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技術 搾乳システムの牛番管理方法

出願人 オリオン機械株式会社
発明者 西部光弘松岡巧滝沢裕実宮下芳行
出願日 2011年5月25日 (9年7ヶ月経過) 出願番号 2011-116624
公開日 2012年12月13日 (8年0ヶ月経過) 公開番号 2012-244904
状態 特許登録済
技術分野 家畜,動物の飼育(1)(畜舎,鳥舎) 家畜、動物の飼育(3)(その他の飼育) 乳製品
主要キーワード ディバータ シーケンス制御処理 能率性 メンテナンスゾーン 電源用プラグ 後退制御 前進制御 主レール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年12月13日)のものです。
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図面 (7)

課題

牛番を読取る際の確実性信頼性、更には汎用性,応用性を高めるとともに、管理システム全体のコストダウンを図る。

解決手段

予め、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な搾乳対象グループG1x…を設定し、この搾乳対象グループG1x…内における各ストールAs…に対応させた各乳牛C…に係わる牛番データDn…をグループ管理データDg…として管理コンピュータ4に登録するとともに、搾乳作業時に、任意の搾乳ユニット2ax…が任意の搾乳対象グループG1x…における初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛Cに係わる初回情報ユニットコントローラ3ax…に入力されたなら、搾乳を行う搾乳対象グループG1x…のグループ管理データDg…を管理コンピュータ4から受信し、この後、グループ管理データG1x…に基づく牛番Nc…を、搾乳を行う各乳牛C…に対応させて表示部5ax…に表示処理する。

概要

背景

従来、乳牛繋留された各ストールに対して一又は二以上の搾乳機を移動させて搾乳を行う搾乳システムにおいて、各搾乳機に搭載した搾乳ユニットユニットコントローラ管理室等に別途備える管理コンピュータ通信することにより牛番に対する管理を行うようにした搾乳システムの牛番管理方法としては、特許文献1で開示される繋留牛舎の乳牛飼養管理方法が知られている。

同文献1に開示される乳牛飼養管理方法は、データの有効活用を図るとともに、搾乳処理及び給餌処理、更にこれらの段取等における能率性及び利便性を高めることを目的としたものであり、具体的には、乳牛が繋留された各ストールに対して搾乳機コントローラを搭載した搾乳機を移動させて搾乳を行うとともに、各ストールに対して給餌機コントローラを搭載した給餌機を自動で移動させて給餌を行うに際し、搾乳時に、搾乳機コントローラにより、少なくとも牛床番号に対応した乳量データを得、搾乳機コントローラ及び給餌機コントローラに対して通信可能な管理コントローラにより、少なくとも各乳量データに基づく固有給餌量データを求めるとともに、他方、給餌時には、乳牛検出センサにより乳牛の存在有無を検出し、かつ牛番リーダにより乳牛に取付けIDタグから牛番を読取ることにより各乳牛を識別するようにしたものである。

概要

牛番を読取る際の確実性信頼性、更には汎用性,応用性を高めるとともに、管理システム全体のコストダウンをる。 予め、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な搾乳対象グループG1x…を設定し、この搾乳対象グループG1x…内における各ストールAs…に対応させた各乳牛C…に係わる牛番データDn…をグループ管理データDg…として管理コンピュータ4に登録するとともに、搾乳作業時に、任意の搾乳ユニット2ax…が任意の搾乳対象グループG1x…における初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛Cに係わる初回情報がユニットコントローラ3ax…に入力されたなら、搾乳を行う搾乳対象グループG1x…のグループ管理データDg…を管理コンピュータ4から受信し、この後、グループ管理データG1x…に基づく牛番Nc…を、搾乳を行う各乳牛C…に対応させて表示部5ax…に表示処理する。

目的

同文献1に開示される乳牛飼養管理方法は、データの有効活用を図るとともに、搾乳処理及び給餌処理、更にこれらの段取等における能率性及び利便性を高めることを目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

乳牛繋留された各ストールに対して複数の搾乳ユニットを移動させて搾乳を行う際に、各搾乳ユニットに搭載したユニットコントローラ別途備える管理コンピュータ通信することにより牛番に対する管理を行う搾乳システム牛番管理方法であって、予め、全部又は一部のストールを区画することにより、搾乳ユニット一台当たりで搾乳可能な複数の搾乳対象グループを設定し、かつこの搾乳対象グループ内における少なくとも各ストールに対応させた牛番データをグループ管理データとして前記管理コンピュータに登録するとともに、搾乳作業時に、任意の搾乳ユニットが任意の搾乳対象グループにおける初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛に係わる初回情報が前記ユニットコントローラに入力されたなら、このユニットコントローラにより、搾乳を行う搾乳対象グループのグループ管理データを前記管理コンピュータから受信し、この後、前記グループ管理データに基づく牛番を、搾乳を行う各乳牛に対応させて前記ユニットコントローラの表示部に表示処理することを特徴とする搾乳システムの牛番管理方法。

