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技術 ダイヤル式スイッチ

出願人 スタンレー電気株式会社
発明者 千葉信也松城貴彦
出願日 2012年1月24日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2012-011608
公開日 2013年8月8日 (6年10ヶ月経過) 公開番号 2013-152783
状態 特許登録済
技術分野 ロータリスイッチ,ピアノキースイッチ ロータリ,ピアノ,レバースイッチ
主要キーワード ダイヤル式スイッチ 回動ノブ 透過性板 エンコーダユニット ミュート設定 遮光処理 車載状態 インストルメント
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図面 (7)

課題

外観見栄えが損なわれることを防止できるとともに、部品点数を低減してコストを削減しつつ経年劣化による不具合の発生を未然に回避することができるダイヤル式スイッチを提供する。

解決手段

LED6と、当該LED6から照射される光によって表示面3aが発光する円板状のパネル3と、パネル3の外周側に配置され、前端部2aにリング部7を有する円筒状の回動ノブ2と、パネル3を保持する円筒状のベース部5と、を備え、回動ノブ2の中心軸Ax回りの回動操作により所定のスイッチ動作を行うダイヤル式スイッチ1において、ベース部5は、回動ノブ2とパネル3との間に配置され、当該パネル3の外周面31を覆いつつ、当該外周面31から出射されるLED6からの光を遮光するようにした。

概要

背景

従来、車載されるエアコンオーディオ機器等のコントロールパネルに用いられるダイヤル式スイッチにおいては、夜間であっても回動ノブによる操作対象(例えば、エアコンの温度や風量などの調節、オーディオ音量出力方向などの調節)が何れであるかを判別できるように、回動ノブに発光可能な表示面を有する発光表示部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。

図5は、この種のダイヤル式スイッチにおける内部構造の一例を示す断面図であり、図6は、図5のダイヤル式スイッチにおける要部を拡大して示す拡大図である。
図5に示すように、ダイヤル式スイッチ200は、車両のインストルメントパネル300に取り付けられ、先端開口が略円形状透過性板状部材(例えば、クリア材)からなる発光表示部201で閉塞された略円筒状ハウジング部202と、該ハウジング部202の発光表示部201側となる前端部202aに覆設され、発光表示部201との間に介在されたベース部203と、ハウジング部202の内部に配設された光源204と、発光表示部201の外周側に回動可能に設けられた円環状の回動ノブ205と、該回動ノブ205の先端開口(回動ノブ開口部205a)に係合された円環状の装飾部材であるリング部206と、を備えている。このとき、リング部206は、外表面をメッキ処理することで、見栄えデザイン性)を向上させている。

ここで、図5において一点鎖線で示す要部Aを拡大した図6に示すように、ハウジング部202の前端部202aには、ツメ部202bが外方へ向かって突設され、ベース部203の内周に設けられた切欠部203bと係合することにより、ハウジング部202とベース部203とが位置決めされた状態で固定されている。また、ベース部203には、発光表示部201側となる前端部に内周側へ向かって屈曲したリブ203aが形成されている。該リブ203aは、ハウジング部202の前端部202a側における先端部分を覆う程度に内周側へ延設されている。そして、当該リブ203aが両面テープなどによる接着部207を介在して、発光表示部201の裏面201aに当接されることで、発光表示部201がベース部203に固着されている。

かかる構成により、ダイヤル式スイッチ200では、光源204から照射される光が、ハウジング部202の内周側を通過して発光表示部201の裏面201aに入射した後、この発光表示部201の前面(すなわち、表示面201b)から出射するようにして発光表示部201を透過する。こうして発光表示部201(例えば、裏面201a)に印刷された表示内容を表示面201bに発光した状態で表示可能となっている。

