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技術 無線受信装置、無線受信装置の制御方法、無線受信プログラムおよび無線受信プログラムを格納した記録媒体

出願人 パイオニア株式会社
発明者 和田幸人
出願日 2011年12月9日 (8年3ヶ月経過) 出願番号 2011-269735
公開日 2013年6月17日 (6年9ヶ月経過) 公開番号 2013-121175
状態 拒絶査定
技術分野 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード リモコン受光素子 赤外線受信装置 防止器 リモコン操作信号 物体検出ステップ カスタムコード 無線波 識別ステップ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

リモコン近接センサの受信手段を共通化するとともに、リモコンや近接センサが動作する際に誤動作を防止することができる無線受信装置、無線受信装置の制御方法無線受信プログラムおよび無線受信プログラムを格納した記録媒体を提供する。

解決手段

PD2が受光信号を出力していない状態で第1LED4を発光させて、PD2が受光信号を出力した後に第1LED4の発光を停止させた際に、PD2が受光信号を出力している場合は、リモコン10など外部要因による入力であると判定してリモコンコード識別を行い、PD2が受光信号を出力していない場合は、第1LED4が出射した光が物体反射した反射光受光したと判定して物体の接近と判定する。

概要

背景

従来、オーディオ機器などの電子機器において、LED(発光ダイオード)などの発光素子から赤外線赤外光)を出射して、その赤外光が物体反射した反射光フォトダイオードなどの受光素子で検出することで、手などの物体の接近を検出する近接センサが利用されている(例えば、特許文献1を参照)。

また、電子機器の操作のために赤外線を利用したリモートコントローラ(以下リモコンとする)が用いられることも多い。

上述した近接センサとリモコンはともに同じ無線波(赤外線)を利用しているので、電子機器に両方とも備えてしまうとリモコンの操作信号で近接センサが動作したり、近接センサの反射光をリモコンの操作信号と認識したりする誤動作が発生するという問題があった。この問題を図1を参照して詳細に説明する。

まず、図1(a)は近接センサがリモコンの操作信号により誤動作する場合の波形図である。図1(a)の時刻t1で近接センサ用LEDの発光リモコン操作信号の出力が同時に行われると、受光素子であるフォトダイオードでは、近接センサ用LEDの反射光が入射するのとほぼ同じ時間に近接センサ用LEDが出射したのと同じ波形が観測されてしまうため、実際は手などの物体が無く反射光が検出されない場合でも物体を検出したと誤動作してしまう。

次に、図1(b)はリモコンの受信部が近接センサの反射光により誤動作する場合の波形図である。図1(b)では、最上段に示したような波形がリモコンの操作信号である場合に、近接センサ用LED1が時刻t1、t3に、近接センサ用LED2が時刻t2にそれぞれ発光し、フォトダイオードではそれぞれの反射光を検出したとすると、フォトダイオードにおける波形は、リモコン操作信号と同じとなってしまうため、実際はリモコンの操作信号が出力されていない場合でもリモコンの操作信号を受信したと誤動作してしまう。

したがって、従来は特許文献2に記載されているように、リモコン受光素子に赤外線を利用した場合は、近接センサ(測距センサ)には超音波を用いるなど、異なる無線波を利用していた。

概要

リモコンと近接センサの受信手段を共通化するとともに、リモコンや近接センサが動作する際に誤動作を防止することができる無線受信装置、無線受信装置の制御方法無線受信プログラムおよび無線受信プログラムを格納した記録媒体を提供する。PD2が受光信号を出力していない状態で第1LED4を発光させて、PD2が受光信号を出力した後に第1LED4の発光を停止させた際に、PD2が受光信号を出力している場合は、リモコン10など外部要因による入力であると判定してリモコンコード識別を行い、PD2が受光信号を出力していない場合は、第1LED4が出射した光が物体に反射した反射光を受光したと判定して物体の接近と判定する。

目的

本発明は、例えば、リモコンと近接センサの受信手段を共通化するとともに、リモコンや近接センサが動作する際の誤動作を防止することができる無線受信装置、無線受信装置の制御方法、無線受信プログラムおよび無線受信プログラムを格納した記録媒体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

物体の接近を検出するために無線波発信する発信手段と、前記無線波を受信して受信信号を出力する受信手段と、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、前記物体の検出を行う物体検出手段と、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、外部のリモートコントローラが発信した前記無線波と同じ種類の無線波による操作信号の識別を行う識別手段と、を備えた無線受信装置であって、前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定された場合は、前記物体検出手段に前記物体の検出を行わせ、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定された場合は、前記識別手段に前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせるように制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする無線受信装置。

