図面 (/)

技術 封緘装置

出願人 理想科学工業株式会社
発明者 内藤拓前川晃徳西畑雅博
出願日 2011年5月19日 (9年6ヶ月経過) 出願番号 2011-112642
公開日 2012年12月10日 (7年11ヶ月経過) 公開番号 2012-240310
状態 特許登録済
技術分野 その他の机上用具
主要キーワード ガイドレーン 水保持材 回動距離 位置調整モータ アームストッパ 主動ローラ 往路搬送 塗布手順
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2012年12月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

接着機能付与手段が封筒用紙接着位置に対して正確に接触して常に正しい位置で接着可能となり、構造簡素で安価となり、生産性が低下しない封緘装置を提供する。

解決手段

封筒用紙100を封筒状に折り畳んで、封筒用紙100の所定の接着位置を封緘する封緘装置であって、封筒用紙100を封筒状に折り畳む封筒用紙折り畳み手段と、封筒用紙折り畳み手段にて折り畳まれた封筒用紙100を、往路搬送方向Yへ搬送するときは正転駆動復路搬送方向Y’へ搬送するときは逆転駆動される一対の搬送ローラ61a,61bと、搬送ローラ61a,61bの逆転動作連動し、待機位置から付与位置へと回動する接着機能付与手段60とを備え、接着機能付与手段60の待機位置から付与位置までの回動距離と、付与位置から搬送ローラ61a,61bの逆転開始時における封筒用紙100の接着位置までのこの封筒用紙100の搬送距離とを等しくした。

概要

背景

従来、例えば下記特許文献1に開示される封入封緘機がある。この封入封緘機は、封筒フラップ折り目に垂直な方向に搬送し、封筒の搬送路の途中で反転ローラにより封筒の搬送を反転させ、挿入部で封筒を停止させた状態で、まず、封筒の開口部を開いて封筒の内部に内容物を挿入し、次に、内容物の挿入後にフラップの部を湿らせ、フラップを折り曲げ封緘する。この封入封緘機で使用される封筒は、図10に示すように、内容物205が収納される本体201と、本体201の開口部202から延出したフラップ203とからなる一般的な封筒200であり、フラップ203の所定の接着位置にはこの封筒200を封緘するときの接着部として、加水により接着力を発揮する糊部(再湿糊)204が設けられている。

上述したような封入封緘機の接着機能付与手段(水塗布手段)では、図11(a)に示すように、プランジャなどのアクチュエータによって上下動する水塗布部材301を備え、搬送方向Y1 に搬送される封筒200がポケット302に一旦収納され、封筒200がポケット302に収納されたことをポケット302の下部に設けられたセンサ303が検出すると水塗布部材301が上昇し、水塗布部材301の周面の一部に設けられた水保持部304がフラップ203の糊部204に接触してこの糊部204に水を塗布する。その後、糊部204に水塗布された封筒200は搬送方向Y2 に搬送され、ローラ305,305の間を通過することによりフラップ203が折り曲げられ、封緘が完了する。

また、下記特許文献2,3に開示されるような接着機能付与手段(水塗布手段)では、図11(b)に示すように、フェルトなどの水保持部材401と、ソレノイドアクチュエータにより上下動し、水保持部材401から水が転写されてフラップ203の糊部204に水塗布する水塗布部材402とを備え、搬送方向Y3 に搬送されてきた封筒200を搬送方向Y3 の下流側に設けられたセンサ403が検出すると水塗布部材402が下降し、フラップ203の糊部204に接触してこの糊部204に水を塗布する。

概要

接着機能付与手段が封筒用紙の接着位置に対して正確に接触して常に正しい位置で接着可能となり、構造簡素で安価となり、生産性が低下しない封緘装置を提供する。封筒用紙100を封筒状に折り畳んで、封筒用紙100の所定の接着位置を封緘する封緘装置であって、封筒用紙100を封筒状に折り畳む封筒用紙折り畳み手段と、封筒用紙折り畳み手段にて折り畳まれた封筒用紙100を、往路搬送方向Yへ搬送するときは正転駆動復路搬送方向Y’へ搬送するときは逆転駆動される一対の搬送ローラ61a,61bと、搬送ローラ61a,61bの逆転動作連動し、待機位置から付与位置へと回動する接着機能付与手段60とを備え、接着機能付与手段60の待機位置から付与位置までの回動距離と、付与位置から搬送ローラ61a,61bの逆転開始時における封筒用紙100の接着位置までのこの封筒用紙100の搬送距離とを等しくした。

目的

本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、接着機能付与手段が封筒用紙の接着位置に対して正確に接触して常に正しい位置で接着可能となり、構造簡素で安価となり、さらに、生産性が低下しない封緘装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

封筒用紙封筒状に折り畳んで、該封筒用紙の所定の接着位置封緘する封緘装置であって、前記封筒用紙を封筒状に折り畳む封筒用紙折り畳み手段と、前記封筒用紙折り畳み手段によって折り畳まれた前記封筒用紙を、往路搬送方向へ搬送するときは正転駆動されるとともに復路搬送方向へ搬送するときは逆転駆動される一対の搬送ローラと、前記搬送ローラの逆転動作連動し、前記封筒用紙に接触しない待機位置から前記封筒用紙の接着位置に接触する付与位置へと回動する接着機能付与手段と、を備え、前記接着機能付与手段の前記待機位置から前記付与位置までの回動距離と、前記付与位置から前記搬送ローラの逆転開始時における前記封筒用紙の前記接着位置までの該封筒用紙の搬送距離とを等しくしたことを特徴とする封緘装置。

