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技術 コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ及び品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法及びコンクリート構造物の品質管理方法

出願人 大成建設株式会社
発明者 佐藤貢一坂本成弘五十嵐さやか
出願日 2012年6月13日 (8年6ヶ月経過) 出願番号 2012-133410
公開日 2013年12月26日 (6年11ヶ月経過) 公開番号 2013-257732
状態 特許登録済
技術分野 管状製品,埋設成形品の製造 デジタルマーク記録担体
主要キーワード 樹脂製薄板 用軸部材 薄板リング状 コーン部材 プラスチックコーン 字形金具 センサ検出情報 たたきつけ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年12月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易なコンクリート構造物品質管理RFIDタグを提供する。

解決手段

コンクリート打設後のコンクリート構造物内に埋設されたセンサ検出情報通信するための演算処理機能チップ2及びRFID機能チップ3を薄板リング状の本体内内装する。本体中央部の穴部6に型枠支持材であるセパレータ10を挿通して設置する。センサを接続するための端子5が設けられているので、センサの設置後にセンサを端子に接続したり、センサ設置前にセンサを端子に接続したりすることができる。端子5にセンサを予め接続しておけば、設置がより一層容易になる。

概要

背景

このようなコンクリート構造物品質管理RFIDタグに関しては、例えば下記特許文献1に記載される取付方法がある。この取付方法では、例えばコの字形金具の連結部をRFIDタグに結合し、その金具の脚部でコンクリート打設前鉄筋を挟み、両脚部をねじ部材で締め込むようにして金具ごとRFIDタグを鉄筋に固定する。

概要

タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易なコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグを提供する。コンクリート打設後のコンクリート構造物内に埋設されたセンサ検出情報通信するための演算処理機能チップ2及びRFID機能チップ3を薄板リング状の本体内内装する。本体中央部の穴部6に型枠支持材であるセパレータ10を挿通して設置する。センサを接続するための端子5が設けられているので、センサの設置後にセンサを端子に接続したり、センサ設置前にセンサを端子に接続したりすることができる。端子5にセンサを予め接続しておけば、設置がより一層容易になる。

目的

本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易なコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ、品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法、コンクリート構造物の品質管理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

請求項2

前記センサを接続するための端子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ。

請求項3

前記端子には前記センサが予め接続されていることを特徴とする請求項2に記載のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ。

請求項4

薄板リング状に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ。

請求項5

前記型枠支持用軸部材の軸方向両端部にコーン部材取付け、前記型枠支持用軸部材近傍の構造物又は型枠支持用軸部材自体にセンサを固定すると共に前記コーン部材よりも前記型枠支持用軸部材の軸方向外側で前記型枠支持用軸部材の両端部に型枠を取付けて当該型枠内部にコンクリート打設し、前記型枠及びコーン部材をコンクリート構造物から取り外した後、前記コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部の内部で請求項2に記載のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの前記穴部に前記型枠支持用軸部材を挿通し、前記コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの端子に前記センサを接続し、前記コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部を埋めて内部にセンサが埋設されたコンクリート構造物を構築することを特徴とする品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法

請求項6

請求項3に記載のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの前記穴部に型枠支持用軸部材を挿通し、前記型枠支持用軸部材近傍の構造物又は型枠支持用軸部材自体に前記センサを固定すると共に前記コーン部材よりも前記型枠支持用軸部材の軸方向外側で前記型枠支持用軸部材の両端部に型枠を取付けて当該型枠内部にコンクリートを打設し、前記型枠及びコーン部材をコンクリート構造物から取り外した後、前記コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部を埋めて内部にセンサが埋設されたコンクリート構造物を構築することを特徴とする品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法。

請求項7

請求項5又は6に記載のRFIDタグのコンクリート構造物への設置方法を用いてコンクリート構造物を構築後、前記コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグが埋設されている部分にRFIDタグリーダライターを近づけて前記演算処理機能チップ及びRFID機能チップを起動し、前記センサの検出情報をRFIDタグリーダ・ライターに通信することを特徴とするコンクリート構造物の品質管理方法

技術分野

0001

本発明は、コンクリート構造物品質管理RFIDタグ及び品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法及びコンクリート構造物の品質管理方法に関し、例えばコンクリート打設後のコンクリート構造物内のセンサ検出情報通信するのに好適なものである。