請求項2

前記判定手段は、前記受信手段が前記受信信号を出力していない状態で前記発信手段に前記無線波を発信させて、前記受信手段が前記受信信号を出力した後に前記発信手段に前記無線波の発信を停止させた場合に、前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定し、前記制御手段は、前記判定手段によって前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定された場合は、前記物体検出手段に前記物体の検出を行わせ、前記判定手段によって前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定された場合は、前記識別手段に前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせることを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。

請求項3

前記制御手段は、前記識別手段に前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせた場合に、前記発信手段に前記無線波の発信を予め定めた所定時間停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の無線受信装置。

請求項4

前記発信手段を複数備え、前記判定手段による判定と前記制御手段による制御を、一つの前記発信手段ごとに順次行うことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の無線受信装置。

請求項5

物体の接近を検出するために無線波を発信する発信手段と、前記無線波を受信して受信信号を出力する受信手段と、を備えた無線受信装置において、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、前記物体の検出を行う物体検出ステップと、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、外部のリモートコントローラが発信した前記無線波と同じ種類の無線波による操作信号の識別を行う識別ステップと、を備えた無線受信装置の制御方法であって、前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定した場合は、前記物体検出ステップにおいて前記物体の検出を行わせ、前記判定ステップにおいて前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定した場合は、前記識別ステップにおいて前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせるように制御する制御ステップと、を備えていることを特徴とする無線受信装置の制御方法。

請求項6

物体の接近を検出するために無線波を発信する発信手段と、前記無線波を受信して受信信号を出力する受信手段と、を備えた無線受信装置のコンピュータを、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、前記物体の検出を行う物体検出手段と、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、外部のリモートコントローラが発信した前記無線波と同じ種類の無線波による操作信号の識別を行う識別手段と、して機能させる無線受信プログラムであって、前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定された場合は、前記物体検出手段に前記物体の検出を行わせ、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定された場合は、前記識別手段に前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせるように制御する制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする無線受信プログラム。

請求項7

請求項6に記載の無線受信プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体

技術分野

0001

本発明は、発信手段から発信された無線波反射波により物体を検出するとともに、リモートコントローラから出力される操作信号が含まれる無線波を受信することができる無線受信装置、無線受信装置の制御方法無線受信プログラムおよび無線受信プログラムを格納した記録媒体に関する。

背景技術

0002

従来、オーディオ機器などの電子機器において、LED(発光ダイオード)などの発光素子から赤外線赤外光)を出射して、その赤外光が物体に反射した反射光フォトダイオードなどの受光素子で検出することで、手などの物体の接近を検出する近接センサが利用されている(例えば、特許文献1を参照)。

0003

また、電子機器の操作のために赤外線を利用したリモートコントローラ(以下リモコンとする)が用いられることも多い。

0004

上述した近接センサとリモコンはともに同じ無線波(赤外線)を利用しているので、電子機器に両方とも備えてしまうとリモコンの操作信号で近接センサが動作したり、近接センサの反射光をリモコンの操作信号と認識したりする誤動作が発生するという問題があった。この問題を図1を参照して詳細に説明する。

0005

まず、図1(a)は近接センサがリモコンの操作信号により誤動作する場合の波形図である。図1(a)の時刻t1で近接センサ用LEDの発光リモコン操作信号の出力が同時に行われると、受光素子であるフォトダイオードでは、近接センサ用LEDの反射光が入射するのとほぼ同じ時間に近接センサ用LEDが出射したのと同じ波形が観測されてしまうため、実際は手などの物体が無く反射光が検出されない場合でも物体を検出したと誤動作してしまう。

0006

次に、図1(b)はリモコンの受信部が近接センサの反射光により誤動作する場合の波形図である。図1(b)では、最上段に示したような波形がリモコンの操作信号である場合に、近接センサ用LED1が時刻t1、t3に、近接センサ用LED2が時刻t2にそれぞれ発光し、フォトダイオードではそれぞれの反射光を検出したとすると、フォトダイオードにおける波形は、リモコン操作信号と同じとなってしまうため、実際はリモコンの操作信号が出力されていない場合でもリモコンの操作信号を受信したと誤動作してしまう。

0007

したがって、従来は特許文献2に記載されているように、リモコン受光素子に赤外線を利用した場合は、近接センサ(測距センサ)には超音波を用いるなど、異なる無線波を利用していた。

先行技術

0008

特開平8−113098号公報
特許第3250779号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、特許文献2に記載のテレビ近傍聴視防止器では、上述したように、リモコンに赤外線を利用し、測距センサに超音波を利用しているので、受信手段を共通化することはできず、部品点数の削減等のコスト低減が困難であった。

0010

そこで、本発明は、例えば、リモコンと近接センサの受信手段を共通化するとともに、リモコンや近接センサが動作する際の誤動作を防止することができる無線受信装置、無線受信装置の制御方法、無線受信プログラムおよび無線受信プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0011

