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技術 気化量を増減設定可能な自然気化式液体気化装置

出願人 小原茂
発明者 小原茂
出願日 2011年10月24日 (7年10ヶ月経過) 出願番号 2011-232769
公開日 2013年5月16日 (6年3ヶ月経過) 公開番号 2013-092268
状態 未査定
技術分野 加湿 芳香剤容器 ダクトの構成
主要キーワード カット目 溶液残量 保持用孔 保持用突起 水槽蓋 保持構造体 任意枚数 気化方式
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この項目の情報は公開日時点(2013年5月16日)のものです。
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図面 (9)

課題

気化量増減設定が可能な自然気化式の気化装置を提供すること。

解決手段

気化対象溶液貯蔵する水槽1と、気化フィルター素片5aを挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型気化フィルター挿入溝3を複数設けた水槽の蓋2に、吸水・蒸発性素材からなる上部の気化部7を下部の吸水部6より広くして垂直に折り曲げた気化フィルター素片5aを挿入し、気化フィルター素片5aの気化部7と給水部6との段差部分が水槽の蓋2の表面と2箇所で密着して自立・保持して、水槽1内の気化対象溶液を気化させる。気化量の増減は気化フィルター素片5aの枚数を増減することにより可能にする。これらにより、気化フィルター素片5aを自立・保持するために複雑な気化フィルター素片5aの保持構造体が不要になり、装置の部品点数が減り製品コスト引き下げが可能になる。

概要

背景

従来から、無電力の自然気化式液体気化装置として、加湿器家庭ホテルや車に使用されている。これらは吸湿性の不織布などの気化フィルターを水の入った容器自立させ、自然に気化することを応用している。気化量を増やすため、気化フィルターを複雑な形状に加工し、気化フィルターの表面積を増やしている。しかし自然気化を促進するためには、気化した気体が気化フィルター表面近辺から速やかに移動されなければならないが、気化フィルターの複雑な形状が気化された気体の移動を妨げ、液体の気化量増加を阻害している。また、自然気化方式では気化量を簡便に変更できる装置は少なく、且つ高価であった。

特許文献1の本発明者が発明した自然気化式液体気化装置では、気化フィルターの枚数を変えることで気化量を増減設定が可能であるが、気化フィルター素片を容易に挿入・除去を可能にし、更に気化フィルターを安定自立させるために微細な複数の溝を持つ高精度のフィルター保持構造体が必要であり、製品コスト引き上げていた。

概要

気化量の増減設定が可能な自然気化式の気化装置を提供すること。気化対象溶液貯蔵する水槽1と、気化フィルター素片5aを挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝3を複数設けた水槽の蓋2に、吸水・蒸発性素材からなる上部の気化部7を下部の吸水部6より広くして垂直に折り曲げた気化フィルター素片5aを挿入し、気化フィルター素片5aの気化部7と給水部6との段差部分が水槽の蓋2の表面と2箇所で密着して自立・保持して、水槽1内の気化対象溶液を気化させる。気化量の増減は気化フィルター素片5aの枚数を増減することにより可能にする。これらにより、気化フィルター素片5aを自立・保持するために複雑な気化フィルター素片5aの保持構造体が不要になり、装置の部品点数が減り製品コストの引き下げが可能になる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

気化対象溶液貯蔵する水槽と、気化フィルター素片を挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型気化フィルター挿入溝を複数設けた水槽の蓋と、吸水・蒸発性素材からなる2枚の吸水部を設けた気化フィルター素片を垂直に折り曲げ、水槽の蓋に任意枚数挿入して自立させ、気化対象溶液の気化量増減させることを特徴とする自然気化式液体気化装置

請求項2

気化フィルター素片を挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型の気化フィルター素片の挿入溝と気化フィルター素片の楔状突起を挿入する保持用孔組合せを複数設けた水槽の蓋と、気化フィルター素片の吸水部に楔状の突起を設けて垂直に折り曲げ、水槽の蓋2に挿入して安定自立させ、多数の気化フィルター素片を接近して配置できることを特徴とする請求項1に記載の自然気化式液体気化装置。