概要

外観の見栄えが損なわれることを防止できるとともに、部品点数を低減してコストを削減しつつ経年劣化による不具合の発生を未然に回避することができるダイヤル式スイッチを提供する。LED6と、当該LED6から照射される光によって表示面3aが発光する円板状のパネル3と、パネル3の外周側に配置され、前端部2aにリング部7を有する円筒状の回動ノブ2と、パネル3を保持する円筒状のベース部5と、を備え、回動ノブ2の中心軸Ax回りの回動操作により所定のスイッチ動作を行うダイヤル式スイッチ1において、ベース部5は、回動ノブ2とパネル3との間に配置され、当該パネル3の外周面31を覆いつつ、当該外周面31から出射されるLED6からの光を遮光するようにした。

目的

本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、外観の見栄えが損なわれることを防止できるとともに、部品点数を低減してコストを削減しつつ経年劣化による不具合の発生を未然に回避することができるダイヤル式スイッチの提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

光源と、当該光源から照射される光によって表示面が発光する円板状の発光表示部と、前記発光表示部の外周側に配置され、前端部に装飾部を有する円筒状の回動ノブと、前記発光表示部を保持する円筒状のベース部と、を備え、前記回動ノブの中心軸回り回動操作により所定のスイッチ動作を行うダイヤル式スイッチにおいて、前記ベース部は、前記回動ノブと前記発光表示部との間に配置され、当該発光表示部の外周面を覆いつつ、当該外周面から出射される前記光源からの光を遮光することを特徴とするダイヤル式スイッチ。

請求項2

前記回動ノブの内周側に配設され、前記中心軸における前後方向に長尺な円筒状のハウジング部を備え、前記ベース部と前記ハウジング部との間に前記発光表示部を介在することを特徴とする請求項1に記載のダイヤル式スイッチ。

請求項3

前記ハウジング部は、前記回動ノブの内周側に位置する前記発光表示部の前記表示面とは反対の裏面側に前端部を当接させ、前記ベース部は、少なくとも前記前端部側の前記発光表示部と対峙する内周面が、当該発光表示部の前記外周面に沿った形状で形成され、前記ハウジング部の前端部と、前記ベース部の内周面との間に前記発光表示部を介在することを特徴とする請求項1又は2に記載のダイヤル式スイッチ。

請求項4

前記ベース部は、少なくとも前記発光表示部と対峙する内周面が、光を透過しない材料によって遮光処理されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のダイヤル式スイッチ。

請求項5

前記発光表示部の前記外周面には外方に向けて突出した第1の凸部が突設され、前記ハウジング部の前記前端部における外周面には外方に向けて突出した第2の凸部が突設され、前記ベース部の内周上には前記発光表示部の前記第1の凸部および、前記ハウジング部の第2の凸部に対応する切欠部が、前記中心軸の前後方向における同一線上に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のダイヤル式スイッチ。

請求項6

車両に搭載されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のダイヤル式スイッチ。

技術分野

0001

本発明は、ダイヤル式スイッチに関する。

背景技術

0002

従来、車載されるエアコンオーディオ機器等のコントロールパネルに用いられるダイヤル式スイッチにおいては、夜間であっても回動ノブによる操作対象(例えば、エアコンの温度や風量などの調節、オーディオ音量出力方向などの調節)が何れであるかを判別できるように、回動ノブに発光可能な表示面を有する発光表示部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。

0003

図5は、この種のダイヤル式スイッチにおける内部構造の一例を示す断面図であり、図6は、図5のダイヤル式スイッチにおける要部を拡大して示す拡大図である。
図5に示すように、ダイヤル式スイッチ200は、車両のインストルメントパネル300に取り付けられ、先端開口が略円形状透過性板状部材(例えば、クリア材)からなる発光表示部201で閉塞された略円筒状ハウジング部202と、該ハウジング部202の発光表示部201側となる前端部202aに覆設され、発光表示部201との間に介在されたベース部203と、ハウジング部202の内部に配設された光源204と、発光表示部201の外周側に回動可能に設けられた円環状の回動ノブ205と、該回動ノブ205の先端開口(回動ノブ開口部205a)に係合された円環状の装飾部材であるリング部206と、を備えている。このとき、リング部206は、外表面をメッキ処理することで、見栄えデザイン性)を向上させている。

