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技術 フィルタ設備及びフィルタ設備の作動方法

出願人 デュールシステムズアーゲー
発明者 セバスチャンホラーコルトキルシュケディトマールビーラントアンドレアスユルマー
出願日 2012年5月3日 (8年7ヶ月経過) 出願番号 2013-535466
公開日 2013年12月19日 (7年0ヶ月経過) 公開番号 2013-544640
状態 特許登録済
技術分野 噴霧設備又は装置の細部及びその付属品
主要キーワード 中間貯蔵装置 追加エネルギ 高温バーナー 圧縮空気装置 流れ障害物 防御層 陰イオン量 フィルタ設備
関連する未来課題
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この項目の情報は公開日時点(2013年12月19日)のものです。
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図面 (14)

課題・解決手段

本発明の目的は、吹き過ぎ塗料混入した未処理気体流れ浄化するためのフィルタ装置具備し、フィルタ補助材を節約する効果的なフィルタ動作が実施可能であるフィルタ設備をもたらすことであり、本フィルタ装置は、吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れからの吹き過ぎ塗料が未処理気体流れへ供給されたフィルタ補助材と共に堆積するフィルタ要素と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質受け入れるための受入容器と、受入容器から吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部を除去するための除去装置とを具備する。このために、フィルタ設備は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を回復するための回復装置を具備する。

概要

背景

本質的に、この種のフィルタ設備においては、フィルタ装置の所定の作動期間後に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質受入容器から除去されて処分され、吹き過ぎ塗料が混入していない新しいフィルタ補助材がフィルタ設備のさらなる作動のためにこのフィルタ装置へ供給されるようにされるかもしれない。

概要

本発明の目的は、吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れ浄化するためのフィルタ装置を具備し、フィルタ補助材を節約する効果的なフィルタ動作が実施可能であるフィルタ設備をもたらすことであり、本フィルタ装置は、吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れからの吹き過ぎ塗料が未処理気体流れへ供給されたフィルタ補助材と共に堆積するフィルタ要素と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を受け入れるための受入容器と、受入容器から吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部を除去するための除去装置とを具備する。このために、フィルタ設備は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を回復するための回復装置を具備する。

目的

本発明は、フィルタ補助材を節約する効果的な作動が実施されるようになっている冒頭に言及した種類のフィルタ設備を提供する

効果

実績

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牽制数
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請求項1

吹き過ぎ塗料混入する未処理気体流れ浄化するためのフィルタ装置(114)を具備するフィルタ設備であって、前記フィルタ装置(114)が、フィルタ要素(120)であって、吹き過ぎ塗料が混入する前記未処理気体流れからの吹き過ぎ塗料が、前記未処理気体流れに供給されたフィルタ補助材と共に堆積するようになっているフィルタ要素と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質受け入れるための受入容器(124)と、前記受入容器(124)から吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の少なくとも一部を除去するための除去装置(128)とを具備するフィルタ設備において、前記フィルタ設備(112)が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質を処理するための処理装置(134)を具備し、前記処理装置(134)は、熱処理装置(140)を具備し、前記熱処理装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記物質を処理するために、熱的に処理可能とされることを特徴とするフィルタ設備。

請求項2

前記受入容器(124)内で処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の一部と、前記受入容器(124)から除去されて前記受入容器(124)の外側で処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の一部との少なくとも一方が、前記未処理気体流れへフィルタ補助材として再び導入可能とされることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ設備。

請求項3

前記処理装置(134)によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は前記フィルタ装置(114)の外側で処理可能とされ、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の少なくとも一部は、前記受入容器(124)から除去可能とされ、前記受入容器(124)の外側で処理可能とされることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のフィルタ設備。

請求項4

前記処理装置(134)は、機械式処理装置(160)及び気体式処理装置(170)の少なくとも一方を具備し、前記機械式処理装置及び前記気体式処理装置の少なくとも一方によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記物質を処理するために、機械的に処理可能とされるか、空気に載せられることを可能とするか、又は、機械的に処理可能とされて空気に載せられることを可能とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルタ設備。

請求項5

前記フィルタ設備(112)が、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方を受け入れて貯蔵するための貯蔵装置(180)を具備することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルタ設備。

請求項6

前記貯蔵装置は(180)は、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の中間貯蔵のための中間貯蔵装置(184)であり、前記処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、前記処理装置(134)から前記中間貯蔵装置(184)へ供給可能とされ、前記処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、前記フィルタ装置(114)のために、前記中間貯蔵装置(184)によって提供可能とされることを特徴とする請求項5に記載のフィルタ設備。

請求項7

前記貯蔵装置は(180)は、前記受入容器(124)から除去されて前記処理装置(134)へ供給される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の中間貯蔵のための中間貯蔵装置(184)であり、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記受入容器(124)から前記中間貯蔵装置(184)へ供給可能とされ、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記処理装置(134)のために、前記中間貯蔵装置(184)によって提供可能とされることを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載のフィルタ設備。

請求項8

前記フィルタ設備(112)は、制御装置(175)及び調整装置(177)の少なくとも一方を具備し、前記制御装置及び前記調整装置の少なくとも一方によって、前記未処理気体流れを浄化するために前記フィルタ装置(114)へ提供されるフィルタ補助材が、未混入の新しいフィルタ補助材であるか、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質であるかを決定可能とされることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のフィルタ設備。

請求項9

前記フィルタ設備(112)は、混合装置(186)を具備し、前記混合装置によって、未混入の新しいフィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とが組み合わされて混合可能とされることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のフィルタ設備。

請求項10

フィルタ設備(112)、特に、請求項1から9のいずれか一項に記載のフィルタ設備(112)の作動方法であって、フィルタ設備(112)のフィルタ装置(114)へ吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れを供給することと、前記未処理気体流れへフィルタ補助材を導入することと、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を分離して、前記物質を受入容器(124)内に受け入れることとを有するフィルタ設備の作動方法において、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の少なくとも一部は、処理装置(134)によって処理され、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記物質を処理するために、熱的に処理されることを特徴とするフィルタ設備の作動方法。

請求項11

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の一部は、受入容器(124)内で処理され、又は、前記受入容器(124)から除去されて前記受入容器(124)の外側で処理され、又は、受入容器(124)内で処理されると共に前記受入容器(124)から除去されて前記受入容器(124)の外側で処理され、前記未処理気体流れへフィルタ補助材として再び導入されることを特徴とする請求項10に記載の作動方法。

請求項12

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質の少なくとも一部は、前記受入容器(124)から除去され、前記受入容器(124)の外側で処理されることを特徴とする請求項10又は11のいずれかに記載の作動方法。

請求項13

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記物質を処理するために、乾燥させられて熱せられて燃焼されることと、冷却されることと、熱分解処理を受けることの少なくとも一つが行われることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の作動方法。

請求項14

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質は、前記物質を処理するために、圧縮空気に載せられることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載の作動方法。

請求項15

少なくとも一つの処理補助物質が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質へ前記物質を処理するために供給されることを特徴とする請求項10から14のいずれか一項に記載の作動方法。

請求項16

少なくとも二つの方法段階が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる前記物質を処理するために実施されることを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載の作動方法。

技術分野

0001

本発明は、吹き過ぎ塗料混入した未処理気体流れ浄化するためのフィルタ装置具備するフィルタ設備に関し、フィルタ装置はフィルタ要素を具備し、フィルタ要素上には、未処理気体流れへ供給されたフィルタ補助材と共に、吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れからの吹き過ぎ塗料が、堆積するようになっている。さらに、フィルタ装置は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質受け入れるための受入容器と、受入容器から吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部を除去するための除去装置とを具備している。

背景技術

0002

本質的に、この種のフィルタ設備においては、フィルタ装置の所定の作動期間後に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は受入容器から除去されて処分され、吹き過ぎ塗料が混入していない新しいフィルタ補助材がフィルタ設備のさらなる作動のためにこのフィルタ装置へ供給されるようにされるかもしれない。

0003

本発明は、フィルタ補助材を節約する効果的な作動が実施されるようになっている冒頭に言及した種類のフィルタ設備を提供する目的に基づくものである。

0004

この目的は、フィルタ設備が吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するための処理装置を具備している本発明により達成される。

0005

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、例えば、吹き過ぎ塗料粒子及びフィルタ補助材粒子の混合物であることができる。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、吹き過ぎ塗料粒子、特に塗料小滴と、フィルタ補助材、特に岩粉粒子との集団及び/又は塊により形成される。

0006

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、例えば、実質的に、排他的に、吹き過ぎ塗料粒子及びフィルタ補助材粒子の集団及び/又は塊からなるかもしれない。

0007

さらに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、処理されたフィルタ補助材、特に処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質によって形成されるかもしれない。

0008

さらに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、吹き過ぎ塗料が混入していない新しい(未使用の)フィルタ補助材、あるいは、吹き過ぎ塗料粒子及びフィルタ補助材粒子の集団及び/又は塊、あるいは、処理されたフィルタ補助材の少なくとも一つを含む混合物であるかもしれない。

