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技術 ユニバーサルISDN/POTSスプリッタ

出願人 アルカテル-ルーセント
発明者 オプ・デ・ビーク,エドモント・セリーナ・ヨゼフ
出願日 2009年10月8日 (11年2ヶ月経過) 出願番号 2011-530420
公開日 2012年3月1日 (8年9ヶ月経過) 公開番号 2012-505577
状態 特許登録済
技術分野 有線伝送方式及び無線の等化,エコーの低減 電話通信サービス
主要キーワード 阻止帯域特性 対称コイル 大型コイル フィルタステージ 低オーム 表面実装型デバイス スプリッタ回路 フィルタセル
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題・解決手段

ISDN/POTS電気通信システムの知られている9次スプリッタと置き換わり、それによってボード上の占有されるスペースならびにコストを低減するための7次スプリッタ。本7次スプリッタは、回線端子(Line+、Line−)とPOTS/ISDN端子の間に、LCフィルタセル(L21a、L12b、C21)といくつかの楕円フィルタセル(L22a、L22b、C22、C24、C25;L23a、L23b、C23、C26、C27)のカスケード接続を備える。これらのフィルタセルのうちの1つまたは複数は、関連フィルタセルの対称コイルの2つの巻き線(L21a、L21b;L22a、L22b;L23a、L23b)の間のRL回路(R21、L24;R22、L25;R23、L26)と直列結合したコンデンサ(C21;C22;C23)を備える直列共振回路と関連付けられる。各RL回路は、抵抗(R21;R22;R23)とコイル(L24;L25;L26)の並列結合によって構成される。

概要

背景

今日のISDNおよびxDSLのためのユニバーサルISDN/POTSスプリッタ回路は、当技術分野で一般に知られている。これらの知られているスプリッタは、図1に示すように、4つのコイルおよび関連高電圧コンデンサ(通常は10個のコンデンサ)から成る、9次ローパスフィルタに基づく。

DSL回線当たりの大型コイルおよびコンデンサのこの量は、1ボード当たりのスプリッタ回路の数の集積を制限し(1スプリッタボード当たり72ポートなど)、単一ボード上の多数のDSL回線終端およびスプリッタ回線の集積を妨げる。コイルおよびコンデンサの数が多いため、所要スペースのみでなく知られている9次ISDNスプリッタのコストもまた比較的高い。

さらに、知られているユニバーサルISDN/POTSスプリッタローパスフィルタは、標準準拠でなければならない(ETSI TS 101 952−1−4)。多くの場合、同じトポロジをもつが異なる成分値をもつ2つの異なるフィルタが、2つのISDN標準(2B1Qおよび4B3T)をカバーするために必要とされる。

概要

ISDN/POTS電気通信システムの知られている9次スプリッタと置き換わり、それによってボード上の占有されるスペースならびにコストを低減するための7次スプリッタ。本7次スプリッタは、回線端子(Line+、Line−)とPOTS/ISDN端子の間に、LCフィルタセル(L21a、L12b、C21)といくつかの楕円フィルタセル(L22a、L22b、C22、C24、C25;L23a、L23b、C23、C26、C27)のカスケード接続を備える。これらのフィルタセルのうちの1つまたは複数は、関連フィルタセルの対称コイルの2つの巻き線(L21a、L21b;L22a、L22b;L23a、L23b)の間のRL回路(R21、L24;R22、L25;R23、L26)と直列結合したコンデンサ(C21;C22;C23)を備える直列共振回路と関連付けられる。各RL回路は、抵抗(R21;R22;R23)とコイル(L24;L25;L26)の並列結合によって構成される。

目的

本発明の目的は、前述の知られているタイプであるが、そのスプリッタ特性は2B1Qおよび4B3TISDN標準のETSI標準ETSI TS 101 952−1−4に準拠したままでそのサイズおよびコストが格段に低減されたスプリッタを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

