図面 (/)

技術 全身曝露試験用チャンバー及びこれを用いた全身曝露試験装置

出願人 柴田バイオテクノロジー株式会社
発明者 宮林厚小林秀範
出願日 2012年5月16日 (8年7ヶ月経過) 出願番号 2012-112355
公開日 2013年11月28日 (7年0ヶ月経過) 公開番号 2013-236596
状態 特許登録済
技術分野 家畜、動物の飼育(3)(その他の飼育) 家畜,動物の飼育(1)(畜舎,鳥舎)
主要キーワード 排気口部材 サンプリング機器 傾斜側板 接続レバー 接続口部材 狭小空間 実験容器 試験用チャンバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年11月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

多額の設備費用を要さず、また実験動物狭小空間内に拘束することのない全身曝露方式の試験用チャンバー試験装置を提供する。

解決手段

全身曝露試験用チャンバー1は、飼育箱2、網床3、排気口部材4、ホッパー5、給気口部材6を具備する。飼育箱2又はホッパー5は、透明体で構成され、互いに開口2c、5cをつきあわせて接合される。排気口部材4は、飼育箱2の底板2aを貫通し、排気管7に接続される。排気口部材4は、網床3を通過して落下する塵埃吸引しないように側方に向いた排気口4aを具備する。ホッパー5は、飼育箱2と協働して密閉空間を形成する。給気口部材6は、ホッパー5の天板5aを貫通するように取り付けられ、飼育箱2内へ被検ガス送出する外部の給気管8に接続される。給気口部材6は、ホッパー5を介して被検ガスの渦流を飼育箱内へ拡散させる給気口19dを具備する。

概要

背景

従来から、ラットマウスモルモットなどの小型実験動物に薬物を経気投与して薬物の生体への影響を調べる吸入実験の方法として、全身曝露方式と鼻部曝露方式の2方式が知られている。全身曝露方式は、実験容器内へ実験動物を収容してこれを密封した後、この容器の一方から被検物質を供給し、他方から被検物質の残ガスと実験動物の呼気混合ガスを排出させるものである。鼻部曝露方式は、被検物質含有エアーが供給される内筒管と、この内筒管に装着された鼻部曝露ノズルと、曝露された被験物質含有エアーの残ガスと実験動物の呼気の混合ガスを排出するために内筒管の外側に設けられた外筒管と、鼻部曝露ノズルに対向する位置の外筒管に取り付けられた実験動物ホルダーとからなり、実験動物の吸気により鼻部曝露ノズルからの被験物質を実験動物に経気投与する(例えば特許文献1参照)。このうち、全身曝露方式は、試験チャンバーが大型で、内部に多数のケージを収容するため、個々の動物の様子を外部から観察しにくく、また多額の設備費用を要するのに対し、鼻部曝露方式は、全身曝露方式に比べ、より小さな暴露容積試験ができることから、高価な試験物質や、少ない試験物質を使用しての暴露実験に適している。一方、鼻部曝露方式では、実験動物を円筒型ホルダー内に長時間にわたって拘束することにより、実験動物に体重増加抑制などのストレスを与えるため、試験結果の信頼性に影響を与える可能性があり、また実験動物の自由状態での観察が不可能である。さらには、動物福祉の観点からも好ましくない。

概要

多額の設備費用を要さず、また実験動物を狭小空間内に拘束することのない全身曝露方式の試験用チャンバー試験装置を提供する。全身曝露試験用チャンバー1は、飼育箱2、網床3、排気口部材4、ホッパー5、給気口部材6を具備する。飼育箱2又はホッパー5は、透明体で構成され、互いに開口2c、5cをつきあわせて接合される。排気口部材4は、飼育箱2の底板2aを貫通し、排気管7に接続される。排気口部材4は、網床3を通過して落下する塵埃吸引しないように側方に向いた排気口4aを具備する。ホッパー5は、飼育箱2と協働して密閉空間を形成する。給気口部材6は、ホッパー5の天板5aを貫通するように取り付けられ、飼育箱2内へ被検ガス送出する外部の給気管8に接続される。給気口部材6は、ホッパー5を介して被検ガスの渦流を飼育箱内へ拡散させる給気口19dを具備する。

目的

本発明は、多額の設備費用を要することなく、また実験動物を長時間にわたって狭小空間内に拘束することのない全身曝露方式の試験用チャンバーとこれを用いた全身曝露試験装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

