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図面 (5)

課題

文書が削除されると、ハイパーリンクが時として時機外れおよび効果喪失になること、及び、ハイパーリンクは代表的には特定のコンピュータアクセスする場合に必然にともなう接続時間または接続料金に関係なく発生すること。

解決手段

文書の特定の部分を自動的に位置検出マークし、マークされた文書の少なくとも一部を包含するハイパーリンクを規定するシステム、方法およびソフトウェア法律的な引用のためにあつらえられた実施の一例は、マークされた文書の部分を検索タームとして処理し、ハイパーリンクが完全なファイルアドレスを包含させる必要なしに完成されることを可能にする。この実施の一例はまた、ハイパーリンクの実行の経費または時間にもとづいてハイパーリンクの一部を規定し、ハイパーリンクの実行の経費または時間を低減させる。

概要

背景

パーソナルコンピュータは様々な用途を有する。最も一般的な用途の1つは、ワードプロセッサ、すなわち、手紙履歴書、研究論文および法律報告書のような文書電子的な作成と操作を可能にする装置として、である。別の一般的な用途は、インターネット、すなわち、公衆通信ステムおよび私設通信システムを経由して相互接続されたコンピュータの全世界ネットワークのようなネットワークを介して他のコンピュータと通信することである。近年になって、ワールドワイドウェブによるこれらの外観上の明確な使用の集中が目に付くようになっている。

術語「ワールドワイドウェブ」は、一般的に、ハイパーテキストマークアップランゲージHTML)のような特殊な内部フォーマットコードで記述された電子的にリンクされた文書を含むインターネットの一部分を意味する。ウェブ内では、各文書が、固有電子アドレス役割を果たすユニフォームリソースロケータ(すなわち、URL)として知られている固有の識別子を有する。あらゆる文書に関するURLが、1つまたは複数の他のウェブ文書の一部分として含まれ、文書間の選択可能なリンク(更に明確に述べると、ハイパーリンク(hyperlink))を実現することが可能である。適正なコンピュータソフトウェアインターネットアクセスとを使用して、別の文書に対するハイパーリンクを含む文書のユーザが、通常は文書内の他のテキストとの違いが際立った色で表示されているハイパーリンクを、従来通りのポイントアンドクリック命令を使用して選択することが可能である。

ハイパーリンクを選択することが、ハイパーリンクを有する文書をホストするコンピュータを、そのハイパーリンクに関連付けられた文書(ハイパーリンクされた文書)をホストするコンピュータに接続し、最終的には、ハイパーリンクを呼び出したユーザが、世界中のあらゆる場所に位置することが可能なハイパーリンクされた文書を閲覧することを可能にする。ハイパーリンクされた文書は、さらに、他の文書に対するハイパーリンクを含むことも可能であり、ユーザが世界中を「飛び歩いて」様々なハイパーリンクされた文書を自分の意のままに閲覧することを可能にする。

典型的には、ハイパーリンクは文書内に手作業でまたは自動的に挿入される。手作業による挿入は、ハイパーリンク定義能力を含むMicrosoft Word 6.0またはCorel WordPerfect 8.0のような文書エディタまたは文書処理プログラムによって行われることが多い、さらに特に、手作業による挿入は、ユーザが文書中のテキストを選択し、そのテキストにハイパーリンクを関連付ける要求を表し、その次に、ハイパーリンクすべき文書に関するURLを入力することを必要とする。例えば、アメリカ革命に関する論文を記述しているユーザは、「George Washington」に関するテキストを選択し、George Washingtonの簡単な伝記を提供する文書に関するURLを挿入することができる。しかし、手作業によるハイパーリンクの挿入は退屈で面倒であるだけでなく、誤りを生じやすい可能性がある。

従来においては、ハイパーリンクの自動挿入のための幾つかの方法の中の1つの方法は、文書に関するアルファベット順の「巻末索引」タイプの索引を作成する索引生成プログラムの実行によるものである。例えば、Iconovex Corporation(Bloomington,Minnesota)が販売するWebAnchor(TM)ソフトウェアは、1つまたは複数の文書からキーワードフレーズおよび概念を抽出するために意味(意味ベース解析を使用し、文書内の抽出された語、フレーズおよび概念に対するハイパーリンクを含む索引を自動的に作成する。この索引を閲覧するユーザは、この索引中の語、フレーズまたは概念を選択し、その次に、それを含む文書の特定の部分にハイパーリンクすることが可能である。(1995年5月26日付で出願され1998年1月13日付で発行された標題「自動要約ページ作成およびハイパーリンク生成」の米国特許第5,708,825号を参照されたい。)

従来の手動生成ハイパーリンクまたは自動生成ハイパーリンクを使用する際の問題点の1つは、その寿命に係わる。特に、ハイパーリンクを含む文書が古くなるにつれて、そのハイパーリンクが指示する文書がすでに削除されているか訂正されているか他のコンピュータに移動させられているので、または、ハイパーリンクされた文書をホストするコンピュータがそのハイパーリンクに関するURLの1つまたは複数の部分を認識または理解しなくなっているので、多くのハイパーリンクが時代遅れになり無効になる。どんな理由であっても、こうした無効なハイパーリンクの実行または呼出の試みは、要求された文書の代わりに「ファイルが見つかりません」といったエラー・メッセージがユーザに表示されるという結果をもたらす。ユーザは無効なハイパーリンクに関連したURLを更新または置換することが可能であるが、このことは、特に多数のハイパーリンクを有する文書において、不便であり時間浪費的である。

手動生成ハイパーリンクと自動生成ハイパーリンクとに関する別の問題点は、ハイパーリンクされた文書にアクセスするための時間またはコストに関するものである。特に、ハイパーリンクは、そのハイパーリンクを実行するのに要する時間と、特定のホストコンピュータにハイパーリンクする際にユーザが負担するかも知れない料金とを考慮せずに、生成されることが一般的である。このことは、ユーザが時間を浪費する時、または、ユーザが自分のコンピュータ・システム上にも存在する別のコンピュータ・システム上の文書にハイパーリンクする料金を負担する時に、特に問題である。

したがって、時間の経過によって無効になる可能性が低く、かつ、接続時間およびコストのようなユーザの好みに配慮して生成されるハイパーリンクが求められている。

概要

文書が削除されると、ハイパーリンクが時として時機外れおよび効果喪失になること、及び、ハイパーリンクは代表的には特定のコンピュータにアクセスする場合に必然にともなう接続時間または接続料金に関係なく発生すること。文書の特定の部分を自動的に位置検出マークし、マークされた文書の少なくとも一部を包含するハイパーリンクを規定するシステム、方法およびソフトウェア。法律的な引用のためにあつらえられた実施の一例は、マークされた文書の部分を検索タームとして処理し、ハイパーリンクが完全なファイルのアドレスを包含させる必要なしに完成されることを可能にする。この実施の一例はまた、ハイパーリンクの実行の経費または時間にもとづいてハイパーリンクの一部を規定し、ハイパーリンクの実行の経費または時間を低減させる。

目的

別の一般的な用途は、インターネット、すなわち、公衆通信システムおよび私設通信システムを経由して相互接続されたコンピュータの全世界ネットワークのようなネットワークを介して他のコンピュータと通信することである

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

文書に自動的にハイパーリンクを挿入する方法であって、内容が所定の形式と一致する1つ以上の文書を探索し;1つ以上の文書の探索結果に基づいて、1つ以上の文書の1つ以上の部分をマークし;それぞれが、文書の1つ以上のマークされた部分の内容に基づくフォーマットを有する1つ以上のハイパーリンクを発生させるステップから成ることを特徴とする方法。

請求項2

コンピュータのシステムであって、内容が所定の形式と一致する1つ以上の文書を探索する手段と;1つ以上の文書の探索結果に基づいて、1つ以上の文書の1つ以上の部分をマークする手段と;それぞれが、文書の1つ以上のマークされた部分の内容に基づくフォーマットを有する1つ以上のハイパーリンクを発生させる手段から成ることを特徴とするコンピュータのシステム。

請求項3

コンピュータのシステムであって、プロセッサと;プロセッサと接続して、内容が所定の形式と一致する1つ以上の文書を探索するための第1命令セットと;1つ以上の文書の探索結果に基づいて、1つ以上の文書の1つ以上の文書の1つ以上の部分をマークするための第2命令セットと;それぞれが、文書の1つ以上のマークされた部分の内容に基づくフォーマットを有する1つ以上のハイパーリンクを発生させるための第3命令セットを記憶するメモリとから成ることを特徴とするコンピュータのシステム。

請求項4

コンピュータ読取り可能な媒体であって、内容が所定の形式と一致する1つ以上の文書を探索するための第1命令セットと;1つ以上の文書の探索結果に基づいて、1つ以上の文書の1つ以上の文書の1つ以上の部分をマークするための第2命令セットと;それぞれが、文書の1つ以上のマークされた部分の内容に基づくフォーマットを有する1つ以上のハイパーリンクを発生させるための第3命令セットを含むことを特徴とする媒体。

請求項5

文書についてハイパーリンクを自動的に確定する方法であって、文書の1つ以上の部分をマークし;文書の1つ以上のマークされた部分に対して、それぞれが、文書の少なくとも1つのマークされた部分の形式または内容に基づく情報を含む、1つ以上のハイパーリンクを確定するステップから成ることを特徴とする方法。

請求項6

それぞれのハイパーリンクが、文書の少なくとも1つのマークされた部分を含む、請求項5に記載の方法。

請求項7

それぞれのハイパーリンクが、すべてのハイパーリンクに共通のドメイン名称及び文書の少なくとも1つのマークされた部分を含む、請求項5記載の方法。

請求項8

それぞれのハイパーリンクが、すべてのハイパーリンクに共通のドメイン名称及び文書の少なくとも1つのマークされた部分の構文上または意味上の分析に基づく情報を含む、請求項5記載の方法。

請求項9

1つ以上の法律引用を含む文書を自動的に処理する方法であって、それぞれが、法律的引用の少なくとも1つを含む、文書の1つ以上の部分をマークし;文書の1つ以上のマークされた部分について、それぞれが、文書のマークされた部分における1つの法律的引用の形式または内容に基づく情報を含む1つ以上のハイパーリンクを確定し;ハイパーリンクの1つの選択に応答して、文書をホストする第1コンピュータを前記1つのハイパーリンクと連携する第2コンピュータに接続し;第1コンピュータを第2コンピュータに接続するのに呼応してユーザに対して、取引勘定情報問合わせ;取引勘定情報を確認し;取引勘定情報が肯定的に確認されると、文書のマークされた部分における1つの法律的引用の形式または内容に基づく情報に基づいて、第2コンピュータと連携するデータベースを、前記法律的引用に対応する文書について探索し;法律的引用に対応する文書の少なくとも一部を第1コンピュータへ転送するステップから成ることを特徴とする方法。

