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目的

袋体内圧が大きくなっても袋体端部からのグラウト材漏出を防止する。

構成

本発明に係る地山補強用袋体41は、芯材2が挿通配置される袋本体3と該袋本体の各端に取り付けられた固定部材6a,6dとを備え、固定部材6aは、袋本体3の一端周縁13aが外周面に当接される袋側スリーブ14a及び該一端周縁が袋側スリーブ14aとの間に狭着されるかしめ部材15aからなり、袋側スリーブ14aの内周面には、芯材側スリーブ11aの一端に形成された雄ネジ12aに螺合される雌ネジ16aを形成してあるとともに、固定部材6dは、袋本体3の他端周縁13bが外周面に当接される袋側スリーブ14d及び該他端周縁が袋側スリーブ14dとの間に狭着されるかしめ部材15dからなる。地山補強用袋体41は、芯材側スリーブ11bの一端の外周面に形成された雄ネジ12bに螺合される移動制限部材17を備える。

概要

背景

グランドアンカー工法は、法面に配置された法枠等の法面構造体と該法面の背後に拡がる地山定着されたアンカーとを引張材を介して相互連結するとともに該引張材に緊張力を導入するものであって、引張材に導入された緊張力が法面構造体を介して法面に作用して地山のせん断抵抗が大きくなり、その崩壊を未然に防止することが可能となる。

これに対し、ネイリング工法は、芯材である鉄筋を地山に差し込んでその周囲と地山との間にグラウト材充填するものであって、鉄筋をその全長にわたって地山に定着することで、地山が動き出そうとするときの変形が鉄筋のせん断曲げあるいは引張剛性拘束されるものであり、グランドアンカー工法と同様、法面の崩落を防止しその安定化を図ることができる。

一方、芯材とそれを取り囲むように配置された袋体とを、地山に先行形成された補強材挿入孔に挿入し、しかる後、袋体の周面が補強材挿入孔の内面に当接するように該袋体にグラウト材を加圧注入する工法が知られている(特許文献1)。

かかる工法においては、袋体は、グラウト注入による膨張に伴い、補強材挿入孔を押し拡げるように周面が削孔内面に当接するので、グラウト材が固化した後は、周辺地山と強固に一体化する。

すなわち、同工法は、芯材全長にわたる地山への定着力に、袋体の押し拡げ作用による定着力が加わった形で地山の変形を拘束するものであって、ハイスペックネイリング(登録商標)の名称でもわかる通り、従前のネイリング工法よりも定着力が格段に優れたあらたな工法として大いに期待されている。

概要

袋体の内圧が大きくなっても袋体端部からのグラウト材の漏出を防止する。本発明に係る地山補強用袋体41は、芯材2が挿通配置される袋本体3と該袋本体の各端に取り付けられた固定部材6a,6dとを備え、固定部材6aは、袋本体3の一端周縁13aが外周面に当接される袋側スリーブ14a及び該一端周縁が袋側スリーブ14aとの間に狭着されるかしめ部材15aからなり、袋側スリーブ14aの内周面には、芯材側スリーブ11aの一端に形成された雄ネジ12aに螺合される雌ネジ16aを形成してあるとともに、固定部材6dは、袋本体3の他端周縁13bが外周面に当接される袋側スリーブ14d及び該他端周縁が袋側スリーブ14dとの間に狭着されるかしめ部材15dからなる。地山補強用袋体41は、芯材側スリーブ11bの一端の外周面に形成された雄ネジ12bに螺合される移動制限部材17を備える。

目的

本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、袋体の内圧が大きくなっても袋体端部からのグラウト材の漏出を防止可能な地山補強用袋体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

芯材挿通配置できるようにチューブ状に形成され端部が前記芯材に固定されることで内部空間にグラウト材注入できるようになっている地山補強用袋体において、袋本体と該袋本体の端部に取り付けられた固定部材とで構成するとともに該固定部材を前記袋本体の端部周縁外周面に当接される袋側スリーブと該袋側スリーブとの間に前記袋本体の端部周縁を狭着するかしめ部材とで構成し、前記袋側スリーブを、その内側に前記芯材が挿通できるように構成したことを特徴とする地山補強用袋体。

請求項2

前記芯材が挿通され該芯材に固着される芯材側スリーブを備えるとともに、該芯材側スリーブに前記袋側スリーブを同軸かつ着脱自在に取り付けることができるよう前記芯材側スリーブを構成した請求項1記載の地山補強用袋体。

請求項3

前記芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジ螺合される雌ネジを前記袋側スリーブの内周面に形成した請求項2記載の地山補強用袋体。

請求項4

前記袋側スリーブの移動を制限する移動制限部を前記芯材側スリーブに突設した請求項3記載の地山補強用袋体。

請求項5

前記芯材側スリーブの一端に形成された雄ネジに螺合され前記袋側スリーブの移動を制限する移動制限部材を備えるとともに、該移動制限部材に前記袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記芯材側スリーブの他端に突設した請求項2記載の地山補強用袋体。

請求項6

芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され各端が前記芯材にそれぞれ固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、袋本体と、前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第1の芯材側スリーブと、前記袋本体の一端周縁が外周面に当接される第1の袋側スリーブ及び該第1の袋側スリーブとの間に前記袋本体の一端周縁を狭着する第1のかしめ部材からなり、前記第1の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第1の袋側スリーブの内周面に形成してなる第1の固定部材と、前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第2の芯材側スリーブと、前記袋本体の他端周縁が外周面に当接される第2の袋側スリーブ及び該第2の袋側スリーブとの間に前記袋本体の他端周縁を狭着する第2のかしめ部材からなり、前記第2の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第2の袋側スリーブの内周面に形成してなる第2の固定部材とを備え、前記芯材の端部のうち、前記袋本体に挿入される側を挿入端部とするとともに、前記第1の芯材側スリーブ及び前記第2の芯材側スリーブのうち、前記挿入端部から離隔した位置に配置される芯材側スリーブを前記第1の芯材側スリーブ、前記挿入端部に近接した位置に配置される芯材側スリーブを前記第2の芯材側スリーブとし、前記第1の袋側スリーブをその内径が前記第2の芯材側スリーブの外径よりも大きくなるように構成したことを特徴とする地山補強用袋体。

請求項7

前記第1の芯材側スリーブの端部のうち、前記挿入端部の反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し、又は該反対側端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えた請求項6記載の地山補強用袋体。

請求項8

前記第2の芯材側スリーブの端部のうち、前記挿入端部と同じ側に位置する端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えるとともに、該移動制限部材に前記第2の袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記第2の芯材側スリーブの他端に突設した請求項6記載の地山補強用袋体。

請求項9

芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され各端が前記芯材にそれぞれ固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、袋本体と、前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第1の芯材側スリーブと、前記袋本体の一端周縁が外周面に当接される第1の袋側スリーブ及び該第1の袋側スリーブとの間に前記袋本体の一端周縁を狭着する第1のかしめ部材からなり、前記第1の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第1の袋側スリーブの内周面に形成してなる第1の固定部材と、前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第2の芯材側スリーブと、前記袋本体の他端周縁が外周面に当接される第2の袋側スリーブ及び該第2の袋側スリーブとの間に前記袋本体の他端周縁を狭着する第2のかしめ部材からなり、前記第2の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第2の袋側スリーブの内周面に形成してなる第2の固定部材とを備え、前記第1の芯材側スリーブに形成された雄ネジ及び前記第2の芯材側スリーブに形成された雄ネジのうち、一方を右ネジ、他方を左ネジとしたことを特徴とする地山補強用袋体。

請求項10

前記第1の芯材側スリーブの端部のうち、前記袋本体が配置される側と反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し若しくは該端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備え、又は前記第2の芯材側スリーブの端部のうち、前記袋本体が配置される側と反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し若しくは該端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えた請求項9記載の地山補強用袋体。

請求項11

芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され各端が前記芯材にそれぞれ固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、袋本体と、前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第1の芯材側スリーブと、前記袋本体の一端周縁が外周面に当接される第1の袋側スリーブ及び該第1の袋側スリーブとの間に前記袋本体の一端周縁を狭着する第1のかしめ部材からなり、前記第1の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第1の袋側スリーブの内周面に形成してなる第1の固定部材と、前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに一端の外周面に雄ネジが形成された第2の芯材側スリーブと、前記袋本体の他端周縁が外周面に当接される第2の袋側スリーブ及び該第2の袋側スリーブとの間に前記袋本体の他端周縁を狭着する第2のかしめ部材からなる第2の固定部材と、前記芯材の端部のうち、前記袋本体に挿入される側を挿入端部とするとともに、前記第1の芯材側スリーブ及び前記第2の芯材側スリーブのうち、前記挿入端部に近接した位置に配置される芯材側スリーブを前記第2の芯材側スリーブとして該第2の芯材側スリーブの雄ネジに螺合され該第2の袋側スリーブの移動を制限するように構成された移動制限部材とを備え、前記移動制限部材に前記第2の袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記第2の芯材側スリーブの他端に突設するとともに、前記第1の袋側スリーブをその内径が前記第2の芯材側スリーブの外径よりも大きくなるように構成したことを特徴とする地山補強用袋体。

請求項12

前記挿入端部から離隔した位置に配置される芯材側スリーブを前記第1の芯材側スリーブとして該第1の芯材側スリーブに前記第1の袋側スリーブの移動を制限する移動制限部を突設した請求項11記載の地山補強用袋体。

請求項13

前記固定部材、前記第1の固定部材又は前記第2の固定部材の袋本体側にて前記袋本体を包囲する環状部材を備えた請求項1乃至請求項12のいずれか一記載の地山補強用袋体。

請求項14

前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブの外周面側と内周面側とを互いに連通させる接着剤充填孔を該芯材側スリーブ、該第1の芯材側スリーブ又は該第2の芯材側スリーブに設けた請求項1乃至請求項13のいずれか一記載の地山補強用袋体。

請求項15

前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブの内部空間として、該芯材側スリーブ、該第1の芯材側スリーブ又は該第2の芯材側スリーブの材軸と平行でかつ互いに平行な2本の挿通孔を設けるとともに、その一方を前記芯材が挿通される芯材挿通孔、他方を前記袋本体の内部空間にグラウト材を注入するグラウト注入パイプが挿通されるパイプ挿通孔とした請求項1乃至請求項14のいずれか一記載の地山補強用袋体。

