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技術 ガス器具監視装置

出願人 矢崎エナジーシステム株式会社
発明者 大城和俊難波三男近藤正登東一裕磯部公克大江英城外山賢加藤俊一
出願日 2011年12月28日 (8年2ヶ月経過) 出願番号 2011-287829
公開日 2013年7月11日 (6年8ヶ月経過) 公開番号 2013-137143
状態 特許登録済
技術分野 体積流量の測定(I) 燃焼システム 燃料の供給及び制御
主要キーワード ガス暖房器 ガス漏れ検出装置 設定幅 増加幅 使用器具 ガス流量検出 ガスストーブ 所定期間前
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年7月11日)のものです。
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図面 (8)

課題

継続使用許可時間を手動によらず簡単にかつ適正に変更することができ、季節変わり目で発生しやすい、ガス器具に対するガス供給の誤遮断を確実に防止することができ、またガスを使用する際の安全性を向上させることができるようにする。

解決手段

この発明のガス器具監視装置1は、ガスメータの下流側で使用されているガス器具の使用状態監視する装置であり、ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段2と、ガス流量検出手段2が検出したガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行う季節判別手段3と、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間が記憶されている継続時間記憶手段4と、季節判別手段3が季節が変わったと判別したとき、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する継続時間変更手段5と、を備えている。

概要

背景

近年、ガス漏洩を検知してガスを遮断する方法として、マイコンメータによる使用時間遮断機能が知られている。マイコンメータでは、内蔵されたマイコンによって、設置先ガス消費パターンを学習し、種々のガス器具流量区分ごとに最適な継続使用許可時間(制限時間)を上限値と下限値の間できめ細やかに設定し、連続した使用時間がこの継続使用許可時間に達するとガスの供給を遮断することが可能となっている(下記の特許文献1参照)。

概要

継続使用許可時間を手動によらず簡単にかつ適正に変更することができ、季節変わり目で発生しやすい、ガス器具に対するガス供給の誤遮断を確実に防止することができ、またガスを使用する際の安全性を向上させることができるようにする。この発明のガス器具監視装置1は、ガスメータの下流側で使用されているガス器具の使用状態監視する装置であり、ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段2と、ガス流量検出手段2が検出したガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行う季節判別手段3と、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間が記憶されている継続時間記憶手段4と、季節判別手段3が季節が変わったと判別したとき、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する継続時間変更手段5と、を備えている。

目的

この発明は上記に鑑み提案されたもので、継続使用許可時間を手動によらず簡単にかつ適正に変更することができ、季節の変わり目で発生しやすい、ガス器具に対するガス供給の誤遮断を確実に防止することができ、またガスを使用する際の安全性を向上させることができるガス器具監視装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ガスメータの下流側で使用されているガス器具使用状態監視するガス器具監視装置において、上記ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段と、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行う季節判別手段と、上記ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間が登録され記憶されている継続時間記憶手段と、上記季節判別手段が季節が変わったと判別したとき、上記ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する継続時間変更手段と、を備えることを特徴とするガス器具監視装置。

請求項2

上記季節判別手段は、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量の、所定期間前のガス流量に対する第1の設定流量幅を超える増加または減少により、季節が変わったと判別する、請求項1に記載のガス器具監視装置。

請求項3

上記継続時間変更手段は、季節が変わったとの判別が、第1の設定流量幅を超える増加による場合、継続使用許可時間を延長し、第1の設定流量幅を超える減少による場合、継続使用許可時間を短縮する、請求項2に記載のガス器具監視装置。

請求項4

上記所定期間前のガス流量は、1ヶ月前および2ヶ月前のガス流量である、請求項2または3に記載のガス器具監視装置。

請求項5

上記ガス流量検出手段が検出したガス流量を用いて、日毎のガス流量積算値、およびガス流量積算値の一定期間での1日当たり平均値を求めるガス流量積算値演算手段を備え、上記季節判別手段は、上記1日当たりのガス流量積算値の平均値に対する、日毎のガス流量積算値の増加幅または減少幅の何れかが、第2の設定流量幅を超えた場合、季節が変わったと判別する、請求項1に記載のガス器具監視装置。

