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技術 ネットワーク広告管理システム及びネットワーク広告管理システム用プログラム

出願人 株式会社ファンコミュニケーションズ
発明者 佐久間諒
出願日 2011年10月3日 (8年7ヶ月経過) 出願番号 2011-219100
公開日 2013年5月2日 (7年0ヶ月経過) 公開番号 2013-080319
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード トラッキングソフト 代表符号 ユーザ情報端末 広告アプリケーション アプリケーション検索 組み込み作業 アプリリスト トラッキングシステム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年5月2日)のものです。
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図面 (10)

課題

解決手段

アプリストアASとユーザ端末Uと管理サーバMSとがネットワークを介して接続され、ユーザ端末Uにおけるメディアアプリには、SDK(ユーザ側管理ソフト)が組み込まれている。管理サーバMSは、ユーザ端末Uが広告表示を選択することによりアプリストアASにアクセスしたとき、その選択された広告表示に対応するアプリ情報、ユーザ端末Uにおけるメディアアプリ情報及び該ユーザ端末Uの情報を取得して第1情報として保存する。ユーザ端末Uは、SDKに基づき、管理サーバMSに新規インストールアプリの情報とユーザ情報端末の情報とを第2情報として送信し、管理サーバMSは、第2情報と第1情報とを比較照合して、アプリの購入に貢献したメディアアプリを特定する。

概要

背景

近時、スマートフォン等のユーザ情報端末が普及しており、そのユーザ情報端末においては、アプリケーションインストールした上で、そのアプリケーションをユーザ情報端末上で起動してそのアプリケーションのコンテンツを楽しむことが行われている(特許文献1参照)。このようなアプリケーションは、ダウンロードサービスサイト(例えばAppStore、Androidマーケット等)に登録集積されており、そこから、ユーザが自己好むアプリケーションを自己のユーザ情報端末にダウンロードすることになる。

上記コンテンツを提供するアプリケーションを他のアプリケーションの広告に用いることが行われ始めている(以下、他のアプリケーションの広告のために用いられるアプリケーションをメディアアプリケーションという)。このメディアアプリケーションを用いた他のアプリケーションの広告は、メディアアプリケーションの起動中に、そのコンテンツ表示画面中或いは選択操作に基づいて開く別画面上にアプリケーション一覧表示を掲載することにより行われる。そして、そのアプリケーション一覧表示を見たメディアアプリケーションユーザ(以下、ユーザという)が、そのアプリケーション一覧表示中の気に入った掲載アプリケーション表示を選択した場合には、ユーザのユーザ情報端末がその掲載アプリケーション表示(ダウンロードサービスサイトへのリンク情報埋設)を通じて前記ダウンロードサービスサイトにアクセスし、そのダウンロードサービスサイトにおいて、その気に入った掲載アプリケーションを購入(ダウンロード、インストール)することになる。このようにメディアアプリケーションを経由してそのメディアアプリケーションに掲載されている掲載アプリケーションをダウンロードサービスサイトで購入したときには、そのメディアアプリケーションによる貢献に対して、そのメディアアプリケーションを開発販売した開発販売者成功報酬支払われる。
特に、メディアアプリケーションにおいては、他のアプリケーションの広告を行うに際して、リワード広告が採用される傾向にある。リワード広告は、メディアアプリケーションのコンテンツを楽しむユーザが、そのメディアアプリケーションに掲載されている掲載アプリケーションを、そのメディアアプリケーションを経由してダウンロードサービスサイトで購入した場合に、そのメディアアプリケーションにおけるコンテンツのアイテムや、ポイントを付与しようとする広告サービスであり、このリワード広告により、ユーザに対して、メディアアプリケーションに掲載される掲載アプリケーションの購入の動機付けがなされ、掲載アプリケーションの販売促進が図られる。

ところで、メディアアプリケーションを利用した他のアプリケーションの広告においては、どのメディアアプリケーションを経由してメディアアプリケーションの掲載アプリケーションがダウンロードサービスサイトから購入されたかを把握するために(成功報酬の支払い等のために)、ユーザの行動を記録・追跡するトラッキング処理が行われている。
具体的には、メディアアプリケーションにおける掲載アプリケーション表示からダウンロードサービスサイトにアクセスする際に、掲載アプリケーション情報を配信する広告管理会社運営する管理サーバを経由することになり、その際に、ユーザ情報端末IDと、当該メディアアプリケーション情報と、選択した掲載アプリケーション情報とが、管理サーバに収集される。そしてこの後、ダウンロードサービスサイトにおける掲載アプリケーションの購入手続を経て、それをユーザ情報端末にダウンロード(インストールまでを含む)し、最初にその購入した掲載アプリケーションを起動したときには、そのユーザ情報端末IDが前記広告管理サーバに送信される。この最初の起動時に送信されるユーザ情報端末IDと、メディアアプリケーションにおける掲載アプリケーション掲載表示からダウンロードサービスサイトにアクセスする際に管理サーバに収集されたユーザ情報端末IDとを比較照合することにより、掲載アプリケーションの購入のために貢献したメディアアプリケーション(開発販売者)が特定される。これにより、掲載アプリケーションの購入のために貢献したメディアアプリケーションの開発販売者に的確に成功報酬が支払われると共に、リワード広告に基づくリワードがメディアアプリケーションユーザに付与されることになり、メディアアプリケーションを利用したリワード広告が促進される。

概要

メディアアプリケーション(メディアアプリ)を利用した広告へのアプリケーション(アプリ)の掲載負担を軽減できるネットワーク広告管理システムを提供する。アプリストアASとユーザ端末Uと管理サーバMSとがネットワークを介して接続され、ユーザ端末Uにおけるメディアアプリには、SDK(ユーザ側管理ソフト)が組み込まれている。管理サーバMSは、ユーザ端末Uが広告表示を選択することによりアプリストアASにアクセスしたとき、その選択された広告表示に対応するアプリ情報、ユーザ端末Uにおけるメディアアプリ情報及び該ユーザ端末Uの情報を取得して第1情報として保存する。ユーザ端末Uは、SDKに基づき、管理サーバMSに新規なインストールアプリの情報とユーザ情報端末の情報とを第2情報として送信し、管理サーバMSは、第2情報と第1情報とを比較照合して、アプリの購入に貢献したメディアアプリを特定する。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の技術的課題は、メディアアプリケーションを利用した広告へのアプリケーションの掲載負担を軽減できるネットワーク広告管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
14件
牽制数
8件

