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図面 (5)

課題

免疫反応を増強させる免疫増強剤、摂取装置、及び、摂取方法を提供する。

解決手段

免疫反応を増強させる免疫増強剤は、藍、プロポリスアガリクス茸、及び、冬虫夏草のうち少なくともいずれか一つを含有する物質が、口腔投与される前後少なくとも30分間、上部消化管粘膜感受性を高めるように、上部消化管への刺激を抑制し、この物質が、少なくとも30秒間、口腔で溶解して投与されるように用いられることを特徴とする、物質を含有する。

概要

背景

生物は、体外から侵入した異物危険物質から自身を守るために、免疫システムを備えていることが知られている。例えば、異物や危険物質には、細菌、ウイルス真菌のような微生物回虫などの寄生虫といったいわゆる病原体があり、さらに、癌細胞移植された臓器組織等も含まれる。

生物体内で免疫反応を引き起こす物質抗原と呼ばれ、免疫反応が正常に働いていると、異物等の内部や表面に存在する抗原を見つけ出しそれらを攻撃することにより、生体防御している。特許文献1には、免疫反応を増強させるために、生物の腸管の免疫系機能を改善させる組成物が開示されている。

概要

免疫反応を増強させる免疫増強剤、摂取装置、及び、摂取方法を提供する。免疫反応を増強させる免疫増強剤は、藍、プロポリスアガリクス茸、及び、冬虫夏草のうち少なくともいずれか一つを含有する物質が、口腔投与される前後少なくとも30分間、上部消化管粘膜感受性を高めるように、上部消化管への刺激を抑制し、この物質が、少なくとも30秒間、口腔で溶解して投与されるように用いられることを特徴とする、物質を含有する。なし

目的

本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、免疫反応を増強させる免疫増強剤、摂取装置、及び、摂取方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

藍、プロポリスアガリクス茸、及び、冬虫夏草のうち少なくともいずれか一つを含有する物質が、口腔投与される前後少なくとも30分間、上部消化管への刺激を抑制し、前記物質が、少なくとも30秒間、前記口腔で溶解して投与されるように用いられることを特徴とする、前記物質を含有する免疫増強剤

請求項2

前記物質が、1日あたり3回から4回投与されるように用いられることを特徴とする請求項1に記載の免疫増強剤。

請求項3

1回あたり1グラム以上3グラム以下の前記物質が、投与されるように用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の免疫増強剤。

請求項4

日時を計時する計時部と、予め入力された日時を記憶する記憶部と、前記計時部により計時された日時が前記記憶部に記憶された日時になると、製剤をユーザに処方する処方部と、前記処方部が処方する製剤を摂取するよう前記ユーザに通知する通知部と、を備え、前記通知部は、前記製剤を摂取するよう通知する少なくとも30分前に、前記製剤以外の製剤を摂取しないよう通知し、前記ユーザに前記製剤を摂取するよう通知するときには、前記製剤を口腔内に少なくとも30秒間留めるように摂取すること、及び、前記製剤を摂取した後の少なくとも30分間、前記製剤以外の製剤を摂取しないことを通知する、ことを特徴とする摂取装置。

請求項5

前記製剤は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の免疫増強剤である、ことを特徴とする請求項4に記載の摂取装置。

請求項6

免疫反応を増強させる免疫増強剤を摂取する摂取方法であって、前記免疫増強剤が口腔に摂取され、上部消化管の粘膜を刺激するように、少なくとも30秒間経過させて、当該免疫増強剤が溶解される摂取工程と、前記上部消化管の粘膜の感受性を高めるように、前記摂取工程前に少なくとも30分間、当該上部消化管への刺激が抑制される前工程と、前記摂取された免疫増強剤により前記上部消化管を刺激してリンパ球活性化若しくは増大させ、前記摂取工程後に少なくとも30分間、当該免疫増強剤以外からの当該上部消化管への刺激が抑制される後工程と、を備える、ことを特徴とする摂取方法。

技術分野

0001

本発明は、免疫増強剤、摂取装置、及び、摂取方法に関する。

背景技術

0002

生物は、体外から侵入した異物危険物質から自身を守るために、免疫システムを備えていることが知られている。例えば、異物や危険物質には、細菌、ウイルス真菌のような微生物回虫などの寄生虫といったいわゆる病原体があり、さらに、癌細胞移植された臓器組織等も含まれる。

