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技術 物品搬送設備

出願人 株式会社ダイフク
発明者 矢川賢治
出願日 2011年9月6日 (7年10ヶ月経過) 出願番号 2011-194220
公開日 2013年3月21日 (6年3ヶ月経過) 公開番号 2013-052993
状態 特許登録済
技術分野 倉庫・貯蔵装置
主要キーワード 計時開始タイミング 表示対象期間 存否検出センサ 搬入指令 搬送履歴 台車制御装置 搬出指令 搬出用コンベヤ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクル判別することができ、物品の搬送効率の改善を図ることができる物品搬送設備を提供する。

解決手段

作業指令手段からの作業指令情報に基づいて上位コントローラ搬送要求を作成したときから搬送管理手段が搬送制御手段に搬送指令情報を送信するまでの時間を計時して送信前経過時間として、その送信前経過時間を対応する搬送指令情報と関連付けて記憶する時間管理手段と、時間管理手段に記憶されている送信前経過時間を搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示する表示制御手段とを設ける。

概要

背景

かかる物品搬送設備は、上位コントローラからの搬送要求搬送管理手段に送信されると、搬送管理手段は搬送要求に基づく搬送指令情報搬送制御手段に送信し、この搬送指令情報に基づいて搬送制御手段が物品搬送手段の作動を制御して、物品搬送手段により供給元に位置する物品供給先に搬送するものである。
そして、このような物品搬送設備において、従来では、物品搬送手段が運転している合計運転時間を算出して、その合計運転時間を表示手段に表示させるように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、上記した従来の物品搬送設備では、物品搬送手段の合計運転時間を表示手段に表示させることで、作業者が物品搬送手段のメンテナンス時期判別し易くなっている。

概要

物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクルを判別することができ、物品の搬送効率の改善をることができる物品搬送設備を提供する。作業指令手段からの作業指令情報に基づいて上位コントローラが搬送要求を作成したときから搬送管理手段が搬送制御手段に搬送指令情報を送信するまでの時間を計時して送信前経過時間として、その送信前経過時間を対応する搬送指令情報と関連付けて記憶する時間管理手段と、時間管理手段に記憶されている送信前経過時間を搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示する表示制御手段とを設ける。

目的

本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクルを判別することができ、物品の搬送効率の改善を図ることができる物品搬送設備を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

供給元供給先との間で物品を搬送する物品搬送手段と、前記物品搬送手段の作動を制御する搬送制御手段と、上位コントローラから搬送要求を受信して、当該搬送要求に基づいて物品を前記供給元から前記供給先まで前記物品搬送手段に搬送させるべく、前記搬送要求に基づく搬送指令情報を前記搬送制御手段に送信する搬送管理手段とが設けられ、前記搬送制御手段が、前記搬送管理手段からの前記搬送指令情報に基づいて、物品を前記供給元から前記供給先に搬送するべく前記物品搬送手段の作動を制御するように構成されている物品搬送設備であって、作業指令手段からの作業指令情報に基づいて前記上位コントローラが前記搬送要求を作成したとき、又は、前記上位コントローラが前記搬送管理手段に前記搬送要求を送信したとき、又は、前記搬送管理手段が前記搬送要求を受信したときの何れかを計時開始タイミングとし、当該計時開始タイミングから前記搬送管理手段が前記搬送制御手段に前記搬送指令情報を送信するまでの時間を送信前経過時間として計時し、その送信前経過時間を対応する前記搬送指令情報と関連付けて記憶する時間管理手段と、前記時間管理手段に記憶されている前記送信前経過時間を前記搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示する表示制御手段とが設けられている物品搬送設備。

請求項2

前記時間管理手段が、前記搬送管理手段が前記搬送制御手段に前記搬送指令情報を送信してから物品が前記供給先に搬送されるまでの時間を搬送時間として計時し、その搬送時間及び前記送信前経過時間を対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成され、前記表示制御手段が、前記時間管理手段に記憶されている前記送信前経過時間及び前記搬送時間を前記搬送指令情報に対応する形態で前記表示手段に表示するように構成されている請求項1記載の物品搬送設備。

請求項3

前記物品搬送手段が、搬送元搬送先との間で物品を搬送する搬送機器を複数備えて、前記複数の搬送機器にて物品を順次受け渡して前記供給元から前記供給先に搬送するように構成され、前記搬送制御手段が、前記複数の搬送機器の作動を各別に制御する複数の搬送制御装置にて構成され、前記時間管理手段が、前記計時開始タイミングから最も搬送上流側に位置する前記搬送機器の作動を制御する前記搬送制御装置に前記搬送管理手段が前記搬送指令情報を送信するまでの時間を前記送信前経過時間として記憶するように構成されている請求項1又は2記載の物品搬送設備。

請求項4

前記複数の搬送機器のうちの1つ又は複数が、前記搬送元との間及び前記搬送先との間で物品を移載する移載装置を備えて前記搬送元と前記搬送先との間で物品を搬送する自走台車にて構成され、前記時間管理手段が、前記搬送管理手段から前記自走台車の作動を制御する前記搬送制御装置に前記搬送指令情報が送信されてから前記移載装置を前記搬送元に位置させるまでの搬送元移動時間、前記搬送元から前記移載装置への物品の移載が開始されてから当該移載が完了するまでの搬送元移載時間、前記移載装置が前記搬送元から前記搬送先に位置させるまでの搬送先移動時間、前記移載装置から前記搬送先への物品の移載が開始されてから当該移載が完了するまでの搬送先移載時間のうちの何れか1つ又は複数を、対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成され、前記表示制御手段が、前記時間管理手段に記憶されている前記搬送元移動時間、前記搬送元移載時間、前記搬送先移動時間及び前記搬送先移載時間のうちの何れか1つ又は複数を前記搬送指令情報に対応する形態で前記表示手段に表示するように構成されている請求項3記載の物品搬送設備。

請求項5

前記自走台車の作動を制御する前記搬送制御装置が、前記移載装置が前記搬送元に位置するに伴って搬送元移動完了情報を前記搬送管理手段に送信し、前記搬送元から前記移載装置への物品の移載が完了するに伴って搬送元移載完了情報を前記搬送管理手段に送信し、前記移載装置が前記搬送先に位置するに伴って搬送先移動完了情報を前記搬送管理手段に送信し、前記移載装置から前記搬送先への物品の移載が完了するに伴って搬送先移載完了情報を前記搬送管理手段に送信するように構成され、前記時間管理手段が、前記搬送管理手段から前記自走台車の作動を制御する前記搬送制御装置に前記搬送指令情報が送信されてから前記搬送管理手段が前記搬送元移動完了情報を受信するまでの時間を前記搬送元移動時間として計時し、前記搬送管理手段が前記搬送元移動完了情報を受信してから前記搬送管理手段が前記搬送元移載完了情報を受信するまでの時間を前記搬送元移載時間として計時し、前記搬送管理手段が前記搬送元移載完了情報を受信してから前記搬送管理手段が前記搬送先移動完了情報を受信するまでの時間を前記搬送先移動時間として計時し、前記搬送管理手段が前記搬送先移動完了情報を受信してから前記搬送管理手段が前記搬送先移載完了情報を受信するまでの時間を前記搬送先移載時間として計時するように構成されている請求項4記載の物品搬送設備。

