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技術 枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置

出願人 フジフォームサービス株式会社
発明者 森眞次森拓也
出願日 2012年4月6日 (8年7ヶ月経過) 出願番号 2012-087607
公開日 2013年10月24日 (7年0ヶ月経過) 公開番号 2013-216431
状態 未査定
技術分野 版および印刷用紙の供給、装着、排除 ベルト,ローラによる搬送 ベルト、ローラ以外の手段による供給
主要キーワード 位置決機構 一プーリー 配置板 一対一組 ベルト受 延出量 送風孔 第一壁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年10月24日)のものです。
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図面 (13)

課題

枚葉紙群から所定の間隔をあけていなくても、枚葉紙群に対して相対的に移動させることができる枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置を提供することを課題とする。

解決手段

枚葉紙Tを載置可能な第一面及び該第一面とは反対側の第二面を有する板状の搬送板本体20と、該第一面上に載置された枚葉紙Tを移動可能な状態にすべく送風機6からの風を該第一面に導出可能で、且つ送風機からの風を前記搬送板本体20の第二面に導出可能な送風経路23とを備えることを特徴とする枚葉紙搬送板2。

概要

背景

従来から、積み上げられた枚葉紙(以下、枚葉紙群とする)の上部側から一束の枚葉紙を取り出す取出作業や、枚葉紙群の上に一束の枚葉紙を積み重ねる積上作業が行われることがある。このような作業では、一束の枚葉紙をスライドさせることによって、該枚葉紙を所定の位置に移動させることがある。そのため、上述の取出作業や、積上作業では、一束の枚葉紙をスライド可能な状態にするための枚葉紙搬送板が用いられている。

図10に示すように、枚葉紙搬送板9には、枚葉紙を載置可能な第一面90aと該第一面90aとは反対側の第二面を有する搬送板本体90と、該搬送板本体90の第一面90a上に載置された枚葉紙を移動可能な状態にすべく送風機からの風を搬送板本体90の第一面90aに導出可能な送風経路91とを備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。

上述の枚葉紙搬送板9を用いて取出作業を行う場合、図11(a)に示すように、枚葉紙群Wから取り出す対象となる一束の枚葉紙Tが持ち上げられる。そして、図11(b)に示すように、第一面90a上に送風機からの風を導出している状態で、搬送板本体90を一束の枚葉紙Tの下方に移動させる。このようにした後に、搬送板本体90の第一面90a上の一束の枚葉紙Tをスライドさせることによって、該枚葉紙Tを所望の場所に移動させている。

また、この種の枚葉紙搬送板9を用いて積上作業を行う場合、図12(a)に示すように、枚葉紙群Wの上に枚葉紙搬送板9を移動させる。そして、図12(b)に示すように、第一面90a上に送風機からの風を導出している状態で、搬送板本体90上に(搬送板本体90の第一面90a上に)一束の枚葉紙Tを移動させる。そして、搬送板本体90を一束の枚葉紙Tに対して相対的に移動させる。これにより、図12(c)に示すように、搬送板本体90の第一面90に載せられていた一束の枚葉紙Tが枚葉紙群Wの上部に積み重ねられる。

概要

枚葉紙群から所定の間隔をあけていなくても、枚葉紙群に対して相対的に移動させることができる枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置を提供することを課題とする。 枚葉紙Tを載置可能な第一面及び該第一面とは反対側の第二面を有する板状の搬送板本体20と、該第一面上に載置された枚葉紙Tを移動可能な状態にすべく送風機6からの風を該第一面に導出可能で、且つ送風機からの風を前記搬送板本体20の第二面に導出可能な送風経路23とを備えることを特徴とする枚葉紙搬送板2。

目的

本発明は、かかる実情に鑑み、枚葉紙群から所定の間隔をあけていなくても、枚葉紙群に対して相対的に移動させることができる枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

枚葉紙を載置可能な第一面及び該第一面とは反対側の第二面を有する板状の搬送板本体と、該第一面上に載置された枚葉紙を移動可能な状態にすべく送風機からの風を該第一面に導出可能で、且つ送風機からの風を前記搬送板本体の第二面に導出可能な送風経路とを備えることを特徴とする枚葉紙搬送板。

請求項2

送風経路は、送風機からの風を搬送板本体の第一面に導出可能な第一送風経路と、送風機からの風を搬送板本体の第二面に導出可能な第二送風経路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の枚葉紙搬送板。

請求項3

ベース上に設けられる請求項1又は2に記載の枚葉紙搬送板と、枚葉紙搬送板を一方向に案内するための案内機構と、枚葉紙搬送板に動力を伝達する駆動力伝達機構と、搬送板本体の送風経路に風を送るための送風機とを備えることを特徴とする枚葉紙搬送装置

技術分野

0001

本発明は、積み重ねられた枚葉紙スライド可能な状態にするための枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置に関する。

背景技術

0002

従来から、積み上げられた枚葉紙(以下、枚葉紙群とする)の上部側から一束の枚葉紙を取り出す取出作業や、枚葉紙群の上に一束の枚葉紙を積み重ねる積上作業が行われることがある。このような作業では、一束の枚葉紙をスライドさせることによって、該枚葉紙を所定の位置に移動させることがある。そのため、上述の取出作業や、積上作業では、一束の枚葉紙をスライド可能な状態にするための枚葉紙搬送板が用いられている。

0003

図10に示すように、枚葉紙搬送板9には、枚葉紙を載置可能な第一面90aと該第一面90aとは反対側の第二面を有する搬送板本体90と、該搬送板本体90の第一面90a上に載置された枚葉紙を移動可能な状態にすべく送風機からの風を搬送板本体90の第一面90aに導出可能な送風経路91とを備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。

