図面 (/)

技術 信号分離装置、信号分離方法

出願人 日本電気株式会社NECエンジニアリング株式会社
発明者 石井寛之根岸悟
出願日 2012年3月19日 (8年9ヶ月経過) 出願番号 2012-061556
公開日 2013年9月30日 (7年2ヶ月経過) 公開番号 2013-197775
状態 特許登録済
技術分野 時分割方式以外の多重化通信方式 雑音の除去
主要キーワード 信号精度 近傍セル 信号ペア 波形整形後 マスクROM シンボル変換 信号分離装置 電波資源
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年9月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

受信信号に複数の信号が含まれる場合において、各信号成分の到来方向に依存することなく混信信号を分離できる信号分離装置が求められていた。

解決手段

本発明の信号分離装置は、複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列推定する第1情報系列推定手段と、第1情報系列推定手段で推定された第1の信号の情報系列に基づいて第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、混信信号から第1レプリカ信号を差し引くキャンセル手段と、混信信号から第1レプリカ信号が差し引かれたキャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を具備する。

概要

背景

近年、無線通信システムにおいては、限られた電波資源の有効活用のため、周波数利用効率の向上が求められている。そのためには、同一周波数に複数の信号を混在させた状態で伝送することが望ましく、受信機においては混信信号を容易に分離する機能が必要となる。

混信した電波がそれぞれ異なる方向から到来している場合、到来方向に基づく混信信号の分離が可能である。例えば、特許文献1では、独立成分分析により信号分離する手法が示されている。

また、特許文献2では、衛星通信における帯域利用率向上のため、同一周波数で双方向通信する方法が提案されている。この通信方法では、2つの地上局が同一の通信衛星に同帯域の信号を送信し、衛星において2つの信号が混信して受信される。

混信信号はそのまま周波数変換されて地上局に送信されるので、地上局では到来方向に基づく信号分離は不可能である。そのため、地上局では自局送信信号を混信信号中の一方の信号のレプリカとし、これを受信信号から差し引くことで他局の信号を分離している。

また、特許文献3には、セル内外での干渉を除去してキャパシティを増大させた多元接続通信システムが開示されている。当該システムでは、隣接セル又は近傍セルで同一周波数のチャネルを使用する一方、各受信機は、受信電力が大きい順に復調し、かつ自身の信号をキャンセルする処理を繰り返すことで全ての信号を検出することを可能としている。

また、特許文献4には、衛星ディジタルビデオ通信等において、バーストモードの大電力ビデオ信号と小さい電力音声信号とを同一周波数帯を介して同時に伝送する技術が開示されている。当該技術では、バーストモードの大電力信号と小電力信号が重畳された信号を受信し、受信信号から大電力信号を検出し、大電力信号が検出された場合にのみ、大電力信号のレプリカを用いて干渉除去を行う。当該干渉除去方法によれば、大電力信号のレプリカ信号が小電力信号にとって干渉信号となることを防ぐことが可能となる。

また、特許文献5には、多数信号が同一周波数上に多重される伝送方式において、少ない計算量で信号を分離して抽出することを可能とする信号分離技術が開示されている。

概要

受信信号に複数の信号が含まれる場合において、各信号成分の到来方向に依存することなく混信信号を分離できる信号分離装置が求められていた。本発明の信号分離装置は、複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列推定する第1情報系列推定手段と、第1情報系列推定手段で推定された第1の信号の情報系列に基づいて第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、混信信号から第1レプリカ信号を差し引くキャンセル手段と、混信信号から第1レプリカ信号が差し引かれたキャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を具備する。

目的

本発明は、上記課題を鑑み、レプリカを持たない受信機に対して、混信信号の各成分の到来方向に依存することなく高精度に信号を分離することができる信号分離装置及び信号分離方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列推定する第1情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引くキャンセル手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を具備する信号分離装置

請求項2

前記第1情報系列推定手段は、複数の信号を含む混信信号の中から信号強度に基づいて第1の信号を復調する第1復調手段と、前記第1復調手段で復調された前記第1の信号を復号して前記第1の信号の情報系列を推定する第1復号手段と、を備え、前記レプリカ生成手段は、前記第1復号手段で推定された前記第1の信号の情報系列を符号化する第1符号化手段と、前記第1符号化手段で符号化された信号を変調して前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する第1変調手段と、を備え、前記第2情報系列推定手段は、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段からの出力信号を復調する第2復調手段と、前記第2復調手段で復調された信号を復号して第2の信号の情報系列を推定する第2復号手段と、を備える請求項1に記載の信号分離装置。

請求項3

前記第1復調手段は、前記混信信号に含まれる最も信号強度の高い信号である第1の信号を復調することを特徴とする、請求項2に記載の信号分離装置。

請求項4

前記第1変調手段は、前記第1復調手段が前記第1の信号を復調する際に再生する搬送波信号を前記第1符号化手段で符号化された信号で変調することにより、前記第1レプリカ信号を生成する、請求項2又は3に記載の信号分離装置。

請求項5

前記キャンセル手段は、前記混信信号が前記第1情報系列推定手段に入力されてから前記レプリカ生成手段より前記第1レプリカ信号が出力されるまでに要する時間分、入力した前記混信信号を遅延させる遅延手段と、前記第1レプリカ信号の振幅位相とを補正する補正手段と、前記遅延手段で遅延された前記混信信号から前記補正手段で補正された第1レプリカ信号を差し引く加算手段と、を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号分離装置。

請求項6

前記混信信号から前記キャンセル手段の出力信号を差し引く第2キャンセル手段と、前記第2キャンセル手段の出力信号から前記第1の信号の情報系列を再度推定する第3情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列又は前記第3情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列のいずれかを選択して前記レプリカ生成手段に出力する切り替え手段と、を更に具備し、前記切り替え手段が前記第3情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列を選択している場合に、前記レプリカ生成手段は、前記前記第3情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の信号分離装置。

請求項7

複数の信号を含む混信信号から第1の順序で信号を分離する第1信号分離手段と、前記混信信号から前記第1の順序とは異なる第2の順序で信号を分離する第2信号分離手段と、前記第1信号分離手段で分離された複数の信号又は前記第2信号分離手段で分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備える信号分離装置。