0009

本発明によるフィルタ設備が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するための処理装置を具備するために、フィルタ装置において、好ましくは、フィルタ補助材のただ一度の使用後の吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の全処分はしなくて済む。むしろ、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、好ましくは、処理されたフィルタ補助材として、フィルタ装置へ再び供給されることができる。その結果として、フィルタ補助材を節約する効果的な方法でフィルタ設備を作動させることが可能となる。

0010

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、特にフィルタ要素の浄化処理の後に、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方のために、好ましくはフィルタ要素の下側に配置された受入容器(フィルタ補助材受入容器とも呼ばれる)内に溜まる。

0011

フィルタ設備は、好ましくは、一つ以上のフィルタ装置と一つ以上の処理装置との少なくとも一方を具備する。

0012

フィルタ装置は、好ましくは、一つ以上のフィルタ要素と、一つ以上の受入容器と、一つ状の除去装置との少なくとも一つを具備する。

0013

吹き過ぎ塗料の液体部分を吸収することができる任意の媒体が、特に、フィルタ補助材として使用されることができる。

0014

特に、石灰、岩粉特に石灰岩粉、ケイ酸アルミニウム酸化アルミニウム酸化ケイ素、又は、粉末塗料などは、例えば、フィルタ補助材として、考えられることができる。

0015

選択的に、又は、これに加えて、例えば、天然ゼオライト及び合成ゼオライトの少なくとも一方、又は、ポリマガラス又はケイ酸アルミニウム、及び、天然又は合成繊維の少なくとも一つにより形成された他の中空な例えば球体のような空洞構造及び外部寸法に比較して大きな内部表面を有する粒子もまた、吹き過ぎ塗料を吸収し又は固めるか、又は、吸収して固めるためのフィルタ補助材として使用されることができる。

0016

ゼオライトとして、特にアルミノケイ酸塩選定され、これは、一般的な全体化学式
Mn+x/n[(AlO2)x-(SiO2)y]・zH2O(Mn+:金属陽イオン;x/n:陽イオン量及びアルミン酸陰イオン量に起因する化学量論的係数(=係数))を有している。例えば、カルシウムゼオライト、マグネシウムゼオライト、カルシウム・マグネシウムゼオライト、ナトリウムゼオライト、及び、カリウムゼオライトの少なくとも一つが使用可能である。好ましくは、これらのゼオライトの種類の二つ以上の混合物が使用される。

0017

選択的に、又は、これに加えて、例えば、アミンエポキシドカルボキシル基水酸基、又は、イソシアン酸塩群と化学的に反応する粒子、オクチルシラン固体又は液体モノマオリゴマ又はポリマ、シランシラノール又はシロキサンと化学的に反応する後処理された酸化アルミニウムから形成された粒子のような吹き過ぎ塗料と化学的に反応する粒子もまた、吹き過ぎ塗料を吸収し又は固めるか、又は、吸収して固めるためのフィルタ補助材として使用されても良い。

0018

フィルタ補助材は、好ましくは、特に、約10μmから約100μmの範囲の平均直径を有する多数のフィルタ補助材粒子からなっている。

0019

フィルタ補助材は、特に、プレコート材とも呼ばれる流動可能な粒子材である。

0020

フィルタ補助材は、特に、吹き過ぎ塗料粒子の粘着に起因するフィルタ要素表面の目詰まりを防止するために、防御層として、フィルタ要素の表面に堆積されるように使用される。定期的にフィルタ要素を浄化することによって、フィルタ補助材及び吹き過ぎ塗料からなる物質はフィルタ要素から受入容器内へ達する。

0021

本発明の一形態において、処理装置が熱処理装置を具備し、この熱処理装置によって吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質がこの物質を処理するために熱的に処理可能とされるようにされる。

0022

熱処理装置は、特に、加熱装置であっても良く、この加熱装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は加熱されることができる。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の液体部分は加熱装置によって蒸発させられるようになっている。

0023

熱処理装置は、さらに、燃焼装置として形成されても良い。燃焼装置によって、例えば溶剤のような特に容易に揮発する吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の特に有機成分は、燃焼させられることができ、それにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質から除去されることができる。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の酸化燃焼が行われることができる。

0024

さらに、もし、熱処理装置が熱分解装置を具備し、この熱分解装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が熱分解されるようになっているならば、有利であるかもしれない。

0025

もし、処理装置が、好ましくは異なる機能を有する複数の熱処理装置を具備するならば、都合が良いかもしれない。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の液体成分が加熱装置として形成された熱処理装置によって蒸発させられるようにされても良い。次に、例えば、燃焼装置及び後燃焼装置のすくなくとも一方として形成された熱処理装置によって、液体部分の可燃性成分の燃焼が行われることができる。こうして、特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質から放出される溶剤は、燃焼されることができ、それにより、無害とされることができる。

0026

もし、熱処理装置が冷却装置として形成されるならば、有利であるかもしれない。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、この種の冷却装置によって、ガラス転移温度より低く冷却されることができ、それにより、吹き過ぎ塗料は、好ましくは、もろくなる。

0027

さらに、熱処理装置は乾燥装置として形成されても良く、この乾燥装置によって、例えば、飽和しておらず水分を吸収可能な乾燥空気が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へこの物質を乾燥させるために供給されることができる。好ましくは、この空気は、例えば、少なくとも約40℃、特に少なくとも約60°の温度を有する高温空気である。

0028

特に、このために、塗装された被加工物を乾燥させるための被加工物乾燥装置から到来する空気が使用可能である。

0029

特に、回転炉(rotary furnace)、回転式乾燥機(tumble dryer)、螺旋乾燥機(screw dryer)、流動層乾燥機(fluidised bed dryer)、及び、流動乾燥機(flow dryer)の少なくとも一つが、燃焼装置、後燃焼装置、及び、加熱装置の少なくとも一つとして使用されて良い。

0030

燃焼装置、後燃焼装置、及び、加熱装置の少なくとも一つへの吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の供給は、例えば、ねじ式移送装置及び振動通路の少なくとも一方によって行われても良い。

0031

例えば、流動層乾燥機及び流動乾燥機が使用されるときには、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の供給は、気体移送によって、例えば、希薄相移送、濃厚相移送、及び、プラグ( plug; Pfropfen )移送のすくなくとも一つによって、行われることができる。

0032

燃焼装置、後燃焼装置、及び、加熱装置の少なくとも一つは、好ましくは、電気及び気体の少なくとも一方によって作動させられる。

0033

本発明の一形態において、処理装置が一つ以上の機械式処理装置を具備し、この機械式処理装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質がこの物質を処理するために機械的に処理可能であるようにされ、特に、これにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊が破壊されるようにされる。

0034

特に、機械式処理装置がすりつぶし装置のように形成され、このすりつぶし装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質がすりつぶされることができるように、されても良い。

0035

さらに、機械式処理装置は、好ましくは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊を粉砕するための粉砕装置である。

0036

もし、処理装置が気体式処理装置を具備し、この気体式処理装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質がこの物質を処理するために空気に載せられることができるならば、有利であるかもしれない。

0037

気体式処理装置は圧縮空気装置であっても良く、この圧縮空気装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、この物質を処理するために圧縮空気に載せられることができる。

0038

さらに、気体式処理装置は、旋回流装置であっても良く、この旋回流装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、旋回させられることができる。特に、そらせ板と共に、この種の旋回流装置によって、旋回する吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊は、互いに及びそらせ板に衝突し、こうして、粉砕されることが実現可能である。

0039

さらに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、好ましくは、気体式処理装置によって乾燥させられることができる。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が旋回させられることにおいて、乾燥が行われ、又は、加速されるか、又は、乾燥が行われて加速される。

0040

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の機械的処理及び化学的処理の少なくとも一方は、好ましくは、処理装置によって実施されるようになっている。

0041

フィルタ設備は、好ましくは、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方を受け入れて貯蔵するための貯蔵装置を具備している。

0042

貯蔵装置は、例えば、サイロとして、特に、倉庫サイロ、貯蔵サイロ、及び、混合サイロの少なくとも一つとして形成されても良い。

0043

フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方の受け入れ及び貯蔵は、貯蔵装置によって、特に受入容器の外側において行われることができる。

0044

本発明の一態様において、貯蔵装置は、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の中間貯蔵のための中間貯蔵装置であるようにされる。処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、好ましくは、中間貯蔵装置へ処理装置から供給可能とされる。さらに、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が中間貯蔵装置によって少なくとも一つのフィルタ装置のために提供可能であるようにされても良い。こうして、中間貯蔵装置の利点は、個々の受入容器が不規則に空になる弊害を低減することができ、それにより、例えば回転炉へのフィルタ補助材の連続供給が可能となることである。