背景技術

0002

このようなコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグに関しては、例えば下記特許文献1に記載される取付方法がある。この取付方法では、例えばコの字形金具の連結部をRFIDタグに結合し、その金具の脚部でコンクリート打設前鉄筋を挟み、両脚部をねじ部材で締め込むようにして金具ごとRFIDタグを鉄筋に固定する。

先行技術

0003

特開2006−348538号公報

発明が解決しようとする課題

0004

前記特許文献1では、コンクリート打設前に金具を介してRFIDタグを鉄筋に固定するため、コンクリートを打設した後には完成されたコンクリート構造物内の所定位置にRFIDタグを埋設することが可能である。しかしながら、タグ設置のためにコの字金具のような個別の部材を必要とし、また設置も面倒である。また、コの字金具のような個別の部材をコンクリート打設前に配置するため、コンクリートの充填や駆体品質に影響を及ぼすおそれがある。

0005

本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易なコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ、品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法、コンクリート構造物の品質管理方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するために、本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグは、型枠支用軸部材挿通可能な穴部が形成されコンクリート打設後のコンクリート構造物内に埋設されたセンサの検出情報を通信するための演算処理機能チップ及びRFID機能チップを内装したものである。
また、前記センサを接続するための端子が設けられていることを特徴とするものである。
また、前記端子には前記センサが予め接続されていることを特徴とするものである。
また、薄板リング状に形成されたことを特徴とするものである。

0007

また、本発明の品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法は、前記型枠支持用軸部材の軸方向両端部にコーン部材取付け、前記型枠支持用軸部材近傍の構造物又は型枠支持用軸部材自体にセンサを固定すると共に前記コーン部材よりも前記型枠支持用軸部材の軸方向外側で前記型枠支持用軸部材の両端部に型枠を取付けて当該型枠内部にコンクリートを打設し、前記型枠及びコーン部材をコンクリート構造物から取り外した後、前記コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部の内部で前記コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの前記穴部に前記型枠支持用軸部材を挿通し、前記コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの端子に前記センサを接続し、前記コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部を埋めて内部にセンサが埋設されたコンクリート構造物を構築することを特徴とするものである。

0008

また、前記コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの前記穴部に型枠支持用軸部材を挿通し、前記型枠支持用軸部材近傍の構造物又は型枠支持用軸部材自体に前記センサを固定すると共に前記コーン部材よりも前記型枠支持用軸部材の軸方向外側で前記型枠支持用軸部材の両端部に型枠を取付けて当該型枠内部にコンクリートを打設し、前記型枠及びコーン部材をコンクリート構造物から取り外した後、前記コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部を埋めて内部にセンサが埋設されたコンクリート構造物を構築することを特徴とするものである。

0009

また、本発明のコンクリート構造物の品質管理方法は、前記RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法を用いてコンクリート構造物を構築後、前記コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグが埋設されている部分にRFIDタグリーダライターを近づけて前記演算処理機能チップ及びRFID機能チップを起動し、前記センサの検出情報をRFIDタグリーダ・ライターに通信することを特徴とするものである。

発明の効果

0010

而して、本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグは、コンクリート打設後のコンクリート構造物内に埋設されたセンサの検出情報を通信するための演算処理機能チップ及びRFID機能チップを内装し、型枠支持用軸部材の挿通可能な穴部が形成されているので、その穴部に型枠支持用軸部材を挿通するだけで設置することができ、タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易であると共に、コンクリートの充填や駆体品質への影響が少ない。

0011

また、センサを接続するための端子が設けられているので、センサの設置後にセンサを端子に接続したり、センサ設置前にセンサを端子に接続したりすることができ、設置が容易になる。
また、端子にセンサを予め接続したことにより、設置がより一層容易になる。
また、薄板リング状に形成したことにより、設置がより一層容易になる。

