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技術 自動包袋装置

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 高田健治
出願日 2012年5月29日 (7年9ヶ月経過) 出願番号 2012-122536
公開日 2013年12月9日 (6年3ヶ月経過) 公開番号 2013-245017
状態 特許登録済
技術分野 放射線の測定 基本的包装技術IV(容器成形充填)
主要キーワード 包み方 マジックカット 破断方向 運転開始ボタン 使い捨て方式 密封処理 車輪構造 溶着位置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年12月9日)のものです。
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図面 (18)

課題

放射線画像撮影装置を自動的にカバー材包み込む自動包袋装置を提供する。

解決手段

自動包袋装置10は、挿入部12が設けられた筐体14と、筐体14の内部に設けられ、挿入部12から挿入された放射線画像撮影装置18をカバー材16で包み込む包み込み手段20A、20B、21A、21B、22、24と、包み込みによりカバー材16で包み込包まれた放射線画像撮影装置18を、自動的に取出部まで移動させる移動手段36と、を有している。

概要

背景

放射線画像を形成する放射線画像撮影装置は、今日、医療現場で広く活用されている。このため、放射線画像撮影装置で撮影された放射性画像の画質の向上や、被験者医療従事者等の使い易さの向上を目的として、薄型軽量でしかも耐加重耐衝撃、耐振動、耐放熱特性等の技術開発が進められている(例えば特許文献1参照)。

特許文献1に記載されているように、放射線画像撮影装置の内部には、光電変換素子を有するX線検出器や、光電変換素子の電気信号を処理する回路基板等の多くの電気部品が備えられている。このため、被験者の血液や嘔吐物等の浸入や、放射線画像撮影装置の本体表面の傷付きを防いで、院内感染の防止や撮影画像品質維持を図る必要がある。

概要

放射線画像撮影装置を自動的にカバー材包み込む自動包袋装置を提供する。自動包袋装置10は、挿入部12が設けられた筐体14と、筐体14の内部に設けられ、挿入部12から挿入された放射線画像撮影装置18をカバー材16で包み込む包み込み手段20A、20B、21A、21B、22、24と、包み込みによりカバー材16で包み込包まれた放射線画像撮影装置18を、自動的に取出部まで移動させる移動手段36と、を有している。

目的

本発明は上記事実を考慮し、放射線画像撮影装置を自動的にカバー材で包み込む自動包袋装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

放射線画像撮影装置の挿入部及び取出部が設けられた筐体と、前記筐体内部に設けられ、前記挿入部から挿入された放射線画像撮影装置をカバー材包み込む包み込み手段と、前記包み込み手段により前記カバー材で包み込まれた前記放射線画像撮影装置を、前記取出部まで移動させ、前記筐体から取出し可能とする移動手段と、を有する自動包袋装置。

請求項2

前記カバー材は、前記挿入部から挿入される前記放射線画像撮影装置の移動経路の両側にそれぞれ収納され、収納部から引き出された両先端部が連結される樹脂製のシートであり、前記包み込み手段には、前記移動経路の両側に設けられ、移動する前記放射線画像撮影装置の先端で前記シートを引き出しながら前記放射線画像撮影装置の両側面に前記シートを対向させる案内手段と、前記放射線画像撮影装置の周囲で前記両シートを互いに溶着する溶着手段と、前記シートを、前記放射線画像撮影装置を包んだ前記シートと前記収納部との間で切断する切断手段と、が設けられ、前記移動手段は、前記切断手段が前記シートを切断した後、前記放射線画像撮影装置を取出部まで移動させる作動手段を有している請求項1に記載の自動包袋装置。

請求項3

前記溶着手段は、前記シートを前記放射線画像撮影装置の移動方向に所定の間隔を開けて2箇所を溶着し、又は1箇所を溶着し、前記切断手段は、2箇所を溶着した場合には両溶着部の間で前記シートを切断し、1箇所を溶着した場合には溶着部の前記移動方向の中間部を切断する請求項2に記載の自動包袋装置。

請求項4

前記カバー材は、前記筐体内部に配置され樹脂製のシートで形成された開口部を有する袋体であり、前記包み込み手段は、前記袋体の中へ、自重により前記放射線画像撮影装置を挿入する案内手段を有し、前記移動手段は、前記放射線画像撮影装置が前記袋体へ挿入された後、前記放射線画像撮影装置の取出部を開放する開放手段を有している請求項1に記載の自動包袋装置。

請求項5

前記包み込み手段には、前記放射線画像撮影装置が前記袋体へ挿入された後、前記袋体の開口部を封止する溶着手段が設けられ、前記開放手段は、前記溶着手段が前記袋体の開口部を溶着した後、前記放射線画像撮影装置の取出部を開放する請求項4に記載の自動包袋装置。

請求項6

前記筐体内部には、前記溶着手段で前記放射線画像撮影装置を密封する前に、前記シート内の空気を吸引する吸引手段が設けられている請求項3又は5に記載の自動包袋装置。

請求項7

前記筐体には、前記カバー材で包み込まれた前記放射線画像撮影装置を投入する投入部と、前記投入部から投入された前記放射線画像撮影装置を、自重により受部まで下げる案内手段と、前記受部に載せられた前記放射線画像撮影装置の前記カバー材を破り、前記放射線画像撮影装置を露出させる露出手段と、前記受部を上昇させ、前記カバー材から露出した前記放射線画像撮影装置を、前記投入部まで移動させる昇降手段と、が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項8