請求項8

前記第1信号分離手段は、前記混信信号から第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する第1レプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引く第1キャンセル手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を備え、前記第2信号分離手段は、前記混信信号から前記第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、前記第2情報系列推定手段で推定された前記第2の信号の情報系列に基づいて前記第2の信号のレプリカである第2レプリカ信号を生成する第2レプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第2レプリカ信号を差し引く第2キャンセル手段と、前記混信信号から前記第2レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定手段と、を備え、前記選択手段は、前記第1信号分離手段に含まれる前記第1情報系列推定手段及び前記第2情報系列推定手段でそれぞれ推定された前記第1の信号の情報系列及び前記第2の信号の情報系列の組か、前記第2信号分離手段に含まれる前記第1情報系列推定手段及び前記第2情報系列推定手段でそれぞれ推定された前記第1の信号の情報系列及び前記第2の信号の情報系列の組か、のいずれかを選択して出力する、請求項7に記載の信号分離装置。

請求項9

前記第1信号分離手段は、前記第1の順序で分離した信号の品質を推定する第1品質推定手段を更に備え、前記第2信号分離手段は、前記第2の順序で分離した信号の品質を推定する第2品質推定手段を更に備え、前記選択手段は、前記第1品質推定手段で推定された前記品質と前記第2品質推定手段で推定された前記品質とに基づいて、前記第1信号分離手段で分離された複数の信号又は前記第2信号分離手段で分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する、請求項7又は8に記載の信号分離装置。

請求項10

複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定ステップと、前記第1情報系列推定ステップで推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成ステップと、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引くキャンセルステップと、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定ステップと、を有する信号分離方法

技術分野

0001

本発明は、無線通信装置の受信側に用いられる、混信した通信信号の分離技術に関する。

背景技術

0002

近年、無線通信システムにおいては、限られた電波資源の有効活用のため、周波数利用効率の向上が求められている。そのためには、同一周波数に複数の信号を混在させた状態で伝送することが望ましく、受信機においては混信信号を容易に分離する機能が必要となる。

0003

混信した電波がそれぞれ異なる方向から到来している場合、到来方向に基づく混信信号の分離が可能である。例えば、特許文献1では、独立成分分析により信号分離する手法が示されている。

0004

また、特許文献2では、衛星通信における帯域利用率向上のため、同一周波数で双方向通信する方法が提案されている。この通信方法では、2つの地上局が同一の通信衛星に同帯域の信号を送信し、衛星において2つの信号が混信して受信される。

0005

混信信号はそのまま周波数変換されて地上局に送信されるので、地上局では到来方向に基づく信号分離は不可能である。そのため、地上局では自局送信信号を混信信号中の一方の信号のレプリカとし、これを受信信号から差し引くことで他局の信号を分離している。

0006

また、特許文献3には、セル内外での干渉を除去してキャパシティを増大させた多元接続通信システムが開示されている。当該システムでは、隣接セル又は近傍セルで同一周波数のチャネルを使用する一方、各受信機は、受信電力が大きい順に復調し、かつ自身の信号をキャンセルする処理を繰り返すことで全ての信号を検出することを可能としている。

0007

また、特許文献4には、衛星ディジタルビデオ通信等において、バーストモードの大電力ビデオ信号と小さい電力音声信号とを同一周波数帯を介して同時に伝送する技術が開示されている。当該技術では、バーストモードの大電力信号と小電力信号が重畳された信号を受信し、受信信号から大電力信号を検出し、大電力信号が検出された場合にのみ、大電力信号のレプリカを用いて干渉除去を行う。当該干渉除去方法によれば、大電力信号のレプリカ信号が小電力信号にとって干渉信号となることを防ぐことが可能となる。

0008

また、特許文献5には、多数信号が同一周波数上に多重される伝送方式において、少ない計算量で信号を分離して抽出することを可能とする信号分離技術が開示されている。

先行技術

0009

特開2008−92363号公報
米国特許第6859641号明細書
特開2003−209879号公報
特開平06−244746号公報
特開2007−97103号公報

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、背景技術に係る信号分離技術で信号分離を実現するためには、自らの送信信号をレプリカとして保存するための回路が必要となる場合がある。受信機のメモリ量の制限等により自らの送信信号をレプリカとして保存できない場合もあり、同方向から発信された複数の信号で構成される混信信号を分離できないという課題があった。

0011

また、背景技術に係る信号分離技術では、同方向から発信された複数の信号が含まれる混信信号から各信号を分離するために生成するレプリカの精度が上がらず、適切に信号分離ができないという課題があった。

0012

本発明は、上記課題を鑑み、レプリカを持たない受信機に対して、混信信号の各成分の到来方向に依存することなく高精度に信号を分離することができる信号分離装置及び信号分離方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

本発明の一態様である信号分離装置は、複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列推定する第1情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引くキャンセル手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を具備する。

0014

また、本発明の別の一態様である信号分離装置は、複数の信号を含む混信信号から第1の順序で信号を分離する第1信号分離手段と、前記混信信号から前記第1の順序とは異なる第2の順序で信号を分離する第2信号分離手段と、前記第1信号分離手段で分離された複数の信号又は前記第2信号分離手段で分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を具備する。

0015

また、本発明の別の一態様である信号分離方法は、複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定ステップと、前記第1情報系列推定ステップで推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成ステップと、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引くキャンセルステップと、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定ステップと、を有する。

発明の効果

0016

本発明によれば、レプリカを持たない受信機に対して、混信信号の各成分の到来方向に依存することなく高精度に信号を分離することができる信号分離装置及び信号分離方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

実施の形態1に係る信号分離装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る適応キャンセラの具体構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係る信号分離装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係る信号分離装置の第1復調器及び第1変調器の具体構成を示すブロック図である。
実施の形態3に係る信号分離装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態4に係る信号分離装置の全体構成を示すブロック図である。
実施の形態4に係る第1信号分離装置の構成を示すブロック図である。
本発明の信号分離装置の構成を示すブロック図である。
本発明の信号分離方法の処理の流れを示すフローチャート図である。
本発明の別形態の信号分離装置の構成を示すブロック図である。

実施例

0018

本発明の実施の形態について以下に図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。

0019

(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。本実施の形態1に係る信号分離装置は、前段に配置された受信装置より出力された混信信号を入力し、当該混信信号に含まれる複数の信号を分離して出力する装置である。

0020

受信装置は、アンテナで受信された受信信号に対して、フィルタ処理増幅処理ミキシング処理等の各種受信処理を行い、当該受信処理後の混信信号を信号分離装置に出力する。

0021

受信装置は、無線伝送路において複数の信号が重畳された状態の信号を受信するため、混信信号には、複数の信号が含まれている。以下の説明では、混信信号には第1の信号と第2の信号が重畳されているものとして説明するが、これに限定されるものではなく、さらに多くの信号が重畳されていても良い。

