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技術 制御装置および通信機器

出願人 シャープ株式会社
発明者 山田雄介
出願日 2012年1月27日 (8年10ヶ月経過) 出願番号 2012-015883
公開日 2013年8月15日 (7年4ヶ月経過) 公開番号 2013-157753
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード 論理タイプ 宣言信号 消費電力測定器 初期化リセット タップ側 瞬時消費電力 差込用 一瞬点灯
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

簡便な方式で制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能な制御装置を提供する。

解決手段

制御装置は、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、制御装置は、通信機器をネットワークから切り離すためのリーブモードに移行するモード移行手段と、リーブモード中に、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器からの通知受け付けた場合には、受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、フラグを設定する指示およびリセット指令を受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合には、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む。

概要

背景

従来、複数の消費電力測定器(以下、「タップ」とも称する)と、複数のタップから電力情報収集、および制御するための制御装置と、ディスプレイを備えた電子機器とを備える通信ステムが知られている。各タップは、宅内のコンセントに接続されるとともに、当該タップに接続された家電瞬時消費電力を測定する。さらに、各タップは瞬時消費電力を累積して積算電力量を蓄える。ディスプレイを備えた電子機器は、制御装置を経由して各タップの電力情報(瞬時消費電力および積算電力量)を取得し、各タップの電力情報をグラフ化させるために使われる。

このような通信システムにおいては、各タップと制御装置との間で通信するために、何らかの通信方式が使われる。一般的な通信方式によると、各タップと制御装置が同一ネットワーク上に存在する機器にするために、それらの使用を開始するにあたって、ペアリング処理(もしくはジョイン処理とも言う)というのが必要になる。

ペアリング処理とは、タップを制御装置のネットワークに参加させることを言う。制御装置のネットワークとは、制御装置が形成したネットワーク、もしくは、制御装置が現在参加しているネットワークの事を意味する。ネットワークに参加するという事を、ジョインするとも言う。

ペアリング処理を行うと、ジョインするタップは、制御装置のネットワークに関する情報(以下、ネットワーク情報)を保存する。また、制御装置は、当該タップに関する情報(以下、デバイス情報)を保存する。ここで、保存する事を登録するとも言う。

一般的に、タップと制御装置ともに、不揮発性メモリにそれらの情報を保存するので、いったんペアリング処理を済ませると、電源を切ってもそれらの情報は失われない。よって、ペアリング処理は、使用を開始するにあたって一度だけ済ませればよい。

また、一般的に、ペアリング処理はユーザによって実施できるようになっていることが多い。商品形態によっては、工場において、制御装置と複数タップとの間でペアリング処理されてから出荷される場合もある。しかし、タップを後から追加できるようにするため、などの理由によって、ユーザによるペアリング処理はほぼ必須であると言って良い。その際、誰でもペアリング処理が出来るようにするため、なるべく簡便な方式でなければならない。

通信方式によっては、制御装置にはタップに関する情報(デバイス情報)を保存しない、というのもあるが、本発明では、制御装置にはタップに関する情報(デバイス情報)を保存することを前提とする。

また、ペアリング処理とは反対操作のリーブ処理というものもある。リーブ処理とは、タップを制御装置のネットワークから離脱させることを言う。ネットワークから離脱するという事を、リーブするとも言う。リーブ処理を行うと、リーブするタップは、当該タップに保存されているネットワーク情報を消去する。また、制御装置は、制御装置に保存されている当該タップに関する情報(デバイス情報)を消去する。

まとめると、タップはその使用を開始するときに、制御装置が形成したネットワークにジョインしなければならない。また、タップはその使用を終了するときに、制御装置が形成したネットワークからリーブしなければならない。

リーブ処理が必要な理由は、以下のような不都合が生じるからである。
不都合(1):使用していないタップをリーブさせずにそのままにしておくと、制御装置は当該タップが存在するものとして、当該タップとの通信を継続しようとする。当該タップがコンセントから抜かれていれば、当然通信は出来ないが、制御装置から見ると、当該タップがコンセントから抜かれているかどうかは正確に判断できないので、当該タップに対して何らかの通信を継続することになる。よって、ネットワーク上に余計なトラフィックが発生することになり無駄である。

不都合(2):また、使用していないタップをリーブさせずにそのままにしておくと、当該タップがコンセントにつながっていれば、当該タップからネットワーク上に何らかのパケット送出し続ける場合がある。これも、ネットワーク上に余計なトラフィックが発生することになり無駄である。

不都合(3):また、制御装置に登録できるデバイス個数に上限が設定されていると、その上限が事実上1つ減ってしまう。登録できるデバイスの個数に限りがあるので、使わなくなったタップがあれば制御装置からそのタップのデバイス情報を消すべきである。

不都合(4):また、使用していないタップを紛失して、第三者が当該タップを入手すると、第三者は当該タップを利用して通信を傍受できる可能性がある。当該タップにはネットワーク情報が保存されているので、当該タップはネットワーク上の他のデバイスと通信可能である。セキュリティ上良くない。

また、リーブ処理にあたり注意する点として、リーブさせるタップと制御装置との間で連携を保って両者から登録情報を削除すべきという事である。連携が保たれていないと、片方の登録情報は削除されるが、もう片方は削除されないという事が起こりえる。具体的には、以下の2つのケースが起こりえる。

ケース(1):リーブさせるタップからネットワーク情報が消える。しかし、制御装置から当該タップに関するデバイス情報が消えない。この場合、上述したような不都合(1)と不都合(3)が起こりえる。

ケース(2):制御装置から当該タップに関するデバイス情報が消える。しかし、リーブさせるタップからはネットワーク情報が消えない。この場合、上述したような不都合(2)と不都合(4)が起こりえる。

非特許文献1には、ZigBee(登録商標仕様におけるリーブ処理が開示されている。当該仕様には、Zigbeeネットワークに参加する方式と離脱する方式とが示されている。

ここで、ZigBee仕様におけるリーブ処理について説明する。
ここでは説明のために、ネットワークを形成したデバイスのことを親ノードと呼ぶ。親ノードのネットワークに参加したデバイスのことを子ノードと呼ぶ。リーブ処理は、親ノードが開始するか、子ノードが開始するかによって2通りある。開始するノードのことをイニシエータとも言う。

(1)子ノードがリーブ処理を開始する場合:
イニシエータが子ノードの場合、子ノードが自分自身をネットワークからリーブ(離脱)することをブロードキャスト通知する。

具体的にはリーブ・コマンドであるNLME-LEAVE.request(DeviceAddress=NULL)をブロードキャストで通知する。

これを受信した他のノードは、リーブしようとしているノードに関する情報を隣接テーブルやその他の内部データ構造から消す(非特許文献1:3.6.1.10.3 Upon Receipt of the Leave Command Frame)。

しかしながら、離脱したはずの子ノード自身については、ネットワーク情報を消すことをしていない。離脱した子ノードは、一時的にホールド状態リセットした後にネットワークに参加しない状態)になるだけである。

したがって、例えば、子ノードの電源等を入れなおすと再び、当該子ノードに保持されたネットワークに参加できる。

(2)親ノードが(子ノードを指定して)リーブ処理を開始する場合:
イニシエータが親ノードの場合、リーブさせたい子ノードを指定してリーブ要求する。

具体的にはリーブ・コマンドであるNLME-LEAVE.request(DeviceAddress=非NULL)をリーブさせたい子ノードに対してユニキャストで通知する。

これを受け取った子ノードは、自身を一時的にホールド状態(リセットした後にネットワークに参加しない状態)にはするが、ネットワーク情報を消すことをしていない。ある実装によると、受け取ってから5秒後にホールド状態になる。一方で、親ノードは隣接テーブルやその他の内部データ構造から当該リーブさせたい子ノードに関する情報を消す(非特許文献1:3.6.1.10.2 Method for a Device to Remove Its Child from the Network)。

すなわち、子ノードをネットワークから離脱させた状態とした場合であっても、子ノードのネットワーク情報等は維持されている。したがって、例えば、子ノードの電源等を入れなおすと再び、当該子ノードに保持されたネットワークに参加できる。

また、別の従来技術によれば、タップのボタン長押しすることで当該タップからネットワーク情報を消す、あるいは、タップ自身を初期化する(工場出荷時時に戻す)という事が行われる。

例えば、この点で、非特許文献2には、PLCアダプターの登録を解除する方式が示されている。

具体的には、PLCアダプターの設定ボタンを10秒以上、長押しする操作が示されている。当該操作により、PLCアダプターに設定されている情報を初期化する(工場出荷時時に戻す)ことが可能となる。

概要

簡便な方式で制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能な制御装置を提供する。制御装置は、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、制御装置は、通信機器をネットワークから切り離すためのリーブモードに移行するモード移行手段と、リーブモード中に、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器からの通知を受け付けた場合には、受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、フラグを設定する指示およびリセット指令を受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合には、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む。

目的

本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、簡便な方式で制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能な制御装置および通信機器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、前記制御装置は、通信機器をネットワークから切り離すためのリーブモードに移行するモード移行手段と、前記リーブモード中に、前記複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器からの通知受け付けた場合には、受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、前記フラグを設定する指示およびリセット指令を受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合には、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む、制御装置。

