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技術 高温のAC磁気誘導発熱を示す加工された超常磁性マグネシウムがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法及びその方法によって製造された、加工された超常磁性マグネシウムがドーピングされたフェライトナノ粒子

出願人 株式会社NURIVISTA
発明者 ベ・ソンテジョン・キョンウォン
出願日 2009年12月24日 (9年0ヶ月経過) 出願番号 2011-543434
公開日 2012年6月21日 (6年6ヶ月経過) 公開番号 2012-513947
状態 拒絶査定
技術分野 鉄化合物(I) ナノ構造物 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 磁気治療器 化合物または医薬の治療活性 軟質磁性材料
主要キーワード 自己発熱温度 自己発熱特性 各化学薬品 次遠心分離 フェライトナノ粒子 目標物質 本ナノ粒子 磁場範囲
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図面 (10)

課題

マグネシウムドーピングされて加工されたフェライト超常磁性ナノ粒子の製造方法とこれを高温癌細胞治療及び自己防御メカニズム熱衝撃タンパク質誘導に応用する技術を提供する。

解決手段

FeフェライトにMgをドーピングし、10nm以下の超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子を製造する方法であって、Fe(III)アセチルアセトネート、マグネシウム及び溶媒で構成された原料物質を混合した後、1次熱処理で核を生成させ、2次熱処理でナノ粒子成長させた後、洗浄遠心分離、乾燥及び研磨することによって、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法を構成する。

概要

背景

高温治療方法は、43℃〜45℃の温度で癌細胞を加熱して死滅させる治療方法であって、既存の癌治療方式である化学的治療方法及び放射能治療方法に比べて臨床的副作用を最小化させながら、局所的又は人体に深く位置した癌細胞(組織)を選択的・効果的に治療することができ、その臨床的な実用可能性に関する研究範囲が急速に拡大している。

特に、最近(2000年以後)、数ナノメートルサイズにまで制御可能な超常磁性ナノ粒子合成技術の開発により、ナノ粒子を直接人体に注入し、選択的に癌細胞(組職)を死滅させようとする生体内温熱療法(in—vivo hyperthermia)に関する研究が全世界的に注目を受けている。(例えば、特許文献1などを参照)

現在考慮又は使用されている人体注入型超常磁性ナノ粒子(hyperthermia agent)は、FDA承認したFe3O4ナノ粒子であるが、Fe3O4ナノ粒子は、その結晶相周辺環境の条件にしたがってα—Fe2O3、γ—Fe3O4、Fe3O4などに容易に変わり、これによって発熱特性とその磁気的特性が変わるので、実際の臨床応用限界がある。特に、その発熱温度がin—vivo状態で15℃以下であり、発熱のためのAC周波数と磁場も人体に無害な範囲の限界値であるH・f=4.85×108Am−1s−1(H=200Oe以下、f=120kHz以下)を超えるので、基本的に応用が不可能である。

また、他の物質として、Co、Ni、Mg系列のMFe2O4(M=Co、Ni、Mg)ナノ粒子に関する研究が行われているが、低い発熱温度(25℃:Coの場合、残りはそれ以下)のため生体内への適用が不可能である。特に、MgFe2O4の場合は、そのナノ粒子合成自体の難しさと、小さい磁気異方性による低い発熱温度が問題として台頭してきた。

したがって、新しい高機能性高温熱治療製剤としてのナノ粒子が切実に要求されている実情にある。最近は、数百nm〜数μmの大きさを有するいくつかのMg系合金又は酸化物ナノ粒子の高磁化率、高自己発熱(〜120℃)、及び高生体適合性細胞生存率:90%)により、高温熱治療製剤としての可能性が非常に大きいと報告されていたが、実際に人体に注入可能な10nm以下の大きさを有するナノ粒子に関する研究は未だに完成しておらず、これを高温熱治療製剤と熱衝撃タンパク質誘導体に応用し、脳腫瘍視神経疾患脳神経疾患治療などの臨床治療に応用する技術は全くない状態である。

