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技術 シート状物押え具

出願人 第一ビニール株式会社
発明者 小林秀夫
出願日 2012年1月26日 (9年0ヶ月経過) 出願番号 2012-013878
公開日 2013年8月8日 (7年6ヶ月経過) 公開番号 2013-150582
状態 特許登録済
技術分野 植物の保護
主要キーワード 長方形板体 円弧状片 引っ掛かり用 上連結片 押し込み度合い コ字状形態 上方突出片 繋ぎ片
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年8月8日)のものです。
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図面 (20)

課題

農業用マルチシート等のシート状物を地面に確実に押さえて固定できながらこの押え状態を容易に解除できるシート状物押え具を提供する。

解決手段

体形成されてなる、シート状物3を地面2に押さえる押え板5と、押え板5を地面2に押圧する押えピン部材6とを具える。押え板5は、所要間隔を置いて2箇所のピン挿通孔部10,10を有する。押えピン部材6は、両ピン挿通孔部10,10に挿通されて地面2に押し込まれる2本のピン体11,11の上部相互が、握り部20を有する繋ぎ片19で連結されている。押え板5は、ピン体11,11に案内されて上昇でき、該押え板5が、前記押えピン部材6が有する規制部27に当接して最上昇位置を呈した状態で、手先を挿入させる挿入間隙30が、押え板5と握り部20との間に形成される。

概要

背景

農業用マルチシート等のシート状物を地面に押さえて固定するシート状物押え具の一例として、特許文献1記載のものが提案されている。該シート状物押え具aの一態様は、図31に示すように、上に突の円弧状片bの両端で、地中に押し込まれる2本の軸c,cを連設してなる、該軸c,cがハの字状に開脚した逆U字状押えピンdと、該両軸c,cを上下方向で挿通させ得る2個の挿通孔e,eが設けられてなる押え板fとを具えていた。

そして、かかるシート状物押え具aを用いて、地面gに敷設したシート状物hを上から押さえて地面gに固定するに際しては、同図に示すように、該シート状物h上に載せた前記押え板fに設けられている2個の挿通孔e,eに、前記2本の軸c,cを弾性的に窄めた状態にしてその下端部分j,jを挿通させて後、該軸c,cを該シート状物hに突き刺して地中に押し込む。この押し込みにより、地中で軸c,cが左右に拡がるため、前記円弧状片bを握って押えピンdを引き抜こうとしても土壌抵抗によって極めて大きな力を必要とし、前記押え板fで押さえられた状態にある該シート状物hは、風に煽られた程度の力では剥がされることがない効果を奏するものであった。

このように特許文献1が開示するシート状物押え具aは、前記2本の軸c,cが前記押え板fに設けられている2個の挿通孔e,eを挿通した状態で前記押えピンdを下方向に押し込み、これによって両軸c,cを地中で左右に拡がらせるものであることから、前記押え板fの上側に形成される握り部kとしての円弧部が該押え板fとの間で形成する手先挿入間隙mが、該押えピンdの押し込み度合いによっては小さくなった。このようになると、挿入間隙mに手先を挿入させ難い事態を招き、握り部kを握って押えピンを引き抜くことができなくなる問題があった。

概要

農業用マルチシート等のシート状物を地面に確実に押さえて固定できながらこの押え状態を容易に解除できるシート状物押え具を提供する。別体形成されてなる、シート状物3を地面2に押さえる押え板5と、押え板5を地面2に押圧する押えピン部材6とを具える。押え板5は、所要間隔を置いて2箇所のピン挿通孔部10,10を有する。押えピン部材6は、両ピン挿通孔部10,10に挿通されて地面2に押し込まれる2本のピン体11,11の上部相互が、握り部20を有する繋ぎ片19で連結されている。押え板5は、ピン体11,11に案内されて上昇でき、該押え板5が、前記押えピン部材6が有する規制部27に当接して最上昇位置を呈した状態で、手先を挿入させる挿入間隙30が、押え板5と握り部20との間に形成される。

目的

本発明は前記問題点に鑑みて開発されたものであり、シート状物を地面に確実に押えて固定することができながら、この押え状態を容易に解除できるシート状物押え具の提供を課題とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シート状物を地面に押さえて固定するシート状物押え具であって、該シート状物を地面に押え押え板と該押え板を地面に押圧する押えピン部材とを具え、該押え板と該押えピン部材は別体に形成されており、該押え板には、所要間隔を置いて2箇所のピン挿通孔部が設けられる一方、前記押えピン部材は、該両ピン挿通孔部に挿通されて地面に押し込まれる2本のピン体の上部相互が、手で握るための握り部を有する繋ぎ片で連結されると共に、前記押え板は、前記ピン体が前記ピン挿通孔部に挿通された状態で前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が、前記押えピン部材に設けられている規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、該規制部の間隙保持作用によって、手先を挿入させる挿入間隙を該押え板と前記握り部との間に形成できることを特徴とするシート状物押え具。

請求項2

前記押え板が前記最上昇位置で保持されるように、前記両ピン体が、前記押え板の前記両ピン挿通孔部間の部分を弾性的に挾持することを特徴とする請求項1記載のシート状物押え具。