請求項2

前記初回情報には、牛番又はストールの牛床番号を用いることを特徴とする請求項1記載の搾乳システムの牛番管理方法。

請求項3

前記搾乳対象グループの設定には、少なくとも各ストールの配列に基づく設定を含むことを特徴とする請求項1記載の搾乳システムの牛番管理方法。

請求項4

前記ユニットコントローラは、前記表示部に表示された牛番が誤りのときに、作業者の修正操作により当該牛番に係わる牛番データを修正する修正処理を行い、修正後の牛番データを前記管理コンピュータに送信する送信処理を行うことを特徴とする請求項1,2又は3記載の搾乳システムの牛番管理方法。

請求項5

前記ユニットコントローラによる牛番データの修正処理は、作業者の番号入力に基づく修正処理,作業者による前記表示部に表示される牛番リストからの選択に基づく修正処理,のいずれか一方又は双方を含むことを特徴とする請求項4記載の搾乳システムの牛番管理方法。

請求項6

前記ユニットコントローラは、任意の牛番の乳牛に対する搾乳が終了したなら、前記グループ管理データから当該搾乳が終了した牛番データを自動で削除する削除処理,及び前記グループ管理データに基づいて次に搾乳する乳牛の牛番を前記表示部に自動で表示する表示処理を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の搾乳システムの牛番管理方法。

技術分野

0001

本発明は、搾乳ユニットユニットコントローラ管理コンピュータ通信することにより牛番に対する管理を行う際に用いて好適な搾乳システム牛番管理方法に関する。

背景技術

0002

従来、乳牛繋留された各ストールに対して一又は二以上の搾乳機を移動させて搾乳を行う搾乳システムにおいて、各搾乳機に搭載した搾乳ユニットのユニットコントローラと管理室等に別途備える管理コンピュータが通信することにより牛番に対する管理を行うようにした搾乳システムの牛番管理方法としては、特許文献1で開示される繋留牛舎の乳牛飼養管理方法が知られている。

0003

同文献1に開示される乳牛飼養管理方法は、データの有効活用を図るとともに、搾乳処理及び給餌処理、更にこれらの段取等における能率性及び利便性を高めることを目的としたものであり、具体的には、乳牛が繋留された各ストールに対して搾乳機コントローラを搭載した搾乳機を移動させて搾乳を行うとともに、各ストールに対して給餌機コントローラを搭載した給餌機を自動で移動させて給餌を行うに際し、搾乳時に、搾乳機コントローラにより、少なくとも牛床番号に対応した乳量データを得、搾乳機コントローラ及び給餌機コントローラに対して通信可能な管理コントローラにより、少なくとも各乳量データに基づく固有給餌量データを求めるとともに、他方、給餌時には、乳牛検出センサにより乳牛の存在有無を検出し、かつ牛番リーダにより乳牛に取付けIDタグから牛番を読取ることにより各乳牛を識別するようにしたものである。

先行技術

0004

特開2009−112207号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上述した従来における繋留牛舎の乳牛飼養管理方法(搾乳システムの牛番管理方法)は、次のような解決すべき課題が存在した。

0006

第一に、搾乳を行う際に、搾乳する乳牛に対して牛番(ID)が誤って管理された場合、疾病の不良乳が良乳に混入したり給餌量を誤ってしまうなどの不具合を招くため、牛番リーダにより乳牛に取付けたIDタグから牛番を読取ることにより、乳牛と管理される牛番が一致しているかを管理コントローラにより確認している。この場合、IDタグは、耳標として牛体に取付けるが、牛体は動くため、読取りは容易でない。このため、牛番リーダを給餌機に取付け、乳牛が槽の餌(飼料)を食べるときに接近する短距離を利用して牛番を読取っていたが、疾病牛のように、食欲の無い乳牛は、餌槽の餌を食べようとしないことも多いとともに、給餌システムの形態によっては取付けできない場合もあり、牛番を読取る際の確実性及び信頼性を確保し、汎用性を高める観点からは、必ずしも最良な方法とは言えなかった。

0007

第二に、乳牛にIDタグを取付け、給餌機に取付けた牛番リーダにより牛番(ID)を読取る方法であるため、各乳牛に取付ける多数のIDタグ及びこのIDタグから牛番を読取る牛番リーダが必要になる。したがって、小規模繋留牛舎のように、管理面及び作業効率面における省力化がさほど重要な要素とならないような場合には、コンピュータを用いた全体の管理システムにおける無視できないコストアップ要因になる。

