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技術 換気装置

出願人 ダイキン工業株式会社
発明者 塩山一裕藤本徹
出願日 2012年2月10日 (8年10ヶ月経過) 出願番号 2012-027097
公開日 2013年8月22日 (7年4ヶ月経過) 公開番号 2013-164198
状態 特許登録済
技術分野 加湿 換気4 空気流制御部材
主要キーワード 字型部材 室内空気吸入口 メンテナンスカバー 本体ケース側 ダクト継手 排気送風路 天井設置型 熱交換部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年8月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

加湿ユニットおよび熱交換ユニットを確実に水平になるように設置することが可能な熱交換ユニットおよび加湿ユニットの一体型換気装置を提供する。

解決手段

換気装置(1)は、熱交換ユニット(2)と加湿ユニット(3)とを連結する連結部(50)を備えている。連結部(50)は、第1の第1のL字型部材(13,113)と、第2のL字型部材(14)とを備えている。第2のL字型部材(14)用の加湿ユニット側取付穴(31i)のピッチ(S2)は、第1のL字型部材(13,113)用の熱交換ユニット(2)側の取付穴(21e)のピッチ(S1)よりも広く設定されている。また、加湿ユニット(3)の本体ケース(31)両側面の間の幅(W2)は、熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の幅(W1)よりも狭い。第2のL字型部材(14)は、熱交換ユニット(2)の前端面(21a)に当接した状態で、第1のL字型部材(13,113)に連結されている。

概要

背景

従来、室内の天井に吊り金具を用いて吊り下げて設置された空調機が種々提案されている。

例えば、特許文献1記載の天井設置形空調機は、排気送風路および外気送風路を有するケーシングを備えており、そのケーシングは、天井と平行になるように吊り金具によって天井から吊り下げられた状態で設置されている。

この空調機では、ケーシング内部において、外気送風路に沿って蒸発器加湿器および送風機が配置されるとともに、排気送風路に沿って凝縮器および送風機が配置されている。これらの凝縮器と蒸発器との間は、冷媒循環されており、全熱交換が可能である。かかる構成によって、ケーシングに取り入れられた室外外気は、外気送風路を通る間に蒸発器で熱交換されるとともに加湿器で加湿された後、室内へ給気される。それとともに、ケーシングに取り入られた室内の空気は、排気送風路を通る間に凝縮器で熱交換された後に室外へ排気される。これにより、ケーシング内で全熱交換および加湿を行っている。

概要

加湿ユニットおよび熱交換ユニットを確実に水平になるように設置することが可能な熱交換ユニットおよび加湿ユニットの一体型換気装置を提供する。換気装置(1)は、熱交換ユニット(2)と加湿ユニット(3)とを連結する連結部(50)を備えている。連結部(50)は、第1の第1のL字型部材(13,113)と、第2のL字型部材(14)とを備えている。第2のL字型部材(14)用の加湿ユニット側取付穴(31i)のピッチ(S2)は、第1のL字型部材(13,113)用の熱交換ユニット(2)側の取付穴(21e)のピッチ(S1)よりも広く設定されている。また、加湿ユニット(3)の本体ケース(31)両側面の間の幅(W2)は、熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の幅(W1)よりも狭い。第2のL字型部材(14)は、熱交換ユニット(2)の前端面(21a)に当接した状態で、第1のL字型部材(13,113)に連結されている。

目的

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

室内空気換気を行う換気装置(1)であって、前記室内空気と室外空気との間で熱交換を行う熱交換ユニット(2)と、室内に導入される給気加湿する加湿ユニット(3)と、前記熱交換ユニット(2)と前記加湿ユニット(3)とを連結する連結部(50)とを備え、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の側面(21b,21c)には、上下方向に離れた複数の第1の取付穴(21e)が形成されており、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)の側面(31b,31c)には、上下方向に離れた複数の第2の取付穴(31i)が形成されており、前記連結部(50)は、複数の前記第1の取付穴(21e)にそれぞれ連通可能な複数の第1の貫通孔(13c,113c)を有する第1の連結部材(13,113)と、複数の前記第2の取付穴(31i)にそれぞれ連通可能な複数の第2の貫通孔(14c)を有する第2の連結部材(14)と、前記第1の貫通孔(13c,113c)および第1の取付穴(21e)に挿入され、前記第1の連結部材(13,113)を前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に固定する第1の締結具(B1)と、前記第2の貫通孔(14c)および第2の取付穴(31i)に挿入され、前記第2の連結部材(14)を前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に固定する第2の締結具(B2)とを有し、前記第1の連結部材(13,113)と第2の連結部材(14)とが連結することにより、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)と前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)とが連結され、前記第1の取付穴(21e)および前記第2の取付穴(31i)は、互いに異なるピッチ(S1,S2)を有しており、前記第1の取付穴(21e)および前記第2の取付穴(31i)のうちのピッチ(S1,S2)が広い方の取付穴が形成された前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)または前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)のいずれか一方の本体ケース(31,21)の幅(W2,W1)は、他方の本体ケース(21,31)の幅(W1,W2)よりも狭くなるように設定され、前記第1の取付穴(21e)および前記第2の取付穴(31i)のうちのピッチ(S1,S2)が広い方の取付穴(31i,21e)を用いて取り付けられた前記第1の連結部材(13,113)および前記第2の連結部材(14)のうちのいずれか一方の連結部材(14,13,113)は、前記他方の本体ケース(21,31)における前記2つの本体ケース(21,31)が並ぶ方向を向く端面(21a,31d)に当接した状態で、他方の連結部材(13,113,14)に連結されている、ことを特徴とする換気装置(1)。

請求項2

前記第2の取付穴(31i)のピッチ(S2)は、前記第1の取付穴(21e)のピッチ(S1)よりも広くなるように設定され、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)の幅(W2)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の幅(W1)よりも狭くなるように設定され、前記第2の連結部材(14)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)における前記2つの本体ケース(21,31)が並ぶ方向を向く端面(21a)に当接した状態で、前記第1の連結部材(13,113)に連結されている、請求項1に記載の換気装置(1)。

請求項3

前記第1の取付穴(21e)は、吊り金具(41)を取り付けることが可能な第1の吊り金具用取付穴(21e)であり、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の側面(21b,21c)には、前記第1の吊り金具用取付穴(21e)とは別に、吊り金具(41)を取り付けることが可能な第2の吊り金具用取付穴(21h)が形成されており、前記吊り金具(41)は、前記第2の吊り金具用取付穴(21h)を用いて、前記本体ケース(21)に取り付けられている、請求項1または2に記載の換気装置(1)。

請求項4

前記第1の連結部材(13,113)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に当接可能な形状を有する第1の台座部(13a,113a)と、当該第1の台座部(13a,113a)と直交する第1のフランジ部(13b,113b)とを有しており、前記第2の連結部材(14)は、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に当接可能な形状を有する前記第2の台座部(14a)と、当該第2の台座部(14a)と直交する第2のフランジ部(14b)とを有しており、前記第1の台座部(13a,113a)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に固定され、前記第2の台座部(14a)は、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に固定され、前記第1のフランジ部(13b,113b)と前記第2のフランジ部(14b)とが互いに当接した状態で、前記第1の連結部材(13,113)と前記第2の連結部材(14)とが連結されている、請求項1から3のいずれかに記載の換気装置(1)。

