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技術 身体に椎間インプラントを挿入するための装置、そのシステム、および椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを接続する方法

出願人 ビーダーマン・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディートゲゼルシャフト
発明者 ルッツ・ビーダーマンビルフリート・マティス
出願日 2012年6月11日 (8年5ヶ月経過) 出願番号 2012-131848
公開日 2013年1月7日 (7年10ヶ月経過) 公開番号 2013-000589
状態 特許登録済
技術分野 補綴
主要キーワード トング状 接続棒 開口周り 湾曲形 拡張要素 中央壁 拡張部材 スリーブ軸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2013年1月7日)のものです。
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図面 (19)

課題

インプラントの最終的な位置決めがより柔軟に行える、椎間インプラントを挿入するための装置、および椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを備えるシステムを提供する。

解決手段

椎間インプラントは、第一の椎間体と係合するように構成された上面2と、第二の椎間体と係合するように構成された底面3と、上面と底面とをつなぐ側壁4と、側壁に設けられる長開口8とを有し、長開口の長さは高さより大きい。装置は、自由端部と、長開口の長さより小さい径とを有する可撓端部21を備える。可撓端部は、長開口に挿入されるように設定された第一状態と、インプラントと装置とを接続するためにインプラントに係合するように設定された第二状態となることができる。可撓端部は、ストッパ28a、28bを有し、ストッパは自由端部から所定距離をおいて設けられ、長開口を通じた可撓端部のインプラントへの挿入を制限する。

概要

背景

外科的インプラントを挿入するための装置は、米国特許第7,235,082号により知られている。装置はシャフトを有する。シャフトは導管を規定し、近位端と遠位端とを有する。導管を通って延在する脚と足とを有する少なくとも1つの可動部が設けられる。可動部は、足が遠位端を越えて延在する第一の位置と、足が遠位端と実質的に隣接し、遠位端がインプラントの開口を通って延在する第二の位置との間を、シャフトに対して相対的に動くことができる。

第一および第二の脊椎部の間に椎間インプラントを挿入するための挿入装置係合するように構成された椎間インプラントは、米国特許出願公開第2007/0162129号により知られている。椎間インプラントは、側壁を通って延在する長形の開口を有する。受け部を有する接続部材は、側壁に収容される。挿入装置は、インプラント本体の接続部材と接続するように構成され得る第一の端部を有する。第一の端部は、接続にそなえて選択的に配向することができる。

概要

インプラントの最終的な位置決めがより柔軟に行える、椎間インプラントを挿入するための装置、および椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを備えるシステムを提供する。椎間インプラントは、第一の椎間体と係合するように構成された上面2と、第二の椎間体と係合するように構成された底面3と、上面と底面とをつなぐ側壁4と、側壁に設けられる長開口8とを有し、長開口の長さは高さより大きい。装置は、自由端部と、長開口の長さより小さい径とを有する可撓端部21を備える。可撓端部は、長開口に挿入されるように設定された第一状態と、インプラントと装置とを接続するためにインプラントに係合するように設定された第二状態となることができる。可撓端部は、ストッパ28a、28bを有し、ストッパは自由端部から所定距離をおいて設けられ、長開口を通じた可撓端部のインプラントへの挿入を制限する。

目的

本発明の目的は、使用が簡易化され、インプラントの最終的な位置決めがより柔軟に行える、椎間インプラントを挿入するための装置、および椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを備えるシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

椎間インプラントを体に挿入するための装置であって、椎間インプラントは、第一椎間体と係合するように構成された上面(2)と、第二椎間体と係合するように構成された底面(3)と、上面(2)と底面(3)とをつなぐ側壁(4)と、側壁(4)に設けられる長開口(8)とを有し、長開口の長さは高さより大きく、装置は、自由端部と、長開口の長さより小さい径とを有する可撓端部(21)を備え、可撓端部は、開口(8)に挿入されるように構成された第一状態と、インプラントと装置とを接続するようにインプラントに係合するように構成された第二状態とになることができ、可撓端部は、ストッパ(28a、28b)を有し、ストッパは自由端部から所定距離をおいて設けられ、長開口を通じた可撓端部のインプラントへの挿入を制限する、椎間インプラントを体に挿入するための装置。

