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図面 (9)

課題

遠隔被操作装置からの出力情報を出力する出力装置と、遠隔被操作装置を操作するための情報を入力する入力装置とを分離して、分離された出力装置と入力装置により遠隔被操作装置の操作を行うことを可能とする。

解決手段

通信ネットワークを介して遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置において、遠隔被操作装置から出力情報を受信し、当該遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置を識別し、当該出力装置に前記出力情報を送信する出力情報制御手段と、入力装置から入力情報を受信し、当該入力装置及び前記出力装置に対応付けられた遠隔被操作装置を識別し、識別された遠隔被操作装置に前記入力情報を送信する入力情報制御手段とを備える。

概要

背景

遠隔にあるコンピュータネットワーク経由で操作できるリモートデスクトップと呼ばれる技術が用いられている。

リモートデスクトップ技術では、例えば、センタにあるコンピュータを、外出先からノートパソコンを用いて操作することで、センタのコンピュータが持つアプリケーションを遠隔で利用することが可能である。近年のリモートデスクトップ技術では、遠隔にあるコンピュータを携帯電話機スマートフォン等の情報端末から操作することも可能になっている(例えば特許文献1)。

ノートパソコンやスマートフォンといったユーザが持ち運びできる情報端末は、盗難紛失リスクがあり、情報を格納した情報端末を紛失等した場合には、情報漏えいの危険があるが、リモートデクストップでは、情報端末を操作のためだけに用い、重要な情報を格納しないため、紛失等による情報漏えいのリスクが少ないという利点がある。

概要

遠隔被操作装置からの出力情報を出力する出力装置と、遠隔被操作装置を操作するための情報を入力する入力装置とを分離して、分離された出力装置と入力装置により遠隔被操作装置の操作を行うことを可能とする。通信ネットワークを介して遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置において、遠隔被操作装置から出力情報を受信し、当該遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置を識別し、当該出力装置に前記出力情報を送信する出力情報制御手段と、入力装置から入力情報を受信し、当該入力装置及び前記出力装置に対応付けられた遠隔被操作装置を識別し、識別された遠隔被操作装置に前記入力情報を送信する入力情報制御手段とを備える。

目的

本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、遠隔被操作装置からの出力情報を出力する出力装置と、遠隔被操作装置を操作するための情報を入力する入力装置とを分離して、分離された出力装置と入力装置により遠隔被操作装置の操作を行うことを可能とした技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

通信ネットワークを介して遠隔被操作装置出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置であって、遠隔被操作装置から出力情報を受信し、当該遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置を識別し、当該出力装置に前記出力情報を送信する出力情報制御手段と、入力装置から入力情報を受信し、当該入力装置及び前記出力装置に対応付けられた遠隔被操作装置を識別し、識別された遠隔被操作装置に前記入力情報を送信する入力情報制御手段とを備えたことを特徴とするリモートアクセス装置。

請求項2

入力装置に割り当てられたセッションID、遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置への送信先、及び当該遠隔被操作装置の識別情報を対応付けて保持する接続管理情報格納手段を更に備え、前記出力情報制御手段は、遠隔被操作装置から受信する出力情報に付加されている当該遠隔被操作装置の識別情報に対応する出力装置への送信先を前記接続管理情報格納手段から取得し、当該送信先に前記出力情報を送信し、前記入力情報制御手段は、入力装置から受信する入力情報に付加されているセッションIDに対応する遠隔被操作装置の識別情報を前記接続管理情報格納手段から取得し、当該識別情報で識別される遠隔被操作装置に前記入力情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のリモートアクセス装置。

請求項3

入力装置又は出力装置から受信したユーザIDに基づいて認証処理を行う認証手段を更に備え、前記認証手段は、セッションIDを生成し、前記ユーザIDに対応する遠隔被操作装置に対応付けて当該セッションIDを前記接続管理情報格納手段に格納し、当該セッションIDを前記入力装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のリモートアクセス装置。

請求項4

入力装置又は出力装置から受信したユーザIDに基づいて認証処理を行う認証手段を更に備え、前記認証手段は、所定のコードを生成し、前記ユーザIDに対応する遠隔被操作装置に対応付けて当該所定のコードを前記接続管理情報格納手段に格納し、前記ユーザIDを送信した方の装置である入力装置又は出力装置に前記所定のコードを送信し、前記ユーザIDを送信しなかった方の装置である入力装置又は出力装置から受信する所定のコードと、前記接続管理情報格納手段に格納した前記所定のコードとの照合を行うことで、入力装置と出力装置との対応付けを行うことを特徴とする請求項2に記載のリモートアクセス装置。

請求項5

前記ユーザIDに対応する遠隔被操作装置に送信先としてのチャネル番号を割り当て、当該チャネル番号を当該遠隔被操作装置の識別情報と対応付けて前記接続管理情報格納手段に格納し、当該チャネル番号を、当該遠隔被操作装置に対応付けられる出力装置に通知する手段を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のリモートアクセス装置。

請求項6

遠隔被操作装置からの出力情報を受信するためのチャネル番号を出力装置に通知する手段を備えることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のリモートアクセス装置。

請求項7

入力装置から、切り替え先の遠隔被操作装置の識別情報及びセッションIDを含む切り替え指示を受信し、前記接続管理情報格納手段において、当該セッションIDに対応して既に格納されている遠隔被操作装置の識別情報を、前記切り替え指示に含まれる遠隔被操作装置の識別情報に書き換え接続切替手段を更に備えたことを特徴とする請求項2ないし6のうちいずれか1項に記載のリモートアクセス装置。

請求項8

通信ネットワークを介して遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置が実行する遠隔操作方法であって、遠隔被操作装置から出力情報を受信し、当該遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置を識別し、当該出力装置に前記出力情報を送信する出力情報制御ステップと、入力装置から入力情報を受信し、当該入力装置及び前記出力装置に対応付けられた遠隔被操作装置を識別し、識別された遠隔被操作装置に前記入力情報を送信する入力情報制御ステップとを備えたことを特徴とする遠隔操作方法。

