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技術 クロールスペースの包囲システム

出願人 エイエフエム・コーポレーション
発明者 ロイド,ジェフリー・ダグラストービン,マイケル・ダブリューシュワルブ,ロナルド・ティー
出願日 2011年6月8日 (9年8ヶ月経過) 出願番号 2013-514329
公開日 2013年8月8日 (7年6ヶ月経過) 公開番号 2013-531751
状態 拒絶査定
技術分野 建築環境
主要キーワード 嵌め込み部材 組み立て法 通気チャンネル 気化物質 床張り材 断熱システム ラドンガス 下張り床
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年8月8日)のものです。
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図面 (7)

課題・解決手段

クロールスペース密閉性および断熱性を実現しながら、密閉および断熱システムと地面との間に入り込んだ気体を排出することが可能なクロールスペースの包囲システムである。本クロールスペースの包囲システムは、断熱性の根太間詰め物、1枚またはそれより多くの断熱パネル、および、高分子膜を含む。

概要

背景

[003]家が基礎上に構築されるために床下にクロールスペースが造られた家が多く建築されている。クロールスペースは一般的に穴が多く、水分に対して十分な密閉性がなく、また、熱の放散蓄積を防ぐために断熱してある。水分がクロールスペースに入ると、クロールスペース上の床根太やその他の様々な床張り材構造を形成する木材に水が浸入する。このような水分によって大量のかび胞子が発生して、昆虫成育しやすい環境が形成される可能性がある。さらなる問題は、クロールスペース中にシロアリなどの昆虫がを作らないようにすることに関する。その他の問題は、水分および熱の放散や蓄積を防ぐと同時にラドンのような気体換気されるようにすることに関する。適度な密閉性と断熱性を有するシステムを提供しようとする様々な試みがなされているが、さらなる改善が求められている。

概要

クロールスペースの密閉性および断熱性を実現しながら、密閉および断熱システムと地面との間に入り込んだ気体を排出することが可能なクロールスペースの包囲システムである。本クロールスペースの包囲システムは、断熱性の根太間詰め物、1枚またはそれより多くの断熱パネル、および、高分子膜を含む。

目的

本発明の開示は、水分に対する密閉性、熱の放散や蓄積を防ぐための断熱性、昆虫の忌避、および、クロールスペース中の通気の確保を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

断熱された基礎および下張り床構造であって、該構造は:基礎の壁土台の上部に固定された土台;土台の上部に固定された端根太;少なくとも第一の床根太、および、第一の床根太と離れて配置された第二の床根太(ここで第一の床根太および第二の床根太はいずれも、土台の上に固定されている);および、端根太に隣接して、土台の上に載せられた断熱性根太間詰め物(ここで断熱性の根太間詰め物は、第一の床根太と第二の床根太との間にちょうどはまるような形状および大きさを有する)、を含む、上記構造。

請求項2

前記断熱性の根太間詰め物が、ポリスチレンポリウレタンポリエチレンポリプロピレンポリイソシアヌレート、および、それらの混合物からなる群より選択される発泡ポリマーを含む、請求項1に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項3

前記断熱性の根太間詰め物が、発泡ポリスチレンを含む、請求項2に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項4

前記断熱性の根太間詰め物が、発泡ポリマー中に分散された防虫剤をさらに含む、請求項2に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項5

前記防虫剤が、ホウ素含有化合物を含む、請求項4に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項6

前記ホウ素含有化合物が、八ホウ酸二ナトリウム四水和物を含む、請求項5に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項7

前記断熱性の根太間詰め物が、約10〜約36のR値を有する、請求項1に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項8

前記断熱性の根太間詰め物が、断熱性の根太間詰め物中に形成された複数のスリットをさらに含む、請求項1に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項9

