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技術 情報処理装置及び方法

出願人 ヤフー株式会社
発明者 須山温人
出願日 2012年3月19日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2012-062134
公開日 2013年9月30日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2013-196313
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 小口部分 隣接ページ 物理的実体 加速センサ 電子書籍ファイル 情報処理機構 ページ端 電子書籍ビューア

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課題

直感的な操作電子書籍ページをめくること。

解決手段

電子書籍などとして画面表示された文書ファイルのページに対し、指などで触れる操作をするとそのページを記憶し、後で所定の復帰操作受けてそのページに戻ることにより、実際の本に準じた操作となるので、任意のページの記憶とそのページへの復帰を直感的な操作で実現できる。電子書籍などとして画面表示された文書ファイルの右端や左端の小口部分に触れながら指を移動させることでパラパラと連続してページがめくれることにより、実際の本に準じた操作となるので、直感的な操作で電子書籍のページをめくることができる。

この項目の情報は公開日時点(2013年9月30日)のものです。
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背景

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従来、ユーザは、実際の本を斜め読み、或いはとばし読みする際に、本のいわゆる小口に指をあて、パラパラとページをめくる動作をしばしば行う。一方、近年普及が目覚ましい電子書籍においては、物理的実体がないため、上記のようなパラパラとページをめくる動作は不可能であった。

そこで、電子書籍においては、1ページずつをめくるユーザ・インタフェース(以下「UI」とも呼ぶ)以外に、めくる速さやページ数、方向などを操作する早送りボタンなどを表示し、その操作に基づく複数ページをめくる等の動作を行うUIが従来技術として提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

直感的な操作で電子書籍のページをめくること。電子書籍などとして画面表示された文書ファイルのページに対し、指などで触れる操作をするとそのページを記憶し、後で所定の復帰操作を受けてそのページに戻ることにより、実際の本に準じた操作となるので、任意のページの記憶とそのページへの復帰を直感的な操作で実現できる。電子書籍などとして画面表示された文書ファイルの右端や左端の小口部分に触れながら指を移動させることでパラパラと連続してページがめくれることにより、実際の本に準じた操作となるので、直感的な操作で電子書籍のページをめくることができる。

目的

このことから、本実施形態の他の目的は、任意のページの記憶とそのページへの復帰を直感的な操作で実現することである

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2013年9月30日)のものです。

請求項1

文書ファイルのページ領域ページめくり方向の端部の小口と共に画面に表示するページ表示手段と、前記小口が表示されている前記画面の部分に触れながらその接触の位置を、前記端部のページ領域からみたページめくり方向における外側に移動する操作をめくり操作として検出するめくり操作検出手段と、検出された前記めくり操作に応じて、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うめくり表示手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置

請求項2

前記めくり表示手段は、前記移動の量に応じた数量で前記ページ領域を連続してめくる表示を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。

請求項3

前記ページ表示手段は、表示しているページ領域により近いページ領域に対応する小口ほど、より遠いページ領域に対応する小口より幅広に表示し、前記めくり表示手段は、検出された前記めくり操作に係る小口の幅に応じた時間間隔で、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。

請求項4

前記ページ表示手段は、前記ページ領域が表示されている前記画面の部分のうちページめくり方向における端部に触れられたときに、その端部に前記小口を表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項5

前記めくり表示手段は、前記電子書籍を前記画面に表示している情報処理装置又はその画面のうち、検出された前記めくり操作に係る前記小口の側を、ページめくり方向における反対側からみて画面の向いている方向へ向けて移動させる操作を検出し、その移動量に応じた時間間隔で、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項6

前記めくり操作検出手段は、小口の厚み方向のうち前記めくり操作の開始時に触れられた位置を検出し、前記ページ表示手段は、検出された前記位置に応じたページ領域を表示し、前記めくり表示手段は、検出された前記位置に応じて表示された前記ページ領域から、前記めくる表示を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項7

文書ファイルのページ領域をページめくり方向の端部の小口と共に画面に表示するページ表示処理と、前記小口が表示されている前記画面の部分に触れながらその接触の位置を、前記端部のページ領域からみたページめくり方向における外側に移動する操作をめくり操作として検出するめくり操作検出処理と、検出された前記めくり操作に応じて、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うめくり表示処理と、をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。

請求項8

コンピュータを制御することにより、文書ファイルのページ領域をページめくり方向の端部の小口と共に画面に表示させ、前記小口が表示されている前記画面の部分に触れながらその接触の位置を、前記端部のページ領域からみたページめくり方向における外側に移動する操作をめくり操作として検出させ、検出された前記めくり操作に応じて、前記ページ領域を連続してめくる表示を行わせることを特徴とするコンピュータ・プログラム

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2013年9月30日)のものです。

技術分野

0001

本発明は、文書ファイルの表示に関する。


背景技術

0002

従来、ユーザは、実際の本を斜め読み、或いはとばし読みする際に、本のいわゆる小口に指をあて、パラパラとページをめくる動作をしばしば行う。一方、近年普及が目覚ましい電子書籍においては、物理的実体がないため、上記のようなパラパラとページをめくる動作は不可能であった。

0003

そこで、電子書籍においては、1ページずつをめくるユーザ・インタフェース(以下「UI」とも呼ぶ)以外に、めくる速さやページ数、方向などを操作する早送りボタンなどを表示し、その操作に基づく複数ページをめくる等の動作を行うUIが従来技術として提案されている(例えば、特許文献1参照)。


