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技術 組成物

出願人 シムライズアーゲー
発明者 ギュンター・キンデルゲルハルト・クラマースフェン・ジーゲル
出願日 2013年1月18日 (7年11ヶ月経過) 出願番号 2013-007254
公開日 2013年9月26日 (7年3ヶ月経過) 公開番号 2013-189623
状態 特許登録済
技術分野 医薬品製剤 調味料 化粧料 菓子 他類に属さない組成物 脂肪類、香料
主要キーワード 調質剤 pKs値 液体ラテックス 微粒子ゲル 自動ビュレット グリコール酸溶液 歯科医療用 ポールタイプ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年9月26日)のものです。
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課題

メントフランは、甘み乾草ミント様の非常に望ましいプロフィールの他に、望ましくない臭気および風味、わずかな苦みタール感、不快感も有する。不快な臭気または風味プロフィールをマスクするまたは和らげることができる第2の物質と共にメントフランを含有する組成物を提供する。

解決手段

メントフランおよび選択されたメントール化合物を含む組成物であって、風味および臭気特性を改善する特性を備え、さらに、改善された貯蔵安定性を有する組成物(特にエマルジョン)を製造する特性を備える組成物。

概要

背景

ペパーミント油ペパーミントセイヨウハッカシソ科)の水蒸気蒸留によって得られる。ペパーミント油は化粧品および医薬産業において重要な精油である。ドイツでは、毎年一年だけで数トンよりずっと多くの量が使用されている。関連する日本のハッカMenthae arvensis aetheroleumから得られるミント油に類似のペパーミント油は、特に、メントール(35〜45%)およびメントン(15〜20%)を含有し、さらに、酢酸メンチル(3〜5%)、ネオメントール(2.5〜3.5%)およびイソメントール(3%)を含有する。精油およびメントール化合物の両方が、皮膚または粘膜組織に塗布すると体温に影響することなく清涼性感覚を生じる(生じるように感じられる)。上記効果は、逆に暖性感覚を生じると感じられるカプサイシンの効果に匹敵する。したがって、メントールおよびその誘導体のいくつかは、鎮痛剤または弱い局部麻酔として使用される場合もある。メントールの効果は、一般に、この物質カルシウムイオン神経細胞への移送を促進し、これが清涼性感覚として脳に知覚される電気信号をもたらすという事実によって説明される。

種々のミント油の他の重要な成分は、メントフラン



であり、メントフランは、甘み乾草(hay)/ミント様の非常に望ましいプロフィールの他に、望ましくない臭気および風味のプロフィール(臭気:をつく(Poignant)、刺激性(Pungent);風味:わずかな苦みタール感、不快感)をも有する。これらの望ましくないプロフィールのために、特に医薬品用途において、例えば必然的に複雑であり高価である減圧蒸留によって、この成分を減らすまたは完全に除去することが必要な場合がある。

その上、メントフランは製剤でのみ現れる第2の特徴を有する。実際に、エマルジョンとして存在するメントール化合物含有組成物は、メントフラン含量に応じて、特により高温での安定性が徐々に減少することが観察できる。香料として作用するだけでなく「清涼化」成分としても作用するペパーミント油を約1重量%の量で含有する市販サンローション中で、ペパーミント油中のメントフラン含量が1重量%未満の場合、30℃で24時間貯蔵すると油滴は分離されない。しかしながら、例えば2.5重量%のメントフラン含量では、12時間後にすでに初期曇りが観察され、24時間後に製剤のわずかなクリーミングが観察される。この作用は日焼け止めの効果に何ら影響を有さないが、消費者は、製品の隠れた欠点であると考え、その製品を「安価な」製剤と同じであると考える。

概要

メントフランは、甘み、乾草、ミント様の非常に望ましいプロフィールの他に、望ましくない臭気および風味、わずかな苦み、タール感、不快感も有する。不快な臭気または風味プロフィールをマスクするまたは和らげることができる第2の物質と共にメントフランを含有する組成物を提供する。メントフランおよび選択されたメントール化合物を含む組成物であって、風味および臭気特性を改善する特性を備え、さらに、改善された貯蔵安定性を有する組成物(特にエマルジョン)を製造する特性を備える組成物。なし

目的

本発明の主題は、メントフランの所望の香りおよび風味プロフィールのみが知覚されるように、不快な臭気または風味プロフィールをマスクするまたは和らげることができる第2の物質と共にメントフランを含有する組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(a)メントフランおよび(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物:[式中、Xは−OYまたは−COZを表し、Yは以下の基を表す:(i)1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基、または、アリル基;(ii)1〜6個の炭素原子を含有するヒドロキシまたはジヒドロキシアルキル基;(iii)基−OCR1;(iv)基−OCO(M)OH;(v)基−OCO-S;(vi)基−OC(CH2)nCOR2〔式中、Mは、直鎖状または分枝状アルキルおよび/または1〜10個の炭素原子を含有する基を表し;Sは、5〜12個の炭素原子を含有する炭水化物基を表し;nは、0または1〜6の数を表し;R1は、1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基、または、アリル基を表し;R2は、ヒドロキシル基または基NR3R4を表し;R3およびR4は、互いに独立して、水素または1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基を表す〕、ここで、Zは以下の基を表す:(vii)基NR5R6、または(viii)基NHR7〔式中、R5およびR6は、互いに独立して、水素または1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルおよび/またはヒドロキシアルキル基、フェニル基またはアルコキシ基において1〜6個の炭素原子を含有するアルコキシフェニル基を表し、R7は、基−(CH2)nCOOR8を表し、R8は、1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基を表し、およびnは、0または1〜10の数を表す〕]を含む組成物

請求項2

成分(b)として、メントールメチルエーテルメントングリセリルアセタール(FEMA GRAS3807)、メントングリセリルケタール(FEMA GRAS 3808)、乳酸メンチル(FEMA GRAS 3748)、メントールエチレングリコールカーボネート(FEMA GRAS 3805)、メントールプロピレングリコールカーボネート(FEMA GRAS 3806)、メンチル-N-エチルオキサメート、コハク酸モノメチル(FEMA GRAS 3810)、グルタミン酸モノメンチル(FEMA GRAS 4006)、メントキシ-1,2-プロパンジオール(FEMA GRAS 3784)、メントキシ-2-メチル-1,2-プロパンジオール(FEMA GRAS 3849)およびメンタンカルボン酸エステルおよびアミドWS-3、WS-4、WS-5、WS-12、WS-14およびWS-30ならびにそれらの混合物からなる群から選択されるメントール化合物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。

請求項3

界面活性剤油体乳化剤真珠光沢ワックス粘稠度因子増粘剤過脂肪剤、安定剤、ポリマーシリコーン化合物脂肪ワックスレシチンリン脂質、UV保護因子保湿剤生物起源剤、酸化防止剤防臭剤発汗防止剤フケ防止剤、フィルム形成剤膨潤剤防虫剤セルフタンニング剤チロシン阻害剤脱色剤)、ヒドロトロープ可溶化剤防腐剤香油および染料ならびにそれらの混合物からなる群から選択される化粧品添加剤(成分c)を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。

請求項4

成分(a)および(b)を0.1:99〜99.9:1の重量比で含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。

請求項5

成分(a+b)および(c)を0.01:99.9〜2:98の重量比で含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。

請求項6

(a)メントフラン、(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物、および(c)化粧品用途許可された担体を含む、化粧品組成物

請求項7

担体は、水、2〜6個の炭素原子を含有するアルコール、1〜10個の炭素原子および2〜4個のヒドロキシル基を含有するポリオールおよび油体からなる群から選択されることを特徴とする、請求項6に記載の化粧品組成物。

請求項8

スキンケア製品ヘアケア製品サンスクリーン製品口腔ケア製品およびデンタルケア製品からなる群から選択される製品であることを特徴とする、請求項6または7に記載の化粧品組成物。

請求項9

(a)メントフラン、(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物、および(c)医薬品用途に許可された担体を含む風邪の症状を処置するための医薬品組成物であって、治療上の使用を行うことを特徴とする、医薬品組成物。

請求項10

担体は、水、2〜6個の炭素原子を含有するアルコール、1〜10個の炭素原子および2〜4個のヒドロキシル基を含有するポリオールおよび油体からなる群から選択されることを特徴とする、請求項9に記載の医薬品組成物。

請求項11

トローチ剤(lozenge)、風邪ドロップ剤(cold drop)、シロップコールドバームおよびコールドスプレーからなる群から選択される製品であることを特徴とする、請求項9または10に記載の医薬品組成物。

請求項12

(a)メントフラン、(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物、および(c)食品用途に許可された担体を含む、食品組成物

請求項13

担体は、水、エタノールおよびグリセロールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項12に記載の食品組成物。

請求項14

製品は、飲料、乳製品ベーカリー製品チューインガムおよびボンボンからなる群から選択されることを特徴とする、請求項12または13に記載の食品組成物。

請求項15

(a)メントフラン、および(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物を含む混合物の、化粧品医薬品および食品組成物を製造するための使用。

請求項16

化粧品、医薬品または食品組成物においてメントフランの味の悪さを低減する方法であって、作用量の式(I)、(II)および/または(III)に相当する少なくとも1種のメントール化合物を該組成物に添加して改善する方法。

技術分野

0001

本発明は、概して化粧品医薬品および食品の分野に関し、より具体的には、皮膚または粘膜組織において清涼性感覚を生じさせる、メントフランを選択された他のメントール化合物と共に含有する組成物に関する。

背景技術

0002

ペパーミント油ペパーミントセイヨウハッカシソ科)の水蒸気蒸留によって得られる。ペパーミント油は化粧品および医薬品産業において重要な精油である。ドイツでは、毎年一年だけで数トンよりずっと多くの量が使用されている。関連する日本のハッカMenthae arvensis aetheroleumから得られるミント油に類似のペパーミント油は、特に、メントール(35〜45%)およびメントン(15〜20%)を含有し、さらに、酢酸メンチル(3〜5%)、ネオメントール(2.5〜3.5%)およびイソメントール(3%)を含有する。精油およびメントール化合物の両方が、皮膚または粘膜組織に塗布すると体温に影響することなく清涼性感覚を生じる(生じるように感じられる)。上記効果は、逆に暖性感覚を生じると感じられるカプサイシンの効果に匹敵する。したがって、メントールおよびその誘導体のいくつかは、鎮痛剤または弱い局部麻酔として使用される場合もある。メントールの効果は、一般に、この物質カルシウムイオン神経細胞への移送を促進し、これが清涼性感覚として脳に知覚される電気信号をもたらすという事実によって説明される。

0003

種々のミント油の他の重要な成分は、メントフラン:



であり、メントフランは、甘み乾草(hay)/ミント様の非常に望ましいプロフィールの他に、望ましくない臭気および風味のプロフィール(臭気:をつく(Poignant)、刺激性(Pungent);風味:わずかな苦みタール感、不快感)をも有する。これらの望ましくないプロフィールのために、特に医薬品用途において、例えば必然的に複雑であり高価である減圧蒸留によって、この成分を減らすまたは完全に除去することが必要な場合がある。

0004

その上、メントフランは製剤でのみ現れる第2の特徴を有する。実際に、エマルジョンとして存在するメントール化合物含有組成物は、メントフラン含量に応じて、特により高温での安定性が徐々に減少することが観察できる。香料として作用するだけでなく「清涼化」成分としても作用するペパーミント油を約1重量%の量で含有する市販サンローション中で、ペパーミント油中のメントフラン含量が1重量%未満の場合、30℃で24時間貯蔵すると油滴は分離されない。しかしながら、例えば2.5重量%のメントフラン含量では、12時間後にすでに初期曇りが観察され、24時間後に製剤のわずかなクリーミングが観察される。この作用は日焼け止めの効果に何ら影響を有さないが、消費者は、製品の隠れた欠点であると考え、その製品を「安価な」製剤と同じであると考える。

発明が解決しようとする課題

0005

したがって、本発明の主題は、メントフランの所望の香りおよび風味プロフィールのみが知覚されるように、不快な臭気または風味プロフィールをマスクするまたは和らげることができる第2の物質と共にメントフランを含有する組成物を提供することであった。したがって、それ自体重要なこの芳香成分をもはや取り除く必要がない。さらに、該添加剤は、特にメントール化合物含有組成物のエマルジョン安定性に関連するメントフランの否定的特徴打ち消し合うことができるべきである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第1の主題は、以下を含有する、清涼化作用を生じる組成物に関する、
(a)メントフランおよび
(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物:



[式中、Xは−OYまたは−COZを表し、Yは以下の基を表す:
(i)1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキル基またはヒドロキシアルキル基、または、アリル基
(ii)1〜6個の炭素原子を含有するヒドロキシまたはジヒドロキシアルキル基;
(iii)基−OCR1;
(iv)基−OCO(M)OH;
(v)基−OCO-S
(vi)基−OC(CH2)nCOR2
〔式中、
Mは、1〜10個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキル基および/またはアルケニル基を表し;
Sは、5〜12個の炭素原子を含有する炭水化物基、好ましくはフルクトース基、グルコース基またはスクロース基を表し;
nは、0または1〜6の数、好ましくは2〜3の数を表し;
R1は、1〜6個、好ましくは1〜2個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキル-またはヒドロキシアルキルまたはアリル基を表し;
R2は、ヒドロキシル基または基−NR3R4を表し;
R3およびR4は、互いに独立して、水素または1〜6個、好ましくは1〜2個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基を表す〕、
ここで、Zは以下の基を表す:
(vii)基NR5R6、または
(viii)基NHR7
〔式中、
R5およびR6は、互いに独立して、水素または1〜6個、好ましくは1〜2個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基、フェニル基またはアルコキシ基において1〜6個、好ましくは1〜2個の炭素原子を含有するアルコキシフェニル基を表し;
R7は、基−(CH2)nCOOR8を表し;
R8は、1〜6個、好ましくは1〜2個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキルまたはヒドロキシアルキル基を表し、および
nは、0または1〜10、好ましくは1〜4の数を表す〕]。

0007

驚くべきことに、上記の選択されたメントール化合物は、メントフランの望ましくない臭気および風味プロフィールを完全に相殺するだけではないことがわかった。したがって、複雑な方法でそれを除去する必要性はもはやなく、さらに、添加剤は不十分なエマルジョン安定性の問題も解決する。3部のメントフランに対して1部の割合でメントール化合物(特にメントングリセロールアセタールケタール)を使用することが特に有利であることがわかり、ここで、該効果はすでに、ペパーミント油中のメントール化合物の含量が1重量%を超える場合にはっきりとわかる。メントール化合物、特にペパーミント油におけるメントングリセロールアセタール/ケタールの、約3〜約15重量%の濃度は、特に効果的である。

0008

口腔ケア製品およびデンタルケア製品官能特性試験において、メントフランおよび特定のメントール化合物の混合物は、従来製品、例えば未処理ペパーミント油とは対照的に、ヒドロキシアパタイト溶解性を低下させ、該組成物は、また、エナメル脱灰を妨げ、歯石の形成を防ぐようにして結晶成長阻害することが偶然にも明らかとなった。

0009

〔メントール化合物〕
本発明の意味する範囲内で使用可能なメントール化合物は、例えばメントールメチルエーテル、メントングリセリルアセタール(FEMA GRAS3807)、メントングリセリルケタール(FEMA GRAS 3808)、乳酸メンチル(FEMA GRAS 3748)、メントールエチレングリコールカーボネート(FEMA GRAS 3805)、メントールプロピレングリコールカーボネート(FEMA GRAS 3806)、メンチル-N-エチルオキサメート(ethyloxamat)、コハク酸モノメチル(FEMA GRAS 3810)、グルタミン酸モノメンチル(FEMA GRAS 4006)、メントキシ-1,2-プロパンジオール(FEMA GRAS 3784)、メントキシ-2-メチル-1,2-プロパンジオール(FEMA GRAS 3849)およびメンタンカルボン酸エステルおよびアミドWS-3、WS-4、WS-5、WS-12、WS-14およびWS-30、ならびにそれらの混合物からなる群から選択される。(FEMAは、「Flavor and Extracts Manufactures Association(食品香料製造者協会)」を表し、GRASは「Generally Regarded As Safe(一般に安全と認められる)」として定義される。FEMA、GRASの称号は該物質が標準法に従って試験され、毒性学的に安全であると考えられていることを意味する。)

0010

メントールは、清涼化物質として何十年もの間知られており、今日に至るまで数多くの使用において必要とされているが、この物質は確実にかなり多くの欠点を有する:揮発性であり、刺激性臭気および苦い風味を有する。より高濃度において、それはもはや心地よい清涼感とは知覚されず、刺激性およびヒリヒリ感として知覚される。最後に、メントールは他の化学物質相互作用しうるため、自由に製剤化することができない。これが多様なメントール化合物のほとんどの発展をもたらし、そのうち、本発明の意味する範囲内でのいくつかが、メントフランの否定的特徴を打ち消すことができる。これらの物質は全て、市販され入手可能であり、有機化学の従来の方法により製造することができる。

0011

成分(b)を形成する物質の第1の重要な例は、コハク酸モノメンチル(FEMA GRAS3810)であり、これは既に1963年にBrown & Williamson Tobacco Corp.に対して物質として特許された(米国特許第3,111,127号)。清涼化剤として、それは米国特許第5,725,865号および米国特許第5,843,466号(V.Mane Fils).の主題である。コハク酸ならびに類似のグルタル酸モノメンチル(FEMA GRAS 4006)のいずれも、ジカルボン酸およびポリカルボン酸に基づくモノメンチルエステルの重要な例である:



0012

これらの物質の応用例は、例えば、WO 2003 043431(Unilever) または EP 1332772 A1(IFF)の刊行物から入手できる。

0013

本発明の意味する範囲内で好ましいメントール化合物の次に重要な群は、以下を含む:メントールの炭酸エステルおよびポリオール、例えばグリコール、グリセロールまたは炭水化物、例えばメントールエチレングリコールカーボネート(FEMA GRAS3805=Frescolat(登録商標)MGC)、メントールプロピレングリコールカーボネート(FEMA GRAS 3784=Frescolat(登録商標)MPC)、メントール2-メチル-1,2-プロパンジオールカーボネート(FEMA GRAS 3849)または対応する糖誘導体



0014

このような物質のタバコ用清涼化剤としての使用は、例えば1968年の米国特許第3,419,543号(Moldら)の主題であり、その生理学的清涼化剤としての使用は、DE 4226043 A1(H&R)において特許請求されている。

0015

メントール化合物乳酸メンチル(FEMA GRAS3784=Frescolat(登録商標)ML) および、特にメントングリセリルアセタール(FEMA GRAS 3807)または、Frescolat(登録商標)MAGの商品名で販売されているメントングリセリルケタール(FEMA GRAS 3808)は、それぞれ、本発明の意味する範囲内で好ましい。

0016

第1の構造は、乳酸とメントールとのエステル化により得られ、後者はメントンをグリセロールでアセタール化することにより得られる(DE 2608226 A1(H&R)参照)。この化合物群は、清涼化剤10(FEMA GRAS3784、US 6,328,982、TIC 参照)としても知られる3-(l-メントキシ)-1,2,プロパンジオール、および、追加のメチル基を含有する3-(l-メントキシ)-2-メチル-1,2,プロパンジオール(FEMA GRAS 3849)も含む。

0017

3-(l-メントキシ)-1,2,プロパンジオールは、例えば、以下の図式にしたがって、メントールに基づいて製造される(U.S. Pat. No. 4,459,425、Takagaso 参照)。

0018

第1の工程においてメントールをエピクロロヒドリンと反応させる別の経路が、U.S. Pat. No. 6,407,293 および U.S. Pat. No. 6,515,188(Takagaso)に記載されている。CO結合により特徴付けられる好ましいメントール化合物の概要を以下に示す。

0019

これらの物質の中で、以下の物質が特に有利であることがわかった:メントングリセリルアセタール/ケタールおよび乳酸メンチル、ならびにメントールエチレングリコールカーボネートまたはメントールプロピレングリコールカーボネート、それぞれ、Frescolat(登録商標)MGA、Frescolat(登録商標)ML、Frescolat(登録商標)MGCおよびFrescolat(登録商標)MPCの商品名で出願人により販売されている。

0020

C-C結合を3位に有するメントール化合物は、1970年代に初めて開発された。これらの中のいくつかの例も、本発明の意味する範囲内で使用してよい。これらの物質は、一般に、WSタイプと称される。メントール誘導体ベース体を形成し、ここで、ヒドロキシル基がカルボキシル基で置き換えられる(WS-1)。他のWSタイプの全てがこの構造から誘導され、例えば本発明の意味する範囲内で好ましい種類は、WS-3、WS-4、WS-5、WS-12、WS-14およびWS-30である。以下の2つの図は、合成経路を示す。

0021

WS-1から誘導したエステルは、例えば、米国特許第4,157,384号に記載され、対応するN-置換アミドはJ. Soc. Cosmet. Chem. S. 185-200(1978) に記載されている。

0022

本発明の別の好ましい態様において、組成物は、成分(c)として以下からなる群から選択される化粧品添加剤を含んでよい:界面活性剤油体乳化剤真珠光沢ワックス、安定剤、増粘剤過脂肪剤、安定剤、ポリマーシリコーン化合物脂肪ワックスレシチンリン脂質、UV保護因子保湿剤生物起源活性剤酸化防止剤防臭剤発汗防止剤フケ防止剤、フィルム形成剤膨潤剤防虫剤セルフタンニング剤チロシン阻害剤脱色剤)、ヒドロトロープ可溶化剤防腐剤香油および染料、ならびにそれらの混合物。上記組成物は、特にエマルジョンとして存在する際、改善された貯蔵性の特徴を有する。

0023

本発明の製剤は、成分(a)および(b)を0.1:99〜99.9:1、好ましくは10:90〜90:10、より好ましくは25:75〜75:25、特に好ましくは40:60〜60:40の重量比で含んでよい。成分(a+b)および(c)を、0.01:99.9〜2:98、好ましくは0.5:99.5〜1.5:98.5、最も好ましくは約1:99の重量比で含んでよい。

0024

〔産業上の利用〕
〔化粧品および/または医薬品組成物
本発明のさらなる主題は、
(a)メントフラン、
(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物、および
(c)化粧品用途において使用が許可された担体
を含む化粧品組成物に関する。

0025

化粧品製品は、好ましくは、スキンケア製品ヘアケア製品ボディケア製品日焼け止め剤および口腔ケア製品およびデンタルケア製品が挙げられる。特に、エマルジョン、マイクロエマルジョンまたはPITエマルジョンとして存在する組成物が有利である。

0026

本発明のさらなる主題は、
(a)メントフラン、
(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物、および
(c)医薬品用途において使用が許可された担体
を含む、風邪の症状を処置するための医薬品組成物に関し、ここで、本発明の特徴的な特性は治療上の適用が行われることである。

0027

医薬品製品は、好ましくは、トローチ剤(lozenge)、風邪ドロップ剤(cold drop)、シロップコールドバームおよびコールドスプレーであり、風邪の症状をやわらげる。

0028

化粧品担体または医薬品担体は、以下からなる群から選択することが好ましい:水、2〜6個の炭素原子を含有するアルコール、1〜10個の炭素原子および2〜4個のヒドロキシル基を含有するポリオールおよび油体。水に加えて、エタノールイソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロパンペンタエリスリトールおよび6〜22個、好ましくは8〜18個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状、飽和、および特に不飽和の脂肪酸と、1〜6個の炭素原子を含有するアルコールとのエステルが特に好ましい。

0029

本発明の化粧品および/または医薬品組成物は、成分(a)および(b)を、0.1:99〜99.9:1、好ましくは10:90〜90:10、より好ましくは25:75〜75:25、最も好ましくは40:60〜60:40の重量比で含有してよい。成分(a+b)および(c)を、0.01:99.9〜2:98、好ましくは0.5:99.5〜1.5:98.5、特に約1:99の重量比で含有してよい。

0030

本発明の化粧品および/または医薬品組成物は、他の通常の補助物質および添加剤、例えば肌にやさしい界面活性剤、油体、乳化剤、真珠光沢ワックス、粘稠度因子、増粘剤、過脂肪剤、安定剤、ポリマー、シリコーン化合物、脂肪、ワックス、レシチン、リン脂質、UV保護因子、保湿剤、生物起源活性剤、酸化防止剤、防虫剤、セルフタンニング剤、チロシン阻害剤(脱色剤)、ヒドロトロープ、可溶化剤、防腐剤、香油および染料などを含んでもよい。

