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技術 システム構成管理装置、システム構成管理方法、及び、システム構成管理プログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 副島賢司
出願日 2011年12月15日 (8年0ヶ月経過) 出願番号 2011-274794
公開日 2013年6月24日 (6年6ヶ月経過) 公開番号 2013-125467
状態 特許登録済
技術分野 ストアードプログラム 特別なプログラム実行装置
主要キーワード 追加配備 隔離環境 構成バージョン 差分構成 構成要素識別子 システム構築装置 差分イメージ マスターイメージ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

基本構成をもとにカスタマイズされたシステム構成を有するシステムを効率的に構築する。

解決手段

システム構成情報記憶部131は、複数のシステム構成の各々の構成要素を示すシステム構成情報を記憶する。既存システム情報記憶部132は、既存システムのシステム構成を含む既存システム情報を記憶する。差分システム構成情報生成部110は、既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成を抽出し、当該抽出されたシステム構成、及び、当該抽出されたシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を出力する。

概要

背景

近年、コンピュータを利用して様々な業務を実施するIT(Information Technology)システムの開発、構築が盛んである。ITシステムが導入され始めた当初は、その開発に比較的長い期間を費やし、一度構築されたシステムを数年間利用し続ける運用がされてきた。また、システムは、顧客毎に専用に開発を行う必要があった。

一方、ここ数年のトレンドとして、構築済みのシステムに機能の追加や改善等を行うことにより、新たな業務に対応する運用が行われている。このような機能の追加、改善を短期間で繰り返し行うシステム開発の形態が、ここ数年多くとられている。

また、一方で、システムを複数の企業で利用可能とするための汎用的なデザインパターンや技術が考案され、システムの設計、実装を複数の企業向けシステムに再利用することが可能となった。その結果、同一のシステムを複数の企業に導入する、いわゆる横展開が盛んに実施されるようになった。しかし、このような横展開では、各企業の固有要件をシステムに取り込むことが要求され、企業毎にシステムのカスタマイズが必要となる。

システムに対する機能追加、改善、カスタマイズ等では、システムの様々なバリエーションを効率よく生成する必要がある。ここで、システムのカスタマイズに関連する技術が、例えば、特許文献1、及び、特許文献2に開示されている。

特許文献1に記載の技術は、コンピュータに目的のシステムを配備する時に、システムのマスターイメージの配備後に、マスターイメージと目的のシステムとの相違に対応する差分イメージを配備する。

特許文献2に記載の技術は、グリッドシステムノード上の隔離環境ジョブ割り当てる時に、隔離環境に配備済みのパッケージに、ジョブに実行に必要なパッケージを追加配備する。

概要

基本構成をもとにカスタマイズされたシステム構成を有するシステムを効率的に構築する。システム構成情報記憶部131は、複数のシステム構成の各々の構成要素を示すシステム構成情報を記憶する。既存システム情報記憶部132は、既存システムのシステム構成を含む既存システム情報を記憶する。差分システム構成情報生成部110は、既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成を抽出し、当該抽出されたシステム構成、及び、当該抽出されたシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を出力する。

目的

本発明は、上述の課題を解決し、基本構成をもとにカスタマイズされたシステム構成を有するシステムを効率的に構築できるシステム構成管理装置システム構成管理方法、及び、システム構成管理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、前記基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される場合に、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報を記憶するシステム構成情報記憶手段と、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報を記憶する既存システム情報記憶手段と、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の前記差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力するシステム構築情報生成手段と、を含むシステム構成管理装置

請求項2

さらに、前記抽出されたシステム構成の既存システムのアクティベーションを行い、当該アクティベーションされた既存システムのインスタンスに、前記抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を適用し、前記構築対象システムを構築するシステム構築手段を含む請求項1に記載のシステム構成管理装置。

請求項3

前記システム構築情報生成手段は、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、アクティベーション済みであり、かつ、前記条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、前記システム構築手段は、前記抽出されたシステム構成のアクティベーション済みの既存システムのインスタンスに、前記抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を適用する請求項2に記載のシステム構成管理装置。

請求項4

前記システム構築情報生成手段は、前記抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を合成した合成差分構成を生成し、前記システム構築手段は、前記アクティベーションされた既存システムのインスタンスに、前記生成された合成差分構成を適用する請求項2または3に記載のシステム構成管理装置。

