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技術 画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 上野哲也
出願日 2012年1月30日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2012-016450
公開日 2013年8月15日 (6年10ヶ月経過) 公開番号 2013-156413
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 平均湿度 加温制御 選択地域 大カテゴリ 始業時刻 湿度測定 湿度データ 季節毎
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年8月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

除湿を行う場合に、ユーザー不快感を与えることを抑制できる画像形成装置を提供する。

解決手段

画像形成装置は、設定された地域に対応する湿度データと、設定された起動時刻と、湿度変化データとに基づいて、加温部301によって用紙Tの加温を開始する開始時刻を決定する決定部92と、湿度測定部303によって測定される用紙Tの湿度と、湿度変化データとに基づいて、起動時刻において用紙Tの湿度が目標湿度に到達するか否かを判断する判断部94と、決定部92によって決定された開始時刻になった場合に、用紙Tの加温を開始するよう加温部301に第1の電力を供給し、その後、判断部94によって用紙Tの湿度が起動時刻において目標湿度に到達しないと判断された場合に、加温部301の加温温度を高くするために、第1の電力よりも大きな第2の電力を加温部301に供給する加温制御部93と、を備える。

概要

背景

複合機コピー機及びプリンター等の画像形成装置には、用紙(被画像形成媒体)を収容する給紙カセット(収容部)を備えるものがある。このような画像形成装置は、給紙カセットに収容される用紙を1枚ずつエンジン部に搬送して、そのエンジン部において用紙に画像を形成するようになっている。ところで、画像形成装置では、給紙カセットに収容される用紙が吸湿した場合、エンジン部において用紙に形成される画像に潰れ又はにじみ等の異常(異常画像)が発生する可能性がある。このため、画像形成装置には、給紙カセットの近くに湿度センサー及びヒーターを配置し、湿度センサーによって測定される湿度に基づいてヒーターを加温させることにより、用紙の除湿を行うものがある(特許文献1参照)。

概要

除湿を行う場合に、ユーザー不快感を与えることを抑制できる画像形成装置を提供する。画像形成装置は、設定された地域に対応する湿度データと、設定された起動時刻と、湿度変化データとに基づいて、加温部301によって用紙Tの加温を開始する開始時刻を決定する決定部92と、湿度測定部303によって測定される用紙Tの湿度と、湿度変化データとに基づいて、起動時刻において用紙Tの湿度が目標湿度に到達するか否かを判断する判断部94と、決定部92によって決定された開始時刻になった場合に、用紙Tの加温を開始するよう加温部301に第1の電力を供給し、その後、判断部94によって用紙Tの湿度が起動時刻において目標湿度に到達しないと判断された場合に、加温部301の加温温度を高くするために、第1の電力よりも大きな第2の電力を加温部301に供給する加温制御部93と、を備える。

目的

特開2001−125473号公報






画像形成装置には、ユーザーが使用する場合には、ユーザーを待たせることなく直ちに動作を実行することが望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

被画像形成媒体を収容する収容部と、前記収容部に収容された被画像形成媒体を加温する加温部であって、供給される電力の大きさに応じて加温温度が変化する加温部と、前記収容部に収容される被画像形成媒体の湿度を測定する湿度測定部と、複数の地域の湿度に関する湿度データと、前記加温部によって被画像形成媒体が加温された場合の被画像形成媒体の湿度の変化を示す湿度変化データとを記憶する記憶部と、前記複数の地域のうちの1つが選択されることに基づいて選択された地域を設定すると共に、画像形成装置起動時刻を設定する設定部と、被画像形成媒体の湿度が前記起動時刻において目標とする目標湿度に到達するように、前記設定部によって設定された前記地域に対応する湿度データと、前記設定部によって設定された前記起動時刻と、前記湿度変化データとに基づいて、前記加温部によって被画像形成媒体の加温を開始する開始時刻を決定する決定部と、前記湿度測定部によって測定される被画像形成媒体の湿度と、前記湿度変化データとに基づいて、前記起動時刻において被画像形成媒体の湿度が前記目標湿度に到達するか否かを判断する判断部と、前記決定部によって決定された前記開始時刻になった場合に、被画像形成媒体の加温を開始するよう前記加温部に第1の電力を供給すると共に、前記加温部に前記第1の電力を供給した後、前記判断部によって被画像形成媒体の湿度が前記起動時刻において前記目標湿度に到達しないと判断された場合に、前記加温部の加温温度を高くするために、前記第1の電力よりも大きな第2の電力を前記加温部に供給する加温制御部と、を備える画像形成装置。

