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技術 括り罠

出願人 杉本工業有限会社
発明者 杉本辰男北浦裕司松本正市
出願日 2011年8月29日 (8年6ヶ月経過) 出願番号 2011-185414
公開日 2013年3月7日 (7年0ヶ月経過) 公開番号 2013-046575
状態 特許登録済
技術分野 捕獲、駆除
主要キーワード バネ強度 取り付け個数 固定ストッパー 回転ストッパー 落し穴 受け金 基アーム 動作荷重
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年3月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

猪、鹿等を捕るための括り罠において、捕獲された猪等によって括り罠が損傷を受けるのを最少にするとともに、引き金の動作安定性を向上させ、猪等の子供は罠に掛らないようにし、その設置作業も容易にする。

解決手段

落し穴を覆うように敷設する踏板1、一端を地上で固定し他端に落し穴の周りに敷設する括り輪2を形成する括りワイヤ3、括り輪2を上方へ跳ね上げバネ4からなる跳上げアーム41、跳上げアーム41の先端部にワイヤ3を移動可能に通す括りワイヤ通し輪13を取付け、バネ4の基アーム42の先は折り曲げて地面に挿入してバネ4を固定する5を形成し、跳上げアーム41を閉じ位置に係止する係止装置7と、その係止装置7の係止を解くL字形状の引き金8を杭5に取付けた台座6に回転自由な固定金9で取付け、括りワイヤ3の途中を基アーム42に分離可能に固定し、踏板1を踏んだ時に引き金8を作動させるようにした。

概要

背景

括り罠は主として猪、鹿等の野生動物捕獲するために仕掛ける罠の一種で、足首を括りワイヤで括って捕獲する狩猟罠である。従来の括り罠は、獣道に掘った落し穴の開口部に踏板を被せて、その踏板の周囲に括りワイヤの一端に形成した括り輪を置き、それらの上に落ち葉土砂等を被せて罠を覆い隠しておく。そして、バネ跳上げアーム係止具で固定し、バネの基アームを地上に固定してある。猪等が踏板を踏み、足が落し穴に落ちると、同時に、跳上げアームが係止具から外れて括りワイヤを上方へ跳ね上げ、括り輪で足を絞って抜けないようにする。前記括りワイヤの他端は地表立木等に縛っておき、足を括られた猪等が暴れて地上に固定した括り罠が外れても、猪等が逃げたり括りワイヤが解けたりしないようにしてある。

概要

猪、鹿等を捕るための括り罠において、捕獲された猪等によって括り罠が損傷を受けるのを最少にするとともに、引き金の動作安定性を向上させ、猪等の子供は罠に掛らないようにし、その設置作業も容易にする。落し穴を覆うように敷設する踏板1、一端を地上で固定し他端に落し穴の周りに敷設する括り輪2を形成する括りワイヤ3、括り輪2を上方へ跳ね上げるバネ4からなる跳上げアーム41、跳上げアーム41の先端部にワイヤ3を移動可能に通す括りワイヤ通し輪13を取付け、バネ4の基アーム42の先は折り曲げて地面に挿入してバネ4を固定する5を形成し、跳上げアーム41を閉じ位置に係止する係止装置7と、その係止装置7の係止を解くL字形状の引き金8を杭5に取付けた台座6に回転自由な固定金9で取付け、括りワイヤ3の途中を基アーム42に分離可能に固定し、踏板1を踏んだ時に引き金8を作動させるようにした。

目的

本発明の請求工1の括り罠は、落し穴を覆うように敷設する踏板1と、一端を地上で固定し他端に括り輪2を形成し落し穴の周りに敷設する括りワイヤ3、および、括り輪2を上方へ跳ね上げるためのバネ4からなる跳上げアーム41を備え、前記バネ4の基アーム42の先端は折り曲げて地面に挿入して固定する杭5を形成し、跳上げアーム41を閉じ位置に係止する係止装置7と、その係止装置7の係止を解く断面がL字形状でその一辺に係止装置7を係止する穴を有し、他の一辺は踏板1を受け、杭5に取付けた台座6にL字形状の角部を回転自由な固定金9で取付られている引き金8を設け、前記括りワイヤ3は前記バネ4の基アーム42に分離可能に固定し、前記跳上げアーム41の先端部に括りワイヤ通し輪13でワイヤ3を移動可能に通し、踏板1は引き金8と落し穴の地表の2箇所で支え、踏板1を踏んだ時に引き金8を作動させるようにした括り罠を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