技術分野

0001

本発明は、熱交換ユニットおよび加湿ユニットを備えた換気装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、室内の天井に吊り金具を用いて吊り下げて設置された空調機が種々提案されている。

0003

例えば、特許文献1記載の天井設置形空調機は、排気送風路および外気送風路を有するケーシングを備えており、そのケーシングは、天井と平行になるように吊り金具によって天井から吊り下げられた状態で設置されている。

0004

この空調機では、ケーシング内部において、外気送風路に沿って蒸発器加湿器および送風機が配置されるとともに、排気送風路に沿って凝縮器および送風機が配置されている。これらの凝縮器と蒸発器との間は、冷媒循環されており、全熱交換が可能である。かかる構成によって、ケーシングに取り入れられた室外外気は、外気送風路を通る間に蒸発器で熱交換されるとともに加湿器で加湿された後、室内へ給気される。それとともに、ケーシングに取り入られた室内の空気は、排気送風路を通る間に凝縮器で熱交換された後に室外へ排気される。これにより、ケーシング内で全熱交換および加湿を行っている。

先行技術

0005

特開2003−42480号公報

発明が解決しようとする課題

0006

特許文献1記載の天井設置型空調機は、1つのケーシング内部に熱交換を行う部分(凝縮器および蒸発器)と、加湿を行う部分(加湿器)とを両方備えているので、熱交換部分または加湿部分のいずれか一方を改良する場合には、空調機全体を設計し直す必要があり、熱交換部分または加湿部分を他の機種の空調機と共用することが困難であり、汎用性の向上が難しいという問題がある。

0007

そこで、汎用性を向上させるために、熱交換ユニットに外付けで加湿ユニットを連結して一体型の換気装置を構築することが考えられる。このような換気装置では、既存の熱交換ユニットを利用できるので、必要に応じて加湿ユニットを熱交換ユニットに連結すればよいので、汎用性の向上が可能である。

0008

しかし、加湿ユニットを熱交換ユニットに連結するために、熱交換ユニットの本体ケースに対してユニット連結用連結金具を固定するための穴を開ける場合、手間がかかるとともにその穴から空気が漏れるおそれがあり、好ましくない。

0009

また、熱交換ユニットの本体ケースの側面には、通常、吊り金具を取り付けるための吊り金具用取付穴が形成されており、この吊り金具用取付穴を用いて、連結部材を取り付けることが考えられる。吊り金具用取付穴は、通常、本体ケース側面の四隅において、上下方向に離れて2個またはそれ以上それぞれ形成されている。しかし、これらの吊り金具用取付穴は、上下方向に離れた複数の吊り金具用取付穴のピッチが狭い場合がある。その場合、連結部材の貫通孔をこれらの吊り金具用取付穴に連通させてボルトなどの締結具で連結部材を本体ケースに取り付けたときに、吊り金具用取付穴のピッチが狭いために連結部材の貫通孔の内周面と締結具との遊びによって生じる連結部材のぐらつきを抑えることが難しくなるおそれがある。そのため、加湿ユニットを熱交換ユニットに連結した状態で天井から吊り下げたときに、図13〜14に示されるように、熱交換ユニットと加湿ユニットがくの字に傾いてこれらのユニットを水平に設置することが難しくなるおそれがある。

0010

そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、加湿ユニットおよび熱交換ユニットを確実に水平になるように設置することが可能な熱交換ユニットおよび加湿ユニットの一体型の換気装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

(1)本発明の換気装置(1)は、室内空気換気を行う換気装置(1)であって、前記室内空気と室外空気との間で熱交換を行う熱交換ユニット(2)と、室内に導入される給気を加湿する加湿ユニット(3)と、前記熱交換ユニット(2)と前記加湿ユニット(3)とを連結する連結部(50)とを備えている。

0012

前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の側面(21b,21c)には、上下方向に離れた複数の第1の取付穴(21e)が形成されている。

0013

前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)の側面(31b,31c)には、上下方向に離れた複数の第2の取付穴(31i)が形成されている。

0014

前記連結部(50)は、複数の前記第1の取付穴(21e)にそれぞれ連通可能な複数の第1の貫通孔(13c,113c)を有する第1の連結部材(13,113)と、複数の前記第2の取付穴(31i)にそれぞれ連通可能な複数の第2の貫通孔(14c)を有する第2の連結部材(14)と、前記第1の貫通孔(13c,113c)および第1の取付穴(21e)に挿入され、前記第1の連結部材(13,113)を前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に固定する第1の締結具(B1)と、前記第2の貫通孔(14c)および第2の取付穴(31i)に挿入され、前記第2の連結部材(14)を前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に固定する第2の締結具(B2)とを有している。前記第1の連結部材(13,113)と第2の連結部材(14)とが連結することにより、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)と前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)とが連結されている。前記第1の取付穴(21e)および前記第2の取付穴(31i)は、互いに異なるピッチ(S1,S2)を有している。前記第1の取付穴(21e)および前記第2の取付穴(31i)のうちのピッチ(S1,S2)が広い方の取付穴が形成された前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)または前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)のいずれか一方の本体ケース(31,21)の幅(W2,W1)は、他方の本体ケース(21,31)の幅(W1,W2)よりも狭くなるように設定されている。前記第1の取付穴(21e)および前記第2の取付穴(31i)のうちのピッチ(S1,S2)が広い方の取付穴(31i,21e)を用いて取り付けられた前記第1の連結部材(13,113)および前記第2の連結部材(14)のうちのいずれか一方の連結部材(14,13,113)は、前記他方の本体ケース(21,31)における前記2つの本体ケース(21,31)が並ぶ方向を向く端面(21a,31d)に当接した状態で、他方の連結部材(13,113,14)に連結されている。

0015

この構成では、熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)および加湿ユニット(3)の本体ケース(31)のうち、第1の取付穴(21e)および第2の取付穴(31i)のうちのピッチ(S1,S2)が広い方の取付穴が形成されている一方の本体ケース(31,21)の幅(W2,W1)は、他方の本体ケース(21,31)の幅(W1,W2)よりも狭くなるように設定されているので、熱交換ユニット(2)と加湿ユニット(3)とを突き合わせて配置したときに他方の本体ケース(21,31)におけるこれらの本体ケースが並ぶ方向を向く端面(21a,31d)の一部が前記一方の本体ケース(31,21)から側方にはみ出して露出される。この端面の露出している部分は、相手側の連結部材に当接することが可能である。

0016

ここで、ピッチ(S1,S2)が狭い方の取付穴(21e,31i)を用いて他方の本体ケース(21,31)に取り付けられた連結部材(13,113,14)は、当該他方の本体ケース(21,31)の側面に沿って大きく傾いてぐらつきやすく、一方、ピッチ(S2,S1)が広い方の取付穴(31i,21e)を用いて一方の本体ケース(21,31)に取り付けられた連結部材(14,13,113)は、当該一方の本体ケース(31,21)の側面に沿って傾く角度が小さく、ぐらつきにくい。