請求項6

上記継続時間変更手段は、季節が変わったとの判別が、増加幅が第2の設定流量幅を超えることによる場合、継続使用許可時間を延長し、減少幅が第2の設定流量幅を超えることによる場合、継続使用許可時間を短縮する、請求項5に記載のガス器具監視装置。

請求項7

上記季節判別手段が季節が変わったとする判別は、1日当たりのガス流量積算値の平均値に対する、日毎のガス流量積算値の増加幅または減少幅の何れかが、第2の設定流量幅を超えた回数所定回数以上となった場合に行う、請求項5または6に記載のガス器具監視装置。

請求項8

ガスメータの下流側で使用されているガス器具の使用状態を監視するガス器具監視装置において、上記ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段と、ガス器具のガス流量パターン、季節判別用として登録されているガス暖房器具群、およびガス器具に対応して登録されている継続使用許可時間がそれぞれ記憶されている記憶手段と、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量パターンと上記記憶手段のガス流量パターンとを比較して、使用されているガス器具が何れのガス器具であるかを識別するガス器具識別手段と、上記ガス器具識別手段が識別したガス器具が新規のガス器具であり、かつその新規のガス器具が予め登録されているガス暖房器具群の何れかに該当する場合、季節が変わったとの判別を行う季節判別手段と、上記季節判別手段が季節が変わったと判別したとき、上記新規のガス器具に対応して設定されている継続使用許可時間を延長する継続時間変更手段と、を備えることを特徴とするガス器具監視装置。

技術分野

0001

この発明は、ガスメータの下流側で使用されているガス器具使用状態監視するガス器具監視装置に関するものである。

背景技術

0002

近年、ガス漏洩を検知してガスを遮断する方法として、マイコンメータによる使用時間遮断機能が知られている。マイコンメータでは、内蔵されたマイコンによって、設置先ガス消費パターンを学習し、種々のガス器具の流量区分ごとに最適な継続使用許可時間(制限時間)を上限値と下限値の間できめ細やかに設定し、連続した使用時間がこの継続使用許可時間に達するとガスの供給を遮断することが可能となっている(下記の特許文献1参照)。

0003

特開2008−180488号公報

0004

ところで、このようなガス遮断機能を備えたガスメータの下流側でガス器具を使用した場合、季節変わり目)で特定のガス器具が誤遮断される傾向にあった。

0005

例えば、ガスファンヒータ使用流量が区分2−3(流量域:125L/h以上210L/h未満)とすれば、使用遮断時間は160分〜720分であるが、ガスファンヒータを使用していない夏には、ガスの使用量が少ないため、学習により短い時間に設定されている。このままの状態で秋から冬にかけてガスファンヒータを使用し始めた場合、設定された時間以上連続で使用すると遮断が発生してしまう。特に季節の変わり目ではガス供給の誤遮断が多く発生しており、その対応が必要であった。

0006

この誤遮断回避の対応のために、マイコンメータのマイコンに設定されている継続使用許可時間を手動延長することもできるが、この場合は、冬から春にかけての季節の変わり目には、例えばガスファンヒータの使用時間が短くなりガス消費量が減少するのに、継続使用許可時間は延長されたままであり、設定を元に戻す再調整が必要となる。

先行技術

0007

しかし、手動での継続使用許可時間の変更は手間がかかり煩雑な作業となる。また、継続使用許可時間を手動で使用可能な最長時間に設定し、そのまま季節に関係なく使用している場合も多く、安全上問題があった。