底板と、底板の周縁起立する側板と、この側板の上縁に囲まれた開口とを有し、内部で複数の実験動物飼育できる飼育箱と、前記実験動物を載せ受けるように、前記飼育箱内の下部に、前記底板との間に間隔を形成して設けられる網床と、この網床の下方に位置して、前記飼育箱の底板を貫通するように取り付けられ、飼育箱内の空気を吸引する排気管に接続される排気口部材と、天板と、天板の周縁から下方に向かって広がる傾斜側板と、この傾斜側板の下縁に囲まれた開口とを有し、この開口が前記飼育箱の開口と気密に接合されることにより飼育箱と協働して密閉空間を形成するホッパーと、このホッパーの前記天板上に、この天板を貫通するように取り付けられ、飼育箱内へ被検ガス送出する給気管に接続される給気口部材と、を具備し、前記飼育箱又はホッパーのいずれか一方又は双方は、透明体からなり、前記排気口部材は、前記網床を通過して落下する塵埃を吸引しないように側方に向いた排気口を具備し、前記給気口部材は、前記ホッパーを介して被検ガスの渦流を前記飼育箱内へ拡散させる給気口を具備し、前記傾斜側板は、各種測定器等の付属機器を内部へ挿入するための複数の挿入口を具備することを特徴とする全身曝露試験用チャンバー

請求項2

ほぼ矩形の底板と、底板の周縁に起立する側板と、この側板の上縁に囲まれたほぼ矩形の開口とを有し、内部で複数の実験動物を飼育できる飼育箱と、前記実験動物を載せ受けるように、前記飼育箱内の下部に、前記底板との間に間隔を形成して設けられる網床と、この網床の下方に位置して、前記飼育箱の底板を貫通するように取り付けられ、飼育箱内の空気を吸引する外部の排気管に接続される排気口部材と、天板と、天板の周縁からそれぞれ下方に向かってほぼ四角錐状四方へ広がる傾斜側板と、この傾斜側板の下縁に囲まれたほぼ矩形の開口とを有し、この開口が前記飼育箱の開口と気密に接合されることにより飼育箱と協働して密閉空間を形成するホッパーと、このホッパーの前記天板上に、この天板を貫通するように取り付けられ、飼育箱内へ被検ガスを送出する給気管に接続される給気口部材と、を具備し、前記飼育箱又はホッパーのいずれか一方又は双方は、透明体からなり、前記排気口部材は、前記網床を通過して落下する塵埃を吸引しないように側方に向いた排気口を具備し、前記給気口部材は、前記ホッパーを介して被検ガスの渦流を前記飼育箱内へ拡散させる給気口を具備し、前記傾斜側板は、各種測定器等の付属機器を内部へ挿入するための複数の接続口を具備することを特徴とする全身曝露試験用チャンバー。

請求項3

前記飼育箱の開口周縁と前記ホッパーの開口周縁との間にパッキングが介設され、両開口周縁がクランプにより分離可能締め付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の全身曝露試験用チャンバー。

請求項4

請求項1ないし3のいずれかに記載の全身曝露試験用チャンバーを複数並べて保持するラックと、このラック上に、前記各チャンバーに対応するように設けられるコントロールパネルと、を具備することを特徴とする全身曝露試験装置

請求項5

前記ラックは、前記チャンバーの底部を前後方向に摺動自在に保持するように前後方向に水平に延びる左右一対ガイドレールと、チャンバーをガイドレール上の所定のセット位置に位置決めするストッパと、当該一対のガイドレール間に位置して後端側において枢着される接続口レバーとを具備し、この接続口レバーは、水平に配置される接続位置と前端側が下方へ所定の開放角度をもって配置される非接続位置との間を回転可能で、接続位置においてラックに係止される係止部材と、同位置においてセット位置にある前記チャンバーの排気口部材と気密に連通する接続口部材を具備し、この接続口部材は、前記排気装置につながる排気管を接続するための排気管接続部を具備することを特徴とする請求項4に記載の全身曝露試験装置。

請求項6

前記ホッパーの給気口部材は、前記天板に固定されるほぼ円筒状のベース部材と、このベース部材上にクランプを介して着脱自在の接続部材とを具備し、前記接続部材は、上端が閉じ下端が前記ベース部材に接合されるほぼ円筒状の本体と、この本体の内側に開口する前記給気口を一端に有し他端側が本体の放射方向に対して傾斜した角度で水平に側方へ延出する接続管と、一端側が本体に固定され側方へ延出し他端側に前記ラックに固定される接続部を有する固定金具とを具備することを特徴とする請求項5に記載の全身曝露試験装置。