0017

そこで、ピッチ(S2,S1)が広い方の取付穴(31i,21e)を用いて一方の本体ケース(31,21)に取り付けられた連結部材(14,13,113)を2つの本体ケース(21,31)を水平に保つ基準として他方の本体ケース(21,31)の端面(21a,31d)に当接させることにより、ピッチ(S1,S2)が狭い方の取付穴(21e,31i)を用いて他方のケース(21,31)に取り付けられた連結部材(13,113,14)がぐらつこうとしても、ピッチの広い方の連結部材(14,13,113)は、相手側の本体ケースの端面にすでに当接しているので、2つの本体ケース(21,31)が相対的にぐらつくおそれが低くなる。その状態で第1の連結部材(13,113)および第2の連結部材(14)を互いに連結すれば、加湿ユニット(3)を熱交換ユニット(2)に連結した状態で天井から吊り下げたときに、熱交換ユニット(2)と加湿ユニット(3)がくの字に傾くおそれが低くなり、これらのユニット(2,3)を確実に水平に設置することが可能になる。

0018

(2)前記換気装置(1)において、前記第2の取付穴(31i)のピッチ(S2)は、前記第1の取付穴(21e)のピッチ(S1)よりも広くなるように設定され、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)の幅(W2)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の幅(W1)よりも狭くなるように設定され、前記第2の連結部材(14)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)における前記2つの本体ケース(21,31)が並ぶ方向を向く端面(21a)に当接した状態で、前記第1の連結部材(13,113)に連結されている、のが好ましい。

0019

この構成では、例えば、第1の取付穴(21e)として熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に形成された吊り金具用取付穴(21e)を流用するなどの理由によって、当該第1の取付穴(21e)のピッチが狭い場合、すなわち、加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に形成された第2の取付穴(31i)のピッチが熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に形成された第1の取付穴(21e)のピッチよりも広い場合には、加湿ユニット(3)の本体ケース(31)の幅(W2)は、熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の幅(W1)よりも狭くなるように設定される。その場合、熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)におけるこれらの本体ケースが並ぶ方向を向く端面(21a)の一部が加湿ユニット(3)の本体ケース(31)から側方にはみ出して露出される。この端面(21a)の露出している部分は、加湿ユニット(3)側の第2の連結部材(14)に当接することが可能である。

0020

このように、ピッチ(S2)が広い第2の取付穴(31i)を用いて加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に取り付けられた第2の連結部材(14)を熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の端面(21a)に当接させることにより、ピッチ(S1)が狭い方の第1の取付穴(21e)を用いて熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に取り付けられた第1の連結部材(13,113)がぐらつこうとしても、ピッチの広い方の第2の連結部材(14)は熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の端面(21a)にすでに当接しているので、2つの本体ケース(21,31)が相対的にぐらつくおそれが低くなる。その状態で第1の連結部材(13,113)および第2の連結部材(14)を互いに連結すれば、加湿ユニット(3)を熱交換ユニット(2)に連結した状態で天井から吊り下げたときに、熱交換ユニット(2)と加湿ユニット(3)がくの字に傾くおそれが低くなり、これらのユニット(2,3)を確実に水平に設置することが可能になる。

0021

(3)前記換気装置(1)において、前記第1の取付穴(21e)は、吊り金具(41)を取り付けることが可能な第1の吊り金具用取付穴(21e)であり、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の側面(21b,21c)には、前記第1の吊り金具用取付穴(21e)とは別に、吊り金具(41)を取り付けることが可能な第2の吊り金具用取付穴(21h)が形成されており、前記吊り金具(41)は、前記第2の吊り金具用取付穴(21h)を用いて、前記本体ケース(21)に取り付けられている、のが好ましい。

0022

この構成では、熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に形成された吊り金具(41)を取り付けることが可能な複数の吊り金具用取付穴、すなわち、第1の吊り金具用取付穴(21e)および第2の吊り金具用取付穴(21h)のうちの第1の吊り金具用取付穴(21e)を用いて、連結部(50)が当該本体ケース(21)に取り付けられるので、かかる連結部(50)によって熱交換ユニット(2)と加湿ユニット(3)とを連結することによって、熱交換ユニット(2)に金具などからなる連結部(50)を固定するための穴を開ける作業が不要になる。また、本体ケース(21)に形成される穴の増加を抑えることが可能になるので、空気漏れのおそれを低減することが可能になる。

0023

(4)前記換気装置(1)において、前記第1の連結部材(13,113)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に当接可能な形状を有する第1の台座部(13a,113a)と、当該第1の台座部(13a,113a)と直交する第1のフランジ部(13b,113b)とを有しているのが好ましい。また、前記第2の連結部材(14)は、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に当接可能な形状を有する前記第2の台座部(14a)と、当該第2の台座部(14a)と直交する第2のフランジ部(14b)とを有しているのが好ましい。前記第1の台座部(13a,113a)は、前記熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)に固定されている。前記第2の台座部(14a)は、前記加湿ユニット(3)の本体ケース(31)に固定されている。前記第1のフランジ部(13b,113b)と前記第2のフランジ部(14b)とが互いに当接した状態で、前記第1の連結部材(13,113)と前記第2の連結部材(14)とが連結されている。

0024

この構成では、第1のフランジ部(13b,113b)と第2のフランジ部(14b)とが互いに当接した状態で、第1の連結部材(13,113)と第2の連結部材(14)とが連結されているので、本発明のように熱交換ユニット(2)の本体ケース(21)の幅と加湿ユニット(3)の本体ケース(31)の幅が異なる構成においても、第1のフランジ部(13b,113b)および第2のフランジ部(14b)の幅を適宜選定することにより、第1の連結部材(13,113)と第2の連結部材(14)とを安定して連結することが可能である。

発明の効果

0025

以上説明したように、本発明によれば、熱交換ユニットおよび加湿ユニットの一体型の換気装置において、加湿ユニットおよび熱交換ユニットを確実に水平になるように設置することができる。

図面の簡単な説明

0026

本発明の一実施形態にかかる換気装置を示す斜視図である。
図1の換気装置の分解斜視図である。
図2紙面手前側の第1のL字型部材が熱交換ユニットの本体ケースにねじ止めされる状態を示す拡大斜視図である。
図1の換気装置の平面図である。
図1の加湿ユニットの本体ケースの一部を切り欠いた状態の斜視図である。
図1の熱交換ユニットを単体で使用する状態を示す斜視図である。
図1の換気装置の側面における第1のL字型部材と第2のL字型部材との連結状態を示す図である。
図7の第1のL字型部材と第2のL字型部材との連結部分であって、ボルトB1、B2の頭部を切り欠いた状態の拡大図である。
図2の紙面手前側の第1のL字型部材を示す図であり、(a)は当該第1のL字型部材の正面図であり、(b)は、当該第1のL字型部材の右側面図である。
図2の紙面奥側の第1のL字型部材を示す図であり、(a)は当該第1のL字型部材の正面図であり、(b)は、当該第1のL字型部材の左側面図である。
図5の紙面手前側の第2のL字型部材を示す図であり、(a)は当該第2のL字型部材の正面図であり、(b)は、当該第2のL字型部材の右側面図である。
図2の吊り金具を示す図であり、(a)は当該吊り金具の平面図であり、(b)は、当該吊り金具の正面図である。
本発明の比較例として、第1のL字型部材のぐらつきによって熱交換ユニットと加湿ユニットがくの字に傾いた状態を示す図である。
図13の第1のL字型部材と第2のL字型部材との連結部分であって、ボルトB1、B2の頭部を切り欠いた状態の拡大図である。