0003

生物体内で免疫反応を引き起こす物質抗原と呼ばれ、免疫反応が正常に働いていると、異物等の内部や表面に存在する抗原を見つけ出しそれらを攻撃することにより、生体防御している。特許文献1には、免疫反応を増強させるために、生物の腸管の免疫系機能を改善させる組成物が開示されている。

先行技術

0004

特開2001−314172号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、免疫系機能を改善させるために腸管を長期間刺激すると、リンパ球失調することや免疫反応が逆に低下する拒否現象が生じることがある。そこで、拒否現象等を生じさせることなくリンパ球を増大させて、免疫反応を増強させるための新たな手法が求められている。

0006

本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、免疫反応を増強させる免疫増強剤、摂取装置、及び、摂取方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る免疫増強剤は、
藍、プロポリスアガリクス茸、及び、冬虫夏草のうち少なくともいずれか一つを含有する物質が、口腔投与される前後少なくとも30分間、上部消化管への刺激を抑制し、
前記物質が、少なくとも30秒間、前記口腔で溶解して投与されるように用いられることを特徴とする、前記物質を含有する。

0008

前記物質が、1日あたり3回から4回投与されるように用いられてもよい。

0009

1回あたり1グラム以上3グラム以下の前記物質が、投与されるように用いられてもよい。

0010

上記の目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る摂取装置は、
日時を計時する計時部と、
予め入力された日時を記憶する記憶部と、
前記計時部により計時された日時が前記記憶部に記憶された日時になると、製剤をユーザに処方する処方部と、
前記処方部が処方する製剤を摂取するよう前記ユーザに通知する通知部と、を備え、
前記通知部は、前記製剤を摂取するよう通知する少なくとも30分前に、前記製剤以外の製剤を摂取しないよう通知し、前記ユーザに前記製剤を摂取するよう通知するときには、前記製剤を口腔内に少なくとも30秒間留めるように摂取すること、及び、前記製剤を摂取した後の少なくとも30分間、前記製剤以外の製剤を摂取しないことを通知する、
ことを特徴とする。

0011

前記製剤は、上記に記載の免疫増強剤でもよい。

0012

上記の目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る摂取方法は、
免疫反応を増強させる免疫増強剤を摂取する摂取方法であって、
前記免疫増強剤が口腔に摂取され、上部消化管の粘膜を刺激するように、少なくとも30秒間経過させて、当該免疫増強剤が溶解される摂取工程と、
前記上部消化管の粘膜の感受性を高めるように、前記摂取工程前に少なくとも30分間、当該上部消化管への刺激が抑制される前工程と、
前記摂取された免疫増強剤により前記上部消化管を刺激してリンパ球を活性化若しくは増大させ、前記摂取工程後に少なくとも30分間、当該免疫増強剤以外からの当該上部消化管への刺激が抑制される後工程と、を備える、
ことを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明によれば、リンパ球を活性化・増大させて、免疫反応を増強させることができる。

図面の簡単な説明

0014

摂取装置の概要構成を示すブロック図である。
摂取装置の動作を説明するためのフローチャートである。
免疫増強剤を摂取するための摂取方法を説明するためのタイムチャートである。
摂取方法を説明するための1日のタイムチャートである。
就寝途中で覚醒した場合における免疫増強剤の摂取方法を説明するためのタイムチャートである。

0015

(免疫増強剤)
以下では、本発明の免疫増強剤の実施形態の一つについて説明するが、当該実施形態は本発明の原理の理解を容易にするためのものであり、本発明の範囲は、下記の実施形態に限られるものではなく、当業者が以下の実施形態の構成を適宜置換した他の実施形態も、本発明の範囲に含まれる。

0016

免疫増強剤は、上部消化管を刺激して、上部消化管の粘膜に常在するガンマデルタTリンパ球(γδTリンパ球)の活性化と産有を促すものである。

0017

ここで、上部消化管とは、口腔・食道からを経て、十二指腸までの範囲をいう。上部消化管では、食物が吸収されやすくなるように、当該食物が潰されて消化される。

0018

免疫増強剤は、当該免疫増強剤が摂取される前、及び、摂取された後に所定の時間間隔があって摂取される任意のものである。ここで、所定の時間間隔とは、少なくとも30分間、より好ましくは1時間以上である。