請求項3

前記押え板が前記最上昇位置乃至それに近い状態で保持されるように、前記両ピン体が、前記押え板の前記両ピン挿通孔部の外縁部を該両ピン体が互いに離れる方向に弾性的に押圧することを特徴とする請求項1記載のシート状物押え具。

請求項4

前記押えピン部材は1本の金属線材屈曲して形成されており、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、該2本のピン体の上部の夫々において外方に屈曲形成された、水平状態で且つ略同高さの外方屈曲片部と、該両外方屈曲片部の先端の夫々において上方に屈曲形成された上方屈曲片部と、該両上方屈曲片部の上端相互を連結する、手で握るための握り部を有する連結片とで構成されており、前記両ピン体に案内されて上昇する前記押え板が、前記外方屈曲片部としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項5

前記押えピン部材は1本の金属線材を屈曲して形成されており、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、該2本のピン体の上部の夫々において内方に屈曲形成された、水平状態で且つ略同高さの内方屈曲片部と、該両内方屈曲片部の先端の夫々において上方に屈曲形成された上方屈曲片部と、該両上方屈曲片部の上端相互を連結する、手で握るための握り部を有する連結片とで構成されており、前記両ピン体に案内されて上昇する前記押え板が、前記内方屈曲片部としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項6

前記押え板は、押え板本体の上面に、所要間隔を置いて、略同高さの筒部が上方に向けて一体に突設されてなり、該筒部と該押え板本体とに亘って前記ピン挿通孔部が設けられており、前記ピン体が該ピン挿通孔部に挿通して、前記筒部の上端が前記繋ぎ片としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板本体と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項7

前記押え板は、押え板本体の上面に、所要間隔を置いて、該押え板本体とは別体に形成された略同長さの筒体が載置される如くなされ、該筒体と該押え板本体とに亘って前記ピン挿通孔部が設けられており、前記ピン体が該ピン挿通孔部に挿通して、前記筒体の上端が前記繋ぎ片としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板本体と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項8

前記2本のピン体の夫々には、その上端寄り部位に略同高さで、係止突部としての前記規制部が設けられており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が、前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項9

前記2本のピン体の夫々には、その上端寄り部位に略同高さで、該両ピン体の向き合う内方向に突出する如く屈曲された屈曲部、及び/又は、該内方向とは逆の外方向に突出する如く屈曲された屈曲部、としての前記規制部が設けられており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項10

前記2本のピン体の夫々には、その上端寄り部位に略同高さで、該両ピン体の向き合う内方向に突出する如くU字状に屈曲されたU字状屈曲部が形成されており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、前記ピン挿通孔部の外縁部分が該U字状屈曲部の凹部に嵌まり合った状態となることにより、該外縁部分が、前記U字状屈曲部の上側部分としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項11

前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、手先を挿入するためのリング状部を有しており、該リング状部の上辺は前記握り部を有すると共に、該リング状部の下辺は、前記両ピン体の上部相互を連結する連結片とされており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が、前記連結片としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

請求項12

前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、該両ピン体の上部相互を連結し、且つ、最上昇位置にある前記押え板の上面に当接し得る連結片部が設けられており、又、該連結片部の長さ方向の中央部位で上方に突出する上方突出片部が設けられると共に該上方突出片部の上端で、左右に逆方向に突出する前記握り部が設けられており、前記押え板が前記ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が前記連結片部としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート状物押え具。

技術分野

0001

本発明は、農業用マルチシート等のシート状物を地面に押さえて固定するシート状物押え具に関するものである。

背景技術

0002

農業用マルチシート等のシート状物を地面に押さえて固定するシート状物押え具の一例として、特許文献1記載のものが提案されている。該シート状物押え具aの一態様は、図31に示すように、上に突の円弧状片bの両端で、地中に押し込まれる2本の軸c,cを連設してなる、該軸c,cがハの字状に開脚した逆U字状押えピンdと、該両軸c,cを上下方向で挿通させ得る2個の挿通孔e,eが設けられてなる押え板fとを具えていた。

0003

そして、かかるシート状物押え具aを用いて、地面gに敷設したシート状物hを上から押さえて地面gに固定するに際しては、同図に示すように、該シート状物h上に載せた前記押え板fに設けられている2個の挿通孔e,eに、前記2本の軸c,cを弾性的に窄めた状態にしてその下端部分j,jを挿通させて後、該軸c,cを該シート状物hに突き刺して地中に押し込む。この押し込みにより、地中で軸c,cが左右に拡がるため、前記円弧状片bを握って押えピンdを引き抜こうとしても土壌抵抗によって極めて大きな力を必要とし、前記押え板fで押さえられた状態にある該シート状物hは、風に煽られた程度の力では剥がされることがない効果を奏するものであった。

0004

このように特許文献1が開示するシート状物押え具aは、前記2本の軸c,cが前記押え板fに設けられている2個の挿通孔e,eを挿通した状態で前記押えピンdを下方向に押し込み、これによって両軸c,cを地中で左右に拡がらせるものであることから、前記押え板fの上側に形成される握り部kとしての円弧部が該押え板fとの間で形成する手先挿入間隙mが、該押えピンdの押し込み度合いによっては小さくなった。このようになると、挿入間隙mに手先を挿入させ難い事態を招き、握り部kを握って押えピンを引き抜くことができなくなる問題があった。