請求項5

前記システム構成情報は、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成を生成するために差分構成を適用する対象のシステム構成である適用対象システムの識別子と、当該適用対象システムのシステム構成に適用する差分構成の識別子を示し、前記システム構築情報生成手段は、前記システム構成情報の前記構築対象システムのシステム構成の識別子から、前記適用対象システムで示されるシステム構成の識別子を順次取得して、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子のいずれかと一致するかどうかを判定し、一致すると最初に判定されたシステム構成の識別子を、前記条件を満たすシステム構成の識別子として抽出する請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム構成管理装置。

請求項6

複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、前記基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される場合に、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報を記憶し、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報を記憶し、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の前記差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力する、システム構成管理方法

請求項7

さらに、前記抽出されたシステム構成の既存システムのアクティベーションを行い、当該アクティベーションされた既存システムのインスタンスに、前記抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を適用し、前記構築対象システムを構築する請求項6に記載のシステム構成管理方法。

請求項8

コンピュータに、複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、前記基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される場合に、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報を記憶し、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報を記憶し、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の前記差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力する、処理を実行させるシステム構成管理プログラム

請求項9

さらに、前記抽出されたシステム構成の既存システムのアクティベーションを行い、当該アクティベーションされた既存システムのインスタンスに、前記抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を適用し、前記構築対象システムを構築する請求項8に記載のシステム構成管理プログラム。

技術分野

背景技術

0002

近年、コンピュータを利用して様々な業務を実施するIT(Information Technology)システムの開発、構築が盛んである。ITシステムが導入され始めた当初は、その開発に比較的長い期間を費やし、一度構築されたシステムを数年間利用し続ける運用がされてきた。また、システムは、顧客毎に専用に開発を行う必要があった。

0003

一方、ここ数年のトレンドとして、構築済みのシステムに機能の追加や改善等を行うことにより、新たな業務に対応する運用が行われている。このような機能の追加、改善を短期間で繰り返し行うシステム開発の形態が、ここ数年多くとられている。

0004

また、一方で、システムを複数の企業で利用可能とするための汎用的なデザインパターンや技術が考案され、システムの設計、実装を複数の企業向けシステムに再利用することが可能となった。その結果、同一のシステムを複数の企業に導入する、いわゆる横展開が盛んに実施されるようになった。しかし、このような横展開では、各企業の固有要件をシステムに取り込むことが要求され、企業毎にシステムのカスタマイズが必要となる。

0005

システムに対する機能追加、改善、カスタマイズ等では、システムの様々なバリエーションを効率よく生成する必要がある。ここで、システムのカスタマイズに関連する技術が、例えば、特許文献1、及び、特許文献2に開示されている。

0006

特許文献1に記載の技術は、コンピュータに目的のシステムを配備する時に、システムのマスターイメージの配備後に、マスターイメージと目的のシステムとの相違に対応する差分イメージを配備する。

0007

特許文献2に記載の技術は、グリッドシステムノード上の隔離環境ジョブ割り当てる時に、隔離環境に配備済みのパッケージに、ジョブに実行に必要なパッケージを追加配備する。

先行技術

0008

特開2011‐175391号公報
特開2007‐265193号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上述の特許文献1、及び、特許文献2に記載された技術は、基本構成のシステムに対して、当該システムと目的のシステムとの差異を適用することにより、目的のシステムを構築するものであり、基本構成と目的のシステムのシステム構成との差異が大きい場合、システム構築に要する手順が多くなる、あるいは、システム構築に要する差分のデータ量が多くなるという課題がある。

0010

本発明は、上述の課題を解決し、基本構成をもとにカスタマイズされたシステム構成を有するシステムを効率的に構築できるシステム構成管理装置、システム構成管理方法、及び、システム構成管理プログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0011

本発明のシステム構成管理装置は、複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、前記基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される場合に、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報を記憶するシステム構成情報記憶手段と、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報を記憶する既存システム情報記憶手段と、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の前記差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力するシステム構築情報生成手段と、を含む。

0012

本発明のシステム構成管理方法は、複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、前記基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される場合に、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報を記憶し、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報を記憶し、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の前記差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力する。