請求項2

可撓端部(21)は、第一状態において開口(8)を通って取り外すことができる、請求項1に記載の装置。

請求項3

可撓端部(21)は、自由端に外方突部(25a、25b)を有し、自由端から所定距離を置いた位置に外方突部(28a、28b)を有し、所定距離は、第二状態においてインプラントが装置によって保持されるように、長開口(8)の周りの壁の厚さよりも大きい、請求項1または2に記載の装置。

請求項4

外方突部は、長開口(8)の高さ方向に延在する、請求項3に記載の装置。

請求項5

可撓端部(21)は、少なくとも1つのスロット(24)により分離された少なくとも2つの舌部(23a、23b)を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。

請求項6

可撓端部(21)は、長開口(8)の縁(8a、8b)に沿って摺動可能に構成された自由端部に、面取りされた面部(26a、26b)を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。

請求項7

可撓端部(21)は、面取りされた面部(27a、27b)を有し、面部は、自由端の反対側を向き、長開口(8)の縁(8a、8b)に沿って摺動可能に構成される、請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。

請求項8

拡張要素(40)が可撓端部(21)に摺動可能に設けられた、請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。

請求項9

拡張要素はピン(40)であり、可撓端部が圧縮および拡張可能な第一後退位置と、可撓端部に突出して可撓端部が圧縮されないようにする第二突出位置とに配置することができる、請求項8に記載の装置。

請求項10

ストッパ(28a、28b)は、長開口周りのインプラントの側壁(4)の湾曲部に対応した湾曲形状を有する、請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。

請求項11

可撓端部(21)および拡張要素(40)は、それぞれハンドル(50)のグリップ部(51、52)に接続される、請求項7から10のいずれか1項に記載の装置。

請求項12

ハンドル(50)は、拡張要素(40)と可撓端部(21)とを相対的に動かすよう構成された、請求項11に記載の装置。

請求項13

椎間インプラント(1)と、体に椎間インプラントを挿入するための装置(20)とを備えるシステムであって、椎間インプラントは、第一の椎間体と係合するように構成された上面(2)と、第二の椎間体と係合するように構成された底面(3)と、上面(2)と底面(3)とをつなぐ側壁(4)と、側壁(4)に設けられる長開口(8)とを有し、挿入装置は、請求項1から12のいずれか1項に記載の装置を含む、システム。

請求項14

長開口(8)は長手方向に弓形状を有し、可撓端部(21)は開口の弓形状に対応した弓形部(25a、25b;28a、28b)を有する、請求項13に記載のシステム。

請求項15

椎間インプラント(1)を椎間インプラント挿入装置(20)に接続する方法であって、椎間インプラントは、第一の椎間体と係合するように構成された上面(2)と、第二の椎間体と係合するように構成された底面(3)と、上面(2)と底面(3)とをつなぐ側壁(4)と、側壁(4)に設けられる長開口(8)とを有し、長開口の長さは高さより大きく、挿入装置は、請求項1から12のうちの1項に記載の装置を有し、方法は、可撓端部(21)を開口の高さ方向に圧縮して開口に挿入し、可撓端部を高さ方向に拡張してインプラントを挿入装置に接続するステップを備える、方法。

請求項16

挿入装置を長開口に沿って長手方向においてガイドするステップをさらに備える、請求項15に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、椎間インプラントを身体に挿入するための装置、椎間インプラントとこれを挿入するための装置とを備えるシステム、および椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを接続する方法に関する。椎間インプラントは、第一の椎体係合するように構成された上面と、第二の椎体と係合するように構成された底面と、上面と底面とをつなぐ側面とを含む。側面には、長開口が設けられる。椎間インプラントを挿入するための装置は、開口内への挿し込みおよび開口からの取り外しができる第一の状態、および取り外しができない第二の状態となることができる可撓端部を含む。第二の状態において、装置は椎間インプラントに接続される。椎間インプラントおよびインプラントを挿入するための装置は、長開口に沿って互いに相対的に動くことができる。