実施例

0027

以下、本発明の一実施形態にかかる換気装置1について図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜2に示すように、本実施形態にかかる換気装置1は、天井に設置される全熱交換形の換気装置であり、全熱交換用の熱交換ユニット2と、加湿ユニット3と、連結部50とを備えている。全熱交換用の熱交換ユニット2と加湿ユニット3とは、連結部50によって一体に連結されている。この換気装置1は、室外空気OAを装置内部へ取り入れる室外空気吸入口4と、室外空気OAを熱交換ユニット2および加湿ユニット3を通して空気調和された給気SAを装置外部へ吹き出す給気吹出口5と、室内空気RAを吸入する室内空気吸入口6と、吸入された室内空気RAと室外空気OAとの間で全熱交換された後の排気EAを装置外部へ排出する排気口7を有している。

0028

これら室外空気吸入口4、給気吹出口5、室内空気吸入口6および排気口7は、ダクト継手8を介して図示しない天井ダクトに接続されている。

0029

また、換気装置1の両側面の四隅には、吊り金具41、42が設置されている。これらの吊り金具41、42を天井から垂下された吊りボルト(図示せず)に係合することにより、換気装置1を天井面に沿って平行になるように吊り下げて設置することが可能である。

0030

以下、換気装置1の各構成部分についてさらに詳細に説明する。

0031

(熱交換ユニット2)
熱交換ユニット2は、図1〜2に示されるように、室内空気RAと室外空気OAとの間で熱交換を行うユニットであり、主な構成として、本体ケース21と、全熱交換用の熱交換エレメント22と、給気用送風機23と、排気用送風機24とを備えている。

0032

本体ケース21は、偏平直方体形状の中空のケースからなる。本体ケース21の前端面21aには、給気用接続口21fおよび室内空気用接続口21gが形成され、後端面21dには、上記の室外空気吸入口4および排気口7が形成されている。本体ケース21の内部空間25は、図示されていない仕切り板によって、室外空気吸入口4から給気用接続口21fへ流れる空気流路と、室内空気用接続口21gから排気口7へ流れる空気流路とに仕切られている。熱交換ユニット2と加湿ユニット3とを突き合わせたときに、本体ケース21の前端面21aは、加湿ユニット3の本体ケース31の後端面31dに対面する。

0033

なお、本実施形態では、給気用接続口21fには、給気用接続口21fを通る給気を所定の方向へ案内する給気案内部26が設けられている。

0034

また、熱交換ユニット2の本体ケース21における前端面21aの両側の側面21bおよび21cには、吊り金具41を取り付けることが可能な複数の吊り金具用取付穴として、第1の吊り金具用取付穴21eおよび第2の吊り金具用取付穴21hが本体ケース21の両側面の前端および後端付近に別々形成されている。

0035

具体的には、本体ケース21の両側の側面21bおよび21cにおいて、後端面21dに近い位置には、吊り金具41を取り付けるための第2の吊り金具用取付穴21hが形成されている。具体的には、第2の吊り金具用取付穴21hは、ボルトなどの締結具が螺合可能なめねじ穴からなり、両側の側面21bおよび21cにおける後端面21dに近い縁に沿ってそれぞれ、上下方向に離間してそれぞれ2個ずつ形成されている。

0036

一方、本体ケース21の両側の側面21bおよび21cにおける前端面21aに近い位置には、後述する連結部50の第1のL字型部材13、113が取り付けられる第1の吊り金具用取付穴21eが形成されている。第1の吊り金具用取付穴21eは、本発明の第1の取付穴の概念に含まれる。

0037

第1の吊り金具用取付穴21eは、吊り金具41を取り付けることが可能な寸法を有し、かつ、本体ケース21において上記の第2の吊り金具用取付穴21hと同じ高さに配置されている。

0038

具体的には、第1の吊り金具用取付穴21eは、両側の側面21bおよび21cにおける前端面21aに近い縁に沿ってそれぞれ、上下方向に離間してそれぞれ2個ずつ形成されている。第1の吊り金具用取付穴21eの中心間の間隔(ピッチ)s1(図7参照)は、第2の吊り金具用取付穴21hの中心間の間隔(ピッチ)と同じ(30mm程度)である。しかも、これら上下に離間した第1の吊り金具用取付穴21eは、本体ケース21においてそれぞれ第2の吊り金具用取付穴21hの高さと同じ高さになるように配置されている。

0039

また、第1の吊り金具用取付穴21eの形状は、第2の吊り金具用取付穴21hと同じ内径および同じめねじ形状を有するめねじ穴であり、第1のボルトB1(図1および図7参照)等の締結具と螺合することが可能である。

0040

吊り金具41については、後段の別項目で詳述する。

0041

なお、本実施形態では、図2において本体ケース21の手前側の側面21bには、熱交換ユニット2の制御用基板などの電装品が収容された電装品箱27が設置されている。

0042

熱交換エレメント22は、本体ケース21の内部空間25における中央の位置に、前端面21aおよび後端面21dと平行になるように、配置されている。熱交換エレメント22は、本体ケース21内部に導入された室外空気OAと室内空気RAとの間で全熱交換をすることが可能である。

0043

給気用送風機23は、本体ケース21の内部空間25における前端面21aと熱交換エレメント22との間であって、前端面21aに形成された給気用接続口21fの直近の位置に配置されている。給気用送風機23は、本体ケース21の内部における室外空気吸入口4から給気用接続口21fへ向かう空気の流れを生成する。すなわち、給気用送風機23によって、室外空気吸入口4を通して室外空気OAが本体ケース21の内部へ引き込まれ、その室外空気OAは熱交換エレメント22によって後述の室内空気RAと全熱交換され、その熱交換された空気が給気用接続口21fから本体ケース21の外部へ吹き出し、後述する加湿ユニット3側の給気用接続口31fを通って、加湿ユニット3の内部へ導入される。

0044

排気用送風機24は、本体ケース21の内部空間25における後端面21dと熱交換エレメント22との間であって、後端面21dに形成された排気口7の直近の位置に配置されている。排気用送風機24は、本体ケース21の内部における室内空気用接続口21gから排気口7へ向かう空気の流れを生成する。すなわち、排気用送風機24によって、加湿ユニット3および室内空気用接続口21gを通して室内空気RAが本体ケース21の内部へ引き込まれ、その室内空気RAは熱交換エレメント22によって室外空気OAとの間で全熱交換され、その熱交換された空気が排気口7から本体ケース21の外部へ吹き出される。

0045

(加湿ユニット3)
加湿ユニット3は、熱交換ユニット2によって熱交換された後に室内に導入される給気SAを加湿するユニットであり、図1、2および5に示されるように、主な構成として、本体ケース31と、加湿エレメント9と、ドレンパン10と、ダクト継手11と、仕切板12とを備えている。

