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技術 車両ブレーキ装置の、特に液圧装置のための摩擦伝動装置

出願人 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
発明者 ユルゲン・ヘッカークラウス−ペーター・シュモールダニエル・ゴッセ
出願日 2013年6月27日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2013-134850
公開日 2014年1月20日 (5年6ヶ月経過) 公開番号 2014-009817
状態 特許登録済
技術分野 摩擦伝動装置
主要キーワード シリンダローラ 被駆動エレメント プリロード力 軸受ディスク 軸受玉 駆動エレメント 実施形式 駆動ディスク
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この項目の情報は公開日時点(2014年1月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

2つの走行面13,19間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの転動体14を有する摩擦伝動装置10を改良して、製造コストも必要な取り付けスペースも小さく維持することができるような摩擦伝動装置を提供する。

解決手段

転動体14がさらに保持器16によってガイドされており、2つの走行面のうちの第1の走行面13が定置に配置され、第2の走行面19並びに前記保持器16は、保持器16または第2の走行面19のうちの一方の要素を介して駆動トルクが導入され、第2の走行面19若しくは保持器16のうちの他方の要素を介して出力トルク導出されるように、回転式に構成されている。

概要

背景

摩擦伝動装置は、基本的に種々異なる実施形式のものが公知である。摩擦伝動装置は、転動体が少なくとも1つの走行面上を摩擦伝動式に転動することを特徴としている。摩擦伝動によって、走行面から転動体への動力伝達が行われると同時に回転速度が変化するようになっており、これが減速比または増速比を生ぜしめるための伝動装置として利用される。

このような形式の摩擦伝動装置は、基本的に部品費用およびひいては製造コストが高価である。また摩擦伝動装置は、機械のその他のすべての機能群と同様に、別個取り付けスペースを必要とする。

概要

2つの走行面13,19間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの転動体14を有する摩擦伝動装置10を改良して、製造コストも必要な取り付けスペースも小さく維持することができるような摩擦伝動装置を提供する。転動体14がさらに保持器16によってガイドされており、2つの走行面のうちの第1の走行面13が定置に配置され、第2の走行面19並びに前記保持器16は、保持器16または第2の走行面19のうちの一方の要素を介して駆動トルクが導入され、第2の走行面19若しくは保持器16のうちの他方の要素を介して出力トルク導出されるように、回転式に構成されている。

目的

本発明の課題は、製造コストも、必要な取り付けスペースも小さく維持することができるような摩擦伝動装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

2つの走行面(13,19)間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの転動体(14)を有する摩擦伝動装置(10)において、前記転動体(14)がさらに保持器(16)によってガイドされており、前記2つの走行面のうちの第1の走行面(13)が定置に配置され、第2の走行面(19)並びに前記保持器(16)は、該保持器(16)または前記第2の走行面(19)のうちの一方の要素を介して駆動トルクが導入され、前記第2の走行面(19)若しくは前記保持器(16)のうちの他方の要素を介して出力トルク導出されるように、回転式に構成されていることを特徴とする、摩擦伝動装置。

請求項2

前記2つの走行面(13,19)とこれら2つの走行面間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの前記転動体(14)とから成る構成部に軸方向力を加えるためのプリロード装置(26)が設けられている、請求項1に記載の摩擦伝動装置。

請求項3

少なくとも1つの前記転動体(14)と前記走行面(13,19)との間の滑り摩擦が、少なくとも1つの前記転動体(14)と前記保持器(16)との間の滑り摩擦よりも大きくなるように、構成されている、請求項1または2に記載の摩擦伝動装置。

請求項4

複数の前記転動体(14)が半径方向で互いに並んで配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の摩擦伝動装置。

請求項5

少なくとも1つの前記転動体(14)が玉として構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の摩擦伝動装置。

請求項6

前記保持器(16)若しくは前記第2の走行面(19)の中央に、駆動部および被駆動が設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の摩擦伝動装置。

請求項7

追加的なスラスト軸受(20,22,24)が設けられている、請求項1から6までのいずれか1項に記載の摩擦伝動装置。

請求項8

追加的なラジアル軸受が設けられている、請求項1から7のいずれか1項に記載の摩擦伝動装置。

請求項9

前記第1および第2の走行面(13,19)の両方に、軸方向に凹んだ転動軌道が形成されている、請求項1から8のいずれか1項に記載の摩擦伝動装置。

請求項10

請求項1から9のいずれか1項に記載の摩擦伝動装置(10)の使用法において、車両ブレーキ装置液圧装置に使用することを特徴とする、摩擦伝動装置の使用法。

技術分野

0001

本発明は、2つの走行面間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの転動体を有する摩擦伝動装置に関する。

背景技術

0002

摩擦伝動装置は、基本的に種々異なる実施形式のものが公知である。摩擦伝動装置は、転動体が少なくとも1つの走行面上を摩擦伝動式に転動することを特徴としている。摩擦伝動によって、走行面から転動体への動力伝達が行われると同時に回転速度が変化するようになっており、これが減速比または増速比を生ぜしめるための伝動装置として利用される。

