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課題
解決手段
ディスプレイ装置、ユーザ入力装置およびその制御方法が開示される。複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置は、第1ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるタッチパッド部と、第2ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるボタン部と、前記タッチパッド部または前記ボタン部を介して入力されたモード切り替え命令を前記ディスプレイ装置に伝送する通信部とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令である。
概要
背景
近年、スマートテレビの発達により、アイコン等を含む多様なユーザインターフェース画面が提供されている。このようなユーザインターフェース画面は、従来のテレビリモコンのみで制御することに不都合が生じていた。それにより、より便利な入力方法を提供するために、ユーザ入力装置にタッチパッドを適用した商品が発売されている。
タッチパッドを適用したユーザ入力装置では、従来の4方向中心のユーザインターフェースに対応するために、特定領域をタップ(Tap)したり、方向性をもつフリック(Flick)等の方法を採用している。なお、4方向中心のディスプレイモードとポインタ(Pointer)を使用したディスプレイモードのモード切り替えのために、物理的なボタンを別途に提供する方式が採用されている。
上述のタッチパッドの一定領域をタップする方式や、モード切り替えのために別途の物理的なボタンをクリックする場合、ユーザが入力装置を見詰めた状態での操作が必要であり、コンテンツ利用中の集中を妨害する可能性があり、方向性をもつフリック動作は、ユーザの誤操作をもたらす可能性が高く、長時間にわたる操作の際は疲労感を感じるという問題点があった。
概要
自然で且つ直観的にディスプレイモードを切り替えることができるディスプレイ装置、ユーザ入力装置およびその制御方法を提供することにある。ディスプレイ装置、ユーザ入力装置およびその制御方法が開示される。複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置は、第1ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるタッチパッド部と、第2ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるボタン部と、前記タッチパッド部または前記ボタン部を介して入力されたモード切り替え命令を前記ディスプレイ装置に伝送する通信部とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令である。
目的
なお、4方向中心のディスプレイモードとポインタ(Pointer)を使用したディスプレイモードのモード切り替えのために、物理的なボタンを別途に提供する
効果
実績
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請求項1
複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置において、ユーザインターフェース画面をディスプレイするディスプレイ部と、前記ディスプレイ装置の前記複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有するユーザ入力装置からモード切り替え命令を受信する通信部と、前記通信部を介して受信されたモード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面を再構成する制御部とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であることを特徴とするディスプレイ装置。
請求項2
前記複数のディスプレイモードは、ハイライトモードとポインティングモードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記制御部は、前記モード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面をポインティングモードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
請求項3
前記ポインティングモードの操作に使われる操作方式は、タッチ入力方式であることを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
請求項4
請求項5
請求項6
前記制御部は、前記ポインティングモードに切り替わると、前記ユーザインターフェース画面にポインタを表示し、前記モード切り替え命令に対応して前記ポインタを段階的に鮮明に表示することを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
請求項7
前記複数のディスプレイモードは、ハイライトモードとポインティングモードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記制御部は、前記モード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面をハイライトモードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
請求項8
