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技術 安全増設ベース及びその制御方法

出願人 エルエス産電株式会社
発明者 ベクスンジェ
出願日 2011年1月19日 (8年10ヶ月経過) 出願番号 2012-549944
公開日 2013年5月16日 (6年6ヶ月経過) 公開番号 2013-517582
状態 特許登録済
技術分野 プログラマブルコントロ-ラ
主要キーワード 安全プログラム 認識可否 システム状態監視 記載範囲 制御権限 直列バス メインベース ユーザ定義プログラム
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

メインベースに接続された安全増設ベースと、安全増設ベースを維持及び制御する制御方法とを提供すること。

解決手段

本発明は、PLCシステムにおけるメインベースとデータ通信を行う通信部と、PLCシステム状態を監視するシステム状態監視部と、PLCシステム状態が正常状態であるか否かに応じて別個制御信号を出力するモジュール制御部と、通信データ並びに必要なプログラム及び情報を記憶するメモリ部と、モジュール制御部から出力される制御信号によって正常状態又は安全状態に切り換える状態切換部と、正常状態ではメインベースから転送された情報を利用して安全増設ベースの制御を行い、安全状態ではメモリ部に予め記憶されたユーザ定義プログラムによって安全増設ベースの制御を行う安全処理部と、を含む安全増設ベースを提供する。

概要

背景

PLCは、種々の機器と接続され、これらの機器を組織的に制御する電子装置である。このようなPLCシステムは、デジタル又はアナログ入出力モジュールを介して、ロジックシーケンス、タイミング、計数演算、等の特殊な機能を行うために、プログラム可能メモリを用いて、多様な種類の機械プロセッサを制御する。

一般に、PLCシステムは、産業自動化と共に最も基本、かつ重要な制御システムであり、工場ビル等の設備自動化に多く用いられ、初期の単純な基本演算から現在の複雑な応用演算を行うだけでなく産業ネットワークを形成して、多様な現場要求に応じている。また、最近ではPLCシステムに新しい先端機器を導入することによって、より複雑になったネットワーク制御のために、メインベースの他に多数の増設ベースを接続した増設PLCシステムを構築している。

過去には、生産性拡大が産業現場において重要な要素となったが、最近ではこのような複雑なPLCシステムの運営において人的及び物的被害を減らすための安全に対する関心が高まっており、特に安全に関する規格及び要求が一層深まる傾向にある。このような要求に応じてメインベースに接続された多数の各増設ベースが、安全状態で運用されるように制御することによって、誤動作による物的被害及びそれに伴う人的被害を減らすことが何よりも重要である。

図1は、従来の一般の単一PLCシステムの構成図である。

図1を参照すると、従来の単一PLCシステムでは、メインベース10に通信ケーブル12を介して多数の増設ベース11が接続される。各増設ベース11は、メインベース10によって制御され、メインベース10の状態に従って増設ベース11が動作する。したがって、増設ベース11は、メインベース10によって受動的に動作する構造である。

図2は、従来の一般の二重化PLCシステムの構成図である。

図2を参照すると、従来の二重化PLCシステムは、メインベース20がマスタ及びスタンバイに二重化された構造を有する。各増設ベース23は、通信ケーブル24を介して、マスタメインベース21及びスタンバイメインベース22のうちいずれか一つのベースに接続される。図1と類似して、各増設ベース23は、メインベース20によって制御され、メインベース20に対して受動的に動作する。このとき、マスタメインベース21に障害が生じると、スタンバイメインベース22が制御権限継承して各増設ベース23を制御する。

しかし、このような従来のPLCシステムでは、システムに障害が発生した場合、メインベースでこれを認識して、システム状態を他の増設ベースに伝達する。これは、メインベースの障害に対する認識可否及び認識できる性能に応じて増設ベースが制御される、従属構造となっているためである。したがって、従来はシステムに何らかの障害が発生した場合、メインベースが認識できないか、認識が遅れて、システム状態が正確に増設ベースに伝達されず、増設ベースに取り付けられた機器が誤動作を起こす可能性があり、これに伴う物的、人的被害を招く恐れがあった。これは、増設ベースの制御モジュールが、メインベースの従属構造になっており、増設ベースの制御モジュールがシステム状態を自ら認識できないため、自主的な動作を行えず、誤動作による危険にさらされるためである。