請求項2

前記モード移行手段は、前記リーブモードに移行させるスイッチ操作指示に従って前記リーブモードに移行する、請求項1記載の制御装置。

請求項3

前記モード移行手段は、前記リーブモードに移行させる実行指示に従って前記リーブモードに移行する、請求項1記載の制御装置。

請求項4

通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、前記制御装置は、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器をネットワークから切り離す指示を受け付ける削除指示受付手段と、前記削除指示受付手段で受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、前記フラグを設定する指示およびリセット指令を受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合には、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む、制御装置。

請求項5

通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、前記制御装置は、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器をネットワークから切り離す指示を受け付ける削除指示受付手段と、前記削除指示受付手段で受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む、制御装置。

請求項6

通信機器であって、指示に応答して、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置に対して当該通信機器がネットワークから離脱したことを宣言する離脱宣言信号を送信する離脱宣言送信手段と、前記ネットワークから当該通信機器を切り離すために、初期状態に戻すことを規定するフラグを設定するとともに、当該フラグに従う初期化処理を実行する初期化手段とを備える、通信機器。

請求項7

前記指示は、操作手段の指示である、請求項6記載の通信機器。

請求項8

前記指示は、前記制御装置からの指示である、請求項6記載の通信機器。

技術分野

0001

本発明は、特に、ネットワークを構成する通信機器および当該通信機器を制御する制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、複数の消費電力測定器(以下、「タップ」とも称する)と、複数のタップから電力情報収集、および制御するための制御装置と、ディスプレイを備えた電子機器とを備える通信ステムが知られている。各タップは、宅内のコンセントに接続されるとともに、当該タップに接続された家電瞬時消費電力を測定する。さらに、各タップは瞬時消費電力を累積して積算電力量を蓄える。ディスプレイを備えた電子機器は、制御装置を経由して各タップの電力情報(瞬時消費電力および積算電力量)を取得し、各タップの電力情報をグラフ化させるために使われる。

0003

このような通信システムにおいては、各タップと制御装置との間で通信するために、何らかの通信方式が使われる。一般的な通信方式によると、各タップと制御装置が同一ネットワーク上に存在する機器にするために、それらの使用を開始するにあたって、ペアリング処理(もしくはジョイン処理とも言う)というのが必要になる。

0004

ペアリング処理とは、タップを制御装置のネットワークに参加させることを言う。制御装置のネットワークとは、制御装置が形成したネットワーク、もしくは、制御装置が現在参加しているネットワークの事を意味する。ネットワークに参加するという事を、ジョインするとも言う。

0005

ペアリング処理を行うと、ジョインするタップは、制御装置のネットワークに関する情報(以下、ネットワーク情報)を保存する。また、制御装置は、当該タップに関する情報(以下、デバイス情報)を保存する。ここで、保存する事を登録するとも言う。

0006

一般的に、タップと制御装置ともに、不揮発性メモリにそれらの情報を保存するので、いったんペアリング処理を済ませると、電源を切ってもそれらの情報は失われない。よって、ペアリング処理は、使用を開始するにあたって一度だけ済ませればよい。

0007

また、一般的に、ペアリング処理はユーザによって実施できるようになっていることが多い。商品形態によっては、工場において、制御装置と複数タップとの間でペアリング処理されてから出荷される場合もある。しかし、タップを後から追加できるようにするため、などの理由によって、ユーザによるペアリング処理はほぼ必須であると言って良い。その際、誰でもペアリング処理が出来るようにするため、なるべく簡便な方式でなければならない。

0008

通信方式によっては、制御装置にはタップに関する情報(デバイス情報)を保存しない、というのもあるが、本発明では、制御装置にはタップに関する情報(デバイス情報)を保存することを前提とする。

0009

また、ペアリング処理とは反対操作のリーブ処理というものもある。リーブ処理とは、タップを制御装置のネットワークから離脱させることを言う。ネットワークから離脱するという事を、リーブするとも言う。リーブ処理を行うと、リーブするタップは、当該タップに保存されているネットワーク情報を消去する。また、制御装置は、制御装置に保存されている当該タップに関する情報(デバイス情報)を消去する。

0010

まとめると、タップはその使用を開始するときに、制御装置が形成したネットワークにジョインしなければならない。また、タップはその使用を終了するときに、制御装置が形成したネットワークからリーブしなければならない。

0011

リーブ処理が必要な理由は、以下のような不都合が生じるからである。
不都合(1):使用していないタップをリーブさせずにそのままにしておくと、制御装置は当該タップが存在するものとして、当該タップとの通信を継続しようとする。当該タップがコンセントから抜かれていれば、当然通信は出来ないが、制御装置から見ると、当該タップがコンセントから抜かれているかどうかは正確に判断できないので、当該タップに対して何らかの通信を継続することになる。よって、ネットワーク上に余計なトラフィックが発生することになり無駄である。

0012

不都合(2):また、使用していないタップをリーブさせずにそのままにしておくと、当該タップがコンセントにつながっていれば、当該タップからネットワーク上に何らかのパケット送出し続ける場合がある。これも、ネットワーク上に余計なトラフィックが発生することになり無駄である。

0013

不都合(3):また、制御装置に登録できるデバイス個数に上限が設定されていると、その上限が事実上1つ減ってしまう。登録できるデバイスの個数に限りがあるので、使わなくなったタップがあれば制御装置からそのタップのデバイス情報を消すべきである。

0014

不都合(4):また、使用していないタップを紛失して、第三者が当該タップを入手すると、第三者は当該タップを利用して通信を傍受できる可能性がある。当該タップにはネットワーク情報が保存されているので、当該タップはネットワーク上の他のデバイスと通信可能である。セキュリティ上良くない。

0015

また、リーブ処理にあたり注意する点として、リーブさせるタップと制御装置との間で連携を保って両者から登録情報を削除すべきという事である。連携が保たれていないと、片方の登録情報は削除されるが、もう片方は削除されないという事が起こりえる。具体的には、以下の2つのケースが起こりえる。

0016

ケース(1):リーブさせるタップからネットワーク情報が消える。しかし、制御装置から当該タップに関するデバイス情報が消えない。この場合、上述したような不都合(1)と不都合(3)が起こりえる。

0017

ケース(2):制御装置から当該タップに関するデバイス情報が消える。しかし、リーブさせるタップからはネットワーク情報が消えない。この場合、上述したような不都合(2)と不都合(4)が起こりえる。

0018

非特許文献1には、ZigBee(登録商標仕様におけるリーブ処理が開示されている。当該仕様には、Zigbeeネットワークに参加する方式と離脱する方式とが示されている。

0019

ここで、ZigBee仕様におけるリーブ処理について説明する。
ここでは説明のために、ネットワークを形成したデバイスのことを親ノードと呼ぶ。親ノードのネットワークに参加したデバイスのことを子ノードと呼ぶ。リーブ処理は、親ノードが開始するか、子ノードが開始するかによって2通りある。開始するノードのことをイニシエータとも言う。

0020

(1)子ノードがリーブ処理を開始する場合:
イニシエータが子ノードの場合、子ノードが自分自身をネットワークからリーブ(離脱)することをブロードキャスト通知する。

0021

具体的にはリーブ・コマンドであるNLME-LEAVE.request(DeviceAddress=NULL)をブロードキャストで通知する。

0022

これを受信した他のノードは、リーブしようとしているノードに関する情報を隣接テーブルやその他の内部データ構造から消す(非特許文献1:3.6.1.10.3 Upon Receipt of the Leave Command Frame)。

0023

しかしながら、離脱したはずの子ノード自身については、ネットワーク情報を消すことをしていない。離脱した子ノードは、一時的にホールド状態リセットした後にネットワークに参加しない状態)になるだけである。

0024

したがって、例えば、子ノードの電源等を入れなおすと再び、当該子ノードに保持されたネットワークに参加できる。

0025

(2)親ノードが(子ノードを指定して)リーブ処理を開始する場合:
イニシエータが親ノードの場合、リーブさせたい子ノードを指定してリーブ要求する。

0026

具体的にはリーブ・コマンドであるNLME-LEAVE.request(DeviceAddress=非NULL)をリーブさせたい子ノードに対してユニキャストで通知する。

0027

これを受け取った子ノードは、自身を一時的にホールド状態(リセットした後にネットワークに参加しない状態)にはするが、ネットワーク情報を消すことをしていない。ある実装によると、受け取ってから5秒後にホールド状態になる。一方で、親ノードは隣接テーブルやその他の内部データ構造から当該リーブさせたい子ノードに関する情報を消す(非特許文献1:3.6.1.10.2 Method for a Device to Remove Its Child from the Network)。

0028

すなわち、子ノードをネットワークから離脱させた状態とした場合であっても、子ノードのネットワーク情報等は維持されている。したがって、例えば、子ノードの電源等を入れなおすと再び、当該子ノードに保持されたネットワークに参加できる。

0029

また、別の従来技術によれば、タップのボタン長押しすることで当該タップからネットワーク情報を消す、あるいは、タップ自身を初期化する(工場出荷時時に戻す)という事が行われる。

0030

例えば、この点で、非特許文献2には、PLCアダプターの登録を解除する方式が示されている。

0031

具体的には、PLCアダプターの設定ボタンを10秒以上、長押しする操作が示されている。当該操作により、PLCアダプターに設定されている情報を初期化する(工場出荷時時に戻す)ことが可能となる。