上記課題を解決するために、請求項1に記載の無線受信装置は、物体の接近を検出するために無線波を発信する発信手段と、前記無線波を受信して受信信号を出力する受信手段と、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、前記物体の検出を行う物体検出手段と、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、外部のリモートコントローラが発信した前記無線波と同じ種類の無線波による操作信号の識別を行う識別手段と、を備えた無線受信装置であって、前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定された場合は、前記物体検出手段に前記物体の検出を行わせ、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定された場合は、前記識別手段に前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせるように制御する制御手段と、を備えていることを特徴としている。

0012

請求項5に記載の無線受信装置の制御方法は、物体の接近を検出するために無線波を発信する発信手段と、前記無線波を受信して受信信号を出力する受信手段と、を備えた無線受信装置において、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、前記物体の検出を行う物体検出ステップと、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、外部のリモートコントローラが発信した前記無線波と同じ種類の無線波による操作信号の識別を行う識別ステップと、を備えた無線受信装置の制御方法であって、前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定した場合は、前記物体検出ステップにおいて前記物体の検出を行わせ、前記判定ステップにおいて前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定した場合は、前記識別ステップにおいて前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせるように制御する制御ステップと、を備えていることを特徴としている。

0013

請求項6に記載の無線受信プログラムは、物体の接近を検出するために無線波を発信する発信手段と、前記無線波を受信して受信信号を出力する受信手段と、を備えた無線受信装置のコンピュータを、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、前記物体の検出を行う物体検出手段と、前記受信手段が出力した前記受信信号に基づいて、外部のリモートコントローラが発信した前記無線波と同じ種類の無線波による操作信号の識別を行う識別手段と、して機能させる無線受信プログラムであって、前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後で前記受信手段が前記受信信号を出力していないと判定された場合は、前記物体検出手段に前記物体の検出を行わせ、前記判定手段によって前記発信手段に前記無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで前記受信手段が前記受信信号を出力していると判定された場合は、前記識別手段に前記リモートコントローラが発信した前記操作信号の識別を行わせるように制御する制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴としている。

図面の簡単な説明

0014

従来の無線受信装置における誤動作の例を示したタイミングチャートである。
本発明の一実施例にかかる赤外線受信装置ブロック図である。
図2に示された赤外線受信装置の動作のフローチャートである。
図2に示された赤外線受信装置にリモコンからの信号のみを受信した場合のタイミングチャートである。
図2に示された赤外線受信装置にLEDの反射光のみを受信した場合のタイミングチャートである。
図2に示された赤外線受信装置にリモコンからの信号とLEDの反射光を同時に受信した場合のタイミングチャートである。

0015

以下、本発明の一実施形態にかかる無線受信装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる無線受信装置は、判定手段が、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力しているか否かを判定し、制御手段が、判定手段によって発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が受信信号を出力していないと判定された場合は、物体検出手段に物体の検出を行わせ、判定手段によって発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで受信手段が受信信号を出力していると判定された場合は、識別手段にリモートコントローラが発信した操作信号の識別を行わせるように制御するので、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力していない場合は、発信手段から発信者無線波の反射波を受信したとして物体の接近を検出させることができ、発信手段に無線波を発信させる前または停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力している場合は、反射波ではなくリモコンの操作信号が入力された可能性が高いと判定して、リモコンの操作信号の識別を行わせることができる。したがって、発信手段が発信される前と停止された後の受信手段の受信信号によってリモコン操作信号の識別と近接センサの検出のうちいずれか一方を選択して行うようにしたために、受信手段を共通化することができるとともに、リモコンの操作信号を近接センサの反射波と認識したり、近接センサの反射波をリモコンの操作信号と認識するといった誤動作を防止することができる。

0016

また、判定手段は、受信手段が受信信号を出力していない状態で発信手段に無線波を発信させて、受信手段が受信信号を出力した後に発信手段に無線波の発信を停止させた場合に、受信手段が受信信号を出力しているか否かを判定し、制御手段は、判定手段によって受信手段が受信信号を出力していないと判定された場合は、物体検出手段に物体の検出を行わせ、判定手段によって受信手段が受信信号を出力していると判定された場合は、識別手段にリモートコントローラが発信した操作信号の識別を行わせてもよい。このようにすることにより、受信手段が受信信号を出力していない状態で発信手段を発信させて停止させた場合に、受信手段が受信信号を出力しているか否かを判定することで、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力しているか否かを判定することができ、その判定の結果に基づいて、制御手段が、識別手段または物体検出手段を動作させるために、受信手段を共通化することができるとともに、リモコンの操作信号を近接センサの反射波と認識したり、近接センサの反射波をリモコンの操作信号と認識するといった誤動作を防止することができる。