請求項2

請求項1記載の封緘装置であって、前記待機位置に前記接着機能付与手段を保持するために、該接着機能付与手段の回動を規制するストッパ部材を備え、前記接着機能付与手段は、前記搬送ローラの正転動作と連動し、前記付与位置から前記待機位置へと回動し、前記ストッパ部材に規制されることで前記搬送ローラの正転動作との連動を解除することを特徴とする封緘装置。

請求項3

請求項2記載の封緘装置において、前記封筒用紙の前記接着位置に応じて、前記接着機能付与手段の前記待機位置から前記付与位置までの回動距離と、前記付与位置から前記搬送ローラの逆転開始時における前記封筒用紙の前記接着位置までの該封筒用紙の搬送距離とが等しくなるように、前記ストッパ部材の位置を制御する制御部を備えたことを特徴とする封緘装置。

技術分野

0001

本発明は、封筒用紙封筒状に折り畳んで、この封筒用紙の所定の接着位置封緘する封緘装置係り封筒形態ごとに異なる封筒用紙の接着位置に対して接着機能付与手段が正確に接触する封緘装置に関する。

背景技術

0002

従来、例えば下記特許文献1に開示される封入封緘機がある。この封入封緘機は、封筒をフラップ折り目に垂直な方向に搬送し、封筒の搬送路の途中で反転ローラにより封筒の搬送を反転させ、挿入部で封筒を停止させた状態で、まず、封筒の開口部を開いて封筒の内部に内容物を挿入し、次に、内容物の挿入後にフラップの部を湿らせ、フラップを折り曲げて封緘する。この封入封緘機で使用される封筒は、図10に示すように、内容物205が収納される本体201と、本体201の開口部202から延出したフラップ203とからなる一般的な封筒200であり、フラップ203の所定の接着位置にはこの封筒200を封緘するときの接着部として、加水により接着力を発揮する糊部(再湿糊)204が設けられている。

0003

上述したような封入封緘機の接着機能付与手段(水塗布手段)では、図11(a)に示すように、プランジャなどのアクチュエータによって上下動する水塗布部材301を備え、搬送方向Y1 に搬送される封筒200がポケット302に一旦収納され、封筒200がポケット302に収納されたことをポケット302の下部に設けられたセンサ303が検出すると水塗布部材301が上昇し、水塗布部材301の周面の一部に設けられた水保持部304がフラップ203の糊部204に接触してこの糊部204に水を塗布する。その後、糊部204に水塗布された封筒200は搬送方向Y2 に搬送され、ローラ305,305の間を通過することによりフラップ203が折り曲げられ、封緘が完了する。

0004

また、下記特許文献2,3に開示されるような接着機能付与手段(水塗布手段)では、図11(b)に示すように、フェルトなどの水保持部材401と、ソレノイドアクチュエータにより上下動し、水保持部材401から水が転写されてフラップ203の糊部204に水塗布する水塗布部材402とを備え、搬送方向Y3 に搬送されてきた封筒200を搬送方向Y3 の下流側に設けられたセンサ403が検出すると水塗布部材402が下降し、フラップ203の糊部204に接触してこの糊部204に水を塗布する。

先行技術

0005

特開平7−172100号公報
特開平1−310998号公報
特開平1−314197号公報

発明が解決しようとする課題

0006

図11(a),(b)に示すような水塗布手段は、共に封筒200のフラップ203に設けられた糊部204に水を塗布することを目的としているため、封筒200は水塗布部材301,401をフラップ203に接触させた状態で搬送可能となり、水塗布の位置精度は要求されない。ところが、例えば本願出願人が先に特許出願した封書作成装置(特願2010−209546号)にて使用される封筒用紙のように、糊部が封筒のフラップのような端部ではなく、封筒用紙の印刷面となる中央付近にある場合は、水塗布部材301,401を封筒に接触させたまま搬送することはできない。特に、高速処理を行う装置においては、糊部以外の位置にまで水を塗布すると印刷画像劣化してしまう。実際に、図11(a),(b)に示すような水塗布構造のように、プランジャやソレノイドを水塗布部材301,401のアクチュエータとして適用すると、水塗布部材301,401の動作のばらつきが多くなり、水塗布の位置精度は低下する。

0007

また、図11(a),(b)に示すような水塗布手段のように、水塗布部材301,401のアクチュエータをセンサ303,403によって制御する方法では、センサ303,403が封筒200を検出した後に封筒の搬送速度が変動したときには水塗布位置がずれてしまう。なお、これを防止するために、封筒200の搬送を停止して水塗布することも考えられるが、大型構造となったり、生産性が低下するなどの問題がある。さらに、電気的処理が可能なこのようなセンサ303,403は高価であるため、コストが嵩むという問題がある。