0004

上述の枚葉紙搬送板9を用いて取出作業を行う場合、図11(a)に示すように、枚葉紙群Wから取り出す対象となる一束の枚葉紙Tが持ち上げられる。そして、図11(b)に示すように、第一面90a上に送風機からの風を導出している状態で、搬送板本体90を一束の枚葉紙Tの下方に移動させる。このようにした後に、搬送板本体90の第一面90a上の一束の枚葉紙Tをスライドさせることによって、該枚葉紙Tを所望の場所に移動させている。

0005

また、この種の枚葉紙搬送板9を用いて積上作業を行う場合、図12(a)に示すように、枚葉紙群Wの上に枚葉紙搬送板9を移動させる。そして、図12(b)に示すように、第一面90a上に送風機からの風を導出している状態で、搬送板本体90上に(搬送板本体90の第一面90a上に)一束の枚葉紙Tを移動させる。そして、搬送板本体90を一束の枚葉紙Tに対して相対的に移動させる。これにより、図12(c)に示すように、搬送板本体90の第一面90に載せられていた一束の枚葉紙Tが枚葉紙群Wの上部に積み重ねられる。

先行技術

0006

特開平9−12202号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、上述の枚葉紙搬送板9は、搬送板本体90が移動する際に、搬送板本体90の第二面が枚葉紙群Wに接触すると、枚葉紙群Wのうちの上部側の枚葉紙が搬送板本体90に引きずられてしまうことになる。そのため、枚葉紙搬送装置9では、搬送板本体90の第二面と枚葉紙群Wとの間に所定の間隔Dをあけた状態で取出作業や、積上作業を行う必要がある。

0008

このようなことから、枚葉紙搬送板9では、搬送板本体90の第一面90a上に一束の枚葉紙Tを載せたときに、該搬送板本体90が撓むことを防止することが必要となるため、面直交方向における寸法(厚み)が大きくなる。さらに、枚葉紙搬送板9を用いて取出作業や、積上作業を行う場合、枚葉紙群Wとの間に所定の間隔Dをあけるべく、枚葉紙搬送板9を支持する支持構造が必要となる。

0009

支持構造は、搬送板本体90の第一面90a上に枚葉紙が載置されても、搬送板本体90の第二面と枚葉紙群Wとの間に所定の間隔Dをあけた状態で該搬送板本体90を支持することが求められる。そのため、枚葉紙搬送板9を導入するには、大型の支持構造が必要となる。従って、枚葉紙搬送板9及び支持構造を設置するためのスペースを確保することが困難な場合、該枚葉紙搬送板9を容易に導入することができないことがある。

0010

また、枚葉紙搬送板9を備える枚葉紙搬送装置においても上述のような支持構造が必要となり、装置が大型になる。従って、枚葉紙搬送板9を備える枚葉紙搬送装置においても、設置するためのスペースを確保することが困難な場合、該枚葉紙搬送装置を容易に導入できないことがある。

0011

そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、枚葉紙群から所定の間隔をあけていなくても、枚葉紙群に対して相対的に移動させることができる枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明に係る枚葉紙搬送板は、枚葉紙を載置可能な第一面及び該第一面とは反対側の第二面を有する板状の搬送板本体と、該第一面上に載置された枚葉紙を移動可能な状態にすべく送風機からの風を該第一面に導出可能で、且つ送風機からの風を前記搬送板本体の第二面に導出可能な送風経路とを備えることを特徴とする。

0013

上記構成の枚葉紙搬送板によれば、搬送板本体の第一面に加えて搬送板本体の第二面からも送風機からの風を導出できるようになっている。そのため、積み上げられた枚葉紙(以下、枚葉紙群とする)の上部側から一束の枚葉紙を取り出すべく、枚葉紙群に対して搬送板本体が差し込まれたときに、搬送板本体の第一面と一束の枚葉紙とが接触する面積、及び搬送板本体の第二面と枚葉紙群とが接触する面積を小さくすることができる。

0014

そのため、上記構成の枚葉紙搬送板では、搬送板本体が該搬送板本体の第二面よりも下側の枚葉紙群に荷重を作用させた状態で、該搬送板本体が枚葉紙群に対して差し込むことができる。すなわち、上記構成の枚葉紙搬送板では、搬送板本体を該搬送板本体の第二面よりも下側の枚葉紙に支持させながら枚葉紙群に差し込むことができる。

0015

そして、上記構成の枚葉紙搬送板によれば、枚葉紙群の上に一束の枚葉紙を積み重ねるにあたり、搬送板本体を枚葉紙群の上に移動させる場合においても、搬送板本体を枚葉紙群に支持させながら移動させることができる。そして、上記構成の枚葉紙搬送板によれば、搬送板本体の第一面上に一束の枚葉紙が載せられた後に枚葉紙群と該一束の枚葉紙との間から搬送板本体を引き抜く場合においても、搬送板本体を枚葉紙群に支持させながら移動させることができる。

0016

この場合、送風経路は、送風機からの風を搬送板本体の第一面に導出可能な第一送風経路と、送風機からの風を搬送板本体の第二面に導出可能な第二送風経路とを備えるようにしてもよい。このようにすれば、枚葉紙搬送板は、送風機からの風を搬送板本体の第一面及び搬送板本体の第二面の少なくとも何れか一方に導出することができる。すなわち、枚葉紙搬送板は、送風機からの風を搬送板本体の第一面及び搬送板本体の第二面に導出している状態と、送風機からの風を搬送板本体の第一面又は搬送板本体の第二面に導出している状態とに切り替えることができる。

0017

そのため、上記構成の枚葉紙搬送板は、搬送板本体が枚葉紙群上に位置しているときに、送風機からの風を搬送板本体の第一面のみに導出している状態にすると、該搬送板本体が枚葉紙群上から位置ずれすることを防止できる。

