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技術 機能性香料成分混合物を含む組成物

出願人 ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
発明者 スティーブンルイスディアージングロンダジーンジャクソンジョージケヴィンモーガンザサードジェイソンジョンオルコビー
出願日 2011年8月11日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2013-524878
公開日 2013年10月3日 (6年3ヶ月経過) 公開番号 2013-537463
状態 特許登録済
技術分野 空気の消毒,殺菌または脱臭 芳香剤容器
主要キーワード 通気性膜 蒸気透過性膜 揮発性組成物 ODT 空気脱臭 悪臭制御剤 参照文 検知閾値
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課題・解決手段

機能性香料成分の混合物を有する組成物が提供される。1つの実施形態においては、機能性香料成分はイソノニルアセテートジヒドロミルセノールリナロール、及びベンジルアセテートを含む。1つの実施形態においては、機能性香料成分は前記混合物の重量基準で、約75%〜約100%存在してよく、前記組成物は実質的にVOCを含まない。

概要

背景

種々の香料組成物は、空気中の悪臭マスキング脱臭、及び/又は除去するために利用可能である。これらの組成物は、電気(すなわち、電圧印加する)プラグインディフューザー(plug-in diffusers)、受動的(すなわち、電圧を印加しない)ディフューザートリガーディスペンサーを含む空気清浄シムテムにより、散布することができる。多くの場合、香料組成物を空気中へ適切に送達するには、蒸発助剤又は分配助剤の使用が必要である。

受動的又は拡散空気清浄剤は、例えば、香料蒸発助剤として20%以上の揮発性有機化合物(「VOC」)を含有する液体組成物を使用してもよい。本明細書で使用するとき「VOC」とは、20℃における測定において26.7Pa(0.2mm Hg)超の蒸気圧を有し、かつ香料の蒸発に役立つ揮発性有機化合物を意味する。例示的なVOCとしては、以下の有機溶媒が挙げられる:ジプロピレングリコールメチルエーテル(「DPM」)、3−メトキシ3−メチル−1−ブタノール(「MMB」)、揮発性シリコーン油、及びジプロピレングリコールメチルエチルプロピルブチルエステルエチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテルジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、又は商標名がDowanol(商標)のグリコールエーテルの任意のVOCが挙げられる。

受動的及び電圧印加空気ディフューザーでは、DPM及びMMBが一般的に使用される。エアゾールディスペンサーでは、一般的に用いられている分配助剤又は噴射剤は、炭化水素であり、これはVOCである。VOCはその溶媒臭のため、幾つかの製品への利用が望ましくないことがある。更に、幾つかのVOCは現在、アメリカ合衆国環境保護庁(Environmental Protection Agency)及び米国カリフォルニア大気資源局(California Air Resource Board(「CARB」))によって規制されている。CARB規制により分類されているVOCは、California Consumer Products RegulationのArticle 2,§94508(a)(144)に見いだすことができる。前述の懸念及び環境保護の要求を考慮すると、VOC含有量低減の取り組みが望ましい。

VOCの含有量低減の1つの取り組みは、単に処方中のVOCの量を下げることである。しかし、VOC含有量の低下は性能に悪い影響を与えることがある。例えば受動的及び電圧印加空気ディフューザーにおいては、VOCはディフューザーから拡散するときに溶液の蒸発プロファイル補助する溶液中の香料成分を保持するのに役立つ。したがって、VOC量を低減すると、所望の香料特性の送達を損なわせる恐れがある。エアゾールスプレーディスペンサーの場合においては、噴射剤含有量の低減は、噴射剤を使い果たした後でも製品がディスペンサー中に残存することが起こり得る。それはまた、散布された製品の粒径を増加させ、表面への過剰な沈着を導く恐れがある。エアゾールスプレーディスペンサー中のVOC含有量低減の別の取り組みは、米国特許第7,014,127号に概説されている。この取り組みは、特定の範囲の圧及び弁開口部寸法と組み合わせて、ブタンを含まない液化ガス噴射剤を最大25%用いる。

概要

機能性香料成分の混合物を有する組成物が提供される。1つの実施形態においては、機能性香料成分はイソノニルアセテートジヒドロミルセノールリナロール、及びベンジルアセテートを含む。1つの実施形態においては、機能性香料成分は前記混合物の重量基準で、約75%〜約100%存在してよく、前記組成物は実質的にVOCを含まない。