0046

本体ケース31は、熱交換ユニット2の本体ケース21と同様に偏平な直方体形状を有する中空のケースからなる。また、本体ケース31の前端面31aには、上記の給気吹出口5および室内空気吸入口6が形成されている。後端面31dには、給気用接続口31fおよび室内空気用接続口31gが形成されている。後端面31dは、前述のように熱交換ユニット2に対面する。給気用接続口31fおよび室内空気用接続口31gは、熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aに形成された給気用接続口21fおよび室内空気用接続口21gと連通することが可能である。

0047

本実施形態では、図4に示されるように、本体ケース31における後端面31dの両側の側面31b、31cの間の幅W2(すなわち、熱交換ユニット2と加湿ユニット3とが並ぶ方向と直交する方向における幅)は、熱交換ユニット2の本体ケース21の幅W1よりも若干狭くなっており、後述する加湿ユニット3側の第2のL字型部材14の部分14eが熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aのうち加湿ユニット3の本体ケース31の側方からはみ出して露出した突出幅t(10mm程度)の範囲の部分に当接できるようになっている。

0048

本体ケース31の両側の側面31bおよび31cには、それぞれ吊り金具42を取り付けるための吊り金具用取付穴31eが形成されている。吊り金具用取付穴31eは、めねじ穴からなり、両側の側面31bおよび31cにおいて、前端面31aに近い位置にそれぞれ、上下方向に離間してそれぞれ2個ずつ形成されている。吊り金具用取付穴31eには、換気装置1を天井から吊り下げる吊りボルト(図示せず)が連結可能な吊り金具42がボルト等で取り付けられている。吊り金具用取付穴31eは、上記の熱交換ユニット2における第2の吊り金具用取付穴21hと同じ位置関係にある。すなわち、吊り金具用取付穴31eは、吊り金具42を上記の熱交換ユニット2における第2の吊り金具用取付穴21hに取り付けられる吊り金具41と同じ高さになるように、配置されている。

0049

また、両側の側面31bおよび31cにおいて後端面31dに近い位置には、めねじ穴である取付穴31iが形成され、後述する連結部50の第2のL字型部材14がボルトB(図4および図7参照)で取り付けられている。取付穴31iは、本発明の第2の取付穴の概念に含まれる。取付穴31iは、両側の側面31bおよび31cにおける後端面31dに近い縁に沿ってそれぞれ、上下方向に離間して複数個図5の手前側では2個、奥側には3個)形成されている。

0050

取付穴31iのピッチS2は、図7に示されるように、第1の吊り金具用取付穴21eのピッチS1よりも広く設定されている。

0051

また、図5において本体ケース31の手前側の側面31bには、加湿ユニット3の制御用基板などの電装品が収容された電装品箱35が設置されている。

0052

さらに、図5において、本体ケース31の後端面31dの外面側で、かつ、給気用接続口31fおよび室内空気用接続口31gの周辺部には、熱交換ユニット2と加湿ユニット3とのつなぎ目からの空気のもれを防止するシール部材34が配置されている。

0053

さらに、本体ケース31の図5における紙面手前側の側面31bには、加湿ユニット3のメンテナンス作業(例えば、加湿エレメント9や水回り部品交換など)のために矩形の開口31hが形成され、その開口31hは、メンテナンスカバー58で閉じられている。

0054

加湿エレメント9は、本体ケース31の内部空間32の中央の位置に、当該本体ケース31の前端面31aおよび後端面31dと平行になるように、配置されている。加湿エレメント29は、熱交換ユニット2から本体ケース31内部に導入された熱交換後の給気を加湿することが可能である。

0055

ドレンパン10は、本体ケース31の内部空間32において加湿エレメント9の下側に配置された平たい容器であり、加湿エレメント9から出るドレン水を受ける。

0056

ダクト継手11は、本体ケース31の後端面31dの内面側における給気用接続口31fに設置されている。

0057

仕切板12は、本体ケース31の内部空間32において、当該内部空間32を給気SAが通る空間60と室内空気RAが通る空間61とに仕切るように、配置されている。

0058

給気SAが通る空間60には、加湿エレメント9およびドレンパン10の他に種々の水回り部品が収容されている。本実施形態における水回り部品として、例えば、給水電磁弁52、給水タンク53、レベルスイッチ54、排水電磁弁55、フロートスイッチ57などが、ドレンパン10の加湿エレメント9よりも下流側(すなわち、加湿エレメント9と本体ケース31の前端面31aとの間)であってドレンパン10の内部または上方に配置されている。

0059

本実施形態の加湿ユニット3では、本体ケース31の側面31bに設けられた給水口51から供給された水は、給水電磁弁52を介して給水タンク53に一旦貯められ、その水は、給水タンク53から加湿エレメント9へ供給される。一方、加湿エレメント9に貯めた水は、排水電磁弁55を介してドレンパン10に排水され、本体ケース31の側面31bに設けられたドレン排水口56を介して本体ケース31の外部へ排出される。排水電磁弁55は、加湿するときは閉じ、加湿しないときは開いて排水するように制御される。

0060

(連結部50)
連結部50は、図1、2、4および7に示されるように、熱交換ユニット2と加湿ユニット3とを連結するものである。本実施形態の連結部50は、熱交換ユニット2の本体ケース21に取り付けられた第1のL字型部材13、113と、加湿ユニット3の本体ケース31に取り付けられた第2のL字型部材14と、第1のボルトB1と、第2のボルトB2を備えている。

0061

本実施形態では、図1の電装品箱27と電装品箱35との間を接続する配線を通すスペースを確保するために、図1の紙面手前側の第1のL字型部材13の長さは、図1の紙面奥側の第1のL字型部材113の長さよりも短くなっているが、第1のL字型部材13、113における基本的な構成は共通している。なお、配線スペースの確保等の問題がなければ、これら第1のL字型部材13、113は同じ長さであってもよい。

0062

まず、図1の紙面手前側の第1のL字型部材13の具体的構成について説明する。第1のL字型部材13は、図3〜4、図7〜8、および図9(a)ならびに(b)に示されるように、第1の台座部13aと、第1のフランジ部13bとを有しており、これらは金属板などによって一体成形されている。第1の台座部13aは、熱交換ユニット2の本体ケース21の側面21bに面接触した状態で当接可能な平板形状を有する。第1のフランジ部13bは、第1の台座部13aと直交するように、当該第1の台座部13aの端部から立設されている。第1の台座部13aには、上下に離間した一対の第1の貫通孔13cが形成されている。これらの第1の貫通孔13cの中心間の間隔(ピッチ)は、それぞれの第1の貫通孔13cが熱交換ユニット2の本体ケース21の第1の吊り金具用取付穴21eと連通できるように、第1の吊り金具用取付穴21eの中心間の間隔(ピッチ)s1と同じになるように設定されている。また、第1のフランジ部13bには、第2のL字型部材14と連結するために、一対の貫通孔13dが上下に離間して形成されている。

