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技術 圧縮機の制御装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 遠藤勝己
出願日 2011年6月29日 (8年7ヶ月経過) 出願番号 2011-144008
公開日 2013年1月17日 (7年1ヶ月経過) 公開番号 2013-011219
状態 未査定
技術分野 容積形ポンプの制御 冷凍機械と関連した装置
主要キーワード インバータ駆動装置 転流パルス はすば OFF温度 STEP 停止検出 回転運転 入力電流値
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

負荷に応じて圧縮機の回転数を制御できる制御手段を提供すること。

解決手段

DCモータ107の運転時において、入力電流検出手段122で検出された入力電流に応じてタイマ121の動作時間を設定し、設定時間を経過すればDCモータ107の回転数を上昇させるようにしたもので、負荷に応じた回転数制御ができる。したがって、冷蔵庫の負荷が大きいと判断したときにはすばやく高速回転で運転し、負荷の少ないときは低速回転省エネルギーの運転をすることができる。

概要

背景

従来、この種の圧縮機の制御装置において、冷蔵庫設定温度庫内温度の差から決定された回転数運転するものがある(例えば、特許文献1参照)。

特許文献1は、冷蔵庫の設定温度と庫内温度から圧縮機の運転回転数を決定し、圧縮機の運転をするものである。

以下、図面を参照しながら上記従来の圧縮機の制御装置について説明する。

図3は、特許文献1に記載された従来の圧縮機の制御装置の回路図、図4は、従来の圧縮機の制御装置のフローチャート図であり、DCモータの回転数を昇降する動作を説明する。

図3において、庫内温度検知手段1は、庫内温度を検知し、設定温度検知手段2は、設定温度を検知する。制御手段3は、庫内温度検知手段1及び設定温度検知手段2に接続されており、庫内温度検知手段1で検出した庫内温度と、設定温度検知手段2で検出した設定温度の差から圧縮機4の運転回転数を決定する。例えば、庫内温度が設定温度より5℃以上高い合は、3600回転、5℃〜2℃の場合は、2400回転、2℃〜−2℃の場合は、1600回転、2℃低い場合は、0回転を決定するものである。

AC/DC変換手段4は、商用電源5に接続され、商用交流電圧直流電圧に変換する。インバータ回路6は、AC/DC変換手段4に接続され、出力はDCモータ7に接続されている。

DCモータ7は、冷蔵庫等を冷却する圧縮機8(図示せず)に組み込まれている。

インバータ回路6は、6つのスイッチング素子T1、T2、T3、T4、T5、T6より構成されており、6つのスイッチング素子は、三相ブリッジ接続されている。

インバータ制御手段10は、制御手段3に接続されており、DCモータ7を制御手段3で決定された回転数で運転する。

インバータ制御手段10は、位置検出手段11、転流手段12、回転数制御手段13、回転数演算手段14、設定回転数検出手段15、回転数比較手段16、合成手段17、ドライブ手段18より構成されている。

位置検出手段11は、DCモータ7の逆起電圧から回転子の位置を検出し、位置検出信号を転流手段12、回転数演算手段14に送出する。

転流手段12は、位置検出手段11の出力に応じて、合成手段17に駆動する転流パルスを送出する。

回転数演算手段14は、位置検出手段11の位置検出信号を一定期間カウントしたり、パルス間隔を測定したりすることにより、DCモータ7の回転数を演算し、回転数比較手段16にDCモータ7の運転している回転数を送出する。

一方、設定回転数検出手段15は、制御手段3から送られてくる設定回転数を検出し、回転数比較手段16に送出する。

回転数比較手段16は、設定回転数が0回転であれば、回転数制御手段13に0回転を送出し、DCモータ7は停止を維持する。

また、設定回転数が0回転以外の例えば1600回転であれば、回転数制御手段13に1600回転を送出する。回転数制御手段13は、DCモータ7が停止状態であればDCモータ7を始動させる。

そして、回転数比較手段16は、回転数演算手段14からのDCモータ7の回転数と設定回転数検出手段15からの設定回転数を比較し、DCモータ7の回転数が設定回転数より小さい場合は、デューティ比を増加する出力を回転数制御手段13に出力する。そして、回転数制御手段13は、デューティ比を増加させ、DCモータ7に印加される電圧を増加させることで回転数を上昇させる。