0022

また、混信信号に含まれる各信号には、送信装置側誤り訂正符号処理及び変調処理が行われているものとする。

0023

図1は、本発明の実施の形態1に係る信号分離装置100の構成を示すブロック図である。

0024

信号分離装置100は、第1復調器110と、第1復号器120と、第1符号器130と、第1変調器140と、第1適応キャンセラ150と、第2復調器160と、第2復号器170と、を具備する。

0025

第1復調器110は、混信信号に含まれる第1の信号を復調する。第1復調器110は、当該復調後の信号を第1復号器120に出力する。

0026

ここで、第1復調器110は、複数の信号を含む混信信号の中から信号強度に基づいて第1の信号を復調する。より具体的には、第1復調器110は、混信信号に含まれる複数の信号について、各信号強度に着目し、最も強度の高い第1の信号を復調する。

0027

第1復号器120は、第1復調器110からの出力を復号して第1の信号の情報系列を推定する。第1復調器110で復調された信号を復号器120で誤り訂正復号することにより、第1の信号に関する高品質な情報系列を推定する。第1復号器120で復号された第1の信号の情報系列は、受信データとして各種アプリケーションに送られる一方、第1符号器130へ出力される。

0028

以下の説明では、上記第1復調器110と第1復号器120とを合わせて、複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する手段であるとして、第1情報系列推定手段と称することがある。

0029

第1符号器130は、第1復号器120で復号された第1の信号の情報系列に対して再符号化を行う。

0030

第1変調器140は、第1符号器130で再符号化することで推定した情報系列を再変調することにより、第1の信号のレプリカを生成する。

0031

以下の説明では、第1符号器130と第1変調器140とを合わせて、第1情報系列推定手段で推定された第1の信号の情報系列に基づいて当該第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する手段であるとして、第1レプリカ生成手段と称することがある。

0032

第1適応キャンセラ150は、混信信号中の第1の信号成分と第1レプリカ信号との振幅及び位相差異を推定し、当該差異が最小になるように第1レプリカ信号を補正する。第1適応キャンセラ150は、補正後の第1レプリカ信号を混信信号から差し引くことにより、第2の信号成分を抽出する。第1適応キャンセラ150は、抽出した第2の信号成分を第2復調器160に出力する。

0033

第2復調器160は、第1適応キャンセラ150で抽出された第2の信号成分を復調し、復調後の信号を第2復号器170に出力する。

0034

第2復号器170は、第2復調器160で復調された信号に対して誤り訂正復号することで、第2の信号に関する高品質な情報系列を推定する。

0035

以下の説明では、第2復調器160と第2復号器170とを合わせて、混信信号から第1レプリカ信号が差し引かれた第1適応キャンセラ150の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する手段であるとして、第2情報系列推定手段と称することがある。

0036

次に、図1に示す第1適応キャンセラ150における作用について図2を参照して説明する。第1適応キャンセラ150は、混信信号から第1レプリカ信号を差し引くキャンセル処理を行う。図2は、第1適応キャンセラ150の構成を示すブロック図である。第1適応キャンセラ150は、遅延器151と、適応フィルタ152と、加算器153と、を備える。

0037

遅延器151は、入力した混信信号を遅延させ、遅延後の混信信号を加算器153に出力する。遅延器151は、第1復調器110、第1復号器120、第1符号器130、及び第1変調器140で生じる遅延に相当する量の遅延を混信信号に付加することにより、混信信号に含まれる第1の信号成分とレプリカ信号との時間差を解消する。

0038

適応フィルタ152は、第1変調器140からの出力である第1レプリカ信号の振幅及び位相を補正する。適応フィルタ152は、補正後の第1レプリカ信号を加算器153に出力する。

0039

加算器153は、遅延器151より入力した遅延後の混信信号から適応フィルタ152より入力した補正後第1レプリカ信号を差し引くことで、混成信号に含まれる第1の信号成分を取り除き、第2の信号成分を抽出する。

0040

このように、第1適応キャンセラ150は、混信信号が第1情報系列推定手段に入力されてから第1レプリカ生成手段より第1レプリカ信号が出力されるまでに要する時間分、入力する混信信号を遅延させる遅延器151と、第1レプリカ信号の振幅と位相とを補正する適応フィルタ152と、遅延器151で遅延された混信信号から適応フィルタ152で補正された第1レプリカ信号を差し引く加算器153と、を備える。

0041

第1適応キャンセラ150では、第1レプリカ信号と混信信号に含まれる第1の信号成分との相関が高く、第2の信号成分との相関が低いことに基づき、第1レプリカ信号を補正する。適応フィルタ152は、第1レプリカ信号と適応フィルタ152の出力との差分の2乗平均値(平均2乗誤差)が最小になるように、フィルタ係数を自動的に調整する。このことは、第1の信号成分とレプリカとの差分の2乗平均値を最小にすることを意味するので、混信信号から第1の信号成分を除去することができる。

0042

なお、混信信号から第1レプリカ信号を差し引くキャンセル処理の方法は上記第1適応キャンセラ150における方法に限定されるものではなく、その他のキャンセル処理方法を利用して第1の信号の信号成分を取り除く構成とすることが可能である。

0043

また、復調器からの出力信号でなく、復号器の出力結果による情報系列信号を用い、その信号の再符号化及び再変調を行うことで、信号精度の高い第1の信号のレプリカを生成することができ、精度良く混信信号に含まれる各信号の分離を行うことができる。

0044

また、混信信号間の強度差のみに基づいてレプリカを生成し、生成したレプリカを受信信号から差し引くことで信号を分離する構成とすることにより、各信号成分の到来方向に依存することなく混信信号を分離できることができる。

0045

(実施の形態2)
本実施の形態2に係る信号分離装置200は、実施の形態1に係る信号分離装置100と比較して、復調器より出力した搬送波信号が変調器に入力される点を特徴とする。以下、図面を参照して説明する。但し、実施の形態1で既に説明した部分については説明を一部省略し、実施の形態1との差異について説明する。

0046

図3は、本実施の形態2に係る信号分離装置200の構成を示すブロック図である。信号分離装置200は、第1復調器210と、第1復号器120と、第1符号器130と、第1変調器240と、第1適応キャンセラ150と、第2復調器160と、第2復号器170と、を具備する。