概要

マグネシウムドーピングされて加工されたフェライト超常磁性ナノ粒子の製造方法とこれを高温熱癌細胞治療及び自己防御メカニズムの熱衝撃タンパク質誘導に応用する技術を提供する。FeフェライトにMgをドーピングし、10nm以下の超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子を製造する方法であって、Fe(III)アセチルアセトネート、マグネシウム及び溶媒で構成された原料物質を混合した後、1次熱処理で核を生成させ、2次熱処理でナノ粒子を成長させた後、洗浄遠心分離、乾燥及び研磨することによって、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法を構成する。

目的

効果

実績

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請求項1

Feフェライト粒子にMgをドーピングし、10nm以下の超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子を製造する方法であって、Fe(III)アセチルアセトネートマグネシウム及び溶媒で構成された原料物質を混合した後、1次熱処理で核を生成させ、2次熱処理でナノ粒子成長させた後、洗浄遠心分離、乾燥及び研磨することによって構成されることを特徴とする加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法。

請求項2

前記原料物質は、ヘキサデカンジオールをさらに含むことができ、そのモル濃度は0〜10mmolに調節されることを特徴とする、請求項1に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法。

請求項3

前記原料物質は界面活性剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法。

請求項4

前記界面活性剤は、オレイン酸及びオレイルアミンであることを特徴とする、請求項3に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法。

請求項5

前記溶媒はフェニルエーテル又はベンジルエーテルであることを特徴とする、請求項1に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法。

請求項6

前記1次熱処理温度は200℃で、2次熱処理温度は259℃〜296℃であることを特徴とする、請求項1に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法。

請求項7

請求項1に記載の製造方法で製造され、その磁気的特性が40〜70emu/gの飽和磁化値を有することを特徴とする、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項8

10℃〜105℃の自己発熱特性を有することを特徴とする、請求項7に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項9

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、高温治療に適用されることを特徴とする、請求項7に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項10

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、その大きさが10nm以下であって、人体直接注入される方式で前記高温熱治療に適用されることを特徴とする、請求項9に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項11

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、細胞生存率が90%以上であって、高生体適合性を有することを特徴とする、請求項10に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項12

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、アルツハイマー又はパーキンソン病の治療に適用されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項13

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、正常細胞でHSPを誘発させる方式に適用され、緑内障又は糖尿網膜疾患の治療に適用されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項14

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、MRI造影剤に適用されることを特徴とする、請求項7、10及び11のうちいずれか1項に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項15

前記MRI造影剤は、診断及び高温熱癌治療に同時に適用されることを特徴とする、請求項14に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子。

請求項16

前記研磨後、TEOS(Tetraethylorthosilicate)、キトサン及びDグルコースデキストランを用いてコーティングすることをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子製造方法。

請求項17

前記の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、3成分系であるMgFe2O4、4成分系であるMgZnFe2O4又はMgMnFe2O4であることを特徴とする、請求項1に記載の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子製造方法。

技術分野

0001

本発明は、高温自己発熱が可能な、加工された超常磁性マグネシウムドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法及びその応用に関するものである。本発明によって製造された、加工された超常磁性マグネシウムがドーピングされたフェライトナノ粒子は、生体内で癌の高温熱治療のための製剤(hyperthermia agent)及び自己防御メカニズム熱衝撃タンパク質誘導体に応用が可能であり、脳腫瘍視神経疾患脳神経疾患治療などの臨床治療への応用が可能である。

背景技術

0002

高温熱治療方法は、43℃〜45℃の温度で癌細胞を加熱して死滅させる治療方法であって、既存の癌治療方式である化学的治療方法及び放射能治療方法に比べて臨床的副作用を最小化させながら、局所的又は人体に深く位置した癌細胞(組織)を選択的・効果的に治療することができ、その臨床的な実用可能性に関する研究範囲が急速に拡大している。