先行技術

0005

特開2007−82522号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は前記問題点に鑑みて開発されたものであり、シート状物を地面に確実に押えて固定することができながら、この押え状態を容易に解除できるシート状物押え具の提供を課題とするものである。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係るシート状物押え具は、シート状物を地面に押さえて固定するシート状物押え具であって、該シート状物を地面に押える押え板と該押え板を地面に押圧する押えピン部材とを具え、該押え板と該押えピン部材は別体に形成されており、該押え板には、所要間隔を置いて2箇所のピン挿通孔部が設けられている。そして前記押えピン部材は、該両ピン挿通孔部に挿通されて地面に押し込まれる2本のピン体の上部相互が、手で握るための握り部を有する繋ぎ片で連結されている。又、前記押え板は、前記ピン体が前記ピン挿通孔部に挿通された状態で前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が、前記押えピン部材に設けられている規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、該規制部の間隙保持作用によって、手先を挿入させる挿入間隙を該押え板と前記握り部との間に形成できることを特徴とするものである。該シート状物押え具において、前記最上昇位置において、前記両ピン体が前記両ピン挿通孔部間の部分を弾性的に挾持し、これによって、該押え板が該最上昇位置で保持されるように構成するのがよい。或いは、前記最上昇位置において、前記両ピン体が、前記両ピン挿通孔部の外縁部を該2本のピン体が離れる方向に弾性的に押圧し、これによって、前記押え板が該最上昇位置乃至それに近い状態で保持されるように構成するのがよい。

0008

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な態様は、前記押えピン部材が1本の金属線材屈曲して形成されており、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、該2本のピン体の上部の夫々において外方に屈曲形成された、水平状態で且つ略同高さの外方屈曲片部と、該両外方屈曲片部の先端の夫々において上方に屈曲形成された上方屈曲片部と、該両上方屈曲片部の上端相互を連結する、手で握るための握り部を有する連結片とで構成されており、前記両ピン体に案内されて上昇する前記押え板が、前記外方屈曲片部としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0009

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記押えピン部材が1本の金属線材を屈曲して形成されており、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、該2本のピン体の上部の夫々において内方に屈曲形成された、水平状態で且つ略同高さの内方屈曲片部と、該両内方屈曲片部の先端の夫々において上方に屈曲形成された上方屈曲片部と、該両上方屈曲片部の上端相互を連結する、手で握るための握り部を有する連結片とで構成されており、前記両ピン体に案内されて上昇する前記押え板が、前記内方屈曲片部としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0010

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記押え板が、押え板本体の上面の左右に、略同高さの筒部が上方に向けて一体に突設されてなり、該筒部と前記押え板本体とに亘って前記ピン挿通孔部が設けられており、前記ピン体が該ピン挿通孔部に挿通して、前記筒部の上端が前記繋ぎ片としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0011

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記押え板が、押え板本体の上面の左右に、該押え板本体とは別体に形成された略同長さの筒体が載置される如くなされ、該筒体と該押え板本体とに亘って前記ピン挿通部が設けられており、前記ピン体が該ピン挿通孔部に挿通して、前記筒体の上端が前記繋ぎ片としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板本体と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0012

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記2本のピン体の夫々に、その上端寄り部位に略同高さで、係止突部としての前記規制部が設けられており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が、前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0013

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記2本のピン体の夫々に、その上端寄り部位に略同高さで、該両ピン体の向き合う内方向に突出する如く屈曲された屈曲部、及び/又は、該内方向とは逆の外方向に突出する如く屈曲された屈曲部、としての前記規制部が設けられており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0014

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記2本のピン体の夫々に、その上端寄り部位に略同高さで、該両ピン体の向き合う内方向に突出する如くU字状に屈曲されたU字状屈曲部が形成されており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、前記ピン挿通孔部の外縁部分が該U字状屈曲部の凹部に嵌まり合った状態となることにより、該外縁部分が、前記U字状屈曲部の上側部分としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0015

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片が、手先を挿入するためのリング状部を有しており、該リング状部の上辺は前記握り部を有すると共に、該リング状部の下辺は、前記両ピン体の上部相互を連結する連結片とされており、前記押え板が前記両ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が、前記連結片としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

0016

本発明に係るシート状物押え具のより具体的な他の態様は、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片が連結片部を有しており、該連結片部は、該両ピン体の上部相互を連結し、且つ、最上昇位置にある前記押え板の上面に当接し得るものである。そして、該連結片部の長さ方向の中央部位で上方に突出する如く上方突出片部が設けられると共に該上方突出片部の上端で、左右に逆方向に突出する前記握り部が設けられている。そして前記押え板は、前記ピン体に案内されて上昇でき、該押え板が前記連結片部としての前記規制部に当接して最上昇位置を呈した状態で、前記押え板と前記握り部との間に前記挿入間隙を形成できることを特徴とするものである。

発明の効果

0017

本発明は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係るシート状物押え具は、別体に形成された押え板と押えピン部材を具えるため、押えピン部材と押え板とが一体に形成されている場合に比し、保管時等における収納スペースが小さくて済む。又、シート状物押え具を梱包して出荷するに際しては、左右のピン体間のスペースを有効利用して該スペースに前記押え板を配置でき、これによって、全体を平板状態にして梱包することが可能となり梱包形態を小さくできる。