0031

〔界面活性剤〕
適当な界面活性物質は、アニオン性非イオン性カチオン性および/または両性または双性イオン性界面活性剤である。活性な剤中におけるそれらの割合は、通常、約1〜70重量%、好ましくは5〜50重量%、より好ましくは約10〜30重量%である。アニオン性界面活性剤の例は、石鹸アルキルベンゼンスルホネートアルカンスルホネートオレフィンスルホネートアルキルエーテルスルホネートグリセロールエーテルスルホネート、α−メチルエステルスルホネートスルホ脂肪酸、アルキルスルフェートアルキルエーテルスルフェート、グリセロールエーテルスルフェート、脂肪酸エーテルスルフェートヒドロキシ混合エーテルスルフェート、モノグリセリドエーテル)スルフェート、脂肪酸アミド(エーテル)スルフェート、モノ−およびジアルキルスルホスクシネート、モノ−およびジアルキルスルホスクシナメート、スルホトリグリセリド、アミド石鹸、エーテルカルボン酸およびその塩、脂肪酸イセチオネート脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、N−アシルアミノ酸、例えばアシルラクチレートアシタルトレートアシルグルタメートおよびアシルアスパルテート、アルキルオリゴグルコシドスルフェート、タンパク質脂肪酸縮合物(特に、コムギに基づく植物生成物)、および、アルキル(エーテル)ホスフェートである。アニオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を含有する場合、これらは通常の同族体分布を有していてよいが、好ましくは狭い範囲の同族体分布を有する。非イオン性界面活性剤の例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、混合エーテルまたは混合ホルマール、任意に部分的に酸化したアルキル(アルケニルオリゴグリコシドまたはグルクロン酸誘導体、脂肪酸-N-アルキルグルカミド、タンパク質加水分解物(より具体的にはコムギに基づく植物生成物)ポリオール脂肪酸エステル糖エステルソルビタンエステルおよびアミンオキシドである。非イオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を含有する場合、これらは通常の分布を有していてよいが、好ましくは狭い範囲の同族体分布を有する。カチオン性界面活性剤の例は、第四級アンモニウム化合物、例えばジメチルステアリルアンモニウムクロリド、およびエステルクォート、より具体的には第四級化脂肪酸トリアルカノールアミンエステル塩である。両性または双性イオン性界面活性剤の例は、アルキルベタインアルキルアミドベタインアミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾリニウムベタインおよびスルホベタインである。上記した界面活性剤は全て既知化合物である。特に適当な穏やかな、即ち、特に皮膚に適合する界面活性剤の例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、モノ−および/またはジアルキルスルホスクシネート、脂肪酸イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、脂肪酸グルタメートα−オレフィンスルホネート、エーテルカルボン酸、アルキルオリゴグルコシド、脂肪酸グルカミド、アルキルアミドベタイン、アンホアセタールおよび/またはタンパク質脂肪酸縮合物であり、後者は好ましくは、コムギに基づくタンパク質である。

0032

〔油体〕
適当な油体は、例えば、6〜18個、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する脂肪アルコールに基づくゲルベアルコール、直鎖状C6−C22脂肪酸と直鎖状または分岐状C6−C22脂肪アルコールとのエステルまたは分岐状C6−C13カルボン酸と直鎖状または分岐状C6−C22脂肪アルコールとのエステル、例えばミリスチン酸ミリスチルパルミチン酸ミリスチルステアリン酸ミリスチル、イソステアリン酸ミリスチル、オレイン酸ミリスチル、ベヘン酸ミリスチル、エルカ酸ミリスチル、ミリスチン酸セチルパルミチン酸セチル、ステアリン酸セチル、イソステアリン酸セチル、オレイン酸セチル、ベヘン酸セチル、エルカ酸セチル、ミリスチン酸ステアリル、パルミチン酸ステアリル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸ステアリル、オレイン酸ステアリル、ベヘン酸ステアリル、エルカ酸ステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ベヘン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ミリスチン酸オレイル、パルミチン酸オレイル、ステアリン酸オレイル、イソステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル、ベヘン酸オレイル、エルカ酸オレイル、ミリスチン酸ベヘニル、パルミチン酸ベヘニル、ステアリン酸ベヘニル、イソステアリン酸ベヘニル、オレイン酸ベヘニル、ベヘン酸ベヘニル、エルカ酸ベヘニル、ミリスチン酸エルシル、パルミチン酸エルシル、ステアリン酸エルシル、イソステアリン酸エルシル、オレイン酸エルシル、ベヘン酸エルシルおよびエルカ酸エルシルなどである。直鎖状C6−C22−脂肪酸と分枝状アルコール(特に2−エチルヘキサノール)とのエステル、C18−C38−アルキルヒドロキシカルボン酸と直鎖状または分枝状C6−C22−脂肪アルコール(特に、ジオクチルマレート)とのエステル、直鎖状および/または分枝状脂肪酸と多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、ダイマージオールまたはトリマートリオール)および/またはゲルベアルコールとのエステル、C6−C10−脂肪酸に基づくトリグリセリド、C6−C18−脂肪酸に基づく液体のモノ−/ジ−/トリグリセリド混合物、C6−C22−脂肪アルコールおよび/またはゲルベアルコールと芳香族カルボン酸との、特に安息香酸とのエステル、C2−C12−ジカルボン酸と1〜22個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状アルコールまたは2〜10個の炭素原子および2〜6個のヒドロキシル基を有するポリオールとのエステル、植物油、分枝状第一級アルコール置換シクロヘキサン、直鎖状および分枝状C6−C22−脂肪アルコールカーボネート、例えば、炭酸ジカプリリル(Cetiol(登録商標)CC)、6〜18個、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する脂肪アルコールに基づくゲルベカーボネート、安息香酸と直鎖状および/または分枝状C6−C22−アルコール(例えばFinsolv(登録商標)TN)とのエステル、アルキル基1つあたりに6〜22個の炭素原子を有する、直鎖状または分枝状、対称または非対称ジアルキルエーテル、例えばジカプリリルエーテル(Cetiol(登録商標)OE)、エポキシ化脂肪酸エステルのポリオールによる開環生成物シリコーン油シクロメチコーンシリコンメチコーングレード等)および/または脂肪族またはナフテン系炭化水素、例えばスクアランスクアレンまたはジアルキルシクロヘキサンも適当である。

0033

〔乳化剤〕
適当な乳化剤は、例えば、以下の群の少なくとも1つから選ばれる非イオノゲン性界面活性剤である:
・直鎖状C8-22脂肪アルコールへの、C12-22脂肪酸への、アルキル基において8〜15個の炭素原子を有するアルキルフェノールへの、およびアルキル基において8〜22個の炭素原子を有するアルキルアミンへの、エチレンオキシド2〜30モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5モルの付加生成物
・アルキル(アルケニル)基に8〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドおよびそのエトキシ化類似体
ヒマシ油および/または水素添加ヒマシ油へのエチレンオキシド1〜15モル付加生成物;
・ヒマシ油および/または水素添加ヒマシ油へのエチレンオキシド15〜60モル付加生成物;
・グリセロールおよび/またはソルビタンと、12〜22個の炭素原子を有する不飽和、直鎖状または飽和、分枝状脂肪酸との、および/または、3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸との部分エステル、およびそれらのエチレンオキシド1〜30モル付加物
ポリグリセロール(平均自己縮合度2〜8)、ポリエチレングリコール分子量400〜5000)、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、糖アルコール(例えばソルビトール)、アルキルグルコシド(例えばメチルグルコシドブチルグルコシドラウリルグルコシド)、およびポリグルコシド(例えばセルロース)と、12〜22個の炭素原子を有する飽和および/または不飽和、直鎖状または分枝状脂肪酸および/または3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸との部分エステル、およびそのエチレンオキシド1〜30モル付加物;
・ペンタエリスリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪アルコールの混合エステルおよび/または6〜22個の炭素原子を有する脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオール、好ましくはグリセロールまたはポリグリセロールの混合エステル、
・モノ−、ジ−およびトリアルキルホスフェート、およびモノ−、ジ−および/またはトリ−PEGアルキルホスフェートおよびその塩;
羊毛脂アルコール;
ポリシロキサンポリアルキルポリエーテルコポリマーおよび対応する誘導体;
ブロックコポリマー、例えばポリエチレングリコール−30ジポリヒドロキシステアレート
ポリマー乳化剤、例えばGoodrichのPemulenタイプ(TR−1、TR−2)またはCognisのCosmedia(登録商標)SP;
ポリアルキレングリコール、および、
グリセリンカーボネート

0034

特に適当な乳化剤を、以下により詳細に記載する。
(a)アルコキシレート
脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノールへの、またはヒマシ油への、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの付加生成物は既知であり、市販製品である。これらは、同族体混合物であり、その平均アルコキシ化度は、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドと付加反応を行う基質の量の比に相当する。グリセロールのエチレン付加生成物のC12/18脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、化粧品組成物用の脂質層促進剤として知られている。

0035

(b)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド
アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、製造およびその使用は、現在技術から既知である。これらは、特に、グルコースまたはオリゴ糖と8〜18個の炭素原子を有する第一級アルコールとを反応させることによって製造される。グリコシド成分に関する限り、環状糖単位がグリコシド結合によって脂肪アルコールに結合しているモノグリコシドならびに好ましくは約8以下のオリゴマー化度を有するオリゴマーグリコシドの両方が適当である。オリゴマー化度は統計学平均値を意味し、この値は、上記のような工業用製品に通常の同族体分布に基づいている。

0036

(c)部分グリセリド
適当な部分グリセリドの例は、ヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、リシノール酸モノグリセリドリシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノグリセリドリノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリドリノレン酸ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリド、および製造工程からの少量のトリグリセリドをさらに含有してよいそれらの工業用混合物である。前記部分グリセリドへのエチレンオキシド1〜30mol、好ましくは5〜10mol付加生成物も、同様に適当である。

0037

(d)ソルビタンエステル
適当なソルビタンエステルは、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセスキイソステアレート、ソルビタンジイソステアレート、ソルビタントリイソステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノエルケート、ソルビタンセスキエルケート、ソルビタンジエルケート、ソルビタントリエルケート、ソルビタンモノリシノレエート、ソルビタンセスキリシノレエート、ソルビタンジリシノレエート、ソルビタントリリシノレエート、ソルビタンモノヒドロキシステアレート、ソルビタンセスキヒドロキシステアレート、ソルビタンジヒドロキシステアレート、ソルビタントリヒドロキシステアレート、ソルビタンモノタルトレート、ソルビタンセスキタルトレート、ソルビタンジタルトレート、ソルビタントリタルトレート、ソルビタンモノシトレート、ソルビタンセスキシトレート、ソルビタンジシトレート、ソルビタントリシトレート、ソルビタンモノマレエート、ソルビタンセスキマレエート、ソルビタンジマレエート、ソルビタントリマレエート、およびこれらの工業用混合物である。前記ソルビタンエステルの、エチレンオキシド1〜30mol、好ましくは5〜10mol付加生成物も、同様に適当である。

0038

(e)ポリグリセロールエステル
適当なポリグリセロールエステルの例は、ポリグリセリル−2ジポリヒドロキシステアレート(Dehymuls(登録商標)PGPH)、ポリグリセリン−3-ジイソステアレート(Lameform(登録商標)TGI)、ポリグリセリル−4イソステアレート(Isolan(登録商標)GI 34)、ポリグリセリル−3オレエート、ジイソステアロイルポリグリセリル−3ジイソステアレート(Isolan(登録商標)PDI)、ポリグリセリル−3メチルグルコースジステアレート(Tego Care(登録商標)450)、ポリグリセリル−3ミツロウ(Cera Bellina(登録商標))、ポリグリセリル−4カプレート(Polyglycerol Caprate T2010/90)、ポリグリセリル−3セチルエーテル(Chimexane(登録商標)NL)、ポリグリセリル−3ジステアレート(Cremophor(登録商標)GS 32)およびポリグリセリルポリリシノレエート(Admul(登録商標)WOL 1403)、ポリグリセリルダイマレートイソステアレート、およびそれらの混合物である。他の適当なポリオールエステルの例は、トリメチロールプロパンまたはペンタエリスリトールとラウリン酸ヤシ脂肪酸、獣脂脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸などとの、モノ−、ジ−およびトリエステルである。

0039

(f)アニオン性乳化剤
通常のアニオン性乳化剤は、脂肪族C12-22脂肪酸、例えばパルミチン酸、ステアリン酸またはベヘン酸、およびC12-22ジカルボン酸、例えばアゼライン酸またはセバシン酸である。

0040

(g)両性およびカチオン性乳化剤
他の適当な乳化剤は、双性イオン性界面活性剤である。双性イオン性界面活性剤は、少なくとも1つの第四級アンモニウム基および少なくとも1つのカルボキシレートおよび1つのスルホネート基を分子中に有する表面活性化合物である。特に適当な双性イオン性界面活性剤は、いわゆるベタイン、例えばN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココアキルジメチルアンモニウムグリシネート、N−アシルアミノプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココアシルアミノプロピル−ジメチルアンモニウムグリシネート、および2−アルキル−3−カルボキシメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリンであり(アルキルまたはアシル基に8〜18個の炭素原子を含有する)およびココアシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートである。コカミドプロピルベタインのCTFA名で知られる脂肪酸アミド誘導体は特に好ましい。両性界面活性剤も適当な乳化剤である。両性界面活性剤は、C8/18−アルキルまたはアシル基に加えて、少なくとも1つの遊離のアミノ基および少なくとも1つの−COOH基または−SO3H基を分子中に含有し、内部塩を形成することができる表面活性化合物である。適当な両性界面活性剤の例は、N−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アルキルアミノ酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−N−アルキルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサルコシン、2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸(約8〜18個の炭素原子をアルキル基に含有する)である。特に好ましい両性界面活性剤は、N−ココアルキルアミノプロピオネート、ココアシルアミノエチルアミノプロピオネートおよびC12/18−アシルサルコシンである。最後に、カチオン性界面活性剤も適当な乳化剤であり、エステルクォート型のもの、好ましくはメチル−四級化ジ脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩が特に好ましい。