請求項9

コンピュータを、請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載にリモートアクセス装置における各手段として機能させるためのプログラム

請求項10

遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置を介して前記遠隔被操作装置を操作するための情報を送信する前記入力装置であって、ユーザにより画面上で行われた動作を検知し、検知した動作を前記遠隔被操作装置への入力情報に変換する変換手段と、当該入力情報を前記リモートアクセス装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする入力装置。

請求項11

前記入力装置は、前記遠隔被操作装置から出力される画像情報を表示せず、当該入力装置に情報を入力するための画像情報のみを表示することを特徴とする請求項10に記載の入力装置。

請求項12

キーボードによる入力とマウス操作による入力との間の切り替えを、画面上の動作を検知して行う手段を備えることを特徴とする請求項10又は11に記載の入力装置。

請求項13

画面上での所定の動作を検知した場合に、情報入力のために画面上に表示される画像情報のサイズを拡大又は縮小する手段を備えることを特徴とする請求項10ないし12のうちいずれか1項に記載の入力装置。

請求項14

画面上での所定の動作を検知した場合に、前記遠隔被操作装置から出力され、前記出力装置に表示される画像情報を拡大又は縮小するコマンドを生成し、当該コマンドを前記リモートアクセス装置に送信する手段を備えることを特徴とする請求項10ないし13のうちいずれか1項に記載の入力装置。

請求項15

コンピュータを、請求項10ないし14のうちいずれか1項に記載の入力装置における各手段として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、スマートフォン等の情報端末から通信ネットワークを介して遠隔操作対象装置を操作する技術に関するものである。

背景技術

0002

遠隔にあるコンピュータネットワーク経由で操作できるリモートデスクトップと呼ばれる技術が用いられている。

0003

リモートデスクトップ技術では、例えば、センタにあるコンピュータを、外出先からノートパソコンを用いて操作することで、センタのコンピュータが持つアプリケーションを遠隔で利用することが可能である。近年のリモートデスクトップ技術では、遠隔にあるコンピュータを携帯電話機やスマートフォン等の情報端末から操作することも可能になっている(例えば特許文献1)。

0004

ノートパソコンやスマートフォンといったユーザが持ち運びできる情報端末は、盗難紛失リスクがあり、情報を格納した情報端末を紛失等した場合には、情報漏えいの危険があるが、リモートデクストップでは、情報端末を操作のためだけに用い、重要な情報を格納しないため、紛失等による情報漏えいのリスクが少ないという利点がある。

先行技術

0005

特開2005-228227号公報

発明が解決しようとする課題

0006

スマートフォンから遠隔のコンピュータ(遠隔被操作装置)へリモートアクセスを行うクライアントアプリには様々なものがある。しかし、一般的なスマートフォンでは画面が小さいため、キーボードを表示させると画面がほとんど隠れてしまい、本格的な使用には堪えない。

0007

一方、タブレット型端末では、ある程度の広さを持った画面を有するが、それでも画面の半分程度はキーボードで覆われてしまい、ユーザにとって利用し難い。また、その大きさゆえ常時携帯することは利便性欠ける。

0008

本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、遠隔被操作装置からの出力情報を出力する出力装置と、遠隔被操作装置を操作するための情報を入力する入力装置とを分離して、分離された出力装置と入力装置により遠隔被操作装置の操作を行うことを可能とした技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、本発明は、通信ネットワークを介して遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置であって、
遠隔被操作装置から出力情報を受信し、当該遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置を識別し、当該出力装置に前記出力情報を送信する出力情報制御手段と、
入力装置から入力情報を受信し、当該入力装置及び前記出力装置に対応付けられた遠隔被操作装置を識別し、識別された遠隔被操作装置に前記入力情報を送信する入力情報制御手段とを備えたことを特徴とするリモートアクセス装置として構成される。

0010

前記リモートアクセス装置は、入力装置に割り当てられたセッションID、遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置への送信先、及び当該遠隔被操作装置の識別情報を対応付けて保持する接続管理情報格納手段を更に備え、
前記出力情報制御手段は、遠隔被操作装置から受信する出力情報に付加されている当該遠隔被操作装置の識別情報に対応する出力装置への送信先を前記接続管理情報格納手段から取得し、当該送信先に前記出力情報を送信し、
前記入力情報制御手段は、入力装置から受信する入力情報に付加されているセッションIDに対応する遠隔被操作装置の識別情報を前記接続管理情報格納手段から取得し、当該識別情報で識別される遠隔被操作装置に前記入力情報を送信するように構成してもよい。

0011

前記リモートアクセス装置は、入力装置又は出力装置から受信したユーザIDに基づいて認証処理を行う認証手段を更に備え、
前記認証手段は、セッションIDを生成し、前記ユーザIDに対応する遠隔被操作装置に対応付けて当該セッションIDを前記接続管理情報格納手段に格納し、当該セッションIDを前記入力装置に送信するようにしてもよい。

0012

前記リモートアクセス装置は、入力装置又は出力装置から受信したユーザIDに基づいて認証処理を行う認証手段を更に備え、
前記認証手段は、所定のコードを生成し、前記ユーザIDに対応する遠隔被操作装置に対応付けて当該所定のコードを前記接続管理情報格納手段に格納し、前記ユーザIDを送信した方の装置である入力装置又は出力装置に前記所定のコードを送信し、前記ユーザIDを送信しなかった方の装置である入力装置又は出力装置から受信する所定のコードと、前記接続管理情報格納手段に格納した前記所定のコードとの照合を行うことで、入力装置と出力装置との対応付けを行うように構成してもよい。