先行技術

0032

ZigBee Alliance「ZIGBEESPECIFICATION ZigBee Document053474r17」、ZigBee StandardsOrganization、2008年1月17日
PLCアダプター取扱説明書、形名HN−VA10S HN−VA40S p23

発明が解決しようとする課題

0033

しかしながら、従来技術(非特許文献1)であるZigBee仕様に従うと、親ノードは子ノードに関する情報(デバイス情報)を消しているが、子ノードは親ノードのネットワーク情報を消していない。親ノードを制御装置、子ノードをタップと読み替えれば、上述したような不都合(2)と不都合(4)が起こりえる。

0034

また、従来技術(非特許文献2)であるPLCアダプターのような方法をとると、PLCアダプターが自身に登録された情報を消すだけであって、PLCネットワーク上の他の機器には影響を及ぼさない。従って、PLCアダプターを子ノードであると考えれば、子ノードはネットワーク情報を消すが、親ノードからは子ノードに関する情報(デバイス情報)を消さないことになる。親ノードを制御装置、子ノードをタップと読み替えれば、上述したような不都合(1)と不都合(3)が起こりえる。

0035

本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、簡便な方式で制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能な制御装置および通信機器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0036

本発明のある局面に従う制御装置は、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、制御装置は、通信機器をネットワークから切り離すためのリーブモードに移行するモード移行手段と、リーブモード中に、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器からの通知を受け付けた場合には、受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、フラグを設定する指示およびリセット指令を受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合には、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む。

0037

好ましくは、モード移行手段は、リーブモードに移行させるスイッチ操作指示に従ってリーブモードに移行する。

0038

好ましくは、モード移行手段は、リーブモードに移行させる実行指示に従ってリーブモードに移行する。

0039

本発明の別の局面に従う制御装置は、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、制御装置は、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器をネットワークから切り離す指示を受け付ける削除指示受付手段と、削除指示受付手段で受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、フラグを設定する指示およびリセット指令を受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合には、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む。

0040

本発明のさらに別の局面に従う制御装置は、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置であって、制御装置は、複数の通信機器の少なくとも1つの通信機器をネットワークから切り離す指示を受け付ける削除指示受付手段と、削除指示受付手段で受け付けた通信機器に対して初期状態に戻すことを規定するフラグを設定する指示およびリセット指令を送信する初期化リセット送信手段と、ネットワークに接続されている当該通信機器に関する情報を削除する削除手段とを含む。

0041

本発明のある局面に従う通信機器であって、指示に応答して、通信機器を複数備えたネットワークを管理する制御装置に対して当該通信機器がネットワークから離脱したことを宣言する離脱宣言信号を送信する離脱宣言送信手段と、ネットワークから当該通信機器を切り離すために、初期状態に戻すことを規定するフラグを設定するとともに、当該フラグに従う初期化処理を実行する初期化手段とを備える。

0042

好ましくは、指示は、操作手段の指示である。
好ましくは、指示は、制御装置からの指示である。

発明の効果

0043

本発明は、簡便な方式で制御装置と各通信機器との間で互いに齟齬がないように各通信機器をネットワークから離脱させることが可能である。

図面の簡単な説明

0044

本発明の実施の形態に係るネットワークの概略構成を示した図である。
中継器1001の外観を表した図である。
中継器1001のブロック図である。
タップ1004の斜視図である。
タップ1004のハードウェア構成を表した図である。
タップ1004および中継器1001における実装方法を説明するための図である。
中継器1001における別のアプリケーションソフトウェア構造を説明する図である。
本発明の実施の形態に従う中継器1001のプッシュボタンの押下げ処理を説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従う中継器1001のジョインモード処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従う中継器1001のローカルノードにおけるリモートノードからの信号の受信処理を説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従う中継器1001のリーブモード処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従う中継器1001におけるリーブモードのデバイスアンス受信処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従う中継器1001のリーブ処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従うタップ側電源投入後の処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従うタップ側の設定ボタン押下げ後の処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従うタップ側のパケット受信処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態の変形例1に従うパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された中継器1001の設定画面100の一例を説明する図である。
本発明の実施の形態の変形例2に従うリモートノード選択画面を説明する図である。
本発明の実施の形態の変形例2に従うリモートノード選択画面においてタップを選択してリーブ処理を実行する処理の流れについて説明するフロー図である。
本発明の実施の形態の変形例2に従う強制リーブ処理を説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従うタップ1004における設定ボタンの長押しの場合の処理について説明するフロー図である。
本発明の実施の形態に従うタップ1004から送信されたネットワーク離脱宣言信号を受信した場合の処理を説明するフロー図である。

実施例

0045

以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。

0046

<A.ネットワークの概要
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークの概略構成を示した図である。

0047

図1を参照して、本発明の実施の形態に係るシステムにはネットワークZとネットワークEから構成される。ネットワークZは、低速無線通信ネットワーク(本例においてはZigBeeを想定)を示す。ネットワークEは、高速通信ネットワーク(本例においては、Ethernet(登録商標)、または、WiFi(登録商標)、またはそれらの組み合わせを想定)を示す。なお、本例においては上記の方式を用いたネットワークについて説明するが特に上記に限るものではない。例えば、ネットワークZにZ−WAVE(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、特定小電力無線などを用いることができる。また例えば、ネットワークEにPLC(Power Line Communications)などを用いることも可能である。

0048

ネットワークZには、中継器1001と、複数のタップ1004a,1004b,1004c等が含まれる。

0049

ネットワークEには、中継器1001と、ブロードバンドルータ1002と、パーソナルコンピュータ1003等が含まれる。中継器1001のみがネットワークZとネットワークEの両方のネットワークに含まれる。また、中継器1001はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバ機能を有する。

0050

複数のタップ1004a,1004b,1004cには、それぞれ、複数の家電機器(一例として、エアーコンディショナ1005,冷蔵庫1006,テレビ1007など)が接続されている。

0051

エアーコンディショナ1005の電源プラグ1051は、タップ1004aのソケットに差し込まれている。同様に、冷蔵庫1006の電源プラグ1061は、タップ1004bのソケットに差し込まれている。また、テレビ1007の電源プラグ1071は、タップ1004cのソケットに差し込まれている。

0052

タップ1004a、1004b、1004cは、それぞれ、宅内に設置されたコンセント1015,1016,1017に取り付けられている。これにより、タップ1004a,1004b、1004cは、給電される。

0053

タップ1004a、1004b、1004cは、各々に接続される各家電の消費電力を測定する消費電力測定器である。たとえば、タップ1004aは、エアーコンディショナ1005の消費電力を測定する。タップ1004a、1004b、1004cの各々は、測定した消費電力を中継器1001に送信することができる。なお、以下では、説明の便宜上、タップ1004a,1004b,1004cを区別することなく表す場合には、「タップ1004」とも表記する。

0054

中継器1001および複数のタップ1004の各々は、低速無線通信モジュールを備える。中継器1001と複数のタップ1004とにより、低速無線通信ネットワークZ(以下、単に「ネットワークZ」とも称する)を構成している。また、中継器1001は、Ethernetによりブロードバンドルータ1002に接続されている。中継器1001は、ネットワークZとネットワークEとのブリッジ媒体変換装置)あるいはゲートウェイプロトコル変換装置)として機能する。中継器1001は、複数のタップ1004との間で低速度の無線通信を行なう。すなわち、タップ1004は、通信機器として動作する。中継器1001は、複数のタップ1004などのネットワーク上に存在する通信機器を管理する制御装置として動作する。

0055

ブロードバンドルータ1002は、インターネットに接続されていてもよい。パーソナルコンピュータ1003は、EthernetまたはWiFiにより、ブロードバンドルータ1002に接続される。

0056

パーソナルコンピュータ1003は、ブラウザHTTPクライアント)が動作する一般的なパソコンである。パーソナルコンピュータ1003は、パーソナルコンピュータ1003のブラウザ(HTTPクライアント)を経由して中継器1001のHTTPサーバと通信する。中継器1001のHTTPサーバは、設定用CGIプログラム呼び出すことによって、中継器自身の情報を取得し、また、設定できるようになっている。このようにして、パーソナルコンピュータ1003は、中継器1001のさまざま設定を行なうことができる。このHTTPサーバとブラウザ(HTTPクライアント)の働きによって、貧弱な入力装置しか持たない中継器1001でも、複雑な設定を行なうことができる。

0057

以下では、ネットワークZとして、家電向けの短距離無線通信規格の一つであるZigBeeを用いた例について説明する。

0058

<B.中継器1001の構成>
図2は、中継器1001の外観を表した図である。

0059

図2(A)は、中継器1001の斜視図である。図2(B)は、中継器1001の側面図である。図2(C)は、中継器1001の他の側面の要部拡大図である。

0060

図2(A)を参照して、中継器1001は、発光部1103と、アンテナ1107とを備える。発光部1103は、中継器1001の動作状態等を表示するための3つのLED(Light Emitting Diode)1103a,1103b,1103cにより構成される。

0061

LED1103aは、中継器1001の電源がオンオフの状態を示すための発光素子(電源LED)である。LED1103bは、タップ1004との通信状態を表示するための発光素子(タップLED)である。LED1103cは、ブロードバンドルータ1002との通信状態を表示するための発光素子(ルータLED)である。