技術分野

0001

本発明は、ラットマウス等の被検用小動物拘束せずに全身曝露式で吸入試験を行うチャンバーと、これを用いた全身曝露試験装置に関する。

背景技術

0002

従来から、ラット、マウス、モルモットなどの小型実験動物に薬物を経気投与して薬物の生体への影響を調べる吸入実験の方法として、全身曝露方式と鼻部曝露方式の2方式が知られている。全身曝露方式は、実験容器内へ実験動物を収容してこれを密封した後、この容器の一方から被検物質を供給し、他方から被検物質の残ガスと実験動物の呼気混合ガスを排出させるものである。鼻部曝露方式は、被検物質含有エアーが供給される内筒管と、この内筒管に装着された鼻部曝露ノズルと、曝露された被験物質含有エアーの残ガスと実験動物の呼気の混合ガスを排出するために内筒管の外側に設けられた外筒管と、鼻部曝露ノズルに対向する位置の外筒管に取り付けられた実験動物ホルダーとからなり、実験動物の吸気により鼻部曝露ノズルからの被験物質を実験動物に経気投与する(例えば特許文献1参照)。このうち、全身曝露方式は、試験チャンバーが大型で、内部に多数のケージを収容するため、個々の動物の様子を外部から観察しにくく、また多額の設備費用を要するのに対し、鼻部曝露方式は、全身曝露方式に比べ、より小さな暴露容積試験ができることから、高価な試験物質や、少ない試験物質を使用しての暴露実験に適している。一方、鼻部曝露方式では、実験動物を円筒型ホルダー内に長時間にわたって拘束することにより、実験動物に体重増加抑制などのストレスを与えるため、試験結果の信頼性に影響を与える可能性があり、また実験動物の自由状態での観察が不可能である。さらには、動物福祉の観点からも好ましくない。

先行技術

0003

特開平9−187192号公報

発明が解決しようとする課題

0004

したがって、本発明は、多額の設備費用を要することなく、また実験動物を長時間にわたって狭小空間内に拘束することのない全身曝露方式の試験用チャンバーとこれを用いた全身曝露試験装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0005

以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の全身曝露試験用チャンバー1は、内部で複数の実験動物Aを飼育できる飼育箱2と、飼育箱2内の下部に設けられる網床3と、飼育箱2内の空気を吸引するための排気口部材4と、飼育箱2と協働して密閉空間を形成するホッパー5と、飼育箱2内へ被検ガス送出するためにホッパー5の天板5a上に設けられる給気口部材6と、を具備する。飼育箱2又はホッパー5のいずれか一方又は双方は、透明合成樹脂ガラス等の透明体で構成される。飼育箱2は、ほぼ矩形底板2aと、底板の周縁起立する側板2bと、この側板2bの上縁に囲まれたほぼ矩形の開口2cとを有する。網床3は、実験動物Aを載せ受けるように、飼育箱2内の下部に、底板2aとの間に所定の間隔を形成して設けられる。排気口部材4は、網床3の下方に位置して、飼育箱2の底板2aを貫通するように取り付けられ、外部の排気管7に接続される。また、排気口部材4は、網床3を通過して落下する塵埃を吸引しないように側方に向いた排気口4aを具備する。ホッパー5は、天板5aと、天板の周縁から下方に向かってほぼ四角錐状四方へ広がる傾斜側板5bと、この傾斜側板5bの下縁に囲まれたほぼ矩形の開口5cとを有し、この開口5cが飼育箱2の開口2cと気密に接合されることにより、飼育箱2と協働して密閉空間を形成する。ホッパー5の傾斜側板5bは、各種測定器等の付属機器を内部へ挿入するための複数の開閉自在の挿入口5dを具備する。給気口部材6は、ホッパー5の天板5aを貫通するように取り付けられ、飼育箱2内へ被検ガスを送出する外部の給気管8に接続される。また、給気口部材6は、ホッパー5を介して被検ガスの渦流を飼育箱内へ拡散させる給気口19dを具備する。
本発明の全身曝露試験装置1は、複数の上記試験用チャンバー1を並べてラック12に保持してなる。ラック12上には、各チャンバー1に対応するように設けられる内部圧力モニタ13、内部温度モニタ14、排気流量モニタ15のようなメータ類や、吸排気量調整用バルブ操作ノブ16のような調整操作端末を集めたコントロールパネル17を具備する。

発明の効果

0006

本発明の全身曝露試験用チャンバーとこれを用いた試験装置は、これを小型化できるので、多額の設備費用を要することなく、また実験動物を長時間にわたって狭小空間内に拘束することがないので、動物福祉の観点からも優れ、大型の全身曝露試験設備と小型の鼻部曝露方式の試験装置の利点を併せ持つ。