前記ハイライトモードの操作に使われる操作方式は、ボタン入力方式であることを特徴とする請求項7に記載のディスプレイ装置。
請求項9
複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置において、第1ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるタッチパッド部と、第2ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるボタン部と、前記タッチパッド部または前記ボタン部を介して入力されたモード切り替え命令を前記ディスプレイ装置に伝送する通信部とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であることを特徴とするユーザ入力装置。
請求項10
前記複数のディスプレイモードは、ハイライトモードとポインティングモードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力されることを特徴とする請求項9に記載のユーザ入力装置。
請求項11
前記複数のディスプレイモードは、ハイライトモードとポインティングモードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力されることを特徴とする請求項9に記載のユーザ入力装置。
請求項12
複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置の制御方法において、現在のディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面をディスプレイするステップと、前記複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有するユーザ入力装置からモード切り替え命令を受信するステップと、前記受信されたモード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面を再構成するステップとを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であることを特徴とするディスプレイ装置の制御方法。
請求項13
前記複数のディスプレイモードは、ハイライトモードとポインティングモードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記画面を再構成するステップは、前記モード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面をポインティングモードに切り替えることを特徴とする請求項12に記載のディスプレイ装置の制御方法。
請求項14
前記複数のディスプレイモードは、ハイライトモードとポインティングモードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記画面を再構成するステップは、前記モード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面をハイライトモードに切り替えることを特徴とする請求項12に記載のディスプレイ装置の制御方法。
請求項15
複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置の制御方法において、前記ディスプレイ装置のディスプレイモード切り替えのためのモード切り替え命令が入力されるステップと、前記入力されたモード切り替え命令を前記ディスプレイ装置に伝送するステップとを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であることを特徴とする制御方法。
技術分野
背景技術
0002
近年、スマートテレビの発達により、アイコン等を含む多様なユーザインターフェース画面が提供されている。このようなユーザインターフェース画面は、従来のテレビリモコンのみで制御することに不都合が生じていた。それにより、より便利な入力方法を提供するために、ユーザ入力装置にタッチパッドを適用した商品が発売されている。
0003
タッチパッドを適用したユーザ入力装置では、従来の4方向中心のユーザインターフェースに対応するために、特定領域をタップ(Tap)したり、方向性をもつフリック(Flick)等の方法を採用している。なお、4方向中心のディスプレイモードとポインタ(Pointer)を使用したディスプレイモードのモード切り替えのために、物理的なボタンを別途に提供する方式が採用されている。
0004
上述のタッチパッドの一定領域をタップする方式や、モード切り替えのために別途の物理的なボタンをクリックする場合、ユーザが入力装置を見詰めた状態での操作が必要であり、コンテンツ利用中の集中を妨害する可能性があり、方向性をもつフリック動作は、ユーザの誤操作をもたらす可能性が高く、長時間にわたる操作の際は疲労感を感じるという問題点があった。
先行技術
0005
米国特開第2003−071855号公報
米国特許第7174518号明細書
米国特開第2007−106945号公報
米国特許第7966568号明細書
発明が解決しようとする課題
0006
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、自然で且つ直観的にディスプレイモードを切り替えることができるディスプレイ装置、ユーザ入力装置およびその制御方法を提供することにある。
なお、ディスプレイモードを自然に切り替えつつ、ユーザにとって慣れている従来の4方向中心のボタン入力とタッチパッドを用いた入力を同時に提供して、ユーザにより安定していて且つ便利な操作環境を提供することにある。
課題を解決するための手段
0007
