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技術 シートのバックル収納構造

出願人 スズキ株式会社
発明者 井手薫輝鈴木聖二鈴木圭介
出願日 2011年9月26日 (9年1ヶ月経過) 出願番号 2011-209049
公開日 2013年4月18日 (7年7ヶ月経過) 公開番号 2013-067344
状態 特許登録済
技術分野 椅子の脚、座部、背もたれ及び付属物 車両用座席 車両用シートベルト
主要キーワード 車室内構造 シートトリム 収納凹部内 S同士 弾性復元 ベンチタイプ シート前 左右両側壁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年4月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

外観品質を向上させることができるシートバックル収納構造を提供する。

解決手段

車体フロア20に支持されたシートクッション2に、上側が開放したバックル収納凹部8が形成され、車体フロア20に接続したバックル9が挿通するバックル挿通部28がバックル収納凹部8の底部8Tに形成され、バックル9がバックル挿通部28に挿通されてバックル収納凹部8に収納されるシートのバックル収納構造であって、バックル収納凹部8の底部8Tの裏側にリング状のゴムバンド15が設けられ、バックル9がゴムバンド15に挿通されるとともにバックル挿通部28に挿通されてバックル収納凹部8に収納される。

概要

背景

従来、上記のシートバックル収納構造では、バックルを保持するゴムバンドをバックル収納凹部内に収容して前記バックル収納凹部の側壁に縫製してあった(特許文献1参照)。

概要

外観品質を向上させることができるシートのバックル収納構造を提供する。車体フロア20に支持されたシートクッション2に、上側が開放したバックル収納凹部8が形成され、車体フロア20に接続したバックル9が挿通するバックル挿通部28がバックル収納凹部8の底部8Tに形成され、バックル9がバックル挿通部28に挿通されてバックル収納凹部8に収納されるシートのバックル収納構造であって、バックル収納凹部8の底部8Tの裏側にリング状のゴムバンド15が設けられ、バックル9がゴムバンド15に挿通されるとともにバックル挿通部28に挿通されてバックル収納凹部8に収納される。

目的

本発明の目的は、外観品質を向上させることができるシートのバックル収納構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

車体フロアに支持されたシートクッションに、上側が開放したバックル収納凹部が形成され、前記車体フロアに接続したシートベルト装置のバックルが挿通するバックル挿通部が前記バックル収納凹部の底部に形成され、前記バックルが前記バックル挿通部に挿通されて前記バックル収納凹部に収納されるシートバックル収納構造であって、前記バックル収納凹部の底部の裏側にリング状のゴムバンドが設けられ、前記バックルが、弾性力に抗して拡径された前記ゴムバンドに挿通されるとともに前記バックル挿通部に挿通されて前記バックル収納凹部に収納されるシートのバックル収納構造。

請求項2

前記バックル収納凹部は箱状に形成され、前記バックル収納凹部の底部はシート状に形成され、前記バックル挿通部は、前記バックル収納凹部の底部にスリットを形成し、前記スリットの周縁部同士を重ね合わせて形成されている請求項1記載のシートのバックル収納構造。

請求項3

前記ゴムバンドは、前記バックル収納凹部の底部と側壁の合わせ部に共縫いされている請求項2記載のシートのバックル収納構造。

請求項4

前記ゴムバンドは、前記バックル収納凹部の底部のシート後方側の端部と前記バックル収納凹部のシート後方側の側壁との合わせ部に共縫いされている請求項3記載のシートのバックル収納構造。

技術分野

0001

本発明は、
車体フロアに支持されたシートクッションに、上側が開放したバックル収納凹部が形成され、
前記車体フロアに接続したシートベルト装置のバックルが挿通するバックル挿通部が前記バックル収納凹部の底部に形成され、
前記バックルが前記バックル挿通部に挿通されて前記バックル収納凹部に収納されるシートバックル収納構造に関する。