0045

もし、貯蔵装置が、受入容器から除去されて処理装置へ供給される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の中間貯蔵のための中間貯蔵装置であるならば、有利であるかもしれない。ここでは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が受入容器から中間貯蔵装置へ供給可能とされるようにされても良い。さらに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が中間貯蔵装置によって処理装置のために提供されるようになることがされても良い。

0046

処理装置へ供給される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、処理される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とも呼ばれる。

0047

本発明の一態様において、フィルタ設備が、制御装置及び調整装置の少なくとも一方を具備し、この装置によって、未処理気体流れを浄化するためのフィルタ装置へ提供されるフィルタ補助材が、未混入の新しいフィルタ補助材であるか、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質であるかが確定可能である。

0048

特に、多数の処理作業が、制御装置及び調整装置の少なくとも一方によって検出されることができ、それにより、フィルタ補助材内の吹き過ぎ塗料の(過剰)濃厚化が確認可能となり、好ましくは回避可能となる。

0049

吹き過ぎ塗料が混入したフィルタ補助材は、特に、少なくとも一つのフィルタ要素から汚れ落としされた吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質である。

0050

もし、フィルタ設備が混合装置を具備し、この混合装置によって、未混入の新しいフィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とが組み合わされて混合されることができるならば、有利であるかもしれない。

0051

特に、フィルタ設備が混合装置を具備し、この混合装置によって、未混入の新しいフィルタ補助材と、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とが組み合わされて混合されることができるようされても良い。

0052

選択的に、又は、これに加えて、フィルタ設備が、少なくとも一つの混合装置を具備し、この混合装置によって、未混入の新しいフィルタ補助材と、未処理の吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とが組み合わされて混合されることができるようされても良い。

0053

さらに、フィルタ設備、特に少なくとも一つのフィルタ装置が、少なくとも一つの混合装置(混合機構)を具備し、この混合装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が混合可能とされ、それにより、吹き過ぎ塗料が混入したフィルタ補助材粒子と、未混入のフィルタ補助材粒子とが実質的に均一に分散配置される実質的な均一物質が得られることができるようにされても良い。

0054

フィルタ設備は、好ましくは、混入程度、言い換えれば、例えば、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の全容積及び全質量の少なくとも一方に関する吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質における吹き過ぎ塗料の割合を測定するための測定装置を具備する。

0055

特に、フィルタ補助材の吹き過ぎ塗料の混入程度に依存する未混入の新しいフィルタ補助材と吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とを混合するための混合比は、好ましくは、制御装置及び調整装置の少なくとも一方によって、制御又は調整され、又は、制御して調整されるようになっている。

0056

本発明によるフィルタ設備は、被加工物、特に車体を塗装するための塗装設備における使用に特に適している。

0057

塗装設備は、好ましくは、吹き過ぎ粒子(吹き過ぎ塗料)を含む未処理気体流れから吹き過ぎ塗料を分離するための少なくとも一つのフィルタ装置を具備し、この少なくとも一つのフィルタ装置は、特に、以下の
フィルタ装置の未処理気体室を区画してフィルタ装置の少なくとも一つのフィルタ要素が配置されるハウジングと、
フィルタ装置の未処理気体室内へ未処理気体流れを流入させるための少なくとも一つの入口通路と、
未処理気体流れへフィルタ補助材又は吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質(混合物)を導入するための(フィルタ補助材)導入機構との少なくとも一つを具備している。

0058

塗装設備は、好ましくは、吹き過ぎ塗料の湿式分離のための装置を有していない。

0059

(フィルタ補助材)導入機構は、好ましくは、少なくとも一つの処理機構(処理装置)、特に少なくとも一つの処理装置と、少なくとも一つの受入容器との少なくとも一方を具備している。

0060

さらに、塗装設備は、好ましくは、
被加工物が塗料により塗装されることができる塗装室と、
塗装される被加工物が塗装室を通り(被加工物)移送方向に移送されるように形成される(被加工物)移送装置と、
塗装室から流出して塗装室内の吹き過ぎ塗料を吸収する未処理気体流れを浄化するための分離及びフィルタの少なくとも一方のための設備(簡便のために「フィルタ設備」と呼ばれる)であって、未処理気体流れから吹き過ぎ塗料を分離するための少なくとも一つのフィルタ装置を具備するフィルタ設備と、
少なくとも一つのフィルタ装置によって未処理気体流れを浄化することにより得られる浄化気体流れのための少なくとも一つの浄化気体通路との少なくとも一つを具備している。

0061

少なくとも一つのフィルタ装置は、好ましくは、再生可能なフィルタ装置として形成される。

0062

再生可能なフィルタ装置は、塗装室を通り導かれる気体流れから混入物を分離するための、特に、吹き過ぎ粒子を含む気体流れから吹き過ぎ塗料を分離するための分離装置であって、堆積した混入物がフィルタ装置のフィルタ要素を交換する必要なしに汚れ落としされることができる分離装置を意味すると理解される。

0063

再生可能なフィルタ装置(フィルタ構造)として、特に、気体流れの浄化が実質的にフィルタ要素への液体の追加なしに行われる一つ以上の乾式フィルタ要素及び一つ以上の乾式分離装置の少なくとも一方を有するフィルタ装置も提供される。これに関係なく、引き続き、次の又は従来の浄化段階が、液体溶剤又は冷却剤を(通常状態において)使用するように提供されることができる。

0064

液体の追加なしに行われる乾式フィルタ要素及び乾式分離装置の少なくとも一方の浄化機能に関係なく、液体、特に洗浄液体が、少なくとも一つの乾式フィルタ要素及び少なくとも一つの乾式分離装置の少なくとも一方を洗浄するために、特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の濾された塊を除去するために、少なくとも一つの乾式フィルタ要素及び少なくとも一つの乾式分離装置の少なくとも一方に供給されるようにされても良い。少なくとも一つの乾式フィルタ要素及び少なくとも一つの乾式分離装置の少なくとも一方の洗浄は、こうして湿式に行われることができ、一方、分離作業及びフィルタ作業は、好ましくは、乾式で行われる。

0065

再生可能なフィルタ装置において、フィルタ装置が少なくとも一つのフィルタ要素を具備し、このフィルタ要素には、フィルタ補助材、特に、岩粉、好ましくは石灰岩粉と、天然ゼオライトと、人造ゼオライトとの少なくとも一つを具備する防御層及び保護層の少なくとも一方がフィルタ作業中に設けられるようにされても良い。

0066

こうして、フィルタ要素は、フィルタ装置のフィルタ作業中において、フィルタ装置へ供給される気体流れからの混入物により目詰まりすることが防止されることができる。フィルタ装置のフィルタ要素から防御層又は保護層を浄化することによって、フィルタ要素の特に簡単な再生が行われることができ、次いで、フィルタ要素は、新しい防御層又は新しい保護層を提供することによって再生利用されることができる。

0067

特に、粉末塗料又は流体塗料が、塗料とされることができる。

0068

流体からのり状(例えば、ポリ塩化ビニルプラスチゾルの場合において)までの流動濃度を有する塗料が、ここでは、用語「粉末塗料」に対比して、用語「流体塗料」と呼ばれる。用語「流体塗料」は、特に、用語「液体塗料」と「湿式塗料」とを包含している。

0069

それにより、流体塗料を使用するときには、塗装室からの吹き過ぎ塗料は、吹き過ぎ流体塗料であり、湿式塗料が使用されるときには、塗装室からの吹き過ぎ塗料は、吹き過ぎ湿式塗料である。

0070

さらに、フィルタ設備は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の粗い成分から吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の細かな成分を分離するために、少なくとも一つの空気分粒装置、例えば、カスケード装置及びZZ分粒装置(ジグザグふるい装置)の少なくとも一方を具備している。特に、吹き過ぎ塗料が混入していないフィルタ補助材粒子(より小さな粒子)は、この種の空気分粒装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊(より大きな粒子)から分離されることができる。

0071

空気分粒装置は、好ましくは、特に、少なくとも部分的に処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質において、細かな成分から粗い成分を分離するのに使用される。

0072

さらに、空気分粒装置がフードふるい装置として形成され、このフードふるい装置によって、未混入のフィルタ補助材粒子が吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊から分離されることができるようにされても良い。

0073

さらに、本発明は、フィルタ設備、特に、本発明によるフィルタ設備の作動方法に関し、この作動方法は、以下の
フィルタ設備のフィルタ装置へ吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れを供給することと、
未処理気体流れへフィルタ補助材を導入することと、
吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を分離して、この物質を受入容器内に受け入れることとを有している。

0074

本発明は、フィルタ補助材の低消費により効率的に実施されるように形成されたフィルタ設備の作動方法を提供する目的を考慮することに基づいている。

0075

この目的は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部が処理装置によって処理される本発明により達成される。

0076

本発明による方法は、好ましくは、本発明によるフィルタ設備に関する上述の特徴及び利点の少なくとも一方を有している。

0077

本発明による一態様において、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、この物質を処理するために熱的に処理されるようにされる。

