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技術 除細動器の操作支援システム、及びこれを備えた除細動器

出願人 フクダ電子株式会社
発明者 箱岩孝太郎坂本義貞遠矢保福島泰仁
出願日 2011年12月26日 (7年8ヶ月経過) 出願番号 2011-283553
公開日 2013年7月8日 (6年2ヶ月経過) 公開番号 2013-132360
状態 特許登録済
技術分野 電気治療装置
主要キーワード 操作案内用 プッシュラッチ 表示カバー 操作支援システム 音声ガイダンスデータ 運動施設 左右開き 開蓋操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年7月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

除細動器操作案内言語の選択を含む使用準備作業を簡略化すること。

解決手段

操作支援システムは、AED(自動体外式除細動器)等の除細動器の操作を支援するためのものであり、この除細動器は、本体と、本体を収納するケースと、ケースに開閉自在に設けられた蓋部と、を有する。操作支援システムの案内部は、除細動器の操作案内のために出力される音声或いは表示される情報の言語を、蓋部の開け方に基づいて選択する。

概要

背景

電極を用いて患者心筋電気ショックを与え、心臓細動を除去する、除細動器が知られている。AEDについては、平成16年に非医療従事者による使用が認められたため、それ以降は、運動施設等の公共施設内でのAED設置が増えている。

AEDは一般に、非医療従事者でも正しく使用することができるように、操作案内用音声(つまり、音声ガイダンス)で操作手順を案内する機能を備えている。操作方法操作ステップごとに説明する絵図文字等の操作案内用情報を表示するものもある。

例えば特許文献1には、ボタンを押下することによって音声ガイダンスの言語を切り替えることができる、多言語対応のAEDが開示されている。

概要

除細動器の操作案内言語の選択を含む使用準備作業を簡略化すること。操作支援システムは、AED(自動体外式除細動器)等の除細動器の操作を支援するためのものであり、この除細動器は、本体と、本体を収納するケースと、ケースに開閉自在に設けられた蓋部と、を有する。操作支援システムの案内部は、除細動器の操作案内のために出力される音声或いは表示される情報の言語を、蓋部の開け方に基づいて選択する。

目的

本発明の目的は、除細動器の操作案内言語の選択を含む使用準備作業を簡略化することができる操作支援システム及びこれを備えた除細動器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

本体と、前記本体を収納するケースと、前記ケースに開閉自在に設けられた蓋部と、を有する除細動器の操作を支援するための操作支援システムであって、前記除細動器の操作案内の言語を、前記蓋部の開け方に基づいて選択する案内部を有する、操作支援システム。

請求項2

前記蓋部は、複数の操作手段のいずれかを操作することにより開くことが可能であり、前記案内部は、どの操作手段が操作されたかに応じて、前記言語を選択する、請求項1に記載の操作支援システム。

請求項3

前記蓋部は、前記本体に対して複数の方向に開くことが可能であり、前記案内部は、どの方向に前記蓋部が開いたかに応じて、前記言語を選択する、請求項1に記載の操作支援システム。

請求項4

前記案内部は、前記蓋部が開いているとき前記言語を切り替え不可とする制御を行う、請求項1から3のいずれか1項に記載の操作支援システム。

請求項5

請求項1から4のいずれか1項に記載の操作支援システムを有する、除細動器。

技術分野

0001

本発明は、自動体外式除細動器AED:Automated External Defibrillator)等の除細動器の操作を支援する操作支援システム、及びこれを備えた除細動器に関する。

背景技術

0002

電極を用いて患者心筋電気ショックを与え、心臓細動を除去する、除細動器が知られている。AEDについては、平成16年に非医療従事者による使用が認められたため、それ以降は、運動施設等の公共施設内でのAED設置が増えている。

0003

AEDは一般に、非医療従事者でも正しく使用することができるように、操作案内用音声(つまり、音声ガイダンス)で操作手順を案内する機能を備えている。操作方法操作ステップごとに説明する絵図文字等の操作案内用情報を表示するものもある。

0004

例えば特許文献1には、ボタンを押下することによって音声ガイダンスの言語を切り替えることができる、多言語対応のAEDが開示されている。

先行技術

0005

特表2010−508941号公報
特開平7−120135号公報
特開平7−4133号公報
実用新案登録第3150029号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献1記載のAEDにおいては、言語切り替えボタンがAED本体に設けられている。AEDは通常、不使用時にはケース収納されて保管されているため、使用開始時には、AEDのケースを開け、その次に、言語選択のためにAED本体のボタンを押す、という一連の作業を要する。しかしながら、AED使用準備のためのこの一連の作業により、患者に電気ショックを与えるまでの時間の短縮に、一定の限界があった。

0007

本発明の目的は、除細動器の操作案内言語の選択を含む使用準備作業を簡略化することができる操作支援システム及びこれを備えた除細動器を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係る操作支援システムは、本体と、前記本体を収納するケースと、前記ケースに開閉自在に設けられた蓋部と、を有する除細動器の操作を支援するための操作支援システムであって、前記除細動器の操作案内の言語を、前記蓋部の開け方に基づいて選択する案内部を有する。