目的

本発明のFPCは、香料原材料の蒸発を補助し、混合物においては、快感芳香利益を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

香料混合物を含む組成物であって、前記香料混合物が前記香料混合物の重量の75%〜100%のFPC(機能性香料成分)を含み、前記FPCがイソノニルアセテートジヒドロミルセノールリナロール、及びベンジルアセテートを含み、前記組成物が実質的にVOC(揮発性有機化合物)を含まない、組成物。

請求項2

前記組成物が、空気清浄剤及び布地消臭剤からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。

請求項3

前記FPC混合物が、前記香料混合物の重量基準で、5%〜50%のベンジルアセテート、5%〜35%のイソノニルアセテート、5%〜45%のジヒドロミルセノール、及び15%〜45%のリナロールを含む、請求項1に記載の組成物。

請求項4

前記香料混合物が、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートからなる、請求項1に記載の組成物。

請求項5

界面活性剤乳化剤可溶化剤ポリマーシクロデキストリン過酸化水素緩衝剤亜鉛イオン、及びこれらの混合物からなる群から選択される活性剤を更に含む、請求項1に記載の組成物。

請求項6

前記組成物がVOCを含まない、請求項1に記載の組成物。

請求項7

前記FPCが1:1:1:1の比率で存在する、請求項1に記載の組成物。

請求項8

香料混合物を含む組成物であって、前記香料混合物がFPC混合物を含み、前記FPC混合物が、前記香料混合物の重量基準で、5%〜10%のベンジルアセテート、5%〜35%のイソノニルアセテート、20%〜45%のジヒドロミルセノール、及び35%〜45%のリナロールを含み、前記組成物がVOCを含まない、前記組成物。

請求項9

芯、通気性膜、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される蒸発基材と、香料混合物を含む組成物を入れる容器とを含む空気清浄装置であって、前記香料混合物がFPC混合物を含み、前記FPC混合物がイソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートを含む、前記装置。

請求項10

前記FPC混合物が、前記香料混合物の重量基準で、75%〜100%のイソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートを含む、請求項9に記載の装置。

請求項11

前記組成物が、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートからなる、請求項10に記載の装置。

請求項12

前記組成物が、規制されているVOCを実質的に含まない、請求項9に記載の装置。

請求項13

前記組成物が活性剤を更に含む、請求項9に記載の装置。

請求項14

請求項1に記載の組成物を供給する工程を含む、芳香剤大気送達する方法。

技術分野

0001

本発明は、機能性香料成分の混合物を含む組成物に関する。

背景技術

0002

種々の香料組成物は、空気中の悪臭マスキング脱臭、及び/又は除去するために利用可能である。これらの組成物は、電気(すなわち、電圧印加する)プラグインディフューザー(plug-in diffusers)、受動的(すなわち、電圧を印加しない)ディフューザートリガーディスペンサーを含む空気清浄シムテムにより、散布することができる。多くの場合、香料組成物を空気中へ適切に送達するには、蒸発助剤又は分配助剤の使用が必要である。

0003

受動的又は拡散空気清浄剤は、例えば、香料蒸発助剤として20%以上の揮発性有機化合物(「VOC」)を含有する液体組成物を使用してもよい。本明細書で使用するとき「VOC」とは、20℃における測定において26.7Pa(0.2mm Hg)超の蒸気圧を有し、かつ香料の蒸発に役立つ揮発性有機化合物を意味する。例示的なVOCとしては、以下の有機溶媒が挙げられる:ジプロピレングリコールメチルエーテル(「DPM」)、3−メトキシ3−メチル−1−ブタノール(「MMB」)、揮発性シリコーン油、及びジプロピレングリコールメチルエチルプロピルブチルエステルエチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテルジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、又は商標名がDowanol(商標)のグリコールエーテルの任意のVOCが挙げられる。

0004

受動的及び電圧印加空気ディフューザーでは、DPM及びMMBが一般的に使用される。エアゾールディスペンサーでは、一般的に用いられている分配助剤又は噴射剤は、炭化水素であり、これはVOCである。VOCはその溶媒臭のため、幾つかの製品への利用が望ましくないことがある。更に、幾つかのVOCは現在、アメリカ合衆国環境保護庁(Environmental Protection Agency)及び米国カリフォルニア大気資源局(California Air Resource Board(「CARB」))によって規制されている。CARB規制により分類されているVOCは、California Consumer Products RegulationのArticle 2,§94508(a)(144)に見いだすことができる。前述の懸念及び環境保護の要求を考慮すると、VOC含有量低減の取り組みが望ましい。