0062

アンテナ1107は、各タップ1004a,1004b,1004cと通信するために用いられる。

0063

図2(B)を参照して、中継器1001は、発光部1103が設けられた表面とは反対側の表面に、プッシュボタン1108をさらに備える。プッシュボタン1108は、中継器1001をジョイン許可状態(ジョインモード)あるいはリーブモードに遷移させるためのボタンである。

0064

図2(C)を参照して、中継器1001は、発光部1103が設けられた表面およびプッシュボタン1108が設けられた表面とは異なる表面に、スライドスイッチ1109をさらに備える。スライドスイッチ1109は、ユーザの操作によりスライドする。スライドスイッチ1109は、JOIN位置、NOP位置、およびLEAVE位置のうちのいずれか1つの位置をとることができる。スライドスイッチ1109は、タップとの間でのジョイン処理(タップのネットワークへの参加処理)を行なう際、あるいは、リーブ処理(タップのネットワークからの切り離し(離脱)処理)を行なう際に用いられる。スライドスイッチ1109は、通常の使用時にはNOP位置に設定される。

0065

図3は、中継器1001のブロック図である。
図3を参照して、中継器1001は、制御部1101と、発光部1103と、高速通信インターフェイス部1104と、電源部1105と、無線RF(Radio Frequency)内蔵通信コントローラ部1106と、アンテナ1107と、プッシュボタン1108と、スライドスイッチ1109と、図示しないリセットスイッチとを備える。

0066

無線RF内蔵通信コントローラ部1106は、CPU(Central Processing Unit)1161と、ROM(Read Only Memory)1162と、RAM(Random Access Memory)1163と、GPIO(General Purpose Input/Output)1164と、無線RF部1165と、制御部1101との間で通信するためのUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)1166とを含む。なお、無線RF内蔵通信コントローラ部1106が、ZigBeeコーディネータ部に該当する。また、ROM1162と、RAM1163と、UART1166と、GPIO1164と、無線RF部1165とは、それぞれ、CPU1161に接続されている。なお、ROM1162は、NVRAMで構成されるのが一般的である。

0067

無線RF内蔵通信コントローラ部1106は、アンテナ1107と接続されている。無線RF内蔵通信コントローラ部1106は、ネットワークZ上に存在する通信機器との間の通信を制御する。

0068

制御部1101のOS(Operating System)は、たとえばLinux(登録商標)を用いることができる。制御部1101は、CPU1161に比べて高性能なCPUを備えており、またメモリ豊富である。当該構成によって、中継器1001は、高度な情報処理を実現できる。

0069

高速通信インターフェイス部1104は、ブロードバンドルータ1002との間でEthernetまたはWiFiを用いた通信を行なうためのインターフェイスである。電源部1105は、制御部1101と無線RF内蔵通信コントローラ部1106とに電力を供給する。

0070

制御部1101は、発光部1103と、高速通信インターフェイス部1104と、電源部1105と、無線RF内蔵通信コントローラ部1106と、プッシュボタン1108と、スライドスイッチ1109とに接続されている。制御部1101は、中継器1001の全体的な動作を制御する。制御部1101は、プッシュボタン1108およびスライドスイッチ1109からの入力を受け付ける。また、制御部1101は、発光部1103に出力指示を出す。

0071

次に、中継器1001がタップ1004との間でジョイン処理を行なうときのユーザの操作の概要について説明する。まず、ユーザが、中継器1001のスライドスイッチ1109をNOP位置からJOIN位置にスライドさせる。その後、ユーザは、プッシュボタン1108を押す。これにより、予め定められた時間(たとえば60秒間)、中継器1001がジョイン許可状態(ジョインモード)となる。なお、この間、制御部1101は、発光部1103を予め定められた状態で発光させる。そして、中継器1001がジョイン許可状態で、ユーザがタップ1004をコンセントに差すこと等により、タップ1004がネットワークに参加するジョイン処理が行なわれる。

0072

次に、中継器1001がタップ1004との間でリーブ処理を行なうときのユーザの操作の概要について説明する。まず、ユーザが、中継器1001のスライドスイッチ1109をNOP位置からLEAVE位置にスライドさせる。その後、ユーザは、プッシュボタン1108を押す。これにより、予め定められた時間(たとえば60秒間)、中継器1001がリーブモードとなる。なお、この間、制御部1101は、発光部1103を予め定められた状態で発光させる。そして、中継器1001がリーブモードのときに、ジョイン済みであるタップ1004の設定ボタン2106が押し下げられることで、タップ1004がネットワークから離脱するリーブ処理が行なわれる。

0073

<C.タップ1004の構成>
図4は、タップ1004の斜視図である。

0074

図4を参照して、タップ1004は、プラグ差込用のソケット2101と、プラグ2102と、LED2105と、設定ボタン2106とを備える。タップの使用時には、ユーザは、家電機器の電源プラグをソケット2101に差し込むとともに、宅内に設置されたコンセントにプラグ2102を差し込む(図1参照)。なお、ソケット2101の形状は、接続される家電機器の電源プラグの形状に応じて決まる。

0075

図5は、タップ1004のハードウェア構成を表した図である。
図5を参照して、タップ1004は、ソケット2101と、プラグ2102と、シャント抵抗2103と、電源部2104と、LED2105と、設定ボタン2106と、アンテナ2107と、電力センサ部2110と、低速無線通信モジュール2120と、配線2131と、配線2132と、配線2133とを備える。

0076

電力センサ部2110は、電圧入力ADC部2111と、電流入力ADC部2112と、乗算器2113と、デジタル周波数変換部2114とを含む。低速無線通信モジュール2120は、CPU2121と、ROM2122と、RAM2123と、GPIO2124と、無線RF部2125とを含む。

0077

配線2132と配線2133とは、シャント抵抗2103により接続されている。シャント抵抗2103は電流を測定するために使われる微小な(数百マイクロΩ)抵抗である。

0078

ソケット2101とプラグ2102とは、配線2131〜2133およびシャント抵抗2103で接続されている。配線2131は、プラグ2102の一方の端子およびソケット2101の一方の端子に接続されている。配線2132は、プラグ2102の他方の端子とシャント抵抗2103の一方の端部とに接続されている。配線2133は、ソケット2101の他方の端子とシャント抵抗2103の他方の端部とに接続されている。

0079

電源部2104は、配線2132に接続されている。電源部2104は、交流直流に変換する。電源部2104は、変換により得られた直流電力を電力センサ部2110と低速無線通信モジュール2120とに与える。

0080

電圧入力ADC部2111は、配線2131と、配線2132とに接続されている。電圧入力ADC部2111は、配線2131と配線2132との間の電圧電位差)を、デジタル信号にて乗算器2113に出力する。

0081

電流入力ADC部2112は、配線2132と、配線2133とに接続されている。電流入力ADC部2112は、シャント抵抗2103に流れる電流の電流値を、デジタル信号にて乗算器2113に出力する。

0082

乗算器2113は、電圧入力ADC部2111からの出力と、電流入力ADC部2112からの出力とを乗算し、当該乗算により得られたデジタル信号をデジタル/周波数変換部2114に出力する。

0083

デジタル/周波数変換部2114は、入力されたデジタル信号を周波数信号に変換する。デジタル/周波数変換部2114は、変換により得られた周波数信号を、低速無線通信モジュール2120のGPIOに出力する。

0084

CPU2121は、GPIOから取得した上記周波数信号をデータ変換する。無線RF部2125は、データ変換により得られた信号を、アンテナ2107を用いて中継器1001に送信する。

0085

ROM2122には、CPU2121が実行するプログラム等が格納されている。RAM2123は、CPU2121が処理するデータおよび処理したデータを一時的に格納する。また、ROM2122は、NVRAM(Non Volatile RAM)で構成されており、プログラムの他、各種情報(ネットワーク情報、コンフィグ情報等)が格納されるものとする。

0086

LED2105は、タップ1004のデータ処理状態を、点滅および/または点灯させる色等により表す。設定ボタン2106は、ユーザによるタップ1004の設定処理等のために用いられる。具体的には、ジョイン処理あるいはリーブ処理を実行する際、また、タップ1004を初期化する際にも用いられる。

0087

<D.実装例>
図6は、タップ1004および中継器1001における実装方法を説明するための図である。つまり、タップ1004および中継器1001におけるソフトウェア構造を説明するための図である。

0088

図6を参照して、タップ1004(リモートノード)のソフトウェア構造は、ZigBeeアプリケーション3401と、ZigBeeプロトコルスタック3402とを含む。ZigBeeアプリケーション3401は、電力測定用のマイコン(図示せず)から消費電力に関する情報を取得して、当該情報を予め定められたフォーマットに変換する。ZigBeeアプリケーション3401は、他のZigBeeノードからの属性リード要求に応じて、あるいは、設定されたレポート条件に従って自発的に消費電力に関する情報を送信する。

0089

中継器1001の無線RF内蔵通信コントローラ部1106(ZigBeeコーディネータ部)(ローカルノード)は、ZigBeeアプリケーション3111と、ZigBeeプロトコルスタック3112と、UART1166と、アソシエートデバイスリスト3110とを含む。ZigBeeアプリケーション3111は、上述した消費電力に関する情報をタップ1004から受信する。UART1166は、上述したように、制御部1101との間で通信するための非同期送受信インターフェイスである。