図面の簡単な説明

0007

本発明に係る全身曝露試験用チャンバーの正面図である。
図1の全身曝露試験用チャンバーの側面図である。
図1の全身曝露試験用チャンバーの平面図である。
図1におけるIV−IV線による切断端面図である。
本発明に係る全身曝露試験装置の正面図である。
図5の全身曝露試験装置の側面図である。
図5の全身曝露試験装置の一部の断面図である。

実施例

0008

図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4において、全身曝露試験用チャンバー1は、内部でマウス等の複数の実験動物Aを飼育できる飼育箱2と、飼育箱2内の下部に設けられる網床3と、飼育箱2内の空気を吸引するための排気口部材4と、飼育箱2と協働して密閉空間を形成する透明合成樹脂製のホッパー5と、飼育箱2内へ被検ガスを送出するためにホッパー5の天板5a上に設けられる給気口部材6と、を具備する。飼育箱2又はホッパー5のいずれか一方又は双方は、内部の実験動物の観察を容易にするため、合成樹脂、ガラス等の透明体で構成される。

0009

飼育箱2は、透明合成樹脂あるいは金属製で、ほぼ矩形の底板2aと、底板2aの周縁に起立する側板2bと、この側板2bの上縁に囲まれたほぼ矩形の開口2c(図1)とを有する。

0010

網床3は、飼育箱2内の下部に、底板2aとの間に間隔を形成して設けられる。実験動物Aは、網床3上に載せ受けられ、糞尿や残渣が網床3を通過して底板2a上に落ちる。網床3には、飼育箱内を複数に分割する仕切網接続可能である。

0011

図1,7に示すように、排気口部材4は、網床3の下方に位置して、飼育箱の底板2aを貫通するように取り付けられ、接続口部材24を介して、飼育箱2内の空気を吸引する外部の排気管7に接続される。排気口部材4は、網床3を通過して落下する塵埃を吸引しないように側方に向いた複数の排気口4aを飼育箱2内に具備する。

0012

図1ないし図3において、ホッパー5は、透明合成樹脂製で、天板5aと、天板の周縁からそれぞれ下方に向かって四角錐状に広がる傾斜側板5bと、この傾斜側板5bの下縁に囲まれたほぼ矩形の開口5c(図1)とを有する。この開口5cが飼育箱2の開口2cと気密に接合されることにより、ホッパー5と飼育箱2とが協働して密閉空間を形成する。両開口2c、5cの端面間にはパッキングが介設され、周縁がクランプ9により締め付けられる。クランプ9を緩めることにより、ホッパー5と飼育箱2とは分離可能である。

0013

ホッパー5の傾斜側板5bは、温度計ガス濃度計等の各種測定器やサンプリング機器等の付属機器を内部へ挿入するための複数の開閉自在の挿入口5dを具備する。

0014

ホッパーの天板5a上に、この天板5aを貫通するように、上端が閉じたほぼ円筒状の給気口部材6が取り付けられる。給気口部材6は、飼育箱2内へ被検ガスを送出する外部の給気管8に接続される。図4に示すように、給気口部材6は、内側に、それの放射方向Rに対して傾斜した角度αで開口する給気口19dを有し、これにより、被検ガスの渦流を飼育箱2内へ拡散させる。

0015

全身曝露試験装置11は、上記試験用チャンバー1をラック12上に複数並べて保持し、各チャンバー1に対応する内部圧力モニタ13、内部温度モニタ14、排気流量モニタ15及び吸排気量調整バルブの操作ノブ16等を集合する複数のコントロールパネル17を具備する。

0016

図1に示すように、チャンバー1におけるホッパー5の給気口部材6は、天板5aに固定されるほぼ円筒状のベース部材18と、このベース部材18上にクランプ20を介して着脱自在の接続部材19とを具備する。

0017

図1ないし図4に示すように、接続部材19は、本体19aと、本体から側方へ延出する接続管19b及び固定金具19cを具備する。本体19aは、上端が閉じたほぼ円筒状体で、下端がベース部材13に接合される。接続管19bは、図3において本体19aの放射方向Rに対して傾斜した角度αで水平に本体19aから延出し、一端は、本体19aの内側に開口する給気口19dに接続され、他端側が分岐管を介して給気管8(一方は清浄空気供給管8a、他方は被検物質含有ガス供給管8b)に接続される。

0018

固定金具19cは、一端側が本体19aの上面に固定され、側方へ水平に延出し、途上で上方へ屈曲し、上端部においてラック12に固定される接続部を有する。

0019

図5,6に示すように、ラック12上には、チャンバー1の底部を保持する左右一対ガイドレール21と、チャンバー1をガイドレール21上の所定のセット位置に位置決めするストッパ22が固定される。ガイドレール21は、前後方向に水平に延び、チャンバー1を前後方向に摺動自在に保持する。