0017

また、制御手段は、識別手段にリモートコントローラが発信した操作信号の識別を行わせた場合に、発信手段に無線波の発信を予め定めた所定時間停止させてもよい。このようにすることにより、リモコンの操作を示す無線波が正確に認識できなかった場合は、近接センサとしての動作を所定期間停止して、再度リモコンの出力する無線波のみを受信するようにできる。したがって、リモコンの操作を示す無線波を正確に認識できる可能性が高くなる。

0018

また、発信手段を複数備え、判定手段による判定と制御手段による制御を、一つの発信手段ごとに順次行ってもよい。このようにすることにより、手などの物体の移動を検出することができ、例えばワイプなどの動作を検出することが可能となる。

0019

本発明の一実施形態にかかる無線受信装置の制御方法は、判定ステップで、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力しているか否かを判定し、制御ステップで、判定ステップにおいて発信手段が無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が受信信号を出力していないと判定した場合は、物体検出ステップを実行させて物体の検出を行わせ、判定ステップにおいて発信手段が無線波を発信した前と停止させた後のいずれかで受信手段が受信信号を出力していると判定した場合は、識別ステップを実行させてリモートコントローラが発信した操作信号の識別を行わせるように制御するので、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力していない場合は、発信手段から発信者無線波の反射波を受信したとして物体の接近を検出させることができ、発信手段に無線波を発信させる前または停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力している場合は、反射波ではなくリモコンの操作信号が入力された可能性が高いと判定して、リモコンの操作信号の識別を行わせることができる。したがって、発信手段が発信される前と停止された後の受信手段の受信信号によってリモコン操作信号の識別と近接センサの検出のうちいずれか一方を選択して行うようにしたために、受信手段を共通化することができるとともに、リモコンの操作信号を近接センサの反射波と認識したり、近接センサの反射波をリモコンの操作信号と認識するといった誤動作を防止することができる。

0020

本発明の一実施形態にかかる無線受信プログラムは、判定手段が、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力しているか否かを判定し、制御手段が、判定手段によって発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が受信信号を出力していないと判定された場合は、物体検出手段に物体の検出を行わせ、判定手段によって発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後のいずれかで受信手段が受信信号を出力していると判定された場合は、識別手段にリモートコントローラが発信した操作信号の識別を行わせるように制御するので、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力していない場合は、発信手段から発信者無線波の反射波を受信したとして物体の接近を検出させることができ、発信手段に無線波を発信させる前または停止させた後で受信手段が無線波を受信したことを示す受信信号を出力している場合は、反射波ではなくリモコンの操作信号が入力された可能性が高いと判定して、リモコンの操作信号の識別を行わせることができる。したがって、発信手段が発信される前と停止された後の受信手段の受信信号によってリモコン操作信号の識別と近接センサの検出のうちいずれか一方を選択して行うようにしたために、受信手段を共通化することができるとともに、リモコンの操作信号を近接センサの反射波と認識したり、近接センサの反射波をリモコンの操作信号と認識するといった誤動作を防止することができる。

0021

また、上述した無線受信プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラム機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。

0022

本発明の一実施例にかかる無線受信装置としての赤外線受信装置1を図2乃至図6を参照して説明する。赤外線受信装置1は、例えばオーディオ機器などの電子機器に設けられ、図2に示すように、フォトダイオード(PD)2と、抵抗3と、第1LED4と、第2LED5と、マイコン6と、を備えている。

0023

受信手段としてのPD2は、外部から入射する無線波としての赤外光を受光する受光素子であり、例えば赤外線受信装置1が設けられる電子機器のケース使用者と相対する面(正面)に設けられている。PD2は図2に示したように、アノード電源に接続され、カソードが抵抗3の一端側に接続される。PD2は、後述する第1LED4や第2LED5から出射した赤外光の反射光や、後述するリモコン10から出射される赤外光などを受光して受光レベルに応じた電気信号受光信号)を出力する。抵抗3は、PD2と直列に接続され、一端側がPD2のカソード側に接続されて、他端側が接地されている。

0024

発信手段としての第1LED4と第2LED5は、図2に示したように、アノードが電源に接続され、カソードがマイコン6に接続され、マイコン6からの制御により無線波として赤外光を出射する発光ダイオードである。第1LED4と第2LED5は、例えば赤外線受信装置1が設けられる電子機器のケースの正面に、横方向や縦方向に互いに間隔を空けて設けられている。