請求項16

前記芯材をPC鋼より線とした請求項1乃至請求項15のいずれか一記載の地山補強用袋体。

請求項17

前記芯材のうち、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブから延びる先端露出部分に被覆される芯材被覆用キャップを備えた請求項16記載の地山補強用袋体。

技術分野

0001

本発明は、主として地山補強する際に用いられる地山補強用袋体に関する。

背景技術

0002

グランドアンカー工法は、法面に配置された法枠等の法面構造体と該法面の背後に拡がる地山に定着されたアンカーとを引張材を介して相互連結するとともに該引張材に緊張力を導入するものであって、引張材に導入された緊張力が法面構造体を介して法面に作用して地山のせん断抵抗が大きくなり、その崩壊を未然に防止することが可能となる。

0003

これに対し、ネイリング工法は、芯材である鉄筋を地山に差し込んでその周囲と地山との間にグラウト材充填するものであって、鉄筋をその全長にわたって地山に定着することで、地山が動き出そうとするときの変形が鉄筋のせん断曲げあるいは引張剛性拘束されるものであり、グランドアンカー工法と同様、法面の崩落を防止しその安定化を図ることができる。

0004

一方、芯材とそれを取り囲むように配置された袋体とを、地山に先行形成された補強材挿入孔に挿入し、しかる後、袋体の周面が補強材挿入孔の内面に当接するように該袋体にグラウト材を加圧注入する工法が知られている(特許文献1)。

0005

かかる工法においては、袋体は、グラウト注入による膨張に伴い、補強材挿入孔を押し拡げるように周面が削孔内面に当接するので、グラウト材が固化した後は、周辺地山と強固に一体化する。

0006

すなわち、同工法は、芯材全長にわたる地山への定着力に、袋体の押し拡げ作用による定着力が加わった形で地山の変形を拘束するものであって、ハイスペックネイリング(登録商標)の名称でもわかる通り、従前のネイリング工法よりも定着力が格段に優れたあらたな工法として大いに期待されている。

先行技術

0007

特開2006−188845号公報
特開2009−191582号公報

発明が解決しようとする課題

0008

上述した袋体を芯材に取り付けるにあたっては、チューブ状に形成された袋体に芯材を挿通した上、該袋体の両端を絞って芯材に固定するが、加圧注入されたグラウト材が袋体の両端と芯材との間から漏出すると、袋体を膨張させることができず、結果として補強材挿入孔を押し拡げることができなくなる。

0009

そのため、従来においては、鋼製拘束バンド番線で袋体の端部周縁近傍を芯材にしっかりと縛り付けることで、両者の水密性を確保していた(特許文献2)。

0010

しかしながら、袋体の押し拡げ作用による地山への定着力を高めるべく、袋体内グラウト圧を大きくすると、袋体の内圧上昇に伴って、袋体の端部周縁近傍を縛っていた拘束バンドや番線が緩み、結束箇所が芯材の材軸方向にずれたり、袋体が損傷したりするおそれがあるという問題を生じていた。

0011

かかる問題は、緩みが生じた箇所や損傷箇所からグラウト材が漏出し、注入圧が低下して袋体を予定通りに膨張させることができないという事態を招く。

課題を解決するための手段

0012

本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、袋体の内圧が大きくなっても袋体端部からのグラウト材の漏出を防止可能な地山補強用袋体を提供することを目的とする。

0013

上記目的を達成するため、本発明に係る地山補強用袋体は請求項1に記載したように、芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され端部が前記芯材に固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、
袋本体と該袋本体の端部に取り付けられた固定部材とで構成するとともに該固定部材を前記袋本体の端部周縁外周面に当接される袋側スリーブと該袋側スリーブとの間に前記袋本体の端部周縁を狭着するかしめ部材とで構成し、前記袋側スリーブを、その内側に前記芯材が挿通できるように構成したものである。

0014

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材が挿通され該芯材に固着される芯材側スリーブを備えるとともに、該芯材側スリーブに前記袋側スリーブを同軸かつ着脱自在に取り付けることができるよう前記芯材側スリーブを構成したものである。

0015

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジ螺合される雌ネジを前記袋側スリーブの内周面に形成したものである。

0016

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記袋側スリーブの移動を制限する移動制限部を前記芯材側スリーブに突設したものである。

0017

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材側スリーブの一端に形成された雄ネジに螺合され前記袋側スリーブの移動を制限する移動制限部材を備えるとともに、該移動制限部材に前記袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記芯材側スリーブの他端に突設したものである。

0018

また、本発明に係る地山補強用袋体は請求項6に記載したように、芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され各端が前記芯材にそれぞれ固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、
袋本体と、
前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第1の芯材側スリーブと、
前記袋本体の一端周縁が外周面に当接される第1の袋側スリーブ及び該第1の袋側スリーブとの間に前記袋本体の一端周縁を狭着する第1のかしめ部材からなり、前記第1の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第1の袋側スリーブの内周面に形成してなる第1の固定部材と、
前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第2の芯材側スリーブと、
前記袋本体の他端周縁が外周面に当接される第2の袋側スリーブ及び該第2の袋側スリーブとの間に前記袋本体の他端周縁を狭着する第2のかしめ部材からなり、前記第2の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第2の袋側スリーブの内周面に形成してなる第2の固定部材とを備え、
前記芯材の端部のうち、前記袋本体が挿入される側を挿入端部とするとともに、前記第1の芯材側スリーブ及び前記第2の芯材側スリーブのうち、前記挿入端部から離隔した位置に配置される芯材側スリーブを前記第1の芯材側スリーブ、前記挿入端部に近接した位置に配置される芯材側スリーブを前記第2の芯材側スリーブとし、前記第1の袋側スリーブをその内径が前記第2の芯材側スリーブの外径よりも大きくなるように構成したものである。

0019

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記第1の芯材側スリーブの端部のうち、前記挿入端部の反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し、又は該反対側端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えたものである。

0020

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記第2の芯材側スリーブの端部のうち、前記挿入端部と同じ側に位置する端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えるとともに、該移動制限部材に前記第2の袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記第2の芯材側スリーブの他端に突設したものである。

0021

また、本発明に係る地山補強用袋体は請求項9に記載したように、芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され各端が前記芯材にそれぞれ固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、
袋本体と、
前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第1の芯材側スリーブと、
前記袋本体の一端周縁が外周面に当接される第1の袋側スリーブ及び該第1の袋側スリーブとの間に前記袋本体の一端周縁を狭着する第1のかしめ部材からなり、前記第1の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第1の袋側スリーブの内周面に形成してなる第1の固定部材と、
前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第2の芯材側スリーブと、
前記袋本体の他端周縁が外周面に当接される第2の袋側スリーブ及び該第2の袋側スリーブとの間に前記袋本体の他端周縁を狭着する第2のかしめ部材からなり、前記第2の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第2の袋側スリーブの内周面に形成してなる第2の固定部材とを備え、
前記第1の芯材側スリーブに形成された雄ネジ及び前記第2の芯材側スリーブに形成された雄ネジのうち、一方を右ネジ、他方を左ネジとしたものである。

0022

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記第1の芯材側スリーブの端部のうち、前記袋本体が配置される側と反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し若しくは該端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備え、又は前記第2の芯材側スリーブの端部のうち、前記袋本体が配置される側と反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し若しくは該端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えたものである。

0023

また、本発明に係る地山補強用袋体は請求項11に記載したように、芯材が挿通配置できるようにチューブ状に形成され各端が前記芯材にそれぞれ固定されることで内部空間にグラウト材を注入できるようになっている地山補強用袋体において、
袋本体と、
前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに外周面に雄ネジが形成された第1の芯材側スリーブと、
前記袋本体の一端周縁が外周面に当接される第1の袋側スリーブ及び該第1の袋側スリーブとの間に前記袋本体の一端周縁を狭着する第1のかしめ部材からなり、前記第1の芯材側スリーブの雄ネジに螺合される雌ネジを前記第1の袋側スリーブの内周面に形成してなる第1の固定部材と、
前記芯材が挿通され該芯材に固着されるとともに一端の外周面に雄ネジが形成された第2の芯材側スリーブと、
前記袋本体の他端周縁が外周面に当接される第2の袋側スリーブ及び該第2の袋側スリーブとの間に前記袋本体の他端周縁を狭着する第2のかしめ部材からなる第2の固定部材と、
前記芯材の端部のうち、前記袋本体が挿入される側を挿入端部とするとともに、前記第1の芯材側スリーブ及び前記第2の芯材側スリーブのうち、前記挿入端部に近接した位置に配置される芯材側スリーブを前記第2の芯材側スリーブとして該第2の芯材側スリーブの雄ネジに螺合され該第2の袋側スリーブの移動を制限するように構成された移動制限部材とを備え、
前記移動制限部材に前記第2の袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記第2の芯材側スリーブの他端に突設するとともに、前記第1の袋側スリーブをその内径が前記第2の芯材側スリーブの外径よりも大きくなるように構成したものである。

0024

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記挿入端部から離隔した位置に配置される芯材側スリーブを前記第1の芯材側スリーブとして該第1の芯材側スリーブに前記第1の袋側スリーブの移動を制限する移動制限部を突設したものである。

0025

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記固定部材、前記第1の固定部材又は前記第2の固定部材の袋本体側にて前記袋本体を包囲する環状部材を備えたものである。

0026

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブの外周面側と内周面側とを互いに連通させる接着剤充填孔を該芯材側スリーブ、該第1の芯材側スリーブ又は該第2の芯材側スリーブに設けたものである。

0027

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブの内部空間として、該芯材側スリーブ、該第1の芯材側スリーブ又は該第2の芯材側スリーブの材軸と平行でかつ互いに平行な2本の挿通孔を設けるとともに、その一方を前記芯材が挿通される芯材挿通孔、他方を前記袋本体の内部空間にグラウト材を注入するグラウト注入パイプが挿通されるパイプ挿通孔としたものである。

0028

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材をPC鋼より線としたものである。

0029

また、本発明に係る地山補強用袋体は、前記芯材のうち、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブから延びる先端露出部分に被覆される芯材被覆用キャップを備えたものである。

0030

地山補強用袋体は、芯材が挿通された状態で地山の補強材挿入孔に挿入された後、内部へのグラウト材注入によって径方向拡がり、補強材挿入孔の孔壁に当接されてさらに該補強材挿入孔を押し拡げるようになっているため、径方向に展開したときの内径は芯材の外径よりも大きくなる。