0003

特に、最近(2000年以後)、数ナノメートルサイズにまで制御可能な超常磁性ナノ粒子合成技術の開発により、ナノ粒子を直接人体に注入し、選択的に癌細胞(組職)を死滅させようとする生体内温熱療法(in—vivo hyperthermia)に関する研究が全世界的に注目を受けている。(例えば、特許文献1などを参照)

0004

現在考慮又は使用されている人体注入型超常磁性ナノ粒子(hyperthermia agent)は、FDA承認したFe3O4ナノ粒子であるが、Fe3O4ナノ粒子は、その結晶相周辺環境の条件にしたがってα—Fe2O3、γ—Fe3O4、Fe3O4などに容易に変わり、これによって発熱特性とその磁気的特性が変わるので、実際の臨床応用限界がある。特に、その発熱温度がin—vivo状態で15℃以下であり、発熱のためのAC周波数と磁場も人体に無害な範囲の限界値であるH・f=4.85×108Am−1s−1(H=200Oe以下、f=120kHz以下)を超えるので、基本的に応用が不可能である。

0005

また、他の物質として、Co、Ni、Mg系列のMFe2O4(M=Co、Ni、Mg)ナノ粒子に関する研究が行われているが、低い発熱温度(25℃:Coの場合、残りはそれ以下)のため生体内への適用が不可能である。特に、MgFe2O4の場合は、そのナノ粒子合成自体の難しさと、小さい磁気異方性による低い発熱温度が問題として台頭してきた。

0006

したがって、新しい高機能性高温熱治療製剤としてのナノ粒子が切実に要求されている実情にある。最近は、数百nm〜数μmの大きさを有するいくつかのMg系合金又は酸化物ナノ粒子の高磁化率、高自己発熱(〜120℃)、及び高生体適合性細胞生存率:90%)により、高温熱治療製剤としての可能性が非常に大きいと報告されていたが、実際に人体に注入可能な10nm以下の大きさを有するナノ粒子に関する研究は未だに完成しておらず、これを高温熱治療製剤と熱衝撃タンパク質誘導体に応用し、脳腫瘍、視神経疾患、脳神経疾患治療などの臨床治療に応用する技術は全くない状態である。

先行技術

0007

特開2008−143882号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明では、生体適合性に優れるが、合成が難しいことで知られているMg系列フェライトナノ粒子を人体に直接注入できる10nm以下の大きさで合成する方法及びその磁気的性質を高温熱治療製剤に適用可能な新しい技術を提供し、また、これを高温熱癌治療のための製剤及び自己防御メカニズムの熱衝撃タンパク質誘導体に応用し、脳腫瘍、視神経疾患、脳神経疾患治療などの臨床治療に応用する可能性を提示する。

課題を解決するための手段

0009

高温自己発熱特性を示すMgがドーピングされたフェライトナノ粒子を合成するためにHTTD(high temperature thermal decomposition)方式を用いており、その成功的な合成のために還元を制御するヘキサデカンジオールの濃度及び界面活性剤であるオレイルアミン及びオレイン酸反応性を制御することによって、多様なMg含量を有する超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子を成功的に合成し、その高温熱癌治療及び自己防御メカニズムの熱衝撃タンパク質誘導体に応用するための自己発熱特性及び生体適合性に関する特性を確保した。

発明の効果

0010

本発明で提案した合成方法を通して人体に適用可能な周波数及び磁場範囲で多様な発熱温度(数℃〜100℃)及び高生体適合性(細胞生存率:90%以上)を示し、人体に直接注入できる7〜8nmの大きさを有する加工された超常磁性単一相のMgがドーピングされたフェライトナノ粒子を成功的に合成した。この温度は、温熱治療及びHSP製剤に応用可能な範囲にあり、実際に生体内に適用可能な最初の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子製剤である。