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請求項1

多数のアプリケーションを保有して該アプリケーションのダウロードサービスを行うダウンロードサービスサイトと、該ダウンロードサービスサイトからアプリケーションをダウンロード可能とされていると共に、コンテンツ及び広告表示を表示させることが可能なメディアアプリケーションインストールされているユーザ情報端末と、前記ユーザ情報端末のメディアアプリケーションに対して前記ダウンロードサービスサイトに保有されるアプリケーションの広告表示を配信する管理サーバとが、ネットワークを介して連なるネットワーク広告管理システムであって、前記ユーザ情報端末におけるメディアアプリケーションに、ユーザ側管理ソフトが組み込まれ、前記メディアアプリケーションが前記ユーザ情報端末に表示させる広告表示に、前記管理サーバを経由して前記ダウンロードサービスサイトへアクセスするためのリンク先情報が設定され、前記管理サーバは、前記ユーザ情報端末が前記広告表示を選択して該広告表示におけるリンク先情報に基づき該管理サーバを経由して前記ダウンロードサービスサイトにアクセスするとき、その選択された広告表示に対応するアプリケーション情報、該ユーザ情報端末にインストールされたメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を取得して第1情報として保存するように設定され、前記ユーザ情報端末は、前記ユーザ側管理ソフトに基づき、該ユーザ情報端末に新規にインストールされたインストールアプリケーションを検出する新規インストールアプリケーション検出手段、該新規インストールアプリケーション検出手段が新規なインストールアプリケーションの存在を判定したときに、前記管理サーバにその新規なインストールアプリケーションの情報と該ユーザ情報端末の情報とを第2情報として送信する関連情報送信手段、として機能するように設定され、前記管理サーバは、前記ユーザ情報端末からの第2情報を受領したときに、該第2情報と前記第1情報とを比較照合して、アプリケーションの購入に貢献したメディアアプリケーションを特定するように設定されている、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム。

請求項2

請求項1において、前記ユーザ情報端末が、前記ユーザ側管理ソフトに基づき、前記アプリケーションの広告表示の配信を要求する広告配信要求手段、該広告配信要求手段の要求に基づき配信を受けたアプリケーションの広告表示に、前記リンク先情報の他に、該ユーザ情報端末の情報、メディアアプリケーションの情報を設定する情報設定手段、としても機能するように設定されている、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム。

請求項3

多数のアプリケーションを保有して該アプリケーションのダウロードサービスを行うダウンロードサービスサイトと、該ダウンロードサービスサイトからアプリケーションをダウンロード可能とされていると共に、コンテンツ及び広告表示を表示させることが可能なメディアアプリケーションがインストールされているユーザ情報端末とに対して、ネットワークを介して連なり、前記ユーザ情報端末のメディアアプリケーションに対して前記ダウンロードサービスサイトに保有されるアプリケーションの広告表示を配信するネットワーク広告管理システム用管理サーバであって、前記ユーザ情報端末が、前記メディアアプリケーションが該ユーザ情報端末に表示させる広告表示を選択することにより、該広告表示に設定されるリンク先情報に基づき前記ダウンロードサービスサイトにアクセスするに先立って経由したとき、その選択された広告表示に対応するアプリケーション情報、該ユーザ情報端末にインストールされるメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を取得して第1情報として保存する取得保存手段と、前記ユーザ情報端末から、新規にインストールされたインストールアプリケーションの情報と該ユーザ情報端末の情報とを第2情報として受領する受領手段と、前記取得保存手段が保存する第1情報と、前記受領手段が受領した第2情報とを比較照合して、該第1、第2情報に関連するメディアアプリケーションを特定するメディアアプリケーション特定手段と、を備えている、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム用管理サーバ。

請求項4

多数のアプリケーションを保有して該アプリケーションのダウロードサービスを行うダウンロードサービスサイトと、該ダウンロードサービスサイトからアプリケーションをダウンロード可能とされていると共に、コンテンツ及び広告表示を表示させることが可能なメディアアプリケーションがインストールされているユーザ情報端末と、前記ユーザ情報端末のメディアアプリケーションに対して前記ダウンロードサービスサイトに保有されるアプリケーションの広告表示を配信する管理サーバとが、ネットワークを介して連なるネットワーク広告管理システムの下で、前記メディアアプリケーションに組み込まれるネットワーク広告管理システム用プログラムであって、コンピュータを、前記メディアアプリケーションがインストールされるユーザ情報端末において、新規にインストールされたアプリケーションを検出する新規インストールアプリケーション検出手段、前記新規インストールアプリケーション検出手段の結果に基づき、新規インストールアプリケーションが存在すると判断したときには、該新規インストールアプリケーションの情報と前記ユーザ情報端末の情報とを、前記管理サーバに送り出す関連情報送信手段、として機能させる、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム用プログラム。

請求項5

請求項4において、コンピュータによる新規インストールアプリケーション検出手段としての機能が、前記メディアアプリケーションがインストールされるユーザ情報端末において、該ユーザ情報端末にインストールされているインストールアプリケーションを検索するインストールアプリケーション検索手段、前記インストールアプリケーション検索手段の検索結果を順次、更新して、前記ユーザ情報端末にインストールされているアプリケーションのアプリケーションリストを作成するアプリケーションリスト作成手段、前記インストールアプリケーション検索手段の検索結果と、該インストールアプリケーション検索手段の検索直前における前記アプリケーションリストとを比較して、該アプリケーションリストに存在しなかったアプリケーションを新規インストールアプリケーションとして検出する新規インストールアプリケーション検索手段、としての機能を有し、前記関連情報送信手段としての機能が、前記新規インストールアプリケーション検索手段の結果に基づき、新規インストールアプリケーションが存在すると判断したときに、該新規インストールアプリケーションの情報と前記ユーザ情報端末の情報とを、前記管理サーバに送り出すように設定されている、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム用プログラム。

請求項6

請求項5において、コンピュータを、前記メディアアプリケーションにおいて広告表示されるアプリケーションのURLスキームを前記管理サーバに要求するURLスキーム要求手段としても機能するように設定され、前記インストールアプリケーション検索手段としての機能が、前記URLスキーム要求手段による要求に基づき入手したURLスキームを利用して、前記ユーザ情報端末にインストールされるインストールアプリケーションを検索するように設定されている、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム用プログラム。

請求項7

請求項5において、前記インストールアプリケーション検索手段としの機能が、前記ユーザ情報端末に対して、該ユーザ情報端末にインストールされているインストールアプリケーションのリストを要求するように設定されている、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム用プログラム。

請求項8

請求項4〜7のいずれか1項において、コンピュータを、前記アプリケーションの広告表示を前記管理サーバに要求する広告配信要求手段、前記メディアアプリケーションが前記ユーザ情報端末に表示させるアプリケーションの広告表示に、前記管理サーバを経て前記ダウンロードサービスサイトにアクセスするためのリンク先情報、前記広告表示に対応するアプリケーションの情報、前記ユーザ情報端末にインストールされるメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を設定する情報設定手段、としても機能させる、ことを特徴とするネットワーク広告管理システム用プログラム。