落し穴を覆うように敷設する踏板1、一端を地上で固定し他端に落し穴の周りに敷設する括り輪2を形成する括りワイヤ3、括り輪2を上方へ跳ね上げバネ4からなる跳上げアーム41、跳上げアーム41の先端部にワイヤ3を移動可能に通す括りワイヤ通し輪13を取付け、バネ4の基アーム42の先は折り曲げて地面に挿入してバネ4を固定する5を形成し、跳上げアーム41を閉じ位置に係止する係止装置7と、その係止装置7の係止を解くL字形状引き金8を杭5に取付けた台座6に回転自由な固定金9で取付け、括りワイヤ3の途中を基アーム42に分離可能に固定し、踏板1を踏んだ時に引き金8を作動させるようにした括り罠。

請求項2

引き金8を台座6に固定する回転自由な固定金9が複数個であることを特徴とする請求項1記載の括り罠。

請求項3

引き金8の踏板1を受けるL字形状の一辺に、L字の角部から離れた位置に突起9を設けた請求項1、又は2記載のいずれかの括り罠。

請求項4

所定以上の荷重が引き金8に掛かるまで引き金8の回転を係止する回転ストッパー17で、引き金8を台座6に固定した請求項1から3記載のいずれかの括り罠。

請求項5

台座16は四角枠とし、その一辺に引き金8を回転自由な固定金9で固定し、引き金8と引き金8に対向する他辺とで踏板1を受け、踏板1を踏んだ時に引き金8を作動させるようにした請求項1から4記載のいずれかの括り罠。

技術分野

0001

本発明は猪、鹿、その他の野性動物捕獲するために使用する括り罠に関するものである。

背景技術

0002

括り罠は主として猪、鹿等の野生動物を捕獲するために仕掛ける罠の一種で、足首を括りワイヤで括って捕獲する狩猟罠である。従来の括り罠は、獣道に掘った落し穴の開口部に踏板を被せて、その踏板の周囲に括りワイヤの一端に形成した括り輪を置き、それらの上に落ち葉土砂等を被せて罠を覆い隠しておく。そして、バネ跳上げアーム係止具で固定し、バネの基アームを地上に固定してある。猪等が踏板を踏み、足が落し穴に落ちると、同時に、跳上げアームが係止具から外れて括りワイヤを上方へ跳ね上げ、括り輪で足を絞って抜けないようにする。前記括りワイヤの他端は地表立木等に縛っておき、足を括られた猪等が暴れて地上に固定した括り罠が外れても、猪等が逃げたり括りワイヤが解けたりしないようにしてある。

先行技術

0003

特開2000−125743
特開2001−112399

発明が解決しようとする課題

0004

従来の括り罠は地表に固定されるバネや係止具と括りワイヤとが一体に組み合わされていたので、猪等が括りワイヤに掛かって暴れると、括り罠が壊されることがあった。また、括り罠を設置するのに、20〜30cmの深い落し穴を必要とした上、括り罠は地表に固定し落ち葉や土砂等を被せて罠を覆い隠しておくため、設置工数が大きく、排出される土も多く、廃土等から猪等に感づかれ易く、また、罠の設置に長時間を要していたので人の匂いが周辺に付着し、猪等が警戒して罠に近寄らなくなるという不具合があった。
また、踏板を受け、係止具を動作させる引き金が1点で台座に取り付けられているため、踏板が傾いたり、引き金の動作が安定せず不安定であった。さらに、小動物や猪等の子供が踏板を踏んでも引き金が外れ、動物の大きさに関係なく捕獲対象外の小動物や猪等の子供をも捕獲してしまう事があった。

課題を解決するための手段

0005

上記した課題に鑑み、本発明は地表に固定されるバネや引き金等と括りワイヤとが、猪等が括りワイヤに掛かって暴れると括り罠が括りワイヤから外れ、罠の構造が非常に簡単なものと成っているので壊れにくく、落し穴は踏み板から下の深さが1〜2cm程度の極浅いもので良く、括り罠の固定はバネの基アームの先を折り曲げを地面に差し込むだけ短時間で設置でき、罠の設置が猪に感づかれ難いものとしている。
また、踏板の設置や、引き金の動作も安定しており、小動物や猪等の子供が踏板を踏んでも引き金が外れ難い構造としている。