0078

特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、この物質を処理するために、乾燥させられること、熱せられること、燃焼されること、冷却されること、及び、熱分解方法を受けさせられることの少なくとも一つが行われるようにされても良い。

0079

例えば、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、例えば電気加熱装置との直接接触バーナー火炎、及び、高温バーナー排気の少なくとも一つによって加熱される。吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、好ましくは、間接的に加熱され、特に、仕切板及び熱交換器の少なくとも一方が、一方で吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質と、他方で加熱装置、加熱媒体、バーナー火炎、及び、高温バーナー排気の少なくとも一つとの間に設けられる。

0080

もし、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、この物質を処理するためにこの物質に供給される圧縮空気を有するならば、都合が良いかもしれない。こうして、一方で、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の乾燥が実現されることができる。さらに、こうして、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が旋回させられることができる。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、圧縮空気装置によって、衝突板へ向けて加速させられると、塊の旋回及び同時の粉砕が実現されることができる。

0081

もし、少なくとも一つの気体式処理装置を備える受入容器が設けられるならば、都合が良いかもしれない。特に、気体式処理装置が、少なくとも一つの空気ノズル、例えばラバルノズルを具備し、このノズルによって、加圧(1013ミリバールの常圧より高く)された、例えば約0.1バールと約7バールとの間だけ加圧された、好ましくは、約2バール加圧された空気が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へ導入されることができるようにされても良い。

0082

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、好ましくは、圧縮空気によって旋回させられ、互いへ、受入容器の壁へ、及び、そらせ板への少なくとも一つへの塊の衝突のために粉砕される。

0083

気体式処理装置は、空気圧縮機を具備しても良い。選択的に、又は、これに加えて、気体式処理装置は、圧縮空気により作動させられても良い。

0084

特に、気体式処理装置のための空気は、塗装設備の新気供給装置、特に塗装設備の塗装処理のための新気供給装置から分岐する新気と、特に好ましくは圧縮される濾過循環空気又は作業場空気との少なくとも一方である。

0085

選択的に、又は、これに加えて、特に、塗装設備からの浄化排出空気が気体式処理装置のために使用されるようにされても良い。

0086

気体式処理装置は、さらに、例えば、受入容器内に配置された流動層を具備する。流動層は、好ましくは、一つ以上のノズルを具備し、このノズルによって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊の破壊をもたらすために、フィルタ補助材粒子又は吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の塊が、互いに及び衝突板の少なくとも一方に対して加速されるようになっている。

0087

少なくとも一つの気体式処理装置の少なくとも一つのノズルは、好ましくは、ノズルによって生成される空気噴流が吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へ実質的に水平に向けられるように配置される。選択的に、又は、これに加えて、少なくとも一つの気体式処理装置の少なくとも一つのノズルは、少なくとも一つの空気噴流が吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へ垂直に又は(斜めの)ある角度に向けられるように、配置されて提供されても良い。特に、空気噴流が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を、底部から上部へ垂直に、上部から底部へ垂直に、又は、斜めに流れるようにされても良い。

0088

もし、気体式粉砕処理(すりつぶし処理)を延長するために、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、少なくとも一つの流れ障害物によって、この物質が未処理気体流れへ及び最終的にはフィルタ要素へ供給される以前に、受入容器内に保持されることができるならば、都合が良いかもしれない。

0089

さらに、少なくとも一つの気体式処理装置が少なくとも一つのノズルを具備するようにされても良く、このノズルは、空気噴流が、混合機構及び(もう一つの)機械式処理装置の少なくとも一方の一部へ垂直に又は(斜めの)ある角度に向けられるように配置され、それにより、混合機構及び機械式処理装置の少なくとも一方が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊のための一つ以上の衝突板を形成する。

0090

特に、混合装置及び(他の)機械式処理装置の少なくとも一方は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を少なくとも一つのノズルによって生成される空気流れへ導入することを可能とするために、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が少なくとも一つの気体式処理装置の少なくとも一つのノズルの方向に移送されるように形成される。

0091

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊を破壊する処理、例えば、機械式又は気体式すりつぶし処理は、好ましくは、連続的に又は律動的に行われることができる。

0092

本発明の一態様において、少なくとも一つの処理補助材が吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するために吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へ供給されるようにされる。

0093

特に、少なくとも一つの乾燥剤、例えば、シリカゲル又はゼオライトと、少なくとも一つの塊にさせ難くする物質、例えば、砂又は石灰岩粉との少なくとも一方が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するために吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へ供給されることができる。特に、塊にさせ難くする物質として石灰岩粉を使用するときには、塊にさせ難くする物質として使用された石灰岩粉の平均粒寸法が、例えば、これもまた石灰岩粉から形成されるフィルタ補助材の平均粒寸法より大きく選択されるようにされても良い。

0094

もし、少なくとも二つの方法段階、特に、互いに異なる少なくとも二つの方法段階が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するために実施されるならば、有利であるかもしれない。

0095

もし、少なくとも二つの方法段階が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するためにちょうど良いときに連続して実施されるならば、都合が良いかもしれない。

0096

選択的に、又は、これに加えて、少なくとも二つの方法段階が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するためにちょうど良いときに、実質的に同時に重複して実施されるようにされても良い。

0097

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部は、好ましくは、受入容器から除去され、受入容器の外側で処理される。

0098

特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の除去されて処理された一部は、フィルタ装置へフィルタ補助材として再び供給され、特に、未処理気体流れへ再び導入される。

0099

選択的に、又は、これに加えて、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部が、受入容器において処理されるようにされても良い。次いで、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の除去されて新しく交換される供給は、好ましくは、されなくて済み、又は、少なくとも遅らせられることができる。

0100

本質的に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部が、受入容器から除去された後、処理装置によって処理された後、及び、少なくとも一つのフィルタ装置へ供給される前の少なくとも一つにおいて、貯蔵装置によって、特に中間貯蔵装置によって、貯蔵、特に、中間的に貯蔵されるようにされても良い。多量のフィルタ補助材、特に、処理されたフィルタ補助材は、こうして、常に利用可能とされる。

0101

選択的に、又は、これに加えて、例えば、フィルタ装置の浄化作業中において、フィルタ作業がフィルタ装置において実施されない間は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部が、受入容器から除去され、処理されて再び受入容器へ供給されるようにされても良い。次いで、好ましくは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の外部貯蔵はしなくて済む。

0102

受入容器内の吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の交換は、好ましくは、フィルタ設備の通常作業中に行われる。

0103

特に、もし、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部が貯蔵容器から除去され、例えば、約2分から約3分の時間内で処理装置へ供給されるならば、中間貯蔵装置は、ここでは、なしで済ませることができる。この時間内において、さらに、処理が好ましく実施され、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が直ぐに同じ受入容器へ再び供給される。この場合において、塗装は、好ましくは障害なく、塗装設備において続けられることができ、この短い時間は、フィルタ補助材なしに、又は、少量だけのフィルタ補助材により、塗装処理自身を実行し続けることができる。特に、この短い期間内は、吹き過ぎ塗料が混入した未処理気体流れの浄化は、フィルタ要素が、フィルタ要素の浄化にもかかわらずに、好ましくは、依然として常にフィルタ補助材の薄い層を有しているために、依然として、フィルタ要素において行われることができる。

0104

フィルタ設備を作動するための本発明による方法は、特に、塗装設備の作動方法において実施するのに適している。

0105

塗装設備の作動方法は、好ましくは、以下の
(被加工物)移送装置によって塗装室を通る(被加工物)移送方向に被加工物を移送し、塗装室において被加工物を塗装する方法段階と、
塗装室において吹き過ぎ塗料を吸収した塗装設備の塗装室からの未処理気体流れをフィルタ設備、特に本発明によるフィルタ設備へ供給する方法段階と、
フィルタ設備の少なくとも一つのフィルタ装置によって吹き過ぎ粒子が混入した未処理気体流れから吹き過ぎ塗料を分離し、それにより、浄化気体流れが得られる方法段階であって、少なくとも一つの(フィルタ補助材)導入機構によって、特に、フィルタ補助材と、フィルタ補助材及び吹き過ぎ粒子(吹き過ぎ塗料)からなる物質との少なくとも一方の機械式処理にための処理装置によって、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方がばらばらにされる方法段階とを有している。

0106

塗装設備の作動方法は、好ましくは、フィルタ設備、塗装設備、及び、フィルタ設備の作動方法の少なくとも一つに関して上述された特徴及び利点の少なくとも一方を有している。

0107

さらに、フィルタ設備、塗装設備、フィルタ設備の作動方法、及び、塗装設備の作動方法の少なくとも一つは、以下に説明される特徴及び利点の少なくとも一方を有しているかもしれない。