0003

このような形式の摩擦伝動装置は、基本的に部品費用およびひいては製造コストが高価である。また摩擦伝動装置は、機械のその他のすべての機能群と同様に、別個取り付けスペースを必要とする。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、製造コストも、必要な取り付けスペースも小さく維持することができるような摩擦伝動装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

本発明によれば、2つの走行面間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの転動体を有する摩擦伝動装置において、前記転動体がさらに保持器によってガイドされており、前記2つの走行面のうちの第1の走行面が定置に配置され、第2の走行面並びに前記保持器は、該保持器または前記第2の走行面のうちの一方の要素を介して駆動トルクが導入され、前記第2の走行面若しくは前記保持器のうちの他方の要素を介して出力トルク導出されるように、回転式に構成されている。

発明の効果

0006

本発明の摩擦伝動装置によれば、伝動装置機能の他に、高い軸方向力を伝達することができる伝動装置が提供されている。これによって、本発明による摩擦伝動装置は同時にスラスト軸受として用いられ、したがって、製造コストにも、また必要な取り付けスペースにも非常に有利な影響を及ぼすことができる。したがって、簡単な部品から製造可能な、特に固定された伝達比を有するコンパクトな伝動装置が構成されている。この場合、摩擦伝動装置の2つの走行面のうちの一方および保持器は回転し、それによって保持器に、より高いトルクおよびより低い回転数が伝達される。それと同時に、第2の走行面に、より小さいトルク、しかしながらより高い回転数が伝達される。このような形式の本発明による摩擦伝動装置の増速比若しくは減速比は、約1:2若しくは2:1である。第2の走行面は、保持器および該保持器内でガイドされた少なくとも1つの転動体の約2倍の循環回転速度で循環回転する。

0007

本発明による伝動装置は、好適には直列に接続された複数の段若しくはn段に構成することができ、したがって2n倍の増速比若しくは減速比が提供される。この場合、スリップに基づく偏差は考慮されていない。

0008

特に好適には、本発明は、伝動装置によって伝達若しくは変化させようとするトルクがこのトルクに比例する軸方向力を伴って発生する使用法において用いられる。この場合、軸方向力は、同時にプリロード力として働く。これによって、特に小さいトルクを伝達若しくは変化させる際の損失の割合は改善される。コンスタントにもたらされるプリロード力においては、最大のモーメントを伝達するために必要とされる摩擦トルクが適している。

0009

好適には、走行面の外周部に約120°の等しい角度間隔を保って位置決めされた3つの転動体が用いられる。このような形式で、静的に常に予め規定可能な配置が得られる。好適な形式で、少なくとも1つの転動体が、軸方向で両側において保持器を越えて突き出している。好適には、走行面は実質的に半径方向に整列されている。

0010

好適にはさらに、2つの走行面とこれら2つの走行面間で摩擦伝動式にガイドされた少なくとも1つの転動体とから成る構成部に軸方向力を加えるためのプリロード装置が設けられている。このプリロード装置は、トルク伝達のために望まれている、走行面と転動体との間の摩擦伝動式の結合を確実なものにする。さらに、プリロード装置は、相応の構成によって、最大許容トルクだけが伝達され得るように考慮する。このために、プリロード力は限定されているので、過負荷防止が得られる。プリロードエレメントは、好適な形式で、弾性的に変形可能なリセットエレメントであり、このリセットエレメントは、皿ばねまたはコイルスプリングとして構成されていて、走行面と転動体とから成る構成部に対して軸方向の押圧力を加える。

0011

少なくとも1つの転動体と走行面との間の滑り摩擦は、好適な形式で、少なくとも1つの転動体と保持器との間の滑り摩擦よりも大きい。これによって、保持器において僅かな摩擦損失が生じるだけである。このために、保持器は好適にはプラスチックより製造されており、これに対して走行面および/または転動体は、高い耐摩耗性を考慮して好適には鋼より製造されている。

0012

好適な形式でさらに、複数の転動体が半径方向に並んで配置されている。これによって、転動体は種々異なる直径の転動軌道上を循環回転することができる。これによって、特に高い軸方向力およびトルクを伝達することができる。それと同時に、転動体と走行面との間の力、並びに転動体と保持器との間の力は、比較的小さく維持することができる。

0013

特に好適には、少なくとも1つの転動体が玉として構成されている。玉状の転動体を有するこのような構成によって、円柱形の転動体と転動体の転動軌道との間に原理的に発生する、スリップに基づく摩擦損失は取り除かれるか若しくは最小限に減少される。残存する損失は、実質的に転動体と保持器との間の滑り摩擦に基づくものである。この残存する損失は、上述したように、このような摩擦学的な接触の好適な構成(材料組合せおよび表面状態)によって減少せしめられる。択一的に、転動体はシリンダローラとして構成されてもよく、この場合、転動体は好適な形式で、分割されたローラ列として構成されている。