0018

(2) 本発明に係るシート状物押え具によるときは、押えピン部材の突き刺しによって押え板を下方向に押圧することにより、シート状物を地面に押さえて固定できる。そして、このように押えピン部材を地面に突き刺した状態で、前記規制部の間隙保持作用によって、繋ぎ片を構成する握り部と該押え板との間に、手先を挿入させる挿入間隙を形成できる。かかることから、シート状物を除去したり交換する際は、該挿入間隙に手先を挿入し該握り部を手で握って、押えピン部材を容易に引き抜くことができる。又、該押えピン部材を地面に突き刺す際も、握り部を手で握って該押えピン部材を地面に容易に突き刺すことができる。

0019

(3) 前記最上昇位置において、前記両ピン体が前記押え板の前記ピン挿通孔部間の部分を弾性的に挾持するように構成する場合は、該押え板が、その最上昇位置で安定的に保持され、その落下が防止されることとなる。このような効果は、前記最上昇位置において、前記両ピン体が前記押え板の前記ピン挿通孔部の外縁部を該両ピン体が互いに離れる方向に弾性的に押圧するように構成する場合も同様に得られる。
かかることから、押えピン部材を引き抜くと同時に押え板が該押えピン部材と共にシート状物から取り外されることになる。従って、押えピン部材を除去した後にシート状物上に残った押え板を拾い集める手間を削減でき、作業の能率化を達成できることとなる。

0020

(4) 特に、前記押えピン部材を1本の金属線材を屈曲して形成するものとし、前記2本のピン体の上部相互を連結する前記繋ぎ片は、前記左右のピン体の上端で逆方向に外方に屈曲する外方屈曲片部と、該両外方屈曲片部の先端で、上方に向けて屈曲する上方屈曲片部と、該両上方屈曲片部の上端相互を連結する、握り部を有する連結片とで構成するときは、押えピン部材を、溶接等の手段を用いることなく簡易に製造できると共に、該外方屈曲片部で、押え板の両側部分をシート状物に向けて押圧できる。又、このように構成することによって、前記挿入間隙に手先を挿入して前記握り部を握れば、両側の指が左右の外方屈曲片部を上から押さえた状態になるため、シート状物を地面に、より安定的に押さえて固定できることとなる。又、左右のピン体間の間隔をより小さく設定できながら、手先を挿入するための挿入間隙をより大きく設定できることとなり、押えピン部材をコンパクトに構成できることともなる。
そして、前記挿入間隙に手先を挿入して前記握り部を握ったときに、両側の指が左右の外方屈曲片部を上から押さえた状態となるため、押えピン部材を地面に押し込む際にその押し込みをより安定的に然も容易に行うことができる。

図面の簡単な説明

0021

本発明に係るシート状物押え具の使用状態を示す斜視図である。
その断面図である。
本発明に係る押え具を示す斜視図である。
その押え具を構成する押えピン部材を示す正面図である。
押え板を押えピン部材に取り付け、該押え板を最上昇位置に位置させた状態を示す一部断面正面図である。
押えピン部材に押え板を取り付けて該押え板を最上昇位置に位置させる作業工程を説明する斜視図と一部断面正面図である。
シート状物押え具を用いてシート状物を地面に押さえて固定する作業工程を説明する一部断面正面図である。
シート状物を地面に押さえて固定した状態を示す一部断面正面図である。
シート状物を地面から取り外すに際して、シート状物押え具を引き抜く作業工程を示す一部断面正面図である。
シート状物を地面に押さえて固定する他の作業工程を説明する一部断面正面図である。
シート状物押え具を梱包して出荷するに際して、押えピン部材の左右のピン体間のスペースに押え板を配置した状態を示す斜視図である。
シート状物押え具の他の実施例を説明する斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す一部断面正面図と、押え板を示す斜視図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
シート状物押え具のその他の実施例を示す斜視図と、その一部断面正面図である。
従来のシート状物押え具の問題点を説明する説明図である。

0022

図1〜3において本発明に係るシート状物押え具1は、地面2に敷設されたシート状物3を上から押さえる押え板5と該押え板5を地面2に押圧する押えピン部材6とを具えている。例えば、7を覆うように敷設された農業用マルチシート3aとしてのシート状物3の両側の縁部分9,9を地面2に押さえて固定するために用いられる。

0023

該押え板5は、本実施例においては図3に示すように、合成樹脂製の角丸長方形板体として形成され、その厚さは例えば2mmに設定されている。又、その長辺長さは100mmに設定されており、その長手中心線上の両側には、49mmの孔心間距離L1を隔てて5mm径のピン挿通孔部10,10が設けられている。

0024

前記押えピン部材6は、図3〜4に示すように、前記2個のピン挿通孔部10,10に挿通されて地面2に押し込まれる2本のピン体11,11の上部12,12相互が、手で握るための握り部20を有する繋ぎ片19で連結されている。そして前記押え板5は、前記ピン体11,11が前記ピン挿通孔部10,10に挿通された状態で該両ピン体11,11に案内されて上昇でき、該押え板5が該押えピン部材6に設けられている規制部27に当接して最上昇位置Aを呈した状態で、該規制部27の間隙保持作用によって、手先を挿入させる挿入間隙30を該押え板5と前記握り部20との間に形成できる。