技術分野

0001

本発明は、供給元供給先との間で物品を搬送する物品搬送手段と、前記物品搬送手段の作動を制御する搬送制御手段と、上位コントローラから搬送要求を受信して、当該搬送要求に基づいて物品を前記供給元から前記供給先まで前記物品搬送手段に搬送させるべく、前記搬送要求に基づく搬送指令情報を前記搬送制御手段に送信する搬送管理手段とが設けられ、前記搬送制御手段が、前記搬送管理手段からの前記搬送指令情報に基づいて、物品を前記供給元から前記供給先に搬送するべく前記物品搬送手段の作動を制御するように構成されている物品搬送設備に関する。

背景技術

0002

かかる物品搬送設備は、上位コントローラからの搬送要求が搬送管理手段に送信されると、搬送管理手段は搬送要求に基づく搬送指令情報を搬送制御手段に送信し、この搬送指令情報に基づいて搬送制御手段が物品搬送手段の作動を制御して、物品搬送手段により供給元に位置する物品を供給先に搬送するものである。
そして、このような物品搬送設備において、従来では、物品搬送手段が運転している合計運転時間を算出して、その合計運転時間を表示手段に表示させるように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、上記した従来の物品搬送設備では、物品搬送手段の合計運転時間を表示手段に表示させることで、作業者が物品搬送手段のメンテナンス時期判別し易くなっている。

先行技術

0003

特開平4−246704号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、物品搬送手段にて供給元から供給先に物品を搬送する場合に、物品搬送手段にて物品を搬送している途中において、他の物品の搬送が滞っているために物品搬送手段による物品の搬送を効率よく行えないことにより、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要することがある。また、供給元に物品が存在するものの搬送管理手段の不具合等により搬送管理手段から搬送制御手段に対して搬送指令情報を迅速に送信することができずに物品が供給元に長い時間待機することにより、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要することがある。そして、物品搬送手段による物品の搬送を効率よく行えない場合には物品の搬送スケジュールを改善する、搬送管理手段から搬送制御手段に対して搬送指令情報を迅速に送信することができない場合には管理手段に対して補修を行う等によって、物品の搬送効率の改善を図ることが考えられる。

0005

上記した従来の物品搬送設備では、表示手段に表示されている合計運転時間は物品搬送手段が運転していた合計時間であるため、作業者は表示手段に表示されている内容からは、物品搬送手段による物品の搬送を効率よく行えないことにより、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要しているのか、搬送管理手段から搬送制御手段に対して搬送指令情報を迅速に送信することができずに物品が供給元に長い時間待機することにより、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要しているのかが判別できない。よって、物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクルを判別できないため、上述のような対策を進めて物品の搬送効率の改善を図ることができなかった。

0006

本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクルを判別することができ、物品の搬送効率の改善を図ることができる物品搬送設備を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0007

本発明にかかる物品搬送設備は、供給元と供給先との間で物品を搬送する物品搬送手段と、前記物品搬送手段の作動を制御する搬送制御手段と、上位コントローラから搬送要求を受信して、当該搬送要求に基づいて物品を前記供給元から前記供給先まで前記物品搬送手段に搬送させるべく、前記搬送要求に基づく搬送指令情報を前記搬送制御手段に送信する搬送管理手段とが設けられ、前記搬送制御手段が、前記搬送管理手段からの前記搬送指令情報に基づいて、物品を前記供給元から前記供給先に搬送するべく前記物品搬送手段の作動を制御するように構成されているものであって、その第1特徴構成は、
作業指令手段からの作業指令情報に基づいて前記上位コントローラが前記搬送要求を作成したとき、又は、前記上位コントローラが前記搬送管理手段に前記搬送要求を送信したとき、又は、前記搬送管理手段が前記搬送要求を受信したときの何れかを計時開始タイミングとし、当該計時開始タイミングから前記搬送管理手段が前記搬送制御手段に前記搬送指令情報を送信するまでの時間を送信前経過時間として計時し、その送信前経過時間を対応する前記搬送指令情報と関連付けて記憶する時間管理手段と、前記時間管理手段に記憶されている前記送信前経過時間を前記搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示する表示制御手段とが設けられている点にある。

0008

すなわち、表示手段には、時間管理手段に記憶されている送信前経過時間に基づいて、作業指令手段からの作業指令情報に基づいて上位コントローラが搬送要求を作成したとき、又は、上位コントローラが搬送管理手段に搬送要求を送信したとき、又は、搬送管理手段が搬送要求を受信したときの何れかを計時開始タイミングとし、当該計時開始タイミングから搬送管理手段が搬送制御手段に搬送指令情報を送信するまでの時間が送信前経過時間として、搬送指令情報に対応する形態で表示されている。

0009

そのため、作業者は、表示手段に表示されている送信前経過時間から、搬送管理手段から搬送制御手段に対して搬送指令情報を迅速に送信することができているか否かを判別することができる。
つまり、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要している場合に、表示手段に表示されている送信前経過時間が長いときは、搬送管理手段から搬送制御手段に対して搬送指令情報を迅速に送信することができずに物品が供給元に長い時間待機することにより、供給元から供給先への物品の搬送に時間がかかっていると判別できる。また、表示手段に表示されている送信前経過時間が短いにも関らず、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要している場合は、例えば、物品搬送手段による物品の搬送を効率よく行えない等の他の原因により、供給元から供給先への物品の搬送に時間がかかっていると判別できる。
従って、物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクルを判別することができ、物品の搬送効率の改善を図ることができる。

0010

本発明にかかる物品搬送設備の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記時間管理手段が、前記搬送管理手段が前記搬送制御手段に前記搬送指令情報を送信してから物品が前記供給先に搬送されるまでの時間を搬送時間として計時し、その搬送時間及び前記送信前経過時間を対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成され、前記表示制御手段が、前記時間管理手段に記憶されている前記送信前経過時間及び前記搬送時間を前記搬送指令情報に対応する形態で前記表示手段に表示するように構成されている点にある。

0011

すなわち、表示手段には、時間管理手段に記憶されている送信前経過時間及び搬送時間に基づいて、送信前経過時間と搬送時間とが搬送指令情報に対応する形態で表示される。
そのため、作業者は、表示手段に表示される送信前経過時間が長い場合は、搬送管理手段から搬送制御手段に対して搬送指令情報を迅速に送信することができずに物品が供給元に長い時間待機することにより、供給元から供給先への物品の搬送に時間がかかっていると判別でき、表示手段に表示されている搬送時間が長い場合は、物品搬送手段による物品の搬送を効率よく行えないことにより、供給元から供給先への物品の搬送に長い時間を要していると判別できる。
従って、物品の搬送に長い時間を要している場合にその原因となるサイクルをより適確に判別することができ、物品の搬送効率の改善を図ることができる。

0012

本発明にかかる物品搬送設備の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記物品搬送手段が、供給元と供給先との間で物品を搬送する搬送機器を複数備えて、前記複数の搬送機器にて物品を順次受け渡して前記供給元から前記供給先に搬送するように構成され、前記搬送制御手段が、前記複数の搬送機器の作動を各別に制御する複数の搬送制御装置にて構成され、前記時間管理手段が、前記計時開始タイミングから最も搬送上流側に位置する前記搬送機器の作動を制御する前記搬送制御装置に前記搬送管理手段が前記搬送指令情報を送信するまでの時間を前記送信前経過時間として記憶するように構成されている点にある。