0008

本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した搾乳システムの牛番管理方法の提供を目的とするものである。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、上述した課題を解決するため、乳牛C…が繋留された各ストールAs…に対して複数の搾乳ユニット2ax,2ay…を移動させて搾乳を行う際に、各搾乳ユニット2ax,2ay…に搭載したユニットコントローラ3ax,3ay…と別途備える管理コンピュータ4が通信することにより牛番に対する管理を行う搾乳システム1の牛番管理方法であって、予め、全部又は一部のストールAs…を区画することにより、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な複数の搾乳対象グループG1x,G1y…を設定し、かつこの搾乳対象グループG1x,G1y…内における少なくとも各ストールAs…に対応させた牛番データDn…をグループ管理データDg…として管理コンピュータ4に登録するとともに、搾乳作業時に、任意の搾乳ユニット2ax,2ay…が任意の搾乳対象グループG1x,G1y…における初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛Cに係わる初回情報がユニットコントローラ3ax…に入力されたなら、このユニットコントローラ3ax…により、搾乳を行う搾乳対象グループG1x…のグループ管理データDg…を管理コンピュータ4から受信し、この後、グループ管理データG1x…に基づく牛番Nc…を、搾乳を行う各乳牛C…に対応させてユニットコントローラ3ax…の表示部5ax…に表示処理するようにしたことを特徴とする。

0010

この場合、発明の好適な態様により、初回情報としては、牛番Nc…又はストールAs…の牛床番号を用いることができる。また、搾乳対象グループG1x,G1y…の設定には、少なくとも各ストールAs…の配列に基づく設定を含ませることができる。他方、ユニットコントローラ3ax,3ay…は、表示部5ax,5ay…に表示された牛番Nc…が誤りのときに、作業者の修正操作により当該牛番Nc…に係わる牛番データDn…を修正する修正処理を行い、修正後の牛番データDn…を、管理コンピュータ4に送信する送信処理を行うことができる。この際、ユニットコントローラ3ax,3ay…による牛番データDn…の修正処理は、作業者の番号入力に基づく修正処理,作業者による表示部5a…に表示される牛番リストからの選択に基づく修正処理,のいずれか一方又は双方を含ませることができる。一方、ユニットコントローラ3ax,3ay…は、任意の牛番の乳牛C…に対する搾乳が終了したなら、グループ管理データDg…から当該搾乳が終了した牛番データDn…を自動で削除する削除処理,及びグループ管理データDg…に基づいて次に搾乳する乳牛C…の牛番Nc…を表示部5ax,5ay…に自動で表示する表示処理を行うことができる。

発明の効果

0011

このような手法による本発明に係る搾乳システム1の牛番管理方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。

0012

(1)搾乳を行う乳牛C…と管理される牛番Nc…が一致しているか否かの確認は、表示部5a…に表示されるグループ管理データDg…上の牛番Nc…と乳牛C…の牛体に取付けられた番号札T…の牛番Nc…を作業者が目視により参照して行うことができるため、ストールAs…内の乳牛C…がどのような状態(位置や姿勢)にあっても、搾乳する乳牛C…に対する牛番の管理を誤ってしまう不具合を確実に防止できる。したがって、牛番Nc…を読取る際の確実性及び信頼性を確保できるとともに、給餌機の有無や形態に左右されることなく実施できるため、汎用性及び応用性を高めることができる。

0013

(2)牛体に取付ける番号札T…は、従前からの一枚のプラスチック板等の印刷表示物で足りるため、各乳牛C…に取付ける多数のIDタグやこのIDタグから牛番を読取る牛番リーダ等は不要となる。したがって、全体の管理システムにおけるコストダウンを図ることができ、特に、管理面及び作業効率面における省力化がさほど重要な要素とならない小規模繋留牛舎等に適用して最適となる。

0014

(3) 予め、全部又は一部のストールAs…を区画することにより、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な複数の搾乳対象グループG1x…を設定し、かつこの搾乳対象グループG1x…内における少なくとも各ストールAs…に対応させた各乳牛C…に係わる牛番データDn…をグループ管理データDg…として管理コンピュータ4に登録するとともに、搾乳作業時に、任意の搾乳ユニット2ax…が任意の搾乳対象グループG1x…における初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛Cに係わる初回情報がユニットコントローラ3ax…に入力されたなら、このユニットコントローラ3ax…により、搾乳を行う搾乳対象グループG1x…のグループ管理データDg…を管理コンピュータ4から受信するため、複数の搾乳対象グループG1x…を設定した場合であっても、各搾乳ユニット2ax…が特定の搾乳対象グループG1x…に拘束されることがない。したがって、任意の搾乳ユニット2ax…を利用して任意の搾乳対象グループG1x…に対する搾乳が可能となり、作業の柔軟性及び効率性を高めることができる。

0015

(4) 好適な態様により、搾乳対象グループG1x…の設定に、少なくとも各ストールAs…の配列に基づく設定を含ませれば、既に設置されているストールAs…の配列を直接利用できるため、作業効率向上、更には作業ミスの防止等の観点から最も合理的にグループ分けできる。

0016

(5) 好適な態様により、ユニットコントローラ3ax…により、表示部5ax…に表示された牛番Nc…が誤りのときに、作業者の修正操作により当該牛番Nc…に係わる牛番データDn…を修正処理するとともに、修正後の牛番データDn…を、管理コンピュータ4に送信する送信処理を行うようにすれば、グループ管理データDg…の修正を確実かつ容易に行うことができる。