背景技術

0002

外科的インプラントを挿入するための装置は、米国特許第7,235,082号により知られている。装置はシャフトを有する。シャフトは導管を規定し、近位端と遠位端とを有する。導管を通って延在する脚と足とを有する少なくとも1つの可動部が設けられる。可動部は、足が遠位端を越えて延在する第一の位置と、足が遠位端と実質的に隣接し、遠位端がインプラントの開口を通って延在する第二の位置との間を、シャフトに対して相対的に動くことができる。

0003

第一および第二の脊椎部の間に椎間インプラントを挿入するための挿入装置と係合するように構成された椎間インプラントは、米国特許出願公開第2007/0162129号により知られている。椎間インプラントは、側壁を通って延在する長形の開口を有する。受け部を有する接続部材は、側壁に収容される。挿入装置は、インプラント本体の接続部材と接続するように構成され得る第一の端部を有する。第一の端部は、接続にそなえて選択的に配向することができる。

先行技術

0004

米国特許第7,235,082号
米国特許出願公開第2005/0038431号
米国特許出願公開第2007/0162129号
米国特許出願公開第2010/0204798号
米国特許出願公開第2009/0048604号
国際公開第2011/056845号
独国特許発明第10035182号
独国実用新案出願公開第202008011611号
米国特許出願公開第2006/0229627号
米国特許出願公開第2010/0179660号
米国特許出願公開第2003/0149438号
米国特許出願公開第2010/0256759号
米国特許出願公開第2008/0221694号
米国特許出願公開第2005/0080422号
米国特許出願公開第2010/0114105号
米国特許出願公開第2007/0213826号

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の目的は、使用が簡易化され、インプラントの最終的な位置決めがより柔軟に行える、椎間インプラントを挿入するための装置、および椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを備えるシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

この目的は、クレーム1に記載の装置およびクレーム13に記載のシステムにより解決される。さらなる発展形は、従属クレームにより規定される。

0007

椎間インプラントを挿入するための装置は、装置とインプラントとの間の接続を容易に固定および緩和することができるため、挿入の手順が簡易化される。接続が緩い時は、垂直方向における側壁の中心に延在する面においてインプラントを装置に対して回転させることで、所望の位置に装置を動かすことができる。インプラントを挿入するための装置の設計により、インプラントの中空の内部空間を確実に最大限に使用して接合させることができる。

0008

椎間インプラントを回転させて椎体の間で位置決めをする際、椎間インプラントは安全に装置によって保持され、装置からの分離が防止される。

0009

インプラントの最終的な位置決めおよび装置の取り外しが簡易化される。
既存の椎間インプラントを挿入装置に適合するように改造することができる。

0010

本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面の記載により明らかになる。

図面の簡単な説明

0011

椎間インプラントと椎間インプラントを挿入するための装置とを含むシステムの実施例を示す斜視図である。
挿入装置の一部が描かれた、図1のシステムの分解斜視図である。
図3b)のC−C線に沿った、椎間インプラントおよび挿入装置の端部の断面図である。
図3a)に示される、椎間インプラントと装置の一部とから成るシステムの上面図である。
椎間インプラントおよび挿入装置を示し、挿入装置をインプラントの開口に挿入することが可能な第一の状態にあることを示す断面図である。
図4a)に示されるシステムの上面図である。
椎間インプラントおよび開口に挿入された状態の挿入装置を示し、装置のピン後退位置にあることを示す断面図である。
図5a)に示される椎間インプラントおよび挿入装置の上面図である。
椎間インプラントおよび開口に挿入された状態の挿入装置を示し、装置のピンが突出位置にあることを示す断面図である。
図6aに示される椎間インプラントおよび挿入装置の上面図である。
椎間インプラント、および椎間インプラントの開口に挿入された挿入装置を示し、インプラントの側壁の垂直方向における中心を延在する面において椎間インプラントが挿入装置に対して回転された状態を示す図である。
椎間インプラント、および椎間インプラントから取り外された挿入装置を示す図である。
体内に椎間インプラントを挿入して位置決めするステップを示す図である。
体内に椎間インプラントを挿入して位置決めするステップを示す図である。
体内に椎間インプラントを挿入して位置決めするステップを示す図である。
体内に椎間インプラントを挿入して位置決めするステップを示す図である。
体内に椎間インプラントを挿入して位置決めするステップを示す図である。
体内に椎間インプラントを挿入して位置決めするステップを示す図である。