ISDN/POTS電気通信システムのためのスプリッタであって、第1(Line+)のおよび第2(Line−)の回線端子と第1(POTS/ISDN+)のおよび第2(POTS/ISDN−)のPOTS/ISDN端子とをもち、LCフィルタセル(L21a、L21b、C21)と複数の楕円フィルタセル(L22a、L22b、C22、C25、C26;L23a、L23b、C23、C27、C28)のカスケード接続を備え、前記LCフィルタセルが、前記第1の回線端子(Line+)に接続された第1の端子をもちまた前記複数の楕円フィルタセルを介して前記第1のPOTS/ISDN端子(POTS/ISDN+)に結合された第2の端子をもつ第1の巻き線(L21a)をもつ第1の対称コイル(L21a、L21b)を備え、前記第2の回線端子(Line−)に接続された第1の端子をもちまた前記複数の楕円フィルタセルを介して前記第2のPOTS/ISDN端子(POTS/ISDN−)に結合された第2の端子をもつ第2の巻き線(L21b)をもち、前記LCフィルタセルがさらに、前記第1の対称コイルの第1の巻き線(L21a)の第2の端子と、前記第1の対称コイルの第2の巻き線(L21b)の第2の端子との間に結合された第1コンデンサ(C21)を備え、前記複数の楕円フィルタセルがそれぞれ、前記LCフィルタセルの第1の巻き線(L21a)の第2の端子に結合された第1の端子をもちまた前記第1のPOTS/ISDN端子(POTS/ISDN+)に結合された第2の端子をもつ第1の巻き線(L22a;L23a)をもち、前記LCフィルタセルの第2の巻き線(L21b)の第2の端子に結合された第1の端子をもちまた前記第2のPOTS/ISDN端子(POTS/ISDN−)に結合された第2の端子をもつ第2の巻き線(L22b;L23b)をもつ、第2の対称コイル(L22a、L22b;L23a、L23b)を備え、各楕円フィルタセルがさらに、前記楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第1の巻き線(L22a;L23a)の第2の端子と、前記第2の対称コイルの第2の巻き線(L22b;L23b)の第2の端子との間に結合された第2コンデンサ(C22;C23)を備え、第3コンデンサ(C24;C26)が前記第2の対称コイルの第1の巻き線(L22a;L23a)にまたがって接続され、第4コンデンサ(C25;C27)が前記第2の対称コイルの第2の巻き線(L22b;L23b)にまたがって接続されている、スプリッタにおいて、抵抗(R22;R23)とコイル(L25;L26)の並列結合によって構成され、前記複数の楕円セルのうちの1つの楕円フィルタセルの第2コンデンサ(C22;C23)と直列に接続された少なくとも1つのRL回路を備えることを特徴とする、スプリッタ。

請求項2

第2の抵抗(R21)と第2のコイル(L24)の並列結合によって構成され、前記LCフィルタの前記第1の対称コイルの第1の巻き線(L21a)の第2の端子と前記LCフィルタの前記第1の対称コイルの第2の巻き線(L21b)の第2の端子の間に前記LCフィルタセルの第1コンデンサ(C21)と直列に接続された、別のRL回路を備えることを特徴とする、請求項1に記載のスプリッタ。

請求項3

前記スプリッタが、前記LCフィルタセル(L21a、L21b、C21)と、第1の第2コンデンサ(C22)を備える第1の楕円フィルタセル(L22a、L22b、C22、C25、C26)と、第2の第2コンデンサ(C23)を備える第2の楕円フィルタセル(L23a、L23b、C23、C27、C28)との直列接続を備えること、前記第1の楕円フィルタセルの第1の第2コンデンサ(C22)が、前記第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第1の巻き線(L22a)の第2の端子と、前記第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第2の巻き線(L22b)の第2の端子との間に第1の抵抗(R22)と第1のコイル(L25)の並列結合によって構成された第1のRL回路と直列に接続されること、ならびに前記第2の楕円フィルタセルの第2の第2コンデンサ(C23)が、前記第2の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第1の巻き線(L23a)の第2の端子と、前記第2の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第2の巻き線(L23b)の第2の端子との間に第2の抵抗(R23)と第2のコイル(L26)の並列結合によって構成された第2のRL回路と直列に接続されることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のスプリッタ。

請求項4

前記楕円フィルタセル(L22a、L22b、C22、C25、C26;L23a、L23b、C23、C27、C28)の第2の対称コイルの第1の巻き線(L22a;L23a)にまたがった第3コンデンサ(C24;C26)と並列に接続された第1のダンピング抵抗と、前記第2の対称コイルの第2の巻き線(L22b;L23b)にまたがった第4コンデンサ(C25;C27)と並列に接続された第2のダンピング抵抗とをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のスプリッタ。