0047

第1復調器210は、混信信号に含まれる複数の信号について、各信号強度に着目し、最も強度の高い第1の信号を復調する。ここで、第1復調器210は、復調用に生成する搬送波信号を第1変調器240に出力する。

0048

第1変調器240は、第1符号器130で再符号化された第1の信号の情報系列を再変調することにより、第1の信号のレプリカを生成する。ここで、第1変調器240は、第1復調器210で信号復調用に生成される搬送波信号を入力し、当該入力した搬送波信号を用いて第1符号器130で再符号化された信号に対する変調処理を行う。

0049

当該構成とすることにより、後段の第1適応キャンセラ150は、より高い精度で生成されるレプリカ信号を用いてキャンセル処理を行うことができるため、より品質の高い第2信号の情報系列を取り出すことが可能となる。

0050

すなわち、第1適応キャンセラ150では、混信信号に含まれる第1の信号成分との差分が最小になるように、第1の信号のレプリカ信号を補正する。その際、2つの信号の搬送波周波数に大きな誤差があると、効果的に補正できない現象が生じる。そこで本実施形態では、第1復調器210で生成した第1の信号の搬送波信号を、第1変調器240で生成するレプリカ信号の搬送波信号として利用することにより、2つの信号の搬送波周波数の誤差を解消する。

0051

次に、第1復調器210及び第1変調器240における作用について図4を参照して詳しく説明する。図4は、本実施形態における第1復調器210と第1変調器240の構成を示すブロック図である。

0052

第1復調器210は、第1乗算器211及び第2乗算器212と、第1低域通過フィルタ213及び第2低域通過フィルタ214と、搬送波再生器215と、位相シフタ216と、を備える。

0053

第1乗算器211及び第2乗算器212は、それぞれ混信信号と搬送波とを乗算する。第1乗算器211は、復調前の混信信号の同相成分を搬送波再生器215で生成された搬送波を用いて復調し、復調した同相成分の信号を第1低域通過フィルタ213に出力する。第2乗算器212は、復調前の混信信号の直交成分を搬送波再生器215で生成された搬送波を用いて復調し、復調した直交成分の信号を第2低域通過フィルタ214に出力する。

0054

第1低域通過フィルタ213は、第1乗算器211で復調された同相成分の信号の高域成分を阻止して、復調後の同相成分の混信信号を出力する。

0055

第2低域通過フィルタ214は、第2乗算器212で復調された直交成分の信号の高域成分を阻止して、復調後の直交成分の混信信号を出力する。

0056

搬送波再生器215は、第1低域通過フィルタ213及び第2低域通過フィルタ214よりそれぞれ出力された復調後の混信信号から第1の信号の搬送波信号を再生する。搬送波再生器215は、再生した搬送波信号を第1乗算器211と位相シフタ216に出力する。また、搬送波再生器215は、再生した搬送波信号を第1変調器240に出力する。

0057

位相シフタ216は、第1の信号の搬送波信号の位相を90°シフトし、移相後の搬送波信号を第2乗算器212に出力する。また、位相シフタ216は、移相後の搬送波信号を第1変調器240に出力する。

0058

このように、復調器210では、復調信号から再生した搬送波信号を復調処理フィードバックするループを繰り返すことにより、第1の信号の搬送波周波数の変動に追従し、誤差の小さい搬送波信号を出力することが可能となる。

0059

次に、第1変調器240について詳しく説明する。第1変調器240は、シンボル変換器241と、第3低域フィルタ242と、第4低域フィルタ243と、第3乗算器244と、第4乗算器245と、を備える。

0060

シンボル変換器241は、前段の第1符号器130で再符号化された第1の信号の情報系列を変調用シンボル情報に変換する。シンボル変換器241は、変調用のシンボル情報のうち、同相成分に関するシンボル情報を第3低域フィルタ242に、直交成分に関するシンボル情報を第4低域フィルタ243にそれぞれ出力する。

0061

第3低域フィルタ242と第4低域フィルタ243とは、それぞれシンボル変換器241より入力したシンボル情報の高周波成分を除去して波形整形を行い、波形整形後のシンボル情報をそれぞれ第3乗算器244と第4乗算器245に出力する。

0062

第3乗算器244は、第3低域フィルタ242より入力した同相成分のシンボル情報を第1復調器210の搬送波再生器215で生成された搬送波信号に乗算することで同相成分の変調信号を生成する。

0063

第4乗算器245は、第4低域フィルタ243より入力した直交成分のシンボル情報を第1復調器210の位相シフタ216で移相された搬送波信号に乗算することで直交成分の変調信号を生成する。その後、第3乗算器244及び第4乗算器245からの出力である同相成分の変調信号と直交成分の変調信号が合わせられて第1レプリカ信号となる。

0064

このように、第1変調器240は、第1復調器210が第1の信号を復調する際に再生する搬送波信号を第1符号器130で符号化された信号で変調することにより、第1レプリカ信号を生成する。第1復調器210で再生された第1の信号の搬送波信号を利用して第1の信号の情報系列を再変調することにより、搬送波周波数誤差の小さいレプリカ信号を生成することが可能となる。

0065

(実施の形態3)
本実施の形態3に係る信号分離装置300は、実施の形態2に係る信号分離装置200と比較して、新たに第2適応キャンセラ350と、第3復調器360と、第3復号器370と、切替器380と、が追加された構成であることを特徴とする。

0066

第2適応キャンセラ350は、混信信号と第1適応キャンセラ150から出力されるキャンセル処理後の信号とを入力する。ここで、第1適応キャンセラ150から入力する信号は、混信信号から第1の信号の信号成分が取り除かれた信号であるため、当該信号を第2の信号のレプリカとみなすことができる。

0067

そこで、以下の説明では、当該第1適応キャンセラ150から出力される信号を第2レプリカ信号と称する。第2適応キャンセラ350は、混信信号から第2レプリカ信号を差し引くキャンセル処理を行う。第2適応キャンセラ350の具体的構成は、図2で説明した第1適応キャンセラ150と同一の構成とすることができる。

0068

第2適応キャンセラ350は、混信信号から第2の信号のレプリカとみなした第2レプリカ信号を差し引くことで、第1の信号の信号成分がより強調された信号を第3復調器360へ出力する。

0069

第3復調器360は、適応キャンセラ350から出力された第1の信号の信号成分がより強調された信号を入力して第1の信号を復調し、復調後の信号を第3復号器370に出力する。