0041

〔脂肪およびワックス〕
脂肪の例は、グリセリド、すなわち、高級脂肪酸の混合グリセロールエステルから本質的になる、固体または液体の植物または動物生成物である。適当なワックスは、特に天然ワックス、例えばキャンデリラワックスカルナウバロウ、木ロウアフリカハネガヤワックス、コルクワックス、グアルマ(guaruma)ワックス、ライスオイルワックス、サトウキビワックス、オウリキュリー(ouricury)ワックス、モンタンワックス、ミツロウ、セラックワックス、鯨ろうラノリン羊毛ワックス)、尾羽脂、セレシンオゾケライト地ろう)、鉱油パラフィンワックスおよびマイクロワックス化学修飾したワックス(硬ワックス)、例えばモンタンエステルワックス、サゾール(sasol)ワックス、水素添加ホホバワックス、ならびに合成ワックス、例えばポリアルキレンワックスおよびポリエチレングリコールワックスである。脂肪の他に、他の適当な添加剤は、脂肪様の物質、例えばレシチンおよびリン脂質である。レシチンは、専門家の間で、脂肪酸、グリセロール、リン酸およびコリンからエステル化によって生成するグリセロリン脂質であるとして知られている。従って、レシチンは、専門家によりホスファチジルコリン(PC)と称されることも多い。天然レシチンの例は、ホスファチジン酸としても知られるケファリンであり、これは、1,2−ジアシル−sn−グリセロール−3−リン酸の誘導体である。対照的に、リン脂質は、リン酸とグリセロールとのモノエステル、好ましくはジエステル(グリセロールホスフェート)を意味すると通常は理解されており、これは通常、脂肪として分類されている。スフィンゴシンおよびスフィンゴ脂質も適当である。

0042

〔真珠光沢ワックス〕
適当な真珠光沢ワックスの例は、例えば以下である:アルキレングリコールエステル、特にエチレングリコールジステアレート脂肪酸アルカノールアミド、特にココ脂肪酸ジエタノールアミド;部分グリセリド、特にステアリン酸モノグリセリド;多塩基性の任意にヒドロキシ置換されたカルボン酸と、6〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコールとのエステル、特に酒石酸の長鎖エステル脂肪化合物、例えば合計で少なくとも24個の炭素原子を有する、脂肪アルコール、脂肪ケトン脂肪アルデヒド脂肪エーテルおよび脂肪カーボネート、特にラウロンおよびジステアリルエーテル;脂肪酸、例えばステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸またはベヘン酸、12〜22個の炭素原子を有するオレフィンエポキシドの、12〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコールおよび/または2〜15個の炭素原子および2〜10個のヒドロキシル基を含有するポリオールによる開環生成物;およびそれらの混合物。

0043

〔粘稠度因子および増粘剤〕
主に使用される粘稠度因子は、12〜22個、好ましくは16〜18個の炭素原子を含有する脂肪アルコールまたはヒドロキシ脂肪アルコール、ならびに部分グリセリド、脂肪酸またはヒドロキシ脂肪酸である。これらの物質と、アルキルオリゴグルコシドおよび/または同一鎖長の脂肪酸N−メチルグルカミドおよび/またはポリグリセロールポリ−12−ヒドロキシステアレートとの組合せを使用することが好ましい。適当な増粘剤は、例えば、Aerosil(登録商標)型(親水性シリカ)、多糖類、特にキサンタンガムグアール寒天アルギネートおよびチロース(tylose)、カルボキシメチルセルロースヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロース、ならびに比較的高分子量脂肪酸ポリエチレングリコールモノエステルおよびジエステル、ポリアクリレート(例えばCarbopol(登録商標)およびPemulenタイプ[Goodrich];Synthalen(登録商標)[Sigma];Keltrolタイプ[Kelco];Sepigelタイプ[Seppic];Salcareタイプ[Allied Colloids]))、ポリアクリルアミド、ポリマー、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンである。特に有効であることがわかった他の粘稠度因子は、ベントナイト、例えばシクロペンタシロキサン、ジステアルジモニウムヘクトライトおよびプロピレンカーボネートの混合物であるBentone(登録商標)Gel VS 5PC(Rheox)である。他の適当な粘稠度因子は、界面活性剤、例えばエトキシ化脂肪酸グリセリド、脂肪酸とポリオールとのエステルエステル、例えばペンタエリスリトールまたはトリメチロールプロパン、狭い範囲の脂肪アルコールエトキシレートまたはアルキルオリゴグルコシド、ならびに、電解質、例えば、塩化ナトリウムおよび塩化アンモニウムである。

0044

〔過脂肪剤〕
過脂肪剤は、例えばラノリンおよびレシチン、ならびにポリエトキシ化またはアシル化ラノリンおよびレシチン誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールアミドなどの物質から選択してよく、該脂肪酸アルカノールアミドは発泡安定剤としても働く。

0045

〔安定剤〕
脂肪酸の金属塩、例えばマグネシウムアルミニウムおよび/または亜鉛ステアレートまたはリシノレエートを安定剤として使用してよい。

0046

〔ポリマー〕
適当なカチオン性ポリマーは、例えば、カチオン性セルロース誘導体、例えば、AmercholよりポリマーJR 400(登録商標)の名称で入手できる第四級化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性デンプンジアリルアンモニウム塩アクリルアミドコポリマー、第四級化ビニルピロリドンビニルイミダゾールポリマー、例えば、Luviquat(登録商標)(BASF)、ポリグリコールアミンとの縮合生成物、第四級化コラーゲンポリペプチド、例えばラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン(Lamequat(登録商標)L、Gruenau)、第四級化コムギポリペプチド、ポリエチレンイミンカチオン性シリコーンポリマー、例えばアモジメチコーンアジピン酸ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンとのコポリマー(Cartaretine(登録商標),Sandoz)、アクリル酸ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー(Merquat(登録商標)550、Chemviron)、ポリアミノポリアミド、およびその架橋した水溶性ポリマー、カチオン性キチン誘導体、例えば第四級化キトサン、場合により微結晶分散体ジハロアルキル(例えばジブロモブタン)と、ビスジアルキルアミン(例えばビス−ジメチルアミノ−1,3−プロパン)との縮合生成物、カチオン性グアールガム、例えば、Celanese製のJaguar(登録商標)CBS、Jaguar(登録商標)C-17、Jaguar(登録商標)C-16、第四級化アンモニウム塩ポリマー、例えば、Miranol製のMirapol(登録商標)A-15、Mirapol(登録商標)AD-1、Mirapol(登録商標)AZ-1である。

0047

適当なアニオン性、双性イオン性、両性およびノニオン性ポリマーは、例えば、酢酸ビニルクロトン酸コポリマー、ビニルピロリドン/アクリル酸ビニルコポリマー、酢酸ビニル/マレイン酸ブチル/アクリル酸イソボルニルコポリマー、メチルビニルエーテル無水マレイン酸コポリマーおよびそのエステル、未架橋のポリアクリル酸およびポリオールで架橋したポリアクリル酸、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドアクリレートコポリマーオクチルアクリルアミドメタクリル酸メチル/tert.−ブチルアミノエチルメタクリレート/2−ヒドロキシプロピルメタクリレートコポリマー、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートビニルカプロラクタムターポリマーおよび所望により誘導体化したセルロースエーテルおよびシリコーンである。

0048

〔シリコーン化合物〕
適当なシリコーン化合物は、例えば、ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサン環状シリコーン、およびアミノ−、脂肪酸−、アルコール−、ポリエーテル−、エポキシ−、フッ素−、グリコシド−および/またはアルキル−変性シリコーン化合物であり、これらは、室温で液体または樹脂様のいずれであってもよい。他の適当なシリコーン化合物はシメチコンであり、これは、200〜300のジメチルシロキサン単位平均鎖長を有するジメチコーンと水素化シリケートの混合物である。

0049

〔UV保護因子〕
UV保護因子は、例えば、室温で液体または結晶性であり、かつ、紫外線を吸収し、吸収したエネルギーをより長波長放射、例えば熱の形態で再び放出することができる有機物質光フィルター)である。UV保護因子は、通常、0.1〜5、好ましくは0.2〜1重量%の量で存在する。UV-Bフィルターは、油溶性または水溶性であることができる。油溶性物質の例を以下に挙げる:
・3−ベンジリデンカンファーまたは3−ベンジリデンノルカンファーおよびその誘導体、例えば3−(4−メチルベンジリデン)カンファー;
・4−アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4−(ジメチルアミノ)−安息香酸−2−エチルヘキシルエステル、4−(ジメチルアミノ)−安息香酸−2−オクチルエステルおよび4−(ジメチルアミノ)安息香酸アミルエステル;
ケイ皮酸のエステル、好ましくは4−メトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシルエステル、4−メトキシケイ皮酸プロピルエステル、4−メトキシケイ皮酸イソアミルエステル、2−シアノ−3,3−フェニルケイ皮酸−2−エチルヘキシル(オクトクリレン);
サリチル酸のエステル、好ましくはサリチル酸−2−エチルヘキシルエステル、サリチル酸−4−イソプロピルベンジルエステル、サリチル酸ホモメンチルエステル;
ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン;
ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4−メトキシベンザルマロン酸ジ−2−エチルヘキシルエステル;
トリアジンの誘導体、例えば2,4,6−トリアニリノ−(p−カルボ−2’−エチル−1’−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリアジンおよびオクチルトリアゾンまたはジオクチルブタアミドトリアゾン(Uvasorb(登録商標)HEB);
・プロパン−1,3−ジオン、例えば1−(4−tert.ブチルフェニル)−3−(4’−メトキシフェニル)−プロパン−1,3−ジオン;
ケトトリシクロ(5.2.1.0)デカン誘導体

0050

適当な水溶性物質は、以下である:
・2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸およびそのアルカリ金属アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウムアルカノールアンモニウムおよびそのグルクアンモニウム塩;
・1H-ベンズイミダゾール-4,6-ジスルホン酸、2,2'−(1,4−フェニレン)ビス−、ジナトリウム塩(Neo Heliopan(登録商標)AP);
・ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸およびその塩;
・3−ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導体、例えば4−(2−オキソ−3−ボルニリデンメチル)−ベンゼンスルホン酸および2−メチル−5−(2−オキソ−3−ボルニリデン)スルホン酸およびその塩。

0051

通常のUV−Aフィルターは、特に、ベンゾイルメタンの誘導体、例えば1−(4’−tert−ブチルフェニル)−3−(4’−メトキシフェニル)プロパン−1,3−ジオン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン(Parsol(登録商標)1789)、1−フェニル−3−(4’−イソプロピルフェニル)プロパン−1,3−ジオン、およびエナミン化合物である。勿論、UV−AおよびUV−Bフィルターを、混合物で使用することもできる。特に好ましい組合せは、ベンゾイルメタンの誘導体、例えば4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン(Parsol(登録商標)1789)および2−シアノ−3,3−フェニルケイ皮酸2−エチルヘキシル(オクトクリレン)からなり、ケイ皮酸のエステル、好ましくは4−メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルおよび/または4−メトキシケイ皮酸プロピルおよび/または4−メトキシケイ皮酸イソアミルと組み合せる。このような組合せを、有利には水溶性フィルター、例えば2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸およびそのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウムおよびグルクアンモニウム塩と組み合せる。