請求項5

前記楕円フィルタセル(L22a、L22b、C22、C25、C26;L23a、L23b、C23、C27、C28)の第2の対称コイルの第1の巻き線(L22a;L23a)にまたがった第3コンデンサ(C24;C26)と直列に接続された第3のダンピング抵抗と、前記第2の対称コイルの第2の巻き線(L22b;L23b)にまたがった第4コンデンサ(C25;C27)と直列に接続された第4のダンピング抵抗とをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のスプリッタ。

技術分野

0001

本発明はISDN/POTS電気通信システムのためのスプリッタに関し、前記スプリッタは第1のおよび第2の回線端子と第1のおよび第2のPOTS/ISDN端子をもち、LCフィルタセルおよび複数の楕円フィルタセルカスケード接続を備え、前記LCフィルタセルは、前記第1の回線端子に接続された第1の端子をもち、また前記複数の楕円フィルタセルを介して前記第1のPOTS/ISDN端子に結合された第2の端子をもつ第1の巻き線をもつ第1の対称コイルを備え、前記第2の回線端子に接続された第1の端子をもちまた前記複数の楕円フィルタセルを介して前記第2のPOTS/ISDN端子に結合された第2の端子をもつ第2の巻き線をもち、前記LCフィルタセルはさらに、前記第1の対称コイルの第1の巻き線の第2の端子と、前記第1の対称コイルの第2の巻き線の第2の端子との間に結合された第1コンデンサを備え、前記複数のうちのそれぞれの楕円フィルタセルは、前記LCフィルタセルの第1の巻き線の第2の端子に結合された第1の端子をもちまた前記第1のPOTS/ISDN端子に結合された第2の端子をもつ第1の巻き線をもち、そして前記LCフィルタセルの第2の巻き線の第2の端子に結合された第1の端子をもちまた前記第2のPOTS/ISDN端子に結合された第2の端子をもつ第2の巻き線をもつ、第2の対称コイルを備え、各楕円フィルタセルはさらに、前記楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第1の巻き線の第2の端子と、前記第2の対称コイルの第2の巻き線の第2の端子との間に結合された第2コンデンサと、前記第2の対称コイルの第1の巻き線にまたがって接続された第3コンデンサと、前記第2の対称コイルの第2の巻き線にまたがって接続された第4コンデンサとを備える。

背景技術

0002

今日のISDNおよびxDSLのためのユニバーサルISDN/POTSスプリッタ回路は、当技術分野で一般に知られている。これらの知られているスプリッタは、図1に示すように、4つのコイルおよび関連高電圧コンデンサ(通常は10個のコンデンサ)から成る、9次ローパスフィルタに基づく。

0003

DSL回線当たりの大型コイルおよびコンデンサのこの量は、1ボード当たりのスプリッタ回路の数の集積を制限し(1スプリッタボード当たり72ポートなど)、単一ボード上の多数のDSL回線終端およびスプリッタ回線の集積を妨げる。コイルおよびコンデンサの数が多いため、所要スペースのみでなく知られている9次ISDNスプリッタのコストもまた比較的高い。

0004

さらに、知られているユニバーサルISDN/POTSスプリッタローパスフィルタは、標準準拠でなければならない(ETSI TS 101 952−1−4)。多くの場合、同じトポロジをもつが異なる成分値をもつ2つの異なるフィルタが、2つのISDN標準(2B1Qおよび4B3T)をカバーするために必要とされる。

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の目的は、前述の知られているタイプであるが、そのスプリッタ特性は2B1Qおよび4B3TISDN標準のETSI標準ETSI TS 101 952−1−4に準拠したままでそのサイズおよびコストが格段に低減されたスプリッタを提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明によれば、この目的は、前記スプリッタが、抵抗およびコイルの並列結合によって構成され、前記複数の楕円セルの楕円フィルタセルの第2コンデンサと直列に接続された少なくとも1つのRL回路を備える、ということによって達成される。

0007

この方法では、7次ISDNまたはユニバーサルISDN/POTSスプリッタローパスフィルタが、知られている9次ローパスフィルタに置き換わるために提供される。9次スプリッタローパスフィルタと比較して1つの楕円セルをなくすことによって、そして別の楕円フィルタセルに関連付けられた少なくとも1つのRL回路を追加することによって、25%のサイズ縮小および有意なコスト削減が達成される。