0013

前記リモートアクセス装置は、前記ユーザIDに対応する遠隔被操作装置に送信先としてのチャネル番号を割り当て、当該チャネル番号を当該遠隔被操作装置の識別情報と対応付けて前記接続管理情報格納手段に格納し、当該チャネル番号を、当該遠隔被操作装置に対応付けられる出力装置に通知する手段を備えてもよい。

0014

また、前記リモートアクセス装置は、遠隔被操作装置からの出力情報を受信するためのチャネル番号を出力装置に通知する手段を備えてもよい。

0015

また、前記リモートアクセス装置は、入力装置から、切り替え先の遠隔被操作装置の識別情報及びセッションIDを含む切り替え指示を受信し、前記接続管理情報格納手段において、当該セッションIDに対応して既に格納されている遠隔被操作装置の識別情報を、前記切り替え指示に含まれる遠隔被操作装置の識別情報に書き換え接続切替手段を更に備えてもよい。

0016

また、本発明は、通信ネットワークを介して遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置が実行する遠隔操作方法であって、
遠隔被操作装置から出力情報を受信し、当該遠隔被操作装置に対応付けられた出力装置を識別し、当該出力装置に前記出力情報を送信する出力情報制御ステップと、
入力装置から入力情報を受信し、当該入力装置及び前記出力装置に対応付けられた遠隔被操作装置を識別し、識別された遠隔被操作装置に前記入力情報を送信する入力情報制御ステップとを備えたことを特徴とする遠隔操作方法として構成してもよい。

0017

また、本発明は、コンピュータを、前記リモートアクセス装置における各手段として機能させるためのプログラムとして構成してもよい。

0018

更に、本発明は、遠隔被操作装置と出力装置及び入力装置との間の中継を行うリモートアクセス装置を介して前記遠隔被操作装置を操作するための情報を送信する前記入力装置であって、
ユーザにより画面上で行われた動作を検知し、検知した動作を前記遠隔被操作装置への入力情報に変換する変換手段と、
当該入力情報を前記リモートアクセス装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする入力装置として構成することもできる。

発明の効果

0019

本発明によれば、遠隔被操作装置からの出力情報を出力する出力装置と、遠隔被操作装置を操作するための情報を入力する入力装置とを分離して、分離された出力装置と入力装置により遠隔被操作装置の操作を行うことが可能となるので、携帯性を維持しながら、大画面による効率的な作業が可能となり、業務効率が向上する。

図面の簡単な説明

0020

本発明の実施の形態における遠隔操作システム100の構成図である。
本発明の実施の形態におけるリモートアクセス装置10の構成図である。
接続管理テーブルの例を示す図である。
本発明の実施の形態におけるログインシーケンスの第1の例を示す図である。
ログインシーケンスにおける画面表示例を示す図である。
本発明の実施の形態におけるログインシーケンスの第2の例を示す図である。
本発明の実施の形態における遠隔被操作装置を操作するシーケンスを示す図である。
操作対象となる遠隔被操作装置を切り替えるシーケンスを示す図である。

実施例

0021

以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。以下で説明する実施の形態では、遠隔被操作装置20から送信され出力装置30により出力される出力情報を画像情報としているが、これは例であり、画像情報に限られない。例えば、音声情報のみ、もしくは音声情報と画像情報が混在した情報であってもよい。

0022

装置構成
図1に、本発明の実施の形態に係る遠隔操作システム100の構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態に係る遠隔操作システム100は、出力装置30、入力装置40、リモートアクセス装置10、及び遠隔被操作装置20を備え、出力装置30及び入力装置40とリモートアクセス装置10とは通信ネットワーク50により接続されている。また、リモートアクセス装置10と遠隔被操作装置20との間は通信ネットワーク60で接続されている。

0023

出力装置30は、ネットワーク通信可能であって画像を表示できるディスプレイを備える装置であれば特定の装置に限定されないが、本実施の形態では、出力装置30として、ネットワーク対応テレビを用いる。出力装置30として、インターネットに接続されたパソコンを用いてもよい。

0024

入力装置40は、ネットワーク通信可能であって情報入力可能な装置であれば特定の装置に限定されないが、本実施の形態では、入力装置40として、スマートフォンを用いる。入力装置40には、入力用アプリケーションであるキーボードアプリが搭載され、キーボードアプリにより、入力装置40においてログインや操作時の情報入力、入力情報送信、入力を行うために必要な情報表示等が可能となっている。また、後述するように、キーボードアプリにより、キーボード入力と(仮想的な)マウス入力の区別等も可能である。

0025

本実施の形態における遠隔被操作装置20は、リモートデスクトップ技術におけるサーバソフトウェアを搭載したコンピュータである。当該コンピュータは、物理的に実在するPCであってもよいし、仮想PCであってもよい。仮想PCは、例えば、サーバ装置において仮想PC用ソフトウェアが搭載されることにより実現される。遠隔被操作装置20は、リモートデスクトップ技術における既存のプロトコルに従って、画像情報(例:デスクトップ画面の画像)をクライアント側(本実施の形態ではリモートアクセス装置10)に送信し、クライアント側から送られた入力情報を受信し、入力情報に応じた処理を実行する。図1に示すように、一般にリモートアクセス装置10には複数の遠隔被操作装置20が接続される。

0026

リモートアクセス装置10は、遠隔被操作装置20と出力装置30/入力装置40との間を中継する装置である。リモートアクセス装置10の機能の詳細については後述する。

0027

本実施の形態では、リモートアクセス装置10と出力装置30/入力装置40との間を接続する通信ネットワーク50はインターネットである。ただし、インターネットを使用することは一例に過ぎない。また、通信ネットワーク50は、ストリーミングサーバ51を備えており、当該ストリーミングサーバ51がリモートアクセス装置10から出力された画像情報を受け取り、当該画像情報をストリーミングプロトコルにより出力装置30へ送信する。ストリーミングによる表示を行うことで、出力装置30側に情報が残らないので、従来のリモートデスクトップを使用しているのと同様なセキュリティを確保できる。