請求項10

ぞれぞれのハイパーリンクが、文書の少なくとも1つのマークされた部分を含む、請求項9記載の方法。

請求項11

それぞれのハイパーリンクが、すべてのハイパーリンクに共通のドメイン名称及び文書の少なくとも1つのマークされた部分を含む、請求項9記載の方法。

請求項12

それぞれのハイパーリンクが、すべてのハイパーリンクに共通のドメイン名称及び文書の少なくとも1つのマークされた部分の構文上または意味上の分析に基づく情報を含む、請求項9記載の方法。

請求項13

コンピュータのシステムにおいてハイパーリンクを確定する方法であって、第1文書の一部をマークし;ハイパーリンクの2つ以上の宛先を識別し;1つ以上の所定優先順位に基づいて2つ以上の宛先の1つに向けられるハイパーリンクを確定するステップから成ることを特徴とする方法。

請求項14

1つ以上の所定のユーザ優先順位を検索する際に、1つ以上の優先ハイパーリンク宛先に関する情報、またはコストに関する情報、またはアクセスに要する時間に関する情報を検索し、2つ以上の宛先のうちの1つに向けられるハイパーリンクを確定する際には、検索された優先順位に基づいて宛先の1つを選択する、請求項13記載の方法。

請求項15

エラーを含むハイパーリンクをリダイレクトする方法であって、ハイパーリンクのための代替えドメインネームを選択し;この代替えドメインネームをハイパーリンクのドメインネームとするステップから成ることを特徴とする方法。

請求項16

文書にハイパーリンクを自動的に挿入する方法であって、語彙的、構文的、フォーマット的、音声的、またはヒュリスチック組合せに基づく特定内容に関して、1つ以上の文書を探索し;1つ以上の文書の探索結果に基づいて、1つ以上の文書の1つ以上の部分をマークし;それぞれが、文書の1つ以上のマークされた部分の内容に基づくフォーマットと、文書の少なくとも1つのマークされた部分の位置に基づく文書内の位置を有する1つ以上のハイパーリンクを文書内に自動的に発生させ、埋め込むステップから成ることを特徴とする方法。

請求項17

内容に利用価値が無かったり、URLシンタックスにエラーがあったり、認証情報が正しくなかったり、ユーザの内容アクセス同意が得られないため、結果的にエラーまたは警告となるハイパーリンクを処理する方法であって、ハイパーリンクを検索し;新しいドメインネームをハイパーリンクの1つまたは2つ以上のオリジナル部分を連携させ;ハイパーリンクを他のドメインネームに向けてルート変更する接続を試みるステップから成ることを特徴とする方法。

請求項18

ドメインネームを含むハイパーリンクを処理する方法であって、コンピュータによる関連のオペレーションまたはサービスを表わすハイパーリンク内のオペレーションネームを検知し;ドメインネームと連携するコンピュータ・システムが関連のコンピュータによるオペレーションまたはサービスに役立つかどうかを判断し;もしドメインネームと連携するコンピュータ・システムが、関連のコンピュータによるオペレーションまたはサービスに役立たないなら、ハイパーリンクを他のドメインネームと連携する他のコンピュータ・システムへ経路変更するステップから成ることを特徴とする方法。

請求項19

ハイパーリンクまたはリソースロケータ用のデータ構造であって、ドメインネームと;コンピュータオペレーション識別子と;コンピュータオペレーション識別子と対応するコンピュータオペレーションと併用すべく文書から取出されるパラメータから成ることを特徴とするデータ構造。

請求項20

コンピュータオペレーション識別子が探索を識別するか、またはオペレーションを見出し、パラメータが、文書内に存在する引用の少なくとも一部を含む、請求項19記載のデータ構造。

請求項21

文書におけるハイパーリンクのデータ構造であって、特定内容へのアクセスに使用されるオペレーションを識別する情報を含むオペレーションネームフィールドと;ハイパーリンクを発生させたアプリケーションプログラムを識別する情報を含むリクエストソースと;オペレーションネームフィールドで識別されるオペレーションの実行に使用する情報を含むオペレーション特異パラメータフィールドから成ることを特徴とするデータ構造。

請求項22

ハイパーリンクまたは文書内に埋め込まれるリソースロケータのデータ構造であって、ドメインネームと;文書への引用;から成ることを特徴とするデータ構造。

請求項23

引用の少なくとも一部が、文書を含む既刊または近刊の書籍を識別する、請求項22記載のデータ構造。

請求項24

引用の少なくとも一部が、文書を含む既刊書籍のページ番号を識別する、請求項22記載のデータ構造。

請求項25

引用が裁判見解ハードコピーを識別する、請求項22記載のデータ構造。

請求項26

ハイパーリンクまたはリソースロケータのデータ構造であって、ドメインネームと;ハイパーリンクを発生させたアプリケーションプログラムを識別する情報を含むリクエストソースフィールドから成ることを特徴とする前記データ構造。

請求項27

アプリケーションプログラムがワードプロセッサである、請求項23記載のデータ構造。

請求項28

コンピュータのシステムにおいてハイパーリンクを確定する方法であって、第1文書の一部をマークし;ハイパーリンクに使用される2つ以上のテキストセグメントを用意し;1つまたは2つ以上の所定優先順位に基づいて2つ以上のテキストセグメントの少なくとも1つを含むようにハイパーリンクを確定するステップから成ることを特徴とする方法。

技術分野

0001

本発明はコンピュータ・システムソフトウェアとに関し、特に、電子文書内へのハイパーリンク(hyperlink)の挿入を容易にするコンピュータネットワークワードプロセッサおよび文書プロセッサに関する。

背景技術

0002

パーソナルコンピュータは様々な用途を有する。最も一般的な用途の1つは、ワードプロセッサ、すなわち、手紙履歴書、研究論文および法律報告書のような文書電子的な作成と操作を可能にする装置として、である。別の一般的な用途は、インターネット、すなわち、公衆通信システムおよび私設通信システムを経由して相互接続されたコンピュータの全世界ネットワークのようなネットワークを介して他のコンピュータと通信することである。近年になって、ワールドワイドウェブによるこれらの外観上の明確な使用の集中が目に付くようになっている。

0003

術語「ワールドワイドウェブ」は、一般的に、ハイパーテキストマークアップランゲージHTML)のような特殊な内部フォーマットコードで記述された電子的にリンクされた文書を含むインターネットの一部分を意味する。ウェブ内では、各文書が、固有電子アドレス役割を果たすユニフォームリソースロケータ(すなわち、URL)として知られている固有の識別子を有する。あらゆる文書に関するURLが、1つまたは複数の他のウェブ文書の一部分として含まれ、文書間の選択可能なリンク(更に明確に述べると、ハイパーリンク(hyperlink))を実現することが可能である。適正なコンピュータソフトウェアインターネットアクセスとを使用して、別の文書に対するハイパーリンクを含む文書のユーザが、通常は文書内の他のテキストとの違いが際立った色で表示されているハイパーリンクを、従来通りのポイントアンドクリック命令を使用して選択することが可能である。

0004

ハイパーリンクを選択することが、ハイパーリンクを有する文書をホストするコンピュータを、そのハイパーリンクに関連付けられた文書(ハイパーリンクされた文書)をホストするコンピュータに接続し、最終的には、ハイパーリンクを呼び出したユーザが、世界中のあらゆる場所に位置することが可能なハイパーリンクされた文書を閲覧することを可能にする。ハイパーリンクされた文書は、さらに、他の文書に対するハイパーリンクを含むことも可能であり、ユーザが世界中を「飛び歩いて」様々なハイパーリンクされた文書を自分の意のままに閲覧することを可能にする。

0005

典型的には、ハイパーリンクは文書内に手作業でまたは自動的に挿入される。手作業による挿入は、ハイパーリンク定義能力を含むMicrosoft Word 6.0またはCorel WordPerfect 8.0のような文書エディタまたは文書処理プログラムによって行われることが多い、さらに特に、手作業による挿入は、ユーザが文書中のテキストを選択し、そのテキストにハイパーリンクを関連付ける要求を表し、その次に、ハイパーリンクすべき文書に関するURLを入力することを必要とする。例えば、アメリカ革命に関する論文を記述しているユーザは、「George Washington」に関するテキストを選択し、George Washingtonの簡単な伝記を提供する文書に関するURLを挿入することができる。しかし、手作業によるハイパーリンクの挿入は退屈で面倒であるだけでなく、誤りを生じやすい可能性がある。

0006

従来においては、ハイパーリンクの自動挿入のための幾つかの方法の中の1つの方法は、文書に関するアルファベット順の「巻末索引」タイプの索引を作成する索引生成プログラムの実行によるものである。例えば、Iconovex Corporation(Bloomington,Minnesota)が販売するWebAnchor(TM)ソフトウェアは、1つまたは複数の文書からキーワードフレーズおよび概念を抽出するために意味(意味ベース解析を使用し、文書内の抽出された語、フレーズおよび概念に対するハイパーリンクを含む索引を自動的に作成する。この索引を閲覧するユーザは、この索引中の語、フレーズまたは概念を選択し、その次に、それを含む文書の特定の部分にハイパーリンクすることが可能である。(1995年5月26日付で出願され1998年1月13日付で発行された標題「自動要約ページ作成およびハイパーリンク生成」の米国特許第5,708,825号を参照されたい。)

0007

従来の手動生成ハイパーリンクまたは自動生成ハイパーリンクを使用する際の問題点の1つは、その寿命に係わる。特に、ハイパーリンクを含む文書が古くなるにつれて、そのハイパーリンクが指示する文書がすでに削除されているか訂正されているか他のコンピュータに移動させられているので、または、ハイパーリンクされた文書をホストするコンピュータがそのハイパーリンクに関するURLの1つまたは複数の部分を認識または理解しなくなっているので、多くのハイパーリンクが時代遅れになり無効になる。どんな理由であっても、こうした無効なハイパーリンクの実行または呼出の試みは、要求された文書の代わりに「ファイルが見つかりません」といったエラー・メッセージがユーザに表示されるという結果をもたらす。ユーザは無効なハイパーリンクに関連したURLを更新または置換することが可能であるが、このことは、特に多数のハイパーリンクを有する文書において、不便であり時間浪費的である。

0008

手動生成ハイパーリンクと自動生成ハイパーリンクとに関する別の問題点は、ハイパーリンクされた文書にアクセスするための時間またはコストに関するものである。特に、ハイパーリンクは、そのハイパーリンクを実行するのに要する時間と、特定のホストコンピュータにハイパーリンクする際にユーザが負担するかも知れない料金とを考慮せずに、生成されることが一般的である。このことは、ユーザが時間を浪費する時、または、ユーザが自分のコンピュータ・システム上にも存在する別のコンピュータ・システム上の文書にハイパーリンクする料金を負担する時に、特に問題である。