概要

メインベースに接続された安全増設ベースと、安全増設ベースを維持及び制御する制御方法とを提供すること。本発明は、PLCシステムにおけるメインベースとデータ通信を行う通信部と、PLCシステム状態を監視するシステム状態監視部と、PLCシステム状態が正常状態であるか否かに応じて別個制御信号を出力するモジュール制御部と、通信データ並びに必要なプログラム及び情報を記憶するメモリ部と、モジュール制御部から出力される制御信号によって正常状態又は安全状態に切り換える状態切換部と、正常状態ではメインベースから転送された情報を利用して安全増設ベースの制御を行い、安全状態ではメモリ部に予め記憶されたユーザ定義プログラムによって安全増設ベースの制御を行う安全処理部と、を含む安全増設ベースを提供する。

目的

本発明は、上記問題を解決するためのものであって、本発明の目的は、メインベースに接続された安全増設ベースの状態が、メインベースの制御とは別に独自に予め設定された安全状態に切り換えられて、PLCシステムを保護するように安全増設ベースを維持及び制御することができる、安全増設ベース及びその制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

プログラマブルロジックコントローラPLC)システムにおけるメインベースと接続された安全増設ベースであって、前記メインベースとデータ通信を行う通信部と、前記メインベースと通信されるデータを利用して、PLCシステム状態を監視するシステム状態監視部と、前記安全増設ベースの全般的な動作を制御し、前記PLCシステム状態が正常状態であるか否かに応じて別個制御信号を出力するモジュール制御部と、前記メインベースから転送された通信データ及び前記安全増設ベースの安全状態制御に必要なプログラム及び情報を記憶するメモリ部と、前記モジュール制御部から出力される制御信号によって、正常状態又は安全状態に切り換える状態切換部と、前記状態切換部によって正常状態に切り換えられたとき、前記メインベースから転送された情報を利用して前記安全増設ベースの制御を行い、安全状態に切り換えられたとき、前記メモリ部に予め記憶されたユーザ定義プログラムによって前記安全増設ベースの制御を行う安全処理部と、を備えることを特徴とする、安全増設ベース。

請求項2

前記通信部は、前記メインベースから、初期パラメータと、設定情報を含んだ初期運転情報と、前記PLCシステムの障害発生時に、前記安全増設ベースが安全状態に切り換えられて安全状態制御が行われるようにユーザが予め定義したパラメータ及びプログラムを含んだ動作情報と、の伝達を受けることを特徴とする、請求項1に記載の安全増設ベース。

請求項3

前記システム状態監視部は、初期運転情報に異常があるか否かを検査して、前記安全増設ベースが正常状態制御を行えるか否かを判断することを特徴とする、請求項1に記載の安全増設ベース。

請求項4

前記安全状態に切り換えられたとき、前記安全処理部は前記メインベースで伝達を受けた通信データとは別に、独自に前記安全増設ベースの制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の安全増設ベース。

請求項5

プログラマブルロジックコントローラ(PLC)システムにおけるメインベースと接続された安全増設ベースの制御方法であって、メインベースからデータの伝達を受けるステップと、前記伝達されたデータを利用して、前記PLCシステム状態を監視するステップと、前記監視の結果、PLCシステムが正常の場合、前記のメインベースから伝達されたデータを利用して前記安全増設ベースの正常状態制御を行い、正常ではない場合、安全状態に切り換えるステップと、前記安全状態に切り換えられた場合、前記メインベースとは別に、独自に予め設定されたユーザ定義プログラムによって安全状態制御を行うステップと、を有することを特徴とする、安全増設ベースの制御方法。