発明が解決しようとする課題

0008

この発明は上記に鑑み提案されたもので、継続使用許可時間を手動によらず簡単にかつ適正に変更することができ、季節の変わり目で発生しやすい、ガス器具に対するガス供給の誤遮断を確実に防止することができ、またガスを使用する際の安全性を向上させることができるガス器具監視装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ガスメータの下流側で使用されているガス器具の使用状態を監視するガス器具監視装置において、上記ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段と、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行う季節判別手段と、上記ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間が登録され記憶されている継続時間記憶手段と、上記季節判別手段が季節が変わったと判別したとき、上記ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する継続時間変更手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明において、上記季節判別手段は、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量の、所定期間前のガス流量に対する第1の設定流量幅を超える増加または減少により、季節が変わったと判別するものである。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明において、上記継続時間変更手段は、季節が変わったとの判別が、第1の設定流量幅を超える増加による場合、継続使用許可時間を延長し、第1の設定流量幅を超える減少による場合、継続使用許可時間を短縮するものである。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項2または3に記載の発明において、上記所定期間前のガス流量を、1ヶ月前および2ヶ月前のガス流量とするものである。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明において、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量を用いて、日毎のガス流量積算値、およびガス流量積算値の一定期間での1日当たり平均値を求めるガス流量積算値演算手段を備え、上記季節判別手段は、上記1日当たりのガス流量積算値の平均値に対する、日毎のガス流量積算値の増加幅または減少幅の何れかが、第2の設定流量幅を超えた場合、季節が変わったと判別するものである。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5に記載の発明において、上記継続時間変更手段は、季節が変わったとの判別が、増加幅が第2の設定流量幅を超えることによる場合、継続使用許可時間を延長し、減少幅が第2の設定流量幅を超えることによる場合、継続使用許可時間を短縮するようにしたものである。
請求項7に記載の発明は、上記した請求項5または6に記載の発明において、上記季節判別手段が季節が変わったとする判別は、1日当たりのガス流量積算値の平均値に対する、日毎のガス流量積算値の増加幅または減少幅の何れかが、第2の設定流量幅を超えた回数所定回数以上となった場合に行うものである。
また、請求項8に記載の発明は、ガスメータの下流側で使用されているガス器具の使用状態を監視するガス器具監視装置において、上記ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段と、ガス器具のガス流量パターン、季節判別用として登録されているガス暖房器具群、およびガス器具に対応して登録されている継続使用許可時間がそれぞれ記憶されている記憶手段と、上記ガス流量検出手段が検出したガス流量パターンと上記記憶手段のガス流量パターンとを比較して、使用されているガス器具が何れのガス器具であるかを識別するガス器具識別手段と、上記ガス器具識別手段が識別したガス器具が新規のガス器具であり、かつその新規のガス器具が予め登録されているガス暖房器具群の何れかに該当する場合、季節が変わったとの判別を行う季節判別手段と、上記季節判別手段が季節が変わったと判別したとき、上記新規のガス器具に対応して設定されている継続使用許可時間を延長する継続時間変更手段と、を備えることを特徴としている。

発明の効果

0010

この発明では、ガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行い、季節が変わったと判別したとき、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更するようにしたので、継続使用許可時間を手動によらず簡単にかつ適正に変更することができ、季節の変わり目で発生しやすい、ガス器具に対するガス供給の誤遮断を確実に防止することができる。

0011

また、継続使用許可時間を手動で使用可能な最長時間に設定し、そのまま季節に関係なく使用するというような事態も発生せず、ガスを使用する際の安全性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0012

図1はこの発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
この発明のガス漏れ検出装置が適用されるガス配管系の構成例を概略的に示す図である。
記憶部の構成を示す図である。
月毎のガス使用量を1年間にわたって示す図である。
日毎のガス使用量を1ヶ月にわたって示し、月半ばでガス使用量が急に増加した場合を示す図である。
日毎のガス使用量を1ヶ月にわたって示し、月半ばでガス使用量が急に減少した場合を示す図である。
この発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。

実施例

0013

以下にこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、この発明のガス器具監視装置1は、ガスメータの下流側で使用されているガス器具の使用状態を監視する装置であり、ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段2と、ガス流量検出手段2が検出したガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行う季節判別手段3と、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間が登録され記憶されている継続時間記憶手段4と、季節判別手段3が季節が変わったと判別したとき、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する継続時間変更手段5と、を備えている。

0014

図2はこの発明のガス器具監視装置が適用されるガス配管系の構成例を概略的に示す図である。図2において、このガス配管系100は、ガス供給源であるガスボンベ10からLPガス液化石油ガス)をガス供給先の各ガス器具40,…に供給している。すなわち、ガスボンベ10からのガスは、ガス配管51、調整器20およびガス配管52を介して、ガスメータ30(ガス器具監視装置)に導入され、ガスメータ30内のガス通路53を通過した後、さらにガスメータ30の後段側に配置されたガス配管54、分岐したガス配管55,56を通って、ガス供給先の各ガス器具40,…に供給され、消費される。