0014

本発明による摩擦伝動装置において、好適な形式で、駆動部および被駆動部は、保持器の中央若しくは第2の走行面の中央に設けられている。このような構成は、中央の駆動軸を用いた電気的な駆動モータによる駆動を考慮しても、またハウジング構成部分としての第1の走行面の構成を考慮しても、有利である。択一的に、駆動部および/または被駆動部は、保持器若しくは第2の走行面の外径部に形成することができる。

0015

さらに本発明による摩擦伝動装置においては、好適な形式で追加的にスラスト軸受が設けられている。このスラスト軸受によって、特に軸方向力が第2の走行面に伝達される。これによって、相応に伝達可能なトルクが高められる。

0016

追加的にまたは択一的に、ラジアル軸受が設けられており、このラジアル軸受によって、回転する第2の走行面、保持器若しくは駆動エレメントまたは被駆動エレメントのうちの1つのための半径方向の支持部が得られる。ラジアル軸受は、相当に好適な形式で保持器または第2の走行面の内径および/または外径に配置されている。

0017

第1および第2の走行面は、好適な形式でその両方に、軸方向に凹んだ転動軌道を備えている。したがって、本発明による伝動装置によって、少なくともある程度の規模若しくはある程度の大きさの半径方向力の伝達も可能である。

0018

このような形式の摩擦伝動装置は、本発明によれば特に好適な形式で、車両ブレーキ装置液圧装置に使用することができる。車両ブレーキ装置の液圧装置において、摩擦伝動装置は、取り付けスペースを十分に確保しつつ液圧ブロック内に組み込むことができ、複数のポンプエレメントのうちの1つを駆動するために利用することができる。

図面の簡単な説明

0019

本発明による摩擦伝動装置の1実施例の縦断面図である。
図1に示した摩擦伝動装置の保持器のII−II線に沿った断面図である。

実施例

0020

以下に添付の概略図を用いて本発明の解決策の1実施例について詳しく説明する。

0021

両図には摩擦伝動装置10が示されており、この摩擦伝動装置10は状のハウジングディスク12を有している。このハウジングディスク12の、第1の走行面13を形成する内側の平らな底面に、全部で16個の玉状の転動体14が配置されており、これらの転動体14はディスク状の保持器16によって把持されている。転動体14の直径は、保持器16の厚さよりも大きく構成されている。杯状のハウジングディスク12内において転動体14に、所属の平らな第2の走行面19を備えた駆動ディスク18が当接している。したがって、転動体14は2つの走行面13および19によって囲まれていて、保持器16によってガイドされ、それによってこれらの転動体14は、2つの走行面13および19に沿って循環回転するが、保持器16によって互いに間隔を保って保持されている。保持器16はプラスチックより製造されており、これに対して転動体14およびハウジングディスク12並びに駆動ディスク18は鋼より成っている。

0022

ハウジングディスク12は固定的に構成されていて、これに対して駆動ディスク18は、詳しく図示していない駆動手段によって回転運動せしめられる。駆動ディスク18の回転運動によって、転動体14および、転動体14と共に保持器16も回転運動せしめられる。この際に、保持器16は回転軸線を中心にして、駆動ディスク18の回転速度の半分の回転速度で回転する。これによって2:1の減速比の伝道段階が形成される。それと同時に、駆動ディスク18と転動体14とハウジングディスク12とから成る構成が、スラスト軸受を形成する。

0023

駆動ディスク18は、追加的にスラスト軸受を形成する軸受玉20によって、転動体14およびハウジングディスク12に対して軸方向で押しつけられている。軸受玉20は、軸受保持器22によって把持されていて、軸受ディスク24によって囲まれている。軸受ディスク24に対してプリロード装置26が押圧力を加えており、このプリロード装置26は、プリロードかけられた弾性的に変形可能なディスクとして構成されていて、ハウジング部分28に支えられている。

0024

ハウジングディスク12内に中央開口30が形成されており、この中央開口30を通って、図示していない駆動軸が駆動ディスク18および/または保持器16から外方へガイドされる。同様の形式で、保持器16内に六角形に構成された中央開口32が形成され、駆動ディスク18内に中央開口34が形成されている。

0025

転動体14は、保持器16の外周部にそれぞれ120°の一様な間隔を保って配置された全部で8つの半径方向のスリット36内に配置されており、それぞれ2つの転動体14が、走行面13若しくは19における半径方向に隣接する転動軌道に沿って循環回転する。

0026

10摩擦伝動装置
12ハウジングディスク
13走行面
14転動体
16保持器
18駆動ディスク
19 走行面
20軸受玉
22軸受保持器
24軸受ディスク
26プリロード装置
28 ハウジング部分
30,32,34 中央開口
36 スリット

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