0063

上記の第1のL字型部材13と同様に、図1の紙面奥側の第1のL字型部材113は、図10(a)ならびに(b)に示されるように、第1の台座部113aと、第1のフランジ部113bとを有している。第1の台座部113aは、熱交換ユニット2の本体ケース21の側面21cに面接触した状態で当接可能な平板形状を有する。第1のフランジ部113bは、第1の台座部113aと直交するように、当該第1の台座部113aの端部から立設されている。第1の台座部113aには、上下に離間した一対の第1の貫通孔113cが形成されている。これらの第1の貫通孔113cの中心間の間隔(ピッチ)は、それぞれの第1の貫通孔113cが熱交換ユニット2の本体ケース21の第1の吊り金具用取付穴21eと連通できるように、第1の吊り金具用取付穴21eの中心間の間隔(ピッチ)s1と同じになるように設定されている。また、第1のフランジ部113bには、第2のL字型部材14と連結するために、3個の貫通孔13dが上下に等間隔に離間して形成されている。

0064

図1および図5の紙面手前側の第2のL字型部材14は、図4〜5、図7〜8および図11(a)、(b)に示されるように、第2の台座部14aと、第2のフランジ部14bとを有している。第2の台座部14aは、加湿ユニット3の本体ケース31の側面31bに当接可能な平板形状を有する。第2のフランジ部14bは、第2の台座部14aと直交するように、当該第2の台座部14aの端部から立設されている。第2の台座部14aには、上下に離間した複数の第2の貫通孔14cが形成されている。これらの第2の貫通孔14cの中心間の間隔(ピッチ)は、それぞれの第2の貫通孔14cが加湿ユニット3の本体ケース31の取付穴31iと連通できるように、取付穴31iの中心間の間隔(ピッチ)s2と同じになるように設定されている。また、第2のフランジ部14bには、第1のL字型部材13の第2のフランジ部13bと連結するために、一対の貫通孔14dが上下に離間して形成されている。

0065

なお、図1〜2の紙面奥側の第2のL字型部材14の構成は、同図1〜2の紙面手前側の第2のL字型部材14の構成と基本的に同じであるので、説明を省略する。

0066

なお、本実施形態の第2のL字型部材14の長さは、上記の第1のL字型部材13、113の長さに対応するように設定されている。すなわち、図1〜2の紙面手前側の第2のL字型部材14は、同図1〜2の紙面奥側の第2のL字型部材14よりも短くなっている。また、本実施形態では、短い方の図1〜2の紙面手前側の第2のL字型部材14は、図8に示されるように第2の貫通孔14cを2個有しているのに対し、長い方の図1〜2の紙面奥側の第2のL字型部材14は、図5の本体ケース31の3個の取付穴31iとそれぞれ連通するように第2の貫通孔(図示せず)を3個有している。

0067

また、第2のL字型部材14と熱交換ユニット2の本体ケース21との接触面積を広くするために、図4に示される第2のフランジ部14bは、加湿ユニット3の本体ケース31の取付穴31i(図7〜8参照)が並ぶ方向に長い方が好ましい。より好ましくは、その部分14eを含む第2のフランジ部14bの長さは、熱交換ユニット2の前端面21aの全高と同じ程度が好ましい。これにより、第2のフランジ部14bの部分14eと本体ケース21の前端面21aとの接触面積を広くすることができるので、熱交換ユニット2の本体ケース21および加湿ユニット3の本体ケース31をより安定して水平状態に維持することが可能になる。

0068

第1のボルトB1は、第1のL字型部材13、113の第1の第1の貫通孔13c、113cに挿入されるとともに熱交換ユニット2の本体ケース21の第1の吊り金具用取付穴21eに螺合することにより、第1のL字型部材13、113を熱交換ユニット2の本体ケース21に固定する。第1のボルトB1は、本発明の第1の締結具の概念に含まれる。

0069

第2のボルトB2は、第2のL字型部材14の第2の貫通孔114cに挿入されるとともに加湿ユニット3の本体ケース31の取付穴31iに螺合することにより、第2のL字型部材14を加湿ユニット3の本体ケース31に固定する。第2のボルトB2は、本発明の第2の締結具の概念に含まれる。

0070

上記のように構成された連結部50を用いることによって、熱交換ユニット2および加湿ユニット3は、以下のようにして連結される。換気装置1の設置場所において、まず、第1のL字型部材13、113の第1の台座部13a、113aが熱交換ユニット2の本体ケース21の両側面21b、21cに対して当接されるとともに、これら第1の台座部13a、113aに形成された第1の貫通孔13c、113cが本体ケース21の両側面21b、21cのうち前端面21aに近い位置に形成された第1の吊り金具用取付穴21eに連通されるように配置される。その状態で、第1のボルトB1(図4および図7参照)が第1の貫通孔13c、113cに挿入されるとともに第1の吊り金具用取付穴21eに螺合することにより、第1のL字型部材13、113の第1の台座部13a、113aが本体ケース21に固定される。

0071

一方、第2のL字型部材14の第2の台座部14aは、工場出荷段階などにおいて、加湿ユニット3の本体ケース31の両側面31b、31cのうち後端面31dに近い位置に形成された取付穴31iに第2のボルトB2を用いてすでに固定されている。

0072

そして、図1、4および7に示されるように、熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aと加湿ユニット3の本体ケース31の後端面31dとを対向させ、第1のL字型部材13、113の第1のフランジ部13b、113bと第2のL字型部材14の第2のフランジ部14bとを互いに当接させる。このとき、第2のフランジ部14bのうち第2の台座部14aに近い部分14eは、熱交換ユニット2の前端面21aに当接することにより、加湿ユニット3の本体ケース31が熱交換ユニット2の本体ケース21に対して傾かないように位置決めすることが可能になり、これら本体ケース21、31は互いに平行となるとともに水平状態を維持することが可能である。

0073

その状態で、第1のフランジ部13b、113bに形成された貫通孔13d、113d(図3、9および10参照)と第2のフランジ部14bに形成された貫通孔14d(図5および図11参照)とを連通させ、これらの貫通孔13d、113d、14dに図4および図7に示されるボルトBを挿入し、当該ボルトBの先端にナット(図示せず)を締結することにより、第1のL字型部材13、113と第2のL字型部材14とが連結され、その結果、熱交換ユニット2および加湿ユニット3は水平状態を保ちながら連結される。

0074

すなわち、図7〜8に示されるように、ピッチS2が広い方の取付穴31iを用いて加湿ユニット3の本体ケース31に取り付けられた第2のL字型部材14の部分14eを熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aに当接させることにより、ピッチS1が狭い方の第1の吊り金具用取付穴21eを用いて熱交換ユニット2の本体ケース21に取り付けられた第1のL字型部材13、113が図8に示される当該第1のL字型部材13の第1の貫通孔13cの内周面と第1のボルトB1との遊び(隙間)によってぐらつこうとしても、ピッチの広い方(すなわち、当該第1のL字型部材13よりもぐらつきが小さい方)の第2のL字型部材14の部分14e(図4参照)は熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aにすでに当接しているので、2つの本体ケース21,31が相対的にぐらつくおそれが低くなる。その状態で第1のL字型部材13、113および第2のL字型部材14を互いに連結すれば、加湿ユニット3を熱交換ユニット2に連結した状態で天井から吊り下げたときに、熱交換ユニット2と加湿ユニット3がくの字に傾くおそれが低くなり、これらのユニット2、3を確実に水平に設置することが可能になる。