0013

本発明のシステム構成管理プログラムは、コンピュータに、複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、前記基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される場合に、前記複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報を記憶し、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報を記憶し、前記既存システム情報に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の前記差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と前記構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力する処理を実行させる。

発明の効果

0014

本発明の効果は、基本構成をもとにカスタマイズされたシステム構成を有するシステムを効率的に構築できることである。

図面の簡単な説明

0015

本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態における、システム構成管理システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態における、システム構成情報141の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における、既存システム情報142の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における、差分システム構成情報151の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における、差分システム構成情報151の他の例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における、システム構成管理装置100の処理を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施の形態における、システム構成管理システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施の形態における、システム構成情報141の例を示す図である。
本発明の第2の実施の形態における、既存システム情報143の例を示す図である。
本発明の第2の実施の形態における、差分システム構成情報151の例を示す図である。
本発明の第2の実施の形態における、システム構成管理装置100の処理を示すフローチャートである。

実施例

0016

本発明の実施の形態では、複数のシステム構成の内、ユーザにより指定されたシステム構成を有するシステム(または、プログラム実行環境)を、コンピュータ上に構築する。

0017

ここで、複数のシステム構成の各々は、構成要素として、基本構成、または、基本構成と基本構成に累積的に順番に適用される1以上の差分構成により定義されると仮定する。システム構成が、基本構成と差分構成により定義される場合、当該システム構成は、基本構成に差分構成を順番に適用することにより生成される。ここで、基本構成、及び、差分構成は、例えば、コンピュータ上で動作するプログラムモジュール(以下、モジュールとする)である。また、差分構成は、モジュールに対して設定を行うためのコンフィギュレーションファイル(以下、コンフィギュレーションとする)でもよい。

0018

例えば、アプリケーションAP)モジュールを含むシステムのシステム構成は、基本構成であるOSモジュールと、差分構成である、ミドルウェア(MW)モジュール、アプリケーション(AP)モジュール、及び、APモジュールに対するコンフィギュレーションと、により定義される。この場合、OSモジュールに、MWモジュール、APモジュール、APモジュールに対するコンフィギュレーションが累積的に順番に適用されることにより、システムが構築される。ここで、モジュールの適用とは、モジュールをコンピュータにインストール(配備)することである。また、コンフィギュレーションの適用とは、モジュールに対して、コンフィギュレーションに従った設定を行うことである。

0019

(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。

0020

はじめに、本発明の第1の実施の形態の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態における、システム構成管理システムの構成を示すブロック図である。

0021

図2を参照すると、システム構成管理システムは、システム構成管理装置100、処理装置200、構成要素記憶装置300、及び、既存システム記憶装置400を含む。

0022

システム構成管理装置100は、処理装置200上に、ユーザにより指定されたシステム構成を有するシステムを構築する。

0023

システム構成管理装置100は、差分システム構成情報生成部110、システム構築部120、システム構成情報記憶部131、及び、既存システム情報記憶部132を含む。

0024

システム構成情報記憶部131は、システム構成情報141を記憶する。システム構成情報141は、複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素を示す。

0025

図3は、本発明の第1の実施の形態における、システム構成情報141の例を示す図である。図3のシステム構成情報141では、システム構成の構成バージョン(または、システム構成識別子)を示す「構成バージョン」毎に、差分構成を適用する対象の構成バージョンを示す「適用対象バージョン」、及び、適用対象バージョンに対して適用する差分構成の構成要素の識別子(以下、構成要素識別子とする)を示す「適用構成」が設定される。

0026

ここで、適用対象バージョンが設定されていない構成バージョンは、基本構成に対応し、適用構成には基本構成のモジュールの識別子が設定される。

0027

例えば、構成バージョン「1」は基本構成のシステム構成であり、構成要素はOSモジュール「OS1」である。

0028

また、適用対象バージョンが設定されている構成バージョンのシステム構成は、適用対象バージョンで示されるシステム構成に対して、適用構成で示される差分構成を適用することにより生成されることを示す。すなわち、構成バージョンで示されるシステム構成は、構成要素として、適用対象バージョンで示されるシステム構成の構成要素を全て含むことを示す。