請求項2

前記加温制御部は、前記起動時刻に到達した場合に、前記加温部への電力供給を停止する請求項1に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、被画像形成媒体を収容する収容部を備える画像形成装置に関する。

背景技術

0002

複合機コピー機及びプリンター等の画像形成装置には、用紙(被画像形成媒体)を収容する給紙カセット(収容部)を備えるものがある。このような画像形成装置は、給紙カセットに収容される用紙を1枚ずつエンジン部に搬送して、そのエンジン部において用紙に画像を形成するようになっている。ところで、画像形成装置では、給紙カセットに収容される用紙が吸湿した場合、エンジン部において用紙に形成される画像に潰れ又はにじみ等の異常(異常画像)が発生する可能性がある。このため、画像形成装置には、給紙カセットの近くに湿度センサー及びヒーターを配置し、湿度センサーによって測定される湿度に基づいてヒーターを加温させることにより、用紙の除湿を行うものがある(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2001−125473号公報

発明が解決しようとする課題

0004

画像形成装置には、ユーザーが使用する場合には、ユーザーを待たせることなく直ちに動作を実行することが望まれている。例えば、画像形成装置がオフィスに設置されている場合、その画像形成装置には、業務開始時間から直ちに正常動作が可能な状態になっていることが望まれている。しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置は、業務開始時間以降にユーザーが起動させるものであると考えられるため、業務開始時間以降、直ちに使用可能な状態にはならない。この場合には、画像形成装置は、ユーザーを待たせることになるため、ユーザーに不快感を与えることになる。

0005

本発明は、除湿を行う場合に、ユーザーに不快感を与えることを抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、被画像形成媒体を収容する収容部と、前記収容部に収容された被画像形成媒体を加温する加温部であって、供給される電力の大きさに応じて加温温度が変化する加温部と、前記収容部に収容される被画像形成媒体の湿度を測定する湿度測定部と、複数の地域の湿度に関する湿度データと、前記加温部によって被画像形成媒体が加温された場合の被画像形成媒体の湿度の変化を示す湿度変化データとを記憶する記憶部と、前記複数の地域のうちの1つが選択されることに基づいて選択された地域を設定すると共に、画像形成装置の起動時刻を設定する設定部と、被画像形成媒体の湿度が前記起動時刻において目標とする目標湿度に到達するように、前記設定部によって設定された前記地域に対応する湿度データと、前記設定部によって設定された前記起動時刻と、前記湿度変化データとに基づいて、前記加温部によって被画像形成媒体の加温を開始する開始時刻を決定する決定部と、前記湿度測定部によって測定される被画像形成媒体の湿度と、前記湿度変化データとに基づいて、前記起動時刻において被画像形成媒体の湿度が前記目標湿度に到達するか否かを判断する判断部と、前記決定部によって決定された前記開始時刻になった場合に、被画像形成媒体の加温を開始するよう前記加温部に第1の電力を供給すると共に、前記加温部に前記第1の電力を供給した後、前記判断部によって被画像形成媒体の湿度が前記起動時刻において前記目標湿度に到達しないと判断された場合に、前記加温部の加温温度を高くするために、前記第1の電力よりも大きな第2の電力を前記加温部に供給する加温制御部と、を備える画像形成装置に関する。

発明の効果

0007

本発明によれば、除湿を行う場合に、ユーザーに不快感を与えることを抑制できる画像形成装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0008