0018

本発明に係る枚葉紙搬送装置は、ベース上に設けられる上記何れかの枚葉紙搬送板と、該枚葉紙搬送板を一方向に案内するための案内機構と、前記枚葉紙搬送板に動力を伝達する駆動力伝達機構と、送風経路に風を送るための送風機とを備えることを特徴とする。

0019

上記構成の枚葉紙搬送装置においても、積み上げられた枚葉紙(以下、枚葉紙群とする)の上部側から一束の枚葉紙を取り出すべく、枚葉紙群に対する搬送板本体の差し込みを行うときに、搬送板本体の第一面と枚葉紙群とが接触する面積、及び搬送板本体の第二面と枚葉紙群とが接触する面積を小さくすることができる。

0020

そのため、上記構成の枚葉紙搬送装置では、搬送板本体の荷重を該搬送板本体の第二面よりも下側の枚葉紙に作用させた状態で、枚葉紙群に対する搬送板本体の差し込みを行うことができる。すなわち、上記構成の枚葉紙搬送装置は、搬送板本体を該搬送板本体の第二面よりも下側の枚葉紙に支持させながら、該搬送板本体を枚葉紙群に差し込むことができる。

0021

また、上記構成の枚葉紙搬送装置では、枚葉紙群の上に一束の枚葉紙を積み重ねるべく、搬送板本体を枚葉紙群の上に移動させる場合、搬送板本体を該搬送板本体の第二面よりも下側の枚葉紙に支持させながら移動させることができる。そして、上記構成の枚葉紙搬送装置では、搬送板本体の第一面上に一束の枚葉紙が載せられた後に枚葉紙群と該一束の枚葉紙との間から搬送板本体を引き抜く場合においても、搬送板本体を枚葉紙群に支持させながら一束の枚葉紙と枚葉紙群との間から引き抜くことができる。

発明の効果

0022

以上のように、本発明に係る枚葉紙搬送板、及び該枚葉紙搬送板を備える枚葉紙搬送装置によれば、枚葉紙群から所定の間隔をあけていなくても、枚葉紙群に対して相対的に移動させることができるという優れた効果を奏し得る。

図面の簡単な説明

0023

本発明の一実施形態に係る枚葉紙搬送装置の斜視図を示す
同実施形態に係る枚葉紙搬送装置のX矢視図を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送装置のY矢視図を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送装置のZ矢視図を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送板の中板の平面図を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送板の第一外板の平面図を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送板の第二外板の平面図を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送装置を用いた取出作業の説明図であって、(a)は、枚葉紙群と該枚葉紙群から取り出す対象となる一束の枚葉紙との間に枚葉紙搬送板を差し込む前の状態を示し、(b)は、枚葉紙群と一束の枚葉紙との間に枚葉紙搬送板を差し込んだ状態を示す。
同実施形態に係る枚葉紙搬送装置を用いた積上作業の説明図であって、(a)は、枚葉紙群上に枚葉紙搬送板を配置した状態を示し、(b)は、枚葉紙搬送板の上に一束の枚葉紙を載せた状態を示し、(c)は、枚葉紙群と一束の枚葉紙との間から枚葉紙搬送板を引き抜いた状態を示す。
従来の枚葉紙搬送板の平面図を示す。
従来の枚葉紙搬送板を用いた取出作業の説明図であって、(a)は、枚葉紙群と該枚葉紙群から取り出す対象となる一束の枚葉紙との間に枚葉紙搬送板を差し込む前の状態を示し、(b)は、枚葉紙群と一束の枚葉紙との間に枚葉紙搬送板を差し込んだ状態を示す。
従来の枚葉紙搬送板を用いた積上作業の説明図であって、(a)は、枚葉紙群上に移動させた枚葉紙搬送板上に一束の枚葉紙を載せた状態を示し、(b)は、枚葉紙群と該枚葉紙群上に積み上げる対象となる枚葉紙との間から枚葉紙搬送板を引き抜いている途中の状態を示し、(c)は、枚葉紙群と該枚葉紙群上に積み上げる対象となる枚葉紙との間から枚葉紙搬送板を完全に引き抜いた状態を示す。

実施例

0024

以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。

0025

図1に示すように、枚葉紙搬送装置1は、ベース3上に設けられる枚葉紙搬送板2と、枚葉紙搬送板2を一方向(以下、第一方向とする)に案内するための案内機構4(図3参照)と、枚葉紙搬送板2に駆動力を伝達する駆動力伝達機構5と、枚葉紙搬送板2に対して風を送るための送風機6(図3参照)とを備える。また、枚葉紙搬送装置1は、枚葉紙搬送板2上に移された枚葉紙の移動を規制するためのストッパーSを備えている。そして、枚葉紙搬送装置1は、駆動力伝達機構5及び送風機6の配線系を保持する保持機構Kとを備えている。なお、本実施形態に係る枚葉紙搬送装置1は、作業者が操作するための操作部CPがベース3に設けられている。

0026

図5乃至図7に示すように、枚葉紙搬送板2は、枚葉紙を載置可能な第一面及び該第一面とは反対側の第二面を有する板状の搬送板本体20を備えている。なお、本実施形態では、搬送板本体20の厚みが4mm程度に設定されている。

0027

搬送板本体20は、一方向(以下、枚葉紙搬送板2の第一方向とする)に第一端と、該第一端とは反対側の第二端とを有する。そして、搬送板本体20の第一端は、搬送板本体20の第二端に対して傾斜している。すなわち、搬送板本体20の第一端は、搬送板本体20の第二端が延びる方向と交差する方向に延びている。