0108

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、好ましくは、フィルタ装置を空にするときに最終用途のために貯蔵装置(サイロ)に貯蔵されないが、適当な処理装置、特に、すりつぶし装置(ミル)によって、未混入の新しいフィルタ補助材の平均粒寸法に少なくともほぼ対応する平均粒寸法へ再びすりつぶされる。

0109

好ましくは、少なくとも二つの貯蔵装置(サイロ)が設けられ、これらの貯蔵装置の間に、(吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向に関して)少なくとも一つの処理装置が配置される。最大時の間のフィルタ補助材の高い要求は、少なくとも一つの貯蔵装置によって緩和されることができる。さらに、その結果として、比較的長い処理時間、例えば、すりつぶし時間は補われ、それにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の少なくとも一部を受入容器から除去してフィルタ装置へ新しい又は処理されたフィルタ補助材を取り換え供給するまでの全時間は、実質的に、一定であり、又は、少なくとも予め定められた期間が超えられることはない。

0110

フィルタ設備は、好ましくは、少なくとも一つの(フィルタ補助材)移送機構を具備し、この移送機構によって、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方が、フィルタ設備の個々の構成要素の間を移送されるようになっている。特に、移送装置によって、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方は、少なくとも一つの貯蔵装置から少なくとも一つのフィルタ装置へ、少なくとも一つのフィルタ装置から処理装置へ、及び、その逆の少なくとも一つへ移送されるようになっている。

0111

好ましくは、新しいフィルタ補助材がフィルタ装置へ供給されたか、又は、既に使用されて一度又は繰り返し処理されたフィルタ補助材がフィルタ装置へ供給されたかは、制御装置及び調整装置の少なくとも一方によって監視されることができる。特に、電子フラグは、この目的のために使用可能である。

0112

特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の繰り返しの使用中において、有機成分、特に溶剤の割合が吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質において高められる危険が存在する。その結果として、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、引火性が高くなり、又は、(粉塵爆発するようになる。それにより、処理作業数及び少なくとも一つのフィルタ装置への戻しの少なくとも一方は、好ましくは、監視され、それゆえ、危険物質の予め定められた限界濃度が超えられることはない。

0113

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質における引火性又は爆発性成分濃縮の危険は、特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の処理が熱処理装置によって行われることにおいて低減される。

0114

熱処理における選択された温度範囲に依存して、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の異なる処理を行うことができる。こうして、例えば、溶剤は、最高約100℃の温度で、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質から簡単に蒸発させられることができる。これは、特に、機械式処理装置、例えばすりつぶし装置において行われ、すりつぶし装置においては、すりつぶし装置全体が加熱されるか、加熱空気がすりつぶし装置へ供給されるか、又は、つぶし装置全体が加熱されて加熱空気がすりつぶし装置へ供給される。特に、すりつぶし装置の加熱が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の処理中におけるすりつぶし装置内の摩擦によって行われるようにされても良く、それにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を溶剤を蒸発させるのに必要な温度へ加熱するために、さらなる熱供給は必要ない。所望温度を実現するために、相応つりつぶし時間は調整されることができる。さらに、すりつぶし程度は、すりつぶし時間を調整することによって調整されることができ、比較的長いすりつぶし時間は、比較的小さな粒寸法(すりつぶし工具の構造に関する下限まで)をもたらす。

0115

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の塗料成分は、好ましくは、約100℃と約180℃との間の温度範囲において硬化することができる。好ましくは、この目的のために供給される空気は、特に、フィルタ設備又は塗装設備の他の装置部から到来しても良い。こうして、例えば、塗装された被加工物のための乾燥装置(被加工物乾燥装置)からの排出空気が使用されても良い。塗装成分を硬化させるために必要な温度への吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の加熱は、好ましくは、機械式処理装置による機械式処理以前、特に、すりつぶし装置によるすりつぶし以前の中間段階において行われる。

0116

約400℃より高い温度範囲において、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の熱処理が行われ、この熱処理において、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質内の有機成分が燃焼される。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が供給可能とされる回転炉等は、このために提供されることができる。

0117

選択的に、又は、これに加えて、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、冷却装置として形成された熱処理装置によって冷却されるようにされても良い。特に、(その前に加熱された)吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質のすりつぶし装置の作業にために必要な(最適)温度への冷却は、この種の冷却装置によって行われることができる。

0118

本発明の一態様において、機械式処理装置が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を燃焼装置へ供給するための供給装置として形成されるようにされ、それにより、機械式処理、例えば、すりつぶし処理は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の燃焼装置への供給中に実施されるようになっている。

0119

もし、回転炉を作動するために必要な空気が、塗装された被加工物を乾燥させるための乾燥装置(被加工物乾燥装置)の排出空気であって、回転炉を作動するのに必要な温度に達するように加熱される排出空気であるならば、都合が良いかもしれない。回転炉からの排出空気は、好ましくは、塗装設備の高温の後燃焼装置への(一部の)空気流れとして燃焼生成物と共に供給される。

0120

塗料が処理可能なフィルタ補助材へ混入している間の回転炉の排出空気は、好ましくは、高温の後燃焼のために必要とされるより高温ではない。しかしながら、一方で、一部の空気流れは、高温の後燃焼への供給空気流れより高温であり、それにより、こうして燃料が節約されることができる。他方で、燃料節約は、ある限度内で回転炉が自己熱交換的に作動させられることができることにおいて実現され、それにより、燃焼エネルギが放出されるために、次の加熱は、回転炉を所望温度へ加熱するのにそれほど強力である必要はない。

0121

フィルタ補助材に含まれる炭酸カルシウム(CaCO3)の酸化カルシウム(CaO)への転化が起きないように、さらに冷却することは有利であるかもしれない。

0122

選択的に、又は、これに加えて、乾燥装置の排出空気の一部の空気流れが高温の後燃焼を通過した後に回転炉を加熱するのに使用されるようにされても良い。次に、回転炉の排出空気は、好ましくは、高温の後燃焼へ戻る一部の空気流れとして供給される。

0123

回転炉として形成された燃焼装置は、例えば、対向流原理に従って作動させられても良い。この目的のために、好ましくは、熱処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、特に、処理された岩粉が、回転炉の内部から除去される側において、高温処理空気が回転炉の内部へ導入される。従って、処理される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、回転炉のこの側と反対側において回転炉の内部へ導入される。この種の回転炉は、回転炉の内部への導入中において、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、高温処理気体、言い換えれば、回転炉内で加熱された処理気体と直接的に接触するようになる利点を提供する。その結果として、回転炉は、好ましくは、より短くされることができる。

0124

選択的に、又は、これに加えて、燃焼装置が並流原理に従って作動させられる回転炉として形成されるようにされても良い。処理空気と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とは、ここでは、回転炉の内部へ同じ側から導入される。回転炉は、ここでは、より長い長さを有していても良い。生成凝縮物は、高温処理気体内により長く保持されるかもしれず、それゆえ、これらの凝縮物がさらに燃焼させられる可能性が増大される。これにより、生成タール状残留物の量は、好ましく低減されることができる。

0125

もし、回転炉が、少なくとも一つの加熱領域、好ましくは二つ以上の加熱領域、特に四つの加熱領域を具備するならば、有利であるかもしれない。好ましくは、異なる温度が異なる加熱領域において広がる。こうして、例えば、先ず第一に揮発性成分を放出させるために、最初の加熱領域における温度は、それに続くさらなる加熱領域より低く維持されるようにされても良い。

0126

これらの揮発性成分は、好ましくは、二酸化炭素を形成するように容易に完全に燃焼する。

0127

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、特に、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、例えば、処理された岩粉が、回転炉の端部において回転炉から除去されるようにされても良い。

0128

しかしながら、もし、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、特に、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、例えば、処理された岩粉が、二つの加熱領域の間において回転炉から除去、特に、放出されるならば、有利であるかもしれない。この目的にために、例えば、除去装置が設けられても良い。

0129

処理気体は、好ましくは、回転炉内に残留し、さらなる加熱領域において、可能な限り完全に燃焼されることができる。これにより、蒸発された、又は、部分的に燃焼された、又は、蒸発して部分的に燃焼された有機成分の最終燃焼への導管の加熱は、好ましくは、避けられることができる。

0130

回転炉からの吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の放出によって、処理排気と処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との間の分離は、最適化されることができる。

0131

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向に関して、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を放出するための除去装置の下流側に配置された少なくとも一つの加熱領域が、除去装置より前側に配置された少なくとも一つの加熱領域より高い温度を有するようにされても良い。その結果として、より高い温度が、フィルタ補助材自身が化学的に変化させられることが懸念される必要なく、回転炉の所望部分に設定されることができる。例えば、回転炉内の温度は、所望部分において約700℃へ高められても良い。次に、好ましくは、さらなる高温の後燃焼はしなくて済む。