0019

免疫増強剤が摂取される摂取時の前後に設けられる所定の時間間隔は、当該免疫増強剤以外の飲食物薬剤、もしくは、タバコ等が摂取されない、また、歯磨き粉等を用いた歯磨きが行われない時間である。例えば、摂取前に1時間の時間間隔を設けて、摂取後に30分の時間間隔を設けることもできる。飲食物等が摂取されない時間間隔を設けることにより、上部消化管の粘膜の感受性を高めることができる。

0020

また、免疫増強剤は、口腔摂取され、口腔内において唾液を通じて徐々に溶解されるものである。口腔内において免疫増強剤が溶解される時間は、30秒〜5分であり、より好ましくは1分〜2分である。口腔摂取時及び溶解中においては、水等の摂取を控えて、唾液のみで免疫増強剤が溶解されることが好ましい。そして、口腔内から胃腸に徐々に送り込まれるように、溶解された免疫増強剤が嚥下されることが好ましい。

0021

免疫増強剤が摂取される前にあっては、水もしくは白湯であれば摂取することができる。例えば、免疫増強剤を摂取する10分前、30分前、60分前に、水もしくは白湯を摂取することができる。また、免疫増強剤が摂取された後では、水もしくは白湯であっても、免疫増強剤の摂取時から30分以上経過してから摂取することが好ましい。摂取する水等は、例えば、重金属イオンダイオキシン等の不純物が可能な限り除去されたものが好ましい。

0022

免疫増強剤は、例えば、藍、プロポリス、アガリクス茸、及び/又は、冬虫夏草等を含む。また、免疫増強剤は、パフィアマカ、しその実油等を含むこともできる。

0023

また、免疫増強剤は、例えば、トレハロースマルチトールパラチノースキシリトールソルビトールキトサン胚芽大豆ハトムギゴマ小麦、柚、緑茶、並びに、鉄、銅、亜鉛マンガン及びカルシウム等のミネラル類等、の任意の成分を含むこともできる。

0024

また、免疫増強剤は、液体固形物スラリー状物粉末物などの形態が考えられ、食べやすいように種々の既知食材と混ぜ合わせることもできる。

0025

藍は、染料に利用される蓼科の一年草である。藍は、好ましくは、阿波産であり、約100日間発酵されたいわゆる「すくも藍」である。

0026

プロポリスは、ミツバチ野外から採取した植物の樹脂等が練り合わされた混合物である。

0027

アガリクス茸は、ハラタケハラタケ属キノコヒメマツタケである。アガリクス茸は、蛋白質ビタミン、及び、ミネラルを含むこともできる。

0028

草は、高所草原地帯に生息する昆虫寄生菌である。冬中夏草は、天然栽培人工栽培のどちらでもよく、また、擬黒多刺蟻の成分を加えた培地で、人工栽培した冬中夏草の乾燥粉末から熱水抽出した分画原料とすることもできる。

0029

藍、プロポリス、アガリクス茸、及び、冬虫夏草の含量、濃度及び配合割合は、任意である。

0030

以上に示すような免疫増強剤は、上部消化管を刺激することにより、リンパ球を活性化・増大させて、免疫反応を増強させることができる。また、免疫増強剤は、この免疫増強剤を摂取した摂取者の自前自己)のリンパ球の産生を促すことができる。また、免疫増強剤は、細胞働きかけ、その細胞からリンパ球を誘発させるリンパ球誘発物質インデューサー)として機能する。

0031

(摂取装置)
次に、免疫増強剤を摂取するための摂取装置100の概要構成について図1を用いて説明する。摂取装置100は、計時部110と、記憶部120と、通知部130と、処方部140と、受付部150と、を備える。以下に摂取装置100の各構成要素について説明する。なお、各部の機能は互いに関連し合っているが、用途に応じて各部の採否を適宜変更することができる。

0032

計時部110は、RTC(Real Time Clock)を備え、現在の日時(年月日時分秒及び曜日を含む)を計時(カウント)する。計時部110は、現在の日時を計時することにより、カレンダー時計として機能する。計時部110は、計時した現在の日時が、記憶部120に記憶される日時になったか否かを判定し、判定した結果、現在の日時が記憶される日時になった場合、その旨を通知部130及び処方部140に渡す。