DCモータ7の回転数が設定回転数より大きい場合は、デューティ比を下降する出力を回転数制御手段13に出力し、回転数制御手段13はデューティ比を減少させ、DCモータ7に印加される電圧を減少させることで回転数を下降させる。

合成手段17は、転流手段12と回転数制御手段13の出力の論理積をドライブ手段18に出力し、ドライブ手段18は、インバータ回路6を駆動する。

以上のように構成された圧縮機の制御装置について、以下その圧縮機8に組み込まれたDCモータ7の回転数を昇降する動作について図4を用いて説明する。

まず、制御手段3は、庫内温度検知手段1で検出した庫内温度と、設定温度検知手段2で検出した設定温度の差からDCモータ7の運転回転数を決定し、設定回転数としてインバータ制御手段10に送出する。

インバータ制御手段10は、STEP1で設定回転数を入力する。

STEP2で、設定回転数検出手段15は入力された設定回転数が0回転かを判断し、0回転であればSTEP3でDCモータ7を停止させる。設定回転数が0回転でなければSTEP4に進み、DCモータ7が停止状態かを判断し、停止状態であればSTEP5で始動制御を行い、DCモータ7を始動させる。始動制御が終わればSTEP6に進み、回転数演算手段14は、位置検出手段11の信号よりDCモータ7の回転数を演算し、STEP7で回転数比較手段16が、設定回転数検出手段15で検出した設定回転数と回転数演算手段14で演算したDCモータ7の回転数演算結果を比較する。

STEP8で回転数演算結果が設定回転数より小さい場合はSTEP9に進み、回転数を上昇させるために、回転数制御手段13はデューティ比を上昇させる。

STEP8で回転数演算結果が設定回転数より小さくない場合はSTEP10に進み、回転数演算結果が設定回転数より大きいかを判断し、大きい場合はSTEP11に進み、回転数を下降させるために、回転数制御手段13はデューティ比を低下させる。

このようにしてDCモータ7が設定回転数となるように制御を行い、庫内負荷に応じて適切な回転数で運転を行う。

概要

負荷に応じて圧縮機の回転数を制御できる制御手段を提供すること。DCモータ107の運転時において、入力電流検出手段122で検出された入力電流に応じてタイマ121の動作時間を設定し、設定時間を経過すればDCモータ107の回転数を上昇させるようにしたもので、負荷に応じた回転数制御ができる。したがって、冷蔵庫の負荷が大きいと判断したときにはすばやく高速回転で運転し、負荷の少ないときは低速回転省エネルギーの運転をすることができる。

目的

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、圧縮機の運転回転数を決定する制御手段を持たない冷蔵庫でも、庫内温度と設定温度の差から、庫内負荷に応じて適切な回転数で運転を行う圧縮機の制御装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

圧縮機の運転または停止信号によって圧縮機の運転する回転数を経過時間とともに上昇させる制御装置において、前記圧縮機を運転するときに一定回転数で運転し、そのときの入力電流を検出することにより圧縮機の負荷を検出し、前記圧縮機の回転数を上昇させる時間を設定するようにした圧縮機の制御装置。

請求項2

前記圧縮機の運転または停止信号を検出する運転/停止検出手段と、前記運転/停止検出手段からの出力で前記圧縮機の運転する回転数を設定する回転数設定手段と、前記圧縮機に組み込まれたモータを運転するインバータ回路と、前記モータの回転子の位置を検出すると共に位置検出信号を発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の動作を決定し、転流パルスを出力する転流手段と、前記圧縮機の回転数を可変にするために、キャリア周期内においてオン時間の割合であるデューティ比を調整し、電圧の制御を行う回転数制御手段と、前記転流手段の出力と前記回転数制御手段の出力により前記インバータ回路を動作させるドライブ手段と、前記位置検出手段の出力から前記モータの回転数を演算する回転数演算手段と、前記回転数設定手段で設定された設定回転数と前記回転数演算手段で算出された前記モータの回転数を比較し、前記モータの回転数が設定回転数となるように前記回転数制御手段へ出力する回転数比較手段と、前記インバータ回路の入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記入力電流検出手段で検出された入力電流値により、回転数上昇時間の設定を行い、設定された時間になれば回転数上昇の信号を前記回転数設定手段に出力するタイマを設けた請求項1に記載の圧縮機の制御装置。