0031

そのため、地山補強用袋体の端部を芯材に固定するにあたっては、例えば地山補強用袋体の端部周縁を襞状に折りたたんだ上で番線等で芯材に固着する必要があるが、剛性が高い芯材を取り回しながらの作業となるため、現場であればもちろん、工場であっても製作には相当の時間を要していた。

0032

[第1の発明]
一方、第1の発明に係る地山補強用袋体においては、袋側スリーブ及びかしめ部材からなる固定部材を袋本体の端部に取り付けるにあたり、袋側スリーブの外周面に袋本体の端部周縁を当接した状態でその周囲からかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の端部周縁を袋側スリーブとかしめ部材との間に予め狭着する。

0033

すなわち、袋本体の端部に固定部材を取り付ける作業については、芯材に直接固着する場合に比べ、剛性が高く全長も長い芯材を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることが可能となる。加えて、袋本体の端部を芯材に固定する作業自体は、袋側スリーブの内側に芯材を挿通した上、該袋側スリーブを直接的に又は所定の部材を介して間接的に芯材に固着するだけで足りる。

0034

そのため、袋本体の端部を芯材に固着する際の全体の作業性が格段に向上する。

0035

袋側スリーブは、その内側に芯材が挿通できるようになっている限り、その構成は任意であって、上述したように該袋側スリーブを接着剤等で芯材に直接固着するようにしてもかまわないが、前記芯材が挿通され該芯材に固着される芯材側スリーブを備えるとともに、該芯材側スリーブに前記袋側スリーブを同軸かつ着脱自在に取り付けることができるよう前記芯材側スリーブを構成したならば、袋本体への芯材挿通作業と芯材への固着作業とを別々に進めることができるため、全体の作業能率をさらに高めることが可能となる。

0036

袋側スリーブを芯材側スリーブに同軸かつ着脱自在に取り付けるための該芯材側スリーブの構成は任意であるが、グラウト材注入による内圧上昇に伴い、袋本体が配置された側と反対の側へ袋側スリーブがずれないようにしておけば、グラウト材の漏出をさらに確実に防止することができる。

0037

この場合の具体的構成としては、例えば前記芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジを前記袋側スリーブの内周面に形成した構成とし、あるいは前記芯材側スリーブの一端に形成された雄ネジに螺合され前記袋側スリーブの移動を制限する移動制限部材を備えるとともに、該移動制限部材に前記袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記芯材側スリーブの他端に突設した構成とすることが可能である。

0038

ここで、前者の構成においては、ネジ同士係合作用によって袋側スリーブの移動を制限することも可能であるが、前記袋側スリーブの移動を制限する移動制限部を前記芯材側スリーブに突設しておき、袋側スリーブのうち、袋本体が配置された側と反対の側が移動制限部に当接されるように芯材側スリーブを芯材に固着するようにすれば、グラウト材注入による袋側スリーブのずれをいっそう確実に防止することができる。

0039

[第2の発明]
第2の発明に係る地山補強用袋体においては、第1の固定部材は、第1の袋側スリーブの外周面に袋本体の端部周縁を当接した状態でその周囲から第1のかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の端部周縁を第1の袋側スリーブと第1のかしめ部材との間に予め狭着して構成してあるとともに、第1の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジを第1の袋側スリーブの内周面に形成してある。

0040

第2の固定部材も第1の固定部材と同様、第2の袋側スリーブの外周面に袋本体の他端周縁を当接した状態でその周囲から第2のかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の他端周縁を第2の袋側スリーブと第2のかしめ部材との間に予め狭着して構成してあるとともに、第2の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジを第2の袋側スリーブの内周面に形成してある。

0041

また、第1の袋側スリーブは、その内径が第2の芯材側スリーブの外径よりも大きくなるように構成してある。

0042

かかる第1の固定部材や第2の固定部材を介して袋本体の各端部を芯材に固定するには、まず、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブを芯材に先行固着する。

0043

ここで、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブは、芯材の端部のうち、後工程において袋本体が挿入される側を挿入端部とするとともに、かかる挿入端部から離隔した位置に第1の芯材側スリーブが、近接した位置に第2の芯材側スリーブがそれぞれ配置されるように芯材に固着する。

0044

次に、芯材をその挿入端部から袋本体に挿入し、袋本体の第1の袋側スリーブが第2の芯材側スリーブを通り越した後で第1の芯材側スリーブに到達するように、袋本体を芯材の材軸に沿って前進させる。

0045

袋本体の第1の袋側スリーブが第1の芯材側スリーブに到達したならば、袋本体を芯材の材軸廻りに回転させながら、第1の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに第1の袋側スリーブの内周面に形成された雌ネジを螺合するとともに、第2の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに第2の袋側スリーブの内周面に形成された雌ネジを螺合することで、第1の袋側スリーブと第2の袋側スリーブを、第1の芯材側スリーブと第2の芯材側スリーブにそれぞれ取り付ける。

0046

かかる構成によれば、袋本体の各端部に第1の固定部材及び第2の固定部材を取り付ける際、芯材に直接固着する場合に比べ、剛性が高く全長も長い芯材を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることが可能となる。

0047

加えて、袋本体の各端部を芯材に固定する作業自体は、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブをそれぞれ芯材に固着し、次いで、これら第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブに第1の袋側スリーブ及び第2の袋側スリーブをそれぞれ取り付けるだけで足りる。

0048

また、第1の袋側スリーブの内径を第2の芯材側スリーブの外径よりも大きく設定してあるので、第2の芯材側スリーブを通り越すように第1の袋側スリーブを芯材に沿って移動させることが可能となり、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブの芯材への固着作業を先行して行うことができる。

0049

そのため、第1の固定部材及び第2の固定部材の袋本体への取付け作業と第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブの芯材への固着作業とを同時に進行させることができるとともに、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブの芯材への固着作業を全て終えた後で、第1の袋側スリーブ及び第2の袋側スリーブを第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブにそれぞれ取り付けることが可能となり、かくして、剛性が高く取り回しが面倒な芯材に対して袋本体の端部周縁を襞状に折り曲げながら番線や結束バンドで固着していた従来に比べ、内圧上昇によるグラウト材の漏出を防止できるだけではなく、袋本体の各端部を芯材に固着する際の全体の作業性も格段に向上する。

0050

また、第1の袋側スリーブは第1の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、第2の袋側スリーブは第2の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、袋本体が配置された側と反対の側への移動がそれぞれ制限されるため、グラウト材注入によって内圧が上昇してもグラウト材が漏出するおそれがなくなるとともに、袋本体が配置された側への逆方向移動、いわば戻りについても同様に防止されるため、グラウト材の注入開始前後におけるグラウト材の漏出を未然に防止することも可能となる。

0051

ここで、前記第1の芯材側スリーブの端部のうち、前記挿入端部の反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し、又は該反対側端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えたならば、第1の袋側スリーブの移動をさらに確実に防止することが可能となる。

0052

また、前記第2の芯材側スリーブの端部のうち、前記挿入端部と同じ側に位置する端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えるとともに、該移動制限部材に前記第2の袋側スリーブを押圧する押圧保持部を前記第2の芯材側スリーブの他端に突設したならば、第2の袋側スリーブの移動や逆方向移動をさらに確実に防止することが可能となる。

0053

[第3の発明]
第3の発明に係る地山補強用袋体においては、第1の固定部材は、第1の袋側スリーブの外周面に袋本体の端部周縁を当接した状態でその周囲から第1のかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の端部周縁を第1の袋側スリーブと第1のかしめ部材との間に予め狭着して構成してあるとともに、第1の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジを第1の袋側スリーブの内周面に形成してある。

0054

第2の固定部材も第1の固定部材と同様、第2の袋側スリーブの外周面に袋本体の他端周縁を当接した状態でその周囲から第2のかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の他端周縁を第2の袋側スリーブと第2のかしめ部材との間に予め狭着して構成してあるとともに、第2の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジを第2の袋側スリーブの内周面に形成してあるが、第1の芯材側スリーブに形成された雄ネジ及び第2の芯材側スリーブに形成された雄ネジは、一方が右ネジ、他方が左ネジとなっている。

0055

かかる第1の固定部材や第2の固定部材を介して袋本体の各端部を芯材に固定するには、第1の芯材側スリーブ、第2の芯材側スリーブ及び袋本体を、該袋本体が第1の芯材側スリーブと第2の芯材側スリーブの間に配置されるように芯材に挿通する。

0056

次に、袋本体が芯材に挿通された状態で、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブを芯材に固着する。

0057

次に、袋本体を芯材の材軸廻りに回転させながら、第1の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに第1の袋側スリーブの内周面に形成された雌ネジを螺合するとともに、第2の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに第2の袋側スリーブの内周面に形成された雌ネジを螺合する。

0058

ここで、第1の芯材側スリーブに形成された雄ネジ及び第2の芯材側スリーブに形成された雄ネジは、一方が右ネジ、他方が左ネジ、換言すれば互いに逆ネジになっているため、袋本体を所定の方向に回転させることにより、第1の袋側スリーブが第1の芯材側スリーブに螺合されると同時に、第2の袋側スリーブが第2の芯材側スリーブに螺合される。

0059

かかる構成によれば、袋本体の各端部に第1の固定部材及び第2の固定部材を取り付ける際、芯材に直接固着する場合に比べ、剛性が高く全長も長い芯材を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることが可能となる。

0060

加えて、袋本体の各端部を芯材に固定する作業自体は、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブをそれぞれ芯材に固着し、次いで、これら第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブに第1の袋側スリーブ及び第2の袋側スリーブをそれぞれ取り付けるだけで足りる。

0061

また、第1の袋側スリーブは第1の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、第2の袋側スリーブは第2の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、袋本体が配置された側と反対の側への移動がそれぞれ制限されるため、グラウト材注入によって内圧が上昇してもグラウト材が漏出するおそれがなくなるとともに、袋本体が配置された側への逆方向移動、いわば戻りについても同様に防止されるため、グラウト材の注入開始前後におけるグラウト材の漏出を未然に防止することも可能となる。