0012

また、本発明の品質管理用RFIDタグのコンクリート構造物への設置方法は、型枠支持用軸部材の軸方向両端部にコーン部材を取付け、型枠支持用軸部材近傍の構造物又は型枠支持用軸部材自体にセンサを固定すると共にコーン部材よりも型枠支持用軸部材の軸方向外側で型枠支持用軸部材の両端部に型枠を取付けて当該型枠内部にコンクリートを打設し、型枠及びコーン部材をコンクリート構造物から取り外した後、コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部の内部で本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの穴部に型枠支持用軸部材を挿通し、コンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの端子にセンサを接続し、コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部を埋めて内部にセンサが埋設されたコンクリート構造物を構築する。そのため、タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易であると共に、コンクリートの充填や駆体品質への影響が少ない。

0013

また、本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの穴部に型枠支持用軸部材を挿通し、型枠支持用軸部材近傍の構造物又は型枠支持用軸部材自体にセンサを固定すると共にコーン部材よりも型枠支持用軸部材の軸方向外側で型枠支持用軸部材の両端部に型枠を取付けて当該型枠内部にコンクリートを打設し、型枠及びコーン部材をコンクリート構造物から取り外した後、コーン部材取り外し後のコンクリート構造物の凹部を埋めて内部にセンサが埋設されたコンクリート構造物を構築する。そのため、タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易であると共に、コンクリートの充填や駆体品質への影響が少ない。

0014

また、本発明のコンクリート構造物の品質管理方法は、本発明のRFIDタグのコンクリート構造物への設置方法を用いてコンクリート構造物を構築後、本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグが埋設されている部分にRFIDタグリーダ・ライターを近づけて演算処理機能チップ及びRFID機能チップを起動し、センサの検出情報をRFIDタグリーダ・ライターに通信する。そのため、型枠支持部材の位置、即ち品質管理用RFIDタグの埋設位置コンクリート構造物表面から容易に確認でき、情報の読み取りがし易い。また、RFIDタグの埋め込まれている位置がコーン部材の位置にあるので、位置の特定が確実である。また、RFIDタグの埋め込まれている深さはコーン部材底面の深さ位置にあるので、深さが一定である。

図面の簡単な説明

0015

本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの第1実施形態を示す正面図である。
図1のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの設置方法の説明図である。
本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの第2実施形態を示す正面図である。
図3のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの設置方法の説明図である。
図4の設置方法の品質管理用RFIDタグの固定方法の説明図である。
図4の設置方法の品質管理用RFIDタグの固定方法の説明図である。
図4の設置方法の品質管理用RFIDタグの固定方法の説明図である。
図4の設置方法の品質管理用RFIDタグの固定方法の説明図である。
図4の設置方法の品質管理用RFIDタグの固定方法の説明図である。
センサの設置位置の説明図である。

実施例

0016

次に、本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ、品質管理用RFIDタグコンクリート構造物施工方法コンクリート管理方法の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態のコンクリート構造物管理用RFIDタグの正面図である。本実施形態のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグ1は、例えば樹脂製で薄板リング状に形成されている。この樹脂製薄板リング状の品質管理用RFIDタグ1には、コンクリート打設後のコンクリート構造物内に埋設されたセンサ検出情報を通信するための演算処理を司るコンピュータマイクロコンピュータ)チップ2及びRFIDチップ3が内装されている。

0017

RFIDは、Radio Frequency IDentificationの略で、電波による固体識別を意味する。RFIDチップ3は、RFIDチップ3に正対するようにRFIDタグリーダ・ライターに距離をおいて設置し、RFIDチップ3の動作に必要な電界強度電力を送る。例えば、RFIDチップ3は、電界強度の電力をアンテナ4で受信することによってコンピュータチップ2が給電され、コンピュータチップ2は予め記憶されたプログラムに従って演算処理を実行する。本実施形態では、RFIDチップ3が給電されて起動すると、それに伴ってコンピュータチップ2が起動する。コンピュータチップ2では、後述する歪みゲージによるコンクリート構造物内の鉄筋の歪み量、pHセンサ又は温度センサによるコンクリートのpHや温度を測定する。RFIDチップ3は、検出された鉄筋の歪み量、コンクリートのpHや温度の測定値をコンピュータチップ2からRFIDチップ3のメモリに記憶し、RFIDタグリーダ・ライターで受信する。なお、演算処理を行うコンピュータチップ2及びRFID機能を有するRFIDチップ3は1つにまとめてもよい。また、pHセンサ又は温度センサ、歪みゲージ以外のセンサも使用可能である。