先行技術

0004

特開2006−053605号


発明が解決しようとする課題

0005

しかし、ページをめくる動作に関する上記のような従来技術については、ボタン機能を考えながらの操作が必須で直観的でないという課題があった。この点、電子書籍の使い勝手は実際の本に及ばず、改善が潜在的に求められていた。

0006

上記の課題に対し、本発明の目的は、情報処理装置において、直感的な操作で文書ファイルのページをめくることである。


課題を解決するための手段

0007

上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)である情報処理装置は、文書ファイルのページ領域をページめくり方向の端部の小口と共に画面に表示するページ表示手段と、前記小口が表示されている前記画面の部分に触れながらその接触の位置を、前記端部のページ領域からみたページめくり方向における外側に移動する操作をめくり操作として検出するめくり操作検出手段と、検出された前記めくり操作に応じて、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うめくり表示手段と、を備えたことを特徴とする。

0008

本発明の他の態様(7)である情報処理方法は、上記態様を方法カテゴリで捉えたもので、文書ファイルのページ領域をページめくり方向の端部の小口と共に画面に表示するページ表示処理と、前記小口が表示されている前記画面の部分に触れながらその接触の位置を、前記端部のページ領域からみたページめくり方向における外側に移動する操作をめくり操作として検出するめくり操作検出処理と、検出された前記めくり操作に応じて、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うめくり表示処理と、をコンピュータが実行することを特徴とする。

0009

本発明の他の態様(8)であるコンピュータ・プログラムは、上記態様をコンピュータ・プログラムのカテゴリで捉えたもので、コンピュータを制御することにより、文書ファイルのページ領域をページめくり方向の端部の小口と共に画面に表示させ、前記小口が表示されている前記画面の部分に触れながらその接触の位置を、前記端部のページ領域からみたページめくり方向における外側に移動する操作をめくり操作として検出させ、検出された前記めくり操作に応じて、前記ページ領域を連続してめくる表示を行わせることを特徴とする。

0010

本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、前記めくり表示手段(「手段」は方法にあっては「処理」と読み替える。以下同じ)は、前記移動の量に応じた数量で前記ページ領域を連続してめくる表示を行うことを特徴とする。

0011

本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記ページ表示手段は、表示しているページ領域により近いページ領域に対応する小口ほど、より遠いページ領域に対応する小口より幅広に表示し、前記めくり表示手段は、検出された前記めくり操作に係る小口の幅に応じた時間間隔で、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うことを特徴とする。

0012

本発明の他の態様(4)は、上記いずれかの態様において、前記ページ表示手段は、前記ページ領域が表示されている前記画面の部分のうちページめくり方向における端部に触れられたときに、その端部に前記小口を表示することを特徴とする。

0013

本発明の他の態様(5)は、上記いずれかの態様において、前記めくり表示手段は、前記電子書籍を前記画面に表示している情報処理装置又はその画面のうち、検出された前記めくり操作に係る前記小口の側を、ページめくり方向における反対側からみて画面の向いている方向へ向けて移動させる操作を検出し、その移動量に応じた時間間隔で、前記ページ領域を連続してめくる表示を行うことを特徴とする。

0014

本発明の他の態様(6)は、上記いずれかの態様において、前記めくり操作検出手段は、小口の厚み方向のうち前記めくり操作の開始時に触れられた位置を検出し、前記ページ表示手段は、検出された前記位置に応じたページ領域を表示し、前記めくり表示手段は、検出された前記位置に応じて表示された前記ページ領域から、前記めくる表示を行うことを特徴とする。

0015

また、以上の各態様との組合せに適する追加の態様を以下に示す。
すなわち、追加の一態様(1)である情報処理装置は、文書ファイルをページ領域ごとに画面に表示するページ表示手段と、前記画面に表示されている前記ページ領域に対する触れる操作を検出する操作検出手段と、前記触れる操作が検出された前記ページ領域を、その触れる操作が継続している間、特定ページとして記憶する特定ページ記憶手段と、予め定められた復帰操作を検出する復帰操作検出手段と、前記復帰操作が検出された場合に、記憶されていた前記特定ページへ前記表示の対象を変更する復帰手段と、を備えたことを特徴とする。

0016

追加の態様(8)である情報処理方法は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、文書ファイルをページ領域ごとに画面に表示するページ表示処理と、前記画面に表示されている前記ページ領域に対する触れる操作を検出する操作検出処理と、前記触れる操作が検出された前記ページ領域を、その触れる操作が継続している間、特定ページとして記憶する特定ページ記憶処理と、予め定められた復帰操作を検出する復帰操作検出処理と、前記復帰操作が検出された場合に、記憶されていた前記特定ページへ前記表示の対象を変更する復帰処理と、コンピュータが実行することを特徴とする。

0017

追加の態様(9)であるコンピュータ・プログラムは、上記態様をコンピュータ・プログラムのカテゴリで捉えたもので、コンピュータを制御することにより、文書ファイルをページ領域ごとに画面に表示させ、前記画面に表示されている前記ページ領域に対する触れる操作を検出させ、前記触れる操作が検出された前記ページ領域を、その触れる操作が継続している間、特定ページとして記憶させ、予め定められた復帰操作を検出させ、前記復帰操作が検出された場合に、記憶されていた前記特定ページへ前記表示の対象を変更させることを特徴とする。