0008

そこで本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、接着機能付与手段が封筒用紙の接着位置に対して正確に接触して常に正しい位置で接着可能となり、構造簡素で安価となり、さらに、生産性が低下しない封緘装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0009

次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る請求項1記載の封緘装置は、封筒用紙100を封筒状に折り畳んで、該封筒用紙100の所定の接着位置を封緘する封緘装置3であって、
前記封筒用紙100を封筒状に折り畳む封筒用紙折り畳み手段と、
前記封筒用紙折り畳み手段によって折り畳まれた前記封筒用紙100を、往路搬送方向Yへ搬送するときは正転駆動されるとともに復路搬送方向Y’へ搬送するときは逆転駆動される一対の搬送ローラ61,61と、
前記搬送ローラ61,61の逆転動作連動し、前記封筒用紙100に接触しない待機位置から前記封筒用紙100の接着位置に接触する付与位置へと回動する接着機能付与手段60と、
を備え、
前記接着機能付与手段60の前記待機位置から前記付与位置までの回動距離Lmと、前記付与位置から前記搬送ローラ61,61の逆転開始時における前記封筒用紙100の前記接着位置までの該封筒用紙100の搬送距離とを等しくしたことを特徴としている。

0010

請求項2記載の封緘装置は、請求項1記載の封緘装置3であって、
前記待機位置に前記接着機能付与手段60を保持するために、該接着機能付与手段60の回動を規制するストッパ部材74を備え、
前記接着機能付与手段60は、前記搬送ローラ61,61の正転動作と連動し、前記付与位置から前記待機位置へと回動し、前記ストッパ部材74に規制されることで前記搬送ローラ61,61の正転動作との連動を解除することを特徴としている。

0011

請求項3記載の封緘装置は、請求項2記載の封緘装置3において、
前記封筒用紙100の前記接着位置に応じて、
前記接着機能付与手段60の前記待機位置から前記付与位置までの回動距離Lmと、前記付与位置から前記搬送ローラ61,61の逆転開始時における前記封筒用紙100の前記接着位置までの該封筒用紙100の搬送距離とが等しくなるように、前記ストッパ部材74の位置を制御する制御部94を備えたことを特徴としている。

発明の効果

0012

本発明に係る請求項1記載の封緘装置によれば、接着機能付与手段の待機位置から付与位置までの回動距離と、付与位置から搬送ローラの逆転開始時における封筒用紙の接着位置までの距離とが等しいため、接着機能付与手段の付与位置と、封筒用紙の接着位置とが常に一致するようになる。これにより、接着機能付与手段は封筒用紙の接着位置に対して正確に接触して当該位置に接着機能を付与することができる。また、このような機械的な制御による接着機能付与手段を備えたことで従来の高価なセンサやアクチュエータが不要となるため、構造簡素となり、安価となる。また、接着機能付与手段が封筒用紙の接着位置に接触するときに封筒用紙の搬送を停止する必要がないため、生産性が低下することはない。

0013

請求項2記載の封緘装置によれば、接着機能付与手段は、搬送ローラの正転動作と連動して自動的に待機位置まで回動するとともに、ストッパ部材に規制された位置(待機位置)に保持されるようになる。

0014

請求項3記載の封緘装置によれば、接着機能付与手段を封筒形態ごとに異なる接着位置に対応させることができる。

図面の簡単な説明

0015

(a)本発明の実施の形態で使用される封筒用紙の表面を示す図である。(b)同裏面を示す図である。
(a),(b),(c)同実施の形態で使用される封筒用紙に折りを加えながら内容物を包み込む折り順乃至工程を示す図である。
同実施の形態の構成と搬送される用紙の流れを矢印で示した模式的な断面図である。
同実施の形態における各部を示す機能ブロック図である。
同実施の形態における接着機能付与手段(水塗布手段)の構成を示す側面図である。
同実施の形態における接着機能付与手段(水塗布手段)の構成を示す正面図である。
同実施の形態における封書作成手順を示すフローチャートである。
(a),(b)同実施の形態における接着機能付与手順(水塗布手順)を示す説明図である。
(a),(b),(c)同実施の形態における接着機能付与手順(水塗布手順)を示す説明図である。
一般的な封筒を示す説明図(断面図)である。
従来の封緘機における水塗布手段を示す説明図(側面図)である。

実施例

0016

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
この実施の形態(封緘装置3)は、封書を作成する過程において封筒用紙100を封緘する装置であり、印刷装置2の後段に設置され、印刷装置2と共に封書作成装置1を構成している。封書作成装置1は、作成すべき封書ごとに、封筒状に折り畳まれて封筒となる用紙(封筒用紙)100と、必要に応じて折りを加えた内容物用紙30とにそれぞれ必要な印刷を施し、それぞれ異なる搬送経路で搬送しながら必要な折りを加えて最後に合流させて封筒用紙100に内容物として内容物用紙30を封入し、最終的に、封筒状となった封筒用紙100を封緘して封書として装置上部に排出する。

0017

まず、封書作成装置1で使用する封筒用紙100の形状と、これに折りを加えて封筒を作成するとともに、その内部に内容物用紙30を封入して封緘し、封書を作成する動作について説明する。なお、封筒用紙100及び内容物用紙30に対する印刷と、封筒用紙100によって内容物用紙30を包み込む動作は、実際には後に説明する印刷装置2及び封緘装置3によってそれぞれ自動的に行われる。