前記第一の床根太および第二の床根太が、実質的に互いに平行であり、さらに端根太に対して実質的に垂直である、請求項1に記載の断熱された基礎および下張り床構造。

請求項10

クロールスペース包囲システムであって、該システムは:基礎の壁基礎の壁の上部に固定された土台;土台の上部に固定された端根太;少なくとも第一の床根太、および、第一の床根太と離れて配置された第二の床根太(ここで第一の床根太および第二の床根太はいずれも、土台の上に固定されている);および、端根太に隣接して、土台の上に載せられた断熱性の根太間詰め物(ここで断熱性の根太間詰め物は、第一の床根太と第二の床根太との間にちょうどはまるような形状および大きさを有する);それぞれ第一面とそれと反対の第二面を有する複数の断熱パネル(ここでこれらの断熱パネルは、断熱パネルの第一面を基礎の壁と隣接させることにより基礎の壁の少なくとも一部に固定されている);および、断熱パネルの第二面に固定された高分子膜(ここで該高分子膜は断熱パネルの第二面の少なくとも一部の上に積層されており、さらに基礎の壁に隣接する地面の上にも積層される)、を含む、上記システム。

請求項11

前記少なくとも断熱パネルの一部が、基礎の壁に隣接しており、高分子膜の下の地面と流体を行き来させることが可能な少なくとも1つの通気チャンネルをさらに含む、請求項10に記載の包囲システム。

請求項12

前記断熱性の根太間詰め物および断熱パネルが、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソシアヌレート、および、それらの混合物からなる群より選択される発泡ポリマーを含む、請求項10に記載の包囲システム。

請求項13

前記断熱性の根太間詰め物および断熱パネルが、発泡ポリスチレンを含む、請求項12に記載の包囲システム。

請求項14

前記断熱性の根太間詰め物および断熱パネルが、発泡ポリマー中に分散された防虫剤をさらに含む、請求項12に記載の包囲システム。

請求項15

前記防虫剤が、ホウ素含有化合物を含む、請求項14に記載の包囲システム。

請求項16

前記ホウ素含有化合物が、八ホウ酸二ナトリウム四水和物を含む、請求項15に記載の包囲システム。

請求項17

前記第一の床根太および第二の床根太が、実質的に互いに平行であり、さらに端根太に対して実質的に垂直である、請求項10に記載の包囲システム。

請求項18

前記断熱性の根太間詰め物が、約10〜約36のR値を有し、前記断熱パネルが、約5〜約30のR値を有する、請求項10に記載の包囲システム。

請求項19

前記少なくとも断熱パネルの一部が、断熱パネルの第一面上で互いに離れて配置される、請求項10に記載の包囲システム。

請求項20

前記少なくとも断熱パネルの一部が、約1〜約24インチの幅を有し、断熱パネルの第二面に取り付けた粘着テープまたは高分子フィルムで互いに固定されている、請求項10に記載の包囲システム。

請求項21

前記少なくとも断熱パネルの一部が、基礎の壁および土台へと接近できるように、前記包囲システムから取り外すことができる、請求項10に記載の包囲システム。

請求項22

前記少なくとも断熱パネルの一部が、蝶番で連結された部分を含み、それにより断熱パネルが開いて基礎の壁および土台へと接近できるようになる、請求項10に記載の包囲システム。

請求項23

前記断熱性の根太間詰め物が、基礎の壁および土台へと接近できるように、前記包囲システムから取り外すことができる、請求項10に記載の包囲システム。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
[001]本願は、2010年6月11日付けで出願された米国仮出願第61/353,681号の先の出願日に基づく優先権を主張する。

0002

分野
[002]本発明の開示は、断熱された基礎および下張り床構造に関する。より具体的には、本開示は、改善された断熱性通気構造を有する断熱構造に関する。

背景技術

0003

[003]家が基礎上に構築されるために床下にクロールスペースが造られた家が多く建築されている。クロールスペースは一般的に穴が多く、水分に対して十分な密閉性がなく、また、熱の放散蓄積を防ぐために断熱してある。水分がクロールスペースに入ると、クロールスペース上の床根太やその他の様々な床張り材構造を形成する木材に水が浸入する。このような水分によって大量のかび胞子が発生して、昆虫成育しやすい環境が形成される可能性がある。さらなる問題は、クロールスペース中にシロアリなどの昆虫がを作らないようにすることに関する。その他の問題は、水分および熱の放散や蓄積を防ぐと同時にラドンのような気体換気されるようにすることに関する。適度な密閉性と断熱性を有するシステムを提供しようとする様々な試みがなされているが、さらなる改善が求められている。