0013

すなわち、複数の搬送制御装置にて複数の搬送機器の作動を各別に制御し、複数の搬送機器にて物品を順次受け渡して供給元から供給先に搬送するように構成されているため、搬送管理手段は、搬送指令情報を複数の搬送制御装置の夫々に送信する必要がある。
そして、搬送指令情報を複数の搬送制御装置の夫々に送信する方法として、例えば、搬送管理手段が、複数の搬送制御装置のうちの最も搬送上流側の搬送機器に対応するものに搬送指令情報を送信し、当該搬送機器による物品の搬送が完了すると次の搬送制御装置に搬送指令情報を送信するというように、複数の搬送機器に対して搬送指令情報を順次送信する方法があり、この方法の場合では、搬送管理手段が搬送制御装置に搬送指令情報を送信するタイミングは、搬送下流側に位置する搬送制御装置ほど搬送機器が要した搬送時間の影響が大きく、当該タイミングが大きく遅れることになる。
しかし、送信前経過時間を、計時開始タイミングから最も搬送上流側に位置する搬送機器の作動を制御する搬送制御装置に搬送指令情報を送信するまでの時間としているため、上述のような搬送指令情報を送信するタイミングの遅れが少なく、送信前経過時間について搬送機器が要した搬送時間の影響を小さくすることができる。

0014

本発明にかかる物品搬送設備の第4特徴構成は、第3特徴構成において、前記複数の搬送機器のうちの1つ又は複数が、前記搬送元との間及び前記搬送先との間で物品を移載する移載装置を備えて前記搬送元と前記搬送先との間で物品を搬送する自走台車にて構成され、前記時間管理手段が、前記搬送管理手段から前記自走台車の作動を制御する前記搬送制御装置に前記搬送指令情報が送信されてから前記移載装置を前記搬送元に位置させるまでの搬送元移動時間、前記搬送元から前記移載装置への物品の移載が開始されてから当該移載が完了するまでの搬送元移載時間、前記移載装置を前記搬送元から前記搬送先に位置させるまでの搬送先移動時間、前記移載装置から前記搬送先への物品の移載が開始されてから当該移載が完了するまでの搬送先移載時間のうちの何れか1つ又は複数を、対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成され、前記表示制御手段が、前記時間管理手段に記憶されている前記搬送元移動時間、前記搬送元移載時間、前記搬送先移動時間及び前記搬送先移載時間のうちの何れか1つ又は複数を前記搬送指令情報に対応する形態で前記表示手段に表示するように構成されている点にある。

0015

すなわち、表示手段には、時間管理手段に記憶されている搬送元移動時間、搬送元移載時間、搬送先移動時間、搬送先移載時間のうちの1つ又は複数が、搬送指令情報に対応する形態で表示される。
これにより、移載装置を搬送元に位置させるときに長い時間を要した場合は搬送元移動時間が長くなり、搬送元から移載装置に物品を移載するときに長い時間を要した場合は搬送元移載時間が長くなり、移載装置を搬送先に位置させるときに長い時間を要した場合は搬送先移動時間が長くなり、移載装置から搬送先に物品を移載するときに長い時間を要した場合は搬送先移載時間が長くなるというように、自走台車にて搬送元から搬送先に物品を搬送する場合において、長い時間を要した状況を細かいサイクルに切り分けて認識することができる。

0016

本発明にかかる物品搬送設備の第5特徴構成は、第4特徴構成において、前記自走台車の作動を制御する前記搬送制御装置が、前記移載装置が前記搬送元に位置するに伴って搬送元移動完了情報を前記搬送管理手段に送信し、前記搬送元から前記移載装置への物品の移載が完了するに伴って搬送元移載完了情報を前記搬送管理手段に送信し、前記移載装置が前記搬送先に位置するに伴って搬送先移動完了情報を前記搬送管理手段に送信し、前記移載装置から前記搬送先への物品の移載が完了するに伴って搬送先移載完了情報を前記搬送管理手段に送信するように構成され、前記時間管理手段が、前記搬送管理手段から前記自走台車の作動を制御する前記搬送制御装置に前記搬送指令情報が送信されてから前記搬送管理手段が前記搬送元移動完了情報を受信するまでの時間を前記搬送元移動時間として計時し、前記搬送管理手段が前記搬送元移動完了情報を受信してから前記搬送管理手段が前記搬送元移載完了情報を受信するまでの時間を前記搬送元移載時間として計時し、前記搬送管理手段が前記搬送元移載完了情報を受信してから前記搬送管理手段が前記搬送先移動完了情報を受信するまでの時間を前記搬送先移動時間として計時し、前記搬送管理手段が搬送先移動完了情報を受信してから前記搬送管理手段が前記搬送先移載完了情報を受信するまでの時間を前記搬送先移載時間として計時するように構成されている点にある。

0017

すなわち、搬送管理手段は、自走台車の作動を制御する搬送制御装置に対して搬送指令情報を送信し、搬送制御装置は、移載装置の搬送元に対応する停止位置への移動が完了するに伴って搬送元移動完了情報を搬送管理手段に送信し、搬送元から移載装置への物品の移載が完了するに伴って搬送元移載完了情報を搬送管理手段に送信し、移載装置の搬送先に対応する停止位置への移動が完了するに伴って搬送先移動完了情報を搬送管理手段に送信し、移載装置から搬送先への物品の移載が完了するに伴って搬送先移載完了情報を搬送管理手段に送信するように構成されている。

0018

そして、搬送管理手段が搬送指令情報を送信するタイミング、並びに、搬送管理手段が搬送元移動完了情報、搬送元移載完了情報、搬送先移動完了情報及び搬送先移載完了情報を受信するタイミングから、時間管理手段は、搬送元移動時間、搬送元移載時間、搬送先移動時間、搬送先移載時間を計時するように構成されている。
このように、搬送管理手段が情報を送受信するタイミングにより時間管理手段は、搬送元移動時間、搬送元移載時間、搬送先移動時間、搬送先移載時間を一元的に計時することができるため、各時間を計時し易いものとなる。

図面の簡単な説明

0019

物品搬送設備の平面図
物品搬送台車及びその搬送元と搬送先とを示す平面図
スタッカークレーン及びその搬送元と搬送先とを示す平面図
制御ブロック
搬送履歴表示状態を示す図
サイクルタイム履歴表示状態を示す図

実施例

0020

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、物品搬送設備には、物品を収納する自動倉庫1、外部から搬入されてきた物品を搬送する搬入用コンベヤ2、外部に搬出する物品を搬送する搬出用コンベヤ3、及び、床面上を走行移動して自動倉庫1と搬入用コンベヤ2と搬出用コンベヤ3との間で物品を搬送する物品搬送台車4が設けられている。

0021

そして、自動倉庫1には、物品を収納する収納部6を縦横に複数備えた物品収納棚7、自動倉庫1に入庫された物品を搬送する入庫用コンベヤ8、自動倉庫1から出庫する物品を搬送する出庫用コンベヤ9、及び、床面上を走行して物品収納棚7と入庫用コンベヤ8と出庫用コンベヤ9との間で物品を搬送するスタッカークレーン10が設けられている。