0018

図1(a)は封筒用紙100の表面(宛名が印刷される側)を示す図であり、図1(b)は同裏面を示す図である。この封筒用紙100は、第1紙片101、第2紙片102、第3紙片103の三つの略同形矩形の紙片が各折り線120により区画された矩形の用紙である。

0019

図1に示すように、第1紙片101の表面は封筒の裏に相当し、発送者名前住所などが印刷される。また、第1紙片101には、折り線120と平行な長辺から幅方向の両縁部に至る二本のミシン目104が開封部として設けられている。封筒を開封する場合には、このミシン目104に沿って第1紙片101の中央部分を剥がせばよい。第2紙片102の表面は封筒の表に相当し、宛名が印刷される。また、第3紙片103の表面には、その幅方向の両縁部よりも内側で、第2紙片102との折り線120に隣接する位置に、幅方向に沿った帯状パターンアラビア糊などの再湿糊110が二箇所に設けられている。再湿糊110が設けられた位置は、封筒用紙100を封緘するための接着位置となる。

0020

図1に示すように、第1乃至第3紙片101〜103の各裏面には、封筒が形成されるための所定の接着位置に感圧接着剤111が幅方向の両縁部に沿って所定のパターンで帯状に設けられている。これらの感圧接着剤111の配置パターンは、各紙片を折って封筒状に組み立てた場合に、対応する紙片同士の感圧接着剤111が互いに同じ位置となって当接するように考慮されている。なお、封筒用紙100において、第1及び第2の接着部となる再湿糊110と感圧接着剤111で囲まれた領域は、内容物用紙30が収納される領域となる。

0021

宛名や内容などを印刷した後、内容物用紙30を内包するように封筒用紙100を折り畳んで封筒を作成する。
まず、図2(a)に示すように、第2紙片102の裏面側に第3紙片103を重ね、両紙片102,103の感圧接着剤111を互いに接触させる。

0022

次に、図2(b)に示すように、第3紙片103の表面の上に、内容物用紙30を載置する。このとき、内容物用紙30は、上述した封筒の収納領域に収納可能な寸法となっている。すなわち、内容物用紙30の幅は、封筒用紙100の各紙片の両端部に印刷された感圧接着剤111の間隔よりも小さい。また、内容物用紙30の上下方向の寸法は、封筒用紙100の各紙片101〜103の上下方向の長さから再湿糊110の同方向の半分程度の長さを除いた寸法を最大としてこれよりも小さければよい。
このように、封筒に収納可能な寸法となるように内容物用紙30に折りを加える作業は、後述する封緘装置3の折り手段において、内容物用紙30を適宜の位置(好ましくは、封筒のサイズに適合するような位置)で折る制御を実行することで達成される。

0023

図2(c)において、後述する接着機能付与手段60で接着機能を付与した後、すなわち、再湿糊110に水を塗布した後、第1紙片101の裏面と第3紙片の表面とをあわせて再湿糊110と第1紙片101の裏面を接触させるとともに、両紙片101,103の各感圧接着剤111を互いに接触させる。この状態で封筒用紙100は三つ折りの封筒の形状となるが、再湿糊110及び感圧接着剤111はまだ接着されてはいない。

0024

その後、封筒用紙100の幅方向の両縁部の感圧接着剤111を挟むように圧着ローラ45を通過させる工程を経ることで各紙片の両縁部が感圧接着剤111により接着される。また、その後、封筒状となった封筒用紙100を挟持して搬送するなどの工程を経ることで第1紙片101と第3紙片103の上下方向における折りによって閉ざされていない側の縁部が再湿糊110により接着される。これにより、内容物用紙30が内包された封筒が実現される。

0025

次に、図3,4を参照して封書作成装置1(印刷装置2及び封緘装置3)の全体構成及び主要な機能の概要について説明する。なお、図3において、図中の矢印は用紙などの移動経路を示している。

0026

図3に示す封書作成装置1では、作成すべき封書ごとに処理を行う。すなわち、前記封筒用紙100と、枚葉状の用紙である内容物用紙30に対し、共通の印刷装置2を用いて適当な順序で各用紙に必要な印刷を施す。そして、印刷後の封筒用紙100及び内容物用紙30を封緘装置3に送り込み、それぞれ別系統の搬送経路で搬送しながら、封筒用紙100については封筒状となるように折りを加えるとともに、内容物用紙30についても必要に応じて折りを加えて封筒の内容物とする。そして、最終的に両者を封入封緘手段で合流させ、内容物用紙30を封筒用紙100に封入した後に封緘して装置の上部に完成した封書として揃えて排出する。

0027

図3に示すように、印刷装置2は、封筒用紙100と内容物用紙30を印刷して後段の封緘装置3へと排出する。印刷装置2は、その筐体4の内部又は側面などに複数種類被印刷体(封筒用紙100や内容物用紙30)を収納可能な複数の給紙台P(P1〜P4)を備えている。図3の例では、筐体4の側面に取り付けられた給紙台P1に封筒用紙100が収納され、筐体4の内部に設けられた給紙台P2〜P4に内容物用紙30がサイズごとなどに分けて収納されている。