0025

物体検出手段、識別手段、判定手段、制御手段としてのマイコン6は、CPUやメモリなどを内蔵したマイクロコンピュータであり、第1LED5と第2LED5に対するドライバとして発光制御を行う。また、マイコン6は、PD2が受光した受光信号から第1LED5または第2LED5が出射した赤外光の反射光を検出して物体の接近を検出したり、PD2が受光した受光信号から後述するリモコン10が出力(出射)した赤外光から操作信号の識別を行う。

0026

リモコン10は、図2に示したように操作部11と、制御部12と、LED13と、を備えている。

0027

操作部11は、例えば、赤外線受信装置1が設けられている電子機器を操作する複数のボタン等から構成されている。

0028

制御部12は、操作部11で操作されたボタンに応じた操作情報リモコンコード)に沿ってLED13を発光させる。リモコンコードとは、詳細は後述するが、複数のHiレベルおよびLowレベルによって構成されたシリアルデータであり、メーカ(機器)の識別や操作内容などが含まれている。

0029

LED13は、制御部12からの制御によりリモコンコードを赤外線に変換して出射する。つまり、第1LED4と第2LED5と同じ種類の無線波を発信する。

0030

次に、上述した構成の赤外線受信装置1の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。図3に示したフローチャートはマイコン6で実行される。

0031

まず、ステップS1において、赤外線受信装置1を起動してステップS2に進む。起動とは、PD2や第1LED4、第2LED5などに電源が供給されて動作可能な状態となることを意味する。

0032

次に、ステップS2において、待機してステップS3に進む。なお、本ステップでは、実際に特定の期間待機しなくてもよく、直ちに次のステップS3に進んでもよい。

0033

次に、ステップS3において、PD2に信号が入力されているか否かを判断し、入力されている場合(Yesの場合)はステップS4に進み、入力されていない場合(Noの場合)はステップS6に進む。本ステップではPD2が赤外光を受光して受光信号を出力しているか否かの判定をしている。

0034

次に、ステップS4において、ステップS3で入力されている信号がコンポコードか否かを判断し、コンポコードであった場合(Yesの場合)はステップS5に進み、コンポコードでない場合(Noの場合)はステップS2に戻る。コンポコード(メーカーコードまたはカスタムコードとも呼ばれる)とは、リモコンコードの先頭にあるコード(符号)であり、メーカごとに固有のコードが割り当てられている。つまり、このコンポコードか否かを解析することで、入力されている信号が赤外線受信装置1が設けられている電子機器に対する操作信号か、他の電子機器に対する操作信号や外乱光など無視すべき信号かを判定することができる。

0035

次に、ステップS5において、ステップS4において、入力されている信号がコンポコードであると判断されたので、リモコンコードのコンポコード以降の残りのコードを読み取ってステップS2に戻る。読み取られたリモコンコードは、マイコン6(赤外線受信装置1)から電子機器内の図示しない他のマイコンや制御回路等に出力され、当該リモコンコードに沿った動作が行われる。

0036

一方、ステップS6においては、第1LED4を発光させてステップS7に進む。本ステップでは、ステップS3においてPD2が外部から赤外光を受光していないと判断されたので、近接センサとして動作させるべく第1LED4を発光させている。即ち、受信手段が受信信号を出力していない状態で発信手段に無線波を発信させている。

0037

次に、ステップS7において、PD2に信号が入力されているか否かを判断し、入力されている場合(Yesの場合)はステップS8に進み、入力されていない場合(Noの場合)はステップS10に進む。本ステップではステップS3と同様にPD2が赤外光を受光して受光信号を出力しているか否かの判定をしている。なお、マイコン6では、前記ステップS6に記載しているように第1LED4の発光タイミングを制御しているので、本ステップにおいて、PD2が第1LED4が物体に反射した反射光を受光する可能性があることを把握できる。

0038

次に、ステップS8において、第1LED4の発光を停止させてステップS8に進む。

0039

次に、ステップS9において、まだPD2に信号が入力されているか否かを判断し、入力されている場合(Yesの場合)はステップS11に進み、入力されていない場合(Noの場合)はステップS13に進む。本ステップではステップS3、S7と同様にPD2が赤外光を受光して受光信号を出力しているか否かの判定をしているが、ステップS8で第1LED4の発光を停止させてもPD2が赤外光を受光し続けているか否かを判定している。即ち、受信手段が受信信号を出力した後に発信手段に無線波の発信を停止させた場合に、受信手段が受信信号を出力しているか否かを判定している。

0040

ステップS10においては、第1LED4の発光を停止させてステップS11に進む。

0041

次に、ステップS11において、第1LED4の前に物体が近づいていないと判断してステップS12に進む。本ステップでは、ステップS9の判断の結果、第1LED4の発光を停止させてもPD2が赤外光を受光していることが判明したので、PD2が受光しているのは第1LED4から出射した赤外光が物体に反射した反射光ではなく、リモコン10の操作信号等の外的要因による受光であると判定している。即ち、受信手段が受信信号を出力していると判定されたので、識別手段にリモートコントローラが発信した操作信号の識別を行わせる。

