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技術 付け合せ方法および付け合せシステム

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 麻生川高行
出願日 2011年6月9日 (8年9ヶ月経過) 出願番号 2011-129092
公開日 2012年12月27日 (7年2ヶ月経過) 公開番号 2012-257082
状態 未査定
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 FAX原画の編集
主要キーワード 最大数量 面付数 割付表 印刷数量 品質トラブル 削減金額 熟練オペレータ 整理作業
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年12月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

従来、熟練したオペレータが経験を元に手作業、手計算で行ってきたために、必ずしも総合的に最低製造コストで実施できなかった多面印刷の付け合せ作業を、総合的な製造コストを最低にすることができる付け合せ方法付け合せシステムを提供することを課題とする。

解決手段

営業から提供される印刷物原稿と必要数量と用紙連量用紙単価刷版単価などの印刷オペレータ入手できるデータを入力することにより、自動的に印刷用紙のステ数および刷版費用最低コストにする割付方法が分かり、刷版の種類と印刷用紙の必要数量などを割付表として作成し、且つそれを帳票体裁よく印刷できる付け合せシステム。

概要

背景

印刷物印刷する場合、印刷品質をある一定のレベル以上に保持し、且つ製造コストを最小にすることが求められている。
例えば、チラシカタログの表紙を、店名部分だけを変更して印刷物を印刷する場合、例えば1枚の用紙に4丁面付けする場合については、各用紙に同一の原稿を4丁面付けしてそれぞれ必要数量を印刷することができる。一方、例えば3種類の原稿A、B、Cがある場合は、例えば4面のうち、2面をAに、1面をBとCにそれぞれ割り付けして印刷することもできる。

前者の場合は、3種類の原稿A、B、Cについて、それぞれ必要数量を印刷することになる。後者の場合は、3種類の原稿A、B、Cのうち、必要数量が最も多い数量を印刷することになる。

製造コストを支配する用紙と刷版についてのコストを比較した場合、前者の場合は、用紙コストは後者より低くなるが、刷版は、前者は3つ必要であるのに対し、後者は1つで済む。刷版コストが用紙コストを上回る場合も出てくるため、後者の場合の方が、ステ数(過剰に印刷される製品数で、4丁面付けの場合は、印刷物の数量を4で割った数値。)が多いにも拘らず、総合的にはコストが低くなる場合が出てくる。

従来、印刷現場では熟練したオペレータが、各原稿(店名だけが異なる表紙など)の必要な印刷数量を確認しながら、自らの経験を頼りに、営業からの要求数量などの元データを使って原稿の付け合せを手作業で実施し、割付表として帳票にまとめて、印刷現場に指示を出してきた。この付け合せは、チラシなどの店名だけが異なる表紙を一枚の印刷用紙に割り付けする作業であり、店名割付とも呼んでいる。

しかしながら、オペレータの経験とにより店名割付を手作業で実施するため、必ずしも最低のステ数、最低の刷版数で店名割付がなされるとは限らず、製造コストを最小化できているかどうか、は分からない。また、全ての作業を手作業で行っているため、作業が煩雑で、印刷数量などの各種の計算ミスリスクがあり、完成後の割付表と営業からの元データとの照合作業が必須となる。割付作業、体裁整理作業、そして照合作業自体に非常に時間がかかる、という問題点を抱えてきた。

特許文献1には、異なった発注元から依頼されたサイズ、紙質原稿内容等、異なる様々なカラー画像印刷原稿について、一枚の印刷用紙に印刷する原稿の組合せを自動的に選択することで付け合せミスの発生を防止し、色合い・調子外れの発生を防止することを課題とし、それを解決するために、紙質、原稿内容等を有するカラー画像印刷原稿を自動で選択し、一枚の印刷用紙に印刷する印刷原稿の組合せを決定する装置が開示されている。この装置では、異なった発注元からのデータの付け合せを行った場合に発生する品質トラブルをいかに防ぐか、という点に重点が置かれているため、異なった発注元であれば、生産すべき数量も異なるのが通常であるということが配慮されていないため、生産すべき数量を考慮した割り付けを行わなければ、刷版数が増加し、製造コストが上昇してしまう、という問題点を抱えている。