0028

より具体的に説明すると、搬送板本体20は、面直交方向で第一面と該第一面とは反対側の第二面とを有する中板200と、該中板200の第一面に設けられる第一外板210と、該中板200の第二面に設けられる第二外板220とを備える。

0029

図5に示すように、中板200は、一方向で第一端と該第一端とは反対側の第二端とをさらに有する。中板200の第一端は、中板200の第二端に対して傾斜している。すなわち、中板200の第一端は、中板200の第二端が延びる方向と交差する方向に延びている。中板200の第一端側の端部は、面直交方向において先細りになっている。

0030

中板200には、枚葉紙搬送板2の第一端と枚葉紙搬送板2の第二端とが並ぶ方向(以下、枚葉紙搬送板2の第一方向とする)で真っ直ぐに延びる複数の第一送風路201,201…と、枚葉紙搬送板2の第一方向で真っ直ぐに延びる複数の第二送風路202,202…とが形成されている。第一送風路201と第二送風路202とのそれぞれは、枚葉紙搬送板2の第一方向と直交する方向(以下、枚葉紙搬送板2の第二方向とする)で交互に並ぶように設けられている。

0031

図6に示すように、第一外板210の外形は、中板200と同一又は略同一に設定されている。より具体的に説明すると、第一外板210は、面直交方向で第一面と該第一面とは反対側の第二面とを有する。また、第一外板210は、枚葉紙搬送板2の第一方向で第一端と該第一端とは反対側の第二端とを有する。第一外板210の第一面は、中板200の第一面と当接している。そのため、枚葉紙搬送板2では、第一外板210の第二面上に枚葉紙が載置されるようになっている。

0032

第一外板210の第一端は、第一外板210の第二端に対して傾斜している。すなわち、第一外板210の第一端は、第一外板210の第二端が延びる方向と交差する方向に延びている。第一外板210の第一端側は、中板200の第一端側の形状に沿って湾曲している。すなわち、第一外板210の第一端側は、中板200側に湾曲している。

0033

第一外板210には、複数の第一送風路201,201…と対応する位置のそれぞれに第一送風孔211が設けられている。より具体的に説明すると、第一外板210における複数の第一送風路201,201…と対応する位置のそれぞれには、一対一組の第一送風孔211,211が設けられている。一組の第一送風孔211,211のそれぞれは、隣り合う一組の第一送風孔211,211のそれぞれに対して枚葉紙搬送板2の第一方向で位置ずれしている。

0034

図7に示すように、第二外板220の外形は、中板200と同一又は略同一に設定されている。より具体的に説明すると、第二外板220は、面直交方向で第一面と該第一面とは反対側の第二面とを有する。また、第二外板220は、枚葉紙搬送板2の第一方向で第一端と該第一端とは反対側の第二端とを有する。第二外板220の第一面は、中板200の第一面と当接している。そのため、枚葉紙搬送板2では、第二外板220の第二面が第一外板210の第二面とは反対側の面となる。

0035

第二外板220の第一端は、第二外板220の第二端に対して傾斜している。すなわち、第二外板220の第一端は、第二外板220の第二端が延びる方向と交差する方向に延びている。第二外板220の第一端側は、中板200の第一端側の形状に沿って湾曲している。すなわち、第二外板220の第一端側は、中板200側に湾曲している。これにより、搬送板本体20の第一端側の端部は、面直交方向において先細りになっている。

0036

第二外板220には、複数の第二送風路202,202…と対応する位置のそれぞれに第二送風孔221が設けられている。また、第二外板220には、複数の第一送風路201,201…と対応する位置のそれぞれに第一流入孔222が設けられている。さらに、第二外板220には、複数の第二送風路202,202…と対応する位置のそれぞれに第二流入孔223が設けられている。

0037

より具体的に説明すると、第二外板220における複数の第二送風路202,202…と対応する位置のそれぞれには、一対一組の第二送風孔221,221が設けられている。一組の第二送風孔221,221のそれぞれは、隣り合う一組の第二送風孔221,221のそれぞれに対して枚葉紙搬送板2の第一方向で位置ずれしている。

0038

複数の第一流入孔222,222…のそれぞれは、枚葉紙搬送板2の第二方向で並んでいる。複数の第二流入孔223,223…のそれぞれは、枚葉紙搬送板2の第二方向で並んでいる。また、複数の第二流入孔223,223…のそれぞれは、複数の第一流入孔222,222…のそれぞれよりも、第二外板220の第一端側に設けられている。

0039

さらに、枚葉紙搬送板2は、搬送板本体20の第一面(第一外板210の第二面)上に載置された枚葉紙を移動可能な状態にすべく送風機からの風を該第一面に導出可能、且つ送風機からの風を前記枚葉紙搬送板2の第二面に導出可能な送風経路23を備えている。より具体的に説明すると、送風経路23は、送風機からの風を搬送板本体20の第一面に導く第一送風経路230と、送風機からの風を搬送板本体20の第二面(第二外板220の第二面)に導く第二送風経路231とを備えている。

0040

第一送風経路230は、上述の中板200の第一送風路201、第一外板210の第一送風孔211、第二外板220の第一流入孔222に加えて、送風機からの風を該第一流入孔222に導く第一接続部230aによって構成されている。

0041

第一接続部230aは、一つの面に開口部230bを有する外観箱状に形成されている。また、第一接続部230aには、送風機からの風を該第一接続部内に導く第一接続孔230cが設けられている。