請求項3

前記圧縮機を、冷蔵庫に搭載した圧縮機とした請求項1または2に記載の圧縮機の制御装置。

技術分野

0001

本発明は、PWM制御されるスイッチング素子によりモータを駆動するインバータ回路に関するもので、冷蔵庫等に搭載される圧縮機の駆動に好適な制御装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の圧縮機の制御装置において、冷蔵庫の設定温度庫内温度の差から決定された回転数運転するものがある(例えば、特許文献1参照)。

0003

特許文献1は、冷蔵庫の設定温度と庫内温度から圧縮機の運転回転数を決定し、圧縮機の運転をするものである。

0004

以下、図面を参照しながら上記従来の圧縮機の制御装置について説明する。

0005

図3は、特許文献1に記載された従来の圧縮機の制御装置の回路図、図4は、従来の圧縮機の制御装置のフローチャート図であり、DCモータの回転数を昇降する動作を説明する。

0006

図3において、庫内温度検知手段1は、庫内温度を検知し、設定温度検知手段2は、設定温度を検知する。制御手段3は、庫内温度検知手段1及び設定温度検知手段2に接続されており、庫内温度検知手段1で検出した庫内温度と、設定温度検知手段2で検出した設定温度の差から圧縮機4の運転回転数を決定する。例えば、庫内温度が設定温度より5℃以上高い合は、3600回転、5℃〜2℃の場合は、2400回転、2℃〜−2℃の場合は、1600回転、2℃低い場合は、0回転を決定するものである。

0007

AC/DC変換手段4は、商用電源5に接続され、商用交流電圧直流電圧に変換する。インバータ回路6は、AC/DC変換手段4に接続され、出力はDCモータ7に接続されている。

0008

DCモータ7は、冷蔵庫等を冷却する圧縮機8(図示せず)に組み込まれている。

0009

インバータ回路6は、6つのスイッチング素子T1、T2、T3、T4、T5、T6より構成されており、6つのスイッチング素子は、三相ブリッジ接続されている。

0010

インバータ制御手段10は、制御手段3に接続されており、DCモータ7を制御手段3で決定された回転数で運転する。

0011

インバータ制御手段10は、位置検出手段11、転流手段12、回転数制御手段13、回転数演算手段14、設定回転数検出手段15、回転数比較手段16、合成手段17、ドライブ手段18より構成されている。

0012

位置検出手段11は、DCモータ7の逆起電圧から回転子の位置を検出し、位置検出信号を転流手段12、回転数演算手段14に送出する。

0013

転流手段12は、位置検出手段11の出力に応じて、合成手段17に駆動する転流パルスを送出する。

0014

回転数演算手段14は、位置検出手段11の位置検出信号を一定期間カウントしたり、パルス間隔を測定したりすることにより、DCモータ7の回転数を演算し、回転数比較手段16にDCモータ7の運転している回転数を送出する。

0015

一方、設定回転数検出手段15は、制御手段3から送られてくる設定回転数を検出し、回転数比較手段16に送出する。

0016

回転数比較手段16は、設定回転数が0回転であれば、回転数制御手段13に0回転を送出し、DCモータ7は停止を維持する。

0017

また、設定回転数が0回転以外の例えば1600回転であれば、回転数制御手段13に1600回転を送出する。回転数制御手段13は、DCモータ7が停止状態であればDCモータ7を始動させる。

0018

そして、回転数比較手段16は、回転数演算手段14からのDCモータ7の回転数と設定回転数検出手段15からの設定回転数を比較し、DCモータ7の回転数が設定回転数より小さい場合は、デューティ比を増加する出力を回転数制御手段13に出力する。そして、回転数制御手段13は、デューティ比を増加させ、DCモータ7に印加される電圧を増加させることで回転数を上昇させる。

0019

DCモータ7の回転数が設定回転数より大きい場合は、デューティ比を下降する出力を回転数制御手段13に出力し、回転数制御手段13はデューティ比を減少させ、DCモータ7に印加される電圧を減少させることで回転数を下降させる。

0020

合成手段17は、転流手段12と回転数制御手段13の出力の論理積をドライブ手段18に出力し、ドライブ手段18は、インバータ回路6を駆動する。

0021

以上のように構成された圧縮機の制御装置について、以下その圧縮機8に組み込まれたDCモータ7の回転数を昇降する動作について図4を用いて説明する。

0022

まず、制御手段3は、庫内温度検知手段1で検出した庫内温度と、設定温度検知手段2で検出した設定温度の差からDCモータ7の運転回転数を決定し、設定回転数としてインバータ制御手段10に送出する。