0009

したがって、時間の経過によって無効になる可能性が低く、かつ、接続時間およびコストのようなユーザの好みに配慮して生成されるハイパーリンクが求められている。

先行技術

0010

米国特許第5,708,825号
米国特許第5,644,720号

0011

こうした要求と他の要求とに応えるために、本発明者は、文書の特定の部分を自動的に位置発見してマーク付けし、マーク付けされたテキストの少なくとも一部分を含むハイパーリンクを定義する、システムと方法とソフトウェアとを発明した。この方法の例示的な実施形態は、法律引用文(例えば、裁判意見の引用文、連邦政府法、および、法的協定)を発見してマーク付けし、マーク付けされた法律引用文の少なくとも一部分と共通コンピュータ・システムの名称とを含むように各ハイパーリンクを自動的に定義する。この例示的な方法は、さらに、ハイパーリンクの1つを活動化させることと、この1つのハイパーリンクにおいて参照されるコンピュータ・システムに接続することと、そのハイパーリンク内に含まれるマーク付けされたテキストの一部分に基づいて1つまたは複数のデータベース検索を行うこととを含む。したがって、この方法の実施形態は、ハイパーリンクを共通の外部コンピュータ・システムに指し向けることと、詳細な文書アドレスの代わりにハイパーリンクの一部分として検索可能な項を含むこととによって、ハイパーリンクが時代遅れになり無効になるという問題を回避する。

0012

この例示的な方法の別の特徴は、ハイパーリンクを実行するコストまたは時間に基づいて、ハイパーリンク中の共通コンピュータ・システムの名称を定義する。特に、この例示的な方法は、法律文書を含むデータベース(例えば、CD−ROMライブラリ)を含むローカルコンピュータシステムの名称、または、この情報を含む外部コンピュータ・システムの名称をハイパーリンクが含むことになっているかどうかを判定する。この実施形態の別の特徴は、ローカルコンピュータシステムにこの情報が欠如している可能性を許容し、ローカルコンピュータシステムに対する無効なハイパーリンクを、より大規模なデータベースを有する可能性が高い外部コンピュータ・システムに再び指し向ける。

図面の簡単な説明

0013

図1は、本発明の幾つかの観点を具体化する例示的なコンピュータ・システム10のブロック線図である。
図2は、本発明を具体化する例示的なマーク付けおよびリンキングのソフトウェアのブロック線図である。
図3は、マーク付けおよびリンキングのソフトウェアにおいて具体化された例示的な方法をあらわす流れ図である。
図4は、本発明に従って規定されるハイパーリンク用の例示的なデータ構造の線図である。

実施例

0014

図1図4を参照し組み入れてある以下の詳細な説明は、本発明の1つまたは複数の例示的な実施形態を説明し例示する。本発明を限定するのではなく単に例示して説明するだけのために示されているこれらの実施形態は、当業者が本発明を作成し使用することを可能にするのに十分な詳細さで示され説明されている。したがって、この説明では、本発明を不明確にすることを避けるために、必要に応じて当業者に公知の特定の情報を割愛することがある。

0015

定義
この説明は、当業での使用または説明の文脈内での使用に由来する意味を有する多数の術語を含む。理解の助けとなるように、次の術語の定義を示す。
術語「文書」は、ファイル名を有する機械可読データのあらゆる論理的なコレクションまたは配列を意味する。
術語「データベース」は、機械可読文書のあらゆる論理的なコレクションまたは配列を含む。

0016

術語「ハイパーリンク」は、過去、現在、未来のあらゆるユニフォームリソースロケータ(URL)標準リテラル的または機能的に準拠するあらゆるトークン(token)を含む。さらに、この術語は、特定のコンピュータ・システムまたはネットワーク化された装置を識別する情報を含むあらゆるトークンを含む。
術語「プログラムモジュール」は、特定のタスクを行うかまたは特定の抽象データ型を具体化するルーチンプログラムオブジェクトコンポーネント、データ構造、命令、命令セット等を含む。

0017

本発明を具体化する例示的なコンピュータ・システム
図1は、文書の1つまたは複数の部分に自動的にマーク付けを行い、マーク付けされた部分の各々に関する1つまたは複数の対応するハイパーリンクを自動的に定義するための、システムと方法とソフトウェアとを含む例示的なコンピュータ・システム10の説明図である。一般的に、システム10は、例示的な文書128をホストする例示的なパーソナルコンピュータ12を含む。この例示的な文書128は、マーク付けされた部分128a、128b、128cとそれぞれのハイパーリンク129a、129b、129cとを含み、これらのハイパーリンクは本発明の例示的な実施形態によって自動的に生成され定義される。ハイパーリンク129a、129b、129cは、コンピュータネットワーク14とウェブサーバ16とを経由してデータベース17、18、19に文書28のそれぞれのマーク付けされた部分128a、128b、128cをリンクさせるために選択可能である。(この例示的な実施形態では、ハイパーリンクは、その関連したマーク付けされた文書の「上」に、すなわち、同じ場所に埋め込まれるが、他の実施形態では、ハイパーリンクがその文書の別のページ上に埋め込まれる。)

0018

さらに明確に述べると、コンピュータ12の最も適切な特徴が、プロセッサ121と、ネットワーク通信装置122と、データ記憶装置123とを含む。さらに、システム12は、ディスプレイ装置124とユーザインタフェース装置125とを含む。この例示的な実施形態では、プロセッサ121はIntel Pentium(登録商標) IIプロセッサであり、ネットワーク通信装置122は56キロバイト/秒(高速モデムであり、記憶装置123は1つまたは複数のハードディスク装置を含む。しかし、本発明の他の実施形態は、他のタイプのプロセッサとネットワーク通信装置とデータ記憶装置を使用する。例えば、他の実施形態は、分散形プロセッサまたは並列プロセッサを使用し、および、他の実施形態は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的消去書込み可能読出し専用メモリ(EEPROM)、光ディスク、または、フロッピー(登録商標)ディスクであるデータ記憶装置の1つまたは複数を使用する。

0019

例示的なディスプレイ装置は、カラーモニタ仮想現実ゴーグルとを含み、例示的なユーザインタフェース装置はキーボードマウスジョイスティックマイクロホンビデオカメラ、ボディフィールセンサ(body−field sensor)、および、仮想現実衣類(virtual−reality apparel)(例えば、手袋ヘッドバンドボディスーツ等)を含む。したがって、本発明は、何らかの部類または種類のコンピュータ化プラットフォームには限定されない。

0020

システム12は、さらに、データ記憶装置123内に、文書処理ソフトウェア126と、文書マーク付け/リンキングソフトウェア127と、例示的な文書128とを含む。この例示的な実施形態では、例示的な文書マーク付け/リンキングソフトウェア127は、文書処理ソフトウェア126に対するアドオンツール(add−on tool)である。しかし、他の実施形態では、文書マーク付け/リンキングソフトウェア127は、別個アプリケーションプログラムとして、または、オペレーティングシステムカーネルまたはシェルの一部分として動作する。(ソフトウェア126、127は、ネットワークダウンロードによって、または、光ディスクもしくは磁気ディスクのようなコンピュータ可読媒体によって、または、他のソフトウェア転送方法によって、別々にまたは組合せの形でシステム12上にインストール可能である。)

0021

適切な文書処理ソフトウェアの一般的な例は、文書処理プログラム、HTML編集プログラムスプレッドシートプログラムプレゼンテーション開発プログラムブラウジングプログラム文書管理プログラム、および、ファイルバックアッププログラムを含む。さらに具体的な例は、Microsoft Word97ソフトウェア、Corel WordPerfect 8.0ソフトウェア、Microsoft Explorer 4.0ソフトウェア、Netscape Navigator 4.0、Microsoft FrontPage 98、Adobe Acrobat Exchange、および、Adobe Acrobat Readerソフトウェアを含む。したがって、本発明は、何らかの部類または種類の文書処理ソフトウェアには限定されない。

0022

図1は、さらに、既存のハイパーリンクとの関連付けを表示するために、例えば目立った色もしくはフォントによって視覚的にまたは他の方法でマーク付けされている、部分128a、128b、128cを含む。文書128は、さらに、それぞれの部分128a、128b、128cに論理的に関連付けられているハイパーリンク129a、129b、129cを含む。本発明によって定義されるハイパーリンク129a、129b、129cは、コンピュータネットワーク14とウェブサーバ16とを経由してそれぞれの探索可能なデータベース17、18、19に対するネットワーク接続を生じさせるために(例えば、従来の方法によって)活動化させられることが可能である。(図1は、この例示的な実施形態においてハイパーリンクがすべてサーバ14に向かうことを示すが、本発明の他の実施形態は、同じまたは複数のウェブサーバに向かうハイパーリンクを生成する。)

0023

この例示的な実施形態では、コンピュータネットワーク14は、インターネットのような広域ネットワークであるが、他の実施形態では、コンピュータネットワーク14は、ローカルエリアネットワークすなわちイーサネット(登録商標)である。サーバ16は、Pentium(登録商標)クラスのプロセッサと拡張メモリ/ディスク構成とを有する幾つかのNTサーバのネットワーク上で動作するMicrosoft Internet Information Server 4.0のようなウェブサーバである。図1に明瞭には示していないが、サーバ16は、(後述する通りの)本発明によるURL処理ソフトウェアを含む。データベース17、18、19は、様々なコンピュータプラットフォーム上で任意の数の形態をとることが可能である。さらに、実施形態の中には、2つ以上の(コンピュータ12のような)コンピュータが同一の文書の複数のコピーに同時にハイパーリンクすることを可能にするように、データベース17、18、19が部分重複した内容を含むものもある。したがって、ドメインサーバー14は、1997年7月1日付で発行された標題「トランザクション要求を管理するためのプロセス間通信インタフェース」の米国特許第5,644,720号に開示されているソフトウェア機能のようなソフトウェア機能を含む。(この特許は本明細書に引例として組み入れてある。)

0024

マーク付けおよびリンク樹立のソフトウェアの例示的なアーキテクチャ
図2は、マーク付けおよびリンク樹立ソフトウェア127のための例示的なアーキテクチャ、特に1つまたは複数のオブジェクトを含むコンポーネントベースのアーキテクチャを示す。オブジェクトはその機能性を露出し、COM(コンポーネントオブジェクトモデル)インタフェースを使用して他のオブジェクトと通信する。しかし、図を分かり易くするために、これらのインタフェースの多くを図から省略してある。この例示的なソフトウェアは、法律引用文に関するハイパーリンクを発見し、マーク付けし、樹立するように適合させられている。しかし、このソフトウェアの他の実施形態は、個人もしくは場所の適正な名称、または、構文情報フォーマッティング情報、文脈情報、もしくは、文書マーク付け情報によって単離および識別されることが可能な他の識別可能文書内容に対して同様に動作する。