0042

第一接続部230aの開口部230bを画定する部分(開口端部)は、第二外板220の第二面に設けられる。また、第一接続部230aの開口部230bを画定する部分は、第二外板220の第二面に設けられた状態において、複数の第一流入孔222,222…のそれぞれを取り囲むようになっている。そのため、枚葉紙搬送板2では、送風機からの風が第一接続部230aの第一接続孔230cから該第一接続部230a内に入り込むと、該風が第二外板220の第一流入孔222、中板200の第一送風路201、第一外板210の第一送風孔211を通って第一外板210の第二面に導出される。

0043

第二送風経路231は、上述の第二外板220の第二送風孔221、第二外板220の第二流入孔223に加えて、送風機からの風を該第二流入孔223に導く第二接続部231aによって構成されている。

0044

第二接続部231aは、一つの面に開口部231bを有する外観箱状に形成されている。また、第二接続部231aには、送風機からの風を該第二接続部231a内に導く第二接続孔231cが設けられている。

0045

第二接続部231aの開口部231bを画定する部分は、第二外板220の第二面に設けられる。また、第二接続部231aの開口部231bを画定する部分(開口端部)は、第二外板220の第二面に設けられた状態において、第二流入孔223のそれぞれを取り囲むようになっている。そのため、枚葉紙搬送板2では、送風機からの風が第二接続部231aの第二接続孔231cから該第二接続部231a内に入り込むと、該風が第二外板220の第二流入孔223、中板200の第二送風路202、第二外板220の第二送風孔221を通って第二外板220の第二面に導出される。

0046

図1戻り、ベース3は、平面視矩形状のアッパーフレーム30と、平面視矩形状に形成され、該アッパーフレーム30と対向するアンダーフレーム31と、アッパーフレーム30とアンダーフレーム31とをつなぐミドルフレーム32とを備えている。また、ベース3は、前記枚葉紙搬送板2に設けられるサブフレーム33を備えている(図3参照)。さらに、ベース3は、アンダーフレーム31に設けられた複数(本実施形態では、四つ)の脚部材34,34…を備えている。

0047

アッパーフレーム30は、第一方向で第一辺と該第一辺とは反対側の第二辺とを有する。また、アッパーフレーム30は、第一方向と直交する方向(以下、第二方向とする)で第三辺と、該第三辺とは反対側の第四辺とを有する。

0048

アンダーフレーム31は、第一方向で第一辺と該第一辺とは反対側の第二辺とを有する。また、アンダーフレーム31は、第二方向で第三辺と、該第三辺とは反対側の第四辺とを有する。図2及び図3に示すように、アンダーフレーム31におけるアッパーフレーム30と対向する部分とは反対側の部分には、複数のねじ穴310,310…が設けられている。ねじ穴310は、アンダーフレーム31の角部(第一辺、第二辺、第三辺、第四辺が交わりあう部分のそれぞれ)に設けられている。すなわち、ねじ穴310は、アンダーフレーム31の四隅のそれぞれに設けられている。サブフレーム33は、案内機構4の後述する連結板44に設けられている(図3参照)。

0049

四つの脚部材34,34…のそれぞれは、軸心方向で第一端及び該第一端とは反対側の第二端を有する支軸部340と、該支軸部340の第一端に設けられる脚部本体341とを備えている。支軸部340の第二端側には、ねじ山が形成されている。そして、支軸部340の第二端側は、アンダーフレーム31に設けられたねじ穴310に螺合されている。

0050

これにより、四つの脚部材34,34…のそれぞれは、アンダーフレーム31におけるアッパーフレーム30と対向する側の反対側から延出するようになっている。また、四つの脚部材34,34…のそれぞれは、支軸部340の軸心周りで回転させることでアンダーフレーム31から延出する量を調整できるようになっている。すなわち、ベース3では、四つの支軸部340のそれぞれの延出量(アンダーフレーム31から延出する量)を調整することで、ベース3の高さを調整できるようになっている。

0051

図3に示すように、案内機構4は、アッパーフレーム30の第三辺に設けられる第一ガイドレール40によって案内される第一ガイド部材41と、アッパーフレーム30の第四辺に設けられる第二ガイドレール42によって案内される第二ガイド部材43と、第一ガイド部材41と第二ガイド部材43とに亘って設けられる連結板44と、該連結板44に設けられ、枚葉紙搬送板2を配置可能な配置部材45とを備えている。

0052

第一ガイドレール40は、第一方向で真っ直ぐに延びる厚板で構成されている。第一ガイドレール40は、長手方向と直交する方向で第一端と該第一端とは反対側の第二端とを有する。第一ガイドレール40の第一端側は、アッパーフレーム30の第三辺に設けられている。そのため、第一ガイドレール40は、アッパーフレーム30の第三辺から上方に延出した態様になっている。

0053

第一ガイド部材41は、第一ガイドレール40の第二端に嵌合可能な嵌合溝410が設けられている。そのため、第一ガイド部材41は、第一方向(第一ガイドレール40が延びる方向)でスライド可能になっている。本実施形態では、第一方向で間隔をあけて二つの第一ガイド部材41,41…が設けられている(図4参照)。

0054

第二ガイドレール42は、第一方向で長手をなしている。第二ガイドレール42には、第一方向に沿って延びる一対のレール溝420,420が設けられている。

0055

第二ガイド部材43は、第二ガイドレール42のレール溝420,420のそれぞれに嵌合する一対の嵌合部430,430を有する。そのため、第二ガイド部材43は、第一方向(第二ガイドレール42が延びる方向)でスライド可能になっている。本実施形態では、第一方向で間隔をあけて二つの第二ガイド部材43,43が設けられている(図4参照)。

0056

連結板44は、長手をなす板状に形成されている。連結板44は、長手方向で一端と該一端とは反対側の第二端とを有する。連結板44の第一端側は、一対の第一ガイド部材41,41…のそれぞれに固定される。連結板44の第二端側は、一対の第二ガイド部材のそれぞれが固定される。そのため、連結板44は、二つの第一ガイド部材41,41のそれぞれの第一方向でのスライドと、二つの第二ガイド部材43,43の第一方向でのスライドとを連動させることができるようになっている。