0018

追加の態様(2)は、上記いずれかの態様において、前記復帰操作検出手段は、前記触れる操作で触れられている前記画面上の位置が、前記画面のうち前記文ファイル見開き表示した場合における見開き表示の中心方向へ移動されたことを、前記復帰操作として検出することを特徴とする。

0019

追加の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記復帰操作検出手段は、前記文書ファイルを前記画面に表示している情報処理装置又はその画面のうち、前記特定ページで前記触れる操作で触れられた位置の側を、ページめくり方向における反対側からみて少なくとも相対的に、画面の向いている方向へ向けて移動させる操作を、前記復帰操作として検出することを特徴とする。

0020

追加の態様(4)は、上記いずれかの態様において、前記触れる操作で触れられている前記画面上の位置について前記画面の外側への移動を検出することにより、前記特定ページ記憶手段に記憶されている前記特定ページを特定ページ記憶手段から削除するキャンセル手段を備えたことを特徴とする。

0021

追加の態様(5)は、上記いずれかの態様において、前記ページ表示手段は、前記触れる操作が継続している間、文書ファイルのページ領域間を順次移動するページめくり操作であって、現在表示しているページ領域からみて前記特定ページよりも巻端側のページ領域への前記ページめくり操作を受け付けないことを特徴とする。

0022

追加の態様(6)は、上記いずれかの態様において、前記操作検出手段は、複数のページ領域にそれぞれ対する複数の前記触れる操作を受け付けて、そのページ領域の順に前記特定ページとして前記特定ページ記憶手段に記憶させ、前記復帰手段は、前記特定ページ記憶手段に記憶されている前記特定ページのうち現在表示しているページ領域からみて近い順のページ領域へ前記表示の対象を変更することを特徴とする。

0023

追加の態様(7)は、上記いずれかの態様において、前記復帰手段は、前記特定ページ記憶手段に記憶されている前記特定ページのうち、前記文書ファイルを見開き表示した場合において、現在表示しているページ領域からみて、受け付けられた前記復帰操作に係る側のページ領域であって、現在表示しているページ領域からみて近い順のページ領域へ前記表示の対象を変更することを特徴とする。

0024

なお、上記の各態様は、個々に明記しない他のカテゴリ(方法、プログラム、システムなど)としても把握することができ、方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「手段」を、「処理」や「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめてもしくは随時一部分ずつ実行するなど、変更可能である。

0025

また、個々の手段、処理やステップを実現、実行する端末などのコンピュータは共通でもよいし、手段、処理やステップごとにもしくはタイミングごとに異なってもよい。また、上記「手段」の全部又は任意の一部を「部」(ユニットセクションモジュール等)と読み替えることができる。


発明の効果

0026

本発明によれば、情報処理装置において、直感的な操作で文書ファイルのページをめくることが可能となる。


図面の簡単な説明

0027

本発明の実施形態について構成を示す機能ブロック図。
本発明の実施形態におけるデータ例を示す図。
本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート
本発明の実施形態における画面表示例を示す図。
本発明の実施形態における画面表示例を示す図。
本発明の実施形態における画面表示例を示す図。
本発明の実施形態における画面等の移動を示す概念図。
本発明の実施形態における画面表示例を示す図。
本発明の実施形態における画面表示例を示す図。


実施例

0028

次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について図に沿って例示する。本実施形態の目的は、直感的な操作で電子書籍のページをめくることである。

0029

また、しおりに関する上記のような従来技術について、ページに目印として付箋を貼る操作を行ったうえ、その付箋を貼ったページに戻る操作を行うという動作は、複数の手順を必須とする点で直感的ではないという課題があった。この点、電子書籍の使い勝手は実際の本に及ばず、改善が潜在的に求められていた。このことから、本実施形態の他の目的は、任意のページの記憶とそのページへの復帰を直感的な操作で実現することである。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項は適宜省略する。

0030

〔1.構成〕
本実施形態は、図1の構成図に示す情報処理装置1(以下「本装置1」や「本装置」とも呼ぶ)に関する。本装置1は、スマートフォンタブレットPCなどの携帯端末や、その他のパーソナルコンピュータといったクライアント装置であり、「端末」とも呼ぶこととする。サーバ2は、要求に応じて電子書籍ファイルなどの文書ファイルを提供する装置である。

0031

本装置1は、コンピュータの構成として少なくとも、CPUなどの演算制御部6と、主メモリ補助記憶装置(例えばフラッシュメモリ他)等の記憶装置7と、通信ネットワークN(例えば、携帯電話、PHS、公衆無線LANなどの各種無線通信網インターネットなど)との通信手段8(例えば、無線通信網との通信回路無線LANアダプタなど)と、を有する。また、本装置1は、上記のようなコンピュータの構成に加え、タッチパネル機能付きの液晶有機ELを用いた入出力手段である表示画面Gを有する。

0032

本装置1では、記憶装置7に記憶した電子書籍ビューア・プログラムなど所定のコンピュータ・プログラムを演算制御部6が実行することで、図1に示す各手段などの要素(12,50ほか)を実現する。実現される要素のうち情報の記憶手段の態様は自由で、記憶装置7上のファイルなど任意のデータ形式で実現できるほか、ネットワークコンピューティングクラウド)によるリモート記憶などでもよい。

