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図面 (12)

課題

配線等を不要とし、連結された移動体同士や移動体と基地局との間において、大容量のデータ伝送を行うことのできる無線伝送システムを得る。

解決手段

車内カメラ10,11は、車両21の客室内映像撮影する。制御装置18,19は、車内カメラ10,11が撮影した映像を収集する。送受信装置12,13は、連結された他の車両21又は、ホームに配置された地上装置との間で無線通信を行う。車内確認用映像モニタ14,15は、自己の車内カメラ10,11及び、他の車両21の車内カメラ10,11によって撮影された映像を表示する。また、ホーム監視用映像モニタ16,17は、地上装置から送られたホームで撮影された映像を表示する。

概要

背景

地下鉄鉄道などの車両間(連結された移動体同士)において、種々のデータ伝送が行われている。例えば、車両管理等のための業務用データ旅客サービス等のための行先案内データ、及び、広告等のための映像データといった、多くの用途にわたるデータ伝送が用いられている。このようなデータ伝送は、一般に、車両間をつなぐ金属線引き通し線配線)を用いた有線伝送により実現されている。
このようなデータ伝送の先行技術として、特許文献1には、既存の配線設備を利用して大容量のデータを伝送するデータ伝送システムの技術が開示されている。

概要

通配線等を不要とし、連結された移動体同士や移動体と基地局との間において、大容量のデータ伝送を行うことのできる無線伝送システムを得る。車内カメラ10,11は、車両21の客室内の映像を撮影する。制御装置18,19は、車内カメラ10,11が撮影した映像を収集する。送受信装置12,13は、連結された他の車両21又は、ホームに配置された地上装置との間で無線通信を行う。車内確認用映像モニタ14,15は、自己の車内カメラ10,11及び、他の車両21の車内カメラ10,11によって撮影された映像を表示する。また、ホーム監視用映像モニタ16,17は、地上装置から送られたホームで撮影された映像を表示する。

目的

本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、配線等を不要とし、連結された移動体同士や移動体と基地局との間において、大容量のデータ伝送を行うことのできる無線伝送システムを得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

動体同士又は移動体と基地局との間でデータを伝送する無線伝送システムであって、前記移動体の前後にそれぞれ配置され、自己通信エリア内無線通信を行う送受信部と、移動してきた前記移動体が到着する拠点に配置され、自己の通信エリア内で無線通信を行う前記基地局とを備え、前記送受信部は、連結された他の前記移動体がある場合に、相互に前記通信エリア内となる当該他の前記移動体の前記送受信部との間で無線通信を行い、前記送受信部は、前記移動体が前記拠点に到着した際に、相互に前記通信エリア内となる前記基地局との間で無線通信を行う、ことを特徴とする無線伝送システム。

請求項2

移動体同士又は移動体と基地局との間でデータを伝送する無線伝送システムであって、前記移動体の前後にそれぞれ配置され、自己の通信エリア内で無線通信を行う送受信部と、前記移動体に配置され、前記移動体の内部の映像撮影する移動体カメラと、前記移動体に配置され、前記移動体における前記各送受信部の間で前記移動体カメラが撮影した映像を含む映像データを中継する制御部と、前記移動体に配置され、前記制御部が中継する映像データに従って、映像を表示する表示部と、移動してきた前記移動体が到着する拠点に配置され、自己の通信エリア内で無線通信を行う前記基地局と、前記拠点に配置され、前記拠点に到着する前記移動体を含む映像を撮影する拠点カメラとを備え、前記送受信部は、連結された他の前記移動体がある場合に、相互に前記通信エリア内となる当該他の前記移動体の前記送受信部との間で当該他の前記移動体の前記移動体カメラが撮影した映像データの無線通信を行い、前記送受信部は、前記移動体が前記拠点に到着した際に、相互に前記通信エリア内となる前記基地局との間で前記拠点カメラが撮影した前記映像データの無線通信を行い、何れか1つの前記移動体の前記制御部は、全ての前記移動体カメラ及び、前記拠点カメラが撮影した前記映像データを収集し、何れか1つの前記移動体の前記表示部は、前記制御部により収集された前記映像データに従って映像を表示する、ことを特徴とする無線伝送システム。

請求項3

前記拠点に配置され、前記基地局を介して前記映像データを収集するデータ収集部と、前記拠点は複数設けられており、前記各拠点の前記データ収集部が収集した前記映像データを記録する映像記録部とを更に備え、何れか1つの前記移動体の前記送受信部は、前記移動体が前記拠点に到着した際に、前記制御部が収集した前記映像データを、前記基地局を介して前記データ収集部に送信する、ことを特徴とする請求項2に記載の無線伝送システム。

請求項4

前記送受信部同士、又は、前記送受信部と前記基地局との間における無線通信は、送信と受信とで異なる周波数を使用して行われる、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の無線伝送システム。