0008

この7次フィルタは、2B1Qおよび4B3Tの両方のISDN標準について完全ETSI標準準拠(ETSI TS 101 952−1−4)である。本スプリッタはさらに、9次スプリッタと比較して同程度の動的性能を示す(一時的リジェクションDSL信号への雑音影響、ISDN信号への雑音影響)。

0009

本スプリッタでは、ADSLインピーダンス(Zadsl)をもつものともたないもの両方の、xDSL阻止帯域特性、ISDN通過帯域リターンロスおよび挿入特性、ならびに異なるインピーダンスおよび条件についてのPOTS通過帯域リターンロスおよび挿入ロス特性が、知られているスプリッタのそれらと同様であることがさらに証明されることができる。

0010

本発明の別の特徴的な実施形態は、第2の抵抗と第2のコイルの並列結合で構成され、前記LCフィルタの前記第1の対称コイルの第1の巻き線の第2の端子と、前記LCフィルタの前記第1の対称コイルの第2の巻き線の第2の端子との間に前記LCフィルタセルの第1コンデンサと直列に接続された、別のRL回路を前記スプリッタが備えることである。

0011

楕円フィルタセルに関連付けられた1つまたは複数のRL回路に加えてLCフィルタセル内にRL回路を提供することによって、スプリッタの性能は高められる。

0012

本発明の好ましい特徴的な一実施形態では、前記スプリッタは、前記LCフィルタセルと、第1の第2コンデンサを備える第1の楕円フィルタセルと、第2の第2コンデンサを備える第2の楕円フィルタセルとの直列接続を備え、前記第1の楕円フィルタセルの第1の第2コンデンサが、前記第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第1の巻き線の第2の端子と、前記第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第2の巻き線の第2の端子との間に第1の抵抗と第1のコイルの並列結合で構成される第1のRL回路と直列に接続され、前記第2の楕円フィルタセルの第2の第2コンデンサが、前記第2の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第1の巻き線の第2の端子と、前記第2の楕円フィルタセルの第2の対称コイルの第2の巻き線の第2の端子との間に第2の抵抗と第2のコイルの並列結合によって構成される第2のRL回路と直列に接続される。

0013

この配列は、サイズ、コストおよび標準準拠に関して最適なスプリッタを構成する。

0014

ISDN/POTS電気通信システムのための本スプリッタのさらに特徴的な実施形態が、添付の特許請求の範囲に記載されている。

0015

特許請求の範囲で使用される用語「備える」は、その後に記載された手段に限られるものとして解釈されるべきではないことに留意されたい。したがって、表現「手段AおよびBを備えるデバイス」の範囲は、構成要素AおよびBのみから成るデバイスに限定されるべきではない。それは、本発明に関して、デバイスの関連する構成要素のみがAおよびBであることを意味する。

0016

同様に、特許請求の範囲でも使用される用語「結合された」は、直接の接続のみに限られるものとして解釈されるべきではないことに留意されたい。したがって、表現「デバイスBに結合されたデバイスA」の範囲は、デバイスAの出力がデバイスBの入力に直接接続されたデバイスまたはシステムに限定されるべきではない。それは、他のデバイスまたは手段を含む経路でもよい、Aの出力とBの入力の間の経路が存在することを意味する。

0017

添付の図面と共に実施形態の以下の説明を参照することによって、本発明の前述のおよび他の目的および特徴がさらに明らかとなり、本発明自体が最もよく理解されることになろう。

図面の簡単な説明

0018

先行技術から知られるISDN/POTS電気通信システムのためのスプリッタを示す図である。
本発明によるスプリッタを示す図である。
図1のスプリッタの変形形態を示す図である。
ボード上の本発明のスプリッタによって占有されるスペースに関する、先行技術のスプリッタによって占有されるスペースとの比較を示す図である。

実施例

0019

ISDN/POTS電気通信システムのためのスプリッタ、特に先行技術から知られるその9次ローパスフィルタが図1に示されている。このスプリッタは、回線端子とPOTS/ISDN端子の間に位置するフィルタステージをもつ。過電圧のための追加の同相コイルおよびプロテクタもまた提供されることができるが、図1には示されていない。