0025

さらに明確に述べると、例示的なソフトウェア127は、インテグレーションオブジェクト(integration object)127a、トークナイザオブジェクト(tokenizer object)127b、コンテントファインダオブジェクト(content−finder object)127c、パブリケーションズオブジェクト(publications object)127d、パブリケーションデータベース(publication database)127e、フレーゼズオブジェクト(phrases object)127f、フレーゼズデータベース(phrases database)127g、オプションズオブジェクト(options object)127h、および、リンクビルダ・オブジェクト(link−builder object)127iを含む。インテグレーションオブジェクト127aは、ツールとしてのソフトウェアを文書処理ソフトウェア126に従来の技術によってインテグレーションする機能を有する。インテグレーションオブジェクト127aは、文書処理ソフトウェア126のアクティブ編集ウィンドウ内のアクティブな文書からデータを採取し、それをテキストのストリームとしてトークナイザオブジェクトに送る。(一実施形態では、インテグレーションオブジェクトは実際にはテキストをコンテントファインダオブジェクトに送り、このコンテントファインダオブジェクトはそのテキストをトークナイザオブジェクトに送る。)

0026

インテグレーションオブジェクト127aは、さらに、トークナイザオブジェクト127bとコンテントファインダオブジェクト127cとリンクビルダ・オブジェクト127hとのような幾つかの他のオブジェクトを生成して初期化する役割を果たす。(一実施形態では、インテグレーションオブジェクトは常にトークナイザオブジェクトを生成するというわけではない。インテグレーションオブジェクトが、どのトークナイザオブジェクトを使用すべきかをサイトファインダ(citefinder)に対して指定しない場合には、サイトファインドオブジェクト(citefind object)は、デフォルトのテキストトークナイザを生成して使用するだろう。これは、例示的なWordおよびWordPerfectインプリメンテーションに当てはまる。HTMLインプリメンテーションでは、インテグレーションオブジェクトはHTMLトークナイザを生成して、それをサイトファインダオブジェクト(citefinder object)に送る。

0027

この例示的な実施形態では、抽出とフォーマッティングのためのプロシージャが、クライアントアプリケーションすなわち文書処理ソフトウェアの詳細に依存する。例えば、Microsoft Wordでは、インテグレーションオブジェクトはテキストを検索するためにWordオブジェクトモデルを使用し、Corel WordPerfectでは、インテグレーションオブジェクト(サードパーティ操作子)は、要求されたテキストを選択して現在の選択からそのテキストを検索するようにWordPerfectアプリケーションに指示する特定のPerfectScriptトークンをWordPerfectアプリケーションに送る。インテグレーションオブジェクトは、どれだけ多くのテキストをその都度抽出すべきであるかを判断するためにレジストリ設定を使用し、テキストの量は文書処理ソフトウェアに大きく依存している。テキストを抽出した後に、インテグレーションオブジェクトは、トークナイザオブジェクト127bの入力テキストバッファにテキストを送る前に、随意にテキストを事前フォーマッティングして、アプリケーションに特化したコードのすべてを特に取り除く。
トークナイザオブジェクト127bは、テキストのストリームを受け取りバッファリングし、トークンのコレクションの形に解析し、このトークンのコレクションをコンテントファンダオブジェクト127cに送る。そうすることにおいて、トークナイザオブジェクト127bは、トークン化(tokenization)のためにそれが受け取るテキストの実際の形態に依存して様々な形態をとるが、テキストの実際の形態からコンテントファインダオブジェクト127cを隔離し、すなわち、法律引用文を位置発見する際の識別値を持たないと考えられるテキストのフォントと他の特徴とを取り除く。(しかし、他の実施形態では、このフォーマッティングは有用な意味論的情報を持つことができ、したがって取り除かれない)。

0028

一実施形態では、ソフトウェア127は、幾つかのトークナイザ、例えば、HTMLトークナイザ、Microsoft Wordトークナイザ、WordPerfectトークナイザ、Adobe Acrobatトークナイザ、テキストトークナイザ、RTFトークナイザ、XMLトークナイザ、Microsoft Word Formatトークナイザ、WordPerfect Formatトークナイザ、および、Adobe PDFフォーマットトークナイザを含む。マルチトークナイザの実施形態では、文書処理ソフトウェア127は、適用可能なテキストに関してどのトークナイザが必要であるかを選択または定義する。特定のトークナイザが指定されない場合には、ソフトウェア127はデフォルトのトークナイザオブジェクトを使用し、このトークナイザオブジェクトはそのままのUNICODEテキストからトークンを解析して生成する。

0029

トークナイザオブジェクト127bの重要な特徴が、テキストバッファを経由して前後に移動する時にトークンを検索することが可能であり、したがって、両方向に構文解析することが可能であるということである。(この例示的な実施形態では、テキストバッファがテキストの一部分をUNICODEフォーマットで保持する。)これは、例えば、2つ以上のバッファにまたがる位置発見された引用文に関するタイトルを発見しようとする時に有効である。引用文(またはトークン化可能なコンテント)が2つ以上のバッファにまたがることがあり得るので、この例示的な実施形態のトークナイザは、先行テキストバッファの一部分を保存する。このバッファ操作はコンテントファインダオブジェクト127cから完全に隠されており、このことが、コンテントファインダオブジェクト127cがトークン全体と法律引用文の発見とに専念することを可能にする。

0030

トークナイザオブジェクト127bによって生成された各トークンは、エンティティが何であるか、および、文書内のどの場所にそのエンティティが位置しているかを識別する情報を含む。例えば、テキストの文字が単一のトークンと見なされる。別の例としては、ラインブレーク<br>のためのHTMLタグが挙げられる。トークナイザのHTMLインプリメンテーションが、このタグが4文字の長さであってさえも、このタグを新たなラインを表す単一のトークンとして取り扱う。したがって、コンテントファインダオブジェクトは単一の新たなライントークンのみを取り合うだけでよく、そのトークンが1つのフォーマットでは<br>として表され、別のフォーマットでは「0x0d」と表されることに「悩まされる」必要はない。

0031

コンテントファインダオブジェクト127cは、トークナイザオブジェクト127bからのトークンを処理し、特に引用文を捜索する。トークンを処理する際に、トークナイザオブジェクト127bは、法律引用文を位置発見するためにパブリケーションオブジェクト127dおよびフレーズオブジェクト127fと対話する。この例示的な実施形態では、コンテントファインダオブジェクト127cは事前定義されたトークンのコレクションだけを処理し、したがって新たなテキストフォーマットをサポートするための修正を必要としない。唯一必要なことは、この新たなテキストフォーマットのトークン化をサポートするために新たなトークナイザオブジェクトを追加することである。オプションズオブジェクト127h(後述する)内のオプションセットに基づいて、コンテントファインダオブジェクトは法律引用文に関してトークンをスキャンする。

0032

引用文が位置発見されると、コンテントファインダオブジェクトは、発見された引用文に関する情報をカプセル化するファウンドオブジェクト(found object)を生成し、出力イベントインタフェースを通してコンテントファインダイベントオブジェクトを介してクライアントにファウンドオブジェクトを送る。

0033

コンテントファインダオブジェクト127hは、コンテントファインダクライアント(文書処理ソフトウェア126)が引用発見プロセス(cite−finding process)の属性を制御または調整するための仕組みを提供する。このクライアントは、何のタイプの引用を位置発見することをそれらが望んでいるかを表示することが可能であり、および、引用がどのように位置発見されるかを制御する他のオプションを設定することが可能である。次のリストは、この例示的な実施形態と本発明の他の実施形態とで使用可能なオプションを識別し説明する。

0034

FindCaselaw 判例法先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindStatutes法令先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindLawReviewAndJournals法律論評および定期刊行物先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindCourtRules法廷規則および命令先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindAdmins行政報告および判決先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindRegulations法規先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindShortFormsショートフォーム引用文が位置発見されるべきかどうかを表す。
FindTitlesタイトルが発見されるべきかどうかを表す。

0035

FindInQuotes引用文中の先例が位置発見されるべきかどうかを表す。
OverlapSize 新たなバッファに移行される時に保存されていた以前のバッファの量。
MaxTitleLengthタイトルの最大長さ。
MaxNumberLength 番号の最大長さ。
MaxEditorPhraseLengthエディタフレーズの最大長さ。
MaxKeywordPhraseLengthキーワードフレーズの最大長さ。
MaxStatuteKeywords法規キーワードを位置発見する時に調べられる語の最大数
MaxStatutePubWords 法規先例で許可されているパブリケーション語の最大数。

0036

MaxCourtLength法廷名称の最大長さ。
MinCourtLength 法廷名称の最小長さ。
MaxDateLength 日付の最大長さ。
MaxExtensionPageDiff 同じ先例の一部分であると見なされるページ番号の間で許容される最大間隔
BeginningYear年度として認識される最初の数字明記する。
EndingYear 年度として認識される最後の数字を明記する。

0037

この例示的な実施形態では、これらのオプションがユーザによって設定されることが不可能であるが、他の実施形態ではユーザ設定が可能である。変更可能な属性と定義(次の段落の内容を参照されたい)は、上述のオプションのリストと同じである。属性は事物(thing)(例えば、BeginningYear)であり、メソッドは、属性を変更する方法である(上記の表を参照されたい)。

0038

この例示的な実施形態における引用発見オプションを随意に変更するために、文書処理ソフトウェア126は、所望の属性を設定するように、コンテントファインダオプションオブジェクトのインスタンスと従来通りのインタフェースとを生成する。その次に、生成されたインタフェースに対するポインタがコンテントファインダオブジェクト127cに送られる。文書処理ソフトウェアがコンテントファインダオプションズオブジェクトのインスタンスを生成しない場合には、コンテントファインダオブジェクト127cが、デフォルト設定を含むそれを生成する。

0039

コンテントファインダオブジェクト127cによって1つまたは複数が生成されるファウンドオブジェクト127iが、この例示的な実施形態での法律引用文のような発見されたコンテントに関する全情報をカプセル化する。これは、引用文カテゴリ、引用文形式メイン、ショート、「同上の」、「下方の」、パラレル引用文、ストリング引用文)、引用文タイトル、および、引用文位置(テキスト中)のような情報を含む。他の実施形態では、ファウンドオブジェクト127iは、抽出テキストの一部分内のキーワードまたはキーコンテントに関する情報を含む(例えば、本明細書に引例として組み入れてある標題「自動要約ページ作成およびハイパーリンク生成」の米国特許第5,708,825号を参照されたい)。

0040

パブリケーションズオブジェクト127dは、上述のように、法律引用文のような特定のコンテントを位置発見する際にコンテントファインダオブジェクト127cを補助する。そうする際には、パブリケーションズオブジェクト127dはパブリケーションデータベース127eと対話し、パブリケーションデータベース127eは有効なパブリケーションとその関連の略語のリストに対するアクセスを提供する。各パブリケーションは、1つまたは複数の略語、エイリアス、または、それに関連した別の名称を有する。パブリケーション略語は、典型的には、パブリケーション中の特定の判例、法規、条項、または、他の文書に関して法律引用文中に出現する。例えば、Supreme Court Reporterパブリケーションの略語である「S.Ct.」は、例えば、Talley v.California,80 S.Ct.536(1960)のように、特定のU.S.Supreme Court判例に対する引用中に出現することが多い。