背景技術

0002

従来、上記のシートのバックル収納構造では、バックルを保持するゴムバンドをバックル収納凹部内に収容して前記バックル収納凹部の側壁に縫製してあった(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特許第4688919号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来の技術によれば、バックル収納凹部内にゴムバンドを配置してあったために、ゴムバンドが乗員に見え外観品質が低下していた。
本発明の目的は、外観品質を向上させることができるシートのバックル収納構造を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0005

本発明の特徴は、
車体フロアに支持されたシートクッションに、上側が開放したバックル収納凹部が形成され、
前記車体フロアに接続したシートベルト装置のバックルが挿通するバックル挿通部が前記バックル収納凹部の底部に形成され、
前記バックルが前記バックル挿通部に挿通されて前記バックル収納凹部に収納されるシートのバックル収納構造であって、
前記バックル収納凹部の底部の裏側にリング状のゴムバンドが設けられ、
前記バックルが、弾性力に抗して拡径された前記ゴムバンドに挿通されるとともに前記バックル挿通部に挿通されて前記バックル収納凹部に収納される点にある。(請求項1)

0006

この構成により、車体フロアに接続したシートベルト装置のバックルが前記バックル収納凹部の底部の裏側のゴムバンドに挿通されるとともに前記バックル挿通部に挿通されて前記バックル収納凹部に収納される。ゴムバンドはバックルの挿通の際に弾性力に抗して拡径される。
この構成によれば、バックル収納凹部の底部でゴムバンドを覆い隠すことができ、ゴムバンドが乗員に見えなくなって外観品質を向上させることができる。そして、ゴムバンドは伸縮性を備えてバックルを通しやすいことから作業性が良くなる。
また、バックルの挿通後に弾性復元したゴムバンドにより、シートクッションの下方へのバックルの落下を防止することができる。(請求項1)

0007

本発明において、
前記バックル収納凹部は箱状に形成され、
前記バックル収納凹部の底部はシート状に形成され、
前記バックル挿通部は、前記バックル収納凹部の底部にスリットを形成し、前記スリットの周縁部同士を重ね合わせて形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)

0008

例えば、バックルを挿通させる開口(常に開放している開口)をバックル収納凹部の底部に形成した構造に比べると、前記底部のバックルを支え面積を大きくすることができてバックルを前記底部で安定支持することができる。
また、バックル挿通部にバックルを挿通させる時は、スリットを大きく開口させることができ、挿通させた後はスリットを閉じてバックルを底部で確実に覆い隠すことができる。(請求項2)

0009

本発明において、
前記ゴムバンドは、前記バックル収納凹部の底部と側壁の合わせ部に共縫いされていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)

0010

前記ゴムバンドは、前記バックル収納凹部の底部と側壁の合わせ部に共縫いされているから、縫製の工数を増やすことなくゴムバンドをバックル収納凹部に縫製することができ、しかも縫製強度を強くすることができて、ゴムバンドをバックル収納凹部に強固に固定することができる。そして、バックルが引っ張られてもゴムバンドの縫製部がほつれるの防止することができる。(請求項3)

0011

本発明において、
前記ゴムバンドは、前記バックル収納凹部の底部のシート後方側の端部と前記バックル収納凹部のシート後方側の側壁との合わせ部に共縫いされていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)

0012

前記ゴムバンドは、前記バックル収納凹部の底部のシート後方側の端部と前記バックル収納凹部のシート後方側の側壁との合わせ部に共縫いされているから、乗員の目に付きやすいバックル収納凹部の奥側がゴムバンドに引っ張られて角部のライン出しがしっかりとでき、外観品質をさらに向上させることができる。(請求項4)

発明の効果

0013

本発明によれば、
外観品質を向上させることができ、シートクッションの下方へのバックルの落下を防止できるシートのバックル収納構造を提供することができた。

図面の簡単な説明

0014

自動車の後席とその周辺車室内構造を示す斜視図
シートクッションへのバックルの組み付け方法を示す斜視図
シートクッションの分解斜視図
シートクッションの斜視図
バックル収納凹部の縦断面図(模式図)
図5のA矢視図
車体フロアに接続したバックルを示す斜視図
ゴムバンドに保持されたバックルの斜視図