0062

ここで、前記第1の芯材側スリーブの端部のうち、前記袋本体が配置される側と反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し若しくは該端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備え、又は前記第2の芯材側スリーブの端部のうち、前記袋本体が配置される側と反対側に位置する端部に前記袋本体の移動を制限する移動制限部を突設し若しくは該端部に形成された雄ネジに螺合され前記袋本体の移動を制限する移動制限部材を備えたならば、第1の袋側スリーブ及び第2の袋側スリーブの移動をさらに確実に防止することが可能となる。

0063

[第4の発明]
第4の発明に係る地山補強用袋体においては、第1の固定部材は、第1の袋側スリーブの外周面に袋本体の端部周縁を当接した状態でその周囲から第1のかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の端部周縁を第1の袋側スリーブと第1のかしめ部材との間に予め狭着して構成してあるとともに、第1の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジを第1の袋側スリーブの内周面に形成してある。

0064

一方、第2の固定部材も第1の固定部材と同様、第2の袋側スリーブの外周面に袋本体の他端周縁を当接した状態でその周囲から第2のかしめ部材をあてがってかしめることにより、袋本体の他端周縁を第2の袋側スリーブと第2のかしめ部材との間に予め狭着して構成してあるが、第2の袋側スリーブは、第2の芯材側スリーブに遊嵌されるようになっており、第2の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジが形成された移動制限部材を別途備える。

0065

また、第1の袋側スリーブは、その内径が第2の芯材側スリーブの外径よりも大きくなるように構成してある。

0066

かかる第1の固定部材や第2の固定部材を介して袋本体の各端部を芯材に固定するには、まず、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブを芯材に先行固着する。

0067

ここで、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブは、芯材の端部のうち、後工程において袋本体が挿入される側を挿入端部とするとともに、かかる挿入端部から離隔した位置に第1の芯材側スリーブが、近接した位置に第2の芯材側スリーブがそれぞれ配置されるように芯材に固着する。

0068

次に、芯材をその挿入端部から袋本体に挿入し、袋本体の第1の袋側スリーブが第2の芯材側スリーブを通り越した後で第1の芯材側スリーブに到達するように、袋本体を芯材の材軸に沿って前進させる。

0069

袋本体の第1の袋側スリーブが第1の芯材側スリーブに到達したならば、袋本体を芯材の材軸廻りに回転させながら、第1の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに第1の袋側スリーブの内周面に形成された雌ネジを螺合する。

0070

次に、第2の袋側スリーブが第2の芯材側スリーブに遊嵌された状態で、該第2の芯材側スリーブの外周面に形成された雄ネジに移動制限部材を螺合することにより、第2の芯材側スリーブの他端に形成された押圧保持部との間に第2の袋側スリーブを挟み込む。

0071

かかる構成によれば、袋本体の各端部に第1の固定部材及び第2の固定部材を取り付ける作業については、芯材に直接固着する場合に比べ、剛性が高く全長も長い芯材を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることが可能となる。

0072

加えて、袋本体の各端部を芯材に固定する作業自体は、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブをそれぞれ芯材に固着し、次いで、これら第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブに第1の袋側スリーブ及び第2の袋側スリーブをそれぞれ取り付けるだけで足りる。

0073

また、第1の袋側スリーブの内径を第2の芯材側スリーブの外径よりも大きく設定することで、第2の芯材側スリーブを通り越すように第1の袋側スリーブを芯材に沿って移動させることが可能となり、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブの芯材への固着作業を先行して行うことができる。

0074

そのため、第1の固定部材及び第2の固定部材の袋本体への取付け作業と第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブの芯材への固着作業とを同時に進行させることができるとともに、第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブの芯材への固着作業を全て終えた後で、第1の袋側スリーブ及び第2の袋側スリーブを第1の芯材側スリーブ及び第2の芯材側スリーブにそれぞれ取り付けることが可能となり、かくして、剛性が高く取り回しが面倒な芯材に対して袋本体の端部周縁を襞状に折り曲げながら番線や結束バンドで固着していた従来に比べ、内圧上昇によるグラウト材の漏出を防止できるだけではなく、袋本体の各端部を芯材に固着する際の全体の作業性も格段に向上する。

0075

また、第2の袋側スリーブと第2の芯材側スリーブとの着脱構造を螺合ではなく、第2の袋側スリーブを第2の芯材側スリーブに対して遊嵌、すなわち芯材の材軸廻りに回転自在とした上、第2の芯材側スリーブに設けた押圧保持部と該第2の芯材側スリーブに螺合される移動制限部材との間に狭着する構造を採用したことにより、第1の固定部材の第1の袋側スリーブを袋本体とともに芯材の材軸回りに回して第1の芯材側スリーブに螺着する際、第2の固定部材の側から何ら影響を受けることはないし、第2の袋側スリーブを第2の芯材側スリーブに固定する際にも、既に固定作業が終わっている第1の固定部材の側から何ら影響を受けることはない。

0076

また、第1の袋側スリーブは、第1の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、第2の袋側スリーブは、第2の芯材側スリーブに螺合された移動制限部材の当接作用により、それぞれ袋本体が配置された側と反対の側への移動が制限されるため、グラウト材注入によって内圧が上昇してもグラウト材が漏出するおそれはない。

0077

また、第1の袋側スリーブは、第1の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、第2の袋側スリーブは、第2の芯材側スリーブに突設された押圧保持部の当接作用により、それぞれ袋本体が配置された側への逆方向移動、いわば戻りが防止されるため、グラウト材の注入開始前後におけるグラウト材の漏出を未然に防止することができる。

0078

第1の袋側スリーブは上述したように、第1の芯材側スリーブとのネジ係合作用により、袋本体が配置された側と反対の側への移動ないしはずれが制限されるが、前記第1の袋側スリーブの移動を制限する移動制限部を前記第1の芯材側スリーブに突設したならば、第1の袋側スリーブの移動をさらに確実に防止することが可能となる。

0079

[各発明共通]
上述した各発明において、かしめ部材、第1のかしめ部材又は第2のかしめ部材は、例えばステンレス製アルミニウム製であって、袋側スリーブ、第1の袋側スリーブ又は第2の袋側スリーブの外径よりも内径が大きなスリーブ状のもので構成することが可能であり、袋本体の端部周縁を袋側スリーブ、第1の袋側スリーブ又は第2の袋側スリーブの外周面に沿って例えば襞状に折り曲げて該各袋側スリーブに当接し、その上から各袋側スリーブと同軸になるように被せた後、所定の工具でかしめることにより、袋本体の端部周縁を袋側スリーブ、第1の袋側スリーブ又は第2の袋側スリーブとの間に狭着することができる。

0080

ここで、固定部材、第1の固定部材又は第2の固定部材の袋本体側にて袋本体の端部周縁を包囲する環状部材を備えるようにしたならば、グラウト材注入に伴う袋本体の膨張を、固定部材、第1の固定部材又は第2の固定部材の袋本体側で抑制することができるため、かしめ部材、第1のかしめ部材又は第2のかしめ部材を拡げようとする力が低減され、袋本体の端部周縁を袋側スリーブ、第1の袋側スリーブ又は第2の袋側スリーブとの間により確実に狭着しておくことが可能となる。

0081

芯材側スリーブ、第1の芯材側スリーブ又第2の芯材側スリーブをどのようにして芯材に固着するかは任意であり、例えばそれらと芯材との隙間に接着剤を充填する、同じくそれらの間に打ち込む、それらの外周面から材軸直交方向に向けて先端が芯材の周面にねじ込まれるように例えば4本のネジを90゜ごとにあるいは3本のネジを120゜ごとに貫通させるといった方法を採用することができるが、接着剤を用いた固着を行うための具体的構成としては例えば、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブの外周面側と内周面側とを互いに連通させる接着剤充填孔を該芯材側スリーブ、該第1の芯材側スリーブ又は該第2の芯材側スリーブに設ける構成を採用することができる。

0082

上述した各発明は、地山補強用袋体にグラウト材を注入するためのグラウト注入パイプを芯材と兼用する場合及び個別に設ける場合のいずれについても適用が可能であるが、後者の場合においては、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブの内部空間として、該芯材側スリーブ、該第1の芯材側スリーブ又は該第2の芯材側スリーブの材軸と平行でかつ互いに平行な2本の挿通孔を設けるとともに、その一方を前記芯材が挿通される芯材挿通孔、他方を前記袋本体の内部空間にグラウト材を注入するグラウト注入パイプが挿通されるパイプ挿通孔とすればよい。

0083

また、芯材とグラウト注入パイプとを個別に設ける場合には、芯材を特にPC鋼より線とすることが可能である。

0084

ここで、前記PC鋼より線のうち、前記芯材側スリーブ、前記第1の芯材側スリーブ又は前記第2の芯材側スリーブから延びる先端露出部分に被覆される芯材被覆用キャップを備えた構成とすれば、PC鋼より線の隙間からグラウト材が漏出するのを未然に防止することができる。

図面の簡単な説明

0085

第1実施形態に係る地山補強用袋体1の図であり、(a)は全体図、(b)は配置図。
同じく第1実施形態に係る地山補強用袋体1の組立図であり、(a)は袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6a及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11aの組立図、(b)は袋本体3の他端に取り付けられた固定部材6b及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11bの組立図。
固定部材6a及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11aの組立斜視図。
固定部材6b及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11bの組立斜視図。
固定部材6bの製作手順を示した斜視図。
袋本体3の各端に取り付けられた固定部材6a,6bを芯材2に固定する手順を示した断面図。
袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6aを芯材側スリーブ11aを介して芯材2に固定するとともに、他端に取り付けられた固定部材6bを芯材側スリーブ11bを介して芯材2に固定した様子を示した断面図。
第2実施形態に係る地山補強用袋体31の図であり、袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6aを芯材側スリーブ11aを介して芯材2に固定するとともに、他端に取り付けられた固定部材6cを芯材側スリーブ11cを介して芯材2に固定した様子を示した断面図。
同じく第2実施形態に係る地山補強用袋体31の図であり、(a)は袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6a及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11aの組立図、(b)は袋本体3の他端に取り付けられた固定部材6c及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11cの組立図。
第2実施形態の変形例を示した断面図。
第3実施形態に係る地山補強用袋体41の図であり、袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6aを芯材側スリーブ11aを介して芯材2に固定するとともに、他端に取り付けられた固定部材6dを芯材側スリーブ11b及び移動制限部材17を介して芯材2に固定した様子を示した断面図。
同じく第3実施形態に係る地山補強用袋体41の図であり、(a)は袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6a及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11aの組立図、(b)は袋本体3の他端に取り付けられた固定部材6d及び該固定部材に対し着脱自在に構成された芯材側スリーブ11bの組立図。
第3実施形態の変形例を示した断面図。
第3実施形態の別の変形例を示した断面図。