0017

(6) 好適な態様により、ユニットコントローラ3ax…による牛番データDn…の修正処理に、作業者の番号入力に基づく修正処理,作業者による表示部5ax…に表示される牛番リストからの選択に基づく修正処理,のいずれか一方又は双方を含ませれば、基本的に、搾乳対象グループG1x…が設定された上での限られた数に対する牛番Nc…の修正となるため、修正作業単純化及び容易化を図ることができる。

0018

(7) 好適な態様により、ユニットコントローラ3ax…により、任意の牛番Nc…の乳牛C…に対する搾乳が終了したなら、グループ管理データDg…から当該搾乳が終了した牛番データDn…を自動で削除する削除処理,及びグループ管理データDg…に基づいて次に搾乳する乳牛C…の牛番Nc…を表示部5ax…に自動で表示する表示処理を行うようにすれば、乳牛C…の入れ替え等による変更がない限り、作業者は目視による確認作業で足り、余計な操作等は不要となるため、作業性の向上及び作業能率の向上に寄与できる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の好適実施形態に係る牛番管理方法に基づく搾乳作業の処理手順を示すフローチャート
同牛番管理方法を適用した搾乳システムを備える繋留牛舎における内部のレイアウト構成を示す平面図、
同牛番管理方法を適用した搾乳システムの概要を示す平面概要図、
同牛番管理方法を適用した搾乳システムに備える搾乳ユニットの一部抽出拡大図を含む外観正面図、
同牛番管理方法を適用した搾乳システムの側面概要図、
同牛番管理方法を実施できる搾乳管理システムの全体構成を示すブロック系統図、

実施例

0020

次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。

0021

まず、本実施形態に係る牛番管理方法の理解を容易にするため、繋留牛舎Hにおける搾乳システム1の全体構成について、図2図5を参照して説明する。

0022

図2は、繋留牛舎H内に設置された搾乳システム1全体の概要を示す。繋留牛舎Hは多数のストールAs…が配列するストール群A1…が設けられた搾乳ゾーンHsとこの搾乳ゾーンHsに隣接したメンテナンスゾーンHcを有する。搾乳ゾーンHsにおいて、Wは作業者が通行可能な通路であり、この通路Wの両側に、各ストールAs…が当該通路Wに沿って順次配されるとともに、各ストールAs…には乳牛C…が繋留される。図2に示す繋留牛舎Hは、二つの平行したストール群A1,A2を備える。そして、図5に示すように、ストール群A1(A2側も同じ)の上方に、ストール群A1に沿った搾乳システム1が設置されるとともに、このストール群A1の前方に、ストール群A1に沿った給餌システム70が設置される。また、メンテナンスゾーンHcには、後述する搾乳機2a…の待機するホームポジションPoを有するとともに、洗浄装置等のメンテナンス設備及び後述する管理コンピュータ4を設置する管理室などを備える。

0023

搾乳システム1は、ストール群A1,A2の上方に配したガイドレール部51を備える。ガイドレール部51は、ストール群A1に沿って配した主レール51mと、この主レール51mの中途位置から直角方向に分岐し、かつストールAsとAs…間に配した複数の分岐レール51s…を備える。なお、51d…は分岐部に接続するディバータを示す。分岐レール51s…は、配列するストールAs…に対して一つ置き、即ち、相隣る分岐レール51sと51s…間に二つのストールAs…が入るように配する。また、ストール群A1における分岐レール51sの先端前方には、図5に示すミルクライン52及び真空ライン53を配設する。ミルクライン52及び真空ライン53はストール群A1に沿って配し、各分岐レール51sに対向する位置には、後述するディストリビュータ54が接続するタップミルクタップ)6を配設する。この場合、タップ6には、電源用タップ6eが付属する。なお、他方のストール群A2も、位置や方向が異なる点を除き、ストール群A1と同様に構成する。

0024

さらに、搾乳システム1には、ガイドレール部51に沿って移動する二台の搾乳機2a,2bを備える。搾乳機2a(搾乳機2b側も同じ)は、図4及び図5に示すように、ガイドレール部51に装填した自動搬送方式により搬送されるキャリア部55と、このキャリア部55に搭載した主コントローラ56と、キャリア部55の両側に吊下げ左右一対の搾乳ユニット2ax,2ayと、キャリア部55の先端に設けたディストリビュータ54を備える。このディストリビュータ54には、上述した電源用タップ6eに着脱する電源用プラグ54eが付属する。キャリア部55には駆動モータを用いた駆動部57を搭載し、この駆動部57は主コントローラ56により駆動制御される。この場合、キャリア部55の停止や移動方向の制御は、キャリア部55に設けた検出部(検出センサ)がガイドレール部51の所定位置に配した被検出部を検出することにより行われる。