0022

搬入用コンベヤ2、搬出用コンベヤ3、入庫用コンベヤ8及び出庫用コンベヤ9の夫々は、搬送上流側端部aを搬送元とし、搬送下流側端部bを搬送先として、搬送元と搬送先との間で物品を搬送するように構成されている。尚、図1において、各コンベヤにおける搬送方向を矢印で図示している。
物品搬送台車4は、搬入用コンベヤ2の搬送下流側端部b又は出庫用コンベヤ9の搬送下流側端部bを搬送元とし、出庫用コンベヤ9の搬送上流側端部a又は搬出用コンベヤ3の搬送上流側端部aを搬送先として、搬送元と搬送先との間で物品を搬送するように構成されている。
スタッカークレーン10は、入庫用コンベヤ8の搬送下流側端部bを搬送元とし、物品収納棚7の収納部6を搬送先とする、或いは、物品収納棚7の収納部6を搬送元とし、出庫用コンベヤ9の搬送上流側端部aを搬送先として、搬送元と搬送先との間で物品を搬送するように構成されている。

0023

このように、搬入用コンベヤ2、搬出用コンベヤ3、物品搬送台車4、入庫用コンベヤ8、出庫用コンベヤ9及びスタッカークレーン10の複数の搬送機器11の夫々は、搬送元と搬送先との間で物品を搬送するように構成されており、複数の搬送機器11にて物品を順次受け渡して供給元としての搬送開始箇所Bから供給先としての搬送終了箇所Gに搬送するように構成されている。そして、搬送開始箇所Bと搬送終了箇所Gとの間で物品を搬送する物品搬送手段Aは、搬送機器11を複数備えて構成されている。

0024

上述の如く複数の搬送機器11のうちの2つは、物品搬送台車4及びスタッカークレーン10にて構成されており、これら2つの搬送機器11は、搬送元との間及び搬送先との間で物品を移載する移載装置24を備えて搬送元と搬送先との間で物品を搬送する自走台車にて構成されている。

0025

そして、外部から搬入された物品を物品収納棚7の収納部6に収納する場合では、外部から搬入された物品は、搬送開始箇所Bとなる搬入用コンベヤ2の搬送上流側端部aに載せられ、その載せられた物品は、搬入用コンベヤ2にてその搬送下流側端部bまで搬送される。そして、搬入用コンベヤ2の搬送下流側端部bに位置する物品が物品搬送台車4に載せられ、その載せられた物品は自動倉庫1における入庫用コンベヤ8の搬送上流側端部aにすように物品搬送台車4にて搬送されて、物品が自動倉庫1に搬送されるようになっている。

0026

自動倉庫1に搬送された物品は、入庫用コンベヤ8にてその搬送下流側端部bまで搬送される。そして、搬入用コンベヤ2の搬送下流側端部bに位置する物品がスタッカークレーン10にて掬われ、その掬われた物品は、搬送終了箇所Gとなる物品収納棚7の収納部6に卸すようにスタッカークレーン10にて搬送されて、物品が収納部6に収納されるようになっている。
このように、外部から搬入された物品を物品収納棚7の収納部6に収納する場合では、搬入用コンベヤ2の搬送上流側端部aを搬送開始箇所Bをとし、物品収納棚7の収納部6を搬送終了箇所Gとして、搬入用コンベヤ2、物品搬送台車4、入庫用コンベヤ8、スタッカークレーン10の順に物品を順次受け渡して搬送するようになっている。

0027

また、物品収納棚7の収納部6から取り出した物品を外部に搬出する場合では、収納部6から取り出して出庫用コンベヤ9の搬送上流側端部aに卸すようにスタッカークレーン10にて搬送され、出庫用コンベヤ9にてその搬送下流側端部bまで搬送される。そして、出庫用コンベヤ9の搬送下流側端部bに位置する物品が物品搬送台車4に載せられて、物品が自動倉庫1から搬送されるようになっている。

0028

自動倉庫1から搬送された物品は、搬出用コンベヤ3の搬送上流側端部aに卸すように物品搬送台車4にて搬送され、その卸された物品は、搬出用コンベヤ3にてその搬送下流側端部bまで搬送された後、外部に搬出されるようになっている。
このように、収納部6から取り出した物品を外部に搬出する場合では、スタッカークレーン10、出庫用コンベヤ9、物品搬送台車4、搬出用コンベヤ3の順に物品を順次受け渡して搬送するようになっている。

0029

また、これら外部から搬入された物品を物品収納棚7の収納部6に収納する場合や、物品収納棚7の収納部6から取り出した物品を外部に搬出する場合の他に、搬入用コンベヤ2、物品搬送台車4、搬出用コンベヤ3の順に物品を順次受け渡すように搬送して、外部から搬入された物品を収納部6に収納することなく外部に搬出する場合や、スタッカークレーン10、出庫用コンベヤ9、物品搬送台車4、入庫用コンベヤ8、スタッカークレーン10の順に物品を順次受け渡すように搬送して、収納部6から取り出した物品を別の自動倉庫1の収納部6に収納する場合がある。

0030

〔物品搬送台車〕
次に、図2に基づいて物品搬送台車4の搬送等について説明を加えるが、物品搬送台車4の搬送元については符号Fを付し、物品搬送台車4の搬送先については符号Tを付して説明する。
外部から搬入された物品を物品収納棚7の収納部6に収納する場合は、物品搬送台車4は、複数の搬入用コンベヤ2のいずれかの搬送下流側端部bを搬送元Fとし、複数の入庫用コンベヤ8のいずれかの搬送上流側端部aを搬送先Tとして、搬送元Fから搬送先Tに物品を搬送するように構成されている。
また、物品収納棚7の収納部6から取り出した物品を外部に搬出する場合は、物品搬送台車4は、複数の出庫用コンベヤ9のいずれかの搬送下流側端部bを搬送元Fとし、複数の搬出用コンベヤ3のいずれかの搬送上流側端部aを搬送先Tとして、搬送元Fから搬送先Tに物品を搬送するように構成されている。

0031

物品搬送台車4による搬送元Fから搬送先Tに物品を搬送について説明を加えると、まず、移載装置24を搬送元Fに位置させるように物品搬送台車4を走行移動させた後、搬送元Fに位置する物品を搬送元Fから移載装置24に移載する。次に、移載装置24を搬送先Tに位置させるように物品搬送台車4を走行移動させた後、移載装置24上に位置する物品を搬送先Tに移載する。

0032

物品搬送設備には、物品搬送台車4の走行経路が直線状に設定されており、物品搬送台車4が走行経路を共有する形態で2台設けられており、全ての搬送元F及び搬送先Tに対して2台の物品搬送台車4のいずれでも移載可能に構成されている。そして、走行経路の両端部には、物品搬送台車4に対して充電を行う充電装置25が設けられており、物品搬送台車4は、充電装置25に対応する位置に走行移動することで接触状態又は非接触状態で充電可能に構成されている。

0033

〔スタッカークレーン〕
以下、図3に基づいて、スタッカークレーン10の搬送について説明を加えるが、上述の物品搬送台車4についての説明と同様に、スタッカークレーン10の搬送元については符号Fを付し、スタッカークレーン10の搬送先については符号Tを付して説明する。
外部から搬入された物品を物品収納棚7の収納部6に収納する場合は、スタッカークレーン10は、入庫用コンベヤ8の搬送下流側端部bを搬送元Fとし、一対の物品収納棚7における複数の収納部6のいずれか搬送先Tとして、搬送元Fから搬送先Tに物品を搬送するように構成されている。
また、物品収納棚7の収納部6から取り出した物品を外部に搬出する場合は、スタッカークレーン10は、一対の物品収納棚7における複数の収納部6のいずれかを搬送元Fとし、出庫用コンベヤ9の搬送上流側端部aを搬送先Tとして、搬送元Fから搬送先Tに物品を搬送するように構成されている。