前記露出手段は、前記放射線画像撮影装置に沿って前記シートを切断する請求項7に記載の自動包袋装置。

請求項9

前記包み込み手段は、前記カバー材の外側の少なくとも一部に脆弱部を設けて密封し、前記露出手段は、前記脆弱部を破り前記カバー材を破断する請求項7に記載の自動包袋装置。

請求項10

前記挿入部には、前記放射線画像撮影装置の表面を減菌処理する減菌処理手段が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項11

前記挿入部には、前記放射線画像撮影装置の表面をクリーニング処理するクリーニング手段が設けられている請求項1〜6、10のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項12

前記カバー材は、表面が抗菌処置されている請求項1〜6、10、11のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項13

前記カバー材は、表面が帯電防止処置されている請求項1〜6、10〜12のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項14

前記カバー材の表面には、滑りを防止する滑り防止処置、又は滑り防止加工がされている請求項1〜6、10〜13のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項15

前記カバー材は、前記放射線画像撮影装置からの通信電波を透過させる素材で形成されている請求項1〜6、10〜14のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

請求項16

前記筐体の上部は、CRカセッテの画像を読み取る画像読取装置やフイルムカセッテのフイルムを現像する自動現像機を載置する載置部とされている請求項1〜15のいずれか1項に記載の自動包袋装置。

技術分野

0001

本発明は、放射線画像撮影装置の自動包袋装置に関する。

背景技術

0002

放射線画像を形成する放射線画像撮影装置は、今日、医療現場で広く活用されている。このため、放射線画像撮影装置で撮影された放射性画像の画質の向上や、被験者医療従事者等の使い易さの向上を目的として、薄型軽量でしかも耐加重耐衝撃、耐振動、耐放熱特性等の技術開発が進められている(例えば特許文献1参照)。

0003

特許文献1に記載されているように、放射線画像撮影装置の内部には、光電変換素子を有するX線検出器や、光電変換素子の電気信号を処理する回路基板等の多くの電気部品が備えられている。このため、被験者の血液や嘔吐物等の浸入や、放射線画像撮影装置の本体表面の傷付きを防いで、院内感染の防止や撮影画像品質維持を図る必要がある。

先行技術

0004

特開2002−131437号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、特許文献1では、これらの要求への配慮は何らなされていない。このため、医療現場では、放射線画像撮影装置を簡易的にビニール包む等の方法で個別に対応することになる。
このような個別の対応方法は、医療従事者に過度の負担を強いるものである。また、包み方が不十分だと、満足すべき効果を得ることができない。

0006

本発明は上記事実を考慮し、放射線画像撮影装置を自動的にカバー材包み込む自動包袋装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の発明に係る自動包袋装置は、放射線画像撮影装置の挿入部及び取出部が設けられた筐体と、前記筐体内部に設けられ、前記挿入部から挿入された放射線画像撮影装置をカバー材で包み込む包み込み手段と、前記包み込み手段により前記カバー材で包み込まれた前記放射線画像撮影装置を、前記取出部まで移動させ、前記筐体から取出し可能とする移動手段と、を有することを特徴としている。

0008

請求項1に記載の発明によれば、自動包袋装置の筐体に設けられた挿入部から放射線画像撮影装置を挿入すれば、包み込み手段により、放射線画像撮影装置がカバー材で包み込まれる。包み込み手段による包み込み後、移動手段により、放射線画像撮影装置が取出部まで移動させられる。

0009

これにより、放射線画像撮影装置を自動的にカバー材で包み込むことができる。また、自動的に、移動手段が放射線画像撮影装置を取出部まで移動させることができる。
この結果、カバー材により、被験者の血液や嘔吐物等による放射線画像撮影装置の汚染防止や、放射線画像撮影装置の表面に生じるキズ等の防止を図ることができる。

0010

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動包袋装置において、前記カバー材は、前記挿入部から挿入される前記放射線画像撮影装置の移動経路の両側にそれぞれ収納され、収納部から引き出された両先端部が連結される樹脂製のシートであり、前記包み込み手段には、前記移動経路の両側に設けられ、移動する前記放射線画像撮影装置の先端で前記シートを引き出しながら前記放射線画像撮影装置の両側面に前記シートを対向させる案内手段と、前記放射線画像撮影装置の周囲で前記両シートを互いに溶着する溶着手段と、前記シートを、前記放射線画像撮影装置を包んだ前記シートと前記収納部との間で切断する切断手段と、が設けられ、前記移動手段は、前記切断手段が前記シートを切断した後、前記放射線画像撮影装置を取出部まで移動させる作動手段を有していることを特徴としている。

0011

請求項2に記載の発明によれば、包み込み手段に設けられた案内手段により、放射線画像撮影装置が所定位置まで移動させられる。このとき、放射線画像撮影装置の先端で、シートを移動経路へ引き出しながら放射線画像撮影装置の両側面にシートを対向させる。続いて、溶着手段により、放射線画像撮影装置の周囲で両シートが互いに溶着される。その後、切断手段により、放射線画像撮影装置を包んだシートと収納部の間でシートが切断される。また、作動手段により、切断手段がシートを切断した後、放射線画像撮影装置が取出部まで移動させられる。