発明が解決しようとする課題

0004

[004]従って、本発明の開示は、水分に対する密閉性、熱の放散や蓄積を防ぐための断熱性、昆虫の忌避、および、クロールスペース中の通気の確保を提供する包囲システム(encapsulation system)に関する。

課題を解決するための手段

0005

[005]第一の形態において、本発明の開示は、断熱された基礎および下張り床構造(subflooring structure)を提供し、本構造は、基礎の壁、基礎の壁の上に固定された土台(sill plate)、土台の上に固定された端根太(header joist)、互いに離れて配置された第一の床根太(floor joist)および第二の床根太(ここで床根太は土台の上に固定される)、および、床根太間に押し込んでちょうどはまるようにすることができ、土台の上に固定されている断熱性の根太間詰め物(joist plug)を含む。

0006

[006]一実施態様において、断熱された基礎および下張り床構造は、ポリスチレンポリウレタンポリエチレンポリプロピレンポリイソシアヌレート、および、それらの混合物からなる群より選択される発泡ポリマーで作製された断熱性の根太間詰め物を含む。このような断熱された基礎のある種の実施態様において、断熱性の根太間詰め物は、発泡ポリスチレンで作製される。

0007

[007]このような断熱された基礎および下張り床構造のある種の実施態様において、断熱性の根太間詰め物は、発泡ポリマー中に防虫剤が分散された発泡体ポリマーで作製される。さらに本発明の開示に係るいくつかの実施態様において、断熱性の根太間詰め物は、発泡ポリマー中にホウ素含有化合物を含む防虫剤が分散された発泡ポリマーで作製される。上記断熱された基礎の一実施態様において、ホウ素含有化合物は、八ホウ酸二ナトリウム四水和物である。

0008

[008]このような基礎および下張り床構造のある種の実施態様において、断熱性の根太間詰め物は、約10〜約36のR値を有する。さらに、場合によっては、断熱性の根太間詰め物は、1またはそれより多くのスリットを含む。また上記断熱された基礎および下張り床構造は、2つの床根太からなっていてもよく、ここでこれらの2つの床根太は実質的に互いに平行であり、端根太に対して垂直である。

0009

[009]第二の形態において、本発明の開示は、基礎の壁、基礎の壁の上に固定された土台、土台の上に固定された端根太、互いに離れて配置された第一の床根太および第二の床根太(ここで床根太は土台の上に固定される)、床根太間に押し込んでちょうどはまるような形状の断熱性の根太間詰め物、基礎の壁の一部に固定された1枚またはそれより多くの断熱パネル、および、断熱パネルの一部とオーバーラップしており基礎の壁に隣接する地面を覆う高分子膜を含む、クロールスペースの包囲システムを提供する。高分子膜は、好ましくは、防水性であるか、および/または、水分および/またはその他の気化物質に対して耐性を有する。

0010

[0010]一実施態様において、本包囲システムは、高分子膜の下のスペースと連結された1本またはそれより多くの通気チャンネルで構成される部分を有する断熱パネルを含む。

0011

[0011]本包囲システムのある種の実施態様において、断熱性の根太間詰め物および断熱パネルは、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソシアヌレート、および、それらの混合物からなる群より選択される発泡ポリマーで作製される。具体的な実施態様において、断熱性の根太間詰め物および断熱パネルは、発泡ポリスチレンで作製される。

0012

[0012]ある種の実施態様において、本包囲システムは、発泡ポリマー中に防虫剤が分散された発泡体ポリマーで作製された断熱性の根太間詰め物および断熱パネルを含む。一実施態様において、このような断熱性の根太間詰め物および断熱パネルは、発泡ポリマー中にホウ素含有化合物を含む防虫剤が分散された発泡ポリマーで作製される。具体的な実施態様において、ホウ素含有化合物としては、八ホウ酸二ナトリウム四水和物が挙げられる。