0034

スタッカークレーン10による搬送元Fから搬送先Tに物品を搬送について説明を加えると、まず、移載装置24を搬送元Fに位置させるように走行台車を走行移動させ且つ昇降台昇降移動させた後、搬送元Fに位置する物品を搬送元Fから移載装置24に移載する。次に、移載装置24を搬送先Tに位置させるように走行台車を走行移動させ且つ昇降台を昇降移動させた後、移載装置24上に位置する物品を搬送先Tに移載する。

0035

尚、物品搬送台車4及びスタッカークレーン10が物品を搬送する場合において、移載装置24を搬送元Fに対応する停止位置に向けて移動を開始してから物品を搬送元Fから移載装置24に移載するまでのことを「すくいサイクル」と称し、移載装置24を搬送先Tに対応する停止位置にむけて移動を開始してから物品を移載装置24から搬送先Tに移載するまでのことを「おろしサイクル」と称する。
また、物品搬送台車4が、充電装置25に対応する走行位置に向けて走行を開始してから物品搬送台車4の充電が完了するまでを「充電サイクル」と称する。

0036

搬入用コンベヤ2、搬出用コンベヤ3、入庫用コンベヤ8及び出庫用コンベヤ9の夫々には、搬送上流側端部aに物品が存在するか否かを検出する上流存否検出センサ21と、搬送下流側端部bに物品が存在するか否かを検出する下流側存否検出センサ22とが設けられている。
そして、上流側存否検出センサ21にて、コンベヤの搬送上流側端部aに物品が載せられたこと及び搬送上流側端部aから搬送下流側に物品が搬送されたことを検出することができ、また、下流側存否検出センサ22にて、搬送下流側端部bに物品が搬送されたこと及びコンベヤの搬送下流側端部bから物品が卸されたことを検出することができるようになっている。

0037

図4に示すように、物品搬送台車4が物品を搬送する場合において、搬送先Tが物品を受け入れ可能か否かは、搬送先Tに物品が存在していれば、その搬送先Tは物品を受け入れ不可能な搬送先Tであり、搬送先Tに物品が存在していなければ、その搬送先Tは物品を受け入れ可能な搬送先Tである。そのため、搬送先Tの物品の存否を検出することができる複数の搬出用コンベヤ3に設けられている上流側存否検出センサ21や複数の入庫用コンベヤ8に設けられている上流側存否検出センサ21は、搬送先Tに物品が存在しているか否かを検出することができるようになっている。つまり、複数の搬出用コンベヤ3に設けられている上流側存否検出センサ21及び複数の入庫用コンベヤ8に設けられている上流側存否検出センサ21は、物品を搬送する搬送先Tが物品を受け入れ可能か否かを検出する状態検出手段に相当する。

0038

〔物品搬送設備の制御〕
図4に示すように、物品搬送設備には、自動倉庫1に収納されている物品の情報である物品収納情報を管理するとともに物品搬送設備に搬入された物品及び物品搬送設備から搬出する物品についての搬送指令情報を管理する管理手段Sと、図外の操作端末にて入力された搬入要求搬出要求に基づいて物品の作業指令情報を管理手段Sに送信する作業指令装置ERと、管理手段Sからの搬送指令情報に基づいて、搬送機器11の作動を制御する搬送制御装置Cと、作業者の要求に応じて物品搬送設備の状態を表示する監視装置CDとが設けられている。

0039

管理手段Sは、作業指令装置ERからの作業指令情報(搬入指令情報及び搬出指令情報)に基づいて搬送要求を作成する作業管理装置MSと、搬送指令情報に基づいて搬送指令情報を送信する搬送制御装置Cを選択し且つ送信対象の搬送制御装置Cに搬送指令情報を送信する搬送管理装置CSとを備えて構成されている。
ちなみに、作業指令装置ERが、作業管理装置MSに作業指令情報を送信する作業指令手段に相当し、作業管理装置MSが、作業指令装置ERからの作業指令情報に基づいて搬送要求を作成する上位コントローラに相当し、搬送管理装置CSが、搬送要求を作業管理装置MSから受信して、当該搬送要求に基づいて物品を搬送開始箇所Bから搬送終了箇所Gまで物品搬送手段Aに搬送させるべく、搬送要求に基づく搬送指令情報を搬送制御手段ACに送信する搬送管理手段に相当する。
尚、作業管理装置MSから搬送管理装置CSに送信される搬送要求は、搬送管理装置CSから搬送制御手段ACに送信される搬送指令情報と同じデータであるので、以下、搬送要求についても搬送指令情報と称して説明する。

0040

搬送制御装置Cは、複数の搬送機器11の作動を各別に制御するように複数設けられており、搬送制御装置Cとして、搬送管理装置CSからの搬送指令情報に基づいてスタッカークレーン10の作動を制御するクレーン制御装置RCと、搬送管理装置CSからの搬送指令情報に基づいて入庫用コンベヤ8及び出庫用コンベヤ9の作動を制御する入出庫制御装置WCと、搬送管理装置CSからの搬送指令情報に基づいて物品搬送台車4の作動を制御する台車制御装置SCと、搬送管理装置CSからの搬送指令情報に基づいて搬入用コンベヤ2及び搬出用コンベヤ3の作動を制御する搬入出制御装置DCとが設けられている。
尚、クレーン制御装置RCはスタッカークレーン10と同数の3台設けられ、入出庫制御装置WCは自動倉庫1の単位で設けられて自動倉庫1と同数の3台設けられ、台車制御装置SCは1台設けられ、搬入出制御装置DCは1台設けられている。
また、これら3台のクレーン制御装置RC、3台の入出庫制御装置WC、1台の台車制御装置SC及び1台の搬入出制御装置DCにて搬送制御手段ACが構成されており、複数の搬送制御装置Cにて搬送制御手段ACが構成されている。

0041

尚、搬送開始箇所Bと搬送終了箇所Gとが決まれば、各搬送機器11の搬送元と搬送先とは一義的に決まるものであるため、搬送指令情報を受信した搬送制御装置Cは、その搬送指令情報に基づいて、物品を搬送元から搬送先に搬送させるべく搬送機器11の作動を制御することができるようになっている。

0042

そして、作業指令装置ER、作業管理装置MS、搬送管理装置CS、監視装置CD、クレーン制御装置RC、入出庫制御装置WC、台車制御装置SC及び搬入出制御装置DCは通信ラインLにて互いに情報を送受信可能に接続されている。

0043

作業管理装置MSについて説明を加える。
作業管理装置MSは、作業指令装置ERから作業指令情報(搬入指令情報及び搬出指令情報)が送信されると、送信された作業指令情報と物品収納情報を参照して搬送指令情報を作成する。
ちなみに、搬入指令情報には、物品が搬入される搬入用コンベヤ2を示す情報及び物品情報荷姿商品名及び商品個数を示す情報)が含まれている。搬出指令情報には、物品を搬出する搬出用コンベヤ3を示す情報及び物品情報が含まれている。また、搬送指令情報には、搬送開始箇所Bを示す情報、搬送終了箇所Gを示す情報及び物品情報が含まれている。