0029

例えば、構成バージョン「2」の適用対象バージョンは「1」であり、構成バージョン「2」のシステム構成は、構成バージョン「1」のシステム構成に対して、差分構成であるMWモジュール「MW1」を適用することにより生成される。また、構成バージョン「2」のシステム構成の構成要素は、OSモジュール「OS1」、及び、MWモジュール「MW1」である。

0030

同様に、構成バージョン「3」の適用対象バージョンは「2」であり、構成バージョン「3」のシステム構成は、構成バージョン「2」のシステム構成に対して、差分構成であるMWモジュール「AP1」を適用することにより生成される。また、構成バージョン「3」のシステム構成の構成要素は、OSモジュール「OS1」、MWモジュール「MW1」、及び、APモジュール「AP1」である。

0031

既存システム情報記憶部132は、既存システム情報142を記憶する。既存システム情報142は、既存システム記憶装置400に登録されているアクティベーション可能なシステム(以下、既存システムとする)のシステム構成を示す。

0032

ここで、既存システムは、既存システム記憶装置400に、仮想マシンモジュール(以下、VM(Virtual Machine)モジュール、または、VMイメージとする)として登録されていると仮定する。この場合、アクティベーションは、既存システム記憶装置400に登録されているVMモジュールをもとに、VMのインスタンスを生成して、処理装置200に配備することに相当する。

0033

図4は、本発明の第1の実施の形態における、既存システム情報142の例を示す図である。図4の例では、既存システムのシステム構成の構成バージョン「既存システム構成バージョン」と、当該構成バージョンの既存システムの識別子「既存システム識別子」を含む。

0034

図4の例では、構成バージョン「2」「4」のシステム構成を有する既存システムとして、システム識別子「VM2」「VM4」のVMモジュールが、それぞれ既存システム記憶装置400に登録されていることを示している。

0035

差分システム構成情報生成部110は、システム構築部120がシステムを構築するために用いる差分システム構成情報151を生成する。差分システム構成情報生成部110は、差分構成管理部111と既存システム検索部112とを含む。

0036

差分構成管理部111は、システム構成情報141を参照し、既存システム検索部112により取得した既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成を抽出し、差分システム構成情報151を生成する。

0037

既存システム検索部112は、既存システム情報142から、システムを構築するために用いる既存システムの構成バージョンとシステム識別子とを抽出する。

0038

図5は、本発明の第1の実施の形態における、差分システム構成情報151の例を示す図である。差分システム構成情報151は、システム構成の構成要素を、既存システムを用いて示す。

0039

図5の差分システム構成情報151では、図3のシステム構成情報141と同様に、「構成バージョン」毎に、「適用対象バージョン」、及び、「適用構成」が設定される。

0040

ここで、適用対象バージョンが設定されていない構成バージョンは、既存システムに対応し、適用構成には既存システムのモジュールの識別子が設定される。

0041

例えば、構成バージョン「4」は既存システムのシステム構成であり、構成要素はVMモジュール「VM4」である。

0042

また、構成バージョン「5」の適用対象バージョンは「4」であり、構成バージョン「5」のシステム構成は、構成バージョン「4」のシステム構成に対して、コンフィギュレーション「AP1Conf11」を適用することにより生成される。

0043

同様に、構成バージョン「6」の適用対象バージョンは「5」であり、構成バージョン「6」のシステム構成は、構成バージョン「5」のシステム構成に対して、コンフィギュレーション「AP1Conf12」を適用することにより生成される。

0044

図6は、本発明の第1の実施の形態における、差分システム構成情報151の他の例を示す図である。

0045

図6の例では、既存システムに適用される差分構成「AP1Conf11」、「AP1Conf12」を合成した、1つの合成差分構成「AP1Conf11_12」が設定されている。

0046

ここで、合成差分構成は、例えば、複数のコンフィギュレーションの各々の設定を上書きする、または、所定の条件が成立した場合に上書きすることにより生成される。合成差分構成は、複数のモジュールを1つのモジュール、または、複数のコンフィギュレーションファイルを1つのコンフィギュレーションファイルとして生成できれば、他の方法によって生成されてもよい。