0011

本発明を通して開発された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、周波数及び外部磁場の強さ変化によって多様な温度(数℃〜100℃)を自由に得ることができ、癌細胞の種類及び位置によって自己防御メカニズムの熱衝撃タンパク質誘導体として多様な人体に適用可能である。

0012

本発明を通して合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、大きい磁化値によってMRI造影剤に応用可能であり、効果的な造影診断技術の向上はもちろん、高温熱癌治療との組み合わせを通して診断と治療を同時に行える基礎を設けた。

0013

本発明を通して開発された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の効果的な熱衝撃タンパク質技術の開発を通して視神経保護の新しい転機をもたらし、糖尿病網膜性疾患と緑内障疾患による失明を最小化できる基礎を設けた。

図面の簡単な説明

0014

本発明の加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の合成方法を示すフローチャートである。
本発明の実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の結晶構造分析を示したXRDグラフである。
本発明の実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の透過電子顕微鏡TEM写真である。
加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の磁気的特性の分析結果を示すグラフである。
本発明の実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の発熱温度及び比較のための一般的なMgFe2O4、FeFe2O4、NiFe2O4発熱温度を測定した結果を示すグラフである。
ヘキサデカンジオールの濃度によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の自己発熱温度及び周波数依存性を示すグラフである。
本発明の実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子のヘキサデカンジオールの使用濃度による虚数磁化率(imaginary susceptibility)、飽和磁化及びパワー損失(全(total)損失及び緩和(relaxation)損失)の分析結果を示すグラフである。
本発明の実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子及びFe3O4とNiFe2O4の細胞生存率の調査結果を示すグラフである。
本発明の実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子及びFe3O4とNiFe2O4の細胞生存率の調査結果を示すグラフである。

実施例

0015

本発明で、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の製造方法は、図1に示すように、原料物質であるFe(III)アセチルアセトネート、マグネシウム及び還元剤であるヘキサデカンジオールに、ベンジルエーテルと界面活性剤であるオレイン酸及びオレイルアミンを混合した後、1次熱処理で核を生成させ、2次熱処理でナノ粒子を成長させた後、洗浄遠心分離し、乾燥及び研磨することによって構成される。

0016

前記一連過程を通して製造されたナノ粒子は、TEOS(Tetraethyl orthosilicate)、キトサン及びDグルコースデキストランを用いてさらにコーティングされる。

0017

本発明を通して合成された新しい概念のMgFe2O4の高温熱癌治療、自己防御メカニズムの熱衝撃タンパク質の誘導を通した神経疾患及び視神経疾患治療、及びMRI造影剤への応用可能性を打診するために、自己発熱特性、磁気的特性及び生体適合性などのテストを行った。

0018

以下、本発明を実施例を通してより詳細に説明する。

0019

化学薬品

0020

1.出発物質としては、Fe(III)アセチルアセトネート(2mmol)を使用した。

0021

2.フラスコに出発物質と製造しようとするナノ粒子に応じて目標物質(Ni、Co、Mgなど、それぞれ1mmol)を入れた。本発明の主なナノ粒子は、Mgナノ粒子である。

0022

3.還元効果のために還元剤(ヘキサンデカンジオール)を0〜10mmol(0〜100%)まで変化させながら入れた(これは、Feから酸素を分離させてイオン化させ、MgイオンFeイオンの反応を促進し、Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子を生成することを促進する触媒役割をする。)。

0023

試薬

0024

1.化学薬品が混じっているフラスコにベンジルエーテルを20ml入れた。

0025

2.界面活性剤であるオレイン酸(2.4ml)とオレイルアミン(3.5ml)を入れた。この試薬は界面活性剤であって、条件によっては使用しないこともある。

0026

本発明で使用されたMgナノ粒子の場合、界面活性剤の有無によってそれぞれ還元剤の濃度を0、25、50、70、100%に変化させ、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子を合成した。