請求項3

気化フィルター素片の気化部に縦長の通風用切抜きを設けて垂直に折り曲げ、気化フィルター素片間の空気の流れを円滑にして気化量の増加を図ることを特徴とする請求項1に記載の自然気化式液体気化装置。

請求項4

気化量を気化フィルター素片1枚以下に減らすために、気化フィルター素片の側面にカットするための目印の切込みを設けたことを特徴とする請求項1に記載の自然気化式液体気化装置。

技術分野

0001

本発明は、吸水・蒸発性素材を利用して、液体を自然気化させるための装置に関する。

背景技術

0002

従来から、無電力の自然気化式液体気化装置として、加湿器家庭ホテルや車に使用されている。これらは吸湿性の不織布などの気化フィルターを水の入った容器自立させ、自然に気化することを応用している。気化量を増やすため、気化フィルターを複雑な形状に加工し、気化フィルターの表面積を増やしている。しかし自然気化を促進するためには、気化した気体が気化フィルター表面近辺から速やかに移動されなければならないが、気化フィルターの複雑な形状が気化された気体の移動を妨げ、液体の気化量増加を阻害している。また、自然気化方式では気化量を簡便に変更できる装置は少なく、且つ高価であった。

0003

特許文献1の本発明者が発明した自然気化式液体気化装置では、気化フィルターの枚数を変えることで気化量を増減設定が可能であるが、気化フィルター素片を容易に挿入・除去を可能にし、更に気化フィルターを安定自立させるために微細な複数の溝を持つ高精度のフィルター保持構造体が必要であり、製品コスト引き上げていた。

先行技術

0004

特開2011−106731

発明が解決しようとする課題

0005

自然気化式の液体気化装置の気化量は、気化対象液体を気化させるための気化フィルターなどの表面積を増やし、更に気化した気体を気化フィルター素片の近辺から速やかに移動させなければならない。

0006

また、気化効率を高めて液体気化装置を使用する環境に合うための必要な気化量の増減設定が簡便に行えることが要望されている。

0007

また、気化量を増減させるため、気化フィルター素片を容易に挿入・除去を可能にし、更に気化フィルター素片を自立させたとき、振れて気化フィルター素片同士が接触しないようにする必要がある。

0008

また、安定自立させるために必要な微細な複数の溝を持つ高精度のフィルター保持構造体が製品コストの引き下げを困難にしていた。

0009

また、従来の自然気化式液体気化装置は主に加湿器として使用されているため、気化対象溶液水道水などの清水に限られており、脱臭除菌溶液腐食性のある液体を気化させるには困難でした。

課題を解決するための手段

0010

(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1に記載の発明は、液体気化装置に係わり、気化対象溶液を貯蔵する水槽と、気化フィルター素片を挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝を複数設けた水槽の蓋と、吸水・蒸発性の素材からなる2枚の吸水部を設けた気化フィルター素片を垂直に折り曲げ、水槽の蓋に任意枚数挿入して自立させ、気化対象溶液の気化量を増減させることを特徴とする。

0011

請求項1に記載の発明によれば、気化フィルターが複数の気化フィルター素片で構成されているため、任意枚数の気化フィルター素片の2枚からなる吸水部を「ハ」の字型の気化フィルター素片の挿入溝に装着すれば、好みの気化量に設定可能である。また、微細な複数の溝を持つ高精度のフィルター保持構造体が不要になり、製品コストの引き下げが可能である。

0012

(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成要素を備えた上で、気化フィルター素片を挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型の気化フィルター素片の挿入溝と気化フィルター素片の楔状突起を挿入する保持用孔組合せを複数設けた水槽の蓋と、気化フィルター素片の吸水部に楔状の突起を設けて垂直に折り曲げ、気化フィルター素片を安定自立させ、多数の気化フィルター素片を接近して配置できることを特徴とする。