0132

回転炉内の温度は、好ましくは、フィルタ補助材が熱により正常に機能しなくなるようにされないが、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の有機成分が好ましく完全に燃焼させられるように、選択される。従って、使用されるフィルタ補助材、例えば、炭酸カルシウム(CaCO3)、ゼオライト、又は、酸化アルミニウム(Al2O3)に依存して、回転炉の内部の温度は適合される。

0133

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質内の塗料部分は、好ましくは、吹き過ぎ塗料のガラス転移温度より低い温度への冷却がもたらされ、それゆえ、塗料部分は、もろくなり、より容易にすりつぶされることができる。吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の冷却は、この目的にために、好ましくは、機械式処理装置、特に、すりつぶし装置への吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の導入以前に行われても良い。選択的に、又は、これに加えて、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、塗料のガラス転移温度より低い温度へ、機械式処理装置、特に、すりつぶし装置において冷却されるようにされても良い。

0134

もし、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が熱分解方法を受けるならば、都合が良いかもしれない。これにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の結合剤部分が、除去され、又は、転化され、又は、除去されて転化されることができ、それにより、純粋なフィルタ補助材が、好ましくは、残留し、このフィルタ補助材は、次に、好ましくは、最初の平均粒寸法とされる。

0135

本発明の一態様において、複数のすりつぶし段階が連続して実施されるようにされても良い。こうして、例えば、所定量のフィルタ補助材が最初にフィルタ装置へ供給され、そこで吹き過ぎ塗料が混入し、次いで、処理、特にすりつぶされ、次いで、フィルタ装置へ再び供給され、そこでさらなる吹き過ぎ塗料が混入し、最終的に再びすりつぶされるなどのようにされても良い。フィルタ補助材は、好ましくは、予め定められた塗料割合(塗料含有量)及びエネルギ含量の少なくとも一方を有するまで使用される。次の段階において、好ましくは、熱分解処理が実施される。これにより、熱分解処理は、追加供給される少量のエネルギによって実施されても良い。これにより、少なくとも一つのフィルタ装置において使用される熱分解されるフィルタ補助材の量は、好ましくは、減少される。選択的に、熱分解処理の実施後に、さらなる機械式処理作業、例えば、すりつぶし処理が、すりつぶし装置によってさらに実施されることができる。

0136

排出空気は、好ましくは、排出空気浄化装置の熱処理装置からフィルタ設備又は塗装設備へ供給される。

0137

特に、フィルタ装置内に存在するフィルタ補助材が、攪拌装置又は式混合装置によって受入容器内でばらばらにされるときに、フィルタ補助材をすりつぶすための要素が、攪拌装置又は櫂式混合装置に一体化されるようにされても良い。こうして、例えば、すりつぶし円盤は、攪拌装置又は櫂式混合装置の軸に、又は、軸と一体化された球状ミルに取り付けられることができる。さらに、攪拌装置又は櫂式混合装置の軸の少なくとも一部がピン状ミルとして形成されるようにされても良い。

0138

未混入のフィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料が混入したフィルタ補助材とは、好ましくは、貯蔵装置(サイロ、特に、混合装置を具備する、例えば、混合工具が設けられた混合サイロ)において混合されるか、又は、例えば、ある(予め定められた)比での未混入のフィルタ補助材と混入したフィルタ補助材との混合を制御又は調整する少なくとも二つの分配部材によって混合されるか、又は、この貯蔵装置において混合されてこれら二つの分配部材によって混合される。

0139

例えば、機械式処理装置は、例えば受入容器内において、攪拌装置によって移動させられるように形成されたすりつぶし球を具備しても良い。すりつぶし球の移動は、次に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊の破壊をもたらすことができ、もはや、受入容器内でのフィルタ補助材の滞留時間が非常に長く(数時間から数日)なるように、非常に低い回転速度で塊を確実にすりつぶすことを保証することが可能となる。こうして、フィルタ補助材は、好ましくは、フィルタ装置のフィルタ作業中に永久的にすりつぶされ、それにより、さらに、除去及び外部処理がなくても、新たな吹き過ぎ塗料が、理想的には物理的な吸収限界水分吸収の文献値:約27%w/w(未混入のフィルタ補助材の全質量に基づく吸収成分質量割合パーセント)まで絶えず吸収されることができるように、細かく保たれる。受入容器の除去開口(吸引接続部)の格子は、フィルタ補助材及び吹き過ぎ塗料からなる物質が除去されるときに、受入容器からすりつぶし球が不注意により除去されることを防止することができる。

0140

処理装置、特に、処理装置の少なくとも一つの機械式処理装置は、好ましくは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の平均粒寸法が、約100μmより小さい、好ましくは約50μmより小さい、特に30μmより小さい、例えば約10μmより小さい値へ減少させられることを可能とする。

0141

本発明のさらなる特徴及び/又は利点は、実施形態の以下の記述及び図面の主題である。

図面の簡単な説明

0142

被加工物を塗装するための塗装設備の概略縦断面を示している。
図1からの塗装設備におけるフィルタ設備の第一実施形態の概略図を示し、本フィルタ設備はすりつぶし装置として形成されるフィルタ補助材を処理するための処理装置を具備している。
二つの中間貯蔵装置がフィルタ補助材の中間貯蔵のために設けられているフィルタ設備の第二実施形態の図2に対応する概略図を示している。
新しいフィルタ補助材と吹き過ぎ塗料が混入したフィルタ補助材とを混合するための混合装置が設けられているフィルタ設備の第三実施形態の図2に対応する概略図を示している。
処理装置が処理されたフィルタ補助材を加熱するための熱処理装置を具備しているフィルタ設備の第四実施形態の図2に対応する概略図を示している。
塗装された被加工物を乾燥させるための被加工物乾燥装置からの加熱空気が処理されるフィルタ補助材へ供給可能とされているフィルタ設備の第五実施形態の図2に対応する概略図を示している。
燃焼装置を具備する処理装置が設けられているフィルタ設備の第六実施形態の図2に対応する概略図を示している。
処理装置が燃焼装置と後燃焼装置とを具備し、塗装された被加工物を乾燥させるための被加工物乾燥装置からの排出空気が燃焼装置へ供給可能とされているフィルタ設備の第七実施形態の図2に対応する概略図を示している。
処理装置が燃焼装置と後燃焼装置とを具備し、後燃焼装置からの排出空気が燃焼装置へ供給可能とされているフィルタ設備の第八実施形態の図2に対応する概略図を示している。
処理装置が冷却装置として形成された熱処理装置を具備しているフィルタ設備の第九実施形態の図2に対応する概略図を示している。
対向流原理に従って作動させられる回転炉の概略図を示している。
並流原理に従って作動させられる回転炉の概略図を示している。
複数の加熱領域と除去装置とを具備している回転炉の概略図を示している。

実施例

0143

同じ又は機能的に等価な要素は、全ての図において同じ参照番号が与えられる。

0144

図1に図示され、全体として100により示された塗装設備は、被加工物104、例えば、車体が、塗料を塗布されるように(塗装可能に)なっている塗装室102を具備している。

0145

被加工物104は、この目的のために、塗装室102の塗布領域106へ被加工物移送装置108によって送られることができ、また、再び移されることができる。

0146

塗装設備100は、さらに、塗装室102の上側に配置された空気溜110を具備し、この空気溜によって、空気が塗装室102の塗布領域106へ供給可能とされる。

0147

さらに、塗装設備100は、塗装室102の下側に配置されたフィルタ設備112を具備し、このフィルタ設備によって、塗布領域106を通して導かれて被加工物104への塗料の塗布による吹き過ぎ塗料を吸収した空気が浄化されることができる。

0148

フィルタ設備112は、複数のフィルタ装置114を具備している。

0149

各フィルタ装置114は、未処理気体室118を区画して少なくとも一つのフィルタ要素120が配置されるハウジング116を具備している。

0150

さらに、フィルタ装置114は、入口通路122を具備し、吹き過ぎ塗料が混入され塗布領域106を通して導かれた空気により形成される未処理気体流れが、この入口通路を通してフィルタ装置114の未処理気体室118へ流入することができる。

0151

フィルタ装置114は、乾質フィルタ装置として形成され、言い換えれば、未処理気体流れの浄化は、実質的に、フィルタ要素120への液体の追加なしに行われる。むしろ、フィルタ補助材が、未処理気体流れへ供給されることができ、このフィルタ補助材は、好ましくは、吹き過ぎ塗料の液体部分を吸収し、フィルタ要素120に吹き過ぎ塗料と共に堆積することができる。浄化気体流れが得られ、この浄化気体流れは、浄化気体通路123を通りフィルタ装置114から流出する。

0152

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の堆積によって、フィルタ要素120から容易に汚れ落としされることができる防御層又は保護層がフィルタ要素120に形成される。

0153

それにより、フィルタ装置114は、再生されることができてフィルタ要素120の交換なしに再び使用できる再生可能なフィルタ装置114である。

0154

フィルタ要素120から汚れ落としされるフィルタ補助材及び吹き過ぎ塗料からなる物質は、フィルタ要素120の下側に配置されるフィルタ装置114の受入容器124に受け入れられることができる。