概要

従来、熟練したオペレータが経験を元に手作業、手計算で行ってきたために、必ずしも総合的に最低な製造コストで実施できなかった多面付印刷の付け合せ作業を、総合的な製造コストを最低にすることができる付け合せ方法付け合せシステムを提供することを課題とする。営業から提供される印刷物の原稿と必要数量と用紙連量用紙単価、刷版単価などの印刷オペレータ入手できるデータを入力することにより、自動的に印刷用紙のステ数および刷版費用最低コストにする割付方法が分かり、刷版の種類と印刷用紙の必要数量などを割付表として作成し、且つそれを帳票に体裁よく印刷できる付け合せシステム。

目的

本発明は、従来、熟練したオペレータが経験を元に手作業、手計算で行ってきたために、必ずしも総合的に最低な製造コストで実施できなかった多面付印刷の付け合せ作業を、総合的な製造コストを最低にすることができる付け合せ方法と付け合せシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンピュータを使用して一つの印刷用紙に複数の印刷物割り付ける付け合せ方法であって、少なくとも、前記印刷物の印刷数量印刷内容連番(通し番号)を入力する処理データ入力工程と、前記印刷物に使用する用紙単価用紙連量刷版単価を入力する製造コストパラメータ入力工程と、前記印刷物の数量を降順並び替える並び替え工程と、前記印刷物の数量のうち最大の値を定数Aと定義する最大数量定義工程と、前記印刷物の種類の数と丁面付け数の全組合せの場合について場合分けする場合分け工程と、前記場合分け工程で場合分けされた各場合について、前記定数A以下の全ての印刷物に対してステ数を算出し、小さいステ数から順番に場合ステ数(各場合のステ数)を定義し、算出された前記場合ステ数を合計して合計ステ数を算出し、削減される刷版数から削減金額を算出し、前記合計ステ数に用紙単価を乗じた金額と、前記削減金額の合計値を場合メリット(各場合のメリット)として全組合せの場合について定義する場合メリット定義工程と、前記場合メリット定義工程で定義された全組合せの場合の各場合メリットを比較し、最大の場合メリットとなる組合せの場合の印刷数量を定義する場合メリット最大の印刷数量定義工程と、をこの順に実施し、順次、全ての前記印刷物の数量に対して、前記場合分け工程と前記場合メリット定義工程と前記場合メリット最大の印刷数量定義工程と、をこの順に実施し、前記場合メリットを比較して最大の場合メリットとなる印刷数量を見出すことを特徴とする付け合せ方法。

請求項2

請求項1に記載の付け合せ方法を使用したことを特徴とする付け合せシステム

請求項3

請求項1に記載の付け合せ方法を使用して作成された割付表(1枚の印刷用紙に印刷する対象となる印刷物の組合せとそれらの面付数と印刷用紙数を割付けた表)を帳票に印刷する際に、前記帳票印刷範囲に合せて割付表を印刷する請求項2に記載の付け合せシステム。

技術分野

0001

複数の原稿印刷物多面付けして印刷する場合に、製造コストを最小にするための付け合せ方法および付け合せシステムに関する。

背景技術

0002

印刷物を印刷する場合、印刷品質をある一定のレベル以上に保持し、且つ製造コストを最小にすることが求められている。
例えば、チラシカタログの表紙を、店名部分だけを変更して印刷物を印刷する場合、例えば1枚の用紙に4丁面付けする場合については、各用紙に同一の原稿を4丁面付けしてそれぞれ必要数量を印刷することができる。一方、例えば3種類の原稿A、B、Cがある場合は、例えば4面のうち、2面をAに、1面をBとCにそれぞれ割り付けして印刷することもできる。

0003

前者の場合は、3種類の原稿A、B、Cについて、それぞれ必要数量を印刷することになる。後者の場合は、3種類の原稿A、B、Cのうち、必要数量が最も多い数量を印刷することになる。

0004

製造コストを支配する用紙と刷版についてのコストを比較した場合、前者の場合は、用紙コストは後者より低くなるが、刷版は、前者は3つ必要であるのに対し、後者は1つで済む。刷版コストが用紙コストを上回る場合も出てくるため、後者の場合の方が、ステ数(過剰に印刷される製品数で、4丁面付けの場合は、印刷物の数量を4で割った数値。)が多いにも拘らず、総合的にはコストが低くなる場合が出てくる。