0090

ZigBeeプロトコルスタック3112は、当該ローカルノードにアソシエートされているデバイスの情報をアソシエートデバイスリスト3110に登録する。アソシエートデバイスリスト3110は、不揮発性メモリ(NVRAM)に保存されているので、電源を切って入れ直しても情報が失われることはない。ZigBeeマネージャ3121は、アソシエートデバイスリスト3110を読み出すことによって、ローカルノードにアソシエートされているデバイスの一覧を得る。

0091

中継器1001の制御部1101(図3参照)は、ZigBeeマネージャ3121と、モニタライブラリ3122と、UART3123と、LED&スイッチ制御3124と、UDP/IP(User Datagram Protocol / Internet Protocol)ポートポート番号は固定する)と、Ethernet3125とを含む。ZigBeeマネージャ3121は、制御部1101に格納されているアプリケーションの1つである。

0092

ZigBeeマネージャ3121は、ネットワークZ上に存在しうるZigBeeのノードを管理する。具体的には、ZigBeeマネージャ3121は、ローカルノードである無線RF内蔵通信コントローラ部1106(ZigBeeコーディネータ部)と、ローカルノードと通信可能なリモートノード(タップ1004などのZigBeeノード)を管理する。

0093

リモートノードが、ネットワークにジョイン(参加)して、ローカルノードにアソシエートされている状態であれば、当該リモートノードの生存情報生存として管理する。
リモートノードが、ネットワークからリーブ(離脱)して、ローカルノードにアソシエートされていない状態であれば、当該リモートノードの生存情報を行方不明として管理する。また、ZigBeeマネージャ3121は、ZigBeeのノードに変化があった場合には当該変化を検知し、当該変化を他のアプリケーションに通知等する。

0094

それ以外にも、ZigBeeマネージャ3121は、ローカルノード及びリモートノードからZigBeeノードとしての一般的な情報(IEEアドレスショートアドレス、MAC能力論理タイプなど)を取得して、また、ローカルノードからローカルノードにアソシエートされているデバイスの一覧や現在のネットワーク情報(PanIDや論理チャンネルなど)を取得して、ノード情報として管理する。 また、ZigBeeマネージャ3121は、LED&スイッチ制御3124を監視している。より詳細には、ZigBeeマネージャ3121は、プッシュボタン1108およびスライドスイッチ1109からの入力を監視し、ペアリング機能(ジョイン許可状態)およびリーブモードを制御する機能を持ち、その中継器の状態に応じて、LED1103(正確にはLED1103c)の発光を制御する。ZigBeeマネージャ3121は、サーバの形態をとっており、固定のUDPポート番号を開けて、他の機器からアクセスを受け付けて、ZigBee上位プロトコルと中継器発見プロトコルを提供する。

0095

モニタライブラリ3122は、直接、UART3123とデータの遣り取りをすることにより、無線RF内蔵通信コントローラ部1106と通信をする。モニタライブラリ3122は、UART3123を通じてデータを無線RF内蔵通信コントローラ部1106と送受信する。なお、モニタライブラリ3122が発信するコマンドは、無線RF内蔵通信コントローラ部1106に対するものもあれば、タップ1004に対するものもある。

0096

図7は、中継器1001における別のアプリケーションのソフトウェア構造を説明する図である。

0097

図7を参照して、中継器1001の制御部1101は、HTTPサーバ3805と、TCP/IP3806と、Ethernet3807と、設定用CGIプログラム3802と、UDP/IP(User Datagram Protocol / Internet Protocol)ポート(ポート番号は任意とする)と、Ethernet3804と、設定情報3801とを含む。

0098

HTTPサーバ3805は、外部のブラウザ(HTTPクライアント)から中継器1001を設定するための指示を受け付けて、設定用CGIプログラム3802を呼び出す。

0099

設定用CGIプログラム3802は、中継器上の各種プログラムに影響を及ぼす設定を変更して、設定情報3801に保存する。また、設定情報3801に保存されている情報を読み出して、HTTPサーバ3805に応答を返す。

0100

当該ソフトウェア構造により後述する図17のような設定画面がパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示されることになる。

0101

なお、制御部1101に格納される他のアプリケーションとして、タップ1004の情報を収集するためのタップ情報収集アプリケーションもある。

0102

<E.中継器側動作処理
<E.1プッシュボタン押下げ処理>
図8は、本発明の実施の形態に従う中継器1001のプッシュボタンの押下げ処理を説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001のZigBeeマネージャ3121(制御部1101)によって実施される処理である。

0103

図8を参照して、制御部1101は、まず、ステップS602にて、プッシュボタン1108が押下されたかどうかを判断する。

0104

ステップS602においてNOと判断した場合には、処理を終了する(プッシュボタン押下げ処理終了)。

0105

ステップS602においてYESと判断した場合には、ステップS604にて、スライドスイッチ1109がいずれの位置にあるかを判断する。

0106

ステップS604において、スライドスイッチ1109がJOIN位置に位置すると判断した場合には、ジョインモード処理を実施する(ステップS606)。ジョインモード処理の詳細については後述する。

0107

ステップS604において、スライドスイッチ1109がNOP位置に位置すると判断した場合には、何もしない(ステップS608)。

0108

ステップS604において、スライドスイッチ1109がLEAVE位置に位置すると判断した場合には、リーブモード処理を実施する(ステップS610)。リーブモード処理の詳細については後述する。

0109

そして、処理を終了する(プッシュボタン押下げ処理終了)。
<E.2ジョインモード処理>
図9は、本発明の実施の形態に従う中継器1001のジョインモード処理について説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001のZigBeeマネージャ3121(制御部1101)によって実施される処理である。

0110

図9を参照して、ジョインモード処理が開始された場合、制御部1101は、まず、ローカルノードである無線RF内蔵通信コントローラ部1106に対してジョイン許可60秒間の指令を通知する(ステップS700)。ジョイン許可60秒間の指令とは、60秒間だけローカルノードをジョイン許可状態に設定することを意味する。具体的には、NLME-PERMIT-JOINING.Request(引数:PermitDuration=60)をローカルノードに通知する。

0111

次に、ステップS702にて、当該通知が成功したかどうかを判断する。具体的には、当該通知を無線RF内蔵通信コントローラ部1106が正常に受け付けたかどうかを判断する。ステップS702においてYESと判断した場合には、中継器1001をジョインモードに設定する(ステップS704)。なお、この場合に、中継器1001のLEDを普通点滅させてモードの変更をユーザに通知する。

0112

次に、ステップS706にて、60秒が経過した、または、スライドスイッチの位置がJOIN位置から外れたかどうかを判断する。ステップS706においてNOと判断した場合、当該状態を維持する。すなわち、ジョイン許可状態を維持する。

0113

ステップS706においてYESと判断した場合、ローカルノードに対してジョイン禁止の指令を通知する(ステップS708)。具体的には、制御部1101は、ローカルノードである無線RF内蔵通信コントローラ部1106に対してジョイン禁止の指令を通知する。具体的には、NLME-PERMIT-JOINING.Request(引数:PermitDuration=0)をローカルノードに通知する。

0114

そして、中継器1001を通常モードに設定する(ステップS710)。なお、この場合に、中継器1001のLEDを普通点滅から消灯させてモードの変更をユーザに通知する。また、制御部1101は、無線RF内蔵通信コントローラ部1106に対するジョイン禁止状態(NLME-PERMIT-JOINING.Request)の通知が成功したか失敗したかに係らず通常モードに設定する。

0115

そして、処理を終了する(ジョインモード処理終了)。
一方、ステップS702においてNOと判断した場合には、処理を終了する(ジョインモード処理終了)。ステップS702において、内部キュー満杯などの理由により、まれに、ローカルノードが正常に受け付けない場合がある。この場合には、ローカルノードをジョイン許可状態に出来なかったので、LEDを普通点滅させないようにする。ユーザにジョイン可能であると思わせないようにするためである。ステップS708においても、ローカルノードが正常に受け付けない場合があるが、元々ローカルノードのジョイン許可期間を60秒間に設定しているので、60秒経過すればジョイン禁止に戻る。

0116

図10は、本発明の実施の形態に従う中継器1001のローカルノードにおけるリモートノードからの信号の受信処理を説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001のZigBeeプロトコルスタック3112(無線RF内蔵通信コントローラ部1106)によって実施される処理である。

0117

図10を参照して、まず、無線RF内蔵通信コントローラ部1106は、ステップS730にて、ビーコンリクエストを受信したかどうかを判断する。そして、ステップS730においてYESと判断したには、ビーコンを送信する(ステップS732)。そして、ビーコン・リクエストに関する受信処理は終了する。

0118

次に、ステップS730においてNOと判断した場合には、ステップS734にて、アソシエーション要求を受信したかどうかを判断する。

0119

ステップS734においてYESと判断した場合には、ステップS736にて、自身がジョイン許可中であるかどうかを判断する。

0120

ステップS736においてYESと判断した場合には、ステップS738にて、アソシエートデバイスリストに追加可能かどうかを判断する。例えば、追加した場合に、リストに登録可能な個数を超えるかどうかを判断する。超えない場合には追加可能であると判断する。