本発明の一実施形態に係る複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置は、ユーザインターフェース画面をディスプレイするディスプレイ部と、前記ディスプレイ装置の前記複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有するユーザ入力装置からモード切り替え命令を受信する通信部と、前記通信部を介して受信されたモード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面を再構成する制御部とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であってよい。
0008
ここで、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記制御部は、前記モード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面をポインティングモードに切り替えてよい。
0009
なお、前記ポインティングモードの操作に使われる操作方式は、タッチ入力方式であってよく、前記モード切り替え命令は、予め設定されたタッチドラッグ(Drag)回数を満たす操作または予め設定されたタッチタップ(Tap)回数を満たす操作であってよい。
0010
そして、前記制御部は、前記ポインティングモードに切り替わると、前記ユーザインターフェース画面にポインタを表示し、前記モード切り替え命令に対応して前記ポインタを段階的に鮮明に表示してよい。
0011
なお、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記制御部は、前記モード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面をハイライトモードに切り替えてよい。
0012
そして、前記ハイライトモードの操作に使われる操作方式は、ボタン入力方式であってよい。
0013
一方、本発明の一実施形態に係る複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置は、第1ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるタッチパッド部と、第2ディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面を操作するためのユーザ命令が入力されるボタン部と、前記タッチパッド部または前記ボタン部を介して入力されたモード切り替え命令を前記ディスプレイ装置に伝送する通信部とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であってよい。
0014
ここで、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力されてよい。
0015
そして、前記ポインティングモードの操作に使われる操作方式は、タッチ入力方式であってよく、前記モード切り替え命令は、予め設定されたタッチドラッグ回数を満たす操作または予め設定されたタッチタップ回数を満たす操作であってよい。
0016
なお、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力されてよい。
0017
そして、前記ハイライトモードの操作に使われる操作方式は、ボタン入力方式であってよい。
0018
一方、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置およびユーザ入力装置を含むシステムは、前記ディスプレイ装置のディスプレイモードに応じて異なる動作方式でユーザ命令が入力されるユーザ入力装置と、前記ユーザ入力装置から受信されたモード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面を再構成するディスプレイ装置とを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であってよい。
0019
一方、本発明の一実施形態に係る複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置の制御方法は、現在のディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面をディスプレイするステップと、前記複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有するユーザ入力装置からモード切り替え命令を受信するステップと、前記受信されたモード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面を再構成するステップとを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であってよい。
0020
ここで、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記画面を再構成するステップは、前記モード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面をポインティングモードに切り替えるものであってよい。
0021
そして、前記ポインティングモードの操作に使われる操作方式は、タッチ入力方式であってよく、前記モード切り替え命令は、予め設定されたタッチドラッグ回数を満たす操作または予め設定されたタッチタップ回数を満たす操作であってよい。
0022