0033

また、記憶手段は、データの格納領域だけでなく、データの入出力や管理などの機能を含んでもよい。また、本出願に示す記憶手段の単位は説明上の便宜によるもので、適宜、構成を分けたり一体化できるほか、明示する記憶手段以外にも、各手段の処理データや処理結果などを記憶する記憶手段を適宜用いるものとする。

0034

記憶手段のうち、文書ファイル記憶手段55は、通信ネットワーク経由でサーバ2からダウンロードするなどした電子書籍ファイルその他の文書ファイルを記憶する手段である。また、特定ページ記憶手段13は、後述のしおり動作に係るページを記憶する手段である(例えば図2)。

0035

なお、図中(例えば図1)の矢印は、データや制御などの流れについて主要な方向を補助的に示すもので、他の流れを否定するものでも、方向の限定を意味するものでもない。例えばある方向のデータ取得の前後に、データ要求確認応答ACK)が逆方向に発生し得る。また、記憶手段以外の各手段は、以下に説明するような情報処理の機能・作用(例えば図1)を実現・実行する処理手段であるが、これらは説明のために整理した機能単位であり、実際のハードウェア要素ソフトウェアモジュールとの一致は問わない。

0036

〔2.作用効果
上記のように構成された本装置1のうち、本実施形態に特に関わる処理手順を図3のフローチャートに示す。
〔2−1.しおり動作の概要
第一に、本実施形態は、指などで押さえて記憶させた所望のページ領域へ、他のページを開いた状態から所定の復帰操作で戻る動作(仮に「しおり動作」と呼ぶ)を行う。

0037

その概要としては、まず、ページ表示手段50が、文書ファイルをページ領域R(R1、R2)ごとに、本装置1の画面Gに表示する(ステップS11)。文書ファイルは、いわゆる電子書籍を含むがこれに限らず、pdfファイルや写真集などあらゆる形式や内容のものを含む。また、表示する文書ファイルは、文書ファイル記憶手段55に予め全体をダウンロードしたものを表示する部分ごとに読み出してもよいし、表示する部分ごとに必要な範囲をサーバ2から通信ネットワークN経由で順次ダウンロードしてもよい。

0038

そして、操作検出手段12が、画面に表示されているページ領域Rに対する触れる操作を検出する(ステップS12)。例えば、図4の例では、破線で示す指Fで触れている接触範囲Xを、ハッチング網点)を施した円で示す。この接触範囲Xがページ領域R(R1、R2)内であるとき、その接触を、前記触れる操作として検出する。

0039

ここで、触れる操作を検出する原理は自由であるが、どのような原理を用いるにしても、検出する操作は完全な接触に限らず、例えば静電容量を変化させるような所定距離への近接を含む。また、触れるのは指に限らず、スタイラスペンなど任意である。さらに、通常の単頁めくり操作やフリック操作など他の目的で画面に触れる操作との区別のため、所定時間(例えば0.3秒など)以上継続して同じ個所を触れる操作に限り、しおり動作のための触れる操作として検出するようにしてもよい。

0040

この触れる操作が検出されたページ領域(例えばR1)を、その触れる操作が継続している間、特定ページとして特定ページ記憶手段13が記憶する(ステップS13)。具体的には、タッチパネルセンサが触れる操作を検出して、その座標データとともに接触の開始、継続、終了を表す情報を提供するので、これに基づき操作検出手段12が触れる操作の開始、継続、終了とその対象となった画面上の部分を判定できる。

0041

なお、記憶された特定ページがあっても、その特定ページの上にページを重ねていくように、ページをめくる操作ができる点は、実際の書籍と同じである。そして、復帰操作検出手段14が、予め定められた復帰操作を検出すると(ステップS14:「YES」)、復帰手段16が、特定ページ記憶手段13に記憶されていた特定ページへ表示の対象を変更する(ステップS15)。

0042

〔2−2.復帰操作の例〕
上記のうち、検出する復帰操作の具体的内容は自由であるが、例えば、特定ページを押さえた指を見開きの中心方向へ動かす操作が考えられる。この場合、復帰操作検出手段14は、触れる操作で触れられている画面上の位置である接触領域X(図4)が、画面のうち文書ファイルを見開き表示した場合における見開き表示の中心線Cの方向(例えば図4の矢印A1方向)へ移動されたことを、復帰操作として検出する。

0043

ここで、見開き表示の中心方向は、すなわち、ページめくり方向(図5下部に矢印A5で示す)に沿った方向であって、画面中心などの点ではなく書籍の綴じ部にあたるページ境界の軸すなわち中心線Cへ向かう方向である。例えば、図4に示すように、2頁ずつを左右見開き表示しているページ領域R1の左端を触れる操作で触れている場合、その位置を右方向(図4の矢印A1方向)へ移動する操作が復帰操作となる。逆に、ページ領域R1の右端を触れている場合は、その位置を左方向へ移動する操作が復帰操作となる。

0044

復帰操作の他の例として、タブレットPCなどの特定ページ側を画面の向いている方向に動かす操作も考えられる。例えば図6は、タブレットPCである本装置1を横長方向に直立させ、それを上方からみた平面図である。この場合、復帰操作検出手段14は、文書ファイルを画面に表示している情報処理装置又はその画面のうち、特定ページで触れる操作で触れられた位置の側(例えば図6に示す本装置1の左側)を、ページめくり方向における反対側からみて少なくとも相対的に、画面の向いている方向(例えば、図7に示す矢印A3の方向)へ向けて移動させる操作を、復帰操作として検出する。