0025

搾乳ユニット2ax(搾乳ユニット2ay側も同じ)は、パルセータ装置や自動離脱装置等を含むユニット本体60と、乳牛Cの各乳房Cb…に装着する四つのティートカップ61…と、ミルククロー62を備える。そして、ティートカップ61…とミルククロー62とユニット本体60とディストリビュータ54間は、ミルクチューブにより接続するとともに、ティートカップ61…とユニット本体60とディストリビュータ54間は、真空チューブにより接続する。また、ユニット本体60から繰出される離脱ワイヤ63はミルククロー62に接続する。なお、図4に、搾乳機2aを前面から見た外観図を示す。このような搾乳システム1の構成により、各ストールAs…に対して搾乳機2a…を移動させて搾乳を行うことができる。

0026

他方、給餌システム70は、ストール群A1…の前上方に配したガイドレール部71と、このガイドレール部71に沿って移動する給餌機72…を備える。給餌機72は、図5に示すように、ガイドレール部71に装填した自動搬送方式により搬送される移動部73と、この移動部73に吊下げられた給餌機本体74を備える。給餌機本体74は、底部に計量器付の飼料排出機構75を有する飼料ケース部76を備える。この場合、移動部73の停止や移動方向の制御は、移動部73に設けた検出部(検出センサ)が、ガイドレール部71の所定位置に設けた被検出部を検出することにより行われる。このような給餌システム70の構成により、各ストールAs…に対して給餌機72を自動で移動させ、各ストールAs…の前に設けた餌槽に、計量した所定量の飼料Bを供給することができる。

0027

次に、本実施形態に係る牛番管理方法を実施できる搾乳システム1の制御系電気系)の構成について、図3図6を参照して説明する。

0028

まず、搾乳ユニット2ax(搾乳ユニット2ay側も同じ)にはユニットコントローラ3axを搭載する。ユニットコントローラ3axは、図6に示すように、ユニットコントローラ本体部11を備え、このユニットコントローラ本体部11には、表示部5ax及び入力部13を接続するとともに、乳量計14,乳汁センサ15及び無線通信部16を接続する。さらに、電源部17を備え、この電源部17の一次側は、前述した電源用プラグ54eに接続する。ユニットコントローラ本体部11は、コンピュータ機能を備え、メモリに格納した処理プログラムに基づく一連制御処理シーケンス制御処理)をはじめ、演算処理記憶処理通信処理及び入出力処理等の各種データ処理コンピューティング処理)を実行する。

0029

これにより、ユニットコントローラ3axは、本発明に関連して、搾乳作業時に、搾乳ユニット2axが、任意の搾乳対象グループG1x…における初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛Cに係わる初回情報が、当該ユニットコントローラ3axに入力されたなら、このユニットコントローラ3ax…により、搾乳を行う搾乳対象グループG1x…のグループ管理データDg…を管理コンピュータ4から受信し、この後、グループ管理データG1x…に基づく牛番Nc…を、搾乳を行う各乳牛C…に対応させてユニットコントローラ3axの表示部5axに表示処理することができる。

0030

この場合、ユニットコントローラ本体部11,乳量計14,乳汁センサ15,無線通信部16及び電源部17は、搾乳ユニット2axに内蔵するとともに、表示部5ax及び入力部(操作部)13は、図4に示すように、搾乳ユニット2axの前面パネル21に配設する。なお、乳量計14は搾乳時の乳量を検出する機能を有するとともに、乳汁センサ15は搾乳した乳汁の品質検査する機能を有し、この乳汁センサ15には乳汁の品質(特性)が正常か否かを検出する様々なセンサを適用できる。また、表示部5axは、図4に示すデジタル表示器を使用し、搾乳処理に必要な各種データ類、例えば、リアルタイム乳量や搾乳時間等を数値で表示するとともに、搾乳処理を開始する前には、本発明に関連して、例えば、四桁の牛番Ncを表示することができる。さらに、入力部13には、搾乳開始キーをはじめ、各種入力キースイッチ類及びランプ類を配する。なお、5ayは搾乳ユニット2ay側の表示部を示す。

0031

一方、繋留牛舎Hに備える、例えば管理室には管理コンピュータ4を設置する。管理コンピュータ4は、図3に示すように、汎用コンピュータシステム80により構成することができる。汎用コンピュータシステム80は、コンピュータ本体部81と、このコンピュータ本体部81に接続したディスプレイ82,入出力部83及び無線通信部84を備える。コンピュータ本体部81は、CPU(処理部)81s,データメモリ81d及びプログラムメモリ81p等を含むコンピュータ機能を備え、プログラムメモリ81pに格納した処理プログラムに基づく各種管理処理をはじめ、演算処理,記憶処理,通信処理及び入出力処理等の各種データ処理(コンピューティング処理)を実行する。これにより、データメモリ81dには、本発明に関連して、全部のストールAs…を区画することにより、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な複数の搾乳対象グループG1x,G1y…を設定し、かつこの搾乳対象グループG1x,G1y…内における少なくとも各ストールAs…に対応させた各乳牛C…に係わる牛番データDn…をグループ管理データDg…として登録することができる。