0004

ここで、図5において一点鎖線で示す要部Aを拡大した図6に示すように、ハウジング部202の前端部202aには、ツメ部202bが外方へ向かって突設され、ベース部203の内周に設けられた切欠部203bと係合することにより、ハウジング部202とベース部203とが位置決めされた状態で固定されている。また、ベース部203には、発光表示部201側となる前端部に内周側へ向かって屈曲したリブ203aが形成されている。該リブ203aは、ハウジング部202の前端部202a側における先端部分を覆う程度に内周側へ延設されている。そして、当該リブ203aが両面テープなどによる接着部207を介在して、発光表示部201の裏面201aに当接されることで、発光表示部201がベース部203に固着されている。

0005

かかる構成により、ダイヤル式スイッチ200では、光源204から照射される光が、ハウジング部202の内周側を通過して発光表示部201の裏面201aに入射した後、この発光表示部201の前面(すなわち、表示面201b)から出射するようにして発光表示部201を透過する。こうして発光表示部201(例えば、裏面201a)に印刷された表示内容を表示面201bに発光した状態で表示可能となっている。

先行技術

0006

特開平11−203973号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上述した従来のダイヤル式スイッチ200の構造では、発光表示部201が光源204から照射される光を透過しなければならないことから透過性の材料(クリア材)を用いて形成されているため、発光表示部201の外周から漏れた光が、メッキ処理されたリング部206に反射することで、見栄えを損なってしまう問題があった。

0008

また、発光表示部201がベース部203に対し、両面テープなどの接着部207を介して固着されているため、部品点数の増加に伴うコストアップの問題や経年劣化による剥がれなどの不具合が生じるおそれも懸念されていた。

0009

そこで、本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、外観の見栄えが損なわれることを防止できるとともに、部品点数を低減してコストを削減しつつ経年劣化による不具合の発生を未然に回避することができるダイヤル式スイッチの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光源と、当該光源から照射される光によって表示面が発光する円板状の発光表示部と、前記発光表示部の外周側に配置され、前端部に装飾部を有する円筒状の回動ノブと、前記発光表示部を保持する円筒状のベース部と、を備え、前記回動ノブの中心軸回り回動操作により所定のスイッチ動作を行うダイヤル式スイッチにおいて、
前記ベース部は、前記回動ノブと前記発光表示部との間に配置され、当該発光表示部の外周面を覆いつつ、当該外周面から出射される前記光源からの光を遮光することを特徴とする。

0011

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のダイヤル式スイッチにおいて、
前記回動ノブの内周側に配設され、前記中心軸における前後方向に長尺な円筒状のハウジング部を備え、
前記ベース部と前記ハウジング部との間に前記発光表示部を介在することを特徴とする。

0012

請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のダイヤル式スイッチにおいて、
前記ハウジング部は、前記回動ノブの内周側に位置する前記発光表示部の前記表示面とは反対の裏面側に前端部を当接させ、
前記ベース部は、少なくとも前記前端部側の前記発光表示部と対峙する内周面が、当該発光表示部の前記外周面に沿った形状で形成され、
前記ハウジング部の前端部と、前記ベース部の内周面との間に前記発光表示部を介在することを特徴とする。

0013

請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載のダイヤル式スイッチにおいて、
前記ベース部は、少なくとも前記発光表示部と対峙する内周面が、光を透過しない材料によって遮光処理されることを特徴とする。

0014

請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載のダイヤル式スイッチにおいて、
前記発光表示部の前記外周面には外方に向けて突出した第1の凸部が突設され、
前記ハウジング部の前記前端部における外周面には外方に向けて突出した第2の凸部が突設され、
前記ベース部の内周上には前記発光表示部の前記第1の凸部および、前記ハウジング部の第2の凸部に対応する切欠部が、前記中心軸の前後方向における同一線上に設けられていることを特徴とする。