0009

本発明に係る除細動器は、上記の操作支援システムを有する。

発明の効果

0010

本発明によれば、除細動器の操作案内言語の選択を含む使用準備作業を簡略化することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一実施の形態に係る操作支援システムを備えたAEDの構成を示す図
本発明の一実施の形態に係るAEDの蓋部の開け方による言語選択を示す図
本発明の一実施の形態に係るAEDの言語切り替え制御方法を説明するためのフロー
本発明の一実施の形態に係るAEDの構成の変形例を示す図

実施例

0012

以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。

0013

図1は、本発明の一実施の形態に係る操作支援システムを備えたAEDの構成を示す図である。

0014

図1のAED10は、パッド部11aが接続されている本体11、及びこの本体11を収納するケース12から構成されている。AED10は、不使用時にはケース12の蓋部12aが閉じられた状態で保管されており、使用時には蓋部12aを開けてパッド部11aを取り出すことによって使用可能な状態となる。

0015

本体11には、電気ショックボタン11b、スピーカ11c、及び画面部11dが設けられている。

0016

電気ショックボタン11bは、生体への通電を実行するためのボタンである。

0017

スピーカ11cは、音声案内部として、本体11内部の制御部(図示せず)による制御の下で音声ガイダンス等を出力する。

0018

画面部11dは、例えば液晶表示装置であり、計測データ等の画像を表示する。

0019

なお、AED10の本体11の主な内部構成及び操作手順は周知であるため、ここではその詳細な説明を省略する。

0020

ケース12の蓋部12aは、ケース12に対して複数方向に開く(例えば左右開き)ことができるようケース12に取り付けられている。なお、左右方向に扉を開くための構成は、例えば特許文献2〜4に記載された左右両開き式の扉の技術等を適用することで実現可能である。

0021

蓋部12aには、表示案内部としてのAED操作ガイド20が設けられている。AED操作ガイド20は、蓋部12aの裏側に配置されているため、蓋部12aが閉じているときには蓋部12aにより覆い隠され、蓋部12aが開いているときには外部から視認可能となる。

0022

AED操作ガイド20は、日本語表示部20a、英語表示部20b、表示カバー20c及び回転部20dを有する。日本語表示部20aには、日本語で操作方法を説明する絵図や文字等の操作案内用情報の表示がある。英語表示部20bには、英語で操作方法を説明する絵図や文字等の操作案内用情報の表示がある。

0023

表示カバー20cは、日本語表示部20aを見せて英語表示部20bを隠す第1の位置と、日本語表示部20aを隠して英語表示部20bを見せる第2の位置と、の間で回転可能に、回転部20dに支持されており、蓋部12aの状態に応じて位置を変えることができるよう構成されている。例えば、蓋部12aが閉じているときには、表示カバー20cは、第1の位置にある。また、蓋部12aがケース12の右側に開けられるときには、表示カバー20cは、その動作に連動して第1の位置から第2の位置まで回転する。ケース12の右側に開いている蓋部12aが閉じられるときには、表示カバー20cは、その動作に連動して第2の位置から第1の位置まで回転する。蓋部12aがケース12の左側に開けられるとき、及びケース12の左側に開いている蓋部12aが閉じられるときには、表示カバー20cは、その動作に連動せず第1の位置を維持する。なお、本実施の形態では、表示カバー20cの移動は回転式であるが、スライド式であっても良い。

0024

ケース12には、開蓋操作部30が設置されている。開蓋操作部30は、日本語ボタン30a及び英語ボタン30b(複数の押下部)を含む。日本語ボタン30aは、蓋部12aをケース12の左側に開けるためのボタンであり、その近傍部には、日本語の「開」の文字が添えられている。一方、英語ボタン30bは、蓋部12aをケース12の右側に開けるためのボタンであり、その近傍部には、英語の「OPEN」の文字が添えられている。

0025

したがって、これら2言語のうち日本語を良く理解する者がAED10の操作者となる場合は、その操作者に対して、日本語ボタン30aを押下するように促すことができる。一方、英語を良く理解する者がAED10の操作者となる場合は、その操作者に対して、英語ボタン30bを押下するように促すことができる。

0026

操作者が日本語ボタン30a或いは英語ボタン30bを押下すると、図2の(b)或いは(c)に示すように蓋部12aを開けることができる。日本語ボタン30aが押下された場合はその後出力される音声ガイダンスの言語を日本語(図2の(b))とすることができる。このとき、日本語表示部20aに表示されている日本語の操作案内用情報を見せると共に、英語表示部20bに表示されている英語の操作案内用情報を表示カバー20cで隠すことができる。一方、英語ボタン30bが押下された場合はその後出力される音声ガイダンスの言語を英語(図2の(c))とすることができる。このとき、英語表示部20bに表示されている英語の操作案内用情報を見せると共に、日本語表示部20aに表示されている日本語の操作案内用情報を表示カバー20cで隠すことができる。