0020

さらに詳しくは、知られているスプリッタは、第1の回線端子のLine+、第2の回線端子のLine−、第1のPOTS/ISDN端子のPOTS/ISDN+および第2のPOTS/ISDN端子のPOTS/ISDN−をもつ。これらの回線およびPOTS/ISDN端子の間に、スプリッタはLCフィルタステージまたはセルL11a、L11b、C11と3つの楕円フィルタステージL12a、L12b、C12、C15、C16;L13a、L13b、C13、C17、C18;L14a、L14b、C14、C19、C1A、R11、R12のカスケード接続を備える。

0021

LCフィルタセルは、巻き線L11aおよびL11bによって構成される第1の対称コイルL11を備える。第1の巻き線L11aは、第1の回線端子Line+に接続された第1の端子および楕円フィルタステージを介して第1のPOTS/ISDN端子POTS/ISDN+に結合された第2の端子をもち、一方で第2の巻き線L11bは、第2の回線端子Line−に接続された第1の端子および楕円フィルタステージを介して第2のPOTS/ISDN端子POTS/ISDN−に結合された第2の端子をもつ。LCフィルタセルはさらに、第1の巻き線L11aの第2の端子と、その第2の巻き線L11bの第2の端子との間に結合された第1コンデンサC11を備える。

0022

各楕円フィルタステージは、それぞれ巻き線L12aおよびL12b/L13aおよびL13b/L14aおよびL14bによってそれぞれ構成される第2の対称コイルL12/L13/L14をもつセルを備える。第1の巻き線L12a/L13a/L14aは、前述のLCフィルタセルの第1の巻き線L11aの第2の端子に結合された第1の端子および第1のPOTS/ISDN端子POTS/ISDN+に結合された第2の端子をもち、一方で第2の巻き線L12b/L13b/L14bは、LCフィルタセルの第2の巻き線L11bの第2の端子に結合された第1の端子と、第2のPOTS/ISDN端子POTS/ISDN−に結合された第2の端子とをもつ。

0023

さらに詳しくは、第1の楕円フィルタステージの第1の巻き線L12aの第1の端子は、LCフィルタセルの第1の巻き線L11aの第2の端子に接続され、第1の楕円フィルタステージの第2の巻き線L12bの第1の端子は、LCフィルタセルの第2の巻き線L11bの第2の端子に接続される。

0024

第2の楕円フィルタステージの第1の巻き線L13aの第1の端子は、第1の楕円フィルタステージの第1の巻き線L12aの第2の端子に接続され、第2の楕円フィルタステージの第2の巻き線L13bの第1の端子は、第1の楕円フィルタステージの第2の巻き線L12bの第2の端子に接続される。

0025

第3の楕円フィルタステージの第1の巻き線L14aの第1の端子は、第2の楕円フィルタステージの第1の巻き線L13aの第2の端子に接続され、第3の楕円フィルタステージの第2の巻き線L14bの第1の端子は、第2の楕円フィルタステージの第2の巻き線L13bの第2の端子に接続される。

0026

最後に、第3の楕円フィルタステージの第1の巻き線L14aの第2の端子が、第1のPOTS/ISDN端子POTS/ISDN+に接続され、第3の楕円フィルタステージの第2の巻き線L14bの第2の端子が、第2のPOTS/ISDN端子POTS/ISDN−に接続される。

0027

それぞれ2つの巻き線(aおよびb)をもつ、4つの対称コイルL11からL14は、標準的RM4またはEP7サイズコイルである。

0028

各楕円フィルタセルはさらに、第2の対称コイルの第1の巻き線L12a/L13a/L14aの第2の端子と、第2の対称コイルの第2の巻き線L12b/L13b/L14bの第2の端子との間に結合された第2コンデンサC12/C13/C14と、第2の対称コイルのそれぞれの第1の巻き線L12a/L13a/L14aにまたがって接続された第3コンデンサC15/C17/C19と、第2の対称コイルの第2の巻き線L2b/L3b/L4bにまたがって接続された第4コンデンサC16/C18/C1Aとを備える。

0029

最後に、ある場合には、追加の抵抗が、LCフィルタステージの追加的ダンピングのためにコンデンサのうちのいくつかと直列または並列に置かれる。たとえば、最後の楕円フィルタセルL14、C19、C1Aは、第3コンデンサC19にまたがって並列に接続された抵抗R11と、第4コンデンサC1Aにまたがって並列に接続された別の抵抗R12とをもつことができる。