0032

ディスプレイ82は、カラー液晶ディスプレイ等を利用できるとともに、入出力部83には、外部メディアドライブキーボードマウス等の入力部、及びプリンタ等の出力部を含む。これにより、各ストールAs…に対して二台の搾乳機2a,2bを移動させて搾乳を行う際に、無線通信部84及び各無線通信部16…を介して、各ユニットコントローラ3ax,3ayと管理コンピュータ4が通信し、牛番に対する基本的な管理を行うことができる。なお、通信方式は、特に、限定されるものではなく、例えば、Bluetooth(登録商標),無線LAN等の近距離無線通信、更には特定省電力無線通信等の双方向通信可能な各種無線通信方式及び有線通信方式を利用できる。また、管理コンピュータ4は各搾乳ユニット2ax,2ay…を認識する必要があるため、各搾乳ユニット2ax,2ay…にはID(識別コード)を設定する。このIDは、IPアドレス等の予め設定されているIDを利用してもよいし、通信時のデータにIDデータを含ませてもよい。

0033

次に、本実施形態に係る牛番管理方法に基づく搾乳システム1の動作について、図2図6を参照しつつ図1に示すフローチャートに従って説明する。

0034

最初に事前準備を行う。まず、管理コンピュータ4におけるデータメモリ81dには、本発明に従って、予め、全部のストールAs…を区画することにより、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な複数の搾乳対象グループG1x,G1y…を設定し、かつこの搾乳対象グループG1x,G1y…内における少なくとも各ストールAs…に対応させた各乳牛C…に係わる牛番データDn…をグループ管理データDg…として登録する。この搾乳対象グループG1x…の設定は、各ストールAs…の配列に基づいて設定することが望ましい。例示の場合、平行に配した二つのストール群A1,A2を備えるとともに、二台の搾乳機2a,2b(四台の搾乳ユニット2ax,2ay…)を備えるため、一例として、表1のように設定できる。このように、搾乳対象グループG1x…の設定に際し、各ストールAs…の配列に基づく設定を含ませれば、既に設置されているストールAs…の配列を直接利用できるため、作業効率向上、更には作業ミスの防止等の観点から最も合理的にグループ分けできる利点がある。

0035

例示の場合、搾乳機2a(搾乳機2b側も同じ)は、一対の搾乳ユニット2ax,2ayを搭載するため、搾乳対象グループG1xとして、ストール群A1における右位置が設定され、搾乳対象グループG1yとして、ストール群A1における左位置が設定される。また、搾乳対象グループG2xとして、ストール群A2における右位置が設定され、搾乳対象グループG2yとして、ストール群A2における左位置が設定される。

0036

事前準備が終了したなら搾乳処理作業を行う。なお、搾乳処理作業が開始するまでは、各搾乳機2a…はホームポジションPoに待機している。今、搾乳処理開始時刻になった場合を想定する。まず、任意の搾乳機、例えば、搾乳機2aを任意の搾乳対象グループ、例えば、搾乳対象グループG1xにおける初回に搾乳を行う初回搾乳位置まで移動させた場合を想定する(ステップS1)。この場合、搾乳機2aは、ストール群A1の1番目の分岐レール51sに進入する。この際、例示の搾乳機2aは、自動搬送方式のため、前述したキャリア部55に設けた検出部(検出センサ)が、ガイドレール部51の所定位置に配した被検出部を検出し、かつ所定のシーケンスプログラムに従って、前進制御停止制御後退制御が行われることにより、搾乳位置まで移動(自走)し、搾乳位置に到着したなら停止する(ステップS2)。なお、各搾乳機2a…の移動は手動搬送方式により移動させてもよい。

0037

一方、搾乳位置に到着した搾乳機2aはタップ接続が行われる。例示の場合、図5に示すように、ミルクライン52側のタップ(ミルクタップ)6に、搾乳機2a側のディストリビュータ54が接続されるとともに、この際、同時に、タップ6側に付属する電源用タップ6eと搾乳機2a側における電源用プラグ54eも接続される。これにより、搾乳機2aに対して給電が行われる(ステップS3)。この場合、搾乳機2aを自動搬送方式により移動させた場合には、搾乳位置に到着することにより自動でタップ接続が行われるとともに、手動搬送方式により移動させた場合には、作業者によりタップ接続が行われる。なお、タップ接続により給電が行われるとは、電源用タップ6e及び電源用プラグ54eを通して給電が行われる場合と、タップ接続をトリガとして、例えば、キァリア部55に搭載したバッテリから搾乳ユニット2ax(及び2ay)に給電が行われる場合の双方が含まれる。