そして、前記画面を再構成するステップは、前記ポインティングモードに切り替わると、前記ユーザインターフェース画面にポインタを表示し、前記モード切り替え命令に対応して前記ポインタを段階的に鮮明に表示するものであってよい。
0023
なお、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力され、前記画面を再構成するステップは、前記モード切り替え命令に従って前記ユーザインターフェース画面をハイライトモードに切り替えてよい。
0024
そして、前記ハイライトモードの操作に使われる操作方式は、ボタン入力方式であってよい。
0025
一方、本発明の一実施形態に係る複数のディスプレイモードを有するディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置の制御方法は、前記ディスプレイ装置のディスプレイモード切り替えのためのモード切り替え命令が入力されるステップと、前記入力されたモード切り替え命令を前記ディスプレイ装置に伝送するステップとを含み、前記モード切り替え命令は、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であってよい。
0026
ここで、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがハイライトモードである場合、ポインティングモードの操作に使われる操作方式で入力されるものであってよい。
0027
そして、前記ポインティングモードの操作に使われる操作方式は、タッチ入力方式であってよく、前記モード切り替え命令は、予め設定されたタッチドラッグ回数を満たす操作または予め設定されたタッチタップ回数を満たす操作であってよい。
0028
なお、前記複数のディスプレイモードは、ハイライト(Highlight)モードとポインティング(Pointing)モードとを含み、前記モード切り替え命令は、前記現在のディスプレイモードがポインティングモードである場合、ハイライトモードの操作に使われる操作方式で入力されるものであってよい。
そして、前記ハイライトモードの操作に使われる操作方式は、ボタン入力方式であってよい。
発明の効果
0029
以上説明したように、本発明によれば、ユーザは安定していて且つ便利にユーザ入力装置を操作することができ、ディスプレイ装置のディスプレイモードを自然に且つ直観的に切り替えることができる。
図面の簡単な説明
0030
本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置およびユーザ入力装置を含むシステムを示す図である。
本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係るユーザ入力装置の構成を示すブロック図である。
タッチパッド部およびボタン部の構成を示す図である。
タッチパッド部の操作方式を示す図である。
ボタン部の操作方式を示す図である。
ハイライトモードからポインティングモードへのユーザインターフェース画面の再構成過程を示す図である。
ポインティングモードからハイライトモードへのユーザインターフェース画面の再構成過程を示す図である。
本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の制御方法を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置の制御方法を示すフローチャートである。
実施例
0031
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
0032
図1は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置およびユーザ入力装置を含むシステムを示す図である。
図1に示すように、ユーザは、ユーザ入力装置200を介してディスプレイ装置100を制御してよい。具体的に、ユーザは、ユーザ入力装置200を用いてディスプレイ装置100を制御するためのユーザ命令を入力してよく、ディスプレイ装置100は、ユーザ入力装置200から受信されたユーザ命令に従って制御されてよい。そのために、ディスプレイ装置100は、ユーザ入力装置200と接続されて通信する。具体的に、ディスプレイ装置100とユーザ入力装置200とは、Wi−Fi、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、IRDA(Infrared Data Association)、RF(Radio Frequency)、IEEE 802.11、WLAN、HR WPAN、UWB、LR WPAN、IEEE 1394等のような無線通信技術で通信してよい。
0033
一方、ディスプレイ装置100は、複数のディスプレイモード(Mode)を含んでよい。ここで、ディスプレイモードとは、ディスプレイ装置100のユーザインターフェース画面の制御方式を意味する。たとえば、ハイライト(Highlight)モードまたはポインティング(Pointing)モード等があってよい。ハイライトモードとは、現在選択されたユーザインターフェース画面上のアイコンまたは目録等をハイライトで表示し、上下左右方向に沿ってハイライトを移動して選択するように制御するディスプレイモードである。ポインティングモードとは、ユーザインターフェース画面上にポインタを表示し、ポインタを移動させてアイコンまたは目録等を選択するディスプレイモードである。
0034
なお、ユーザ入力装置200は、ディスプレイ装置100の複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有してよい。たとえば、上下左右方向ボタンを用いた操作方式またはタッチパッドを利用する操作方式等があってよい。