0012

これにより、放射線画像撮影装置を自動的にカバー材で包み込むことができ、カバー材で包み込まれた放射線画像撮影装置を自動的に取出部まで移動させることができる。

0013

請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の自動包袋装置において、前記溶着手段は、前記シートを前記放射線画像撮影装置の移動方向に所定の間隔を開けて2箇所を溶着し、又は1箇所を溶着し、前記切断手段は、2箇所を溶着した場合には両溶着部の間で前記シートを切断し、1箇所を溶着した場合には溶着部の前記移動方向の中間部を切断することを特徴としている。

0014

請求項3に記載の発明によれば、溶着手段により、放射線画像撮影装置の移動方向に所定の間隔を開けて2箇所、又は1箇所で溶着される。
溶着後、切断手段により、2箇所が溶着された場合には両溶着部の間でシートが切断される。また、1箇所が溶着された場合には溶着部の上下方向の中間部が切断される。
これにより、放射線画像撮影装置をシートの溶着部で密封することができる。

0015

請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の自動包袋装置において、前記カバー材は、前記筐体内部に配置され樹脂製のシートで形成された開口部を有する袋体であり、前記包み込み手段は、前記袋体の中へ、自重により前記放射線画像撮影装置を挿入する案内手段を有し、前記移動手段は、前記放射線画像撮影装置が前記袋体へ挿入された後、前記放射線画像撮影装置の取出部を開放する開放手段を有していることを特徴としている。

0016

請求項4に記載の発明によれば、自動包袋装置の筐体内部には、開口部を有する袋体とされた樹脂製のシートが配置され、案内部により、自重により袋体の中へ放射線画像撮影装置が挿入される。また、開放手段により、放射線画像撮影装置が袋体へ挿入された後、放射線画像撮影装置の取出部が開放される。
これにより、放射線画像撮影装置を自動的にカバー材で包み込むことができる。

0017

請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の自動包袋装置において、前記包み込み手段には、前記放射線画像撮影装置が前記袋体へ挿入された後、前記袋体の開口部を溶着する溶着手段が設けられ、前記開放手段は、前記溶着手段が前記袋体の開口部を溶着した後、前記放射線画像撮影装置の取出部を開放することを特徴としている。

0018

請求項5に記載の発明によれば、溶着手段により、放射線画像撮影装置が袋体へ挿入された後、袋体の開口部が溶着される。その後、開放手段により、放射線画像撮影装置の取出部が開放される。
これにより、放射線画像撮影装置をシートの溶着部で密封することができ、密封された放射線画像撮影装置を取り出すことができる。

0019

請求項6に記載の発明は、請求項3又は5に記載の自動包袋装置において、前記筐体内部には、前記溶着手段で前記放射線画像撮影装置を封止する前に、前記放射線画像撮影装置を包む前記シート内の空気を吸引する吸引手段が設けられていることを特徴としている。

0020

これにより、放射線画像撮影装置とシートの一体性増し、シートで包み込まれた状態での放射線画像撮影装置の操作性を向上させることができる。

0021

請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記筐体には、前記カバー材で包み込まれた前記放射線画像撮影装置を投入する投入部と、前記投入部から投入された前記放射線画像撮影装置を、自重を利用して受部まで下げる案内手段と、前記受部に載せられた前記放射線画像撮影装置の前記カバー材を破り、前記放射線画像撮影装置を露出させる露出手段と、前記受部を上昇させ、前記カバー材から露出した前記放射線画像撮影装置を、前記投入部まで移動させる昇降手段と、が設けられていることを特徴としている。

0022

請求項7に記載の発明によれば、投入部から、カバー材で包み込まれた放射線画像撮影装置が挿入されると、案内手段により、投入部から投入された放射線画像撮影装置が自重により受部まで下げられる。その後、露出手段により、受部に載せられた放射線画像撮影装置のカバー材が切断される。これにより、放射線画像撮影装置が露出する。続いて、昇降手段により、受部が持ち上げられ、カバー材から露出した放射線画像撮影装置が投入部まで移動させられる。

0023

これにより、カバー材で包み込まれた放射線画像撮影装置をカバー材から露出させ、露出させられた放射線画像撮影装置を取り出すことができる。

0024

請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の自動包袋装置において、前記露出手段は、前記放射線画像撮影装置に沿って前記シートを切断することを特徴としている。

0025

これにより、放射線画像撮影装置に沿って、シートが切断され、放射線画像撮影装置が露出される。

0026

請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の自動包袋装置において、前記包み込み手段は、前記カバー材の外側の少なくとも一部に脆弱部を設けて密封し、前記露出手段は、前記脆弱部を破り、前記カバー材を破断することを特徴としている。

0027

請求項9に記載の発明によれば、把持破断部により、マジックカット処理されたカバー材が破断される。これにより、放射線画像撮影装置をカバー材から露出させることができる。

0028

請求項10に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記挿入部には、前記放射線画像撮影装置の表面を減菌処理する減菌処理手段が設けられていることを特徴としている。

0029

これにより、放射線画像撮影装置をカバー材で包み込む前に、放射線画像撮影装置の表面を減菌処理することができる。

0030

請求項11に記載の発明は、請求項1〜6、10のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記挿入部には、前記放射線画像撮影装置の表面をクリーニング処理するクリーニング手段が設けられていることを特徴としている。