0057

配置部材45は、連結板44から起立する一対の配置板部450,450と、一対の配置板部450,450同士の間に配置され、枚葉紙搬送板2の第二外板220の第二面に設けられる一対の位置ずれ防止用板部451,451とを備えている。一方の配置板部450は、連結板44の第一端側に設けられている。また、他方の配置板部450は、連結板44の第二端側に設けられている。一対の位置ずれ防止用板部451,451のそれぞれは、第一方向における枚葉紙搬送板2の全長に亘って長手をなしている。また、一対の位置ずれ防止用板部451,451のそれぞれは、一対の配置板部450,450のそれぞれに当接している。すなわち、一対の配置板部450,450上には、枚葉紙搬送板2が載置されている。これにより、一対の配置板部450,450と枚葉紙搬送板2とが第一方向及び第二方向において相対移動してしまうことが防止されている。

0058

図4に示すように、駆動力伝達機構5は、出力軸(採番しない)を有する駆動源(本実施形態では、モータ)50と、該駆動源50の出力軸に対して同心で設けられる第一プーリー51と、該第一プーリー51と第一方向で間隔をあけて設けられる第二プーリー52と、第一プーリー51と第二プーリー52とに亘って設けられ、連結板44に連結されるベルト部材53とを備えている。

0059

駆動源50は、サブフレーム33上に配置されている。第二プーリー52は、アッパーフレーム30の第一辺側に設けられている。また、第二プーリー52は、第一方向での位置を調整可能に構成されている。すなわち、駆動力伝達機構5は、第一プーリー51と、第二プーリー52との間隔を調整可能になっている。

0060

なお、図4には、図示していないが、本実施形態に係る第一プーリー51及び第二プーリー52は、厚みを有する円板状のベルト受部と、該ベルト受部よりも大径で形成され、該ベルト受部の軸心方向における一方側と他方側とのそれぞれに設けられる縁部とを備えている。ベルト受部の外周には、全周に亘って外歯が形成されている。

0061

ベルト部材53は、長尺に形成されている。また、ベルト部材53は、長手方向で第一端と該第一端とは反対側の第二端とを有する。そして、ベルト部材53は、面直交方向で第一面と、該第一面とは反対側の第二面とを有する。

0062

なお、図4には、図示していないが、本実施形態に係るベルト部材53の第一面には、長手方向における全長に亘って、ベルト受部の外歯に係合可能な内歯が形成されている。そして、ベルト部材53は、第一面を第一プーリー51の受部及び第二プーリー52の受部のそれぞれに当接させた状態で、第一端と第二端とが直接的又は間接的に接続されるように構成されている。本実施形態では、ベルト部材53の第一端とベルト部材53の第二端とが連結板44に接続されている。

0063

そのため、駆動力伝達機構5では、駆動源50の出力軸を軸心周りにおける一方向で回転させると、出力軸の軸心周りにおける一方向で第一プーリー51が回転する。これに伴い、ベルト部材53が一方向で回転し、連結板が第一方向における一方側(アッパーフレームの第二辺側からアッパーフレームの第一辺側)に移動する。これにより、枚葉紙搬送板2が第一方向における一方側に移動するようになっている。

0064

また、駆動力伝達機構5では、駆動源50の出力軸を軸心周りにおける他方向で回転させると、出力軸の軸心周りにおける他方向で第一プーリー51が回転する。これに伴い、ベルト部材53が他方向で回転し、連結板が第一方向における他方側(アッパーフレーム30の第一辺側からアッパーフレーム30の第二辺側)に移動する。これにより、枚葉紙搬送板2が第一方向における他方側に移動するようになっている。

0065

ストッパーSは、壁部材S1と、該壁部材S1の第一方向での位置及び第二方向での位置を決定するための位置決機構S2とを備えている。

0066

壁部材S1は、第一当接面S100を有する第一壁部S10と、該第一壁部S10の第一当接面S100に直交する第二当接面S110を有する第二壁部S11とを備えている(図1参照)。第一壁部S10は、第一当接面S100と直交する(枚葉紙搬送板2に対して平行な)取付面S101をさらに有する。そして、第一壁部S10の取付面S101には、後述する一対の第二スライドバーS21,S21のそれぞれを固定する一対の取付部材S102,S102が設けられている。

0067

位置決機構S2は、第一方向で長手をなす第一スライドバーS20と、スライドバーS20上に配置され、スライドバーS20の長手方向と直交する方向で長手をなす一対の第二スライドバーS21,S21と、ベース3に設けられ、第一スライドバーS20の第一方向での位置を決定するための一対の第一クランプS22,S22と、第一スライドバーS20上に設けられ、一対の第二スライドバーS21,S21のそれぞれの第二方向での位置を決定するための一対の第二クランプS23,S23とを備える。

0068

図2に示すように、保持機構Kは、駆動力伝達機構5及び送風機6の配線系Cを収容可能なドライブチェーンK1と、ベース3(ミドルフレーム32)に設けられ、ドライブチェーンK1を受ける受部材K2とを備えている。

0069

図4に示すように、送風機6は、第一送風経路230に対して送風を行う第一送風機60と、第二送風経路231に対して送風を行う第二送風機61とを備えている。第一送風機60は、第一送風管600を介して第一接続部230aの第一接続孔230cに接続されている。また、第二送風機61は、第二送風管610を介して第二接続部231aの第二接続孔231cに接続されている。