0052

上記の可溶性物質に加えて、不溶性の光保護顔料、すなわち、微細分散金属酸化物または塩も、この目的に適当である。適当な金属酸化物の例は、特に、酸化亜鉛および二酸化チタン、ならびに、鉄、ジルコニウムケイ素マンガン、アルミニウムおよびセリウム酸化物およびこれらの混合物である。ケイ酸塩(タルク)、硫酸バリウムまたはステアリン酸亜鉛を塩として使用してよい。これらの酸化物および塩を、皮膚ケアおよび皮膚保護エマルジョンおよび美容化粧品のための顔料の形態で使用する。粒子は、100nm未満、好ましくは5〜50nm、より好ましくは15〜30nmの平均直径を有しているべきである。これらは球の形状を有していてよいが、楕円形の粒子または球形からいくらかはずれた形状の粒子を使用することもできる。また、顔料を、表面処理すること、すなわち親水性化または疎水性化することもできる。その代表例は、被覆した二酸化チタン、例えば、Titandioxid T 805(Degussa)およびEusolex(登録商標)T2000、Eusolex(登録商標)T、Eusolex(登録商標)T-ECO、Eusolex(登録商標)T-S、Eusolex(登録商標)T-Aqua、Eusolex(登録商標)T-45D(全てMerck製)である。適当な疎水性被覆材料は、とりわけシリコーンであり、中でも特に、トリアルコキシオクチルシランまたはシメチコーンである。日焼け止め剤において、いわゆるミクロまたはナノ顔料を使用することが好ましい。ミクロ化した酸化亜鉛、例えばZ-COTE(登録商標)またはZ-COTE HP1(登録商標)を使用することが好ましい。

0053

〔保湿剤〕
保湿剤は、組成物の感覚特性を改善するため、ならびに皮膚の水和を調整するために添加する。同時に、本発明の組成物の低温安定性が、特にエマルジョンにおいて、増大する。保湿剤は、通常、0.1〜15重量%、好ましくは1〜10重量%、特に5〜10重量%の量で存在する。

0054

本発明の適当な保湿剤は、a.o.アミノ酸ピロリドンカルボン酸、乳酸およびその塩、ラクチトール尿素および尿素誘導体尿酸グルコサミンクレアチニン、コラーゲン加水分解生成物、キトサンまたはキトサン塩キトサン誘導体であり、特にポリオールおよびポリオール誘導体(例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールエリトリット、1,2,6-ヘキサントリオール、ポリエチレングリコール、例えばPEG-4、PEG-6、PEG-7、PEG-8、PEG-9、PEG-10、PEG-12、PEG-14、PEG-16、PEG-18、PEG-20)、糖および糖誘導体(a.o.フルクトース、グルコース、マルトースマルチトールマンニットイノシットソルバイト、ソルビチルシランジオール、スクロース、トレハロースキシロース、キシリット、グルクロン酸およびその塩)、エトキシ化ソルビトール(ソルベス-6、ソルベス-20、ソルベス-30、ソルベス-40)、ハチミツおよび水素化ハチミツ、水素化デンプン加水分解物、ならびに水素化小麦タンパク質およびPEG-20-アセテートコポリマーの混合物である。本発明の特に好ましい保湿剤は、グリセリンジグリセリントリグリセリンおよびブチレングリコールである。

0055

〔生物起源剤および酸化防止剤〕
生物起源剤は、例えばトコフェロール酢酸トコフェロール、パルミチン酸トコフェロール、アスコルビン酸、(デオキシリボ核酸およびその断片化生成物、β−グルカンレチノールビサボロールアラントインフィタントリオールパンテノールAHA酸、アミノ酸、セラミド疑似セラミド、精油、植物抽出物、例えばプラナ抽出物バンバナッツ抽出物およびビタミン複合体である。

0056

酸化防止剤は、UV線が皮膚に入るとすぐに引き起こされる光化学反応連鎖を遮断する。その例は、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン酸)およびその誘導体、ペプチド、例えばD,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよびその誘導体(例えばアンセリン)、カロチノイドカロテン(例えばα−カロテン、β−カロテンリコピン)およびその誘導体、クロゲニン酸およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体(例えば、ジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコースプロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシングルタチオンシステインシスチンシスタミンおよびそのグリコシル、N−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイルコレステリルおよびグリセリルエステル)およびその塩、ジラウリルチオジプロピオネートジステアリルチオジプロピオネートチオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチドヌクレオシドおよび塩)、および極めて少ない許容用量(例えば、pモル〜μモル/kg)で用いるスルホキシイミン化合物(例えば、ブチオニンスルホキシイミン、ホモシステインスルホキシイミン、ブチオニンスルホンペンタ−、ヘキサ−およびヘプタチオニンスルホキシイミン)、ならびに、(金属)キレート剤(例えば、α−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸胆汁酸胆汁抽出物、ビリルビンビリベルジンEDTA、EGTAおよびその誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えば、γ−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユビキノールおよびその誘導体、ビタミンCおよび誘導体(例えば、パルミチン酸アスコルビル、リン酸Mgアスコルビル、酢酸アスコルビル)、トコフェロールおよび誘導体(例えば、ビタミンEアセテート)、ビタミンAおよび誘導体(ビタミンAパルミテート)およびベンゾイン樹脂のコニフェリベンゾエートルチン酸およびその誘導体、α−グリコシルルチンフェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエンブチルヒドロキシアニソールノルジヒドロアイアシン樹脂酸ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、スーパーオキシドジスムターゼ亜鉛およびその誘導体(例えば、ZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(例えば、セレノメチオニン)、スチルベンおよびその誘導体(例えば、スチルベンオキシドトランス−スチルベンオキシド)および本発明の目的に適当なこれら活性成分の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質)である。

0057

〔防臭剤および抗菌剤
化粧品防臭剤は、体臭を打ち消すか、マスクするか、または除去する。体臭は、アポクリン汗皮膚細菌が作用して不快臭のある分解産物を形成することによって生じる。したがって、防臭剤は、細菌阻害剤、酵素阻害剤臭気吸収剤または臭気マスキング剤として作用する活性成分を含有する。

0058

(a)細菌阻害剤
適当な細菌阻害剤は、原則として、グラム陽性菌に対して効果的である全ての物質であり、例えば、4−ヒドロキシ安息香酸およびその塩およびエステル、N−(4−クロロフェニル)−N'−(3,4−ジクロロフェニル)尿素、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテルトリクロサン)、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2,2'−メチレンビス(6−ブロモ−4−クロロフェノール)、3−メチル−4−(1−メチルエチルフェノール、2−ベンジル−4−クロロフェノール、3−(4−クロロフェノキシ)−1,2−プロパンジオール、3−ヨード−2−プロピニルブチルカルバメートクロルヘキシジン、3,4,4’−トリクロロカルバニリドTTC)、抗菌性香料、チモールタイム油オイゲノール丁子油、メントール、ハッカ油ファルネソールフェノキシエタノールグリセロールモノカプレート、グリセロールモノカプリレートグリセロールモノラウレートGML)、ジグリセロールモノカプレート(DMC)、サリチル酸n−アルキルアミド、例えば、n−オクチルサリチルアミドまたはN−デシルサリチルアミドである。

0059

(b)酵素阻害剤
適当な酵素阻害剤は例えば、エステラーゼ阻害剤である。エステラーゼ阻害剤は好ましくは、クエン酸トリアルキル、例えばクエン酸トリメチルクエン酸トリプロピル、クエン酸トリイソプロピル、クエン酸トリブチル、および特にクエン酸トリエチル(Hydagen(登録商標)CAT)である。この物質は、酵素活性を阻害することにより、臭気の生成を抑制する。エステラーゼ阻害剤として適当な他の物質は、ステロールスルフェートまたはホスフェート、例えばラノステロールコレステロールカンペステロールスチグマステロールおよびシトステロールのスルフェートまたはホスフェート、それらのジカルボン酸およびエステル、例えばグルタル酸モノエチルグルタレート、ジエチルグルタレート、アジピン酸、モノエチルアジペートジエチルアジペート、マロン酸およびジエチルマロネート、ヒドロキシカルボン酸およびそのエステル、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸または酒石酸ジエチルエステル、およびグリシン酸亜鉛である。

0060

(c)臭気吸収剤
適当な臭気吸収剤は、臭気生成化合物を吸収し、概ね保持することのできる物質である。そのような臭気吸収剤は、各成分の分圧を低下させ、それにより各成分の拡散率も低下させる。この方法において香料が損なわれず残らねばならないことが重要である。臭気吸収剤は細菌に対して有効ではない。臭気吸収剤は例えば、リシノール酸の錯亜鉛塩、または当業者に「fixatives」として知られる、特定の非常に臭いのある天然香料、例えばラブダナムまたはエゴノキの抽出物、またはある種のアビエチン酸誘導体を、主成分として含有する。臭気マスキング剤は、香料または香油であり、臭気マスキング剤としての機能に加えて、防臭剤に個々の香調を付与する。香油の例は、例えば天然および合成香料の混合物である。天然香料は、花、および葉、果実果皮、根、木、香草および草、針葉および枝、樹脂およびバルサムの抽出物である。動物生成物、例えばシベットおよび海狸香も適当である。合成香料化合物は、通常、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。エステル型香料化合物の例は、ベンジルアセテート、p-tert-ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルメートアリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネート、およびベンジルサリチレートである。エーテルは例えば、ベンジルエチルエーテル包含し、アルデヒドは例えば、8〜18個の炭素原子を有する直鎖状アルカナールシトラールシトロネラル、シトロネリルオキシアセトアルデヒドシクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラル、リリアールおよびブルゲオナールを包含し、ケトンは例えば、イオノン、およびメチルセドリルケトンを包含し、アルコールは、アネトールシトロネロール、オイゲノール、イソオルゲノール、ゲラニオールリナロールフェニルエチルアルコールおよびテルピネオールを包含し、炭化水素は主として、テルペン類およびバルサム類を包含する。しかしながら、共に快い香を発する種々の香料化合物の混合物を使用することが好ましい。芳香成分として用いられることの多い比較的低揮発性の精油、例えばセージ油カモミール油、丁子油、メリッサ油、ミント油、シナモン葉油、ライム花油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、オリバナム油ガルバヌム油、ラブダナム油およびラバジン油も香油として適当である。下記のものを単独で、または混合物として使用することが好ましい:ベルガモット油ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレフォルテ(boisambrene forte)、アンブロキサン(ambroxan)、インドールヘジオン(hedione)、サンデリス(sandelice)、レモン油マンダリン油オレンジ油、アリルアミルグリコレートシクロベルタル(cyclovertal)、ラバンジン油、クラリーセージ油、β-ダマスコンゼラニウム油バーボンシクロヘキシルサリチレート、バートフィックスクール(Vertofix coeur)、イソ-E-スーパー(iso-E-super)、フィソリド NP(Fixolide NP)、エベルニル、イラルデイン(iraldein)ガンマフェニル酢酸ゲラニルアセテート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミレート(romilat)、イロチル(irotyl)およびフロラメート(floramat)。

0061

(d)発汗防止活性物質
発汗防止剤はエクリン汗腺の働きに作用することにより発汗を減らし、わき下の湿りおよび体臭を弱める。水性または水不含有の発汗防止製剤は通常、下記成分を含有する:
収斂性活性成分、
・油成分、
非イオン性乳化剤
共乳化剤
・粘稠度因子、
・例えば増粘剤または錯化剤の形態の補助物質、および/または
非水性溶媒、例えばエタノール、プロピレングリコールおよび/またはグリセロール。

0062

適当な収斂性発汗防止剤活性成分は、主にアルミニウム、ジルコニウムまたは亜鉛の塩である。このような適当な制汗活性成分は、例えば、アルミニウムクロリドアルミニウムクロロヒドレート、アルミニウムジクロロヒドレート、アルミニウムセスキクロロヒドレート、およびそれらと例えば1,2-プロピレングリコールとの錯化合物、アルミニウムヒドロキシアラントイネート、アルミニウムクロリドタートレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート、およびそれらと例えばアミノ酸(例えばグリシン)との錯化合物である。通常、発汗防止剤中に油溶性および水溶性の補助物質が、比較的少量で存在してもよい。そのような油溶性補助物質は、例えば以下である:
抗炎症性皮膚保護性、または快い香気を有する精油、
・合成皮膚保護剤、および/または
・油溶性香油。

0063

常套の水溶性補助物質は、例えば、防腐剤、水溶性香料pH値調節剤、例えば緩衝混合物、水溶性増粘剤、例えば水溶性天然または合成ポリマー、例えばキサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドンまたは高分子量ポリエチレンオキシドである。

0064

〔フィルム形成剤〕
標準的なフィルム形成剤は、例えばキトサン、微結晶キトサン、第四級化キトサン、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸系ポリマー、第四級セルロース誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、ならびに同様の化合物である。

0065

〔フケ防止剤〕
適当なフケ防止剤は、ピロクトンオラミン(1-ヒドロキシ-4-メチル-6-(2,4,4-トリメチルペンチル)-2-(1H)-ピリジノンモノエタノールアミン塩)、Baypival(登録商標)(クリンバゾール)、Ketoconazol(登録商標)(4-アセチル-1-{4-[2-(2,4-ジクロロフェニル) r-2-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-1,3-ジオキシラン-c-4-イルメトキシフェニル}-ピペラジンケトコナゾール、エルビオール、二硫化セレンコロイドイオウ、イオウポリエチレングリコールソルビタンモノオレエート、イオウリシノールポリエトキシレート、イオウタール蒸留物、サリチル酸(またはヘキサクロロフェンとの組合せ)、ウンデシレン酸、モノエタノールアミドスルホスクシネートNa塩、Lamepon(登録商標)UD(タンパク質/ウンデシレン酸縮合物)、ジンクピリチオン、アルミニウムピリチオン、およびマグネシウムピリチオン/ジピリチオンマグネシウムスルフェートである。