0015

請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載のダイヤル式スイッチにおいて、
車両に搭載されることを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明によれば、ベース部が回動ノブと発光表示部との間に配置され、当該発光表示部の外周面を覆いつつ、当該外周面から出射される光源からの光を遮光するので、光源から照射された光が当該発光表示部の外周面から漏れて装飾部に反射することを未然に回避することができ、外観の見栄えが損なわれることを防止できる。
また、ベース部が回動ノブと発光表示部との間に配置され、当該発光表示部の外周面を覆うため、従来のように発光表示部側となる前端部に内周側へ向かって屈曲したリブを形成し、リブと発光表示部の裏面との間に接着部(例えば、両面テープ)を介在して発光表示部をベース部に固着させるのを排除することができる分、部品点数を低減してコストを削減することができるとともに、ベース部が発光表示部を直接保持することで経年劣化による剥がれなどの不具合が生じることを未然に回避することができる。
かくして、外観の見栄えが損なわれることを防止できるとともに、部品点数を低減してコストを削減しつつ経年劣化による不具合の発生を未然に回避することができるダイヤル式スイッチの提供を実現できる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施形態に係るダイヤル式スイッチの車載状態を示す正面図である。
ダイヤル式スイッチの要部を示す分解斜視図である。
図1におけるA−A断面を示す断面図である。
図3における要部を拡大して示す拡大断面図である。
従来のダイヤル式スイッチを示す側断面図である。
図5における要部を拡大して示す拡大断面図である。

実施例

0018

以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。

0019

図1は、本実施形態におけるダイヤル式スイッチ1の車載状態での正面図であり、図2は、ダイヤル式スイッチ1の要部の分解斜視図であり、図3は、図1のA−A線での断面図であり、図4は、図3における要部を拡大して示す拡大断面図である。
ダイヤル式スイッチ1は、例えば、車両に搭載されて所定のスイッチ動作を行うスイッチユニットであり、図1図3に示すように、車両のインストルメント・パネル100(以下、これを単に「インパネ100」と称す)から露出した円筒状の回動ノブ2と、略円形状の透過性板状部材(例えば、クリア材)からなる発光表示部としてのパネル3と、先端開口がパネル3で閉塞された略円筒状のハウジング部4と、該ハウジング部4のパネル3側となる前端部4aの外周面42およびパネル3の外周面31に覆設されたベース部5と、ハウジング部4の内部に配設された光源としてのLED6(Light Emitting Diode:発光ダイオード)と、回動ノブ2の先端開口である回動ノブ開口部21に係合された円環状の装飾部であるリング部7と、を備えている。

0020

具体的に、回動ノブ2は、前後方向に沿った中心軸Ax回りに回動可能に構成されており、当該中心軸Axにおける前後方向の前端部2aに、当該前端部2aの略全周に亘って開口された回動ノブ開口部21を備えている。また、回動ノブ2の後端側は、所定の前後方向長さに形成されており、略後半部が所定長さに亘ってインパネ100内に挿入されている。

0021

パネル3は、表示面3aとは反対の裏面3b側によって回動ノブ2の回動ノブ開口部21を閉塞するように配設されており、LED6から照射される光によって発光することで、裏面3bに印刷等により形成された表示内容を表示面3aに透過して表示可能となっている。このとき、パネル3の裏面3b側を略平坦に形成することにより、表示面3aに表示する表示内容を印刷することができる。さらに、パネル3の外周面31には、外方に向けて突出した第1の凸部3cが所定間隔複数箇所(例えば、4箇所)突設されており、後述するベース部5の切欠部5bと係合することにより、ベース部5に対して位置決めされた状態で固定される。また、本実施形態の場合、パネル3の外周面31には、表示面3aから裏面3b側に行くにつれ外径方向へ向かって傾斜するテーパ面が形成されている。