請求項6

前記データの伝達を受けるステップは、前記メインベースから前記予め設定されたユーザ定義プログラムを受信するステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載の安全増設ベースの制御方法。

技術分野

0001

本発明は、安全増設ベース制御に関し、特にプログラマブルロジックコントローラPLC)システムにおけるメインベース制御とは別に、安全増設ベースが独立に安全状態に維持及び制御される、安全増設ベース及びその制御方法に関する。

背景技術

0002

PLCは、種々の機器と接続され、これらの機器を組織的に制御する電子装置である。このようなPLCシステムは、デジタル又はアナログ入出力モジュールを介して、ロジックシーケンス、タイミング、計数演算、等の特殊な機能を行うために、プログラム可能メモリを用いて、多様な種類の機械プロセッサを制御する。

0003

一般に、PLCシステムは、産業自動化と共に最も基本、かつ重要な制御システムであり、工場ビル等の設備自動化に多く用いられ、初期の単純な基本演算から現在の複雑な応用演算を行うだけでなく産業ネットワークを形成して、多様な現場要求に応じている。また、最近ではPLCシステムに新しい先端機器を導入することによって、より複雑になったネットワーク制御のために、メインベースの他に多数の増設ベースを接続した増設PLCシステムを構築している。

0004

過去には、生産性拡大が産業現場において重要な要素となったが、最近ではこのような複雑なPLCシステムの運営において人的及び物的被害を減らすための安全に対する関心が高まっており、特に安全に関する規格及び要求が一層深まる傾向にある。このような要求に応じてメインベースに接続された多数の各増設ベースが、安全状態で運用されるように制御することによって、誤動作による物的被害及びそれに伴う人的被害を減らすことが何よりも重要である。

0005

図1は、従来の一般の単一PLCシステムの構成図である。

0006

図1を参照すると、従来の単一PLCシステムでは、メインベース10に通信ケーブル12を介して多数の増設ベース11が接続される。各増設ベース11は、メインベース10によって制御され、メインベース10の状態に従って増設ベース11が動作する。したがって、増設ベース11は、メインベース10によって受動的に動作する構造である。

0007

図2は、従来の一般の二重化PLCシステムの構成図である。

0008

図2を参照すると、従来の二重化PLCシステムは、メインベース20がマスタ及びスタンバイに二重化された構造を有する。各増設ベース23は、通信ケーブル24を介して、マスタメインベース21及びスタンバイメインベース22のうちいずれか一つのベースに接続される。図1と類似して、各増設ベース23は、メインベース20によって制御され、メインベース20に対して受動的に動作する。このとき、マスタメインベース21に障害が生じると、スタンバイメインベース22が制御権限継承して各増設ベース23を制御する。

0009

しかし、このような従来のPLCシステムでは、システムに障害が発生した場合、メインベースでこれを認識して、システム状態を他の増設ベースに伝達する。これは、メインベースの障害に対する認識可否及び認識できる性能に応じて増設ベースが制御される、従属構造となっているためである。したがって、従来はシステムに何らかの障害が発生した場合、メインベースが認識できないか、認識が遅れて、システム状態が正確に増設ベースに伝達されず、増設ベースに取り付けられた機器が誤動作を起こす可能性があり、これに伴う物的、人的被害を招く恐れがあった。これは、増設ベースの制御モジュールが、メインベースの従属構造になっており、増設ベースの制御モジュールがシステム状態を自ら認識できないため、自主的な動作を行えず、誤動作による危険にさらされるためである。