請求項5

前記移動体には、前記送受信部、前記移動体カメラ、前記制御部、及び、前記表示部が、前後に対称となるように複数配置されており、前記移動体は、連結の順序や組み合わせを変更可能である、ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の無線伝送システム。

技術分野

0001

本発明は、連結された移動体同士や移動体と基地局との間においてデータ伝送を行う無線伝送システムに関するものである。

背景技術

0002

地下鉄鉄道などの車両間(連結された移動体同士)において、種々のデータ伝送が行われている。例えば、車両管理等のための業務用データ旅客サービス等のための行先案内データ、及び、広告等のための映像データといった、多くの用途にわたるデータ伝送が用いられている。このようなデータ伝送は、一般に、車両間をつなぐ金属線引き通し線配線)を用いた有線伝送により実現されている。
このようなデータ伝送の先行技術として、特許文献1には、既存の配線設備を利用して大容量のデータを伝送するデータ伝送システムの技術が開示されている。

先行技術

0003

特開2007−13812号公報

発明が解決しようとする課題

0004

車両間におけるデータ伝送は、車両システムや車内サービスの近代化に伴い、伝送データの種類やその容量が増加している。例えば、ホームや車内の監視カメラリアルタイム映像や、広告情報等のコンテンツ映像といった大容量のデータ伝送などである。

0005

従来の有線伝送(配線)を用いた車両間のデータ伝送は、小容量のデータ伝送を目的としており、しかも、高速伝送には対応していなかった。そのため、大容量のデータ伝送を実現するためには、別の配線が必要となり、これに伴う設置スペースの確保や配線作業配線コストが課題となっていた。

0006

本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、配線等を不要とし、連結された移動体同士や移動体と基地局との間において、大容量のデータ伝送を行うことのできる無線伝送システムを得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために、本発明に係る無線伝送システムは、移動体同士又は移動体と基地局との間でデータを伝送する無線伝送システムであって、送受信部、及び、基地局とを備え、
送受信部は、移動体の前後にそれぞれ配置され、自己通信エリア内無線通信を行い、
基地局は、移動してきた移動体が到着する拠点に配置され、自己の通信エリア内で無線通信を行うものであり、
送受信部は、連結された他の移動体がある場合に、相互に通信エリア内となる当該他の移動体の送受信部との間で無線通信を行い、
送受信部は、移動体が拠点に到着した際に、相互に通信エリア内となる基地局との間で無線通信を行う。

発明の効果

0008

本発明によれば、配線等を不要とし、連結された移動体同士や移動体と基地局との間において、大容量のデータ伝送を行うことができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態1に係る無線伝送システムの構成の一例を示す模式図である。
車両における構成例を示す模式図である。
車両間の送受信装置同士の無線通信を説明するための模式図である。
地上装置と送受信装置との無線通信を説明するための模式図である。
車両における詳細な構成例を示す模式図である。
本発明の実施形態1に係る無線伝送システムの動作を説明するためのフローチャートである。
車両間で映像が伝送される様子を説明するための模式図である。
本発明の実施形態2に係る無線伝送システムの車両における構成例を示す模式図である。
本発明の実施形態3に係る無線伝送システムの構成の一例を示す模式図である。
映像記録装置に記録されるデータを説明するための模式図である。
本発明の他の実施形態に係る無線伝送システムの車両における構成例を示す模式図である。

実施例

0010

(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る無線伝送システムの構成の一例を示す模式図である。図1に示すように、無線伝送システムは、移動体としての車両21と、ホームHに配置される地上装置30、及び、ホーム監視カメラ31〜33を含んで構成される。

0011

車両21は、一例として、地下鉄車両であり、連結された各車両21間や車両21と地上装置30(基地局)との間においてデータ伝送を行う。まず、車両21内の構成について、以下、図2を参照して説明する。

0012

図2に示すように、車両21内には、車内カメラ10,11と、送受信装置12,13と、車内確認用映像モニタ14、15と、ホーム監視用映像モニタ16,17と、制御装置18,19とが、配置されている。

0013

車内カメラ10,11は、車両21前後部の各客室内下り方向の運転室K、及び、上り方向の運転室N)に取り付けられており、防犯目的の映像や乗降時の乗客動き監視するための映像を撮影する。例えば、車内カメラ10は、客室内における運転室K寄り天井に設置されており、そこから上り方向に客室内を見下ろす映像を撮影する。一方、車内カメラ11は、客室内における運転室N寄りの天井に設置されており、そこから下り方向に客室内を見下ろす映像を撮影する。車内カメラ10は、撮影した映像(映像信号)を制御装置18に供給し、また、車内カメラ11は、撮影した映像を制御装置19に供給する。