0005

VOCの含有量低減の1つの取り組みは、単に処方中のVOCの量を下げることである。しかし、VOC含有量の低下は性能に悪い影響を与えることがある。例えば受動的及び電圧印加空気ディフューザーにおいては、VOCはディフューザーから拡散するときに溶液の蒸発プロファイル補助する溶液中の香料成分を保持するのに役立つ。したがって、VOC量を低減すると、所望の香料特性の送達を損なわせる恐れがある。エアゾールスプレーディスペンサーの場合においては、噴射剤含有量の低減は、噴射剤を使い果たした後でも製品がディスペンサー中に残存することが起こり得る。それはまた、散布された製品の粒径を増加させ、表面への過剰な沈着を導く恐れがある。エアゾールスプレーディスペンサー中のVOC含有量低減の別の取り組みは、米国特許第7,014,127号に概説されている。この取り組みは、特定の範囲の圧及び弁開口部寸法と組み合わせて、ブタンを含まない液化ガス噴射剤を最大25%用いる。

先行技術

0006

米国特許第7,014,127号

発明が解決しようとする課題

0007

そのため、連続して芳香剤を供給するにもかかわらず実質的にVOCを含まない成分を有する、改良空気清浄組成物に対するニーズが引き続いて存在する。

課題を解決するための手段

0008

本発明の1つの実施形態においては、機能性香料成分(「FPCs」又は単数の場合には「FPC」)の混合物を含む香料混合物を有する組成物が提供される。FPCは、イソノニルアセテートジヒドロミルセノールリナロール、及びベンジルアセテートを含む。この組成物は実質的にVOCを含まない。

0009

本発明の別の実施形態においては、FPC混合物を含有する香料混合物を含む組成物が提供される。FPC混合物は、香料混合物の重量の約5%〜約10%のベンジルアセテート、約5%〜約35%のイソノニルアセテート、約20%〜45%のジヒドロミルセノール、及び約35%〜約45%のリナロールを含有する。この組成物はVOCを含まない。

0010

本発明のさらに別の実施形態においては、芯、膜、又はこれらの組み合わせからなる蒸発基材、及び香料混合物を含有する組成物を入れるための容器を含む、空気清浄装置が提供される。香料混合物は、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートを含むFPC混合物を含む。

図面の簡単な説明

0011

本発明の1つの実施形態による香料材料の混合物を含む組成物と比較し、かつ従来の有機溶媒と比較した、FPC混合物の蒸発プロファイルを説明する線図。

0012

「空気清浄組成物」又は「空気清浄剤」という用語は、本明細書で使用するとき、マスキング、層形成、又は組成物に悪臭中和香料原材料を含めることにより、空気中の臭気を低減する及び/又は空気中の臭気の影響を低減する、任意の好適な組成物を指す。

0013

本明細書で使用するとき「VOC」とは、20℃における測定で26.7Pa(0.2mm Hg)超の蒸気圧を有し、かつ香料の蒸発に役立つ揮発性有機化合物を意味する。

0014

本発明は、FPC混合物を含む組成物に関する。本発明は、香料の蒸発を補助することができるVOCを有する成分又は材料の必要性をなくす又は低減する。

0015

組成物は実質的にVOCを含まないことが可能であり、これは組成物が組成物重量の約18%以下、あるいは約6%以下、あるいは約5%以下、あるいは約1%以下、あるいは約0.5%以下のVOCを有することを意味する。幾つかの実施形態においては、組成物はVOCを含まないことができる。

0016

FPC
本発明のFPCは、空気清浄組成物において一般的に用いられている従来の有機溶媒又はVOCに類似する蒸発特性を有する香料原材料の1種である。本発明のFPCは、香料原材料の蒸発を補助し、混合物においては、快感芳香利益を提供する。FPCは、組成物全体としての香料特性に負の影響を与えることなしに比較的高濃度で用いることができる。