0042

次に、ステップS12において、ステップS9で入力されている信号がコンポコードか否かを判断し、コンポコードであった場合(Yesの場合)はステップS5に進み、コンポコードでない場合(Noの場合)はステップS14に進む。即ち、本ステップとステップS5が識別ステップとして機能している。

0043

物体検出ステップとしてのステップS13においては、第1LED4の前に物体が近づいたと判断してステップS14に進む。本ステップでは、ステップS9の判断の結果、第1LED4の発光を停止させた際にPD2が赤外光を受光しなくなることが判明したので、PD2が受光していたのは第1LED4から出射した赤外光が物体に反射した反射光であると判定している。即ち、受信手段が受信信号を出力していないと判定されたので、物体検出手段に物体の検出を行わせている。

0044

次に、ステップS14において、第2LED5を発光させてステップS15に進む。本ステップ以降では、第1LED4に対して行ったステップS6〜S13の動作を第2LED5に対して実行する。つまり、複数のLEDを用いる場合は、ステップS6〜S13の動作を繰り返せばよい。なお、本発明ではLEDは1つでも良い。1つのLEDの場合はステップS12がNoの場合と、ステップS13からはステップS2に戻るようにすればよい。

0045

次に、ステップS15において、PD2に信号が入力されているか否かを判断し、入力されている場合(Yesの場合)はステップS16に進み、入力されていない場合(Noの場合)はステップS18に進む。本ステップではステップS7と同様にPD2が赤外光を受光して受光信号を出力しているか否かの判定をしている。なお、マイコン6では、前記ステップS14に記載しているように第2LED5の発光タイミングを制御しているので、本ステップにおいて、PD2が第2LED5が物体に反射した反射光を受光する可能性があることを把握できる。

0046

次に、ステップS16において、第2LED5を発光を停止させてステップS17に進む。

0047

次に、ステップS17において、まだPD2に信号が入力されているか否かを判断し、入力されている場合(Yesの場合)はステップS19に進み、入力されていない場合(Noの場合)はステップS21に進む。本ステップではステップS9と同様に、ステップS16で第2LED5の発光を停止させてもPD2が赤外光を受光し続けているか否かを判定している。

0048

ステップS18においては、第2LED5の発光を停止させてステップS19に進む。

0049

次に、ステップS19において、第2LED5の前に物体を近づいていないと判断してステップS20に進む。本ステップでは、ステップS11と同様に、ステップS17の判断の結果、第2LED5の発光を停止させてもPD2が赤外光を受光していることが判明したので、PD2が受光しているのは第2LED5から出射した赤外光が物体に反射した反射光ではなく、リモコン10操作信号等の外的要因による受光であると判定している。

0050

次に、ステップS20において、ステップS17で入力されている信号がコンポコードか否かを判断し、コンポコードであった場合(Yesの場合)はステップS5に戻り、コンポコードでない場合(Noの場合)はステップS2に戻る。即ち、本ステップとステップS5が識別ステップとして機能している。

0051

物体検出ステップとしてのステップS21においては、第2LED5の前に物体が近づいたと判断してステップS2に戻る。本ステップでは、ステップS17の判断の結果、第2LED5の発光を停止させた際にPD2が赤外光を受光しなくなることが判明したので、PD2が受光していたのは第2LED5から出射した赤外光が物体に反射した反射光であると判定している。

0052

ここで、赤外線受信装置1の具体的動作例をタイミングチャートを参照して説明する。まず、図4は、第1LED4、第2LED5が発光せず、PD2がリモコンコードを受光(受信)している場合である。図4の場合、図3に示したフローチャートでは、ステップS1、S2、S3と進み、PD2に信号が入力されているので、ステップS4に進み、入力されている信号がコンポコードであるので、ステップS5に進んで残りのリモコンコードを読み取ってステップS2に戻る。

0053

次に、図5は、第1LED4、第2LED5が発光して物体を検出し、リモコンコードが入力されない場合である。図5の場合、図3に示したフローチャートでは、ステップS1、S2、S3と進み、PD2に信号が入力されていないので、ステップS6に進み、第1LED4が発光する。そして、ステップS7でPD2に信号が入力されているので、ステップS8に進んで第1LED4の発光を停止する。そして、ステップS9でPD2に信号が入力されていないので、ステップS13に進んで第1LED4の前に物体が近づいたと判定する。そして、ステップS14に進んで、第2LED5を発光させる。第2LED5も第1LED4と同様にフローチャートが進み(ステップS14、S15、S16、S17、S21)、ステップS21で第2LED5の前に物体が近づいたと判定してステップS2に戻る。なお、図5では、第1LED4、第2LED5の発光と同時にPD2が受光しているようになっているが、これは物体が接近しているため反射光も短い時間でPD2に到達するからであり、厳密には第1LED4、第2LED5の発光より遅れてPD2が受光する。