0036
通信部110は、ユーザ入力装置200からモード切り替え命令を受信する。すなわち、ディスプレイ装置100の複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有するユーザ入力装置からモード切り替え命令を受信することができる。モード切り替え命令とは、ディスプレイ装置(図1の100)の複数のディスプレイモードのうち、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに切り替えるためのユーザ命令のことを意味する。現在のディスプレイモードとは、モード切り替え命令が入力される際のディスプレイ装置100のディスプレイモードを意味する。なお、具体的に、本発明におけるモード切り替え命令とは、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令であってよい。各ディスプレイモードに対応する操作方式およびモード切り替え命令に対しては、図3および図4を参照してユーザ入力装置200に関連して詳細に説明する。
0037
制御部120は、ディスプレイ部130にディスプレイされたユーザインターフェース画面を再構成する。具体的に、制御部120は、通信部110を介して受信されたモード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面を再構成してよい。すなわち、ユーザインターフェース画面を再構成するように、ディスプレイ部130を制御することができる。なお、制御部120は、ディスプレイ装置100の動作全般を制御することができる。
0038
ディスプレイ部130は、ユーザインターフェース画面をディスプレイする。具体的に、ディスプレイ部130は、複数のディスプレイモードの各々に対応するユーザインターフェース画面をディスプレイすることができる。ここで、ディスプレイ部130は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等のような多様な装置で実現されてよい。
0039
なお、ディスプレイ部130は、制御部120の制御により、ユーザインターフェース画面を再構成してよい。具体的に、通信部110を介して受信されたモード切り替え命令が受信されると、制御部120は、モード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面を再構成するようにディスプレイ部130を制御し、それにより、ディスプレイ部130は切り替えられたディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面をディスプレイしてよい。
0041
タッチパッド部210は、ユーザのタッチ操作によってユーザ命令を受信する。ここで、タッチパッドとは、ユーザの指先またはその他の物体等を用いてタッチパッド部210に接触することにより、ユーザ命令を入力する操作方式を意味する。そのために、タッチパッド部210は、タッチパネル(Touch Panel)という装置を利用してよい。タッチパネルは、静電容量を検出できる膜を使ってユーザの手または静電電荷を有する物体の接触位置を把握するパネルまたは抵抗膜を使って人の指またはその他の物体の接触位置を把握するパネルまたは上下左右に目に見えない赤外線を流して画面に数多くの四角の格子が生じるようにすることにより、指先やその他の物体でその格子に接触すると、その位置を把握することができるようにする等のパネルを意味する。
0042
タッチ操作(または、タッチ入力方式)は、複数のディスプレイモードのうちのポインティングモードに対応する操作方式である。すなわち、タッチ操作は、ポインティングモードの操作に使われる操作方式であり、ユーザはポインティングモードでタッチパッド部210を介してユーザ命令を入力することにより、ディスプレイ装置100を制御してよい。
0043
ハイライトモードでタッチパッド部210を介して入力されたタッチ操作は、モード切り替え命令を意味する。すなわち、ユーザは、ハイライトモードでタッチパッド部210を介してユーザ命令を入力することにより、ディスプレイモードをポインティングモードに切り替えてよい。
0044
ハイライトモードにおけるモード切り替え命令は、タッチパッド部210によるタッチドラッグ(Drag)操作およびタッチタップ(Tap)操作であってよい。タッチドラッグ操作は、指先またはその他の物体を用いてタッチパッド部210に接触した後、接触した状態で接触部分を動かす操作方式をいう。タッチタップ操作は、指先またはその他の物体を用いてタッチパッド部210に接触した後、動きがない際は、操作方式、すなわちタッチパッド部210を叩く操作方式をいう。
0045
ボタン部220は、ユーザのボタン入力操作によってユーザ命令を受信する。ボタン入力操作とは、ユーザがボタン部220のボタンを押してユーザ命令を入力する操作方式を意味する。
0046
ボタン入力操作は、複数のディスプレイモードのうち、ハイライトモードに対応する操作方式である。すなわち、ボタン入力操作(または、ボタン入力方式)は、ハイライトモードの操作に使われる操作方式であり、ユーザはハイライトモードでボタン部220を介してユーザ命令を入力することにより、ディスプレイ装置を制御してよい。
0047
ポインティングモードでボタン部220を介して入力されたボタン入力操作は、モード切り替え命令を意味する。すなわち、ユーザは、ポインティングモードでボタン部220を介してユーザ命令を入力することにより、ディスプレイモードをハイライトモードに切り替えてよい。
0048