技術分野

0001

本発明は、ネットワーク広告管理システム、そのネットワーク広告管理システムにおいて用いられるネットワーク広告管理システム用管理サーバ及びネットワーク広告管理システム用プログラムに関する。

背景技術

0002

近時、スマートフォン等のユーザ情報端末が普及しており、そのユーザ情報端末においては、アプリケーションインストールした上で、そのアプリケーションをユーザ情報端末上で起動してそのアプリケーションのコンテンツを楽しむことが行われている(特許文献1参照)。このようなアプリケーションは、ダウンロードサービスサイト(例えばAppStore、Androidマーケット等)に登録集積されており、そこから、ユーザが自己好むアプリケーションを自己のユーザ情報端末にダウンロードすることになる。

0003

上記コンテンツを提供するアプリケーションを他のアプリケーションの広告に用いることが行われ始めている(以下、他のアプリケーションの広告のために用いられるアプリケーションをメディアアプリケーションという)。このメディアアプリケーションを用いた他のアプリケーションの広告は、メディアアプリケーションの起動中に、そのコンテンツ表示画面中或いは選択操作に基づいて開く別画面上にアプリケーション一覧表示を掲載することにより行われる。そして、そのアプリケーション一覧表示を見たメディアアプリケーションユーザ(以下、ユーザという)が、そのアプリケーション一覧表示中の気に入った掲載アプリケーション表示を選択した場合には、ユーザのユーザ情報端末がその掲載アプリケーション表示(ダウンロードサービスサイトへのリンク情報埋設)を通じて前記ダウンロードサービスサイトにアクセスし、そのダウンロードサービスサイトにおいて、その気に入った掲載アプリケーションを購入(ダウンロード、インストール)することになる。このようにメディアアプリケーションを経由してそのメディアアプリケーションに掲載されている掲載アプリケーションをダウンロードサービスサイトで購入したときには、そのメディアアプリケーションによる貢献に対して、そのメディアアプリケーションを開発販売した開発販売者成功報酬支払われる。
特に、メディアアプリケーションにおいては、他のアプリケーションの広告を行うに際して、リワード広告が採用される傾向にある。リワード広告は、メディアアプリケーションのコンテンツを楽しむユーザが、そのメディアアプリケーションに掲載されている掲載アプリケーションを、そのメディアアプリケーションを経由してダウンロードサービスサイトで購入した場合に、そのメディアアプリケーションにおけるコンテンツのアイテムや、ポイントを付与しようとする広告サービスであり、このリワード広告により、ユーザに対して、メディアアプリケーションに掲載される掲載アプリケーションの購入の動機付けがなされ、掲載アプリケーションの販売促進が図られる。

0004

ところで、メディアアプリケーションを利用した他のアプリケーションの広告においては、どのメディアアプリケーションを経由してメディアアプリケーションの掲載アプリケーションがダウンロードサービスサイトから購入されたかを把握するために(成功報酬の支払い等のために)、ユーザの行動を記録・追跡するトラッキング処理が行われている。
具体的には、メディアアプリケーションにおける掲載アプリケーション表示からダウンロードサービスサイトにアクセスする際に、掲載アプリケーション情報を配信する広告管理会社運営する管理サーバを経由することになり、その際に、ユーザ情報端末IDと、当該メディアアプリケーション情報と、選択した掲載アプリケーション情報とが、管理サーバに収集される。そしてこの後、ダウンロードサービスサイトにおける掲載アプリケーションの購入手続を経て、それをユーザ情報端末にダウンロード(インストールまでを含む)し、最初にその購入した掲載アプリケーションを起動したときには、そのユーザ情報端末IDが前記広告管理サーバに送信される。この最初の起動時に送信されるユーザ情報端末IDと、メディアアプリケーションにおける掲載アプリケーション掲載表示からダウンロードサービスサイトにアクセスする際に管理サーバに収集されたユーザ情報端末IDとを比較照合することにより、掲載アプリケーションの購入のために貢献したメディアアプリケーション(開発販売者)が特定される。これにより、掲載アプリケーションの購入のために貢献したメディアアプリケーションの開発販売者に的確に成功報酬が支払われると共に、リワード広告に基づくリワードがメディアアプリケーションユーザに付与されることになり、メディアアプリケーションを利用したリワード広告が促進される。

先行技術

0005

特開2011−175611号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、上記ネットワーク広告管理システム(トラッキングシステム)においては、ダウンロードサービスサイトからダウンロードを行う各掲載アプリケーションに、上述のように、最初の起動時にユーザ情報端末ID等を管理サーバに送信するようにすべく、トラッキングソフトトラッキング用SDK(Software Development Kit)をそれぞれ組み込む必要があり、各掲載アプリケーションの広告主は、トラッキングソフトを組み込むための作業負担費用)が強いられることになっている。
また、ダウンロードサービスサイトにおいては、審査(プログラムの適正審査)を経て合格したアプリケーションだけが登録・集積されることになっており、その審査には、1週間から最大1ヶ月間を要し、結果として不合格となる場合も少なくない。しかも、その審査はアップデートの度に行われる。このため、メディアアプリケーションを利用した広告にアプリケーションを掲載しようとする広告主にとっては、掲載すべきアプリケーションに対するトラッキングソフトの組み込み作業は極力避けたい状況にある。このため、メディアアプリケーションを利用した広告として、メディアアプリケーションにアプリケーションを掲載することは未だ敷居が高い。

0007

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の技術的課題は、メディアアプリケーションを利用した広告へのアプリケーションの掲載負担を軽減できるネットワーク広告管理システムを提供することにある。
第2の技術的課題は、上記ネットワーク広告管理システムに用いられるネットワーク広告管理システム用管理サーバを提供することにある。
第3の技術的課題は、上記ネットワーク広告管理システムに用いられるネットワーク広告管理システム用プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上述の第1の技術的課題を解決するために本発明(請求項1に係る発明)においては、
多数のアプリケーションを保有して該アプリケーションのダウロードサービスを行うダウンロードサービスサイトと、該ダウンロードサービスサイトからアプリケーションをダウンロード可能とされていると共に、コンテンツ及び広告表示を表示させることが可能なメディアアプリケーションがインストールされているユーザ情報端末と、前記ユーザ情報端末のメディアアプリケーションに対して前記ダウンロードサービスサイトに保有されるアプリケーションの広告表示を配信する管理サーバとが、ネットワークを介して連なるネットワーク広告管理システムであって、
前記ユーザ情報端末におけるメディアアプリケーションに、ユーザ側管理ソフトが組み込まれ、
前記メディアアプリケーションが前記ユーザ情報端末に表示させる広告表示に、前記管理サーバを経由して前記ダウンロードサービスサイトへアクセスするためのリンク先情報が設定され、
前記管理サーバは、前記ユーザ情報端末が前記広告表示を選択して該広告表示におけるリンク先情報に基づき該管理サーバを経由して前記ダウンロードサービスサイトにアクセスするとき、その選択された広告表示に対応するアプリケーション情報、該ユーザ情報端末にインストールされたメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を取得して第1情報として保存するように設定され、
前記ユーザ情報端末は、前記ユーザ側管理ソフトに基づき、
該ユーザ情報端末に新規にインストールされたインストールアプリケーションを検出する新規インストールアプリケーション検出手段、
該新規インストールアプリケーション検出手段が新規なインストールアプリケーションの存在を判定したときに、前記管理サーバにその新規なインストールアプリケーションの情報と該ユーザ情報端末の情報とを第2情報として送信する関連情報送信手段、
として機能するように設定され、
前記管理サーバは、前記ユーザ情報端末からの第2情報を受領したときに、該第2情報と前記第1情報とを比較照合して、アプリケーションの購入に貢献したメディアアプリケーションを特定するように設定されている構成としてある。この請求項1の好ましい態様としては、請求項2に記載の通りである。