0054

次に、図6は、第1LED4の発光と同時にリモコンコードが入力された場合である。なお、リモコンコードは図1と同じ波形である。図6の場合、図3に示したフローチャートでは、ステップS1、S2、S3と進み、PD2に信号が入力されていないので、ステップS6に進み、第1LED4が発光する。そして、ステップS7でPD2に信号が入力されているので、ステップS8に進んで第1LED4の発光を停止する。そして、ステップS9でPD2に信号が入力され続けているので、ステップS11に進んで第1LED4の前に物体が近づいていないと判定する。そして、ステップS12で入力されている信号がコンポコードであるので、ステップS5に進んで残りのリモコンコードを読み取ってステップS2に戻る。

0055

図6の場合、第1LED4が発光しているので、PD2が受光した信号に物体からの反射光が含まれる可能性もあるが、本実施例では、PD2が受信した信号がコンポコードと一致する場合は、受信した信号はリモコンコードとして識別している。つまり、図6のような場合は、近接センサとしての動作よりもリモコン10の受信部としての動作を優先するようにしている。

0056

図5図6の違いは、ステップS9の判定である。ステップS3でPD2が何も受光していない状態で第1LED4を発光させ、PD2が受光した(信号が入力された)後に第1LED4の発光を停止させることで、第1LED4の発光による反射光であればPD2は何も信号を出力しなくなるが、リモコンコードなど外的要因による受光であればPD2からは信号が出力される。つまり、このステップS3、S6〜S9で第1LED4がHiレベルになった前後におけるLowレベルを検出している。

0057

要するに、ステップS3がNo以降の動作で、発信手段に無線波を発信させる前と停止させた後で受信手段が受信信号を出力しているか否かを判定している。即ち、ステップS3、S6〜S9が判定ステップとして機能している。そして、第1LED4がHiレベルになった前後におけるLowレベルを検出された場合(発信手段が無線波を発信した前と停止させた後で受信手段が受信信号を出力していないと判定された場合)は、近接センサとして動作して物体の検出を行わせ、第1LED4がHiレベルになった前または後にHiレベルが検出された場合(発信手段が無線波を発信した前と停止させた後のいずれかで受信手段が受信信号を出力していると判定された場合)は、リモコン10の受光部として操作信号の識別を行っている。即ち、ステップS9が制御ステップとして機能している。

0058

本実施例によれば、PD2が受光信号を出力していない状態で第1LED4を発光させて、PD2が受光信号を出力した後に第1LED4の発光を停止させた際に、PD2が受光信号を出力している場合は、リモコン10など外部要因による入力であると判定してリモコンコードの識別を行い、PD2が受光信号を出力していない場合は、第1LED4が出射した光が物体に反射した反射光を受光したと判定して物体の接近と判定しているので、第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後でPD2が赤外光を受光したことを示す受光信号を出力しているか否かで、リモコン10からの操作信号の受信または物体の接近の検出のいずれか一方のみを選択して行うために、受光素子を共通化することができるとともに、リモコン10の操作信号を近接センサの反射波と認識したり、近接センサの反射波をリモコン10の操作信号と認識するといった誤動作を防止することができる。

0059

また、第1LED4と第2LED5と2つの発光素子を備え、第1LED4の発光およびPD2の受光信号の判定を行った後に、第2LED5の発光およびPD2の受光信号の判定を行うようにいるので、それぞれ個別に物体検出を行うことができ、物体の移動を検出することができる。例えば、上述したフローチャートを複数回実行することで、1回目に第1LED4のみ検出で、2回目に第2LED5のみ検出すれば、第1LED4から第2LED5の方向に物体が移動したことが検出できるため、ワイプなどの動作を検出することができる。

0060

なお、上述した実施例において、第1LED4や第2LED5の前に物体が近づいていないと判定された場合は、第1LED4や第2LED5の発光を所定時間停止させてもよい。このようにすることにより、リモコンコードが入力されている場合は、近接センサとしての動作を停止させてリモコン受信部としての動作を優先させることができる。

0061

また、上述した実施例では赤外線受信装置1を説明したが、近接センサやリモコン10に共通に使用される無線波は赤外線に限らず、超音波などでもよく、物体に反射させて検出する近接センサに用いることができるとともに、複数のHiレベルおよびLowレベルによってシリアルデータを構成してリモコン10の操作信号の伝送に用いることができる無線波であれば本発明を適用することができる。