0014

送受信装置12,13は、車両21の前後にそれぞれ設置されており、連結された他の車両21(対向する送受信装置13,12)や、ホームHに到着(接近)した際に、地上装置30との間で無線伝送を行う。例えば、送受信装置12は、運転室K内に配置されており、運転室K側に連結された他の車両21がある場合に、その他の車両21における送受信装置13との間で無線伝送を行う。一方、送受信装置13は、運転室N内に配置されており、運転室N側に連結された他の車両21がある場合に、その他の車両21における送受信装置12との間で無線伝送を行う。
また、後述するように、先頭車両21の送受信装置12,13(進行方向に応じた何れか)は、地上装置30との間で無線伝送を行う。更に、送受信装置12,13は、後述するように、送信と受信とで、異なる周波数(周波数fa,fb)を用いて無線伝送を行う。

0015

車内確認用映像モニタ14,15は、車内カメラ10,11によって撮影された映像を表示する。例えば、車内確認用映像モニタ14は、運転室K内に配置されており、車両21が下り方向へ運転される場合に、車内カメラ10によって撮影された映像を表示する。一方、車内確認用映像モニタ15は、運転室N内に配置されており、車両21が上り方向へ運転される場合に、車内カメラ11によって撮影された映像を表示する。
なお、後述するように、車両21が複数編成にて運転される際には、先頭車両21の車内確認用映像モニタ14,15(進行方向に応じた何れか)に、各車両21の車内カメラ10,11によって撮影された映像が表示される。

0016

ホーム監視用映像モニタ16,17は、車両21がホームHに到着(接近)した際に、ホームHで撮影された映像を表示する。例えば、ホーム監視用映像モニタ16は、運転室K内に配置されており、車両21が下り方向へ運行される場合に、ホーム監視カメラ31〜33によって撮影された映像を表示する。一方、ホーム監視用映像モニタ17は、運転室N内に配置されており、車両21が上り方向へ運行される場合に、ホーム監視カメラ31〜33によって撮影された映像を表示する。
なお、後述するように、車両21が複数編成にて運転される際には、先頭車両21のホーム監視用映像モニタ16,17(進行方向に応じた何れか)に、ホーム監視カメラ31〜33によって撮影された映像が表示される。

0017

制御装置18,19は、車両21内の各装置を制御しながら、映像信号の中継等の伝送制御を行う。例えば、制御装置18は、運転室K内に配置されており、車内カメラ10、送受信装置12、車内確認用映像モニタ14、及び、ホーム監視用映像モニタ16を制御しつつ、制御装置19ともデータのやりとりを行いながら、映像信号の伝送制御を行う。一方、制御装置19は、運転室N内に配置されており、車内カメラ11、送受信装置13、車内確認用映像モニタ15、及び、ホーム監視用映像モニタ17を制御しつつ、制御装置18ともデータのやりとりを行いながら、映像信号の伝送制御を行う。

0018

図2では、1両分の車両21を示しているが、現実には、運用に応じて複数の車両21が連結されて運転される場合も多い。つまり、複数編成の場合では、上記と同様の構成の各車両21が連結されて運転されることになる。その際でも、上述したように、車両21内の各構成が前後(下り側上り側)にそれぞれ配置されているため、各車両21は、連結の順序や組み合わせを任意に変更可能である。例えば、編成される車両21の数が運用中に変更されたとしても、先頭車両21の使用されている運転室まで、映像を正常に伝送し、車内確認用映像モニタ14,15、及び、ホーム監視用映像モニタ16,17に各映像を表示することができる。また、車両21の連結順序バラバラに組み替えられたとしても、同様に、先頭車両21の使用されている運転室まで、映像を正常に伝送し、車内確認用映像モニタ14,15、及び、ホーム監視用映像モニタ16,17に各映像を表示することができる

0019

また、車両21がワンマン運転(1人の運転手により運転)される際には、車両21内で乗降ドアが決まっている(乗車用ドア降車用のドアが定められている)場合がある。例えば、進行方向に対して、車両21の後尾ドアから乗車し、先頭ドアから降車する場合などである。以下、このような車両21内で乗降ドアが決まっている場合について説明する。この場合、運転手は、車内カメラ10,11により撮影された映像(車内確認用映像モニタ14,15の映像)により乗客の乗降の様子を把握することができる。
なお、車両21が1両編成で運転される際には、運転室(進行方向の運転室)からの見通しがある程度確保でき、目視によっても、乗客の乗降の様子をある程度把握できる場合もある。しかしながら、車両21が複数編成(2両以上)で運転される際には、運転室からの目視による確認は難しく、車内カメラ10,11により撮影された映像による状況確認が必須となる。
また、折返し運転の際には、一般に運転室が前後入れ替わるため、車内カメラ10,11等もこれに応じて前後に設置されている。