0045

ここで、「少なくとも相対的に」とは、特定ページの側とは反対側(例えば図6に示す本装置1の右側)を操作者から遠ざける反対方向(例えば、図6に示す矢印A4の方向)へ動かす操作で、特定ページの側を相対的に、画面の向いている操作者側へ動かす操作でもよい。もちろん、本装置1の右側と左側を相互に反対方向(図7の矢印A3、A4方向)へ同時に動かしてもよい。また、動かす操作は、本装置1に備えた加速センサ検知する傾き又は傾きの変化でもよい。

0046

また、動かす対象は、タブレットPCやスマートフォンのように画面Gと一体の情報処理装置自体でもよいし、タブレット状(板状)の画面が本装置1の本体と別体に構成されている場合は、その画面のみを動かす操作でもよい。

0047

〔2−3.キャンセル操作
指で押さえて特定ページとして記憶されたページが不要になった場合は、指を、見開き表示における外側へずらすなど所定のキャンセル操作を行うことで、その特定ページを削除することができる。この場合、キャンセル手段40は、触れる操作で触れられている画面上の位置について画面の外側への移動を検出することにより(ステップS16:「YES」)、特定ページ記憶手段13に記憶されている特定ページを特定ページ記憶手段13から削除する(ステップS17)。

0048

ここで、見開き表示における外側とは、図4の例では、見開き表示における中心線Cの方向とは反対の方向であり、矢印A2の方向であるが、指の位置が特定ページの上端寄りの場合に上方のページ外へ動かす場合又は指の位置が特定ページの下端寄りの場合に下方のページ外へ動かす場合を含めてもよい。また、キャンセル操作の具体的内容は自由であり、押えた指を外へずらす以外にも、押えた指を単に持ち上げて画面表面から離し操作をキャンセル操作(ステップS16)としてもよい。

0049

〔2−3.ページめくりの制限
また、触れる操作が続いている間、その特定ページを超えてページめくり操作を受け付けないことが望ましい。すなわち、ページ表示手段50は、触れる操作が継続している間、文書ファイルのページ領域間を順次移動するページめくり操作(「単頁めくり操作」と呼ぶこととする)であって(ステップS18:「YES」)、現在表示しているページ領域からみて特定ページよりも巻端側のページ領域(「制限範囲」と呼ぶこととする)へのページめくり操作を受け付けない(ステップS19:「YES」)。

0050

ここで、「巻端側」は、現在表示しているページ領域(例えば第30頁)からみて特定ページ(例えば第15頁)が巻頭側なら特定ページより巻頭側(すなわち第1頁から第14頁)、現在表示しているページ領域(例えば第30頁)からみて特定ページ(例えば第50頁)が巻末(第80頁とする)側なら特定ページより巻末側(すなわち第50頁から第80頁)である。

0051

この場合、例えば、左開き(頁の流れが左から右)の文書ファイルにおいて、左側の頁を触れた場合(例えば第15頁)、触れたページを超えてより巻頭側のページ(すなわち第1頁から第14頁)へ戻る方向のページめくりができない。逆に右側のページ(例えば第50頁)を触れた場合、触れたページを超えてより巻末側のページ(すなわち第50頁から第80頁)へ進む方向のページめくりができない。

0052

但し、見開き表示の場合、特定ページまで単ページめくり操作を受け付ける結果、その特定ページと同時に見開きとなる隣接ページが表示されることは差し支えない。

0053

制限範囲に至らない単頁めくり操作に対しては(ステップS19:「YES」)、操作の方向(進む/戻る)に応じ、ページめくりのアニメーション表示を伴うなど所定の単頁めくり表示とともに表示対象のページ領域を変更する(ステップS20)。

0054

同様に、後述する連続めくり操作についても(ステップS23:「YES」)、連続めくり操作が(ステップS23:「YES」)制限範囲へのものであるときはめくり操作検出手段52がその操作を受け付けず(ステップS24:「YES」)、制限範囲外であれば(ステップS24:「NO」)、パラパラと連続してページがめくれる連続めくり表示をめくり表示手段54が行う(ステップS25)。

0055

〔2−4.複数の特定ページの取扱い〕
複数の指をそれぞれ書籍の異なるページに挟んでおくように、特定ページを複数記憶し、それぞれに復帰するようにしてもよい。その最も単純な例としては、例えば、指ごとに特定ページを対応させて記憶させ、復帰操作をした指に応じた特定ページを開くことである。具体的には、指の位置情報と、特定ページとを関連づけて特定ページ記憶手段13が記憶する。

0056

一例として、右側が綴じ側となる左開きの文書ファイルにおいて、左手人差し指による接触(図2において「#1」と表す)に対応して第1頁、左手の親指による接触(図2において「#2」と表す)に対応して第15頁を、それぞれ特定ページとして記憶させた状態で、復帰操作として例えば、人差し指を図4の矢印A1方向へ動かせば第1頁へ、また、親指を同じ方向へ動かせば第15頁へ移る。