0006

本発明の請求工1の括り罠は、落し穴を覆うように敷設する踏板1と、一端を地上で固定し他端に括り輪2を形成し落し穴の周りに敷設する括りワイヤ3、および、括り輪2を上方へ跳ね上げるためのバネ4からなる跳上げアーム41を備え、前記バネ4の基アーム42の先端は折り曲げて地面に挿入して固定する杭5を形成し、跳上げアーム41を閉じ位置に係止する係止装置7と、その係止装置7の係止を解く断面がL字形状でその一辺に係止装置7を係止する穴を有し、他の一辺は踏板1を受け、杭5に取付けた台座6にL字形状の角部を回転自由な固定金9で取付られている引き金8を設け、前記括りワイヤ3は前記バネ4の基アーム42に分離可能に固定し、前記跳上げアーム41の先端部に括りワイヤ通し輪13でワイヤ3を移動可能に通し、踏板1は引き金8と落し穴の地表の2箇所で支え、踏板1を踏んだ時に引き金8を作動させるようにした括り罠を提供するものである。

0007

本発明の請求工2の括り罠は、引き金8を台座6に固定する回転自由な固定金9を複数個としている。
このため、引き金8が安定して水平を保つため、踏板1が傾いたり、引き金8の動作が不安定になる事は無く、確実に獲物を捕獲できる。

0008

本発明の請求工3の括り罠は、引き金8の踏板1を受けるL字形状の一辺に、L字形状の角部から離れた位置に、踏板1止め用の突起9を設けている。
このため、踏板1を引き金8への取付けるとき、引き金8の角方向への移動が突起9で確実にとめられるため、踏板1の取付位置は常に一定位置へ取付けることが出来るため、
踏板1への荷重に対して、引き金8の動作モーメントが常に安定したものとなり、確実に獲物を捕獲できる。

0009

本発明の請求工4の括り罠は、L字形状の引き金8のピン孔19を有する一辺を、所定の荷重が引き金8に掛かるまで引き金8の回転を係止する回転ストッパー17で台座6に固定している。
このため、回転ストッパー17は材料、板厚、幅、取り付け個数を調整することにより、引き金8が動作する荷重を調整することが出来る。すなわち、曲げ強度の強い材料、板厚を厚く、幅を広く、個数を多くすれば、動作荷重を重くすることが出来る、このため、小動物や猪等の子供が踏板1を踏んでも引き金8が回転しないように調整することが出来、捕獲対象外の小動物や猪等の子供を捕獲する事を防止できる。

0010

本発明の請求工5の括り罠は、台座16は四角枠とし、その一辺に引き金8の角部を回転自由な固定金9で固定し、引き金8と引き金8に対向する他辺の2箇所で踏板1を受け、四角枠の中の穴を塞ぐようにしている。
このため、引き金8と踏板1は常に水平を保って設置することが出来、括り罠の設置者の技量の上手下手なく罠を設置する事ができる。

発明の効果

0011

本発明によれば、猪等が括りワイヤ3に繋がれて暴れても、台座6や跳上げアーム41は括りワイヤ3から外れるようにしてあり、また、構造が非常に単純に作られているので、猪等によって括り罠が壊される事は無くなる。
また、括り罠を設置するのに落し穴は深いものを必要としなし、括り罠の構造も簡単で、罠の設置に長時間を要し無いので人の匂いが周辺に付着することも少なく、排出される土も少なく、廃土等から猪等に感づかれ難く、猪等が警戒せず罠に近寄り易くなっている。
また、引き金8が複数点で台座6に係止されているため、引き金6のぐらつきが無く、踏板1の何処を踏んでも引き金8が正確に動作し、その動作も安定している。さらに、引き金8と台座6を係止している固定ストッパー17の強度や取り付け個数を調整することにより、捕獲対象外の小動物や猪等の子供を捕獲する事無く、捕獲対象の動物のみを捕獲することができる。

図面の簡単な説明

0012

本願発明の一実施態様を示す括り罠の平面図(a)および正面図(b)である。
括り罠の要部をなす台座6、引き金8等を示す斜視図である。
杭5の台座6への取付部を示す部分平面図(a)と側面図(b)である。
回転ストッパー17の一例(a)他の回転ストッパー118を示す斜視図(b)である。
係止金具を示す斜視図である。
跳上げアーム41の先端部を示す正面図(a)と側面図(b)である。
係止装置7の取り付け状態を示す部分平面図(a)と側面断面図(b)である。
四角枠の台座35、引き金8、踏板31の組合せ図の一例である。

0013

次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら括り罠の例を説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための括り罠の例を示すものであって、以下のものに特定するものでない。