0066

〔膨潤剤〕
水相用の適当な膨潤剤は、モンモリロナイト粘土鉱物、Pemulen、およびアルキル変性カーボポールタイプ(Goodrich)である。他の適当なポリマーまたは膨潤剤は、R. Lochhead’s review in Cosm. Toil. 108、95(1993)に見られる。

0067

〔防虫剤〕
適当な防虫剤は、N,N−ジエチル−m−トルアミドペンタン−1,2−ジオールおよびエチルブチルアセチルアミノプロピオネートである。

0068

適当なセルフタンニング剤は、ジヒドロキシアセトンである。メラニンの形成を防ぎ、脱色剤において使用される適当なチロシン阻害剤は、例えば、アルブチン、フェルラ酸、コウジ酸クマル酸およびアスコルビン酸(ビタミンC)である。

0069

〔口腔ケア製品およびデンタルケア製品用の原料
一般に、練り歯磨きおよび歯磨クリームは、通常、水、増粘剤、保湿剤、研磨剤または清浄剤、界面活性剤、甘味料フレーバー脱臭剤および口腔およびデンタル状態に対する剤のゲルまたはペースト状組成物であると理解される。本発明の練り歯磨きは、任意の一般的な清浄剤、例えば白亜リン酸二カルシウム、不溶性メタリン酸ナトリウムケイ酸アルミニウムリン酸カルシウム微粒子合成樹脂ケイ酸酸化アルミニウムおよび酸化アルミニウム三水和物を含んでよい。

0070

本発明の練り歯磨きに特に適当な清浄剤は、好ましくは、微粒子ケイ酸キセロゲル、ケイ酸ヒドロゲル沈降ケイ酸、酸化アルミニウム三水和物および微粒子α-酸化アルミニウムまたは上記清浄剤の混合物が、練り歯磨きの15〜40重量%の量である。適当な保湿剤は、50重量%以下の量における、好ましくは低分子ポリエチレングリコール、グリセロール、ソルビットまたはこれらの製品の混合物である。適当な既知の増粘剤は、増粘性微粒子ゲルケイ酸および親水コロイド、例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルグアールヒドロキシエチルデンプン、ポリビニルピロリドン、高分子ポリエチレングリコール植物ガム、例えばトラガカントガム、寒天、カラギーンモスアラビアガム(gum arabicum)、キサンタンガムおよびカルボキシビニルポリマー(例えばCarbopol(登録商標)タイプ)である。本発明の口腔ケア製品およびデンタルケア製品は、メントフランおよびメントール化合物の混合物に加えて、特に界面活性物質、好ましくは上記に述べた物質のようなアニオン性および非イオン性高発泡界面活性剤、特にアルキルエーテルスルフェート塩、アルキルポリグルコシドおよびそれらの混合物を含んでよい。

0071

さらなる一般的な練り歯磨きへの添加剤は、以下である:
・防腐剤および抗バクテリア剤、例えばp-ヒドロキシ安息香酸メチル/エチルまたはプロピルエステル、ソルビン酸ナトリウム安息香酸ナトリウムブロモクロロフェン、フェニルサリチル酸エステル、チモールなど;
抗歯石剤、例えば有機ホスフェート、例えば1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸、1-ホスホノプロパン-1,2,3-トリカルボン酸および例えばU.S. Pat.No.3,488,419、DE 2224430 A1 および DE 2343196 A1から既知の他のもの;
・他の抗齲蝕原性物質、例えばフッ化ナトリウムモノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化錫;
・甘味料、例えばサッカリンナトリウムシクラミン酸ナトリウム、スクロース、ラクトース、マルトース、フルクトースまたは Apartam(登録商標)、(L-アスパルチル-L-フェニルアラニン-メチルエステル)、ステビア抽出物およびその甘味料化合物、特にレバウディオサイド
・追加の芳香物、例えばユーカリ油アニス油フェンネル油、カラウェー油酢酸メチルシナモンアルデヒド、アネトール、バニリン、チモールおよびこれらと他の天然および合成芳香物との混合物;
・顔料、例えば酸化チタン
・染料;
緩衝物質、例えば第1級、第2級または第3級アルカリホスフェートまたはクエン酸/クエン酸ナトリウム
創傷治癒および炎症阻害物質、例えばアラントイン、尿素、アズレンカモミール活性成分およびアセチルサリチル酸の誘導体。

0072

化粧品組成物の態様の好ましい形態は、研磨剤、保湿剤、粘度調整剤、および、必要な場合、さらなる一般成分、ならびにメントフランおよびメントール化合物の混合物を、0.5〜2重量%の量で含む、水性、ペースト状分散体形態の練り歯磨きである。

0073

口内洗浄液に対して、異なる程度の精油、乳化剤、収斂性および調整性(toning)薬剤抽出物、歯石阻害剤、抗バクテリア添加剤および風味補正剤含水アルコール溶液と組み合わせること可能性がかなりある。他の好ましい本発明の態様は、メントフランおよびメントール化合物の混合物を0.5〜2重量%の量で含む、水溶液または含水アルコール溶液の形態の口内洗浄液である。適用前に希釈させる口内洗浄液組成物においては、予定される希釈割合に応じてより高濃度で満足のいく効果が得られる。

0074

〔ヒドロトロープ〕
さらに、流動挙動を改善するために、ヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロピルアルコールまたはポリオールを使用してよい。これらの物質の多くは、上記の担体に相当する。適当なポリオールは、好ましくは2〜15個の炭素原子、および、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する。ポリオールは他の官能基、特にアミノ基を含有することもでき、または窒素で修飾されていてよい。その例は以下である:
・グリセロール;
アルキレングリコール、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、へキシレングリコール、および100〜1000ダルトンの平均分子量を有するポリエチレングリコール;
・1.5〜10の自己縮合度を有する工業用オリゴグリセロール混合物、例えば、40〜50重量%のジグリセロール含量を有する工業用ジグリセロール混合物;
メチロール化合物、例えば、特に、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリスリトール
・より低級のアルキルグルコシド、特に、アルキル基において1〜8個の炭素原子を含有するアルキルグルコシド、例えば、メチルおよびブチルグルコシド;
・5〜12個の炭素原子を含有する糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール
・5〜12個の炭素原子を有する糖、例えばグルコースまたはスクロース;
アミノ糖、例えばグルカミン
ジアルコールアミン、例えばジエタノールアミンまたは2−アミプロパン−1,3−ジオール。

0075

〔防腐剤〕
適当な防腐剤は、例えばフェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液パラベンペンタンジオールまたはソルビン酸およびSurfacine(登録商標)と称さる既知の銀化物、ならびにKosmetikverordnung(化粧品指令)の別表6、パートAおよびBに挙げられている他の種類の化合物である。

0076

〔香油および芳香
適当な香油は、天然香料および合成香料の混合物である。天然香料は、花(ユリラベンダーバラジャスミン、ネロリ、イラン-イラン)、茎および葉(ゼラニウムパチョリ、プチグレン)、果実(アニスコリアンダーカラウェー、ジュニパー)、果皮(ベルガモットレモン、オレンジ)、根(ナツメグアンゼリカセロリカルダモンコスツス、アイリス、ショウブ(calmus))、木材(松材ビャクダン材、グアヤク材、スギ材シタン材)、ハーブおよび葉(タラゴンレモングラスセージタイム)、針葉および枝(トウヒモミ、わい小松)、樹脂およびバルサム(ガルバヌム、エレミベンゾインミルラオリバナム、オポポナックス)からの抽出物である。例えばシベットおよび海狸香などの動物原料を使用してもよい。通常の合成香料化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。エステル型の香料化合物の例は、酢酸ベンジルフェノキシエチルイソブチレート、p-tert.ブチルシクロヘキシルアセテート、酢酸リナリル、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、安息香酸リナリル、ギ酸ベンジル、エチルメチルフェニルグリシネート、アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネートおよびサリチル酸ベンジルである。エーテルは、例えばベンジルエチルエーテルを包含し、アルデヒドは、例えば8〜18個の炭素原子を有する直鎖状アルカナール、シトラール、シトロネラル、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラル、リリアールおよびブルゲオナールを包含する。適当なケトンの例は、イオノン、α-イソメチルイオノンおよびメチルセドリルケトンである。適当なアルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素は、主にテルペンおよびバルサムを含む。しかしながら、共に心地よい香調を生じる異なる香料化合物の混合物を使用することが好ましい。他の適当な香油は、主に芳香成分として使用される比較的低揮発性の精油である。その例は、セージ油、カモミール油、チョウジ油、メリッサ油、ハッカ油、シナモンリーフ油、ライム花油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバヌム油、ラダナム油およびラバンジン油である。以下の物質を単独または混合物のいずれかで用いることが好ましい:ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシル桂皮アルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレンフォルテ、アンブロキサン、インドール、へジオン、サンデリス、シトラス油、マンダリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコラート、シクロベルタール、ラバンジン油、クラリー油、ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキシルサリチレート、バートフィックスクール(Vertofix Coeur)、イソ−E−スーパー(Iso-E-Super)、フィクソリドNP(Fixolide NP)、エバニル、イラルデインガンマ、フェニル酢酸、酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、ローズオキシド、ロミラト、イロチルおよびフロラマト。

0077

適当な芳香は、例えばペパーミント油、スペアミント油アニシード油、日本アニス油、カラウェー油、ユーカリ油、フェンネル油、シトラス油、ウィンターグリーン油、丁子油、メントールなどである。

0078

〔染料〕
適当な染料は、例えばドイツ国研究評議会の着色材料委員会(Farbstoff-kommission der Deutschen forschungsgemeinschaft)の刊行物「化粧品着色剤(Kosmetische Farbemittel)」、Verlag Chemie、ワインハイム、1984年、第81〜106頁に挙げられるような、化粧品用途に適当であり許可された任意の物質である。その例としては、コチニールレッドA(C.I.16255)、パテントブルーV(C.I.42051)、インジゴチン(C.I.73015)、クロロフィリン(C.I.75810)、キノリンイエロー(C.I.47005)、二酸化チタン(C.I.77891)、インダントレブルーRS(C.I.69800)およびマッダーレーキ(C.I.58000)である。発光性染料としてルミノールが存在してもよい。これらの染料は、通常、混合物全体に基づいて0.001〜0.1重量%の濃度で使用する。

0079

補助物質および添加剤の総量は、剤に基づいて、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%であってよい。剤を、既知の冷間法または熱間法によって製造してよく、相反転温度法を適用することが好ましい。

0080

食品組成物
本発明のさらなる主題は、
(a)メントフラン、
(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物、および
(c)栄養の目的に対して許可された担体
を含む食品組成物に関する。

0081

担体を、水、エタノールおよびグリセロールからなる群から選択してよい。

0082

本発明の食品組成物は、好ましくは、飲料、乳製品ベーカリー製品および、特にチューインガムおよびボンボンである。

0083

本発明の組成物は、成分(a)および(b)を、0.1:99〜99.9:1、好ましくは10:90〜90:10、より好ましくは25:75〜75:25、最も好ましくは40:60〜60:40の重量比で含んでよい。成分(a+b)および(c)を、0.01:99.9〜2:98、好ましくは0.5:99.5〜1.5:98.5、特に約1:99の重量比で含んでよい。

0084

〔チューインガム〕
香味物質としてメントフランおよびメントール化合物の混合物を含む好ましい食品組成物は、チューインガムである。これらの製品は、通常、水不溶性成分および水溶性成分を含有する。

0085

水不溶性ベース
ガムベース」としても知られる水不溶性ベースは、、通常、天然または合成エラストマー、樹脂、脂肪および油、可塑剤および軟化剤充填剤、染料および任意にワックスを含む。該ベースは、通常、組成物の全体としての5〜95重量%、好ましくは10〜50重量%、より具体的には20〜35重量%を占める。本発明の態様の通常の一形態において、該ベースは、合成エラストマー20〜60重量%、天然エラストマー0〜30重量%、可塑剤5〜55重量%、充填剤4〜35重量%、および少量の添加剤、例えば染料、酸化防止剤等(ただし、これらはせいぜい少量において水に溶解性である)からなる。