0013

[0013]ある種の実施態様において、床根太は、実質的に互いに平行であり、さらに端根太に対して実質的に垂直である。

0014

[0014]本包囲システムは、好ましくは、約10〜約36のR値を有する断熱性の根太間詰め物、および、約5〜約30のR値を有する断熱パネルを含む。本包囲システムはまた、断熱パネルの少なくとも一部が、断熱パネルの片側において互いに離れて配置されるように設計されることが好ましい。好ましくは、断熱パネルは、約1〜約24インチの幅を有しており、粘着テープまたは高分子フィルムで互いに固定されている。

0015

[0015]本包囲システムのある種の実施態様において断熱パネルの一部は、基礎の壁および土台へと接近できるように、取り外すことができる。具体的な一実施態様において、断熱パネルの一部が蝶番を含んでおり、そうすることにより、基礎の壁および土台へと接近できるようにその部分を開くことができる。一実施態様において、本包囲システムから断熱性の根太間詰め物を取り外すこともでき、そうすることにより、基礎の壁および土台へと接近することが可能になる。

0016

[0016]本開示のさらなる利点は詳細な説明を図面と共に考察すれば明かであり、ここでこれらの図面は、詳細をより明確に示すために正確な縮尺ではなく、数々の図面にわたり類似した参照番号は類似した要素を示す。

図面の簡単な説明

0017

図1は、本開示の一実施態様に係る断熱性の根太間詰め物の斜視図である。
図2は、図1に記載の断熱性の根太間詰め物の平面図である。
図3は、本開示の一実施態様に係る包囲システムの側面図である。
図4は、本開示の一実施態様に係る基礎の壁に隣接する通気チャンネルを有する断熱パネルの平面図である。
図5は、本開示の一実施態様に係る通気チャンネルを形成するためにそれぞれ様々な厚さを有するパネルを有する断熱パネルのその他の実施態様の平面図である。
図6は、本開示の一実施態様に係る基礎の壁および土台へと接近できるようにパネルの蝶番で連結された部分を示す、図4に示す断熱パネルの側面図である。

実施例

0018

[0023]図面を参照して、本開示は、1枚またはそれより多くの断熱パネル14の上に取り付けられた1個またはそれより多くの断熱性の根太間詰め物12、および、クロールスペースの床に取り付けられた地面用高分子膜16を有するクロールスペースの包囲システム10に関する。

0019

[0024]例えば図3で示されるような典型的な基礎および下張り床システムにおいて、床114は土台104の上に載せられており、同様に土台104に載せられた端根太102に固定された1本またはそれより多くの床根太100によって支えられている。土台104は、基礎の壁106の上に取り付けられている。基礎の壁106は、土台104と床根太100とを支えており、地面110に取り付けられている。基礎の壁106は、クロールスペースの内部と外部との間に換気ダクト112を含んでいてもよい。シロアリの侵入に対する耐性を付与するために、床根太100、端根太102、土台104および基礎の壁106のいずれかまたは全てが化学的に処理されていてもよい。例えば、これらの部材の外面に、ホウ素含有化合物(例えば八ホウ酸二ナトリウム四水和物)、および、グリコール、および/または、グリセリンを含む組成物が塗布されていてもよい。