実施例

0015

以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に車体フロア20に支持されたベンチタイプの自動車の後席1とその周辺の車室内構造を示してある。前記後席1は、乗員の臀部大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の背中を支持するシートバック3とから成り、シートバック3の上端部に乗員の頭部を支持する左右一対ヘッドレスト4が連結されている。

0016

図3に示すように、前記シートクッション2は、シートフレーム5と、シートフレーム5に支持されるシートクッションパッド6と、シートクッションパッド6を覆うシートトリム7(表皮材に相当)とから成る。すなわち、構造部材であるシートフレーム5の上に、発泡ウレタンなどを材料とするクッション材としてのシートクッションパッド6を載せ、その上からシートトリム7を被せることによりシートクッション2が形成されている。また、シートフレーム5にバネ材31が設けられている。

0017

図1図4図8に示すように、シートクッション2の表面の中央後部寄りの位置に、上側が開放した下方に凹む角穴状のバックル収納凹部8が設けられ、このバックル収納凹部8内に、後席1の左右に着座する乗員用のシートベルト装置50の2つのバックル9が左右に並んで収納される(図8には左右一方のバックル9のみを示してある)。バックル9にはシートベルト装置50のタングが嵌合する。

0018

図7図8に示すように、前記バックル9は可撓性のあるウェビング10を介して車体フロア20に接続し、ウェビング10の一端部がバックル9の基端部9Tに連結するとともに、他端部がアンカ27に連結して、前記アンカ27が車体フロア20にボルトBで固定されている。アンカ27はボルト挿通孔26を備えている。

0019

図3に示すように、シートクッションパッド6とシートトリム7の後端部の左右中央部には、前記バックル収納凹部8を形成する角孔状の貫通孔6H,7Hが形成されている。バックル収納凹部8の底部8Tと側壁8S(図4図5参照)はシートトリム7と同一素材でシート状に形成されている。

0020

そして、図5図6図8に示すように、前記バックル9が挿通するバックル挿通部28がバックル収納凹部8の底部8Tに形成され、バックル収納凹部8の底部8Tの裏側に帯板のリング状のゴムバンド15が設けられ、後席1を車体に組み付ける際に、バックル9が、弾性力に抗して拡径されたゴムバンド15に下側から挿通されるとともにバックル挿通部28に挿通されて、バックル収納凹部8に収納されるよう構成されている。
つまり、ゴムバンド15を弾性力に抗して拡径させなければゴムバンド15にバックル9を挿通させることができないようにゴムバンド15の周方向の長さが設定されている。これにより、バックル9の挿通後に弾性復元したゴムバンド15によりシートクッション2の下方へのバックル9の落下を防止することができる。

0021

前述のように、バックル9は可撓性のあるウェビング10を介して車体フロア20に接続しているので、バックル9単体では自立することができず、一般的なバックル接続構造では、バックル9はバックル収納凹部8の底部8Tに設けられたバックル挿通部28を通って車体フロア20に落下しやすい。しかし、本発明の構造によれば、前記ゴムバンド15によりバックル9の落下を防止することができる。

0022

図4図6図8に示すように、バックル収納凹部8は箱状に形成されている。バックル挿通部28は、バックル収納凹部8の底部8Tにシート前後方向に長いスリット14を形成し、スリット14の周縁部14S同士を重ね合わせて形成されている

0023

前記ゴムバンド15は、バックル収納凹部8の底部8Tのシート後方側Rrの端部とバックル収納凹部8のシート後方側Rrの側壁8Sとの合わせ部13に共縫いされている。バックル収納凹部8を形成する場合、バックル収納凹部8の側壁8Sの上端部をシートトリム7に縫製する。また、底部8Tの周部を折り曲げて、バックル収納凹部8の側壁8Sの下端部に縫製する。その際、前記底部8Tの端部を側壁8Sの下端部に重ならせ、帯状のゴムバンド素材の長手方向両端部と、底部8Tと、側壁8Sの下端部とを共縫いする。図5の符号Fは縫着部である。