0013

請求項2に記載の発明によれば、気化フィルター素片の2枚の吸水部が「ハ」の字型の溝に、楔状の突起が保持用孔に挿入することで、気化フィルター素片と水槽の蓋が3点で密着して気化フィルター素片を垂直に安定して保持できる。これにより、気化フィルター素片を接近させて多数配置することが可能になり気化量を増やすことができる。

0014

(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成要素を備えた上で、気化フィルター素片の気化部に縦長の通風用切抜きを設けて垂直に折り曲げ、気化フィルター素片間の空気の流れを円滑にして気化量の増加を図ることを特徴とする。

0015

請求項3に記載の発明によれば、気化フィルター素片の気化部に縦長の通風用切抜きを設けることにより、気化フィルター素片を接近して配置した時でも、通風用切抜きが空気の流路を作り、気化フィルター素片の近辺から気化した気体を迅速に移動させることが可能となり、気化量増やすことができる。

0016

(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成要素を備えた上で、気化量を気化フィルター素片1枚以下に減らすために、気化フィルター素片の側面にカットするための目印の切込みを設けたことを特徴とする。

0017

請求項4に記載の発明によれば、気化フィルター素片が1枚でも気化量が多すぎることがある。気化フィルター素片の気化部の面積割合で、切取りの目印があれば、気化フィルター素片をカットして目的の気化量を得ることが容易になる。

発明の効果

0018

本発明の自然気化式液体気化装置にあっては、対象とする空間容積居住者数などの環境条件に合せて、気化フィルター素片数を変えることで多様な気化量のニーズに対応できる。

0019

また、気化フィルターを自立・保持するために微細な複数の溝を持つ高精度のフィルター保持構造体が不要になり、装置の部品点数が減り、製品コストの引き下げが可能になる。

0020

また、気化フィルター素片を垂直方向に折り曲げて気化面積を増やしているので、気化フィルター素片1枚当りの気化量を増加させることが可能になる。

0021

また、水槽1の材質耐食性が高い半透明なものにしてあるので、高濃度の脱臭・除菌溶液の使用が可能になる。

0022

また、空気より重い気体を気化させる場合、自然気化式液体気化装置を高い壁面に設置することが多い。その場合、水槽の溶液残量目視できるので溶液の補充確認に役立っている。

図面の簡単な説明

0023

本発明に係わる自然気化式液体気化装置を模擬的に示す斜視図である。
本発明に係わる気化フィルター素片の気化部を吸水部より広くして2枚に分離して垂直に折り曲げた気化フィルター素片を示す斜視図である。
本発明に係わる「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝と気化フィルター素片の楔状の突起を挿入する保持用孔の組合せを複数設けた水槽蓋を示す平面図である。
本発明に係わる気化フィルター素片の気化部を吸水部より広くして2枚に分離し、さらに、吸水部に楔状の突起を設けて垂直に折り曲げた気化フィルター素片を示す斜視図である。
本発明に係わる「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝と気化フィルター素片の楔状の突起を挿入する保持用孔の組合せを複数設けた水槽の蓋に気化フィルター素片を挿入したとき、気化フィルター素片が水槽の蓋に接触する3箇所を示す断面図である。
本発明に係わる「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝と気化フィルター素片の楔状の突起を挿入する保持用孔を設けた水槽の蓋に気化フィルター素片を挿入した状態を示す断面図である。
本発明に係わる気化フィルター素片の気化部に縦長の通風用溝を付加して垂直に折り曲げた気化フィルター素片を示す平面図である。
本発明に係わる気化フィルター素片の気化部に気化フィルターをカットする位置の切込みによる目印を設けて垂直に折り曲げた気化フィルター素片を示す平面図である。