0020

また、送受信装置12,13は、連結された他の車両21の送受信装置13,12(対向する何れか)との間で、無線伝送が行えるように配置されている。具体的には、図3に示すように、送受信装置12,13が、各車両21の各運転室(運転室K,N)のフロントガラスの内側などに配置されている。すなわち、各車両21の対向する送受信装置12,13間における無線通信時に、電波が遮られないように設置されている。そして、送受信装置12,13の通信エリアWAが互いに重なるため、対向する送受信装置12,13間においてだけ、無線通信が可能となっている。
また、送受信装置12,13は、送信と受信とで、異なる周波数(fa,fb)を使用しており、双方向同時通信を可能としている。例えば、送受信装置12では、送信時に周波数fbを使用し、受信時に周波数faを使用する。一方、送受信装置13では、送信時に周波数faを使用し、受信時に周波数fbを使用する。なお、各周波数fa,fbは、更に複数チャンネルを内包した異なる周波数帯であってもよい。
更に、送受信装置12,13は、隣接する車両21(例えば、すれ違う車両21等)との間で電波干渉が生じないように、アンテナビームを狭くしている。また、ミリ波帯高周波数を用いることによる減衰を利用して、各車両21間の送受信装置12,13での干渉を抑え、使用する無線周波数チャンネル共用するようにしてもよい。

0021

また、先頭車両21の送受信装置12,13(進行方向に応じた何れか)は、地上装置30との間で無線伝送を行う。具体的に説明すると、図4に示すように、下り方向に運転される車両21が、ホームHに到着する場合では、先頭車両21の送受信装置12が、地上装置30との通信エリアWA(互いに重なる通信エリア)内に入る。すると、送受信装置12は、送信時に周波数fbを使用し、受信時に周波数faを使用して、地上装置30と無線伝送を行う。

0022

図1に戻って、地上装置30は、ホームH上に配置されており、上述したように、先頭車両21の送受信装置12,13(進行方向に応じた何れか)との間で無線伝送を行う。例えば、地上装置30は、上りと下りの各ホームHにて、それぞれ先頭車両21側(停車位置)の端部に配置されているものとする。なお、ホームHが上りと下りとで共有される場合には、何れかの端部にだけ地上装置30が配置されるようにしてもよい。
なお、地上装置30は、先頭車両21の送受信装置12,13(進行方向に応じた何れか)の電波が届く所定範囲内に設置すればよいが、ホームHの制約等から、その所定範囲内に地上装置30を設置できない場合もある。その場合には、送受信装置12,13側の送信電力可変とし、範囲外に設定された地上装置30との通信する場合にのみ、送受信装置12,13側等の送信電力を上げる制御を行うようにしてもよい。

0023

また、地上装置30は、ホーム監視カメラ31〜33にて撮影されたホーム映像を、先頭車両21の送受信装置12,13(進行方向に応じた何れか)に送信する。

0024

ホーム監視カメラ31〜33は、ホームHの天井等に、所定間隔を空けて配置されており、ホームH上における乗降する乗客の動き等を監視するための映像を撮影する。ホーム監視カメラ31〜33は、撮影したホーム映像(映像信号)を地上装置30に供給する。
なお、ホーム監視カメラ31〜33の設置数は、一例であり、現実の運用に応じて適宜変更可能である。

0025

本発明の実施形態1では、映像信号の一例として、NTSC(National Television System Committee)のようなアナログ信号が使用される場合について、より詳細に説明する。図5は、上述した図2に示した車両21内の構成を、より詳細に説明するための模式図である。以下では、このような構成の車両21が4両編成にて、下り方向へワンマン運転される場合を一例として、具体的に説明する。
なお、4両編成中の各車両21は、自己が、先頭の車両、中間の車両、または、末尾の車両の何れかであることを、一般的な車上情報ステムから入手できるものとする。また、同様に、車両21の運転方向(進行方向)が、下り方向なのか上り方向なのかについても、同様に、車上情報システムから入手できるものとする。

0026

図5に示すように、車内カメラ10は、乗降する乗客等の様子を撮影したアナログ信号(アナログ映像)を生成する。例えば、車両21の後尾ドアが乗車用ドアと定められているため、乗車した乗客が移動する様子等を撮影したをアナログ映像を生成する。車内カメラ10は、生成したアナログ映像を、映像分配器18aに供給する。
一方、車内カメラ11は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した車内カメラ10と入れ替わって、乗降する乗客等の様子を撮影したアナログ信号を生成して、映像分配器19aに供給する。

0027

送受信装置12は、送信部12aと受信部12bとからなり、送受信装置13は、送信部13aと受信部13bとからなる。受信部12bは、車両21が先頭の車両である場合に、地上装置30から受信した映像信号(アナログ映像)を制御装置18(映像分配器18b)に供給する。つまり、受信部12bは、地上装置30から送られるホーム映像(ホーム監視カメラ31〜33にて撮影された映像)を受信する。例えば、受信部12bは、ホーム監視カメラ31〜33に応じて、3つのチャンネル(チャンネル1、2、3)にてそれぞれの映像を受信し、それらを映像分配器18bに供給する。また、送信部12aは、車両21が、中間、又は、末尾の車両である場合に、車内カメラ10にて撮影した映像信号(アナログ映像)を、前方の車両21に送信する。
一方、受信部13bは、車両21が、先頭、又は、中間の車両である場合に、後方の車両21から送信された映像信号を受信する。なお、車両21間のデータ伝送の詳細については、後述する。また、送信部13aは、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。つまり、後方の車両21に伝送する必要がないため、送信部13aは、電源オフに制御される。
このような構成の送受信装置12,13は、例えば、AM変調FM変調などのアナログ方式にて映像信号を変調し、個別の周波数チャンネルにて送受信する。