0030

本発明の主旨は、図1に示される先行技術によって知られる9次ISDNまたはユニバーサルISDN/POTSスプリッタローパスフィルタを図2または図3によって示される7次ローパスフィルタに置き換えることによってボード上のスプリッタによって占有されるエリアを減らすことである。

0031

図2に示す本発明によるスプリッタでは、この置き換えが1つの楕円フィルタステージ、即ち1つの対称コイルRM4もしくはEP7タイプおよび3つの高電圧コンデンサをなくすことによって、また追加の直列共振回路として、3つの小さな低コストSMD(表面実装型デバイス)コイルおよび抵抗を追加することによって達成される。

0032

注意深く7次フィルタを設計し、成分値を寸法決定することによって、以下が達成される:
− 1つの単一フィルタ実装による、2B1Qおよび4B3TISDN標準の両方についての7次フィルタの完全ETSI標準準拠(ETSI TS 101 952−1−4)と、
− 一時的リジェクション、DSL信号への雑音影響、ISDN信号への雑音影響に関する、9次スプリッタと比較した同程度の動的性能と、
− より小さいサイズ(最高25%小さい)およびより低いコスト。

0033

1つのLCフィルタステージ、2つの楕円フィルタステージ、および3つの直列共振回路から成る、7次ISDNまたはユニバーサルISDN/POTSスプリッタローパスフィルタが図2に概略的に提示されている。

0034

回線端子Line+およびLine−と、POTS/ISDN端子POTS/ISDN+およびPOTS/ISDN−との間に、7次スプリッタは、LCフィルタステージL21a、L21b、C21、R21、L24と、第1の楕円フィルタステージL22a、L22b、C24、C25、C22、R22、L25と、第2の楕円フィルタステージL23a、L23b、C26、C27、C23、R23、L26とのカスケード接続を備える。

0035

さらに詳しくは、回線端子Line+は、LCフィルタセルの第1の対称コイルL21の第1の巻き線L21aと、第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第1の巻き線L22aと、第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第1の巻き線L23aとの直列接続を介してPOTS/ISDN端子POTS/ISDN+に結合される。

0036

他方で、回線端子Line−は、LCフィルタセルの第1の対称コイルL21の第2の巻き線L21bと、第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第2の巻き線L22bと、第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第2の巻き線L23bとの直列接続を介してPOTS/ISDN端子POTS/ISDN−に結合される。

0037

LCフィルタステージは、LCフィルタセルに第1の直列共振回路を追加することによって完成される。この第1の共振回路は、第1の抵抗R21および第1のコイルL24の並列接続と直列接続された第1コンデンサC21によって構成される。第1の共振回路は、第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第1の巻き線L22aとのLCフィルタセルの第1の対称コイルL21の第1の巻き線L21aの接合点と、第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第2の巻き線L22bとのLCフィルタセルの第1の対称コイルL21の第2の巻き線L21bの接合点との間に接続される。

0038

第1の楕円フィルタステージは、第1の楕円フィルタセルに第2の直列共振回路を追加することによって完成される。この第2の共振回路は、第2の抵抗R22および第2のコイルL25の並列接続と直列接続された第2コンデンサC22によって構成される。第2の共振回路は、第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第1の巻き線L23aとの第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第1の巻き線L22aの接合点と、第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第2の巻き線L23bとの第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第2の巻き線L22bの接合点との間に接続される。

0039

第2の楕円フィルタステージは、第2の楕円フィルタセルに第3の直列共振回路を追加することによって完成される。この第3の共振回路は、第3の抵抗R23および第3のコイルL26の並列接続と直列接続された第3コンデンサC23によって構成される。第3の共振回路は、POTS/ISDN端子POTS/ISDN+との第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第1の巻き線L23aの接合点と、POTS/ISDN端子POTS/ISDN−との第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第2の巻き線L23bの接合点との間に接続される。

0040

第4コンデンサC24は、第1の楕円フィルタセルの第2の対称コイルL22の第1の巻き線L22aと並列に提供され、第5コンデンサC25は、この第2の対称コイルL22の第2の巻き線L22bと並列に提供される。

0041

同様に、第6コンデンサC26は、第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL23の第1の巻き線L23aにまたがって並列に提供され、第7コンデンサC27は、この第3の対称コイルL23の第2の巻き線L23bにまたがって並列に提供される。