0018

また、品質管理用RFIDタグ1内には、通信及び給電のためのアンテナ4が埋設されている。また、コンピュータチップ2には端子5が接続されている。この端子5は、後述する歪みゲージやpHセンサ又は温度センサなどのセンサを接続するためのものである。本実施形態の端子5は品質管理用RFIDタグ1の外表面に設けられているが、端子5を品質管理用RFIDタグ1に内装するようにしてもよい。

0019

本実施形態の品質管理用RFIDタグ1は、リング状であるから、中央部に穴部6が設けられている。この穴部6は、後述する型枠支持材のうちの軸部材であるセパレータが挿通可能な大きさとなっている。図2には、本実施形態の品質管理用RFIDタグ1の使用例を示す。図2(a)〜図2(c)は、コンクリート壁などのコンクリート構造物を形成するためにコンクリート打設用の型枠の組立て状態を示す。図中の符号7は鉄筋(鉄骨などであってもよい)、符号8は型枠である。

0020

また、コンクリート構造物が形成される型枠8の内部には、型枠8の間隔を調整するセパレータ10や、型枠8に取付けられるプラスチックコーンなどのコーン部材11が配置される。セパレータ10は、例えば両端部に雄ねじ部が形成された軸部材からなる。コーン部材11は、セパレータ10の雄ねじ部にねじ込まれ、そのねじ込み量を調整して位置調整した後、型枠8が取付けられる。即ち、セパレータ10やコーン部材11は型枠支持材を構成する。本実施形態では、図2(a)に示すように、例えば、セパレータ10の両端部の雄ねじ部にコーン部材11をねじ込み、一方のコーン部材11に型枠8を取付ける。その状態で、セパレータ10の近傍の鉄筋7の所定位置に歪みゲージ12及びpHセンサ又は温度センサ13を固定する。次いで、図2(b)に示すように、他方のコーン部材11のねじ込み量を調整して型枠間距離を調整した後、他方のコーン部材11に型枠8を取付ける。次いで、図2(c)に示すように、両型枠8の外側に単管パイプ9を配置して、それら型枠8を外側から支持する。

0021

本実施形態では、例えばセパレータ10の近傍の鉄筋7の所定位置に予め歪みゲージ12及びpHセンサ又は温度センサ13を固定しておく。それらセンサのリード線の先端は、コーン部材11の内側、つまりセパレータ10の軸方向外側に引っ張り出しておくのが望ましい。このようにして準備ができたら、図2(d)に示すように、型枠8間にコンクリート14を打設する。図2(e)は、コンクリート打設後に型枠8を外した状態を示す。なお、符号14は、打設後、硬化したコンクリート(即ち、コンクリート構造物)としても用いる。

0022

この状態から、更に図2(f)に示すようにコーン部材11を取り外す。コーン部材11を取り外した後には、コンクリート14に凹部15が残り、この凹部15内にはセパレータ10の両端部及びセンサのリード線が突出している。そこで、図2(g)に示すように、凹部15内に突出しているセパレータ10の突出端部に本実施形態の品質管理用RFIDタグ1の穴部6を被嵌する。合わせて、凹部15に突出しているセンサのリード線を品質管理用RFIDタグ1の端子5に接続する。

0023

その後、従来工法と同様に、凹部15をモルタル16で埋めて図2(h)に示すようにコンクリート構造物が完成する。完成後、RFIDチップ3に正対するように距離をおいてRFIDタグリーダ・ライターを設置し、RFIDチップ3の動作に必要な電界強度の電力を送る。例えば、RFIDチップ3は、電界強度の電力をアンテナ4で受信することによってコンピュータチップ2が給電され、コンピュータチップ2は予め記憶されたプログラムに従って演算処理を実行する。本実施形態では、RFIDチップ3が給電されて起動すると、それに伴ってコンピュータチップ2が起動する。コンピュータチップ2では、歪みゲージ12によるコンクリート構造物内の鉄筋の歪み量、pHセンサ又は温度センサ13によるコンクリート14のpHや温度を測定する。RFIDチップ3は、検出された鉄筋の歪み量、コンクリートのpHや温度の測定値をコンピュータチップ2からRFIDチップ3のメモリに記憶し、RFIDタグリーダ・ライターで受信する。