0028

制御装置18は、映像分配器18a,18bと映像合成器18cとからなり、制御装置19は、映像分配器19a,19bと映像合成器19cとからなる。なお、制御装置18と制御装置19との間は、同軸ケーブルCにより接続されている。映像分配器18aは、車内カメラ10にて撮影された映像信号、及び、映像分配器19aから供給された映像信号(末尾の車両21は除く)を、送信部12aと映像合成器18cとに分配する。映像分配器18bは、車両21が先頭の車両の場合に、受信部12bから供給された映像信号(ホーム映像)を、ホーム監視用映像モニタ16と、映像分配器19aとに分配する(なお、映像分配器19aへの分配は、行わなくともよい)。映像合成器18cは、車両21が先頭の車両である場合に、映像分配器18aから供給(分配)された映像信号を合成して、車内確認用映像モニタ14に供給する。
一方、映像分配器19aは、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した映像分配器18aと入れ替わって動作する。映像分配器19bは、車両21が、先頭、又は、中間の車両である場合に、受信部13bから供給された映像信号を、ホーム監視用映像モニタ17と、映像分配器18aとに分配する(なお、車両21が下り方向へ運転される際には、ホーム監視用映像モニタ17への分配は、行わなくともよい)。映像合成器19cは、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した映像分配器18cと入れ替わって動作する。

0029

車内確認用映像モニタ14は、車両21が先頭の車両である場合に、映像合成器18cにより合成された映像を表示する。一方、車内確認用映像モニタ15は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した車内確認用映像モニタ14と入れ替わって動作する。
車内確認用映像モニタ14,15は、合成された各映像を画面分割して表示する。つまり、車両21が4両編成であるため、それぞれの映像を画面分割して表示する。また、車内確認用映像モニタ14、15における表示手法は、一例であり、画面分割以外の手法にて表示してもよい。例えば、車内確認用映像モニタ14、15が複数の表示部を有している場合には、それぞれの表示部に各映像を個別に表示してもよい。また、所定の映像切替器を更に配置し、運転手のスイッチ操作等により、各映像を切り替えて表示するようにしてもよい。

0030

ホーム監視用映像モニタ16は、車両21が先頭の車両である場合に、映像分配器18bから供給(分配)された映像を表示する。一方、ホーム監視用映像モニタ17は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述したホーム監視用映像モニタ16と入れ替わって動作する。
また、ホーム監視用映像モニタ16等における表示手法は、一例であり、個別表示以外の手法にて表示してもよい。例えば、ホーム監視用映像モニタ16等が1つの表示部を有している場合には、映像合成器を更に配置し、画面分割により各映像を表示するようにしてもよい。

0031

以下、本発明の実施形態1に係る無線伝送システムの動作について図6を参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態1に係る無線伝送システムが実行するデータ伝送方法の一例を示すフローチャートである。なお、以下でも、4両編成の車両21が、下り方向へワンマン運転される場合について説明する。つまり、1人の運転手が、先頭車両21の運転室Kに乗務し、車両21の運転及び、ホームHにおける乗客の乗降を監視するものとする。

0032

車両21が、ホームH(停車駅)に到着すると、先頭車両21の送受信装置12は、地上装置30と無線通信可能となり、地上装置30から送られるホーム映像を受信する(ステップS101)。すなわち、上述した図4に示すように、先頭車両21の送受信部12は、地上装置30から周波数faにて送信される映像信号(アナログ信号)を受信する。その際、地上装置30は、ホーム監視カメラ31〜33によって撮影された映像を、例えば、それぞれAM変調やFM変調などのアナログ方式にて変調し、個別の周波数チャンネルにて送信する。そのため、先頭車両21の送受信部12は、それらの3つの映像を、個別の周波数チャンネル(チャンネル1、2、3)にてそれぞれ受信することになる。

0033

先頭車両21の送受信装置12は、受信した映像信号(各映像)を、制御装置18に供給する(ステップS102)。すなわち、上述した図5に示すように、受信部12bから3つの映像信号が映像分配器18bに供給されることになる。