0009

上述の第2の技術的課題を解決するために本発明(請求項3に係る発明)においては、
多数のアプリケーションを保有して該アプリケーションのダウロードサービスを行うダウンロードサービスサイトと、該ダウンロードサービスサイトからアプリケーションをダウンロード可能とされていると共に、コンテンツ及び広告表示を表示させることが可能なメディアアプリケーションがインストールされているユーザ情報端末とに対して、ネットワークを介して連なり、前記ユーザ情報端末のメディアアプリケーションに対して前記ダウンロードサービスサイトに保有されるアプリケーションの広告表示を配信するネットワーク広告管理システム用管理サーバであって、
前記ユーザ情報端末が、前記メディアアプリケーションが該ユーザ情報端末に表示させる広告表示を選択することにより、該広告表示に設定されるリンク先情報に基づき前記ダウンロードサービスサイトにアクセスするに先立って経由したとき、その選択された広告表示に対応するアプリケーション情報、該ユーザ情報端末にインストールされるメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を取得して第1情報として保存する取得保存手段と、
前記ユーザ情報端末から、新規にインストールされたインストールアプリケーションの情報と該ユーザ情報端末の情報とを第2情報として受領する受領手段と、
前記取得保存手段が保存する第1情報と、前記受領手段が受領した第2情報とを比較照合して、該第1、第2情報に関連するメディアアプリケーションを特定するメディアアプリケーション特定手段と、を備えている構成としてある。

0010

上述の第3の技術的課題を解決するために本発明(請求項4に係る発明)においては、
多数のアプリケーションを保有して該アプリケーションのダウロードサービスを行うダウンロードサービスサイトと、該ダウンロードサービスサイトからアプリケーションをダウンロード可能とされていると共に、コンテンツ及び広告表示を表示させることが可能なメディアアプリケーションがインストールされているユーザ情報端末と、前記ユーザ情報端末のメディアアプリケーションに対して前記ダウンロードサービスサイトに保有されるアプリケーションの広告表示を配信する管理サーバとが、ネットワークを介して連なるネットワーク広告管理システムの下で、前記メディアアプリケーションに組み込まれるネットワーク広告管理システム用プログラムであって、
コンピュータを、
前記メディアアプリケーションがインストールされるユーザ情報端末において、新規にインストールされたアプリケーションを検出する新規インストールアプリケーション検出手段、
前記新規インストールアプリケーション検出手段の結果に基づき、新規インストールアプリケーションが存在すると判断したときには、該新規インストールアプリケーションの情報と前記ユーザ情報端末の情報とを、前記管理サーバに送り出す関連情報送信手段、
として機能させる構成としてある。この請求項4の好ましい態様としては、請求項5以下に記載の通りである。

発明の効果

0011

本発明(請求項1に係る発明)によれば、広告表示を閲覧させるメディアアプリケーションにユーザ側管理ソフトを組み込むだけで、アプリケーションの販売に貢献したメディアアプリケーションを特定できることになり、広告表示に対応するアプリケーションにユーザ側管理ソフトを組み込む必要がなくなる。このため、メディアアプリケーションを利用した広告へのアプリケーションの掲載負担を軽減できる

0012

請求項2に係る発明によれば、前記ユーザ情報端末が、前記ユーザ側管理ソフトに基づき、前記アプリケーションの広告表示の配信を要求する広告配信要求手段、該広告配信要求手段の要求に基づき配信を受けたアプリケーションの広告表示に、前記リンク先情報の他に、該ユーザ情報端末の情報、メディアアプリケーションの情報を設定する情報設定手段としても機能するように設定されていることから、ユーザ情報端末が管理サーバを経由してダウンロードサービスサイトにアクセスする際、管理サーバに第1情報を的確に渡すことができることは勿論、メディアアプリケーションの開発販売者の負担を軽減できる。

0013

本発明(請求項3に係る発明)によれば、管理サーバが、メディアアプリケーションがユーザ情報端末に表示させる広告表示を選択することにより該広告表示に設定されるリンク先情報に基づきアクセスされたとき、その選択された広告表示に対応するアプリケーション情報、ユーザ情報端末にインストールされるメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を取得して第1情報として保存する取得保存手段と、ユーザ情報端末から、新規にインストールされたインストールアプリケーションの情報と該ユーザ情報端末の情報とを第2情報として受領する受領手段と、取得保存手段が保存する第1情報と、受領手段が受領した第2情報とを比較照合して、該第1、第2情報に関連するメディアアプリケーションを特定するメディアアプリケーション特定手段と、を備えていることから、アプリケーションの販売に貢献したメディアアプリケーションを的確に特定することができる。

0014

本発明(請求項4に係る発明)によれば、コンピュータを、メディアアプリケーションがインストールされるユーザ情報端末において、新規にインストールされたアプリケーションを検出する新規インストールアプリケーション検出手段、新規インストールアプリケーション検出手段の結果に基づき、新規インストールアプリケーションが存在すると判断したときには、該新規インストールアプリケーションの情報とユーザ情報端末の情報とを、管理サーバに送り出す関連情報送信手段、として機能させることから、メディアアプリケーションに広告されるアプリケーションにトラッキングソフト(プログラム)をそれぞれ組み込まなくても、当該プログラムをメディアアプリケーションに組み込むだけで、ネットワーク広告管理システムにおいて、トラッキング処理のための情報(第2情報)を的確に管理サーバに提供できる。これに伴い、メディアアプリケーションにおいてアプリケーションを広告しようとする広告主の負担を軽減できる。