0041

したがって、引用発見オブジェクト127cは、所与テキストストリングが有効なパブリケーション略語であるか否かを判定するために、パブリケーションズオブジェクト127dとパブリケーションデータベース127eを使用する。この機能は、パブリケーション情報オブジェクトの作成使用を含み、このパブリケーション情報オブジェクトは、パブリケーションの属性(例えば、その表示および法廷名称、それが属するカテゴリ(例えば、判例法)、その司法管区(州または連邦)、それが利用可能なドメイン・サーバーのサービス(例えば、KeyCiteデータ検索サービス)、および、その位置とパブリケーションファイル中のその略語の位置)の表現によって単一のパブリケーションを表す。

0042

パブリケーションズオブジェクト127dは、さらに、パブリケーションデータベース127e内のパブリケーションと略語の追加と修正と削除をサポートする。この例示的な実施形態は、従来通りのインタフェース技術を使用するユーザインタフェースによってユーザがこのリストを修正することを可能にする。具体的な修正の例は、新たなパブリケーションを追加すること(そのパブリケーションが属するカテゴリと、その表示および法廷名称と、その略語リストとを定義することを含む)、事前定義またはユーザ定義されたパブリケーションに関する新たな略語を追加することと、事前定義パブリケーションとユーザ定義パブリケーションの両方に関してユーザによって追加された略語を修正または削除することと、ユーザ定義パブリケーションのあらゆる属性を修正することと、あらゆるユーザ定義パブリケーションを削除することとを含む。安全措置として、この例示的な実施形態は、事前定義された略語またはパブリケーションをユーザが削除することを防止する。

0043

適切なパブリケーションの例は、the Columbia,Harvard,and University of Pennsylvania Law Reviewの編集者によって編集されたThe Blue Book:A Uniform System ofCitationの過去、現在、未来の各版にリストされているパブリケーションを含む。(さらに、この例示的な実施形態は、the California Code Yellow bookの過去、現在、未来の各版またはバージョンと、Robert E.Formichiによるthe California Style Manual(1986)の過去、現在、未来の各版とにリストされているパブリケーションを含む。)

0044

フレーゼズオブジェクト127fとフレーズデータベース127gは、文書から抽出されたテキストが引用文関連フレーズを含むかどうかを判定するためにこれらがコンテントファインディングオブジェクト127cを補助することを除いて、パブリケーションオブジェクトおよびデータベースに類似している。このオブジェクトは、フレーズのリスト内の各フレーズをフェッチして、各フレーズがそのリスト内に含まれているかどうかを判定する。このオブジェクトは、さらに、ユーザがフレーズを追加、修正または削除することを可能にする。フレーズオブジェクトの各インスタンスは単一フレーズリストにアクセスする。フレーズリストは物理的に2つのファイルによって表現される。一方のファイルは標準の事前定義フレーズを含み、この例示的な実施形態ではこの事前定義フレーズに対する修正と削除は不可能であり、他方のファイルは、その標準フレーズリストに対するユーザの変更と追加を格納する。フレーズオブジェクトはこの2つのファイルをフレーズの統一かつ分類されたリストの形に併合する。この例示的な実施形態では、フレーズを探索する時、または、フレーズを検索する時に、標準フレーズとユーザ定義フレーズとの間を区別しないが、このことは必要条件ではない。しかし、クライアントは、戻されたフレーズが標準フレーズまたはユーザ定義フレーズであるかどうかを判定することが可能である。

0045

この例示的な実施形態では、フレーズデータベース127gは、幾つかのフレーズリストを含む。これらのリストは次で識別されて説明され、付録A(Appendix A)に詳細に示されている:

0046

フレーズのリスト説明
Dateストリングが日付であるかどうかを判定するために使用される月名と略語。
Explanatory引用文が先行の引用文に関する注釈履歴であるかどうかを判定するために使用される注釈フレーズ。
Extension 「同上の」、「下方に」、「上方に」のようなショートフォームの参照との関連で使用されることが可能なフレーズ。
Identifying識別フレーズのリストを含む。
Invalid Caselaw Publication 有効な判例法パブリケーションに含まれることが不可能なフレーズ。
Invalid Statutes Publication 有効な法規パブリケーションに含まれることが不可能なフレーズ。
Invalid Title 有効なタイトルに含まれることが不可能なフレーズ。

0047

In Reタイトルの冒頭で有効である「in re」フレーズのリスト。
Keyword法規パブリケーションで使用できるキーワードフレーズ。
Other Caselaw 判例法引用文で使用できる他のフレーズ。
Title Word タイトルに含まれることが許容されている小文字単一語のフレーズ。
Title Wordsタイトルに含まれることが許容されている小文字の複数語のフレーズ。
Versusタイトル内の「対する」を表すために使用できるフレーズ。
Weight of Authority 判例法引用文と共に含まれる先例フレーズの重みのリスト。

0048

リンクビルダ・オブジェクト127jが、本発明と合致するURL標準に従ってハイパーリンク129a、129bおよび129cを構築もしくは限定する。詳記すれば、コンテンツファインダ・オブジェクト127cが検出されたオブジェクト127cを作成すると、リンクビルダ・オブジェクトがこのオブジェクトのためのURLを限定する。実施例におけるURLは、ドメイン名およびこれが関連させられることになるテキストの少なくとも一部分を包含し、これにより、ハイパーリンクの生存中ずっとドキュメントが移動させられ、もしくは校正されても、例えばウェブサーバ16などのウェブサーバは、そのテキストを特定のドキュメントと動的に関連させることが可能となる。ハイパーリンクの性格については、例示のマーキングリンクビルディング・ソフトウェアの働き方について詳述した後に続けて詳述する。

0049

特定コンテンツを検出し、マークする例示の方法
図3は、ソフトウェア126がドキュメント処理ソフトウェア127によって開始された1つ以上の引用文検出セッションに関連して実行する例示の方法の概要を示す。各引用文検出セッションが単一のドキュメントに関連する。特に、図3は、例示の方法が、実行された時に番号リスト302、ショートフォームリスト304、引用文リスト306および一致引用文リスト308に影響するプロセスブロック310、312、314、…、328を包含することを示す。

0050

番号リスト302は、現バッファで検出されたすべての番号とその各番号のテキストバッファ場所を包含する。現バッファの処理が完了すると、番号リスト302はクリアされる。ショートフォームリスト304は、全体セッションの間に場所指定されたショートフォームのうち不一致のショートフォームすべてを包含する。これに関連して、ショートフォームは、用語id、ibid、infraもしくはsupraを使って参照される何らかの引用文とみなされる。ショートフォームリスト304はまた、ドキュメントの中の各ショートフォーム参照場所も保存する。このリストの生存期間はセッションと同じで、これは、所与のセッションと関連させられたドキュメントテキストが処理中である限り生存することを意味する。ショートフォームがフルフォームの引用に一致すると、直ちにこれはショートフォームリスト304から除去され、引用文リスト306に追加される。

0051

引用文リスト306は、現テキストバッファで検出されたすべての一致引用文を包含する。現バッファの処理が完了すると、コンテンツファインダ・オブジェクトは引用文リストを巡回し、各引用を検出されたオブジェクトの形でドキュメント処理ソフトウェア127に戻す(統合オブジェクト127a経由で)。すべての引用文を戻した後、このリストはクリアされる。一致引用文リスト308は、セッションが始まってから検出された独特のフルフォームの引用を包含する。これは、非フルフォームの引用文(ショートフォームの引用文)をその対応するフルフォームの引用文に一致させるのに使用される。このリストは、セッションが終了するまでクリアされない。

0052

各処理ブロックについて述べる前に、例示の方法の処理ステップ相互の間にいくつかの類似点があることを理解するのが助けとなるかもしれない。第1に、各ブロックは、現バッファに関するリクエストトークンにトークナイザオブジェクト127bを使って現バッファを調べる。第2に、各ブロックは、バッファ再スタート位置の変更で処理を終えることができる。再スタート位置は、次回バッファをドキュメント処理ソフトウェアが通過する時に処理(パーシング(parsing))がスタートすることになる位置を指定する。例えばコンテンツファインダ・オブジェクトが、ブロック312における番号処理の間に部分番号を検出したが、この番号の末尾を検出する前に現バッファの末尾に達した場合、再スタート位置は当該番号の先頭にセットされ、その結果、それは次のテキストバッファの処理中にピックアップされることになる。現バッファは、部分番号を持つ先行バッファの一部分を包含するように拡張される。

0053

一般に、セッションが開始された後、ドキュメント処理ソフトウェア126が(統合オブジェクト127aを通して)ドキュメントから連続するテキストバッファをトークナイザ127bに繰返し渡し、トークナイザがテキストをトークンに変換し、それをコンテンツファインダ・オブジェクト127cに渡し(リクエストに応じて)、コンテンツファインダ・オブジェクトが多くの処理ブロックを実行する。詳記すれば、ブロック310は、初期処理が、ドキュメント処理ソフトウェア126の編集窓においてドキュメントからテキストを抽出する仕事を必然的に伴うことを示す。実施例では、統合オブジェクト127aが現ドキュメントから次のテキストバッファを抽出し、フォーマットする。テキスト抽出の後、統合オブジェクトはテキストを任意の形にプレフォーマットする。統合オブジェクトは、テキストが何らかのアプリケーション特定コードを有するかどうか調べ、有する場合はそのコードをバッファから除去する。

0054

ブロック312は、ドキュメントから抽出されたテキストをトークン化する仕事を必然的に伴う。実施例では、プロセッサ121、より精確には統合オブジェクト127aを通じて働くプロセッサ121が、例えばドキュメント128からの新しいテキストバッファをトークナイザ127bに渡す。トークナイザ127bは、内部テキストバッファを維持する。新しいテキストバッファを受け取ると、トークナイザ127bは、バッファのどこからパーシングをスタートさせるか、また、古いバッファをどれだけ取っておくか決める。パーシングスタート位置を決めるために、先ず、処理ステップの1つ以上が最後の処理ラウンドの間に再スタート位置を指定したかどうかチェックする。指定した場合、トークナイザは、古いバッファの末尾から最も遠い指定再スタート位置をその新しいパーシングスタート位置とする。最後の処理ラウンドの間に再スタート位置が指定されなかった場合は、新しいバッファの先頭がパーシングスタート位置となる。トークナイザオブジェクトは、そこで内部テキストバッファを更新し、古いバッファからある程度の数のキャラクタを取っておき、それを新しいバッファに付け加える。(実施例では、新しいパーシングスタート位置から500キャラクタ分戻った位置がデフォルトで、テキストは進行中にリクエストに応じてトークン化される。)