実施例

0086

以下、本発明に係る地山補強用袋体の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。

0087

[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る地山補強用袋体を示した全体図及び配置図である。本実施形態に係る地山補強用袋体1は同図(a)に示すように、PC鋼より線で構成された芯材2が挿通配置されチューブ状に形成された袋本体3と、該袋本体の一端に取り付けられた第1の固定部材としての固定部材6aと、該袋本体の他端に取り付けられた第2の固定部材としての固定部材6bとを備えており、固定部材6a,6bを介して袋本体3の各端が芯材2にそれぞれ固定されることにより、該袋本体の内部に内部空間4が形成されるようになっているとともに、同図(b)に示すように、地山8に形成された補強材挿入孔7に挿入された状態で袋本体3の内部空間4にグラウト材を注入することにより、該袋本体を膨張させて補強材挿入孔7を押し拡げることができるようになっている。

0088

地山補強用袋体1は図2に示すように、芯材2が挿通され該芯材に固着される第1の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ11aと、芯材2が挿通され該芯材に固着される第2の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ11bとを備える。

0089

固定部材6aは同図(a)及び図3に示すように、袋本体3の一端周縁13aが外周面に当接される第1の袋側スリーブとしての袋側スリーブ14a及び該一端周縁が袋側スリーブ14aとの間に狭着される第1のかしめ部材としてのかしめ部材15aからなる。

0090

ここで、袋側スリーブ14aの内周面には、芯材側スリーブ11aの一端に形成された雄ネジ12aに螺合される雌ネジ16aを形成してあり、袋本体3の内部空間4に注入されるグラウト材の内圧上昇に伴って該袋本体が膨張する際、芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14aの移動ないしはずれが制限されるとともに、グラウト注入開始前後における芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14aの逆方向への移動(図2(a)では左方向)を防止するようになっている。

0091

すなわち、芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aと袋側スリーブ14aの雌ネジ16aは、それらのネジ係合作用によって、袋本体3の内圧上昇に伴う袋側スリーブ14aの移動を制限する移動制限機能を発揮するとともに、袋本体3の内圧がゼロ又は小さいときに袋側スリーブ14aが逆方向に移動するのを防止する機能を発揮する。

0092

なお、芯材側スリーブ11aの他端には、袋側スリーブ14aが当接される移動制限部19を突設してあり、上述した芯材側スリーブ11aの雄ネジ12a及び袋側スリーブ14aの雌ネジ16aによる移動制限機能をさらに高めるようになっている。

0093

一方、固定部材6bは図2(b)及び図4に示すように、袋本体3の他端周縁13bが外周面に当接される第2の袋側スリーブとしての袋側スリーブ14b及び該他端周縁が袋側スリーブ14bとの間に狭着される第2のかしめ部材としてのかしめ部材15bからなるとともに、袋側スリーブ14bの内周面には、芯材側スリーブ11bの一端に形成された雄ネジ12bに螺合される雌ネジ16bを形成してあり、袋本体3の内部空間4に注入されるグラウト材の内圧上昇に伴って該袋本体が膨張する際、芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14bの移動ないしはずれが制限されるとともに、グラウト注入開始前後における芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14bの逆方向への移動(図2(b)では右方向)を防止するようになっている。

0094

ここで、地山補強用袋体1は、芯材側スリーブ11bの一端の外周面に形成された雄ネジ12bに螺合される移動制限部材17を備えており、芯材側スリーブ11bの雄ネジ12bと袋側スリーブ14bの雌ネジ16bとのネジ係合作用と相俟って、袋本体3の内部空間4に注入されるグラウト材の内圧上昇に伴って該袋本体が膨張する際、芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14bの移動ないしはずれを制限する移動制限機能を発揮するようになっているとともに、芯材側スリーブ11bの他端には押圧保持部18を突設してあり、該押圧保持部によって移動制限部材17への袋側スリーブ14bの押圧状態が維持されることで、上述したネジ係合作用と相俟って、グラウト注入開始前後における芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14bの逆方向への移動を防止するようになっている。

0095

芯材側スリーブ11aの移動制限部19と芯材側スリーブ11bの押圧保持部18には、それら芯材側スリーブの外周面側と内周面側とを互いに連通させることが可能な接着剤充填孔20a,20bをそれぞれ設けてあり、該接着剤充填孔を介して芯材側スリーブ11a,11bの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填できるようになっている。

0096

かしめ部材15a,15bは、袋側スリーブ14a,14bの外径よりも内径が大きなステンレス製やアルミニウム製のスリーブ状で構成してあり、かしめ部材15bで説明すれば図5に示すように、袋本体3の他端周縁13bを袋側スリーブ14bの外周面に沿って襞状に折り曲げて該袋側スリーブに当接し、その上から袋側スリーブ14bと同軸になるように被せた後、所定の工具でかしめることにより、袋本体3の他端周縁13bを袋側スリーブ14bとの間に狭着することができる。

0097

本実施形態に係る地山補強用袋体1は図2でよくわかるように、袋側スリーブ14aをその内径Daが、芯材側スリーブ11bの外径Dbよりも大きくなるように構成してあり、芯材側スリーブ11bが芯材2に固着された状態で該芯材側スリーブを通り越すように、袋側スリーブ14aを芯材2に沿って前進させることができるようになっている。

0098

本実施形態に係る地山補強用袋体1の各端部を芯材2に固定するには、まず、図6に示すように、芯材2を芯材側スリーブ11a,11bに挿通し、該芯材側スリーブを袋本体3が膨張したときの該袋本体の端部位置に位置合わせした後、接着剤充填孔20a,20bを介して芯材側スリーブ11a,11bの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填することで、芯材側スリーブ11a,11bを芯材2に固着する。

0099

ここで、芯材側スリーブ11a及び芯材側スリーブ11bは、芯材2の端部のうち、後工程において袋本体3が挿入される側の端部、同図で言えば左側端部を挿入端部とするとともに、かかる挿入端部から離隔した位置に芯材側スリーブ11aが、近接した位置に芯材側スリーブ11bがそれぞれ配置されるように芯材2に固着する。

0100

一方、袋本体3の端部周縁13a,13bを袋側スリーブ14a,14bとかしめ部材15a,15bとの間にそれぞれ狭着することで、袋本体3の各端部に固定部材6a,6bを予め取り付けておく。

0101

次に、袋本体3の一端に取り付けた固定部材6aの袋側スリーブ14aに芯材2をその挿入端部から挿通し、その状態のまま、袋本体3を芯材2の材軸に沿って前進(図6では右方向に移動)させる。そして、芯材2に先行固着された芯材側スリーブ11bを通り越すようにして、芯材側スリーブ11aまで前進させる。

0102

次に、袋本体3を芯材2の材軸廻りに回転させることで、固定部材6aを構成する袋側スリーブ14aの雌ネジ16aを芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aにねじ込むとともに、固定部材6bを構成する袋側スリーブ14bの雌ネジ16bを芯材側スリーブ11bの雄ネジ12bにねじ込む。かかる螺着作業は、袋側スリーブ14aの先端が芯材側スリーブ11aに設けられた移動制限部19に当接されるとともに、袋側スリーブ14bの基端側の端部、すなわち袋本体3が配置された側の端部が芯材側スリーブ11bに設けられた押圧保持部18に当接されるまで行う。

0103

次に、芯材側スリーブ11bの一端に形成された雄ネジ12bに移動制限部材17を螺合し、袋側スリーブ14bに当接されるまでねじ込む。

0104

図7は、袋本体3の一端に取り付けられた固定部材6aを芯材側スリーブ11aを介して芯材2に固定するとともに、他端に取り付けられた固定部材6bを芯材側スリーブ11b及び移動制限部材17を介して芯材2に固定した様子を示したものである。

0105

このように袋本体3の各端を芯材2に固定したならば、図1(b)で説明した通り、地山補強用袋体1を芯材2とともに地山8に形成された補強材挿入孔7に挿入し、次いで、図示しないグラウト注入パイプを介して袋本体3の内部空間4にグラウト材を注入する。

0106

このようにすると、グラウト材注入開始前後における袋側スリーブ14aの逆方向移動、すなわち袋本体側への戻りは、該袋側スリーブの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用によって防止されるとともに、袋側スリーブ14bの逆方向移動、すなわち袋本体側への戻りは、芯材側スリーブ11bに形成された押圧保持部18によって防止される。

0107

また、グラウト材の注入作業が進行して袋本体3の内圧が上昇したとき、該内圧上昇に伴って袋本体3が膨張し、該袋本体の各端部に取り付けられた固定部材6a,6bが袋本体3が配置された側と反対の側にそれぞれ移動しようとするが、固定部材6aにおいては、袋側スリーブ14aの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用及び該芯材側スリーブに設けられた移動制限部19の協働作用によって袋側スリーブ14aの移動が制限されるとともに、固定部材6bにおいては、袋側スリーブ14bの内面に形成された雌ネジ16bと芯材側スリーブ11bの雄ネジ12bとのネジ係合作用及び該芯材側スリーブに螺着された移動制限部材17の協働作用によって袋側スリーブ14bの移動が制限される。

0108

以上説明したように、本実施形態に係る地山補強用袋体1によれば、袋本体3の各端部に固定部材6a,6bを取り付ける作業については、剛性が高く全長も長い芯材2を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることができるとともに、袋本体3の各端部を芯材2に固定する作業自体は、芯材側スリーブ11a,11bをそれぞれ芯材2に固着し、次いで、これらの芯材側スリーブ11a,11bに袋側スリーブ14a,14bをそれぞれ取り付けるだけで足りる。

0109

また、袋側スリーブ14aの内径Daを芯材側スリーブ11bの外径Dbよりも大きく設定することで、芯材側スリーブ11bを通り越すように袋側スリーブ14aを芯材2に沿って移動させることが可能となり、芯材側スリーブ11a,11bの芯材2への固着作業を先行して行うことができる。