発明が解決しようとする課題

0010

本発明は、上記問題を解決するためのものであって、本発明の目的は、メインベースに接続された安全増設ベースの状態が、メインベースの制御とは別に独自に予め設定された安全状態に切り換えられて、PLCシステムを保護するように安全増設ベースを維持及び制御することができる、安全増設ベース及びその制御方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するための本発明は、PLCシステムにおけるメインベースと接続された安全増設ベースであって、上記メインベースとデータ通信を行う通信部と、上記メインベースと通信されるデータを利用してPLCシステム状態を監視するシステム状態監視部と、上記安全増設ベースの全般的な動作を制御し、上記PLCシステム状態が正常状態であるか否かに応じて別個制御信号を出力するモジュール制御部と、上記メインベースから転送された通信データ並びに上記安全増設ベースの安全状態制御に必要なプログラム及び情報を記憶するメモリ部と、上記モジュール制御部から出力される制御信号によって正常状態又は安全状態に切り換える状態切換部と、上記状態切換部によって正常状態に切り換えられたとき、上記メインベースから転送された情報を利用して上記安全増設ベースの制御を行い、安全状態に切り換えられたとき、上記メモリ部に予め記憶されたユーザ定義プログラムに従って上記安全増設ベースの制御を行う安全処理部と、を含む増設ベースを提供する。

0012

本発明の実施形態において、上記通信部は、上記メインベースから初期パラメータ及び設定情報を含んだ初期運転情報と、上記PLCシステムの障害発生時に、上記安全増設ベースが安全状態に切り換えて安全状態制御が行われるようにユーザが予め定義したパラメータ及びプログラムを含んだ動作情報との伝達を受ける。

0013

本発明の実施形態において、上記システム状態監視部は、上記初期運転情報に異常があるか否かを検査して、上記安全増設ベースが正常状態制御を行えるか否かを判断する。

0014

本発明の実施形態において、上記安全状態に切り換えられたとき、上記安全処理部は、上記メインベースから伝達を受けた通信データとは別に、独自に上記安全増設ベース制御を行う。

0015

また、上記目的を達成するための本発明は、PLCシステムのメインベースと接続された安全増設ベースの制御方法であって、メインベースからデータの伝達を受けるステップと、上記伝達を受けたデータを利用して上記PLCシステム状態を監視するステップと、上記監視の結果、PLCシステムが正常なとき、上記メインベースから伝達を受けたデータを利用して、上記安全増設ベースの正常状態制御を行い、正常でないとき、安全状態に切り換えるステップと、上記安全状態に切り換えられた場合、上記メインベースとは別に独自に予め設定されたユーザ定義プログラムによって安全状態制御を行うステップと、を含む安全増設ベースの制御方法を提供する。

0016

本発明の実施形態において、上記データの伝達を受けるステップは、上記メインベースから上記ユーザが予め定義したプログラムを受信するステップを含む。

発明の効果

0017

本発明によって、PLCシステムにおいて、メインベースに接続された増設ベースが、メインベースとは独立にシステムを安全状態に維持及び制御することができる。

0018

また、本発明によって、メインベースの障害又は異常によってシステムがエラー状態になったとき、増設ベースに取り付けられた機器保護及び機器の誤動作による人的、物的被害を防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0019

従来の一般の単一PLCシステムの構成図である。
従来の一般の二重化PLCシステムの構成図である。
本発明の一実施形態に係る単一PLCシステムに、安全増設ベースが接続された構成を示した図面である。
本発明の他の実施形態に係る二重化PLCシステムに、安全増設ベースが接続された構成を示した図面である。
本発明の実施形態に係る安全増設ベースの概略的な構成図である。
本発明の一実施形態に係るPLC制御プログラムツールに接続するための安全増設ベースの構成図である。
本発明の一実施形態に係る安全増設ベースの構成を概略的に示したブロック図である。
本発明に係る安全増設ベースの制御方法を示したフローチャートである。

実施例

0020

本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して説明する。また、本発明を説明に当たり関連した開示機能又は構成に関する具体的な説明が、本発明の要旨を不要に不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。