0027

1次熱処理工程

0028

化学薬品及び試薬が混じっているフラスコにマグネティックバーを入れ、溶液に浸るように温度計を設置した後、撹拌すると同時に温度を印加した。

0029

番目熱処理過程は、200℃まで約30分かけて漸次昇温させ、最終的に200℃で30分間維持した。本過程は核生成過程である。

0030

2次熱処理工程

0031

ベンジルエーテルの沸点である296℃まで約30分かけて漸次昇温させた。

0032

ベンジルエーテルの沸点で30分間維持した。本過程はナノ粒子成長過程である。ベンジルエーテルの代わりにフェニルエーテルを使用しても構わないが、高温がナノ粒子の合成時に大きさの分散を促進するという点を案し、ベンジルエーテルを使用した。これを30分維持した後、温度を常温まで下げた。

0033

次洗浄及び遠心分離

0034

常温まで下がった溶液にエタノール40mlを注ぎ、1時間洗浄した。洗浄が終了した後、遠心分離チューブに溶液を注ぎ、6500rpmで12分30秒間遠心分離器を作動した。遠心分離器の作動が終了した後、遠心分離チューブに黒色沈殿物が存在することが分かるが、これが合成されたナノ粒子である。そして、遠心分離チューブに存在する溶液を除去した。

0035

2次洗浄及び遠心分離

0036

フラスコにエタノール30mlとヘキサン15mlを入れ、マグネティックバーを用いて撹拌した。1次遠心分離で得たナノ粒子を前記溶液が混じっているフラスコに入れた後、40分間洗浄した。洗浄が終了した後、遠心分離チューブにナノ粒子が含まれた溶液を注ぎ、6500rpmで12分30秒間遠心分離器を作動した。遠心分離器の作動が終了すると、遠心分離チューブから溶液を除去し、各ナノ粒子を集めて常温で乾燥させた。

0037

研磨

0038

完全に乾燥したナノ粒子をモルタルに入れ、約10分間研磨を行った。研磨が終了したナノ粒子を収集した後、重さを測定してから保管した。

0039

図1に示した過程を経て製造された、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、3成分系であるMgFe2O4、4成分系であるMgZnFe2O4又はMgMnFe2O4である。

0040

前記実施例のHTTD(high temperature thermal decomposition)方法を用いて化学物質(ヘキサデカンジオール、オレイン酸及びオレイルアミン)の組成(0%〜100%)に変化を与え、MgFe2O4ナノ粒子を合成した結果を図2及び図3に示した。

0041

図2は、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子のXRD結果を示す。本結果によると、それぞれの条件で合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、調節されたMgドーピング量にしたがって単一相を有する同一の結晶構造を有していることが分かる。

0042

図3は、合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の透過顕微鏡(TEM)写真であって、前記の提案された方法で合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、6.5〜9nmの大きさを有することが分かる。これを通して、本Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、人体に注入可能な超常磁性大きさで成功的に合成されたことが分かる。

0043

表1は、界面活性剤の有無及びヘキサデカンジオールの濃度によるMgドーピング量を示したものである。

0044

0045

表1を参照すると、ICP/EDX分析を通して、本発明で提案された合成方法で開発された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子でMgのドーピング量が効果的に調節されたことが分かり、界面活性剤を使用せずに、75%のヘキサデカンジオールを使用した場合に最も多いMgがドーピングされることが分かった。

0046

本発明を通して開発された加工されたMgがドーピングされたフェライトナノ粒子の磁気的特性を調査した結果、本ナノ粒子は、Mgのドーピング濃度にしたがってその磁化値に変化を有し、保磁力のない超常磁性特性を有することが確認された(図4)。

0047

前記各化学薬品の多様なモル濃度によって合成されたMgFe2O4ナノ粒子の発熱特性を、人体に適用可能なH・f=4.85×108Am−1s−1(H≦12.8kA/m、f≦120kHz)以下の範囲で測定した。