0034

先頭車両21のホーム監視用映像モニタ16は、制御装置18から供給される映像を表示する(ステップ103)。すなわち、上述した図5に示すように、映像分配器18bから分配された映像信号がホーム監視用映像モニタ16に供給されため、ホーム監視用映像モニタ16は、各画面に3つのホーム映像を個別に表示する。なお、上述したように、受信部12bが、ホーム監視カメラ31〜33に応じた3つのチャンネル(チャンネル1、2、3)にて各映像を受信するため、ホーム監視用映像モニタ16は、左の画面から順番に(画面1〜3に)、ホーム監視カメラ31〜33の各映像を表示する。
このため、運転手は、ホームHに設置された3台のカメラ(ホーム監視カメラ31〜33)により撮影された映像を、ホーム監視用映像モニタ16により確認し、車両21のドアを開ける。

0035

また、中間、及び、末尾の車両21(各後方車両21)は、車内カメラ10により撮影された映像を、先頭車両21に向けて伝送する(ステップS104)。例えば、図7に示すように、進行方向に向けて、車両D,C,B,Aの順に連結されて運転されている場合について説明する。
まず、最後方の車両Aでは、車両A内映像(車内カメラ10にて撮影された映像)を、車両Aの送受信装置12から車両Bの送受信装置13へ伝送する。また、車両Bでは、この車両A内映像に車両B内映像を加えた車両A+B内映像を、車両Bの送受信装置12から車両Cの送受信装置13へ伝送する。更に、車両Cでは、この車両A+B内映像に車両C内映像を加えた車両A+B+C内映像を、車両Cの送受信装置12から車両Dの送受信装置13へ伝送する。

0036

そして、先頭車両21の車内確認用映像モニタ14は、後方車両21から伝送された映像に自車の車内カメラ10にて撮影された映像を加えた各映像を、画面分割で表示する(ステップS105)。すなわち、図5の車両21を参照して説明すると、受信部13bは、連結された後方車両21から送られた3両分の映像(車両A+B+C内映像)を受信する。受信した両分の映像は、映像分配器19bから映像分配器18aに供給され、映像合成器18cにて車載カメラ10の映像と合成された後、車内確認用映像モニタ14にて4両分の映像(車両A+B+C+D内映像)が画面分割されて表示される。
このため、運転手は、車内確認用映像モニタ14に表示される映像から、乗客の乗車や降車を確認し、車両のドアを閉め、出発する。

0037

このように、4両編成の各車両21では、進行方向に対して、後部のドアから乗客が乗車し、また、先頭のドアから乗客が降車することになる。つまり、各客室内では、例えば、乗客が後方から前方に移動するため、車内カメラ10は、自身に向かって歩いて来る乗客の様子を撮影することになる。

0038

こうして各車両21の車内カメラ10で撮影された映像は、送受信装置12,13を介して、運転手のいる先頭車両21(運転室K)まで順次伝送される。伝送された映像は、運転室Kの映像合成器18cにより合成され、車内確認用映像モニタ14に画面分割にて表示される。
なお、本実施形態1では、車両21が下り方向へ運転される場合について説明したが、車両21が上り方向へ運転される場合にも、同様に向きを入れ替え適応可能可能である。つまり、上り方向に運転される場合は動作する各装置が、上り側と下り側とで変わるだけであり、動作は同じである。

0039

また、本実施形態1では、車両21の連結順序がどのような組み合わせでも通信できるように対応した装置構成の場合について説明したが、車両21の連結順序があらかじめ定まっている場合には、使用しない装置を適宜省略してもよい。

0040

(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2の無線伝送システムについて説明する。実施形態2の全体の構成は、実施形態1と同様で図1の通りであるが、詳細な伝送方法が実施形態1と異なる。

0041

すなわち、本発明の実施形態2では、映像信号をデジタル伝送することを特徴としている。一例として、映像信号(カメラ映像)をIPパケット化してイーサネット登録商標)によるデジタル伝送を行う。図8は、車両21内の構成を、詳細に説明するための模式図である。以下でも、4両編成の車両21が、下り方向へワンマン運転される場合を一例として、具体的に説明する。

0042

図8に示すように、車内カメラ10は、車両21の後尾ドアから乗車する乗客等の様子を撮影したアナログ信号を生成する。つまり、車両21の後尾ドアが乗車用ドアと定められているため、乗車した乗客が移動する様子等を撮影したをアナログ映像信号を生成する。車内カメラ10は、生成した映像信号(アナログ信号)を、動画符号化装置40に供給する。
一方、車内カメラ11は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した車内カメラ10と入れ替わって、乗車する乗客等の様子を撮影した映像信号を生成して、動画符号化装置41に供給する。
なお、車内カメラ10、11として、IPカメラを使用する場合には動画符号化装置40、41は不要である。

0043

送受信装置12は、車両21が先頭の車両である場合に、地上装置30から受信した映像信号(デジタル信号)を制御装置18(通信制御装置50)に供給する。つまり、送受信装置12は、地上装置30から送られるホーム映像(ホーム監視カメラ31〜33にて撮影された映像)を受信する。なお、地上装置30は、IPパケットによる映像データの双方向伝送が可能となっている。また、送受信装置12は、車両21が、中間、又は、末尾の車両である場合に、車内カメラ10にて撮影した映像等(符号化された後のデジタル信号)を、前方の車両21に送信する。
一方、送受信装置13は、車両21が、先頭、又は、中間の車両である場合に、後方の車両21から送信された映像信号を受信する。