0023

インバータ制御手段10は、STEP1で設定回転数を入力する。

0024

STEP2で、設定回転数検出手段15は入力された設定回転数が0回転かを判断し、0回転であればSTEP3でDCモータ7を停止させる。設定回転数が0回転でなければSTEP4に進み、DCモータ7が停止状態かを判断し、停止状態であればSTEP5で始動制御を行い、DCモータ7を始動させる。始動制御が終わればSTEP6に進み、回転数演算手段14は、位置検出手段11の信号よりDCモータ7の回転数を演算し、STEP7で回転数比較手段16が、設定回転数検出手段15で検出した設定回転数と回転数演算手段14で演算したDCモータ7の回転数演算結果を比較する。

0025

STEP8で回転数演算結果が設定回転数より小さい場合はSTEP9に進み、回転数を上昇させるために、回転数制御手段13はデューティ比を上昇させる。

0026

STEP8で回転数演算結果が設定回転数より小さくない場合はSTEP10に進み、回転数演算結果が設定回転数より大きいかを判断し、大きい場合はSTEP11に進み、回転数を下降させるために、回転数制御手段13はデューティ比を低下させる。

0027

このようにしてDCモータ7が設定回転数となるように制御を行い、庫内負荷に応じて適切な回転数で運転を行う。

先行技術

0028

特開昭62—9165号公報

発明が解決しようとする課題

0029

しかしながら、上記従来の構成では、庫内温度と設定温度の差から圧縮機の運転回転数を決定する制御手段を持たない冷蔵庫の場合、圧縮機の回転数を決定することができないという課題を有していた。

0030

これを解決するために、庫内温度によりON/OFFするサーモスタットを使用し、運転または停止信号をインバータ制御手段に入力し、インバータ制御手段は、運転信号が入力されれば、低速で圧縮機の運転を開始し、一定時間が経過すれば運転回転数を上昇させるという制御方法があるが、かかる制御は、サーモスタットの情報がON/OFF温度のみであり、適切な運転回転数が決定できない。

0031

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、圧縮機の運転回転数を決定する制御手段を持たない冷蔵庫でも、庫内温度と設定温度の差から、庫内負荷に応じて適切な回転数で運転を行う圧縮機の制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0032

上記課題を解決するために、本発明の圧縮機の制御装置は、圧縮機を運転するときに一定回転数で運転し、そのときの入力電流を検出することにより、冷蔵庫負荷を検出し、圧縮機の回転数を上昇させる時間を設定するので、庫内負荷に応じて適切な回転数で運転を行うことができる。

発明の効果

0033

本発明の圧縮機の制御装置は、冷蔵庫の負荷に応じて適切な回転数で運転を行うことができ、冷蔵庫の負荷が大きいと判断したときにはすばやく高速回転で運転し、負荷の少ないときは低速回転省エネルギーの運転をすることができる。

図面の簡単な説明

0034

本発明の実施の形態1における圧縮機の制御装置の回路図
本発明の実施の形態1における圧縮機の制御装置のフローチャート図
従来の圧縮機の制御装置の回路図
従来の圧縮機の制御装置のフローチャート図

実施例

0035

請求項1に記載の発明は、圧縮機の運転または停止信号によって圧縮機の運転する回転数を経過時間とともに上昇させる制御装置において、圧縮機を運転するときに一定回転数で運転し、そのときの入力電流を検出することにより圧縮機の負荷を検出し、圧縮機の回転数を上昇させる時間を設定するものである。

0036

かかることにより、負荷に応じて圧縮機の回転数上昇時間を設定することができ、冷蔵庫の負荷が大きいと判断したときにはすばやく高速回転で運転し、負荷の少ないときは低速回転で省エネルギーの運転をすることができる。