0057

また、触れる操作の順序とは別に、復帰の順序は、現在開いているページから近い順とすることもできる。この場合、操作検出手段12は、複数のページ領域にそれぞれ対する複数の触れる操作を受け付けて、そのページ領域の順に特定ページとして特定ページ記憶手段13に記憶させ、復帰手段16は、特定ページ記憶手段13に記憶されている特定ページのうち現在表示しているページ領域からみて近い順のページ領域へ表示の対象を変更する。

0058

例えば、見開きではなく1頁ずつを画面表示している場合において、親指、人差指中指それぞれの触れる操作で、図2に示す第1頁、第15頁、第50頁を特定ページとして記憶させたうえ、第60頁を表示している状態を考える。この状態で、本装置1の左側を手前に動かすなど(例えば図7)所定の復帰操作をするたびに、現在表示している第60頁からから近い順に、まずは第50頁、次に第15頁、最後に第1頁が開く。

0059

また、見開き表示の場合は、次のような動作が考えられる。すなわち、復帰手段16は、特定ページ記憶手段13に記憶されている特定ページのうち、文書ファイルを見開き表示した場合において、現在表示しているページ領域からみて、受け付けられた復帰操作に係る側のページ領域であって、現在表示しているページ領域からみて近い順のページ領域へ表示の対象を変更する。

0060

例えば、現在見開き表示しているページ領域の右側が第40頁であり、図2に示す3つの特定ページのうち第1頁と第15頁は、図5に示すように、見開きの左側となるページ領域に属する画面左端を左手の2本の指F1、F2でそれぞれ触れて記憶させており、第50頁は、見開きの右側となるページ領域に属する画面右端右手の指F3で触れて記憶させている状態を考える。

0061

この状態で、タブレットPCの画面左側を手前へ動かす復帰操作をした場合(図7)、現在の第40頁からみてページ数では反対側の右側である第50頁が10頁目で最も近いが、第50頁へ移ることなく、復帰操作に係る側で最も近い第15頁へまず移り、再度同じ左側について復帰操作をすれば、第1頁へ移る。画面右側を手前へ動かす復帰操作をした場合は、第50頁へ移る。

0062

〔2−5.しおり動作に関する効果〕
(1) 以上のように本実施形態では、電子書籍などとして画面表示された文書ファイルのページ(例えば図4のR1)に対し、指Fなどで触れる操作をすると(例えば図3のステップS12:「YES」)そのページを記憶し(例えば図2。ステップS13)、後で所定の復帰操作(例えば図7)を受けて(ステップS14:「YES」)そのページに戻ることにより(ステップS15)、実際の本に準じた操作となるので、任意のページの記憶とそのページへの復帰を直感的な操作で実現できる。

0063

(2) 特に、本実施形態では、ページに触れている指の位置を、見開き表示した場合における中心方向(例えば図4の矢印A1方向)へずらす操作を復帰操作として検出し触れたページへ戻ることにより、実際の本でページに挟んだ指を見開きの綴じ部側へ動かして挟んだページへ戻る操作に準じた操作となるので、記憶されたページへより直観的な操作で復帰することができる。

0064

(3) また、本実施形態では、文書ファイルを表示しているタブレットPCなどの端末について、図7に例示するように、指で触れた側を実際に又は他方の側と比べて画面Gの向いている手前側(例えば、図7の矢印A3方向)へ動かす操作を復帰操作として検出して触れたページへ戻ることにより、実際の本で指を挟んだ側を手前に動かして、そこまでのページを反対側へ除けて挟んだページへ戻る操作に準じた操作となるので、記憶されたページへより直観的な操作で復帰することができる。

0065

(4) さらに、本実施形態では、ページを触れている指の位置を画面すなわち端末の外側へ(例えば図4の矢印A2方向)移動する操作を検出し(例えば図3のステップS16:「YES」)、記憶していた特定ページに関する情報を削除してキャンセルすることにより(ステップS17)、実際の本で不要になったページから挟んでいた指を外して戻るのをやめる操作に準じた操作となるので、より直観的な操作が実現できる。

0066

(5) 加えて、本実施形態では、現在表示しているページからみて、指で触れたページを超えたページへのページめくり操作を受け付けないことにより(例えば、ステップS19:「YES」及びステップS24:「YES」)、実際の本で指を挟んでいるページを超えてページめくりは行わない実態に準じた動作となるので、より直観的な使い勝手が実現できる。

0067

(6) とりわけ、本実施形態では、複数のページについてそれぞれ異なった指での触れる操作を受け付けて特定ページとして記憶し(例えば図2)、復帰操作に応じ、現在のページから近い順に特定ページに復帰することにより、実際の本で複数の指を互いに異なるページに挟むことがある実態に劣らぬ使い勝手が文書ファイルでも実現できる。

0068

(7) そして、本実施形態では、見開き表示におけるそれぞれの側について複数の特定ページを記憶している場合も、復帰操作した側の特定ページであって現在のページから近い順の特定ページに復帰することにより、より複雑な操作も簡明なユーザ・インタフェースで容易に実現できる。

0069

〔2−6.めくり動作の概要〕
第二に、本実施形態は、ページ端のいわゆる小口の部分で指などをずらしてゆくことで、パラパラとページ領域を連続してめくる動作(仮に「めくり動作」と呼ぶ)を行う。