0038

そして、搾乳ユニット2ax,2ayへの給電によりユニットコントローラ3ax,3ayが作動する。また、作業者は、初回搾乳位置における一方(右位置)の乳牛Cの牛番Ncを、この乳牛Cの搾乳を行う一方の搾乳ユニット2axのユニットコントローラ3axに入力するとともに、他方(左位置)の乳牛Cの牛番Ncを、この乳牛Cの搾乳を行う他方の搾乳ユニット2ayのユニットコントローラ3ayに入力する(ステップS4,S5)。これにより、入力した各牛番Nc…は表示部5…にそれぞれ表示される(ステップS6)。さらに、一方のユニットコントローラ3axは、入力された牛番Ncに係わる牛番データDnを管理コンピュータ(管理PC)4に送信するとともに、他方のユニットコントローラ3ayも、入力された牛番Ncに係わる牛番データDnを管理コンピュータ4に送信する(ステップS7)。

0039

管理コンピュータ4は各牛番データDn…を受信することにより、各牛番データDnが含まれている搾乳対象グループG1xに対応する右位置に係わるグループ管理データDgと左位置に係わるグループ管理データDgをデータメモリ81dから読み出す。また、読み出したグループ管理データDg…は管理コンピュータ4から送信されるため、一方のユニットコントローラ3axは、入力された牛番データDnに対応する一方(右位置)のグループ管理データDgを受信し、他方のユニットコントローラ3ayは、入力された牛番データDnに対応する他方(左位置)のグループ管理データDgを受信する(ステップS8)。なお、グループ管理データDgの受信は、管理コンピュータ4から一方的に全グループ管理データDg…を発信し、各ユニットコントローラ3ax,3ayが対応するグループ管理データDg…を選択して受信してもよい。

0040

一方、作業者は、搾乳を行うに当たり、表示部5axに表示される牛番Ncと、図5に示すように、乳牛Cの牛体()に取付けられている番号札Tに表示される牛番Ncとを参照し、牛番Ncが一致するか否かを確認する(ステップS9)。もし、牛番Ncが一致しないときは、作業者の修正操作に基づき、ユニットコントローラ3axは、表示部5axに表示される牛番Ncに係わる牛番データDnを番号札Tの牛番Ncに修正処理する(ステップS10,S11)。この場合、牛番Ncの修正処理は、作業者の入力部(操作部)13を利用した番号入力に基づく修正処理,作業者による表示部5axに表示される牛番リストからの選択に基づく修正処理,のいずれか一方又は双方により行うことができる。これにより、牛番データDnが書換えられ、別途保存される。この際、修正時に入力する数値或いは選択する牛番Ncは、基本的に、搾乳対象グループG1xが設定された上での限られた数に対する牛番Ncの修正となるため、修正は、1回又は2回程度の操作(スイッチ入力)で足り、修正作業の単純化及び容易化を図れる利点がある。

0041

牛番Ncの確認が終了したなら、作業者は、乳牛Cにティートカップ61…を装着するなどの搾乳準備を行った後、搾乳開始キーをONにする(ステップS12)。これにより、搾乳処理が行われる(ステップS13)。搾乳処理では、搾乳と同時に、乳量の測定や乳の品質(特性)の検査が行われる。搾乳処理が終了すれば、自動離脱装置の作動によりティートカップ61…の自動離脱が行われる。そして、ユニットコントローラ3axは、得られた乳量や検査結果を含む搾乳データDmを、管理コンピュータ4に送信する。この際、牛番データDnを修正した場合には、ユニットコントローラ3axにより、搾乳データDmに対して、修正した牛番データDnを付加するデータ処理を行ない、この後、修正した牛番データDnを付加した搾乳データDmを管理コンピュータ4に送信する送信処理を行う(ステップS14,S15)。これにより、管理コンピュータ4では、搾乳データDmが記録されるとともに、牛番データDnの修正処理が行われる。なお、修正した牛番データDnを付加するデータ処理は、例えば、自動離脱装置の作動開始タイミングに基づいて実行させることができる。このように、表示部5axに表示された牛番Ncが誤りのときに、作業者の修正操作により当該牛番Ncに係わる牛番データDnを修正処理し、修正後の牛番データDnを、管理コンピュータ4に送信する送信処理を行うようにすれば、グループ管理データDgの修正を確実かつ容易に行うことができる。

0042

他方、初回のストールAsにおいて、搾乳ユニット2ax,2ayによる搾乳処理が終了したなら、タップ6及び6eに対する離脱を行う(ステップS16)。そして、搾乳機2aを、次の搾乳位置となる二番目のストールAsへ移動させる。搾乳機2aが、次の搾乳位置に到達したなら、上述した初回のストールAsの場合と同様の搾乳処理作業を行う(ステップS17,S1…)。この場合、これ以後の搾乳処理作業は、一頭目の搾乳処理作業ではないため、タップ6及び6eに対するタップ接続が行われても、ユニットコントローラ2ax(ユニットコントローラ2ay側も同じ)は、既に受信しているグループ管理データDgに基づき、次に搾乳する乳牛Cの牛番Ncを表示部5axに自動で表示する表示処理を行うとともに、グループ管理データDgから、直前に搾乳の終了した牛番データDnを自動で削除する削除処理を行う(ステップS18,S19)。このような表示処理及び削除処理を行うようにすれば、乳牛C…の入れ替え等の変更がない限り、作業者は目視による確認作業で足り、余計な操作等は不要となるため、作業性の向上及び作業能率の向上に寄与できる利点がある。