0086

適当な合成エラストマーは、例えば、平均分子量(GPCを用いて測定した平均分子量)10,000〜100,000、好ましくは50,000〜80,000を有するポリイソブチレンイソブチレン/イソプレンコポリマー(「ブチルエラストマー」)、スチレン/ブタジエンコポリマー(スチレン:ブタジエン比、例えば1:3〜3:1)、平均分子量(GPCを用いて測定した平均分子量)2,000〜90,000、好ましくは10,000〜65,000を有するポリビニルアセテートポリイソプレンポリエチレン、酢酸ビニル/ラウリン酸ビニルコポリマーおよびそれらの混合物である。適当な天然エラストマーの例は、ゴム、例えばスモークドラテックスまたは液体ラテックス、またはグアユール、および天然ガム、例えばジェロトン、レチカスピ(lechi caspi)、ペリロ(perillo)、ソルバマッサランドバラタ、マッサランドバチコレートニスペロ(nispero)、ロジンジンバ(rosindinba)、チクルグッタハンカンなど、およびそれらの混合物である。合成および天然エラストマーの選択およびその混合比は、実質的に、チューインガム(風船ガム)で風船が作られるか否かによる。ジェロトン、チクル、ソルバおよびマッサランドバを含有するエラストマー混合物を用いることが好ましい。

0087

多くの場合において、エラストマーは、満足のいく処理をするには固すぎるか、あるいは可塑性がないため、特別な可塑剤(もちろん、食品添加物としての許容性に関する具体的なあらゆる条件も満たしていなければならない)を使用することが有利であることが見出された。この点において適当な可塑剤は、とりわけ、樹脂酸エステル、例えば、低級脂肪族アルコールまたはポリオールと完全または部分的に水素化されたモノマーまたはオリゴマー樹脂酸とのエステルである。特にメチル、グリセロール、またはペンタエリスリトールエステル、またはそれらの混合物がこの目的のために用いられる。あるいは、α−ピネン、β−ピネン、δ−リモネンまたはそれらの混合物から誘導されうるテルペン樹脂も用いてよい。

0088

適当な充填剤または調質剤は、炭酸マグネシウム炭酸カルシウム粉砕軽石、ケイ酸塩、特にケイ酸マグネシウムまたはケイ酸アルミニウム、粘土、酸化アルミニウム、滑石、二酸化チタン、リン酸一カルシウム、リン酸二カルシウムおよびリン酸三カルシウムならびにセルロースポリマーである。

0089

適当な乳化剤は、獣脂、水素化獣脂、水素化植物油または部分水素化植物油カカオ脂、部分グリセリド、レシチン、トリアセチンおよび6〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を含有する飽和または不飽和脂肪酸、ならびにそれらの混合物である。

0090

適当な着色料および白色化剤は、例えば、FD&Cタイプ、食品着色用に許可された植物抽出物および果物抽出物、および二酸化チタンである。

0091

ガムベースは、ワックスを含有してもよいし、ワックス不含であってもよい。ワックス不含組成物の例は、特に米国特許第5,286,500号に見ることができ、これにより、この文献の開示を明示的に記載したものとする。

0092

〔水溶性成分〕
水不溶性ガムベースに加えて、チューインガム組成物は、通常、例えば軟化剤、甘味料、充填剤、香味料風味増強剤、乳化剤、着色料、酸性化剤、酸化防止剤などにより形成される水溶性成分を含有する、ただしこの場合、該成分は少なくとも十分な水溶解性を有する。したがって、個々の成分は、特定の例の水溶解性に依存して水不溶性相および水溶性相の両方に属しうる。しかしながら、組合せ、例えば水溶性および水不溶性乳化剤の組合せを用いてもよく、その場合、個々の例は異なる相に存在する。水不溶性成分は、通常、製剤の5〜95重量%、好ましくは20〜80重量%を構成する。

0093

水溶性軟化剤または可塑剤がチューインガム組成物に添加され、咀嚼性および咀嚼感覚が改善される。これは、通常0.5〜15重量%の量で混合物中に存在する。例としては、グリセロール、レシチンおよびソルビトール水溶液、水素化デンプン加水分解物またはコーンシロップである。

0094

適当な甘味料は、糖含有化合物または糖不含化合物のいずれもであり、これをチューインガム組成物に基づいて5〜95重量%、好ましくは20〜80重量%、より具体的には30〜60重量%の量で使用する。通常の糖甘味料(saccharide sweetener)は、スクロース、デキストロース、マルトース、デキストリン、乾燥転化糖、フルクトース、果糖レブロースガラクトース、コーンシロップならびにそれらの混合物である。適当な代替糖は、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、水素化デンプン加水分解物、マルチトールならびにそれらの混合物である。さらなる適当な添加剤は、いわゆる高甘味度人工甘味料(HIAS)、例えば単独または混合物形態のいずれかのスクラロースアスパルテームアセスルファム塩、アリタム(alitam)、サッカリンおよびサッカリン塩、シクラミン酸およびその塩、グリチルリシンジヒドロカルコンタウマチンモネリンなどである。疎水性HIAS(これは、国際特許出願公開第2002091849号(Wrigleys)の主題である)ならびにステビア抽出物およびその活性成分、特にレバウジオシドAも特に効果的である。これらの物質が用いられる量は主にその甘味度によって決定され、通常は0.02〜8重量%の範囲である。

0095

充填剤は、低カロリーチューインガムの製造に特に適当であり、例えばポリデキストロースラフチロース(raftilose)、ラフチリン(raftilin)、フラクトオリゴ糖(NutraFlora)、パラチノースオリゴ糖グアールガム加水分解物(Sun Fiber)およびデキストリンから選択してよい。

0096

香味料の選択は、実質的には制限されず、本発明の本質に重大ではない。これらは、通常、チューインガム組成物の0.1〜15重量%、好ましくは0.2〜5重量%を構成する。適当な香味料は、例えば口腔ケア製品およびデンタルケア製品において使用されるような、例えば精油、合成芳香など、例えばアニシード油、日本アニス油、カラウェー油、ユーカリ油、フェンネル油、カンキツ油、ウィンターグリーン油、丁子油、メントールなどである。

0097

チューインガムは、例えば歯科医療用、より具体的にはプラーク制御用および歯肉炎用に適当な補助物質および添加剤、例えばクロルヘキシジン、CPCまたはトリクロサンを追加的に含有してよい。それらはまた、pH調整剤(例えば緩衝液または尿素)、抗虫歯剤(例えばホスフェートまたはフッ化物)、生物起源剤(抗体、酵素カフェイン、植物抽出物)を含有してよい(ただし、これらの物質は、食品において許可され、望ましくない相互作用を互いに引き起こさない)。

0098

カプセル
本発明のメントフランおよびメントール化合物組成物のみが、または作られた化粧品、医薬品および食品組成物が、カプセル化された形態で存在してもよい。ゼラチンに基づく通常のマクロカプセルの他に、いわゆるマイクロカプセルまたはナノカプセルが適当である。「マイクロカプセル」は、少なくとも1つの連続した膜によって包まれた少なくとも1つの固体または液体コアを含有する、約0.0001〜約5mm、好ましくは0.005〜0.5mmの直径を有する球状集合体であると理解される。より正確には、それらは、フィルム形成ポリマーで被覆されている良好に分散した液相または固相であり、その製造方法においては、乳化およびコアセルべーションまたは界面重合後に物質上をポリマーが被覆してカプセル化する。別の方法では、溶融ワックスマトリックス(「マイクロスポンジ」)に吸収させ、それをマイクロ粒子として、さらにフィルム形成ポリマーで被覆してもよい。

0099

第3の方法によれば、異なった電荷高分子電解質層で、粒子を交互に被覆する(layer-by-layer法)。ナノカプセルとしても知られる微視的に小さいカプセルを、粉体と同様に乾燥することができる。シングルコアマイクロカプセルの他に、マイクロスフェアとしても知られているマルチコア集合体もあり、これは、連続した膜物質内に分布する2つ以上のコアを含有する。さらに、シングルコアまたはマルチコアマイクロカプセルは、追加的に第2、第3などの膜で覆われていてもよい。膜は、天然、半合成または合成物質からなってよい。天然の膜物質は、例えばアラビアガム、寒天、アガロースマルトデキストリンアルギン酸およびその塩、例えばアルギン酸ナトリウムまたはアルギン酸カルシウム、脂肪および脂肪酸、セチルアルコール、コラーゲン、キトサン、レシチン、ゼラチン、アルブミンシェラック、多糖類、例えばデンプンまたはデキストラン、ポリペプチド、タンパク質水解物、スクロースおよびワックスである。半合成の膜物質は、とりわけ化学的変性セルロース、より具体的にはセルロースエステルおよびエーテル、例えば酢酸セルロースエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース、およびデンプン誘導体、より具体的にはデンプンエーテルおよびエステルである。合成の膜物質は、例えばポリアクリレート、ポリアミド、ポリビニルアルコールまたはポリビニルピロリドンなどのポリマーである。既知のマイクロカプセルの例は、以下の市販製品である(膜物質を括弧内に示す):Hallcrest Microcapsules(ゼラチン、アラビアガム)、Coletica Thalaspheres(海洋性コラーゲン)、Lipotec Millicapseln(アルギン酸、寒天)、Induchem Unispheres(ラクトース、微結晶セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、Unicerin C30(ラクトース、微結晶セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、Kobo Glycospheres(変性デンプン、脂肪酸エステル、リン脂質)、Softspheres(変性寒天)、Kuhs Probiol Nanospheres(リン脂質)、PrimaspheresおよびPrimasponges(キトサン、アルギネート)およびPrimasys(リン脂質)。

0100

化粧品用途の組成物のカプセル化に特に興味深いものは、アニオン性ポリマー(特にアルギネート)とカチオン性ポリマー(特にキトサン)とのコアセルベートである。キトサンマイクロカプセルおよびその製造方法は、以下の国際特許出願の主題である:WO 2001/01926、WO 2001/01927、WO 2001/01928、WO 2001/01929 [Cognis]。

0101

ゲル形成剤
マイクロカプセルは、ゲル相に溶解または分散する活性物質を含有する場合が多い。本発明の目的に好ましいゲル形成剤は、40℃より高い温度で、水溶液中においてゲルを形成することができる物質である。そのようなゲル形成剤の例は、ヘテロ多糖類およびタンパク質である。好ましい熱ゲル化ヘテロ多糖類はアガロースであり、それは紅藻類から得られる寒天の形態で30重量%までの非ゲル形成アガロペクチンと共に存在しうる。アガロースの主成分は、β-1,3-グリコシド結合およびβ-1,4-グリコシド結合を交互に有するD-ガラクトースおよび3,6-アンヒドロ-L-ガラクトースの直鎖状多糖類である。ヘテロ多糖類は、好ましくは、110,000〜160,000の分子量を有し、無味無臭である。適当な代替物は、ペクチンキサンタン(キサンタンガムを含む)ならびにそれらの混合物である。他の好ましいタイプは、1重量%水溶液においてなお、80℃未満で溶解せず40℃より高くで再び凝固するゲルを形成するものである。熱ゲル化タンパク質の群から選択される例は、種々のゼラチンタイプである。

0102

〔カチオン性ポリマー〕
適当なカチオン性ポリマーは、例えば、カチオン性セルロース誘導体、例えばAmercholよりPolymer JR 400(登録商標)の商品名で得られる四級化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性デンプン、ジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとのコポリマー、第4級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリマー、例えばLuviquat(登録商標)(BASF)、ポリグリコールとアミンとの縮合生成物、四級化コラーゲンポリペプチド、例えばラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン(Lamequat(登録商標)L、Gruenau)、四級化小麦ポリペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン性シリコーンポリマー、例えばアモジメチコン、アジピン酸とジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンとのコポリマー(Cartaretine(登録商標)、Sandoz)、アクリル酸とジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー(Merquat(登録商標)550、Chemviron)、ポリアミノポリアミドおよびその架橋水溶性ポリマー、カチオン性キチン誘導体、例えば四級化キトサン、場合により微結晶分布のもの、ジハロアルキル(例えばジブロモブタン)とビス-ジアルキルアミン(例えばビス-ジメチルアミノ-1,3-プロパン)との縮合生成物、カチオン性グアールガム、例えば、Jaguar(登録商標)CBS、Jaguar(登録商標)C-17、Jaguar(登録商標)C-16(Celanese製)、四級化アンモニウム塩ポリマー、例えば、Mirapol(登録商標)A-15、Mirapol(登録商標)AD-1、Mirapol(登録商標)AZ-1(Miranol製)である。キトサンをカプセル化物質として使用することが好ましい。キトサンは、親水コロイドの群に属するバイオポリマーである。化学的にはキトサンは、特に以下の理想的なモノマー単位を含有する種々の分子量の部分脱アセチル化キチンである。