0037

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記圧縮機の運転または停止信号を検出する運転/停止検出手段と、前記運転/停止検出手段からの出力で前記圧縮機の運転する回転数を設定する回転数設定手段と、前記圧縮機に組み込まれたモータを運転するインバータ回路と、前記モータの回転子の位置を検出すると共に位置検出信号を発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の動作を決定し、転流パルスを出力する転流手段と、前記圧縮機の回転数を可変にするために、キャリア周期内においてオン時間の割合であるデューティ比を調整し、電圧の制御を行う回転数制御手段と、前記転流手段の出力と前記回転数制御手段の出力により前記インバータ回路を動作させるドライブ手段と、前記位置検出手段の出力から前記モータの回転数を演算する回転数演算手段と、前記回転数設定手段で設定された設定回転数と前記回転数演算手段で算出された前記モータの回転数を比較し、前記モータの回転数が設定回転数となるように前記回転数制御手段へ出力する回転数比較手段と、前記インバータ回路の入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記入力電流検出手段で検出された入力電流値により、回転数上昇時間の設定を行い、設定された時間になれば回転数上昇の信号を前記回転数設定手段に出力するタイマを設けたものである。

0038

かかることにより、運転回転数毎に回転数上昇時間を設定できるので、負荷に応じた圧縮機の回転数上昇時間を設定することができる。

0039

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、圧縮機を、冷蔵庫に搭載した圧縮機としたものである。

0040

かかることにより、負荷に応じて圧縮機の回転数上昇時間を設定できるため、請求項1または2に記載の発明の効果に加えてさらに、適切に冷蔵庫の温度制御を行うことができる。

0041

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。

0042

(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における圧縮機の制御装置の回路図、図2は、同実施の形態1における圧縮機の制御装置のフローチャート図であり、負荷状態から圧縮機の運転回転数を決定し、圧縮機の運転する方法を説明する。

0043

図1において、サーモスタット101は、庫内温度を検出してON/OFFする。

0044

AC/DC変換手段104は、商用電源105に接続され、商用交流電圧を直流電圧に変換する。インバータ回路106はAC/DC変換手段104に接続され出力はDCモータ107に接続されている。

0045

DCモータ107は、冷蔵庫等を冷却する圧縮機108(図示せず)に組み込まれている。

0046

インバータ回路106は、6つのスイッチング素子T11、T12、T13、T14、T15、T16より構成されており、6つのスイッチング素子は、三相ブリッジ接続されている。

0047

インバータ制御手段110は、サーモスタット101に接続されており、ON状態でDCモータ107を運転し、OFF状態でDCモータ107を停止する。

0048

インバータ制御手段110は、位置検出手段111、転流手段112、回転数制御手段113、回転数演算手段114、運転/停止検出手段115、回転数比較手段116、合成手段117、ドライブ手段118、回転数設定手段120、タイマ121より構成されている。

0049

位置検出手段111は、DCモータ107の逆起電圧から回転子の位置を検出し、位置検出信号を転流手段112、回転数演算手段114に送出する。

0050

転流手段112は、位置検出手段111の出力に応じて、合成手段117に駆動する転流パルスを送出する。

0051

回転数演算手段114は、位置検出手段111の位置検出信号を一定期間カウントしたり、パルス間隔を測定したりすることにより、DCモータ107の回転数を演算し、回転数比較手段116にDCモータ107の運転している回転数を送出する。

0052

一方、運転/停止検出手段115は、サーモスタット101から送られてくる運転か停止の信号を検出し、回転数設定手段120に送出する。

0053

回転数設定手段120は、回転数比較手段116に運転回転数を送出する。このときサーモスタット101の信号が停止であれば回転数比較手段116に0回転を送出し、運転信号であれば最低回転数の例えば1600回転(回転/分)の信号を送出する。

0054

回転数比較手段116は、回転数制御手段113へ1600回転で運転するように信号を送出し、回転数制御手段113は、1600回転でDCモータ107を運転する。

0055

これはDCモータ107の回転数と回転数設定手段120からの設定回転数を比較し、DCモータ107の回転数が設定回転数より小さい場合は、デューティ比を増加する出力を回転数制御手段113に出力し、回転数制御手段113は、デューティ比を増加させてDCモータ107に印加される電圧を増加させることで回転数を上昇させる。また、DCモータ107の回転数が設定回転数より大きい場合は、デューティ比を下降する出力を回転数制御手段113に出力し、回転数制御手段113は、デューティ比を減少させてDCモータ107に印加される電圧を減少させることで回転数を下降させる。