0015

ガスメータ30は、内部のガス通路53に流量センサ31を備え、また制御部32と記憶部33を有している。

0016

流量センサ31は、ガスメータ30内のガス通路53に、第1送受信器と第2送受信機とが流れ方向の上流側と下流側に対向して配置されて構成され、第1および第2送受信器は、予め定めた周期毎に互いに超音波信号送受信する。制御部32は、その各信号を受けて伝搬時間を計測し、第1送受信器と第2送受信器との超音波伝搬時間差からガス通路53の断面積やガスの流れ状態を考慮して、ガス通路53を流れるガスの瞬時流量値を求め、またガス流量積算値を求める。

0017

上記の制御部32は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータ(マイコン)を中心に構成され、この発明の季節判別手段、継続時間変更手段、ガス器具識別手段およびガス流量積算値演算手段は、ROMに記憶されたこの発明に係るプログラムに従ってCPUが動作するソフトウェアの機能を含むものである。

0018

上記の記憶部33は、図3に示すように、記憶領域331を有している。この記憶領域331は、本発明の継続時間記憶手段として機能し、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間が登録され記憶されている。

0019

制御部32は、流量センサ31から送られてきた信号を用いて、ガスの瞬時流量値、日毎のガス流量積算値、月毎のガス流量積算値(月毎のガス使用量)、およびガス流量積算値の一定期間(例えば1週間、10日間、1月)での1日当たりの平均値を求め、これらの値の変化を監視して季節が変わったか否かの判別を行っている。

0020

次に、この発明が行う季節判別について、図4図5および図6を用いてより具体的に説明する。
図4は月毎のガス使用量を1年間にわたって示す図である。上記の制御部32は、月毎のガス使用量を求め、所定期間前のガス使用量に対し変化分が設定幅ΔLを超える増加または減少が発生した場合、季節が変わったと判別する。

0021

例えば、制御部32は、図4において、当月(11月)のガス使用量(P点)と前月(10月)のガス使用量(Q点)とを比較し、前月に対してΔL1の増加があった場合、この増加分ΔL1と予め設定されている増加分である設定増加幅ΔLAとを比較する。増加分ΔL1が設定増加幅ΔLAを超えている場合、季節が例えば秋から冬へ変わったとする判別を行う。増加分ΔL1が設定増加幅ΔLAを超えていない場合、さらに前々月(9月)のガス使用量(R点)と比較し、前々月に対してΔL2の増加があった場合、この増加分ΔL2と設定増加幅ΔLAとを比較し、増加分ΔL2が設定増加幅ΔLAを超えている場合、季節が例えば秋から冬へ変わったとする判別を行い、超えていなければ季節は変わっていないとする判別を行う。
ここで、設定増加幅ΔLAは、前月や前々月のガス使用量の所定割合に設定される。例えば前月と比較するときは、前月のガス使用量の30%であり、前々月と比較するときは、前々月のガス使用量の30%である。所定割合は30%としたが、この割合は状況に応じて任意の値に設定することができる。

0022

また、当月(4月)のガス使用量(S点)と前月(3月)のガス使用量(T点)とを比較し、前月に対してΔL3の減少があった場合、この減少分ΔL3と予め設定されている減少分である設定減少幅ΔLBとを比較する。この場合、減少分ΔL3が設定減少幅ΔLBを超えている場合、季節が例えば冬から春へ変わったとする判別を行う。減少分ΔL3が設定減少幅ΔLBを超えていない場合、さらに前々月(2月)のガス使用量(U点)とを比較し、前々月に対してΔL4の減少があった場合、この減少分ΔL4と設定減少幅ΔLBとを比較し、減少分ΔL4が設定減少幅ΔLBを超えている場合、季節が例えば冬から春へ変わったとする判別を行い、超えていなければ季節は変わっていないとする判別を行う。
ここで、設定減少幅ΔLBは、前月や前々月のガス使用量の所定割合に設定される。例えば前月と比較するときは、前月のガス使用量の30%であり、前々月と比較するときは、前々月のガス使用量の30%である。所定割合は30%としたが、この割合は状況に応じて任意の値に設定することができる。