画像形成装置の一実施形態に係るコピー機の全体構成を説明するための図である。
コピー機の機能構成を示すブロック図である。
用紙搬送部と、制御部との詳細を示すブロック図である。
コピー機の動作について説明するためのフローチャートである。

実施例

0009

以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置の一実施形態に係るコピー機について説明する。まず、コピー機1の全体構成について説明する。図1は、画像形成装置の一実施形態に係るコピー機1の全体構成を説明するための図である。

0010

図1に示すように、本実施形態のコピー機1は、原稿搬送部10と、原稿読取部20と、用紙搬送部30と、画像形成部40と、転写部50と、定着部60とを備える。
原稿搬送部10は、ADF(Automatic Document Feeder)であり、原稿載置部11と、第1送りローラー12と、ガイド13と、タイミングローラー対14と、原稿排出部15とを備える。第1送りローラー12は、原稿載置部11に載置された原稿Gを1枚ずつ順にタイミングローラー対14に供給する。タイミングローラー対14は、原稿読取部20が原稿Gの画像を読み取るタイミングと、原稿Gの画像が原稿読取部20によって読み取られる位置(ガイド13が配置されている位置)に原稿Gを供給するタイミングとを合わせるために、原稿Gの搬送又は原稿Gの搬送停止を行う。ガイド13は、搬送された原稿Gを後述する第1読取面21aに導く。原稿排出部15は、原稿読取部20によって画像が読み取られた(ガイド13を通過した)原稿Gをコピー機本体2の外部に排出する。
原稿排出部15におけるコピー機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。

0011

原稿読取部20は、第1読取面21aと、第2読取面22aとを備える。第1読取面21aは、ガイド13に対向して配置された第1コンタクトガラス21の上面に沿って形成され、原稿Gの画像を読み取る面となる。第2読取面22aは、第1読取面21aに隣接して(図1に示す場合では、第1読取面21aの右側の大部分に亘って)配置される。第2読取面22aは、原稿搬送部10を用いずに原稿Gの画像を読み取る場合に用いられる。第2読取面22aは、原稿Gが載置される第2コンタクトガラス22の上面に沿って形成され、原稿Gの画像を読み取る面となる。

0012

また、原稿読取部20は、照明部23と、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27と、撮像部28とをコピー機本体2の内部に備える。照明部23と第1ミラー24とは、それぞれ副走査方向Xに移動する。第2ミラー25と第3ミラー26とは、図1において照明部23及び第1ミラー24の左側に配置される。さらに、第2ミラー25及び第3ミラー26は、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27とを介した第1読取面21a又は第2読取面22aから撮像部28までの距離(光路長)を一定に保ちつつ、それぞれ副走査方向Xに移動する。

0013

照明部23は、原稿Gに光を照射する光源である。第1ミラー24、第2ミラー25及び第3ミラー26は、光路長を一定に保ちつつ、原稿Gによって反射された光を結像レンズ27に導くためのミラーである。結像レンズ27は、第3ミラー26から入射した光を撮像部28に結像させる。撮像部28は、入射された光を電気信号に変換することにより、結像された光像に基づいて画像データを得るための撮像素子であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサーである。

0014

用紙搬送部30は、第2送りローラー31と、第3送りローラー32と、レジストローラー対33と、用紙排出部34とを備える。第2送りローラー31は、給紙カセット36に収容される用紙T(被画像形成媒体)を転写部50に供給する。第3送りローラー32は、手差しトレイ37に載置される用紙T(被画像形成媒体)を転写部50に供給する。レジストローラー対33は、転写部50にトナー画像が到達するタイミングと、転写部50に用紙Tを供給するタイミングとを合わせるために、用紙Tの搬送又は用紙Tの搬送停止を行う。また、レジストローラー対33は、用紙Tのスキュー斜め給紙補正を行う。用紙排出部34は、トナー画像が定着された用紙Tをコピー機本体2の外部に排出する。
用紙排出部34におけるコピー機本体2の外側には、排紙集積部35が形成される。排紙集積部35には、用紙排出部34から排出された用紙Tが積層して集積される。