0017

香料原材料は、個体が香料を嗅いだときに嗅覚反応を生じさせることが理解されている。常に知覚されて個体に嗅覚反応を生じさせる香料成分の最低濃度は、香り検知閾値(「ODT」)として知られている。香料の濃度が上昇するにつれて、香料の臭気強度及び個体の嗅覚反応も増加する。これは香料の濃度が最高に達するまで続き、その時点で臭気強度は、それ以上個体の嗅覚反応が生じない平坦域に達する。個体が常に臭気を知覚する香料濃度の範囲は、臭気検出範囲(「ODR」)として知られている。高濃度の香料原材料を含む組成物はコストが高く非効率であるため、組成物中の香料原材料の濃度は、香料原材料のODT以下に又はODRの範囲内になるように配合されるべきである。

0018

しかし、出願人らは、ある状況では、ODTを超える、あるいはODRを超えるFPCを用いることが望ましい可能性があることを見いだした。特に、従来の空気清浄組成物における使用よりも高濃度であり、かつ従来の有機溶媒の不在におけるこれらのFPCの使用は、驚くべきことに、連続して芳香を大気に提供する。

0019

FPCとして好適な香料原材料は、コバット指数(Kovat’s Index(「KI」))を使用して定義することができる。KIは、検体(例えば、揮発性組成物の成分)の揮発特質を、クロマトグラフィーカラム上において、そのカラム上におけるn−アルカンノルマルアルカンシリーズの揮発特性との関連において、位置づける。典型的なガスクロマトグラフ(「GC」)カラムは、Agilent Technologies of Palo Alto,Californiaから入手できるDB−5カラムである。この定義により、ノルマルアルカンのKIは100nとされ、ここでnはn−アルカンの炭素数である。補正保持時間t'n及びttNをそれぞれ有する炭素数が「n」及び「N」である2つのn−アルカンの間において、時間t'において溶出する検体xのKIは、次式で計算される。

0020

0021

非極性から弱い極性のGCの固定相では、分析物のKIはそれらの相対的な揮発性関係づけられる。例えば、より小さいKIの分析物は、より大きいKIの検体より、より揮発性である傾向がある。分析物を対応するKI値によって順位づけることにより、気液分配系での検体蒸発速度を良好に比較することができる。

0022

好適なFPCは、約900〜約1400、あるいは約900〜約1200、あるいは約1000〜約1100、あるいは約1000のコバット指数を有してよい。

0023

FPCとしての使用に好適な香料原材料はまた、所定の香料特性の香気を留めておくためにODT及び非極性香気特性を用いて規定することもできる。ODTは、水素炎イオン化検出器及び嗅ぎ口を備えた市販のガスクロマトグラフ(「GC」)を用いて測定することができる。ガスクロマトグラフを較正して、濃度及び鎖長分布既知の炭化水素の基準物を用いて、シリンジにより注入された物質の正確な容量、精密なスプリット比、及び炭化水素の応答性を測定する。空気の流量を正確に測定し、ヒトの吸入持続時間が12秒間であると仮定して、サンプル体積を計算する。任意の時点の検出器における正確な濃度が既知であるため、吸入された体積当たりの質量も既知であり、物質の濃度を計算することができる。物質が50ppb未満閾値を有するかどうかを決定するために、逆算された濃度の溶液を嗅ぎ口に送達させる。パネリストがGC溶出物を嗅ぎ、臭気を感知したときの保持時間を同定する。パネリスト全員の平均を感知能の閾値と決定する。必要な量の分析物をカラムに注入し、検出器における濃度を50ppbにする。臭気検出閾値を決定するための典型的なガスクロマトグラフのパラメーターを以下に列挙する。試験は、装置に付随した手引きに従って実施する。

0024

0025

好適なFPCは、約1.0ppb超、あるいは約5.0ppb超、あるいは約10.0ppb超、あるいは約20.0ppb超、あるいは約30.0ppb超、あるいは約100万分(「ppm」)の0.1のODTを有することがある。

0026

上述のコバット及びODT特性に加えて、香料原材料をFPCとして有用なものと表示することができる他の物理化学特性は、分子量、蒸気圧、沸点引火点蒸発熱、粘度、溶解パラメーター及びこれらの組み合わせである。

0027

好適なFPCは、揮発性が高く、沸点が低い香料成分であってもよい。代表的なFPCとして、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール(3−メチレン−7−メチルオクタン−7−オール)、リナロール(3−ヒドロキシ−3,7−ジメチル−1,6オクタジエン)、ゲラニオール(3,7ジメチル−2,6−オクタジエン−1−オール)、d−リモネン(1−メチル−4−イソプロピニル−1−シクロヘキセン)、ベンジルアセテート、イソプロピルミリステート(isopropyl mystristate)、及びこれらの組み合わせが挙げられる。表1は、特定のFPCの代表的な特性のおおよその報告された値を列挙する。図1は、空気清浄組成物において一般的に用いられているVOCとの関連における、特定のFPCの蒸発プロファイルを示す。