0005

従来、印刷現場では熟練したオペレータが、各原稿(店名だけが異なる表紙など)の必要な印刷数量を確認しながら、自らの経験を頼りに、営業からの要求数量などの元データを使って原稿の付け合せを手作業で実施し、割付表として帳票にまとめて、印刷現場に指示を出してきた。この付け合せは、チラシなどの店名だけが異なる表紙を一枚の印刷用紙に割り付けする作業であり、店名割付とも呼んでいる。

0006

しかしながら、オペレータの経験とにより店名割付を手作業で実施するため、必ずしも最低のステ数、最低の刷版数で店名割付がなされるとは限らず、製造コストを最小化できているかどうか、は分からない。また、全ての作業を手作業で行っているため、作業が煩雑で、印刷数量などの各種の計算ミスリスクがあり、完成後の割付表と営業からの元データとの照合作業が必須となる。割付作業、体裁整理作業、そして照合作業自体に非常に時間がかかる、という問題点を抱えてきた。

0007

特許文献1には、異なった発注元から依頼されたサイズ、紙質原稿内容等、異なる様々なカラー画像印刷原稿について、一枚の印刷用紙に印刷する原稿の組合せを自動的に選択することで付け合せミスの発生を防止し、色合い・調子外れの発生を防止することを課題とし、それを解決するために、紙質、原稿内容等を有するカラー画像印刷原稿を自動で選択し、一枚の印刷用紙に印刷する印刷原稿の組合せを決定する装置が開示されている。この装置では、異なった発注元からのデータの付け合せを行った場合に発生する品質トラブルをいかに防ぐか、という点に重点が置かれているため、異なった発注元であれば、生産すべき数量も異なるのが通常であるということが配慮されていないため、生産すべき数量を考慮した割り付けを行わなければ、刷版数が増加し、製造コストが上昇してしまう、という問題点を抱えている。

先行技術

0008

特開2005−286715号公報

発明が解決しようとする課題

0009

本発明は、従来、熟練したオペレータが経験を元に手作業、手計算で行ってきたために、必ずしも総合的に最低な製造コストで実施できなかった多面付印刷の付け合せ作業を、総合的な製造コストを最低にすることができる付け合せ方法と付け合せシステムを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決する手段として、請求項1に記載の発明は、コンピュータを使用して一つの印刷用紙に複数の印刷物を割り付ける付け合せ方法であって、少なくとも、
前記印刷物の印刷数量と印刷内容連番(通し番号)を入力する処理データ入力工程と、
前記印刷物に使用する用紙単価用紙連量と刷版単価を入力する製造コストパラメータ入力工程と、
前記複数の印刷物の数量を降順並び替える並び替え工程と、
前記複数の印刷物の数量のうち最大の値を定数Aと定義する最大数量定義工程と、
前記複数の印刷物の種類の数と面付数全組合せの場合について場合分けする場合分け工程と、
前記場合分け工程で場合分けされた各場合について、前記定数A以下の全ての印刷物に対してステ数を算出し、小さいステ数から順番に場合ステ数(各場合のステ数)を定義し、算出された前記場合ステ数を合計して合計ステ数を算出し、削減される刷版数から削減金額を算出し、前記合計ステ数に用紙単価を乗じた金額と前記削減金額の合計値を場合メリット(各場合のメリット)として全組合せの場合について定義する場合メリット定義工程と、
前記場合メリット定義工程で定義された全組合せの場合の各場合メリットを比較し、最大の場合メリットとなる組合せの場合の印刷数量を定義する場合メリット最大の印刷数量定義工程と、をこの順に実施し、
順次、全ての前記印刷物の数量に対して、前記場合分け工程と前記場合メリット定義工程と前記場合メリット最大の印刷数量定義工程と、をこの順に実施し、前記場合メリットを比較して最大の場合メリットとなる印刷数量を見出すことを特徴とする付け合せ方法である。

0011

また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の付け合せ方法を使用したことを特徴とする付け合せシステムである。

0012

また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の付け合せ方法を使用して作成された割付表(1枚の印刷用紙に印刷する対象となる印刷物の組合せとそれらの面付数と印刷用紙数を割付けた表)を帳票に印刷する際に、前記帳票印刷範囲に合せて割付表を印刷する請求項2に記載の付け合せシステムである。