0023

そして、制御部32は、前月または前々月に対する増加分が設定増加幅を超えたとする判別を行った場合、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する。すなわち、図3の記憶領域331に記憶されている継続使用許可時間をIの欄の時間からIIの欄の時間に延長し、ガス器具A(例えばガスファンヒータ)の継続使用許可時間を160分から240分に、ガス器具B(例えばガスストーブ)の継続使用許可時間を120分から200分に、ガス器具C(例えばガス床暖房)の継続使用許可時間を200分から600分に、それぞれ変更する。

0024

また、制御部32は、前月または前々月に対する減少分が設定減少幅を超えたとする判別を行った場合、図3の記憶領域331に記憶されている継続使用許可時間をIIの欄の時間からIの欄の時間に短縮し、ガス器具A(例えばガスファンヒータ)の継続使用許可時間を240分から160分に、ガス器具B(例えばガスストーブ)の継続使用許可時間を200分から120分に、ガス器具C(例えばガス床暖房)の継続使用許可時間を600分から200分に、それぞれ変更する。

0025

図5図6は日毎のガス使用量を1ヶ月にわたって示す図で、図5は月半ばでガス使用量が急に増加した場合を示し、図6は月半ばでガス使用量が急に減少した場合を示している。制御部32は、日毎のガス使用量を求め、その日毎のガス使用量の一定期間での平均値を求め、その1日当たりのガス使用量の平均値に対する、日毎のガス使用量の増加幅または減少幅の何れかが、設定幅ΔMを超えた場合、季節が変わったと判別する。

0026

例えば、制御部32は、図5において、当日(20日)のガス使用量(E点)について判別する場合、その直前の2週間分(14日間)での平均値AV1を求め、当日のガス使用量D1と、直前のΔWの期間(ここでは14日間)の平均値AV1とを比較し、平均値AV1に対してΔM1の増加があった場合、この増加分ΔM1と予め設定されている増加分である設定増加幅ΔMAとを比較する。この場合、増加分ΔM1が設定増加幅ΔMAを超えている場合、季節が例えば秋から冬へ変わったとする判別を行い、超えていなければ季節は変わっていないとする判別を行う。
ここで、設定増加幅ΔMAは、直前のΔWの期間の平均値AV1の所定割合、例えば30%に設定される。所定割合は30%としたが、この割合は状況に応じて任意の値に設定することができる。

0027

また、制御部32は、図6において、当日(21日)のガス使用量(F点)について判別する場合、その直前の2週間分(14日間)での平均値AV2を求め、当日のガス使用量D2と、直前のΔWの期間(ここでは14日間)の平均値AV2とを比較し、平均値AV2に対してΔM2の減少があった場合、この減少分ΔM2と予め設定されている減少分である設定減少幅ΔMBとを比較する。この場合、減少分ΔM2が設定減少幅ΔMBを超えている場合、季節が例えば冬から春へ変わったとする判別を行い、超えていなければ季節は変わっていないとする判別を行う。
ここで、設定減少幅ΔMBは、直前のΔWの期間の平均値AV2の所定割合、例えば30%に設定される。所定割合は30%としたが、この割合は状況に応じて任意の値に設定することができる。

0028

そして、制御部32は、当日のガス使用量の、その直前の一定期間での平均値対する増加幅が、設定増加幅を超えたとする判別を行った場合、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更する。すなわち、図3の記憶領域331に記憶されている継続使用許可時間をIの欄の時間からIIの欄の時間に延長し、ガス器具A(例えばガスファンヒータ)の継続使用許可時間を160分から240分に、ガス器具B(例えばガスストーブ)の継続使用許可時間を120分から200分に、ガス器具C(例えばガス床暖房)の継続使用許可時間を200分から600分に、それぞれ変更する。

0029

また、制御部32は、当日のガス使用量の、その直前の一定期間での平均値に対する減少幅が、設定減少幅を超えたとする判別を行った場合、図3の記憶領域331に記憶されている継続使用許可時間をIIの欄の時間からIの欄の時間に短縮し、ガス器具A(例えばガスファンヒータ)の継続使用許可時間を240分から160分に、ガス器具B(例えばガスストーブ)の継続使用許可時間を200分から120分に、ガス器具C(例えばガス床暖房)の継続使用許可時間を600分から200分に、それぞれ変更する。