0024

図3は、本発明のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグの第2実施形態を示す正面図である。本実施形態のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグは、前記第1実施形態の品質管理用RFIDタグに類似しており、同等の構成も多い。そのため、同等の構成には同等の符号を付して、その詳細な説明を省略する。本実施形態では、前記第1実施形態の品質管理用RFIDタグ1の端子5に、予め歪みゲージ12のリード線12a、及びpHセンサ又は温度センサ13のリード線13aが予め接続されている。

0025

図4には、本実施形態の品質管理用RFIDタグ1の使用例を示す。この例では、予めセパレータ10に2つの品質管理用RFIDタグ1が被嵌されている。その状態で、セパレータ10の両端部にコーン部材11がねじ込まれている。そして、2つの品質管理用RFIDタグ1はセパレータ10の軸方向内側で夫々1つずつコーン部材11に脱着可能に固定されている。その状態で、図4(a)に示すように、一方のコーン部材11に型枠8を取付ける。

0026

本実施形態の品質管理用RFIDタグ1は歪みゲージ12及びpHセンサ又は温度センサ13が予め接続されているので、図4(b)に示すように、それら歪みゲージ12及びpHセンサ又は温度センサ13を例えばセパレータ10の近傍の鉄筋7の所定位置に固定する。次いで、図4(c)に示すように、他方のコーン部材11のねじ込み量を調整して型枠間距離を調整した後、他方のコーン部材11に型枠8を取付ける。次いで、図4(d)に示すように、両型枠8の外側に単管パイプ9を配置して、それら型枠8を外側から支持する。このようにして準備ができたら、図4(e)に示すように、型枠8間にコンクリートを打設する。図4(f)は、コンクリート打設後に型枠8を外した状態を示す。

0027

この状態から、更に図4(g)に示すようにコーン部材11を取り外す。コーン部材11を取り外した後には、コンクリート14に凹部15が残り、この凹部15に品質管理用RFIDタグ1が面している。そこで、従来工法と同様に、凹部15をモルタル16で埋めて図4(h)に示すようにコンクリート構造物が完成する。完成後、RFIDチップ3に正対するように距離をおいてRFIDタグリーダ・ライターを設置し、RFIDチップ3の動作に必要な電界強度の電力を送る。例えば、RFIDチップ3は、電界強度の電力をアンテナ4で受信することによってコンピュータチップ2が給電され、コンピュータチップ2は予め記憶されたプログラムに従って演算処理を実行する。本実施形態では、RFIDチップ3が給電されて起動すると、それに伴ってコンピュータチップ2が起動する。コンピュータチップ2では、歪みゲージ12によるコンクリート構造物内の鉄筋の歪み量、pHセンサ又は温度センサ13によるコンクリート14のpHや温度を測定する。RFIDチップ3は、検出された鉄筋の歪み量、コンクリートのpHや温度の測定値をコンピュータチップ2からRFIDチップ3のメモリに記憶し、RFIDタグリーダ・ライターで受信する。

0028

図5図7には、前記図4の品質管理用RFIDタグ1の設置方法で、品質管理用RFIDタグ1をコーン部材11に固定する方法を示す。何れも、分図(a)は品質管理用RFIDタグ1の外径がコーン部材11の小径端の外径より小さい場合、分図(b)は品質管理用RFIDタグ1の外径がコーン部材11の小径端の外径より大きい場合を示す。図5は、何れも、品質管理用RFIDタグ1とコーン部材11とを接着剤接合したものである。この場合、接着剤による接合強度は、コンクリート打設後にコーン部材11を取り外すことができる強度とする。

0029

図6は、何れも、品質管理用RFIDタグ1とコーン部材11とを両面テープで接合したものである。この場合も、両面テープによる接合強度は、コンクリート打設後にコーン部材11を取り外すことができる強度とする。図7は、何れも、品質管理用RFIDタグ1とコーン部材11とを収縮チューブ17で一体に接合したものである。この場合も、収縮チューブ17による接合強度は、コンクリート打設後にコーン部材11を取り外すことができる強度とする。