0024

左右両側壁8Sの下端部には樹脂材23(図6参照)が縫製され、樹脂材23を介して前記側壁8Sがシートフレーム5に固定されている。これにより、バックル収納凹部8の底部8Tの浮き上がりを阻止することができる。

0025

そして、図8に示すように、前記バックル9がゴムバンド15に挿通されるとともにバックル挿通部28に挿通されてバックル収納凹部8に収納されている。図8には左右一方のバックル9を示してあるが、他方のバックル9も同様に前記ゴムバンド15に挿通され、バックル挿通部28に挿通されて、前記一方のバックル9に並んだ状態にバックル収納凹部8に収納される。このように、ゴムバンド15には2つ(左右一対)のバックル9が挿通されることになる。

0026

上記の構成により、
(1)車体フロア20に接続したシートベルト装置50のバックル9が前記バックル収納凹部8の底部8Tの裏側のゴムバンド15に挿通されるとともに前記バックル挿通部28に挿通されて前記バックル収納凹部8に収納される。ゴムバンド15はバックル9の挿通の際に弾性力に抗して拡径される。
この構成によれば、バックル収納凹部8の底部8Tでゴムバンド15を覆い隠すことができ、ゴムバンド15が乗員に見えなくなって外観品質を向上させることができる。そして、ゴムバンド15は伸縮性を備えてバックル9を通しやすいことから作業性が良くなる。また、前述のように、ゴムバンド15によりシートクッション2の下方へのバックル9の落下を防止することができる。

0027

(2) 前記バックル挿通部28は、バックル収納凹部8の底部8Tにスリット14を形成し、スリット14の周縁部14S同士を重ね合わせて形成されているから、例えば、バックル9を挿通させる開口(常に開放している開口)をバックル収納凹部8の底部8Tに形成した構造に比べると、底部8Tの面積を大きくすることができてバックル9を前記底部8Tで安定支持することができる。また、バックル挿通部28にバックル9を挿通させる時は、スリット14を大きく開口させることができ、挿通させた後はスリット14を閉じてバックル9を底部8Tで確実に覆い隠すことができる。

0028

(3) 前記ゴムバンド15は、バックル収納凹部8の底部8Tと側壁8Sの合わせ部13に共縫いされているから、縫製の工数を増やすことなくゴムバンド15をバックル収納凹部8に縫製することができ、しかも縫製強度を強くすることができて、ゴムバンド15をバックル収納凹部8に強固に固定することができる。そして、バックル9が引っ張られてもゴムバンド15の縫製部がほつれるの防止することができる。
しかも、前記ゴムバンド15は、前記バックル収納凹部8の底部8Tのシート後方側Rrの端部と前記バックル収納凹部8のシート後方側Rrの側壁8Sとの合わせ部13に共縫いされているから、乗員の目に付きやすいバックル収納凹部8の奥側がゴムバンド15に引っ張られて角部(底部8Tのシート後方側Rrの端部と前記バックル収納凹部8のシート後方側Rrの側壁8Sとで形成される角部)のライン出しがしっかりとでき、外観品質をさらに向上させることができる。

0029

[別実施形態]
上記の実施形態のように、前記バックル収納凹部8の底部8Tのシート後方側Rrの端部とバックル収納凹部8のシート後方側Rrの側壁8Sとの合わせ部13にゴムバンド15を共縫いし、さらに、バックル収納凹部8の底部8Tのシート前方側Frの端部とバックル収納凹部8のシート前方側Frの側壁8Sとの合わせ部16(図8参照)にゴムバンド15を共縫いしてあってもよい。
この場合、一方のゴムバンド15に一方のバックル9を挿通させ、他方のゴムバンド15に他方のバックル9を挿通させる。これにより、シートクッション2の下方へのバックル9の落下を防止することができる

0030

2シートクッション
7表皮材(シートトリム)
8バックル収納凹部
8S側壁(バックル収納凹部の側壁)
8T 底部(バックル収納凹部の底部)
9 バックル
13 合わせ部
14スリット
14S スリットの周縁部
15ゴムバンド
20車体フロア
28 バックル挿通部
Rr シート後方側

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