0022

ハウジング部4は、回動ノブ2の同心円上における該回動ノブ2の内周側に配設され、中心軸Ax方向の前後方向に亘って長尺な円筒部材である。そして、回動ノブ2の内周側に位置するパネル3の裏面3b側における周端部の略全周に亘って開口する先端開口としての開口部41を、回動ノブ2の中心軸Axにおける前後方向の前端部4a側に有している。また、ハウジング部4の前端部4aにおける外周面42には、外方に向けて突出した第2の凸部4bが所定間隔で複数箇所(この場合、4箇所)突設されており、後述するベース部5の切欠部5bと係合することにより、パネル3と一体的にベース部5に対して位置決めされた状態で固定されるようになっている。

0023

ハウジング部4の後端部は、中心軸Axに直交するように立設された基板8に保持部材9および摺動部10を介して、当該中心軸Ax方向に摺動自在に保持されている。基板8は、後面がカバー11によって覆われており、当該カバー11の外周に取着されたケース12を介してインパネ100に固定されている。基板8には、前方へ光を照射するように光軸を中心軸Axと一致させたLED6が中心軸Ax上に実装されている。また、基板8には、ハウジング部4の外周側にエンコーダユニット13が実装されている。このエンコーダユニット13は、中心軸Ax回りに回動可能な摺動部(図示せず)を有しており、当該摺動部が回動ノブ2の後端部と連結されていることによって、回動ノブ2の回動位置回動角度)を検出できるようになっている。そして、エンコーダユニット13が検出した回動角度に基づいて、図示しない制御機構を通じて所定のスイッチ動作が行われるようになっている。

0024

なお、ダイヤル式スイッチ1において、回動ノブ2の中心軸Ax回りの回動操作による動作結果(例えば、エアコンの温度調節の場合、調節後設定温度)は、図示省略するコントロールパネルに設けられた表示装置に表示されるようになっている。また、ハウジング4は、基板8に実装されたエンコーダユニット13の内周側に、摺動部10および保持部材9を介して、中心軸Ax方向に摺動自在に保持されているため、前端部4aに当接されたパネル3が押圧操作されることにより、当該中心軸Ax方向に摺動し、回動ノブ2の回動操作による所定のスイッチ動作(例えば、カーエアコンの温度調節や、カーオーディオ音量調節など)とは異なる他のスイッチ動作(例えば、カーエアコンの自動温度設定や、カーオーディオの音量を無音とするミュート設定等)が行われるようになっている。

0025

ベース部5は、図3において一点鎖線で示す要部Bを拡大した図4にも示すように、回動ノブ2の中心軸Axに沿ってパネル3の外周面31および、ハウジング部4の前端部4aにおける外周面42に覆設されており、回動ノブ2の中心軸Axにおける前後方向の前端部5a側が、パネル3の外周面31におけるテーパ面に沿うように、後端側に行くにつれ外径方向へ向かって傾斜するテーパ面で形成されている。このため、ベース部5は、テーパ面で形成された前端部5aと、ハウジング部4の前端部4aとの間に、パネル3の外周側を介在した状態で当該パネル3を挟持するようになっている。

0026

また、ベース部5は回動ノブ2の内周側に位置するパネル3の外周における略全周に亘って開口する先端開口部51を前端部5a側に有しており、当該先端開口部51を介して、パネル3の表示面3aを回動ノブ開口部21から露出させるようになっている。また、ベース部5は、少なくともパネル3と対峙する内周面52が、光を透過しない材料によって遮光処理されており、パネル3の外周面31から漏れるLED6からの光を、リング部7側へ出射しないように遮光可能となっている。

0027

さらに、ベース部5の内周には、中心軸Axの前後方向に延設されるスリット状の切欠部5bが、円周方向に所定間隔で複数箇所(例えば、4箇所)設けられ、パネル3の第1の凸部3cおよびハウジング部4の第2の凸部4bと係合することで、当該パネル3とハウジング部4とをベース部5に対して位置決めできるようになっている。このとき、ベース部5の切欠部5bとハウジング部4の第2の凸部4bとの間にパネル3の第1の凸部3cが介在されるため、この部分においても、ベース部5とハウジング部4との間にパネル3を挟持可能となっている。従って、ベース部5の切欠部5bと、パネル3の第1の凸部3cおよびハウジング部4の第2の凸部4bとを係合することで、ベース部5とハウジング部4との間に挟持されるパネル3の位置決めが可能であると換言できる。