実施例

0012

図1は、椎間インプラント1、およびインプラントに取り付けられた椎間インプラント1の挿入装置20の一実施例を示す斜視図である。図1および図2に特定的に示されるように、椎間インプラント1は、第一の椎体および隣接する第二の椎体のそれぞれの端板と係合するように構成された上面2と底面3とを有する。上面2と底面3とは、中空内部5を規定する側壁4を介してつながっている。通常、上面2および底面3は、それぞれ開口を有し、中空内部5が上面2および底面3に延在する。示される実施例において、上面2および底面3は、側壁4の上縁および下縁により形成されている。さらに、中空内部5を二つに分離する中央壁6が設けられてもよい。側壁4の高さは、第一および第二の椎体の間に挿入できるような寸法に設定されている。高さは、中央壁6において大きく、外側端部に向かって小さくなるように設定してもよい。端板と係合するように上面2および底面3から突出する歯7または他の係合部が設けられる。

0013

示される実施例において、インプラント1は、対向する2つの長面4aと、対向する2つの短面4bとを有する。短面4bは、丸みを有する。側壁4の輪郭弓形状であり、例えば腎臓形またはバナナ形を有しても良い。

0014

図2に特定的に示されるように、側壁4を貫通して中空内部5に延在する開口8が側壁4に設けられる。開口8は細長い形状を有し、短面4bの周方向に所定の長さをもって延在するのが好ましい。開口8は、上縁8aと下縁8bとを有する実質的に矩形の輪郭を有してもよく、上面と底面との間で垂直方向における側面の中間部に実質的に位置する。

0015

実施例に示されるインプラントは一例にすぎない。インプラントの輪郭や形状は、具体的な臨床要件によって異なる。輪郭は他の形状であってもよく、例えば、円形または矩形、楕円形などであっても良い。側壁4の高さは、インプラントの全体にわたって均一であっても良い。開口は、他の位置にあっても良い。1つのみの開口または2つより多い開口を設けても良い。このような開口を有さない既存の椎間インプラントに開口を設けて適合させることもできる。中央壁は省くことができる。

0016

図1から図8を参照して、椎間インプラントを挿入するための装置の実施例について説明する。挿入装置20は、椎間インプラント1の開口8に挿入されて椎間インプラント1を保持するよう構成された端部21を有する。端部21は、可撓前部22を有するスリーブ状の部材である。可撓前部22は、スリーブ状の端部21の自由端からスリーブの対向する部分を通って延在するスロット24によって作成される2つの対向する舌部23a、23bにより形成される。

0017

舌部23a、23bは、自由端部に肉厚部25a、25bを有する。例えば図3a)、図3b)に見られるように、肉厚部25a、25bは外方に延在し、舌部の外径を大きくする。スリーブ軸Aに対して垂直の方向から見た肉厚部25a、25bの輪郭は、略矩形である。肉厚部25a、25bはそれぞれ、面取りした前壁26a、26bと、面取りした後壁27a、27bとを有する。後壁27a、27bは、開口8の領域の側壁4の曲率に対応した曲率を有して湾曲している。