0047

システム構築部120は、差分システム構成情報151を用いて、システムを構築する。システム構築部120は、アクティベート部121と差分構成適用部122とを含む。

0048

アクティベート部121は、差分システム構成情報151で示される既存システムのアクティベーションを行う。

0049

差分構成適用部122は、アクティベーションされた既存システムに、差分システム構成情報151で示される差分構成を適用する。

0050

処理装置200は、システム構成管理装置100により構築されたシステムの処理を実行する。処理装置200は、例えば、通信機能を持つ基本OSやインストールプログラム等を備えたコンピュータである。

0051

構成要素記憶装置300は、基本構成、及び、差分構成に対応するモジュール、及び、コンフィギュレーションを記憶する。図2の例では、構成要素記憶装置300は、OSモジュール「OS1」、MWモジュール「MW1」、APモジュール「AP1」、及び、コンフィギュレーション「AP1Conf10」「AP1Conf11」「AP1Conf12」を記憶する。

0052

既存システム記憶装置400は、既存システムを記憶する。図2の例では、既存システム記憶装置400は、既存システムとして、VMモジュール「VM2」「VM4」を記憶する。

0053

なお、システム構成管理装置100はCPU(Central Processing Unit)とプログラムを記憶した記憶媒体を含み、プログラムに基づく制御によって動作するコンピュータであってもよい。また、システム構成情報記憶部131と、既存システム情報記憶部132とは、それぞれ個別の記憶媒体でも、1つの記憶媒体によって構成されてもよい。

0054

次に、本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成管理装置100の動作について説明する。

0055

ここでは、システム構成情報記憶部131には、図3のシステム構成情報141が設定されていると仮定する。また、既存システム情報記憶部132には、図4の既存システム情報142が設定されていると仮定する。

0056

図7は、本発明の第1の実施の形態における、システム構成管理装置100の処理を示すフローチャートである。

0057

はじめに、差分システム構成情報生成部110の差分システム構成情報生成部110は、ユーザから構築対象システムの構成バージョンを受け付ける(ステップS101)。

0058

例えば、差分システム構成情報生成部110は、ユーザから構成バージョン「6」を受け付ける。

0059

差分構成管理部111は、システム構成情報記憶部131から、システム構成情報141を取得する(ステップS102)。

0060

例えば、差分構成管理部111は、図3のシステム構成情報141を取得する。

0061

既存システム検索部112は、システム構成情報141と既存システム情報142をもとに、既存システム情報142に含まれる既存システムの構成バージョンの内で、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の数が最小になる条件を満たす構成バージョンを抽出する(ステップS103)。ここで、既存システム検索部112は、システム構成情報141上で、構築対象システムの構築バージョンから、適用対象バージョンで示される構成バージョンを順次取得し、既存システム情報142上で検索する。そして、既存システム検索部112は、取得した構成バージョンが既存システムの構成バージョンのいずれかに一致するかどうかを判定する。そして、既存システム検索部112は、既存システムの構成バージョンのいずれかに一致すると最初に判定された構成バージョンを、上記条件を満足する既存システムの構成バージョンとして抽出する。

0062

例えば、既存システム検索部112は、図3のシステム構成情報141の構成バージョンを「6」、「5」、「4」、…の順に取得して、図4の既存システム情報142上を検索し、既存システムの構成バージョン「4」を抽出する。

0063

なお、上述の条件を満たす既存システムの構成バージョンを抽出できれば、システム構成既存システム検索部112は、他の方法で構成バージョンを抽出してもよい。例えば、システム構成既存システム検索部112は、システム構成情報141をもとに、既存システムのシステム構成の構成要素と構築対象システムのシステム構成の構成要素とを比較し、上述の条件を満たす既存システムの構成バージョンを抽出してもよい。

0064

既存システム検索部112は、既存システム情報142から、抽出された構成バージョンに対応する既存システム識別子を抽出する(ステップS104)。

0065

例えば、既存システム検索部112は、図4の既存システム情報142から、構成バージョン「4」に対応する既存システム識別子「VM4」を取得する。

0066

差分構成管理部111は、システム構成情報141を参照し、構築対象システムの構成バージョンとステップS103で抽出された既存システムの構成バージョンとの間の差分構成を抽出する(ステップS105)。ここで、差分構成管理部111は、構築対象システムの構成バージョンのシステム構成の構成要素(基本構成、差分構成)から、既存システムの構成バージョンのシステム構成の構成要素(基本構成、差分構成)を除いた、残りの差分構成の構成要素識別子を抽出する。