0070

第3復号器370は、第3復調器360より入力した復調後の信号を復号することで、第1の信号の情報系列を推定する。第3復号器370は、推定した第1の信号の情報系列を切替器380に出力する一方、最終的に確定した第1の信号の情報系列として後段の信号処理装置に出力する。

0071

以下の説明では、第3復調器360と第3復号器370とを合わせて、複数の信号を含む混信信号から第2の信号のレプリカが差し引かれたキャンセル後信号より第1の信号の情報系列を推定する手段であるとして、第3情報系列推定手段と称することがある。

0072

従って、本実施の形態3に係る信号分離装置300には、第1の信号の情報系列を推定する推定手段として、少なくとも、第1情報系列推定手段及び第3情報系列推定手段の2つの推定手段を有することを特徴としている。

0073

切替器380は、第1復号器120からの出力である第1の信号の情報系列の推定結果と、第3復号器120からの出力である第1の信号の情報系列の推定結果のいずれか片方を選択して第1符号器130に出力する。すなわち、切替器380は、第1符号器130の接続先として第1復号器120又は第3復号器370のいずれかとなるように切り替える。

0074

図5を参照して、以上を纏めると、信号分離装置300は、複数の信号を含む混信信号から第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定部310と、前記第1の信号の情報系列に基づいて第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成部320と、を具備する。また、信号分離装置300は、複数の信号を含む混信信号から第1レプリカ信号を差し引くことで第2の信号のレプリカである第2レプリカ信号を生成する第1適応キャンセラ(第1キャンセル部)150と、第2レプリカ信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定部330と、を具備する。更に、信号分離装置300は、複数の信号を含む混信信号から第2レプリカ信号を差し引く第2適応キャンセラ(第2キャンセル部)350と、前記混信信号から第2レプリカ信号が差し引かれた第2キャンセル部350の出力信号から第1の信号の情報系列を推定する第3情報系列推定部340と、を具備する。更に、信号分離装置300は、切替器380を具備する。切替器380は、第1情報系列推定部310で推定された第1の信号の情報系列か第3情報系列推定部340で推定された第1の信号の情報系列かのいずれか片方を選択して第1レプリカ生成部320に出力する。切替器380は、信号分離装置300に新たに混信信号が入力された場合は、第1情報系列推定部310で推定された第1の信号の情報系列を第1レプリカ生成部320に出力する一方、その後は、第3情報系列推定部340で推定された第1の信号の情報系列を第1レプリカ生成部320に出力するよう切り替える。第3情報系列推定部340よりフィードバックされる推定結果の方が、第1情報系列推定部340における推定結果と比較して、高精度に第1の信号の情報系列が推定されている確立が高いためである。

0075

以上のように、本実施の形態3に係る信号分離装置300では、混信信号の信号強度が小さい場合でも、信号分離を高い精度で実現可能としている。具体的には、高精度の第1の信号のレプリカ信号を生成するために、第1適応キャンセラ150の出力である第2の信号のレプリカ信号を用い、第1の信号の情報系列を推定する。その出力を切替器380に入力することで、第1復号器120の出力より高い精度の第1の信号の情報系列による第1のレプリカ信号の生成を可能とする。この処理がフィードバック的に繰り返されることで、結果的に、高い精度の第1および、第2の情報系列の信号を実現することが可能となる。

0076

当該信号分離方法は、特に混信信号のレベル差が小さい場合に有効である。混信信号のレベル差が所定の基準以下である場合に、分離された第2の信号をレプリカ信号としてフィードバックして第1の信号のレプリカを生成することで、精度の高いレプリカ信号を生成することができる。

0077

なお、混信信号のレベル差が所定の基準値を超えているかを判定する判定部を更に備え、当該判定部で当該レベル差が所定の基準値を下回っている場合に、当該第2の信号をレプリカ信号としてフィードバックして第1の信号のレプリカを生成する当該信号分離方法を利用する構成としても良い。

0078

(実施の形態4)
本実施の形態4に係る信号分離装置1000は、混信信号から異なる順序で情報系列を取り出す複数の信号分離機能を備えることを特徴とする。以下、図面を参照して説明する。但し、実施の形態1〜3で既に説明した部分については説明を一部省略し、実施の形態1〜3との差異について説明する。

0079

図6は、本実施の形態4に係る信号分離装置1000の全体構成を示すブロック図である。信号分離装置1000は、大きく分けて、第1の順序で信号分離を行う第1信号分離装置400と、第2の順序で信号分離を行う第2信号分離装置500と、第1信号分離装置400及び第2信号分離装置500からの出力を切り替えて出力する切替器600と、を含んで構成される。

0080

まず、第1信号分離装置400について説明する。第1信号分離装置400は、第1情報系列推定部410と、第1レプリカ生成部420と、第1キャンセル処理部430と、第2情報系列推定部440と、を備える。

0081

第1情報系列推定部410は、複数の信号が重畳された混信信号から第1の信号の情報系列を推定する。第1情報系列推定部410は、推定した第1の信号の情報系列を切替器600に出力すると共に、第1レプリカ生成部420に出力する。

0082

第1レプリカ生成部420は、第1情報系列推定部410で推定された第1の信号の情報系列から第1レプリカ信号を生成し、生成した第1レプリカ信号を第1キャンセル処理部430に出力する。

0083

第1キャンセル処理部430は、混信信号から第1レプリカ信号の信号成分を取り除くキャンセル処理を行い、当該キャンセル処理後の信号を第2情報系列推定部440に出力する。

0084

第2情報系列推定部440は、キャンセル処理後の信号から第2の信号の情報系列を推定する。第2情報系列推定部440は、推定した第2の信号の情報系列を切替器600に出力する。

0085

次に、第2信号分離装置500について説明する。第2信号分離装置500は、第1信号分離装置400と比較して、混信信号から情報系列を取り出す順序が異なり、先に第2の信号の情報系列の推定を行う。上記推定順序を除き、第1信号分離装置400と第2信号分離装置500は同一の機能構成を取る。

0086

第2信号分離装置500は、第2情報系列推定部510と、第2レプリカ生成部520と、第2キャンセル処理部530と、第1情報系列推定部540と、を備える。

0087

第2情報系列推定部510は、複数の信号が重畳された混信信号から第2の信号の情報系列を推定し、推定した第2の信号の情報系列を切替器600と、第2レプリカ生成部520に出力する。