0028

これらの給紙台Pから給紙された用紙は、導入路からループ状の搬送路5に送り込まれて搬送され、搬送路5の下半部に沿って下向きに所定間隔で配置された印刷手段を備えた印刷部2aによって画像が形成される。図3の例では、印刷手段として、シアンブラックマゼンタイエローの各色のインクをそれぞれ吐出する四つのインクジェットヘッドC,K,M,Yが配置されている。

0029

ループ状の搬送路5には、印刷部2aの下流の隣部に、略水平な方向で用紙をループ外に排出する第1の排出路6が分岐して設けられている。また、ループ状の搬送路5の上半部には、用紙をループ外に排出する第2の排出路7が分岐して設けられるとともに、給紙台Pからの導入路との間にスイッチバック路8が分岐して設けられている。スイッチバック路8は、搬送路5を搬送されてきた用紙を受け入れた後に逆行させて搬送路5に戻すことにより、搬送路5における用紙の上下を反転させる手段である。このスイッチバック路8を用い、用紙の面を逆転させて搬送路5を二回通過させれば、インクジェットヘッドC,K,M,Yで用紙の両面にカラー画像を形成するカラー画像印刷を行うことができる。

0030

印刷装置2の隣には、印刷装置2の第1の排出路6から送られてきた封筒用紙100や内容物用紙30を受け入れて処理し、封筒用紙100に内容物用紙30を内容物として封入してから封緘するための封緘装置3が設けられている。

0031

印刷装置2の第1の排出路6は、水平に延設された外部に突出しており、隣にある封緘装置3の筐体9内に導入されている。筐体9内では、この排出路6から、第2の搬送経路20が斜め下方に分岐しており、そのさらに下流は第1の搬送経路10の一方の経路11となって斜め下方に延設されている。

0032

第1の搬送経路10の一方の経路11は、第2の搬送経路20の一方の経路21と略平行に配置されている。第1の搬送経路10の一方の経路11は、封筒用紙100を折り手段に搬送する案内路であり、第2の搬送経路20の一方の経路21は、内容物用紙30を折り手段に搬送する案内路であり、第1の搬送経路10と第2の搬送経路20の切り替えは、第1の排出路6と第2の搬送経路20の分岐点に設けられた図示しない切替えフラップによって行う。

0033

第1の搬送経路10の一方の経路11の終端には、封筒用紙100に折りを加えて封筒の形状に作成するために第1の折り手段が設けられている。第1の折り手段には、回動自在の主折りローラA’と、これに接して回動する用紙搬送ローラD’及び第1折りローラB’が設けられている。これらのローラはゴム製であり、その幅方向の長さは封筒用紙100の幅よりも大きい。また、第1の折り手段は、折り加工をしないように切り替えられる構成になっており、封筒形態に応じて切り替えられる。なお、この切替えは図示しないガイド部材によって行われる。

0034

第1の搬送経路10の第1の折り手段の主折りローラA’と第1折りローラB’の間からは、第1の搬送経路10の他方の経路13が、上方に凸となる形状に湾曲しながら略水平方向に延設されている。封筒用紙100を搬送する第1の搬送経路10の他方の経路13の終端は、後述する封入封緘手段へと導かれている。なお、第1の折り手段は、後述する折り−封入部90を構成する。

0035

また、封緘装置3の筐体9の内部には、印刷装置2で印刷された内容物用紙30を搬送する上述した第2の搬送経路20が設けられている。第2の搬送経路20は、第1の搬送経路10よりも下方にあり、印刷装置2の第1の排出路6から略水平方向に送られた用紙を斜め下方に送る一方の経路21を備えている。

0036

この経路21の途中には、用紙搬送ローラ22と、開閉自在なゲートである整合部23が設けられており、搬送される内容物用紙30を、経路21を閉止した整合部23に留めることにより、内容物用紙30を経路21内で重ねて貯留することができるようになっている。また、この経路21の終端には、内容物用紙30に折りを加えるための折り手段が設けられている。折り手段には、回動自在な中央の主折りローラAが設けられ、さらに、第1折りローラB、第2折りローラC及び一つの用紙搬送ローラDが主折りローラAにそれぞれ回動自在に接触している。これらのローラはゴム製であり、その軸方向の長さは封筒用紙100の幅よりも大きい。なお、この折り手段は、上述した第1の折り手段と共に折り−封入部90を構成する。

0037

封緘装置3の筐体9の内部において、第2の搬送経路20は、折り手段で折られた内容物用紙30を搬送する他方の経路26を備えている。他方の経路26は、封入封緘手段において、第1の搬送経路10の他方の経路13と合流している。

0038

次に、第1の搬送経路10と第2の搬送経路20の合流点にある封入封緘手段について説明する。
封入封緘手段は、更に各部に別れており、図4に示すように、折り−封入部90と、封緘部91と、圧着−排出部92とからなる。

0039

折り−封入部90は、上述した折り手段及び第1の折り手段と共に、折られた封筒用紙100に内容物用紙30を整合させた後に折りを加えることにより、内容物用紙30を封筒用紙100内に包み込ませる封入手段を備えている。