0020

一対のガイドレール21間に位置して、ラック12上に接続口レバー23が設けられる。接続口レバー23は、接続口部材24を具備し、後端側においてヒンジ25でラック12に枢着され、前端側には係止部材26を具備する。接続口レバー23は、水平に配置される接続位置(図6実線)と、前端側が下方へ開いた非接続位置図6仮想線)との間を回転可能で、接続位置において係止部材26によりラック12に係止される。図7に示すように、接続口部材24は、排気管7に接続される接続口24aを具備し、接続口レバー23が接続位置にあるとき、セット位置にあるチャンバー1の排気口部材4と気密に連通する。

0021

試験装置を使用する場合には、ホッパー5を外した状態の飼育箱2内に複数の実験動物を収容したうえ、飼育箱2上にホッパー5を被せ、クランプ9で両者を気密に締め付け、チャンバー1を構成する。この状態で、ホッパー5の給気口部材6は、ベース部材18と接続部材19とに分離され、ベース部材18のみがホッパー5に取り付けられている状態である。接続部材19は、ベース部材18と分離して、ラック12上の所定位置に固定金具19cにより固定されている。チャンバー1をラック12上のガイドレール21に載せ、後部がストッパ22に当接するまで押し込むと、チャンバー1は、所定のセット位置に位置決めされる。このセット位置において、給気口部材6のベース部材18と接続部材19とが接合するので、両者をクランプ20で気密に接続する。またこの位置で、接続レバー23を接続位置に配置して、係止部材26でラック12に係止すると、排気口部材4と接続口部材24とが気密に接続される。このようにして複数のチャンバー1をラック12上にセットすると、試験装置11が構成される。

0022

各チャンバー1内の気圧被検物質濃度を予め調整した上、試験が開始される。チャンバー1内の実験動物Aの様子は、逐次、透明なホッパー5を介して容易に観察できる。なお、ホッパー5は、金属製とすることができ、この場合、飼育箱2を透明体とすることで、飼育箱2の内部を観察できるようにする。

0023

従来の全身曝露試験装置の試験チャンバーは、それに収容する実験動物の数(ケージの数)を最大に想定して設計される。このため、チャンバーが大型化し、設置に要する単位あたりの床面積試験室の高さ等が大きくなる。また試験条件により必要とされるチャンバーの数が増えるので、設置設備には莫大費用が必要であり、また大きなランニングコストを要する。

0024

本発明の実施形態に係る全身曝露試験装置11によれば、実験動物の飼育箱2により小型の試験用チャンバー1を構成するから、大きな設備投資、ランニングコストを要することなく、複数のチャンバー1を試験目的に応じて自由に組み合わせて全身曝露試験装置11を構成することができる。各チャンバー1は、飼育箱2とホッパー5とに、さらに給気口部材4は、ベース部材18と接続部材19とに、それぞれ分離できるので、洗浄等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。

0025

1チャンバー
2飼育箱
2a底板
2b側板
2c 開口
3 網床
4排気口部材
5ホッパー
5a天板
5b傾斜側板
5c 開口
5d 挿入口
6給気口部材
7排気管
8給気管
9クランプ
11全身曝露試験装置
12 ラック
13内部圧力モニタ
14内部温度モニタ
15排気流量モニタ
16操作ノブ
17コントロールパネル
18ベース部材
19接続部材
19a 接続部材の本体
19b接続管
19c固定金具
19d給気口
20 クランプ
21ガイドレール
22ストッパ
23 接続口レバー
24接続口部材
25ヒンジ
26 係止部材

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 温州山衡鎖具有限公司の「 時限開閉錠」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】籠に対する抵抗が強いペットに対し、時限開閉錠を提供する。【解決手段】ペット籠10と、前記ペット籠の中に設置されるペット活動空間31とを含み、前記ペット活動空間31の中には封閉装置が設けられ、前... 詳細

  • 温州新蘭智能科技有限公司の「 猫用玩具」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】構造が簡単で、操作が便利で、修理が便利で、二つの方式で猫をじゃらし、猫に刻々に遊ぶ興味を維持させ、飼い猫の寂しさを紛らわす猫用玩具を提供する。【解決手段】台座12を含み、台座12の頂端には頂ブ... 詳細

  • シャープ株式会社の「 給水装置、制御装置、制御プログラムおよび制御方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】生体の飲水機会を増やすことで水分摂取量が不足している生体の飲水量を増やし、生体の疾病を抑制する。【解決手段】ビーコン受信装置(30)が取得した生体識別情報を用いて生体(200)を特定する個体識... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