0044

制御装置18は、動画符号化装置40と、通信制御装置50と、復号装置42〜45とからなり、制御装置19は、動画符号化装置41と、通信制御装置51と、復号装置46〜49とからなる。なお、制御装置18と制御装置19との間は、LANゲーブル71により接続されている。動画符号化装置40は、車内カメラ10にて撮影された映像信号を、符号化してデジタル映像信号デジタル映像)に変換する。そして、変換したデジタル映像信号を、通信制御装置50に供給する。
一方、動画符号化装置41は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した動画符号化装置40と入れ替わって、動作する。

0045

通信制御装置50は、動画のIPパケットの経路選択を行う装置であり、宛先のIPアドレス発送元のIPアドレスを参照し、適切な経路振り分ける。すなわち、通信制御装置50は、車両21が先頭の車両である場合に、送受信装置12が受信したホーム映像を復号装置42〜44に供給し、また、動画符号化装置40が符号化したデジタル映像を復号装置45に供給する。また、車両21が、中間、又は、末尾の車両である場合に、動画符号化装置40が符号化したデジタル映像、及び、後方の車両21から送られた映像(末尾の車両21は除く)を、送受信装置12に供給する。
一方、通信制御装置51は、車両21が、先頭、又は、中間の車両である場合に、送受信装置13が受信した映像を、LANケーブル71を介して、通信制御装置50に供給する。

0046

復号装置42〜45は、車両21が先頭の車両の場合に、通信制御装置50から供給された各デジタル映像を、復号してアナログ映像に変換する。復号装置42〜44は、変換したアナログ映像を、ホーム監視用映像モニタ16に供給し、また、復号装置45は、変換したアナログ映像を、車内確認用映像モニタ14に供給する。
一方、復号装置42〜45は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際(先頭車両21の場合)には、上述した復号装置42〜45と入れ替わって、動作する。

0047

車内確認用映像モニタ14は、車両21が先頭の車両である場合に、復号装置45により変換された映像を表示する。一方、車内確認用映像モニタ15は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述した車内確認用映像モニタ14と入れ替わって動作する。
車内確認用映像モニタ14等は、合成された各映像を画面分割して表示する。つまり、車両21が4両編成であるため、それぞれの映像を画面分割して表示する。また、車内確認用映像モニタ14等における表示手法は、一例であり、画面分割以外の手法にて表示してもよい。例えば、車内確認用映像モニタ14等が複数の表示部を有している場合には、それぞれの表示部に各映像を個別に表示してもよい。また、所定の映像切替器を更に配置し、運転手のスイッチ操作等により、各映像を切り替えて表示するようにしてもよい。

0048

ホーム監視用映像映像モニタ16は、車両21が先頭の車両である場合に、復号装置42〜44により変換された映像を表示する。一方、ホーム監視用映像モニタ17は、車両21が下り方向へ運転される際には、動作が停止されている。なお、車両21が上り方向へ運転される際には、上述したホーム監視用映像モニタ16と入れ替わって動作する。
また、ホーム監視用映像モニタ16等における表示手法は、一例であり、個別表示以外の手法にて表示してもよい。例えば、ホーム監視用映像モニタ16等が1つの表示部を有している場合には、映像合成器を更に配置し、画面分割により各映像を表示するようにしてもよい。

0049

以下、本発明の実施形態2に係る無線伝送システムの動作について簡単に説明する。以下でも、4両編成の車両21が、下り方向へワンマン運転される場合について説明する。つまり、1人の運転手が、先頭車両21の運転室Kに乗務し、車両21の運転及び、ホームHにおける乗客の乗降を監視するものとする。

0050

車両21が、ホームH(停車駅)に到着すると、先頭車両21の送受信装置12は、地上装置30と無線通信可能となり、地上装置30から送られるホーム映像を受信する。先頭車両21の送受信装置12は、受信した映像信号(各映像)を、通信制御装置50に供給する。

0051

先頭車両21の通信制御装置50は、送受信装置12が受信したホーム映像を復号装置42〜44に供給する。これにより、先頭車両21のホーム監視用映像モニタ16は、制御装置18から供給される映像を表示する

0052

また、中間、及び、末尾の車両21(各後方車両21)は、車内カメラ10により撮影された映像を、先頭車両21に向けて伝送する。すなわち、上述した図7と同様に、まず、最後方の車両Aでは、車両A内映像(車内カメラ10にて撮影された映像)を符号化してデジタル映像に変換した後、車両Aの送受信装置12から車両Bの送受信装置13へ伝送する。
また、車両Bでは、この車両A内映像に車両B内映像(デジタル映像)を加えた車両A+B内映像を、車両Bの送受信装置12から車両Cの送受信装置13へ伝送する。更に、車両Cでは、この車両A+B内映像に車両C内映像を加えた車両A+B+C内映像を、車両Cの送受信装置12から車両Dの送受信装置13へ伝送する。