0028

また、本実施の形態では、通信ネットワーク50がマルチキャストに対応しており、ストリーミングサーバ51から送信された画像情報(ストリーム)はマルチキャストプロトコルで出力装置30に送信される。本実施の形態では、マルチキャストアドレス(送信先)で識別されるマルチキャスト通信路をチャネルもしくはストリーミングチャネルと呼んでいる。出力装置30は、通信ネットワーク50に対し、ストリーミングチャネル(マルチキャストアドレスそのものであってもよい)を指定してマルチキャストへの参加を行うことで、当該ストリーミングチャネルにより配信されるストリーミング情報を受信できる。

0029

なお、リモートアクセス装置10から出力装置30への情報配信電波放送網やケーブルテレビ網を介して行ってもよい。この場合、出力装置30が受信し表示する映像を他の装置に表示させたくない場合は、映像にスクランブル暗号をかけ、放送信号傍受されても内容が判別できないようにできる。スクランブル復号化は、出力装置側に接続した暗号を解除する装置(セットトップボックス)にて行うことができる。

0030

出力装置30側には特に専用のアプリケーションは不要であり、ブラウザでインターネットにアクセスできる機能や放送を受信できる一般的な機能があればよい。

0031

図2に、リモートアクセス装置10の機能構成図を示す。図2では、図示の便宜上、1つの遠隔被操作装置20が接続された状態を示している。

0032

図2に示すように、本実施の形態のリモートアクセス装置10は、画像情報受信部11、入力情報送信部12、画像情報送信部13、入力情報受信部14、接続制御部15、ログイン処理部16、接続切替処理部17、接続管理テーブル格納部18を有する。なお、画像情報受信部11、接続制御部15、及び画像情報送信部13を出力情報制御手段と称し、入力情報送信部12、接続制御部15、及び入力情報受信部14を入力情報制御手段と称してもよい。また、ログイン処理部16を認証手段と称してもよい。

0033

画像情報受信部11は、遠隔被操作装置20から送信される画像情報を受信し、接続制御部15に対して、当該画像情報を、送信元である遠隔被操作装置を識別する情報(本実施の形態では遠隔被操作装置のアドレス)とともに出力する機能を有する。入力情報送信部12は、接続制御部15から遠隔被操作装置20を識別する情報とともに出力された入力情報(入力装置40から入力された情報)を当該遠隔被操作装置20に送信する機能を有する。画像情報受信部11と入力情報送信部12は、例えば、既存のリモートデスクトップ技術におけるクライアントソフトウェアを利用して実現できる。なお、画像情報受信部11と入力情報送信部12の組は、1つであってもよいし、遠隔被操作装置毎に備えることとしてもよい。遠隔被操作装置毎に備える場合、接続制御部15からの入力情報は、宛先の遠隔被操作装置に対応した入力情報送信部12に出力される。

0034

画像情報送信部13は、接続制御部15から出力されるチャネルの識別情報(本実施の形態ではチャネル番号)と画像情報をストリーミングサーバ51に送信する機能を備える。なお、出力装置30が受信するチャネルの識別情報と画像情報をストリーミングサーバ51に送信することは、出力装置30に向けて画像情報を配信することと同等である。

0035

また、入力情報受信部14は、入力装置40から送信されたセッションIDと入力情報を受信し、セッションIDと入力情報を接続制御部15に渡す機能を備える。

0036

接続制御部15は、画像情報受信部11から画像情報と遠隔被操作装置20を識別する情報を受け取り、接続管理テーブルを参照することにより、遠隔被操作装置20に対応するチャネル番号と画像情報とを画像情報送信部13に出力する機能を備える。また、接続制御部15は、入力情報受信部14からセッションIDと入力情報を受け取り、接続管理テーブルを参照することにより、セッションIDに対応する遠隔被操作装置20を識別し、その識別情報(アドレス)とともに入力情報を入力情報送信部12に渡す。

0037

ログイン処理部16は、入力装置40もしくは出力装置30からログイン情報を受信し、ユーザ認証を行うとともに、セッションID払い出し、チャレンジコード払い出し、チャレンジコード認証、ストリーミングチャネル割り当て等を行う機能を有する。接続切替処理部17は、入力装置40からの指示に従って、表示及び操作を行う対象である遠隔被操作装置20を切り替える処理を行う機能を備える。

0038

図3に、接続管理テーブル格納部18に格納される接続管理テーブルの一例を示す。なお、この図における最初のレコードは、ログイン処理が終わった後の状態を示している。図3に示すように、本実施の形態における接続管理テーブルには、セッションID、チャレンジコード、ユーザID、機器ID、ストリーミングチャネル番号、遠隔被操作装置20のアドレス(IPアドレス)が記録される。なお、機器IDを記録することは必須ではない。

0039

本実施の形態では、ユーザIDと遠隔被操作装置20は、例えば登録処理を通じて予め対応付けされており、ユーザIDと遠隔被操作装置20のアドレスは予め接続管理テーブルに記録されている。セッションID、チャレンジコード、及びストリーミングチャネル番号は、ログイン処理時に割り当てられる情報である。なお、本実施の形態では、遠隔被操作装置20の識別情報としてアドレスを接続管理テーブルに記録するが、遠隔被操作装置の識別情報はアドレスに限られず、遠隔被操作装置を識別できる情報であればよい。

0040

本実施の形態に係るリモートアクセス装置10は、CPU、メモリハードディスク等の記憶手段、及びデータ通信手段等を備えるコンピュータ(ルータ等の通信装置も含む)に、本実施の形態で説明する各機能部に対応するプログラムを実行させることにより実現可能である。当該プログラムは、可搬メモリ等の記憶媒体に格納して配布し、上記コンピュータにインストールして用いてもよいし、ネットワーク上のサーバからダウンロードして上記コンピュータにインストールしてもよい。