0015

請求項5に係る発明によれば、コンピュータによる新規インストールアプリケーション検出手段としての機能が、前記メディアアプリケーションがインストールされるユーザ情報端末において、該ユーザ情報端末にインストールされているインストールアプリケーションを検索するインストールアプリケーション検索手段、前記インストールアプリケーション検索手段の検索結果を順次、更新して、前記ユーザ情報端末にインストールされているアプリケーションのアプリケーションリストを作成するアプリケーションリスト作成手段、前記インストールアプリケーション検索手段の検索結果と、該インストールアプリケーション検索手段の検索直前における前記アプリケーションリストとを比較して、該アプリケーションリストに存在しなかったアプリケーションを新規インストールアプリケーションとして検出する新規インストールアプリケーション検索手段、としての機能を有し、前記関連情報送信手段としての機能が、前記新規インストールアプリケーション検索手段の結果に基づき、新規インストールアプリケーションが存在すると判断したときに、該新規インストールアプリケーションの情報と前記ユーザ情報端末の情報とを、前記管理サーバに送り出すように設定されていることから、前記請求項4の作用効果を具体的に実現できる。

0016

請求項6に係る発明によれば、コンピュータを、前記メディアアプリケーションにおいて広告表示されるアプリケーションのURLスキームを前記管理サーバに要求するURLスキーム要求手段としても機能するように設定され、前記インストールアプリケーション検索手段としての機能が、前記URLスキーム要求手段による要求に基づき入手したURLスキームを利用して、前記ユーザ情報端末にインストールされるインストールアプリケーションを検索するように設定されていることから、ユーザ情報端末におけるインストールアプリケーションを容易に検索でき、これに伴い、新規なインストールアプリケーションも容易に検索できる。

0017

請求項7に係る発明によれば、インストールアプリケーション検索手段としての機能が、前記ユーザ情報端末に対して、該ユーザ情報端末にインストールされているインストールアプリケーションのリストを要求するように設定されていることから、基本ソフト(OS(Andoroid等))に基づくユーザ情報端末の機能により、この場合も、ユーザ情報端末におけるインストールアプリケーションを容易に検索でき、これに伴い、新規なインストールアプリケーションも容易に検索できる。

0018

請求項8に係る発明によれば、コンピュータを、前記アプリケーションの広告表示を前記管理サーバに要求する広告配信要求手段、前記メディアアプリケーションが前記ユーザ情報端末に表示させるアプリケーションの広告表示に、前記管理サーバを経て前記ダウンロードサービスサイトにアクセスするためのリンク先情報、前記広告表示に対応するアプリケーションの情報、前記ユーザ情報端末にインストールされるメディアアプリケーションの情報及び該ユーザ情報端末の情報を設定する情報設定手段、としても機能させることから、当該プログラムにより、ネットワーク広告管理システムにおいて、トラッキング処理のための情報(第1情報)を的確に管理サーバに提供できる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の一実施形態としてのネットワーク広告配信管理システムの全体構成を示す図。
ユーザ端末の内部構造を説明する説明図。
ユーザ端末の表示画面に表示されるコンテンツ表示広告アプリケーション掲載一覧表示切り換えた状態を説明する図。
ユーザ端末内での新規インストールアプリケーションの検索と、新規インストールアプリケーションに関連する関連情報の広告管理サーバへの送信を説明する説明図。
ユーザ端末でのリワード広告の制御例を示すフローチャート
図5続きを示すフローチャート。
管理サーバにおける広告配信の制御例を示すフローチャート。
ユーザ端末が管理サーバを経由してアプリストアにアクセスするに際して、管理サーバがユーザ端末ID等(第1情報)の取得を行う制御例を示すフローチャート。
管理サーバが、ユーザ端末におけるアプリのダウンロード/インストール後に、トラッキング処理(照合等)を行う制御例を示すフローチャート。

実施例

0020

以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。

0021

1.ネットワーク広告管理システムの概要
図1は、実施形態に係るネットワーク広告管理システムの全体構成を示す図である。この図1において、符号U1,U2,U3(代表符号U)は、ユーザ情報端末であるユーザ端末(多くのうちの一部)である。符号MSは、広告管理会社が管理、運営する管理サーバであって、ユーザ端末U1,U2,U3に対する広告の配信等を管理するものである。符号ASはユーザ端末U1,U2,U3において使用するアプリケーション(以下、アプリという)を販売するダウンロードサービスサイトとしてのアプリストアである。このユーザ端末U1,U2,U3、管理サーバMS及びアプリストアASは、インターネット等のネットワークを介して互いに通信可能となっており、ユーザは、アプリストアASからユーザ端末U1,U2,U3にアプリをダウンロードし、そのアプリのコンテンツ(ゲーム等)を楽しむことができることになっている。

0022

このユーザ端末U1,U2,U3にインストールされているアプリの中には、そのアプリの人気度を利用して、他のアプリの販売促進を行うべく、その他のアプリの掲載アプリ表示を表示してそれらに関しリワード広告を行うもの(以下、メディアアプリ(メディアアプリケーションの略称)という)がある。リワード広告とは、ユーザ端末U1,U2,U3が表示するメディアアプリの表示画面上において、アプリの掲載表示を閲覧し、その掲載アプリをアプリストアASで購入した場合に、メディアアプリ(例えばゲームソフト)のアイテムやポイント等を付与する広告サービスであり、メディアアプリユーザ(例えばゲームソフトユーザ)は、そのリワード広告に動機づけられて掲載アプリを購入する傾向にある。このため、メディアアプリユーザは、掲載アプリを購入するときには、メディアアプリ中の掲載アプリ表示からアプリストアASにアクセスし、そこから希望のアプリを自己のユーザ端末U1,U2,U3にダウンロードすることになる。

0023

このため、このような場合に対応して、広告管理会社の管理サーバMSは、メディアアプリ側(ユーザ端末U1,U2,U3側)からの要求に対してメディアアプリ(ユーザ端末)にリワード広告一覧表示情報(アプリ掲載一覧情報等)を配信するばかりでなく(図1中、破線矢印参照)、種々のタイミングを捉えて、各種情報を取得し、それらを照合することにより、掲載アプリの販売に貢献したメディアアプリを特定する。これにより、メディアアプリの開発販売者に、掲載アプリ販売に対する貢献として成功報酬が支払われると共に、メディアアプリユーザの掲載アプリ購入行為に対してリワードを付与できるようにすべく、掲載アプリの購入対象者情報が提供される。
勿論、アプリ(メディアアプリ)内でリワード広告を行うに際しては、アプリをメディアアプリとしようとするアプリ開発販売者と、メディアアプリ内でリワード広告を行ってもらいたい掲載アプリの広告主と、広告管理会社との間で、広告等に関する契約が予め結ばれる。

0024

2.ネットワーク広告管理システムの具体的内容
前記ユーザ端末U1,U2,U3は、本実施形態においては、例えばスマートフォン等のように、外部からアプリをダウンロードしてインストールできると共に、そのアプリのコンテンツを表示できるものを対象としている。このため、ユーザ端末U1,U2,U3は、図2に示すように、演算制御手段としてのCPU1,ネットワークへの通信手段2、各種制御を実行する際のデータを記憶しておくRAM3,CPU1に基本動作を行わせるOS4、メモリ5、入力手段6、ディスプレイ7等のコンピュータとしての各要素を備えている。