0088

第2レプリカ生成部520は、第2情報系列推定部510で推定された第2の信号の情報系列から第2レプリカ信号を生成し、生成した第2レプリカ信号をキャンセル処理部530に出力する。

0089

第2キャンセル処理部530は、混信信号から第2レプリカ信号の信号成分を取り除くキャンセル処理を行い、当該キャンセル処理後の信号を第1情報系列推定部540に出力する。

0090

第1情報系列推定部540は、キャンセル処理後の信号から第1の信号の情報系列を推定し、推定した第1の信号の情報系列を切替器600に出力する。

0091

なお、上記第2信号分離装置500に含まれる第2情報系列推定部510及び第1情報系列推定部540は、信号分離装置1000全体でみた場合には、第3、第4の情報系列推定部になる。従って、以下の説明では、当該第2信号分離装置500に含まれる第2情報系列推定部510及び第1情報系列推定部540をそれぞれ第3情報系列推定部、第4情報系列推定部と称することがある。

0092

次に、切替器600について説明する。なお、切替器600は、後述するように第1信号分離装置400で分離された複数の信号又は第2信号分離装置500で分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する機能を有するため、以下の説明では選択部と称することがある。

0093

切替器600は、第1信号分離装置400からの出力と第2信号分離装置500からの出力を適切に切り替える。すなわち、切替器600は、第1信号分離装置400において先に推定されて取り出された第1の信号の情報系列か、第2信号分離装置500において後に推定されて取り出された第1の信号の情報系列のいずれかを選択し、選択した第1の信号の情報系列を後段に出力する。同様に、切替器600は、第1信号分離装置400において後に推定されて取り出された第2の信号の情報系列か、第2信号分離装置500において先に推定されて取り出された第2の信号の情報系列のいずれかを選択し、選択した第2の信号の情報系列を後段に出力する。

0094

このように切替器600が、第1信号分離装置400又は第2信号分離装置500からの出力を適切に切り替えることにより、相対的な信号強度の変動に追従することが可能となる。

0095

切替器600における2つの信号分離装置からの出力の切替機能は、例えば第1の信号と第2の信号の通信品質を比較し、より品質の高い方を選択することにより実現可能である。切替器600の出力は、第1信号分離装置400と第2信号分離装置500とにそれぞれ含まれる通信品質推定器の出力を常に監視することで、受信する混信信号の通信品質に変化が生じた場合でも、最適な出力を得る。

0096

次に、通信品質情報を生成する手段の一例について図7を参照して説明する。

0097

図7は、第1の信号の通信品質の推定機能を追加した場合の、第1信号分離装置400の構成を示すブロック図である。図7において、第1信号分離装置400は、新たに通信品質推定器450を備えることを特徴とする。

0098

また、第1情報系列推定部410は、混信信号に含まれる第1の信号を復調する復調器411と、復調器411の出力を復号して第1の信号の情報系列を推定する復号器412と、を含んで構成される。復調器411及び復号器412は、それぞれ実施の形態2における復調器210及び復号器220と略同一であるため説明を省略する。

0099

また、第1レプリカ生成部420は、第1の信号の情報系列を再符号化する符号器421と、符号器421の出力を再変調してレプリカ信号を生成する変調器422と、を含んで構成される。符号器421及び変調器422は、それぞれ実施の形態2における符号器230及び変調器240と略同一であるため説明を省略する。

0100

また、キャンセル処理部430は、適応キャンセラ431を用いることができる。適応キャンセラ431の構成は、実施の形態1における第1適応キャンセラ150と同一の構成と略同一であるため説明を省略する。

0101

また、第2情報系列推定部440は、適応キャンセラ431からの出力を復調する第2復調器441と、第2復調器441からの出力を復号して第2の情報系列を推定する第2復号器442と、を含んで構成される。第2復調器441及び第2復号器442は、実施の形態1における第2復調器160及び第2復号器170と略同一であるため説明を省略する。

0102

次に、通信品質推定器450について詳しく説明する。通信品質推定器450は、第1復調器411からの出力と第1符号器421からの出力との、ビット単位の差分を算出することで、第1の信号の通信品質を推定する。通信品質推定器450は、推定した品質を第1の信号の通信品質情報として切替器600に出力する。

0103

第1の信号の通信品質が高い場合、第1復号器412で訂正される誤りビット数は小さくなるので、第1復調器411の出力と第1符号器421の出力との差分も小さくなる。逆に、通信品質が低い場合は、出力間の差分は大きくなる。

0104

第2信号分離装置500についても、上述した第1信号分離装置400と同様、最初に復調する第2の信号の通信品質を推定し、推定した品質を第2の信号の通信品質情報として切替器600に出力する通信品質推定器550を更に備える。なお、他の構成は、第1信号分離装置300と略同一であるため説明を省略する。

0105

切替器600は、第1信号分離装置400に含まれる通信品質推定器450より入力する第1の信号の通信品質情報と、第2信号分離装置500に含まれる通信品質推定器550より入力する第2の信号の通信品質情報と、に基づいて選択する情報系列を決定する。

0106

以上のように、本実施の形態では、実施の形態1又は実施の形態2における信号分離装置が複数並列に配置される構成をとる。ここで、各信号分離装置は、予め定められた順序で混成信号から複数の情報系列を取り出す。

0107

具体的に第1信号分離装置は、第1の信号を復調・復号して第1の信号に関する情報系列を推定する一方、レプリカを生成し、これと混信信号との差分から第2の信号に関する情報系列を推定する。これに対し、第2信号分離装置は、先に第2の信号を復調・復号して第2の信号に関する情報系列を推定する一方、レプリカを生成し、これと混信信号との差分から第1の信号に関する情報系列を推定する。

0108

これらの2つの信号分離装置からそれぞれ得られる出力は、相対的に、第1の信号強度が高い場合は第1信号分離装置からの出力が、一方、第2の信号強度が高い場合は第2信号分離装置からの出力が、それぞれ望ましい推定結果となる関係にある。そこで、切替器(選択部)は、第1通信品質推定器(第1品質推定部)で推定された品質と第2通信品質推定器(第2品質推定部)で推定された品質とを比較し、第1信号分離装置又は第2信号分離装置のうち、前記の品質が良好である方の信号分離装置で分離された複数の信号を選択して出力する構成とする。

0109

このように切替器が、各信号分離装置で得られる品質情報等に基づいていずれかの推定結果を選択して出力することで、信号分離装置全体からの出力として得られる第1の信号の情報系列と第2の信号の情報系列は、高い品質を維持することが可能となる。