0075

(吊り金具41、42)
上記の実施形態における吊り金具41、42は、換気装置1を天井から吊り下げる吊りボルト(図示せず)が連結可能な部材であれば種々の形状のものを作用することが可能であり、本実施形態では、従来公知の吊り金具が用いられる。

0076

例えば、図12(a)、(b)に示される吊り金具41は、吊りボルトが係合される係合部41aと、係合部41aを支持する台座部41bとを備えている。

0077

台座部41bは、平板状をしており、熱交換ユニット2の本体ケース21の両側面21b、21cに当接することが可能である。台座部41bには、上記の第1の吊り金具用取付穴21eおよび第2の吊り金具用取付穴21hと連通可能な上下に離間した一対の貫通孔41cが形成されている。貫通孔41cは、第1のL字型部材13、113の第1の貫通孔13c、113cと同じ位置関係にある。すなわち、貫通孔41cの中心間の間隔(ピッチ)は、これら第1の吊り金具用取付穴21eおよび第2の吊り金具用取付穴21hの中心間の間隔(ピッチ)と同じである。

0078

係合部41aは、台座部41bの上端から直交して立設されている。係合部41aの中央部には、台座部41bの延びる方向と平行に延びる横溝41dが形成されている。さらに、当該横溝41dの中間部分から係合部41aの先端にかけて切り欠くことによって形成された縦溝41fが形成されている。かかる縦溝41fを通して吊りボルトを横溝41dへ挿入することが可能である。また、係合部41aの先端における縦溝41fの両側の部分41eは、台座部41bと平行な向きに折り曲げられている。

0079

吊り金具42については、吊り金具41と基本的な構造が同じであるので説明を省略する。

0080

(熱交換ユニット2を単体で使用する例)
また、図6に示されるように、熱交換ユニット2の本体ケース21の第1の吊り金具用取付穴21eに連結部50を構成する第1のL字型部材13、113の代わりに吊り金具41をボルトなどで固定することにより、本体ケース21の四隅に取り付けられた吊り金具41を用いて熱交換ユニット2を単体で天井に吊り下げて使用することが可能である。この場合、本体ケース21の前端面21aに形成された給気用接続口21fおよび室内空気接続口21gにダクト継手8を取り付けることにより、天井ダクトを接続することが可能になる。

0081

[実施形態の概要
上記実施形態をまとめると、以下の通りである。

0082

(1)本実施形態では、図4、7および8に示されるように、加湿ユニット3における取付穴31iのピッチS2は、図7に示されるように、熱交換ユニット2における第1の吊り金具用取付穴21eのピッチS1よりも広く設定されている。また、図4に示されるように、加湿ユニット3の本体ケース31の幅W2は、熱交換ユニット2の本体ケース21の幅W1よりも狭くなるように設定されている。しかも、第2のL字型部材14は、熱交換ユニット2の本体ケース21における上記2つの本体ケース21、31が並ぶ方向を向く前端面21aに当接した状態で、第1のL字型部材13、113に連結されている。

0083

このような構成では、熱交換ユニット2と加湿ユニット3とを突き合わせて配置したときに熱交換ユニット2の本体ケース21において2つの本体ケース21、31が並ぶ方向を向く前端面21aの一部が加湿ユニット3の本体ケース31から側方にはみ出して露出される。この前端面21aの露出している部分は、加湿ユニット3側の第2のL字型部材14に当接することが可能である。

0084

ここで、ピッチS2が狭い方の第1の吊り金具用取付穴21e(第1の取付穴)を用いて熱交換ユニット2の本体ケース21に取り付けられた第1のL字型部材13、113は、当該本体ケース21の側面21b、21cに沿って大きく傾いてぐらつきやすく、一方、ピッチS2が広い方の取付穴31e(第2の取付穴)を用いて加湿ユニット3の本体ケース31に取り付けられた第2のL字型部材14は、当該本体ケース31の側面31b、31cに沿って傾く角度が小さく、ぐらつきにくい。

0085

そこで、ピッチS2が広い取付穴31iを用いて加湿ユニット3の本体ケース31に取り付けられた第2のL字型部材14を2つの本体ケース21、31を水平に保つ基準として熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aに当接させることにより、ピッチS1が狭い方の第1の吊り金具用取付穴21eを用いて熱交換ユニット2の本体ケース21に取り付けられた第1のL字型部材13、113がぐらつこうとしても、ピッチS2の広い方(すなわち、当該第1のL字型部材13よりもぐらつきが小さい方)の第2のL字型部材14は熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aにすでに当接しているので、2つの本体ケース21、31が相対的にぐらつくおそれが低くなる。その状態で第1のL字型部材13、113および第2のL字型部材14を互いに連結すれば、加湿ユニット3を熱交換ユニット2に連結した状態で天井から吊り下げたときに、熱交換ユニット2と加湿ユニット3がくの字に傾くおそれが低くなり、これらのユニット2、3を確実に水平に設置することが可能になる。

0086

一方、本発明の比較例として、図13〜14に示されるように、ピッチS2が広い取付穴31iを用いて加湿ユニット3の本体ケース31に取り付けられた第2のL字型部材14を熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aに当接させていない構造では、ピッチS1が狭い第1の吊り金具用取付穴21eを用いて熱交換ユニット2の本体ケース21に取り付けられた第1のL字型部材13、113が図14に示される当該第1のL字型部材13の第1の貫通孔13cの内周面と第1のボルトB1との遊び(隙間)によってぐらつくことを抑えることが困難になる。そして、ピッチの広い方の第2のL字型部材14は、熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aに当接していないので、第2のL字型部材14および加湿ユニット3の本体ケース31が上記の第1のL字型部材13のぐらつきに追随する不安定な状態になる。そのため、その状態で第1のL字型部材13、113および第2のL字型部材14を互いに連結して、加湿ユニット3を熱交換ユニット2に連結した状態で天井から吊り下げたときには、熱交換ユニット2と加湿ユニット3がくの字に傾くおそれがあり、これらのユニット2、3を確実に水平に設置することが困難になる。このような2つのユニット2、3を連結するときに生じる問題を本実施形態では上記のように解消することが可能である。

0087

(2)本実施形態では、熱交換ユニット2の本体ケース21に形成された吊り金具41を取り付けることが可能な複数の吊り金具用取付穴、すなわち、第1の吊り金具用取付穴21eおよび第2の吊り金具用取付穴21hのうちの第1の吊り金具用取付穴21eを用いて、連結部50が当該本体ケース21に取り付けられるので、かかる連結部50によって熱交換ユニット2と加湿ユニット3とを連結することによって、熱交換ユニット2に連結部50(とくに、第1のL字型部材13、113)を固定するための穴を開ける作業が不要になる。また、本体ケース21に形成される穴の増加を抑えることが可能になるので、空気漏れのおそれを低減することが可能になる。