0030

図8は、前記図4の品質管理用RFIDタグ1の設置方法で、品質管理用RFIDタグ1をコーン部材11に固定する他の例を示す。この例は、リング状の固定部材18を予めセパレータ10に被嵌しておき、その軸方向外側に品質管理用RFIDタグ1を被嵌し、更にその軸方向外側のねじ部にコーン部材11をねじ込む。これにより、品質管理用RFIDタグ1はコーン部材11と固定部材18とで押さえつけられて固定する。コのリング状のタグ固定部材18は、例えばゴムなどの弾性材料であってもよいが、例えばコンクリートの水分で膨張する材料であってもよい。図8の例では、図8(a)に示すように、コンクリート打設前は固定部材18と品質管理用RFIDタグ1との間に隙間が生じている。しかし、コンクリート打設後は固定部材18が特にセパレータ10の軸方向に膨潤し、固定部材18と品質管理用RFIDタグ1との隙間がなくなって、品質管理用RFIDタグ1はコーン部材11と固定部材18とで押さえつけられて固定する。

0031

図9は、前記図4の品質管理用RFIDタグ1の設置方法で、品質管理用RFIDタグ1をコーン部材11に固定する他の例を示す。この例は、前述のように品質管理用RFIDタグ1の穴部6にセパレータ10を挿通し、セパレータ10の両端部のねじ部にコーン部材11をねじ込む。その後、品質管理用RFIDタグ1よりセパレータ10の軸方向内側に巻き付き型テープ19を巻き付けて、巻き付き型テープ19とコーン部材11とで品質管理用RFIDタグ1を挟むように固定している。巻き付きテープ19は、図9(b)に示すように、非巻き付き対象物たたきつけると、図9(c)に示すように、巻き付く仕組みになっており、これを用いて図9(a)に示すように巻き付きテープ19の巻き付いた部分を作る。

0032

図10には、pHセンサ又は温度センサ13のコンクリート構造物内の配置例を示す。前記の例では、pHセンサ又は温度センサ13や歪みゲージ12を鉄筋に固定したが、図10に示すように、pHセンサ又は温度センサ13を結束線20でセパレータ10自体に固定してもよい。その場合、3つのpHセンサ又は温度センサ13の検出点Sが例えばコンクリート表面から深さ30mm、50mm、100mmとなるように配置し、それらのセンサからの情報を読みとることで、コンクリート構造物の深さ方向への計測値分布計測することが可能となる。

0033

このように前記実施形態のコンクリート構造物の品質管理用RFIDタグでは、コンクリート打設後のコンクリート構造物内に埋設されたセンサの検出情報を通信するための演算処理機能チップ2及びRFID機能チップ3を内装し、セパレータ10の挿通可能な穴部6が形成されているので、その穴部6にセパレータ10を挿通するだけで設置することができ、タグ設置のために個別の部材を必要とせず、設置も容易であると共に、コンクリートの充填や駆体品質への影響が少ない。
また、センサを接続するための端子5が設けられているので、センサの設置後にセンサを端子に接続したり、センサ設置前にセンサを端子に接続したりすることができ、設置が容易になる。

0034

また、端子5にセンサを予め接続しておけば、設置がより一層容易になる。
また、薄板リング状に形成したことにより、設置がより一層容易になる。
なお、前記実施形態では、歪みゲージ12及びpHセンサ又は温度センサ13をセンサとしてコンクリート構造物内に埋設したが、コンクリート構造物内に埋設されるセンサはこれら以外であってもよい。
また、RFIDタグリーダ・ライターは、RFIDチップ3に書き込むことも可能であり、例えばコンクリートの打設日付やコンクリート強度などを各込んでおくことも可能である。そして、そのようにすれば、コンクリート構造物を管理するときにコンクリートの劣化度合いを確認することができる。

0035

1は品質管理用RFIDタグ
2はコンピュータチップ
3はRFIDチップ
4はアンテナ
5は端子
6は穴部
7は鉄筋
8は型枠
9は単管パイプ
10はセパレータ(型枠支持用軸部材)
11はコーン部材
12は歪みゲージ
13はpHセンサ又は温度センサ
14はコンクリート
15は凹部
16はモルタル
17は収縮チューブ
18は固定部材
19は巻き付き型テープ
20は結束線

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