0070

本実施形態に係る枚葉紙搬送装置1は、以上の通りであり、続いて、枚葉紙搬送装置の動作について添付図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態において、枚葉紙群Wは、リフターR上に配置されており、第三方向での位置を変更可能になっている。

0071

枚葉紙搬送装置1は、積み上げられた枚葉紙(以下、枚葉紙群とする)Wの上部側から一束の枚葉紙Tを取り出す取出作業を行う場合、図8(a)に示すように、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に隙間が形成される。

0072

そして、第一送風機60からの風が搬送板本体20の第一面に導出され、第二送風機61からの風が搬送板本体20の第二面に導出されている状態で、図8(b)に示すように、枚葉紙搬送板2を第一方向で移動させる。このようにして、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に搬送板本体20が差し込まれる。このとき、搬送板本体20の第一面と一束の枚葉紙Tとが接触する面積、及び搬送板本体20の第二面と枚葉紙群Wとが接触する面積のそれぞれが小さくなる。すなわち、搬送板本体20の第一面と一束の枚葉紙Tとの摩擦抵抗、及び搬送板本体20の第二面と枚葉紙群Wとの摩擦抵抗が小さくなる。

0073

そのため、枚葉紙搬送装置1は、枚葉紙群Wに荷重を作用させた状態の搬送板本体2を枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に差し込む。すなわち、搬送板本体20は、枚葉紙群Wに支持されながら、該枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に差し込まれる。

0074

このようにした後に、搬送板本体20の第一面上の一束の枚葉紙Tを別の場所に移動させる。そして、搬送板本体20を移動させて枚葉紙群W上から退避させる。搬送板本体20は、枚葉紙群W上から退避させる場合においても、枚葉紙群Wに支持されながら移動する。

0075

続いて、枚葉紙群Wの上に一束の枚葉紙Tを積み重ねる積上作業を行う場合の枚葉紙搬送装置1の動作説明を行う。枚葉紙搬送装置1は、積上作業を行う場合、第一送風機60からの風が搬送板本体20の第一面に導出され、第二送風機61からの風が搬送板本体20の第二面に導出されている状態で、図9(a)に示すように、枚葉紙搬送板2を枚葉紙群W上に移動させる。このとき、枚葉紙搬送装置1は、枚葉紙群Wに荷重を作用させた状態の枚葉紙搬送板2を移動させる。すなわち、搬送板本体20は、枚葉紙群Wに支持されながら移動する。

0076

そして、一束の枚葉紙Tをスライドさせて、図9(b)に示すように、搬送板本体20の第一面上に移動させる。このとき、ストッパーSを搬送板本体20上に移動させておけば、搬送板本体20の第一面上にスライドさせた一束の枚葉紙TがストッパーSの第一当接面S100、及びストッパーSの第二当接面S110に当接する。このように、枚葉紙搬送装置1では、ストッパーSの位置を調整することで、搬送板本体20の第一面上に移動させた一束の枚葉紙Tを所望の位置で位置決めすることができる。

0077

そして、図9(c)に示すように、搬送板本体20を第一方向で再び移動させて、一束の枚葉紙Tと枚葉紙群Wとの間から枚葉紙搬送板2を引き抜く。この場合においても、搬送板本体20は、枚葉紙群Wに支持されながら一束の枚葉紙Tと枚葉紙群Wとの間から引き抜かれる。

0078

以上のように、枚葉紙搬送装置1によれば、枚葉紙搬送板2が搬送板本体20の第一面に加えて搬送板本体20の第二面からも送風を行うことができるようになっている。そのため、搬送板本体20と枚葉紙群Wとの間に所定の間隔をあけていなくても、該搬送板本体20を該枚葉紙群Wに対して相対的に移動させることができるという優れた効果を奏し得る。

0079

また、枚葉紙搬送装置1では、枚葉紙搬送板2の第一端が枚葉紙搬送板2の第二端に対して交差する方向に延びているため、取出作業において、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間の隙間には、枚葉紙搬送板2の第一端の一部から差し込まれることになる。そのため、枚葉紙搬送装置1では、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に部分的に隙間を形成しておくことで、該隙間に枚葉紙搬送板2を差し込むことができる。なお、取出作業において枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に隙間を形成するには、一束の枚葉紙Tを把持して持ち上げたり、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間に板状のスペーサーを予め差し込んだりする方法を採用し得る。

0080

そして、枚葉紙搬送装置1では、搬送板本体20が一対の配置板部450,450上に配置されているため、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの状態に応じて、搬送板本体20が変形できるようになっている。そのため、枚葉紙搬送装置1では、枚葉紙群Wに対する搬送板本体20の差し込みをより簡単に行うことができる。

0081

さらに、枚葉紙搬送装置1では、枚葉紙搬送板2が第一送風経路230と、第二送風経路231とを備えているため、搬送板本体20の第一面及び搬送板本体20の第二面の少なくとも何れか一方から送風を行うことができる。すなわち、枚葉紙搬送板2は、搬送板本体20の第一面及び搬送板本体20の第二面から送風を行っている状態と、搬送板本体20の第一面又は搬送板本体20の第二面の何れか一方から送風を行っている状態とに切り替えることができる。

0082

そのため、枚葉紙搬送装置1では、搬送板本体20が枚葉紙群W上に移動している状態において、搬送板本体20の第二面のみから送風している状態にすると(搬送板本体20の第一面からの送風を停止させると)、搬送板本体20の第一面上の枚葉紙をスライド可能な状態にしつつ、枚葉紙搬送板2を枚葉紙群W上により確実に固定することができる。また、搬送板本体20の第一面からの送風を停止すれば、搬送板本体20の第一面上の枚葉紙の位置を固定することができる。