0088

(3)本実施形態では、第1の吊り金具用取付穴21eが第2の吊り金具用取付穴21hと同じ寸法を有するので、第1の吊り金具用取付穴21eおよび第2の吊り金具用取付穴21hに挿入されるボルトなどの締結具の共通化が可能になる。

0089

(4)本実施形態では、第1のフランジ部13b、113bと第2のフランジ部14bとが互いに当接した状態で、第1のL字型部材13、113と第2のL字型部材14とが連結されているので、本実施形態のように熱交換ユニット2の本体ケース21の幅と加湿ユニット3の本体ケース21の幅が異なる構成においても、第1のフランジ部13b、113bおよび第2のフランジ部14bの幅を適宜選定することにより、第1のL字型部材13、113と第2のL字型部材14とを安定して連結することが可能である。

0090

[変形例]
本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、本発明の変形例として以下のものが挙げられる。

0091

(A)
上記の実施形態では、図7に示されるように、加湿ユニット3における取付穴31iのピッチS2が熱交換ユニット2における第1の吊り金具用取付穴21eのピッチS1よりも広く設定されている場合に、熱交換ユニット2側の第1のL字型部材13、113のがたつきを防ぐための構成として、図4に示されるように、加湿ユニット3の本体ケース31における両側の側面31b、31cの間の幅W2が、熱交換ユニット2の本体ケース21の幅W1よりも狭くなるように設定され、かつ、第2のL字型部材14が、熱交換ユニット2の本体ケース21における上記2つの本体ケース21、31が並ぶ方向を向く前端面21aに当接した状態で、第1のL字型部材13、113に連結されている例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。

0092

本発明では、熱交換ユニット2側の第1の吊り金具用取付穴(第1の取付穴)21eおよび加湿ユニット3側の取付穴(第2の取付穴)31iのうちのピッチS1、S2が広い方の取付穴が形成された熱交換ユニット2の本体ケース21または加湿ユニット3の本体ケース31のいずれか一方の本体ケース31、21における両側の前記側面の間の幅W2、W1が、他方の本体ケース21、31の幅W1、W2よりも狭くなるように設定され、しかも、第1の吊り金具用取付穴(第1の取付穴)21eおよび取付穴(第2の取付穴)31iのうちのピッチS2、S1が広い方の取付穴31i、21eを用いて取り付けられた第1のL字型部材13、113および第2のL字型部材14のうちのいずれか一方のL字型部材14、13、113は、他方の本体ケース21、31における2つの本体ケース21、31が並ぶ方向を向く端面21a、31dに当接した状態で、他方のL字型部材13、113、14に連結されているように構成していればよい。

0093

したがって、上記実施形態とピッチの大小関係が反対の構造の換気装置であってもよい。すなわち、加湿ユニット3側の取付穴31iのピッチS2が熱交換ユニット2側の第1の吊り金具用取付穴21eのピッチS1よりも狭くなるように設定してもよい。その場合、加湿ユニット3側の第2のL字型部材14のがたつきを防ぐための構成として、熱交換ユニット2の本体ケース21の幅W1が加湿ユニット3の本体ケース31の幅W2よりも狭くなるように設定され、かつ、第1のL字型部材113、113が、加湿ユニット2の本体ケース21における上記2つの本体ケース21、31が並ぶ方向を向く後端面31dに当接した状態で、第1のL字型部材13、113に連結されている構成であってもよい。このような構成では、加湿ユニット3の本体ケース31において2つの本体ケース21、31が並ぶ方向を向く後端面31dの一部が熱交換ユニット2の本体ケース21から側方にはみ出して露出される。この後端面31dの露出している部分が熱交換ユニット2側の第1のL字型部材13、113に当接することが可能である。

0094

この場合、ピッチS1が広い第1の吊り金具用取付穴21e(第1の取付穴)を用いて熱交換ユニット2の本体ケース21に取り付けられた第1のL字型部材13、113を加湿ユニット3の本体ケース31の後端面31dに当接させることにより、ピッチS2が狭い方の取付穴31i(第2の取付穴)を用いて加湿ユニット3の本体ケース31に取り付けられた第2のL字型部材14がぐらつこうとしても、ピッチS1の広い方の第1のL字型部材13、113は加湿ユニット3の本体ケース31の後端面31dにすでに当接しているので、2つの本体ケース21、31が相対的にぐらつくおそれが低くなる。その状態で第1のL字型部材13、113および第2のL字型部材14を互いに連結すれば、加湿ユニット3を熱交換ユニット2に連結した状態で天井から吊り下げたときに、熱交換ユニット2と加湿ユニット3がくの字に傾くおそれが低くなり、これらのユニット2、3を確実に水平に設置することが可能になる。

0095

(B)
上記の実施形態では、第1の締結具および第2の締結具の一例として、第1のボルトB1および第2のボルトB2を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。したがって、第1の連結部材の第1の貫通孔および熱交換ユニットの本体ケースの第1の取付穴に挿入され、第1の連結部材を熱交換ユニットの本体ケースに固定することが可能な第1の締結具であれば、リベットビスなどの種々の態様の締結具を第1の締結具として採用することが可能である。同様に、第2の締結具についてもねじなどの種々の態様の締結具を採用することが可能である。

0096

(C)
上記の実施形態では、熱交換ユニットとして、全熱交換用の熱交換ユニット2が例示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、吊り金具を用いて天井に吊り下げられるタイプの熱交換ユニットであれば、種々の構造の熱交換ユニットを採用してもよい。

0097

(D)
上記の実施形態では、各本体ケース21、31に形成された取付穴、すなわち、本体ケース21に形成された第1の吊り金具用取付穴21eならびに第2の吊り金具用取付穴21h、および本体ケース31に形成された吊り金具用取付穴31eならびに取付穴31iがそれぞれめねじ穴である例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの取付穴を丸穴になるように形成し、各本体ケース内部にボルトと螺合することが可能なナットなどのめねじを有する部材を配置してもよい。

0098

(E)
また、上記の実施形態では、熱交換ユニット2の本体ケース21の前端面21aに対向するように加湿ユニット3が取り付けられた例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該本体ケース21の後端面21dに対向するように加湿ユニット3を取り付けてもよい。その場合には、本体ケース21の後端面21dに近い第2の吊り金具用取付穴21hを用いて、第1のL字型部材13、113を当該本体ケース21に取り付ければよく、その場合も、熱交換ユニット2に連結部50を固定するための穴を開ける作業が不要になる。また、本体ケース21に形成される穴の増加を抑えることが可能になるので、空気漏れのおそれを低減することが可能になる。

0099

1換気装置
2熱交換ユニット
3加湿ユニット
13、113 第1のL字型部材(第1の連結部材)
13a、113a 第1の台座部
13b、113b 第1のフランジ部
13c、113c貫通孔
14 第2のL字型部材(第2の連結部材)
14a 第2の台座部
14b 第2のフランジ部
21 本体ケース(熱交換ユニット2側)
21e 第1の吊り金具用取付穴(第1の取付穴)
21h 第2の吊り金具用取付穴
31 本体ケース(加湿ユニット3側)
31i 取付穴(第2の取付穴)
41、42 吊り金具
50 連結部
B1 第1のボルト(第1の締結具)
B2 第2のボルト(第2の締結具)

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