0025

これをより具体的に説明すれば、該押えピン部材6は本実施例においては、例えば、直径が3mmの1本の金属線材(鉄線等)を屈曲して形成されており、前記押え板5に設けられている2個のピン挿通孔部10,10に挿通されて地面2に押し込まれる2本の直線状のピン体11,11を具えている。そして、前記2本のピン体11,11の上部相互を連結する前記繋ぎ片19は、該2本のピン体11,11の上部12,12の夫々において外方に屈曲形成された、水平状態で且つ略同高さの外方屈曲片部13,13と、該両外方屈曲片部13,13の先端15,15の夫々において上方に屈曲形成された、上方屈曲片部16,16と、該両上方屈曲片部16,16の上端17,17相互を連結する、例えば、水平な直線状を呈する連結片14とで構成されている。該連結片14は、手18(図6)で握るための水平な握り部20を有する。

0026

そして、直線状を呈する前記2本のピン体11,11の夫々は、図4に示すように、その上部12で、該上部から下端22に向かうにつれて、該2本のピン体11,11の向き合う方向に稍屈曲されている。該両ピン体11,11の自由状態における上部12,12間の距離L2は49mm程度に設定されると共に、その下端22,22間の距離L3は38mm程度に設定されている。かかる構成を有する2本のピン体11,11は、該上部12,12を中心に、該2本のピン体11,11が離れる方向に弾性的に拡開させ得るように構成されている。

0027

そして図5に示すように、該ピン体11,11の下端部分23,23を前記押え板5に設けられている前記2個のピン挿通孔部10,10に挿通させて、該押え板5の上面25が前記両外方屈曲片部13,13としての前記規制部27,27に当接するまで上昇させると、該押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で、該両ピン体11,11が、前記押え板5の前記ピン挿通孔部10,10間の部分26を弾性的に挾持できる。これによって、該押え板5は該最上昇位置Aで保持され、その落下が防止される。

0028

そして、該押え板5が該最上昇位置Aを呈した状態で、前記規制部27,27(外方屈曲片部13,13)の間隙保持作用によって、該押え板5と前記握り部20との間に、図5に示すように、横長四角形状を呈する、手先を挿入させるための前記挿入間隙30を形成できる。

0029

ここで、前記押えピン部材6の主要部の寸法を例示すれば、図4に示すように、前記ピン体11の長さL4は147mm程度に設定されると共に前記外方屈曲片部13の突出長さL5は17mm程度に設定され、前記上方屈曲片部16の長さL6は21mm程度に設定され、前記連結片14の長さL7は80mm程度に設定されている。

0030

然して、かかる構成を有するシート状物押え具1を用いて前記シート状物3を地面2に押さえて固定するに際しては、先ず図6(A)(B)に示すように、両ピン体11,11を稍開いてその下端部分23,23を前記押え板5の左右のピン挿通孔部10,10に挿通させる。その後、図6(B)に矢印で示すように、該押え板5を両ピン体11,11に案内させて上方向にスライドさせ、図6(C)に示すように、該押え板5を、前記最上昇位置Aを呈した状態にする。これらの操作は、図6に示すように、前記握り部20を手18で握って行うのがよい。

0031

本実施例においてはこの状態で、両側の指(図6においては、人指し指31aと小指31b)31,31が、前記左右の外方屈曲片部13,13の上側に当接した状態となる。

0032

その後、前記シート状物3を地面2に固定すべき箇所において、図7(A)に示すように、前記左右のピン体11,11の下端32,32で該シート状物3を突き破り図7(B)に示すように、前記握り部20を手18で握ったまま前記押えピン部材6を地面2に押し込む。この押し込みは、両側の指31,31が左右の外方屈曲片部13,13を上から押さえる状態となるために安定的に行うことができる。

0033

図7(B)は、前記押え板5が、前記左右の外方屈曲片部13,13によって下方向に押されて前記シート状物3の上面33に押さえ付けられた状態を示している。これによって、該シート状物3は地面2に安定的に固定される。本実施例においては、押えピン部材6が左右の外方屈曲片部13,13を具えるため、図7(B)、図8に示すように、該左右の外方屈曲片部13,13によって押え板5の両側部分35,35を地面2に向けて安定的に押さえることが可能であり、シート状物3をより安定的に地面に押さえて固定できる。

0034

このようにシート状物3を確実に押さえた状態においても、図8に示すように、前記押え板5と前記握り部20との間には、前記規制部27,27(外方屈曲片部13,13)としての間隙保持部27,27の間隙保持作用によって、該押え板5と該握り部20との間に、手先を挿入させる前記挿入間隙30が形成される。

0035

前記シート状物3を地面2から取り外すに際しては、図9(A)に示すように、前記挿入間隙30に手先を挿入して前記握り部20を手18で握って、前記左右のピン体11,11を地中から引き抜く。

0036

このように引き抜く際、前記のように両ピン体11,11が前記ピン挿通孔部間の部分26を弾性的に挾持した状態にあることから、図9(B)に示すように、該押え板5が前記最上昇位置Aを呈したまま、両ピン体11,11が引き抜かれることになる。換言すれば、前記押えピン部材6を引き抜いたときに、前記押え板5が前記左右のピン体11,11と共に持ち上がってくることとなる。従って、押えピン部材6を除去した後にシート状物3上に残った押え板5を拾い集める手間を削減でき、作業の能率化を達成できることとなる。