0028

0029

香料混合物中のFPCの総量は、香料混合物の重量の約40%超、あるいは約50%超、あるいは約60%超、あるいは約70%超、あるいは約75%超、あるいは約80%超、あるいは約40%〜約100%、あるいは約45%〜約100%、あるいは約50%〜約100%、あるいは約60%〜約100%、あるいは約70%〜約100%、あるいは約75%〜約100%、あるいは約80%〜約100%、あるいは約85%〜約100%、あるいは約90%〜約100%、あるいは約100%であってよい。幾つかの実施形態においては、香料混合物は完全にFPC(すなわち100wt%)からなってよい。他の実施形態においては、組成物は完全にFPCからなる。

0030

FPC混合物は、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートを含んでよい。1つの実施形態においては、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートは、個別に、香料混合物の重量の約25%、あるいは1:1:1:1の比で存在してよい。他の実施形態においては、イソノニルアセテート、ジヒドロミルセノール、リナロール、及びベンジルアセテートは、表2に示す範囲で存在してよい。

0031

0032

表3のFPC混合物1及び2を、電圧を印加しない芯ベース空気清浄器に使用し得る非限定の代表的なFPC混合物の説明を目的として、提供する。

0033

0034

非機能性香料成分
本発明の組成物は、非機能性香料成分又はその複数の成分を含み得る。非機能性香料成分は、その芳香、香気又は快感利益のためにのみ使用される香料原材料である。非機能性香料成分は、FPCの特性を満たさない。好適な非機能性香料成分は、米国特許第5,663,134号、同第5,670,475号、同第5,783,544号、同第5,939,060号、及び同第6,146,621号に開示されている。

0035

本明細書で述べた水準でのFPCの使用は、全香料組成物の蒸発プロファイルを調節し、種々のシステムにおいて意図した使用期間にわたって香料特性の不変性を提供することに役立ち得る。FPCの使用は、その芳香又は快感利益のために含まれている非機能性香料成分の香料特性を阻害しない。

0036

活性剤
活性剤は、洗浄、表面ケア保護、布地コンディショニング又は柔軟、布地リフレッシュしわ取り、空気清浄、空気脱臭悪臭除去皮膚保湿、身体の脱臭、又は同様の効果を提供する。活性剤は、水又は脱イオン水を含まない。

0037

空気清浄又は布地リフレッシュ組成物では、活性剤は真の悪臭除去効果をもたらし得る。真の悪臭除去効果は、感覚的かつ分析的(例えばGCなどにより)の両方により測定できる悪臭低下として定義される。したがって、空気清浄組成物が真の悪臭除去効果をもたらす場合、空気清浄組成物は、単に臭気を隠す又はマスキングするために香料を用いることにより機能する訳ではない。空気清浄製品悪臭中和剤とともに提供される場合、空気清浄製品は、1種以上の幾つかの種類の臭気制御機構を用いてもよい。好適な悪臭制御剤の1つは、シクロデキストリンであり、これは米国特許第5,534,165号、同第5,668,097号、同第5,714,317号、及び同第6,682,694号に開示されている。

0038

活性剤はまた、界面活性剤乳化剤可溶化剤ポリマー、シクロデキストリン、悪臭中和剤(過酸化水素緩衝剤亜鉛イオンなど)を含んでもよい。例えば、好適な布地コンディショニング/柔軟剤は、米国特許第5,139,687号に開示されている。

0039

製品形態
本発明の組成物は、芳香を大気に送達するために、当該技術分野で良く知られている任意の装置により使用してよい。このような送達装置の非限定的な例としては、電圧の印加があってもなくてもよく、蒸発基材(例えば、通気性の膜又は芯)があってもなくてもよいディフューザー;カップリング又はデカップリングしている圧電システム;ゲルマトリックスなどが挙げられる。好適な装置としては、米国特許第7,223,361号に開示された液体電気(liquid electric)システム及び米国公開特許第2009/0289127A1号の電圧を印加する圧電システムが挙げられる。