0021

図3は、本発明の一実施形態に係る単一PLCシステムに、安全増設ベースが接続された構成を示した図面である。

0022

図3を参照すると、本発明の実施形態に係る安全増設ベース110は、メインベース100に他の多数の一般の増設ベース120と接続される。このような安全増設ベース110及び多数の一般の増設ベース120は、メインベース100及び一連の通信ケーブル130を介してデータをやり取りする。このデータは、増設ベース110、120それぞれの入力及び出力値となって、状態値又は各増設ベース110、120に取り付けられたモジュールのパラメータ値にもなる。ここで、一般の増設ベース120は、メインベース100から初期パラメータ及び関連設定情報の伝達を各々受けて、メインベース100によって持続的に動作に対する制御を受ける。それに対して、本発明に係る安全増設ベース110は、メインベース100によって初期パラメータ及び関連設定情報だけに限らず、メインベース100の障害、エラー、異常、等が発生したときに安全増設ベース110が安全状態に切り換えられるように、ユーザが定義したパラメータ及びプログラム等の伝達を受ける。これによって、以後安全増設ベース110がPLCシステムを監視して、自身が安全状態に切り換えられなければならないか否かを判断して、安全状態に切り換えられたときは、安全増設ベース110がメインベース100とは別に、独自にユーザが定義した安全プログラムを駆動して他の一般の増設ベース120を制御する。

0023

図4は、本発明の他の実施形態に係る二重化PLCシステムに、安全増設ベースが接続された構成を示した図面である。

0024

図4を参照すると、本発明に係る二重化PLCシステムは、メインベース200がマスタ及びスタンバイに二重化された構造を有する。安全増設ベース210は、このようなメインベース200に他の多数の一般の増設ベース220が接続される。安全増設ベース210及び一般の増設ベース220は、マスタメインベース201及びスタンバイメインベース202のうち少なくともいずれか一つと接続され、一連の通信ケーブル230を介してデータをやり取りする。このデータは、安全増設ベース210及び一般の増設ベース220の入力及び出力値となり、また状態値又は各々の増設ベース210、220に取り付けられたモジュールのパラメータ値にもなる。ここで、図3と同様に、一般の増設ベース220は、メインベース200から初期パラメータ及び関連設定情報の伝達を各々受けて、メインベース200によって持続的に動作に対する制御を受けるが、安全増設ベース210は、メインベース200によって初期パラメータ及び関連設定情報だけでなく、メインベース200の障害、エラー、異常等が発生したときに、安全増設ベース210が安全状態に切り換えられるように、ユーザが定義したパラメータ及びプログラム等の伝達を受ける。これによって、以後安全増設ベース210がPLCシステムを監視して、自身が安全状態に切り換えるのか否かを判断して、安全状態に切り換えられると安全増設ベース210がメインベース200とは別に、独自にユーザが定義した安全プログラムを駆動して他の一般の増設ベース220を制御する。

0025

図5は、本発明の実施形態に係る安全増設ベースの概略的な構成図である。

0026

図5の(a)は、本発明に係る安全増設ベースの形状を例示的に示し、図5の(b)は、これに関するブロック図を概略的に示した図面である。図5の(a)及び(b)を参照すると、本発明の安全増設ベース300は、ベース301上に、各モジュールに電源を供給する電源モジュール302、安全増設ベース300の全般的な動作を制御する制御モジュール303、入力を担う入力モジュール304、出力を担う出力モジュール305、通信を担う通信モジュール306、特殊機能を行う特殊モジュール307及びその他の所定の目的を行うその他のモジュール308が設けられて構成される。このようなベース301上に他の所定のモジュールを追加的に設けてもよい。モジュール302、304、305〜308はそれぞれ、制御モジュール303によって制御され、このような制御モジュール303は、前述のようにメインベースによって制御される。すなわち、メインベースは、安全増設ベース300に取り付けられたモジュール302、304、305〜308それぞれに対するパラメータ、自分の状態、出力値等の情報を安全増設ベース300の制御モジュール303に送り、制御モジュール303はこれを受けて処理する。また、安全増設ベース300の制御モジュール303は、メインベースの障害発生時に安全状態に切り換えられて、メインベースとは別に独自に一般の増設ベース120を安全に維持及び制御する。