0110

以上各実施の形態で説明したように、本発明の信号分離装置の構成によれば、混信信号間の強度差のみに基づき一方の信号のレプリカを生成し、これを受信信号から差し引くことで信号を分離することが可能であるため、レプリカを持たない受信機においても、各信号成分の到来方向に依存しない混信信号の分離が可能となる。

0111

なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記各実施の形態で説明した各機能はハードウェアによって実現されていても良いし、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現されていても良い。また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク磁気テープハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROMPROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。

0112

また、本発明は上記説明した各実施の形態を適宜組み合わせることが可能である。例えば、実施の形態3に係るフィードバック処理を行う信号分離装置を実施の形態4に係る第1信号分離装置及び第2信号分離装置とする構成としても良い。

0113

また、上記説明では、第1の信号と第2の信号を分離する技術について説明したがこれに限定するものではない。混信信号に更に複数の信号が重畳されている場合は、第1〜第Nの信号を分離する構成とすることができる。

0114

すなわち、図8に示すように、上記説明した本発明に係る信号分離装置1は、第1情報系列推定部11と、レプリカ生成部12と、キャンセル部13と、第2情報系列推定部14と、を具備する。第1情報系列推定部11は、複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する。レプリカ生成部12は、第1情報系列推定部11で推定された第1の信号の情報系列に基づいて第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する。キャンセル部13は、混信信号から第1レプリカ信号を差し引く。第2情報系列推定部14は、混信信号から第1レプリカ信号が差し引かれたキャンセル部13の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する。

0115

図9は本発明に係る信号分離方法の処理の流れを示すフローチャート図である。複数の信号が含まれる混信信号が入力されると、第1情報系列推定部11は、混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する(ステップS101)。続いて、レプリカ生成部12は、第1情報系列推定部11で推定された第1の信号の情報系列に基づいて第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する(ステップS102)。次に、キャンセル部13は、混信信号から第1レプリカ信号を差し引く(ステップS103)。次に、第2情報系列推定部14は、混信信号から第1レプリカ信号が差し引かれたキャンセル部13の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する(ステップS104)。

0116

ここで、図10に示すように、信号分離装置1に、第2レプリカ生成部15と、第2キャンセル部16と、第3情報系列推定部17とを設ける。第2レプリカ生成部15は、第2情報系列推定部14で推定された第2の信号の情報系列に基づいて第2の信号のレプリカである第2レプリカ信号を生成する。第2キャンセル部16は、混信信号からレプリカ生成部12で生成された第1レプリカ信号と、第2レプリカ生成部15で生成された第2レプリカ信号と、を差し引く。そして第3情報系列推定部17は第2キャンセル部16からの出力信号を第2の信号から第3の信号の情報系列を推定する。このように構成しても良い。更に複数の信号を分離する場合においても、同様に第Nレプリカ生成部と第Nキャンセル部と第(N+1)情報系列推定部を追加で設けることで対応可能である。