0070

動作の概要としては、まず、図6に例示するように文書ファイルのページ領域R(R1、R2)のうちページめくり方向(図6の矢印A5方向)の端部に触れられると(ステップS21:「YES」)、その端部にページ表示手段50が小口Kを表示する(図3のステップS22)。

0071

そして、めくり操作検出手段52は、小口Kが表示されている画面の部分に指Fなどで触れながらその接触の位置を、端部のページ領域からみたページめくり方向における外側(図6の矢印A6方向)に移動する操作を、めくり操作(「連続めくり操作」とも呼ぶこととする)として検出すると(ステップS23:「YES」)、その連続めくり操作における移動の速さや量に応じて、ページ領域を連続してめくる表示が、紙の書籍におけるページめくりの様子を模したアニメーション表示により行われる。

0072

連続めくり操作における接触の位置は、指Fなどで触れている接触範囲X(図4と同様に、図6において網点を施した円で示す)の開始点(例えば接触範囲の外接矩形左上隅)や重心の座標など、適宜な基準で定める。

0073

連続めくり操作を検出すると(ステップS23:「YES」)、めくり表示手段54は、前記制限範囲の場合を除き(ステップS24:「NO」)、検出された連続めくり操作を受け付け、その連続めくり操作における移動の量などに応じて、ページ領域を連続してめくる表示を行う(ステップS25)。

0074

なお、連続めくり操作は、上記のように小口Kにあたる画面の部分に触れながらその位置を外側へ移動する操作に限らず、その他の予め定められた所定のめくり操作としてもよい。他のめくり操作の例として、端末を傾ける操作や、小口に触れた指を内側(中心線C方向)へ移動させる等が考えられる。これにより、端末の傾きの角度の大きさや、指の移動の速度や量に応じて、ページ領域を連続してめくる表示が行われる。

0075

〔2−7.めくる時間間隔の制御〕
連続めくり操作に応じてページ領域を連続してめくる表示の時間間隔は、移動の量、小口の幅や装置等の移動に応じて制御する(ステップS25)。すなわち、まず、めくり表示手段54は、移動の量に応じた数量でページ領域を連続してめくる表示を行うので、例えば、指の移動の幅や速度をわずかずつにして移動量を少なくすれば相対的にゆっくりめくる表示となり、移動の幅や速度を大きくして移動量を多くすれば早く次々とめくる表示となる。

0076

また、ページ表示手段50は、表示しているページ領域により近いページ領域に対応する小口K(K1、K2、K3…)ほど、より遠いページ領域に対応する小口より幅広に表示し(例えば図6においてK1>K2>K3…)、めくり表示手段54は、検出された連続めくり操作に係る小口Kの幅に応じた時間間隔で、ページ領域を連続してめくる表示を行う(ステップS25)。

0077

上記の例(図6)は画面右側端部の小口Kに対する連続めくり操作を例示しているが、連続めくり操作はもちろん画面左側についても同様に可能であり、その場合、説明及び図は上記とは左右線対称となる。

0078

また、めくり表示手段54は、文書ファイルを画面に表示している本装置1(情報処理装置)又はその画面Gのうち、検出された連続めくり操作に係る小口の側を、ページめくり方向における反対側からみて画面の向いている方向へ向けて移動させる操作を検出し、その移動量(回動角度や角加速度など)に応じた時間間隔で、ページ領域を連続してめくる表示を行う(ステップS25)。

0079

例えば、画面左側端部の小口に対し連続めくり操作を行いながら、図7に示すように、本装置1の同じ側を画面Gの向いている方向(図7の矢印A3方向)へ移動させれば、その移動の角度が大きさほど、また移動が速いほど、連続めくり表示の時間間隔を短縮して連続めくり表示を加速し、短時間に多くのページがめくれる表示となる。

0080

この場合についても、反対側の例えば右側を図7の矢印A4方向へ動かして、左側を相対的に画面Gの向いている側へ動かしたり、本装置1の右側と左側を相互に反対方向(矢印A3方向とA4方向)へ同時に動かしてもよいし、また、動かす対象は本体と別体に構成されている画面のみでもよい。

0081

〔2−8.他の制御の例〕
また、小口Kは、文書ファイルのページ領域と共に最初から例えばステップS11の時点から画面表示しておいてもよいが、本実施形態では、端部に触れた時点で表示する。すなわち、本実施形態では、ページ表示手段50は、ページ領域が表示されている画面(例えば図4の画面G)の部分のうちページめくり方向における端部に触れられたときに(ステップS21:「YES」)、その端部に小口Kを表示する(図6。ステップS22)。

0082

具体的には、小口Kを常時明瞭に表示するのではなく、通常時は非表示又は半透過表示などとし、その部分に触れると、小口K自体の表示濃度を上げたり、小口Kの上層に位置する半透過レイヤー透過性を上げるなどして小口Kを表示する。

0083

また、めくり操作検出手段52が、小口Kの厚み方向のうち連続めくり操作の開始時に触れられた位置を検出し、ページ表示手段50が、検出された位置に応じたページ領域を表示し、めくり表示手段54が、検出された位置に応じて表示されたページ領域から、めくる表示を行うこともできる。この場合も、触れられた位置の基準は任意であり、例えば、触れられている領域の重心座標などが考えられる。また、連続めくり操作の種類も任意であり、開始時に小口に触れる操作を連続めくり操作に含めても含めなくてもよい。