0067

例えば、差分構成管理部111は、図3のシステム構成情報141を参照し、構成バージョン「6」のシステム構成の構成要素から、構成バージョン「4」のシステム構成の構成要素を除いた、残りの差分構成の構成要素識別子「AP1Conf11」、「AP1Conf12」を抽出する。

0068

差分構成管理部111は、ステップS103で抽出された既存システムの構成バージョン、ステップS104で抽出された既存システムのシステム識別子、及び、ステップS105で抽出された差分構成の構成要素識別子をもとに、差分システム構成情報151を生成する(ステップS106)。

0069

例えば、差分構成管理部111は、図5の差分システム構成情報151を生成する。

0070

なお、差分構成管理部111は、ステップS105で抽出された差分構成をもとに、合成差分構成を生成し、例えば、図6の差分システム構成情報151を生成してもよい。

0071

次に、システム構築部120のアクティベート部121は、差分システム構成情報151で示される既存システムのアクティベーションを行う(ステップS107)。

0072

ここで、既存システムがVMモジュールの場合、アクティベート部121は、差分システム構成情報151の既存システム識別子で示されるVMモジュールを既存システム記憶装置400から取得して、そのインスタンスを生成し、処理装置200に配備する。

0073

例えば、アクティベート部121は、図5の差分システム構成情報151で示される既存システムであるVMモジュール「VM4」を取得し、そのインスタンス「VM4a」を、図2のように処理装置200に配備する。

0074

次に、差分構成適用部122は、差分システム構成情報151で示される差分構成をアクティベーションされた既存システムのインスタンスに適用する(ステップS108)。

0075

例えば、差分構成適用部122は、図5の差分システム構成情報151で示される差分構成であるコンフィギュレーション「AP1Conf11」、「AP1Conf12」を、順番に、VMモジュールのインスタンス「VM4a」に適用する。

0076

これにより、構成バージョン「6」のシステム構成を有するシステムが、処理装置200上に構築される。

0077

なお、差分システム構成情報151の差分構成として、例えば、図6の差分システム構成情報151のように、合成差分構成が設定されている場合、差分構成適用部122は、合成差分構成であるコンフィギュレーション「AP1Conf11_12」をVMモジュールのインスタンス「VM4a」に適用する。

0078

以上により、本発明の第1の実施の形態の動作が完了する。

0079

次に、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。

0080

本発明のシステム構成管理装置100は、システム構成情報記憶部131、既存システム情報記憶部132、及び、差分システム構成情報生成部110を含む。

0081

ここで、複数のシステム構成の各々の構成要素が、基本構成、または、基本構成と当該基本構成に順番に適用される1以上の差分構成で定義される。

0082

システム構成情報記憶部131は、複数のシステム構成の各々の識別子対応に、当該システム構成の1以上の構成要素の識別子を示すシステム構成情報141を記憶する。

0083

既存システム情報記憶部132は、アクティベーション可能なシステムである既存システムのシステム構成の識別子を1以上含む既存システム情報142を記憶する。

0084

差分システム構成情報生成部110は、既存システム情報142に含まれる既存システムのシステム構成の識別子の内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の数が最小になる条件を満たすシステム構成の識別子を抽出し、当該抽出されたシステム構成の識別子、及び、当該抽出されたシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を出力する。

0085

本発明の第1の実施の形態によれば、基本構成をもとにカスタマイズされたシステム構成を有するシステムを効率的に構築できる。その理由は、既存システム検索部112が、既存システム情報142に含まれる既存システムの構成バージョンの内、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の数が最小になる条件を満たす構成バージョンを抽出し、抽出された既存システムの構成バージョン、及び、抽出された構成バージョンのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の識別子を含む、差分システム構成情報151を出力するためである。差分システム構成情報151により示される既存システムを用いることにより、構築対象システムが、基本構成に対して差分構成を順次適用する場合に比べて、少ない手順、少ない時間で効率的に構築される。また、頻繁に利用するシステム構成のシステムを既存システムとして登録しておくことにより、さらに効率的にシステムを構築できる
また、本発明の第1の実施の形態によれば、基本構成をもとにカスタマイズされた複数のシステム構成を管理する場合に、システム構成を定義するデータ量を削減できる。その理由は、複数のシステム構成の構成要素が、システム構成情報141や差分システム構成情報151のように、基本構成や既存システムと、当該基本構成や既存システムに適用される差分構成とによって定義されるためである。