0117

また、上記多段式の信号分離装置を実施の形態3や実施の形態4に組み込むことも可能である。その他、本発明は以下の形態を取ることが可能である。

0118

(付記1)
複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引くキャンセル手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を具備する信号分離装置。
(付記2)
前記第1情報系列推定手段は、複数の信号を含む混信信号の中から信号強度に基づいて第1の信号を復調する第1復調手段と、前記第1復調手段で復調された前記第1の信号を復号して前記第1の信号の情報系列を推定する第1復号手段と、を備え、
前記レプリカ生成手段は、前記第1復号手段で推定された前記第1の信号の情報系列を符号化する第1符号化手段と、前記第1符号化手段で符号化された信号を変調して前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する第1変調手段と、を備え、
前記第2情報系列推定手段は、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段からの出力信号を復調する第2復調手段と、前記第2復調手段で復調された信号を復号して第2の信号の情報系列を推定する第2復号手段と、を備える付記1に記載の信号分離装置。
(付記3)
前記第1復調手段は、前記混信信号に含まれる最も信号強度の高い信号である第1の信号を復調することを特徴とする、付記2に記載の信号分離装置。
(付記4)
前記第1変調手段は、前記第1復調手段が前記第1の信号を復調する際に再生する搬送波信号を前記第1符号化手段で符号化された信号で変調することにより、前記第1レプリカ信号を生成する、付記2又は3に記載の信号分離装置。
(付記5)
前記キャンセル手段は、前記混信信号が前記第1情報系列推定手段に入力されてから前記レプリカ生成手段より前記第1レプリカ信号が出力されるまでに要する時間分、入力した前記混信信号を遅延させる遅延手段と、前記第1レプリカ信号の振幅と位相とを補正する補正手段と、前記遅延手段で遅延された前記混信信号から前記補正手段で補正された第1レプリカ信号を差し引く加算手段と、を備える付記1乃至4のいずれか1項に記載の信号分離装置。
(付記6)
前記混信信号から前記キャンセル手段の出力信号を差し引く第2キャンセル手段と、前記第2キャンセル手段の出力信号から前記第1の信号の情報系列を再度推定する第3情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列又は前記第3情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列のいずれかを選択して前記レプリカ生成手段に出力する切り替え手段と、を更に具備し、
前記切り替え手段が前記第3情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列を選択している場合に、前記レプリカ生成手段は、前記前記第3情報系列推定手段で推定される前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する、
付記1乃至5のいずれか1項に記載の信号分離装置。
(付記7)
複数の信号を含む混信信号から第1の順序で信号を分離する第1信号分離手段と、前記混信信号から前記第1の順序とは異なる第2の順序で信号を分離する第2信号分離手段と、前記第1信号分離手段で分離された複数の信号又は前記第2信号分離手段で分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備える信号分離装置。
(付記8)
前記第1信号分離手段は、
前記混信信号から第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定手段と、前記第1情報系列推定手段で推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する第1レプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引く第1キャンセル手段と、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、を備え、
前記第2信号分離手段は、前記混信信号から前記第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定手段と、前記第2情報系列推定手段で推定された前記第2の信号の情報系列に基づいて前記第2の信号のレプリカである第2レプリカ信号を生成する第2レプリカ生成手段と、前記混信信号から前記第2レプリカ信号を差し引く第2キャンセル手段と、前記混信信号から前記第2レプリカ信号が差し引かれた前記キャンセル手段の出力信号から第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定手段と、を備え、
前記選択手段は、前記第1信号分離手段に含まれる前記第1情報系列推定手段及び前記第2情報系列推定手段でそれぞれ推定された前記第1の信号の情報系列及び前記第2の信号の情報系列の組か、前記第2信号分離手段に含まれる前記第1情報系列推定手段及び前記第2情報系列推定手段でそれぞれ推定された前記第1の信号の情報系列及び前記第2の信号の情報系列の組か、のいずれかを選択して出力する、付記7に記載の信号分離装置。
(付記9)
前記第1信号分離手段は、前記第1の順序で分離した信号の品質を推定する第1品質推定手段を更に備え、前記第2信号分離手段は、前記第2の順序で分離した信号の品質を推定する第2品質推定手段を更に備え、
前記選択手段は、前記第1品質推定手段で推定された前記品質と前記第2品質推定手段で推定された前記品質とに基づいて、前記第1信号分離手段で分離された複数の信号又は前記第2信号分離手段で分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する、付記7又は8に記載の信号分離装置。
(付記10)
複数の信号を含む混信信号から信号強度に基づいて第1の信号の情報系列を推定する第1情報系列推定ステップと、前記第1情報系列推定ステップで推定された前記第1の信号の情報系列に基づいて前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成するレプリカ生成ステップと、前記混信信号から前記第1レプリカ信号を差し引くキャンセルステップと、前記混信信号から前記第1レプリカ信号が差し引かれた信号から第2の信号の情報系列を推定する第2情報系列推定ステップと、を有する信号分離方法。
(付記11)
前記レプリカ生成手段は、前記第1情報系列推定手段が前記第1の信号の情報系列を推定する際に再生する搬送波信号を用いて前記第1レプリカ信号を生成する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の信号分離装置。
(付記12)
前記切り替え手段は、前記キャンセル手段へ前記第1情報系列推定手段で推定された前記第1の信号の情報系列を出力した後、前記キャンセル手段へ出力する前記第1の信号の情報系列の入力元を前記第1情報系列推定手段から前記第3情報系列推定手段へ切り替える、付記6に記載の信号分離装置。
(付記13)
前記第1信号分離手段に含まれる前記第1情報系列推定手段は、前記混信信号の中から第1の信号を復調する第1復調手段と、前記第1復調手段で復調された前記第1の信号を復号して前記第1の信号の情報系列を推定する第1復号手段と、を備え、
前記第1信号分離手段に含まれる前記レプリカ生成手段は、前記第1復号手段で推定された前記第1の信号の情報系列を符号化する第1符号化手段と、前記第1符号化手段で符号化された信号を変調して前記第1の信号のレプリカである第1レプリカ信号を生成する第1変調手段と、を備え、
前記第2信号分離手段に含まれる前記第2情報系列推定手段は、前記混信信号の中から第2の信号を復調する第2復調手段と、前記第2復調手段で復調された前記第2の信号を復号して前記第2の信号の情報系列を推定する第2復号手段と、を備え、
前記第2信号分離手段に含まれる前記レプリカ生成手段は、前記第2復号手段で推定された前記第2の信号の情報系列を符号化する第2符号化手段と、前記第2符号化手段で符号化された信号を変調して前記第2の信号のレプリカである第2レプリカ信号を生成する第2変調手段と、を備える、付記8に記載の信号分離装置。
(付記14)
前記第1信号分離手段は、前記第1復調手段からの出力と前記第1符号化手段からの出力とのビット単位の差分に基づいて前記第1の信号の品質を推定する第1品質推定手段を更に備え、
前記第2信号分離手段は、前記第2復調手段からの出力と前記第2符号化手段からの出力とのビット単位の差分に基づいて前記第2の信号の品質を推定する第2品質推定手段を更に備え、
前記選択手段は、前記第1品質推定手段で推定された前記品質と前記第2品質推定手段で推定された前記品質とに基づいて、前記第1信号分離手段で分離された前記第1の信号及び前記第2の信号か、又は、前記第2信号分離手段で分離された前記第2の信号及び前記第1の信号か、のいずれか片方の信号ペアを選択して出力する、付記13に記載の信号分離装置。
(付記15)
前記選択手段は、前記第1品質推定手段で推定された前記品質と前記第2品質推定手段で推定された前記品質とを比較し、前記第1信号分離手段又は前記第2信号分離手段のうち、前記品質が良好である方の信号分離手段で分離された複数の信号を選択して出力する、付記9、13、14のいずれか1項に記載の信号分離装置。
(付記16)
複数の信号を含む混信信号から第1の順序で信号を分離する第1信号分離ステップと、前記混信信号から前記第1の順序とは異なる第2の順序で信号を分離する第2信号分離ステップと、前記第1信号分離ステップで分離された複数の信号又は前記第2信号分離ステップで分離された複数の信号のいずれかを選択して出力する選択ステップと、を有する信号分離方法。

0119

1信号分離装置11 第1情報系列推定部
12レプリカ生成部 13キャンセル部
14 第2情報系列推定部 15 第2レプリカ生成部
16 第2キャンセル部 17 第3情報系列推定部
100 信号分離装置 110 第1復調器
120 第1復号器130 第1符号器
140変調器150適応キャンセラ
151遅延器152適応フィルタ
153加算器160 復調器
170 復号器 200 信号分離装置
210 第1復調器 211 第1乗算器
212 第2乗算器 213 第1低域通過フィルタ
214 第2低域通過フィルタ 215搬送波再生器
216位相シフタ220 第1復号器
230 第1符号器 240 第1変調器
241シンボル変換器 242 第3低域フィルタ
243 第4低域フィルタ 244 第3乗算器
245 第4乗算器 300 信号分離装置
310 第1情報系列推定部 320 第1レプリカ生成部
330 第2情報系列推定部 340 第3情報系列推定部
350 第2適応キャンセラ 360 第3復調器
370 第3復号器 380切替器
400 第1信号分離装置 410 第1情報系列推定部
411 第1復調器 412 第1復号器
420 第1レプリカ生成部 421 第1符号器
422 第1変調器 430 第1キャンセル処理部
431 第1適応キャンセラ 440 第2情報系列推定部
441 第2復調器 442 第2復号器
450 第1通信品質推定器 500 第2信号分離装置
510 第2情報系列推定部 520 第2レプリカ生成部
530 第2キャンセル処理部 540 第1情報系列推定部
550 第2通信品質推定器 600 切替器(選択部)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