0055

ブロック310においてテキストをトークン化した後、プロセッサは、コンテンツファインダ・オブジェクト127cを通して番号処理ブロック312を実行する。番号処理は、トークナイザオブジェクトからのバッファの中の各トークンを順次リクエストする仕事を必然的に伴い、有効な番号を場所指定するためにトークン全体を順方向に走査する。引用文検出プロセスの実施例では、バッファが先頭から末尾まで完全に走査されるのはこの時だけである。有効番号を表すトークンが検出されると、直ちにコンテンツファインダ・オブジェクトはこれを番号リストに、そのテキストバッファ内の先頭の位置と末尾の位置とともに追加する。プロセッサが“工事中”の番号を完成させる前にバッファの末尾に達した場合、これは、その番号の先頭にパーシング再スタート位置を指定し、それで、次の処理ラウンドの間に全番号がトークン化できることになる。

0056

ショートフォーム処理ブロック314は、ワードid、ibid、supraおよびinfraを場所指定するためにトークン全体を順方向に走査する仕事を必然的に伴う。これらのワードの1つが検出されると、ブロック314は、1つのショートフォームエントリをショートフォームリストに追加する。ショートフォームエントリは、ショートフォームの位置とそのタイプ(id、supraもしくはinfra)を包含する。プロセッサは、潜在的なショートフォームエントリの一部分を有するバッファの末尾(例えば“supra”になり得る“su”を持つテキストバッファ末尾)に達した場合、トークナイザオブジェクトを使ってパーシング再スタート位置を潜在的なショートフォームの先頭に設定し、それで、次のトークン化ラウンドの間にトークナイザがそれをアドレス指定できるようにする。

0057

現テキストバッファにおいて完全なショートフォーム用語をすべて識別した後、プロセッサは、ショートフォームの各々を巡回し、検出されたタイトルもしくは番号を各ショートフォームと関連させていく。ショートフォームのタイトルを検出するためには、プロセッサは先ずトークナイザにバッファのショートフォームの先頭にジャンプするよう要求する。トークナイザはそこで、所定の数のトークン(例えば最後の引用に関するトークンか、200キャラクタ分のトークンかいずれか)をショートフォームの先頭から逆方向に走査する。大文字化の規則と多数のフレーズファイル(Invalid Title、Title Word、Title WordsおよびVersus)を使って、プロセッサは、タイトルが検出されたかどうか調べる。タイトルが検出されると、タイトル情報がショートフォームリストの中のエントリに追加され、ショートフォームの先頭の位置がタイトルの先頭にあわせて更新される。

0058

ショートフォームごとにタイトルを検出することに加えて、プロセッサはまた、関連させた番号をショートフォームに付けていこうとする。リスト中の各ショートフォームについて、プロセッサは番号リスト全体を走査し、それで、ショートフォームの末尾に続く最初の番号を検出しようとする。ショートフォームの末尾と番号の先頭の間の距離が例えば所与の閾値以内であれば、プロセッサは、ショートフォームと番号の間のテキストを調べる。そのテキストが拡張フレーズ拡張リストのコンテンツをベースとした)を含んでいれば、その番号はショートフォームと関連あるものとみなされる。番号は、番号リストの中で使用済みのものとしてマークされ、ショートフォームエントリは、番号情報がショートフォームリストに含まれるように更新される。(図3には連続する形で示してあるが、番号処理ブロック312とショートフォーム処理ブロック314は、実施例では同時進行の形で実行される。)

0059

ブロック316では、プロセッサは、再びコンテンツファインダ・オブジェクト127cを通して判例法的な引用を識別する。判例法的な引用とは、<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>構造を含む引用のことである。これらの引用フォームを識別する中で、例示の方法は、バッファ全体を解析し直すのでなく、代わりに番号プロセッサによってバッファ内で先に場所指定された番号の各々を包囲するテキストを調べる。

0060

この包囲するテキストを調べる中で、プロセッサは先ず、番号の前の最初のワードがワード“at”であるかどうか特定する。その通りであれば、この番号は、フルフォームの引用の一部分ではないものとしてフラグが立てられる。次に、プロセッサは、番号に先行する潜在的引用について判例法のような有効パブリケーションを場所指定しようとする。そうする中で、プロセッサは、現番号の始まりと前番号(存在する場合)の終わりの間の距離を最小にし、パブリケーションの長さを所定の最大長にした上で、潜在的パブリケーションを探すのにどれだけ戻ればよいか決める。プロセッサはその後、パブリケーションオブジェクトを呼び、当該テキストがパブリケーションを含んでいるかどうか調べさせる。

0061

テキストがパブリケーションを含んでおらず、アクティブ状態の引用文がペンディング中である場合、プロセッサは、当該番号が拡張ページの番号もしくはペンディング中の引用文のための注参照番号であるかチェックする。引用文のためのページ番号と処理中の現番号が“n.”、“fn.”などのコンマもしくはワードによって分離されていれば、そのケースである。番号が拡張ページの番号もしくは注参照番号であれば、これはペンディング中の引用文に追加され、使用済みとしてマークされる。そうでない場合は、ペンディング中の引用文は完成させられ、引用文リストに追加される。いずれの場合でも、番号に関する処理はこれで終了する。

0062

この時点で、プロセッサは、パブリケーションが検出されたと想定する。前番号が存在しない場合は、パブリケーションがゼロボリュームをサポートしなければならない。これは、パブリケーション情報オブジェクトのプロパティである。前番号が存在せず、パブリケーションがゼロボリュームを持たない場合は、これで番号の処理は終了する。

0063

有効な<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>組み合わせは、これで場所指定されたことになる。現番号がページ番号とみなされ、前番号(存在する場合)がボリュームとみなされる。次に、プロセッサは、<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>組み合わせと関連したタイトルが存在するかどうかチェックする。

0064

次に、プロセッサは、検出されたばかりの<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>組み合わせが新しい引用文のスタートであるか、ペンディング中の引用文と関連したものであるか特定する。引用文がすでにアクティブ状態にあって、コンマキャラクタだけによって<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>組み合わせから分離されている場合、<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>組み合わせは、アクティブ状態のパラレルであるとみなされる。この場合、<ボリューム><パブリケーション><ページ番号>組み合わせはペンディング中の引用文に追加され、現番号は使用済みとしてマークされ、現番号の処理は終了する。

0065

ボリューム−パブリケーション−ページ番号の組み合わせがペンディング中の引用文にとってパラレルでない場合、これは新しい引用文のスタートとみなされる。アクティブ状態の引用文があった場合、これは完成させられ、引用文リストに追加される。これで番号の処理は終了し、現番号は使用済みとしてマークされる。

0066

判例法処理のいくつかのポイントにおいて、引用文は完成したものと考えられ、引用文リストに追加される。引用文が完成させられると、実際にはそこに、実施例で行われるようないくつかの追加処理がある。特に、引用の直後に続くテキストの走査が行われる。すなわち、公判日(court-and-date)もしくは判例の重み(weight-of-authority)に関する何らかの挿入的な情報を場所指定し、評価するために探索が行われる。そのような情報の場合、挿入句は引用文の一部として含まれる。次に、判例法プロセッサは、現引用文が前引用文にとって歴史引用文であるかどうかチェックする。2つの引用文が説明的なフレーズだけで分離されていれば、現引用文は前引用文にとって歴史引用文である。この通りになれば、現引用文は前引用文に付け加えられる。この時点で、完全な引用が場所指定されたことになる。

0067

次のステップは、この引用文が先にドキュメントの中で使用された引用のどれかと一致するかどうか特定することである。これをするためには、プロセッサは、一致引用文リストを巡回し、それがその新たに検出された引用文に一致するかどうか見ていく。この一致テキストは、テーブルオブオーソリティ(TOA)のための引用文エントリを構築するのに使用される。同じ一致テキストを有する引用文のすべてが単独エントリとしてTOAに含まれる。一致引用文リストにおいて一致が見つからず、引用文がフルフォームの引用文であれば、それは一致引用文リストに追加される。いずれの場合でも、引用文は引用文リストに追加される。

0068

バッファの末尾に達した時にアクティブ状態の引用文がペンディング中であれば、判例法プロセッサは、トークナイザオブジェクトを使って再スタート位置をペンディング中の引用文の先頭に設定することになる。

0069

ブロック318では、プロセッサは、制定法的な引用を識別しようとする。判例法プロセッサと同様、制定法プロセッサは、番号リスト中の未使用の番号を全部調べる。(ショートフォームおよび判例法に関するチェックにおいて使用済みとされた番号はマークされている。)判例法処理が最初に行われているので、番号リスト中の番号の多くは、すでに引用の一部として含まれており、リスト中で使用済みとしてマークされている。制定法プロセッサは、使用済みとしてマークされた番号を全部飛ばし、マークされなかった番号を下記に従って処理する。

0070

第1に、制定法的なパブリケーションがまだ検出されていなかった(ペンディング中の引用文がない)場合、プロセッサは、それが制定法のキーワードで始まるかどうかチェックする。これをする中で、プロセッサは、キーワードフレーズファイルを使って、番号に先行する有効な制定法キーワードを場所指定しようとする。キーワードが検出されると、新しいペンディング中の引用文が、キーワードのスタート位置を潜在的引用文の始まりとして作成される。これが実際の引用文になる前に有効パブリケーションが検出されなければならない。

0071

第2に、パブリケーションがまだ検出されておらず、制定法プロセッサが現番号に先行するどんなキーワードも検出しなかった場合、プロセッサは、番号の前に有効パブリケーションが存在するかどうかチェックする。これは、判例法処理の場合と同じ仕方で行われる。パブリケーションが検出されると、プロセッサは、このパブリケーションと現番号をペンディング中の引用文に追加することになる。これはペンディング中の引用文がある場合の処理で、それがない場合は、新しいペンディング中の引用文を作成する。

0072

第3に、パブリケーションがすでに検出された場合、プロセッサは、現番号と前番号の間に制定法キーワードがあるかどうかチェックする。あれば、引用文の終わりは現番号の末尾に設定される。現番号と前番号の間に制定法キーワードがなければ、ペンディング中の引用文は完成したものと考えられ、リストに追加される。

0073

ちょうど判例法処理におけると同様、さらなる制定法処理は、完成したすべての制定法的引用文を一致引用文リストの中で検出されたものに一致させようとする仕事を必然的に伴う。一致が検出されなければ、引用文は一致引用文リストに追加される。検出された制定法引用文もすべて引用文リストに追加される。バッファの末尾に達した時にアクティブ状態の引用文がペンディング中であれば、プロセッサは、パーシング再スタート位置をペンディング中の引用文の先頭に設定することになる(トークナイザオブジェクトを使って)。

0074

ブロック320では、プロセッサはショートフォーム処理と一致処理を実行する。この処理は、ショートフォームリスト中に保存されたショートフォーム引用文(id、ibid、infraおよびsupra)を、参照する完成したフルフォーム引用文に一致させる仕事を必然的に伴う。(ショートフォームはブロック314において識別された。)このブロックは、現番号におけるすべての判例法的引用と制定法的引用がすでに場所指定されているので、この時点で実行するのが適当である。