0041

なお、リモートアクセス装置10の構成を、遠隔被操作装置20が備えてもよいし、入力装置40が備えてもよい。

0042

(システムの動作)
以下、図面を参照して、本実施の形態に係る遠隔操作システムの動作を説明する。

0043

<ログイン処理例1>
まず、ログイン処理例1を図4のシーケンス図を参照して説明する。ログイン処理例1は、入力装置40からログインを行う場合の例である。図5は、出力装置30と入力装置40に表示される画面例を示している。以下の図4を参照したシーケンスの説明の中で、適宜図5を参照する。

0044

まず、ユーザが入力装置40のキーボードアプリを起動する(ステップ1)。キーボードアプリが起動すると、入力装置40にログイン画面が表示される(ステップ2)(図5のA)。このログイン画面は、リモートアクセス装置10へアクセスして、リモートアクセス装置10からのページ情報で表示されてもよい。ユーザがユーザIDとパスワードを入力装置40に入力すると(ステップ3)、入力装置40からユーザIDとパスワード、及び入力装置40の機器IDがリモートアクセス装置10に送信される(ステップ4)。なお、機器IDはログイン処理において必ずしも必要ではなく、送信しなくてもよい。機器IDを送ることにより、入力装置40が予め登録された装置であるかどうかの認証を行うことができる。

0045

ユーザIDとパスワード、及び入力装置40の機器IDを受信したリモートアクセス装置10は、ログイン処理部16においてユーザ認証を行う(ステップ5)。ユーザ認証は、例えば、予め登録したユーザIDとパスワード、及び機器IDが、受信したユーザIDとパスワード、及び機器IDと一致するか否かをチェックすることにより行う。

0046

本例では認証に成功する。ログイン処理部16はセッションIDを払い出し、セッションIDを入力装置40に送信する(ステップ6)。また、チャレンジコードを生成し、チャレンジコード及びセッションIDをユーザID(遠隔被操作装置20と予め対応付けられている)と対応付けて接続管理テーブルに記録する(ステップ7)。そして、ログイン処理部16は、チャレンジコードを入力装置40に送信する。

0047

入力装置40では、ステップ6でセッションIDを受信すると、当該セッションIDを記憶手段に格納しておき、遠隔被操作装置20を操作する段階で、入力情報を送信するときにセッションIDを付加して送信する。

0048

入力装置40は、ステップ8でチャレンジコードを受信すると、チャレンジコードを表示する(ステップ9)(図5のB)。

0049

入力装置40に表示されたチャレンジコードを見たユーザは、出力装置30(ネットワーク対応テレビ)からチャレンジコードをリモートアクセス装置10に送信するための操作を行う。すなわち、ユーザは、リモコン等を用いて出力装置30のインターネット機能を呼び出し(ステップ10)、リモートアクセス装置10のURLを入力する(ステップ11)。出力装置30は、リモートアクセス装置10にページ要求を送信し(ステップ12)、リモートアクセス装置10は出力装置30にログインページ認証要求ページ)を返す(ステップ13)。

0050

ステップ13で表示されるログインページにはチャレンジコードを入力する欄があり、ユーザはその欄に、入力装置40に表示されているチャレンジコードを入力する(ステップ14)(図5のC)。入力されたチャレンジコードはリモートアクセス装置10に送信される(ステップ15)。チャレンジコードを受信したリモートアクセス装置10では、ログイン処理部16が、受信したチャレンジコードが接続管理テーブルに既に格納したチャレンジコードと一致するかどうかを確認することによりチャレンジコード認証を行う(ステップ16)。ここでは認証に成功し、次にログイン処理部16はストリーミングチャネルを今回のログインに係る出力装置30に割り当て、割り当てたストリーミングチャネル番号を、セッションID等と対応付けて接続管理テーブルに記録する(ステップ16)。なお、リモートアクセス装置10は、利用可能な複数のストリーミングチャネル番号を予め保持し、ログインの時点で未使用である1つのストリーミングチャネル番号を割り当てる。

0051

そして、ログイン処理部16は、割り当てられたストリーミングチャネル番号のストリーミングチャネルを受信するよう指示する指示情報を出力装置30に通知する(ステップ17)。本例では、指示を受信した出力装置30は指示されたストリーミングチャネルに対応するマルチキャストへ参加する処理を行うことで、指示されたストリーミングチャネルを受信可能な状態となる。

0052

その後、ストリーミングチャネルを介して遠隔被操作装置20からの画像情報が出力装置30に送信される(ステップ18)。

0053

なお、チャレンジコードに有効期間を設け、有効期間が経過した後は当該チャレンジコードを無効とする構成としてもよい。

0054

<ログイン処理例2>
次に、ログイン処理例2を図6のシーケンス図を参照して説明する。ログイン処理例2は、出力装置30からログインを行う場合の例である。

0055

まず、ユーザは、出力装置40のブラウザを起動し、ログイン画面にアクセスする操作を行うことで、出力装置40はリモートアクセス装置10にアクセスし(ステップ21)、リモートアクセス装置10からログイン画面のページを受信し、ログイン画面を表示する(ステップ22)。ユーザは、出力装置30に表示されたログイン画面からユーザIDとパスワードを入力し(ステップ23)、ユーザIDとパスワード、及び出力装置30の機器IDがリモートアクセス装置10に送信される。前述した場合と同様に、機器IDを送信することは必ずしも必要ではない。

0056

リモートアクセス装置10のログイン処理部16は、受信したユーザIDとパスワード、及び機器IDが、予め登録されたユーザIDとパスワード、及び機器IDと一致するかどうかを確認することによりユーザ認証を行う(ステップ25)。本例ではユーザ認証に成功し、ログイン処理部16はチャレンジコードを生成し、当該チャレンジコードをユーザIDに対応付けて接続管理テーブルに格納するとともに、当該チャレンジコードを出力装置30に送信する(ステップ26)。