0037

図10(A)は、前記シート状物押え具1を用いてシート状物3を地面2に押さえて固定する他の要領を示すものである。例えば風がある中での作業の場合は、シート状物3のばたつきを防ぐために、先ず、前記押え板5をシート状物3の上面33の所要部位に当接させ、該当接状態を保持したまま、前記と同様にして、前記握り部20を手で握る。この状態で、図10(B)に示すように、前記左右のピン体11,11を稍開いて両ピン体11,11の下端部分23,23を前記2個のピン挿通孔部10,10に挿通させ、該シート状物3を突き破って押えピン部材6を地面2に押し込む。その後、図10(C)に示すように、前記左右の外方屈曲片部13,13が該押え板5の上面25に当接するまで両ピン体11,11を地面に押し込む。これにより、図10(C)に示すように、該押え板5を介して、シート状物3を地面2に、安定的に押さえて固定できる。

0038

このように前記シート状物押え具1によるときは、前記握り部20を握って、押えピン部材6を地面2に安定状態で押し込むことができると共に、特別な道具を用いることなく、該握り部20を握って押えピン部材6を安定状態で地面から容易に引き抜くことができる。

0039

なお、前記構成を有するシート状物押え具1を梱包して出荷するに際しては、図11に示すように、左右のピン体11,11間のスペース34を有効利用して該スペース34に前記押え板5を配置し、全体を平板状態にして梱包することができる。この際、複数本の押えピン部材6を積み重ね状態としてもよく、又、複数枚の押え板5を積み重ね状態としてもよい。

0040

図12〜20は、本発明に係るシート状物押え具1の他の態様を示す。これらのシート状物押え具1によるときも、実施例1における場合と同様に、前記握り部20を手で握って、前記押えピン部材6を地面2に安定状態で押し込むことができ、この押し込みによって、シート状物3を地面2に押さえて固定できる。又、前記挿入間隙30に手先を挿入して該握り部20を手で握って、押えピン部材6を安定状態で地面から引き抜くことができる。この引き抜きは、前記押え板5を前記最上昇位置Aに位置させたまま行うことができる。

0041

(1)図12に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6の繋ぎ片19は、所要間隔を隔てる2本のピン体11,11の上部12,12の夫々において内方に屈曲形成された、水平状態で且つ略同高さの内方屈曲片部36,36と、該両内方屈曲片部36,36の夫々の先端37,37において上方に屈曲形成された上方屈曲片部39,39と、該両上方屈曲片部39,39の上端17,17相互を連結する、例えば、水平な直線状を呈する連結片24とで構成されている。該連結片24は、手で握るための握り部20を有する。

0042

この場合も、両ピン体11,11の下端部分23,23を、前記と同様構成の押え板5の両ピン挿通孔部10,10に挿通させ、該押え板5を、両ピン体11,11に案内させて上方向にスライドさせ、最上昇位置Aとすることにより、図12(B)に示すように、該押え板5と該握り部20との間に、前記内方屈曲片部36,36としての規制部27,27の間隙保持作用によって、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される。そして、押えピン部材6を地面2に押し込んだ状態においては、前記内方屈曲片部36,36が押え板5の両側部分35,35を地面2に向けて安定状態で押さえる。なお本実施例においても、該押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で、両ピン体11,11が該押え板5のピン挿通孔部間の部分26を弾性的に挾持し得るようになされている。

0043

かかるシート状物押え具1によるときも、前記握り部20を手で握って、押えピン部材6を地面2に安定状態で押し込むことができ、この押し込みによって、シート状物3を地面2に押さえて固定できると共に、押えピン部材6を引き抜く際は、前記挿入間隙30に手先を挿入して前記握り部20を手で握って押えピン部材6を地中から容易に引き抜くことができる。

0044

(2)図13に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、所要間隔を隔てる2本のピン体11,11の上部12,12相互を、手で握るための握り部20を有する繋ぎ片19で連結してなるコ字状形態を呈している。そして前記押え板5は、例えば角丸の長方形板体として形成された押え板本体38の上面28の両側部位に、略同高さの筒部60,60が上方に向けて一体に突設されてなり、該筒部60と該押え板本体38とに亘って前記ピン挿通孔部10,10が設けられている。そして、両ピン体11,11の下端部分23,23を該ピン挿通孔部10,10に挿通させ、該押え板5を、該両ピン体11,11に案内させて上方向にスライドさせると、図13(B)に示すように、前記筒部60,60の上端40,40が前記繋ぎ片19としての規制部27に当接して最上昇位置を呈した状態で、該規制部27の間隙保持作用によって、前記押え板本体(押え板5の一部分)38と前記握り部20との間に、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される。本実施例における場合も前記と同様にして、該押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で、両ピン体11,11が前記ピン挿通孔部間の部分26を弾性的に挾持し得る。