0031

これにより、放射線画像撮影装置をカバー材で包み込む前に、放射線画像撮影装置の表面をクリーニング処理することができる。

0032

請求項12に記載の発明は、請求項1〜6、10、11のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記カバー材は、表面が抗菌処置されていることを特徴としている。

0033

これにより、放射線画像撮影装置を包み込むカバー材の表面を、清潔に維持することができる。

0034

請求項13に記載の発明は、請求項1〜6、10〜12のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記カバー材は、表面が帯電防止処置されていることを特徴としている。

0035

これにより、放射線画像撮影装置の帯電を防止できる。

0036

請求項14に記載の発明は、請求項1〜6、10〜13のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記カバー材の表面には、滑りを防止する滑り防止処置、又は滑り防止加工がされていることを特徴としている。

0037

これにより、放射線画像撮影装置の搬送時や使用時における滑りを防止できる。

0038

請求項15に記載の発明は、請求項1〜6、10〜14のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記カバー材は、前記放射線画像撮影装置からの通信電波を透過させる素材で形成されていることを特徴としている。

0039

これにより、無線通信機能を有する放射線画像撮影装置の通信機能を、正常に維持することができる。

0040

請求項16に記載の発明は、請求項1〜15のいずれか1項に記載の自動包袋装置において、前記筐体の上部は、CRカセッテの画像を読み取る画像読取装置やフイルムカセッテのフイルムを現像する自動現像機を載置する載置部とされていることを特徴としている。

0041

これにより、自動包袋装置に設けられた載置部を、画像読取装置や自動現像機の設置場所として提供できる。

発明の効果

0042

本発明は上記構成としてあるので、放射線画像撮影装置を自動的にカバー材で包み込む自動包袋装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0043

(A)は、本発明の第1の実施の形態に係る自動包袋装置の基本構成を示す斜視図であり、(B)は、自動包袋装置で包み込まれたカセッテの斜視図である。
(A)(B)(C)は、いずれも本発明の第1の実施の形態に係る自動包袋装置の包み込み手順を示す部分断面図である。
(D)(E)は、いずれも本発明の第1の実施形態に係る自動包袋装置の包み込み手順を示す部分断面図である。
(A)(B)は、いずれも本発明の第1の実施形態に係る自動包袋装置の切断位置を示す部分断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る自動包袋装置のコントローラの基本構成を示すブロック面図である。
本発明の第1の実施形態に係る自動包袋装置の包み込み手順を示すフローチャートである。
(A)は、本発明の第2の実施形態に係る自動包袋装置の基本構成を示す斜視図であり、(B)は、自動包袋装置で包み込まれたカセッテの斜視図である。
(D)(E)は、いずれも本発明の第2の実施形態に係る自動包袋装置の包み込み手順を示す部分断面図である。
(A)(B)は、いずれも本発明の第2の実施形態に係る自動包袋装置の切断位置を示す部分断面図である。
(A)(B)(C)(D)は、いずれも本発明の第3の実施形態に係る自動包袋装置の空気抜き手順を説明するための模式図である。
本発明の第4の実施形態に係る自動包袋装置の基本構成を示す斜視図である。
(A)(B)(C)は、いずれも本発明の第4の実施形態に係る自動包袋装置のカバーの取外し手順を示す部分断面図である。
(A)は、本発明の第5の実施形態に係る自動包袋装置の基本構成を示す斜視図であり、(B)(C)は、本発明の第6の実施形態に係る自動包袋装置の基本構成を示す斜視図である。
(A)(B)は、いずれも本発明の第7の実施形態に係る自動包袋装置のカバーの取外し手順を示す部分断面図である。
(A)(B)(C)(D)は、いずれも本発明の第8の実施形態に係る自動包袋装置の包み込み手順を示す部分断面図である。
A)(B)(C)(D)は、いずれも本発明の第9の実施形態に係る自動包袋装置の包み込み手順を示す部分断面図である。
本発明の第10の実施形態に係る自動包袋装置の基本構成を示す外観斜視図である。

実施例

0044

(第1の実施形態)
図1図6を用いて、本願発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本願発明に係る自動包袋装置10の外観斜視図、図2及び図3は自動包袋装手順を示す部分断面図、図4は切断部を示す部分断面図、図5制御装置ブロック図、図6処理順序を示すフローチャートである。

0045

図1(A)に示すように、第1の実施形態に係る自動包袋装置10は、上部に放射線画像撮影装置(以下カセッテと記載する。)18を挿入する挿入部12が設けられた筐体14を有し、筐体14の内部で、自動的にカセッテ18をカバー材(以下シートと記載する。)16で包み込む。図1(B)に、シート16で包み込まれた状態のカセッテ18を示す。

0046

カセッテ18は、矩形平板状に形成され、被験者を通過した放射線を検出し、放射線画像を形成する。また、カセッテ18は可搬型とされ、本明細書において、カセッテ18には、検出された放射線の記録方式の異なるCR(Computed Radiography)カセッテ、DR(Digital Radiography)カセッテ、コンベ(いわゆるフイルム式)カセッテの全てが含まれる。