0025

ユーザ端末U1,U2,U3には、図1に示すように、メディアアプリがインストールされている。ユーザ端末U1,U2,U3にインストールされるアプリは、基本的に、ユーザの購入行為に基づきアプリストアASからダウンロードされることになるが、そのアプリにおいてリワード広告が行われるか否かは(メディアアプリになるか否かは)、そのアプリの開発販売者と、リワード広告として掲載してもらいたいアプリの広告主と、広告管理会社との契約の成立が条件となる。勿論この場合、メディアアプリは、各ユーザ端末U1,U2,U3において、同一アプリからなるものもあれば、異なるアプリからなるものもあり、その数も、各ユーザ端末U1,U2,U3において異なる。以下、理解を容易にするために、代表の一つのユーザ端末(代表符号U)に着目し、そのユーザ端末Uのメモリに一つのメディアアプリ8がインストールされているものとして説明する。

0026

ユーザ端末Uにインストールされているメディアアプリ8は、通常のアプリ同様、そのアプリを起動することにより、コンテンツ(例えばゲーム等)を動作させてそのコンテンツを楽しむことができる他に(図3上段参照)、ユーザの切り換え操作により、リワード広告を行うべく、他のアプリを紹介するリワード広告一覧表示9を表示できることになっている(図3下段参照)。このため、このメディアアプリ8には、その開発販売者と広告管理会社との間の契約に基づき、そのメディアアプリの1つのプログラムとして、ユーザ側管理ソフト(通称、SDK(Software Development Kit):以下、SDKを用いる)が予め組み込まれており(図4参照)、そのSDKは、上記内容を実現すべく、ユーザ端末U(CPU1)に、上述のコンテンツ表示とリワード広告一覧表示9との切り換え機能切り換え表示)、メディアアプリ8内でのリワード広告一覧表示9における各掲載アプリ表示の表示場所を決める機能、その各表示場所へ掲載アプリ表示として表示させるための掲載アプリ表示情報を管理サーバMSに要求する機能(広告配信要求手段としての機能)等を実行させる。

0027

この場合、上記リワード広告一覧表示9における各掲載アプリ表示a,b,c(図3中、下段参照)には、管理サーバMSを経てアプリストアASにアクセス(リダイレクト)するためのURL(リンク先を含むコード)がそれぞれ埋め込まれている。その各URLには、Query String(URL中の?マーク以降の欄)においてユーザ端末ID、メディアアプリID、その掲載アプリ表示の掲載アプリ情報等が、SDKに基づいてユーザ端末Uにより付与されることになっている(情報設定手段としての機能)。これにより、リダイレクトの際、そのユーザ端末ID、メディアアプリID、ユーザが選択した掲載アプリ情報等が管理サーバMSに取得されることになっている。勿論この他の手段を用いて、ユーザ端末ID、メディアアプリID、選択した掲載アプリ情報等が管理サーバMSに取得されるようにしてもよい。

0028

さらに、SDKは、リワード広告一覧表示9に掲載される掲載アプリをメディアアプリ8を経由してアプリストアASで購入した場合に、その掲載アプリの購入に貢献したメディアアプリ8を特定(トラッキング処理)するべく、リワード広告一覧表示情報と共にその各掲載アプリのURLスキームを管理サーバMSに要求する機能(URLスキーム要求手段としての機能)、その各掲載アプリのURLスキームを利用して、ユーザ端末Uに新たに掲載アプリがインストールされたか否かを検索(判別)する機能(新規インストールアプリケーション検出手段、インストールアプリケーション検索手段、アプリケーションリスト作成手段、新規インストールアプリケーション検索手段としての機能:図4参照)、ユーザ端末Uに新たに掲載アプリがインストールされている場合に、その新たにインストールされた掲載アプリ情報およびユーザ端末IDを管理サーバ8に送信する機能(関連情報送信手段としての機能:図1参照)をユーザ端末U(CPU1)に実行させるように設定されている。
上記ユーザ端末Uに新たに掲載アプリがインストールされたか否かを検索させることに関しては、SDKは、図4に示すように、ユーザ端末Uに各掲載アプリのURLスキームをリクエストさせることにより、ユーザ端末Uにインストールされている掲載アプリを検索させ、その後、ユーザ端末Uに、その時点でのインストールされている掲載アプリ(インストールアプリ)と、その前に検索されたインストールアプリのアプリリストとの比較から、新しくインストールされたアプリが存在するか否かを判断させる。ここで、上記URLスキームを利用した検索においては、SDKからユーザ端末内のOSに対して任意のURLを指定することによりそのURLにより表されるアプリケーションがユーザ端末Uによりインストールされているか否かが判別できるというURLスキームの特徴が利用される。

0029

本実施形態においては、掲載アプリが新たにユーザ端末Uにインストールされたか否かを検索するために、上述のようにURLスキームを利用する場合(例えばOSがiOSの場合)について説明したが、OS標準の機能として、インストール済みのアプリの一覧が取得可能の場合(例えばOSがAndroid)には、そのアプリ一覧を利用し、その時点のアプリ一覧と、その前に取得したアプリ一覧との比較により、新しくアプリがインストールされたか否かをユーザ端末Uに判断させてもよい。このような処理をユーザ端末Uに行わせるSDKは、広告管理会社により開発される。このリワード広告一覧表示9に掲載される掲載アプリの購入に貢献したメディアアプリ8を特定するためのトラッキング処理については、後に詳述する。

0030

前記管理サーバMSは、図1に示すように、広告配信サーバMS1と、広告管理サーバMS2と、を備えている。これらは、勿論、コンピュータとしての各要素を備えている。広告配信サーバMS1は、ユーザ端末U(SDK)からの広告配信要求に対して、リワード広告一覧表示9情報、そのリワード広告一覧表示9に掲載される各掲載アプリ(表示a,b,c)のURLスキーム等を配信する機能を有している。広告管理サーバMS2は、ユーザ端末Uがリワード広告一覧表示9における掲載アプリ表示a,b,cを経由してアプリストアASにアクセスする際、ユーザ端末ID、メディアアプリID、掲載アプリ情報を取得保存する機能(取得保存手段としての機能)、ユーザがアプリストアASで掲載アプリの購入に至った場合(ユーザ端末Uへのインストール後)には、その際、送信されるユーザ端末ID、新たにインストールされたアプリ情報を取得する機能(受領手段としての機能)、それら情報を比較照合することに基づき、掲載アプリの購入に貢献したメディアアプリ8を特定する機能(メディアアプリケーション特定手段としての機能)等を有している。これにより、成功報酬の支払い対象となるメディアアプリ8、リワード広告に基づくリワードを付与するユーザが特定されることになる。