0040

封緘部91は、封筒用紙100に必要に応じて更に折りを加える第2の折り手段を備えている。第2の折り手段である回動自在の主折りローラA”、これに接して回動する用紙搬送ローラD”、第1折りローラB”、第2折りローラC”が設けられている。これらのローラはゴム製であり、その軸方向の長さは封筒用紙100の幅よりも大きい。封筒用紙100は、必要に応じて上述した第1の折り手段である主折りローラA’及び第1折りローラB’などに折られた後に、更に第2の折り手段である主折りローラA”などに送られ、ここで封入前後の更なる折りが必要に応じて実行される。

0041

主折りローラA”と用紙搬送ローラD”の間には、下方に向いた経路46が配置されている。また、第2折りローラC”の前方には経路47が配置されている。この経路47の近傍には、封筒用紙100の接着位置となる再湿糊110に加水して接着機能を付与し、封筒用紙100を接着して封筒にするための接着機能付与手段としての水塗布手段60が設けられている。また、封緘部91は、封筒用紙100を封緘する封緘手段を備えている。

0042

封緘部91の主折りローラA”と第2折りローラC”の間には、斜め上前方に向けて傾斜した経路48が配置されている。この経路48には、封筒用紙100の搬送方向に沿って、封緘手段の一部を構成するとともに圧着手段となる圧着ローラ45が設けられている。また、第1の折り手段と第2の折り手段は、封筒用紙100を封筒状に折り畳むための封筒用紙折り畳み手段を構成している。

0043

圧着−排出部92は、圧着ローラ45と、圧着ローラ45から上方に向いて配置された経路48と、排出トレイ49とからなる。圧着ローラ45は、一対からなり、内容物用紙30が封入された封筒用紙100の幅方向の両縁部を挟持して圧力を加え、感圧接着剤111による封緘を行うことができる。封緘を終えて作成された封書は、経路48を経て、筐体9の上面に設けられた排出トレイ49に排出される。

0044

また、図4に示すように、印刷装置2は、印刷部2aを制御する制御手段としての制御部93を備えている。また、封緘装置3は、折り−封入部90、封緘部91、圧着−排出部92を統括して制御する制御手段としての制御部94とを備えている。この制御部94は、記憶部95と接続されており、記憶部95からは封筒形態の設定情報などが入力される。

0045

ここから、本発明の要旨である前述した接着機能付与手段としての水塗布手段60の構成について説明する。
図5に示すように、封緘部91は、封筒用紙折り畳み手段を構成する第2の折り手段の前方に設けられ封筒用紙100の再湿糊110に水を塗布して接着する水塗布手段60を備えている。水塗布手段60は、一対の搬送ローラ61,61と、突き当て部材65と、水供給部67と、水塗布部材70と、ストッパ部材74とを備えている。

0046

図5,6に示すように、一対の搬送ローラ61,61は、ローラ駆動源となる駆動モータM1にトルクリミッタ62を介して接続された駆動軸63に取り付けられた主動ローラ61aと、回転軸64に取り付けられ、主動ローラ61aに追従して回転する従動ローラ61bとからなる。一対の搬送ローラ61a,61bには、第2の折り手段から封筒用紙100が搬入される。なお、主動ローラ61aの回転軸となる駆動軸63がトルクリミッタ62を介して駆動モータM1に接続されているため、主動ローラ61aは、通常は封筒用紙100の往路搬送方向Yに回転(正転)するが、所定以上の負荷が加わると駆動モータM1からの駆動力が切断されて空転する。

0047

また、一対の搬送ローラ61a,61bの往路搬送方向Yの先方には、搬送ローラ61a,61bに搬入される封筒用紙100が突き当たる突き当て部材(突き当て板)65が設けられている。一対の搬送ローラ61a,61bに搬入された封筒用紙100は、往路搬送方向Yへの所定の進み量分が搬入されると突き当て板65に端部が突き当たり、その後、第2の折り手段の主折りローラA”と第2の折りローラC”の間に搬送される。また、突き当て板65は、各種の封筒形態に適応するように、封筒用紙100の往路搬送方向Y又は復路搬送方向Y’に移動可能に設けられている。なお、第2の折り手段から水塗布手段60に搬入され、水塗布手段60から第2の折りローラに搬出されるときの封筒用紙100の詳細な動作については後述する。

0048

第2の折り手段と一対の搬送ローラ61a,61bの間、及び一対の搬送ローラ61a,61bと突き当て板65の間には、封筒用紙100の搬入及び搬出をガイドするガイドレーン66が設けられている。

0049

一対の搬送ローラ61a,61bの近傍には、後述する水塗布部材70に水を供給するための水供給部67が設けられている。水供給部67は、水を溜めたタンク68と、タンクの上部に回転可能に取り付けられたフェルトなどの水保持材からなるローラ69とを備えている。水供給部67は、ローラ69がタンク内の水に浸りながら回転することで水塗布部材70に水を供給する。