0056

合成手段117は、転流手段112と回転数制御手段13の出力の論理積をドライブ手段118に出力し、ドライブ手段118は、インバータ回路106を駆動する。

0057

またタイマ121は、一定期間1600回転運転時の入力電流を入力電流検出手段122から入力し、入力電流が大きいときには負荷が大きいと判断し、回転数上昇までの時間を早めに設定し、入力電流が小さいときには負荷が小さいと判断し、回転数上昇までの時間を遅めに設定する。

0058

これは一定回転数でDCモータ107を運転したとき、負荷が重いと入力電流が大きくなり、負荷が軽いと入力電流が小さくなるため、入力電流で負荷が判断できるためである。

0059

冷蔵庫では庫内の食品の温度が高い場合や、外気温度が高い場合は、圧縮機108の負荷が重くなり、このときは高回転にてすばやく冷却する必要がある。また、庫内の食品が十分冷えている場合や、外気温度が低い場合は、圧縮機108の負荷は軽くなり、このときは高回転にする必要がなく、低回転にて省エネルギー運転をするものである。

0060

タイマ121は、設定時間になれば、回転数設定手段120に回転数を上昇する信号を送出し、回転数設定手段120が回転数を上昇させる。

0061

負荷状態から圧縮機の運転回転数を決定し、DCモータ107の運転をする動作について図2を用いて説明する。

0062

まず、インバータ制御手段110は、STEP101でサーモスタット101の運転信号を入力し、運転信号か停止信号かを判断する。

0063

停止信号であればSTEP114に進み、タイマ121の積算時間をクリアし、STEP115でDCモータ107を停止する。

0064

運転信号であれば、STEP102でDCモータ107を1600回転で運転する。

0065

次にSTEP103で運転開始から一定時間経過後に1600回転時の入力電流を検出する。

0066

次にSTEP104で、たとえば入力電流が1A以下かを判断する。1A以下ならSTEP105でタイマ時間の設定値を30分に設定する。1Aを超していればSTEP106に進み、1.2A以下かを判断する。1.2A以下ならSTEP107でタイマ時間の設定値を20分に設定する。1.2A超であればSTEP108に進みタイマ時間の設定値を10分に設定する。

0067

次にSTEP109に進み、インバータ制御手段110はサーモスタット101の運転信号を入力し、運転信号か停止信号かを判断する。停止信号であればSTEP114に進み、タイマ121の積算時間をクリアし、STEP115でDCモータ107を停止する。

0068

運転信号であれば、STEP110でタイマ121の設定時間になったかを判断し、設定時間になっていなければ、STEP113でタイマ121によって時間の積算を行う。設定時間になれば、STEP111で回転数設定手段120が、回転数を例えば2400回転に上昇するように回転数比較手段116へ信号を送出する。そして、回転数比較手段116は、回転数制御手段113にDuty比を上昇させるように信号を送出する。

0069

次に、STEP112でタイマ121をクリアし、STEP109に戻る。

0070

したがって、一定回転数での入力電流を検出することで負荷の大小を判定し、負荷が重いときにはDCモータ107の回転数を速やかに上昇させ、負荷が軽いときにはDCモータ107の回転数を上昇させることなく低回転で運転できるため、負荷に応じた運転ができる。

0071

また、最低回転数(例えば、1600回転)からDCモータ107の運転回転数を上昇させる制御について説明したが、1600回転から上昇させた2400回転の運転でも同様に入力電流を検出し、さらに3600回転に上昇させる時間を負荷に応じて変化させることもできる。

0072

以上のように、本発明にかかる圧縮機の制御装置は、冷蔵庫の制御手段がなくても、負荷に応じて圧縮機の回転数を制御できるので、圧縮機のインバータ駆動装置や冷蔵庫制御
の用途に有効である。

0073

101サーモスタット
106インバータ回路
107DCモータ
110インバータ制御手段
111位置検出手段
112転流手段
113回転数制御手段
114回転数演算手段
115運転/停止検出手段
116回転数比較手段
120回転数設定手段
121タイマ
122入力電流検出手段

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  • サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社の「 可変容量圧縮機」が 公開されました。( 2019/09/12)

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  • 東芝ライフスタイル株式会社の「 冷蔵庫」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】生体情報の管理を継続的に行うことができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、操作パネルが設けられている貯蔵室の扉に設けられ、冷蔵庫を利用する人の生体情報を取得する生体情報取得手段... 詳細

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