0121

ステップS738においてYESと判断した場合には、新規デバイスにショートアドレスを割り当てる(ステップS740)。

0122

そして、次に、アソシエートデバイスリストに新規デバイスのデバイス情報を追加する(ステップS742)。デバイス情報としてIEEEアドレス、ショートアドレス、ノード関係などを登録する。

0123

次に、アソシエーション応答(成功)をアソシエーション要求の送信元に対して送信する(ステップS744)。アソシエーション応答(成功)には、割り当てたショートアドレスなどが含まれる。

0124

そして、処理を終了する(受信処理終了)。
なお、ステップS734においてNOと判断した場合、ステップS736においてNOと判断した場合、あるいは、ステップS738においてNOと判断した場合には、処理を終了する(受信処理終了)。

0125

<E.3リーブモード処理>
図11は、本発明の実施の形態に従う中継器1001のリーブモード処理について説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001のZigBeeマネージャ3121(制御部1101)によって実施される処理である。

0126

図11を参照して、リーブモード処理が開始された場合、制御部1101は、中継器1001をリーブモードに設定する(ステップS720)。なお、この場合に、中継器1001のLEDを高速点滅させてモードの変更をユーザに通知する。後述するがタップ1004の設定ボタンが押下されれば予め定められた信号がユニキャスト送信される。タップ1004は、予め定められた信号として、ZigBee仕様書で定義されている、”Device Annce”を送信する。以下では、”Device Annce”を、単に「デバイスアンス」とも称する。そして、中継器1001は、デバイスアンスを受信してデバイスアンス受信処理を開始する。なお、中継器を「リーブモードに設定する」というのは、ZigBeeマネージャ3121内部で閉じた話である。ローカルノードに何らかの指令を出すわけではない。

0127

図12は、本発明の実施の形態に従う中継器1001におけるリーブモードのデバイスアンス受信処理について説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001のZigBeeマネージャ3121(制御部1101)によって実施される処理である。

0128

図12を参照して、制御部1101は、デバイスアンスを受信すると、ステップS906にて、当該デバイスアンスをユニキャストで受信した、かつ、中継器がリーブモード中であるかどうかを判断する。

0129

ステップS906においてYESと判断した場合には、(当該デバイスアンスの送信元アドレスを指定して)リーブ処理を実行する(ステップS914)。リーブ処理については後述する。

0130

そして、処理を終了する(デバイスアンス受信処理終了)。ステップS906においてNOと判断した場合には、処理を終了する(デバイスアンス受信処理終了)。

0131

再び図11を参照して、次に、ステップS722にて、60秒が経過した、あるいは、スライドスイッチの位置がLEAVE位置から外れたかどうかを判断する。

0132

ステップS722においてNOと判断した場合には、リーブモードを維持する。
ステップS722においてYESと判断した場合には、中継器1001を通常モードに設定する(ステップS724)。なお、この場合に、中継器1001のLEDを高速点滅から消灯させてモードの変更をユーザに通知する。

0133

そして、処理を終了する(リーブモード処理終了)。
図13は、本発明の実施の形態に従う中継器1001のリーブ処理について説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001のZigBeeマネージャ3121(制御部1101)によって実施される処理である。

0134

図13を参照して、まず、指定されたデバイスに対して初期化フラグ設定指令を送信する(ステップS1100)。初期化フラグとは、初期化状態(工場出荷時等の状態)に戻すことを規定するフラグをいう。初期化フラグの設定指令は、タップ1004に登録されているコンフィグ情報のデータの一部に対してフラグをセットすることを要求する指令である。当該フラグの設定の有無に応じてリセット後の起動処理は変更される。具体的には、初期化フラグがセットされていない場合の起動処理は、タップ1004に登録されているネットワーク情報等のデータが維持された状態で起動する。一方、初期化フラグをセットした場合の起動処理は、タップ1004に登録されているネットワーク情報等のデータを工場出荷時の初期値に戻した状態で起動する。

0135

次に、ステップS1102にて、初期化フラグの設定指令の応答を受信したかどうかを判断する。

0136

ステップS1102においてYESと判断した場合には、ステップS1104に進む。
ステップS1104において、指定されたデバイスに対して遅延リセット指令を送信する。

0137

遅延リセット指令とは、リセットするまでの猶予時間(遅延時間)を指定できるリセット指令のことである。本実施例では、所定の遅延時間(一例として200ms)を指定して、遅延リセット指令を送信する。これはタップ1004が当該遅延リセット指令に対する応答を返すようにするための時間を考慮したものである。

0138

次に、ステップS1106にて、当該リセット指令を送信したタップ1004から遅延リセット指令に対する応答を受信したかどうかを判断する。

0139

ステップS1106においてYESと判断した場合には、ローカルノードのアソシエートデバイスリストから指定されたデバイスに関する情報を削除する(ステップS1108)。

0140

具体的には、指定されたデバイスに関する情報(IEEEアドレス、ショートアドレス、ノード関係など)を削除する。

0141

そして、処理を終了する(リーブ処理終了)。
一方、ステップS1102においてNOと判断した場合には、当該指令をタップ1004が確実に受信したかどうかが不明であるため処理を中断し、処理を終了する(リーブ処理終了)。

0142

一方、ステップS1106においてNOと判断した場合、には、当該リセット指令をタップ1004が確実に受信したかどうかが不明であるため処理を中断し、アソシエートデバイスリストから削除することなく処理を終了する(リーブ処理終了)。

0143

以上まとめると、応答を受信しない場合は、タップ1004がリーブされなかったと判断して、中継器1001におけるローカルノードのアソシエートデバイスリストから当該タップに関する情報を削除しない。応答を受信した場合は、タップ1004がリーブされたと判断して、中継器1001におけるローカルノードのアソシエートデバイスリストから当該タップに関する情報を削除する。このことにより、中継器1001とタップ1004との間で連携を保ってリーブ処理が行うことができる。

0144

なお、図13において、ステップS1100とステップS1104とをまとめて1つのパケットとして指定を送信することも可能である。この場合、指定されたデバイスに対して、初期化フラグをセットするような指令と、遅延リセットするような指令の、両方の指令を含めた1つのパケットを送信する。

0145

<F.タップ側動作処理>
<F.1電源投入後処理>
まず、電源投入後の処理について説明する。

0146

図14は、本発明の実施の形態に従うタップ側の電源投入後の処理について説明するフロー図である。当該処理は、主にCPU2121における処理である。

0147

図14を参照して、CPU2121は、電源投入されると、まず、NVRAMに格納されているコンフィグ情報を復元する(ステップS102)。

0148

次に、ステップS104にて、コンフィグ情報に含まれている初期化フラグがセットされているかどうかを判断する。

0149

ステップS104においてNOと判断した場合には、ステップS106に進む。
また、ステップS104においてYESと判断した場合には、NVRAMに書込みされているコンフィグ情報とネットワーク情報を工場出荷時の初期値に戻す処理を実行する(ステップS118)。

0150

次に、NVRAMに格納されているネットワーク情報を復元する(ステップS106)。

0151

次に、ステップS108にて、ネットワーク情報に有意データがあるかどうかを判断する。

0152

ステップS108においてYESと判断した場合には、ランダム時間待機ウェイト)する(ステップS120)。そして、デバイスアンスをブロードキャストで送信する(ステップS124)。ランダム時間待機することにより複数のタップの電源が一斉にONされた場合に、デバイスアンスをブロードキャスト送信するタイミングをずらして衝突を防ぐことが期待できる。

0153

一方、ステップS108においてNOと判断した場合には、ジョイン許可しているネットワークを見つけてアソシエーション要求を送信する(ジョイン処理)(ステップS110)。

0154

具体的には、タップ1004は、ビーコン・リクエストを送信して、ビーコンを受信する。ビーコンは、(ZigBeeコーディネータである)中継器1001と(ZigBeeルータである)他のタップから送信される。タップ1004は、受信したビーコンを解析してジョイン許可されているネットワークのうち最適なものを1つ選んでアソシエーション要求(NLME-JOIN.Request)を送信する(ジョインを試みる)。なお、中継器1001側の処理は、図10で説明したものであり、主に、ZigBeeコーディネータ部のプロトコルスタック3112における処理である。なお、ジョイン処理中は、タップ1004は、LEDは普通点滅を維持する。

0155

次に、ステップS112において、アソシエーション応答(成功)を受信したかどうかを判断する。

0156

ステップS112においてYESと判断した場合には、得られたネットワーク情報をNVRAMに書込む(ステップS122)。ネットワーク情報には、PanID、Extended PanID、論理チャンネルなどが含まれる。また、タップ1004に割り当てられたショートアドレスも含まれる。

0157

そして、デバイスアンスをブロードキャストで送信する(ステップS124)。
そして、ジョイン済みに移行する(ステップS126)。なお、ジョイン済みになればLEDを消灯するものとする。

0158

そして、処理を終了する(電源投入後の処理を終了)。
一方、ステップS112においてNOと判断した場合には、次に、ステップS114にて、ジョイン処理を開始してから60秒が経過したかどうかを判断する。