通信部230は、ディスプレイ装置にモード切り替え命令を伝送する。具体的に、通信部230は、タッチパッド部210およびボタン部220を介して入力されたモード切り替え命令をディスプレイ装置100に伝送してよい。
0049
図4は、タッチパッド部およびボタン部の構成を示す図である。図4に示すように、ボタン部220は、タッチパッド部210の下部に位置する。ボタン部220は、上下左右ボタンおよび確認ボタンを含んでよく、ボタン部220の真上の部であって、ボタン部220と密着してタッチパッド部210が位置する。それにより、ユーザは、タッチパッド部210とボタン部220とを操作するために、手またはその他の物体等を移動させることなく同一領域でタッチパッド部210およびボタン部220を同時に操作することができる。ここで、ボタン部220は、上下左右および確認ボタンを含むものとして説明したが、ボタン部は他のボタンを更に含んでよく、または、上記ボタンの一部を省略して実現されてもよい。
0051
図5は、タッチパッド部の操作方式を示す図である。図5によると、ユーザはタッチパッド部210に指先またはその他の物体を接触してタッチ操作を行うことができる。この場合、ユーザは、ボタン部220との接触なしにタッチパッド部210を操作することができる。
0053
それにより、ユーザは、同一の領域内でタッチパッド部210およびボタン部220を同時に操作することができ、タッチパッド部210を軽く接触する場合には、タッチ操作を行うことができ、タッチパッド部210を一定の力以上で押す場合には、ボタン入力操作を行うことができる。すなわち、ユーザは、ハイライトモードにおいては、ボタン部220を介したボタン入力操作でディスプレイ装置100を制御することができ、ディスプレイモードを変更しようとする場合、タッチパッド部110を軽く接触することにより、ポインティングモードへのモード切り替え命令を入力することができる。なお、ユーザは、ポインティングモードでタッチパッド部210を介したタッチ操作でディスプレイ装置を制御することができ、ディスプレイモードを変更しようとする場合、タッチパッド部210を一定の力以上で押してボタン部220によるボタン入力操作を行うことにより、ハイライトモードへのモード切り替え命令を入力してよい。
0054
ただ、ボタン入力操作のためには、タッチパッド部210との接触が伴うため、ハイライトモードでボタン入力操作を意図した場合にもタッチパッド部210との接触によって、ポインティングモードに切り替わってよい。それにより、タッチドラッグ操作が予め設定されたドラッグ回数および予め設定されたドラッグ長のうち、少なくとも一つを満たす場合、ディスプレイモードを切り替えるようにしてよい。たとえば、ユーザから予め設定された長以上のタッチドラッグ操作を受信する場合、ディスプレイモードをポインティングモードに切り替えるようにすることができる。なお、予め設定された回数以上のタッチドラッグ操作を受信する場合、ポインティングモードに切り替えるようにすることができ、予め設定されたドラッグ長および予め設定されたドラッグ回数をすべて満たす場合、ポインティングモードに切り替えるようにすることができる。
0055
なお、タッチパッド操作が予め設定されたタップ回数を満たす場合、ディスプレイモードを切り替えるようにすることができる。たとえば、ユーザから予め設定された回数以上のタッチタップ操作を受信する場合、ディスプレイモードをポインティングモードに切り替えるようにすることができる。
0056
そして、モード切替のために、タッチドラッグ操作およびタッチタップ操作を使用するか否か、ドラッグ長、ドラッグ回数およびタップ回数は、ユーザによって設定されてよく、それにより、ボタン入力操作の際に伴うタッチパッド部の接触およびユーザの誤りによる意図しないポインティングモードへの切り替えを防止することができる。
0057
ここで、ハイライトモードからポインティングモードへのモード切り替え命令に対してのみ、例を挙げて説明したが、ポインティングモードからハイライトモードへのモード切り替え命令においても、予め設定された回数以上のボタン入力操作が入力される場合、ディスプレイモードを切り替えるように設定することができることは勿論である。
0058
図7および図8を参照して、モード切り替え命令によるディスプレイ部130におけるユーザインターフェース画面の再構成過程について具体的に説明する。
図7は、ハイライトモードからポインティングモードへのユーザインターフェース画面の再構成過程を示す図である。図7によると、ハイライトモードからポインティングモードに切り替わると、ユーザインターフェース画面上のハイライトが消えてハイライトが位置していたアイコン上にポインタが表示される。
0059
ここで、ユーザインターフェース画面上からハイライトが消える動作およびポインタが表示される動作は、ステップ別に表現されてよい。上述のように、ハイライトモードからポインティングモードへの切り替えは、タッチ操作によって切り替えられてよく、予め設定された基準を満たすタッチ操作の場合、ポインティングモードに切り替わってよい。
0060
図7を参照して、ユーザがモード切り替え命令を3回のドラッグ回数または3回のタップ回数に設定しておく場合について、例を挙げて説明する。図7を参照すると、ユーザが最初の1回のタッチドラッグ操作またはタッチタップ操作を行った場合、ハイライトは薄くなり、ハイライトが位置するアイコン上にポインタが薄く表示される。ここで、ユーザが2回目のタッチドラッグ操作またはタッチタップ操作を行った場合、ハイライトは更に薄くなり、ポインタはより鮮明になる。ユーザが、3回目のタッチドラッグ操作またはタッチタップ操作を行った場合、ハイライトは消えてポインタは完全に鮮明に表示されてポインティングモードに切り替わってよい。それにより、ユーザはユーザインターフェース画面を通じてポインティングモードに切り替わったか否かを確認することができる。