0044

つまり、作業管理装置MSは、作業指令装置ERから搬入指令情報を受信すると、搬入指令情報に基づいて物品が搬入される搬入用コンベヤ2(搬入用コンベヤ2の搬送上流側端部a)を搬送開始箇所Bに割り当て、搬送指令情報を参照して搬入された物品を収納する収納部6を搬送終了箇所Gに割り当てて搬送指令情報を生成し、その搬送指令情報を搬送管理装置CSに送信するように構成されている。
また、作業管理装置MSは、作業指令装置ERから搬出指令情報を受信すると、搬出する物品が収納されている収納部6を搬送開始箇所Bに割り当て、物品を搬出する搬出用コンベヤ3(搬出用コンベヤ3の搬送下流側端部b)を搬送終了箇所Gに割り当てて搬送指令情報を作成し、その搬送指令情報を搬送管理装置CSに送信するように構成されている。

0045

次に、搬送制御装置Cについて説明する。
複数の搬送制御装置Cの夫々は、対応する搬送機器11との間で情報を送受信することにより、対応する搬送機器11の搬送状態を管理し、対応する搬送機器11の搬送状態を示す情報を搬送管理装置CSに送信するように構成されている。
具体的には、搬入出制御装置DCや入出庫制御装置WCは、上流側存否検出センサ21や下流側存否検出センサ22の検出情報等に基づいて、搬送上流側端部aに物品が載せられたこと、搬送上流側端部aから搬送下流側に向けて搬送されたこと、搬送下流側端部bに物品が搬送されたこと、搬送下流側端部bから物品が降ろされたことを管理するように構成されている。そして、搬入出制御装置DCや入出庫制御装置WCは、物品が搬送上流側端部aに載せられるに伴って搬送元存在情報を搬送管理装置CSに送信し、物品が搬送上流側端部aから搬送されるに伴って搬送元非存在情報を搬送管理装置CSに送信し、物品が搬送下流側端部bに搬送されるに伴って搬送先存在情報(搬送完了情報)を搬送管理装置CSに送信し、物品が搬送下流側端部bから降ろされるに伴って搬送先非存在情報を搬送管理装置CSに送信するように構成されている。

0046

また、台車制御装置SC及びクレーン制御装置RCは、物品搬送台車4及びスタッカークレーン10に備えられたセンサ(例えば状態検出センサ19)の検出情報等に基づいて、移載装置24が搬送元Fに対応する停止位置に移動したこと、搬送元Fから移載装置24への物品の移載が完了したこと、移載装置24が搬送先Tに対応する停止位置に移動したこと、移載装置24から搬送先Tへの物品の移載が完了したことを管理するように構成されている。そして、台車制御装置SC及びクレーン制御装置RCは、移載装置24の搬送元Fに対応する停止位置への移動が完了するに伴って搬送元移動完了情報を搬送管理装置CSに送信し、移載装置24への物品の移載が完了するに伴って搬送元移載完了情報を搬送管理装置CSに送信し、移載装置24の搬送先Tに対応する停止位置への移動が完了するに伴って搬送先移動完了情報を搬送管理装置CSに送信し、移載装置24から搬送先Tへの物品の移載が完了するに伴って搬送先移載完了情報(搬送完了情報)を搬送管理装置CSに送信するように構成されている。

0047

また、台車制御装置SC、物品搬送台車4に備えられたセンサの検出情報等に基づいて、物品搬送台車4が充電装置25に対応する停止位置に走行移動したこと、物品搬送台車4に対して充電が完了したこと、を管理するように構成されており、物品搬送台車4が充電装置25に対応する停止位置に走行移動するに伴って走行移動完了情報を搬送管理装置CSに送信し、充電が完了するに伴って充電完了情報を搬送管理装置CSに送信するように構成されている。

0048

次に、搬送管理装置CSについて説明を加える。
搬送管理装置CSは、作業管理装置MSから搬送指令情報が送信されると、搬送指令情報に含まれている搬送開始箇所Bを示す情報及び搬送終了箇所Gを示す情報に基づいて、搬送指令情報を送信する搬送制御装置Cを選択し、その選択された搬送制御装置Cに対して物品搬送指令情報を送信するように構成されている。このとき、まず選択された複数の搬送制御装置Cのうちの1つに搬送指令情報を送信し、この搬送指令情報を送信した搬送制御装置Cから搬送完了情報を受信すると、次の搬送制御装置Cに搬送指令情報を送信するというように、搬送上流側の搬送機器11の作動を制御する搬送制御装置Cから順に搬送指令情報を順次送信するように構成されている。

0049

具体例を挙げて説明すると、例えば、図1における最も左側に位置する物品収納棚7における収納部6が搬送開始箇所Bに割り当てられ、図1における最も右側に位置する搬出用コンベヤ3が搬送終了箇所Gに割り当てられている場合では、搬入出制御装置DC、台車制御装置SC、最も左側に位置する自動倉庫1における出庫用コンベヤ9の作動を制御する入出庫制御装置WC及びスタッカークレーン10の作動を制御するクレーン制御装置RCを、搬送指令情報を送信する搬送制御装置Cとして選択するように構成されている。

0050

そして、搬送管理装置CSは、最も搬送上流側の搬送機器11となるスタッカークレーン10に対応するクレーン制御装置RCに対して搬送指令情報を送信する。このクレーン制御装置RCから搬送完了情報を受信すると、次の搬送機器11となる出庫用コンベヤ9に対応する入出庫制御装置WCに搬送指令情報を送信する。その後、同様に、台車制御装置SCや搬入出制御装置DCにも搬送指令情報を送信し、最も搬送下流側の搬送機器11となる搬出用コンベヤ3に対応する搬入出制御装置DCから搬送完了情報を受信すると、搬送管理装置CSは、当該搬送指令情報についての搬送が完了したことを示す搬送完了情報を作業管理装置MSに送信するように構成されている。

0051

また、搬送管理装置CSは、台車制御装置SCに対しては、複数の搬出用コンベヤ3に設けられている上流側存否検出センサ21及び複数の入庫用コンベヤ8に設けられている上流側存否検出センサ21の検出情報、並びに、複数の搬入用コンベヤ2に設けられている下流側存否検出センサ22及び複数の出庫用コンベヤ9に設けられている下流側存否検出センサ22の検出情報に基づいて、搬送元Fに搬送対象の物品が存在しない状態或いは搬送先Tが物品を受け入れ不可能な状態では台車制御装置SCに搬送指令情報を送信せず、搬送元Fに搬送対象の物品が存在し且つ搬送先Tが物品を受け入れ可能な状態で台車制御装置SCに搬送指令情報を送信するように構成されている。