0048

140Oeの磁場と110KHzの周波数を印加した状態での自己発熱特性を研究した結果、75%のヘキサデカンジオールの添加によって最も多いMgがドーピングされた、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、他のナノ粒子(Ni、Fe、加工前のMg)に比べて最大65℃以上高い95℃の温度を示した(図5)。

0049

界面活性剤(オレイン酸及びオレイルアミン)を使用せずに、還元剤であるヘキサデカンジオールのモル濃度(0〜100%)のみを調節して合成した加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の自己発熱温度を、80Oeの磁場と210KHzの周波数で調査した結果、60℃で最大105℃までの多様な自己発熱温度を示しており、このうち最も多いMgが含まれたナノ粒子で(75%のヘキサデカンジオール)最も高い温度を示した(図6)。

0050

さらに、これによるSAR(Specific absorption rate)を調査した結果、75%のヘキサデカンジオールのモル濃度を使用して合成した加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライト最大値である425W/gを示した。これを通して、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、その合成条件によるMgドーピング量の調節を通して多様な自己発熱温度を示すことができ、特に、75%のヘキサデカンジオールを使用して最も多いMgがドーピングされたナノ粒子の場合、最も高い発熱温度を示すことが分かった。また、最も高い発熱温度を示した加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライト(75%のヘキサデカンジオル)と50%のヘキサデカンジオールを使用して合成した超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子に対して印加磁場80Oeで印加周波数依存性を調査した結果、周波数に対して自己発熱温度が線形的に増加することを確認した。これを通して、本発明で開発された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子(特に、70%のヘキサデカンジオールを使用したナノ粒子)は、高い自己発熱温度を通して癌治療及び自己防御メカニズムの熱衝撃タンパク質誘導を通した多様な神経治療への応用が可能であることが分かる。

0051

75%のヘキサデカンジオールを使用して合成した加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子の注目すべき発熱温度の増加は、AC—磁化率結果を通してx"(虚数磁化率)の急激な増加に起因したものであることが判明した(図7)。また、前記ナノ粒子は、自己発熱温度及びSARと共に、パワー損失(全損失及び緩和損失)も最も高い値を示した。

0052

実際の人体内部への注入に関する生体適合性を調査するために、前記実施例によって合成された加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子での細胞生存率を神経幹細胞(Neuronal stem cell)(ヒト胎児中脳から分離された)と網膜神経節細胞(retina ganglion cell)で調査した(図8及び図9)。分析の結果、加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、NiFe2O4ナノ粒子はもちろん、FDA承認を受けたFeFe2O4ナノ粒子よりも高い細胞生存率を示し、特に、70%のヘキサデカンジオールを使用した加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子が最も高い細胞生存率を示した。これを通して、本発明で提案した方法を使用して合成した加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトが、人体内部への適用に適した物質であることを確認した。

0053

加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、高い自己発熱温度の他にも60emu/gの高い磁化値を示すように調節可能であって、後でMRIコントラストへの応用が可能である(図7)。すなわち、MRIを用いて疾病を診断すると同時に、自己発熱を通して治療が可能な新概念の高温熱癌治療分野への応用が可能であることを示す。

0054

このように、本発明の結果物である加工された超常磁性Mgがドーピングされたフェライトナノ粒子は、既存の温熱治療及びHSP製剤の問題を全て解決した画期的な発明であって、人体の全ての部位の癌細胞死滅はもちろん、アルツハイマー及びパーキンソン病などの神経疾患治療及び正常細胞でのHSPを誘発させる技術に拡大し、各種眼科疾患(緑内障、糖尿網膜疾患)を治療する技術への拡大が可能であって、人類医学発展に画期的な転機をもたらすと予想される。

0055

以上では、本発明の一実施例を中心に説明したが、当業者水準で多様な変更や変形が可能である。このような変更と変形は、本発明の範囲を逸脱しない限り、本発明に属するものと言える。したがって、本発明の権利範囲は、以下で記載する特許請求の範囲によって判断しなければならない。

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