0110

そのため、袋本体3への固定部材6a,6bの取付け作業と芯材側スリーブ11a,11bの芯材2への固着作業とを同時に進行させることができるとともに、芯材側スリーブ11a,11bの芯材2への固着作業を全て終えた後で、固定部材6a,6bの袋側スリーブ14a,14bを芯材側スリーブ11a,11bに取り付けることが可能となり、かくして、剛性が高く取り回しが面倒な芯材2に対して袋本体3の端部周縁を襞状に折り曲げながら番線や結束バンドで固着していた従来に比べ、内圧上昇によるグラウト材の漏出を確実に防止できるだけではなく、袋本体3の各端部を芯材2に固着する際の全体の作業性も格段に向上する。

0111

また、本実施形態に係る地山補強用袋体1によれば、袋側スリーブ14aは、芯材側スリーブ11aとのネジ係合作用及び芯材側スリーブ11aに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用により、袋側スリーブ14bは、芯材側スリーブ11bとのネジ係合作用及び芯材側スリーブ11bに螺着された移動制限部材17による当接作用という2つの協働作用により、それぞれ袋本体3が配置された側と反対の側への移動が制限されるため、グラウト材注入によって内圧が上昇してもグラウト材が漏出するおそれはないし、袋側スリーブ14aは、芯材側スリーブ11aとのネジ係合作用により、袋側スリーブ14bは、芯材側スリーブ11bとのネジ係合作用及び芯材側スリーブ11bに突設された押圧保持部18による当接作用という2つの協働作用により、それぞれ袋本体3が配置された側への逆方向移動、いわば戻りが防止されるため、グラウト材の注入開始前後におけるグラウト材の漏出を未然に防止することができる。

0112

また、本実施形態に係る地山補強用袋体1によれば、接着剤充填孔20a,20bを介して芯材側スリーブ11a,11bの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填するように構成したので、芯材側スリーブ11a,11bをPC鋼より線で構成された芯材2に強固に固着することができるとともに、その結果として、芯材2の引張強度特性を十分に発揮させた地山補強が可能となる。

0113

本実施形態では、芯材側スリーブ11aに移動制限部19を設けるようにしたが、袋側スリーブ14aの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用で袋側スリーブ14aの移動を十分に制限できるのであれば、移動制限部19を省略してもかまわない。この場合、袋側スリーブ14aを防水テープ等を用いて芯材側スリーブ11aに適宜位置決めするのがよい。

0114

同様に、芯材側スリーブ11bに移動制限部材17を螺合するようにしたが、袋側スリーブ14bの内面に形成された雌ネジ16bと芯材側スリーブ11bの雄ネジ12bとのネジ係合作用で袋側スリーブ14bの移動を十分に制限できるのであれば、移動制限部材17を省略してもかまわない。この場合においても、袋側スリーブ14bを防水テープ等を用いて芯材側スリーブ11bに適宜位置決めするのがよい。

0115

また、本実施形態では、袋本体3の一端に第1の固定部材としての固定部材6aを取り付けて該固定部材を芯材側スリーブ11aを介して芯材2に固定するとともに、袋本体3の他端に第2の固定部材としての固定部材6bを取り付けて該固定部材を芯材側スリーブ11bを介して芯材2に固定するようにしたが、袋本体3の両端を必ずしも上述の構成で芯材2に固定しなければならないわけではない。

0116

すなわち、袋本体3の一端に固定部材6aを取り付けて該固定部材を芯材側スリーブ11aを介して芯材2に固定する一方、袋本体本体3の他端については他の方法、例えば番線や拘束バンドを用いた従来の方法で芯材2に固定するようにしてもかまわない。

0117

この場合、固定部材6a、袋側スリーブ14a、かしめ部材15a、芯材側スリーブ11aが、それぞれ第1の発明に係る固定部材、袋側スリーブ、かしめ部材、芯材側スリーブとなる。

0118

なお、かかる変形例の場合、袋側スリーブ14aは、内径に関する制限を受けない。

0119

また、袋本体3の他端に固定部材6bを取り付けて該固定部材を芯材側スリーブ11bを介して芯材2に固定する一方、袋本体本体3の一端については他の方法、例えば番線や拘束バンドを用いた従来の方法で芯材2に固定するようにしてもかまわない。

0120

この場合、固定部材6b、袋側スリーブ14b、かしめ部材15b、芯材側スリーブ11bが、それぞれ第1の発明に係る固定部材、袋側スリーブ、かしめ部材、芯材側スリーブとなる。

0121

[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る地山補強用袋体について説明する。なお、上述の実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。

0122

第2実施形態に係る地山補強用袋体31は図8及び図9に示すように、袋本体3と、芯材2が挿通され該芯材に固着される第1の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ11aと、芯材2が挿通され該芯材に固着される第2の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ11bと、袋本体3の一端に取り付けられた第1の固定部材としての固定部材6aと、袋本体3の他端に取り付けられた第2の固定部材としての固定部材6cとを備えており、固定部材6a,6c及び芯材側スリーブ11a,11cを介して袋本体3の各端が芯材2にそれぞれ固定されることにより、該袋本体の内部に内部空間4が形成されるようになっているとともに、図1(b)で説明したように、地山8に形成された補強材挿入孔7に挿入された状態で袋本体3の内部空間4にグラウト材を注入することにより、該袋本体を膨張させて補強材挿入孔7を押し拡げることができるようになっている。

0123

固定部材6cは図9(b)に示すように、固定部材6bと同様、袋本体3の他端周縁13bが外周面に当接される第2の袋側スリーブとしての袋側スリーブ14c及び該他端周縁が袋側スリーブ14cとの間に狭着される第2のかしめ部材としてのかしめ部材15cからなるとともに、袋側スリーブ14cの内周面には、芯材側スリーブ11cの一端に形成された雄ネジ12cに螺合される雌ネジ16cを形成してあり、袋本体3の内部空間4に注入されるグラウト材の内圧上昇に伴って該袋本体が膨張する際、芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14cの移動ないしはずれが制限されるとともに、グラウト注入開始前後における芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14cの逆方向への移動を防止するようになっている。

0124

また、芯材側スリーブ11cの他端には、袋側スリーブ14cが当接される移動制限部19を突設してあり、上述した芯材側スリーブ11cの雄ネジ12c及び袋側スリーブ14cの雌ネジ16cによる移動制限機能をさらに高めるようになっている。

0125

ここで、芯材側スリーブ11aの雄ネジ12a及び袋側スリーブ14aの雌ネジ16aが右ネジであるのに対し、芯材側スリーブ11cの外周面に形成された雄ネジ12c及びそれに螺合されるように袋側スリーブ14cの内面に形成された雌ネジ16cは、左ネジとしてある。

0126

芯材側スリーブ11cの移動制限部19には、該芯材側スリーブの外周面側と内周面側とを互いに連通させることが可能な接着剤充填孔20cを設けてあり、該接着剤充填孔を介して芯材側スリーブ11cの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤を充填できるようになっている。

0127

かしめ部材15cは、袋側スリーブ14cの外径よりも内径が大きなステンレス製やアルミニウム製のスリーブ状で構成してあり、図5で説明したかしめ部材15bと同様、袋本体3の他端周縁13bを袋側スリーブ14cの外周面に沿って襞状に折り曲げて該袋側スリーブに当接し、その上から袋側スリーブ14cと同軸になるように被せた後、所定の工具でかしめることにより、袋本体3の他端周縁13bを袋側スリーブ14cとの間に狭着することができる。

0128

本実施形態に係る地山補強用袋体31の各端部を芯材2に固定するには、まず、袋本体3の端部周縁13a,13bを袋側スリーブ14a,14cとかしめ部材15a,15cとの間にそれぞれ狭着することで、袋本体3の各端部に固定部材6a,6cを取り付ける。

0129

次に、かかる袋本体3が芯材側スリーブ11a,11cの間に配置されるように、芯材側スリーブ11a,袋本体3、芯材側スリーブ11cの順序で芯材2に挿通する。

0130

次に、芯材側スリーブ11a,11cを袋本体3が膨張したときの該袋本体の端部位置に位置合わせした後、接着剤充填孔20a,20cを介して芯材側スリーブ11a,11cの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填することで、芯材側スリーブ11a,11cを芯材2に固着する。

0131

なお、袋本体3が芯材側スリーブ11a,11cの固着作業の邪魔になる場合には、芯材2の材軸に沿って袋本体3を縮めることで、袋本体3の各端部を芯材側スリーブ11a,11cから適宜退避させておけばよい。

0132

次に、袋本体3を芯材2の材軸廻りに回転させながら、芯材側スリーブ11aの外周面に形成された雄ネジ12aに袋側スリーブ14aの内周面に形成された雌ネジ16aを螺合するとともに、芯材側スリーブ11cの外周面に形成された雄ネジ12cに袋側スリーブ14cの内周面に形成された雌ネジ16cを螺合する。

0133

ここで、芯材側スリーブ11aの雄ネジ12a及びそれに螺合される袋側スリーブ14aの雌ネジ16aがそれぞれ右ネジであるのに対し、芯材側スリーブ11cの雄ネジ12c及びそれに螺合される袋側スリーブ14cの雌ネジ16cは左ネジとしてあるため、袋本体3を所定の方向に回転させることにより、袋側スリーブ14aが芯材側スリーブ11aに螺合されると同時に、袋側スリーブ14cが芯材側スリーブ11cに螺合される。

0134

このように袋本体3の各端を芯材2に固定したならば、図1(b)で説明したと同様に、地山補強用袋体31を芯材2とともに地山8に形成された補強材挿入孔7に挿入し、次いで、図示しないグラウト注入パイプを介して袋本体3の内部空間4にグラウト材を注入する。

0135

このようにすると、グラウト材注入開始前後における袋側スリーブ14aの逆方向移動、すなわち袋本体側への戻りは、該袋側スリーブの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用によって防止されるとともに、袋側スリーブ14cの逆方向移動、すなわち袋本体側への戻りは、該袋側スリーブの内面に形成された雌ネジ16cと芯材側スリーブ11cの雄ネジ12cとのネジ係合作用によって防止される。

0136

また、グラウト材の注入作業が進行して袋本体3の内圧が上昇したとき、該内圧上昇に伴って袋本体3が膨張し、該袋本体の各端部に取り付けられた固定部材6a,6cが袋本体3が配置された側と反対の側にそれぞれ移動しようとするが、固定部材6aにおいては、袋側スリーブ14aの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用及び該芯材側スリーブに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用によって袋側スリーブ14aの移動が制限されるとともに、固定部材6cにおいても、袋側スリーブ14cの内面に形成された雌ネジ16cと芯材側スリーブ11cの雄ネジ12cとのネジ係合作用及び該芯材側スリーブに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用によって袋側スリーブ14cの移動が制限される。