0050

前述した水塗布部材としての水塗布アーム70は、主動ローラ61aの駆動軸63にトルクリミッタ71とワンウェイクラッチ72を介して取り付けられている。また、水塗布アームの先端にはフェルトなどからなる水保持部73が設けられている。水塗布アーム70は、水保持部73が水供給部67のローラ69に接触することで水供給部67から水が供給される。水塗布アーム70は、駆動軸63の回転により正転するが、駆動軸63にトルクリミッタ71を介して取り付けられているため、所定以上の負荷が加わると駆動モータM1からの駆動力が切断され、一対の搬送ローラ61a,61bの正転動作との連動が解除されて空転する。これに加えて、水塗布アーム70は、駆動軸63にワンウェイクラッチ72を介して取り付けられており、駆動軸63が逆転するとこれと同じ方向に回動する。

0051

主動ローラ61aの外周近傍には、水塗布アーム70に当接してこの水塗布アーム70の回転を規制するストッパ部材となるアームストッパ74が設けられている。アームストッパ74は、水塗布アーム70を任意の位置で回動規制するように、主動ローラ61aの外周に沿って移動可能に設けられている。また、アームストッパ74は、位置調整モータM2に接続されており、位置調整モータM2により可変された位置はストッパ位置センサ75によって検出される(図4参照)。

0052

また、アームストッパ74の位置は、位置調整モータM2を介して制御部94によって制御される。制御部94は、封筒用紙100の接着位置(再湿糊110の位置)に応じて、水塗布アーム70の待機位置から接着機能を付与するための付与位置(再湿糊110に水を塗布する位置)までの回動距離Lm(図8(b)参照)と、付与位置から搬送ローラ61a,61bの逆転開始時における封筒用紙100の接着位置までのこの封筒用紙100の搬送距離Lt−Lh(同じく、図8(b)参照)が等しくなるように、アームストッパ74の位置制御を行う。

0053

ここで、図7を参照して封書作成装置1における封書作成の手順を説明する。
図7に示すように、まず、印刷装置2に設けられた図示しない操作パネルから封筒形態の種類が選択(S1)されると、印刷が開始される(S2)。次に、封筒形態に応じたアームストッパ74の原点出しがなされ(S3)、封筒形態の種類が封緘装置3に通知される(S4)。次に、選択された封筒形態の種類から水塗布アームの待機位置が算出される(S5)。次に、内容物用紙30が印刷され、印刷された内容物用紙30が折り−封入部90へと搬入される(S6)。次に、封筒用紙100が印刷され、印刷された封筒用紙100が折り−封入部90へと搬入される(S7)。以上の手順S1から手順S7までの処理は、印刷装置2の制御部93により各部を制御して行う。

0054

次に、上記手順S5で算出された結果に応じて、水塗布アーム70の待機位置へとアームストッパ74が移動される(S8)。なお、アームストッパ74の移動は、制御部94が位置調整モータM2を駆動制御して行う。次に、折り−封入部90で封筒に内容物用紙30が封入され、封筒用紙100が封緘部91へと搬入される(S9)。次に、封緘部91に搬入された封筒用紙100は圧着−排出部92へと搬出される。手順S11において、全ての封筒が終了していれば封書作成処理終わり、次の封筒があれば、上記手順S4から処理が開始される。以上の手順S8から手順S11までの処理は、封緘装置3の制御部94により各部を制御して行う。

0055

以下、図8,9を参照して水塗布手段60による水塗布手順及び各部の動作について説明する。
図8(a)に示すように、折り手段から搬送されてきた必要な折りを加えた内容物用紙30と、封筒用紙折り畳み手段を構成する第1の折り手段から搬送されてきた封筒用紙100とが第2の折り手段で合流し、封筒用紙100と内容物用紙30は共に主折りローラA”と第1折りローラB”の間に搬送される。主折りローラA”と第1折りローラB”に搬送される封筒用紙100は、内容物用紙30を内包するように折られながら、ガイドレーン66に沿って一対の搬送ローラ61a,61bに搬入される。このとき、アームストッパ74は、印刷装置2の操作パネルから選択された封筒形態に応じて主動ローラ61aの外周近傍の所定位置に移動しており、アームストッパ74が移動した位置は水塗布アーム70の待機位置となる。また、水塗布アーム70は、主動ローラ61aの駆動軸63により往路搬送方向Yに回転(正転)するが、アームストッパ74に当接して所定以上の負荷が加わるため、駆動軸63の駆動力が切断され、搬送ローラ61a,61bの正転動作との連動が解除されて空転する。これにより、水塗布アーム70は、主動ローラ61aが往路搬送方向Yに回転を続けていても待機位置に保持される。

0056

図8(b)に示すように、ガイドレーンにガイドされながら一対の搬送ローラ61a,61bの正転により往路搬送方向Yに搬入される封筒用紙100は、その端部が突き当て板65に突き当たる。このとき、待機位置に保持されている水塗布アーム70の回動距離Lmは下記式(1)から得られる。ただし、Ltは突き当て板65から一対の搬送ローラ61a,61bのニップ位置(接着機能を付与するための付与位置)までの距離、Lhは封筒用紙100の端部から封筒用紙100に設けられた接着位置となる再湿糊110までの距離である。
Lm=Lt−Lh…(1)