0028

リング部7は、略全体がメッキ処理されており、回動ノブ2の同心円上におけるベース部5より外周に配設され、後端側の外周に貫設された孔部7aが回動ノブ2の前端部2aの内周に突設された突部2bに係合されることで回動ノブ2の回動ノブ開口部21に固定され、ダイヤル式スイッチ1の見栄えを向上させるようになっている。

0029

かかる構成を具備するダイヤル式スイッチ1では、LED6から照射される光が、ハウジング部4の内周側を通過してパネル3の裏面3bに入射した後、このパネル3の前面(すなわち、表示面3a)から出射するようにしてパネル3を透過する。こうしてパネル3の裏面3bに印刷された表示内容を表示面3aに発光した状態で表示可能となっている。

0030

なお、パネル3は押圧操作されることにより、回動ノブ2の回動操作による所定のスイッチ動作(例えば、カーエアコンの温度調節や、カーオーディオの音量調節など)とは異なる他のスイッチ動作(例えば、カーエアコンの自動温度設定や、カーオーディオの音量を無音とするミュート設定)を行うようになっていてもよい。

0031

とりわけ、本実施形態のダイヤル式スイッチ1では、図6に示した従来のダイヤル式スイッチ200とは異なり、ベース部203が、発光表示部201側となる前端部に内周側へ向かって屈曲したリブ203aを備えていない。すなわち、本実施形態のダイヤル式スイッチ1の場合、ベース部5は、回動ノブ2の中心軸Axに沿ってパネル3の外周面31および、ハウジング部4の前端部4aにおける外周面42に覆設されるため、パネル3と対峙する内周面52が、パネル3の外周面31から漏れたLED6の光をリング部7側へ出射しないように遮光できるので、パネル3の外周面31から漏れた光がリング部7に反射することを未然に回避することができる。

0032

また、本実施形態のダイヤル式スイッチ1では、図6に示した従来のダイヤル式スイッチ200とは異なり、ベース部203が、リブ203aと発光表示部201の裏面201aとの間に両面テープ等の接着部207を介在して発光表示部201をベース部203に固着させるのではない。すなわち、本実施形態のダイヤル式スイッチ1の場合、ベース部5がパネル3の表示面3aを、先端開口部51を介して回動ノブ開口部21から露出させつつ、回動ノブ2の中心軸Axに沿ってパネル3の外周面31および、ハウジング部4の前端部4aにおける外周面42に覆設されるため、ベース部5のテーパ面で形成された前端部5aと、ハウジング部4の前端部4aとの間に、パネル3の外周側を介在した状態で当該パネル3を挟持するので、接着部207(図6参照)を排除する分、部品点数を低減してコストを削減することができるとともに、ベース部5とハウジング部4との間にパネル3を直接挟持することで経年劣化による剥がれなどの不具合が生じることを未然に回避することができる。

0033

以上、本実施形態のダイヤル式スイッチ1によれば、LED6と、当該LED6から照射される光によって表示面3aが発光する円板状のパネル3と、パネル3の外周側に配置され、前端部2aにリング部7を有する円筒状の回動ノブ2と、パネル3を保持する円筒状のベース部5と、を備え、回動ノブ2の中心軸Ax回りの回動操作により所定のスイッチ動作を行うダイヤル式スイッチ1において、ベース部5は、回動ノブ2とパネル3との間に配置され、当該パネル3の外周面31を覆いつつ、当該外周面31から出射されるLED6からの光を遮光するので、LED6から照射された光が当該パネル3の外周面31から漏れてリング部7に反射することを未然に回避することができ、外観の見栄えが損なわれることを防止できる。
また、ベース部5が回動ノブ2とパネル3との間に配置され、当該パネル3の外周面31を覆うため、従来存在したリブ203aおよび接着部207(図6参照)を排除できる分、部品点数を低減してコストを削減することができるとともに、ベース部5がパネル3を直接保持することで経年劣化による剥がれなどの不具合が生じることを未然に回避することができる。
かくして、外観の見栄えが損なわれることを防止できるとともに、部品点数を低減してコストを削減しつつ経年劣化による不具合の発生を未然に回避することができるダイヤル式スイッチ1を提供することができる。