0015

画像形成部40は、トナー画像を形成するためのものであり、感光体ドラム41と、帯電部42と、レーザースキャナーユニット43と、現像器44と、クリーニング部45と、トナーカートリッジ46と、1次転写ローラー47と、中間転写ベルト48と、対向ローラー49とを備える。
感光体ドラム41(41a,41b,41c,41d)は、ブラックシアンマゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザースキャナーユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザースキャナーユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する。クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。

0016

1次転写ローラー47(47a,47b,47c,47d)は、中間転写ベルト48における各感光体ドラム41a,41b,41c,41dとは反対側にそれぞれ配置される。中間転写ベルト48は、画像形成部40及び転写部50を通過するベルトである。中間転写ベルト48の一部分は、各感光体ドラム41a,41b,41c,41dと各1次転写ローラー47a,47b,47c,47dとの間に挟み込まれ、各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの表面に形成されたトナー画像が1次転写される。対向ローラー49は、環状形状の中間転写ベルト48の内側に配置され、中間転写ベルト48を図1に示す矢印A方向に進行させるための駆動ローラーである。

0017

転写部50は、2次転写ローラー51を備える。2次転写ローラー51は、中間転写ベルト48に関して対向ローラー49とは反対側に配置され、中間転写ベルト48の一部分を対向ローラー49との間に挟みこむ。さらに、2次転写ローラー51は、中間転写ベルト48に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。

0018

定着部60は、加熱回転体61と、加圧回転体62とを備える。加熱回転体61と加圧回転体62とは、トナー画像が2次転写された用紙Tを挟み込んで、トナーを溶融及び加圧し、そのトナーを用紙Tに定着させる。

0019

次に、コピー機1の機能構成について説明する。図2は、コピー機1の機能構成を示すブロック図である。また、図3は、用紙搬送部30と、制御部90との詳細を示すブロック図である。
コピー機1は、上述した構成要素(原稿搬送部10、原稿読取部20、用紙搬送部30、画像形成部40、転写部50及び定着部60)を備える。用紙搬送部30、画像形成部40、転写部50及び定着部60によりエンジン部3が構成される。なお、原稿搬送部10、原稿読取部20、画像形成部40、転写部50及び定着部60については、図2及び図3を用いての説明を省略する。
さらに、コピー機1は、上述した機能構成に加えて、操作部70と、記憶部80と、計時部100と、制御部90とを備える。

0020

操作部70は、テンキー(図示せず)、タッチパネル(図示せず)及びスタートキー(図示せず)等を備える。テンキーは、印刷部数等の数字を入力するために操作される。タッチパネルは、種々の機能(一例として、印刷倍率設定機能や、複数のページを1枚の用紙Tに割り付ける機能(2in1等))が割り当てられた複数のキー等を表示する。タッチパネルに表示されたキーは、種々の機能のうちのいずれかをコピー機1に実行させるために操作される。スタートキーは、印刷を実行させるために操作される。操作部70は、いずれかのキーが操作されることにより、このキーが操作されたことを表す信号を制御部90に供給する。

0021

記憶部80は、ハードディスク半導体メモリー等から構成される。記憶部80は、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに基づく画像データを記憶する。また、記憶部80は、コピー機1において利用される制御プログラム、及びこの制御プログラムによって利用されるデータ等を記憶する。

0022

また、記憶部80は、湿度データと、湿度変化データと、加温データとを記憶する。湿度データは、複数の地域それぞれの湿度に関するデータである。複数の地域とは、例えば、日本、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ等(大カテゴリー)であったり、東京、大阪、京都、福岡等(中カテゴリー)であったりする。湿度データに記録される湿度は、例えば、月又は季節毎平均湿度である。湿度変化データは、後述する加温部301によって用紙Tが加温された場合の用紙Tの湿度の変化を示すデータである。すなわち、湿度変化データは、加温温度毎の湿度と加温時間との関係を示すデータである。加温データは、加温部に供給される電力と、その電力が供給されたときの加温部301の加温温度との関係を示すデータである。