0033

なお、計時部110は、インターネット等のコンピュータ通信網に接続することにより、標準時刻を取得し、当該標準時刻を現在の時刻とすることもでき、また、タイムゾーン(地域別標準時間帯)を取得することもできる。

0034

CPU(Central Processing Unit)(図示せず)及びROM(Read Only Memory)(図示せず)等を協働して動作させることにより、計時部110として機能させることもできる。

0035

記憶部120は、メモリ等を備え、受付部150が受け付けた日時、あらかじめ定められた日時、免疫増強剤を摂取するために必要な準備時間及び経過時間、並びに、通知部130がユーザ(摂取者)に通知する通知情報等、を記憶する。ここで、準備時間とは、ユーザが免疫増強剤を摂取する前に、所定の時間間隔だけ飲食物等の摂取を行わない時間である。経過時間は、ユーザが免疫増強剤を摂取した後に、所定の時間間隔だけ飲食物等の摂取を行わない時間である。準備時間及び経過時間は、後述する未摂取期間と同様である。

0036

CPU、ROM、及び、RAM(Random Access Memory)(図示せず)等を協働して動作させることにより、記憶部120として機能させることもできる。

0037

通知部130は、一般的な表示装置、及び/又は、一般的な音声装置を備え、表示・音声によって、免疫増強剤を摂取する時間である旨、準備時間及び経過時間を過ぎたことを示す旨、後述する免疫増強剤の摂取方法等、をユーザに通知する。通知部130は、計時部110から所定の日時になった旨の情報を受けると、表示・音声によってその旨をユーザに通知する。

0038

ディスプレイ、及び、スピーカ等を協働して動作させることにより、通知部130として機能させることもできる。

0039

処方部140は、免疫増強剤を蓄えるための貯蔵装置を備え、所定の日時になると、免疫増強剤をユーザに提供する。処方部140は、計時部110から所定の日時になった旨の情報を受けると、貯蔵装置が備える開閉部を開口して、ユーザが免疫増強剤を摂取できるようする。

0040

受付部150は、ユーザからの入力を受け付けるキーボード十字キーを備え、ユーザが入力した日時、現在の日時、準備時間及び経過時間の設定時間等、を受け付ける。受付部150は、受け付けられた入力情報を、記憶部120に記憶させる。

0041

次に、摂取装置100の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。摂取装置100は、現在の日時が設定されて、免疫増強剤が処方部140に蓄えられているものとする。また、準備時間及び経過時間はすでに設定されているものとする。なお、これらが設定されていない場合には、ユーザが適宜設定することができる。

0042

まず、ユーザは、免疫増強剤を摂取したい日時を設定する(ステップS101)。ユーザは、受付部150を通じて、例えば午後3時、と摂取時を設定する。設定された摂取時は記憶部120に記憶される。また、ユーザは、例えば、午前7時、午後3時、及び、午後8時等の複数の摂取時を設定することもできる。

0043

計時部110は、現在の日時を計時する(ステップS102)。

0044

次に、計時部110は、記憶部120に記憶される摂取時と準備時間とから、現在の日時が準備時間になったか否かを判定する(ステップS103)。例えば、摂取時が午後3時、準備時間が1時間と設定されている場合、計時部110は、現在の日時が、午後3時の1時間前である午後2時であるか否かを判定する。

0045

現在の日時が準備時間でない場合(ステップS103;No)、計時部110は、現在の日時を計時し続ける(ステップS102)。

0046

一方、現在の日時が準備時間になった場合(ステップS103;Yes)、計時部110は、準備時間になった旨を通知部130に渡す。通知部130は、準備時間になると、例えば「これから1時間はご飲食をお控え下さい。」と表示・音声を出力し、現在の日時が準備時間である旨をユーザに通知する(ステップS104)。

0047

なお、通知部130は、一定間隔(例えば、10分)ごとに、現在が準備時間中である旨をユーザに通知することもできる。また、通知部130は、摂取時までの残り時間を通知することもできる。