0027

図6は、本発明の一実施形態に係るPLC制御プログラムツールに接続するための安全増設ベースの構成図である。

0028

図6を参照すると、本発明に係る安全増設ベース62は、上記のように一般の増設ベース63と同様にメインベース61に通信ケーブル64を介して接続されて、PLCシステムを構成する。このようなPLCシステムにおいては、中央PC60でPLC制御プログラムツールを利用して、PLC動作を設定する。中央PC60は、メインベース61、安全増設ベース62及び一般の増設ベース63との接続がすべて可能であり、これら各接続のためのメディアは、はん用直列バス(USB)、直列バス又はイーサネット登録商標)等によって具現できる。

0029

メインベース61は、中央PC60へのメインベース接続65、安全増設ベース接続66及び一般の増設ベース接続67に該当するPC接続を介して、制御プログラムツールによってPLC制御プログラムの伝達を受けて、安全増設ベース62及び一般の増設ベース63に通信ケーブル64を介して、パラメータ等を伝達する。安全増設ベース62は、他の一般の増設ベース63とは別に、ユーザが設定した安全状態のための設定プログラム及びパラメータ等の追加的な伝達を受ける。これによって、安全増設ベース62は、メインベース61の障害発生時に、上記設定プログラムによって安全状態に切り換えられてシステムを安全に維持及び制御する。

0030

図7は、本発明の一実施形態に係る安全増設ベースの構成を概略的に示したブロック図である。

0031

図7に示したように、本発明に係る安全増設ベース700は、大きく制御モジュール710及び安全モジュール720からなる。制御モジュール710は、メインベース730との通信を介して、PLCシステム状態を監視して、システム異常発生時に安全状態に切り換えて、ユーザが設定した安全プログラムによって安全状態制御を行い、安全モジュール720は、制御モジュール710の制御によってシステムを安全状態に維持及び管理する。このような制御モジュール710は、通信部711、システム状態監視部712、メモリ部713、状態切換部714及びモジュール制御部715を含み、安全モジュール720は、安全処理部721を含んで構成される。

0032

通信部711は、メインベース730及び他の増設ベース(図示せず)並びに所定の通信ケーブルを利用してデータ通信を行う。特に、このような通信部730は、メインベース730から初期パラメータ及び設定情報を含んだ初期運転情報を受信し、さらに、メインベース730の誤り発生時に、安全増設ベース700が安全状態に切り換えられるように、ユーザが定義したパラメータ及び所定のプログラムを含んだ動作情報の伝達を受けてもよい。このように受信された各種情報は、必要に応じて後述するメモリ部713に記憶される。

0033

システム状態監視部712は、通信部711から転送された初期運転情報及び動作情報を利用して、PLCシステム状態を検査する。すなわち、初期運転情報の異常であるか否かを検査して、自分の安全増設ベース700が正常な状態で運転できるか否かPLCシステム状態を検査する。このようなシステム状態検査の結果は、モジュール制御部715に転送される。

0034

モジュール制御部715は、安全増設ベース700の全般的な動作を制御する。特に、モジュール制御部715は、システム状態監視部712からシステム状態検査結果を受信して、システム状態の正常状態であるか否かに応じて別個の制御信号を出力する。つまり、システムが正常状態の場合、正常状態制御信号を出力し、正常状態でない場合、安全状態制御信号を出力する。

0035

状態切換部714は、モジュール制御部715からの制御信号によって正常状態又は安全状態に切り換える。これは、システム状態が正常状態の場合、正常状態に切り換え、正常状態でない場合、安全状態に切り換えるものである。

0036

メモリ部713は、メインベース730から転送された各情報を記憶すると同時に、モジュール制御部713によって安全増設ベース700を制御するための各プログラムを記憶する。特に、メモリ部713は、安全増設ベース700の初期パラメータ及び設定情報を含んだ初期運転情報及び安全状態制御のために、ユーザが予め設定したパラメータ及びプログラムを記憶する。このようなメモリ部713に記憶される情報は、これに限定されず、必要なとき、PLCシステムの実現のための各情報を追加的に記憶できることは当然である。