0155

混合機構127は、受入容器124において吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を混合するのに使用される。

0156

フィルタ補助材導入機構126は、例えば、受入容器124内の混合機構127によって形成され、未処理気体室118を通り流れる未処理気体流れへフィルタ補助材を導入するのに使用される。

0157

受入容器124内に配置された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、除去装置128によって受入容器124から除去されることができる。

0158

新しい又は処理されたフィルタ補助材は、供給装置130によってフィルタ装置114へ供給されることができる。

0159

除去装置128及び供給装置130は、フィルタ補助材と吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方を移送するための移送装置132の構成要素である。

0160

フィルタ設備112のフィルタ作業中において、フィルタ装置114内に配置されたフィルタ補助材は、吹き過ぎ塗料により繰り返してより汚されるようになる。その結果として、さらなる吹き過ぎ塗料を固めて、それにより、フィルタ要素120の不変汚れを回避するためのフィルタ補助材の能力は、損なわれる。

0161

それにより、フィルタ装置114内に配置されたフィルタ補助材は、新しいフィルタ補助材によって定期的な間隔で置き換えられなければならない。

0162

しかしながら、既に一度又は繰り返し使用されたフィルタ補助材がフィルタ設備112において、処理されたフィルタ補助材として少なくとも部分的に再び使用されることができるように、フィルタ補助材の処理が本質的に行われることができる。

0163

この目的のために、フィルタ設備112は、処理装置134を具備し、この処理装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が処理されることができる。

0164

この場合において、処理装置134は、特に、少なくとも一つの粉砕装置136を具備し、この粉砕装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊は破壊され、それにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の平均粒寸法は、減少させられることができる。

0165

処理装置134は、好ましくは、少なくとも一つの熱処理装置140、少なくとも一つの機械式処理装置160、及び、少なくとも一つの気体式処理装置170の少なくとも一つを具備している。

0166

熱処理装置140は、例えば、加熱装置142、冷却装置144、燃焼装置146、熱分解装置148、及び、後燃焼装置150の少なくとも一つとして形成されても良い。燃焼装置146は、例えば、回転炉152である。

0167

機械式処理装置160は、例えば、機械式すりつぶし装置162であっても良い。特に、すりつぶし装置162は、ミル164であって良く、このミルによって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、平均粒寸法を減少するためにすりつぶされることができる。

0168

気体式処理装置170は、特に、気体式すりつぶし装置172、旋回流装置174、及び、圧縮空気装置176の少なくとも一つであっても良い。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、気体式処理装置170によって旋回させられ、それにより、粉砕されることができるか、又は、フィルタ装置114の未処理気体室118を通って導かれる未処理気体流れへ供給されることができるか、又は、粉砕されてフィルタ装置114の未処理気体室118を通って導かれる未処理気体流れへ供給されることができる。少なくとも一つの気体式処理装置170は、好ましくは、この目的のために、フィルタ装置114内、特に、受入容器124内に配置される。

0169

本質的に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の処理が、少なくとも一つのフィルタ装置114、特に、少なくとも一つの受入容器124において行われるようにされても良い。こうして、例えば、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するための少なくとも一つの機械式処理装置160及び少なくとも一つの気体式処理装置170の少なくとも一方が、フィルタ装置114内、特に、受入容器124内に配置されるようにされても良い。

0170

好ましくは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の処理が、少なくとも一つのフィルタ装置114外の処理装置134によって実施されることができるようにされても良い。

0171

特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、このために、移送装置132によって、フィルタ装置114から処理装置134へ及び逆に移送されることができる。

0172

図1に図示された塗装設備100は、以下のように機能する。

0173

塗装設備100の塗装室102の塗布領域106において、被加工物104は塗装され、それゆえ、塗装室102を通り流れる空気には吹き過ぎ塗料が混入される。

0174

吹き過ぎ塗料が混入された空気は、フィルタ設備112へ未処理気体流れとして送られる。

0175

未処理気体流れは、入口通路122によってフィルタ設備112のフィルタ装置114における未処理気体室118内へ導かれる。フィルタ補助材が、フィルタ補助材導入機構126によって未処理気体流れへ導入される。

0176

未処理気体流れからの吹き過ぎ塗料は、フィルタ補助材、及び、各フィルタ装置114の少なくとも一つのフィルタ要素120上のフィルタ補助材の保護層の少なくとも一方に蓄積し、こうして、未処理気体流れから分離される。

0177

このように浄化された気体流れは、次に、浄化気体通路123によって浄化気体流れとしてフィルタ装置114から流出する。

0178

フィルタ補助材の機能は、フィルタ装置114の連続フィルタ作業によるフィルタ補助材上への吹き過ぎ塗料の蓄積によって次第に損なわれ、それゆえ、フィルタ補助材は、定期的な間隔で交換されて処理されなければならない。

0179

図1に図示された塗装設備100の実施形態において、処理装置134は、概して、このために設けられ、この処理装置へ、受入容器124内に配置された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が移送装置132によって供給可能とされる。

0180

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の平均粒寸法は、特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材の塊を破壊することによって処理装置134において減少させられる。

0181

処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、次に、処理されたフィルタ補助材として移送装置132によりフィルタ装置114へ再び送られることができる。

0182

フィルタ設備112、特に、処理装置134を制御し、又は、調整するか、制御して調整するために、少なくとも一つの制御装置175及び少なくとも一つの調整装置177の少なくとも一方が設けられる。

0183

図1は処理装置134を備えるフィルタ設備112を図示しており、処理装置はフィルタ設備112の機能的態様の全体記載のために詳細には記載されていない。

0184

様々な処理装置134を備えるフィルタ設備112の個々の実施形態が、以下に説明される図2から10に図示されている。

0185

図2に図示されたフィルタ設備112の第一実施形態は、フィルタ装置114及び移送装置132から離間して、二つの貯蔵装置180を具備し、これら二つの貯蔵装置内には、フィルタ補助材と吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質との少なくとも一方が吸収されて貯蔵されることができる。

0186

移送装置132は、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とを運ぶ(移送する)ための輸送媒体として、空気を使用し、この空気は、フィルタ補助材と、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質とを所望位置に堆積させるために、分離器179によって分離されることができる。

0187

貯蔵装置180の一方は、吹き過ぎ塗料が混入していない新しいフィルタ補助材を受け入れるのに使用され、一方、他方の貯蔵装置180は、吹き過ぎ塗料が混入したフィルタ補助材を受け入れるのに使用され、この吹き過ぎ塗料が混入したフィルタ補助材は、もはや、処理されるために提供されず、それにより、処分されるものである。

0188

例えば、輸送車両のような輸送装置181は、新しいフィルタ補助材を分配するため、及び、処分されるフィルタ補助材を移動させるための少なくとも一方に使用される。

0189

処理装置134は、図2に図示されたフィルタ設備112の第一実施形態において、機械式処理装置160を具備し、この機械式処理装置は、すりつぶし装置162として形成され、この機械式処理装置へは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、移送装置132によってフィルタ装置114から供給可能とされている。

0190

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、すりつぶし装置162によってすりつぶされ、移送装置132によってフィルタ装置114へ再び送られることができる。

0191

他の点において、図2に図示されたフィルタ設備112の第一実施形態は、図1に全体的に記載されたフィルタ設備112と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0192

図3に図示されたフィルタ設備112の第二実施形態は、実質的に、中間貯蔵装置184が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向182に関する処理装置134の前側及び後側のそれぞれに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の中間貯蔵のために設けられていることが、図2に図示された第一実施形態と異なっている。

0193

移送方向182に関する処理装置134の前側に配置された中間貯蔵装置184は、さらに処理される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の中間貯蔵のために使用される。

0194

移送方向182に関する処理装置134の後側に配置された中間貯蔵装置184は、処理装置134によって処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を吸収するのに使用される。

0195

他の点において、フィルタ設備112の図3に図示された第二実施形態は、図2に図示された第一実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0196

図4に図示されたフィルタ設備112の第三実施形態は、実質的に、処理装置134が混合装置186として形成されていることが、図2に図示された第一実施形態と異なっている。

0197

フィルタ装置114から除去された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、混合装置186によって、貯蔵装置180からの新しい未混入のフィルタ補助材と混合されることができ、それにより、再利用可能な吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、言い換えれば、処理された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、得られることができる。

0198

混合装置186は、好ましくは、測定装置188を具備し、この測定装置によって、フィルタ補助材のどの程度に吹き過ぎ塗料が混入しているかが測定可能である。こうして、フィルタ装置114へ取り換え供給する間に、フィルタ補助材のフィルタ機能を確保するためには、どの程度の新しい未混入のフィルタ補助材が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質と混合させられなければならないかが決定されることができる。