発明の効果

0013

本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、店名割付を実施する場合、受注案件により既に決まったパラメータを入力するだけで総合的な製造コストが最小となる店名割付が可能となる。また、店名割付処理
よび印刷体裁整理を自動化したことで、手作業による各種計算ミスを無くすことが可能である。また、店名割付作業時間、印刷体裁整理作業時間、照合作業時間の大幅な短縮が可能となる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の付け合せ方法のロジックを示すフロー
1枚の印刷用紙に4丁面付する場合の付け合せ(原稿の割付)方法の全てのパターンを示す説明図
本発明の店名割付表の体裁を整理する前後の状態の一例を示す説明図

実施例

0015

本発明を、実施することが多い4丁面付けの場合を例にとり、詳しく説明する。
具体的には3種の原稿A、B、Cを印刷用紙の4面にどのように割り付けるか、という割付作業を熟練オペレータが経験と勘を頼りに、手作業で行ってきた。
本発明では、この作業を全ての割り付け方法について、コストを算出し、それらを比較して総合的に最低コストで実施できる割付方法を選択する。

0016

具体的な例として表4に示した例について説明する。A店、B店、C店についてそれぞれ1000枚、500枚、450枚の印刷数量を生産する場合である。割り付けの方法としては、表5(A)、(B)、(C)にそれぞれ示したように、4丁面付けの4面ともそれぞれA、B、Cの店名を印刷する割り付け方法である。この4丁面付けの場合は、印刷数量として単純にそれぞれAに対して1000枚、Bに対して500枚、Cに対して450枚を生産すればよい。印刷するシート数としては、それぞれ4で割った数量、250シート、125シート、113シートを生産すればよい。1シートは印刷用紙1枚である。

0017

また、別の割り付け方法として、表5(D)に示したように、4丁面付けのうち、2面をA、1面をB、残りの1面をCにする場合も考えられる。この場合の印刷するシート数は、500シートである。

0018

表6は上記の2つの割り付け方法について、製造コストを比較したものである。表5(A)(B)(C)に示した割り付け方法では、定数確保の為の用紙枚数は、488シート、必要な刷版の数は、A、B、Cの3種、3枚となる。一方、表5(D)に示した割り付け方法では、用紙枚数は500シート、必要な刷版の数は、1種、1枚となる。これらに、用紙や刷版の単価を乗じることで、用紙コストと刷版コストを算出し、それらの合計を比較している。この場合、8440円と4500円となり、表5(D)に示した割り付け方法の方が製造コストが低いことが分かる。このように、単純に1シートの4面に同じ原稿を割り付けするより1シートの4面に3種の原稿を適切に割り付けることによって製造コストが下がることが分かるが、どの割り付け方法が最も低い製造コストになるのか、については明らかではない。

0019

本発明は、どの割り付け方法が最も低い製造コストになるかを明らかにする手法として、全ての組合せの場合についての製造コストを算出し、それらを比較することで最も低い製造コストになる割り付け方法を見出すことを特徴としている。

0020

次に、生産現場で実施することが多い4丁面付けの場合について、4種の原稿A、B、C、Dを印刷する場合について説明する。この場合、図2に示したように、5つのパターンがある。図2(a)に示したパターンは、4面とも異なる原稿を割り付ける場合であり、4種各1丁と呼んでいる。図2(b)に示したパターンは、3種2丁、1丁、1丁と呼んでいる。図2(c)に示したパターンは、2種3丁、1丁と呼んでいる。図2(d)に示したパターンは、2種各2丁と呼んでいる。図2(e)に示したパターンは、1種各4丁と呼んでいる。

0021

本発明では、上記の5つのパターンの全てについて製造コストを算出し、全ての中から最も低いコストのパターンを選出し、割り付けの方法とする。

0022

製造コストを算出するためのパラメータとしては、少なくとも用紙連量(用紙1000枚当りの重量)、用紙単価、用紙1枚当りの価格、刷版単価、を使用する。用紙1枚当りの価格(円/枚)は、用紙連量(Kg)を1000枚で割った数字に用紙単価(円/Kg)を乗じることによって算出する。刷版単価は製造現場実績によって把握された値を使用する。これらの用紙連量、用紙単価、刷版単価をコンピュータに入力し、記憶させておく。

0023

次に、表2に例を示したが、印刷物に印刷する店名毎に、印刷物の必要数量を記載した情報が印刷現場に指示されるが、この情報を数量を降順に並び替え、最上段に来る最大数量を定数Aとして定義する。表2に示した例では、定数Aは35000となる。