0048

計時部110は、現在の日時を計時し続ける(ステップS105)。

0049

次に、計時部110は、現在の日時が摂取時になったか否かを判定する(ステップS106)。

0050

現在の日時が摂取時でない場合(ステップS106;No)、計時部110は、現在の日時を計時し続ける(ステップS105)。

0051

現在の日時が摂取時になった場合(ステップS106;Yes)、計時部110は、摂取時になった旨を通知部130に渡す。通知部130は、摂取時になると、この場合、現在の日時が午後3時になると、例えば「摂取時間になりました。」、「免疫増強剤を口腔内で30秒以上留めて摂取してください。」と表示・音声を出して、現在の日時が摂取時である旨をユーザに通知する(ステップS107)。

0052

なお、通知部130は、後述する免疫増強剤の摂取方法を、摂取時にユーザに通知することもできる。また、通知部130は、摂取時において、摂取後から経過時間が経過するまでは飲食を控える旨を通知することもできる。

0053

計時部110は、現在の日時を計時し続ける(ステップS108)。

0054

次に、計時部110は、現在の日時が経過時間を過ぎたか否かを判定する(ステップS109)。例えば、摂取時が午後3時、経過時間が1時間と設定されている場合、計時部110は、現在の日時が、午後3時の1時間後である午後4時であるか否かを判定する。

0055

現在の日時が経過時間を過ぎていない場合(ステップS109;No)、計時部110は、現在の日時を計時し続ける(ステップS108)。

0056

一方、現在の日時が経過時間を過ぎた場合(ステップS109;Yes)、計時部110は、経過時間を過ぎた旨を通知部130に渡す。通知部130は、経過時間を過ぎると、例えば「ご飲食することができます。」と表示・音声を出力し、現在の日時が経過時間を過ぎた旨をユーザに通知して(ステップS110)、摂取装置100の動作が終了する。

0057

なお、通知部130は、一定間隔(例えば、10分)ごとに、経過時間中である旨をユーザに通知することもできる。また、通知部130は、経過時間が過ぎるまでの残り時間を通知することもできる。

0058

摂取装置100は、上記の処理を一日に複数回処理することもできる。例えば、起床直後の午前7時、午後3時、及び、就寝直前の午後10時が摂取時であり、準備時間及び経過時間が1時間である場合、現在の日時が摂取時である午前7時、午後3時、及び、午後10時になると、免疫増強剤を摂取するよう通知される。また、準備時間である午前6時、午後2時、及び、午後9時になると、免疫増強剤以外の薬剤の摂取を控えるよう通知される。さらに、経過時間である午前8時、午後4時、午後11時になると、免疫増強剤以外の薬剤を摂取できるようになった旨が通知される。
なお、摂取装置100は、ユーザが就寝中(例えば、午後10時後から午前7時前の間)の場合、準備時間である旨、及び、経過時間である旨の通知を行わないこともできる。これにより、ユーザの睡眠を妨げることなく免疫増強剤の摂取時を通知することができる。

0059

以上の処理により、免疫増強剤を摂取する前後の時間において、所定の時間が設けられるため、上部消化管の粘膜の感受性を高めることができる。また、免疫増強剤の摂取方法がユーザに通知されるため、摂取される免疫増強剤が上部消化管の粘膜を刺激することにより、リンパ球を活性化・増大させて、免疫反応を増強させることができる。

0060

(摂取方法)
次に、免疫増強剤を摂取するための一回の摂取方法について図3を用いて説明する。

0061

本摂取方法の対象としては、ヒトを例示することができるが、ヒトに限定されず、マウスラットモルモットハムスターウサギネコイヌヒツジブタヤギウシ及びサル等の任意の哺乳動物である。

0062

まず、免疫増強剤を摂取する前後の時間において、未摂取期間を設ける。ここで、未摂取期間とは、免疫増強剤以外の飲食物、薬剤、もしくは、タバコ等を摂取していない期間、また、歯磨き粉等を用いた歯磨きを行っていない期間をいい、すなわち、上部消化管への刺激を抑制し、上部消化管の粘膜の感受性を高める期間である。未摂取期間は、少なくとも30分間であり、より好ましくは1時間以上である。