0084

例えば、小口Kの所定の位置に触れて本装置1を傾けると該当のページに移動してからページめくりが始まる。或いは、小口Kの所定の位置に触れてから、指を内側(例えば図6の矢印A7方向)に移動させたことを検出すると該当のページに移動してからページめくりが始まる。

0085

位置に応じたページとしては、例えば、左から右へ第1頁→第100頁の電子書籍のうち第50頁を表示中のとき、左側の小口(第1頁→第50頁に相当)と右側の小口(第51頁→第100頁に相当)は概ね相互に等しい幅であるが、そのうち例えば巻末側となる右側の小口(第51頁→第100頁に相当)の幅の中央付近を触れて連続めくり操作を開始すれば、第75頁付近からめくる表示が開始となる。

0086

その他の態様として、ページ領域ごとに表示した回数や時間を集計することにより、よく読まれるページほどめくり速度を低下(すなわち時間間隔を長くする)させたり、文書ファイルのデータにマーキングされているチャプターの始め付近はめくり速度を低下させてもよい。また、小口を表示している際のページ領域上の文書本文などの文字は、小口が見える位置に視点を移動させた場合を想定して傾斜を反映させた表示(例えば図8)としてもよいし、そのような傾斜を考慮せず図6のように平坦に表示させてもよい。

0087

〔2−9.めくり動作に関する効果〕
(1) 以上のように、本実施形態では、電子書籍などとして画面表示された文書ファイルの右端や左端の小口Kの部分に触れながら指を移動(例えば図6の矢印A6方向)させることでパラパラと連続してページがめくれることにより、実際の本に準じた操作となるので、直感的な操作で電子書籍のページをめくることができる。

0088

(2) 特に、本実施形態では、指の移動量すなわち距離や速度などに応じた数量でパラパラとページをめくる表示を行うことにより(例えば図3のステップS25)、実際の本をめくる速度を指の動かし方で調節する操作に準じた操作となるので、より直観的な操作で電子書籍のページをめくることができる。

0089

(3) また、本実施形態では、開いているページに近い小口ほど広く、遠い小口ほど徐々に狭くなるように表示し(例えば図6)、めくり操作に係る小口の幅に応じた時間間隔でめくる表示を行うことにより(例えば図3のステップS25)、指を同じ速度で移動させても最初の数頁はゆっくりめくられ、後のページになるほどめくるスピードが早くなるので、簡単な操作でめくるペーススピードアップでき、優れた使い勝手が実現できる。

0090

(4) さらに、本実施形態では、表示ページの端部に位置する小口について、常時明瞭に表示するのではなく、通常時は非表示又は半透過表示などとし、その部分に触れると(ステップS21:「YES」)、小口自体の表示濃度を上げたり、小口の上層に位置する半透過レイヤーの透過性を上げるなどして小口を表示することにより(例えば図6)、ページめくりに用いるとき以外は小口の表示が目立たないので、見易い電子書籍の表示が実現できる。

0091

(5) 加えて、本実施形態では、電子書籍を表示しているタブレットPCなどの端末について、めくり操作に係る小口の側を他方の側からみて少なくとも相対的に手前側へ移動(例えば図7)させる量に応じた時間間隔でめくる表示を行うことにより(例えば図3のステップS25)、実際の本で指をずらしている小口の側を持ち上げるなどしてページめくりを加速させる操作に準じた操作となるので、より直観的な操作で効率よくページめくりを行うことができる。

0092

(6) とりわけ、本実施形態では、小口の幅方向のうち触れた位置に応じたページに移動し開いたうえでめくる表示を開始することにより、実際の本で小口の幅のうち任意の位置を押さえてまずはそこを開き、そこから指をずらしてゆく操作に準じた操作となるので、より直観的な操作で真に必要な部分についてめくる表示が実現できる。

0093

〔3.他の実施形態〕
なお、上記実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。また、本出願における構成図、データの図、フローチャートなども例示に過ぎず、各要素の有無、その配置や処理実行などの順序、具体的内容などは適宜変更可能である。

0094

例えば、図9に例示するように、しおり動作のため指F1でページ領域R(例えば左側のR1)のうち小口K1よりも内側(中心線C寄り)の部分に触れる操作により特定ページを記憶させた状態のまま、反対側(例えば右側のR2)の小口K2の部分で指F2をずらす連続めくり操作により、パラパラとページをめくるめくり動作を行わせることも可能である。

0095

また、上記実施形態では、見開き表示の場合を図示したが、本発明は見開き表示以外の単ページ表示にも適用できる。同様に、上記実施形態では、ページめくり方向として左右を例示したが、単ページ表示にしても見開き表示にしても、ページめくり方向は左右に限らず上下方向でもよい。

0096

また、本装置1を構成する個々の手段を実現する態様は自由で、外部のサーバが提供している機能をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワーク・コンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、本発明の構成は柔軟に変更できる。さらに、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず物理的な電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。

0097

1情報処理装置(本装置)
2サーバ
6演算制御部
7記憶装置
8通信手段
12操作検出手段
13特定ページ記憶手段
14復帰操作検出手段
16復帰手段
40キャンセル手段
50ページ表示手段
52 めくり操作検出手段
54 めくり表示手段
55文書ファイル記憶手段
G表示画面
N 通信ネットワーク


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