0137

以上説明したように、本実施形態に係る地山補強用袋体31によれば、袋本体3の各端部に固定部材6a,6cを取り付ける作業については、剛性が高く全長も長い芯材2を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることができるとともに、袋本体3の各端部を芯材2に固定する作業自体は、芯材側スリーブ11a,11cをそれぞれ芯材2に固着し、次いで、これらの芯材側スリーブ11a,11cに袋側スリーブ14a,14cをそれぞれ取り付けるだけで足りる。

0138

そのため、取り回しが面倒な芯材2に対して袋本体3の端部周縁を襞状に折り曲げながら番線や結束バンドで固着していた従来に比べ、内圧上昇によるグラウト材の漏出を確実に防止できるだけではなく、袋本体3の各端部を芯材2に固着する際の全体の作業性も格段に向上する。

0139

また、本実施形態に係る地山補強用袋体31によれば、袋側スリーブ14aは、芯材側スリーブ11aとのネジ係合作用及び芯材側スリーブ11aに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用により、袋側スリーブ14cは、芯材側スリーブ11cとのネジ係合作用及び芯材側スリーブ11cに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用により、それぞれ袋本体3が配置された側と反対の側への移動が制限されるため、グラウト材注入によって内圧が上昇してもグラウト材が漏出するおそれはないし、袋側スリーブ14a,14cは、芯材側スリーブ11a,11cとのネジ係合作用により、それぞれ袋本体3が配置された側への逆方向移動、いわば戻りが防止されるため、グラウト材の注入開始前後におけるグラウト材の漏出を未然に防止することができる。

0140

また、本実施形態に係る地山補強用袋体31によれば、接着剤充填孔20a,20cを介して芯材側スリーブ11a,11cの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填するように構成したので、芯材側スリーブ11a,11cをPC鋼より線で構成された芯材2に強固に固着することができるとともに、その結果として、芯材2の引張強度特性を十分に発揮させた地山補強が可能となる。

0141

本実施形態では、芯材側スリーブ11a,11cに移動制限部19を設けるようにしたが、袋側スリーブ14aの雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用、あるいは袋側スリーブ14cの雌ネジ16cと芯材側スリーブ11cの雄ネジ12cとのネジ係合作用で袋側スリーブ14a,14cの移動を十分に制限できるのであれば、各移動制限部19のいずれか一方、又は両方を省略してもかまわない。なお、この場合、袋側スリーブ14a,14cを防水テープ等を用いて芯材側スリーブ11a,11cにそれぞれ位置決めするのがよい。

0142

また、移動制限部19に代えて、図10に示すように移動制限部材17a,17cを別途備えるとともに、かかる移動制限部材17a,17cを芯材側スリーブ11a′の雄ネジ12aと芯材側スリーブ11c′の雄ネジ12cにそれぞれ螺合可能に構成すればよい。

0143

ここで、芯材側スリーブ11a′,11c′は、両端に雄ネジ12a,12cを形成した点を除き、芯材側スリーブ11a,11cと同様の構成であり、移動制限部材17a,17cは、移動制限部材17cが左ネジ対応である点を除き、移動制限部材17と同様の構成である。

0144

[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る地山補強用袋体について説明する。なお、上述の実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。

0145

第3実施形態に係る地山補強用袋体41は図11及び図12に示すように、袋本体3と、芯材2が挿通され該芯材に固着される第1の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ11aと、芯材2が挿通され該芯材に固着される第2の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ11bと、袋本体3の一端に取り付けられた第1の固定部材としての固定部材6aと、袋本体3の他端に取り付けられた第2の固定部材としての固定部材6dとを備えており、固定部材6a,6d及び芯材側スリーブ11a,11bを介して袋本体3の各端が芯材2にそれぞれ固定されることにより、該袋本体の内部に内部空間4が形成されるようになっているとともに、図1(b)で説明したように、地山8に形成された補強材挿入孔7に挿入された状態で袋本体3の内部空間4にグラウト材を注入することにより、該袋本体を膨張させて補強材挿入孔7を押し拡げることができるようになっている。

0146

固定部材6dは、袋本体3の他端周縁13bが外周面に当接される第2の袋側スリーブとしての袋側スリーブ14d及び該他端周縁が袋側スリーブ14dとの間に狭着される第2のかしめ部材としてのかしめ部材15dからなり、袋側スリーブ14dは、芯材側スリーブ11bに遊嵌されるようになっている。

0147

ここで、地山補強用袋体41は、芯材側スリーブ11bの一端の外周面に形成された雄ネジ12bに螺合される移動制限部材17を備えており、袋本体3の内部空間4に注入されるグラウト材の内圧上昇に伴って該袋本体が膨張する際、芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14dの移動ないしはずれを制限する移動制限機能を発揮するようになっているとともに、芯材側スリーブ11bの他端には押圧保持部18を突設してあり、該押圧保持部によって移動制限部材17への袋側スリーブ14dの押圧状態が維持されることで、グラウト注入開始前後における芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14dの逆方向への移動を防止するようになっている。

0148

芯材側スリーブ11aの移動制限部19と芯材側スリーブ11bの押圧保持部18には、それら芯材側スリーブの外周面側と内周面側とを互いに連通させることが可能な接着剤充填孔20a,20bをそれぞれ設けてあり、該接着剤充填孔を介して芯材側スリーブ11a,11bの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填できるようになっている。

0149

かしめ部材15a,15dは、袋側スリーブ14a,14dの外径よりも内径が大きなステンレス製やアルミニウム製のスリーブ状で構成してあり、図5で説明したかしめ部材15bと同様、袋本体3の他端周縁13bを袋側スリーブ14dの外周面に沿って襞状に折り曲げて該袋側スリーブに当接し、その上から袋側スリーブ14dと同軸になるように被せた後、所定の工具でかしめることにより、袋本体3の他端周縁13bを袋側スリーブ14dとの間に狭着することができる。

0150

本実施形態に係る地山補強用袋体41は、袋側スリーブ14aをその内径Daが、芯材側スリーブ11bの外径Dbよりも大きくなるように構成してあり、芯材側スリーブ11bが芯材2に固着された状態で該芯材側スリーブを通り越すように、袋側スリーブ14aを芯材2に沿って前進させることができるようになっている。

0151

本実施形態に係る地山補強用袋体41の各端部を芯材2に固定するには、まず、芯材2を芯材側スリーブ11a,11bに挿通し、該芯材側スリーブを袋本体3が膨張したときの該袋本体の端部位置に位置合わせした後、接着剤充填孔20a,20bを介して芯材側スリーブ11a,11bの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填することで、芯材側スリーブ11a,11bを芯材2に固着する。

0152

ここで、芯材側スリーブ11a及び芯材側スリーブ11bは、芯材2の端部のうち、後工程において袋本体3が挿入される側の端部、同図で左側端部を挿入端部とするとともに、かかる挿入端部から離隔した位置に芯材側スリーブ11aが、近接した位置に芯材側スリーブ11bがそれぞれ配置されるように芯材2に固着する。

0153

一方、袋本体3の端部周縁13a,13bを袋側スリーブ14a,14dとかしめ部材15a,15dとの間にそれぞれ狭着することで、袋本体3の各端部に固定部材6a,6dを予め取り付けておく。

0154

次に、袋本体3の一端に取り付けた固定部材6aの袋側スリーブ14aに芯材2をその挿入端部から挿通し、その状態のまま、袋本体3を芯材2の材軸に沿って前進(図11では右方向に移動)させる。そして、芯材2に先行固着された芯材側スリーブ11bを通り越すようにして、芯材側スリーブ11aまで前進させる。

0155

次に、袋本体3を芯材2の材軸廻りに回転させることで、固定部材6aを構成する袋側スリーブ14aの雌ネジ16aを芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aにねじ込む。かかる螺着作業は、袋側スリーブ14aの先端が芯材側スリーブ11aに設けられた移動制限部19に当接されるまで行う。

0156

ここで、袋側スリーブ14aの螺着作業を行っている間、袋本体3の他端に取り付けてある固定部材6dが袋本体3とともに回転することになるが、かかる固定部材6dについては、その袋側スリーブ14dに芯材2がまだ挿通されていない状態とし、芯材側スリーブ11bから離間した位置まで挿通された状態とし、又は芯材側スリーブ11bまで挿通されるとともに袋側スリーブ14dの内側に芯材側スリーブ11bが遊嵌されその材軸回りに回動可能な状態の3つの状態から適宜選択すればよい。

0157

袋側スリーブ14aの螺着作業が完了したならば、固定部材6dをその袋側スリーブ14dに芯材2が挿通された状態で芯材側スリーブ11bまで前進させ、次いで、袋側スリーブ14dの内側に芯材側スリーブ11bが遊嵌されるように該袋側スリーブを嵌め込んだ後、芯材側スリーブ11bの一端に形成された雄ネジ12bに移動制限部材17を螺合するとともに、かかる移動制限部材17を、袋側スリーブ14dの基端側の端部、すなわち袋本体3が配置された側の端部が芯材側スリーブ11bの押圧保持部18に当接されるまで芯材側スリーブ11bの雄ネジ12bにねじ込む。

0158

このように袋本体3の各端を芯材2に固定したならば、図1(b)で説明した通り、地山補強用袋体41を芯材2とともに地山8に形成された補強材挿入孔7に挿入し、次いで、図示しないグラウト注入パイプを介して袋本体3の内部空間4にグラウト材を注入する。

0159

このようにすると、グラウト材注入開始前後における袋側スリーブ14aの逆方向移動、すなわち袋本体側への戻りは、該袋側スリーブの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用によって防止されるとともに、袋側スリーブ14dの逆方向移動、すなわち袋本体側への戻りは、芯材側スリーブ11bに形成された押圧保持部18によって防止される。

0160

また、グラウト材の注入作業が進行して袋本体3の内圧が上昇したとき、該内圧上昇に伴って袋本体3が膨張し、該袋本体の各端部に取り付けられた固定部材6a,6dが袋本体3が配置された側と反対の側にそれぞれ移動しようとするが、固定部材6aにおいては、袋側スリーブ14aの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用及び該芯材側スリーブに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用によって袋側スリーブ14aの移動が制限されるとともに、固定部材6dにおいては、芯材側スリーブ11bに螺着された移動制限部材17の当接作用によって袋側スリーブ14dの移動が制限される。