0063

免疫増強剤を摂取する前に、未摂取期間を設けた上で一回の摂取を行う。一回の摂取において、免疫増強剤1g〜3gを口腔摂取する。免疫増強剤を口腔摂取した後は、口腔内において唾液を通じて免疫増強剤を徐々に溶解させる。口腔内において免疫増強剤を溶解させるための時間は、30秒〜5分であり、より好ましくは1分〜2分である。口腔摂取時及び溶解中においては、水等の摂取を控えて、唾液のみで免疫増強剤を溶解させる。口腔内から胃腸に徐々に送り込むように、溶解した免疫増強剤を嚥下することが好ましい。

0064

摂取前と同様に、免疫増強剤を摂取した後に未摂取期間を設ける。未摂取期間を設けるために、摂取後に就寝することもできる。未摂取期間が経過した後は、免疫増強剤以外の飲食物等を摂取することができる。

0065

なお、未摂取期間において、水もしくは白湯等を摂取することができる。例えば、免疫増強剤を摂取する10分前、30分前、60分前に、また、免疫増強剤を摂取した30分後に、水もしくは白湯を摂取することができる。摂取する水等は、例えば、重金属イオン、ダイオキシン等の不純物が可能な限り除去されたものが好ましい。

0066

また、免疫増強剤の濃度を低下させることにより、3gより多くの免疫増強剤を摂取することもできる。また、患者患畜の体重により、免疫増強剤の摂取量を任意に調整することもできる。

0067

以上説明したように、未摂取期間を設けた上で、免疫増強剤を徐々に口腔内で溶解させることにより、免疫増強剤が上部消化管を刺激する。上部消化管が刺激されることより、リンパ球が増大して免疫反応を増強させることができる。

0068

次に、一日における免疫増強剤を摂取する方法について説明する。図4は、一日の摂取スケジュールである。同図に示すように、上述した一回の摂取方法を、一日に三回行う。

0069

まず、第一回目の摂取(摂取1)について説明する。第一回目の摂取は、起床直後に行う。起床直後では粘膜が敏感な状態であるため、効果的に上部消化管を刺激することができる。ここで、起床直後とは、起床した後のことをいい、起床してから例えば10分以内等に限定されるものではない。通常、第1回目の摂取前は就寝中であるため、起床直後に摂取を行うことにより、摂取前の未摂取期間の1時間が確保される。上述する一回の摂取方法と同様に、免疫増強剤を口腔摂取した後は、未摂取期間が経過した後に、朝食の摂取を行うことができる。また、未摂取期間を設けるために、第一回目の摂取後に仮眠を行うこともできる。

0070

なお、就寝中においては、就寝用の電気器具(例えば、電気毛布電気カーペット等)を使用しないことが好ましい。

0071

次に、第二回目の摂取(摂取2)は、昼食の摂取後に未摂取期間を設けた後に行う。第一回目の摂取と同様に、未摂取期間を設けることにより、上部消化管粘膜の感受性を高めることができる。免疫増強剤を摂取する方法は、上述する一回の摂取方法と同様である。免疫増強剤を口腔摂取した後は、未摂取期間をさらに設ける。第二回目の摂取後の未摂取期間が経過した後であれば、夕食の摂取を行うことができる。

0072

次に、第三回目の摂取(摂取3)は、夕食の摂取後に未摂取期間を設け、就寝直前に行う。未摂取期間が経過した後に、上述する一回の摂取方法と同様に、第三回目の摂取を行う。第三回目の摂取後は、未摂取期間を設けるために、就寝することが好ましい。一日のうち、摂取3のみを行うことによっても、効果的に上部消化管を刺激することができ、癌を含む病気を予防することができる。

0073

なお、第三回目の摂取後の就寝に備えて、夕食後から第三回目の摂取前に、歯磨きを行うこともできる。

0074

また、一日における摂取回数は、1回〜5回とすることもでき、より好ましくは3回〜4回である。また、一日における摂取が1回しか取れない場合であっても、免疫増強剤を就寝直前に摂取することにより、免疫反応を効率的に増強させることができる。

