽器ケース用ベルト101の構成例を示す正面図である。図7は、楽器ケース用ベルト101の構成例を示す正面図であり、ベルト本体110を伸ばした状態を示す正面図である。

0052

本実施の形態と上記実施の形態1とは、ベルト本体10のクッションパッド14への取り付けにおいて相違する。

0053

本実施の形態において、楽器ケース用ベルト1は、ベルト本体10をその長さ方向にスライド自在に支持し、且つクッションパッド14に係止する係止部材114を有する。係止部材114は、ベルト本体10の折返し端10eが挿通されている環状部114aと、環状部114aと連結されている係止部114bとを有する。

0054

そして、上記実施の形態1において、ベルト本体10は、そのベルト本体10の第2端部10bから折返し端10eに向かう方向をクッションパッド14の第2端部14bから第1端部14aに向かう方向と一致させてベルト本体10の第2端部10bがクッションパッド14の他方の端部である第2端部14bに取り付けられている。しかし、本実施の形態においては、ベルト本体10の折返し端10eから第2端部10bに向かう方向をクッションパッド14の第2端部14bから第1端部14aに向かう方向と一致させて、係止部材114の係止部114bとクッションパッド14とが縫合されることによって、ベルト本体10の折返し端10eがクッションパッド14の他方の端部である第2端部14bに係止されている。 また、本実施の形態において、第2留具113は、第1環状部113bが係止部114bに連結されることによって、クッションパッド14の第2端部14bに取り付けられている。しかし、これに限られるものではなく、これに代えて、第2留具13は、クッションパッド14に直接取り付けられてもよい。

0055

更に、本実施の形態において、クッションパッド14の第2端部14bは、第2留具113よりもクッションパッド14の第1端部14aから第2端部14bに向かう方向に突出するように形成されている。これによって、図1に示すように、楽器ケース100を背負った際に使用者の肩に第2留具113が食い込まないようになっており、使用者の身体にかかる負担を軽減することができる。これ以外については、実施の形態1と同様である。

0056

[使用例]
次に、本実施の形態の楽器ケース100の使用例を説明する。

0057

まず、楽器ケース100を背負って使用するときは、図6に示すように、ベルト挿通孔15よりも第2端部10b側に調整環11を位置させ、楽器ケース100を背負うために適した長さに楽器ケース用ベルト1の全長を調整する。

0058

次に、一対の楽器ケース用ベルト1の両方の第2留具113を背負い用上部係合環44に引っ掛ける。また、一対の楽器ケース用ベルト1のうち一方の第1留具12を、一方の背負い用下部係合環45に引っ掛ける。さらに、他方の第1留具12を、他方の背負い用下部係合環45に引っ掛ける。

0059

そして、左右の楽器ケース用ベルト1と楽器ケース100との間に使用者の左右の腕をそれぞれ通すことによって、楽器ケース100を支持することができる。

0060

一方、楽器ケース100を肩に掛けて使用するときは、まず、一対の楽器ケース用ベルト1を楽器ケース100から取り外す。

0061

次に、図7に示すように、調整環11を折返し端10eに向かって動かしてベルト挿通孔15に挿通し、ベルト挿通孔15よりも折返し端10e側に位置させる。その上で、調整環11を動かし、楽器ケース100を肩から提げるために適した長さに楽器ケース用ベルト1の全長を調整する。

0062

次に、一方の楽器ケース用ベルト1の第1留具12及び第2留具13を一対の肩掛け用係合環43にそれぞれ引っ掛ける。そして、楽器ケース用ベルト1と楽器ケース100との間に使用者の一方の腕を通して、肩に掛けることによって楽器ケース100を支持することができる。

0063

上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。

0064

本発明は、楽器の持ち運びに用いるケースへの適用に有用である。

0065

1楽器ケース用ベルト
2 楽器ケース本体
10 ベルト本体
10a 第1端部
10b 第2端部
10c 折返し部
10d残余部
10e折返し端
11調整環
11a側辺部
11b 端部連結辺部
11c中間連結辺部
11d挿通孔
12 第1留具
12aフック部
12b 環状部
13 第2留具
13a フック部
13b 環状部
14クッションパッド
14a 第1端部
14b 第2端部
15ベルト挿通孔
40収納部
41 底部
42周壁部
43肩掛け用係合環
44 背負い用上部係合環
45 背負い用下部係合環
100 楽器ケース

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