0040

組成物を、FPC混合物の拡散のために通気性膜を含む受動的空気ディフューザーにより使用してもよい。通気性膜は、液体の膜外への自由な流れを阻止する蒸気透過性膜であり、したがって漏れの問題に対処している。好適な膜としては、米国特許第7,498,369号に記載のような任意にシリカ充填した超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)型の膜が挙げられる。かかるUHMWPE膜には、Daramicから入手可能なDaramic(商標)V5、DSM(Netherlands)から入手可能なSolupor(登録商標)、PPGIndustriesから入手可能なTeslin(登録商標)SP1100HD、及びこれらの組み合わせが挙げられる。他の好適な通気性膜としては、アセタールアクリルセルロースフッ素樹脂ポリアミドポリエステルポリビニルポリオレフィンスチレン系などの単独、共押出、織布若しくは不織布の、エラストマーゴム固体、シリカ、及びこれらの組み合わせと混合された又は組み合わされたものを含み、透過性である、任意のポリマー、熱可塑性、又は熱硬化性の材料が挙げられる。Dupontから入手できるHytrel(商標)、又はArkemaから入手できるLotryl(商標)も好適である。

0041

本発明の組成物は、皮膚保湿剤、体臭防止剤洗顔及びボディークレンザーベビーワイプなどのパーソナルケア製品硬質表面クリーナー、木研磨剤、及び自動車用クリーナーなどの表面ケア組成物クリーナー、柔軟剤、しわ取り、及びリフレッシュ剤などの布地ケア組成物;並びにエアロゾル及びスプレーを含む空気清浄組成物における使用のためにも、処方してよい。

0042

表3のFPC混合物1及び2、FPC対照混合物、及びDPMの重量減少のプロファイルを評価した。それぞれ互いに材質及び形状が同一の4つのガラス瓶に、ピペットを使用して、個別に、5.5mLのFPC混合物1(表3に示す)、FPC混合物2(表3に示す)、FPC対照混合物(表4に示す)及びDPMを満たす。プラグ及び芯のアセンブリ、Porex ZSF−7575、をそれぞれの瓶に取り付ける。瓶を21+/−2℃に制御した、10m3の浴室実験室中のに置き、1時間当たり2回の空気の交換を行なう。最初の重量を記録し、それに続いて4、7、12、及び15日経過後に重量を測定する。Ohaus Analytical Plus(商標)AP120の較正し、水平水準を合わせた実験室用天秤を使用して、重量を測定する。重量減は次のように計算する。
式中、
ti及びtj=時刻
tj−ti=tiとtjとの時間間隔
Eij=tiとtjとの間の蒸発速度、
Wi=時刻iにおけるmg表示の重量、
Wj=時刻jにおけるmg表示の重量

0043

0044

0045

DPM、FPC混合物1、FPC混合物2、及びFPC対照混合物の重量減を図1に示す。これら混合物に関する重量減曲線は、FPC混合物1及び2は、大気の香り付けに関してDPMに匹敵し、かつ時間の経過を通してFPC対照混合物よりも不変性が高いことを、明らかに示している。

0046

本発明の組成物は、本明細書に記載される本発明の要素及び制限事項、並びに本明細書に記載される追加若しくは任意選択の成分、化学成分、又は制限事項のいずれをも含み、これらからなり、又はこれらから本質的になることができる。

0047

本明細書全体を通じて記載されるあらゆる数値範囲には、こうしたより広い数値範囲内に入るそれよりも狭いあらゆる数値範囲は、こうしたそれよりも狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように、包含される。例えば、「1〜10」の規定された範囲は、最小値1から最大値10の間の(両端含む)任意の及び全ての部分範囲すなわち、最小値1又はそれ以上で始まり、最大値10又はそれ以下で終わる全ての部分範囲(例えば1から6.1、3.5から7.8、5.5から10等)を含むと見なされるべきである。

0048

本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきでない。むしろ、特に断らないかぎり、そのようなそれぞれの寸法は、記載された値及びその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

0049

相互参照されるか又は関連する全ての特許又は特許出願を含む、本願に引用される全ての文書を、特に除外又は限定することを明言しないかぎりにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、ある用語の任意の意味又は定義の範囲が、援用文献中の同じ用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に与えられる意味又は定義が優先するものとする。

実施例

0050

以上、本発明の特定の実施形態を例示、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び改変を行い得る点は、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲に含まれるそのような全ての変更及び改変を添付の特許請求の範囲において網羅するものとする。

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