0020

[0025]図2を参照すれば、断熱性の根太間詰め物12は、床根太100aと100bとの間に押し込んでちょうどはまるように設計されることが望ましい。断熱性の根太間詰め物12は、例えばポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソシアヌレートおよび類似の材料などの発泡ポリマーで構築される。より好ましくは、発泡ポリマーは、発泡ポリスチレンである。また当然のことながら、断熱性の根太間詰め物12は、発泡ポリマーの個々の空間または粒の隙間に防虫剤が分散された発泡ポリマーで構築されていてもよい。例えばデルタメトリンまたはイミダクロプリドなどの有機性の防虫剤が発泡ポリマー中に包含されていてもよい。より好ましくは、防虫剤は、ホウ素含有化合物であってもよく、例えば八ホウ酸二ナトリウム四水和物である。その他の適切なホウ素含有防虫剤化合物としては、ホウ酸ホウ酸ナトリウム(例えばホウ砂、および、五ホウ酸ナトリウム)、ホウ酸カルシウムナトリウムホウ酸カルシウム、および、それらの混合物が挙げられる。例えばシロアリなどのある種の昆虫は未処理の発泡ポリマーをとしてそれらにダメージを与えたり、または、木材を食べたりする可能性がある。断熱性の根太間詰め物中にこのような防虫剤を包含させることによって、シロアリの襲撃やダメージに対する耐性を有する根太嵌め込み部材が提供される。

0021

[0026]断熱性の根太間詰め物は、好ましくは、床根太に平行に配置された複数のスリット14を含む。スリット14は、断熱性の根太間詰め物12の圧縮を可能にし、それにより床根太100aと床根太100bとの間に断熱性の根太間詰め物12がちょうどはまるようにすることができる。断熱性の根太間詰め物12が圧縮能を有することから、断熱性の根太間詰め物12の幅W(図1)は、断熱性の根太間詰め物12が安定して取り付けられるように、床根太D間の距離に等しいかまたはそれよりもわずかに大きくてもよい。典型的な現代組み立て法では、床根太は、一般的に中心から中心への距離が約16インチになるように離れて配置される。床根太が太くなることを考慮すれば、断熱性の根太間詰め物の幅Wは、一般的には約14インチ〜約15インチになると予想される。

0022

[0027]断熱性の根太間詰め物12は、好ましくは、土台104の上に載せられ、端根太102の隣に配置されるように設計される。断熱性の根太間詰め物は、一般的に、約2と1/2インチ〜約10インチの厚さを有し、約10〜約36の断熱R値を提供する。

0023

[0028]また本包囲システム10は、複数の断熱パネル14も含む。断熱パネル14は断熱性の根太間詰め物12と同じ高分子材料で形成されていてもよく、パネル14の厚さおよびその他の寸法は、根太嵌め込み部材12の寸法とは異なっていてもよい。例えば断熱パネル14は、例えばポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソシアヌレートおよび類似の材料などの発泡体ポリマーで構築されていてもよい。より好ましくは、発泡ポリマーは、発泡ポリスチレンである。また断熱パネル14は、断熱性の根太間詰め物12の場合と同様に防虫剤を含んでいてもよい。好ましい防虫剤としては、例えば八ホウ酸二ナトリウム四水和物などのホウベースの化合物が挙げられる。断熱パネルは、一般的に、約5〜約30の断熱R値を提供する。

0024

[0029]図4に示される一実施態様において、断熱パネル14は、長方形の断熱パネル400と、1枚またはそれより多くの通気式の断熱パネル402とがそれぞれ交互に隣接して配置されるように設計されていてもよい。通気式の断熱パネル402は通気孔チャンネル404を含み、好ましくはこのような通気孔チャンネル404は、通気孔チャンネルの開いた側が基礎の壁106に直接隣接しているように配置される。また好ましくは、通気孔404は、床根太100付近で断熱パネル402の垂直の長さ方向を横切るように断熱パネル402の底部から断熱パネル402の上まで配置され、さらに、通気孔404は、基礎の壁106の換気ダクト112と接触するように配置される。断熱パネル14は、個々に設置するように設計されていてもよいし、または、断熱パネル14の一方の側に取り付けた粘着テープまたは高分子フィルムで断熱パネル14が互いに貼り合わせられるように設計されていてもよい。断熱パネル14を粘着テープまたは高分子フィルムで互いに貼り合わせることにより、断熱パネル14を折り重ねてそれらを取り付けのためのクロールスペースに置けるようになる。