0062

前述した実施例によれば、以下の赤外線受信装置1、赤外線受信装置1の制御方法および無線受信プログラムが得られる。

0063

(付記1)物体の接近を検出するために赤外光を出射する第1LED4と、赤外光を受光して受光信号を出力するPD2と、PD2が出力した受光信号に基づいて、物体の検出を行うマイコン6と、PD2が出力した受光信号に基づいて、リモコン10が発信した赤外光による操作信号の識別を行うマイコン6と、を備えた赤外線受信装置1であって、
第1LED4に赤外線を出射させた前と停止させた後でPD2が受信信号を出力しているか否かを判定するマイコン6と、
マイコン6によって第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後でPD2が受信信号を出力していないと判定された場合は、マイコン6に物体の検出を行わせ、マイコン6によって第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後のいずれかでPD2が受信信号を出力していると判定された場合は、マイコン6にリモコン10が出射した操作信号の識別を行わせるように制御するマイコン6と、
を備えていることを特徴とする赤外線受信装置1。

0064

(付記2)物体の接近を検出するために赤外光を出射する第1LED4と、赤外光を受光して受光信号を出力するPD2と、を備えた赤外線受信装置1において、PD2が出力した受光信号に基づいて、物体の検出を行うステップS13と、PD2が出力した受光信号に基づいて、リモコン10が発信した赤外線による操作信号の識別を行うステップS5、S12と、を備えた赤外線受信装置1の制御方法であって、
第1LED4に赤外線を出射させた前と停止させた後でPD2が受信信号を出力しているか否かを判定するステップS3、S9と、
ステップS3、S9において第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後でPD2が受信信号を出力していないと判定した場合は、ステップS12において物体の検出を行わせ、ステップS3、S9において第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後のいずれかでPD2が受信信号を出力していると判定した場合は、ステップS5、S12においてリモコン10が出射した操作信号の識別を行わせるように制御するステップS9と、
を備えていることを特徴とする赤外線受信装置1の制御方法。

0065

(付記3)物体の接近を検出するために赤外光を出射する第1LED4と、赤外光を受光して受光信号を出力するPD2と、を備えた無線受信装置のコンピュータを、PD2が出力した受光信号に基づいて、物体の検出を行うマイコン6と、PD2が出力した受光信号に基づいて、リモコン10が発信した赤外光による操作信号の識別を行うマイコン6と、して機能させる無線受信プログラムであって、
第1LED4に赤外線を出射させた前と停止させた後でPD2が受信信号を出力しているか否かを判定するマイコン6と、
マイコン6によって第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後でPD2が受信信号を出力していないと判定された場合は、マイコン6に物体の検出を行わせ、マイコン6によって第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後のいずれかでPD2が受信信号を出力していると判定された場合は、マイコン6にリモコン10が出射した操作信号の識別を行わせるように制御するマイコン6と、
して前記コンピュータを機能させることを特徴とする無線受信プログラム。

0066

これらの赤外線受信装置1、赤外線受信装置1の制御方法および無線受信プログラムによれば、第1LED4に赤外光を出射させた前と停止させた後でPD2が赤外光を受光したことを示す受光信号を出力していない場合は、反射光を受光したとして物体の接近を検出させることができ、第1LED4に赤外光を出射させた前または停止させた後でPD2が赤外光を受光したことを示す受光信号を出力している場合は、反射光ではなくリモコン10の操作を示す信号が入力された可能性が高いと判定して、リモコン10の操作を示す信号の識別を行わせることができる。したがって、第1LED4が出射される前と停止された後のPD2の受光信号によってリモコン10の操作信号の識別と近接センサの検出のうちいずれか一方を選択して行うようにしたために、PD2を共通化することができるとともに、リモコンコードを近接センサの反射波と認識したり、近接センサの反射波をリモコンコードと認識するといった誤動作を防止することができる。

実施例

0067

なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。

0068

1赤外線受信装置(無線受信装置)
2 PD(受信手段)
4 第1LED(発信手段)
5 第2LED(発信手段)
6マイコン(物体検出手段、識別手段、判定手段、制御手段)
S3 PDに信号が入力されているか(判定ステップ)
S5リモコンコードを読み取る(識別ステップ)
S9 またPDに信号が入力されているか(判定ステップ、制御ステップ)
S12 その信号はコンポコードか(識別ステップ)
S13 第1LEDに物体が近づいたと判定(物体検出ステップ)
S17 またPDに信号が入力されているか(判定ステップ、制御ステップ)
S20 その信号はコンポコードか(識別ステップ)
S21 第1LEDに物体が近づいたと判定(物体検出ステップ)

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