0034

また、ダイヤル式スイッチ1によれば、回動ノブ2の内周側に配設され、中心軸Axにおける前後方向に長尺な円筒状のハウジング部4を備え、ベース部5とハウジング部4との間にパネル3を介在するので、ベース部5とハウジング部4とにより、パネル3を挟持することができる。

0035

また、ダイヤル式スイッチ1によれば、ハウジング部4は、回動ノブ2の内周側に位置するパネル3の表示面3aとは反対の裏面3b側に前端部4aを当接させ、ベース部5は、少なくとも前端部5a側のパネル3と対峙する内周面52が、当該パネル3の外周面31に沿った形状で形成され、ハウジング部4の前端部4aと、ベース部5の内周面52との間にパネル3を介在するため、これらハウジング部4の前端部4aと、ベース部5の内周面52とにより、パネル3を挟持することができ、従来のようなリブの形成や接着部を設ける必要がない分、部品点数を削減して、コストを抑えることができるとともに、ハウジング部4の前端部4aと、ベース部5の内周面52とにより、パネル3を直接挟持するので、経年劣化による剥がれなどの不具合が生じることを未然に回避することができる。

0036

また、ダイヤル式スイッチ1によれば、ベース部5は、少なくともパネル3と対峙する内周面52が、光を透過しない材料によって遮光処理されるため、パネル3の外周面31から漏れるLED6からの光がリング部7側へ出射しないように、確実に遮光することができる。

0037

また、ダイヤル式スイッチ1によれば、パネル3の外周面31には外方に向けて突出した第1の凸部3cが突設され、ハウジング部4の前端部4aにおける外周面42には外方に向けて突出した第2の凸部4bが突設され、ベース部5の内周上にはパネル3の第1の凸部3cおよび、ハウジング部4の第2の凸部4bに対応する切欠部5bが、中心軸Axの前後方向における同一線上に設けられるため、ベース部5をパネル3の外周面31およびハウジング部4の外周面42に覆設する際に、第1および第2の凸部3c、4bを切欠部5bに係合することで、ベース部5に対するパネル3およびハウジング部4の位置決め、換言すれば、ベース部5とハウジング部4とにより挟持されるパネル3の位置決めが可能となっている。

0038

なお、本発明は上述した実施形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。

0039

例えば、上述の実施形態では、本発明のダイヤル式スイッチ1を車両に搭載されて所定のスイッチ動作を行うスイッチユニットに適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は光源から照射される光によって表示面が発光する発光表示部を有する円筒状の回動ノブを備え、当該回動ノブの中心軸回りの回動操作により所定のスイッチ動作を行うものであれば、この他、種々のスイッチユニットに広く適用することができる。

0040

また、上述の実施形態では、ベース部5において、少なくともパネル3と対峙する内周面52が、光を透過しない材料によって遮光処理されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばベース部5自体を遮光性材料を用いて形成してもよい。要は、LED6から照射される光を、パネル3の外周面31からリング部7側へ出射しないように遮光可能なものであれば、ベース部5における遮光処理としては、この他種々の遮光処理を広く適用することができる。

0041

1ダイヤル式スイッチ
2回動ノブ
2a前端部
3パネル(発光表示部)
3a 表示面
3b 裏面
3c 第1の凸部
4ハウジング部
4a 前端部
4b 第2の凸部
5ベース部
5a 前端部
5b切欠部
6LED(光源)
7リング部
7a 孔部
21 回動ノブ開口部
31外周面
41 開口部(先端開口)
42 外周面
51 先端開口部
52内周面
Ax 中心軸

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