0045

(3)図14に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、所要間隔を置いて対向する2本のピン体11,11の上部12,12相互を、手で握るための握り部20を有する繋ぎ片19で連結してなるコ字状形態を呈している。そして前記押え板5は、例えば角丸の長方形板体として形成された押え板本体38の上面28に、所要間隔を置いて、該押え板本体38とは別体に形成された略同長さの筒体44,44が載置される如くなされている。そして、該筒体44と該押え板本体38とに亘って、図14(B)に示すように、前記ピン挿通孔部10,10が設けられており、前記ピン体11,11が該ピン挿通孔部10,10に挿通して、前記筒体44,44の上端58,58が前記繋ぎ片19としての前記規制部27に当接して最上昇位置を呈した状態で、図14(B)に示すように、前記押え板本体(押え板5の一部分)38と前記繋ぎ片19との間に、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される。そして、該押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で、両ピン体11,11が前記ピン挿通孔部10,10間の部分26を弾性的に挾持し得る。

0046

(4)図15に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、所要間隔を置いて対向する2本のピン体11,11の上部12,12相互を、手で握るための握り部20を有する繋ぎ片19で連結してなるコ字状形態を呈しており、両ピン体11,11の上端寄り部位に略同一高さで、例えば円板状を呈する係止突部41,41としての前記規制部27,27が設けられている。そして、実施例1におけると同様構成の押え板5に設けられている左右のピン挿通孔部10,10に左右のピン体11,11の下端部分23,23を挿通させ、該押え板5を該ピン体11,11に案内させて上方向にスライドさせて最上昇位置Aとすることにより、図15(B)に示すように、該押え板5と前記握り部20との間に、前記係止突部41,41としての規制部27,27の間隙保持作用によって、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される如くなされている。そして本実施例においても前記と同様、前記押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で、両ピン体11,11が前記ピン挿通孔部間の部分26を弾性的に挾持し得る。

0047

(5)図16に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、所要間隔を置いて対向する2本のピン体11,11の上部12,12相互を、手で握るための握り部20を有する繋ぎ片19で連結してなるコ字状形態を呈しており、両ピン体11,11の上端寄り部位に略同高さで、該両ピン体11,11が向き合う内方向に突出する如く屈曲されたU字状の屈曲部42,42からなる規制部27,27が設けられている。

0048

又、図17に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、所要間隔を置いて対向する2本のピン体11,11の上部12,12相互を、握り部20を有する繋ぎ片19で連結してなるコ字状形態を呈しており、両ピン体11,11の上端寄り部位に略同高さで、該両ピン体11,11が外方向に突出する如く屈曲されたU字状の屈曲部43,43からなる規制部27,27が設けられている。

0049

そして、これらのシート状物押え具1,1によるときは、実施例1におけると同様構成の押え板5が、図16(B)、図17(B)に示すように、両ピン体11,11に案内されて最上昇位置Aを呈した状態で、前記押え板5と前記握り部20との間に、前記規制部27の間隙保持作用によって、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される如くなされている。本実施例においても前記と同様、前記押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で、両ピン体11,11が前記ピン挿通孔部間の部分26を弾性的に挾持し得る。なお、前記左右の規制部27,27は、図16に示す前記U字状の屈曲部42と図17に示す前記U字状の屈曲部43の組み合わせで構成されてもよい。又、該左右の規制部27,27は、U字状を呈しない屈曲部であってもよい。

0050

(6)図18に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、所要間隔を置いて対向する2本のピン体11,11の上部12,12相互を、手で握るための握り部20を有する繋ぎ片19で連結してなるコ字状形態を呈している。そして、両ピン体11,11の夫々には、その上端寄り部位に略同高さで該両ピン体の向き合う方向に突出する如く、U字状に屈曲されたU字状屈曲部45,45が形成されており、該U字状屈曲部45,45の上側部分46,46が前記規制部27,27を構成している。本実施例においては左右のピン体11,11は、その上部12,12において外向きに開いており、両ピン体11,11を弾性的に内向きに窄めることができるように構成されている。又、前記と同様構成の押え板5に設けられている前記左右のピン挿通孔部10,10は、図18(A)に示すように、左右方向に稍長い長孔として形成されている。

0051

そして、両ピン体11,11が内側に窄められた状態で、該両ピン体11,11の下端部分23,23を前記押え板5の前記ピン挿通孔部10,10に挿通させ、該押え板5を、両ピン体11,11に案内させて上方向にスライドさせ、最上昇位置Aを呈した状態とすることにより、前記ピン挿通孔部10,10の外縁部分47,47が、図18(B)(C)に示すように、前記U字状屈曲部45,45の凹部49,49に嵌まり合った状態となる。これにより該押え板5は、前記規制部27,27に当接して最上昇位置Aを呈し、該押え板5が前記握り部20に向けて移動するのが阻止される。該規制部27,27の間隙保持作用によって、該押え板5と該握り部20との間に、手先を挿入させる挿入間隙30が形成されることとなる。

0052

(7)図19に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、左右2本のピン体11,11の上部12,12相互を連結する前記繋ぎ片19がリング状部48を有している。該リング状部48の上辺は上連結片51として形成されており、前記握り部20を有している。又、前記リング状部48の下辺は下連結片52として形成されており、前記上部12,12相互を直接に連結している。そして、前記と同様構成の押え板5を、両ピン体11,11に案内させて上方向にスライドさせると、前記下連結片52からなる規制部27が該押え板5の上面25に当接することによって、該押え板5と前記握り部20との間に、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される如くなされている。