0023

計時部100は、例えば、リアルタイムクロック等から構成され、現在の時刻を計時する。

0024

図3に示すように、用紙搬送部30は、加温部301と、湿度測定部303とをさらに備える。
加温部301は、給紙カセット36に収容された用紙Tを加温する。さらに、加温部301は、供給される電力の大きさに応じて加温温度が変化する。具体的な一例としては、加温部301は、給紙カセット36の近傍に配置された金属板等に配置されており、その金属板に熱を伝えることにより、用紙Tの全体を加温するようになっている。

0025

湿度測定部303は、給紙カセット36の近傍に配置される湿度センサーである。その湿度測定部303は、給紙カセット36に収容される用紙Tの湿度を測定する。

0026

制御部90は、原稿搬送部10、原稿読取部20、エンジン部3、操作部70等を制御する。
また、図3に示すように、制御部90は、設定部91と、決定部92と、判断部94と、加温制御部93と、補正部96とを備える。

0027

設定部91は、複数の地域のうちの1つが選択されることに基づいて選択された地域を設定する。すなわち、設定部91は、記憶部80に記憶される湿度データに対応する複数の地域のうちの1つがユーザーによって選択された場合に、選択された地域を選択地域として設定する。
さらに、設定部91は、コピー機1の起動時刻を設定する。すなわち、設定部91は、コピー機1が起動される時刻、具体例として、コピー機1がオフィスに設置されている場合には始業時刻を起動時刻として設定する。

0028

決定部92は、用紙Tの湿度が起動時刻において目標とする目標湿度に到達するように、設定部91によって設定された地域に対応する湿度データと、設定部91によって設定された起動時刻と、湿度変化データとに基づいて、加温部301によって用紙Tの加温を開始する開始時刻を決定する。

0029

前述したようにコピー機1は、給紙カセット36に収容される用紙Tが吸湿した場合には、異常画像を発生させる可能性がある。このため、コピー機1は、用紙Tに画像を形成する前に、その用紙Tの除湿をする必要があるが、例えば、オフィスの始業時刻を経過した後から用紙Tの除湿を開始すると、除湿を完了するまで使用することができない。よって、コピー機1には、始業時刻(起動時刻)までに用紙Tの湿度を目標湿度に到達させて、その用紙Tの除湿を完了させることが望まれている。

0030

このような要望を満たすために、決定部92は、コピー機1が設置されている環境の湿度(用紙Tの湿度)を湿度データから得て、その得られた湿度と湿度変化データとに基づいて、起動時間から逆算することにより、加温部301による加温を開始する開始時刻を決定する。この場合、決定部92は、加温部301の加温温度は、所定の温度に設定されるため、その加温温度(所定の温度)に対応する湿度変化データを選択する。また、決定部92は、月又は季節毎に開始時刻を決定して、その決定した開始時刻に関するデータを記憶部80に記憶させてもよい。

0031

判断部94は、湿度測定部303によって測定される用紙Tの湿度と、湿度変化データとに基づいて、起動時刻において用紙Tの湿度が目標湿度に到達するか否かを判断する。判断部94は、用紙Tの湿度が目標湿度に到達するか否かの判断を間欠的に行うことが好ましい。具体的な一例としては、判断部94は、開始時刻と起動時刻との中間の時刻において、上記の判断を行うことが好ましい。これにより、判断部94は、上記の判断を常に行う場合に比べて、処理を軽減することができると共に、消費電力を低減することができる。

0032

加温制御部93は、決定部92によって決定された開始時刻になった場合に、用紙Tの加温を開始するよう加温部301に第1の電力を供給する。すなわち、加温制御部93は、計時部100によって計時される時刻が開始時刻に到達した場合には、所定の温度で用紙Tを加温するように加温部301に対して予め設定された第1の電力を供給する。

0033

加温制御部93は、上述したように決定部92によって決定された開始時刻が記憶部80に記憶されている場合、決定部92によって開始時刻が決定された月又は季節の間は、記憶部80に記憶された開始時刻に関するデータを読み出することにより、開始時刻を得てもよい。これにより、決定部92は、毎日、開始時刻を決定する必要がなくなるため、処理の軽減がなされる。