0052

搬送管理装置CSは、作業管理装置MSからの搬送指令情報を受信した時刻を当該搬送指令情報と関連付けて搬送ログとして記憶している。また、搬送管理装置CSは、搬送制御装置Cに搬送指令情報を送信した時刻を、当該搬送指令情報及び対象の搬送機器11を示す情報と関連付けて搬送ログとして記憶している。搬送管理装置CSは、台車制御装置SCに充電指令情報を送信した時刻を、当該充電指令情報を示す情報と関連付けて搬送ログとして記憶している。
また、搬送管理装置CSは、搬入出制御装置DCや入出庫制御装置WCからの搬送元存在情報、搬送元非存在情報、搬送先存在情報及び搬送先非存在情報の夫々を受信した時刻を対応する搬送指令情報と関連付けて搬送ログとして記憶している。また、搬送管理装置CSは、台車制御装置SCやクレーン制御装置RCから搬送元移動完了情報、搬送元移載完了情報、搬送先移動完了情報、搬送先移載完了情報、走行移動完了情報及び充電完了情報の夫々を受信した時刻を対応する搬送指令情報と関連付けて搬送ログとして記憶している。
そして、作業管理装置MSは、作業指令装置ERからの作業指令情報に基づいて搬送指令情報を作成したときの時刻を当該搬送指令情報と関連付けて搬送ログとして記憶している。
搬送管理装置CS及び作業管理装置MSは、監視装置CDからの要求或いは設定時間ごとに搬送ログを監視装置CDに送信するように構成されている。

0053

次に、監視装置CDについて説明を加える。
監視装置CDは、コンピュータ12と、表示手段としてもモニター13と、入力手段としてのキーボード14及びマウス15とを備えて構成されており、監視装置CDには、台車制御装置SCに送信される搬送指令情報と同じ搬送指令情報が搬送管理装置CSから送信されるように構成されている。

0054

コンピュータ12には、時間管理手段16と表示制御手段17とがプログラム形式で備えられている。
時間管理手段16は、搬送管理装置CS及び作業管理装置MSからの搬送ログに基づいて、作業管理装置MSが作業指令情報を作成したときを計時開始タイミングとし、当該計時開始タイミングから搬送管理装置CSが搬送制御手段ACに搬送指令情報を送信するまでの時間を送信前経過時間として計時し、その送信前経過時間を対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成されている。
説明を加えると、時間管理手段16は、送信前経過時間として、計時開始タイミングから最も搬送上流側に位置する搬送機器11を対象とする搬送制御装置Cに搬送管理手段CSが搬送指令情報を送信するまでの時間が記憶されている。

0055

また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSからの搬送ログに基づいて、管理手段Sが最も搬送上流側に位置する搬送機器11の作動を制御する搬送制御装置Cに搬送指令情報を送信してから物品が搬送終了箇所Gに搬送されるまでの時間を搬送時間として計時し、その搬送時間及び送信前経過時間を対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成されている。

0056

また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSからの搬送ログに基づいて、次のような時間を計時し、対応する搬送指令情報と関連付けて記憶するように構成されている。
つまり、時間管理手段16は、搬送管理装置CSから台車制御装置SCに搬送指令情報が送信されてから搬送管理装置CSが搬送元移動完了情報を受信するまで(搬送管理装置CSから台車制御装置SCに搬送指令情報が送信されてから移載装置24が搬送元Fに対応する位置に移動するまで)の時間を搬送元移動時間として計時するように構成されている。
また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSが搬送元移動完了情報を受信してから搬送管理装置CSが搬送元移載完了情報を受信するまで(搬送元Fから移載装置24への物品の移載が開始されてから当該移載が完了するまで)の時間を搬送元移載時間として計時するように構成されている。

0057

また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSが搬送元移載完了情報を受信してから搬送管理装置CSが搬送先移動完了情報を受信するまで(移載装置24が搬送元Fに対応する位置から搬送先Tに対応する位置に移動するまで)の時間を搬送先移動時間として計時するように構成されている。
また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSが搬送先移動完了情報を受信してから搬送先移載完了情報を受信する(移載装置24から搬送先Tへの物品の移載が開始されてから当該移載が完了するまで)までの時間を搬送先移載時間として計時するように構成されている。

0058

また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSから台車制御装置SCに充電指令情報が送信されてから搬送管理装置CSが充電移動完了情報を受信するまで(搬送管理装置CSから台車制御装置SCに充電指令情報が送信されてから移載装置24が充電装置25に対応する位置に移動するまで)の時間を充電移動時間として計時するように構成されている。
また、時間管理手段16は、搬送管理装置CSが充電移動完了情報を受信してから搬送管理装置CSが充電完了情報を受信するまで(物品搬送台車4に対する充電が開始されてから充電が完了するまで)の時間を充電時間として計時するように構成されている。

0059

表示制御手段17は、時間管理手段16に記憶されている送信前経過時間及び搬送時間を搬送指令情報に対応する形態でモニター13に表示するように構成されている。
また、表示制御手段17は、時間管理手段16に記憶されている搬送元移動時間、搬送元移載時間、搬送先移動時間及び搬送先移載時間を搬送指令情報に対応する形態でモニター13に表示するように構成されている。

0060

そして、表示制御手段17は、送信前経過時間及び搬送時間を搬送指令情報に対応する形態でモニター13に表示させる搬送履歴表示状態と、搬送元移動時間と搬送元移載時間の組み合わせ、搬送先移動時間及び搬送先移載時間の組み合わせのいずれか一方又は両方の組み合わせを搬送指令情報に対応する形態でモニター13に表示させるサイクルタイム履歴表示状態とに、モニター13の表示状態を切り換え自在に構成されている。

0061

〔搬送履歴表示状態〕
図5に示すように、搬送履歴表示状態では、表示制御手段17は、モニター13に、搬送開始箇所Bを示す情報、搬送終了箇所Gを示す情報、搬送前経過時間を示す情報、搬送時間を示す情報、及び、搬送前経過時間に搬送時間を加えた送信搬送時間を示す情報を関連付けた表と、この表に表示させる表示対象期間及び表示対象を表わす文字列とを表示させるように構成されている。

0062

表には、「完了日時」、「搬送区分」、「搬送元」、「搬送先」、「送信搬送時間」、「搬送前経過時間」、「搬送時間」の項目があり、これらの項目は同じ行に表示されている。そして、「完了日時」として、最も搬送下流側に位置する搬送機器11に対応した搬送制御装置Cからの搬送完了情報を搬送管理装置CSが受信した日時を表示し、「搬送区分」として、「入庫」又は「出庫」を表示し、「搬送元」及び「搬送先」として、入庫用コンベヤ8に割り当てられた4桁の数字、出庫用コンベヤ9に割り当てられた4桁の数字、又は、収納部6の位置を示すバンクベイ、レベルを表わす数字のいずれかを表示し、「送信搬送時間」、「搬送前経過時間」及び「搬送時間」として、それぞれの時間が数値で表示している。

0063

ちなみに、図2に示すように、搬入用コンベヤ2については、搬入用コンベヤ2を示す数字11と複数のものを区別するために便宜上付した数字01〜03を組み合わせた4桁の数字が割り当てられている。また、搬出用コンベヤ3については、搬出用コンベヤ3を示す数字12と複数のものを区別するために便宜上付した数字01及び02を組み合わせた4桁の数字が割り当てられている。また、収納部6については、バンクを示す2桁の数字、ベイを示す3桁の数字、レベルを示す3桁の数字にて表わされている。

0064

文字列として、「期間」の文字列と、表示対象期間の開始時期及び終了時期を示す日時を示す文字列とが示されている。そして、これにより表わされた表示対象期間において完了した搬送作業(最も搬送下流側に位置する搬送機器11に対応した搬送制御装置Cからの搬送完了情報を搬送管理装置CSが受信した搬送作業)についての情報が表に表示されるようになっている。
表示対象期間の開始時期及び終了時期の文字列は、キーボード14又はマウス15の操作により変更可能であり、この表示対象期間の開始時期及び終了時期の文字列を変更することで、表に表示する表示対象期間を変更自在となっている。