0031

前記アプリストアASは、既知の如く、ユーザ端末Uにおいて使用できる種々のアプリを多数保有している。アプリストアASは、その中のアプリに対してユーザ端末Uから購入意思操作が行われたとき(カード決済)、その購入されたアプリをユーザ端末Uに送る機能(ダウンロード機能)を有している。このアプリストアASが保有するアプリのうち、ユーザ端末Uに表示されるリワード広告一覧に掲載される掲載アプリに関しては、掲載アプリの広告主と広告管理会社との契約に基づき、URLスキームがそれぞれ設定されている。なお、広告主が任意に既にURLスキームを掲載アプリに設定していた場合は、それを利用することができる。

0032

このようなネットワーク広告管理システムにおいては、ユーザ端末Uにメディアアプリ8がインストールされている場合には、その起動中において、リワード広告一覧表示を閲覧することができ、そのリワード広告一覧表示における掲載アプリ表示をタッチ(選択)したときには、その掲載アプリ表示に埋め込まれているリンク先情報に基づき、ユーザ端末Uは、管理サーバMS(広告管理サーバMS2)を介してアプリストアASにアクセスする(リダイレクト)。この管理サーバMSを経由する際に、ユーザ端末ID、メディアアプリID、選択した掲載アプリ情報等が広告管理サーバMS2に取得され、それらは第1情報として保存される。
この後、アプリストアASで、選択した掲載アプリを購入し、それを自己のユーザ端末Uにダウンロード/インストールすると、SDKの働きに基づき、ユーザ端末Uは、URLスキームを利用してインストールされているアプリを検索し、そのインストールアプリ情報と、これまで順次、更新してきたインストールアプリのアプリリスト情報との比較により、新たにインストールされたアプリが存在するか、また、存在するとすれば、どのようなアプリかを検出する。そして、ユーザ端末Uは、新たにインストールされたアプリが存在すると判断した場合には、その新たにインストールされたアプリ情報およびユーザ端末IDを広告管理サーバMS2に第2情報として送信する。

0033

広告管理サーバMS2は、ユーザ端末Uから、第2情報(新たにインストールされたアプリ情報およびユーザ端末ID)を受けとると、その第2情報と、前述の管理サーバMSを経由する際に取得、保存される第1情報(ユーザ端末ID、メディアアプリID、選択した掲載アプリ情報等)とが照合され、リワード広告一覧に掲載される掲載アプリの購入に貢献したメディアアプリが特定される。これにより、メディアアプリの開発販売者に、アプリ販売に対する貢献として成功報酬が支払われると共に、メディアアプリユーザのアプリ購入行為に対してリワードを付与できるようにすべく、掲載アプリの購入対象者情報(ユーザ情報)が提供される。

0034

したがって、このようなネットワーク広告管理システムにおいては、メディアアプリ8にだけSDKを組み込むだけで、上述のように、掲載アプリの販売に貢献したメディアアプリを特定できることになり、メディアアプリ8に掲載する各掲載アプリ(アプリストアASに存在するもの)にトラッキングソフト(購入アプリの最初の起動時に、ユーザ端末Uからユーザ端末IDを管理サーバMS送信させるようなもの)を組み込む必要がなくなる。このため、メディアアプリを利用したリワード広告への掲載アプリの掲載負担を著しく軽減でき、アプリのメディアアプリ8への掲載(広告)が促進されることになる。
この場合、メディアアプリ8にSDKが組み込まれることになるが、そのSDKは、広告管理会社が開発するものであり、この点に関して、アプリをメディアアプリにしようとする開発販売者には負担とならない。また、メディアアプリの開発販売者は、広告配信だけを行わせる従前のSDKの組み込み作業と同じ作業を行えばよく、組み込み作業負担が増大することはない。

0035

3.ネットワーク広告管理システムの具体的制御例
次に、上記実施形態に係るシステムの動作を、図5図9に示すフローチャートに基づいて具体的に説明する。尚、図5図6におけるS、図7におけるQ、図8におけるR、図9におけるTは、それぞれステップを示す。また、ユーザ端末Uには、メディアアプリ8がインストールされ、そのメディアアプリ8は、通常のコンテンツを表示するアプリ(例えばゲームソフト等)であって、そのメディアアプリ8内に、多数のアプリの広告を目的としたリワード広告一覧情報等の広告配信等を行うためのSDKが組み込まれているものとする。

0036

先ず、ユーザがユーザ端末Uのメディアアプリ8を起動又はアクティブ化すると、そのメディアアプリ8に組み込まれているSDKが読み込まれる(S1,S2)。この後、ユーザが、ディスプレイ7上におけるメディアアプリ8のコンテンツ表示(例えばゲーム表示)において、リワード広告一覧の選択表示(図示略)を選択したときには、図3に示すように、コンテンツ表示からリワード広告一覧表示9に切り替わる。次のS4においては、初回フラグF=0を設定する必要があるか否かを判別すべく、そのリワード広告一覧表示9が初回か否かが判別される。最初は、リワード広告一覧表示9は初回であるから、S4がYESと判断され、S5において、フラグFがF=0と設定される。このフラグFは、アプリのダウロード/インストール終了後、トラッキング処理(リワード広告一覧表示9に掲載の掲載アプリ購入に貢献した経由メディアアプリ8の照合処理)が終了しているか否かを判定するもので、F=1のときは、掲載アプリのダウロード/インストール終了後、トラッキング処理が終了していない状態を示し、F=0のときは、掲載アプリのダウロード/インストールがなされていない状態、或いは掲載アプリのダウロード/インストール終了後、トラッキング処理が終了している状態を示す。一番最初においては、トラッキング処理をする必要がないことから、S5に示すように、F=0とされて、掲載アプリのダウロード/インストールがなされていない状態と設定される。

0037

次のS6においては、ユーザ端末Uは、リワード広告一覧表示情報、そのリワード広告一覧表示9に示される各掲載アプリのURLスキーム情報を要求する。このユーザ端末Uから管理サーバMS(広告管理サーバMS2)への要求がなされると、管理サーバMSは、その要求に応じて、リワード広告一覧表示情報等をユーザ端末Uに配信することになり、ユーザ端末Uは、S7において、そのリワード広告一覧表示情報等を取得する。
この場合、管理サーバMS(広告配信サーバMS1)は、図7に示すように、Q1において、常時、リワード広告一覧表示情報等の要求を受領したか否か判別しており、そのQ1の判別がYESのときには、リワード広告一覧表示情報等をユーザ端末Uに配信するように設定されている(図1破線参照)。