0027

図3は、このような言語切り替え制御方法を説明するためのフロー図である。この制御は、本体11内部の制御部(図示せず)によって実行される。

0028

まず、ステップS1において開蓋操作部30のボタン押下を検知する。ボタン押下が検知された場合(S1:YES)、ボタン押下時点で蓋部12aが開いていたかを判断する(S2)。ボタン押下時点で蓋部12aが開いていなかった場合は(S2:NO)、どのボタンが押下されたかを判断する(S3)。

0029

日本語ボタン30aの押下によって蓋部12aが左側に開けられた場合は(S3:「日本語」)、音声ガイダンス及び操作案内用情報の言語に日本語を選択し、日本語で音声ガイダンスを出力させ、日本語の操作案内用情報を見せる(S4)。英語ボタン30bの押下によって蓋部12aが右側に開けられた場合は(S3:「英語」)、音声ガイダンス及び操作案内用情報の言語に英語を選択し、英語で音声ガイダンスを出力させ、英語の操作案内用情報を見せる(S5)。各言語の音声ガイダンスの出力方法としては例えば、選択された言語の音声ガイダンスデータを本体11内部の記憶部(図示せず)から読み出し、そのデータに従って音声ガイダンスを再生し、スピーカ11cから出力させる。

0030

ボタン押下時点で蓋部12aが開いていた場合は(S2:YES)、蓋部12aが開いた時点で既にいずれかの言語が選択されているので、その選択された言語での音声ガイダンス出力を継続させる(S6)。また、蓋部12aが開いているときにボタン押下がなされても蓋部12aは動作しないので、操作案内用情報の言語を切り替える表示カバー20cの動作も発生しない。すなわち、本実施の形態では、蓋部12aが開いている間は、音声ガイダンス及び操作案内用情報の言語切り替えを不可とすることができる。したがって、AED10の使用中に日本語ボタン30a或いは英語ボタン30bを誤って押下してしまうことによって、音声ガイダンス及び操作案内用情報の言語が操作者にとって望ましくないものに切り替えられてしまうことを、防止することができる。

0031

本実施の形態によれば、AED10の操作支援システムは、AED10の操作案内の言語を、蓋部12aの開け方に基づいて選択する案内部を有する。本実施の形態では、この案内部は、音声ガイダンスの言語を選択するように構成されている。すなわち、案内部は、音声ガイダンスの出力を担う音声案内部としてのスピーカ11cと、蓋部12aの開け方に基づいて、音声ガイダンスの言語を選択する本体11内部の制御部(図示せず)と、の組合せから構成されている。この構成により、AED10使用時に出力される音声ガイダンスの言語を、蓋部12aの開け方に基づいて決定することができる。また、蓋部12aの開閉状態に合わせて動作する表示カバー20cを備えた表示案内部としてのAED操作ガイド20により、AED10使用時に見せる操作案内用情報の言語を、蓋部12aの開け方に基づいて決定することができる。そのため、蓋部12aを開けた後、操作案内の言語を選択するための別の作業が不要となる。よって、AED10の使用準備作業を簡略化することができる。

0032

また、本実施の形態では、予め用意されている言語数同数の開蓋操作部30が装備されており、各ボタンに対応する言語の表示がある。これにより、操作者が自然に自分自身にとって望ましい言語のボタンを押下することが期待される。そのため、本体11内部の制御部(図示せず)では、どのボタンが押下されたかを検知することで、操作者にとって望ましい音声ガイダンスの言語を適切に決定することができる。

0033

なお、本実施の形態では、用意される音声ガイダンスの言語として日本語及び英語を例示したが、上記以外の言語であっても良い。

0034

また、本実施の形態では、蓋部12aは、左右2方向で開閉が可能な構成となっているが、図4に示すように上左右3方向で開閉が可能な構成であっても良い。蓋部12aの開け方のバリエーションを増やすことで、対応可能な言語を増やすことができる。例えば、3方向で開閉が可能な蓋部12aをケース12の上面側だけでなく下面側にも設けることによって、6カ国語対応とすることができる。

0035

また、本実施の形態では、蓋部12aの開蓋がボタン押下によってなされているが、蓋部12aの開閉機構プッシュラッチ等の部材を用いることにより、蓋部12a自体を押下することで開蓋を行うようにしても良い。この場合、例えば蓋部12aの右端を押すと蓋部12aが左側に開き、蓋部12aの左側を押すと蓋部12aが右側に開き、蓋部12aの下側を押すと蓋部12aが上側に開くような、蓋部12a自体に押下部が設けられた構成が可能である。また、開蓋操作部30の操作手段は押しボタンでなくても良く、スライド式のつまみ等の部材であっても良い。すなわち、つまみをスライドさせることで蓋部12aのロック解除させ、これにより蓋部12aを開けるような構成の採用も可能である。

0036

以上、本発明の実施の形態について説明したが、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。よって、上記実施の形態は、種々変更して実施可能である。

0037

例えば、上記実施の形態は、AEDとは異なる種類の除細動器においても実施可能である。

0038

10AED
11 本体
11aパッド部
11b電気ショックボタン
11cスピーカ
11d画面部
12ケース
12a 蓋部
20 AED操作ガイド
20a日本語表示部
20b英語表示部
20c表示カバー
20d 回転部
30開蓋操作部
30a 日本語ボタン
30b 英語ボタン

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