0014

図1において、この発明に係る括り罠100である。この括り罠100は各部が猪等を狩るのに極めて簡単、夫で且つ最適な構造をしている。括り罠100は地上に直径25cm、深さ5cm程度の落し穴を堀り、その上に置かれる踏板1と、踏板1の周りに敷設する括り輪2を設けた括りワイヤ3、および、前記括り輪2を瞬時に上方へ跳ね上げるための跳上げアーム41、踏板1の一方を支持する引き金8を取付けた台座6等から構成されている。

0015

踏板1は6mm程度の木材板の一端に厚さ15mm、幅30mm程度の角材打ち付けたものや数ミリ程度の金属板等で作っている。踏板1の奥行き寸法は落し穴寸法より数cm小さくして、猪等が踏板1を踏んだとき、確実に片端が落し穴に落ち込むようにしている。
踏板1の他端は落し穴の上面に置いたとき、地表の水平度を出来るだけ気にせずに設置できるように、両角を落として辺の長さを短くしてある。
バネ4は直径6mm程度の1本の鋼線からなる素線で、この鋼線をバネ強度を増強するため複数回巻回して作られたコイルバネからなり、その一端には跳上げアーム41を、他端には基アーム42、その先に同一素線を直角に折り曲げた杭5を有する。跳上げアーム41の開放状態の時は、基アーム42との開き角度は約120度にしている。

0016

図2に示すように、台座6は厚さ15mm、幅40mmで長さが250mm程度の木材で作られており、断面がL型形状の引き金8の角部を回転自在の固定金9で、台座6の上端とL型の引き金8の上端を揃えるようにして前記台座6に固定する。台座6の中央部には、係止装置7を取付けるH字状の溝20を設けてある。
L型形状の引き金8の一辺の長さ方向の中央部には、台座6に取り付けた係止装置7の係止ピン22を通して係止するピン孔19が開けてある。
回転ストッパー17で引き金8と台座6の上端部を挟み込み、引き金8に大きな荷重がかかり引き金8に回転モーメントが働いたとき、回転ストッパー17が外れて、引き金8が回転自在な固定金9を中心にして下方に回転する。

0017

図4aに回転ストッパー17を示す。ほぼ角のったU字形状をしており、金属板やプラスチック成形品で作られており、厚さは0.1〜1mm程度、幅は10〜20mm程度、深さは浅い方で5〜10mm程度、深い方は10〜20mm程度である。溝幅は台座6と引き金8の厚さを加算した厚さとほぼ同じで、回転ストッパー17を差し込んだとき、容易に落ちない厚さとしている。
また、形状を図4bに示すように、U字の底部を丸みを持たせ円弧の回転ストッパー118としても良い。

0018

図5に係止装置7を構成する部品である係止軸21、係止ピン22を示す。係止軸21、係止ピン22は直径2mm程度の鋼線で作ってある。係止軸21はU字形状をしており、その両端は台座6に打ち込み易くするため先鋭にしてある、係止ピン22は一端に係止軸21の直径より少し大きい内径に作られた円形部を持ち、残りの他の部分は直線状である。係止ピン22の円形部に係止軸21に通し回転自在としており、係止軸21は台座6に設けたH字状の溝20の一辺側に打ち込み、係止ピン22の直線部がH字型の溝20の中央の一辺内を自由に動けるように取り付ける。
H字状の溝23を設けたのと同一面の両端には、括り輪2の形状が踏板1に対して適正な形状を保つように、アルミ針金で作った括り輪ガイド金12を取り付けてある。

0019

図6に示すように、跳上げアーム41の先端は扁平に成形し、2mm程度の穴を2つ開けてある。先端の穴は跳上げアーム41を係止する係止輪23を通す穴、残りの1つの穴は括りワイヤ取し輪13を取付ける孔で、括りワイヤ通し輪13の内径は括りワイヤ3の外形よりも大きくしてあり、この括りワイヤ取し輪13に括りワイヤ3を通したとき括りワイヤ3が自由に動けるようにしてある。括りワイヤ取し輪13と括りワイヤ3の滑りを良くするために、括りワイヤ通し輪13にチューブ等を被せる事もある。括りワイヤ通し輪13は輪の一箇所が切れており、猪等が暴れた場合に括りワイヤ通し輪13が開き、括りワイヤ3と跳ね上げアーム41が外れるようにしている。

0020

係止輪23は、直径1.5mm程度のステンレス針金で三角形状の輪を形成している。
跳上げアーム41の係止装置7を構成する係止ピン22は跳上げアーム41側に取付けた係止輪23を通し、台座6に設けられたH字状の溝23に落し込み、直線状の先端を引き金8に開けたピン孔19に通して、係止軸21と引き金8とで跳上げアーム41を係止する。