0075

詳記すれば、プロセッサは、ショートフォームリスト中のエントリの各々を取り上げ、それをその対応する、引用文リスト中に保存された引用文に一致させようとする。ショートフォームのタイプに基づいて、プロセッサは、ショートフォームの始まりの位置と終わりの位置および/またはタイトルを比較し、それが引用文リスト中のものと一致するかどうか調べる。一致が検出されれば、そのショートフォームはショートフォームリストから除去され、引用文リストに追加される。引用文リストに追加される前に、それはその一致する引用文からの情報をもって更新される。但し、ショートフォーム引用文が毎回ことごとく一致するとは限らない。例えばinfraを参照用に使う引用文のなかには、ドキュメントにおいて使用されるのがずっと後の方で、まだコンテンツファインダ・オブジェクト127cによって検出されていないものがあるかもしれない。それゆえ、ショートフォームリストは、セッションが完了した後までクリアされない。

0076

ブロック322では、コンテンツファインダ・オブジェクト127cが、統合オブジェクト127aを通してクライアント、すなわちドキュメント処理ソフトウェア126に、検出された引用文リスト中の引用の各々について通知する。詳記すれば、コンテンツファインダ・オブジェクトは、引用文リストのエントリ情報を使って、リストアップされた引用文ごとに検出されたオブジェクト127i(実施例では、検出されたオブジェクトとも呼ばれる)を作成し、それで、検出されたオブジェクトのプロパティが満たされるようにする。コンテンツファインダ・オブジェクトは次に、クライアントによって捕らえられた引用文検出イベントトリガし、同時に、検出されたオブジェクトが引用文検出イベントのパラメータとして指定される。すべての引用文がクライアントに戻された後、引用文リストと番号リストはクリアされる。

0077

ブロック324では、プロセッサは、統合オブジェクト127aを通して、ドキュメント中の検出された引用文の各々をマークする。実施例では、これは、検出されたオブジェクトの各々から引用位置を取り出し、現ドキュメントのオリジナルテキストにおいて当該の引用を場所指定する仕事を必然的に伴う。そこで、統合オブジェクト127aでは適当なハイパーリンクを使って当該の引用をマークする。それは先ず、引用の範囲内でテキストを調べ、何らかのハイパーリンクがすでに存在するかどうか特定する。次に、上書き既在ハイパーリンクオプション(引用文リンクオプションオブジェクトにおいて定義された)に応じて、既在ハイパーリンクを上書きするか、衝突するハイパーリンクを挿入しないか、いずれかを選ぶことになる。

0078

ブロック326では、統合オブジェクト127aがリンクビルダ・オブジェクト127iを呼び、マークされた引用もしくは他のドキュメント部分のためのURLを構築させる。そうする中で、統合オブジェクトは、リンクビルダ・オブジェクトにURLの望みの行先を渡す。この仕事は、コンピュータ12が、法律ドキュメントを含むCD-ROMライブラリもしくはオンラインデータベースライブラリに直接アクセスするか、ローカルエリアネットワーク経由でアクセスするか、もしくは上位に据えた上でアクセスするか限定するユーザ設定に基づいて行われ、この場合の法律ドキュメントは、ドキュメント128のマークされた部分において引用されたものに関連したものであっても、検出されたオブジェクトから検索された引用のためのリンクテキストであってもよい。リンクテキストは、引用にリンクする時に使用される引用の標準フォームである。リンクビルダ・オブジェクトは次に、特殊な形にフォーマットされたURLを元に戻し、それで、アクティブ化した時に特定の引用について検出が行われることになる。

0079

ブロック328では、統合オブジェクトがリンクビルダ・オブジェクトからURLを取り出し、ドキュメント処理ソフトウェア126に、そのURLを含むハイパーリンクを、検出された引用を含むテキストの範囲全体にわたって挿入するよう指令する。ハイパーリンク挿入の詳細は、ドキュメント処理ソフトウェアによって異なる。例示のURL構造およびコンテンツの詳細について下に述べる。

0080

ブロック328の完了後、例示の方法は、テーブル・オブ・オーソリティの作成に関連した活動もしくは他の検出コンテンツ収集・照合の活動(例えば索引もしくは目次の作成)をもって任意に続行する。特に、ユーザがテーブルオブオーソリティ(TOA)の作成を選択した場合は、統合オブジェクトが引用のための適当なTOAエントリタグを挿入することになる。これは、引用がすでにTOAエントリタグを有するかどうか特定する仕事を必然的に伴う。引用のためのエントリタグが存在すれば、統合オブジェクトはそれを除去し、クライアントアプリケーションに、TOAエントリタグを引用の直後に挿入するよう指令する。これがどのように遂行されるかは、クライアントアプリケーションによって異なる。TOAエントリタグのタイプも、データされた引用がロングフォームであるかショートフォームであるかによって異なる。すべてのTOAエントリタグを挿入し終わったら、ユーザは、特定のドキュメント処理ソフトウェアに従ってテーブル・オブ・オーソリティを作成することを選択できる。

0081

持続性あるURL標準の例
実施例では、リンクビルダ・オブジェクト127iは、インターネットURL RFC 1738(ここで参考として組み入れる)をベースとする首尾一貫したURLシンタックスを適用する。この構造の独創的な面は、ドキュメントのために特定のファイル名もしくはファイル場所を包含することよりむしろ、図1のサーバ16のようなウェブサーバがドキュメントを高い確度で検出できるという情報を包含することにある。実施例では、コンテンツは法律文の引用であると想定され、ハイパーリンクは、法律ドキュメントへのアクセスを準備するサーバに向かうように構築される。しかしながら、他の実施例では、それが、科学的もしくは学術的な用語の引用もしくは等級を表すと理解される特殊なコンテンツということがあり得る。もっと広げるなら、ドキュメント中の語義的に鍵となる用語についてハイパーリンクを単純に共通の汎用データプロバイダに向かわせることもあり得よう。いずれのケースでも、自動的に作成されたハイパーリンにとって前記構造の大きな利点は、ドメイン内部(もしくは、実施例によってはドメインなし)のファイル名もしくはファイル場所の変更が、ドキュメントを参照できるようにするどのハイパーリンクも無効にしないことである。

0082

図4は、例示のURL構造もしくはハイパーリンクトークン構造400を示す。この構造は、下記のフィールドもしくはエレメントを包含する。ドメイン名フィールド402、アプリケーション特定パス情報フィールド404、オペレーション名フィールド406、アプリケーション名フィールド408、リクエストソースフィールド410、バージョン番号フィールド412、スポンサフィールド414、およびアプリケーション特定パラメータフィールド414。

0083

この構造は次の通りに:
http://www.domain.com/ApplicationSpecificPathInformation/
[OperationName]/ApplicationName?rs=RequestSourcen.n&vr=n.n
&sp=AlphaString&OperationSpecificParameters=Values
&ApplicationSpecificParameters=Values
表わすこともできる。

0084

ドメイン名フィールド404の例は、www.keycite.com.、www.westlaw.comおよびwww.westdoc.comを包含する。アプリケーション特定パス情報フィールド406の例は、電子商取引トークン情報サブディレクトリである。従って、この構造の実施例では、特定のドメイン名の代わりに顧客口座情報が入ることも、関連の個人識別番号を付けたクレジット口座番号もしくはデビット口座番号が入ることもある。これらは、図1のシステム12のようなコンピュータ・システムの内部で指定し、リンクビルダ・オブジェクト127iを使って特定のハイパーリンクに挿入することができる。

0085

オペレーション名フィールド406は、この構造の他の部分において識別されたコンテンツにアクセスする中で使用できる主要な共通オペレーションを指示する情報を包含する。実施例では、オペレーション識別子として“find”、“keycite”および“search”を準備している。但し、他の実施例では、ほとんどどんな数の関数も識別することができる。

0086

アプリケーション名フィールド408は、例えばURLにおいて準備された情報に基づいて、URLにおいて指定されたサービスを実行するアプリケーションもしくはスクリプトの名である。スクリプトは、例えばasp(act server page)標準に適合できる。

0087

リクエストソースフィールド410は、URLを構築した、および/またはハイパーリンク、すなわち特定のコンテンツに対するリクエストを呼び出したドキュメント処理ソフトウェア126のようなアプリケーションプログラムを識別する情報を包含する。実施例では、ページ(例えばHTMLフレーム)を構築するのに多重URLが使用されるとしても、このフィールドはすべてのURLに含まれる。このエレメントは、URLの原点を示し(URLを最初に作成するアプリケーションを参照)、また、この原点のリリースバージョン番号を示す。リリースバージョン番号は、リクエスト・ソース名の直後に続く。実施例では、リクエスト・ソース値は、最初のURLが異なるアプリケーションによって構築されたとしても、現(URL作成)アプリケーションに設定されることになる。例えばソースからのコンテンツにアクセスできるように最初に構築されたURLの場合は、特定のリクエスト・ソース値(例えばCL1.0)を持つことになるが、オリジナルページからのURLリンクの場合は、コンテンツソース(例えばWestlaw)に適したリクエスト・ソース値を持つことになる。実施例のURLにはデフォルト値割当てられていない。

0088

バージョン番号フィールド412は、URLを作成するのにURLシンタックス標準のどのバージョンが使用されたかを示す。これが、シンタックス標準の大きい方のバージョン番号と小さい方のバージョン番号を識別する(例えばvr=2.1)。バージョンを指定することで、URLシンタックス標準の将来バージョンへの移行がスムーズにできるようになる。実施例では、このフィールドは任意でないが、他の実施例では任意である。その上、実施例では、リンクビルダがURLにデフォルト値を割当てていない。

0089

実施例では、リクエスト・ソースの実際値とバージョンの実際値がドキュメント処理ソフトウェアによって決められる。これらの値は、コンテンツプロバイダで記録される。リクエスト・ソースの長さを最小限に抑えるのが望ましく、リクエスト・ソース値をページ表現情報に使用しないのが望ましい。実施例では、コンテンツおよびコンテンツイメージに関してすべてのURLが任意のパラメータ値vrおよびrsを有する。

0090

スポンサフィールド414は、実施例では“sp=AlphaString”の形を取っているが、別の形を取ってよく、特定のオンラインデータベースの加入者のために、非加入者によるデータベースの使用を保証する仕組みを提供する。

0091

アプリケーション特定パラメータフィールド416は、実施例では“OperationSpecificParameters=Values”の形を取っている。これらのパラメータとそのそれぞれの値は、サーバ16においてアプリケーションもしくはスクリプトによってリクエストを提供するのに使用される。パラメータ(例えば検出オペレーションのためには“cite”、探索オペレーションのためには“query”)は、特定のオペレーションもしくはサービスの範囲内で承認され、その範囲内で意味を持つ。特異なドキュメントidに関するオペレーション特定パラメータ(例えばdocid)も追加できるので、当該アプリケーションは、特異な特定ドキュメントを検索できることになる。