0086

(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。

0087

本発明の第2の実施の形態においては、既存システム検索部113が、既存システム情報143から、アクティベーション済みの既存システムの構成バージョンを抽出する点において、第1の実施の形態と異なる。

0088

はじめに、本発明の第2の実施の形態の構成について説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態における、システム構成管理システムの構成を示すブロック図である。

0089

本発明の第2の実施の形態の構成は、既存システム検索部113、及び、既存システム情報記憶部133を除いて、本発明の第1の実施の形態の構成と同様となる。

0090

既存システム情報記憶部133は、既存システム情報143を記憶する。既存システム情報143は、既存システムのシステム構成と、当該既存システムのアクティベーションの状態を示す。

0091

図10は、本発明の第2の実施の形態における、既存システム情報143の例を示す図である。図10の例では、既存システム情報143は、既存システム情報142と同様の「既存システム構成バージョン」、「既存システム識別子」に加えて、当該構成バージョンの既存システムがアクティベーション済みかどうかを示すフラグ「アクティベーションフラグ」を含む。

0092

図10の例では、構成バージョン「1」「2」のシステム構成を有する既存システムとして、システム識別子「VM1」「VM2」のVMモジュールが、それぞれ既存システム記憶装置400に登録されていることを示している。さらに、図10の例では、システム識別子「VM2」のVMモジュールがアクティベーションされている(インスタンスが生成され、処理装置200に配備されている)ことを示している。

0093

既存システム検索部113は、既存システム情報143から、システムを構築するために用いる、アクティベーション済みの既存システムの構成バージョンとシステム識別子とを抽出する。

0094

次に、本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成管理装置100の動作について説明する。

0095

図9は、本発明の第2の実施の形態における、システム構成情報141の例を示す図である。

0096

ここでは、システム構成情報記憶部131には、図9のシステム構成情報141が設定されていると仮定する。また、図8に示すように、処理装置200上で、構成バージョン「2」のVMモジュールのインスタンス「VM2a」に、APモジュール「AP1」を適用し、構成バージョン「3.1」のシステムが構築されていると仮定する。また、既存システム情報記憶部133には、図10の既存システム情報143が設定されていると仮定する。

0097

図12は、本発明の第2の実施の形態における、システム構成管理装置100の処理を示すフローチャートである。

0098

はじめに、差分システム構成情報生成部110の差分システム構成情報生成部110は、ユーザから構築対象システムの構成バージョンを受け付け(ステップS201)、システム構成情報141を取得する(ステップS202)。

0099

例えば、差分システム構成情報生成部110は、図9のシステム構成情報141を取得する。

0100

既存システム検索部113は、システム構成情報141と既存システム情報142をもとに、既存システム情報143に含まれるアクティベーション済みの既存システムの構成バージョンの内で、既存システムのシステム構成の全構成要素が構築対象システムのシステム構成の構成要素に含まれ、かつ、既存システムのシステム構成と構築対象システムのシステム構成との間の差分構成の数が最小になる条件を満たす構成バージョンを抽出する(ステップS203)。

0101

例えば、既存システム検索部112は、図9のシステム構成情報141の構成バージョンを「3.2」、「2」、…の順に取得し、図10の既存システム情報143に含まれる、「アクティベーションフラグ」がアクティベーション済みである構成バージョン「2」を抽出する。

0102

既存システム検索部113は、既存システム情報142から、抽出された構成バージョンに対応する既存システム識別子を抽出する(ステップS204)。

0103

例えば、既存システム検索部113は、図10の既存システム情報143から、構成バージョン「2」に対応する既存システム識別子「VM2」を抽出する。

0104

差分構成管理部111は、構築対象システムの構成バージョンと既存システムの構成バージョンとの間の差分構成を抽出する(ステップS205)。

0105

例えば、差分構成管理部111は、差分構成の構成要素識別子「AP2」を抽出する。

0106

差分構成管理部111は、差分システム構成情報151を生成する(ステップS206)。

0107

図11は、本発明の第2の実施の形態における、差分システム構成情報151の例を示す図である。

0108

図11の差分システム構成情報151において、構成バージョン「2」はアクティベーション済みの既存システムのシステム構成であり、構成要素はVMモジュール「VM2」である。