0047

筐体14の側面には、包装されたカセッテ18を取出す取出部26が開口され、筐体14の内部であり挿入部12の下方には、シート16が引き出し可能に巻きつけられた、一対のシートロール17A、17Bが設けられている。

0048

シートロール17A、17Bは、カセッテ18の移動経路130を挟んで対向して設けられ、シートロール17A、17Bには、シート16の両端部が引き出し可能に収納されている。また、シート16の中央部が、挿入部12を横切る位置に設けられている(図2(A)参照)。
なお、シートロール17A、17Bは、両側にほぼ均等にシート16を巻き付けるタイプで説明するが、これに限定されることはなく、シートロール17A、17Bのいずれか片側にのみシート16を巻き付け、片方は、シート16を引き出すローディング機構を備えた構成であってもよい。

0049

シート16は、例えばビニールシートポリエチレンシート等、熱溶着が可能な樹脂製シートであればいずれでもよい。
挿入部12の近傍には、一対の案内ロール20A、20Bが対向して設けられている。案内ロール20A、20Bは、挿入部12の両側に回転可能に取り付けられ、挿入部12に挿入されたカセッテ18を両側から挟み、カセッテ18を自重で降下させながら、カセッテ18の受台36が設けられた溶着位置まで案内する。

0050

受台36は、カセッテ18を筐体14の内部で、倒れないように支え保持台114、万一、カセッテ18が落下しても衝撃を吸収する圧縮コイル115、カセッテ18を移動させる台車116を有している。なお、台車は車輪構造としたが、レール等を用いたスライド構造でもよい。また、受台36を移動させるソレノイドが受台36に隣接して設けられている。

0051

筐体14の内部であり、シートロール17A、17Bの下方には、シートロール17A、17Bの軸線方向と交差する方向に第1溶着ヒータ21A、21Bが設けられている。第1溶着ヒータ21A、21Bは、筐体14の両端部に配置され、挿入部12を座標軸のZ方向へ向け、矢印P方向(座標Y軸方向)から見て横方向(X軸方向)に移動可能とされている。第1溶着ヒータ21A、21Bは、奥行方向(Y軸方向)にも移動可能とされている。第1溶着ヒータ21A、21Bは、取出部26を挟んで他の一対が設けられており、Y軸方向に移動して、シート16を両側から挟んで溶着する。

0052

シートロール17A、17Bの下方には、シートロール17A、17Bの軸線方向と平行な方向に第2溶着ヒータ22が設けられている。第2溶着ヒータ22は、筐体14の上部に配置され、縦方向(Z軸方向)に移動可能とされている。第2溶着ヒータ22も、取出部26を挟んで他の一対が設けられており、Y軸の方向に移動して、シート16を両側から挟んで溶着する。

0053

これにより、使用しない時には、邪魔にならないように、第1溶着ヒータ21A、21B、及び第2溶着ヒータ22をカセッテ18から遠ざけ、使用時には、所定の溶着位置に配置することができる。この結果、外形寸法の異なるカセッテ18が挿入されても、それぞれの外形数法に対応させて、溶着ヒータ21A、21B、22の位置を調整することで対応できる。

0054

また、第2溶着ヒータ22の下方には、第2溶着ヒータ22と平行に、シート16を切断するカッター24が設けられている。カッター24も、上下方向(Z軸方向)に移動可能とされている。

0055

自動包袋装置10の筐体14の内部には、図5のブロック図に示す制御装置(コントローラ)38が設けられている。コントローラ38には、予め定められた処理プログラムを実行するCPU82、及び記録媒体としてのROM83、RAM84が備えられ、自動包袋装置10を制御する。
CPU82、ROM83及びRAM84はバスライン85で接続され、カセッテ18の挿入を検出する挿入センサ30や、カセッテ18の位置を検出する位置センサ32と接続されている。処理プログラムは、記録媒体ROM83に記憶されている。

0056

なお、シート16の表面には抗菌処置がされているのが望ましい。これにより、シート16の表面を清潔に維持できる。また、シート16の表面を帯電防止処置してもよい。これにより、シート16で包み込んだ状態での帯電が防止される。

0057

また、シート16の表面には、例えば、ディンプル加工等の滑りを防止する滑り防止処置、又は滑り防止加工がされているのが望ましい。これにより、カセッテ18の運搬が容易となる。また、シート16は、カセッテ18が無線通信タイプの場合には、カセッテ18からの通信電波を遮蔽しにくい素材(例えばビニールシート、ポリエチレンシート等)で形成されているのが望ましい。

0058

次に、図6のフローチャート、図2図4を用いて、カセッテ18の包み込み手順を説明する。
先ず、自動包袋装置10の運転開始ボタン(図示せず)を押して運転を開始する。運転開始により、処理プログラムが開始され、挿入センサ30でカセッテ18の検出が開始される。カセッテ18が検出されるまでは待ち状態となり、カセッテ18が検出されたときはステップS12に進む(図6のステップS10、図2(A)参照)。

0059

ステップS12では、案内ローラ20A、20Bを回転させる。案内ローラ20A、20Bはカセッテ18の両側面を外側から保持し、カセッテ18の自重を利用して、底面が受台36に当接する所定の位置まで、カセッテ18を徐々に降下させる。
このとき、カセッテ18は、先端面をシート16に当接させた状態で降下する。このため、シートロール17A、17Bからシート16が引き出され、カセッテ18の両側面とシート16が対向する(図6のステップS12、図2(B)、(C)参照)。