0092

アプリケーション特定パラメータフィールド418は、実施例では“ApplicationSpecificParameters=Values”の形を持ち、アプリケーションもしくはスクリプトがリクエストを提供するのに使用できる追加パラメータとそのそれぞれ値を包含する。これらのパラメータは、実施例におけるアプリケーションについてのみ承認され、それについてのみ意味を持つ。

0093

主要な共通オペレーションをサポートする全部のドメインが、そのオペレーションについて限定された同じオペレーション名、同じアプリケーション名、同じオペレーション特定パラメータ名を使用しなければならない。実施例では、指定されたオペレーションが、オペレーション名フィールドとともにURLの中に入れられたドメインによってサポートされない場合、そのオペレーション名フィールドを使って、リクエストされたオペレーションに基づいてハイパーリンクを別のドメイン名に向け直すことができる。

0094

例えば判例101-S.Ct.1を検索したい場合、ユーザはうっかり下記のURLを:
http://www.westgroup.com/
find/default.asp?
cite=101sct1
使用する可能性がある。

0095

それでも、サーバ(この場合www.westgroup.com)は、“Not Found”と応答する代わりに、ユーザのリクエストを“http://www.westdoc.com/find/default.asp?cite=101sct1”にスムーズに向け直してくれる。

0096

以下、ハイパーリンク構造の他のいくつかの例を挙げ、そのユーティリティをさらに図解して示す。以下の例では、任意のパラメータに角括弧を付けておく。

0097

Find Service−Document Retrieval
http://www.westdomain.com/
find/default.asp?/rs=requestsourcen.n&vr=n.n
[&sp=alphastring]&cite=document_citation

0098

この例の場合、document_citationは図1の文書128のような文書中に存在し、マークされている特定内容の一部である。”&cite=パラメータ”に対しては、極く標準的な引用フォーマットを使用できる。もし不適正な引用フォーマットが使用されると、適当なエラー・メッセージが返ってくる。引用文内のスペースは避けるか、または(+)記号で埋めるべきである。実施例において、このハイパーリンクを成立させるためには、リクエスト・ソースをドメイン・サーバーに登録しなければならない。&sp=パラメータはリクエストのスポンサーを識別するオペレーション特異パラメータ(即ち、"&cite=")は特定文書を検索するための必要フィールドである。このパラメータを省略しても特定されたサービスにはアクセスできるが、特定文書の検索は行なわれない。

0099

下記例は、WestDoc(tm)として知られる文書検索サービスからの101S.Ct.lの検索である:
http://www.westdoc.com/
find/default.asp?rs=myprogram1.0
&vr=1.0&cite=101sct1
または
http://www.westdoc.com/
find/default.asp?rs=myprogram1.0
&vr=1.0&cite=101+sct+1

0100

下記例は、KeyCite(tm)として知られる文書引用サービスからの101S.Ct.lの検索である:
http://www/westdomain.com/
keycite/default.asp?rs=requestsourcen.n
&vr=n.n[&sp=alphastring]&cite=document_citation

0101

この例においても、リクエスト・ソースを表記のドメイン・サーバーに登録しなければならず、"&sp=パラメータ”がリクエストのスポンサーを識別する。オペレーション特異パラメータ(即ち、&cite=)は特定文書を検索するための必要フィールドである;但し、このパラメータを省いても特定サービスにアクセスできる。"&cite=パラメータ”に対しては、極く標準的な引用フォーマットを使用できる。不適正なフォーマットが使用されると、適当なエラー・メッセージが返ってくる。引用文中のスペースは避けるか、または(+)記号で埋めるべきである。

0102

下記例は、KeyCiteにおける107S.Ct.3102のチックである:
http://www.keycite.com/
keycite/default.asp?rs=myprogram1.0
&vr=1.0&cite=107sct3102
または
http://www.keycite.com/
keycite/default.aso?rs=mysource2.0
&vr=1.0&cite=107+sct+3102

0103

文書内に探索を埋め込むには、下記URL構文が使用される:
http://www.westdomain.com/search/
_default.asp?rs=requestsourcen.n
&vr=n.n[&sp=alphastring]&db=database_identifier&method=search_method&query=query_string&action=action_type

0104

これらの例においては、リクエスト・ソースを内容プロバイダーに登録しなければならない。”&sp=パラメータは、リクエストのスポンサーを識別する。オペレーション特異パラメータ(即ち”&db=, &method=, &query=, &action= &db=”)は、特定の探索結果を検索するための必要フィールドである。もしこのパラメータを省いても、サービスへのアクセスは可能であるが、特定結果を検索することはできない。実施例では、"&db=パラメータ”は妥当データベース識別子コードでなければならない。妥当なデータベース識別子のリストは、内容プロバイダーから得なければならない。"&method=パラメータ”に対する妥当な探索方法は、対象が項や連結記号ならtnc、自然言語ならwinである。

0105

”&query=パラメータはリクエストに対する特定探索テキストを含む。もし探索方法がwinなら、問合わせストリングにフレーズを使用すればよく、探索方法がtncなら、キー探索語と、”及び”や”または”のような連結語を使用すればよい。語間空白は(+)記号で表わせばよい。実施例では、WestLaw Document Retrieval Serviceのために使用されるブール問合せシステムの有効性裏付けている。&action=パラメータに対する妥当オペレーション・タイプは探索である。

0106

この例は、雹の大降り(hail storms)に関する保険責任について連邦の判例法において自然言語探索を実施するものである。
http://www.westdoc.com/search
/default.asp?rs=myprogram1.0&vr=1.0&db=allfeds
&method=win&query=insurance+liability+for+hail+storms
&action=search

0107

この例は、同一文における語"earnings"および"surprises"についてウォールストリートジャーナルにおいて項および連結記号の探索を実施するものである。
http://www.westdoc.com/search/
/default.asp?rs=myprogram1.0&vr=1.0&db=wsj
&method=tnc&query=earnings+/s+surprises
&action=search

0108

この例は項"IBM"および"buyout"についてダウジョーンズ"AllNews"において項・連結記号探索を実施するものである。
http://www.westdoc.com/search
/default.asp?rs=myprogram1.0&vr=1.0
&db=allnews&method=tnc&query=ibm+and+buyout
&action=search

0109

ハイパーリンク処理の例
ハイパーリンク129a,129bまたは129cのようなハイパーリンクがユーザによって選択されるかまたは呼び出されるやいなや、コンピュータ12は通信デバイス122とネットワーク14とを介してサーバ16との接続を確立する。ハイパーリンク内で識別されたドメインネームを供給するサーバは、次の情報を含んでよいHTMLページを形成する:

0110

ハイパーリンクを呼び出すユーザは、サービスへの第1のアクセスのためにユーザネームおよび/またはパスワードを聞かれることがある。同一サービスへの同一のまたは異なるハイパーリンクを通したその後のアクセスは、(多くの場合)別の認証プロンプトをもたらすことはない。しかしながら最後のリクエストから余りにも長い時間、例えば3ヶ月が経過すると、別の認証プロンプトを生じる場合がある。リクエスト相互間の許容時間の合計が各サービスによって異なることがある。

0111

所望の内容がリクエストを満たすサービスによって規定された通りに返される。内容のプレゼンテーションはサービス毎に、また、時間が過ぎると著しく異なる場合がある。各サービスはプレゼンテーション技術が異なることがある。例えばあるサービスはHTML枠を使用し、他のサービスはこれを使用しない。新しい機能性が各サービスに加えられるにつれて結果は日毎に代わることがある。例えば、3つのアクティブリンクで検索された文書が、将来検索された特にはより多くの(またはより少ない)アクティブリンクを有してよい。

0112

加えて特定の引用のための内容は時間が過ぎると変化することがある。特定の引用に関して、ほとんどのサービスは古いバージョンではなく最新バージョンの文書を返す。このような理由で、古いハイパーリンクのために検索された引用は、もし同一リンクが将来機能しているならば、より新しいバージョンの文書を返すことができる。同様に、所定のハイパーリンクを通して完了した同一探索は時間に応じて変化する結果を提供することができる。なぜならば、多くの文書はカプセル化された探索基準に探索を合わせることができるからである。

0113

URLの持続的な性質に基づき、URLにおけるあらゆる認証またはユーザ特定情報の使用もが実施例において回避される。このような提案によってアドレシングされた内容は保護され、ユーザは認証情報を提供することが必要となるが、この実施例では、このことは実際のURLシンタクスからずれたままであって強制されていない。しかしながらユーザは彼らのデータアクセスアカウント他者がアクセスするのを許すことなしにURLをシェアすることができる。

0114

本発明が利用できるのは、1つには発行人が、他のユーザが発行者アカウントスポンサーリンクの形でアクセスするのを許そうとする場合である。第三者の発行人が内容プロバイダーと同意して、加入者または一般的なインターネット共同体にさえ内容の一部を提供することになる。この場合、発行人のサイトにおけるページは、内容プロバイダーにリンクするURLリンクを含むことになる。このようなURLリンクはスポンサーパラメータ("&sp=")を含んで、スポンサーする発行人および必要なあらゆる認証情報を識別することになる。スポンサーパラメータの使用は、他の形の認証の使用を阻むものではない。それというのは種々のビジネスルールがサーバに含まれているからである。

0115

別の実施例においては、ユーザは彼らのコンピュータ・システムを介して、文書をCD−ROMから検索すること、または探索をハイパーリンクの確定中または実行中に、CD−ROMに対して彼らのローカルCD−ROMライブラリにおいて実行することを特定することができる。もし必要な文書を入手できない場合には、ローカルクライアントアプリケーションはユーザの好みに応じて、URLを通じてオンライン内容プロバイダーリソースに達することもできるし、あるいはこれを行わないこともできる。この実施例においては、URLがCD−ROM内容ならびにオンライン情報を示すことができることが必要である。

0116

本発明の1つの実施例は、URLによって示された文書が状態または有効性における変化(例えば覆された事例、変化した裁判ルール中止された法律制定)知ったときにそれをユーザに警告する。このような警告は他の内容プロバイダーの製品またはサービスを参考のため引用することができる。

0117

結論
この形式のものを助成して、発明者は、文書の特定の部分を自動的に検出してマークし、マークされたテキストの少なくとも一部を含むハイパーリンクを確定するシステム、方法およびソフトウェアを提供した。この方法の実施例においては、法律的引用を見出してマークし、マークされた法律的引用の少なくとも一部と共通のコンピュータ・システムの名前とを含むように各ハイパーリンクを確定し、ハイパーリンクに含まれた、マークされたテキストの部分に基づく1つまたは2つ以上のデータベースの探索を行う。方法の実施例の別の特徴においては、ハイパーリンクを実行するコストまたは時間に基づいてハイパーリンクにおける共通のコンピュータ・システムの名前を確定する。

0118

上記実施例は、本発明を実施する1つまたはそれよりも多くの手段を図示し示唆することのみが意図されており、本発明の幅または範囲を制限することは意図されていない。本発明の概念を実施する全ての手段を包含する、本発明の実際の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によってのみ規定される。(前述の付録A(Appendix A)が下記の表1〜表6に示される。)

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