0057

出力装置30には受信したチャレンジコードが表示される(ステップ27)。出力装置30に表示されたチャレンジコードを見たユーザは、入力装置40からチャレンジコードをリモートアクセス装置10に送信するための操作を行う。すなわち、ユーザは入力装置40のキーボードアプリを起動する(ステップ28)。キーボードアプリが起動すると、入力装置40にチャレンジコード入力画面が表示される(ステップ29)。なお、このチャレンジコード入力画面は、リモートアクセス装置10にアクセスして取得したページにより表示されるものであってもよい。ユーザは入力装置40にチャレンジコードを入力し(ステップ30)、チャレンジコードは入力装置40からリモートアクセス装置10に送信される(ステップ31)。

0058

チャレンジコードを受信したリモートアクセス装置10のログイン処理部16は、受信したチャレンジコードが、既に接続管理テーブルに格納されたチャレンジコードと一致するか否かを判定することによりチャレンジコード認証を行う(ステップ32)。ここではチャレンジコード認証に成功するので、ログイン処理部16は、セッションIDを払い出すとともにストリーミングチャネル番号を割り当て、これらをチャレンジコードに対応付けて接続管理テーブルに記録するとともに、払い出したセッションIDを入力装置40に送信する(ステップ33)。更に、ログイン処理部16は、割り当てられたストリーミングチャネル番号のストリーミングチャネルを受信するよう指示する情報を出力装置30に通知する(ステップ34)。本例では、指示を受信した出力装置30は指示されたストリーミングチャネルに対応するマルチキャストへ参加する処理を行うことで、ストリーミングチャネルを受信可能な状態となる。

0059

その後、ストリーミングチャネルを介して遠隔被操作装置20からの画像情報が出力装置30に送信される(ステップ35)。

0060

なお、ログイン処理例1及びログイン処理例2においては、ユーザIDによる認証を契機に、ストリーミングチャネル番号を出力装置30に通知することとしたが、ストリーミングチャネル番号を出力装置30に通知する契機はこれに限られるわけではない。例えば、あるコンテンツ不特定多数に対して公開するような場合、認証なしにリモートアクセス装置10への接続を許容し、コンテンツ要求を行った出力装置30に対して、そのコンテンツを配信するストリーミングチャネル番号を通知するようにしてもよい。

0061

また、本実施の形態では、認証手段であるログイン処理部16がストリーミングチャネル番号の割り当てと通知を行うこととしているが、ログイン処理部16とは別に、ストリーミングチャネル番号の割り当てと通知を行う機能部を備え、当該機能部がストリーミングチャネル番号の割り当てと通知を行うこととしてもよい。

0062

<遠隔被操作装置を操作する処理>
次に、遠隔被操作装置20を操作する際の処理内容図7のシーケンス図を参照して説明する。

0063

ユーザは、入力装置40上にキーボードアプリにより表示されているキーボードで文字入力(又はマウス操作)を行う(ステップ41)。入力装置40は、キーボードアプリの機能により、入力操作に対応するキーコード(入力情報)と、ログイン時にリモートアクセス装置10から受信したセッションIDとをリモートアクセス装置10に送信する(ステップ42)。リモートアクセス装置10では、入力情報受信部14が上記キーコードとセッションIDを受信し、これらを接続制御部15に渡す。接続制御部15は、接続管理テーブルを参照することにより、受け取ったセッションIDに対応する遠隔被操作装置20のアドレスを検索し、取得する(ステップ43)。そして、接続制御部15は、このアドレスとキーコードとを入力情報送信部12に渡し、入力情報送信部12が当該アドレス宛て(目的の遠隔被操作装置20宛て)にキーコードを送信する(ステップ44)。

0064

遠隔被操作装置20は、受信したキーコードに応じた処理を行い、その結果出力される画面の画像情報を、送信元アドレスを含むパケットとしてリモートアクセス装置10に送信する(ステップ45)。リモートアクセス装置10の画像情報受信部11は、送信元アドレスと画像情報を受信し(ステップ45)、受信した画像情報及び送信元アドレスを接続制御部15に渡す。接続制御部15は、接続管理テーブルを参照することにより、受信した送信元アドレスに対応するストリーミングチャネル番号を取得し、ストリーミングチャネル番号と画像情報を画像情報送信部13に渡す。なお、ここで取得されるストリーミングチャネル番号は、チャレンジコード認証により出力装置30に対応付けられたものであり、また、ストリーミングチャネル番号は、遠隔被操作装置20に対応付けられているから、送信元アドレスに対応するストリーミングチャネル番号を取得することは、遠隔被操作装置20に対応付けられた出力装置30を識別することに相当する。

0065

画像情報送信部13が上記ストリーミングチャネル番号と画像情報とをストリーミングサーバ51に送信することにより(ステップ46)、ストリーミングサーバ51から該当のストリーミングチャネルで画像情報が送信される(ステップ47)。

0066

出力装置30は、上記ストリーミングチャネルを受信する状態にあるので、ストリーミング配信された画像情報を受信し表示する(ステップ48)。

0067

<入力装置のソフトウェアキーボードについて>
入力装置40上で遠隔被操作装置20を操作するときに使用されるソフトウェアキーボード(キーボードアプリにより実現されるキーボード)では、キーボード入力と、マウス操作を行うことができる。マウス操作では、例えば、指を画面上でタッチしながら移動ささせることで、マウスポインタの移動ができ、所定の操作(例えば指でのタップダブルタップ)でマウスクリック操作を行うことができる。また、キーボードとマウスの切り替えには、切り替えボタン等を用いずに、指の動きを検知して行う。例えば、一箇所を短時間で押す操作が続いている場合はキーボード使用と判定し、指を画面上滑らすような動きをしたらマウス使用と判定する。また、例えば、画面上の特定の場所でピンチアウトピンチインの動作を検知した場合に、キーボードのキーサイズを拡大・縮小することができる。