0043

一方、ストール群A1における全ての分岐レール51s…に対する搾乳作業が終了すれば、搾乳機2aはホームポジションに戻る。以上の搾乳処理作業は、搾乳機2aがストール群A1に進入する場合を説明したが、搾乳機2aがストール群A2に進入する場合も上述したストール群A1に進入する場合と同様の処理が行われるとともに、搾乳機2bがストール群A1或いはA2に進入する場合も上述した搾乳機2aがストール群A1に進入する場合と同様に行われる。

0044

よって、このような本実施形態に係る搾乳システム1の牛番管理方法によれば、搾乳を行う乳牛C…と管理される牛番Nc…が一致しているか否かの確認は、表示部5a…に表示されるグループ管理データDg…上の牛番Nc…と乳牛C…の牛体に取付けられた番号札T…の牛番Nc…を作業者が目視により参照して行うことができるため、ストールAs…内の乳牛C…がどのような状態(位置や姿勢)にあっても、搾乳する乳牛C…に対する牛番の管理を誤ってしまう不具合を確実に防止できる。したがって、牛番Nc…を読取る際の確実性及び信頼性を確保できるとともに、給餌機の有無や形態に左右されることなく実施できるため、汎用性及び応用性を高めることができる。また、牛体に取付ける番号札T…は、従前からの一枚のプラスチック板等の印刷表示物で足りるため、各乳牛C…に取付ける多数のIDタグやこのIDタグから牛番を読取る牛番リーダ等は不要となる。したがって、全体の管理システムにおけるコストダウンを図ることができ、特に、管理面及び作業効率面における省力化がさほど重要な要素とならない小規模繋留牛舎等に適用して最適となる。

0045

さらに、本実施形態に係る牛番管理方法では、予め、全部のストールAs…を区画することにより、搾乳ユニット2ax…一台当たりで搾乳可能な複数の搾乳対象グループG1x…を設定し、かつこの搾乳対象グループG1x…内における少なくとも各ストールAs…に対応させた各乳牛C…に係わる牛番データDn…をグループ管理データDg…として管理コンピュータ4に登録するとともに、搾乳作業時に、任意の搾乳ユニット2ax…が任意の搾乳対象グループG1x…における初回搾乳位置に移動し、作業者により初回に搾乳する乳牛Cに係わる初回情報がユニットコントローラ3ax…に入力されたなら、このユニットコントローラ3ax…により、搾乳を行う搾乳対象グループG1x…のグループ管理データDg…を管理コンピュータ4から受信するようにしたため、複数の搾乳対象グループG1x…を設定した場合であっても、各搾乳ユニット2ax…が特定の搾乳対象グループG1x…に拘束されることがない。したがって、任意の搾乳ユニット2ax…を利用して任意の搾乳対象グループG1x…に対する搾乳が可能となり、作業の柔軟性及び効率性を高めることができる。

0046

以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の手法,構成,形状,素材,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。

0047

例えば、二列のストール群A1,A2と二台の搾乳機2a,2bにより搾乳する場合を示したが、ストール群A1…の数や搾乳機2a…の数は任意に選定できる。この場合、搾乳対象グループG1x…を設定するに際し、例えば、二列のストール群A1,A2と四台の搾乳機2a…により搾乳するような場合には、一つのストール群A1に対して一つ置きの配列を設定できるし、或いは四列のストール群A1,A2…と二台の搾乳機2a…により搾乳するような場合には、二列のストール群A1,A2の全体を搾乳対象グループG1xとして設定できる。また、1〜10番目のストールAs…を搾乳対象グループG1x、11〜20番目のストールAs…を搾乳対象グループG1yのように、他の方法により設定してよく、様々なグループ設定を行うことができる。一方、ユニットコントローラ3ax…により、表示部5ax…に表示された牛番Nc…が誤りのときに、修正した牛番Nc…に係わる牛番データDn…を、搾乳データDm…に付加するデータ処理を行い、管理コンピュータ4に送信するようにしたが、修正した牛番データDn…については、全ての搾乳が終了した後に、一括して管理コンピュータ4に送信して書換えを行うなどの方法であってもよい。なお、搾乳対象グループG1x…の設定は、全部のストールAs…を対象にしてもよいし、一部のストールAs…を対象にしてもよい。

0048

本発明に係る牛番管理方法は、搾乳ユニットのユニットコントローラと管理コンピュータが通信することにより牛番に対する管理を行う各種搾乳システムに利用できる。

0049

1:搾乳システム,2ax(2ay…):搾乳ユニット,3ax(3ay…):ユニットコントローラ,4:管理コンピュータ,5ax(5ay…):表示部,6…:タップ,C…:乳牛,As…:ストール,G1x(G1y…):搾乳対象グループ,Nc…:牛番

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