0038

S7において、リワード広告一覧表示情報等をユーザ端末Uが取得すると、S8において、フラグFがF=1か否かが判別される。一番最初は、前述のS5においてF=0と設定されることから、S8の判別がNOと判定され、次のS9において、ユーザ端末Uにおけるメモリに記憶されるアプリのアプリリストを新規に作成する必要があるか否かを判別すべく、リワード広告の一覧表示が初回か否かが判別される。一番最初は、リワード広告の一覧表示が初回であるから、S9がYESと判定されて、S10において、ユーザ端末Uにおけるメモリにインストールされているアプリとして、どのようなものがあるかをチェックする。
本実施形態においては、このチェックのためにURLスキームが利用される。具体的には、ユーザ端末UにおけるSDKが、ユーザ端末Uに前記S7において取得した各掲載アプリのURLスキームをリクエストさせ、各掲載アプリのインストールの有無が判別される。ユーザ端末Uにおけるメモリにインストールされているアプリをチェックする方法としては、この他に、OSの標準機能として、インストール済みのアプリの一覧が取得可能な場合(例えばAndroid)には、それを利用してもよい。

0039

S10において、ユーザ端末Uのメモリにインストールされているアプリとしてどのようなものがあるかが判定されると、S11において、アプリリストが新規に作成され、S12において、その内容がメモリ記憶され、次のS13に進む。

0040

S13においては、前記S7において取得したリワード広告一覧表示9情報中に、前記S11で作成したアプリリストに示すアプリがあるか否かが判別される。このS13がYESのときには、図3下段に示すように、S14において、ユーザ端末Uの表示画面にリワード広告一覧が表示されると共に、既にユーザ端末Uにインストールされているアプリの掲載アプリ表示(図3では掲載アプリ表示c)については、注意書きインストール済」が表示され、次のS15に進む。この場合、既にユーザ端末Uにインストールされているアプリの掲載アプリ表示に関しては、別の態様として、S14において、その掲載アプリ表示c自体を表示しないようにしてもよい。
一方、S13がNOのときには、リワード広告一覧表示情報の掲載アプリの中には、ユーザ端末Uに既にインストールされているものがないことから、S16において、注意書き「インストール済み」の表示を表示することなくリワード広告一覧表示9が表示され、その後、次のS15に進む。

0041

S15においては、リワード広告一覧表示9から掲載アプリ表示が選択されたか否かが判別される。S15がNOのときには、リターンされる一方、S15がYESのときには、S17において、メディアアプリ8が終了又はバックグラウンド化し、次のS18において、アプリストアASにアクセスされてその購入画面表示が表示される。
この場合、管理サーバMS(広告管理サーバMS2)においては、図8に示すように、R1において、ユーザ端末UからアプリストアASにアクセスする際に、リダイレクトされること(途中、管理サーバMSにアクセスすること)を常時、判別しており、R1がYESのときには、管理サーバMSは、R2において、当該ユーザ端末Uのユーザ端末ID,メディアアプリID,選択した掲載アプリ情報を取得し、この後、R3において、それを、管理サーバMS内の記憶手段に(図示略)に第1情報として保存する。

0042

S18において、アプリストアASの購入画面表示が表示されると、この後、S19において、S15で選択したアプリの購入手続を経て、その掲載アプリのダウンロード、ユーザ端末Uへのインストール処理が行われる。このS19の処理が終えると、S20において、メディアアプリ8が起動又はアクチィブ化され、S21において、フラグFがF=1、すなわち、アプリのダウロード/インストール終了後であって、トラッキング処理が終了していない状態であると設定され、リターンされる。

0043

上記によりリターンされ、再び、S1〜S3を経てS4に至ると、そのS4において、リワード広告一覧表示9は、初回か否かが判別され、今回は、初回でないことから、F=1を維持しつつ、S5を迂回して、直接、S6に進む。そしてこの後、S7を経てS8に至り、そのS8において、F=1か否かが判別される。このときには、F=1が維持された状態にあることから、S8がYESと判定され、S22において、ユーザ端末Uにおけるメモリにインストールされているアプリとしてどのようなものがあるかがチェックされる。次のS23において、S22においてチェックしたインストールアプリとS12におけるアプリリスト中のアプリとが比較され、新しくインストールされた掲載アプリが存在するか否かが判別される。

0044

S23がYESのときには、SDKが、ユーザ端末Uに、そのユーザ端末ID、新しくインストールされた掲載アプリ情報を管理サーバMS(広告管理サーバMS2)に送信させる。
このとき、管理サーバMSにおいては、図9に示すように、T1で、前記S24におけるユーザ端末ID及び掲載アプリ情報を受信したか否かを、常時、判別しており、T1がYESのときには、T2において、その受信したS24における第2情報(ユーザ端末ID及び掲載アプリ情報)と、前記R3(図8参照)において保存した第1情報(リダイレクトに伴い取得したR2におけるユーザ端末ID、メディアアプリID及び選択した掲載アプリ情報)とを照合する。そして、次のT3において、ユーザ端末ID及び掲載アプリ情報に関して一致するものがあるかが判別され、T3がYESのときは、ユーザ端末ID及び掲載アプリ情報が一致する場合であることから、その一致情報付随するメディアアプリIDから、そのメディアアプリ8が掲載アプリの販売に貢献したメディアアプリ8として特定され、その情報が、成功報酬の支払い及びリワード広告に基づくリワードの付与(コンテンツのアイテムや、ポイントの付与)のために保存される。一方、T1において、ユーザ端末ID等を受信しない場合、T3において、ユーザ端末ID及び掲載アプリ情報に関して一致するものがないと判定された場合には、リターンされる。

0045

S24において、ユーザ端末UのSDKが、そのユーザ端末Uに、そのユーザ端末ID、新たにユーザ端末Uにインストールされた掲載アプリ情報を管理サーバMS(広告管理サーバMS)に送信させると、S22において検索したアプリがインストールされている最新の掲載アプリであるとして、アプリリストが更新され、それは記憶手段に記憶され、次のS26に進む。
一方、S23がNOのときには、管理サーバMSにユーザ端末ID等を送信することなく、S26に直接、進む。

0046

S22〜S25の処理を経ることにより、アプリのダウロード/インストール終了後におけるトラッキング処理が終了したことになり、S26においては、F=0と設定され、前記S13に進む。

0047

前記S9の判別がNOのときには、アプリのダウンロードをしていないとき(例えばS15がNOのとき)又はアプリのダウロード/インストール終了後であってトラッキング処理が終了し、しかも、リワード広告一覧表示9が2回目以降のときであり、そのときには、S27において、ユーザ端末Uのメモリにインストールされているアプリがチェックされ、そのチェックにより検出されたアプリが、前記S13において、リワード広告一覧表示情報中に存在するか否かが判別される。

0048

尚、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましい或いは利点として記載されたものに対応したものを提供することをも含むものである。

0049

Uユーザ端末
MS管理サーバ
MS2広告管理サーバ
ASアプリストア
1 CPU
8メディアアプリ
9 リワード広告一覧表示

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