0068

また、例えば、入力装置40の画面上(上記特定の場所と異なる場所)でピンチアウト/ピンチインの動作を検知したら、出力装置30で表示される情報の拡大/縮小のコマンドに変換して遠隔被操作装置20に送信する。また、キーボードのレイアウトを、所定の動作により、例えば、101キー、106キー、50音順といったように切り替えることができる。
なお、これまでに挙げた指の動作は一例に過ぎず、他の動作で同様の制御を実現してもよい。

0069

上記のとおり、入力装置40は、ディスプレイと、ディスプレイに表示される画面上での指等の動作(タッチされている箇所、時間、スライド、ピンチイン/ピンチアウト等)を検知し、検知した動作を遠隔被操作装置20の動作を指示する入力情報に変換する機能と、当該入力情報にセッションIDを付加し、セッションID付きの入力情報を通信ネットワークを介してリモートアクセス装置10に送信する機能とを含む。

0070

また、本実施の形態の入力装置40は、遠隔被操作装置20から出力される画像情報を表示せず、当該入力装置40に情報を入力するための画像情報(キーボードの画像等)のみを表示する。入力装置40は、キーボードによる入力とマウス操作による入力との間の切り替えを、画面上の動作を検知して行う機能を備える。

0071

また、画面上での所定の動作を検知した場合に、情報入力のために画面上に表示される画像情報(キーボードのキー等)のサイズを拡大又は縮小する機能を備える。また、入力装置40は、画面上での所定の動作(ピンチアウト/ピンチイン等)を検知した場合に、遠隔被操作装置20から出力され、出力装置30に表示される画像情報を拡大又は縮小するコマンドを生成してリモートアクセス装置10に送信する機能を備える。

0072

本実施の形態では、上記各機能はキーボードアプリにより実現されている。つまり、CPUやメモリ等を含むコンピュータの構成を持つ入力装置40上でキーボードアプリを実行することにより、上記各機能が実現される。キーボードアプリは、ネットワーク上のサーバからダウンロードして入力装置40にインストールしてもよいし、キーボードアプリを格納したメモリカード等の記録媒体から入力装置40に読み込んでインストールしてもよい。

0073

なお、本実施の形態では、キーボードアプリを用いた入力方法の例を説明したが、入力方法はこれに限られない。例えば、入力方法の形態として、手書き入力音声入力画像入力などを採用してもよい。

0074

<遠隔被操作装置の切り替え処理
次に、図8を参照して遠隔被操作装置20の切り替え処理について説明する。本実施の形態では一般に、1ユーザあたり複数の遠隔被操作装置20を使用可能であり、ユーザIDと複数の遠隔被操作装置20の識別情報(アドレス)が予めリモートアクセス装置10に格納されているものとする。そして、入力装置40は、リモートアクセス装置10にアクセスすることで、リモートアクセス装置10から自分(のユーザID)に対応する複数の遠隔被操作装置20を示す情報(アイコン等)を受信し、キーボードアプリにより、選択可能に画面に表示可能であるものとする。

0075

図8前提として、ユーザは既にある1つの遠隔被操作装置20を操作するためのログイン処理を完了しており、当該遠隔被操作装置20を操作できる状態にあるものとし、接続管理テーブルには、図3の一番目のレコードに示されるように、各情報が記録されているものとする。

0076

ユーザが、現在操作している遠隔被操作装置20と異なる別の遠隔被操作装置20を操作したいと考えた場合、ユーザは、入力装置40上に複数表示される遠隔被操作装置20の中から所望の遠隔被操作装置20を選択(アイコンにタッチする等)することにより、遠隔被操作装置20の切り替え指示を行う(ステップ51)。

0077

入力装置40は、選択された遠隔被操作装置20の識別情報(アドレス)を含む切り替え指示をリモートアクセス装置10に送信する(ステップ52)。この切り替え指示には既に払い出されているセッションIDが含まれる。

0078

切り替え指示を受信したリモートアクセス装置10では、接続切替処理部17が、接続管理テーブルを参照し、切り替え指示に含まれるセッションIDに対応付けて格納されている遠隔被操作装置20のアドレスを、切り替え指示に含まれる遠隔被操作装置20のアドレスに書き換える(ステップ53)。

0079

これにより、切り替え後の遠隔被操作装置20から送信される画像情報は、既に割り当てられたストリーミングチャネルにより出力装置30に送られるとともに、入力装置40に入力された入力情報は、切り替え後の遠隔被操作装置20に送られる。

0080

なお、上記の例では、入力装置40から切り替え指示をリモートアクセス装置10に送信することにより切り替えを行うが、切り替えの方法はこの例に限られるわけではない。

0081

例えば、入力情報に遠隔被操作装置20の情報を含めておき、リモートアクセス装置10が、当該入力情報に含まれる遠隔被操作装置20が変更されたことを検知した場合に、遠隔被操作装置20を自動で切り替えることとしてもよい。

0082

また、例えば、同一ユーザ(入力装置40)に対して遠隔被操作装置20毎の異なる複数のセッションIDを払い出し、入力装置40では、操作対象の遠隔被操作装置20に対応するセッションIDを付けて入力情報を送信し、リモートアクセス装置10は、入力装置40から送信されてくるセッションIDに応じて遠隔被操作装置20を自動で切り替えることとしてもよい。この例では、上記のように最初に複数のセッションIDを払い出してもよいし、ユーザ(入力装置40)からの操作を希望する遠隔被操作装置20の要求に応じて、当該要求に応じたセッションIDを払い出すこととしてもよい。