0057

図9(a)に示すように、封筒用紙100の端部が突き当て板65に突き当たってなお主動ローラ61aが正転を続けることにより、封筒用紙100の反対側の端部が上向きに凸状となるように弛む。この弛んで凸状となった部分が、主折りローラA”と第2折りローラC”の間に挟まれて封筒用紙100は一対の搬送ローラ61a,61bから復路搬送方向Y’に搬出される。このとき、主動ローラ61aは、封筒用紙100が主折りローラA”と第2折りローラC”に引っ張られることにより所定以上の負荷が加わるため、駆動軸63の駆動力が切断されて封筒用紙100の搬出に追従して逆転する。すなわち、往路搬送方向Yとは逆向きの復路搬送方向Y’に回転(逆転)する。水塗布アーム70は、主動ローラ61aの逆転に連動してこれと同じ方向に回動する。水塗布アーム70は、その回動の途中で水保持部73が水供給部67のローラ69に接触して水が供給され、一対の搬送ローラ61a,61bに搬入された封筒用紙100の復路搬送方向Y’への戻り量分だけ回動したときに、搬出される封筒用紙100の再湿糊110に接触して再湿糊110に水を塗布する。

0058

図9(b)に示すように、水塗布アーム70によって再湿糊110に水が塗布された封筒用紙100は、主折りローラA”と第2折りローラC”に引っ張られて一対の搬送ローラ61a,61bから搬出され、封筒を形成するための最終的な折りを加えながら経路48に設けられた圧着ローラ45に向けて搬送される(図3参照)。

0059

図9(c)に示すように、一対の搬送ローラ61a,61bから搬出された封筒用紙100は、封筒状になりながら主折りローラA”と第2折りローラC”に搬送される。このとき、封筒用紙100は、主折りローラA”と第2折りローラC”との挟持搬送により再湿糊110が接着される。また、主動ローラ61aは、封筒用紙100が排出されたことにより無負荷となり、元の通り正転する。水塗布アーム70は、主動ローラ61aの正転に連動してこれと同じ方向に回動する。そして、水塗布アーム70は、アームストッパ74の位置まで戻り、再びアームストッパに回動が規制されて待機位置に保持される。

0060

なお、上述した実施の形態では、封緘する封筒用紙100に内容物用紙30が封入されているものを例として説明したが、封筒だけで内容物がないものであってもよい。

0061

また、上述した実施の形態では、封筒形態として三つ折りの形態について説明したが、第1の折り手段で封筒用紙100に折り加工を施すことによって、封筒用紙100の第3の紙片103側に1面を追加した四つ折りの形態にも適用することが可能である。また、上述した実施の形態では、封筒用紙100の再湿糊110が設けられている位置が接着位置であり、この位置にある再湿糊110に水を塗布することで接着機能を付与するものであるが、この接着位置に接着剤直接塗布することで接着機能を付与するものであってもよい。

0062

さらに、上述した実施の形態では、封筒用紙100を折り畳んで封筒を形成する場合について説明したが、定形、非定形を問わず、既製の封筒を使用する場合にも、上述した実施の形態によれば同等の効果を得ることができる。また、上述した実施の形態は、封筒用紙100の接着位置がどこに設けられていても、当該封筒用紙又は封筒に適用することができる。もちろん、図11に示すような一般的な封筒200に適用することも可能である。

0063

また、上述した実施の形態では、印刷装置2に接続されているが、印刷装置2としては、例えば、すでに事業所などに設置してある通常の画像形成装置などであればよい。また、画像形成装置としては、上述したように、インクジェットヘッドを用いるものでもよいし、その他の種類の画像形成手段でもよく、画像形成原理を問わない。

0064

さらに、上述した実施の形態では、封書作成装置1に内容物用紙30及び封筒用紙100として枚葉紙を使用しているが、例えばロール状の用紙を使用し、使用の都度、必要な長さに切断して供給するようにしてもよい。

0065

3…封緘装置
60…接着機能付与手段としての水塗布手段
61,61…一対の搬送ローラ
74…ストッパ部材としてのアームストッパ
100…封筒用紙
Y…(封筒用紙の)往路搬送方向
Y’…(封筒用紙の)復路搬送方向

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 岡田和也の「 アタッチメント及び接着剤用容器」が 公開されました。( 2020/09/10)

    【課題】接着剤を対象物の縁部に塗布する場合は、接着剤が対象物からはみ出さないよう塗布することができ、接着剤を対象物の縁部以外に塗布する場合には、それを阻害しないアタッチメント及び接着剤用容器を提供する... 詳細

  • 伊藤晶子の「 両面テープ剥離紙剥がし具」が 公開されました。( 2020/08/13)

    【課題】剥離紙の片面に連続して形成された粘着材を有し、市場に広く普及している幅5mm〜15mmの両面テープの剥離紙を、切り取って貼り付けた素材と両面テープの粘着材に、機能上支障のない軽微な痕跡を残すの... 詳細

  • 株式会社トンボ鉛筆の「 転写粘着テープ及び転写具」が 公開されました。( 2020/08/13)

    【課題】のり切れ性がよく、未剥離及びブロッキングが発生しにくい転写粘着テープ及び転写具を提供する。【解決手段】本発明の転写粘着テープ1は、片面に粘着部11が設けられたフィルム状の基材2をロール状に捲回... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