0037

安全処理部721は、状態切換部714から正常状態制御信号、又は安全状態制御信号を受信する。正常状態制御信号を受信したときは、メインベース730から転送された情報を利用して、正常状態制御を行い、安全状態制御信号を受信したときは、メモリ部713に記憶されたユーザ定義プログラムを利用して安全状態制御を行う。

0038

図8は、本発明に係る安全増設ベースの制御方法を示したフローチャートである。

0039

図8を参照すると、本発明に係る増設ベースの制御方法は、安全増設ベース700は、通信ケーブルを介してメインベース730から必要な初期パラメータ及び各設定情報を含んだ初期運転情報を受信する(S101)。このとき、上記のS101のステップにおいて、安全増設ベース700の状態が、メインベース730によって安全状態に切り換えられたとき、ユーザが予め定義したプログラムを含む初期運転情報を受信してもよい。これは、本発明の一実施形態であり、他の実施形態では安全増設ベース700のメモリ部713にユーザが予め該当プログラムを記憶しておいてもよい。続いて、安全増設ベース700は、メインベース730から受信した初期運転情報を利用して、システム状態監視を行う(S103)。ここで、システム状態監視は、上記初期運転情報を利用でき、メインベース730との通信を介して送受信されるデータを利用してもよい。また、別途監視プログラム又はソフトウェアを利用してもよい。システム状態監視結果、システムが正常状態であるか否か判断する(S105)。システムが正常状態の場合、正常状態制御を行う(S107)。このような正常状態を行うことによって、メインベース730から伝達される入力及び出力値、状態値及び安全増設ベース700に取り付けられた各種モジュールのパラメータ値を利用して、システムを維持及び制御する。

0040

上記のステップS105においてシステムが正常状態でないとき、すなわち、システムに障害又は異常が生じた際、安全増設ベース700は、安全状態に切り換える(S109)。以後、安全増設ベース700は、メインベース730とは別に予め記憶されたユーザ定義プログラムによって安全状態制御を独自に行う(S111)。

0041

前述のように、本発明は、メインベースに接続された増設ベースが、必要なとき、インベースの制御とは別に、独自にシステムを安全に維持及び制御する増設ベース制御モジュールを提供する。このため、安全増設ベースをメインベースに所定の通信ケーブルを介して接続し、安全増設ベースによってメインベースと送受信するデータを利用してシステムを監視し、システムに障害又は異常が発生した場合、安全増設ベースを安全状態に切り換えて安全状態制御を行うようにする。これによって、システムに障害又は異常が発生した場合、安全増設ベースが安全状態に切り換えられて安全状態制御を行い、システムを安定的に維持及び制御する。これによって、システムの障害発生による物的、人的被害を予防することができる。

0042

一般に産業現場には、自動化機器が広く用いられている。このような機器の間の組織的な運転を介して作業が効率よく処理される。最近、既存のシステムに種々の先端機器が追加されている。このために、既存のメインベースに多様な目的の増設ベースが接続されて、高い生産性が追い求められている。それと共に、複雑な機器の使用に係る安全問題にも関心が高まっている傾向にある。そこで、システム誤動作による物的、人的被害を減らすための方法として多様な安全対策が求められている。

0043

このような側面から見ると、本発明は、メインベースからシステムエラーが発生した場合、増設ベースで独自に安全状態に切り換えて、システムを安全に維持及び制御することによって、システム誤動作による被害を未然に防げるため、産業現場に非常に有用に適用できる。

0044

以上で説明した本発明は好ましい実施形態に基づいて詳細に説明したが、本発明はこのような実施形態の内容に限定されるものではない。本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、たとえ実施形態に示されていなくとも、特許請求の記載範囲内で本発明に対する多様な変更又は改良が可能であり、これらは全部本発明の技術的範囲に属することは明らかである。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付された特許請求の範囲の技術的思想によって定めなければならない。

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