0030

なお、上記の説明では、平均値をとる一定期間を2週間として説明したが、2週間とは限らず、1ヶ月や10日間、1週間でもよく、季節を判別する上で適切な期間を設定することができる。

0031

また、直前の一定期間のすべての日のガス使用量を用いて平均を求めるようにしたが、その一定期間の日々のガス使用量のうち最大値最小値を除いて平均を求めるようにしてもよい。
また変更する継続使用許可時間のベースは、上の例では使用器具毎としたが、従来の使用器具に相当する流量区分から決まる継続使用許可時間を変更する事も可能である。更に時間の変更に際しては、最小(最大)から最大(最小)と変更することも、最小(最大)時間に対し少しずつ増加(減少)させる方法もある。

0032

また、当日のガス使用量のみに基づいて季節判別を行い、季節が変わったとの判別がなされたときに継続使用許可時間の変更を行うようにしたが、例えば1週間のうち3日間、10日間のうち4日間というように、所定期間中所定日数で季節がかわったとの判別がなされたときに初めて、継続使用許可時間の変更を行うようにしてもよい。このようにすることで、季節判別の精度を向上させることができる。

0033

以上述べたように、この発明の第1の実施形態では、ガス流量の変化に基づいて、季節が変わったか否かの判別を行い、季節が変わったと判別したとき、ガス器具の各々に対応して設定されている継続使用許可時間を変更するようにしたので、継続使用許可時間を手動によらず簡単にかつ適正に変更することができ、季節の変わり目で発生しやすい、ガス器具に対するガス供給の誤遮断を確実に防止することができる。

0034

また、継続使用許可時間を手動で使用可能な最長時間に設定し、そのまま季節に関係なく使用するというような事態も発生せず、ガスを使用する際の安全性を向上させることができる。

0035

次に、図7を用いてこの発明の第2の実施形態について説明する。
図7はこの発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。図7において、この発明の第2の実施形態におけるガス器具監視装置1Aは、ガスメータ下流側でのガス流量を検出するガス流量検出手段2Aと、ガス器具に対応してガス流量パターンが登録されている記憶領域41、季節判別用としてガス暖房器具群が登録されている記憶領域42、およびガス器具に対応してに継続使用許可時間が登録されている記憶領域43を有する記憶手段4Aと、ガス流量検出手段2Aが検出したガス流量パターンと記憶領域41のガス流量パターンとを比較して、使用されているガス器具が何れのガス器具であるかを識別するガス器具識別手段6Aと、ガス器具識別手段6Aが識別したガス器具が新規のガス器具であり、かつその新規のガス器具が予め記憶領域42に登録されているガス暖房器具群の何れかに該当する場合、季節が変わったとの判別を行う季節判別手段3Aと、季節判別手段3Aが季節が変わったと判別したとき、記憶領域43に新規のガス器具に対応して設定されている継続使用許可時間を延長する継続時間変更手段5Aと、を備えている。

0036

このように、この発明の第2の実施形態では、ガス供給先において新規のガス器具が使用開始となり、かつそのガス器具が季節判別用に予め登録されているガス暖房器具であった場合、その使用開始をもって季節が例えば秋から冬に変わったと判別し、今回使用開始となった新規ガス器具のみの継続使用許可時間を直ちに延長するようにしている。

0037

このため、ガス供給先においてガス暖房器具が新規に購入され使用開始となってもその新規のガス暖房器具のみ継続使用許可時間を変更することができる。したがって、新規なガス器具の使用開始という状況に対しても的確に対応することができ、上記の第1の実施形態の場合と同様に、ガス供給の誤遮断の確実な防止、ガス使用の際の安全性向上といった諸効果を挙げることができる。

0038

1,1Aガス器具監視装置
2,2Aガス流量検出手段
3,3A季節判別手段
4,4A 記憶手段
41,42,43 記憶領域
5,5A継続時間変更手段
6Aガス器具識別手段
10ガスボンベ
20調整器
30ガスメータ
31流量センサ
32 制御部
33 記憶部
331 記憶領域
40 ガス器具
51,52,53,54ガス配管
100 ガス配管系

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