0060

次に、カセッテ18が所定の位置まで降下したことを位置センサ32が検出した後、第1溶着ヒータ21A、21B、及び第2溶着ヒータ22が、予め定めた溶着位置まで移動する。即ち、カセッテ18の両横部、カセッテ18の上部に移動させる。
その後、カセッテ18の外側で、カセッテ18の両側面からはみ出たシート16を両側から挟み、溶着する。これにより、シート16には、溶着部86A、86B、87が形成される。なお、溶着部86Cは、前回溶着作業で溶着された部分である(図6のステップS14、ステップS16、図3(D)、図4(A)(B)参照)。

0061

次に、第1溶着ヒータ21A、21B、及び第2溶着ヒータ22による溶着の終了後、溶着部の下方にカッター24を移動させ、案内ローラ20A、20Bとカセッテ18との間の溶着部87と、カセッテ18との間の切断部89で、カセッテ18に沿ってシート16を切断する(図6ステップS18、図3(E)、図4(A)参照)。

0062

最後に、シート16が切断された後、ソレノイド96が受台36を押し、シート16で包み込まれたカセッテ18を、受台36に乗せた状態で取出部まで押し出す図6ステップS20、図4(B)参照)。

0063

なお、図4(C)に示すように、筐体14の前面側14Fに取出用の扉98を設け、扉98の回転支持部108を図示しないモータで回転させ、扉98と筐体14の前面側14Fとの開口部からカセッテ18を取出してもよい。

0064

本実施形態によれば、自動包袋装置10でカセッテ18を自動的にシート16で包み込み、シート16で包み込まれたカセッテ18を取り出すことができる。この結果、シート16により、怪我をした被験者の血液や嘔吐物等によるカセッテ18の汚染防止や、カセッテ18表面の損傷防止が図られる。

0065

また、カセッテ18を包み込んだシート16を、1回の使用毎に新しいものに交換する使い捨て方式とすることで、カセッテ18を常に清潔に維持できる。このことは、院内感染の防止や撮影画像の品質維持に大きく貢献する。

0066

(第2の実施形態)
図7、8に示すように、第2の実施形態に係る自動包袋装置40は、第2溶着ヒータ22の上方に所定の間隔を開けて、第3溶着ヒータ23が設けられている。第3溶着ヒータ23が設けられている点において、第1の実施の形態に係る自動包袋装置10と相違する。相違点を中心に説明する。

0067

筐体14の内部には、案内ローラ20A、20Bが設けられ、案内ローラ20A、20Bとカセッテ18の間には、上下方向に所定の間隔を開けて第2溶着ヒータ22、と第3溶着ヒータ23が設けられている。
また、溶着ヒータ22、23の間には、切断用のカッター24が設けられている。

0068

これにより、図9(A)に示すように、シート16には、 第2溶着ヒータ22による溶着部87と、溶着ヒータ23による溶着部88が、シ−ト16の移動方向に所定寸法を開けて形成される。また、カッター24により、溶着部87と溶着部88の間の切断部89でシート16が切断される。

0069

この結果、図9(B)に示すように、カセッテ18を上部が溶着部87で封止された状態で取り出すことができる。カセッテ18の全周囲が密封されることで、封止性能をより高めることができる。

0070

なお、第2溶着ヒータ22と第3溶着ヒータ23を、2箇所に設けた構成について説明したが、これに限定されることはなく、第2溶着ヒータ22を1箇所に配置し、溶着ヒータ22を移動させて溶着部を2箇所とする構成でもよい。
また、第2溶着ヒータ22の構成を、溶着部分の幅が広いヒータ構成とし、溶着部を幅の広い1箇所として、溶着部の上下方向の中央を切断してもよい。

0071

また、カセッテ18と外部機器との有線通信が必要な機器においては、ケーフル接続用コネクタ部分のシートを一部切除し、コネクタの周囲で別途密封処理を行うのが望ましい。
他は、第1の実施形態と同じであり説明は省略する。

0072

(第3の実施形態)
図10に示すように、本発明の第3の実施形態に係る自動包袋装置には、シート内の空気を吸引する吸引ファン46が設けられている。吸引ファン46を有する点が、第2の実施形態に記載した自動包袋装置40と相違する。相違点を中心に説明する。

0073

先ず、第1溶着ヒータ21A、21B、第2溶着ヒータ22、第3溶着ヒータ23でカセッテ18の周囲を封止する。こととき、第1溶着ヒータ21Bは、溶着ヒータ22との間に寸法Aの隙間を開けてシート16を溶着する。
溶着されたシート16を図10(A)に示す。溶着部86Bの上端部と溶着部87の間には、寸法Aの隙間(未溶着部)が設けられている。

0074

次に、寸法Aの隙間に吸引ダクト48を挿入し、吸引ダクト48に吸引ファン46を接続する。吸引ファン46を運転し、封止されたシート16内の空気を吸引する(図10(B)参照)。
袋体内の空気を吸引した後、寸法Aの隙間から吸引ダクト48を引き抜いて、第1溶着ヒータ21Bで隙間を溶着する(図10(C)参照)。
隙間Aの溶着後、カッター24でシート16の切断部89を切断する(図10(C)参照)。