0018

さらに、舌部23a、23bは、外方に延在するリブ28a、28bを有する。リブ28a、28bは、開口8内のインプラントの側壁4の厚さに等しい距離、またはこれよりも大きい距離をおいて肉厚部25a、25bから離れて設けられる。これにより、椎間インプラント1の開口8の周りの壁は、部分29a、29bに嵌まる。図3Aおよび図4Aに示される上面図において、スリーブ状の端部21の自由端に面するリブ28a、28bの面は、内側に湾曲している。その曲率は、開口8の領域の側壁4の曲率に対応する。肉厚部25a、25bとリブ28a、28bとの間の部分29a、29bは平坦であり、それぞれが開口の上下縁8a、8bと均等に接触する。

0019

スリーブ状の端部21の可撓前部22の外径の寸法は、舌部23a、23bの非圧縮状態で肉厚部25a、25bの外径が開口の高さよりも大きい最大の外径となるように設定されている。また、舌部23a、23bが非圧縮状態の時、部分28a、28bの外径は開口の高さより僅かに大きくなる。同時に、部分29a、29bにおけるスリーブの外径は、開口8の高さより小さくなる。スロット24の高さ、幅、および他の寸法は、舌部23a、23bを互いに圧縮することができ、椎間インプラントの開口8に可撓前部22を挿入できるように設定されている。スロット24の位置におけるスリーブ状の端部21の外径は、可撓前部22が長開口8の全長に沿って周方向に動くことができるように、長開口8の長さより短くなっている。

0020

スリーブ状の端部21は、より大きい外径を有する後部30を有する。後部30は、第一グリップ部51と第二グリップ部52とを有するトング状ハンドル50の第一グリップ部51に接続されている。

0021

挿入装置20は、スリーブ状の端部21に延在するピン40をさらに有する。ピン40は、スリーブ状の端部21内を摺動することが可能な外径を有する。スリーブ状の端部21の可撓前部22の内径は、ピン40の外径よりも僅かに小さくなっている。これにより、ピン40が舌部23a、23bの間を動いた時に舌部23a、23bが互いに僅かに開く。したがって、スリーブ状の端部21とピン40とは、コレットチャックとピンの態様で協働する。ピン40は、スリーブ状の端部21と第一グリップ部51とを接続する接続棒31内を摺動可能なピンの外径よりも大きい外径を有する部位41に取り付けられる。これにより、ピン40は、ハンドル50の他のグリップ部52に接続棒42を介して接続される。グリップ部51、52は、ヒンジ61、62を介してそれぞれ接続棒31、42に接続される。これにより、トングのようにグリップ部51、52を互いに向かって動かすことで、ピン40がスリーブ状の端部21に対して相対的に動く。

0022

例えば、図3a)から図4b)に示されるように、ピン40は、舌部23a、23bから後退する第一位置に配置することができる。ピンはさらに、舌部23a、23bの間でスリーブ状の端部21に突出して舌部23a、23bを相互に開く第二位置に配置することができる。

0023

グリップ部51、52は、板ばね53、54を介して互いの反対方向に付勢される。ヒンジ61、62により、ハンドル50は接続棒31、42に対して傾斜して配置される。これにより、扱いが容易となり、インプラントを最終位置に配置できる可能性が高くなる。

0024

ハンドル50に対するピン40およびスリーブ状の端部21の接続は、例示にすぎない。他の構成および他のタイプのハンドルを使用して、上述のようにピンをスリーブ状の端部に対して相対的に動かすことができる。

0025

患者の身体に触れるインプラント1およびインプラントの挿入装置20の各部は、生体適合性材料からなる。例えば、インプラントおよび/または挿入装置は、ステンレス鋼チタンニッケルチタン合金のような生体適合性金属合金、またはPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)のような生体適合性プラスチック材料からなる。