0161

以上説明したように、本実施形態に係る地山補強用袋体41によれば、袋本体3の各端部に固定部材6a,6dを取り付ける作業については、剛性が高く全長も長い芯材2を取り回す必要がない分、短時間で作業を済ませることができるとともに、袋本体3の各端部を芯材2に固定する作業自体は、芯材側スリーブ11a,11bをそれぞれ芯材2に固着し、次いで、これらの芯材側スリーブ11a,11bに袋側スリーブ14a,14dをそれぞれ取り付けるだけで足りる。

0162

また、袋側スリーブ14aの内径Daを芯材側スリーブ11bの外径Dbよりも大きく設定することで、芯材側スリーブ11bを通り越すように袋側スリーブ14aを芯材2に沿って移動させることが可能となり、芯材側スリーブ11a,11bの芯材2への固着作業を先行して行うことができる。

0163

そのため、袋本体3への固定部材6a,6dの取付け作業と芯材側スリーブ11a,11bの芯材2への固着作業とを同時に進行させることができるとともに、芯材側スリーブ11a,11bの芯材2への固着作業を全て終えた後で、固定部材6a,6dの袋側スリーブ14a,14dを芯材側スリーブ11a,11bに取り付けることが可能となり、かくして、剛性が高く取り回しが面倒な芯材2に対して袋本体3の端部周縁を襞状に折り曲げながら番線や結束バンドで固着していた従来に比べ、内圧上昇によるグラウト材の漏出を確実に防止できるだけではなく、袋本体3の各端部を芯材2に固着する際の全体の作業性も格段に向上する。

0164

また、本実施形態に係る地山補強用袋体41によれば、固定部材6dの袋側スリーブ14dと芯材側スリーブ11bとの着脱構造を螺合ではなく、袋側スリーブ14dを芯材側スリーブ11bに対して遊嵌、すなわち芯材2の材軸廻りに回転自在とした上、芯材側スリーブ11bに設けた押圧保持部18と該芯材側スリーブに螺合される移動制限部材17との間に狭着する構造を採用したことにより、固定部材6aの袋側スリーブ14aを袋本体3とともに芯材2の材軸回りに回して芯材側スリーブ11aに螺着する際、固定部材6dの側から影響を受けるおそれがなくなるとともに、固定部材6dの袋側スリーブ14dを芯材側スリーブ11bに固定する際も、既に固定作業が終わっている固定部材6aの側から影響を受ける懸念もなくなる。

0165

また、本実施形態に係る地山補強用袋体41によれば、袋側スリーブ14aは、芯材側スリーブ11aとのネジ係合作用及び芯材側スリーブ11aに設けられた移動制限部19による当接作用という2つの協働作用により、袋側スリーブ14dは、芯材側スリーブ11bに螺合された移動制限部材17による当接作用により、それぞれ袋本体3が配置された側と反対の側への移動が制限されるため、グラウト材注入によって内圧が上昇してもグラウト材が漏出するおそれはないし、袋側スリーブ14aは、芯材側スリーブ11aとのネジ係合作用により、袋側スリーブ14dは、芯材側スリーブ11bに突設された押圧保持部18の当接作用により、それぞれ袋本体3が配置された側への逆方向移動、いわば戻りが防止されるため、グラウト材の注入開始前後におけるグラウト材の漏出を未然に防止することができる。

0166

また、本実施形態に係る地山補強用袋体41によれば、接着剤充填孔20a,20bを介して芯材側スリーブ11a,11dの内周面と芯材2の周面との隙間にエポキシ樹脂等の接着剤をそれぞれ充填するように構成したので、芯材側スリーブ11a,11bをPC鋼より線で構成された芯材2に強固に固着することができるとともに、その結果として、芯材2の引張強度特性を十分に発揮させた地山補強が可能となる。

0167

本実施形態では、芯材側スリーブ11aに移動制限部19を設けるようにしたが、袋側スリーブ14aの内面に形成された雌ネジ16aと芯材側スリーブ11aの雄ネジ12aとのネジ係合作用で袋側スリーブ14aの移動を十分に制限できるのであれば、移動制限部19を省略してもかまわない。なお、この場合、袋側スリーブ14aを防水テープ等を用いて芯材側スリーブ11aに適宜位置決めするのがよい。

0168

また、本実施形態では特に言及しなかったが、図13に示すように、固定部材6aの袋本体側にて袋本体3を包囲する環状部材81aを備えるとともに、固定部材6dの袋本体側にて袋本体3を包囲する環状部材81bを備えるようにしてもかまわない。

0169

かかる構成によれば、グラウト注入によって袋本体3が膨張する際、その膨張力の少なくとも一部が環状部材81a,81bで支持されるため、かしめ部材15a,15dの開口を拡げようとする力が該かしめ部材に作用するのを抑制することができる。

0170

なお、環状部材81a,81bに関する上記変形例は、本実施形態のみならず、第1実施形態や第2実施形態にも適用することが可能である。

0171

また、本実施形態では、袋本体3に形成された内部空間4へのグラウト材注入について詳細に説明しなかったが、図14の右側に位置する固定構造に示すように、第1の芯材側スリーブとしての芯材側スリーブ91aの内部空間として、該芯材側スリーブの材軸と平行でかつ互いに平行な2本の挿通孔を設けるとともに、その一方を芯材2が挿通される芯材挿通孔92、他方をグラウト注入パイプ94が挿通されるパイプ挿通孔93とした構成を採用することにより、該グラウト注入パイプを介して袋本体3の内部空間にグラウト材を注入することができる。

0172

ここで、同図に示すように、袋本体3の一端周縁13aには固定部材6a′を取り付けてあるとともに、芯材側スリーブ91aの一端には雄ネジ12aを形成してあり、固定部材6a′は、袋本体3の一端周縁13aが外周面に当接される第1の袋側スリーブとしての袋側スリーブ14a′及び該一端周縁が袋側スリーブ14a′との間に狭着される第1のかしめ部材としてのかしめ部材15a′からなり、袋側スリーブ14a′の内周面には、芯材側スリーブ91aの雄ネジ12aに螺合される雌ネジ(図示せず)を形成してある。

0173

そのため、袋本体3の内部空間4に注入されるグラウト材の内圧上昇に伴って該袋本体が膨張する際、芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14a′の移動ないしはずれが制限されるとともに、グラウト注入開始前後における芯材2の材軸に沿った袋側スリーブ14a′の逆方向への移動が防止される。

0174

また、芯材側スリーブ91aの他端には、袋側スリーブ14a′が当接される移動制限部19′を突設してあり、上述した芯材側スリーブ91aの雄ネジ12a及び袋側スリーブ14a′の雌ネジによる移動制限機能をさらに高めるようになっている。

0175

以下、芯材側スリーブ91aは、パイプ挿通孔93が形成されていること、及びそのことによって内径が大きくなっていることを除き、芯材側スリーブ11aと概ね同様の構成であるとともに、固定部材6a′は、芯材側スリーブ91aの上述した大径化によって同様に大径化されている点を除き、固定部材6aと概ね同様の構成であるので、ここではその説明を省略する。

0176

なお、パイプ挿通孔93に関する上記変形例は、本実施形態のみならず、第1実施形態や第2実施形態にも適用することが可能である。

0177

また、本実施形態では特に言及しなかったが、図14の左側に示すように、芯材2のうち、芯材側スリーブ11dから延びる先端露出部分に被覆される芯材被覆用キャップ95を備えるようにしてもよい。

0178

同図に示した芯材被覆用キャップ95は有底円筒状をなすとともに、その内面に形成された雌ネジ96を芯材側スリーブ11dの一端に形成された雄ネジ12dに螺合することにより、芯材2の先端露出部分を水密に覆うことができるようになっている。

0179

芯材2は、複数本PC鋼線撚り合わせてなるものであって、かかるPC鋼線同士には隙間が形成されており、グラウト材の粘性その他の状況によっては、PC鋼線同士の隙間からグラウト材がわずかに漏出する懸念があるが、上述の変形例によれば、かかる場合であっても、グラウト材の漏出を完全に防止することが可能となる。

0180

なお、芯材被覆用キャップ95に関する上記変形例は、本実施形態のみならず、第1実施形態や第2実施形態にも適用することが可能である。

0181

また、本実施形態では特に言及しなかったが、袋本体3の他端に固定部材6dを取り付けて該固定部材を芯材側スリーブ11bを介して芯材2に固定する一方、袋本体3の一端については他の方法、例えば番線や拘束バンドを用いた従来の方法で芯材2に固定するようにしてもかまわない。

0182

この場合、固定部材6d、袋側スリーブ14d、かしめ部材15d、芯材側スリーブ11bが、それぞれ第1の発明に係る固定部材、袋側スリーブ、かしめ部材、芯材側スリーブとなる。

0183

1,31,41地山補強用袋体
2芯材
3 袋本体
4 内部空間
6a固定部材、第1の固定部材
6b 固定部材、第2の固定部材
6c 固定部材、第2の固定部材
6a′ 固定部材、第1の固定部材
11a芯材側スリーブ、第1の芯材側スリーブ
11b 芯材側スリーブ、第2の芯材側スリーブ
11c 芯材側スリーブ、第2の芯材側スリーブ
12a,12b雄ネジ、右ネジ
12c 雄ネジ、左ネジ
13a 袋本体の一端周縁
13b 袋本体の他端周縁
14a袋側スリーブ、第1の袋側スリーブ
14b 袋側スリーブ、第2の袋側スリーブ
14c 袋側スリーブ、第2の袋側スリーブ
14a′ 袋側スリーブ、第1の袋側スリーブ
15a かしめ部材、第1のかしめ部材
15b かしめ部材、第2のかしめ部材
15c かしめ部材、第2のかしめ部材
15a′ かしめ部材、第1のかしめ部材
16a,16b雌ネジ、右ネジ
16c 雌ネジ、左ネジ
17,17a,17c
移動制限部材
18押圧保持部
19移動制限部
20a,20b接着剤充填孔
81a,81b環状部材
92芯材挿通孔
93パイプ挿通孔
94グラウト注入パイプ
95 芯材被覆用キャップ

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