0075

これにより、吸引ファン46で袋体内の空気が排出され、シート16とカセッテ18表面の密着性を高めることができる。この結果、包み込まれた状態でのカセッテ18の操作性を向上させることができる。
他は、第2の実施形態と同じであり説明は省略する。

0076

(第4の実施形態)
図11、12に示すように、第4の実施形態に係る自動包袋装置50は、シート16で包み込まれたカセッテ18からシート16を除去する、カバー除去装置51が設けられている点において、第1の実施の形態に係る自動包袋装置10と相違する。相違点を中心に説明する。

0077

自動包袋装置50の筐体52には、カセッテ18を挿入する挿入部12と並んで、包装されたカセッテ18を挿入する投入部54が設けられている。
投入部54の下方には、投入部54を挟んで、カセッテ18を降下させる、一対の案内ローラ56A、56Bが設けられている。案内ローラ56A、56Bの下方には、切断用のカッター58が設けられている。

0078

また、挿入されたカセッテ18は、案内ローラ56A、56Bに案内されて、下端部が受台37に当接する位置まで降下する。受台37は、カセッテ18を保持する保持台114と、降下時の振動を吸収する圧縮コイル115を有している。受台37の下部には、カセッテ18を投入部54まで押し上げるソレノイド62が設けられている。

0079

これにより、包装投入部54から挿入されたカセッテ18は、カッター58により、案内ローラ56A、56B側で、シート16が切断され、シート16からカセッテ18が露出される(図12(A)(B)参照)。
次に、シート16が切断された後、ソレノイド62がカセッテ18を押し上げる。これにより、シート16の上部が切断されたカセッテ18の上部を、包装投入部54から突出させることができる(図12(C)参照)。

0080

この結果、シート16から露出されたカセッテ18の上部を掴めば、シート16からカセッテ18を取り出すことができる。
なお、筐体52内に残されたシート16は、例えば、筐体52の前側側面52Fに排出用の扉53を設けておけば、排出用の扉53を開けて取り出すことができる。
また、筐体52の内部にシート16の汚れが付着したときは、排出用の扉53を開けて掃除することができる。
他は、第1の実施形態と同じであり、説明は省略する。

0081

(第5の実施形態)
図13(A)に示すように、第5の実施形態に係る自動包袋装置64は、カセッテ18に減菌処理装置68A、68Bが設けられている点において、自動包袋装置10と相違する。相違点を中心に説明する。

0082

自動包袋装置64の筐体70の内部であり、挿入部74の近傍には、挿入部74を挟んで一対の減菌処理装置68A、68Bが設けられている。
ここに、減菌処理装置68A、68Bとしては、例えば、ミスト状の消毒液アルコールなど)を吹付け噴霧装置などであり、カセッテ18の表面に、両側からミスト状の消毒液を噴射して減菌処理する。
減菌処理装置68A、68Bの下方には、第1の実施形態で説明した案内ロール20A、20Bが設けられ、案内ロール20A、20Bの挿入部12側には、シート16が配置されている。

0083

これにより、カセッテ18の挿入時に、カセッテ18を減菌処理装置68A、68Bで減菌処理することができ、減菌処理されたカセッテ18を、シート16で包み込むことができる。この結果、カセッテ18を清潔に維持することができる。
他は、第1の実施形態と同じであり説明は相略する。

0084

(第6の実施形態)
図13(B)に示すように、本発明の第6の実施形態に係る自動包袋装置65は、カセッテ18にクリーニング装置69A、69Bが設けられている点において自動包袋装置10と相違する。相違点を中心に説明する。

0085

筐体71の内部であり、挿入部75の上流側には、カセッテ18の表面をクリーニング処理するクリーニング装置69A、69Bが設けられている。
ここに、クリーニング装置69A、69Bとしては、例えば、回転しながらカセッテ18を両側から挟む、一対のスポンジローラブラシローラ等がある。これにより、シート16で包装する前に、カセッテ18の表面をクリーニング装置69A、69Bクリーニングすることができる。

0086

クリーニング装置69A、69Bの下方には、第1の実施形態で説明した案内ロール20A、20Bが設けられ、案内ロール20A、20Bの挿入部12側には、シート16が配置されている。
これにより、カセッテ18の挿入時に、カセッテ18をクリーニング装置69A、69Bでクリーニング処理することができ、クリーニング処理されたカセッテ18を、シート16で包み込むことができる。この結果、カセッテ18を清潔に維持することができる。
他は、第1の実施形態と同じであり説明は相略する。

0087

なお、図10(C)の自動包袋装置66に示すように、本実施形態のクリーニング装置69A、69Bと、第5の実施形態で説明した減菌処理装置68A、68Bを組み合わせ、両者を同時に使用してもよい。
これにより、シート16で包装する前に、カセッテ18の表面をクリーニング処理、及び減菌処理することができる。

0088

(第7の実施形態)
図14に示すように、第7の実施形態に係る図示しない自動包袋装置は、シート16の周囲の外側の少なくとも一部に脆弱部を設けて密封している点において、第3の実施の形態に係る自動包袋装置10と相違する。相違点を中心に説明する。