実施例

0024

以下、図面に基づき、本発明に係わる自然気化式液体気化装置の実施形態を説明する。図1は、本発明に係わる液体気化装置を模擬的に示す斜視図であり、気化対象溶液を貯蔵する水槽1と、気化フィルター素片5aを挿入・自立・保持させるための「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝3を複数設けた水槽の蓋2に、吸水・蒸発性の素材からなる上部の気化部7を下部の吸水部6より広くし、さらに、吸水部6を2枚に分割して垂直に折り曲げた気化フィルター素片5aを挿入し、気化フィルター素片5aの気化部7と給水部6との段差部分が水槽の蓋2の表面と2箇所で密着させて自立・保持させている。

0025

図2は、気化フィルター素片5aの気化部7を吸水部6より広くし、さらに、吸水部6を2枚に分割して垂直に折り曲げた気化フィルター素片5aを示す斜視図であり、気化フィルター素片5aの気化部7を吸水部6より広くしことにより気化面積が増え、さらに、気化部7を折り曲げたことにより、気化面積を増やすことができる。又、吸水部6を2枚に分割したことで水槽の蓋2に挿入した際に気化フィルター素片5aを自立・安定にする。

0026

図3は、「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝3と気化フィルター素片の楔状の突起を挿入する保持用孔4の組合せを複数設けた水槽の蓋2を示す平面図であり、「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝3の交点に保持用孔4を設けて、気化フィルター素片5bを3点で支持し、自立・保持させている。

0027

図4は、気化フィルター素片5bの吸水部6に楔状の突起8を設けた気化フィルター素片5bを示す斜視図であり、気化フィルター素片5bの吸水部6に楔状の突起8を設けて、気化フィルター素片と水槽の蓋2が3点で密着して保持される。

0028

図5は、「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝3と気化フィルター素片5bの楔状の突起8を挿入する保持用孔4の組合せを複数設けた水槽の蓋2に気化フィルター素片5bを挿入したとき、気化フィルター素片5bが水槽の蓋2に接触する3箇所を示す断面図である。気化フィルター素片5と水槽の蓋2が3点で密着することで気化フィルター素片5の揺れ振れが少なくなる。

0029

図6は、「ハ」の字型の気化フィルター挿入溝3と気化フィルター素片5bの楔状の突起8を挿入する保持用孔4の組合せを複数設けた水槽の蓋2に気化フィルター素片5bを挿入した状態を示す断面図であり、気化フィルター素片5bの段差部分と、吸水部6に設けた楔状の突起8により、気化フィルター素片5bが水槽の蓋2に密着して自立・保持されている。

0030

図7は、気化フィルター素片5cの気化部7に縦長の通風用溝9を付加して垂直に折り曲げた気化フィルター素片5cを示す平面図であり、気化フィルルター素片5cを多数配置するとき、気化した気体を速やかに周囲に放出する役目を担う。

0031

図8は、気化フィルター素片5dの気化部7に気化フィルター素片5dをカットする位置の目印10を設けた平面図であり、気化フィルター素片5d1枚以下の気化量を必要とするとき、気化フィルター素片5dをカットするための切込みの目印10により簡便にカットして気化面積を減らすことで気化量を減らすことが可能になる。

0032

1水槽
2 水槽の蓋
3気化フィルター挿入溝
4 気化フィルター保持用孔
5気化フィルター素片
5a 気化フィルター素片
5b 気化フィルター素片(楔状の突起有り)
5c 気化フィルター素片(楔状の突起有り、通風用切抜き有り)
5d 気化フィルター素片(楔状の突起有り、通風用切抜き有り、カット目印有り)
6 気化フィルターの吸水部
7 気化フィルターの気化部
8 気化フィルター保持用突起
9 通風用切抜き
10 気化フィルターカット位置の目印
11 気化フィルター折り曲げ線
12溶液注入口
13 気化フィルターの折り曲げ部と水槽の蓋が接触する部分
14 気化フィルター保持用突起と水槽の蓋の保持孔が接触する部分

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