0083

また、枚葉紙搬送装置1において、枚葉紙搬送板2では、一組の第一送風孔211,211のそれぞれは、隣り合う一組の第一送風孔211,211のそれぞれに対して枚葉紙搬送板2の第一方向で位置ずれし、一組の第二送風孔221,221のそれぞれが隣り合う一組の第二送風孔221,221のそれぞれに対して枚葉紙搬送板2の第一方向で位置ずれしている。そのため、搬送板本体20の第一面上及び搬送板本体20の第二面上に対してより均一な量の風を送ることができる。従って、搬送板本体20は、枚葉紙群W及び一束の枚葉紙Tに対する差し込みや、枚葉紙群Wと一束の枚葉紙Tとの間からの引き抜きが行われるにあたり、枚葉紙群W及び一束の枚葉紙Tに対してスムーズに相対移動できる。

0084

上述のように、枚葉紙搬送装置1では、搬送板本体20の第二面と枚葉紙群Wとの間に間隔をあけていなくても、取出作業や、積上作業を行うことができる。そのため、枚葉紙搬送装置1では、積上作業において一束の枚葉紙Tと枚葉紙群Wとの間から枚葉紙搬送板2を引き抜いたときに、枚葉紙群Wに対して一束の枚葉紙Tが位置ずれすることを防止できる。

0085

なお、本実施形態に係る枚葉紙搬送装置1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。

0086

上記実施形態において、枚葉紙搬送装置1は、駆動力伝達機構5を備えていたが、これに限定されるものではなく、作業者が直接枚葉紙搬送板2を移動させるようになっていてもよい。

0087

また、上記実施形態において、特に言及しなかったが、第一外板210、及び第二外板220は、枚葉紙群W及び一束の枚葉紙Tに対して静電気を発生させにくい材料(例えば、アルミ)で形成されていることが好ましい。

0088

また、上記実施形態において、特に言及しなかったが、搬送板本体20は、面直交方向(厚み方向)で可撓性を有するようにすることが好ましい。このようにすれば、枚葉紙群Wや、一束の枚葉紙Tの状態に応じて搬送板本体20が変形するため、枚葉紙搬送板2を枚葉紙群W及び一束の枚葉紙Tに対してスムーズに相対移動させることができる。さらに、枚葉紙搬送装置1においては、枚葉紙搬送板2が一対の配置板部450,450上に載置されているため、搬送板本体20の変形(厚み方向での変形)が妨げられないようになっている。これにより、枚葉紙搬送装置1は、枚葉紙搬送板2を枚葉紙群W及び一束の枚葉紙Tに対してスムーズに相対移動させることができるようになっている。

0089

また、上記実施形態において、第一外板210における複数の第一送風路201,201…と対応する位置のそれぞれには、一対一組の第一送風孔211,211が設けられていたが、これに限定されるものではなく、第一外板210における複数の第一送風路201,201…と対応する位置のそれぞれに対して一つの第一送風孔211を設けたり、第一外板210における複数の第一送風路201,201…と対応する位置のそれぞれに対して二つ以上の第一送風孔211,211を一組として第一外板210に設けるようにしてもよい。

0090

また、上記実施形態において、第二外板220における複数の第二送風路202,202…と対応する位置のそれぞれには、一対一組の第二送風孔221,221が設けられていたが、これに限定されるものではなく、第二外板220における複数の第二送風路202,202…と対応する位置のそれぞれに対して一つの第二送風孔221を設けたり、第二外板220における複数の第二送風路202,202…と対応する位置のそれぞれに対して二つ以上の第二送風孔221,221を一組として第二外板220に設けるようにしてもよい。

0091

また、上記実施形態において、枚葉紙群Wは、リフターR上に配置されていたが、これに限定されるものではなく、枚葉紙群Wは、リフターR上に配置されていなくてもよい。また、図8(a)、図8(b)、図9(a)、図9(b)、図9(c)において図示されているリフターRは、概念的に図示したものである。

0092

また、上記実施形態において、ベルト部材53の第一端とベルト部材53の第二端とは、連結板44に接続されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、ベルト部材53の第一端とベルト部材53の第二端とが直接的に接続されていてもよい。

0093

1…枚葉紙搬送装置、2…枚葉紙搬送板、3…ベース、4…案内機構、5…駆動力伝達機構、6…送風機、20…搬送板本体、23…送風経路、30…アッパーフレーム、31…アンダーフレーム、32…ミドルフレーム、33…サブフレーム、34…脚部材、40…第一ガイドレール、41…第一ガイド部材、42…第二ガイドレール、43…第二ガイド部材、44…連結板、45…配置部材、50…駆動源、51…第一プーリー、52…第二プーリー、53…ベルト部材、60…第一送風機、61…第二送風機、200…中板、201…第一送風路、202…第二送風路、210…第一外板、211…第一送風孔、220…第二外板、221…第二送風孔、222…第一流入孔、223…第二流入孔、230…第一送風経路、230a…第一接続部、230b…開口部、230c…第一接続孔、231…第二送風経路、231a…第二接続部、231b…開口部、231c…第二接続孔、310…ねじ穴、340…支軸部、341…脚部本体、410…嵌合溝、420…レール溝、430…嵌合部、450…配置板部、451…位置ずれ防止用板部、600…第一送風管、610…第二送風管C…配線系、CP…操作部、K…保持機構、K1…ドライブチェーン、K2…受部材、S…ストッパー、S1…壁部材、S10…第一壁部、S100…第一当接面、S101…取付面、S102…取付部材、S11…第二壁部、S110…第二当接面、S2…位置決機構、S20…スライドバー、S20…第一スライドバー、S21…第二スライドバー、S22…第一クランプ、S23…第二クランプ、T…枚葉紙、W…枚葉紙群

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