0026

図3a)から図9f)を参照して、インプラントの挿入装置の機能について説明する。挿入装置とインプラントとは、スロットが長開口の上縁および下縁と平行になるように互いに相対的に配向される。これにより、舌部は、インプラントの高さ方向からみて互いに重なる。まず、図3a)および図3b)に示されるように、ピン40は、後退位置である第一位置に配置される。図4a)に示されるように、舌部23a、23bは、相互に向かって柔軟に押される。舌部23a、23bが相互に向かって押される時、可撓前部22はインプラント1の長開口8に挿入することができる。挿入の際、舌部23a、23bの面取りされた前壁26a、26bは、肉厚部25a、25bの最上部および最下部が長開口8の上縁8aおよび下縁8bと接触するまで上縁8aおよび下縁8bに沿って摺動する。これにより、挿入の際に舌部23a、23bが圧縮状態に保たれる。舌部は、ピン40が後退位置にある時に互いに向かって曲げることにより、僅かに予備圧縮することができる。

0027

図5a)および図6a)に示されるように、可撓前部22の肉厚部25a、25bが長開口8を通過し、インプラント1の中空内部5に入ると、舌部23a、23bは、上縁8aおよび下縁8bが空間部29a、29b内で静止するまで互いに離れる方向に開く。この状態では、舌部23a、23bはまだ互いに圧縮されている。これにより、可撓前部22が開口の長手方向において長開口8の中でまだ動くことができる。これにより、可撓前部22は、インプラント1を手術側へ挿入するのに適切な位置に動くことができる。リブ28a、28bは、装置がインプラント内へさらに挿入されることを防止するストッパとして機能する。

0028

インプラントおよびインプラントの挿入装置が互いに正しく配置されると、ピン40は可撓前部22にさらに押し込まれ、舌部23a、23bがそれぞれ長開口8の上縁8aおよび下縁8bに当接するまで舌部23a、23bを開く。これにより、インプラントは、開口の上縁8aおよび下縁8bとスリーブ状の端部21の部位29a、29bとの係合により固く保持される。これは、図6a)および図6b)に特定的に示される。

0029

最終的に、インプラントが移植位置に配置された後、ピン40は第二位置から後退位置に戻され、舌部23a、23bは開口から引き出される。面取りされた後壁27a、27bにより、可撓端部22がインプラントから引き出される時に舌部23a、23bを共に押すことができる。これにより、長開口を通って可撓端部22を後退させることができる。

0030

手術中のインプラントの使用について図9a)から図9f)を参照して説明する。図9a)から図9f)は、椎間インプラントを体内へ挿入して位置決めをするステップを示す。まず、図9a)に示されるように、インプラント挿入装置20は、望ましくは長開口8の長さ方向における略中心部に可撓端部22が配置されるようにインプラント1に接続される。ピン40を第二位置に動かすことにより、インプラントと挿入装置との間の接続が固定される。つぎに、インプラント1は隣接する2つの脊椎の間の椎間隙に挿入される。脊椎の1つは、脊椎100として図面に示される。装置20の反対側のインプラントの短面4bは先頭側である。示される方法において、椎間インプラント1は前方および横方向へのアプローチにより椎間体の間の空間へ挿入される。

0031

図9c)に示されるように、インプラント1および挿入装置20に抵抗がかかり、それ以上は押せなくなった場合は、ピンを第一位置に後退させることによってインプラントと挿入装置20との間の固定が緩和される。これにより、スリーブ状の端部21は長開口8において動くことができるため、インプラントと装置とは互いに相対的に動くことができる。これによって、インプラントと挿入装置との間の角度を変えることができる。図9c)から図9e)に示されるように、インプラントはつぎに椎体の間の最終位置に押し込まれる。

0032

この後、可撓端部22を長開口8から引き出すことにより、挿入装置はインプラントから外される。

0033

挿入装置とインプラントとの接続または取り外しが容易に行われるため、扱いが簡易となる。肉厚部およびリブがストッパとして作用するため、インプラントを挿入するステップで装置の分離が防止される。

0034

インプラントの挿入装置は、変形させることができる。例えば、可撓舌部の数を変えることができる。舌部の形状を変えることもできる。ピンの代わりに他の拡張部材を使用することができる。

0035

2 上面、3 底面、4側壁、8 長開口、21 可撓端部、28a,28bストッパ。

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