0021

括りワイヤ3は、直径が3〜6mm程度の撚り鋼線からなっており、その一端を地上に立てた立木等に固定し、他端を落し穴の周りに敷設する括り輪2を形成している。
括りワイヤ3は、立木等に固定した一端から括り輪2に至るまでの途中で、基アーム42にワイヤ固定部14で固定、その次に跳上げアーム41の先端に設けた括りワイヤ取し輪13を通し、括り輪2に至っている。ワイヤ固定部14は、括りワイヤ3と基アーム42を3mm程度のアルミ線巻き付けて構成しており、足を括られた猪等が暴れた場合にワイヤ固定部14の固定が解かれ、括りワイヤ3と基アーム42が外れるようにしている。

0022

跳上げアーム41を蓄勢して係止装置7で係止する前に、蓄勢位置に圧縮された状態で押え金具15で係止されている。押え金具15は一端が基アーム42に回動可能に取り付けられており、他端は円弧状に折り曲げたフックとし跳上げアーム41に引っ掛けられている。
この押え金具15は、罠の設置作業中等に不用意に跳上げアーム41が動作して作業者負傷しないよう、跳上げアーム41を借り止めする。

0023

図8に示すように台座6を四角枠の台座36とし、その一辺に引き金8の角部を回転自由な固定金9で固定し、引き金8と引き金8に対向する他辺の2箇所で踏板1を受ける、四角枠の中の穴を塞ぐようにしもよい。こうすることにより、引き金8と踏板1は常に水平を保って設置することが出来、括り罠の設置がいっそう容易になる。この場合、踏板37は四角の板でも良い。

0024

括り罠100は、獣道に掘った落し穴の開口部に踏板1を被せて、その踏板1の周囲に括りワイヤ3の一端に形成した括り輪2を置き、それらの上に落ち葉や土砂等を被せて罠を覆い隠して設置する。そして、バネ4の跳上げアーム41を係止装置7で固定し、バネ4の基アーム42、台座6等を杭5で地上に固定する。

実施例

0025

次に、括り罠100の動作を説明する。猪等が落し穴を覆うように設置した踏板1を踏むと、図1に矢印で示す踏板1への荷重となり、踏板1を支持している引き金8側の踏板1が図1に矢印で示すように下方へ左回転し、同時に引き金8も同じく図1に矢印で示すように右回転しる。引き金8が回転すると跳上げアーム41の係止装置7の係止が外れ、跳上げアーム41が跳ね上がる。括りワイヤ3はワイヤ固定部14で基アーム42に固定され、跳上げアーム41の先端部で括りワイヤ通し輪13に通されているので、括りワイヤ3に繋がれた括り輪2を上方へ引き上げる。その結果、前記括り輪2が猪等の足を掛けたまま上方へ引き上げると同時に括り輪2を足の太さまで締める。よって、猪等の足が引っかかり、猪等のように有蹄動物は足首の太さよりもヒズメが大きいため、足が括り輪2から抜けなくなる。
括りワイヤ3と跳上げアーム41、基アーム42とは括りワイヤ固定部14、括りワイヤ通し輪13で接合されているが、括りワイヤ固定部14、括りワイヤ通し輪13とも分離可能なので、猪等が暴れると跳上げアーム41、基アーム42は括りワイヤ3から外れ、猪等がこれらを引きずることがないので括り罠が壊されることは無く、また、猪等を傷つけることも無くなる。
括りワイヤ3の他端は立ち木に固定されているので、猪等が暴れても外れることはない。

0026

本発明の獣捕獲用括り罠は、猪や鹿等の野生動物を捕獲するために仕掛罠で、特に有蹄動物の捕獲に有用で、猟などは掛かることがなく、確実に目的とする獣の脚を括って捕らえることが可能であり、猟などが使えない場所でも使用できる。

0027

1踏板
2 括り輪
3 括りワイヤ
4バネ
5杭
6台座
7係止装置
8引き金
9 回転自在な固定金

11突起
12 括り輪ガイド金
13 括りワイヤ通し輪
14 ワイヤ固定部
15押え金具
16 杭取付金
17回転ストッパー

19ピン孔
20 H字状の溝
21係止軸
22係止ピン
23係止輪




30 杭受け金
31 杭押え金
32ナベ小ねじ
33蝶ナット
34 サラ小ねじ
35ナット
36四角枠の台座
37 踏板

41跳上げアーム
42基アーム

100 括り罠

118 回転ストッパー

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