0042

ダンピング抵抗(表示せず)は、第4のC24、第5のC25、第6のC26および/または第7のC27のコンデンサと直列または並列に提供されることができる。

0043

過電圧のための追加の同相コイルおよびプロテクタもまた提供されることができるが、図2には示されていない。

0044

それぞれ第1(a)のおよび第2(b)の巻き線をもつ、対称コイルL21、L22およびL23は、通常はタイプEP7またはRM4であることに留意されたい。

0045

コイルL24、L25およびL26は、数μHなどの低い値の小さな表面実装型SMDタイプコイルである。これらのコイルを通過する直流電流はないので、そのコイルのサイズおよびコストは比較的小さい。

0046

抵抗R21、R22、R23は、低オーム抵抗の表面実装型SMDタイプの抵抗であり、直流電流はこれらの抵抗を流れていないので、そのサイズは小さい。

0047

この7次ISDN/ユニバーサルスプリッタのローパスフィルタの構造は、前述の知られている9次フィルタのそれと同様の特性をもたらす。

0048

7次ISDNまたはユニバーサルISDN/POTSスプリッタローパスフィルタの最適化された変形形態が図3に示されている。このスプリッタは、1つのLCフィルタステージ、2つの楕円フィルタステージ、および2つの直列共振回路で構成される。

0049

7次ISDNまたはISDN/POTSユニバーサルスプリッタのこのさらに最適化された実施形態では、2つのみの直列共振回路C31、R31、L34およびC32、R32、L35が使用される。換言すれば、図2に示す実施形態に関して、第2の楕円フィルタセルは、第3の抵抗R23と第3のコイルL26の並列接続と直列に接続された第3コンデンサC23を備える第3の直列共振回路とはもはや関連付けられず、図3に示す第3コンデンサC33のみと関連付けられる。したがって、この第3コンデンサC33は、POTS/ISDN端子POTS/ISDN+との第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL33の第1の巻き線L33aの接合点と、POTS/ISDN端子POTS/ISDN−との第2の楕円フィルタセルの第3の対称コイルL33の第2の巻き線L33bの接合点との間に直接接続される。

0050

図3に示すこのフィルタでも、成分値を正確に寸法決定することによって、ETSI標準ETSI TS 101 952−1−4への完全な準拠が保証され、知られている9次スプリッタと同程度の動的性能(一時的リジェクション、xDSL信号へのISDNの雑音影響、ISDN信号へのxDSLの雑音影響)が達成される。

0051

図2に示す実施形態と比較して、図3に示すこのより最適化された実施形態はさらに少ないスペースを必要とし、より優れたコスト優位性をもつ。

0052

図4は、7次スプリッタ(右:33mm×17mm=5.61cm2)と9次スプリッタ(左:42mm×17mm=7.14cm2)のサイズの比較を示し、7次スプリッタでの25%を上回るサイズの縮小を示す。上面の構成要素のみが図4に示され、底部側にあるSMD構成要素は示されず、Lはコイルを表し、Cはコンデンサを表す。

0053

たとえば楕円キャップのための直列抵抗、直列共振回路の他の配置などをもつ、7次ISDNまたはISDN/POTS/ユニバーサルスプリッタローパスフィルタの他の実装が、図2および図3に示す基本的構造から導き出され得ることに留意されたい。

0054

7次ISDN/POTSユニバーサルスプリッタローパスフィルタの導き出される実装は、たとえば:
− 1つ、2つまたは3つの直列共振回路をもつ実装、
− たとえば直列共振回路が1つの場合にはC31、C32またはC33に加えた、直列共振回路が2つの場合にはC31およびC32(図3に示す)、C31およびC33、またはC32およびC33に加えた、1つまたは2つの直列共振回路の異なる配置、ならびに
図2に関して前述された第4のC24、第5のC25、第6のC26および/または第7のC27のコンデンサ上の直列または並列のダンピング抵抗の使用である。

0055

最後の注釈は、本発明の実施形態が、機能ブロックに関して前述されているということである。前述されたこれらのブロックの機能的な説明から、電子デバイスを設計する当業者には、これらのブロックの実施形態がよく知られている電子構成要素でどのように製造されることができるかが明らかとなろう。したがって、機能ブロックの内容の詳細な構造は与えられていない。

0056

本発明の原理は特定の装置に関連して前述されているが、本記述は単に例として行われ、添付の特許請求の範囲で定義されるような、本発明の範囲を制限するものとしてではないことを明確に理解されたい。

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