0024

次に、定数Aに対して5つのパターンについて、ステ数を算出する。(ステ数とは、割り付けして印刷した結果、必要数量より多く印刷してしまう印刷物が出てくるが、その枚数が50枚である場合は、4丁面付けの場合は、50を4で割った12.5シート(用紙の枚数)をステ数と呼ぶ。)
具体的には、まず、4種各1丁の場合について、原稿Aは1丁付となる(図2(a)参照)が、定数A以下の全数量に対して定数Aに対するステ数を算出し、ステ数の小さい順に対応する数量を定数B1、定数B2、定数B3と定義する。
次に上記で算出した全てのステ数を合計し、用紙単価を乗じて金額換算する。また削減される刷版数から削減金額を算出し、両者を合せてメリットBとして定義する。

0025

次に、3種2丁、1丁、1丁の場合について、原稿Aは2丁付となる(図2(b)参照)が、定数A以下の全数量に対して定数Aに対するステ数を算出し、ステ数の小さい順に対応する数量を定数C1、定数C2と定義する。
次に上記で算出した全てのステ数を合計し、用紙単価を乗じて金額換算する。また削減される刷版数から削減金額を算出し、両者を合せてメリットCとして定義する。

0026

次に、2種3丁、1丁の場合について、原稿Aは3丁付となる(図2(c)参照)が、定数A以下の全数量に対して定数Aに対するステ数を算出し、ステ数の最小のものの数量を定数Dと定義する。
次に上記で算出した全てのステ数を合計し、用紙単価を乗じて金額換算する。また削減される刷版数から削減金額を算出し、両者を合せてメリットDとして定義する。

0027

次に、2種各2丁の場合について、原稿Aは2丁付となる(図2(d)参照)が、定数A以下の全数量に対して定数Aに対するステ数を算出し、ステ数の最小のものの数量を定数Eと定義する。
次に上記で算出した全てのステ数を合計し、用紙単価を乗じて金額換算する。また削減される刷版数から削減金額を算出し、両者を合せてメリットEとして定義する。

0028

次に、1種4丁の場合、原稿Aは4丁面付けとなる(図2(e)参照)が、メリットFとして、0円と定義する。

0029

以上で5つのパターン全てについて、メリットB、C、D、E、Fを定義したが、これらの中から最大値となるメリット(最大メリット)のパターンに対する数量を把握し、版番号印刷シート数、面付数の情報を抽出する。

0030

以上で定数Aに対する最大メリットとなるパターンとそれに対応する数量が求められる。

0031

次に、定数Aの次に大きい数量に対して、上記と同じ一連の作業を行い、最大メリットとなるパターンとそれに対応する数量を求める。これと同じ作業を、順次、全ての数量に対して実施する。
これら一連の作業フローについては、図1に示した。

0032

この作業が終了すると、全ての店名に対して、製造コストが最も低くなるパターン(以後、最低コストパターンと呼ぶ。)とその時の数量が求められる。このことによって、各店名について、どのパターンを適用すると製造コストが最低になるか、が明らかとなる。

0033

各店名の最低コストパターンが同じパターンのグループを作り、同じ印刷シート数で各店名に対する数量が満たせる組合せを決定し、それを表3に示した表にまとめることができる。



また、現場に送る帳票に表3に示した表を体裁を整えて印刷するためのプログラムを付加しておくことによって、体裁よく帳票に出力することができる。図3に体裁を整える前後の状態の一例を示した。

0034

以上の作業は、コンピュータにプログラムを入れておくことによって、付け合せシステムとして、全ての作業を実施することができる。
更にこの付け合せシステムによって、店名割付作業時間、印刷体裁整理作業時間、照合作業時間の大幅な短縮が可能となる。その改善状況の一例を表1に示す。



表1の中で、発明適用前と記したところは従来の作業時間を、発明適用後と記したところは本発明の割り付けシステムを使用した作業時間を示している。従来は、店名割付作業と印刷体裁整理作業と照合作業を合わせて243分を要していたのに対し、本発明になる付け合せシステムを使用した場合は、38分で作業が完了することの一例を示したものであり、著しい作業時間の短縮がなされている。

0035

以上、4丁面付けの場合について説明したが、本発明は、4丁面付けに限定されるものではなく、如何なる丁面付けの印刷を実施する際にも、同様に適用が可能である。すなわち、丁面付けの数と原稿の種類の数によって、付け合せのパターンの数が決まるため。それら全てのパターンについて図1に示したロジックを展開することによって、最低の製造コストの付け合せを見出すことが可能である。

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