0034

また、加温制御部93は、加温部301に第1の電力を供給した後、判断部94によって用紙Tの湿度が起動時刻において目標湿度に到達しないと判断された場合に、加温部301の加温温度を高くするために、第1の電力よりも大きな第2の電力を加温部301に供給する。ここで、加温制御部93は、湿度測定部303によって測定された湿度と、記憶部80に記憶される加温データと、記憶部80に記憶される湿度変化データと、に基づいて、第2の電力の値を適宜設定する。加温部301は、第2の電力が供給されると、第1の電力が供給される場合に比べて高い温度で用紙Tを加温する。これにより、用紙Tは、加温部301に第1の電力が供給される場合よりも、除湿される速さが速くなる。
さらに、加温制御部93は、起動時刻に到達した場合に、加温部301への電力供給を停止する。

0035

補正部96は、湿度測定部303によって測定された湿度に基づいて、記憶部80に記憶される湿度データを補正する。すなわち、補正部96は、開始時刻以前の用紙Tの湿度を湿度測定部303から取得する。なお、補正部96は、例えば、コピー機1の起動が行われる度に、湿度測定部303から用紙Tの湿度を取得することが可能である。さらに、補正部96は、取得した複数の湿度を平均することにより得られた平均湿度が、湿度データに記録される湿度とは異なるか否かを判断する。また、補正部96は、平均湿度と湿度データの湿度との異同判断を行う場合に、湿度データの湿度を含む所定の湿度範囲に平均湿度が含まれるか否かを判断してもよい。補正部96は、平均湿度と湿度データの湿度とが異なる場合(所定の湿度範囲に平均湿度が含まれない場合)に、湿度データの湿度を補正するために、湿度データの湿度を平均湿度に置き換える。なお、決定部92は、補正部96によって湿度データが補正された場合に、補正された湿度データに基づいて開始時刻を再度決定する。

0036

次に、本実施形態におけるコピー機1の動作について説明する。図4は、コピー機1の動作について説明するためのフローチャートである。

0037

テップST1において、設定部91は、ユーザーによって複数の地域のうちの1つが選択されることに基づいて、選択された地域を設定する。

0038

ステップST2において、設定部91は、ユーザーによって操作部70が操作されることに基づいてコピー機1に入力された時刻をコピー機1の起動時刻として設定する。

0039

ステップST3において、決定部92は、ステップST1にて設定された地域に対応する湿度データと、ステップST2にて設定された起動時刻と、湿度変化データとに基づいて、加温部301によって用紙Tの加温を開始する時刻を決定する。

0040

ステップST4において、加温制御部93は、計時部100によって計時される時刻(計時時刻)がステップST3にて決定された開始時刻に到達したか否かを判断する。計時時刻が開始時刻に到達していない場合(No)には、ステップST4の判断が再度行われる。計時時刻が開始時刻に到達した場合(Yes)には、処理は、ステップST5に進む。

0041

ステップST5において、加温制御部93は、加温部301に第1の電力を供給する。これにより、加温部301は、用紙Tを除湿するために、加温を開始する。

0042

ステップST6において、判断部94は、湿度測定部303によって測定される用紙Tの湿度と、湿度変化データとに基づいて、起動時刻において、用紙Tの湿度が目標湿度に到達するか否かを判断する。起動時刻において湿度が目標湿度に到達しない場合(No)には、処理は、ステップST7に進む。起動時刻において湿度が目標湿度に到達する場合(Yes)には、加温制御部93は、計時時刻が起動時刻に到達するまで用紙Tの加温を継続するよう加温部301を制御し、その後、処理を終了する。

0043

ステップST7において、加温制御部93は、加温部301に対して第2の電力を供給する。これにより、加温部301の加温温度が上昇する。そして、用紙Tを除湿する速さは、第1の電力が供給された場合よりも速くなる。