0065

また、文字列として、「搬送区分」の文字列と、表に表示する搬送区分を示す文字列が表示されている。この搬送区分を示す文字列として、「全体」、「入庫」、「出庫」等があり、「入庫」を表示させると、搬送開始箇所Bが搬入用コンベヤ2であり搬送終了箇所Gが収納部6である場合が表に表示され、「出庫」を表示させると、搬送開始箇所Bが収納部6であり搬送終了箇所Gが搬出用コンベヤ3である場合が表に表示され、「全体」を表示させると、これら両方の場合が表に表示されるようになっている。
また、文字列として、「搬送元」及び「搬送先」の文字列と、表に表示する搬送開始箇所B及び搬送終了箇所Gを示す文字列が表示されている。この「搬送元」や「搬送先」を示す情報として、「全体」や搬送開始箇所Bの夫々及び搬送終了箇所Gの夫々を示す各文字列がある。

0066

このように搬送時間表示状態に切り換えたモニター13には、送信前経過時間と搬送時間と送信搬送時間とが搬送指令情報に対応する形態で表示されている。そのため、作業者は、モニター13に表示されている送信前経過時間から、搬送指令情報が作成されてからその搬送指令情報が搬送制御手段ACに送信するまで長い時間を要していることを認識することができ、また、モニター13に表示されている搬送時間から物品搬送手段Aによる物品の搬送に長い時間を要していることを認識することができ、さらに、モニター13に表示されている搬送開始箇所Bを示す情報及び搬送終了箇所Gを示す情報から、長い時間を要しているときの搬送開始箇所B及び搬送終了箇所Gを認識することができる。

0067

〔サイクルタイム履歴表示状態〕
図6に示すように、サイクルタイム履歴表示状態では、表示制御手段17は、モニター13に、搬送元移動時間を示す情報、搬送元移載時間を示す情報、搬送先移動時間を示す情報、及び、搬送先移動時間を示す情報を関連付けた表と、この表に表示させる表示対象期間及び表示対象を表わす文字列とを表示させるように構成されている。

0068

表には、「完了日時」、「デバイスID」、「サイクル」、「行き先」、「移動時間」、「移載時間」、「充電時間」、「完了区分」の項目があり、これらの項目は同じ行に表示されている。そして、「完了日時」として、各サイクルにおける搬送元移動完了情報、搬送元移載完了情報、搬送先移動完了情報、搬送先移載完了情報、走行移動完了情報、又は、充電完了情報の各種完了情報を搬送管理装置CSが受信した時刻を表示している。デバイスIDとして、スタッカークレーン10では「RMA」の英字と複数のものを区別するために便宜上付した2桁の数字を組み合わせた文字列を表示し、物品搬送台車4では「MVA」の英字と複数のものを区別するために便宜上付した2桁の数字を組み合わせた文字列を表示している。また、「サイクル」として、「すくい」、「おろし」又は「充電」を表示し、「行き先」として、入庫用コンベヤ8に割り当てられた4桁の数字、出庫用コンベヤ9に割り当てられた4桁の数字、搬入用コンベヤ2に割り当てられた4桁の数字、搬出用コンベヤ3に割り当てられた4桁の数字、又は、収納部6の位置を示すバンク、ベイ、レベルを表わす数字のいずれかが表示されている。

0069

そして、「移動時間」として、すくいサイクルの行には搬送元移動時間が数値で表示され、おろしサイクルの行には搬送先移動時間が数値で表示され、充電サイクルの行には充電移動時間が数値で表示されている。また、「移載時間」として、すくいサイクルの行には搬送元移載時間が数値で表示され、おろしサイクルの行には搬送先移載時間が数値で表示されている。また、「充電時間」として、充電サイクルの行に充電時間が数値で表示されている。「完了区分」として、サイクルが正常に完了した「正常完了」、又は、サイクルの途中で異常により完了した「異常完了」が表示されている。

0070

文字列として、サイクルタイム履歴表示状態と同様に、「期間」の文字列と、表示対象期間の開始時期及び終了時期を示す日時を示す文字列とが示されている。
また、文字列として、「機種」の文字列と、表に表示する自走台車を示す文字列が表示されている。この機種を示す文字列として、「全体」、「物品搬送台車」、「スタッカークレーン」があり、「物品搬送台車」を表示させると、物品搬送台車4にて実行されたサイクルが表に表示され、「スタッカークレーン」を表示させると、スタッカークレーン10にて実行されたサイクルが表に表示され、「全体」を表示させると、これら両方の場合が表に表示されるようになっている。
また、同様に、「デバイスID」の文字列と、表に表示する搬送機器11を示す文字列が表示され、「サイクル」の文字列と、表に表示するサイクルを示す文字列が表示され、「行き先」の文字列と、表に表示する搬送元又は搬送先を示す文字列が表示され、「完了区分」の文字列と、表に表示する完了区分を示す文字列が表示されている。

0071

このようにサイクルタイム履歴表示状態に切り換えたモニター13には、搬送元移動時間、搬送元移載時間、搬送先移動時間及び搬送先移載時間が搬送指令情報に対応する形態で表示されている。そのため、作業者は、モニター13に表示されている各時間から、長い時間を要しているサイクルを認識することができ、また、モニター13に表示されている搬送元及び搬送先を示す情報から、長い時間を要しているときの搬送元及び搬送先を認識することができる。

0072

〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態では、計時開始タイミングを、作業指令手段からの作業指令情報に基づいて上位コントローラが搬送要求を作成したときとしたが、計時開始タイミングを、上位コントローラが搬送管理手段に搬送要求を送信したとき、又は、搬送管理手段が搬送要求を受信したときを計時開始タイミングとしてもよい。

0073

(2) 上記実施形態では、送信前経過時間、搬送時間及び送信搬送時間を搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示したが、送信前経過時間及び搬送時間を搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示して、送信搬送時間を表示手段に表示しないようにする、又は、送信前経過時間を搬送指令情報に対応する形態で表示手段に表示して、送信搬送時間及び搬送時間を表示手段に表示しないようにしてもよい。

0074

(3) 上記実施形態では、物品搬送手段Aを複数の搬送機器11を備えて構成して、複数の搬送機器11にて物品を順次受け渡して供給元から供給先に搬送するようにしたが、物品搬送手段Aを物品搬送台車4やスタッカークレーン10等の単一の搬送機器11を備えて構成して、単一の搬送機器11にて物品を供給元から供給先に搬送するようにしてもよい。

0075

(4) 上記実施形態では、計時開始タイミングから最も搬送上流側に位置する搬送機器11の作動を制御する搬送制御装置Cに管理手段Sが搬送指令情報を送信するまでの時間を送信前経過時間としたが、計時開始タイミングから他の搬送制御装置Cに管理手段Sが搬送指令情報を送信するまでの時間を送信前経過時間としてもよく、計時開始タイミングから複数の搬送制御装置Cの夫々に管理手段Sが搬送指令情報を送信するまでの各時間を送信前経過時間としてもよい。

0076

4 自走台車
10 自走台車
11搬送機器
13 表示手段
16時間管理手段
17表示制御手段
A物品搬送手段
AC搬送制御手段
B供給元
C搬送制御装置
CS搬送管理手段
ER作業指令手段
F搬送元
G供給先
MS上位コントローラ
T 搬送先

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