0061
ここで、ユーザが3回目のタッチドラッグ操作またはタッチタップ操作を行う前までは、ハイライトモードに該当して薄く表示されたポインタはタッチ操作によって動かない。なお、ポインティングモードに切り替えられる途中に、タッチ操作なしに一定時間が過ぎるとポインタは次第に薄くなる。それにより、ポインティングモードに切り替えるためのユーザの継続したタッチ入力を誘導することができる。
0062
別の例として、ユーザがモード切り替え命令を1回のドラッグ回数および一定長のドラッグ入力で設定しておいた場合には、ユーザのタッチドラッグ入力の長に応じてポインタが次第に鮮明に表示されてよい。
0063
図8は、ポインティングモードからハイライトモードへのユーザインターフェース画面の再構成過程を示す図である。ポインティングモードからハイライトモードへ切り替わると、ユーザインターフェース画面上のポインタが消えてポインタが位置していたアイコンにハイライトが表示される。
0064
ここで、ユーザインターフェース画面がアイコンで構成された場合のみを例に挙げて説明したが、ユーザインターフェース画面を構成することができる他の表現手段に対しても適用されることは勿論である。
0065
なお、図7を参照して説明したことと類似してユーザインターフェース画面上でポインタが消える動作およびハイライトが表示された動作は段階別に表示されてよい。
0066
図9は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の制御方法を示すフローチャートである。
図9によると、ディスプレイ装置の制御方法は、予め設定されたディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面をディスプレイする(S910)。具体的に、ディスプレイ装置は、複数のディスプレイモードを有し、複数のディスプレイモードの何れか一つのディスプレイモードに対応するユーザインターフェース画面をディスプレイする。複数のディスプレイモードは、ハイライトモードまたはポインティングモード等を含んでよく、ハイライトモードは、ユーザインターフェース画面にハイライトを表示し、ポインティングモードはユーザインターフェース画面にポインタを表示することができる。
0067
そして、複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式を有するユーザ入力装置からモード切り替え命令を受信する(S920)。ここで、モード切り替え命令とは、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令のことをいう。上述のように、ユーザ入力装置は、複数のディスプレイモードに対応する複数の操作方式によってユーザ命令を受信する。具体的に、ハイライトモードの操作に使われる操作方式は、ボタン部を介したボタン入力方式であり、ハイライトモードにおけるモード切り替え命令はタッチパッド部を介したタッチ操作のことをいう。具体的に、ハイライトモードにおけるモード切り替え命令は、予め設定されたタッチドラッグ回数または予め設定されたタッチタップ回数を満たす操作であってよい。ポインティングモードの操作に使われる操作方式は、タッチパッド部を介したタッチ入力方式であり、ポインティングモードにおけるモード切り替え命令はボタン部を介したボタン入力操作のことをいう。
0068
なお、受信されたモード切り替え命令に従ってユーザインターフェース画面を再構成する(S930)。具体的に、ハイライトモードからポインティングモードに切り替わると、ユーザインターフェース画面上のハイライトが消えてハイライトが位置していたアイコン上にポインタが表示される。なお、ポインティングモードからハイライトモードに切り替わると、ユーザインターフェース画面上のポインタが消えてポインタが位置していたアイコンにハイライトが表示される。ここで、ユーザインターフェース画面上でハイライトおよびポインタが消えたり表示される動作は、段階的に表現されてよい。
0069
図10は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置と接続されたユーザ入力装置の制御方法を示すフローチャートである。
図10によると、ユーザ入力装置の制御方法は、ディスプレイ装置のディスプレイモード切り替えのためのモード切り替え命令を受信し(S1010)、入力されたモード切り替え命令をディスプレイ装置に伝送する(S1020)。ここで、モード切り替え命令とは、現在のディスプレイモードと異なるディスプレイモードに対応する操作方式によって入力されたユーザ命令のことをいう。
0070
以上では、ディスプレイモードに対してハイライトモードおよびディスプレイモードのみを、モード切り替え命令に対してタッチパッド部およびボタン部を介して入力される場合のみを例に挙げて説明したが、例えば、3Dモードセンサを用いてユーザ入力装置の動きに沿ってユーザ命令を受信する操作方式およびそれによるディスプレイモードのように、ユーザインターフェース画面を制御する他の方式およびそれに対応する操作方式を含む場合にも、本発明の技術的思想が適用されることは勿論である。
0071
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的趣旨の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
0072
110通信部
120 制御部
130ディスプレイ部
210タッチパッド部
220 ボタン部
230 通信部
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