0083

(他の実施形態)
上述した例では、出力装置30に対して、入力装置40を1つ用いていたが、入力装置40の数は1つの出力装置40に対して複数(N台)であってもよい。

0084

この場合、例えば、ログイン処理例1のシーケンスの後、2台目以降の入力装置40については、最初の入力装置40と同じユーザID/パスワードを用いた認証を行う。このとき、リモートアクセス装置10のログイン処理部16が、接続管理テーブルを確認し、上記ユーザIDに対応付けてセッションIDが既に払い出されていることを確認し、当該セッションIDを読み出して2台目以降の入力装置40に送信する。これにより、2台目以降の入力装置40も1台目と同じセッションIDを付加した入力情報をリモートアクセス装置10に送信することができるので、1台目の入力装置40により操作される遠隔被操作装置20と同じ遠隔被操作装置20を操作できる。このような形態は、例えば、1つの出力装置30の画面を複数人で見ながら共同ドキュメントを作成するような場合に適用することができる。

0085

また、上述した例では、1つの遠隔被操作装置20の画像情報を1つの出力装置30に表示することとしたが、1つの遠隔被操作装置20の画像情報を複数(N台)の出力装置30に表示することも可能である。

0086

この場合、例えば、ある地点Aにおいて出力装置A30と入力装置A40でのログイン処理例1のシーケンスによるログイン処理により、1つの遠隔被操作装置A10の操作が可能になった後に、地点Bにおいて入力装置B40からユーザID/パスワードを用いたログインを行う。ここでのユーザID/パスワードは、上記地点Aで用いたものと同じである。このユーザIDは、グループIDの位置付けのIDである。このとき、リモートアクセス装置10のログイン処理部16は、接続管理テーブルを確認し、上記ユーザID(グループID)に対応付けてチャレンジコード、セッションID、ストリーミングチャネル番号が既に割り当てられていることを確認し、接続管理テーブルから読み出したチャレンジコード、セッションID、ストリーミングチャネル番号を用いて、地点Bの出力装置B30/入力装置B40に対してログイン処理例1のシーケンスを実行する。これにより、地点Bの出力装置B30も遠隔被操作装置A10から出力された画像情報のストリーミングを受信できるとともに、入力装置B40で入力された入力情報は遠隔被操作装置A10に送信される。同様の処理を他の地点でも行うことで、更に多くの地点で遠隔被操作装置A10の画面表示及び操作が可能となる。このような形態は、例えば、遠隔授業セミナー等の用途に使用することができる。

0087

なお、リモートアクセス装置10側で前者(出力装置:入力装置=1:N)と後者(遠隔被操作装置:出力装置=1:N)のサービスを区別するために、前者の場合は2台目以降のログイン時に、"出力装置:入力装置=1:N"のサービスを利用する旨の指示をリモートアクセス装置10に送り、後者の場合は、2地点目以降のログイン時に、"遠隔被操作装置:出力装置=1:N"のサービスを利用する旨の指示をリモートアクセス装置10に送るようにしてもよい。また、後者の場合は、予め登録された"グループID"を用いてログインがあったときには、リモートアクセス装置10が"遠隔被操作装置:出力装置=1:N"のサービス利用要求があったことを識別することとしてもよい。

0088

また、後者の"遠隔被操作装置:出力装置=1:N"の場合において、2地点目以降の地点でのログイン時に、セッションIDの入力装置40への配布を行わず、出力装置30へのストリーミングチャネル番号通知を行うことにより、入力は1地点だけで行い、画面の視聴をグループに含まれる複数の出力装置40で行うという使用形態も実現可能である。

0089

(実施の形態のまとめ、効果)
従来のリモートデスクトップ技術では、操作を行う側の端末における出力機能入力機能とは一体となっている。一方、本実施の形態では、一例として、主に出力機能を担う出力装置としてテレビを用い、入力機能を担う入力装置として、ソフトウェアキーボードを備えるスマートフォンを用いる。これにより、出力機能と入力機能とを分離している。この分離を可能ならしめるために、遠隔被操作装置20と出力装置30/入力装置40との間にリモートアクセス装置10を備え、リモートアクセス装置10が、遠隔被操作装置20からの出力情報を出力装置30に送信し、入力装置40からの入力情報を遠隔被操作装置20に送るように接続制御を行っている。本実施の形態では、リモートアクセス装置10を備えることで、既存のリモートデスクトップ技術に手を加えることなく出力機能と入力機能とを分離できる。

0090

本実施の形態の技術によれば、携帯性を維持しながら、大画面による効率的な作業が可能となり、業務効率が向上する。

0091

また、画面情報は情報量が大きいことが想定されるため、キーボード情報と切り離して、高速インターネットや放送で転送することとしたので、入力装置(スマートフォン)側の通信負荷を軽減し、効率的な通信を行うことが可能となる。一方、入力装置(スマートフォン)側では、情報量の小さいキーボード情報のみをやりとりすることで、入力装置(スマートフォン)側が3G回線であったとしてもストレスなく操作を行うことができる。

0092

また、ユーザは情報を持ち歩かなくてもよくなり、盗難や置忘れなどによる情報漏えいのリスクから解放される。

0093

また、既存のリモートデスクトップ技術(RDP、IAC、VNC等)を変更することなく、また出力装置に特別なアプリケーションをインストールすることなく、入力と出力の分離が可能となる。

0094

更に、本実施の形態では、チャレンジコード認証行うことにより、入力装置と出力装置の組み合わせを認証する(入力装置と出力装置とを対応付ける)ので、予め出力装置の登録(入力装置と出力装置の組み合わせの登録)が必要でなく、例えば外出先に設置してある出力装置を利用できるので、利用者にとっての利便性が高い。

0095

本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。

0096

100遠隔操作システム
10リモートアクセス装置
20遠隔被操作装置
30出力装置
40入力装置
50通信ネットワーク
51ストリーミングサーバ
11画像情報受信部
12入力情報送信部
13画像情報送信部
14 入力情報受信部
15接続制御部
16ログイン処理部
17接続切替処理部
18接続管理テーブル格納部

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