0025

[0030]図5に示されるその代わりの実施態様において、断熱パネル14はまた、交互に配置されたパネル502が隣接する断熱パネル504と異なる厚さを有するように設計されていてもよい。断熱パネル504の厚さが隣接するパネル502よりも薄いため、基礎の壁106に直接的に接する通気孔チャンネル506が形成される。

0026

[0031]図6を参照すれば、断熱パネル14は、断熱パネル14の上に配置された取り外し可能なパネル602を含んでいてもよい。取り外し可能なパネル602は、好ましくは、基礎の壁106および土台104へと接近できるように設計される。取り外し可能なパネル602は、断熱パネル604の下側部分に載せられることが好ましく、これは、基礎の壁106の検査および修復の際に全て取り外せるように設計されていてもよい。検査および修復が完了したら、再び取り外し可能なパネル602を取り付けることもできる。また当然のことながら、取り外し可能なパネル602を粘着テープ、高分子フィルム606または類似手段を用いて断熱パネル604の下側部分に取り付け、取り外し可能なパネル602と断熱パネル604の下側部分とが蝶番式に動くようにしてもよい。

0027

[0032]特に好ましい実施態様において、断熱パネル14は、約8フィートの幅および約4フィートの高さを有するパネルとして提供されてもよい。パネル14の両方の表面は、例えばポリエチレンフィルムなどのポリマーフィルムが積層されていることが好ましい。しかしながら、それらを積層させる前、パネル14に、幅方向に約1フィート間隔で印を付けることが好ましい。続いてパネル14は、特定のクロールスペースの設置に適したサイズになるように、印のラインのどれかに沿って簡単に切断してパネルの一部を除去することが可能である。あるいは、積層されたフィルム無傷のままにしてパネルだけを印のラインのいずれかに沿って切断し、蝶番にすることも可能である。またこの方法で、パネル14の一部を印のラインのいずれかに沿って一時的に折り畳むことにより、パネルの後に隠れた基礎の検査を容易にすることも可能である。

0028

[0033]図3を参照すれば、好ましくは、基礎の壁106が接するクロールスペースの面上に高分子膜108を設置してもよい。
高分子膜108をクロールスペースに面する第二面上で断熱パネル14に固定することにより、高分子膜108が断熱パネル14の少なくとも一部とオーバーラップして実質的に気体を通さない密閉状態を形成することができる。このようなオーバーラップと断熱パネル14を覆う高分子膜108によって密閉状態になるために、水分またはその他の気体が地面を通ってクロールスペースに入らないようになると予想される。

0029

[0034]高分子膜は、好ましくは例えばポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリマーで構成され、一般的には約1〜約5ミルの厚さを有する。高分子膜は、例えば水蒸気およびラドンなどの望ましくない蒸気に対するバリアとして作用する。場合によっては、高分子膜はさらに防水性であってもよい。

0030

[0035]クロールスペースの包囲システムは、クロールスペースと地面との間で防水性のバリアを形成する。地面から気体(例えばラドンガス)および水分が発生した場合、このような気体および水分は、高分子膜108と地面110との間のスペースに入り込む可能性がある。高分子膜108は、水分および気体がクロールスペースに入らないようにし、気体および水分を断熱パネル14に移動させて通気孔チャンネル404に入るようにする。続いて水分および気体は通気孔チャンネルを通って基礎の壁106中の換気ダクト112に移動し、そこで外に排出される。

0031

[0036]本発明の開示によれば、断熱性の根太間詰め物は、好ましくは、約10〜約36のR値を有する。断熱パネルは、好ましくは約5〜約30のR値を有し、より好ましくは約10〜約15を有する。

0032

[0037]前述のこの開示に関する好ましい実施態様の説明を図解および説明のために示した。しかしながらこれらの図解および説明は、全てを網羅したものでもないし、本開示を開示された正確な形態に限定するものでもない。上記の教示の観点で明白な改変またはバリエーションも可能である。これらの実施態様は、本開示の原理およびその実際の適用の最良の説明を提供する目的で選択され説明されたものであり、それによって当業者は、様々な実施態様で検討された具体的な用途に適するように様々な改変を行って本開示を利用することが可能である。

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