0053

(8)図20に示すシート状物押え具1を構成する押えピン部材6は、左右2本のピン体11,11の上部12,12相互を連結する前記繋ぎ片19が、該2本のピン体11,11の上部12,12相互を連結し且つ最上昇位置Aにある前記押え板5の上面25に当接し得る、連結片部54としての規制部27が設けられている。又、該連結片部54の長さ方向の中央部位において上方突出片部53が突設されると共に、該上方突出片部53の上端55で、逆方向に突出する握り部20,20が設けられている。

0054

然して、前記2本のピン体11,11の下端部分23,23が前記押え板5に設けられている左右のピン挿通孔部10,10に挿通されて該押え板5が該ピン体11,11に案内されて最上昇位置Aを呈した状態にすると、図20(B)に示すように、前記連結片部54としての規制部27が該押え板5の上面25に当接することによって、該押え板5と前記握り部20との間に、手先を挿入させる挿入間隙30が形成される如くなされている。そして本実施例における場合も、前記押え板5が、左右2本のピン体11,11に案内されて最上昇位置Aを呈した状態で、両ピン体11,11が前記ピン挿通孔部間の部分26を弾性的に挾持し得る。

0055

(9) 例えば図3〜4に示すシート状物押え具1において、前記とは逆に、左右2本のピン体11,11の下端32,32間の間隔をその上部12,12間の間隔よりも大きく設定し、該両ピン体11,11を内側に弾性的に窄めることができるように構成することもある。
この場合は、例えば図21に示すように、該両ピン体11,11を内側に窄めた状態にして、該両ピン体11,11の下端部分23,23を前記押え板5の左右のピン挿通孔部10,10に挿通させた後、該押え板5を両ピン体11,11に案内させて最上昇位置Aを呈する如くなすと、両ピン体11,11の上部12,12が両ピン挿通孔部10,10の外縁部56,56を、該両ピン体11,11が離れる方向に弾性的に押圧することよって、該押え板5を、最上昇位置A乃至それに近い状態で保持できることになる。

0056

(10)図22〜26は、前記ピン挿通孔部10を、前記押え板5の対向する外縁部57,57で設けた直線状欠切部59の内側部分を以て構成した場合を示している。その他の構成は、図22については図12と、図23については図15と、図24については図16と、図25については図19と、図26については図20と、同様であるため、その具体的な説明を省略する。
又、図27〜30は、前記ピン挿通孔部10を、前記押え板5の長さ方向に延長して設けた長孔部59の外側部分を以て構成した場合を示している。これらは何れも、両ピン体11,11の上部12,12が両ピン挿通孔部10,10の外縁部56,56を、該両ピン体11,11が離れる方向に弾性的に押圧することよって、該押え板5を、最上昇位置A乃至それに近い状態で保持できるように構成されている。

0057

本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。

0058

(1) 前記挿入間隙30は、前記押え板5が最上昇位置Aを呈した状態で押え板5と握り部20との間に、手先を挿入可能に構成されて該握り部20を手で握ることを可能にするものであれば、前記の他、各種に構成され得る。

0059

(2) 前記2本のピン体11,11は、垂直な平行状態にあってもよい。

0060

(3) 前記押え板5の形態は、前記した長方形板体を呈するものの他、シート状物3を地面2に押えることができるものであれば、円板状等を呈するものであってもよい。

0061

(4) 前記ピン挿通孔部10としては、前記の他、前記ピン体11を挿通させ得る各種構成のものを採用できる。

0062

(5) 前記押え板5は金属製とされることもあり、又、前記押えピン部材6は合成樹脂製とされることもある。そして、該押えピン部材6を構成する前記握り部20は、前記実施例で示したような水平な直線状を呈するものには限られず、湾曲状態等を呈するものであってもよい。又、該押えピン部材6を構成する2本のピン体11,11は、地面に突き刺された状態における引き抜き抵抗を増大させるために、その外面に、引っ掛かり用の適宜の凹凸部が設けられることもある。

実施例

0063

(6) 前記シート状物3は、前記した農業用のマルチシートの他、例えば田や土手等に張り付けられる防草シートや、遮光シート緑化用シート等の各種のシート状を呈するものを含むものである。又、それは樹脂シートである他、不織布、寒冷紗等、各種のシート状を呈するものであってよい。

0064

1シート状物押え具
2 地面
3 シート状物
5押え板
6押えピン部材
9 縁部分
10ピン挿通孔部
11ピン体
13 外方屈曲片部
16 上方屈曲片部
19繋ぎ片
20握り部
25 上面
27規制部
30挿入間隙
31 指
36内方屈曲片部
38 押え板本体
39 上方屈曲片部
41係止突部
42 U字状屈曲部
43 U字状屈曲部
44筒体
45 U字状屈曲部
46 上側部分
47外縁部分
48リング状部
49 凹部
50連結片
51上連結片
52 下連結片
53上方突出片部
54 連結片部
60 筒部

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    【課題・解決手段】下記一般式(1)で表されるマレイミド系化合物からなる蛍光体。(式中、R1は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又はハロゲン原子を示し、Aは置換若しくは非置換のフェニル基、又は置換若しく... 詳細

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