0103

生物学的pH値で負に帯電する多くの親水コロイドとは対照的に、キトサンは、これらの条件下でカチオン性バイオポリマーである。正に帯電したキトサンは正に帯電している表面と相互作用することができるため、化粧用ヘアケア製品およびボディケア製品および医薬品製剤において使用される。キトサンは、キチンから、好ましくは安価な原材料として大量に入手可能な甲殻類の殻残留物から製造される。Hackmannらによって初めて開示された方法において、通常、まずキチンに塩基を添加して除タンパク化し、鉱酸を添加して脱塩化し、最後に強塩基を添加して脱アセチル化する。分子量は広範囲に分布している。好ましいタイプは、10,000〜500,000ダルトンまたは800,000〜1,200,000ダルトンの平均分子量および/または5,000mPas未満のブルックフィールド粘度(1重量%グリコール酸溶液)、80〜88%の脱アセチル化度および0.3重量%未満の灰分を有するものである。良好な水溶性のために、通常、キトサンはその塩の形態、好ましくはグリコール酸塩の形態で使用される。

0104

〔アニオン性ポリマー〕
アニオン性ポリマーの機能は、カチオン性のものと膜を形成することである。好ましいアニオン性ポリマーは、アルギン酸の塩である。アルギン酸は、以下の理想的なモノマー単位を有するカルボキシル含有多糖類の混合物である。

0105

アルギン酸またはアルギン酸塩の平均分子量は、150,000〜250,000の範囲である。アルギン酸の塩およびその完全および部分中和生成物は、特にアルカリ金属塩、好ましくはアルギン酸ナトリウム(「アルギン」)およびアンモニウム塩およびアルカリ土類金属塩であると理解される。混合アルギン酸塩、例えば、アルギン酸ナトリウム/マグネシウムまたはアルギン酸ナトリウム/カルシウムが特に好ましい。しかしながら、本発明の別の態様において、アニオン性キトサン誘導体、例えばカルボキシル化、とりわけスクシニル化生成物も、この目的に適当である。あるいは、5,000〜50,000ダルトンの平均分子量を有するポリ(メタアクリレートおよび種々のカルボキシメチルセルロースを使用してもよい。アニオン性ポリマーの代わりに、アニオン性界面活性剤または低分子量無機塩、例えばピロリン酸塩を膜の形成に使用してもよい。

0106

〔カプセル化〕
マイクロカプセルを生成するために、ゲル形成剤(好ましくは寒天)の1〜10重量%、好ましくは2〜5重量%水溶液を通常製造し、還流下で加熱する。0.1〜2重量%、好ましくは0.25〜0.5重量%の量のカチオン性ポリマー(好ましくはキトサン)、および、0.1〜25重量%、好ましくは0.25〜10重量%の量の活性成分を含有する第2の水溶液を、沸騰温度(好ましくは80〜100℃)で添加する;この混合物は、マトリックスと称される。したがって、マイクロカプセルの活性物質含有量は、カプセルの重量に基づいて0.1〜25重量%であってよい。所望する場合、水不溶性成分(例えば無機顔料)を、この段階で添加して粘度を調整してよく、通常、水性または水性/アルコール性分散体の形態で添加してよい。さらに、活性物質を乳化または分散するために、乳化剤および/または可溶化剤をマットリックスに添加することが有利でありうる。後のカプセル化工程において小粒子を製造するために、ゲル形成剤、カチオン性ポリマーおよび活性成分からのマトリックス製造後、強い剪断によって任意にマトリックスを油相中に任意に非常に均質に分散させることができる。これに関して、マトリックスを40〜60℃の範囲の温度に加熱し、一方で油相10〜20℃に冷却することが特に有利であることがわかっている。実際のカプセル化、すなわちマトリックス中のカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとの接触による膜の形成は、最後の必須工程で行われる。このために、任意に油相中に分散させたマトリックスを、約1〜50重量%、好ましくは10〜15重量%のアニオン性ポリマー水溶液で洗浄し、必要に応じて、同時または後に油相を除去し、40〜100℃、好ましくは50〜600℃の温度で処理することが望ましい。得られた水性製剤は、通常、1〜10重量%のマイクロカプセル含量を有する。場合によっては、ポリマー溶液が、他成分、例えば乳化剤または防腐剤を含むことが有利でありうる。ろ過後、好ましくは約0.01〜1mmの平均径を有するマイクロカプセルが得られる。カプセルをい分けて均一な粒径分布を確保することが有利である。このように得られたマイクロカプセルは、製造に関する制限の範囲内の任意の形状を有してよいが、実質的に球状であることが好ましい。あるいは、アニオン性ポリマーをマトリックスの製造に使用し、カチオン性ポリマーでカプセル化を行ってもよい。

0107

別の方法において、カプセル化をカチオン性ポリマーのみを用いて、pKs値を超えるpH値でのその凝固特性を利用して行ってもよい。

0108

本発明のマイクロカプセルの第2の別の製造方法において、油成分、水および活性成分の他に有効量の乳化剤を含有するo/wエマルジョンをまず初めに製造する。マトリックスを製造するために、適当な量のアニオン性ポリマー水溶液をこの製剤に強く撹拌しながら添加する。キトサン溶液の添加により、膜が形成される。全体の工程を、pH3〜4の穏やかな酸性範囲で行うことが好ましい。必要に応じて、鉱酸を添加することによりpHを調整する。膜形成後、例えばトリエタノールアミンまたは他の塩基を添加することによりpHを5〜6に上げる。これによって粘度上昇が生じ、これは、他の増粘剤、例えば多糖類、より具体的にはキサンタンガム、グアール、寒天、アルギン酸塩およびチロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロース、ならびに比較的高分子量の脂肪酸ポリエチレングリコールモノ-およびジエステル、ポリアクリレートおよびポリアクリルアミドを添加することにより補うことができる。最後に、例えばデカンテーション、ろ過または遠心分離によって、水相からマイクロカプセルを分離する。

0109

別の第3の方法において、好ましくは固体、例えば結晶質コア周囲を、逆帯電した高分子電解質で、層においてコーティングすることによりマイクロカプセルを形成させる。これに関して、欧州特許第1064088号(Max−Planck Gesellschaft)が参照される。

0110

〔組成物の使用〕
最後に、本発明は以下:
(a)メントフラン、および
(b)式(I)、(II)および/または(III)に相当するメントール化合物
を含む混合物の、化粧品組成物、医薬品組成物および食品組成物を製造するための使用に関する。

0111

〔実施例1〜7、比較例V1〜V4〕
ポリイソブチレン(MW 60.000)20重量%、ソルビトール51重量%、マンニトール5重量%、グリセロール8重量%、リカジン(lycasine)およびグリセロールの1:1混合物8.2重量%、レシチン0.2重量%(99.5重量%まで水を添加)からなるチューインガム材料を製造し、それぞれ異なる合成芳香組成物0.5重量%と反応させた。続いて、チューインガム材料を5人の訓練されたパネルによって、1(ほとんど知覚なし)〜10(顕著である)の基準で官能評価した。表1に、芳香成分の組成物ならびに個々の風味および臭気プロフィールの評価(それぞれの場合に示された評価の平均値)を示す。実施例1〜7は本発明によるものであり、実験例V1〜V4は比較を目的とするものである。

0112

0113

比較製剤V1は、典型的なペパーミント油に相当するメントール化合物の混合物を減圧蒸留前に含有していた。2重量%のメントフラン含量は、油の甘みおよびミント臭気がかすかに感じられるが刺激性風味によりマスクされているという作用を有する;さらに、その生成物は、明らかに苦味があり、非常にタール感があった。本発明の実施例1〜7では、ネオメントールおよびイソメントールの1部を合成メントール化合物に交換し、残りのメントフランの割合を変えなかった。これらの製剤は全て官能評価において明らかにより高い点数であり、特に製剤は苦味よりも甘みがより知覚され、タール様の風味がほぼ完全にマスクされ、不快な鼻をつく、刺激性の臭気は明敏に低減された。その場合、メントングリセリルアセタールの使用は特に有利であった。同様に、種々の他のメントール化合物を比較例V2〜V4で使用した。これらは官能特性のわずかな改善をもたらしたが、結局、結果はなお不十分であり、例えばチューインガム組成物は、否定的に評価され最終的には市場投入すべきではないと評価された。

0114

〔実施例8〜14、比較例V5〜V8〕
種々の透明なO/Wサンスクリーンエマルジョンを、表2に示した成分を混合することによりPIT法にしたがって製造した。

0115

サンスクリーンローションは、組成物に関して、芳香混合物においてのみ異なり、一方では従来のペパーミント油が再現され、他方ではネオメントールおよびイソメントールの割合を種々の合成メントール化合物で置き換えた。

0116

製造後にローションを透明なPETボトル充填し、30℃で貯蔵した。続いて、12時間、24時間、48時間後にローションをその外観について評価した。その場合、(+)=変化なし;(#)わずかな液滴の形成;(−)表面に油滴が分離しわずかに黄み色味へ変色を示す。結果を表3に示す。前記のように、実施例8〜14は本発明によるものであり、実験例V5〜V8は比較を目的とするものである。

0117

0118

比較例V4は、また、典型的なペパーミント油に相当するメントール化合物の混合物を減圧蒸留前に含有していた。2重量%のメントフラン含量は、製品において油滴が非常に素早く分離し、内容物が黄みの色味に容易に変色するとうい作用を有する。本発明の実施例8〜14では、ネオメントールおよびイソメントールの割合を合成メントール化合物に交換し、残りのメントフランの割合を変えなかった。光学的に評価した際、これらの製剤は全て明らかにより良好な評価を示した。したがって、メントングリセリルアセタールの使用は特に有利であり、相当する製剤は完全に貯蔵安定であることが証明された。同様に、種々の他のメントール化合物を比較例V5〜V8で使用した。これらはわずかな貯蔵安定性改善作用を有していたが、最終的に、ペパーミント油の再現の場合のように、結果は同程度にかなり悪かった。

0119

以下の表に、化粧品、医薬品および食品組成物の複数の製剤実施例を示す。

0120

0121

0122

0123

0124

〔実施例15〜21、比較例V9〕
アパタイト溶解性の低減を測定するために、まず、盲検試験を行った。このために、300mlの脱塩水反応容器において37度で温度調整(thermostate)した。ヒドロキシアパタイト粉末比表面積60m2/g、Merck)0.5gを懸濁させた。乳酸溶液を添加することができる自動ビュレットを用いて、懸濁液のpH値を5の一定値に維持した。pHを一定にするために使用した0.1モル乳酸の量を記録した。2時間後における記録された乳酸の消費は、未処理のヒドロキシアパタイト粉末の溶解性に相当する(Lu)。

0125

次に、解析すべき剤混合物をそれぞれ50mgおよび150mg加えて、実験を繰り返した。2時間後に記録された乳酸の消費は、処理されたヒドロキシアパタイト粉末の溶解性に相当する(Lb)。活性物質によるアパタイト溶解性(ALR[%])の低減は、次の式により算出した:
ALR(%)=(Lu−Lb)*100/Lu(%)。

0126

測定結果を表5にまとめる。

0127

ロキシアパタイトの結晶成長阻害(CGI[%])を測定するために、まず、盲検試験をまた行った。このために、KH2PO4の0.0008モル溶液400mlおよびCaCl2の0.012モル溶液45mlを反応容器中で混合した。この溶液をKOHの0.05モル溶液で滴定することにより7.4のpH値に調整した。少なくとも30分間の安定なpH値が得られた後で、ヒドロキシアパタイト粉末(比表面積60m2/g、Merck)100mgを加えた。KOHの0.05モル溶液を添加することができる自動ビュレットを用いて、懸濁液のpH値を7.4の一定値に維持した。pHを安定化するために消費したKOHの0.05モル溶液の量を記録した。2時間後における記録されたKOH溶液の消費(Ku)は、ヒドロキシアパタイトの形成(懸濁液中での結晶成長)に相当する。

0128

続いて、この実験をそれぞれ6および30mgの試験すべき活性物質を添加して繰り返した。2時間後に記録されたKOHの0.05モル溶液の消費は(Kb)、活性物質の影響下でのヒドロキシアパタイトの形成(懸濁液中での結晶成長)に相当する。活性物質による結晶成長阻害を以下に従い算出した:
KWI(%)=(Ku−Kb)*100/Ku(%)。

0129

測定結果を表5にまとめる。

0130

実施例15〜21は本発明の組成物を示し、従来のペパーミント油に相当する芳香混合物との比較において、明らかにより高いアパタイト溶解性およびより強いアパタイト結晶形成阻害性を有する。このような評価を有する口腔およびデンタル清浄剤は、歯石の形成に対する改善された作用に特徴づけられ。

0131

次の表6は、練り歯磨きおよび口内洗浄液のいくつかの製剤実施例を含む。

0132

0133

実施例

0134

最後に、次の表7にチューインガム物質のいくつかの実施例製剤を示す。

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