0159

ステップS114においてNOと判断した場合には、ステップS110に戻り、ジョイン処理を継続する。

0160

一方、ステップS114においてYESと判断した場合には、ホールド状態に移行する(ステップS116)。ホールド状態というのは、自身をリセットした後に、ネットワークへの参加をせずにとどまっている状態である。このときパケット送受信をいっさい行なわない。この際、LEDは高速に点滅するものとする。なお、後述するが当該ホールド状態の場合に設定ボタンを押下した場合には、ホールド状態が解除されてステップS110に戻るものとする。

0161

そして、処理を終了する(電源投入後の処理を終了)。
<F.2設定ボタン押下げ後の処理>
図15は、本発明の実施の形態に従うタップ側の設定ボタン押下げ後の処理について説明するフロー図である。当該処理は、主にCPU2121における処理である。

0162

図15を参照して、設定ボタンが押下げられた場合には、まず、ステップS202にて、ホールド状態であるかどうかを判断する。

0163

ステップS202においてYESと判断した場合には、ホールド状態を解除してジョイン処理を再開する(ステップS206)。すなわち、図14のステップS110に進む。

0164

そして、処理を終了する(ボタン押下げ後の処理を終了)。
ステップS202においてNOと判断した場合には、次に、ステップS204にて、ジョイン済みであるかどうかを判断する。

0165

ステップS204においてYESと判断した場合には、デバイスアンスを(中継器1001のコーディネータに対して)ユニキャストで送信する(ステップS208)。ここで、ユニキャスト送信として、宛先アドレスは中継器1001の無線RF内蔵通信コントローラ部1106(ZigBeeコーディネータ部のアドレス(ショートアドレス=0x0000))に設定する。なお、その際、LEDは一瞬点灯させるものとする。

0166

そして、処理を終了する(ボタン押下げ後の処理を終了)。
ステップS204においてNOと判断した場合には、そのまま処理を終了する(ボタン押下げ後の処理を終了)。

0167

<F.3パケット受信処理>
図16は、本発明の実施の形態に従うタップ側のパケット受信処理について説明するフロー図である。

0168

図16を参照して、まず、ステップS406にて、初期化フラグの設定指令を受信したかどうかを判断する。

0169

ステップS406においてYESと判断した場合、初期化フラグをセットする(NVRAMのコンフィグ情報に書込む)(ステップS414)。

0170

そして、当該設定指令に対する応答を送信する(ステップS416)。
そして、処理を終了する(パケット受信処理終了)。

0171

また、ステップS406においてNOと判断した場合には、続いて、ステップS408にて、遅延リセット指令を受信したかどうかを判断する。

0172

ステップS408においてYESと判断した場合には、指定された時間経過後にリセットするようにタイマー予約する(ステップS418)。

0173

そして、当該リセット指令に対する応答を送信する(ステップS420)。その後、タイマー満了になればタップ1004自身をリセットする(つまり再起動する)。

0174

そして、処理を終了する(パケット受信処理終了)。
また、ステップS408においてNOと判断した場合には、処理を終了する(パケット受信処理終了)。

0175

当該処理により、タイマー満了後にリセットされて、初期化フラグが設定されているので、タップ1004のNVRAMに書込みされているコンフィグ情報とネットワーク情報を工場出荷時の初期値に戻す処理が実行される。

0176

本実施の形態に従うリーブ処理においては、中継器1001のプッシュボタン1108を押下した際に、中継器1001のスライドスイッチ1109がLEAVE位置にある場合には、リーブモードが開始される。また、ジョイン済みであるタップ1004の設定ボタンを押下すると、タップ1004からデバイスアンスがユニキャストで中継器1001に送信される。中継器1001は、中継器がリーブモードの時に、デバイスアンスをユニキャストで受信すると、当該デバイスアンスの送信元であるデバイスのアドレスを指定してリーブ処理を開始する。

0177

中継器1001のリーブ処理の開始により、中継器1001から指定されたデバイスに対して初期化フラグの設定指令が送信される。指定されたデバイスは、当該指令に従ってコンフィグ情報の一部である初期化フラグをセットする。そして、中継器1001は、指定されたデバイスからの初期化フラグの設定指令に対する応答があった場合に、遅延リセット指令を指定されたデバイスに送信する。指定されたデバイスには、遅延リセット指令を受けてタイマー満了後にリセットする。再起動後、コンフィグ情報の一部である初期化フラグに従ってNVRAMに書込みされているコンフィグ情報とネットワーク情報を工場出荷時の初期値に戻す処理を実行する。また、指定されたデバイスは、遅延リセット指令を受信した旨の応答を中継器1001に送信する。中継器1001は、指定されたデバイスから遅延リセット指令を受信した旨の応答を受信した場合に、指定されたデバイスに関するデバイス情報をアソシエートデバイスリストから削除する。

0178

したがって、リーブモードにおいて、中継器1001は、タップ1004からのデバイスアンスに従ってリーブ処理するタップ1004を特定する。そして、中継器1001は、初期化フラグの設定指令を送信し、応答があった場合に、遅延リセット指令を送信する。当該流れによりタップ1004のネットワーク情報およびコンフィグ情報は、工場出荷時の状態にリセットされる。また、タップ1004からの遅延リセット指令に対する応答があった場合に、中継器1001においてネットワークにおいて通信接続に必要なネットワーク情報およびコンフィグ情報等の設定情報を削除する。それゆえ、制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように情報の遣り取りを確認し、確認できた場合に、タップと中継器との間でともに、通信接続に必要な設定情報が削除されるため、いずれか一方の装置に情報が残って、ネットワーク上に無用なトラフィックが生じる可能性を排除することができる。

0179

すなわち、中継器1001においてリーブモードを開始させ、タップの設定ボタンを押下するという簡便な操作で、制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能である。

0180

なお、図15のステップS208にて、デバイスアンスを(コーディネータに対して)ユニキャストで送信しているが、ここで、デバイスアンスをユニキャスト送信することに特段設計意図はない。デバイスアンス以外に何らかのパケット(ボタンが押されたことを明示的、あるいは、暗黙的に示すようなパケット)を送信してもよい。この場合、図13についてもそれに合わせた構成とする。なお、デバイスアンスを送信している理由は、ZigBeeにおいては、ノードに何らかの状態変更があった場合にデバイスアンスをブロードキャストで送信することが一般的であるからである。

0181

(変形例1)
図17は、本発明の実施の形態の変形例1に従うパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された中継器1001の設定画面100の一例を説明する図である。

0182

図17を参照して、ここでは、パーソナルコンピュータ1003のブラウザを経由して中継器1001のHTTPサーバと通信して、各種設定を実行する設定画面100が表示されている場合が示されている。

0183

当該設定画面において、ユーザは、システム、無線ネットワーク、ローカルノード(中継器1001)、リモートノード(タップ1004)、ネットワーク全体、電力情報、メンテナンスに関する各種情報を表示することが可能である。本例においては、一例としてローカルノードについての情報が表示されている。例えば、ローカルノードのネットワーク情報(IEEEアドレス)や当該ノードの状態が表示されている。

0184

ここで、当該設定画面においては、当該ローカルノード(中継器1001)に対する指示を与えるインターフェイス画面としても設けられている。

0185

具体的には、当該設定画面においては、リーブ開始のボタン102が設けられている場合が示されている。当該ボタン102は、中継器1001においてリーブモードの実行の開始を指示することが可能なボタンである。

0186

当該ボタンをユーザが選択することにより、パーソナルコンピュータ1003は、ローカルノード(中継器1001)に対してリーブモードを開始するように指示する。

0187

中継器1001は、当該指示を受けてリーブモードを開始する。
すなわち、上記においては、中継器1001に設けられたプッシュボタン1108を押下する場合に、スライドスイッチ1109をLEAVE位置とする場合にリーブモードを開始する場合について説明したが、ユーザがパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された設定画面に設けられたリーブ開始のボタン102を選択することにより図11以降で説明したリーブモード処理を開始させるようにすることも可能である。

0188

そして、タップ1004側においては、当該リーブモード中に設定ボタン2106を押下することにより図15以降で説明したタップ側におけるリーブ処理が実行されるものとする。

0189

当該処理により、ユーザが中継器1001のスライドスイッチ1109等を直接操作しなくてもパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された設定画面からリーブモードを開始することが可能であり、さらに簡便に制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能である。

0190

(変形例2)
上記においては、中継器1001においてリーブモードを開始して、タップ1004の設定ボタン2106を操作することにより、中継器1001と、当該操作したタップ1004との間でリーブ処理を実行する場合について説明した。

0191

一方で、上記のパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された設定画面からリーブ処理を実行するタップを指定して、タップ1004を操作することなしにリーブ処理を実行するようにしても良い。

0192

図18は、本発明の実施の形態の変形例2に従うリモートノード選択画面を説明する図である。

0193

図18を参照して、ここでは、ネットワークを構成する複数のリモートノード(タップ1004)が登録されてリスト表示されている場合が示されている。具体的には、4つのリモートノード(タップ1004)が登録されている場合が示されている。

0194

それぞれのリモートノード(タップ1004)には、識別子、IEEEアドレスが割り当てられており、当該リモートノード(タップ1004)とローカルノード(中継器1001)とが通信して、当該リモートノード(タップ1004)からデータを最後に受信した時刻が示されている。

0195

ここでは、それそれのリモートノード(タップ1004)に関してリスト表示されて、リモートノード(タップ1004)を選択するためのラジオボタン202が設けられている。