0199

制御装置175及び調整装置177の少なくとも一方は、特に、測定装置188によって測定された値に応じて、混合装置186を制御又は調整するのに使用され、又は、制御及び調整するのに使用される。

0200

他の点において、図4に図示されたフィルタ設備112の第三実施形態は、図2に図示された第一実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0201

図5に図示されたフィルタ設備112の第四実施形態は、実質的に、処理装置134が機械式処理装置160を具備し、この機械式処理装置には熱処理装置140が設けられていることが、図2に図示された第一実施形態と異なっている。

0202

熱処理装置140は、ここでは、加熱装置142として形成され、機械式処理装置160内に配置された吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を加熱するのに使用される。

0203

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、加熱装置142によって、特に、約50℃と約100℃との間の温度へ加熱されることができる。こうして、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質内に存在する溶剤は、消散(蒸発)させられることができる。

0204

さらに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、加熱装置142によって約100℃と約180℃との間の温度へ加熱されることができる。その結果として、吹き過ぎ塗料は硬化させられることができ、それゆえ、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、機械式処理装置160によってより容易にすりつぶされることができる。

0205

さらに、図5に図示されたフィルタ設備112の第四実施形態は、図2に図示された第一実施形態と、機能及び構造に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0206

図6に図示されたフィルタ設備112の第五実施形態は、実質的に、処理装置134が塗装された被加工物104を乾燥させるための被加工物乾燥装置190からの排出空気が供給可能な機械式処理装置160を具備することが、図5に図示された第四実施形態と異なっている。

0207

それにより、処理装置134は、気体式処理装置170を具備し、この気体式処理装置によって、空気、特に、高温空気が、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質へ供給されるようになっている。

0208

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の塗料部分は、特に、被加工物乾燥装置190からの排出空気によって乾燥させられることができ、それにより、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質のより容易な機械式処理が、例えば、すりつぶし装置162のように形成された機械式処理装置160によって吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質をつりつぶすことによって可能となる。

0209

他の点において、図6に図示されたフィルタ設備112の第五実施形態は、図5に図示された第四実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0210

図7に図示されたフィルタ設備112の第六実施形態は、実質的に、燃焼装置146、例えば回転炉152として形成された熱処理装置140が移送方向182に関して機械式処理装置160の前側に設けられていることが、図2に図示されたフィルタ設備112の第一実施形態と異なっている。

0211

フィルタ装置114からの吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質内の有機部分を燃焼するために、熱処理装置140へ供給されることができる。特に、熱処理装置140が回転炉152のように形成されていると、熱処理装置140によって、一方で、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の処理が行われることができ、同時に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送、特に、機械式処理装置160への移送が行われることができる。

0212

他の点において、図7に図示されたフィルタ設備112の第六実施形態は、図2に図示された第一実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0213

図8に図示されたフィルタ設備112の第七実施形態は、実質的に、処理装置134が、機械式処理装置160と燃焼装置146として形成された熱処理装置140とに加えて、後燃焼装置150として形成された熱処理装置140を具備することが、図7に図示された第六実施形態と異なっている。

0214

後燃焼装置150は、排出空気、特に、燃焼装置146として形成された熱処理装置140からの排出空気の後燃焼のために使用される。

0215

それにより、後燃焼装置140へは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は供給されず、回転炉152として形成された燃焼装置146からの排出空気だけが供給される。

0216

図8に図示されたフィルタ設備112の第七実施形態において、回転炉152として形成された燃焼装置146を作動するために必要な空気は、塗装された被加工物104を乾燥させるための被加工物乾燥装置190から提供される。

0217

それにより、図8に図示されたフィルタ設備112の第七実施形態において、空気流れは、燃焼装置146として形成された熱処理装置140へ、最終的には、後燃焼装置150として形成された熱処理装置140へ、被加工物乾燥装置190からもたらされる。この種の空気導入は、熱処理装置140を作動するために必要な温度がより容易に僅かな追加エネルギ入力により実現可能である利点を有している。その結果として、熱処理装置140の作動のための例えば気体、特に、天然ガスは節約されることができる。

0218

他の点において、図8に図示されたフィルタ設備112の第七実施形態は、図7に図示された第六実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0219

図9に図示されたフィルタ設備112の第八実施形態は、実質的に、燃焼装置146へ供給される空気が被加工物乾燥装置190から到来せずに、後燃焼装置150として形成された熱処理装置140からの排出空気が使用されることが、図8に図示された第七実施形態と異なっている。こうして、空気流れ(又は、空気流れの少なくとも一部)の循環は、燃焼装置146及び後燃焼装置150によって実現されることができる。

0220

他の点において、図9に図示されたフィルタ設備112の第八実施形態は、図8に図示された第七実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0221

図10に図示されたフィルタ設備112の第九実施形態は、実質的に、処理装置134が、機械式処理装置160に加えて、冷却装置144のように形成された熱処理装置140を具備することが、図2に図示された第一実施形態と異なっている。

0222

この場合において、冷却装置144は、好ましくは、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向182に関して機械式処理装置160の前側に配置される。

0223

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、冷却装置144によって冷却されることができる。特に、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、吹き過ぎ塗料のガラス転移温度より低い温度へ冷却装置144によって冷却されることができる。例えば、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、約5℃の温度へ冷却されることができる。

0224

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の冷却は、この物質内の塗料部分が、もろくなり、こうして、より容易に機械的に処理されることができ、特に、より容易にすりつぶされることができることをもたらす。

0225

フィルタ設備112のさらなる実施形態(図示せず)において、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の冷却は、機械式処理装置160の前側で行われずに、機械式処理装置160において行われるようにされても良い。

0226

他の点において、図10に図示されたフィルタ設備112の第九実施形態は、図2に図示された第一実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0227

燃焼装置146の様々な実施形態が図11から13に図示されている。特に、燃焼装置146は回転炉152である。

0228

図11に図示された実施形態において、回転炉152は回転炉152の内部194を加熱するための加熱領域192を有するようにされる。

0229

回転炉152は、ここでは、対向流原理に従って作動させられても良く、言い換えれば、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、回転炉152の内部194を通る移送方向182に移送され、この移送方向は、気体、特に、処理気体が回転炉152の内部194を通り移送される気体移送方向196とは反対となる。

0230

その結果として、回転炉152の内部194へ導入される吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質が、高温気体、特に、この内部194へ流入する処理気体に直接的に接触するようになり、それにより、より速く処理されるために、回転炉152は特に短くされても良い。

0231

図12に図示された回転炉152のように形成された燃焼装置146の第二実施形態は、実質的に、気体移送方向196と吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向182とが、互いに関して平行で同じ方向に向けられることが、図11に図示された実施形態と異なっている。それにより、図12に図示された回転炉152は、並流動作において作動させられる。

0232

その結果として、生成凝縮物は、好ましくは、高温処理気体内により長く保持されることができ、それにより、凝縮物も完全に転化される可能性が増大するようになる。こうして、生成タール状残留物の量は、好ましくは、低減されることができる。

0233

他の点において、図12に図示された回転炉152の実施形態は、図11に図示された実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0234

図13に図示された回転炉152のように形成された燃焼装置146の第三実施形態は、実質的に、単一の加熱領域192に代えて、複数、特に、四つの加熱領域192が設けられていることが、図12に図示された実施形態と異なっている。

0235

互いに関して平行で同じ方向に向けられている気体移送方向196と吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向182とに関して、加熱領域192a、192b、192c、及び、192dは、ここでは、互いに次に続くように配置されている。

0236

さらに、図13に図示された回転炉152の実施形態は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質、特に、処理されたフィルタ補助材が、回転炉152の一端部において、回転炉から除去されないことが、図12に図示された実施形態と異なっている。むしろ、除去装置198が設けられ、この除去装置によって、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、二つの加熱領域192の間、特に、加熱領域192bと加熱領域192cとの間から除去されることができる。

0237

この種の除去装置198は、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の移送方向182と気体移送方向196とにおいて、除去装置198に続く加熱領域192c及び192dをより強く加熱することを可能とする。その結果として、懸念されなければならない過剰加熱によるフィルタ補助材の損傷なしに、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質から排出される物質の完全燃焼が保証されることができる。

0238

他の点において、図13に図示された回転炉152の実施形態は、図12に図示された実施形態と、構造及び機能に関して一致し、それゆえ、この範囲への言及は上述されている。

0239

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質を処理するために、本質的に、フィルタ設備112の説明された実施形態の個々の又は複数の態様は、望まれるときには、互いに組み合わされることができる。こうして、例えば、吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質は、最初に、図7に従って燃焼装置146へ供給され、次いで、図10に従って冷却装置144によって冷却されるようにされても良い。

0240

吹き過ぎ塗料及びフィルタ補助材からなる物質の処理がフィルタ設備112の説明された全ての実施形態において行われるために、特に、フィルタ補助材の節約と、フィルタ設備112及びその結果としてさらに塗装設備100の効果的な作動とが可能とされる。

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