0044

以上説明したように、本実施形態のコピー機1によれば、以下の効果が奏される。
すなわち、本実施形態のコピー機1は、複数の地域のうちいずれか1つの地域を設定すると共に、コピー機1の起動時刻を設定する設定部91と、設定部91によって設定された地域に対応する湿度データと、起動時刻と、湿度変化データとに基づいて、加温部301によって用紙Tの加温を開始する開始時刻を決定する決定部92と、計時部100によって計時される時刻が開始時刻になった場合に、用紙Tの加温を開始するよう加温部301を制御する加温制御部93と、を備える。これにより、コピー機1は、起動時刻までに用紙Tの除湿を完了させるので、起動時刻以降、ユーザーにコピー機1の使用を待たせることがない。よって、コピー機1は、ユーザーに不快感を与えることを抑制できる。

0045

また、コピー機1は、起動時刻に到達した場合に、加温部301への電力供給を停止する。これにより、コピー機1は、目標湿度に到達した後も加温部301に電力が供給されることに起因して、消費電力が増加することを防ぐことができる。

0046

また、本実施形態のコピー機1は、記憶部80に記憶される湿度データに基づいて、開始時刻を決定している。仮に、湿度測定部303によって測定される湿度(実測値)に基づいて開始時刻を決定する場合には、コピー機は、起動を行う度に、湿度測定部303によって湿度を測定し、その測定された湿度に基づいて開始時刻を決定する必要がある。この場合には、コピー機(決定部)の処理負担が増大してしまう。この点、本実施形態のコピー機1は、開始時刻を決定する場合に記憶部80に記憶される湿度データを利用するため、起動を行う度に開始時刻を決定する必要がない。すなわち、本実施形態のコピー機1は、決定部92によって決定された開始時刻を、起動が行われる度に流用することができる。よって、本実施形態のコピー機1は、決定部92における処理の負担を軽減することができる。

0047

また、コピー機1は、湿度測定部303によって測定される用紙Tの湿度と、湿度変化データとに基づいて、起動時刻において用紙Tの湿度が目標湿度に到達するか否かを判断する判断部94を備える。そして、コピー機1は、加温制御部93によって加温部301に第1の電力が供給された後、判断部94によって用紙Tの湿度が起動時刻において目標湿度に到達しないと判断された場合に、加温部301の加温温度を高くするために、加温制御部93によって第1の電力よりも大きな第2の電力を加温部301に供給される。これにより、コピー機1は、用紙Tの湿度が湿度データに基づく湿度よりも高かった場合でも、起動時刻において用紙Tの湿度を目標湿度に到達させることが容易である。

0048

また、コピー機1は、湿度測定部303によって測定された湿度に基づいて、記憶部80に記憶される湿度データを補正する。これにより、コピー機1は、そのコピー機1が設置される環境に応じた、開始時刻を設定することができる。

0049

なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、種々の形態で実施することができる。
本実施形態のコピー機1は、カラーコピー機であるが、この形態に限定されることはなく、モノクロコピー機であってもよい。
また、本実施形態のコピー機1は、中間転写ベルト48を介して用紙Tにトナー画像を転写している(間接転写方式)が、この形態に限定されることはなく、感光体ドラムに形成されたトナー画像を直接に用紙Tに転写してもよい(直接転写方式)。
また、本実施形態のコピー機1は、用紙Tの片面を印刷する構成であるが、これに限定されることはなく、用紙の両面を印刷する構成であってもよい。

0050

また、本発明の画像形成装置は、上述したコピー機1に限定されることはない。すなわち、本発明の画像形成装置は、コピー機能ファクシミリ機能プリンター機能及びスキャナー機能を備える複合機であってもよく、ファクシミリやプリンターであってもよい。
また、本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被画像形成媒体は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバーヘッドプロジェクターシート等のフィルムシートであってもよい。

0051

1…コピー機(画像形成装置)、91…設定部、92…決定部、93…加温制御部、94…判断部、96…補正部、301…加温部、303…湿度測定部

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