0089

自動包袋装置は図示しない脆弱部形成機能を備え、カセッテ18を包むシート16の周囲に、少なくとも1箇所、脆弱部を形成しで密封する。脆弱部には、例えば、シート16に設けられた切欠き部101(図14(C)参照)、隣接して開口された複数の小孔部102(図14(D)参照)、更にはシート16の外周部に形成された山形加工103(図14(E)参照)等がある。

0090

また、自動包袋装置の筐体内部には、脆弱部を挟んで2箇所で把持する一対の把持部106A、106Bが設けられている(図14(A)参照)。把持部106A、106Bは、把持部106Aで脆弱部を把持した状態で、一方の把持部106Bを破断方向104へ沿って移動させる。この結果、脆弱部に続いて、シート16が予め定めた破断方向104に破断される(図14(B)参照)。

0091

これにより、カセッテ18とシート16が密着していても、カセッテ18を損傷させることなく、カセッテ18からシート16を取り外すことができる。
他は、第3の実施形態と同じであり説明は相略する。

0092

(第8の実施形態)
図15の断面図に示すように、第8の実施形態に係る自動包袋装置90は、シートを袋体に形成した収納袋92を用いる点が、第1の実施形態と相違する。相違点を中止に説明する。

0093

収納袋92は、樹脂製のシートで袋体とされ、筐体94の内部に開口部を上に向けて配置されている。筐体94の上部には、挿入部97が設けられ、挿入部97を挟んで、自重を利用してカセッテ18を挿入する案内ローラ93A、93Bが設けられている。
また、案内ローラ93A、93Bの下部には、収納袋92の一方の開口部を掴んでスライドし、収納袋92の上部を開口させる開口爪99が設けられている。

0094

なお、開口爪99の近傍に送風ファンを設け、収納袋92の上部を安定して開口させるのが望ましい。
更に、筐体94の前面94Fには、カセッテ18を取り出す取出用の扉95が設けられている。取出用の扉95には回転支持部108が設けられ、モータにより回転支持部108を回転させ、扉95を開放することができる。

0095

これにより、案内ローラ93A、93Bで、自重を利用して収納袋92にカセッテ18が挿入される。その後、カセッテ18を支持した状態で扉95を回転させれば、筐体94の前側側面94Fから収納袋92に収納されたカセッテ18を取り出すことができる。
即ち、自動で、カセッテ18を収納袋92へ挿入し、収納袋92に挿入されたカセッテ18を取り出すことができる。
他は、第1の実施形態と同じであり説明は相略する。

0096

(第9の実施形態)
図16の部分断面図に示すように、第9の実施の形態に係る自動包袋装置100は、溶着ヒータ110を有している点において、第8の実施形態と相違する。相違点を中心に説明する。
自動包袋装置100の筐体94内部であり、案内ローラ93A、93Bの下方には、収納袋92の上部に開口部を溶着する、一対の溶着ヒータ110が設けられている。

0097

これにより、収納袋92へのカセッテ18の挿入後、溶着ヒータ110を移動させ、収納袋92の開口部を溶着ヒータ110で溶着することができる(図16(C)参照)。
また、取出部95は、収納袋92の開口部が密封された後、回転支持部108をモータで回転させ、扉95と筐体94の開口部からカセッテ18を取り出すことができる。

0098

これにより、カセッテ18を挿入した状態で、収納袋92を封止し、密閉されたカセッテ18を取り出すことができる。
他は、第8の実施形態と同じであり説明は相略する。

0099

(第10の実施形態)
図17に示すように、第10の実施形態に係る自動包袋装置120の筐体124の上部には、CRカセッテを挿入し、CRカセッテに撮影された画像を読み取る画像読取装置(例えば「FCR PRIMA T」)122が載置できる載置部126が形成されている。

0100

自動包袋装置120の筐体124内部には、第1の実施形態〜第9の実施形態で説明したいずれかの構成が採用されており、カセッテ18を、挿入部128から挿入すれば、シート16で自動的に包み込まれ、取出部130から取り出すことができる。
更に、図示は省略するが、筐体124に、カセッテ18を包み込むシート16を取り外すシート除去部を追加してもよい。
これにより、自動包袋装置120の筐体上部を、画像読取装置122の設置場所として提供できる。

0101

なお、自動包袋装置120の筐体上部には、画像読取装置122のみでなく、いわゆるフイルム式のカセッテで撮影されたフイムを現像する自動現像機(例えば「CEPROS Q」)を載置してもよい。これにより、自動包袋装置120の筐体上部を、自動現像機の設置場所として提供できる。

0102

10 自動包袋装置
12 挿入部
14筐体
16シート(カバー材)
17シートロール(収納部)
18カセッテ(放射線画像撮影装置)
20案内ロール(案内手段、包み込み手段)
21溶着ヒータ(溶着手段、包み込み手段)
22 溶着ヒータ(溶着手段、包み込み手段)
23 溶着ヒータ(溶着手段、包み込み手段)
24カッター(切断手段、包み込み手段)
26取出部
36受台(作動手段、移動手段)
46吸引ファン(吸引手段)
54投入部
56案内ローラ(案内手段)
58 カッター(露出手段)
62ソレノイド(昇降手段)
68減菌処理装置(減菌処理手段)
69クリーニング装置(クリーニング手段)
92収納袋(袋体)
96 ソレノイド(作動手段、移動手段)
114保持台(露出手段)
130 移動経路

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