0075

朝食、昼食、及び、夕食の時間はあくまで例示であり、未摂取期間以外であれば、任意の時間に飲食物を摂取することができる。

0076

図5は、就寝途中で覚醒した場合における免疫増強剤の摂取方法を説明するためのタイムチャートである。同図に示すように、就寝(睡眠)途中に覚醒した場合、起床直後と同様に、免疫増強剤を摂取する前の未摂取期間が30分以上確保されていると考えられる。また、就寝途中であるため、再び睡眠に入ることにより、免疫増強剤を摂取した後の未摂取期間が30分以上確保されると考えられる。睡眠によって未摂取期間を自然と確保できるため、就寝途中で覚醒した直後に第四回目の摂取(摂取4)を行うこともできる。就寝途中での覚醒後は、起床直後と同様に、粘膜が敏感な状態であるため、免疫増強剤を摂取することにより、効果的に上部消化管を刺激することができる。

0077

以上のように、本発明では、免疫増強剤を摂取する前後において、免疫増強剤以外の薬剤の摂取を控えることにより、上部消化管の粘膜の感受性を高めることができる。そして、上部消化管の粘膜の感受性を高めた状態で、免疫増強剤を口腔内で徐々に溶解させて摂取することにより、上部消化管の粘膜を効果的に刺激し、リンパ球を活性化・増大させて、免疫反応を増強させることができる。また、免疫反応を増強させることにより、癌を含む病気を予防することもできる。

0078

以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。

0079

(実施例1)
実施形態に係る摂取方法により、藍、プロポリス、アガリクス茸、及び、冬虫夏草を含む免疫増強剤「藍プロポリスA・EX」(有限会社ホロライフサイエンス社製造、株式会社日本免疫システム社発売)を、パグに摂取させた。このパグ犬は、大きさ8cm×6cm×4mmのメラノーマ顔面発症した10の犬である。パグ犬に免疫増強剤を摂取させるために、水溶液化させ、体重に合わせて摂取量を調整した。1回の摂取に5滴、1日に4回摂取させた。摂取の際、パグ犬の口を押さえつけることにより、免疫増強剤を口腔内に30秒以上留めた。

0080

免疫増強剤を2ヶ月間、パグ犬に摂取させたところ、大きさ8cm×6cm×4mmのメラノーマは、4.5cm×3.0cm×3mmへと縮小した。また、メラノーマの転移は確認されなかった。

0081

以上の結果から、藍、プロポリス、アガリクス茸、及び、冬虫夏草を含む免疫増強剤を、口腔内に30秒以上留めて摂取することにより、免疫力が増強し、腫瘍を縮小させることがわかった。

0082

(実施例2)
次に、実施例1と同様に、実施形態に係る摂取方法により、藍、プロポリス、アガリクス茸、及び、冬虫夏草を含む免疫増強剤「藍プロポリスA・EX」(有限会社ホロライフサイエンス社製造、株式会社日本免疫システム社発売)を、雑種に摂取させた。この雑種猫は、ネコ免疫不全ウイルスFIV(Feline Immunodeficiency Virus)抗原が陽性を示し、口内炎の症状を有する13歳の猫である。水溶液化した免疫増強剤を、1回の摂取に2滴、1日に4回、3ヶ月間摂取させた。摂取の際、雑種猫の口を押さえつけることにより、免疫増強剤を口腔内に30秒以上留めた。

0083

下記の表1は、摂取前と摂取後の臨床検査データを比較した表である。同表に示すように、体重は0.25kg増加し、白血球数は1400/μl増加した。このことから、雑種猫の体調改善が見られた。また、猫におけるクレアチニン正常値は、0.8〜1.8mg/dlであるため、摂取後ではクレアチニンの値(1.9mg/dl)は、ほぼ正常値に戻っていた。また、摂取前には、雑種猫は口内炎を発症していたが、3ヶ月後には口内炎の発症が全く見られなかった。また、FIVの発症もなく、貧血などの症状も見られなかった。

実施例

0084

以上の結果から、藍、プロポリス、アガリクス茸、及び、冬虫夏草を含む免疫増強剤を、口腔内に30秒以上留めて摂取することにより、免疫力が増強し、FIV、口内炎などの発症を抑え、体調を改善させることがわかった。

0085

以上説明したように、本発明に係る免疫増強剤、摂取装置、及び、摂取方法は、上部消化管の粘膜を刺激することにより、リンパ球を活性化・増大させて、免疫反応を増強させることができるため有用である。

0086

100 摂取装置
110 計時部
120 記憶部
130通知部
140 処方部
150 受付部

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