0196

本例においては、識別子「1」のリモートノード(タップ1004)のラジオボタンが選択されている場合が示されている。

0197

そして、選択したリモートノードの削除ボタン204が設けられている場合が示されている。

0198

当該選択したリモートノードの削除ボタン204は、中継器1001において選択したリモートノード(タップ1004)を削除する指示(リーブ処理)の実行を指示するボタンである。

0199

当該ボタンをユーザが選択することにより、パーソナルコンピュータ1003は、中継器1001に対して選択したリモートノード(タップ1004)に対してリーブ処理を実行するように指示する。

0200

図19は、本発明の実施の形態の変形例2に従うリモートノード選択画面においてタップを選択してリーブ処理を実行する処理の流れについて説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001における制御部1101(詳細には、HTTPサーバ3805と設定用CGIプログラム3802)において実施される処理である。

0201

制御部1101は、パーソナルコンピュータ1003からのリモートノードの削除指示(削除ボタンの押下げ指示)を受け付けた場合に、当該図に示される削除ボタンの押下げ処理を開始する。

0202

図19を参照して、リモートノード選択画面において、選択されたデバイスのアドレスを指定してZigBeeマネージャの強制リーブ処理を呼び出す(ステップS50)。強制リーブ処理については後述する。

0203

そして、処理を終了する(削除ボタンの押下げ処理終了)。
図20は、本発明の実施の形態の変形例2に従う強制リーブ処理を説明するフロー図である。当該処理は、中継器1001におけるZigBeeマネージャ3121において実施される処理である。

0204

図20を参照して、まず、指定されたデバイスに対して初期化フラグの設定指令を送信する(ステップS52)。

0205

次に、ステップS54において、指定されたデバイスに対して遅延リセット指令を送信する(ステップS54)。つまり、指定されたデバイスに対して指定された時間経過後にリセットするように要求する。所定の遅延時間として、一例として、200msとする。

0206

そして、次に、ローカルノードのアソシエートデバイスリストから指定されたデバイスに関する情報を削除する(ステップS56)。具体的には、指定されたデバイスに関する情報(IEEEアドレス、ショートアドレス、ノード関係など)を削除する。

0207

そして、処理を終了する(強制リーブ終了)。
なお、本例においては、タップから初期化フラグ設定の要求信号に対する応答、また、遅延リセット指令に対する応答が無かった場合であってもタップとして登録されているアソシエートデバイスリストから削除するものとしている。その理由は、タップがネットワークから既に離脱していて、中継器1001のみに当該タップの情報が存続している場合にもアソシエートデバイスリストから削除し、制御装置とタップとの間で齟齬を解消できるようにするためである。

0208

しかしながら、タップにネットワーク情報が保存されている状況で、タップから応答がなかった場合には、制御装置とタップとの間で齟齬が生じる可能性もある。(すなわち、タップがネットワーク情報を削除しないが、中継器1001は当該タップのデバイス情報を削除する。)この場合を考慮して、図19のステップS50において、「強制リーブ処理呼び出し」ではなく、図12のステップS914における「リーブ処理呼び出し」を使ってもよい。リーブ処理に失敗したら、CGIプログラム3802は失敗したことを呼び出し元(HTTPサーバ3805)に返すようにする。また、その際は、図18の画面にリーブ処理が失敗したことを通知するメッセージを表示させて、ユーザに知らせることができる。

0209

また、「リーブ処理呼び出し」と「強制リーブ処理呼び出し」とをユーザが選択できるようになっていてもよい。上述した通り、タップがネットワークから既に離脱している場合に、中継器1001からだけ当該タップのデバイス情報を削除したいという事があるからである。

0210

すなわち、上記においては、中継器1001のプッシュボタン1108を押下させ、また、スライドスイッチ1109をLEAVE位置に位置させて、リーブモードを開始させる場合について説明したが、ユーザがパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された設定画面からリーブ処理を実行するタップを選択して指定することによりリーブ処理を実行することも可能である。

0211

当該処理により、ユーザが中継器1001およびタップ1004を操作しなくてもパーソナルコンピュータ1003のディスプレイに表示された設定画面からリーブ処理を実行することが可能である。

0212

(その他の形態)
上記の構成においては中継器1001からタップ1004に対してリセット指令を送信することによりリーブ処理を実行する方式について説明したが、タップ1004の操作のみに従ってリーブ処理を実行する方式とすることも可能である。

0213

図21は、本発明の実施の形態に従うタップ1004における設定ボタンの長押しの場合の処理について説明するフロー図である。当該処理は、主にCPU2121における処理である。

0214

図21を参照して、設定ボタンの押下げ(長押し)が受け付けられた場合に、当該処理(設定ボタン押下げ(長押し)後の処理)が開始する。

0215

そして、まず、ネットワーク離脱宣言信号を送信する(ステップS502)。具体的には、中継器1001に対して当該タップ1004についてネットワークからの切り離し(離脱)を宣言する信号(NLME-LEAVE.request(DeviceAddress=NULL))を送信する。

0216

当該信号を受信した他のノードは、当該離脱宣言したノードに関する情報を削除する。
次に、初期化フラグをセットする(ステップS504)。具体的には、NVRAMのコンフィグ情報に書込む。

0217

そして、所定時間経過後にリセットするようにタイマー予約する(ステップS506)。なお、所定時間は一例として200msである。

0218

そして、処理を終了する(設定ボタン押下げ(長押し)後の処理終了)。
当該処理においては、タップ1004の設定ボタン2106を長押しすることによって、初期化フラグが設定されるとともに、リセット指令が受け付けられ、当該タップ1004を工場出荷時等の初期状態に戻して設定するリセット処理再設定処理)が実行される。それとともに、当該タップ1004についてネットワークから離脱することを要求する離脱宣言信号を中継器1001に送信する。

0219

図22は、本発明の実施の形態に従うタップ1004から送信されたネットワーク離脱宣言信号を受信した場合の処理を説明するフロー図である。

0220

図22を参照して、中継器1001は、タップ1004からの離脱宣言信号を受信したか否かを判断する(ステップS510)。

0221

ステップS510において、タップ1004からの離脱宣言信号を受信した場合(ステップS510においてYES)にアソシエートデバイスリストから当該ネットワーク離脱宣言をしたデバイス(タップ)に関する情報を削除する(ステップS512)。

0222

そして、処理を終了する(受信処理終了)。
また、ステップS510において、タップ1004からの離脱宣言信号を受信しない場合(ステップS510においてNO)には、処理を終了する(受信処理終了)。

0223

当該処理により、ユーザがタップ1004のみを操作することによりタップ1004に登録されているネットワーク情報等のデータを初期化状態(工場出荷時等の状態)に戻した状態にリセット処理することができるのみならず、中継器1001側のリーブ処理も実行することが可能であるため、簡便に制御装置と各タップとの間で互いに齟齬がないように各タップをネットワークから離脱させることが可能である。

0224

(その他の形態の変形例)
また、図21を参照して、設定ボタンの押下げ(長押し)が受け付けられた場合に図21の処理が開始されるとあるが、タップ1004は、「設定ボタンの長押し」と同等の効果を生じるようなパケットを受信することによって、図21の処理を開始するようにしてもよい。この場合、中継器1001からあるタップ1004を指定して「設定ボタンの長押し」と同等の効果を生じるようなパケットを送信する。タップ1004は、当該パケットを受信することによって、図21の処理を開始するように設計しておく。(一例として、ON/OFFクラスタにおけるToggleコマンドを使うことができる。タップ1004は、ON/OFFクラスタにおけるToggleコマンドを受信すると、「設定ボタンの長押し」と同等の動作をするようにあらかじめ設計しておく。)この手法は、制御装置からリーブさせたいタップを指定して当該タップをリーブさせているが、あくまでも、タップ1004自身が自主的にリーブするような形態となる。たとえるなら、中継器1001はあるタップ1004に対して、自主的に「離脱宣言」を行うように勧告する。このような実施例でも、制御装置とタップとの間で互いに齟齬がないようにタップをネットワークから離脱させることが可能である。

0225

今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0226

100 設定画面、102 ボタン、202ラジオボタン、204 削除ボタン、1001中継器、1002ブロードバンドルータ、1003パーソナルコンピュータ、1004a,1004b,1004cタップ、1005エアーコンディショナ、1006冷蔵庫、1007テレビ、1008タブレット端末、1015,1016,1017コンセント、1051,1061,1071電源プラグ、1101 制御部、1103発光部、1104高速通信インターフェイス部、1105,2104電源部、1106 内蔵通信コントローラ部、1107,2107アンテナ、1108プッシュボタン、1109スライドスイッチ、1161,2121 CPU、1162,2122 ROM、1163,2123 RAM、1165,2111,2112,2125電圧入力ADC部、2101ソケット、2102プラグ、2103シャント抵抗、2106 設定ボタン、2110電力センサ部、2113乗算器、2114周波数変換部、2120低速無線通信モジュール、2131,2132,2133配線、3110アソシエートデバイスリスト、3111,3401 ZigBeeアプリケーション、3112,3402 ZigBeeプロトコルスタック、3121 ZigBeeマネージャ、3122モニタライブラリ、3124スイッチ制御、3801設定情報、3802設定用CGIプログラム、3805HTTPサーバ。

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