0053

先頭車両21の通信制御装置50は、後方車両21から伝送された映像に自車の車内カメラ10にて撮影された映像(デジタル映像)を加えた各映像(画面分割した映像)を、車内確認用映像モニタ14に供給する。そして、車内確認用映像モニタ14は、各車両21の車内映像を画面分割で表示する。

0054

このように、4両編成の各車両21では、進行方向に対して、後部のドアから乗客が乗車し、また、先頭のドアから乗客が降車することになる。つまり、各客室内では、例えば、乗客が後方から前方に移動するため、車内カメラ10は、自身に向かって歩いて来る乗客の様子を撮影することになる。

0055

こうして各車両21の車内カメラ10で撮影された映像は、送受信装置12,13を介して、運転手のいる先頭車両21(運転室K)まで順次伝送される。伝送された映像は、運転室Kの通信制御装置50にて合成等され、車内確認用映像モニタ14に画面分割にて表示される。
なお、上記では、車両21が下り方向へ運転される場合について説明したが、車両21が上り方向へ運転される場合にも、同様に向きを入れ替えて適応可能可能である。つまり、上り方向に運転される場合は動作する各装置が、上り側と下り側とで変わるだけであり、動作は同じである。

0056

また、上記では、車両21の連結順序がどのような組み合わせでも通信できるように対応した装置構成の場合について説明したが、車両21の連結順序があらかじめ定まっている場合には、使用しない装置を適宜省略してもよい。

0057

(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3の無線伝送システムについて説明する。実施形態3の無線伝送システムでは、車内カメラの映像を保存し、データセンタ等の記録装置収集することを特徴としている。
図9は、本発明の実施形態3に係る無線伝送システムの構成の一例を示す模式図である。図9に示すように、データ伝送システムは、移動体としての車両21と、各拠点(拠点1〜n)に配置される地上装置60、ホーム監視カメラ31〜33、及び、データ収集装置61と、データセンタ等に配置される中央装置64、及び、映像記録装置65とを含んで構成される。

0058

なお、車両21(内部の構成)及び、ホームカメラ31〜33の構成は、上述した実施形態2と同様である。また、地上装置60は、IPパケットによる映像データの双方向伝送が可能となっている。すなわち、地上装置60は、先頭車両21の送受信装置12から送信されたデジタル映像をデータ収集装置61に供給する。この他にも、地上装置60は、車内広告配信、業務データ、及び、音声等のデジタルデータを、先頭車両21の送受信装置12に送信可能となっている。

0059

データ収集装置61は、地上装置60から送られたデジタル映像を収集し、所定のタイミングで、中央装置64に送信する。中央装置64は、各拠点(拠点1〜n)のデータ収集装置61から送られたデジタル映像を受信し、映像記録装置65に記録する。

0060

映像記録装置65は、所定容量のハードディスクとうからなり、各拠点から収集したデジタル映像を記録する。例えば、映像記録装置65は、図10に示すような、車両21を識別するための車両番号と、インデックスと、映像データ(デジタル映像)とを関連付けて記録する。

0061

以下、本発明の実施形態3に係る無線伝送システムの動作について、図9を基に簡単に説明する。

0062

車両21が、ホームH(停車駅)に到着すると、先頭車両21の送受信装置12は、地上装置60と無線通信可能となり、データ収集装置61に対して自分の車両番号を通知する。車両番号を通知されたデータ収集装置61は、車両番号を元に中央装置64に対して該当する車両番号の映像データがどこまで映像記録装置65に記録できているか問い合わせる。中央装置64は、車両番号に対して映像記録装置65に記録している映像データのインデックスをデータ収集装置61に回答する。データ収集装置61は、中央装置64から得たインデックス情報を元に、地上装置60を介して、先頭車両21から映像データを取得する。

0063

(他の実施形態)
上記の実施形態2,3では、上述した図8に示すように、車内カメラ10,11にてアナログ映像を撮影する場合について説明したが、車内カメラ10,11に代えて、IPカメラを用いてもよい。具体的には、図11に示すように、車内IPカメラ80,81を用いることで、図8の動画符号化装置40,41を省略するようにしてもよい。

0064

本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。

0065

10,11車内カメラ
12,13送受信装置
12a,13a 送信部
12b,13b 受信部
14,15 車内確認用映像モニタ
16,17ホーム監視用映像モニタ
18,19制御装置
18a,16b,19a,19b映像分配器
18c,19c映像合成器
21 車両
30,60地上装置
31〜33 ホーム監視カメラ
40,41動画符号化装置
42〜49復号装置
50,51通信制御装置
61データ収集装置
64中央装置
65映像記録装置
71LANケーブル
80,81 車内IPカメラ

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