0109

また、構成バージョン「3.2」の適用対象バージョンは「2」であり、構成バージョン「3.2」のシステム構成の構成要素は、構成バージョン「2」のシステム構成に対して、APモジュール「AP2」を適用することにより生成される。

0110

例えば、差分構成管理部111は、図11の差分システム構成情報151を生成する。

0111

次に、差分構成適用部122は、差分システム構成情報151で示される差分構成を、処理装置200上のアクティベーション済みの既存システムのインスタンスに適用する(ステップS207)。

0112

例えば、差分構成適用部122は、図5の差分システム構成情報151で示される差分構成であるコンフィギュレーション「AP2」を、VMモジュール「VM2」のインスタンス「VM2a」に適用する。

0113

これにより、構成バージョン「3.1」のシステムに加えて、構成バージョン「3.2」のシステムが、同じVMモジュール「VM2」のインスタンス「VM2a」を共有して、処理装置200上に構築される。

0114

以上により、本発明の第2の実施の形態の動作が完了する。

0115

なお、本発明の第2の実施の形態では、既存システム検索部113が、既存システム情報143から、アクティベーション済みの既存システムの構成バージョンを抽出するが、既存システム検索部113は、さらに、既存システムがアクティベーション済みで、当該既存システムのインスタンスを用いて構築されているシステムが、当該インスタンスを用いて構築される他のシステムと共存可能である場合に、当該既存システムの構成バージョンを抽出してもよい。例えば、上述の例に関して、既存システム検索部113は、構成バージョン「2」のVMモジュールのインスタンス「VM2a」を用いて構築されている、構成バージョン「3.1」のシステムが、インスタンス「VM2a」を他のシステムと共有できる場合、構成バージョン「2」を抽出してもよい。

0116

本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態に比べて、より少ないコンピュータリソースで、システムを構築できる。その理由は、既存システム検索部113が、既存システム情報143から、アクティベーション済みの既存システムの構成バージョンを抽出し、当該既存システムのインスタンスに差分構成を適用することによって、システムを構築するためである。これにより、アプリケーションコンテナ等、複数のアプリケーションを搭載可能なミドルウェアを、システムの一部として利用できる。

0117

以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

0118

例えば、本発明の実施の形態では、システムの構成要素である基本構成、及び、差分構成が、コンピュータ(処理装置200)上で動作するプログラムモジュール、または、プログラムモジュールに対するコンフィギュレーションファイルである場合を例に、構成、及び、動作を説明した。しかしながら、基本構成は、コンピュータ(処理装置200)でもよい。この場合、差分構成は、コンピュータに対して設定を行うためのコンフィギュレーションファイルでもよい。既存システムの基本構成がコンピュータの場合、既存システムのアクティベーションは、当該コンピュータの利用権管理装置(図示せず)等からの取得、及び、当該コンピュータの起動を含んでもよい。

0119

また、本発明の実施の形態において、処理装置200上で構築されたシステムのVMモジュールを既存システム記憶装置400に登録し、当該システムに関する情報(構成バージョン、VMモジュールのシステム識別子)を既存システム情報142に設定することにより、構築されたシステムを、さらに、他のシステムを構築するための既存システムとして、再利用してもよい。

0120

また、本発明の実施の形態では、システム構築部120が、差分システム構成情報151を用いてシステムを構築するが、差分システム構成情報生成部110が、差分システム構成情報151をシステム構築装置(図示せず)等に出力し、当該システム構築装置が、差分システム構成情報151を用いて、システムを構築してもよい。

0121

本発明は、システムのテストや、類似システムの横展開等のために、多様な実行環境の構築を必要とするシステム開発やシステムの運用基盤に適用できる。

0122

100システム構成管理装置
110 差分システム構成情報生成部
111差分構成管理部
112既存システム検索部
113 既存システム検索部
120システム構築部
121アクティベート部
122 差分構成適用部
131システム構成情報記憶部
132既存システム情報記憶部
133 既存システム情報記憶部
141 システム構成情報
142 既存システム情報
143 既存システム情報
151 差分システム構成情報
200処理装置
300 構成要素記憶装置
400 既存システム記憶装置

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